JPH11248486A - 回転シャフトの位置および速度のピックアップ - Google Patents

回転シャフトの位置および速度のピックアップ

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JPH11248486A
JPH11248486A JP11000177A JP17799A JPH11248486A JP H11248486 A JPH11248486 A JP H11248486A JP 11000177 A JP11000177 A JP 11000177A JP 17799 A JP17799 A JP 17799A JP H11248486 A JPH11248486 A JP H11248486A
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JP11000177A
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Fernand Peilloud
ペイルード フェルナンド
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Societe Nouvelle de Roulements SNR SA
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/12Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
    • G01D5/14Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage
    • G01D5/142Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage using Hall-effect devices
    • G01D5/145Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage using Hall-effect devices influenced by the relative movement between the Hall device and magnetic fields

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転シャフトに同心状に固定された多極環状
の磁気コーダと、この磁気コーダの磁化面に対向して取
付けられた、位相差Гの正弦曲線信号を出す一定間隔で
配置された少なくとも二つのホール効果または磁気抵抗
型の感知要素を有する固定ピックアップとから成る回転
するシャフトの位置と速度を測定する装置。 【解決手段】 二つの感知要素(51、52)の中心が存在
するピックアップ(5)の軸線(δC)が磁気コーダ
(4)の回転シャフト(δR)から距離(RO)の位置に
あり、磁気コーダ(4)の磁化面(6)はN/S両極間
に2m個の螺線状の磁気転移部を有し、最初の螺線状磁
気転移部の軌跡は極座標(μ,Θ)で下記方程式で定義
され、残りの(2m―1)個の螺線状磁気転移部の軌跡
は磁気コーダの中心(O)を中心として最初の螺線状磁
気転移部を角度π/mずつ回転して得られる: μ=[Ro 2+a2Ω21/2 Θ= arctan(aΩ/Ro )+Ω

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転シャフトの相対位置
と速度を測定する装置に関するものである。本発明装置
はシャフトに固定され且つそれと同心な多極磁化された
環状磁気コーダと、固定フレームに接続されたホール効
果型または磁気抵抗型の少なくとも二つの別体の感知要
素とで構成される。本発明の特色は、測定装置の最終組
立て作業が単純化でき、しかも異なる磁化特性を有する
磁気コーダを片面に有するタイプのピックアップが使用
可能な多極コーダを新規に設計した点にある。
【0002】
