JPH11246959A - 鋼管の溶融亜鉛めっき方法 - Google Patents
鋼管の溶融亜鉛めっき方法Info
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- JPH11246959A JPH11246959A JP4920498A JP4920498A JPH11246959A JP H11246959 A JPH11246959 A JP H11246959A JP 4920498 A JP4920498 A JP 4920498A JP 4920498 A JP4920498 A JP 4920498A JP H11246959 A JPH11246959 A JP H11246959A
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Landscapes
- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明方法は、鋼管の溶融亜鉛めっきに際
し、鋼管を予熱してめっきを施すことによって、生産性
等を向上することのできる鋼管の溶融亜鉛めっき方法を
提供する。 【解決手段】 定尺寸法長さに切断した鋼管を100〜
600℃に予熱した後、430〜480℃の溶融亜鉛め
っき浴中に20〜100秒浸漬してめっきを施し、次い
で、溶融亜鉛めっき浴中のめっき鋼管を引き上げ、めっ
き鋼管の外面めっき付着量を制御する鋼管の溶融亜鉛め
っき方法である。
し、鋼管を予熱してめっきを施すことによって、生産性
等を向上することのできる鋼管の溶融亜鉛めっき方法を
提供する。 【解決手段】 定尺寸法長さに切断した鋼管を100〜
600℃に予熱した後、430〜480℃の溶融亜鉛め
っき浴中に20〜100秒浸漬してめっきを施し、次い
で、溶融亜鉛めっき浴中のめっき鋼管を引き上げ、めっ
き鋼管の外面めっき付着量を制御する鋼管の溶融亜鉛め
っき方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明方法は、鋼管の溶融亜
鉛めっき方法に関するものである。
鉛めっき方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】定尺寸法長さに切断した鋼管を溶融亜鉛
めっき浴中に浸漬して、鋼管の内外面に溶融亜鉛めっき
を施すことが特開昭56−116864号公報等に開示
されている。
めっき浴中に浸漬して、鋼管の内外面に溶融亜鉛めっき
を施すことが特開昭56−116864号公報等に開示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとき、鋼管の
溶融亜鉛めっき方法においては常温の鋼管を溶融亜鉛め
っき浴中に浸漬して、めっきを施すことから溶融亜鉛め
っき浴中での鋼管の表面温度が鋼管(鉄)と溶融亜鉛の
反応に必要な温度に達するには、通常60〜200秒間
浸漬することになる。従って、常温の鋼管を溶融亜鉛め
っき浴中に浸漬するため浴温の低下が大きく、めっきに
好適な浴温に常時維持するための加熱エネルギーの消費
が多くなりコストを上昇させる。また、めっき時間(鋼
管のめっき浴浸漬時間)が長くなり、それだけ生産性を
低下させることになる等の課題がある。本発明方法は、
このような課題を有利に解決するためなされたものであ
り、鋼管の溶融亜鉛めっき浴中への浸漬に先立って、鋼
管を予熱して溶融亜鉛めっき浴中へ浸漬してめっきを施
すことにより、上記のごとき課題を解決することのでき
る鋼管の溶融亜鉛めっき方法を提供することを目的とす
るものである。
溶融亜鉛めっき方法においては常温の鋼管を溶融亜鉛め
っき浴中に浸漬して、めっきを施すことから溶融亜鉛め
っき浴中での鋼管の表面温度が鋼管(鉄)と溶融亜鉛の
反応に必要な温度に達するには、通常60〜200秒間
浸漬することになる。従って、常温の鋼管を溶融亜鉛め
っき浴中に浸漬するため浴温の低下が大きく、めっきに
好適な浴温に常時維持するための加熱エネルギーの消費
が多くなりコストを上昇させる。また、めっき時間(鋼
管のめっき浴浸漬時間)が長くなり、それだけ生産性を
低下させることになる等の課題がある。本発明方法は、
このような課題を有利に解決するためなされたものであ
り、鋼管の溶融亜鉛めっき浴中への浸漬に先立って、鋼
管を予熱して溶融亜鉛めっき浴中へ浸漬してめっきを施
すことにより、上記のごとき課題を解決することのでき
る鋼管の溶融亜鉛めっき方法を提供することを目的とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明方法の特徴とする
ところは、定尺寸法長さに切断した鋼管を100〜60
0℃に予熱した後、430〜480℃の溶融亜鉛めっき
浴中に20〜100秒浸漬してめっきを施し、次いで、
溶融亜鉛めっき浴中のめっき鋼管を引き上げ、めっき鋼
管の外面めっき付着量を制御することを特徴とする鋼管
の溶融亜鉛めっき方法である。
ところは、定尺寸法長さに切断した鋼管を100〜60
0℃に予熱した後、430〜480℃の溶融亜鉛めっき
浴中に20〜100秒浸漬してめっきを施し、次いで、
