JPH11248052A - 高シ−ル性のホ−ス - Google Patents

高シ−ル性のホ−ス

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JPH11248052A
JPH11248052A JP6395098A JP6395098A JPH11248052A JP H11248052 A JPH11248052 A JP H11248052A JP 6395098 A JP6395098 A JP 6395098A JP 6395098 A JP6395098 A JP 6395098A JP H11248052 A JPH11248052 A JP H11248052A
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JP
Japan
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hose
reinforcing layer
angle
sealing property
fiber reinforcing
Prior art date
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Pending
Application number
JP6395098A
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English (en)
Inventor
Futoshi Shimizu
太 清水
Shinji Sakakura
信治 坂倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はゴム及び補強層の組み合わせにより構
成される比較的低圧にて使用されるホ−スに係るもので
ある。 【解決手段】ホ−ス先端に金具を挿入し、板バネ式のク
ランプで締め付けてシ−ル性を保持するホ−スであっ
て、前記ホ−スは内管ゴムとその外側に繊維補強層、更
に外被ゴム層を順次積層したものであり、繊維補強層の
編上角度がホ−ス軸方向に対して55〜58度で構成さ
れた高シ−ル性のホ−ス。1‥内管ゴム、2‥繊維補強
層、21 ‥補強糸、3‥外被ゴム、θ‥編上角度。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゴム及び補強層の組
み合わせにより構成される比較的低圧にて使用されるホ
−スに係るものである。
【0002】
【従来の技術】内管ゴムに対してその外側に繊維補強
層、更には外被ゴム層を順次積層したホ−スのうち、先
端がバンド締めで固定されて使用されるホ−スは内部流
体の最大圧が1MPa以下、常用では約0.3MPa程
度の比較的低圧の油圧回路用に用いられ、例えば自動車
のオ−トマチックトランスミッションの油圧循環回路に
広く使用されている。しかるに、前記した循環回路の高
性能化に伴い、油圧冷却回路に負荷される油圧が従来の
ものより高圧化される傾向にあり、これに用いられるホ
−スについても締め付け部位が高シ−ル性のものが要請
されるようになってきた。
【0003】この点について更に述べれば、従来のホ−
スは、金具への挿入を手作業で行うため、組立性を重視
しており、金具の挿入力低減のために補強層の編上角度
を小さくしており(具体的には編上角度52度以下)、
この結果、ホ−ス内圧が負荷された場合にホ−スが膨ら
む挙動を示し、金具から抜け易く、又、内部流体の漏れ
も発生し易い傾向にあった。又、補強層の材質もポリア
ミド等の弾性率が低いものを使うため、これも内圧負荷
時のホ−ス太径化を助長し、シ−ル性の低下を招いてい
た。
【0004】一方、高シ−ル性のホ−スとしては、ホ−
スと金具の締結部を加締める方式があるが、これはコス
ト及び製品の重量が重くなるという欠点があり採用でき
ないものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
観点から板バネ式のクランプ締めで高シ−ル性を実現す
るホ−スを提供することをその目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、ホ−ス
先端に金具を挿入し、板バネ式のクランプで締め付けて
シ−ル性を保持するホ−スであって、前記ホ−スは内管
ゴムとその外側に繊維補強層、更に外被ゴム層を順次積
層したものであり、繊維補強層の編上角度がホ−ス軸方
向に対して55〜58度で構成されたことを特徴とする
高シ−ル性のホ−スであって、好ましくは、繊維補強層
に用いられる補強糸の弾性率が、2%歪み時に3g/デ
ニ−ル以上であるホ−スを提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に適用されるホ−スは内管
ゴムの上に積層される補強糸をスパイラル構造若しくは
ブレ−ド構造に編み上げるものであり、更にその外側に
例えば押し出し成形により外被ゴム層が形成されるもの
である。
【0008】そして、このスパイラル又はブレ−ド構造
にて編み上げられた補強糸にあって、ホ−スの軸方向に
角度55〜58度となるように編み上げられるものであ
る。そして、前記したような自動車のオ−トマチックト
ランスミッションの油圧循環回路に広く使用されること
を考慮すれば、高温化で使用されても十分なように用い
られる補強糸は2%歪み時の弾性率が3g/デニ−ル以
上のものを使用するのが望ましいものとなる。尚、用い
られる補強糸としては、シ−ル性のみを考えると弾性率
の高い方が、言い換えれば径の太い方が好ましいが、余
り太過ぎるとホ−スの柔軟性が損なわれる。このため、
糸がPENの場合には、2%歪み時の弾性率が3.3g
/デニ−ル程度、アラミドの場合は16.1g/デニ−
ル程度であり、使用する糸の太さは1000〜2000
d以上のものを使用する。本発明にあって、好ましい弾
性率は3〜17g/d程度となる。尚、スパイラル状の
補強構造とする場合には、反対方向に前記角度をもって
2層以上巻き付けるものであり、必要に応じて各層間に
接着用の中間ゴム層を介在させてもよい。
【0009】さて、上記の構造を有するホ−スにあっ
て、多数本打ち込んである補強糸を考えると、ホ−スの
軸方向に角度をもって内管ゴム上を巻き上げることとな
るが、この巻き上げ角度が54度44分より大きい場合
には、ホ−スに内圧を負荷した場合には、上記角度にま
でホ−スが細くかつ伸びようとし、一方、この角度がこ