【従来の技術】多極磁気コーダと、それにと対向配置さ
れた二つの感知要素を有するピックアップとを用いて運
動する物体の速度または位置を測定することは公知であ
る。二つの感知要素は一般に各感知要素の中心が交番磁
界内で直角位相または磁石の正弦曲線と一致するような
幾何学的位置に調節される。この状態は各感知要素の中
心が磁気コーダの磁気周期の1/4の奇数倍に対応すると
きに得られ、各感知要素から出される電気信号は直角位
相になる。幾何学位置が調節されていない装置では、各
感知要素から出た信号が正弦曲線をしていれば、適当な
電子信号処理をすることによって各感知要素を直角位相
に調節することができる。
【0003】回転状態を測定する場合には、片面が磁化
された環状ディスク形の磁気コーダを回転シャフトに同
心かつ一体に取り付ける。N極セクターとS極セクター
との間の磁気転移部は一般にディスク状または環状コー
ダの半径で与えられる。従って、多極磁石は2mに等しい
数のセクターすなわち極性が交互に反対になる角度π/
mの極で構成され、それによって角度が2π/mのm個の
セクター周期が決定される。
【0004】磁界内でのピックアップの各感知要素を直
角位相の幾何学位置に調節するには、寸法に関する下記
の関係式を確認する必要がある: d=2R*sin[(2n+1)*π/4m] (ここで、dはピックアップの2つの感知要素の中心間
距離であり、Rは各感知要素が配置されているコーダの
読取り半径であり、nは直角位相状態を定める負、0ま
た正の整数である)
【0005】この等式は所定の直角位相状態例えば周期
の1/4、3/4または5/4での選択した磁気コーダの周期数
mに対して距離dと読取り半径Fとの間には一義的な関
係が存在することを表している。
【0006】上記装置の第1の問題は、磁気コーダの周
期数にせよ読取り半径Rでのピックアップの位置にせ
よ、変更した測定装置を新たに設計するたびに、十分に
間隔をあけた二つの感知要素を有する新しいピックアッ
プを作って、直角位相状態を達成しなければならないこ
とにである。これは製造費の増加につながる。適した製
造技術としては、支持体上の個別の構成部品から成る感
知要素の桁上げによって製造法を実施するものが好まし
いが、その配置の精度が不十分なため、構成された各測
定装置の組立てのためには、やはり調節をしなければな
らない。
【0007】この装置の別の問題点は、ピックアップの
支持体の役目をするフレームが一般に精度の低い部品で
作られているため、最終組立て時に各測定装置を調節を
しないと磁気コーダの読取り半径上でのピックアップの
位置が不正確になり、信号の直角位相状態も不正確にな
ることにある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は新規な
回転速度および位置測定装置を提供することにある。す
なわち、本発明装置は、固定フレームに連結され且つ正
確な一定間隔で配置されたホール効果または磁気抵抗式
の二つの感知要素を有するピックアップと、回転シャフ
トと同心に回転部分に固定された多極磁気コーダとを有
し、ピックアップが感知要素の中心を通る軸線に沿って
移動したときに感知要素が磁気コーダの磁界内で常に同
じ相対位相差を示すようにして上記問題点を解決する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の対象は、回転シ
ャフトに同心状に固定された多極環状の磁気コーダと、
この磁気コーダの磁化面に対向して取付けられた、位相
差Гの正弦曲線信号を出す一定間隔で配置された少なく
とも二つのホール効果または磁気抵抗型の感知要素を有
する固定ピックアップとから成る回転するシャフトの位
置と速度を測定する装置において、二つの感知要素の中
心が存在するピックアップの軸線δCが磁気コーダの回
転シャフトδRから距離ROの位置にあり、磁気コーダの
磁化面はN/S両極間に2m個の螺線状の磁気転移部を
有し、最初の螺線状磁気転移部の軌跡は極座標(μ,
Θ)で下記のいずれか一つの方程式: μ=[Ro 2+a2Ω21/2 Θ= arctan(aΩ/Ro )+Ω または μ=[Ro 2+a2Ω21/2 Θ= arctan(aΩ/Ro )―Ω [ここで、Ωは磁気コーダの中心(O)を中心とする磁
気コーダの回転角、μは螺線の磁気コーダ(4)の中心
(O)からの係数(module)、Θは螺線の始点である間
隔距離(Ro)を有する軸線(Oz)からの螺線の偏
角、aは下記式により定められる螺線の偏心パラメー
タ: a=d*m*1/Г (ここで、Гはピックアップ(5)の両感知要素(51、
52)から出る二つの信号の位相差角度を示し、dはピッ
クアップの感知要素の中心間距離を示し、mはコーダの
磁気周期数を示す)]で定義され、残りの(2m―1)
個の螺線状磁気転移部の軌跡は磁気コーダの中心(O)
を中心として最初の螺線状磁気転移部を角度π/mずつ
回転して得られることを特徴とする装置にある。
【0010】本発明はさらに、互いに異なる寸法または
異なる数の磁気周期を有する磁気コーダと対向する同一
のピックアップの使用条件にも関するものである。本発
明のこの普遍性によってメーカーは公知のマイクロエレ
クトロニクス技術で集積回路としてピックアップを作る
ことができ、必要に応じて、磁化コーダの磁界内でピッ
クアップの直角位相配置に対応する値より小さい値に各
感知要素を固定し、感知要素から出た信号を公知の単純
な電子手段で直交化して小型化することができる。正確
な直角位相に対するズレは一定であるので、本発明条件
で作られ、使用される全ての磁気コーダに対して電子補
正は一定である。
【0011】本発明はさらに、磁気コーダの回転磁気分
割周期数や磁気コーダの寸法とは無関係に、所定の軸線
に沿って測定した磁気周期の長さが一定である円形また
はは環状の多極磁気コーダの複数の変形実施例に関する
ものである。本発明の上記以外の特徴および利点は添付
図面を参照した本発明測定装置の複数の実施例の説明か
ら明らかになるであろう。
【0012】
【実施例】各図面において同じ参照番号を記した要素は
同じ機能を有し、同じ結果となる。図1は従来法の環状
円形コーダ1を有する測定装置を示している。このコー
ダ1はm個のN/S極の磁気周期を有し、図示されてい
ない回転シャフトに同心状に固定され、ピックアップ2
と対向している。ピックアップ2は中心間距離dで互い
に隔てられた二つの感知要素21および22を有している。
【0013】N/S極間の磁気転移部(transition mag
netique)3は2m個あり、コーダの半径によって規定
され、それによって各々がπ/mの角度を有する2m個
のセクターが規定される。ピックアップの二つの感知要
素21、22は読取り半径Rの同じ円CL上にある。これら
の感知要素21、22は下記関係式を満たすときにコーダの
磁界内で幾何学的に直角位相にある: d=2R*sin[(2n+1)*π/4m] (ここで、nは負、0または正の整数である)従って、
2m個の磁極を有するコーダの場合、上記の距離dは所
定読取り半径Rに対して最大でm個の異なる値を取るこ
とができる。
【0014】この値以外では、設計者決めたdおよびR
の値に対して上記関係式に従ったズレによって直角位相
からズレが生じるため、装置を組立てた後に調節する必
要がある。さらに、磁極の数が異なるコーダを有する新
しい装置の場合には、一般に距離dの新しいピックアッ
プを設計することになる。二つの感知要素を別々の読取
り半径上で調節する場合も結論は同じである。
【0015】図2に本発明の測定装置を示す。この装置
は例えばマイクロエレクトロニクス技術で集積回路に作
られたピックアップ5を有する。このピックアップ5は
磁界を感知する二つの要素51および52を有し、両要素の
中心間距離dは一定値に固定され、これら中心を結ぶ軸
線の位置は分かっている。この装置はさらに、図示して
いない可動シャフトに同心状に固定された回転シャフト
δRを有する磁気コーダ4を含む。ピックアップ5は、
感知要素51、52が間隙eを介して磁気コーダ4の磁化面
(motif magnetique)と対向するうように、磁気コーダ
4の磁化面と平行な平面P内に取り付けられている。こ
