JPH11248955A - 光導波路、レンズと光導波路との位置合わせ方法、レンズと光導波路との位置合わせ装置、ワイヤレス光通信装置及び記録媒体 - Google Patents

光導波路、レンズと光導波路との位置合わせ方法、レンズと光導波路との位置合わせ装置、ワイヤレス光通信装置及び記録媒体

Info

Publication number
JPH11248955A
JPH11248955A JP10053955A JP5395598A JPH11248955A JP H11248955 A JPH11248955 A JP H11248955A JP 10053955 A JP10053955 A JP 10053955A JP 5395598 A JP5395598 A JP 5395598A JP H11248955 A JPH11248955 A JP H11248955A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical waveguide
axis direction
lens
light
positioning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10053955A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Shimonaka
淳 下中
Shusuke Kasai
秀典 河西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP10053955A priority Critical patent/JPH11248955A/ja
Publication of JPH11248955A publication Critical patent/JPH11248955A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Communication System (AREA)
  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Optical Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズと光導波路との位置合わせを精度よく
行うことができる位置合わせ方法及び位置合わせ装置を
提供する。 【解決手段】 集光レンズ104によって集光され、光
導波路層102の出射端面側に向かうビームスポット1
06をCCD103によって撮像する。この画像パター
ンは、ビームスポット106と基板101の上面との距
離に応じて周期が異なる干渉縞が観察される。即ち、ビ
ームスポット106が光導波路の上面の上側にある場合
には、CCD103に直接入射する光と光導波路の上面
で反射される光との干渉により干渉縞が観察されるから
である。よって、この干渉縞をモニター107の画面を
見ながら集光レンズ102をY軸方向に移動させれば、
Y軸方向の位置合わせを行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤレス光通信
等の光通信や光を用いたセンサー等の分野に関し、より
詳しくは、この種の分野で使用され、空間からの光の結
合方式に特徴を有する光導波路、レンズと光導波路との
位置合わせ方法、レンズと光導波路との位置合わせ装
置、ワイヤレス光通信装置及びレンズと光導波路との位
置合わせのための制御手順に対応するプログラムが格納
された記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】空間から光導波路への光結合方法の一例
として、西原浩他著「光集積回路」(1985年、オー
ム社刊)236ページに記載されている「端面結合方
法」が知られている。この端面結合方法は、光導波路端
面に光導波路のモード分布とほぼ一致したモード分布を
有する入射波を照射する方法であり、高効率な光結合が
可能となる利点がある。
【0003】一般に、この端面結合方法を用いてシング
ルモード導波路に光を導く場合は、図12に示すよう
に、光導波路1の入射端面側に配置された集光レンズ2
と、光導波路1との位置合わせを行って入射波の照射位
置を光導波路の入射端面1aに位置合わせる必要があ
り、そのために、光導波路1はXYZ3次元方向に移動
可能になった手動ステージ3上に載置されている。
【0004】同図に示すように、光導波路1の出射端面
側には光導波路1を伝送されてくる光の導波光パワーを
観測する光パワーメータ4が配置されており、集光レン
ズ2と光導波路1との位置合わせは、光パワーメータ4
によって観測される導波光パワーが最大になるように作
業員が手動ステージをXYZ方向に微調整することによ
って行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光通信等の
分野で用いられる光導波路はシングルモード導波路が多
く、この場合、その光導波層(又はコア層)の大きさは
通常2〜3μm角程度であるため、作業員による上記の
位置合わせ方法では、入射波の照射位置調整は困難であ
った。例えば、入射波の波長は通常用いられる半導体レ
ーザの発振波長で0.8μm、入射波を光導波路端面に
集光する集光レンズの開口数が0.2、光導波路の断面
の大きさが2μm角の場合は、入射波の最小のビーム幅
2.6μm、光導波路の伝搬モードのビーム幅も約2.
6μmとなる。
【0006】加えて、時々刻々入射波の方向の変化する
ワイヤレス光通信においては、集光レンズを移動させ、
ビームスポットの位置を変化させて光導波路に光結合さ
せるが、導波路端面でビーム位置をスキャンする方法は
効率的でなく、予めビーム位置を予想する方法が不可欠
となる。
【0007】また、上記のようにビームスポットが2.
