JPH11246917A - 乾留式金属回収方法及び装置 - Google Patents

乾留式金属回収方法及び装置

Info

Publication number
JPH11246917A
JPH11246917A JP5025398A JP5025398A JPH11246917A JP H11246917 A JPH11246917 A JP H11246917A JP 5025398 A JP5025398 A JP 5025398A JP 5025398 A JP5025398 A JP 5025398A JP H11246917 A JPH11246917 A JP H11246917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste material
metal
furnace
pyrolysis
storage container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5025398A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Tanaka
宏明 田中
Terunao Yoshiumi
照直 吉海
正実 ▲吉▼竹
Masami Yoshitake
Keiichi Watanabe
敬一 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP5025398A priority Critical patent/JPH11246917A/ja
Publication of JPH11246917A publication Critical patent/JPH11246917A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/141Feedstock
    • Y02P20/143Feedstock the feedstock being recycled material, e.g. plastics

Landscapes

  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Coke Industry (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】合成樹脂やゴム等の高分子材料によって被覆さ
れている被覆ケーブルや被覆電線等、金属と高分子材料
から構成されている複合製品の廃材から金属を酸化させ
ずに回収する一方、金属を回収した後のコークス、即
ち、蒸し焼きになった被覆物等の処理が容易な乾留式金
属回収方法及び装置を提供すること。 【解決手段】金属と高分子材料から構成されている複合
製品の廃材を、廃材収納容器30に収納したまま間接加
熱式熱分解炉1に格納して不活性ガスの雰囲気中で乾留
し、乾留後、炉外に取り出した廃材収納容器30内に残
っている残さを解体して金属を回収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂やゴムな
どの高分子材料で被覆されている被覆ケーブルや被覆電
線など、金属と高分子材料から構成されている複合製品
の廃材から金属を酸化させずに回収する乾留式金属回収
方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、合成樹脂やゴムなどの高分子材
料によって被覆されている被覆ケーブルや被覆電線など
の廃材は、銅やアルミニウムなどの貴重な金属有価物を
含んでいる。従来、このような金属の回収は、人力や機
械式の被覆材剥離装置によって行われていたが、廃材の
中には、例えば、ケーブル端末の金属部分や、運搬時や
ハンドリング時に押し潰されて扁平化したもの、或い
は、ジェリーケーブルのように粘性物質を含むものなど
があり、機械式の被覆材剥離装置では処理できないもの
が少なくない。
【0003】一方、ゴムやプラスチックで被覆されてい
る被覆電線や被覆ケーブル、或いは、タイヤなどの高分
子有機廃材を乾留して油分を回収する乾留式油化装置が
提案されている(特開平8−188779号公報参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この乾
留式油化装置は、ガス発生炉で熱分解させた後の残さを
ガス発生室に隣接している残さ燃焼室において外気導入
下で燃焼させるため、残さ中に含まれている金属が酸化
し、商品価値が半減する恐れがある。また、この乾留式
油化装置は、残さ燃焼室で燃焼した残さを冷却水槽で冷
却して回収するので、金属や被覆材の燃焼灰などが水で
濡れており、金属、特に、被覆材の燃焼灰の後処理が面
倒になる恐れがある。
【0005】本発明は、係る従来の問題に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、合成樹脂やゴ
ムなどの高分子材料によって被覆されている被覆ケーブ
ルや被覆電線など、金属と高分子材料から構成されてい
る複合製品の廃材から金属を酸化させずに回収する一
方、金属を回収した後のコークス、即ち、蒸し焼きにな
った被覆物などの処理が容易な乾留式金属回収方法及び
