JPH11247766A - トロコイドポンプ - Google Patents
トロコイドポンプInfo
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- JPH11247766A JPH11247766A JP6457698A JP6457698A JPH11247766A JP H11247766 A JPH11247766 A JP H11247766A JP 6457698 A JP6457698 A JP 6457698A JP 6457698 A JP6457698 A JP 6457698A JP H11247766 A JPH11247766 A JP H11247766A
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- outer rotor
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- rotor
- housing
- trochoid pump
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2/00—Rotary-piston machines or pumps
- F04C2/08—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
- F04C2/10—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member
- F04C2/102—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member the two members rotating simultaneously around their respective axes
Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 トロコイドポンプにおいて、製造コストを上
昇させることなくハウジングとアウターロータを合成樹
脂によって成形することを可能にし、かつ摺動面を効果
的に潤滑する。 【解決手段】 アウターロータ14は軸心周りに回転可
能である。アウターロータ14の中にインナーロータを
収容する。アウターロータ14に径方向内方に突出する
複数の膨出壁21を形成する。アウターロータ14の外
周部であって膨出壁21に対応した部分に、流体通路2
4を形成する。流体通路24は、ハウジングに設けられ
た吸入ポートと吐出ポートに連通可能である。
昇させることなくハウジングとアウターロータを合成樹
脂によって成形することを可能にし、かつ摺動面を効果
的に潤滑する。 【解決手段】 アウターロータ14は軸心周りに回転可
能である。アウターロータ14の中にインナーロータを
収容する。アウターロータ14に径方向内方に突出する
複数の膨出壁21を形成する。アウターロータ14の外
周部であって膨出壁21に対応した部分に、流体通路2
4を形成する。流体通路24は、ハウジングに設けられ
た吸入ポートと吐出ポートに連通可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用エ
ンジンに設けられ、軸受等に潤滑油を供給するトロコイ
ドポンプに関する。
ンジンに設けられ、軸受等に潤滑油を供給するトロコイ
ドポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】トロコイドポンプは内歯を有する環状の
アウターロータと、外歯を有するインナーロータとを有
し、インナーロータはアウターロータ内に収容されてい
る。インナーロータはアウターロータに対して相対回転
し、内歯と外歯の噛合い関係が変化することにより、こ
れらの間に形成された圧力室の容積が変化して吸入作用
と吐出作用が生じる。
アウターロータと、外歯を有するインナーロータとを有
し、インナーロータはアウターロータ内に収容されてい
る。インナーロータはアウターロータに対して相対回転
し、内歯と外歯の噛合い関係が変化することにより、こ
れらの間に形成された圧力室の容積が変化して吸入作用
と吐出作用が生じる。
【0003】ハウジングがアルミダイキャストによって
成形されるのに対し、アウターロータとインナーロータ
は、厳しい耐久性、耐磨耗性を有することを必要とする
ため、例えば鉄系焼結金属によって成形される。アウタ
ーロータの軸方向の両端面は、吸入作用と吐出作用の効
率を高め、かつハウジングに対する摩擦抵抗をできるだ
け小さく抑えるために、例えば平面研削によって高精度
に機械加工仕上げされる。
成形されるのに対し、アウターロータとインナーロータ
は、厳しい耐久性、耐磨耗性を有することを必要とする