溶融亜鉛めっき浴中のめっき鋼管を引き上げ、めっき鋼
管の外面めっき付着量を制御することを特徴とする鋼管
の溶融亜鉛めっき方法である。
【0005】
【発明の実施の形態】上記のごとく、本発明方法におい
ては、予め100〜600℃に予熱して溶融亜鉛めっき
浴中に浸漬してめっきを施すものであるが、100℃未
満であると、鋼管による溶融亜鉛めっき浴温の抜熱が大
きく、めっきに好適な浴温に常時維持するための加熱コ
ストが高くなる。また、鋼管(鉄)と溶融亜鉛の反応に
必要な温度に達するまで長時間を要し、生産性を低下さ
せることになり好ましくない。鋼管予熱温度が600℃
超になると、溶融亜鉛めっき浴中での鋼管表面温度が5
00℃近くなり、鋼管表面に生成する亜鉛−鉄合金層が
薄くなって、めっき密着性が劣化することがある。しか
も亜鉛−鉄合金層の上層に形成する亜鉛めっき層が高温
になり流動性が増加して、めっき付着量の制御が困難に
なり好ましくない。従って、鋼管の予熱温度としては、
100〜600℃とする。
ては、予め100〜600℃に予熱して溶融亜鉛めっき
浴中に浸漬してめっきを施すものであるが、100℃未
満であると、鋼管による溶融亜鉛めっき浴温の抜熱が大
きく、めっきに好適な浴温に常時維持するための加熱コ
ストが高くなる。また、鋼管(鉄)と溶融亜鉛の反応に
必要な温度に達するまで長時間を要し、生産性を低下さ
せることになり好ましくない。鋼管予熱温度が600℃
超になると、溶融亜鉛めっき浴中での鋼管表面温度が5
00℃近くなり、鋼管表面に生成する亜鉛−鉄合金層が
薄くなって、めっき密着性が劣化することがある。しか
も亜鉛−鉄合金層の上層に形成する亜鉛めっき層が高温
になり流動性が増加して、めっき付着量の制御が困難に
なり好ましくない。従って、鋼管の予熱温度としては、
100〜600℃とする。
【0006】このように、予熱した鋼管を浸漬してめっ
きを施す溶融亜鉛めっき浴温としては、亜鉛の融点が約
420℃であり、下限は430℃で十分である。また、
480℃超になると、亜鉛の流動性が大きくなり、めっ
き付着量の制御が困難になる。このようなことから溶融
亜鉛めっき浴温は、430〜480℃とする。
きを施す溶融亜鉛めっき浴温としては、亜鉛の融点が約
420℃であり、下限は430℃で十分である。また、
480℃超になると、亜鉛の流動性が大きくなり、めっ
き付着量の制御が困難になる。このようなことから溶融
亜鉛めっき浴温は、430〜480℃とする。
【0007】前記のごとく、予熱した鋼管を、このよう
な溶融亜鉛めっき浴へ浸漬してめっきする時間として
は、20〜100秒間で鋼管表面に生成する亜鉛−鉄合
金層は、主としてδ1 相からなる合金層が適量生成し、
その上層に形成される亜鉛めっき層の密着性を高めるこ
とができる。即ち、めっき鋼管の曲げ加工において、め
っき層の割れ、剥離等を防止し、めっきの密着性を向上
することができる。また、溶融亜鉛めっき浴での浸漬時
間を短時間にして、めっきを施すことができ生産性を著
しく高めることができる。
な溶融亜鉛めっき浴へ浸漬してめっきする時間として
は、20〜100秒間で鋼管表面に生成する亜鉛−鉄合
金層は、主としてδ1 相からなる合金層が適量生成し、
その上層に形成される亜鉛めっき層の密着性を高めるこ
とができる。即ち、めっき鋼管の曲げ加工において、め
っき層の割れ、剥離等を防止し、めっきの密着性を向上
することができる。また、溶融亜鉛めっき浴での浸漬時
間を短時間にして、めっきを施すことができ生産性を著
しく高めることができる。
【0008】次に、本発明方法の一例を図面によって説
明する。図1において、スクリューコンベアー1から定
尺寸法長さに切断した鋼管2を順次通電加熱装置3で加
熱(予熱)しつつ、通常のめっき装置である溶融亜鉛め
っき浴槽4上へ搬送し、溶融亜鉛めっき浴槽4内の溶融
亜鉛めっき浴5中へ落下させて浸漬する。このようにし
て、溶融亜鉛めっき後のめっき鋼管2aを溶融亜鉛めっ
き浴5中から引き上げ、リング状のガス噴射ノズル6で
めっき鋼管2a外面のめっき付着量を所定量に制御しつ
つ、マグネットロール7で所定位置まで移動するもので
ある。なお上記通電加熱装置3の代替えとして、例えば
インダクションコイルを用いることができる。また、炉
加熱を用いることができる。
明する。図1において、スクリューコンベアー1から定
尺寸法長さに切断した鋼管2を順次通電加熱装置3で加
熱(予熱)しつつ、通常のめっき装置である溶融亜鉛め
っき浴槽4上へ搬送し、溶融亜鉛めっき浴槽4内の溶融
亜鉛めっき浴5中へ落下させて浸漬する。このようにし
て、溶融亜鉛めっき後のめっき鋼管2aを溶融亜鉛めっ
き浴5中から引き上げ、リング状のガス噴射ノズル6で
めっき鋼管2a外面のめっき付着量を所定量に制御しつ
つ、マグネットロール7で所定位置まで移動するもので
ある。なお上記通電加熱装置3の代替えとして、例えば
インダクションコイルを用いることができる。また、炉
加熱を用いることができる。
【0009】次に、本発明方法の実施例を比較例ととも
に挙げる。
に挙げる。
【表1】
【0010】注1:溶融亜鉛めっき組成は、通常行われ