6μmと小さい場合、その位置が最適値から、1.3μ
mずれることにより結合効率は4.3dB劣化する。よ
って、レンズと光導波路の相対位置を常に1μm以下の
精度で合わせておく必要がある。
【0008】しかしながら、このような高精度の位置合
わせを可能とした光結合技術は開発されていないのが現
状である。
【0009】本発明は、このような現状に鑑みてなされ
たものであり、光通信等の分野において好適な光導波
路、レンズとこの光導波路との位置合わせを精度よく行
うことができる位置合わせ方法及びその実施に使用する
位置合わせ装置を提供することを目的とする。
【0010】本発明の他の目的は、レンズと光導波路と
の位置合わせを自動的に行うことができる位置合わせ装
置及びその実施に使用され、位置合わせのための制御手
順に対応するプログラムが格納された記録媒体を提供す
ることにある。
【0011】また、本発明の他の目的は、上記のような
レンズと光導波路の組み合わせからなる光導波路装置を
受信器として用いるワイヤレス光通信装置を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の光導波路は、基
板上に光導波路層が形成された光導波路であって、平坦
な上面を有し、該上面の表面粗さが伝送される光の波長
以下であり、そのことにより上記目的が達成される。
【0013】また、本発明の光導波路は、基板上に光導
波路層が形成された光導波路であって、上面に突起部を
有し、該突起部を除く上面の表面粗さが伝送される光の
波長以下であり、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0014】好ましくは、前記光導波路の出射端側に受
光素子が一体化されてなる構成とする。
【0015】また、本発明のレンズと光導波路との位置
合わせ方法は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
光導波路と、該光導波路の入射端面に外部空間からの入
射光を集光するレンズと、該光導波路と該レンズとを両
者の接離方向に相当するZ軸方向、該Z軸方向に直交
し、該光導波路の横方向に相当するX軸方向及び該Z軸
方向と該X軸方向に共に直交し、該光導波路の高さ方向
に相当するY軸方向に相対移動可能になす移動手段とを
備えた光導波路装置のレンズと光導波路との位置合わせ
を行う方法であって、該レンズによって集光され、該光
導波路の出射端面側に向かうビームスポットを撮像し、
該ビームスポットと該光導波路の上面との距離に応じて
周期が異なる干渉縞が観察される画像パターンを得る工
程と、該画像パターンを利用し、該ビームスポットの中
心が該上面に一致するように該移動手段を駆動して該Y
軸方向の仮位置合わせを行う工程と、該移動手段を既知
である該上面と光導波路層の中心との距離だけ駆動して
該Y軸方向の位置合わせを行う工程とを包含しており、
そのことにより上記目的が達成される。
【0016】また、本発明のレンズと光導波路との位置
合わせ方法は、請求項3記載の光導波路と、該光導波路
の入射端面に外部空間からの入射光を集光するレンズ
と、該光導波路と該レンズとを両者の接離方向に相当す
るZ軸方向、該Z軸方向に直交し、該光導波路の横方向
に相当するX軸方向及び該Z軸方向と該X軸方向に共に
直交し、該光導波路の高さ方向に相当するY軸方向に相
対移動可能になす移動手段とを備えた光導波路装置のレ
ンズと光導波路との位置合わせを行う方法であって、該
レンズによって集光され、該光導波路の出射端面側に向
かうビームスポットを前記受光素子によって受光し、そ
の受光電流が最大になるようにして該Y軸方向の位置合
わせを行う工程を包含しており、そのことにより上記目
的が達成される。
【0017】好ましくは、前記Y軸方向の仮位置合わせ
工程及び前記Y軸方向の位置合わせ工程を自動的に又は
手動で行う方法とする。
【0018】また、好ましくは、前記Y軸方向の位置合
わせが終了した後に前記X軸方向の位置合わせを行う工
程と、その後に前記Z軸方向の位置合わせを行う工程と
を包含する方法とする。
【0019】また、好ましくは、前記X軸方向の位置合
わせ工程を前記ビームスポットの導波光パワーが最大に
なるように調整することにより行い、前記Z軸方向の位
置合わせ工程を、前記Y軸方向又は該X軸方向を所定量
だけずらし、この状態で前記光導波路を導波する導波光
の導波光パワーを検出し、この導波光パワーが最小にな
るように調整することにより行う方法とする。
【0020】また、好ましくは、前記X軸方向の位置合