ため、例えば鉄系焼結金属によって成形される。アウタ
ーロータの軸方向の両端面は、吸入作用と吐出作用の効
率を高め、かつハウジングに対する摩擦抵抗をできるだ
け小さく抑えるために、例えば平面研削によって高精度
に機械加工仕上げされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】実開昭62−1278
5号公報には、摺動性の良好な合成樹脂と耐摩耗性の良
好な合成樹脂を用いて成形されたアウターロータとイン
ナーロータを有するトロコイドポンプが開示されてい
る。しかしこの構成では、これらの合成樹脂を溶着等に
よって結合することが必要であり、製造コストが高いと
いう問題を有している。一方特開平1−219375号
公報には、摺動性を確保するとともに潤滑不足による発
熱防止を図るために、ハウジングに金属ベルトを設けた
トロコイドポンプが開示されているが、部品点数が増え
ることによるコスト増加だけでなく、金属ベルトの遊び
等のために、ポンプ性能が低下する可能性もある。
5号公報には、摺動性の良好な合成樹脂と耐摩耗性の良
好な合成樹脂を用いて成形されたアウターロータとイン
ナーロータを有するトロコイドポンプが開示されてい
る。しかしこの構成では、これらの合成樹脂を溶着等に
よって結合することが必要であり、製造コストが高いと
いう問題を有している。一方特開平1−219375号
公報には、摺動性を確保するとともに潤滑不足による発
熱防止を図るために、ハウジングに金属ベルトを設けた
トロコイドポンプが開示されているが、部品点数が増え
ることによるコスト増加だけでなく、金属ベルトの遊び
等のために、ポンプ性能が低下する可能性もある。
【0005】本発明は、製造コストを上昇させることな
くハウジングとアウターロータを合成樹脂によって成形
することを可能にし、しかも摺動面の潤滑不足が生じる
ことのないトロコイドポンプを提供することを目的とす
る。
くハウジングとアウターロータを合成樹脂によって成形
することを可能にし、しかも摺動面の潤滑不足が生じる
ことのないトロコイドポンプを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るトロコイド
ポンプは、吸入ポートと吐出ポートを有するハウジング
と、このハウジング内に収容される環状の部材であっ
て、軸心周りに回転可能であり、径方向内方に突出する
複数の膨出壁が形成されたアウターロータと、アウター
ロータ内に収容されるとともにアウターロータとは偏心
した軸心周りに回転可能であり、膨出壁に摺接可能な突
部を有するインナーロータとを備え、インナーロータが
アウターロータに対して回転することにより、突部と膨
出壁によって区画形成される圧力室の容積が変化し、流
体を吸入ポートから吸入するとともに吐出ポートから吐
出するものであって、アウターロータの外周部であって
膨出壁に対応した部分に、吸入ポートまたは吐出ポート
に連通することにより、アウターロータとハウジングが
摺接する部分に流体を供給する流体通路を形成したこと
を特徴としている。
ポンプは、吸入ポートと吐出ポートを有するハウジング
と、このハウジング内に収容される環状の部材であっ
て、軸心周りに回転可能であり、径方向内方に突出する
複数の膨出壁が形成されたアウターロータと、アウター
ロータ内に収容されるとともにアウターロータとは偏心
した軸心周りに回転可能であり、膨出壁に摺接可能な突
部を有するインナーロータとを備え、インナーロータが
アウターロータに対して回転することにより、突部と膨
出壁によって区画形成される圧力室の容積が変化し、流
体を吸入ポートから吸入するとともに吐出ポートから吐
出するものであって、アウターロータの外周部であって
膨出壁に対応した部分に、吸入ポートまたは吐出ポート
に連通することにより、アウターロータとハウジングが
摺接する部分に流体を供給する流体通路を形成したこと
を特徴としている。
【0007】トロコイドポンプは、アウターロータの外
周部に、流体通路の外側を覆い、かつアウターロータの
軸心を中心とする円弧状の連結壁を有することが好まし
い。この連結壁の円弧の両端に、軸心と平行に延びる溝
を設けてもよい。また連結壁の軸方向の端面が、流体通
路と溝を連通させるべく、アウターロータの他の端面よ
りも凹陥していることが好ましい。
周部に、流体通路の外側を覆い、かつアウターロータの
軸心を中心とする円弧状の連結壁を有することが好まし
い。この連結壁の円弧の両端に、軸心と平行に延びる溝
を設けてもよい。また連結壁の軸方向の端面が、流体通
路と溝を連通させるべく、アウターロータの他の端面よ
りも凹陥していることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施形態で
