JPH11248874A - 制御棒案内機構 - Google Patents

制御棒案内機構

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JPH11248874A
JPH11248874A JP10055180A JP5518098A JPH11248874A JP H11248874 A JPH11248874 A JP H11248874A JP 10055180 A JP10055180 A JP 10055180A JP 5518098 A JP5518098 A JP 5518098A JP H11248874 A JPH11248874 A JP H11248874A
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JP
Japan
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control rod
rod guide
guide mechanism
temperature sensor
drop
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Withdrawn
Application number
JP10055180A
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English (en)
Inventor
Tokuyuki Takeshima
島 徳 幸 竹
Masahiko Ariyoshi
吉 昌 彦 有
Masaru Ogino
野 勝 荻
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30—Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御棒の落下を落下検出コイルによって検知
することによって、切り離された制御棒が確実に炉心に
挿入されているか否かを確認することができるととも
に、落下検出コイルの交換が可能であり、設備物量上の
問題を発生させない制御棒案内機構を提供すること。 【解決手段】 本発明による制御棒案内機構20は、制
御棒案内管24と、制御棒案内管24内に移動自在に配
置され、上方部分に検出用磁石29を有する制御棒11
とを備えている。制御棒案内管24には、温度センサ3
0を収納する温度センサ収納管27が配置されている。
温度センサ収納管27の下端部は、燃料集合体25の上
面近傍にまで達している。温度センサ収納管27内の下
端部には、燃料集合体25の出口温度を計測するための
温度センサ30が収納されるとともに、制御棒11の検
出用磁石29が接近した場合に電気信号を出力する落下
検出コイル28が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速炉などの原子
炉において、制御棒が自動的に炉心に落下して原子炉を
緊急停止させる自己作業型炉停止機構とともに用いられ
る制御棒案内機構に係り、とりわけ、落下する制御棒の
位置を検出することができる制御棒案内機構に関する。
【0002】
【従来の技術】高速炉の出力制御及び原子炉停止には制
御棒が使用される。制御棒は、一般に主炉停止系と後備
炉停止系とを有する制御棒案内機構に収納されている。
【0003】後備炉停止系は、一般に自己作動型炉停止
機構として、制御棒の上部に磁性体を設け、制御棒の上
部を磁力によって保持するための電磁石を制御棒保持体
に設けることによって構成されている。このような後備
炉停止系は、制御棒保持体の電磁石の電流を制御するこ
とにより、制御棒の上部の磁性体に対する制御棒保持体
の吸引力を制御して、制御棒を制御棒保持体から切り離
して炉心に挿入させることができる。
【0004】制御棒保持体に用いる電磁石として、キュ
ーリー点電磁石を用いることが提案されている。キュー
リー点電磁石は、冷却材の温度が感温磁性材のキューリ
ー点に達すると磁力を失うという性質を有する電磁石で
ある。キューリー点電磁石を用いると、例えば高速炉の
冷却材の温度が異常に上昇した場合に、その温度に直接
キューリー点電磁石が応答して磁力を失い、制御棒が自
動的に切り離されて炉心に挿入される。従って、原子炉
停止の信頼性を向上させることができる。
【0005】ここで制御棒が制御棒保持体から切り離さ
れた場合、切り離された制御棒が確実に炉心に挿入され
ているか否かを確認する必要がある。制御棒の位置を検
出する手段としては、シンクロ発振器やエンコーダのよ
うな連続式位置検出器が知られているが、これらの連続
式位置検出器では、制御棒を切り離した後の位置検出は
できない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本件発明者は、本発明
に先立って、制御棒に永久磁石を設け、制御棒を案内す
る制御棒案内管に落下検出コイルを設け、永久磁石によ
る磁界が落下検出コイルに対して及ぼす電磁気的作用の
変化を検出することによって制御棒の落下を検知する方
法を発明した。
【0007】しかしながら、制御棒案内管に直接落下検
出コイルを設置する場合、当該落下検出コイルの交換等
ができないというメンテナンス上の問題がある。
【0008】その後本件発明者は、制御棒に近接してコ
イル用収納管を別途に設置して、その中に落下検出コイ
ルを挿入する方法に想到した。この方法によれば、落下
検出コイルの交換等が可能である。
【0009】しかしながら、コイル用収納管を別途に設
置することは、重量、スペース、コスト等、制御棒案内
機構に設備物量上の問題を発生させてしまう。
【0010】本発明は、このような点を考慮してなされ
たものであり、制御棒の落下を落下検出コイルによって
検知することによって切り離された制御棒が確実に炉心
に挿入されているか否かを確認することができるととも
に、落下検出コイルの交換が可能であり、重量、スペー
ス、コスト等の設備物量上の問題がない制御棒案内機構
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、制御棒案内管
と、制御棒案内管内に移動自在に配置され、検出用磁石
を有する制御棒と、制御棒案内管に配置され、温度セン
サを収納する温度センサ収納管と、温度センサ収納管内
に温度センサから独立して設けられ、制御棒の検出用磁
石が接近した場合に電気信号を出力する落下検出コイル
と、を備えたことを特徴とする制御棒案内機構である。
【0012】本発明によれば、検出用磁石による磁界が
落下検出コイルに対して及ぼす電磁気的作用の変化を検
出することによって制御棒の落下を検知することができ
る。また本発明によれば、温度センサ収納管内に落下検
出コイルを設けているので、落下検出コイルの交換を容
易に行うことができ、かつ、重量、スペース、コスト等
の設備物量上の問題を新たに発生させることがない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0014】図1は自己作動型炉停止機構(後備炉停止
系)を有する高速炉の説明図である。原子炉容器1の上
部は遮蔽プラグ2で覆われており、原子炉容器1の内部
には炉心3が設置され、冷却材4が充満されている。
【0015】冷却材4は液体ナトリウム等によって構成
されており、原子炉容器1の下方から炉心3内に流入
し、炉心3の上方から流出するように流れて、炉心3内
に収容されている燃料集合体25を除熱するようになっ
ている。
【0016】また冷却材4は、原子炉容器1から流出
し、図示しない配管内を流れて図示しない熱交換器に至
り、図示しないポンプを経て再び原子炉容器1に戻る閉
回路を循環するようになっている。
【0017】また図1に示す自己作動型炉停止機構の制
御棒保持体15は、キューリー点電磁石部16を有して
おり、原子炉容器1内の炉心3上部に配置されて制御棒
11を保持している。
【0018】図2および図3は、本発明の第1の実施の
形態による制御棒案内機構20を示している。制御棒案
内機構20は、図1に示すような自己作動型炉停止機構
に適用される。図2に示すように、本実施の形態の制御
棒案内機構20は、制御棒案内管24と、制御棒案内管
24内に移動自在に配置され、上方部分の略中央に検出
用磁石29を有する制御棒11とを備えている。
【0019】制御棒案内管24には、温度センサ30を
収納する温度センサ収納管27が、制御棒11と略平行
に制御棒11を挟んで両側に一対配置されている。温度
センサ収納管27の下端部は、燃料集合体25の上面近
傍にまで達している。
【0020】温度センサ収納管27内の下端部には、燃
料集合体25の出口温度を計測するための温度センサ3
0が収納されるとともに、制御棒11の検出用磁石29
が接近した場合に電気信号を出力する落下検出コイル2
8が設けられている。落下検出コイル28は、温度セン
サ30とは独立に機能するようになっている。
【0021】検出用磁石29は、本実施の形態では高温
における特性に優れたアルニコ系の永久磁石によって構
成されている。また温度センサ30は、シース型熱電対
によって構成され、燃料集合体25の異常な温度上昇を
監視するようになっている。
【0022】図2に示すように、制御棒11の上方部分
には、関節部を持つ振動吸収機構22を介して磁性体で
ある温度感知合金21が設けられている。一方、制御棒
保持体15のキューリー点電磁石部16にはコイルが内
蔵されており、電圧が印加されることによって温度感知
合金21を吸着保持している。なお、制御棒11の上方
部分は、制御棒連結棒として構成されている。
【0023】次に図3(a)(b)を用いて、落下検出
コイル28について詳述する。図3(a)に示すよう
に、落下検出コイル28は、熱電対30の先端近傍に嵌
合されたボビン31部に巻付けられ、ボビン部31の両
端に設けられたツバ部32内に収納されている。落下検
出コイル28、ボビン部31およびツバ部32は、全体
をケース34に覆われている。
【0024】ボビン部31およびツバ部32は、セラミ
ックあるいはステンレス等の非磁性体材料で構成されて
もよいが、電磁ステンレス等の磁性材料で構成されるこ
とが好ましい。ボビン部31及びツバ部32を磁性材料
で構成すると、検出用磁石29によって形成される磁束
をより多く集めて落下検出コイル28と鎖交させること
が可能で、この場合、落下検出コイル28はより明瞭に
制御棒11の落下を検知することができる。また落下検
出コイル28は、細径のMIケーブルを数百ターン巻付
けて構成されることが好ましい。
【0025】図3(b)は落下検出コイル28の電気的
等価回路を示した図であり、図3(c)は制御棒11が
落下することに伴って検出用磁石29が落下検出コイル
28に接近し落下検出コイル28の近傍を通過する場合
の落下検出コイル28の電気信号出力特性の例を示した
ものである。出力信号はmVオーダで得ることができ、
MIケーブルを介して炉上部に取り出されるようになっ
ている。
【0026】次にこのような構成からなる本実施の形態
の作用について説明する。本実施の形態の制御棒案内機
構20は、図1および図2に示すように、通常状態では
制御棒保持体15のキューリー電磁石部16と制御棒1
1の温度感知合金21とが吸着している。
【0027】原子炉スクラム時等の異常発生時には、キ
ューリー点電磁石部16への電圧の印可が停止され、あ
るいは、燃料集合体25の温度等が異常に温度上昇した
時には、キューリー点電磁石部16の電磁石あるいは温
度感知合金21がキューリー点を越えることによって消
磁して、キューリー点電磁石部16と温度感知合金21
との吸着が解放される。これにより、制御棒11はキュ
ーリー電磁石部16を有する制御棒保持体15から即時
に切り離される。
【0028】制御棒11が制御棒保持体15から切り離
されると、制御棒11は炉心3内に向かって落下する。
制御棒11が落下する。これに伴って、制御棒11の上
方部分(連結軸部分)に設けられた検出用磁石29も落
下する。落下する検出用磁石29が形成する磁界は、図
3(c)に示すように、落下検出コイル28の近傍を通
過するときに落下検出コイル28に起電力を発生させる
ため、この起電力に基づく電気信号が落下検出コイル2
8から出力される。この電気信号を処理することによ
り、制御棒11が正常に炉心3内に挿入されたか否かを
確認することができる。
【0029】以上のように本実施の形態によれば、落下
する検出用磁石29が落下検出コイル28の近傍を通過
することによって、検出用磁石29による磁界が落下検
出コイル28に起電力を生じさせるため、この起電力に
基づく電気信号を検出することによって制御棒11の落
下を検知することができる。
【0030】また本実施の形態によれば、温度センサ収
納管27内に落下検出コイル28を設けているので、落
下検出コイル28を引抜くことによって容易に交換等の
メンテナンスを行うことができる。
【0031】さらに本実施の形態によれば、新たなコイ
ル用の収納管を必要としないため、重量、スペース、コ
スト等の設備物量上の問題が発生せず、収納管等の破損
に伴う冷却材4の漏洩確率が増加することもない。
【0032】次に図4により、本発明による第2の実施
の形態の制御棒案内機構について説明する。図4に示す
ように、第2の実施の形態の制御棒案内機構20は、落
下検出コイルが温度センサ収納管27内に鉛直方向に3
個設けられている点が異なるのみであり、その他の構成
は図2および図3に示す第1の実施の形態の制御棒案内
機構20と略同様である。第2の実施の形態において、
図2および図3に示す第1の実施の形態と同一の部分に
は同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0033】本実施の形態の3個の落下検出コイル28
n、28m、28pは、それぞれ図3(a)に示す態様
で温度センサ30に併設されている。落下検出コイル2
8nは、制御棒11が炉心3内に50%挿入された状態
において制御棒11の検出用磁石29が存在する高さに
設けられており、落下検出コイル28mは、制御棒11
が炉心3内に65%挿入された状態において検出用磁石
29が存在する高さに設けられており、落下検出コイル
28nは、制御棒11が炉心3内に85%挿入された状
態において検出用磁石29が存在する高さに設けられて
いる。
【0034】本実施の形態では、制御棒11の落下に伴
って検出用磁石29が落下すると、先ず落下検出コイル
28nから電気信号が得られ、次に時間的に遅れて落下
検出個オイル28mから電気信号が得られ、最後に落下
検出コイル28pから電気信号が得られる。
【0035】本実施の形態によれば、温度センサ収納管
27内に鉛直方向に3個の落下検出コイル28を設けた
ことにより、鉛直方向の3つの位置において制御棒11
の落下を検知することができる。このため、制御棒11
の炉心3への挿入状態を把握できるとともに、各落下検
出コイル28n、28m、28pによる時間−電気信号
分布から制御棒11の落下速度などの落下特性を把握す
ることができる。
【0036】尚、本実施の形態における落下検出コイル
28は、鉛直方向に3個設けられているが、個数は3個
に限られない。
【0037】次に図5により、本発明による第3の実施
の形態の制御棒案内機構について説明する。図5に示す
ように、第3の実施の形態の制御棒案内機構20は、温
度センサ収納管27が、制御棒11を挟んで一対が設け
られる代わりに、制御棒11の中心軸を中心とした放射
状に互いに略等間隔をおいて6個配置されている点が異
なるのみであり、その他の構成は図2および図3に示す
第1の実施の形態の制御棒案内機構20と略同様であ
る。第3の実施の形態において、図2および図3に示す
第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して
詳細な説明は省略する。
【0038】図5に示すように、一般に燃焼集合体25
は、制御棒11が挿入される空間の周囲に、制御棒11
が挿入される空間を中心とした放射状に6個隣接するよ
うに配置されている。本実施の形態の制御棒案内機構2
0は、各燃料集合体25a〜25fの温度状態を計測す
るために、温度センサ収納管27を各燃料集合体25a
〜25fの上部に対応させるべく、制御棒11の中心軸
を中心とした放射状に互いに略等間隔をおいて6個配置
したものである。
【0039】本実施の形態では、6個の温度センサ30
によって各燃料集合体25a〜25fの温度状態を計測
することができることに加えて、以下の効果が得られ
る。
【0040】制御棒11が落下している時に地震等が発
生した場合、制御棒11の制御棒案内管24に対する位
置が中心から偏芯する。落下検出コイル29を収納する
温度センサ収納管27を1個あるいは2個のみ有する制
御棒案内機構の場合、制御棒11の偏芯によって検出用
磁石29と落下検出コイル29との距離が大きくなり、
落下検出コイル29から出力される電気信号のレベルが
低下することがあり、最悪の場合には電気信号の出力が
不可能となることがある。
【0041】これに対し本実施の形態の制御棒案内機構
20では、制御棒の周囲6方向に落下検出コイル28a
〜28fを収納する温度センサ収納管27a〜27fを
設けているため、地震等の発生時にどちらの方向に制御
棒11が偏芯しても、落下検出コイル28a〜28fの
うち少なくともいずれか1つが確実に制御棒11の落下
を検出することができる。
【0042】本実施の形態によれば、6個の温度センサ
30によって各燃料集合体25a〜25fの温度状態を
計測することができ、制御棒11が地震等によって偏芯
しても落下検出コイル28a〜28fのうち少なくとも
いずれか1つが確実に制御棒11の落下を検出すること
ができる。
【0043】次に図6により、本発明による第4の実施
の形態の制御棒案内機構について説明する。図6に示す
ように、第4の実施の形態の制御棒案内機構20は、落
下検出コイル28が、全ての温度センサ収納管27a〜
27fに設けられる代わりに、1個おきの3個の温度セ
ンサ収納管27a、27c、27eに設けられている点
が異なるのみであり、その他の構成は図5に示す第3の
実施の形態の制御棒案内機構20と略同様である。第4
の実施の形態において、図5に示す第1の実施の形態と
同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0044】本実施の形態によっても、制御棒11が地
震等によって偏芯した場合に落下検出コイル28、28
c、28eのうち少なくともいずれか1つが確実に制御
棒11の落下を検出することができる。
【0045】次に図7により、本発明による第5の実施
の形態の制御棒案内機構について説明する。図7に示す
ように、第5の実施の形態の制御棒案内機構20は、検
出用磁石29が、制御棒11の上方部分の略中央に設け
られる代わりに、制御棒11の上方部分の軸方向略同一
高さの外周部に互いに略等間隔をおいて6個配置されて
いる点が異なるのみであり、その他の構成は図5に示す
第3の実施の形態の制御棒案内機構20と略同様であ
る。第3の実施の形態において、図5に示す第3の実施
の形態と同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明
は省略する。
【0046】本実施の形態によれば、検出用磁石29が
制御棒11の外周部に設けられているため、落下検出コ
イル28との相対距離が短くなるため、落下検出コイル
28によって得られる電気信号がより明瞭となる。
【0047】また本実施の形態によれば、検出用磁石2
9が制御棒11の上方部分の軸方向略同一高さの外周部
に互いに略等間隔をおいて6個配置されているため、制
御棒11が地震等によって偏芯した場合に落下検出コイ
ル28a〜28fのうち少なくともいずれか1つがより
確実に制御棒11の落下を検出することができる。
【0048】次に図8により、本発明による第6の実施
の形態の制御棒案内機構について説明する。図8におい
