JPH1124640A - インターネット情報表示装置 - Google Patents

インターネット情報表示装置

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JPH1124640A
JPH1124640A JP9172598A JP17259897A JPH1124640A JP H1124640 A JPH1124640 A JP H1124640A JP 9172598 A JP9172598 A JP 9172598A JP 17259897 A JP17259897 A JP 17259897A JP H1124640 A JPH1124640 A JP H1124640A
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video
screen
internet
video signal
line memory
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Nobuo Kuchiki
伸夫 朽木
Mitsunobu Enomoto
光伸 榎本
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速描画が可能なグラフィックエンジンを使
用して、簡易な構成によりテレビジョン番組とインター
ネット画面とを同時に表示できるインターネット情報表
示装置の提供。 【解決手段】 ビデオ信号中の映像信号を表示し、ま
た、インターネットからデータを取り込み、その映像信
号を画面17に表示するインターネット情報表示装置
1。少なくとも1フレームのメモリを有し、前記データ
を映像信号に変換するグラフィックエンジン(22a)
と、ビデオ信号の映像信号を画面の水平方向に圧縮する
ビデオ水平方向圧縮手段18と、グラフィックエンジン
(22a)が変換した映像信号を画面の水平方向に圧縮
するデータ水平方向圧縮手段(22a)と、それぞれ圧
縮された映像信号を横並びに合成する映像合成手段19
と、ビデオ信号中の映像信号、前記データから変換した
映像信号及び映像合成手段が合成した映像信号の何れか
に切替える切替手段14,23とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ信号中の映
像信号を画面に表示し、また、電話回線を通じてインタ
ーネットからデータを取り込み、映像信号に変換して画
面に表示するインターネット情報表示装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】インターネットは、世界的な規模で多数
のコンピュータが接続されたネットワークであり、それ
ぞれのコンピュータには読み出すことができる様々な情
報が蓄えられている。この情報には、電子メール、各種
プログラム及びホームページ等があり、双方向で通信す
ることができる。ホームページは、1つの情報の表紙及
び目次に当たるものであり、ホームページ上の絵(アイ
コン)及び単語を選択することにより、必要な情報を検
索していくことができる。
【0003】図10は、それぞれのコンピュータとイン
ターネットとの接続例を説明するための説明図である。
この接続例では、パーソナルコンピュータ7は、モデム
8又はターミナルアダプタを介して電話回線2に接続さ
れ、この電話回線2により、接続サービス会社であるプ
ロバイダのモデム3又はターミナルアダプタに接続され
る。モデム3は、プロバイダのコンピュータであるサー
バー4に接続されている。
【0004】サーバー4は、中継経路を設定するための
ルーター5を介してインターネット6に常時接続されて
いる。パーソナルコンピュータ7からは、必要なときに
電話をかけて、プロバイダのサーバー4経由でインター
ネット6に接続する(ダイヤルアップ接続)。近時、こ
のインターネット6にパーソナルコンピュータ7の代わ
りに接続し、その画面にインターネットの様々な情報を
表示できるインターネット情報表示装置が提案されてい
る。
【0005】ところで、インターネットでは、回線の混
み具合によっては、所望の情報源と接続するのに時間が
かかることがあり、また、インターネット情報表示装置
では、テレビジョン放送の番組とインターネットの画面
とを同時に見たいことも起こり得る。そのため、所望の
情報源と接続できるまで、テレビジョン番組とインター
ネットの画面とを同時に表示したり、また、接続動作中
に限らず、いつでもテレビジョン番組とインターネット
の画面とを同時に表示できるインターネット情報表示装
置の実現が望まれていた。
【0006】そこで、本出願人は、上述したような事情
に鑑みて、テレビジョン番組とインターネットの画面と
を同時に表示できる簡易な構成のインターネット情報表
示装置を特願平8−206222に提案している。以下
に、この本出願人が提案したインターネット情報表示装
置について説明する。
【0007】このインターネット情報表示装置とインタ
ーネットとの接続は、例えば図1に示すようになってい
る。この接続例では、リモートコントロール装置20a
により遠隔操作されるインターネット情報表示装置が、
電話回線2に接続される。インターネット情報表示装置
には、モデムが内蔵されている。電話回線2は、接続サ
ービス会社であるプロバイダのモデム3又はターミナル
アダプタに接続され、モデム3は、プロバイダのコンピ
ュータであるサーバー4に接続されている。
【0008】サーバー4は、中継経路を設定するための
ルーター5を介してインターネット6に常時接続されて
いる。インターネット情報表示装置からは、リモートコ
ントロール装置20aが操作されると、自動的に電話の
呼出し動作が行われ、プロバイダのサーバー4経由でイ
ンターネット6に接続する(ダイヤルアップ接続)。
【0009】このインターネット情報表示装置の構成
は、図2に示すブロック図のようになっており(音声関
係は省略)、アンテナ10aにより受信されたテレビジ
ョン電波がチューナ10で選局され、選局されたテレビ
ジョン電波は、映像中間周波・検波回路11によりビデ
オ信号が検波される。検波されたビデオ信号は、ビデオ
クロマ処理部12により輝度信号Y及び色差信号B−
Y,R−Yが抽出される。
【0010】抽出された輝度信号Y及び色差信号B−
Y,R−Yは、ビデオ信号処理部13により赤、緑及び
青の各色信号R,G,Bに変換される。この各色信号
R,G,Bは、切替部14を介して、RGBマトリクス
15に与えられ、各色毎にCRT17に出力される。映
像中間周波・検波回路11により検波されたビデオ信号
は、また、同期分離偏向処理部16にも与えられ、垂直
同期信号及び水平同期信号が抽出される。抽出された垂
直同期信号及び水平同期信号は、CRT17に与えら
れ、画面走査の同期信号として使用される。
【0011】ビデオ信号処理部13により変換された各
色信号R,G,Bは、また、切替部14を介して、ビデ
オ水平方向圧縮手段であるTV映像水平圧縮部18に与
えられる。TV映像水平圧縮部18は、走査線毎の映像
信号を記憶するラインメモリを有し、同期分離偏向処理
部16から与えられた水平同期信号の逓倍周波数である
4fsc(fsc=色副搬送波の周波数)の書込みクロ
ックを作成しこれにより映像信号を書込む。映像信号を
読出すときは、書込みクロックの2倍の周波数8fsc
の読出しクロックを作成しこれにより読出して、映像合
成手段である映像左右合成部19に与える。
【0012】一方、通信回線24に接続されたインター
ネット処理部22は、通信回線24経由で与えられたデ
ータから映像信号の赤、緑及び青の各色信号R,G,B
を抽出し、この各色信号R,G,Bは、切替部23を介
して、RGBマトリクス15に与えられ、各色毎にCR
T17に出力される。インターネット処理部22は、イ
ンターネットの画面のみを表示する場合は、独自に垂直
同期信号及び水平同期信号を作成し、この垂直同期信号
及び水平同期信号は、CRT17に与えられ、画面走査
の同期信号として使用される。
【0013】インターネット処理部22は、リモートコ
ントロール装置20aからの指示がある場合は、DMA
により映像信号を後述するラインメモリであるビデオF
IFO29(図11)に書込む。この場合、インターネ
ット処理部22は、TV映像水平圧縮部18から与えら
れた水平同期信号の逓倍周波数である8fscの周波数
の書込みクロックにより映像信号を書込み、8fscの
周波数の読出しクロックにより読出し、切替部23を介
して映像左右合成部19に与える。インターネット処理
部22により出力された各色信号R,G,Bは、また、
切替部23を介して、映像左右合成部19に与えられ
る。映像左右合成部19は、TV映像水平圧縮部18及
びインターネット処理部22からそれぞれ与えられた映
像信号を水平方向へ合成し、この合成した映像信号は、
RGBマトリクス15に与えられ、各色毎にCRT17
に出力される。
【0014】選局CPU20は、リモートコントロール
装置20aからの光信号、電波信号等による指示に従っ
て、チューナ10に選局指示信号を出力すると共に、イ
ンターネット処理部22との信号の授受を行い、インタ
ーネット情報表示装置を操作制御する。また、必要に応
じて、オンスクリーンディスプレイ制御部21にも指示
信号を出力して、オンスクリーンディスプレイ制御部2
1から映像信号をRGBマトリクス15に与えさせる。
【0015】図11は、インターネット処理部22の構
成を示すブロック図である。このインターネット処理部
22は、通信回線24に接続されたモデム41がCPU
38に接続され、CPU38は、バス40を介して、R
AM37、ROM39、クロック発生器26、I/Oポ
ート3−34a及びゲートアレー36と接続されてい
る。RAM37は、モデム41経由で得たデータの映像
信号その他を記憶し、ROM39は、インターネット処
理部22の処理プログラム及びこのインターネット情報
表示装置独自の画面の映像信号等を記憶している。
【0016】同期信号作成部25は、クロック発生器2
6から出力されるクロックを基にインターネット処理部
22独自の垂直同期信号及び水平同期信号を作成し、ゲ
ートアレー36に与える。クロック発生器26は、8f
scのクロックを作成し、ゲートアレー36に与える。
I/Oポート3−34aは、インターネットの画面をフ
ル表示画面に表示するモードと、テレビジョン番組及び
インターネットの画面を同時に表示するモードとの切替
信号を出力する。
【0017】ゲートアレー36は、ラインメモリである
ビデオFIFO29と、TV映像水平圧縮部18又は同
期信号作成部25から垂直同期信号及び水平同期信号を
与えられ、TV映像水平圧縮部18又はクロック発生器
26からクロックを与えられて、ビデオFIFO29の
書込み制御を行う書込み制御部27と、TV映像水平圧
縮部18又は同期信号作成部25から垂直同期信号及び
水平同期信号を与えられ、TV映像水平圧縮部18又は
クロック発生器26から読出しクロックを与えられて、
ビデオFIFO29の読出し制御を行う読出し制御部2
8とを有している。
【0018】ゲートアレー36は、また、選局CPU2
0との信号の授受を行うI/Oポート1−31と、I/
Oポート1−31からの信号及び垂直同期信号をCPU
38の割込み信号として出力する割込み制御部30と、
電話番号、ID、パスワード及び通信履歴等を記憶する
EEPROM33と信号の授受を行うI/Oポート2−
32とを有している。
【0019】読出し制御部28は、与えられた垂直同期
信号及び水平同期信号の関係から、次に表示すべきフィ
ールドがOdd又はEvenの何れであるかを判定し、
その判定結果を垂直同期信号の割込みタイミングで、割
込み制御部30によってCPU38に与える。ビデオF
IFO29から読出された各色信号R,G,Bは、それ
ぞれカラーパレット35により、精細に色付けされて、
切替部23へ出力される。
【0020】以下に、このような構成のインターネット
情報表示装置の動作を説明する。インターネット情報表
示装置は、選局CPU20により、通常のテレビジョン
として作動するモードが指定された場合、アンテナ10
aにより受信されたテレビジョン電波が、選局CPU2
0からの指示により、チューナ10で選局される。選局
されたテレビジョン電波は、映像中間周波・検波回路1
1によりビデオ信号が検波され、検波されたビデオ信号
からは、ビデオクロマ処理部12により輝度信号Y及び
色差信号B−Y,R−Yが抽出される。
【0021】抽出された輝度信号Y及び色差信号B−
Y,R−Yは、ビデオ信号処理部13により赤、緑及び
青の各色信号R,G,Bに変換される。この各色信号
R,G,Bは、切替部14を介して、RGBマトリクス
15に与えられ、各色毎にCRT17に出力される。映
像中間周波・検波回路11により検波されたビデオ信号
からは、同期分離偏向処理部16により垂直同期信号及
び水平同期信号が抽出される。抽出された垂直同期信号
及び水平同期信号は、CRT17に与えられ、各色信号
R,G,Bを画面走査する時の同期信号として使用され
る。
【0022】インターネット情報表示装置は、選局CP
U20により、インターネット情報表示装置として作動
するモードが指定された場合、CPU38が割込み制御
部30により割込みを掛けられる。CPU38は、割込
みを掛けられると、ROM39から初期画面の1画面分
の映像信号を読出し、RAM37へセットする。また、
クロック発生器26はクロックを出力させ、書込み制御
部27及び読出し制御部28に与える。また、CPU3
8は、I/Oポート3−34aから切替信号を出力し、
切替部14からの出力を停止させ、RGBマトリクス1
5への入力を切替部23とオンスクリーンディスプレイ
制御部21とからのみに切替る。
【0023】割込み制御部30は、読出し制御部28か
ら水平同期信号を与えられる都度、CPU38が内蔵す
るDMAコントローラを作動させ、DMAによりRAM
37から1走査線分の映像信号の各色信号R,G,Bを
読出させ、ビデオFIFO29に与える。ビデオFIF
O29では、この各色信号R,G,Bを、書込み制御部
27が作るタイミングによりそれぞれ書込み、読出し制
御部28が4fscの読出しクロックによりそれぞれ読
出し、読出された各色信号R,G,Bは、切替部23を
介して、RGBマトリクス15に与えられ、各色毎にC
RT17に出力される。
【0024】同期信号作成部25は、1画面表示のと
き、垂直同期信号及び水平同期信号をCRT17に与
え、これらは、各色信号R,G,Bを画面走査する時の
同期信号として使用される。このとき、DMAコントロ
ーラは、図12に示すように、CRT17の表示画面へ
の表示が始まる1ライン前(図12の右上)から、DM
Aにより映像信号の各色信号R,G,BをRAM37か
ら読出させ、CRT17の表示画面に表示されない無効
表示領域Bの期間(水平帰線期間)中に、ビデオFIF
O29への書込みを終了し、CRT17の表示画面に表
示される有効表示領域Aの期間中は、読出し制御部28
がビデオFIFO29からの読出しを行う。
【0025】また、読出し制御部28は、垂直同期信号
の割込みタイミングで、次に表示すべきフィールドがO
dd又はEvenの何れであるかの判定結果を、割込み
制御部30経由でCPU38のDMAコントローラに与
える。DMAコントローラは、この結果に従って、読出
す映像信号のRAM37内のアドレスをセットする。
【0026】上述した動作の結果、CRT17の表示画
面には、図6に示すような初期画面が表示される。操作
者が、この初期画面の「お店情報」「旅行・観光」「ニ
ュース」「学習」「娯楽」「地域と企業情報」「オリジ
ナル」「検索」「電子メール」の各絵(アイコン)の中
から、リモートコントロール装置20aを操作して、例
えば、「旅行・観光」の絵を選択し決定すると、インタ
ーネット処理部22は、初期画面のときと同様にして、
図7に示すような「旅行・観光」の選択画面を表示す
る。以下、同様にして、選択画面において選択され決定
される都度、ツリー状に選択肢に連なった同様の下位選
択画面が表示される。
【0027】リモートコントロール装置20aは、初期
画面(図6)の下部に表示された絵42のように、上面
の右端に選択釦(43)、左端に決定釦(44)、中央
部に各種の操作釦(45)を備えている。選択釦は、
「指さし手」のポインター又はカーソル等の位置を8方
向へ自在に移動させることが可能であり、決定釦が操作
されたときのポインター又はカーソル等と重なる絵(釦
形の絵も含む)又は文字列で表示される項目が選択決定
される。
【0028】選択画面において選択決定され検索が進む
と、検索された項目に関連した絵が、ROM39及びE
EPROM33から読出され表示画面に表示される。操
作者が、リモートコントロール装置20aを操作して、
この絵の中から選択決定すると、CPU38が、EEP
ROM33からプロバイダーのサーバー4の電話番号を
読出し、電話の呼出し動作を行い、プロバイダのサーバ
ー4とインターネット処理部22とが接続される。プロ
バイダのサーバー4と接続されると、選択決定された絵