の平面P内にある感知要素の中心軸δCは装置の回転シ
ャフトδRから距離R0離れた位置にある。ピックアップ
の取付け面はピックアップ支持体8と固定フレーム9と
の間に設けられた角柱状ガイド7によって規定され、装
置設計時に選択した一定距離R0に維持される。中心軸
δCはコーダ4の磁化面が各感知要素51、52によって読
み取られる軸線である。2つの感知要素51、52の中心間
距離dはピックアップのモードに合せて選択する。この
中心間距離dはコーダの一つの磁極の寸法の一部で、組
立て後の装置の感知要素の中心軸に沿って測定され、好
ましくはコーダ磁石の周期の1/4以下である。距離dと
して周期の1/4を超えた値を選択しても本発明の範囲を
超えるものではない。
【0016】軸δCはコーダ4の磁化面が各感知要素5
1、52によって読み取られる軸である。本発明では、距
離dを決めれば、感知要素51、52がコーダ4の磁化面と
対向している限り、軸δC上を移動するピックアップ支
持体8の位置とは無関係に、直角位相状態または一定の
位相差状態が得られる。
【0017】環状コーダ4は当業者に公知の永久磁石の
構成材料で作られ、その片面6は回転磁気周期がmであ
る一連のN/S磁化面に磁化される。本発明の基本的な
特徴は、互いに反対の極性を有する二つの磁極に挟まれ
た各磁気転移部が極座標(μ,Θ)における下記連立方
程式のいずれかにで表される点にある: μ=[Ro 2+a2Ω21/2 Θ= arctan(aΩ/Ro )+Ω または、 μ=[Ro 2+a2Ω21/2 Θ= arctan(aΩ/Ro )−Ω
【0018】コーダの磁気転移部全体は最初の磁気転移
部をコーダの中心に対して角度π/mでの2m回連続し
て回転して得られる2m個の磁気転移部またはm個の磁
気周期で与えられる。
【0019】上記二つの連立方程式によって二種類の螺
線が定義できる。この螺線では、1)Roは上記で定義
した装置の構成パラメータであり、2)Ωはコーダの中
心で測定される現在のコーダの回転角度であり、3)a
はピックアップの感知要素の中心からの距離dとコーダ
に対して選択した磁気周期の数とを関数とする定数であ
る。Ro、aおよびΩを用いることによって、コーダの
中心に対する極座標で係数μによって表される磁気転移
部位置と、Ωの始点と一致した始点の位相Θとを各Ωの
値に対して定義することができる。
【0020】本発明およびその利点は添付図面を参照に
した以下の詳細な説明からさらに明瞭に理解できよう。
図3は、中心Oを有するコーダ4のN/S両極間の磁気
転移部10の本発明による軌跡を示したものである。軸線
δCは中心Oから距離Roだけ離れた位置で軸線Ozを切
断する。距離Roはこの軸線Oz上の点X'まで距離であ
る。軸線Oz上の点X'はコーダの外側端まで延びた螺
線状の磁気転移部10の始点である。
【0021】磁気転移部10上の点は、係数μおよび位相
始点Ozからの角度Θで表される下記極座標(μ,Θ)
で定義される: μ=[Ro 2+a2Ω21/2 Θ= arctan(aΩ/Ro )+Ω (ここで、aΩは軸線δC上での始点X'から距離で与え
られ、aはピックアップの感知要素の中心同士の距離d
とコーダの磁気周期数とを関数として計算される定数で
あり、Ωは縦座標aΩの軸線δC上の点から、始点に対
して角度Θだけ位相がずれた磁気転移部10に対応する点
を生じさせる、コーダ4の中心Oに対して左回りの回転
角である)。
【0022】図4は本発明による、下記の極座標(μ,
Θ)での関係式に対応する、コーダ4上のN/S両極間
の磁気転移部12の軌跡を表している: μ=[Ro 2+a2Ω21/2 Θ= arctan(aΩ/ V)―Ω すなわち、軸線δC上に現れる縦座標aΩの点からの右
回りに角度―Ωだけ回転して、磁気転移部12に対応する
点を生じさせる。
【0023】図5は本発明の磁気コーダの第1実施例を
示している。この図は図3と同様にコードの中心Oに対
して回転した時に得られるN/S磁極間の全ての磁気転
移部10の軌跡を示している。各磁気転移部は角度π/m
回転する毎に生じる磁気転移を表す。