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】係る目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、金属と高分子材料から構成
されている複合製品の廃材を、廃材収納容器に収納した
まま間接加熱式熱分解炉に格納して不活性ガスの雰囲気
中で乾留し、乾留後、炉外に取り出した廃材収納容器内
に残っている残さを解体して金属を回収する構成になっ
ている。
【0007】請求項2記載の発明は、廃材の乾留が終了
した時点で間接加熱式熱分解炉内に不活性ガスを供給
し、炉内の圧力が大気圧より低くならないように保持す
る構成になっている。請求項3記載の発明は、廃材の乾
留が終了した時点で間接加熱式熱分解炉内に供給されて
いる不活性ガスの供給量を増大し、炉内の圧力が大気圧
より低くならないように保持する構成になっている。
【0008】請求項4記載の発明は、間接加熱式熱分解
炉から出た熱分解ガスを、ドラムに導入して高沸点物を
除去した後、凝縮器に導いて熱分解油を回収する構成に
なっている。請求項5記載の発明は、熱分解油を間接加
熱式熱分解炉の燃料として使用する構成になっている。
【0009】請求項6記載の発明は、金属と高分子材料
から構成されている複合製品の廃材から金属を回収する
に当り、前記廃材を廃材収納容器に収納した状態で間接
加熱式熱分解炉内に格納するようにした構成になってい
る。請求項7記載の発明は、廃材収納容器を、箱形の枠
体と、該枠体内に設けた受け皿と、前記枠体の側面に取
り付けた側板と、熱分解炉内に設置されている複数列の
支持ガイドに対応するように枠体に取り付けた複数列の
支持体と、から構成してなる構成になっている。
【0010】上記のように、請求項1記載の発明では、
金属と高分子材料から構成されている複合製品の廃材
を、廃材収納容器に収納したまま熱分解炉に格納して不
活性ガスの雰囲気中で乾留するため、廃材中に含まれて
いる金属の酸化が妨げられる。乾留後、炉外に取り出し
た廃材収納容器内に残っている残さは、高分子材料が熱
分解してコークス化しているため、コークスの部分を砕
いて金属のみを回収する。また、金属を回収した後に残
ったコークスは、埋め立て地などに埋設する。
【0011】請求項2及び3記載の発明では、上記請求
項1記載の発明による作用に加えて、熱分解炉内に外気
が侵入しないため、爆発の危険がなく、安全に操業する
ことができる。請求項4記載の発明では、上記請求項1
記載の発明による作用に加えて、高温の熱分解ガスに含
まれている高沸点の分解油を、予め、ドラムで回収する
ため、凝縮器における冷却管の閉塞を防ぐことができ
る。
【0012】請求項5記載の発明では、上記請求項1記
載の発明による作用に加えて、燃料費を節約できる。一
方、請求項6記載の発明は、金属と高分子材料から構成
されている複合製品の廃材を、廃材収納容器に収納した
状態で間接加熱式熱分解炉内に格納するため、金属回収
装置の構造がシンプルになる一方、廃材の形状などに関
係なく処理できる。
【0013】また、廃材が廃材収納容器内に収容されて
いるため、熱分解炉内に乾留による残さなどが一切残ら
ない。従って、乾留の都度、熱分解炉内を清掃する必要
がないため、休止時間を短縮でき、金属の回収を効率的
に行うことができる。また、請求項7記載の発明は、上
記請求項6記載の発明による作用に加えて、廃材収納容
器に、熱分解炉内に設置されている複数列の支持ガイド
に対応する支持体が設けられているため、熱分解炉に廃
材収納容器を簡単に出し入れできる。また、廃材収納容
器内に受け皿が設けられているため、コークスなどの固
形物が熱分解炉内にこぼれ落ちる心配がない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態を説明する。図1に示すように、この乾留式金属回
収装置は、熱分解炉設備A、熱分解油回収設備Bおよび
熱分解ガス焼却設備Cの三つの設備から構成されてい
る。熱分解炉設備Aは、窒素発生装置(図示せず)、間
接加熱式熱分解炉(以下、熱分解炉と称する)1、熱風
発生炉2、送風機3、空気圧縮機4、油供給ポンプ5、
回収油タンク6および重油タンク7から構成されてい
る。
【0015】熱分解油回収設備Bは、熱分解油タンク
(以下、熱分解油ドラムと称する)8、凝縮機9、水封
槽10、冷却塔11および冷却水ポンプ12から構成さ
れ、熱分解ガス焼却設備Cは、熱分解ガス焼却炉13お
よび送風機3から構成されている。図2に示すように、
熱分解炉1は、主として、横型の炉体14と、炉体14
の開口付近に開閉自在に取り付けた扉15と、炉体14
の外側に設けた加熱ジャケット16から構成され、各部
品の外側にそれぞれ断熱材17が取り付けられている。
【0016】図1に示すように、熱分解炉1は、酸素濃
度検出センサ18、圧力センサ19および温度センサ2
0を備え、炉体14内の酸素濃度、圧力および温度を測
定するようになっている。そして、圧力センサ19の測
定値に基づいて窒素ガス供給管21に設けられている第
1流量調整弁22が制御され、炉体14内に供給する窒
素ガスaの流量を調整するようになっている。また、温
度センサ20の測定値に基づいて油供給管23に設けら
れている第2流量調整弁24、圧縮空気供給管25に設
けられている第3流量調整弁26および送風管27に設
けられている第4流量調整弁28が、それぞれ、制御さ
れ、熱風発生炉2に供給するA重油b又は熱分解油f、
燃焼用圧縮空気cおよび熱風用空気dの供給量が、それ
ぞれ、調整されるようになっている。
【0017】なお、油供給管23から分岐した分岐管2
3′および23″には、それぞれ、図示しないバルブを
設け、燃料油を選択するようになっている。図2に示す
ように、熱分解炉1は、複数(本例の場合は、2個)の
トレーバスケット30を収容できるようになっている。
トレーバスケット30は、図4乃至図6に示すように、
パイプ製の箱形の枠体31と、枠体31の底部に設けた
オイルパン32と、枠体31の全ての側面に取り付けた
側板33と、枠体31の下面に取り付けた一対の横断面
コ字形の支持体34から構成されている。
【0018】図3に示すように、炉体14の内部には、
トレーバスケット30を支えるためのガイドローラ35
が複数列(本例の場合は、2列)設置されており、この
ガイドローラ35に対応するように、上述した支持体3
4が枠体31に取り付けられている。支持体34の横断
面は、コ字形に限らず、例えば、L字形などでもよい。
要は、支持体34がガイドローラ35から脱線しない形
状のものであればよい。また、側板33は、例えば、パ
ンチングメタルやネットなど、無数の孔や開口部を有
し、ガス抜きが可能で、かつ、廃材などの脱落を防ぐこ
とができるものであればよい。本例の場合、側板33
は、枠体31の内側に取り付けられている。
【0019】また、炉体14の内部には、トレーバスケ
ット30の転倒を防ぐため、左右一対のパイプ状のガイ
ド36が設けられている。また、図2に示すように、炉
体14の奥にストッパ37が設置されている。図1に示
すように、熱分解炉1の炉体14を出た高温の熱分解ガ
スeは、管40から熱分解油ドラム8に流入するが、熱
分解油ドラム8を通過する間に熱分解ガスeの中に含ま
れている高沸点の分解油が熱分解油ドラム8に残され
る。高沸点の分解油が除かれた熱分解ガスeは、熱分解
油ドラム8に立設させた凝縮器9を通過する間に熱分解
ガスeの中に残っている熱分解油fが凝縮し、凝縮器9
の下方にある熱分解油タンク8に流下する。
【0020】凝縮器9を出た熱分解ガスeは、管41か
ら水封槽10の水中gに放出される。水封槽10を出た
熱分解ガスeは、管42を経て熱分解ガス焼却炉13に
供給されて燃焼される。熱分解ガス焼却炉13には、ガ
ス管43を経てLPGガスhが供給される一方、管2
7′から送風機3による燃焼用空気が供給される。冷却
塔11の工水iは、冷却水ポンプ12によって凝縮器9
に供給され、その一部は、分岐管44を経て水封槽10
に供給される。また、凝縮器9に供給された工水iは、
管45を通って冷却塔11に戻される。
【0021】熱分解油ドラム8の熱分解油f(高沸点の
分解油を含む)は、管46を通って回収油タンク6に供
給される。なお、所望により管47から系外に抜き出さ
れる。一方、加熱ジャケット16を出た熱風排ガスj
は、管48を経て熱分解ガス焼却炉13に供される。な
お、図1において、符号49は工水供給管、50は熱風
供給管を示している。
【0022】次に、金属回収作業について説明する。ト
レーバスケット30内に、所定の長さに切断した被覆ケ
ーブルなどの廃材(図示せず)を所定量だけ収納した
後、当該トレーバスケット30を図示しないホークリフ
トなどの運搬手段を用いて炉体14内に格納する。その
際、トレーバスケット30の支持体34をガイドローラ
35上に乗せ、ガイドローラ35の転動を利用してトレ
ーバスケット30を炉体14の中に押し込める。
【0023】炉体14内に所定数(本例の場合は、2
個)のトレーバスケット30を格納したら熱分解炉1の
扉15を閉じる。そして、炉体14内に窒素ガスaを供
給して炉体14内の空気を追い出す。炉体14内の酸素
濃度が設定値より低下したら熱風発生炉2から熱分解炉
1の加熱ジャケット16に熱風kを供給して炉体14内
の廃材を輻射加熱する。
【0024】この際、炉体14内には、熱風を構成する
酸素が供給されないので、炉体14内を十分な不活性ガ
スの雰囲気に保持することができ、廃材中の金属の酸化
を確実に防ぐことができる。炉体14内の温度は、温度
センサ20によって監視され、設定温度(廃材の被覆材
が熱分解する温度)になるように、第2、第3、第4の
流量調整弁24,26,28が随時調整される。
【0025】廃材の熱分解が始まると、高温の熱分解ガ
スeが炉体14から熱分解油ドラム8に流入し、高温の
熱分解ガスeに含まれている高沸点の分解油が熱分解油
ドラム8に残される。高沸点の分解油が除かれた熱分解
ガスeは、熱分解油ドラム8に立設されている凝縮器9
を通過する間に熱分解ガスeの中に含まれている熱分解
油fが凝縮し、熱分解油ドラム8内に流下する。この熱
分解油f(高沸点の分解油を含む)は、副産物として回
収油タンク6に回収される。一方、凝縮器9を出た熱分
解ガスeは、水封槽10を経て熱分解ガス焼却炉13に
供給され、焼却される。
【0026】乾留時間が経過した時点で熱風発生炉2を
停止させ、炉体14を自然冷却させる。なお、所望によ
り送風機3による送風のみを継続し、炉体14を強制的
に冷却させるようにしてもよい。炉体14内の温度が低
下するしたがって炉体14内が減圧状態になるので、炉
体14内に窒素ガスaを供給し、炉体14内が減圧状態
になるのを回避すると同時に、炉体14内の可燃性ガス
を排除する。
【0027】なお、所望により廃材の乾留が終了した時
点で炉体14内に供給されている窒素ガスaの供給量を
増大し、炉体14内が減圧状態になるのを回避するよう
にしてもよい。炉体14内の温度が常温に達した時点で
熱分解炉1の扉15を開け、図7に示すように、ホーク
リフト51を用いて炉体14内のトレーバスケット30
を、順次、炉外に取り出す。そして、トレーバスケット
30に残っている残さを分別作業に供して、銅、アルミ
ニウム、鉄製などの金属を回収する。オイルパン32上
に残ったコークスなどは、埋め立て地などに埋設する。
【0028】上記の金属回収作業をバッチ式に繰り返し
行って回収油タンク6内に所定量の熱分解油fが貯蔵さ
れたら重油タンク7内のA重油bの代わりに熱分解油f
を燃料として使用する。この装置で消費できない余分な
熱分解油fは、系外に抜き出し、適宜、利用する。以上
の説明では、熱分解ガスeを熱分解ガス焼却炉13で焼
却処理する場合について説明したが、焼却する代わりに
貯蔵タンク61に貯蔵して燃料として使用してもよい。
また、被覆材が塩化ビニールの場合は、熱分解ガス焼却
炉13の手前に中和装置62を設け、熱分解ガスeを中
和処理するとよい。また、廃材は、一定の長さに切断せ
ず、ループ状に巻いたままでも処理できる。
【0029】
【実施例】実施例1 内径20cm、長さ100cmの横型管状炉を用いて原
料(被覆ケーブル)5kgを熱分解処理した結果、『表
1』に示す生成物を得た。生成物中の銅の表面は、酸化
されず、ほぼ純銅として評価できた。
【0030】なお、運転条件は、熱分解温度480℃と
し、窒素ガスを炉内に導入しながら約1時間熱分解を行
った。原料の構成比は、ポリエチレン28Wt%、加硫
ゴム3Wt%、銅50Wt%、アルミニウム4Wt%、
鉄15Wt%であった。
【0031】
【表1】
【0032】比較例1 実施例1と同一条件で試験を行った。ただし、比較のた
め、炉内に窒素ガスを供給しなかったところ、分解油、
分解ガスの収量が減少した。また、銅の表面が酸化さ
れ、品質が大幅に低下した。この原因は、空気中の酸素
によって銅の表面が酸化されたものと推察される。 比較例2 実施例1と同一条件で試験を行った。ただし、熱分解ガ
スを凝縮器に導いて熱分解油を回収する際、凝縮器の手
前(上流側)にドラムを設置しないと処理の途中で凝縮
器の閉塞が起こった。
【0033】
【発明の効果】上記のように、請求項1記載の発明によ
れば、金属と高分子材料から構成されている複合製品の
廃材を、廃材収納容器に収納したまま熱分解炉に格納し
て不活性ガスの雰囲気中で乾留するため、廃材中に含ま
れている金属の酸化を未然に防ぐことができる。また、
乾留後、炉外に取り出した廃材収納容器内に残っている
残さは、高分子材料が熱分解してコークス化しているた
め、コークスの部分を砕いて金属のみを簡単に回収する
ことができる。
【0034】また、請求項2及び3記載の発明によれ
ば、上記請求項1記載の発明による作用に加えて、熱分
解炉内に外気が侵入しないため、爆発の危険がなく、安
全に操業することができる。また、請求項4記載の発明
によれば、上記請求項1記載の発明による作用に加え
て、高温の熱分解ガスに含まれている高沸点の分解油
を、予め、ドラムで回収するため、凝縮器における冷却
管の閉塞を防ぐことができる。
【0035】また、請求項5記載の発明によれば、上記
請求項1記載の発明による作用に加えて、燃料費を節約
できる。一方、請求項6記載の発明によれば、金属と高
分子材料から構成されている複合製品の廃材を、廃材収
納容器に収納した状態で間接加熱式熱分解炉内に格納す
るため、金属回収装置の構造がシンプルになる一方、廃
材の形状などに関係なく処理できる。
【0036】また、廃材が廃材収納容器内に収容されて
いるため、熱分解炉内に乾留による残さなどが一切残ら
ない。従って、乾留の都度、熱分解炉内を清掃する必要
がないため、休止時間を短縮でき、金属の回収を効率的
に行うことができる。また、請求項7記載の発明によれ
ば、、上記請求項6記載の発明による作用に加えて、廃
材収納容器に、熱分解炉内に設置されている複数列の支
持ガイドに対応する支持体が設けられているため、熱分
解炉に廃材収納容器を簡単に出し入れできる。また、廃
材収納容器内に受け皿が設けられているため、コークス
などの固形物が熱分解炉内にこぼれ落ちる心配がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る乾留式金属回収方法の実施に用い
る装置の系統図である。
【図2】熱分解炉の断面図である。
【図3】図2の III−III 断面図である。
【図4】トレーバスケットの正面図である。
【図5】トレーバスケットの平面図である。
【図6】トレーバスケットの側面図である。
【図7】ホークリフトによって熱分解炉からトレーバス
ケットを引き出す様子を示す説明図である。
【符号の説明】
1 間接加熱式熱分解炉 30 廃材収
納容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲吉▼竹 正実 千葉県市原市八幡海岸通1番地 三井造船 株式会社千葉事業所内 (72)発明者 渡辺 敬一 千葉県市原市八幡海岸通1番地 三井造船 株式会社千葉事業所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属と高分子材料から構成されている複