わせ工程を前記受光素子に生じる受光電流が最大になる
ように調整することにより行い、前記Z軸方向の位置合
わせ工程を、前記Y軸方向又は該X軸方向を所定量だけ
ずらし、この状態で該受光素子に生じる受光電流が最小
になるように調整することにより行う方法とする。
【0021】また、本発明のレンズと光導波路との位置
合わせ装置は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
光導波路と、該光導波路の入射端面に外部空間からの入
射光を集光するレンズと、該光導波路と該レンズとを両
者の接離方向に相当するZ軸方向、該Z軸方向に直交
し、該光導波路の横方向に相当するX軸方向及び該Z軸
方向と該X軸方向に共に直交し、該光導波路の高さ方向
に相当するY軸方向に相対移動可能になす移動手段とを
備えた光導波路装置のレンズと光導波路との位置合わせ
装置において、該レンズによって集光され、該光導波路
の出射端面側に向かうビームスポットを撮像し、該ビー
ムスポットと該光導波路の上面との距離に応じて周期が
異なる干渉縞が観察される画像パターンを撮像する撮像
手段と、該撮像手段によって撮像された画像パターンに
基づき該移動手段の該Y軸方向への移動を制御する制御
手段とを備えており、そのことにより上記目的が達成さ
れる。
【0022】好ましくは、前記制御手段は、参照画像パ
ターンを記憶する記憶手段と、前記撮像手段によって撮
像された画像パターンと該参照画像パターンとを比較演
算し、比較結果を出力する演算手段と、該演算手段の比
較出力に応じて前記移動手段を駆動し、前記Y軸方向の
位置合わせを行う駆動制御手段とを備えている構成とす
る。
【0023】また、本発明のレンズと光導波路との位置
合わせ装置は、請求項3記載の光導波路と、該光導波路
の入射端面に外部空間からの入射光を集光するレンズ
と、該光導波路と該レンズとを両者の接離方向に相当す
るZ軸方向、該Z軸方向に直交し、該光導波路の横方向
に相当するX軸方向及び該Z軸方向と該X軸方向に共に
直交し、該光導波路の高さ方向に相当するY軸方向に相
対移動可能になす移動手段とを備えた光導波路装置のレ
ンズと光導波路との位置合わせ装置において、該レンズ
によって集光され、該光導波路の出射端面側に向かうビ
ームスポットを受光する前記受光素子と、該受光素子に
生じる受光電流が最大になるように該移動手段の該Y軸
方向への移動を制御する制御手段とを備えており、その
ことにより上記目的が達成される。
【0024】好ましくは、前記受光素子に生じる受光電
流が最大になるように前記X軸方向の位置合わせを行う
手段と、前記受光素子に生じる受光電流が最小になるよ
うに前記Z軸方向の位置合わせを行う手段とを更に備え
た構成とする。
【0025】また、本発明のワイヤレス光通信装置は、
請求項10〜請求項13のいずれかに記載のレンズと光
導波路との位置合わせ装置を受信器として用いており、
そのことにより上記目的が達成される。
【0026】また、本発明の記録媒体は、請求項10〜
請求項13のいずれかに記載のレンズと光導波路との位
置合わせ装置において使用される制御手順に相当するプ
ログラムが格納されており、そのことにより上記目的が
達成される。
【0027】以下に、本発明の作用を説明する。
【0028】本発明は、一例として、レンズによって集
光され、光導波路の出射端面側に向かうビームスポット
を撮像手段によって撮像し、撮像された画像パターンを
利用してY軸方向の位置合わせを行っている。
【0029】ここで、この画像パターンは、ビームスポ
ットと光導波路の上面との距離に応じて周期が異なる干
渉縞が観察される画像パターンである。即ち、ビームス
ポットが光導波路の上面の上側にある場合には、撮像手
段に直接入射する光と光導波路の上面で反射される光と
の干渉により干渉縞が観察されるからである。
【0030】この干渉縞は後述の図2〜図4に示すよう
に、ビームスポットと光導波路の上面との距離に応じて
周期が異なり、図2と図3とを比較してみれば分かるよ
うに、上記距離が小さくなれば干渉縞の周期は長くな
る。そして、ビームスポットの中心が光導波路の上面に
ほぼ一致した時に(この時の距離をY=0とする)、図
4に示すような画像パターンが観察される。即ち、干渉
縞のない画像パターンが観察される。
【0031】ここで、光導波路層の中心と光導波路上面
との距離は既知であるので、これを利用すればY軸方向
の位置合わせが行える。即ち、その距離分だけレンズを
Y軸方向に移動させればY軸方向の位置合わせが行え
る。
【0032】なお、光導波路の上面の表面粗さが伝送さ
れる光の波長以下であれば良好な干渉縞を得ることがで
きる。
【0033】Y軸方向の位置合わせが終了すると、次に
X軸方向の位置合わせを行う。X軸方向の位置合わせを
行った状態では、撮像手段で撮像される画像パターンは
ビームスポットになるので、例えば、作業員が手作業で
調整する場合は、撮像手段に接続されたモニター画面上
のビームスポットを観察しながらその導波光パワー(輝
度)が最大になるように、移動手段をX軸方向に操作し
てレンズを同方向に移動させれば、X軸方向の位置合わ
せを簡単に行うことができる。
【0034】Z軸方向の位置合わせは、再度、画像パタ
ーンが図4のようになるまでY軸方向の調整を行い、こ
の状態で光導波路層を導波した導波光パワーを測定す
る。この測定は、撮像手段にて撮像された画像の内、ス
ポット状の導波光の部分だけの波高値をモニタ画面を通
して読み取ればよい。
【0035】そして、レンズの光導波路層に対するZ軸
方向の位置を調整しながらこの波高値を読み取り、この
波高値が最小になる位置にレンズを位置決めする。
【0036】最後に、再度、Y軸方向の位置合わせを行
う。これにより、レンズと光導波路との位置合わせを最
適に行うことができる。
【0037】なお、予めY軸方向の位置をずらしておい
てZ軸方向の位置合わせを行う場合は、後述の図5に示
すように、Z軸方向の位置ずれによる導波光強度のコン
トラストが大きくなるので、その分、位置合わせを簡単
に行える利点がある。
【0038】このような位置合わせは、マイクロコンピ
ュータ等を備えてなる制御系を用いれば自動的に行うこ
とができるので、ワイヤレス通信のように、時々刻々入
射波の方向が変化する分野において特に好ましいものに
なる。
【0039】一例として、このような制御系は、参照画
像パターンを記憶する記憶手段と、撮像手段によって撮
像された画像パターンと参照画像パターンとを比較演算
し、比較結果を出力する演算手段と、演算手段の比較出
力に応じて移動手段を駆動し、Y軸方向の位置合わせを
行う駆動制御手段とを備えている構成によって達成する
ことができる。
【0040】また、記憶手段を構成するROM等の記録
媒体にそのような制御手順に対応するプログラムを格納
しておけば、位置合わせを自動的に行うことができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づき具体的に説明する。
【0042】(位置合わせ方法及び位置合わせ装置の実
施形態1)図1〜図5は本発明レンズと光導波路との位
置合わせ方法及びその実施に使用する位置合わせ装置の
実施形態1を示す。図1はワイヤレス光通信で用いられ
る光受信器の一部を示す。この光受信器は、ビルとビル
との間で光伝送を行うために用いられる受信器であり、
直方体状をなし光導波路層102が形成されたSi基板
からなる光導波路101と、光導波路101の前方、つ
まり、光の入射側に配置された集光レンズ104と、こ
の集光レンズ104をX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向
に移動可能になすバネ式可動台(アクチュエータ)10
5と、光導波路101の後面側、つまり、光の出射側に
配置され、入射光を撮像するCCD103と、CCD1
03に接続され、撮像画像を表示するモニター107と
を備えている。
【0043】なお、本発明において、Z軸方向は、図1
に示すように、集光レンズ104と光導波路102の接
離移動方向であり、Y軸方向は上下方向であり、X軸方
向は横方向である。
【0044】このシステムは、上述のように、ビルとビ
ルとの間で光伝送を行うために用いられるものであるた
め、送受信器の相対的な位置は設置後にずれることはな
いので、設置時に入射光111を光導波路層102に対
して効率よく光結合させるように集光レンズ104と光
導波路層102との位置合わせを行えばよい。
【0045】ここで、集光レンズ104の開口数NAは
0.2である。光導波路層102はSi基板101中に
SiO2を埋め込んで形成されており、その大きさは2
μm角であり、長さは1mmである。なお、光導波路層
102の材料については前記のものに限定されるもので
はない。また、光導波路層102の中心からSi基板1
01の上面までの距離は3μmである。なお、Si基板
101上面、即ち光導波路上面の表面粗さは、伝送され
る光の波長以下に設定されている。
【0046】次に、集光レンズ102と光導波路層10