に対応するURLが呼出され接続される。
【0029】接続されたURLのホームページのデータ
が通信回線24及びモデム41経由で送られて来ると、
CPU38は、このデータを映像信号に変換しRAM3
7にセットする。RAM37にセットされた映像信号
は、初期画面の場合と同様にして、表示画面に表示され
る。登録されていないURLを呼出す場合は、後述する
ブラウザのメニュー画面の「URL入力」を選択決定し
て、そのURLを入力する。電話及びURLの呼出し動
作中は、図8に示すようなブラウザのメニュー画面が上
端部に表示された基本図の中央部に、「データ読出し中
です」の表示を行う。
【0030】ここで、例えば、初期画面(図6)が表示
されているときに、選局CPU20により、通常のテレ
ビジョン番組とインターネットの画面とを同時に表示す
るモードが指定された時、インターネット情報表示装置
では、CPU38が割込み制御部30により割込みを掛
けられる。CPU38は、割込みを掛けられると、I/
Oポート3−34aから切替信号を出力し、切替部14
からの出力及び切替部23からの出力をそれぞれTV映
像水平圧縮部18へ切替える。
【0031】インターネット情報表示装置は、ビデオ信
号処理部13により赤、緑及び青の各色信号R,G,B
に変換された各色信号R,G,Bを、切替部14を介し
て、TV映像水平圧縮部18に与える。TV映像水平圧
縮部18は、同期分離偏向処理部16から与えられた水
平同期信号の逓倍周波数である4fscの書込みクロッ
クを作成しこれにより映像信号の各色信号R,G,Bを
それぞれ書込む。映像信号の各色信号R,G,Bを読出
すときは、書込みクロックの2倍の周波数8fscの読
出しクロックを作成しこれにより、各色信号R,G,B
を走査線の開始端からそれぞれ読出して、映像左右合成
部19に与える。
【0032】一方、インターネット処理部22は、通常
のテレビジョン番組とインターネットの画面とを同時に
表示するモードが指定され、CPU38が、割込みを掛
けられると、ROM39から初期画面の1画面分の映像
信号を読出し、RAM37へセットし、また、クロック
発生器26を停止させる。そして、インターネット処理
部22は、TV映像水平圧縮部18から垂直同期信号、
水平同期信号及び8fscのクロックを与えられる。
【0033】割込み制御部30は、読出し制御部28か
ら水平同期信号を与えられる都度、CPU38が内蔵す
るDMAコントローラを作動させ、DMAによりRAM
37から1走査線分の映像信号の各色信号R,G,Bを
読出させ、ビデオFIFO29に与える。ビデオFIF
O29では、この各色信号R,G,Bを、書込み制御部
27が作るタイミングによりそれぞれ書込み、読出し制
御部28が8fscの読出しクロックにより、映像信号
を走査線の中間点のタイミングから読出して、それぞれ
読出し、読出された各色信号R,G,Bは、切替部23
を介して、映像左右合成部19に与えられる。
【0034】映像左右合成部19は、TV映像水平圧縮
部18及びインターネット処理部22からそれぞれ与え
られた映像信号を水平方向へ合成し、この合成した映像
信号は、RGBマトリクス15に与えられ、各色毎にC
RT17に出力される。これにより、図9に示すよう
に、表示画面の左半分に通常のテレビジョン番組が、右
半分にインターネットの画面がそれぞれ表示される。こ
れは、インターネットの初期画面に限らず、インターネ
ットのどのような画面のときにも可能である。
【0035】割込み制御部30は、読出し制御部28か
ら垂直同期信号及び水平同期信号が与えられないとき
は、テレビジョン番組がオフされたと判断し、割込みに
よりCPU38へこのことを通知する。CPU38はこ
の通知により、クロック発生器26を作動させて、垂直
同期信号、水平同期信号及び8fscのクロックを、書
込み制御部27及び読出し制御部28に与えさせ、引き
続き、表示画面の右半分にインターネットの画面を表示
させる。通常のテレビジョン番組とインターネットの画
面とを同時に表示する2画面表示モードが指定されたと
きのインターネット情報表示装置のその他の動作は、前
述した通常のテレビジョンとして作動するモード及びイ
ンターネットの画面をフル表示画面に表示する1画面表
示モードの場合と同様であるので、説明を省略する。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】上述したインターネッ
ト情報表示装置では、DMAにより映像信号のビデオF
IFO29への書き込みを行うことにより、インターネ
ット画面の表示を実現している。しかし、有効表示領域
の走査線のライン数分、1ライン毎にDMAを繰り返す
この方式では、DMAがその期間分バス40を占有する
ことになるので、その期間CPU38はRAM37、R
OM39への書き込み、読出し、及びモデム41との通
信等外部とのアクセスができない。
【0037】ここで、1画面当たり、DMAによりバス
40が占有される時間は(1)式で示される。 H(画素)×V(ライン)×T(時間) ×P(ビット)/D(ビット) (1) 但し、H;水平画像表示サイズ V;垂直画像表示サイズ T;DMA1サイクル当たりの所要時間 P;1画素当たりの深さ D;DMAのデータサイズ
【0038】例えば、DMAのデータサイズが32ビッ
トであり、DMA1サイクル当たりの所要時間が100
nsであるシステムにおいて、水平640画素で垂直4
80ライン、1画素当たりの深さが8ビットのインター
ネット画面の表示を実現しようとすれば、1画面当たり
にDMAによりバス40が占有される時間は、(1)式
より約8msとなる。NTSC方式のフレーム周期は約
33msであることから、(8(ms)/33(m
s))×100≒24(%)の期間、CPU38は外部
とのアクセスができないことになる。
【0039】この為、CPU38は、上述した例では1
ライン毎、つまり63.5μs毎に640×100(n
s)×8(ビット)/32(ビット)=16(μs)の
期間連続して、DMAの為に通信が行えないので、CP
U38とモデム41又はターミナルアダプタとの間の通
信機能が低下する。インターネットは、通信手順がTC
P/IPであり、データの圧縮率が高い。従って、高速
モデム及び高速ISDN回線との接続により、通信のオ
ーバーランエラーが頻繁に発生する。
【0040】そこで、この問題を解決する為の提案が幾
つかなされている。その1つは、ビデオFIFO29を
本提案のように1ライン分ではなく、1フレーム分所有
する方式である。この例として、「Interfac
e」1997年3月号p71〜p81に示されたシステ
ム等がある。このシステムでは、本提案のように、表示
に合わせてDMAを1ライン毎に行う必要がないので、
サイクル・スチール・モードによるDMAを行うことが
できる。従って、DMA転送中もCPU38は他の処理
を続行することができ、上述した通信のオーバーランエ
ラーを低減させることができる。
【0041】別の1つは、システムにグラフィックエン
ジンを搭載する方式である。グラフィックエンジンは、
CPUバスインタフェースとRAMインタフェースとを
別個に有しており、フレームメモリ(RAM)をCPU
バスと独立させて備えることができる。従って、上述し
た1フレーム分のビデオFIFOを備える場合と同様
に、画面表示のタイミングに合わせてDMAを1ライン
毎に行う必要が無く、サイクル・スチール・モードによ
るDMAを行うことができる。更に、この方式は、上述
した方式に比較しても、描画処理の多くをハードウェア
であるグラフィックエンジンにより行うことができる
為、描画速度を大きく向上させる利点がある。
【0042】ところで、近時、パーソナルコンピュータ
の表示形式として、水平800画素×垂直600ライン
のSVGAサイズが利用されることが多い。従って、ホ
ームページのデザイナーも、水平解像度が800である
ことを前提にしたイメージ及びテーブルを挿入すること
がある。このホームページを水平解像度が640である
表示形式により閲覧する場合、度々水平方向にスクロー
ルさせる必要がある。この問題は、インターネット情報
表示装置においても同様であり、水平方向にスクロール
させる必要がないインターネット情報表示装置が望まれ
ている。
【0043】水平方向のスクロールを不要とするには、
映像の表示クロックの周波数を高く設定する必要があ
る。NTSC方式のテレビジョンでは、1水平期間の有
効表示領域は、1水平期間から水平ブランキング期間及
びテレビジョンのオーバースキャン期間を除いたもので