て、第6の実施の形態の制御棒案内機構20は、検出用
磁石29が、制御棒11の上方部分の略中央に設けられ
る代わりに、制御棒11の上方部分の軸方向略同一高さ
の外周部に互いに略等間隔をおいて3個配置されている
点が異なるのみであり、その他の構成は図5に示す第3
の実施の形態の制御棒案内機構20と略同様である。第
3の実施の形態において、図5に示す第3の実施の形態
と同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略
する。
【0049】本実施の形態によっても、検出用磁石29
が制御棒11の外周部に設けられているため、落下検出
コイル28との相対距離が短くなるため、落下検出コイ
ル28によって得られる電気信号がより明瞭となり、特
に検出用磁石29が制御棒11の上方部分の軸方向略同
一高さの外周表面部に互いに略等間隔をおいて3個配置
されているため、制御棒11が地震等によって偏芯した
場合でも落下検出コイル28a〜28fのうち少なくと
もいずれか1つがより確実に制御棒11の落下を検出す
ることができる。
【0050】次に図9により、本発明による第7の実施
の形態の制御棒案内機構について説明する。図9に示す
ように、第7の実施の形態の制御棒案内機構20は、検
出用磁石29が、永久磁石のみから構成される代わり
に、永久磁石部29mと、永久磁石部29mの上部およ
び下部に設けられた磁性体ヨーク部29yとから構成さ
れている点が異なるのみであり、その他の構成は図2お
よび図3に示す第1の実施の形態の制御棒案内機構20
と略同様である。第2の実施の形態において、図2およ
び図3に示す第1の実施の形態と同一の部分には同一の
符号を付して詳細な説明は省略する。
【0051】永久磁石部29mおよび磁性体ヨーク部2
9yは、いずれも円筒形状に形成されている。磁性体ヨ
ーク部29yは、磁気的に飽和しない数mmの厚さの磁
性体で構成されている。
【0052】本実施の形態によれば、永久磁石部29m
によって形成される磁界が磁性体ヨーク部29yによっ
て増強されるため、落下検出コイル28において検出用
磁石29の通過をより明瞭に検出することができる。
【0053】なお、磁性体ヨーク部29yは、永久磁石
部29mの上部または下部のいずれか一方のみに設けら
れてもよい。
【0054】次に図10により、本発明による第8の実
施の形態の制御棒案内機構について説明する。図10に
おいて、第8の実施の形態の制御棒案内機構20は、検
出用磁石29が、円筒状の磁性体ヨーク部29yを有す
る代わりに、落下検出コイル28に向けて一方が延長さ
れた形状に形成された磁性体ヨーク部39yを有する点
が異なるのみであり、その他の構成は図9に示す第7の
実施の形態の制御棒案内機構20と略同様である。第8
の実施の形態において、図9に示す第7の実施の形態と
同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略す
る。
【0055】本実施の形態によれば、永久磁石部29m
によって形成される磁束が磁性体ヨーク部39yによっ
て落下検出コイル28に向けて強く放出されるため、落
下検出コイル28において検出用磁石29の通過をより
明瞭に検出することができる。
【0056】次に図11により、本発明による第9の実
施の形態の制御棒案内機構について説明する。図11に
おいて、第9の実施の形態の制御棒案内機構20は、落
下検出コイル28が、1つの落下検出コイルから構成さ
れる代わりに、2つの落下検出コイル部28kと、励磁
コイル部40とを有する点が異なるのみであり、その他
の構成は図2および図3に示す第1の実施の形態の制御
棒案内機構20と略同様である。第8の実施の形態にお
いて、図2および図3に示す第1の実施の形態と同一の
部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0057】励磁コイル部40は、鉛直方向に2つの落
下検出コイル部28kに挟まれている。励磁コイル部4
0と2つの落下検出コイル部28kとの間には、絶縁の
ためツバ部42が設けられている。励磁コイル部40
は、図示しない交流電流源と接続されている。
【0058】本実施の形態において、励磁コイル部40
に一定の交流電流を流すと、励磁コイル部40の近傍に
存在する冷却材4内に交流磁界が形成される。このた
め、冷却材4内には渦電流が形成され、落下検出コイル
部28kに誘導電流が流れ、電圧が誘起される。
【0059】この状態において、制御棒11が落下する
と、励磁コイル部40が形成している交流磁界の中を検
出用磁石29が通過することによって、検出用磁石29
が形成する磁界によって励磁コイル部40が形成した磁
界が歪むため、これを落下検出コイル部28kが検知す
ることで制御棒11の落下を確認することができる。
【0060】また本実施の形態によれば、励磁コイル部
40を設けたことにより、励磁コイル部40に流す交流
電流量を調整することによって、落下検出コイル部28