あるトロコイドポンプを回転軸の軸心を通る平面で切断
して示す断面図である。
を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施形態で
あるトロコイドポンプを回転軸の軸心を通る平面で切断
して示す断面図である。
【0009】ハウジング10は本体11とカバー12を
有し、カバー12は本体11に形成された凹部13の開
口部を覆っている。凹部13において、図1の紙面に垂
直な断面は円形であり、凹部13の底面はカバー12に
平行である。
有し、カバー12は本体11に形成された凹部13の開
口部を覆っている。凹部13において、図1の紙面に垂
直な断面は円形であり、凹部13の底面はカバー12に
平行である。
【0010】凹部13には、環状の部材であるアウター
ロータ14が収容され、アウターロータ14内にはイン
ナーロータ15が収容されている。アウターロータ14
は凹部13と略同径であり、その軸心周りに回転可能で
ある。インナーロータ15は回転軸16に一体的に取り
付けられ、回転軸16はハウジング10により、凹部1
3の円の中心から偏心した部位において回転自在に支持
されている。すなわちインナーロータ15は、アウター
ロータ14とは偏心した軸心周りに回転可能である。回
転軸16は、ハウジング10を貫通して延び、図示しな
い駆動源に連結されている。
ロータ14が収容され、アウターロータ14内にはイン
ナーロータ15が収容されている。アウターロータ14
は凹部13と略同径であり、その軸心周りに回転可能で
ある。インナーロータ15は回転軸16に一体的に取り
付けられ、回転軸16はハウジング10により、凹部1
3の円の中心から偏心した部位において回転自在に支持
されている。すなわちインナーロータ15は、アウター
ロータ14とは偏心した軸心周りに回転可能である。回
転軸16は、ハウジング10を貫通して延び、図示しな
い駆動源に連結されている。
【0011】ハウジング10には図示しない吸入ポート
と吐出ポートが形成されている。後述するように、イン
ナーロータ15がアウターロータ14に対して回転する
ことにより、アウターロータ14とインナーロータ15
の間に形成された圧力室17の容積が変化し、これによ
り、潤滑油が吸入ポートから吸入されるとともに吐出ポ
ートから吐出される。
と吐出ポートが形成されている。後述するように、イン
ナーロータ15がアウターロータ14に対して回転する
ことにより、アウターロータ14とインナーロータ15
の間に形成された圧力室17の容積が変化し、これによ
り、潤滑油が吸入ポートから吸入されるとともに吐出ポ
ートから吐出される。
【0012】図2〜図4はアウターロータ14を示して
いる。アウターロータ14は、径方向内方に突出する5
つの膨出壁21を有する。隣接する2つの膨出壁21は
摺接壁22によって連結されている。各膨出壁21の外
側には円弧状の連結壁23が設けられ、連結壁23と膨
出壁21の間には、アウターロータ14の軸心に平行に
延びる流体通路24が形成されている。換言すれば、連
結壁23は流体通路24の外側を覆っており、流体通路
24はアウターロータ14を貫通している。なお、連結
壁23と摺接壁22の外周面は、アウターロータ14の
軸心を中心とする円周上にある。
いる。アウターロータ14は、径方向内方に突出する5
つの膨出壁21を有する。隣接する2つの膨出壁21は
摺接壁22によって連結されている。各膨出壁21の外
側には円弧状の連結壁23が設けられ、連結壁23と膨
出壁21の間には、アウターロータ14の軸心に平行に
延びる流体通路24が形成されている。換言すれば、連
結壁23は流体通路24の外側を覆っており、流体通路
24はアウターロータ14を貫通している。なお、連結
壁23と摺接壁22の外周面は、アウターロータ14の
軸心を中心とする円周上にある。
【0013】膨出壁21と摺接壁22の軸方向厚さT1
は一定の大きさ(例えば5.5 mm)に定められている。こ
れに対し、連結壁23の軸方向厚さT2は、膨出壁21
と摺接壁22の厚さT1以下である(例えば5.45〜5.30
mm )。すなわち、膨出壁21の端面21aと摺接壁2
2の端面22aは高精度に成形されるが、連結壁23の
端面23aは高精度に成形される必要はない。
は一定の大きさ(例えば5.5 mm)に定められている。こ
れに対し、連結壁23の軸方向厚さT2は、膨出壁21
と摺接壁22の厚さT1以下である(例えば5.45〜5.30
mm )。すなわち、膨出壁21の端面21aと摺接壁2
2の端面22aは高精度に成形されるが、連結壁23の
端面23aは高精度に成形される必要はない。
【0014】アウターロータ14の外周面であって連結
壁23と摺接壁22の間には、すなわち連結壁23の円
弧の両端には、アウターロータ14の軸心に平行に延び
る溝26が設けられる。膨出壁21の端面21aに平行
な平面で切断した溝26の断面形状は円弧状である。
壁23と摺接壁22の間には、すなわち連結壁23の円
弧の両端には、アウターロータ14の軸心に平行に延び
る溝26が設けられる。膨出壁21の端面21aに平行
な平面で切断した溝26の断面形状は円弧状である。
【0015】図5に示されるように、インナーロータ1
5が固定された回転軸16はアウターロータ14の軸心
から偏心しており、インナーロータ15は径方向外方に
突出する4つの突部18を有する。これらの突部18
は、アウターロータ14の膨出壁21に摺接可能であ
る。隣接する2つの突部18と、これらの突部18が摺
接する膨出壁21によって、圧力室17が区画形成され
る。
5が固定された回転軸16はアウターロータ14の軸心
から偏心しており、インナーロータ15は径方向外方に
突出する4つの突部18を有する。これらの突部18
は、アウターロータ14の膨出壁21に摺接可能であ
る。隣接する2つの突部18と、これらの突部18が摺
接する膨出壁21によって、圧力室17が区画形成され
る。
【0016】ハウジング10には吸入ポート31と吐出
ポート32が形成されており、圧力室17は吸入ポート
31と吐出ポート32に連通可能である。アウターロー
タ14とインナーロータ15は矢印A方向に回転し、こ
の回転動作によって吸入・吐出作用が行なわれる。
ポート32が形成されており、圧力室17は吸入ポート
31と吐出ポート32に連通可能である。アウターロー
タ14とインナーロータ15は矢印A方向に回転し、こ
の回転動作によって吸入・吐出作用が行なわれる。
【0017】次に、図5(a)、(b)、(c)、
(d)における斜線を付した部分を参照してトロコイド
ポンプの作用を説明する。なお、斜線を付した部分以外
においても同時に、吸入作用と吐出作用が行なわれる。
(d)における斜線を付した部分を参照してトロコイド
ポンプの作用を説明する。なお、斜線を付した部分以外
においても同時に、吸入作用と吐出作用が行なわれる。
【0018】インナーロータ15はアウターロータ14
よりも早く回転する。図5(a)に示されるように圧力
室17が吸入ポート31に連通しはじめた状態では、イ
ンナーロータ15の突部18は膨出壁21の中央部に向
って摺動するため、圧力室17の容積が増大し始める。
したがって、圧力室17内の圧力が低下し始め、吸入ポ
ート31から圧力室17内へ潤滑油が供給される。
よりも早く回転する。図5(a)に示されるように圧力
室17が吸入ポート31に連通しはじめた状態では、イ
ンナーロータ15の突部18は膨出壁21の中央部に向
って摺動するため、圧力室17の容積が増大し始める。
したがって、圧力室17内の圧力が低下し始め、吸入ポ
ート31から圧力室17内へ潤滑油が供給される。
【0019】インナーロータ15とアウターロータ14
がさらに回転し、図5(b)に示されるように突部18
が膨出壁21の略中央に接近したとき、圧力室31は吸
入ポート31の回転方向前方側に連通し、吸入作用は終
了に近づく。図5(c)に示されるように圧力室17が
吸入ポート31と吐出ポート32の間、すなわち吸入ポ
ート31にも吐出ポート32にも連通しない位置に達し
た状態において、圧力室17の容積は最大になり、吸入
作用は終了する。
がさらに回転し、図5(b)に示されるように突部18
が膨出壁21の略中央に接近したとき、圧力室31は吸
入ポート31の回転方向前方側に連通し、吸入作用は終
了に近づく。図5(c)に示されるように圧力室17が
吸入ポート31と吐出ポート32の間、すなわち吸入ポ
ート31にも吐出ポート32にも連通しない位置に達し
た状態において、圧力室17の容積は最大になり、吸入
作用は終了する。
【0020】この位置からさらに、インナーロータ15
とアウターロータ14が矢印A方向に回転すると、図5
(d)に示されるように圧力室17は吐出ポート32に
連通し始める。吐出ポート32に連通している状態にお
いて、突部18は膨出壁21の中央部を乗り越えるの
で、圧力室17の容積が減少し、その圧力が上昇する。
したがって圧力室17内の潤滑油は吐出ポート32を通
ってハウジングの外部に吐出される。
とアウターロータ14が矢印A方向に回転すると、図5
(d)に示されるように圧力室17は吐出ポート32に
連通し始める。吐出ポート32に連通している状態にお
いて、突部18は膨出壁21の中央部を乗り越えるの
で、圧力室17の容積が減少し、その圧力が上昇する。
したがって圧力室17内の潤滑油は吐出ポート32を通
ってハウジングの外部に吐出される。
【0021】トロコイドポンプの吸入・吐出作用におい
て、流体通路24は吸入ポート31または吐出ポート3
2に連通する。連結壁23の軸方向の端面23aは、膨
出壁21の端面21aおよび摺接壁22の端面22aよ
