JPH11248539A - 非接触温度測定装置 - Google Patents
非接触温度測定装置Info
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- JPH11248539A JPH11248539A JP10050615A JP5061598A JPH11248539A JP H11248539 A JPH11248539 A JP H11248539A JP 10050615 A JP10050615 A JP 10050615A JP 5061598 A JP5061598 A JP 5061598A JP H11248539 A JPH11248539 A JP H11248539A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 放射温度計において、温度を測定する物体の
温度によって変化する放射率にかかわらず温度と分光放
射輝度に基づいて高精度で物体の温度を検出すること。 【解決手段】 測定温度に対応する波長の光を投光部よ
り光ファイバ3を介してシリコンウエハ2に照射する。
この投光部からの光のうち測定物体を透過する光を受光
部5で受光する。投光部より光を照射しない間に受光部
5はシリコンウエハ2からの放射光を受光する。受光部
5より得られる受光レベルに基づいて透過率を求め、こ
れに基づいて放射輝度を補正し、シリコンウエハ2の温
度を測定する。
温度によって変化する放射率にかかわらず温度と分光放
射輝度に基づいて高精度で物体の温度を検出すること。 【解決手段】 測定温度に対応する波長の光を投光部よ
り光ファイバ3を介してシリコンウエハ2に照射する。
この投光部からの光のうち測定物体を透過する光を受光
部5で受光する。投光部より光を照射しない間に受光部
5はシリコンウエハ2からの放射光を受光する。受光部
5より得られる受光レベルに基づいて透過率を求め、こ
れに基づいて放射輝度を補正し、シリコンウエハ2の温
度を測定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置等
に取付けて用いられ、半導体基板等の温度を非接触で測
定する非接触温度測定装置に関するものである。
に取付けて用いられ、半導体基板等の温度を非接触で測
定する非接触温度測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置、特に成膜やエッチング
等の半導体ウエハ上のパターン形成に関わる工程の装置
において、ウエハの温度を正確に管理することは特に重
要である。しかしながら従来の半導体製造装置には、工
程の最中にウエハの温度を直接測定する装置はなかっ
た。
等の半導体ウエハ上のパターン形成に関わる工程の装置
において、ウエハの温度を正確に管理することは特に重
要である。しかしながら従来の半導体製造装置には、工
程の最中にウエハの温度を直接測定する装置はなかっ
た。
【0003】これに代わる方法として、接触式の熱電対
でウエハの温度を測定する方法や、ウエハを温めるヒー
タの温度を熱電対で測定する方法等が用いられていた。
また放射温度計を用いた非接触温度測定装置もある。こ
れは、放射光をサーモパイルを用いて熱に変換し、サー
ミスタなどの感温素子によって放射温度を測定するもの
である。
でウエハの温度を測定する方法や、ウエハを温めるヒー
タの温度を熱電対で測定する方法等が用いられていた。
また放射温度計を用いた非接触温度測定装置もある。こ
れは、放射光をサーモパイルを用いて熱に変換し、サー
ミスタなどの感温素子によって放射温度を測定するもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの方法のうち、
ウエハを直接熱電対と接触させる測定方法では、熱電対
とウエハとの間に微妙な隙間が生じ、正確に温度を測定
できないという欠点があった。また熱源の温度から間接
的にウエハの温度をモニタする方法の場合は、測定結果
はあくまでも予想値であり、測定の異常を発見できない
という欠点があった。
ウエハを直接熱電対と接触させる測定方法では、熱電対
とウエハとの間に微妙な隙間が生じ、正確に温度を測定
できないという欠点があった。また熱源の温度から間接
的にウエハの温度をモニタする方法の場合は、測定結果
はあくまでも予想値であり、測定の異常を発見できない
という欠点があった。
【0005】また放射温度計にあっては、測定の対象物
体であるシリコンウエハは温度によってその放射率又は
透過率が変化する。即ち、放射率も理論値に対して変動
する。また各温度に対応した放射率又は透過率を予め測
定しておき、その表を基に補正をしようとしても、ウエ
ハのロット毎のばらつきが大きく、温度測定の精度が向
上しないという問題点があった。
体であるシリコンウエハは温度によってその放射率又は
透過率が変化する。即ち、放射率も理論値に対して変動
する。また各温度に対応した放射率又は透過率を予め測
定しておき、その表を基に補正をしようとしても、ウエ
ハのロット毎のばらつきが大きく、温度測定の精度が向
上しないという問題点があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、高精度の温度制御を行う半導
体製造装置において、放射温度計を用いて半導体基板等
の温度を非接触で正確に測定することを目的とする。
てなされたものであって、高精度の温度制御を行う半導
体製造装置において、放射温度計を用いて半導体基板等
の温度を非接触で正確に測定することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、物体の温度に対応した放射光に基づいて非接触で物
体の温度を測定する非接触温度測定装置において、対象
物体の測定温度に対応する波長の光を前記対象物体に照
射する投光部と、前記投光部から照射され対象物体を透
過した光を受光する第1の受光部と、前記対象物体から
放射される放射光を受光する第2の受光部と、物体の有
無及び前記投光部の光の断続に基づいて前記第1の受光
部の受光量により前記対象物体の透過率を算出し、算出
された透過率によって補正した前記第2の受光部からの
受光量に基づいて測定物体の温度を測定する信号処理部
と、を具備することを特徴とするものである。
は、物体の温度に対応した放射光に基づいて非接触で物
体の温度を測定する非接触温度測定装置において、対象
物体の測定温度に対応する波長の光を前記対象物体に照
射する投光部と、前記投光部から照射され対象物体を透
過した光を受光する第1の受光部と、前記対象物体から
放射される放射光を受光する第2の受光部と、物体の有
無及び前記投光部の光の断続に基づいて前記第1の受光
部の受光量により前記対象物体の透過率を算出し、算出
された透過率によって補正した前記第2の受光部からの
受光量に基づいて測定物体の温度を測定する信号処理部
と、を具備することを特徴とするものである。
【0008】本願の請求項2の発明は、請求項1記載の
非接触温度測定装置において、前記第1,第2の受光部
は、同一の受光部としたことを特徴とするものである。
非接触温度測定装置において、前記第1,第2の受光部
は、同一の受光部としたことを特徴とするものである。
【0009】放射光に基づく温度測定装置では、測定対
象となる物体は完全黒体でなく、温度によって放射率及
びこれに対応した吸収率が変化し、温度と分光放射輝度
との関係が理論値通りとはならない。これを補正するた
めに本発明では、測定対象となる温度に対応する波長の
光を投光部より投光し、その光のうち物体を透過した光
を第1の受光部で受光する。又第2の受光部で物体から
の放射光を受光する。第1の受光部で受光できるレベル
は物体の有無及び投光部の光の断続によって透過率を測
定することができるため、透過率により補正した物体か
らの放射輝度を算出する。このように放射輝度に基づい
て物体の放射率にかかわらず正確な温度を測定すること
ができる。
象となる物体は完全黒体でなく、温度によって放射率及
びこれに対応した吸収率が変化し、温度と分光放射輝度
との関係が理論値通りとはならない。これを補正するた
めに本発明では、測定対象となる温度に対応する波長の
光を投光部より投光し、その光のうち物体を透過した光
を第1の受光部で受光する。又第2の受光部で物体から
の放射光を受光する。第1の受光部で受光できるレベル
は物体の有無及び投光部の光の断続によって透過率を測
定することができるため、透過率により補正した物体か
らの放射輝度を算出する。このように放射輝度に基づい
て物体の放射率にかかわらず正確な温度を測定すること
ができる。
【0010】又請求項2の発明では、第1,第2の受光
部を共通の1つの受光部として構成したものである。又
第1,第2の受光部と投光部とを一体化し、光ファイバ
等によって検知領域に所定の波長の光を導き、その反射
光と反射光以外の光から補正により物体の透過率と温度
とを測定するようにすることもできる。又1つの受光部
と複数の第2の受光部とを設け、複数の第2の受光部の
温度分布から測定対象となる物体の温度分布を測定する
ことができる。
部を共通の1つの受光部として構成したものである。又
第1,第2の受光部と投光部とを一体化し、光ファイバ
等によって検知領域に所定の波長の光を導き、その反射
光と反射光以外の光から補正により物体の透過率と温度
とを測定するようにすることもできる。又1つの受光部
と複数の第2の受光部とを設け、複数の第2の受光部の
温度分布から測定対象となる物体の温度分布を測定する
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の実施の
形態1における非接触温度測定装置について説明する。
ここでは測定対象物体を半導体製造装置中にあるシリコ
ンウエハとする。図1は半導体製造装置であるCVD装
置の内部構造の説明図である。CVD装置1のチャンバ
1a内には、高周波プラズマを発生させる複数の高周波
電極1b、シリコンウエハ2を所定の温度に加熱するヒ
ータ1cが設けられている。このヒータ1cは、シリコ
ンウエハ2を例えば100℃〜700℃の範囲で加熱す
る。またガス供給口1dを介してプラズマ用のガスを供
給する。
形態1における非接触温度測定装置について説明する。
ここでは測定対象物体を半導体製造装置中にあるシリコ
ンウエハとする。図1は半導体製造装置であるCVD装
置の内部構造の説明図である。CVD装置1のチャンバ
1a内には、高周波プラズマを発生させる複数の高周波
電極1b、シリコンウエハ2を所定の温度に加熱するヒ
ータ1cが設けられている。このヒータ1cは、シリコ
ンウエハ2を例えば100℃〜700℃の範囲で加熱す
る。またガス供給口1dを介してプラズマ用のガスを供
給する。
【0012】本実施の形態1の非接触温度測定装置とし
て、チャンバ1aの上部に投光用ファイバ3を取り付
け、チャンバ1aの下部に受光部4を取り付ける。投光
用ファイバ3は赤外光を導光する光ファイバであり、シ
リコンウエハ2の上部表面に近接する位置に取り付けら
れる。受光部4は投光部より投光した光と対象物体から
の放射光とを同時に受光する第1,第2の受光部であ
り、レンズ5、レンズホルダ5a、受光用ファイバ6を
有し、シリコンウエハ2を挟んで投光用ファイバ3と対
向する位置に取り付けられる。そして投光用ファイバ3
のみが視野に納まるように位置決めされる。尚、ヒータ
1cにおいて、受光部4の位置する部分はくり抜かれて
いる。
て、チャンバ1aの上部に投光用ファイバ3を取り付
け、チャンバ1aの下部に受光部4を取り付ける。投光
用ファイバ3は赤外光を導光する光ファイバであり、シ
リコンウエハ2の上部表面に近接する位置に取り付けら
れる。受光部4は投光部より投光した光と対象物体から
の放射光とを同時に受光する第1,第2の受光部であ
り、レンズ5、レンズホルダ5a、受光用ファイバ6を
有し、シリコンウエハ2を挟んで投光用ファイバ3と対
向する位置に取り付けられる。そして投光用ファイバ3
のみが視野に納まるように位置決めされる。尚、ヒータ
1cにおいて、受光部4の位置する部分はくり抜かれて
いる。
【0013】図2は本体部10の構成を示す概略図であ
る。本体部10は測定用の赤外光を投光用ファイバ3に
出力し、受光部4からの赤外光を受光し、後述する各条
件で受光した赤外光の強度を演算処理することにより、
シリコンウエハ2の温度を検出するものである。図2に
示すように、本体部10は投光部11、受光処理部1
2、演算処理部13、メモリ部14を含んで構成され
る。
る。本体部10は測定用の赤外光を投光用ファイバ3に
出力し、受光部4からの赤外光を受光し、後述する各条
件で受光した赤外光の強度を演算処理することにより、
シリコンウエハ2の温度を検出するものである。図2に
示すように、本体部10は投光部11、受光処理部1
2、演算処理部13、メモリ部14を含んで構成され
る。
【0014】投光部11は、ハロゲンランプ11a、バ
ンドパスフィルタ11b、チョッパ11c、コントロー
ラ11dを含んで構成される。ハロゲンランプ11aは
遠赤外光〜可視光の範囲を含む光を放射する光源(熱
源)である。バンドパスフィルタ11bはハロゲンラン
プ11aから放射される光の内、特定の中心波長λの光
を選択するフィルタである。フィルタ11bの中心波長
λは測定対象となる物体で吸収が起きる帯域の波長、例
えば9μm帯の赤外成分が選択される。チョッパ11c
はバンドパスフィルタ11bを介して出力される直流の
赤外線を断続するもので、その周期はコントローラ11
dによって制御される。
ンドパスフィルタ11b、チョッパ11c、コントロー
ラ11dを含んで構成される。ハロゲンランプ11aは
遠赤外光〜可視光の範囲を含む光を放射する光源(熱
源)である。バンドパスフィルタ11bはハロゲンラン
プ11aから放射される光の内、特定の中心波長λの光
を選択するフィルタである。フィルタ11bの中心波長
λは測定対象となる物体で吸収が起きる帯域の波長、例
えば9μm帯の赤外成分が選択される。チョッパ11c
はバンドパスフィルタ11bを介して出力される直流の
赤外線を断続するもので、その周期はコントローラ11
dによって制御される。
【0015】受光処理部12は、レンズ12a、サーモ
パイル12b、サーミスタ12c、A/D変換部12d
を含んで構成される放射温度計である。レンズ12a
は、受光部4で検出され、受光用ファイバ6を介して導
光された赤外光を集束してサーモパイル12bに与え
る。サーモパイル12bは赤外光を熱エネルギに変換す
る。この熱はサーミスタ12cによって温度に変換さ
れ、A/D変換部12dに与えられる。
パイル12b、サーミスタ12c、A/D変換部12d
を含んで構成される放射温度計である。レンズ12a
は、受光部4で検出され、受光用ファイバ6を介して導
光された赤外光を集束してサーモパイル12bに与え
る。サーモパイル12bは赤外光を熱エネルギに変換す
る。この熱はサーミスタ12cによって温度に変換さ
れ、A/D変換部12dに与えられる。
【0016】演算処理部13は、マイクロコンピュータ
で構成され、後述する演算処理によりシリコンウエハ2
の温度を算出する。メモリ部14は、シリコンウエハ2
のフレネル透過率をγとし、シリコンウエハ2が無い場
合の受光部4の受光量をcとするとき、γやcの値を記
憶するメモリである。
で構成され、後述する演算処理によりシリコンウエハ2
の温度を算出する。メモリ部14は、シリコンウエハ2
のフレネル透過率をγとし、シリコンウエハ2が無い場
合の受光部4の受光量をcとするとき、γやcの値を記
憶するメモリである。
【0017】このように構成された実施の形態1におけ
る非接触温度測定装置の動作について説明する。図3は
パルス投光された投光部11の赤外光と、シリコンウエ
ハ2を介して受光部4で得られる赤外光との関係を示す
説明図である。また図4は演算処理部13の動作を示す
フローチャートである。本図のステップS1において、
シリコンウエハに対する既知のフレネル透過率γを入力
し、メモリ部14に記憶する。つぎのステップS2で
は、シリコンウエハ2をヒータ1cに載置しない状態、
即ち投光用ファイバ3から直接得られるパルス投光のピ
ーク値を受光部4が検出する。図3(a)は投光部11
で生成された赤外光の強度を示す波形図である。図3
(b)の時刻t0 〜t1 で示すように、上記のパルス光
が直接受光部4に入力されるので、この値がcとしてメ
モリ部9に格納される。
る非接触温度測定装置の動作について説明する。図3は
パルス投光された投光部11の赤外光と、シリコンウエ
ハ2を介して受光部4で得られる赤外光との関係を示す
説明図である。また図4は演算処理部13の動作を示す
フローチャートである。本図のステップS1において、
シリコンウエハに対する既知のフレネル透過率γを入力
し、メモリ部14に記憶する。つぎのステップS2で
は、シリコンウエハ2をヒータ1cに載置しない状態、
即ち投光用ファイバ3から直接得られるパルス投光のピ
ーク値を受光部4が検出する。図3(a)は投光部11
で生成された赤外光の強度を示す波形図である。図3
(b)の時刻t0 〜t1 で示すように、上記のパルス光
が直接受光部4に入力されるので、この値がcとしてメ
モリ部9に格納される。
【0018】次に時刻t1 からヒータ1c上にシリコン
ウエハ2を載置し、ヒータで加熱する。図5はシリコン
ウエハ2の吸収特性の一例を示したグラフである。シリ
コンウエハ2を750℃に加熱すると、加熱当初におい
て、波長λに対する相対透過強度を測定すると、9μm
帯で大きな急峻な吸収が見られ、続いて19μm帯で小
さな吸収が見られる。またシリコンウエハ2の温度を変
化させた場合の吸収特性(図示せず)においても、吸収
スペクトルの形状は大幅に変化する。いずれにしても、
9μm帯の透過率は加熱温度によって変化する。
ウエハ2を載置し、ヒータで加熱する。図5はシリコン
ウエハ2の吸収特性の一例を示したグラフである。シリ
コンウエハ2を750℃に加熱すると、加熱当初におい
て、波長λに対する相対透過強度を測定すると、9μm
帯で大きな急峻な吸収が見られ、続いて19μm帯で小
さな吸収が見られる。またシリコンウエハ2の温度を変
化させた場合の吸収特性(図示せず)においても、吸収
スペクトルの形状は大幅に変化する。いずれにしても、
9μm帯の透過率は加熱温度によって変化する。
【0019】さて図4のステップS3では、ヒータ1c
上にシリコンウエハ2を載置し、図2に示した投光部1
1より9μm帯を含む赤外光を断続して投光する。投光
を遮断したときの受光量、即ちシリコンウエハ2自身に
よる発光成分をaとし、このaに対してシリコンウエハ
2の透過光成分を加算した値をbとする。こうすると図
3(b)の時間t1以降に示すように、チョッパ11c
がオンのときには、受光部4は光量bの光を検出し、チ
ョッパ11cがオフのときには、光量aの光を検出する
ことになる。そしてこれらの値をメモリ部14に一時保
持する。
上にシリコンウエハ2を載置し、図2に示した投光部1
1より9μm帯を含む赤外光を断続して投光する。投光
を遮断したときの受光量、即ちシリコンウエハ2自身に
よる発光成分をaとし、このaに対してシリコンウエハ
2の透過光成分を加算した値をbとする。こうすると図
3(b)の時間t1以降に示すように、チョッパ11c
がオンのときには、受光部4は光量bの光を検出し、チ
ョッパ11cがオフのときには、光量aの光を検出する
ことになる。そしてこれらの値をメモリ部14に一時保
持する。
【0020】シリコンウエハ2の表面でのフレネル損を
無視すれば、シリコンウエハ2の透過率は (b−a)/cになる。 本実施の形態ではフレネル損を考慮するので、フレネル
透過率をγとすると、受光部4での受光量は、 a/{((b−a)/c)×γ-2}となる。 このような演算をステップS4で行う。こうすれば受光
量から理論値に基づいて温度を測定することができる。
無視すれば、シリコンウエハ2の透過率は (b−a)/cになる。 本実施の形態ではフレネル損を考慮するので、フレネル
透過率をγとすると、受光部4での受光量は、 a/{((b−a)/c)×γ-2}となる。 このような演算をステップS4で行う。こうすれば受光
量から理論値に基づいて温度を測定することができる。
【0021】一方、ステップS5において、投光部より
光を投光しない状態での受光量aを求める。そしてステ
ップS6に進み、ステップS4で得られた受光量と、ス
テップS5で得られた受光量との比を算出し、合致する
理論温度曲線を探し出す。こうすれば以後は受光量のa
から正確な温度を算出することができる。
光を投光しない状態での受光量aを求める。そしてステ
ップS6に進み、ステップS4で得られた受光量と、ス
テップS5で得られた受光量との比を算出し、合致する
理論温度曲線を探し出す。こうすれば以後は受光量のa
から正確な温度を算出することができる。
【0022】図2の受光処理部12として、サーモパイ
ル12bとサーミスタ12cを用いた放射温度計が一般
的に用いられるが、2色温度計を用いてもよい。図6は
2色温度計15の構成を示す概略図である。この2色温
度計15はダイクロイックミラー15a、第1の受光素
子15b、第2の受光素子15c、A/D変換部15d
を含んで構成される。ダイクロイックミラー15aは受
光部4で得られた赤外光の内、波長λ1を中心波長に持
つ成分をf(λ1)とするとき、f(λ1)のみを反射
させ、波長λ2を中心波長に持つ成分f(λ2)を通過
させるミラーである。受光素子15bは成分f(λ1)
を光電変換し、受光素子15cはf(λ2)を光電変換
する。A/D変換部15dはこれらの信号f(λ1)、
f(λ2)をデジタル変換し、図2の演算処理部13に
出力する。
ル12bとサーミスタ12cを用いた放射温度計が一般
的に用いられるが、2色温度計を用いてもよい。図6は
2色温度計15の構成を示す概略図である。この2色温
度計15はダイクロイックミラー15a、第1の受光素
子15b、第2の受光素子15c、A/D変換部15d
を含んで構成される。ダイクロイックミラー15aは受
光部4で得られた赤外光の内、波長λ1を中心波長に持
つ成分をf(λ1)とするとき、f(λ1)のみを反射
させ、波長λ2を中心波長に持つ成分f(λ2)を通過
させるミラーである。受光素子15bは成分f(λ1)
を光電変換し、受光素子15cはf(λ2)を光電変換
する。A/D変換部15dはこれらの信号f(λ1)、
f(λ2)をデジタル変換し、図2の演算処理部13に
出力する。
【0023】ここで2色温度計の動作原理について説明
する。全ての物体は絶対0度(−273.17°K)よ
り高い温度を有している。又絶対0度より高い温度にあ
る物体は、その温度と表面の状態に応じて光を放射して
いる。絶対温度T°Kと分光放射輝度分布の関係を図7
に示す。
する。全ての物体は絶対0度(−273.17°K)よ
り高い温度を有している。又絶対0度より高い温度にあ
る物体は、その温度と表面の状態に応じて光を放射して
いる。絶対温度T°Kと分光放射輝度分布の関係を図7
に示す。
【0024】図7から判るように、全ての物体はX線か
ら遠赤外線まで非常に範囲の広い波長範囲の光を放射し
ている。特に室温から数百度(°K)までの温度領域で
は、赤外線を中心に放射している。
ら遠赤外線まで非常に範囲の広い波長範囲の光を放射し
ている。特に室温から数百度(°K)までの温度領域で
は、赤外線を中心に放射している。
【0025】このような測定の対象物体から放射される
赤外線の量を測定する場合を考える。物体の温度をT1
とすると、中心波長λ1のバンドパスフィルタの出力特
性をf(λ1)とし、中心波長λ2のバンドパスフィル
タの出力特性をf(λ2)とするとき、温度T1°Kに
おけるバンドパスフィルタの出力に基づいて、f1(λ
1)/f1(λ2)を演算し、この値をσ(T1)とす
る。σ(T1)の値は、吸収がないと仮定すれば物体の
温度T1によって一義的に決定される。
赤外線の量を測定する場合を考える。物体の温度をT1
とすると、中心波長λ1のバンドパスフィルタの出力特
性をf(λ1)とし、中心波長λ2のバンドパスフィル
タの出力特性をf(λ2)とするとき、温度T1°Kに
おけるバンドパスフィルタの出力に基づいて、f1(λ
1)/f1(λ2)を演算し、この値をσ(T1)とす
る。σ(T1)の値は、吸収がないと仮定すれば物体の
温度T1によって一義的に決定される。
【0026】同様に物体の温度をT2とすると、σ(T
2)=f2(λ1)/f2(λ2)を演算する。σ(T
2)の値は、光の吸収がないとすると物体の温度T2に
よって一義的に決定される。こうすると物体の表面状
態、物体の取付状態、受光部の位置合わせ、などに変動
があっても、物体の温度を高精度に測定できる。
2)=f2(λ1)/f2(λ2)を演算する。σ(T
2)の値は、光の吸収がないとすると物体の温度T2に
よって一義的に決定される。こうすると物体の表面状
態、物体の取付状態、受光部の位置合わせ、などに変動
があっても、物体の温度を高精度に測定できる。
【0027】以上のような演算処理によれば、温度変化
に伴うシリコンウエハ2の透過率も同時に測定し、その
影響を補正することができる。そしてその値を基に、図
2に示した放射温度計や、図6に示した2色温度計を用
いて、シリコンウエハ2の正確な温度を非接触で測定す
ることができる。
に伴うシリコンウエハ2の透過率も同時に測定し、その
影響を補正することができる。そしてその値を基に、図
2に示した放射温度計や、図6に示した2色温度計を用
いて、シリコンウエハ2の正確な温度を非接触で測定す
ることができる。
【0028】尚この実施の形態では、受光部として投光
部より光を照射しない時点のシリコンウエハからの赤外
の放射光と投光部より光を照射したときの透過光とを同
時に測定するようにしているが、透過光を測定する第1
の受光部と放射光を測定する第2の受光部とを分離する
ようにしてもよい。この場合には、第2の受光部の設置
場所は投光部からの光が入射しない任意の位置とするこ
とができる。
部より光を照射しない時点のシリコンウエハからの赤外
の放射光と投光部より光を照射したときの透過光とを同
時に測定するようにしているが、透過光を測定する第1
の受光部と放射光を測定する第2の受光部とを分離する
ようにしてもよい。この場合には、第2の受光部の設置
場所は投光部からの光が入射しない任意の位置とするこ
とができる。
【0029】(実施の形態2)次に本発明の実施の形態
2の非接触温度測定装置について説明する。図8は半導
体製造装置の内部構造の要部説明図である。CVD装置
1のチャンバ1a内には、高周波プラズマを発生させる
複数の高周波電極1b、シリコンウエハ2を所定の温度
に保持するヒータ1cが設けられていることは図1と同
様である。
2の非接触温度測定装置について説明する。図8は半導
体製造装置の内部構造の要部説明図である。CVD装置
1のチャンバ1a内には、高周波プラズマを発生させる
複数の高周波電極1b、シリコンウエハ2を所定の温度
に保持するヒータ1cが設けられていることは図1と同
様である。
【0030】本実施の形態の非接触温度測定装置とし
て、チャンバ1aの下部に投受光部20を取り付け、シ
リコンウエハ2を挟んでこれと対向する高周波電極1b
の表面に反射板21を取り付ける。この反射板21は赤
外光を反射するもので、鏡面研磨されたものや、赤外領
域で反射率の高い金(Au)が蒸着されたものでもよ
い。投受光部20は、対物レンズ20a、投受光用ファ
イバ20b、ホルダ20cを有している。こうして図1
の受光部を反射型にし、チャンバ1aに挿入する投受光
用ファイバ20bを1本にしている。
て、チャンバ1aの下部に投受光部20を取り付け、シ
リコンウエハ2を挟んでこれと対向する高周波電極1b
の表面に反射板21を取り付ける。この反射板21は赤
外光を反射するもので、鏡面研磨されたものや、赤外領
域で反射率の高い金(Au)が蒸着されたものでもよ
い。投受光部20は、対物レンズ20a、投受光用ファ
イバ20b、ホルダ20cを有している。こうして図1
の受光部を反射型にし、チャンバ1aに挿入する投受光
用ファイバ20bを1本にしている。
【0031】図7に示すように本体部22は、ハロゲン
ランプ22a、バンドパスフィルタ22b、ハーフミラ
ー22c、集光レンズ22d、受光素子22eを含んで
構成される。尚、受光素子22eに接続された演算処理
部13、メモリ部14は図2に示すものと同様であり、
ここでは図示を省略している。
ランプ22a、バンドパスフィルタ22b、ハーフミラ
ー22c、集光レンズ22d、受光素子22eを含んで
構成される。尚、受光素子22eに接続された演算処理
部13、メモリ部14は図2に示すものと同様であり、
ここでは図示を省略している。
【0032】ハロゲンランプ22aは遠赤外光〜可視光
の範囲を含む光を放射する光源である。バンドパスフィ
ルタ22bはハロゲンランプ22aから放射される光の
内、9μm帯の赤外光成分を選択するフィルタである。
この赤外光はハーフミラー22cにより反射され、投受
光用ファイバ20bに入射される。また投受光部20を
介して投受光用ファイバ20bで導光された検出光は、
ハーフミラー22cを直進し、集光レンズ22dで集光
されて受光素子22eに入力される。
の範囲を含む光を放射する光源である。バンドパスフィ
ルタ22bはハロゲンランプ22aから放射される光の
内、9μm帯の赤外光成分を選択するフィルタである。
この赤外光はハーフミラー22cにより反射され、投受
光用ファイバ20bに入射される。また投受光部20を
介して投受光用ファイバ20bで導光された検出光は、
ハーフミラー22cを直進し、集光レンズ22dで集光
されて受光素子22eに入力される。
【0033】信号処理の方法は、実施の形態1と同様で
ある。ここでは投写した赤外光がシリコンウエハ2を2
回透過することと、シリコンウエハ2でのフレネル反射
の回数が2倍になることを考慮すればよい。
ある。ここでは投写した赤外光がシリコンウエハ2を2
回透過することと、シリコンウエハ2でのフレネル反射
の回数が2倍になることを考慮すればよい。
【0034】(実施の形態3)次に本発明の実施の形態
3の非接触温度測定装置について説明する。図9は半導
体製造装置の内部構造の要部説明図である。CVD装置
1のチャンバ1a内には、高周波プラズマを発生させる
複数の高周波電極1b、シリコンウエハ2を所定の温度
に保持するヒータ1cが設けられていることは図1と同
様である。
3の非接触温度測定装置について説明する。図9は半導
体製造装置の内部構造の要部説明図である。CVD装置
1のチャンバ1a内には、高周波プラズマを発生させる
複数の高周波電極1b、シリコンウエハ2を所定の温度
に保持するヒータ1cが設けられていることは図1と同
様である。
【0035】本実施の形態の非接触温度測定装置とし
て、チャンバ1aの下部に1つの投受光部30と、複数
の第2の受光部32a・・・32nを取り付ける。そし
てシリコンウエハ2を挟んで投受光部30と対向する高
周波電極1bの表面に、赤外光を反射する反射板31を
取り付ける。投受光部30は投光部と、第1の受光部と
を一体にしたものであり、投受光部30と反射板31の
取り付け位置は、シリコンウエハ2の温度が最も高いと
思われる部分とする。投受光部30の構成は、図8に示
すものと同一である。受光部32a・・・32nは、受
光用ファイバで構成され、シリコンウエハ2の表面から
放射される赤外光を受光し、後述する各受光素子に導光
する。
て、チャンバ1aの下部に1つの投受光部30と、複数
の第2の受光部32a・・・32nを取り付ける。そし
てシリコンウエハ2を挟んで投受光部30と対向する高
周波電極1bの表面に、赤外光を反射する反射板31を
取り付ける。投受光部30は投光部と、第1の受光部と
を一体にしたものであり、投受光部30と反射板31の
取り付け位置は、シリコンウエハ2の温度が最も高いと
思われる部分とする。投受光部30の構成は、図8に示
すものと同一である。受光部32a・・・32nは、受
光用ファイバで構成され、シリコンウエハ2の表面から
放射される赤外光を受光し、後述する各受光素子に導光
する。
【0036】図10は本体部33の構成を示す概略図で
ある。本体部33は、測定用の赤外光を投受光部30に
出力し、Siエウハ2からの赤外光を受光し、投光した
赤外光に対する受光した赤外光の強度を演算処理するこ
とにより、シリコンウエハ2の温度を測定する。更に本
体部33は、複数の受光部32a・・・32nから得ら
れた放射赤外光の検出値に基づいて補正処理を行い、シ
リコンウエハ2の温度分布を演算する。
ある。本体部33は、測定用の赤外光を投受光部30に
出力し、Siエウハ2からの赤外光を受光し、投光した
赤外光に対する受光した赤外光の強度を演算処理するこ
とにより、シリコンウエハ2の温度を測定する。更に本
体部33は、複数の受光部32a・・・32nから得ら
れた放射赤外光の検出値に基づいて補正処理を行い、シ
リコンウエハ2の温度分布を演算する。
【0037】図10に示すように本体部33は、投光部
34、受光処理部35、演算処理部36、メモリ部37
を含んで構成される。投光部34は図1の場合と同様、
ハロゲンランプ34a、バンドパスフィルタ34b、チ
ョッパ34c、コントローラ34dに加えて、ハーフミ
ラー34eを含んで構成される。ハロゲンランプ34a
は遠赤外光〜可視光の範囲を含む光を放射する光源であ
る。バンドパスフィルタ34bはハロゲンランプ34a
から放射される光の内、9μm帯の赤外成分を選択する
フィルタである。チョッパ34cはバンドパスフィルタ
34bを介して出力される直流の赤外線を断続するもの
で、その周期はコントローラ34dによって制御され
る。
34、受光処理部35、演算処理部36、メモリ部37
を含んで構成される。投光部34は図1の場合と同様、
ハロゲンランプ34a、バンドパスフィルタ34b、チ
ョッパ34c、コントローラ34dに加えて、ハーフミ
ラー34eを含んで構成される。ハロゲンランプ34a
は遠赤外光〜可視光の範囲を含む光を放射する光源であ
る。バンドパスフィルタ34bはハロゲンランプ34a
から放射される光の内、9μm帯の赤外成分を選択する
フィルタである。チョッパ34cはバンドパスフィルタ
34bを介して出力される直流の赤外線を断続するもの
で、その周期はコントローラ34dによって制御され
る。
【0038】受光処理部35は、レンズ35a、受光素
子35b、受光素子35c・・・35n、A/D変換部
35pを含んで構成される放射温度計である。レンズ3
5aは、受光部30で検出された赤外光を集束して受光
素子35bに与える。またシリコンウエハ2の複数部分
の放射赤外光は、受光部32a〜32nで捕捉され、夫
々の受光用ファイバを介して受光素子35c〜35nに
与えられる。A/D変換部35pはこれらの受光素子の
検出出力をデジタル化し、演算処理部36に与える。
子35b、受光素子35c・・・35n、A/D変換部
35pを含んで構成される放射温度計である。レンズ3
5aは、受光部30で検出された赤外光を集束して受光
素子35bに与える。またシリコンウエハ2の複数部分
の放射赤外光は、受光部32a〜32nで捕捉され、夫
々の受光用ファイバを介して受光素子35c〜35nに
与えられる。A/D変換部35pはこれらの受光素子の
検出出力をデジタル化し、演算処理部36に与える。
【0039】演算処理部36は、マイクロコンピュータ
で構成され、前述した演算処理によりシリコンウエハ2
の温度を算出する。メモリ部37は、シリコンウエハ2
のフレネル透過率γや各種の測定値を記憶する。
で構成され、前述した演算処理によりシリコンウエハ2
の温度を算出する。メモリ部37は、シリコンウエハ2
のフレネル透過率γや各種の測定値を記憶する。
【0040】以上のように構成すると、最も高温と予想
されるポイントのシリコンウエハ2の透過率が測定でき
る。この場合、シリコンウエハ2を熱して最適な温度に
上昇させるとき、透過率の温度特性を測定し、メモリ部
37に記憶しておく。そしてこの値を用いてシリコンウ
エハ2全体の温度分布の測定値を補正すれば、温度分布
の計測値がより正確になる。
されるポイントのシリコンウエハ2の透過率が測定でき
る。この場合、シリコンウエハ2を熱して最適な温度に
上昇させるとき、透過率の温度特性を測定し、メモリ部
37に記憶しておく。そしてこの値を用いてシリコンウ
エハ2全体の温度分布の測定値を補正すれば、温度分布
の計測値がより正確になる。
【0041】図11は複数の受光部を安定に保持する方
法を示した断面図である。シリコンウエハ2の保持台で
あるヒータ1cの上部に、複数の支持ピン40a,40
b,40c・・・を取り付ける。このうちピンの1つの
内部に受光部を挿入する。こうすると受光部に対する外
乱光の影響が無くなり、またCVD装置で発生する各種
の雰囲気ガスから受光部を守ることができる。この場合
は受光部の対物レンズの汚れは一層少なくなる。
法を示した断面図である。シリコンウエハ2の保持台で
あるヒータ1cの上部に、複数の支持ピン40a,40
b,40c・・・を取り付ける。このうちピンの1つの
内部に受光部を挿入する。こうすると受光部に対する外
乱光の影響が無くなり、またCVD装置で発生する各種
の雰囲気ガスから受光部を守ることができる。この場合
は受光部の対物レンズの汚れは一層少なくなる。
【0042】ここで説明した各実施の形態では、CVD
装置に対する非接触温度測定装置として説明したが、他
の半導体製造装置についても、本発明を適用することが
できる。
装置に対する非接触温度測定装置として説明したが、他
の半導体製造装置についても、本発明を適用することが
できる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、投光部より光を照射
し、照射したタイミングで対象物体を透過した光を第1
の受光部で受光する。その受光レベルによって透過率を
算出し、それに基づいて第2の受光部で得られる受光レ
ベルによって物体の温度を測定する。こうすれば物体の
吸収がある場合にも、又吸収特性が温度によって変化す
る場合も正確に物体の温度を測定することができる。
し、照射したタイミングで対象物体を透過した光を第1
の受光部で受光する。その受光レベルによって透過率を
算出し、それに基づいて第2の受光部で得られる受光レ
ベルによって物体の温度を測定する。こうすれば物体の
吸収がある場合にも、又吸収特性が温度によって変化す
る場合も正確に物体の温度を測定することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態による非接触温度測
定装置のCVD装置内の構成を示す概略図である。
定装置のCVD装置内の構成を示す概略図である。
【図2】実施の形態1による非接触温度測定装置の本体
部の構成を示すブロック図である。
部の構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態1による投光部及び受光部の投受光
レベルを示すタイムチャートである。
レベルを示すタイムチャートである。
【図4】実施の形態1における補正処理を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図5】シリコンウエハの吸収特性を示すグラフであ
る。
る。
【図6】実施の形態1における二色温度計の受光処理部
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図7】物体の温度と放射輝度との関係を示すグラフで
ある。
ある。
【図8】実施の形態2による非接触温度測定装置の光学
系及びチャンバー内の構成を示す図である。
系及びチャンバー内の構成を示す図である。
【図9】実施の形態3による非接触温度測定装置の光学
系及びチャンバー内の構成を示す図である。
系及びチャンバー内の構成を示す図である。
【図10】実施の形態3における投光部及び受光処理部
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図11】複数の受光部を安定に保持する方法を示した
断面図である。
断面図である。
1 CVD装置 1a チャンバ 2 ウエハ 3 投光用光ファイバ 4 受光部 5 レンズ 6 受光用光ファイバ 10,22 本体部 11,34 投光部 12,35 受光処理部 13,36 演算処理部 14,37 メモリ部 20 投受光部 21,31 反射板
Claims (2)
- 【請求項1】 物体の温度に対応した放射光に基づいて
非接触で物体の温度を測定する非接触温度測定装置にお
いて、 対象物体の測定温度に対応する波長の光を前記対象物体
に照射する投光部と、前記投光部から照射され対象物体
を透過した光を受光する第1の受光部と、 前記対象物体から放射される放射光を受光する第2の受
光部と、 物体の有無及び前記投光部の光の断続に基づいて前記第
1の受光部の受光量により前記対象物体の透過率を算出
し、算出された透過率によって補正した前記第2の受光
部からの受光量に基づいて測定物体の温度を測定する信
号処理部と、を具備することを特徴とする非接触温度測
定装置。 - 【請求項2】 前記第1,第2の受光部は、同一の受光
部としたことを特徴とする請求項1記載の非接触温度測
定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10050615A JPH11248539A (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 非接触温度測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10050615A JPH11248539A (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 非接触温度測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11248539A true JPH11248539A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=12863890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10050615A Pending JPH11248539A (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 非接触温度測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11248539A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6840670B2 (en) | 2000-12-01 | 2005-01-11 | Yamatake Corporation | Apparatus and method for non-contact temperature measurement |
| JP2017078676A (ja) * | 2015-10-22 | 2017-04-27 | 株式会社チノー | 温度測定装置 |
-
1998
- 1998-03-03 JP JP10050615A patent/JPH11248539A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6840670B2 (en) | 2000-12-01 | 2005-01-11 | Yamatake Corporation | Apparatus and method for non-contact temperature measurement |
| JP2017078676A (ja) * | 2015-10-22 | 2017-04-27 | 株式会社チノー | 温度測定装置 |
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