【0024】一連の磁気転移部10によって磁石コーダ4
の互いに連続した2m個のN極またはS極が定義され
る。コーダ4の中心Oからの距離ROの地点で軸線Oz
上での始点X'の軸線δCはπa/mに等しい一定のピッ
チで一連の続磁気転移部10を切る。一方、円周方向のピ
ッチはπ/mに等しい。ピックアップ5は感知要素51、
52の中心間距離dが軸線δC上に来るように配置され
る。
【0025】感知要素51および52から発信された信号
は、軸線δC上のピックアップ5の位置とは無関係に、
一定の位相差のままであり、その値は、軸線δC上で測
定されるコーダのピッチπa/mの値に対するピックア
ップの感知要素の中心間距離として選択された距離dの
みの関数である。感知要素51および52から出た信号の位
相差はコーダがその軸線Oを中心に回転した時にも一定
に維持される。
【0026】非制限的な実施例では、距離dを下記式に
従って選択して感知要素51、52から出た信号を直角位相
で得ることができる: d=πa/2m
【0027】別の非制限的な例では、直角位相以下の信
号位相差に対応する上記より小さい値を選択することに
よって、コーダの回転に伴うまたは伴わない軸δC上の
ピックアップ5の位置とは無関係に、一定の位相差の利
点を維持したまま、ピックアップを小型化することがで
きる。
【0028】図6は本発明による磁気コーダの第2の実
施例を示す。この実施例には図4で説明したのと同様
に、コーダ4の中心Oに対して回転して得られる磁極間
の全ての磁気転移部の軌跡が示されている。各磁気転移
部12は角度π/mだけ回転した時に起こる磁気転移部で
発生する。この磁気転移部が連続することによって磁石
コーダにm個の連続した周期または2m個のN極または
S極が規定される。コーダ4の中心Oから距離ROの位
置で、軸線Oz上に位置する始点X'の軸線δCはπa/
mに等しい一定のピッチで一連の磁気転移部を切る。一
方、円周方向ピッチはπ/mに等しい。感知要素の中心
が軸δC上に位置するピックアップ5に期待される特徴
は、図5について説明したものと同じである。
【0029】図7は、図5の軌跡から上記利点を有する
直径および/または幅の異なる無数の多極環状コーダが
できるということを示している。本発明の多極環状コー
ダを得るための二つの条件は選択したコーダの内径Φi
が二つの軸線δCとδとRの間の距離ROの二倍より小さ
いことと、ピックアップの感知要素の中心がコーダと対
向し且つ軸線δC上に位置することである。外径には制
限がなく、螺線磁気転移部は必然的に制限された図面の
軌道を超えて延長することができ、本発明の利点を損な
うこともない。本発明の無数の環状コーダを図6から作
ることもできる。
【0030】図8は距離ROがゼロで、螺線状磁気転移
部が上記μおよびΘの関係式のいずれか一つで定義され
る多極性コーダ4の別の非制限的態様を示している。円
周方向ピッチはπ/mに等しく、ピックアップの感知要
素の中心が位置する軸線δCはコーダの中心Oを通り、
πa/mに等しい一定ピッチで一連の磁気転移部を切
る。従って、距離dで隔てられたピックアップ5の二つ
の感知要素51、52は上記実施例と同じ信号位相差状態で
機能する。
【0031】図9は多極環状コーダ4のさらに別の非制
限的実施例を示す。N/S極間の磁気転移部は一連の角
度π/m'で回転した時に下記のように極座標で生じ
る: μ=[Ro 2+b2Ω21/2 Θ= arctan(bΩ/Ro )―Ω (ここで、bはaとは異なる螺線定数であり、m'はm
とは異なるが関係式b/m'=a/mによって表される
周期数である)。
【0032】円周ピッチはπ/m'に等しく、感知要素5
1、52およびピックアップ5の中心を通るコーダ4の中
心からの距離ROの位置で、軸線Oz上に位置する始点
X'の軸線δCはπb/m'=πa/mに等しい一定ピッ
チで一連の磁気転移部を切る。
【0033】ピックアップ5は二つの感知要素51、52で
構成され、距離dで隔てられた両要素の中心は軸線δC
上にある。従って、ピックアップ5は上記実施例と同じ