ている浴組成。 注2:めっき装置は、一般に使用されている装置により
めっきを施した。 注3:浴温維持の加熱は、一般に行われているガス燃焼
加熱により加熱維持した。 注4:ガス消費量は、亜鉛めっき浴温維持のための燃焼
ガス(コークス炉発生ガス)消費量(浴1000l当た
りの消費量)。
ている浴組成。 注2:めっき装置は、一般に使用されている装置により
めっきを施した。 注3:浴温維持の加熱は、一般に行われているガス燃焼
加熱により加熱維持した。 注4:ガス消費量は、亜鉛めっき浴温維持のための燃焼
ガス(コークス炉発生ガス)消費量(浴1000l当た
りの消費量)。
【0011】
【発明の効果】本発明方法によれば、鋼管の予熱に必要
な熱量を加味しても溶融亜鉛めっき浴の浴温維持に必要
な熱量の軽減量が上回り、大幅にコストを低減すること
ができる。また、生産性をも向上することができる等の
優れた効果が得られる。
な熱量を加味しても溶融亜鉛めっき浴の浴温維持に必要
な熱量の軽減量が上回り、大幅にコストを低減すること
ができる。また、生産性をも向上することができる等の
優れた効果が得られる。
【図1】本発明方法の一例を示す正面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂上 武彦 愛知県東海市東海町5−3 日鉄鋼管株式 会社名古屋事業所内
Claims (1)
- 【請求項1】 定尺寸法長さに切断した鋼管を100〜
600℃に予熱した後、430〜480℃の溶融亜鉛め
っき浴中に20〜100秒浸漬してめっきを施し、次い
で、溶融亜鉛めっき浴中のめっき鋼管を引き上げ、めっ
き鋼管の外面めっき付着量を制御することを特徴とする
鋼管の溶融亜鉛めっき方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4920498A JPH11246959A (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | 鋼管の溶融亜鉛めっき方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4920498A JPH11246959A (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | 鋼管の溶融亜鉛めっき方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11246959A true JPH11246959A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=12824472
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4920498A Withdrawn JPH11246959A (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | 鋼管の溶融亜鉛めっき方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11246959A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006322041A (ja) * | 2005-05-19 | 2006-11-30 | Nakata Coating Co Ltd | ブラスト用材料の製造方法 |
| JP2014028989A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Jfe Steel Corp | 溶融亜鉛めっき鋼管 |
| CN112505286A (zh) * | 2019-09-16 | 2021-03-16 | 中国科学院上海光学精密机械研究所 | 一种锌致液态金属裂纹形成条件的检测装置及方法 |
-
1998
- 1998-03-02 JP JP4920498A patent/JPH11246959A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006322041A (ja) * | 2005-05-19 | 2006-11-30 | Nakata Coating Co Ltd | ブラスト用材料の製造方法 |
| JP2014028989A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Jfe Steel Corp | 溶融亜鉛めっき鋼管 |
| CN112505286A (zh) * | 2019-09-16 | 2021-03-16 | 中国科学院上海光学精密机械研究所 | 一种锌致液态金属裂纹形成条件的检测装置及方法 |
| CN112505286B (zh) * | 2019-09-16 | 2023-08-11 | 中国科学院上海光学精密机械研究所 | 一种锌致液态金属裂纹形成条件的检测装置及方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |