JPH11248531A - ダイヤモンド膜紫外線センサ及びセンサアレイ - Google Patents

ダイヤモンド膜紫外線センサ及びセンサアレイ

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JPH11248531A
JPH11248531A JP10052548A JP5254898A JPH11248531A JP H11248531 A JPH11248531 A JP H11248531A JP 10052548 A JP10052548 A JP 10052548A JP 5254898 A JP5254898 A JP 5254898A JP H11248531 A JPH11248531 A JP H11248531A
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diamond
film
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浩一 宮田
Hidenaga Warashina
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽光に影響されず、応答速度が速く、耐熱
性が優れており、紫外線検出感度が高い実用的なダイヤ
モンド膜紫外線センサを提供する。 【解決手段】 基板1と、この基板上に気相合成により
一軸性に配向成長したダイヤモンド膜2と、このダイヤ
モンド膜上に形成された第1電極3及び第2電極4とを
有する。ダイヤモンド膜2は膜厚が1乃至40μmであ
り、このダイヤモンド膜2が紫外線検出層となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高品質のダイヤモン
ド膜を使用し、耐熱性を有すると共に、太陽光の影響を
受けない高感度なダイヤモンド膜紫外線センサ及びアレ
イに関する。
【0002】
【従来の技術】ダイヤモンドはバンドギャップが約5.
5eVと大きく、これが他の半導体材料では得られない
特異な点である。アンドープのダイヤモンドは絶縁体で
あるが、不純物元素のドーピングにより半導体化でき
る。またダイヤモンドは耐熱性が優れており、室温では
物質中最大の熱伝導率を有するので、耐熱性の電子デバ
イス材料としての用途が期待されている。更に、ダイヤ
モンドは絶縁破壊電界が高く、電気絶縁性が優れている
ので、耐電圧性が要求される電子デバイス材料として優
れている。更にまた、ダイヤモンド中の電子及び正孔の
移動度は夫々1800及び1600cm2W/sと大き
く、飽和電子速度も2.7×107cm/sと大きいの
で、高速応答が要求される電子デバイス材料としても優
れている。
【0003】ダイヤモンド膜の気相合成法としては、マ
イクロ波化学気相蒸着(CVD)法(例えば、特公昭5
9−277S4、特公昭61−3320)、高周波プラ
ズマCVD法、熱フィラメントCVD法、直流プラズマ
CVD法、ブラズマジェット法、燃焼法及び熱CVD法
などが知られている。天然ダイヤモンド又は高温高圧合
成による単結晶ダイヤモンドに比べて、気相合成法では
膜状のダイヤモンドが大面積及び低コストで得られると
いう特徴がある。
【0004】また、ボロン(B)原子をドーピングする
ことにより、p型半導体ダイヤモンドを合成する技術は
特開昭59−137396に開示されている。
【0005】通常のダイヤモンド膜は粒子がランダムに
配向した多結晶膜である。しかし、合成条件を調整する
ことにより、膜表面のほとんど全ての領域がダイヤモン
ド(111)結晶面又は(100)結晶面から構成され
るダイヤモンド膜を形成することができる。また、基板
に(100)又は(111)方位の単結晶シリコンを使
用し、「バイアス核発生」とよばれる前処理を施すと、
この基板上にはダイヤモンドの(100)又は(11
1)結晶面が膜面内で配向した「高配向膜」が合成され
る(M. R. Roesler et al;2nd International Confere
nce on the Applications of Diamond Films and Relat
ed Materials, Ed. M. Yoshikawa et al.,MYU. Tokyo,
1993, pp.691-696)。
【0006】基板に白金を用いると、結晶欠陥が少ない
ダイヤモンド膜を合成することができる。更に、基板が
単結晶白金でその表面が白金(111)結晶面である場
合には、気相合成によりダイヤモンド(111)結晶面
が融合した、単結晶ダイヤモンドに近い高品質のダイヤ
モンド薄膜が合成される。これは高配向膜の一種である
が、「融合膜」といわれている。
【0007】ダイヤモンドの電気的特性はダイヤモンド
表面処理により強く影響されることが知られている。ダ
イヤモンド表面を水素プラズマで処理すると、表面に導
電性を帯びる。逆に、表面を酸素プラズマなどで酸化す
ると、電気的絶縁性となることが知られている。
【0008】ダイヤモンドはバンドギャップが5.5e
W(波長では約225nmに対応する)であるので、2