りも凹陥している。したがって吸入ポート31から流体
通路24内に流入した潤滑油は、連結壁23の端面23
aとハウジング10(図1参照)の間に保持され、膨出
壁21の端面21aおよび摺接壁22の端面22a、す
なわちハウジングと摺接する部分に供給されて吐出ポー
ト32へ排出される。
て、流体通路24は吸入ポート31または吐出ポート3
2に連通する。連結壁23の軸方向の端面23aは、膨
出壁21の端面21aおよび摺接壁22の端面22aよ
りも凹陥している。したがって吸入ポート31から流体
通路24内に流入した潤滑油は、連結壁23の端面23
aとハウジング10(図1参照)の間に保持され、膨出
壁21の端面21aおよび摺接壁22の端面22a、す
なわちハウジングと摺接する部分に供給されて吐出ポー
ト32へ排出される。
【0022】また、アウターロータ14の外周面には溝
26が形成されており、溝26は連結壁23の端面23
aとハウジングの間の隙間を介して流体通路24に連通
する。したがって、アウターロータ14の外周面に潤滑
油が供給される。
26が形成されており、溝26は連結壁23の端面23
aとハウジングの間の隙間を介して流体通路24に連通
する。したがって、アウターロータ14の外周面に潤滑
油が供給される。
【0023】以上のように本実施形態のトロコイドポン
プにおいて、潤滑油は吸入ポート31から流入してアウ
ターロータ14とハウジング10の摺動面に供給され、
吐出ポート32から排出される。このような潤滑油の流
動により、摺動面には常に油膜が形成されることとな
り、アウターロータ14のスムーズな回転動作が確保さ
れる。また、潤滑油が常に入れ替わるため、トロコイド
ポンプ内における放熱が効果的に行なわれる。したがっ
て、ハウジング10とアウターロータ14を合成樹脂に
よって安価に製造することができる。
プにおいて、潤滑油は吸入ポート31から流入してアウ
ターロータ14とハウジング10の摺動面に供給され、
吐出ポート32から排出される。このような潤滑油の流
動により、摺動面には常に油膜が形成されることとな
り、アウターロータ14のスムーズな回転動作が確保さ
れる。また、潤滑油が常に入れ替わるため、トロコイド
ポンプ内における放熱が効果的に行なわれる。したがっ
て、ハウジング10とアウターロータ14を合成樹脂に
よって安価に製造することができる。
【0024】さらに本実施形態によれば、膨出壁21に
対応した部分に流体通路24が形成されているので、膨
出壁21の肉厚を従来のアウターロータに対して薄く均
一にすることができる。したがって、アウターロータ1
4を合成樹脂から成形する工程において、成形後の部分
的な収縮(ヒケ)は生じにくくなり、膨出壁21の形
状、すなわちアウターロータ14の内周面の形状の精度
が向上する。また溝26が設けられているので、摺接壁
22の角部における肉厚が他の部分と均一になり、これ
によりアウターロータ14の外径の寸法精度を確保する
ことができる。
対応した部分に流体通路24が形成されているので、膨
出壁21の肉厚を従来のアウターロータに対して薄く均
一にすることができる。したがって、アウターロータ1
4を合成樹脂から成形する工程において、成形後の部分
的な収縮(ヒケ)は生じにくくなり、膨出壁21の形
状、すなわちアウターロータ14の内周面の形状の精度
が向上する。また溝26が設けられているので、摺接壁
22の角部における肉厚が他の部分と均一になり、これ
によりアウターロータ14の外径の寸法精度を確保する
ことができる。
【0025】また本実施形態によれば、連結壁23の端
面23aを高精度に成形する必要がなく、膨出壁21の
端面21aと摺接壁22の端面22aのみを高精度に成
形すればよい。すなわち高精度に成形すべき部位の面積
が従来よりも減少し、アウターロータ14の厚さの精度
の管理が容易になり、製造工程が簡単になる。
面23aを高精度に成形する必要がなく、膨出壁21の
端面21aと摺接壁22の端面22aのみを高精度に成
形すればよい。すなわち高精度に成形すべき部位の面積
が従来よりも減少し、アウターロータ14の厚さの精度
の管理が容易になり、製造工程が簡単になる。
【0026】なお、インナーロータ15もアウターロー
タ14と同様に、合成樹脂から成形することができる。
タ14と同様に、合成樹脂から成形することができる。
【0027】図6は第2の実施形態におけるアウターロ
ータ41を示している。第1の実施形態との差異は、ア
ウターロータ41が膨出壁42と摺接壁43から成る点
である。すなわちアウターロータ41は連結壁を有して
おらず、また外周面には、軸心に平行に延びる溝が形成
されていない。アウターロータ41以外の構成は第1の
実施形態と同様である。
ータ41を示している。第1の実施形態との差異は、ア