信号位相差状態で機能するが、コーダの磁気転移部の数
または磁気周期の数は異なる。μ、Θの連立方程式のい
ずれによって得られる任意のコーダについて結論は同じ
である。
【0034】図5、6、7、8および9に示した非制限
的実施例は本発明の本質的な特徴を示し、中心間距離d
を有する二つの感知要素で構成される単一のピックアッ
プで全てのピックアップ装置が構成でき、このピックア
ップ装置は、円周状に連続した2m個のS/N極を交互
に有する磁化面(すなわちm個の磁気周期を示す磁化
面)を持つ環状の磁化コーダと組み合わされ、その際
に、磁極間の磁気転移部は極座標において下記のいずれ
か一つの連立方程式: μ=[Ro 2+a2Ω21/2 Θ= arctan (aΩ/Ro)+Ω または、 μ=[Ro 2+a2Ω21/2 Θ= arctan (aΩ/Ro)―Ω で与えられ、しかも、磁気コーダの中心に対してπ/m
の回転角度だけ回転したときに磁気転移部が直ちに生成
される。
【0035】すなわち、ピックアップの両感知要素の中
心は、内径が少なくとも2ROに等しい磁気コーダと対
向した任意の位置で、磁気コーダの中心から距離RO
位置ある軸線Ozと正面投影図での交点に対応する始点
X'(位相始点)の半軸線δC上にある。ROの値は設計
者が選択でき、ゼロ以上の任意の値を取ることができ
る。
【0036】螺線パラメータaは、新しい磁化コーダを
設計する度に、ピックアップの両感知要素から出た二つ
の信号が直角位相となるように、ピックアップの感知要
素の中心間距離dおよび磁気コーダの磁気周期数mに対
して下記関係式で定義される: a=2d*m/π
【0037】図10はピックアップ5の感知要素51、び
52から出た信号の位相差が直角位相とは異なる場合の装
置の別の設計を示す。この設計は例えば感知要素51、52
の中心間距離dを小さくすることによって磁化コーダ4
の構成を単純化したり、ピックアップ5を大幅に小型化
する場合に選択することができる。選択した位相差値は
速度ピックアップ装置の全ての設計で統一することがで
き、ピックアップ5の信号を統一処理でき、速度または
位置ピックアップ装置の全ての設計で単一のピックアッ
プでよいことの利点が維持できる。
【0038】この仮定で、磁極に関する前記連立方程式
のいずれかに従うN/S両極間の磁気転移部を表す螺線
の定数aは、ピックアップ5の感知要素51、52の中心間
距離dと、磁化コーダ4の周期数mとの関数として下記
式で与えられる: a=d*m*1/Г (ここで、Гはピックアップから出た二つの信号の位相
差角であり、ラジアンで表される)
【0039】速度または位置のピックアップ装置の特定
用途では、ピックアップから出た信号の直角位相または
位相差状態の不正確さが許され、磁化コーダのN/S磁
気転移部を単純化することもできる。図11は幅の小さ
な環状の磁気コーダ13を使用して単純化した実施例を示
す。この場合、螺線の弧を描くN/S両極間の磁気転移
部の代わりに、磁気コーダの平均直径Φmの所に位置し
た螺線15の点Aの曲率中心O'に中心を置く半径rの円1
4の弧を描く磁気転移部を使用する。この曲率半径およ
び曲率中心の位置の計算方法は公知である。
【0040】別の実施例では、螺線磁気転移部15に代わ
り、磁気コーダの内側円周Ciと外側円周Ceとの間にあ
る部分を円14の弧を描く磁気転移部を使用することがで
きる。この実施例では二つの軌跡の直角位相距離(dist
ances quadratiques)の平均値を最小化する方法で螺線
軸に最も近い円弧を選択する。
【0041】図12は幅の小さい環状磁気コーダ16の単
純化した別の実施例を示す。この実施例では、螺線の弧
を描くN/S両極間の磁気転移部19のに代りに、直線状
の磁気転移部17を使用する。この磁気転移部17の位置を
規定する直線18は磁気コーダ16の半径の中間で螺線に接
する接線か、螺線を二つの交点P1、P2で切り、それぞ
れ環状磁気コーダ16の内側円周Ciおよび外側円周Ce
交わる割線にすることができる。この直線18は環状磁石
の幅で螺線と直線との間の直角位相距離の平均値を最小