25nmより長波長の光は完全に透過する。太陽光のス
ペクトル、とりわけ可視光領域はその殆どが225nm
より長波長側にあるので、ダイヤモンドにより殆ど吸収
されない。
【0009】気相合成により形成した多結晶ダイヤモン
ド膜の紫外線センサとしての応用は、例えば、S. M. Ch
an, phys. stat. solidi.(a), Vol.154, p.445(1996)に
記載されている。基板上にダイヤモンド膜を形成し、こ
のダイヤモンド膜上に、1対の電極を形成し、前記ダイ
ヤモンド膜の表面に紫外線を入射する。そうすると、ダ
イヤモンド膜中で電子及びホール対が生成する。正電極
と負電極との間に直流電圧が印加されているので、この
電界に従って電子及びホールがダイヤモンド中を移動し
て、夫々正電極及び負電極に到達し、電流が発生する。
この電流を検知することにより、入射紫外線量を計測す
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の紫外線センサは、(紫外線照射時の光電流)/(紫
外線非照射時の暗電流)の比で表される紫外線検出感度
が小さいという欠点を有する。また、感度を向上させる
ために電極間に高電圧を印加しようとしても、耐電圧が
低いので、ダイヤモンド膜表面で絶縁破壊が生じるとい
う問題がある。
【0011】ダイヤモンドが有する本来の特性が発揮で
きれば、太陽光に影響されず、高速で応答し、高感度
で、耐熱性が優れた紫外線センサを実現することができ
る。しかしながら、従来技術で作製された紫外線センサ
の特性は、このような機能が十分に発揮されているとは
いえない。これは(1)ダイヤモンドの結晶性(欠陥密
度)及び(2)紫外線センサの構造に主たる問題がある
からである。
【0012】また、紫外線センサに用いるダイヤモンド
膜は表面を絶縁性にするために酸化処理されるが、長時
間の紫外線照射や強い紫外線の照射によって、表面に化
学吸着していた酸素が脱離し、表面が導電性を帯び暗電
流が増加してしまうという問題点がある。
【0013】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、太陽光に影響されず、応答速度が速く、耐
熱性が優れており、紫外線検出感度が高い実用的なダイ
ヤモンド膜紫外線センサを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1のダイ
ヤモンド膜紫外線センサは、基板と、この基板上に気相
合成により一軸性に配向成長した膜厚が1乃至40μm
のダイヤモンド膜からなる紫外線検出層と、この紫外線
検出層に接触した少なくとも1対の第1電極及び第2電
極とを有することを特徴とする。
【0015】本発明に係る第2のダイヤモンド膜紫外線
センサは、基板と、この基板上に気相合成により局所的
に又は全面的にへテロエピタキシャル成長した膜厚が1
乃至40μmのダイヤモンド膜からなる紫外線検出層
と、この紫外線検出層に接触した少なくとも1対の電極
とを有することを特徴とする。
【0016】本発明に係るダイヤモンド膜紫外線センサ
は、基板母材に紫外線を反射する金属薄膜が蒸着された
基板と、この基板上に気相合成により形成された膜厚が
1乃至40μmのダイヤモンド膜からなる紫外線検出層
と、この紫外線検出層に接触した少なくとも1対の電極
とを有することを特徴とする。
【0017】本発明に係る第1のダイヤモンド膜紫外線
センサアレイは、上記本発明に係る紫外線センサが、少
なくとも一方向に複数個並べられていることを特徴とす
る。
【0018】本発明に係る第2のダイヤモンド膜紫外線
センサアレイは、上記本発明に係る紫外線センサが少な
くとも一方向に複数個並べられて構成された単位構造
を、ダイヤモンド膜の厚さ方向に2回以上繰り返して構
成された積層構造を有することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について添
付の図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明の
実施例に係るダイヤモンド膜紫外線センサを示す模式図
である。基板1上にダイヤモンド膜2が形成されてお
り、ダイヤモンド膜2上には1対の第1電極3及び第2
電極4が形成されている。
【0020】紫外線がダイヤモンド膜2の表面に入射す
ると、ダイヤモンド膜2内で電子及びホールの対が生成
する。これを第1電極3及び第2電極4により検出する
ことにより、紫外線を検知することができる。
【0021】このデバイス構造は従来の紫外線センサと
同様である。本発明においては、ダイヤモンド膜2が気
相合成により一軸性に配向成長しており、その膜厚が1
乃至40μmであることが従来のセンサと異なる。
【0022】本発明の課題を解決するためには、先ず、
ダイヤモンドの欠陥密度を低減し、結晶性を向上させる
ことが必要である。このため、本第1実施例において
は、気相合成により基板上に一軸性に配向成長したダイ
ヤモンド膜を紫外線検出層として使用する。一軸性に配
向したダイヤモンド膜中の粒界密度は従来技術で使用さ
れていたような配向がランダムな多結晶膜より著しく小
さい。このため、本実施例のように、一軸性に配向した
ダイヤモンド膜を使用することにより、紫外線受光によ
り生成した電子及びホールがトラップされたり、移動が
妨げられることが少ないので、紫外線検出感度が向上す
る。
【0023】なお、紫外線検出感度は膜厚に依存し、図
3に示すように、膜厚が1μm未満では感度が低く、膜
厚が1μm以上になると感度が著しく増大する。一方、
膜厚が40μmを超えると、ダイヤモンド膜の合成に長
時間が必要となり、製造コストが増大する。このため膜
厚は1乃至40μmとすることが必要である。
【0024】本発明の第2実施例は、気相合成により局
所的に又は全面的にへテロエピタキシャル成長し、膜厚
が1乃至40μmのダイヤモンド膜を紫外線検出層とし
て使用する。このように、ダイヤモンドの結晶性を向上
するための第2の手段は、一軸性よりさらに配向度の高
いニ軸性配向のダイヤモンド、更に望ましくは電流が流
れる方向に粒界が無いか、又は実質上、粒界の無い単結
晶のダイヤモンド膜を紫外線検出層として使用すること
である。このようなダイヤモンド膜は、例えば気相合成
により基板上にへテロエビタキシャル成長させることに
より作製することができる。へテロエピタキシャル・ダ
イヤモンド膜中の粒界密度は、一軸性配向ダイヤモンド
膜よりさらに小さいので、紫外線検出感度が−層向上す
る。
【0025】一軸性配向及び二軸性配向ダイヤモンドの
何れの場合においても、図2に示すように、特にダイヤ
モンド膜表面の50%以上がダイヤモンド(100)又
は(111)結晶面から向性されている場合は高感度に
なる。
【0026】基板材料として、所定の基板母材上に白金
又は白金を50%以上含む合金の薄膜が蒸着されたもの
を用いると、成長するダイヤモンド膜中の欠陥密度が低
くなる。またこの薄膜が白金又は白金を50%以上含む
合金の(111)又は(100)単結晶薄膜、あるいは
イリジウム又はイリジウムを50%以上含む合金の(1
11)又は(100)単結晶薄膜である場合には、ダイ
ヤモンド膜がへテロエピタキシャル成長し、「融合膜」
とよばれる高配向膜を合成でき、このようなダイヤモン
ド膜中の欠陥密度は一層低くなる。
【0027】特に、基板母材(111)又は(100)
単結晶面を有するチタン酸ストロンチウム又は酸化マグ
ネシウムであれば、白金又はイリジウム単結晶膜を形成
することが容易である。
【0028】基板として(100)又は(111)結晶
面を有する炭化珪素単結晶又は所定の基板母材にコーテ
ィングされた(100)又は(111)結晶面を有する
炭化珪素単結晶膜を使用すれば、(100)又は(11
1)配向した高配向膜が成長する。配向がランダムな従
来技術による多結晶膜と比べて、このようなダイヤモン
ド膜中の欠陥密度は小さい。
【0029】図4は本発明の第3実施例に係るダイヤモ
ンド膜紫外線センサを示す。本実施例においては、ダイ
ヤモンド膜2と基板1との間に第3電極5が設けられて
いる点が構造上第1実施例及び第2実施例と異なる。こ
の第3実施例においては、第1電極3から第2電極4に
向かう第1電界11と、第3電極5から第2電極4に向
かう第2電界12と、第1電極3から第3電極5に向か
う第3電界13とが形成される。
【0030】この第3実施例は、紫外線センサの構造を
改善したものであり、これによって、紫外線検出感度を
大幅に向上できる。図4に示すように、基板1母材に紫
外線を反射する金属薄膜を蒸着して第3電極5を形成
し、更に、気相合成により膜厚が1乃至40μmのダイ
ヤモンド膜を形成してこれを紫外線検出層とする。
【0031】これにより、ダイヤモンド膜2の表面に入
射した紫外線は膜中で吸収され、電子・ホール対を生成
するが、一部は吸収されずに基板1に入射しようとす
る。しかし、基板1とダイヤモンド膜2との間に紫外線
を反射する金属薄膜である第3電極5が形成されている
ので、紫外線はダイヤモンド膜表面に向かって反射さ
れ、ダイヤモンド膜中で多重反射が起きる。紫外線が膜
中で吸収されて電子・ホール対を生成する確率は、膜中
の紫外線の通過経路が長くなるほど大きくなるので、紫
外線の多重反射を起こさせる金属膜(第3電極5)が存
在することにより、紫外線検出感度が著しく増大する。
本発明者らの実験研究の結果、このような構造のダイヤ
モンド膜紫外線センサの方が、単結晶ダイヤモンドを用
いた場合より、紫外線検出感度が優れていることを見出
した。
【0032】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。この第4実施例においては、その構造は図1に示す
ものと同等であるが、ダイヤモンド膜2の表面に適切な
凹凸を形成した点が第1実施例と異なる。これにより、
ダイヤモンド膜の個々のダイヤモンド粒子に対する紫外
線の入射角度が浅くなるため、粒子表面又は粒界で全内
部反射される確率が増大し、入射紫外線がダイヤモンド
膜中で吸収される確率が高まる。
【0033】図5は横軸にダイヤモンド膜表面の平均粗
度(Ra)をとり、縦軸に紫外線感度をとって、表面粗
度の感度に及ぼす影響を示すグラフ図である。この本願
発明者らの実験結果によれば、平均粗度(Ra)が0.
1乃至3オングストロームである場合に、紫外線感度が
最大となる。また、ダイヤモンド膜表面が平均面積1乃
至25μm2の結晶面から構成される場合に、そのダイ
ヤモンド膜の紫外線検出感度が最も高くなる。よって、
ダイヤモンド膜表面が平均面積1乃至25μm2の結晶
面から構成され、平均粗度(Ra)が0.1乃至3オン
グストロームである場合に、紫外線検出感度が最も高く
なる。
【0034】上記ダイヤモンド膜表面の凹凸は、ダイヤ
モンド膜の気相合成条件を制御して、表面形態を制御す
ることにより形成できる。即ち、ダイヤモンド核発生及
び成長条件を制御することにより、ダイヤモンド膜表面
にピラミッド状の突起が集合した結晶面を形成できる。
【0035】図6は本発明の第5実施例を示す模式図で
ある。基板1上にダイヤモンド膜2が形成されており、
このダイヤモンド膜2上に第1電極3及び第2電極4が
形成されているが、このダイヤモンド膜2の表面には、
フォトリソグラフィ及びエッチング技術により、表面に
凹凸14が形成されている。
【0036】本実施例においては、フォトリソグラフィ
及びエッチングにより凹凸14を形成するので、任意の
形状にダイヤモンド膜2の表面を加工できるので、紫外
線センサの感度制御が可能になる。また、ダイヤモンド
膜2の表面にこのような凹凸14を与えることにより、
電極間の表面経路が長くなるので、耐電圧性が向上す
る。更に、少なくとも電極間のダイヤモンド表面に所定
の方法(化学処理又はプラズマ処理)で酸素を化学吸着
させれば、ダイヤモンド膜表面の絶縁破壊を防止でき
る。
【0037】本発明に係る紫外線センサの基板又は基板
母材として、配向性又は非配向性のダイヤモンド膜を使
用することができる。これにより、センサの耐熱性及び
熱伝導性が向上する。また、この基板又は基板母材とし
て、シリコン、窒化シリコン、酸化珪素、アルミナ及び
炭化珪素からなる群から選択されたものの単結晶、多結
晶、非晶質、焼結体又は薄膜からなるものを使用するこ
とができる。これらの材料はダイヤモンド膜との密着性
及び耐熱性が優れている。
【0038】ダイヤモンド膜表面の電極形状に制限はな
いが、発明者らの検討によれば、ダイヤモンド膜が(1
00)結晶面が面内で一方向に配列した高配向膜又は融
合膜である場合には、このダイヤモンド膜上に形成され
た1対の電極が相互に噛み合った櫛型形状を有し、櫛形
電極の方向がダイヤモンド(100)結晶面の(11
0)方向であれば、感度が更に一層向上する。
【0039】電極とダイヤモンド膜の接触は低抵抗のオ
ーミックであることが望ましいが、このようなオーミッ
ク接触は、図7に示すように、少なくともダイヤモンド
膜2の表面の電極3,4が形成された領域に、例えばイ
オン注入技術を用いて、ボロン(B)イオンを1019
cm2以上にドーピングすることにより、Bドープ層6
を形成すればよい。
【0040】好ましい電極材料としては、耐熱性及びオ
ーミック特性が要求される場合には、白金又は白金を5
0%以上含む白金合金がある。また、低コストの電極材
料としてはアルミニウムがある。
【0041】本発明者らの研究によれば、図4に示すよ
うに、白金若しくは白金合金薄膜、イリジウム若しくは
イリジウム合金薄膜、又はその他の紫外線を反射する金
属膜を第3電極5とすることにより、更に一層の感度向
上を図ることができることを見いだした。第3電極5を
設けた場合に、第1電極3を正に、第2電極4を負に、
第3電極5をこの中間電位又はアース電位に設定して、
電流を計測するか、又は第1電極3を正に、第2電極4
を負に、第3電極5に交流又は高周波電位を印加して電
流を計測する。これにより、一定時間データを蓄積して
平均化し、ノイズの低減を図ることができる。第3電極
5が無い場合でも、第1電極3と第2電極4との間に交
流又は高周波を印加することにより、同様の効果が得ら
れる。上記交流又は高周波は、直流電圧に重畳したもの
であってもよい。
【0042】第1電極と第2電極のみがある場合には、
電極間の電界は図4の電界11のようになり、主として
ダイヤモンド膜表面及びその近傍のみで生成した電子・
ホールを電極に集める。これに対し、第3電極5がある
場合には、例えば、電極間の電界は図4の電界11乃至
13のようになり、ダイヤモンド膜表面及びダイヤモン
ド膜中で生成した電子・ホール対が電極に集まるので、
一層感度が向上する。
【0043】本発明においては、ダイヤモンド膜とこの
表面に配置された少なくとも1対の電極が構成単位とな
る。この単位を一方向に複数個並べると紫外線センサア
レイが形成される。このようなアレイを適当な光学系と
組み合わせることにより、一次元的な情報が得られる。
また平面上に配置すれば二次元的な情報が得られる。更