ウターロータ41が膨出壁42と摺接壁43から成る点
である。すなわちアウターロータ41は連結壁を有して
おらず、また外周面には、軸心に平行に延びる溝が形成
されていない。アウターロータ41以外の構成は第1の
実施形態と同様である。
【0028】第2の実施形態では、膨出壁42の外周面
側に形成された円筒状凹面44が流体通路であり、円筒
状凹面44を介して、吸入ポートからの潤滑油が膨出壁
42と摺接壁43の端面と、摺接壁43の外周面とに供
給される。したがって第1の実施形態と同様に、アウタ
ーロータ41の潤滑を図ることができるが、アウターロ
ータの強度を確保し、また外周面における摺動性能を安
定化するためには、第1の実施形態のように、連結壁2
3を設けることが好ましい。
側に形成された円筒状凹面44が流体通路であり、円筒
状凹面44を介して、吸入ポートからの潤滑油が膨出壁
42と摺接壁43の端面と、摺接壁43の外周面とに供
給される。したがって第1の実施形態と同様に、アウタ
ーロータ41の潤滑を図ることができるが、アウターロ
ータの強度を確保し、また外周面における摺動性能を安
定化するためには、第1の実施形態のように、連結壁2
3を設けることが好ましい。
【0029】なお、膨出壁21、42および突部18の
個数は上述した実施形態に限定されず、トロコイドポン
プの外歯の数に応じた個数になる。また、流体通路2
4、凹面44、連結壁23および溝26の個数、形状、
位置および大きさも、潤滑油の種類、あるいはトロコイ
ドポンプの使用条件等に応じて任意に定めることができ
る。
個数は上述した実施形態に限定されず、トロコイドポン
プの外歯の数に応じた個数になる。また、流体通路2
4、凹面44、連結壁23および溝26の個数、形状、
位置および大きさも、潤滑油の種類、あるいはトロコイ
ドポンプの使用条件等に応じて任意に定めることができ
る。
【0030】さらにトロコイドポンプによって圧送され
る流体は潤滑油に限定されないことは言うまでもない。
る流体は潤滑油に限定されないことは言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、製造コス
トを上昇させることなくハウジングとアウターロータを
合成樹脂によって成形することが可能となり、また摺動
面を効果的に潤滑することができる。
トを上昇させることなくハウジングとアウターロータを
合成樹脂によって成形することが可能となり、また摺動
面を効果的に潤滑することができる。
【図1】本発明の第1の実施形態であるトロコイドポン
プを回転軸の軸心を通る平面で切断して示す断面図であ
る。
プを回転軸の軸心を通る平面で切断して示す断面図であ
る。
【図2】アウターロータを示す平面図である。
【図3】図2のIII-III 線に沿う断面図である。
【図4】アウターロータを示す斜視図である。
【図5】トロコイドポンプの吸入作用と吐出作用を説明
するための図である。
するための図である。
【図6】第2の実施形態におけるアウターロータを示す
平面図である。
平面図である。
10 ハウジング 14、41 アウターロータ 15 インナーロータ 17 圧力室 18 突部 21、42 膨出壁 24、44 流体通路 31 吸入ポート 32 吐出ポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小水内 俊裕 岩手県岩手郡滝沢村滝沢字外山309番地 株式会社ミクニアデック内
Claims (4)
- 【請求項1】 吸入ポートと吐出ポートを有するハウジ
ングと、このハウジング内に収容される環状の部材であ
って、軸心周りに回転可能であり、径方向内方に突出す
る複数の膨出壁が形成されたアウターロータと、前記ア
ウターロータ内に収容されるとともに前記アウターロー
タとは偏心した軸心周りに回転可能であり、前記膨出壁
に摺接可能な突部を有するインナーロータとを備え、前
記インナーロータが前記アウターロータに対して回転す
ることにより、前記突部と前記膨出壁によって区画形成
される圧力室の容積が変化し、流体を前記吸入ポートか
ら吸入するとともに前記吐出ポートから吐出するトロコ
イドポンプであって、前記アウターロータの外周部であ
って前記膨出壁に対応した部分に、前記吸入ポートまた
は吐出ポートに連通することにより、前記アウターロー
タと前記ハウジングが摺接する部分に前記流体を供給す
る流体通路を形成したことを特徴とするトロコイドポン
プ。 - 【請求項2】 前記アウターロータの外周部に、前記流
体通路の外側を覆い、かつ前記アウターロータの軸心を
中心とする円弧状の連結壁を設けたことを特徴とする請
求項1に記載のトロコイドポンプ。 - 【請求項3】 前記連結壁の円弧の両端に、前記軸心と
平行に延びる溝を設けたことを特徴とする請求項2に記