あり、約47.4μsである。従って、この期間に水平
800画素以上を表示する為には、800/47.4
(μs)≒16.9MHz以上の表示クロックが必要で
ある。更に、従来の技術として説明した、簡易な構成に
よるテレビジョン番組とインターネット画面との同時表
示機能を実現する為には、インターネットの画面のみを
表示する場合の2倍の周波数の表示クロックが必要であ
る。つまり、16.9(MHz)×2=33.8(MH
z)以上の表示クロックが必要となる。
【0044】インターネット情報表示装置に、表示画面
をVTR及びビデオプリンタに記録できるビデオ出力端
子を設けようとすれば、RGB表示データを、カラーパ
レット35(図11)の後段において復号ビデオ信号に
変調する必要がある。このとき、RGB表示データと色
副搬送波との間にインタリーブの関係が成立している必
要がある。このことから、表示クロックの周波数は、色
副搬送波の周波数(=fsc)の整数倍にしておく必要
がある。つまり、水平解像度800以上の画像を水平方
向に1画面表示させると言う条件により表示クロックを
選択するとすれば、10倍の色副搬送波周波数である3
5.79545MHzが最も望ましい。
【0045】しかし、グラフィックエンジンは、NTS
C方式の表示を行う場合、ICの性能上そのような高周
波数の表示クロックには対応できない。従って、グラフ
ィックエンジンを使用して、従来の技術として説明し
た、簡易な構成によるテレビジョン番組とインターネッ
ト画面との同時表示機能を実現することはできない。本
発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであ
り、高速描画が可能なグラフィックエンジンを使用し
て、簡易な構成によりテレビジョン番組とインターネッ
ト画面とを同時に表示できるインターネット情報表示装
置を提供すること目的とする。
【0046】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明に係る
インターネット情報表示装置は、ビデオ信号中の映像信
号を画面に表示し、また、電話回線を通じてインターネ
ットからデータを取り込み、映像信号に変換して画面に
表示するインターネット情報表示装置であって、少なく
とも1フレームのメモリを有し、前記データを映像信号
に変換するグラフィックエンジンと、前記ビデオ信号か
ら抽出した映像信号を画面の水平方向に圧縮するビデオ
水平方向圧縮手段と、前記グラフィックエンジンが変換
した映像信号を画面の水平方向に圧縮するデータ水平方
向圧縮手段と、前記ビデオ水平方向圧縮手段及び該デー
タ水平方向圧縮手段がそれぞれ圧縮した映像信号を横並
びに合成する映像合成手段と、前記ビデオ信号中の映像
信号、前記データから変換した映像信号及び前記映像合
成手段が合成した映像信号の何れかに切替える切替手段
とを備え、該切替手段が切替えた映像信号を前記画面に
表示すべくなしたことを特徴とする。
【0047】このインターネット情報表示装置では、ビ
デオ信号中の映像信号をビデオ水平方向圧縮手段が画面
の水平方向に圧縮し、インターネットから取り込んだデ
ータをグラフィックエンジンがメモリを使用して映像信
号に変換し、データ水平方向圧縮手段が、データから変
換したこの映像信号を画面の水平方向に圧縮する。そし
て、映像合成手段が、ビデオ水平方向圧縮手段及びデー
タ水平方向圧縮手段がそれぞれ圧縮した映像信号を横並
びに合成する。切替手段は、ビデオ信号中の映像信号、
データから変換した映像信号及び映像合成手段が合成し
た映像信号の何れかに切替え、この切替えられた映像信
号が画面に表示される。
【0048】これにより、グラフィックエンジンは、メ
モリをCPUバスと独立させることができ、画面表示の
タイミングに合わせてDMAを1ライン毎に行う必要が
無く、サイクル・スチール・モードによるDMAを行う
ことができるので、テレビジョン番組とインターネット
の画面とを同時にまた高速に表示できる簡易な構成のイ
ンターネット情報表示装置を実現することができる。
【0049】第2発明に係るインターネット情報表示装
置は、前記ビデオ水平方向圧縮手段及び前記データ水平
方向圧縮手段は、それぞれ走査線毎の映像信号を記憶す
るラインメモリを有し、前記データ水平方向圧縮手段
は、該ラインメモリへの書込みを制御するラインメモリ
書込み制御手段と前記ラインメモリからの読出しを制御
するラインメモリ読出し制御手段とを有し、前記ライン
メモリ書込み制御手段は、前記ビデオ信号から抽出した
水平同期信号及び垂直同期信号に基づくタイミングによ
り、また前記グラフィックエンジンが読出すクロック周
波数に一致した書込みクロックにより、前記ラインメモ
リに書込むべく制御することを特徴とする。
【0050】このインターネット情報表示装置では、ビ
デオ水平方向圧縮手段及びデータ水平方向圧縮手段は、
それぞれ走査線毎の映像信号を記憶するラインメモリを
有している。データ水平方向圧縮手段は、ラインメモリ
書込み制御手段がラインメモリへの書込みを制御し、ラ
インメモリ読出し制御手段がラインメモリからの読出し
を制御する。そして、ラインメモリ書込み制御手段は、
グラフィックエンジンがメモリに高速に書き込んだ映像
信号を、ビデオ信号から抽出した水平同期信号及び垂直
同期信号に基づくタイミングにより、またグラフィック
エンジンが読出すクロック周波数に一致した書込みクロ
ックにより、ラインメモリに書込むべく制御する。
【0051】これにより、データ水平方向圧縮手段が、
グラフィックエンジンからの映像出力をラインメモリに
より1/2に圧縮した映像信号と、ビデオ水平方向圧縮
手段が、ビデオ信号から抽出した映像信号をラインメモ
リにより1/2に圧縮した映像信号とを横並びに合成し
て、テレビジョン画面に表示することができる。
【0052】第3発明に係るインターネット情報表示装
置は、前記ラインメモリは、SVGA画像を水平方向に
1画面表示すべき容量を有し、前記ラインメモリ読出し
制御手段は、前記書込みクロックの少なくとも2倍周波
数を有する読出しクロックに基づき、前記ラインメモリ
から読出すべく制御することを特徴とする。
【0053】このインターネット情報表示装置では、ラ
インメモリは、SVGA画像を水平方向に1画面表示す
べき容量を有している。ラインメモリ読出し制御手段
は、書込みクロックの少なくとも2倍周波数を有する読
出しクロックに基づき、ラインメモリから読出すべく制
御する。これにより、NTSC方式でSVGA画像を水
平方向に1画面表示することができる。
【0054】第4発明に係るインターネット情報表示装
置は、前記ラインメモリ読出し制御手段及びラインメモ
リ書込み制御手段は、当該フレームにおける映像信号の
前記ラインメモリへの書込みを、当該フレームにおける
前記ラインメモリからの読出し開始ラインの1ライン前
の、読出し開始直後に相当する位相から開始すべく制御
し、前記ラインメモリへの書込み及び前記ラインメモリ
からの読出し間における追い越しを防止すべくなしてあ
ることを特徴とする。
【0055】このインターネット情報表示装置では、ラ
インメモリ読出し制御手段及びラインメモリ書込み制御
手段は、当該フレームにおける映像信号のラインメモリ
への書込みを、当該フレームにおけるラインメモリから
の読出し開始ラインの1ライン前の、読出し開始直後に
相当する位相から開始すべく制御する。そして、ライン
メモリへの書込み及びラインメモリからの読出し間にお
ける追い越しを防止する。これにより、追い越し等の妨
害を発生させることなく、グラフィックエンジンへの読
出し制御、ラインメモリへの書込み制御及びラインメモ
リからの書込み制御を、テレビジョン画面側の水平同期
信号、垂直同期信号及びラインロックしたクロックに同
期させることが可能になり、2つの映像信号の同期を取
る為の複雑な回路を必要としないので、テレビジョン番
組とインターネットの画面とを同時に表示できる簡易な
構成のインターネット情報表示装置を実現できる。
【0056】第5発明に係るインターネット情報表示装
置は、前記ラインメモリ読出し制御手段は、前記ライン
メモリからの読出し開始位相を調整する位相調整手段を
備え、前記ラインメモリ書込み制御手段は、該位相調整
手段が調整した読出し開始位相に合わせて、前記ライン
メモリへの書込み開始位相を変化させる位相変化手段を
備えることを特徴とする。
【0057】このインターネット情報表示装置では、ラ
インメモリ読出し制御手段は、位相調整手段がラインメ
モリからの読出し開始位相を調整する。そして、ライン