に、上記構成単位をダイヤモンド膜方向に積層すれば、
更に一層の感度向上が可能である。
【0044】ダイヤモンド膜上に形成する電極の形状に
は特に制限はないが、標準的には図8に示したような櫛
形電極とすることができる。図8の(a)は上面図、
(b)は側面図である。図8に示すように、基板21上
にダイヤモンド膜22が形成されており、このダイヤモ
ンド膜22上に櫛形電極23が形成されている。この櫛
形電極23は櫛歯部分25とボンディングパッド用部分
26とを有する。
【0045】この図8に示すダイヤモンド膜紫外線セン
サアレイを実際に製作し、その特性を調べた結果につい
て説明する。先ず、絶縁性のシリコン(100)基板2
1上に厚さ5μmのダイヤモンド膜22を成膜した。ダ
イヤモンド膜22は、成膜中にド−ピングを行わず、高
い電気抵抗を示す絶縁膜とした。ダイヤモンド膜22
は、(111)結晶面を有し、成長方向・面内方位とも
に配向した高配向膜である。
【0046】このダイヤモンド膜22の上にリソグラフ
ィによって1対の対向する櫛形電極23を形成した。電
極23の材質は白金で、厚さは0.2μm、櫛形部分2
5の電極の幅は15乃至25μm、電極間隔は5乃至1
5μmとした。
【0047】この図8に示した形状の紫外線センサは波
長193nmの紫外線に対して10mA/Wの感度を示
し、可視光線に対しては感度を持たなかった。
【0048】また、図9に示すように、紫外線センサを
並置して紫外線センサアレイを製造することもできる。
図9の(a)は上面図、(b)は側面図である。図9に
おいては、図8に示す紫外線センサが、そのパッド部分
26の対向方向が相互に平行になるように、即ち、櫛歯
部分25の延長方向が相互に平行になるように、一方向
に並べられている。これにより、一次元のダイヤモンド
膜紫外線センサアレイを得ることができる。
【0049】櫛形電極の電極形状については特に制限は
ないが、電極幅は1乃至50μm、電極間隔は1乃至5
0μm、ボンディングパット領域を除くダイヤモンド表
面積対電極面積の比は0.1乃至4が望ましい。
【0050】次に、図9に示す紫外線センサアレイを製
作し、その特性を求めた結果について説明する。この図
9に示す紫外線センサアレイは、電極幅25μm、電極
間隔15μmとした素子構造であり、対となる電極の夫
々の端には、幅0.5mmのボンディング用パッド部分
を設けた。対向する櫛形電極の重なる基板中央の2×2
mm2の領域が紫外線に感度を持つ。電極形成後に素子
全体に酸素プラズマ処理を行い、ダイヤモンド表面に酸
素を化学吸着させた。この状態での両電極間の漏れ電流
は、直流100V印加時に10pA程度である。この図
9に示す紫外線センサアレイの感度は40mA/Wであ
った。
【0051】図9は、1つの基板上に16個の紫外線セ
ンサを製作したセンサアレイの構造を表している。個々
の紫外線センサの感度領域は、1.4×10mm2の長
方形である。この素子は図8に示した素子と同一の方法
で製作できる。この素子を容器に組み込むためには、例
えば32ピンの角形ハーメチックベースの上面に接着剤
を用いて固定し、個々のピンと個々の櫛形電極のパッド
との間をボンディングによって接続し、キャップを被
せ、所望の封入ガス雰囲気中で気密溶接すれば良い。個
々のセンサの電極間に適切な直流電圧を印加し各センサ
を流れる信号電流を観測することによって、紫外線強度
の一次元分布を測定することができる。このセンサアレ
イは、紫外レーザのピームフロファイラに利用できる。
【0052】更に、図10に示すように、ダイヤモンド
膜22の表面及び裏面の夫々に少なくとも1対の櫛形電
極23,24を配置すれば、同一のダイヤモンド膜に2
個の紫外線センサを形成でき、感度の向上を図ることが
できる。ダイヤモンド膜2の表面及び裏面に配置された
櫛歯電極23,24の櫛延長方向の成す角度は85゜以
上95゜以下とすることにより、直交するXY方向での
紫外線強度を測定可能なニ次元のセンサアレイを構成す
ることができる。
【0053】この図10は、1つの基板上に2組の紫外
線センサアレイを互いのアレイの並ぶ方向が直角を成す
ように配置した2次元アレイ構造である。絶縁性の窒化
シリコン基板上に7組の下層白金櫛形電極をリソグラフ
ィープロセスによって製作し、その上にアンドープのダ
イヤモンド膜を成膜し、さらにその上に上層の16組の
櫛形電極をリソグラフィープロセスで製作した。ダイヤ
モンド膜の成膜時には、下層電極のパッド部分がダイヤ
モンド膜によって覆い隠されてしまわないように、基板
の両端部分に金属マスクを被せ、下層電極パッド上への
膜成長を阻害する。この素子を容器に組み込み、上述と
同様に各センサの電極間に適切な電圧を印加し、各セン