載のトロコイドポンプ。 - 【請求項4】 前記連結壁の軸方向の端面が、前記流体
通路と溝を連通させるべく、前記アウターロータの他の
端面よりも凹陥していることを特徴とする請求項1に記
載のトロコイドポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6457698A JPH11247766A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | トロコイドポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6457698A JPH11247766A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | トロコイドポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11247766A true JPH11247766A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=13262208
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6457698A Pending JPH11247766A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | トロコイドポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11247766A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002205002A (ja) * | 2001-01-09 | 2002-07-23 | Kyokuto Sanki Co Ltd | 壁紙糊付機用糊供給装置 |
| EP1319837A1 (fr) * | 2001-12-14 | 2003-06-18 | Techspace Aero S.A. | Pompe de type gerotor |
| WO2003083306A1 (en) * | 2002-03-29 | 2003-10-09 | Cps Color Equipment S.P.A. | Internal gear pump with recesses on the gear bearing surfaces |
| KR20040035959A (ko) * | 2002-10-14 | 2004-04-30 | 현대자동차주식회사 | 오일펌프 아웃터 로터의 구조 |
| KR100622118B1 (ko) | 2004-06-11 | 2006-09-08 | 명화공업주식회사 | 내접형 오일 펌프 |
| JP2010502895A (ja) * | 2006-09-08 | 2010-01-28 | リモ−ライド インコーポレイテッド | 長寿命の入子式歯車ポンプ/モータ |
| CN117703746A (zh) * | 2024-01-16 | 2024-03-15 | 南京孚奥智能技术有限公司 | 内啮合齿轮泵 |
-
1998
- 1998-02-27 JP JP6457698A patent/JPH11247766A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002205002A (ja) * | 2001-01-09 | 2002-07-23 | Kyokuto Sanki Co Ltd | 壁紙糊付機用糊供給装置 |
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| US7048524B2 (en) | 2002-03-29 | 2006-05-23 | Cps Color Equipment Spa | Internal gear pump with recesses on the gear bearing surfaces |
| US7241122B2 (en) | 2002-03-29 | 2007-07-10 | Cps Color Equipment S.P.A. Con Unica Socio | Internal gear pump with recesses on the gear bearing surfaces |
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| CN117703746A (zh) * | 2024-01-16 | 2024-03-15 | 南京孚奥智能技术有限公司 | 内啮合齿轮泵 |
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