メモリ書込み制御手段は、位相変化手段が、位相調整手
段が調整した読出し開始位相に合わせて、ラインメモリ
への書込み開始位相を変化させる。これにより、画面表
示位置を調整しても、追い越し等の妨害が発生しない、
テレビジョン番組とインターネットの画面とを同時に表
示できる簡易な構成のインターネット情報表示装置を実
現できる。
【0058】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を、その実施の形
態を示す図面に基づき説明する。図1は、本発明に係る
インターネット情報表示装置とインターネットとの接続
例を説明するための説明図である。この接続例では、リ
モートコントロール装置20aにより遠隔操作されるイ
ンターネット情報表示装置1が、電話回線2に接続され
る。インターネット情報表示装置1には、モデムが内蔵
されている。電話回線2は、接続サービス会社であるプ
ロバイダのモデム3又はターミナルアダプタに接続さ
れ、モデム3は、プロバイダのコンピュータであるサー
バー4に接続されている。
【0059】サーバー4は、インターネット6に常時接
続されており、中継経路を設定するためのルーター5を
介してインターネット6に接続されている。インターネ
ット情報表示装置1からは、リモートコントロール装置
20aが操作されると、自動的に電話の呼出し動作が行
われ、プロバイダのサーバー4経由でインターネット6
に接続する(ダイヤルアップ接続)。
【0060】図2は、本発明に係るインターネット情報
表示装置の実施の形態の要部構成を示すブロック図であ
る(音声関係は省略)。このインターネット情報表示装
置1は、アンテナ10aにより受信されたテレビジョン
電波がチューナ10で選局され、選局されたテレビジョ
ン電波は、映像中間周波・検波回路11によりビデオ信
号が検波される。検波されたビデオ信号は、ビデオクロ
マ処理部12により輝度信号Y及び色差信号B−Y,R
−Yが抽出される。
【0061】抽出された輝度信号Y及び色差信号B−
Y,R−Yは、ビデオ信号処理部13により赤、緑及び
青の各色信号R,G,Bに変換される。この各色信号
R,G,Bは、切替部14を介して、RGBマトリクス
15に与えられ、各色毎にCRT17に出力される。映
像中間周波・検波回路11により検波されたビデオ信号
は、また、同期分離偏向処理部16にも与えられ、垂直
同期信号及び水平同期信号が抽出される。抽出された垂
直同期信号及び水平同期信号は、CRT17に与えら
れ、画面走査の同期信号として使用される。
【0062】ビデオ信号処理部13により変換された各
色信号R,G,Bは、また、切替部14を介して、ビデ
オ水平方向圧縮手段であるTV映像水平圧縮部18に与
えられる。TV映像水平圧縮部18は、走査線毎の映像
信号を記憶するラインメモリを有し、同期分離偏向処理
部16から与えられた水平同期信号の逓倍周波数である
4fsc(fsc=色副搬送波の周波数)の書込みクロ
ックを作成しこれにより映像信号を書込む。映像信号を
読出すときは、書込みクロックの2倍の周波数8fsc
の読出しクロックを作成しこれにより読出して、映像合
成手段である映像左右合成部19に与える。
【0063】一方、通信回線24に接続されたインター
ネット処理部22aは、通信回線24経由で与えられた
データから映像信号の赤、緑及び青の各色信号R,G,
Bを抽出し、この各色信号R,G,Bは、切替部23を
介して、RGBマトリクス15に与えられ、各色毎にC
RT17に出力される。インターネット処理部22a
は、インターネットの画面のみを表示する場合は、独自
に垂直同期信号及び水平同期信号を作成し、この垂直同
期信号及び水平同期信号は、CRT17に与えられ、画
面走査の同期信号として使用される。
【0064】インターネット処理部22aは、リモート
コントロール装置20aからの指示がある場合は、後述
するグラフィックエンジン49(図3)により映像信号
をラインメモリであるビデオFIFO52(図3)に書
込む。この場合、インターネット処理部22aは、TV
映像水平圧縮部18から与えられた水平同期信号の逓倍
周波数である8fscの周波数の1/2分周クロックを
書込みクロックとして映像信号を書込み、別途作成した
10fscの周波数のクロックに基づく読出しクロック
により読出し、切替部23を介して映像左右合成部19
に与える。
【0065】インターネット処理部22aにより出力さ
れた各色信号R,G,Bは、また、切替部23を介し
て、映像左右合成部19に与えられる。映像左右合成部
19は、TV映像水平圧縮部18及びインターネット処
理部22aからそれぞれ与えられた映像信号を水平方向
へ合成し、この合成した映像信号は、RGBマトリクス
15に与えられ、各色毎にCRT17に出力される。
【0066】選局CPU20は、リモートコントロール
装置20aからの光信号、電波信号等による指示に従っ
て、チューナ10に選局指示信号を出力すると共に、イ
ンターネット処理部22aとの信号の授受を行い、イン
ターネット情報表示装置1を操作制御する。また、必要
に応じて、オンスクリーンディスプレイ制御部21にも
指示信号を出力して、オンスクリーンディスプレイ制御
部21から映像信号をRGBマトリクス15に与えさせ
る。
【0067】図3は、インターネット処理部22aの構
成例を示すブロック図である。このインターネット処理
部22aは、通信回線24に接続されたモデム41がC
PU38に接続され、CPU38は、バス40を介し
て、RAM37、ROM39、クロック発生器26、I
/Oポート3−34a、グラフィックエンジン49及び
ゲートアレー36aと接続されている。RAM37は、
モデム41経由で得たデータの映像信号その他を記憶
し、ROM39は、インターネット処理部22aの処理
プログラム及びこのインターネット情報表示装置1独自
の画面の映像信号等を記憶している。
【0068】クロック発生器26が出力するクロックは
同期信号作成部25に与えられ、同期信号作成部25
は、与えられたクロックを基にインターネット処理部2
2a独自の垂直同期信号及び水平同期信号を作成し、ゲ
ートアレー36aに与える。クロック発生器26は、8
fscのクロックを作成し、ゲートアレー36aに与え
る。
【0069】同期信号作成部25が作成した水平同期信
号は、TV映像水平圧縮部18からの水平同期信号と共
にPLL55(フェーズロックドループ)に与えられ、
PLL55は、何れかの与えられた水平同期信号に基づ
き、10fscのラインロック(読出しクロック)を作
成し、ゲートアレー36aに与える。I/Oポート3−
34aは、インターネットの画面をフル表示画面に表示
するモードと、テレビジョン番組及びインターネットの
画面を同時に表示するモードとの切替信号を出力する。
【0070】グラフィックエンジン49は、バス40と
のインタフェース及びRAM37とのインタフェースを
別個に有しており、フレームメモリであるRAM50を
バス40に独立して有している。RAM50への描画
は、サイクル・スチール・モードによる、RAM37か
らのDMA転送により行われ、このDMA転送中もCP
Uは他の処理を続行することが出来る。
【0071】ゲートアレー36aは、TV映像水平圧縮
部18又は同期信号作成部25から垂直同期信号及び水
平同期信号を与えられ、TV映像水平圧縮部18又はク
ロック発生器26からラインロック(読出しクロック)
を与えられて、グラフィックエンジン49からの映像信
号の読出しを制御するグラフィックエンジン読出し制御
部51と、ラインメモリであるビデオFIFO52とを
有している。
【0072】ゲートアレー36aは、また、TV映像水
平圧縮部18又は同期信号作成部25から垂直同期信号
及び水平同期信号を与えられ、TV映像水平圧縮部18
又はクロック発生器26からラインロック(書込みクロ
ック)を与えられて、ビデオFIFO52の書込み制御
を行うビデオFIFO書込み制御部53と、TV映像水
平圧縮部18又は同期信号作成部25から垂直同期信号
及び水平同期信号を与えられ、PLL55からラインロ
ック(読出しクロック)を与えられて、ビデオFIFO
52の読出し制御を行うビデオFIFO読出し制御部5
4とを有している。
【0073】ゲートアレー36aは、また、選局CPU
20との信号の授受を行うI/Oポート1−31と、I
/Oポート1−31からの信号及び垂直同期信号をCP
U38の割込み信号として出力する割込み制御部30
と、電話番号、ID、パスワード及び通信履歴等を記憶
するEEPROM33と信号の授受を行うI/Oポート