サの信号電流を観測することによって紫外線強度の二次
元分布を測定することができる。このセンサアレイは、
紫外線レーザのビームプロファイラに利用できる。
【0054】請求項19に記載した発明においては、暗
電流の原因となる表面伝導を抑制するために、ダイヤモ
ンド膜表面は酸素により終端されている。本発明者等は
更に紫外線照射によって表面の化学吸着酸素が離脱して
表面が導電性を帯び、暗電流が増加してしまうという間
題点を解決する方法を見いだした。
【0055】即ち、通常センサは容器内に組み込まれ、
この容器内に乾燥窒素などの不活性ガスが封入される
が、本発明のようにダイヤモンド膜の紫外線センサの場
合に、比較的高濃度の酸素を含む混合ガスを封入するこ
とにより、経時的に暗電流が増大するという欠点を解消
できる。これは酸素の封入によってダイヤモンド表面か
らの酸素離脱が抑制され、更に万一離脱が生じても、容
器内に高濃度に充填されている酸素が結合して、酸化表
面が回復されるからであると考えられる。このような措
置によって長期間の使用及び強い紫外線の照射によって
も暗電流が増加しないことが分かった。本発明者らの試
験によれば、封入する混合ガス中の酸素濃度は30%以
上であれば良いが、50%以上であることが最も望まし
い。
【0056】次に、上述の紫外線センサを気密容器へ組
み込んだセンサ装置について、図11を参照して説明す
る。ハーメチックベース31上面の中心部に耐熱性の接
着剤を用いてセンサ素子30を固定した。ハーメチック
ベース31には2つのリードピン32が挿通され、ガラ
ス融着部33により、ベース31及び他のリードピン3
2との電気絶縁を保ちながら、ベース31に固定されて
いる。2つのリードピン32のうち、一方のリードピン
32の上端とセンサ30の一方の電極パッド部分とがボ
ンディングワイヤ34により接続され、他方のリードピ
ン32とセンサ30の他方の電極パッドとがボンディン
グワイヤ34により接続されている。
【0057】紫外線センサはこの状態で十分に機能する
が、センサ表面の汚染による特性劣化などを防止するた
めに、ハーメチックベース31の上面上に、金属製キャ
ップ35を気密的に設置し、キャップ35及びベース3
1に囲まれたセンサ30の容器を密閉する。このキャッ
プ35の中心部には、紫外線透過性のガラス窓36が気
密融着されており、このガラス窓36を介して、紫外線
が容器内部に侵入し、センサ30に入射する。金属製キ
ャップ35とハーメチックベース31との間は、双方の
鍔部でその全周を機密的に溶接した。また、キャップと
ベースとの溶接を乾燥窒素ガス雰囲気中で行うことによ
って、気密容器内に乾燥窒素ガスを封入した。このと
き、雰囲気を酸素・窒素混合ガスとし、その酸素濃度を
30乃至100%の範囲で調節することによって、任意
の酸素濃度の酸素・窒素混合ガスを封入することができ
る。
【0058】このように構成されたセンサ装置において
は、一方のリードピン32を接地してそれに接続された
櫛形電極を陰極とし、他方のリードピン32に直流+5
乃至160Vの電圧を印加してそれに接続された櫛形電
極を陽極とすることによって紫外線センサを動作させる
ことができる。紫外線透過ガラス窓36を透過した紫外
線が櫛形電極の間のダイヤモンド表面に入射すると、紫
外線はダイヤモンド膜内で吸収され、ダイヤモンド膜内
に電子・正孔対を生成する。電子はダイヤモンド膜内を
陽極に向かってドリフトし、正孔は陰極に向かう。これ
らのキャリアの流れによって電極間に電流が生じる。紫
外線センサを流れる信号電流の大きさを観測することに
よって、紫外線センサに入射した紫外線の強度を知るこ
とができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は紫外線検
出層が所定の表面形状を有する高品質のダイヤモンド膜
であるので、従来の紫外線センサに比べて、太陽光に影
響されず、高速で応答し、感度及び耐熱性が優れた紫外
線センサを得ることができる。これにより、ダイヤモン
ド膜紫外線センサの実用範囲が広がり、かつ新たな応用
分野を開拓でき、本発明はこの分野の発展に多大の貢献
をなす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のセンサを示す模式図であ
る。
【図2】膜表面の被覆度と、感度との関係を示すグラフ
図である。
【図3】膜厚と、感度との関係を示すグラフ図である。
【図4】本発明の第3実施例のセンサを示す模式図であ
る。
【図5】平均粗度Raと感度との関係を示す図である。
【図6】本発明の第5実施例のセンサを示す模式図であ
る。
【図7】本発明の第6実施例のセンサを示す模式図であ
る。