れよりも小さい場合には、負荷が掛かると上記角度にま
でホ−スが太くかつ縮もうととする挙動をとることが知
られている。この上記編上角度(=54度44分)はい
わゆる静止角度といわれるものであって、補強糸がこの
角度で巻き上げられた場合にはホ−スに内圧が負荷され
ても補強糸の移動はなく、この点では伸縮を生じないと
いう角度である。
【0010】本発明の目的はホ−スのシ−ル性を高める
という目的から、上記ホ−スの補強糸の編上角度による
挙動を高度に利用したもので、更に言えば、この目的を
達成するには負荷時にはホ−ス自身が金具を締め付ける
方向に動くことがよいため、編上角度は大きい方が望ま
しく、一方、ホ−ス先端に金具を挿入する場合にはホ−
スを拡径しながら挿入するので、ホ−スは太くなり易い
方が好ましくなる。
【0011】このように、補強糸の編上角度によってシ
−ル性と金具との装着性は相反する性質をもっていると
ころ、本発明は補強糸の編上角度を適正に設定すること
によって両方の性能のバランスを保つようにしたもので
ある。
【0012】更に、補強糸自体について考慮すれば、ホ
−スに負荷が掛かった際に補強糸は実際の編上角度から
静止角度に移動し、その後は補強糸の伸びによってホ−
スは太くなろうとするためシ−ル性は低下する傾向にあ
る。この点では補強糸は伸びの小さい方が、つまり弾性
率がなるべく大きい方が望ましく、特に高温下での補強
糸は伸び易くなるため、高温下での使用が予定されてい
る場合には弾性率が大きい糸を用いるべきである。一
方、金具とホ−スの挿入時には補強糸自身も伸びが大き
い(弾性率の小さい)方が挿入し易いということは明ら
かでありこの点でも相反する性質をもつ。
【0013】従って、この両者のバランスを選定し、ホ
−スの高シ−ル性をもたらすために補強糸の性質を限定
すべきものである。このように、本発明は編上角度と補
強糸の性質を適正に設定することによって当初の目的を
達成しようとするもので、特に効果的には編上角度を5
5〜58度とし、更に補強糸の弾性率が2%歪み時に3
g/デニ−ル以上とすることによって本発明の目的を達
成したものである。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例をもって更に詳細に説
明する。図1は本発明ホ−スの斜視図であり、符号1は
内管ゴム、2は繊維補強層、3は外被ゴム層であり、繊
維補強層2はこの例ではブレ−ド構造とした。ホ−スは
一般にはマンドレル上に内管ゴム1を押出成形し、次い
でブレ−ダ−マシンにて補強層2を積層し、最後に外被
ゴム3を押出成形するものであり、加硫成形後にマンド
レルを抜き去ることとなる。勿論、マンドレルを用いな
い製法にも適用できることは言うまでもない。ホ−ス構
造、径、内層、外層、補強糸の太さ、打ち込み本数等は
表1に示す通りである。尚、繊維補強層2はスパイラル
構造であってもよく、更には単層である必要はなく多層
に巻き付けたものであってもよい。
【0015】
【表1】
【0016】繊維補強層を構成する補強糸21 は編上角
度θが55〜58度で内管ゴム1上に巻き上げたもので
あり、後述するように補強糸はここではポリアミド、ア
ラミド、ポリエチレンナフタレ−ト(PEV)を用い
た。そして、編上角度θを52度、55度、58度、6
1度としたホ−スを得、夫々のホ−スについて同一の金
具を挿入する際の挿入力、及びアセンブリしたホ−ス内
に圧力を加えて金具が抜ける圧力を測定した。
【0017】測定時の条件は、下記の通りである。 a.挿入時の測定 挿入速度25mm/分 b.抜け圧力測定 加圧ステップ:0.1MPa 毎に1
分間圧力を保持するステップ昇圧 c.目的とする性能は、金具挿入力はF<10(N)、
金具抜け圧力はP>24(MPa )である。 試験結果を表2に示す。
【0018】
【表2】
【0019】結果は、いずれの補強糸を用いた場合で
も、編上角度θを61度とした場合には挿入力が非常に
高く、一部では挿入が不可能であり、実用に適しないこ
とが解った。又、編上角度が52度の場合にはシ−ル性
が低く55〜58度であれば目標とするシ−ル性能が得
られることが明らかになった。又 高温中では、ポリア
ミドを用いたホ−スでは編上角度が55度以上でもシ−
ル性が低く、アラミド、PENでは高温中でも良好なシ
−ル性が得られた。
【0020】
【発明の効果】以上の検討結果から明らかなように、本
発明による高シ−ル性ホ−スは編上角度を55〜58度
とすることによって良好なシ−ル性と挿入性が両立し、
更に弾性率が大きい糸を使用することで高温中でも良好
なシ−ル性が得られ、本発明の目的を達成できたものと
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明ホ−スの斜視図である。
【符号の説明】
1‥‥内管ゴム、 2‥‥繊維補強層、 21 ‥‥補強糸、 3‥‥外被ゴム、 θ‥‥編上角度。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホ−ス先端に金具を挿入し、板バネ式の
    クランプで締め付けてシ−ル性を保持するホ−スであっ
    て、前記ホ−スは内管ゴムとその外側に繊維補強層、更
    に外被ゴム層を順次積層したものであり、繊維補強層の
    編上角度がホ−ス軸方向に対して55〜58度で構成さ
    れたことを特徴とする高シ−ル性のホ−ス。
  2. 【請求項2】 繊維補強層に用いられる補強糸の弾性率
    が、2%歪み時に3g/デニ−ル以上である請求項第1
    項記載の高シ−ル性のホ−ス。
JP6395098A 1998-02-28 1998-02-28 高シ−ル性のホ−ス Pending JPH11248052A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100695866B1 (ko) 2006-08-01 2007-03-19 아시아나테크(주) 곧은 섬유사 층이 형성된 고무 씰링재 및 그 제조방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100695866B1 (ko) 2006-08-01 2007-03-19 아시아나테크(주) 곧은 섬유사 층이 형성된 고무 씰링재 및 그 제조방법

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