2−32とを有している。
【0074】ビデオFIFO読出し制御部54は、与え
られた垂直同期信号及び水平同期信号の関係から、次に
表示すべきフィールドがOdd又はEvenの何れであ
るかを判定し、その判定結果を垂直同期信号の割込みタ
イミングで、割込み制御部30によってCPU38に与
える。ビデオFIFO読出し制御部54は、また、ビデ
オFIFO52からの1ライン毎の読出し開始を通知す
る読出し開始タイミング信号56を、グラフィックエン
ジン読出し制御部51とビデオFIFO書込み制御部5
3とに与える。ビデオFIFO52から読出された各色
信号R,G,Bは、それぞれカラーパレット35によ
り、精細に色付けされて、切替部23へ出力される。
【0075】以下に、このような構成のインターネット
情報表示装置1の動作を説明する。インターネット情報
表示装置1は、選局CPU20により、通常のテレビジ
ョンとして作動するモードが指定された場合、アンテナ
10aにより受信されたテレビジョン電波が、選局CP
U20からの指示により、チューナ10で選局される。
選局されたテレビジョン電波は、映像中間周波・検波回
路11によりビデオ信号が検波され、検波されたビデオ
信号からは、ビデオクロマ処理部12により輝度信号Y
及び色差信号B−Y,R−Yが抽出される。
【0076】抽出された輝度信号Y及び色差信号B−
Y,R−Yは、ビデオ信号処理部13により赤、緑及び
青の各色信号R,G,Bに変換される。この各色信号
R,G,Bは、切替部14を介して、RGBマトリクス
15に与えられ、各色毎にCRT17に出力される。映
像中間周波・検波回路11により検波されたビデオ信号
からは、同期分離偏向処理部16により垂直同期信号及
び水平同期信号が抽出される。抽出された垂直同期信号
及び水平同期信号は、CRT17に与えられ、各色信号
R,G,Bを画面走査する時の同期信号として使用され
る。
【0077】インターネット情報表示装置1は、選局C
PU20により、インターネット情報表示装置として作
動するモードが指定された場合、CPU38が割込み制
御部30により割込みを掛けられる。CPU38は、割
込みを掛けられると、ROM39から初期画面の1画面
分の映像信号を読出し、RAM37へセットする。ま
た、CPU38は、I/Oポート3−34aから切替信
号を出力し、切替部14からの出力を停止させ、RGB
マトリクス15への入力を切替部23とオンスクリーン
ディスプレイ制御部21とからのみに切替る。グラフィ
ックエンジン49は、サイクル・スチール・モードによ
り、RAM37からDMA転送によるRAM50(フレ
ームメモリ)への映像信号の描画を行う。このDMA転
送中もCPUは他の処理を続行することが出来る。
【0078】インターネット情報表示装置1が、インタ
ーネット情報表示装置として作動するモードであり、ま
た、インターネットの画面のみを表示する1画面表示モ
ードが指定されている場合、グラフィックエンジン読出
し制御部51は、同期信号作成部25から与えられる垂
直同期信号及び水平同期信号を基準とし、クロック発生
器26から与えられる8fscの1/2分周クロックを
読出しクロックとして、グラフィックエンジン49を介
してRAM50から1走査線分の映像信号の各色信号
R,G,Bを読出す。
【0079】インターネット情報表示装置1が、インタ
ーネット情報表示装置として作動するモードであり、ま
た、通常のテレビジョン番組とインターネットの画面と
を同時に表示する2画面表示モードが指定されている場
合、グラフィックエンジン読出し制御部51は、TV映
像水平圧縮部18から与えられる垂直同期信号及び水平
同期信号を基準とし、TV映像水平圧縮部18から与え
られる8fscの1/2分周クロックを読出しクロック
として、グラフィックエンジン49を介してRAM50
から1走査線分の映像信号の各色信号R,G,Bを読出
す。
【0080】1画面表示モード及び2画面表示モードの
何れにおいても、8fscの1/2分周クロックを読出
しクロックとするのは、前述したように、グラフィック
エンジン49がNTSC方式により読出しを行う場合、
ICの性能上、高い周波数の読出しクロックに対応でき
ない為である。グラフィックエンジン読出し制御部51
は、グラフィックエンジン49から読出した映像信号を
ビデオFIFO52に与える。
【0081】ビデオFIFO52は、従来のビデオFI
FO29(図11)と比較して大容量となっている。従
来のインターネット情報表示装置では、水平解像度が6
40程度あれば十分であったのに対して、本発明に係る
インターネット情報表示装置1では、水平解像度800
以上のSVGA画像を水平方向に1画面表示する。従っ
て、ビデオFIFO52の容量は、例えば1画素当たり
の深さを8ビットとして、800バイト以上が必要であ
る。
【0082】ビデオFIFO52への書込みは、1画面
表示モードのとき、ビデオFIFO書込み制御部53
が、同期信号作成部25から与えられる垂直同期信号及
び水平同期信号を基準とし、クロック発生器26から与
えられる8fscの1/2分周クロックを書込みクロッ
クとして、1走査線分の映像信号の各色信号R,G,B
毎に行う。一方、2画面表示モードのとき、ビデオFI
FO52への書込みは、ビデオFIFO書込み制御部5
3が、TV映像水平圧縮部18から与えられる垂直同期
信号及び水平同期信号を基準とし、この水平同期信号の
逓倍周波数である8fscの1/2分周クロックを書込
みクロックとして、1走査線分の映像信号の各色信号
R,G,B毎に行う。
【0083】ビデオFIFO52からの読出しは、水平
同期信号の逓倍周波数である10fscの周波数のクロ
ックに基づく読出しクロックにより行う。10fscの
周波数のクロックは、1画面表示モードのときには、同
期信号作成部25から与えられる水平同期信号を基準と
して、PLL55により作成され、2画面表示モードの
ときには、TV映像水平圧縮部18から与えられる水平
同期信号を基準として、PLL55により作成される。
【0084】ビデオFIFO52からの読出しは、1画
面表示モードのとき、ビデオFIFO読出し制御部54
が、同期信号作成部25から与えられる垂直同期信号及
び水平同期信号を基準とし、PLL55から与えられる
10fscの1/2分周クロックを読出しクロックとし
て、1走査線分の映像信号の各色信号R,G,B毎に行
う。
【0085】一方、2画面表示モードのとき、ビデオF
IFO52からの読出しは、ビデオFIFO読出し制御
部54が、TV映像水平圧縮部18から与えられる垂直
同期信号及び水平同期信号を基準とし、PLL55から
与えられる10fscのクロックを読出しクロックとし
て、1走査線分の映像信号の各色信号R,G,B毎に行
う。ビデオFIFO52から読出された各色信号R,
G,Bは、それぞれカラーパレット35により、精細に
色付けされ、切替部23を介して、RGBマトリクス1
5に与えられ、各色毎にCRT17に出力される。
【0086】同期信号作成部25は、1画面表示のと
き、垂直同期信号及び水平同期信号をCRT17に与
え、これらは、各色信号R,G,Bを画面走査する時の
同期信号として使用される。また、ビデオFIFO読出
し制御部54は、垂直同期信号の割込みタイミングで、
次に表示すべきフィールドがOdd又はEvenの何れ
であるかの判定結果を、割込み制御部30経由でCPU
38のDMAコントローラに与える。DMAコントロー
ラは、この結果に従って、読出す映像信号のRAM37
内のアドレスをセットする。
【0087】以上のように、グラフィックエンジン読出
し制御部51、ビデオFIFO書込み制御部53、ビデ
オFIFO読出し制御部54及びPLL55は、1画面
表示モードのとき、フリーランで発振するクロック発生
器26から与えられるクロックと、そのクロックに基づ
き同期信号作成部25から与えられる垂直同期信号及び
水平同期信号を基準として作動する。一方、2画面表示
モードのときは、TV映像水平圧縮部18がTV映像信
号から抽出した垂直同期信号及び水平同期信号と、この
水平同期信号の逓倍周波数であるクロックを基準として
作動する。
【0088】図4は、グラフィックエンジン読出し制御
部51、ビデオFIFO書込み制御部53及びビデオF
IFO読出し制御部54の各水平制御タイミングを示す
タイミングチャートである。1画面表示モードのとき、
グラフィックエンジン読出し制御部51の読出し(b)
とビデオFIFO書込み制御部53の書込み(c)と
は、ビデオFIFO読出し制御部54の読出し(d)開