    合製品の廃材を、廃材収納容器に収納したまま間接加熱
    式熱分解炉に格納して不活性ガスの雰囲気中で乾留し、
    乾留後、炉外に取り出した廃材収納容器内に残っている
    残さを解体して金属を回収する乾留式金属回収方法。
  2. 【請求項2】 廃材の乾留が終了した時点で間接加熱式
    熱分解炉内に不活性ガスを供給し、炉内の圧力が大気圧
    より低くならないように保持する請求項1記載の乾留式
    金属回収方法。
  3. 【請求項3】 廃材の乾留が終了した時点で間接加熱式
    熱分解炉内に供給されている不活性ガスの供給量を増大
    し、炉内の圧力が大気圧より低くならないように保持す
    る請求項1記載の乾留式金属回収方法。
  4. 【請求項4】 間接加熱式熱分解炉から出た熱分解ガス
    を、ドラムに導入して高沸点物を除去した後、凝縮器に
    導いて熱分解油を回収する請求項1記載の乾留式金属回
    収方法。
  5. 【請求項5】 熱分解油を間接加熱式熱分解炉の燃料と
    して用いる請求項4記載の乾留式金属回収方法。
  6. 【請求項6】 金属と高分子材料から構成されている複
    合製品の廃材から金属を回収するに当り、前記廃材を廃
    材収納容器に収納した状態で間接加熱式熱分解炉内に格
    納するようにした乾留式金属回収装置。
  7. 【請求項7】 廃材収納容器を、箱形の枠体と、該枠体
    内に設けた受け皿と、前記枠体の側面に取り付けた側板
    と、熱分解炉内に設置されている複数列の支持ガイドに
    対応するように枠体に取り付けた複数列の支持体と、か
    ら構成してなる請求項6記載の乾留式金属回収装置。
JP5025398A 1998-03-03 1998-03-03 乾留式金属回収方法及び装置 Withdrawn JPH11246917A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5025398A JPH11246917A (ja) 1998-03-03 1998-03-03 乾留式金属回収方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5025398A JPH11246917A (ja) 1998-03-03 1998-03-03 乾留式金属回収方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11246917A true JPH11246917A (ja) 1999-09-14

Family

ID=12853827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5025398A Withdrawn JPH11246917A (ja) 1998-03-03 1998-03-03 乾留式金属回収方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11246917A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002146096A (ja) * 2000-11-16 2002-05-22 Toshiba Corp 廃プラスチック処理装置
JP2002371284A (ja) * 2001-06-18 2002-12-26 Hokuriku Electric Power Co Inc:The 炭化装置
JP2011220591A (ja) * 2010-04-07 2011-11-04 Chubu Electric Power Co Inc 空気圧縮機排熱回収システム
KR101377252B1 (ko) * 2011-08-11 2014-03-26 주식회사 예스윈 폐 수지 및 카본으로부터 귀금속 회수장치
KR102591466B1 (ko) * 2023-03-24 2023-10-19 박철원 폐도금랙의 재활용방법
JP2024159883A (ja) * 2023-01-26 2024-11-08 株式会社タナベ 加熱装置、ガス処理装置及び金属回収システム
KR102768477B1 (ko) * 2024-06-10 2025-02-25 전형조 폐전선 활용 구리 및 열분해유 분리 장치와 이를 이용한 구리 및 열분해유 분리 방법

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002146096A (ja) * 2000-11-16 2002-05-22 Toshiba Corp 廃プラスチック処理装置
JP2002371284A (ja) * 2001-06-18 2002-12-26 Hokuriku Electric Power Co Inc:The 炭化装置
JP2011220591A (ja) * 2010-04-07 2011-11-04 Chubu Electric Power Co Inc 空気圧縮機排熱回収システム