にする螺線弧の一部にすることができる。
【0042】以上説明した態様のいずれについても、磁
気コーダの中心またはこの中心を通る軸線に対して対称
な位置も本発明の範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術のピックアップと磁気コーダとを有
する測定装置の図。
【図2】 本発明による位置および速度の測定装置を示
す図
【図3】 本発明の磁気コーダの磁気転移部の軌跡を示
す一実施例の図。
【図4】 本発明の磁気コーダの磁気転移部の軌跡を示
す別の実施例の図。
【図5】 本発明の磁気コーダのさらに別の実施例を示
す図。
【図6】 本発明の磁気コーダのさらに別の実施例を示
す図。
【図7】 本発明の磁気コーダのさらに別の実施例を示
す図。
【図8】 本発明の磁気コーダのさらに別の実施例を示
す図。
【図9】 本発明の磁気コーダのさらに別の実施例を示
す図。
【図10】 本発明の磁気コーダのさらに別の実施例を
示す図。
【図11】 単純化した本発明の磁気コーダの実施例を
示す図。
【図12】 単純化した本発明の磁気コーダの別の実施
例を示す図。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転シャフトに同心状に固定された多極
    環状の磁気コーダと、この磁気コーダの磁化面に対向し
    て取付けられた、位相差Гの正弦曲線信号を出す一定間
    隔で配置された少なくとも二つのホール効果または磁気
    抵抗型の感知要素を有する固定ピックアップとから成る
    回転するシャフトの位置と速度を測定する装置におい
    て、 二つの感知要素(51、52)の中心が存在するピックアッ
    プ(5)の軸線(δC)が磁気コーダ(4)の回転シャ
    フト(δR)から距離(RO)の位置にあり、磁気コーダ
    (4)の磁化面(6)はN/S両極間に2m個の螺線状
    の磁気転移部を有し、最初の螺線状磁気転移部の軌跡は
    極座標(μ,Θ)で下記方程式: μ=[Ro 2+a2Ω21/2 Θ= arctan(aΩ/Ro )+Ω [ここで、 Ωは磁気コーダの中心(O)を中心とする磁気コーダの
    回転角、 μは螺線の磁気コーダ(4)の中心(O)からの係数
    (module)、 Θは螺線の始点である間隔距離(Ro)を有する軸線
    (Oz)からの螺線の偏角、 aは下記式により定められる螺線の偏心パラメータ: a=d*m*1/Г (ここで、 Гはピックアップ(5)の両感知要素(51、52)から出
    る二つの信号の位相差角度を示し、 dはピックアップの感知要素の中心間距離を示し、 mはコーダの磁気周期数を示す)]で定義され、残りの
    (2m―1)個の螺線状磁気転移部の軌跡は磁気コーダ
    の中心(O)を中心として最初の螺線状磁気転移部を角
    度π/mずつ回転して得られることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 回転シャフトに同心状に固定された多極
    環状の磁気コーダと、この磁気コーダの磁化面に対向し
    て取付けられた、位相差Гの正弦曲線信号を出す一定間
    隔で配置された少なくとも二つのホール効果または磁気
    抵抗型の感知要素を有する固定ピックアップとから成る
    回転するシャフトの位置と速度を測定する装置におい
    て、 二つの感知要素(51、52)の中心が存在するピックアッ
    プ(5)の軸線(δC)が磁気コーダ(4)の回転シャ
    フト(δR)から距離(RO)の位置にあり、磁気コーダ
    (4)の磁化面(6)はN/S両極間に2m個の螺線状
    の磁気転移部を有し、最初の螺線状磁気転移部の軌跡は
    極座標(μ,Θ)で下記方程式: μ=[Ro 2+a2Ω21/2 Θ= arctan(aΩ/Ro )―Ω [ここで、 Ωは磁気コーダの中心(O)を中心とする磁気コーダの
    回転角、 μは螺線の磁気コーダ(4)の中心(O)からの係数