【図8】本発明の第7実施例のセンサアレイを示す模式
図である。
【図9】本発明の第8実施例のセンサアレイを示す模式
図である。
【図10】本発明の第9実施例のセンサアレイを示す模
式図である。
【図11】本発明のセンサ装置を示す模式図である。
【符号の説明】
1、21:基板 2、22:ダイヤモンド膜 3、4、5、23、24:電極 6:Bドープ層 11,12,13:電界 14:凹凸 25:櫛歯部分 26:ボンディングパッド部分 33:ハーメチックベース 32:リードピン 33:ガラス融着部 34:ボンディングワイヤ 35:キャップ 36:紫外線透過性ガラス窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 浩一 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 藁科 英永 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松ホ トニクス株式会社内

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、この基板上に気相合成により一
    軸性に配向成長した膜厚が1乃至40μmのダイヤモン
    ド膜からなる紫外線検出層と、この紫外線検出層に接触
    した少なくとも1対の第1電極及び第2電極とを有する
    ことを特徴とするダイヤモンド膜紫外線センサ。
  2. 【請求項2】 前記ダイヤモンド膜表面の50%以上が
    ダイヤモンドの(100)結晶面から構成されたことを
    特徴とする請求項1に記載のダイヤモンド膜紫外線セン
    サ。
  3. 【請求項3】 前記ダイヤモンド膜表面の50%以上が
    ダイヤモンドの(111)結晶面から構成されたことを
    特徴とする請求項1に記載のダイヤモンド膜紫外線セン
    サ。
  4. 【請求項4】 基板と、この基板上に気相合成により局
    所的に又は全面的にへテロエピタキシャル成長した膜厚
    が1乃至40μmのダイヤモンド膜からなる紫外線検出
    層と、この紫外線検出層に接触した少なくとも1対の電
    極とを有することを特徴とするダイヤモンド膜紫外線セ
    ンサ。
  5. 【請求項5】 前記ダイヤモンド膜がダイヤモンドの
    (100)結晶面を有し、結晶面が面内でも配向した高
    配向膜であることを特徴とする請求項4に記載のダイヤ
    モンド膜紫外線センサ。
  6. 【請求項6】 前記ダイヤモンド膜がダイヤモンドの
    (111)結晶面を有し、結晶面が面内でも配向した高
    配向膜であることを特徴とする請求項4に記載のダイヤ
    モンド膜紫外線センサ。
  7. 【請求項7】 前記基板が、基板母材に白金又は白金を
    50%以上含む合金の薄膜が蒸着されたことを特徴とす
    る請求項4に記載のダイヤモンド膜紫外線センサ。
  8. 【請求項8】 前記基板が、基板母材に白金又は白金を
    50%以上含む合金の(111)又は(100)単結晶
    薄膜、あるいはイリジウム又はイリジウムを50%以上
    含む合金の(111)又は(100)単結晶薄膜が蒸着
    されたことを特徴とする請求項4に記載のダイヤモンド
    膜紫外線センサ。
  9. 【請求項9】 前記基板が(100)又は(111)結
    晶面を有する炭化珪素単結晶又は所定の基板母材にコー
    ティングされた(100)又は(111)結晶面を有す
    る炭化珪素単結晶膜であることを特徴とする請求項4に
    記載のダイヤモンド膜紫外線センサ。
  10. 【請求項10】 前記基板母材が(111)又は(10
    0)単結晶面を有するチタン酸ストロンチウム又は酸化
    マグネシウムであることを特徴とする請求項8に記載の
    ダイヤモンド膜紫外線センサ。
  11. 【請求項11】 基板母材に紫外線を反射する金属薄膜
    が蒸着された基板と、この基板上に気相合成により形成
    された膜厚が1乃至40μmのダイヤモンド膜からなる
    紫外線検出層と、この紫外線検出層に接触した少なくと
    も1対の電極とを有することを特徴とするダイヤモンド
    膜紫外線センサ。
  12. 【請求項12】 前記ダイヤモンド膜表面が平均面積1
    乃至25平方μmの結晶面から構成され、平均粗度(R
    a)が0.1乃至3μmであることを特徴とする請求項
    1、4又は11に記載のダイヤモンド膜紫外線センサ。
  13. 【請求項13】 前記ダイヤモンド膜表面がピラミッド
    状の突起が集合した結晶面を有することを特徴とする請