始直後の位相から開始される。ビデオFIFO読出し制
御部54は、1周期前の水平同期信号(a)においてビ
デオFIFO書込み制御部53が書込んだ(c)ライン
を読出しており(d)、読出した直後にビデオFIFO
書込み制御部53が、順次、次のラインの映像信号を書
込んで行く(c)。
【0089】2画面表示モードのときも、グラフィック
エンジン読出し制御部51の読出し(f)とビデオFI
FO書込み制御部53の書込み(g)とは、ビデオFI
FO読出し制御部54の読出し(h)開始直後の位相か
ら開始されるが、ビデオFIFO読出し制御部54の読
出し(h)開始は、画面の左半部に水平圧縮されたTV
映像を挿入する為の時間分遅れる。この場合も、ビデオ
FIFO読出し制御部54は、1周期前の水平同期信号
(e)においてビデオFIFO書込み制御部53が書込
んだ(g)ラインを読出しており(h)、読出した直後
にビデオFIFO書込み制御部53が、順次、次のライ
ンの映像信号を書込んで行く(g)。
【0090】図5は、グラフィックエンジン読出し制御
部51、ビデオFIFO書込み制御部53及びビデオF
IFO読出し制御部54の各垂直制御タイミングを説明
する為の説明図である。グラフィックエンジン読出し制
御部51の読出し及びビデオFIFO書込み制御部53
の書込み(a)は、走査線1から走査線240の第1フ
ィールド、走査線241から走査線480の第2フィー
ルドの順に行われる。ビデオFIFO読出し制御部54
の読出し(b)及び画面への表示(c)は、ビデオFI
FO書込み制御部53の書込み(a)から、略走査線1
ライン分遅れて、走査線1から走査線240の第1フィ
ールド、走査線241から走査線480の第2フィール
ドの順に行われ、画面には、上から走査線1、走査線2
41、走査線2、走査線242‥‥の位置順に表示され
る(c)。
【0091】上述したような制御タイミングとしている
のは、ビデオFIFO52の書込みと読出しとの間で追
越しが発生しないようにする為である。グラフィックエ
ンジン読出し制御部51の読出し(b)(f)及びビデ
オFIFO書込み制御部53の書込み(c)(g)は、
画面表示モードによらず、グラフィックエンジン49が
NTSC方式により表示できる8fsc/2の周波数を
クロックとする。一方、ビデオFIFO読出し制御部5
4の読出しは、1画面表示モードのとき、10fsc/
2の周波数のクロックを読出しクロックとし、2画面表
示モードのとき、10fscの周波数のクロックを読出
しクロックとする。
【0092】従って、画面表示モードによらず、グラフ
ィックエンジン49からの読出し及びビデオFIFO5
2への書込みに要する時間は、ビデオFIFO52から
の読出しに要する時間より長い。この為、グラフィック
エンジン49からの読出し及びビデオFIFO52への
書込みを、ビデオFIFO52からの読出しタイミング
の1ライン前の、読出し開始直後の位相から開始するこ
とにより、ビデオFIFO52の書込みと読出しとの間
で追越しが発生しないようにしている。
【0093】CRT17に実際に表示される水平位置
は、CRT17の個々の偏向特性により異なっている。
この差を吸収すべく、生産工程においては、ビデオFI
FO52からの読出しタイミングを調整可能にしておく
必要があるが、本発明に係るインターネット情報表示装
置1においては、グラフィックエンジン49からの読出
し及びビデオFIFO52への書込みタイミングを、ビ
デオFIFO52からの読出しタイミングの直前から開
始させる為、ビデオFIFO52からの読出しタイミン
グの調整に合わせて、グラフィックエンジン49からの
読出し及びビデオFIFO52への書込みタイミングの
位相も変化させる必要がある。この為、図3において、
ビデオFIFO読出し制御部54は、ビデオFIFO5
2からの1ライン毎の読出し開始を通知する読出し開始
タイミング信号56を、グラフィックエンジン読出し制
御部51とビデオFIFO書込み制御部53とに与える
ようになっている。
【0094】上述した動作の結果、1画面表示モードの
とき、CRT17の表示画面には、図6に示すような初
期画面が表示される。操作者が、この初期画面の「お店
情報」「旅行・観光」「ニュース」「学習」「娯楽」
「地域と企業情報」「オリジナル」「検索」「電子メー
ル」の各絵(アイコン)の中から、リモートコントロー
ル装置20aを操作して、例えば、「旅行・観光」の絵
を選択し決定すると、インターネット処理部22aは、
初期画面のときと同様にして、図7に示すような「旅行
・観光」の選択画面を表示する。以下、同様にして、選
択画面において選択され決定される都度、ツリー状に選
択肢に連なった同様の下位選択画面が表示される。
【0095】リモートコントロール装置20aは、初期
画面(図6)の下部に表示された絵42のように、上面
の右端に選択釦(43)、左端に決定釦(44)、中央
部に各種の操作釦(45)を備えている。選択釦は、
「指さし手」のポインター又はカーソル等の位置を8方
向へ自在に移動させることが可能であり、決定釦が操作
されたときのポインター又はカーソル等と重なる絵(釦
形の絵も含む)又は文字列で表示される項目が選択決定
される。
【0096】選択画面において選択決定され検索が進む
と、検索された項目に関連した絵が、ROM39及びE
EPROM33から読出され表示画面に表示される。操
作者が、リモートコントロール装置20aを操作して、
この絵の中から選択決定すると、CPU38が、EEP
ROM33からプロバイダーのサーバー4の電話番号を
読出し、電話の呼出し動作を行い、プロバイダのサーバ
ー4とインターネット処理部22aとが接続される。プ
ロバイダのサーバー4と接続されると、選択決定された
絵に対応するURLが呼出され接続される。
【0097】接続されたURLのホームページのデータ
が通信回線24及びモデム41経由で送られて来ると、
CPU38は、このデータを映像信号に変換しRAM3
7にセットする。RAM37にセットされた映像信号
は、初期画面の場合と同様にして、表示画面に表示され
る。登録されていないURLを呼出す場合は、後述する
ブラウザのメニュー画面の「URL入力」を選択決定し
て、そのURLを入力する。電話及びURLの呼出し動
作中は、図8に示すようなブラウザのメニュー画面が上
端部に表示された基本図の中央部に、「データ読出し中
です」の表示を行う。
【0098】ここで、例えば、初期画面(図6)が表示
されているときに、選局CPU20により、通常のテレ
ビジョン番組とインターネットの画面とを同時に表示す
る2画面表示モードが指定されたとき、インターネット
情報表示装置1では、CPU38が割込み制御部30に
より割込みを掛けられる。CPU38は、割込みを掛け
られると、I/Oポート3−34aから切替信号を出力
し、切替部14からの出力及び切替部23からの出力を
それぞれTV映像水平圧縮部18へ切替える。
【0099】インターネット情報表示装置1は、ビデオ
信号処理部13により赤、緑及び青の各色信号R,G,
Bに変換された各色信号R,G,Bを、切替部14を介
して、TV映像水平圧縮部18に与える。TV映像水平
圧縮部18は、同期分離偏向処理部16から与えられた
水平同期信号の逓倍周波数である4fscの書込みクロ
ックを作成しこれにより映像信号の各色信号R,G,B
をそれぞれ書込む。映像信号の各色信号R,G,Bを読
出すときは、書込みクロックの2倍の周波数8fscの
読出しクロックを作成しこれにより、各色信号R,G,
Bを走査線の開始端からそれぞれ読出して、映像左右合
成部19に与える。
【0100】一方、インターネット処理部22aは、通
常のテレビジョン番組とインターネットの画面とを同時
に表示する2画面表示モードが指定され、CPU38
が、割込みを掛けられると、ROM39から初期画面の
1画面分の映像信号を読出し、RAM37へセットし、
また、クロック発生器26を停止させる。そして、イン
ターネット処理部22aは、TV映像水平圧縮部18か
ら垂直同期信号、水平同期信号及び8fscのクロック
を与えられる。ビデオFIFO52では、上述した動作
により、映像信号を走査線の中間点のタイミングから読
出し、読出された各色信号R,G,Bは、切替部23を
介して、映像左右合成部19に与えられる。
【0101】映像左右合成部19は、TV映像水平圧縮
部18及びインターネット処理部22aからそれぞれ与
えられた映像信号を水平方向へ合成し、この合成した映
像信号は、RGBマトリクス15に与えられ、各色毎に
CRT17に出力される。これにより、図9に示すよう