kによる制御棒11の落下検出の感度を調整することが
できる。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、検出用磁
石による磁界が落下検出コイルに対して及ぼす電磁気的
作用の変化を検出することによって制御棒の落下を検知
することができる。
【0062】また本発明によれば、温度センサ収納管内
に落下検出コイルを設けているので、落下検出コイルの
交換を容易に行うことができ、かつ、重量、スペース、
コスト等の設備物量上の問題を新たに発生させることが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による制御棒案内機構が適用される高速
炉を示す概略図。
【図2】本発明の第1の実施の形態による制御棒案内機
構を示す概略図。
【図3】図2の制御棒案内機構における落下検出コイル
部分を示す概略図。
【図4】本発明の第2の実施の形態による制御棒案内機
構における落下検出コイル部分を示す概略図。
【図5】本発明の第3の実施の形態による制御棒案内機
構を示す概略図。
【図6】本発明の第4の実施の形態による制御棒案内機
構を示す概略図。
【図7】本発明の第5の実施の形態による制御棒案内機
構における制御棒を示す概略図。
【図8】本発明の第6の実施の形態による制御棒案内機
構における制御棒を示す概略図。
【図9】本発明の第7の実施の形態による制御棒案内機
構における検出用磁石を示す概略図。
【図10】本発明の第8の実施の形態による制御棒案内
機構における検出用磁石を示す概略図。
【図11】本発明の第9の実施の形態による制御棒案内
機構における落下検出コイル部分を示す概略図。
【符号の説明】
1 原子炉容器 2 遮蔽プラグ 3 炉心 4 冷却剤 11 制御棒 15 制御棒保持体 16 キューリー点電磁石部 20 制御棒案内機構 21 温度感知合金 22 振動吸収機構 24 制御棒案内管 25、25a〜25f 燃料集合体 27、27a〜27f 温度センサ収納管 28、28n、28m、28p、28a〜28f 落下
検出コイル 28k 落下検出コイル部 29、29a〜29f 検出用磁石 29m 永久磁石部 29y、39y 磁性体ヨーク部 30 温度センサ 31 ボビン部 32、42 ツバ部 34 ケース 40 励磁コイル部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御棒案内管と、 制御棒案内管内に移動自在に配置され、検出用磁石を有
    する制御棒と、 制御棒案内管に配置され、温度センサを収納する温度セ
    ンサ収納管と、 温度センサ収納管内に温度センサから独立して設けら
    れ、制御棒の検出用磁石が接近した場合に電気信号を出
    力する落下検出コイルと、を備えたことを特徴とする制
    御棒案内機構。
  2. 【請求項2】落下検出コイルは、磁性体で構成されたボ
    ビン部と、磁性体で構成されたツバ部と、を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の制御棒案内機構。
  3. 【請求項3】落下検出コイルは、励磁コイル部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御棒案内機構。
  4. 【請求項4】落下検出コイルは、温度センサ収納管内に
    鉛直方向に複数設けられていることを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれかに記載の制御棒案内機構。
  5. 【請求項5】温度センサ収納管は、制御棒の中心軸を中
    心とした放射状に互いに略等間隔をおいて複数配置され
    ていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記
    載の制御棒案内機構。
  6. 【請求項6】温度センサ収納管は、6個設けられている
    ことを特徴とする請求項5に記載の制御棒案内機構。
  7. 【請求項7】検出用磁石は、永久磁石部と、永久磁石部
    の上部および下部のうち少なくとも一方に設けられた磁
    性体ヨーク部と、を有することを特徴とする請求項1乃
    至6のいずれかに記載の制御棒案内機構。
  8. 【請求項8】検出用磁石は、制御棒の軸方向略同一高さ
    の外周部に互いに略等間隔をおいて複数配置されている
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の制
    御棒案内機構。
  9. 【請求項9】検出用磁石は、3個あるいは6個設けられ
    ていることを特徴とする請求項8に記載の制御棒案内機
    構。
JP10055180A 1998-03-06 1998-03-06 制御棒案内機構 Withdrawn JPH11248874A (ja)

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