    (module)、 Θは螺線の始点である間隔距離(Ro)を有する軸線
    (Oz)からの螺線の偏角、 aは下記式により定められる螺線の偏心パラメータ: a=d*m*1/Г (ここで、 Гはピックアップ(5)の両感知要素(51、52)から出
    る二つの信号の位相差角度を示し、 dはピックアップの感知要素の中心間距離を示し、 mはコーダの磁気周期数を示す)]で定義され、残りの
    (2m―1)個の螺線状磁気転移部の軌跡は磁気コーダ
    の中心(O)を中心として最初の螺線状磁気転移部を角
    度π/mずつ回転して得られることを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 磁気コーダ(4)の回転シャフト
    (δR)とピックアップ(5)の軸線(δC)との間の距
    離(Ro)がゼロである請求項1または2に記載の測定
    装置。
  4. 【請求項4】 ピックアップ(5)の両感知要素(51、
    52)から発信される二つの信号間の位相差の角度(Г)
    がπ/2の奇数倍に等しい値であり、ピックアップの両
    感知要素を磁気コーダの磁界で直角位相状態に位置決め
    する請求項1から3のいずれか一項に記載の測定装置。
  5. 【請求項5】 ピックアップ(5)の両感知要素(51、
    52)から出た二つの信号間の位相差角度(Г)が両感知
    要素間の距離(d)の小さい値に対応するπ/2以下の
    値を有し、ピックアップは両感知要素から出た信号を電
    子的に直交化する単一の手段を有する請求項1から3の
    いずれか一項に記載の測定装置。
  6. 【請求項6】 環状の磁気コーダ(4)の内径(Φi
    が中心間距離(Ro)の二倍以上である請求項1から3
    のいずれか一項に記載の測定装置。
  7. 【請求項7】 環状の磁気コーダ(4)によって生成さ
    れる磁気転移が円(14)の弧を描き、この円の半径およ
    び中心位置が環状磁気コーダ(4)の平均直径(Φm
    に位置する螺線群の点の曲率半径(r)および曲率中心
    (O')に対応する請求項1から6のいずれか一項に記
    載の測定装置。
  8. 【請求項8】 環状の磁気コーダによって生成される磁
    気転移が円(14)の弧を描き、この円の軌跡が各磁気転
    移部について円弧を描く軌跡と螺線(15)の弧を描く軌
    跡との間の直角位相距離の最小化する方法で得られる請
    求項1から6のいずれか一項に記載の測定装置。
  9. 【請求項9】 環状の磁気コーダによって生成される磁
    気転移が直線(17)であり、その軌跡が環状の磁気コー
    ダの平均直径(Φm)に位置する螺線群の点に接する接
    線(18)に対応する請求項1から6のいずれか一項に記
    載の測定装置。
  10. 【請求項10】 環状の磁気コーダによって生成される磁
    気転移部直線(17)であり、その軌跡が各磁気転移部に
    ついて、螺線(19)の弧を描く軌跡と直線との間の直角
    位相距離の最小化する方法で得られる請求項1から6の
    いずれか一項に記載の測定装置。
  11. 【請求項11】 環状の磁気コーダによって生成される磁
    気転移が螺線と交わる直線であり、各直線状磁気転移が
    環状の磁気コーダの表面にある各螺線状磁気転移部の二
    つの端部点(P1およびP2)を通る請求項1から6のい
    ずれか一項に記載の測定装置。
  12. 【請求項12】 感知要素の中心が存在するピックアップ
    の軸線がピックアップと固定フレームとの接続手段とは
    無関係に装置の一定位置に維持される請求項1から3の
    いずれか一項に記載の測定装置。
JP11000177A 1997-12-31 1999-01-04 回転シャフトの位置および速度のピックアップ Withdrawn JPH11248486A (ja)

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