に、表示画面の左半分に通常のテレビジョン番組が、右
半分にインターネットの画面がそれぞれ表示される。こ
れは、インターネットの初期画面に限らず、インターネ
ットのどのような画面のときにも可能である。
【0102】割込み制御部30は、ビデオFIFO読出
し制御部54から垂直同期信号及び水平同期信号が与え
られないときは、テレビジョン番組がオフされたと判断
し、割込みによりCPU38へこのことを通知する。C
PU38はこの通知により、クロック発生器26を作動
させて、垂直同期信号、水平同期信号及び8fscのク
ロックを、ビデオFIFO書込み制御部53及びビデオ
FIFO読出し制御部54に与えさせ、引き続き、表示
画面の右半分にインターネットの画面を表示させる。そ
の他のインターネット情報表示装置1の動作は、前述し
た通常のテレビジョンとして作動するモード及びインタ
ーネットの画面をフル表示画面に表示するモードの場合
と同様であるので、説明を省略する。
【0103】
【発明の効果】第1発明に係るインターネット情報表示
装置によれば、グラフィックエンジンは、メモリをCP
Uバスと独立させることができ、画面表示のタイミング
に合わせてDMAを1ライン毎に行う必要が無く、サイ
クル・スチール・モードによるDMAを行うことができ
るので、テレビジョン番組とインターネットの画面とを
同時にまた高速に表示できる簡易な構成のインターネッ
ト情報表示装置を実現することができる。
【0104】第2発明に係るインターネット情報表示装
置によれば、データ水平方向圧縮手段が、グラフィック
エンジンからの映像出力をラインメモリにより1/2に
圧縮した映像信号と、ビデオ水平方向圧縮手段が、ビデ
オ信号から抽出した映像信号をラインメモリにより1/
2に圧縮した映像信号とを横並びに合成して、テレビジ
ョン画面に表示することができる。
【0105】第3発明に係るインターネット情報表示装
置によれば、NTSC方式でSVGA画像を水平方向に
1画面表示することができる。
【0106】第4発明に係るインターネット情報表示装
置によれば、追い越し等の妨害を発生させることなく、
グラフィックエンジンへの読出し制御、ラインメモリへ
の書込み制御及びラインメモリからの書込み制御を、テ
レビジョン画面側の水平同期信号、垂直同期信号及びラ
インロックしたクロックに同期させることが可能にな
り、2つの映像信号の同期を取る為の複雑な回路を必要
としないので、テレビジョン番組とインターネットの画
面とを同時に表示できる簡易な構成のインターネット情
報表示装置を実現できる。
【0107】第5発明に係るインターネット情報表示装
置によれば、画面表示位置を調整しても、追い越し等の
妨害が発生しない、テレビジョン番組とインターネット
の画面とを同時に表示できる簡易な構成のインターネッ
ト情報表示装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインターネット情報表示装置とイ
ンターネットとの接続例を説明するための説明図であ
る。
【図2】本発明に係るインターネット情報表示装置の実
施の形態の要部構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係るインターネット情報表示装置のイ
ンターネット処理部の構成例を示すブロック図である。
【図4】グラフィックエンジン読出し制御部、ビデオF
IFO書込み制御部及びビデオFIFO読出し制御部の
各制御タイミングを示すタイミングチャートである。
【図5】グラフィックエンジン読出し制御部、ビデオF
IFO書込み制御部及びビデオFIFO読出し制御部の
各制御タイミングを説明する為の説明図である。
【図6】インターネット情報表示装置の初期画面を説明
する為の説明図である。
【図7】「旅行・観光」の選択画面を説明する為の説明
図である。
【図8】ブラウザのメニュー画面を説明する為の説明図
である。
【図9】表示画面の左半分に通常のテレビジョン番組
が、右半分にインターネットの画面がそれぞれ表示され
た状態を説明する為の説明図である。
【図10】コンピュータとインターネットとの接続例を
説明する為の説明図である。
【図11】従来のインターネット処理部の構成例を示す
ブロック図である。
【図12】DMAコントローラが映像信号を転送する動
作を説明する為の説明図である。
【符号の説明】
1 インターネット情報表示装置 14,23 切替部(切替手段) 15 RGBマトリクス 17 CRT 18 TV映像水平圧縮部(ビデオ水平方向圧縮手段) 19 映像左右合成部(映像合成手段) 20 選局CPU 20a リモートコントロール装置 22a インターネット処理部(データ水平方向圧縮手
段) 24 通信回線(電話回線) 25 同期信号作成部 26 クロック発生器 30 割込み制御部 36a ゲートアレー 37,50 RAM 38 CPU 41 モデム 49 グラフィックエンジン 51 グラフィックエンジン読出し制御部 52 ビデオFIFO 53 ビデオFIFO書込み制御部 54 ビデオFIFO読出し制御部 55 PLL 56 読出し開始タイミング信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ信号中の映像信号を画面に表示
    し、また、電話回線を通じてインターネットからデータ
    を取り込み、映像信号に変換して画面に表示するインタ
    ーネット情報表示装置であって、 少なくとも1フレームのメモリを有し、前記データを映
    像信号に変換するグラフィックエンジンと、前記ビデオ
    信号から抽出した映像信号を画面の水平方向に圧縮する
    ビデオ水平方向圧縮手段と、前記グラフィックエンジン
    が変換した映像信号を画面の水平方向に圧縮するデータ
    水平方向圧縮手段と、前記ビデオ水平方向圧縮手段及び
    該データ水平方向圧縮手段がそれぞれ圧縮した映像信号
    を横並びに合成する映像合成手段と、前記ビデオ信号中
    の映像信号、前記データから変換した映像信号及び前記
    映像合成手段が合成した映像信号の何れかに切替える切
    替手段とを備え、該切替手段が切替えた映像信号を前記
    画面に表示すべくなしたことを特徴とするインターネッ
    ト情報表示装置。
  2. 【請求項2】 前記ビデオ水平方向圧縮手段及び前記デ
    ータ水平方向圧縮手段は、それぞれ走査線毎の映像信号
    を記憶するラインメモリを有し、前記データ水平方向圧
    縮手段は、該ラインメモリへの書込みを制御するライン
    メモリ書込み制御手段と前記ラインメモリからの読出し
    を制御するラインメモリ読出し制御手段とを有し、前記
    ラインメモリ書込み制御手段は、前記ビデオ信号から抽
    出した水平同期信号及び垂直同期信号に基づくタイミン
    グにより、また前記グラフィックエンジンが読出すクロ
    ック周波数に一致した書込みクロックにより、前記ライ
    ンメモリに書込むべく制御する請求項1記載のインター
    ネット情報表示装置。
  3. 【請求項3】 前記ラインメモリは、SVGA画像を水
    平方向に1画面表示すべき容量を有し、前記ラインメモ
    リ読出し制御手段は、前記書込みクロックの少なくとも
    2倍周波数を有する読出しクロックに基づき、前記ライ
    ンメモリから読出すべく制御する請求項2記載のインタ
    ーネット情報表示装置。
  4. 【請求項4】 前記ラインメモリ読出し制御手段及びラ
    インメモリ書込み制御手段は、当該フレームにおける映
    像信号の前記ラインメモリへの書込みを、当該フレーム
    における前記ラインメモリからの読出し開始ラインの1
    ライン前の、読出し開始直後に相当する位相から開始す
    べく制御し、前記ラインメモリへの書込み及び前記ライ
    ンメモリからの読出し間における追い越しを防止すべく
    なしてある請求項2又は3に記載のインターネット情報
    表示装置。
  5. 【請求項5】 前記ラインメモリ読出し制御手段は、前
    記ラインメモリからの読出し開始位相を調整する位相調
    整手段を備え、前記ラインメモリ書込み制御手段は、該
    位相調整手段が調整した読出し開始位相に合わせて、前
    記ラインメモリへの書込み開始位相を変化させる位相変
    化手段を備える請求項4記載のインターネット情報表示
    装置。
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