KR101377252B1 (ko) * 2011-08-11 2014-03-26 주식회사 예스윈 폐 수지 및 카본으로부터 귀금속 회수장치
JP2024159883A (ja) * 2023-01-26 2024-11-08 株式会社タナベ 加熱装置、ガス処理装置及び金属回収システム
KR102591466B1 (ko) * 2023-03-24 2023-10-19 박철원 폐도금랙의 재활용방법
KR102768477B1 (ko) * 2024-06-10 2025-02-25 전형조 폐전선 활용 구리 및 열분해유 분리 장치와 이를 이용한 구리 및 열분해유 분리 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2890763B1 (en) Process and system for whole tyres and plastic composites pyrolysis to fuel conversion and compund recovery
US4401463A (en) Process for the recovery of metals from the scrap from nickel-cadmium electric storage batteries
EP2454341B1 (en) Process and apparatus for decomposing rubber products through pyrolysis
DE4112593C2 (de) Verfahren und Anlage zum thermischen Aufbereiten von mit organischen Komponenten verunreinigten Metallschrott
US4401513A (en) Apparatus for pyrolyzing shredded tires
JP2012505931A (ja) 各種の有機材料の熱分解用装置および方法
GB2084182A (en) Conversion of unwanted tyres to liquid and gaseous materials
JP2008222901A (ja) 炭素化装置
US20210184284A1 (en) Method to open up electro chemical energy storage devices and thermal treatment system
US5678496A (en) Method and plant for the pyrolytic treatment of waste containing organic material, particularly for treating municipal solid waste
EP0539352B1 (de) Verfahren zum Entsorgen von organischen und anorganischen Stoffen
JPH11246917A (ja) 乾留式金属回収方法及び装置
KR100897521B1 (ko) 폐전선의 재활용 장치 및 그 방법
KR100679781B1 (ko) 폐기물 처리 방법 및 장치
CA2888353C (en) Apparatus and method for material treatment of raw materials
RU2251483C2 (ru) Способ переработки изношенных шин и устройство для его реализации
HU205775B (en) Process and equipment for converting burnable impurities and wastes into pure energy and usable product
CA1166593A (en) Apparatus for pyrolyzing shredded tires
US20250177941A1 (en) System for carbonizing organic material
FR2705103A1 (fr) Procédé et installation pour le traitement par thermolyse sous vide de produits solides, avec séparation et récupération en continu d'une fraction liquide de ces produits.
JP4079549B2 (ja) 廃ケーブル処理方法及び装置
RU2816135C1 (ru) Реактор пиролиза шин
JP3561310B2 (ja) 乾留式油化装置
CN113631860A (zh) 用于城市固体废弃物的高级热化学转化处理的方法和反应器
FR2718981A1 (fr) Installation pour le traitement de déchets hétérogènes par oxydation en voie humide mise en Óoeuvre au moyen d'un autoclave.

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050510