    求項1又は11に記載のダイヤモンド膜紫外線センサ。
  14. 【請求項14】 エッチングによりダイヤモンド表面に
    凹凸が形成されたことを特徴とする請求項1、4又は1
    1に記載のダイヤモンド膜紫外線センサ。
  15. 【請求項15】 基板自体が配向性又は非配向性のダイ
    ヤモンド膜であることを特徴とする請求項1に記載のダ
    イヤモンド膜紫外線センサ。
  16. 【請求項16】 前記第3電極は、白金、白金合金、イ
    リジウム、イリジウム合金並びにその他の紫外線を反射
    する金属及び合金からなる群から選択された少なくとも
    1種の材料からなることを特徴とする請求項7,8又は
    11に記載のダイヤモンド膜紫外線センサ。
  17. 【請求項17】 前記ダイヤモンド膜が(100)結晶
    面が面内で一方向に配列した高配向膜又は融合膜であ
    り、前記1対の電極が相互に噛み合った櫛型形状を有
    し、この櫛形電極の方向がダイヤモンド(100)結晶
    面の(110)方向であることを特徴とする請求項1、
    4又は11に記載のダイヤモンド膜紫外線センサ。
  18. 【請求項18】 前記基板がシリコン、窒化シリコン、
    酸化珪素、アルミナ及び炭化珪素からなる群から選択さ
    れた少なくとも1種の単結晶、多結晶、非晶質、焼結体
    又は薄膜からなる材料で形成されていることを特徴とす
    る請求項1、4又は11におけるダイヤモンド膜紫外線
    センサ。
  19. 【請求項19】 少なくとも電極間のダイヤモンド表面
    に酸素が化学吸着していることを特徴とする請求項1、
    4又は11に記載のダイヤモンド膜紫外線センサ。
  20. 【請求項20】 少なくともダイヤモンド表面の電極が
    形成された領域に、ボロン(B)原子が1019/cm2
    以上にドーピングされたことを特徴とする請求項1、4
    又は11に記載のダイヤモンド膜紫外線センサ。
  21. 【請求項21】 前記櫛形電極材料が白金又は白金を5
    0%以上含む白金合金、又はアルミニウムであることを
    特徴とする請求項1、4又は11に記載のダイヤモンド
    膜紫外線センサ。
  22. 【請求項22】 第1電極を正に、第2電極を負に、第
    3電極をこの中間電位、フロート電位又はアース電位に
    設定して計測することを特徴とする請求項15に記載の
    ダイヤモンド膜紫外線センサ。
  23. 【請求項23】 第1電極と第2電極の間に交流又は高
    周波を印加して計測することを特徴とする請求項1、
    4、11又は15に記載のダイヤモンド膜紫外線セン
    サ。
  24. 【請求項24】 第1電極を正に、第2電極を負に、第
    3電極に交流又は高流を高周波を印加して計測すること
    を特徴とする請求項15に記載のダイヤモンド膜紫外線
    センサ。
  25. 【請求項25】 請求項1乃至24のいずれか1項に記
    載の紫外線センサが、少なくとも一方向に複数個並べら
    れていることを特徴とするダイヤモンド膜紫外線センサ
    アレイ。
  26. 【請求項26】 請求項1乃至24のいずれか1項に記
    載の紫外線センサが少なくとも一方向に複数個並べられ
    て構成された単位構造を、ダイヤモンド膜の厚さ方向に
    2回以上繰り返して構成された積層構造を有することを
    特徴とするダイヤモンド膜紫外線センサアレイ。
  27. 【請求項27】 各紫外線センサが、互いの長軸が平行
    となるように一方向に並べられていることを特徴とする
    請求項25に記載のダイヤモンド膜紫外線センサアレ
    イ。
  28. 【請求項28】 ダイヤモンド膜の表面及び裏面に配置
    された電極方向の成す角度が85乃至95゜であること
    を特徴とする請求項25乃至27のいずれか1項にダイ
    ヤモンド膜紫外線センサアレイ。
  29. 【請求項29】 紫外線透過性の窓を持つ気密容器内に
    装着され、この容器内に酸素を30%以上含む混合ガス
    又は酸素ガスを封入したことを特徴とする請求項1乃至
    24のいずれか1項に記載のダイヤモンド膜紫外線セン
    サ。
  30. 【請求項30】 紫外線透過性の窓を持つ気密容器内に
    装着され、この容器内に酸素を30%以上含む混合ガス
    又は酸素ガスを封入したことを特徴とする請求項25乃
    至29のいずれか1項に記載のダイヤモンド膜紫外線セ
    ンサアレイ。
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