2との位置合わせ方法について説明する。上記構成にお
いて、外部空間より到来する入射光(信号光)111
は、バネ式可動台105に取り付けられたNA0.2の
集光レンズ102により概ね光導波路層102の入射端
面にビームスポット106を形成する。
【0047】ここで、ビームスポット106がSi基板
101の上側にある場合には、CCD103に撮像され
る画像は、CCD103に直接入射する光とSi基板1
01の上面で反射される光との干渉により干渉縞が観察
される。
【0048】この干渉縞はビームスポット106と光導
波路101の上面との距離に応じて周期が異なる。一例
として、図2はその距離が10μmの時の画像パターン
(モニター107の画面上の画像パターン)を示し、図
3はその距離が20μmの時の画像パターンを示す。図
2と図3とを比較してみれば分かるように、上記距離が
小さくなれば干渉縞の周期は長くなる。そして、入射ビ
ームスポットの中心が光導波路101の上面にほぼ一致
した時に(この時の距離をY=0とする)、図4に示す
ような画像パターンが観察される。即ち、干渉縞のない
画像パターンが観察される。
【0049】ここで、光導波路層102の中心と光導波
路101上面との距離は既知であるので、これを利用す
ればY軸方向の位置合わせが行える。即ち、その距離分
だけ集光レンズ104をY軸方向に移動させればY軸方
向の位置合わせが行える。なお、これらの画像パターン
はZ軸方向の集光位置にほとんど影響されず、100μ
m程度の位置ずれがある場合でも同様の画像パターンが
撮像される。
【0050】Y軸方向の位置合わせが終了すると、次に
X軸方向の位置合わせを行う。このX軸方向の位置合わ
せは、以下のようにすれば簡単に行える。即ち、X軸方
向の位置合わせを行った状態では、CCD103で撮像
される画像パターンはビームスポットになるので、作業
員がモニター107上のビームスポットを観察しながら
その導波光パワー(輝度)が最大になるように、バネ式
可動台105をX軸方向に操作して集光レンズ104を
同方向に移動させれば、X軸方向の位置合わせを簡単に
行うことができる。
【0051】次に、Z軸方向の位置合わせについて説明
する。再度、画像パターンが図4のようになるまでY軸
方向の調整を行い、この状態で光導波路層102を導波
した導波光パワーを測定する。この測定は、CCD10
3にて撮像された画像の内、スポット状の導波光の部分
だけの波高値をモニター107を通して読み取ればよ
い。
【0052】そして、集光レンズ104の光導波路層1
02に対するZ軸方向の位置を調整しながらこの波高値
を読み取り、この波高値が最小になる位置に集光レンズ
104を位置決めする。
【0053】最後に、再度、Y軸方向の位置合わせを行
う。これにより、集光レンズ104の位置を最適にする
ことができる。
【0054】次に、本実施形態の位置合わせ効果につい
て説明する。Y軸方向についての位置合わせは上述のよ
うに干渉縞を利用して行う。X軸方向の位置合わせはY
軸方向の位置合わせがを行った後で行う。これにより、
光導波路層102の入射端面でやみくもにビームスポッ
トを走査することなく高速の位置合わせが可能となる。
更に高精度なY軸方向の位置合わせを行うためには、実
際に導波される導波光をCCD103で撮像し、撮像画
像の波高値をモニター107を通して読み取り、波高値
が最大となるようにY軸方向の位置合わせを行えばよ
い。
【0055】Z軸方向の位直合わせは、上述のように、
予めY軸方向の位置をずらしておくことにより、CCD
103で撮像される導波光の波高値が最小値をとるよう
に位置合わせする。この時、予め位置ずれさせる量△y
/σyの大きさにより(但し、σyは入射ビームウエス
ト)、導波光パワー(相対値)は図5のように変化す
る。図5から分かるように、予めY軸方向の位置をずら
しておくと、Z軸方向の位置ずれによる導波光強度のコ
ントラストが大きくなるので、その分、位置合わせを簡
単に行える利点がある。
【0056】なお、本実施形態ではY軸方向に予め位置
ずれを起こさせ、Z軸方向に関する位置合わせを行って
いるが、Z軸方向の位置ずれに対する導波光強度のコン
トラストを強める目的においては、X軸方向の位置合わ
せを行った後、X軸方向に予め位置ずれを起こさせた場
合でも同様の効果が期待できる。よって、X軸方向に予
め位置ずれを起こさせた状態でZ軸方向に関する位置合
わせを行ってもよい。
【0057】本実施形態では、集光レンズ104に略平
行光が入射した場合、光導波路層102の入射端面に集
光するように概ね位置合わせをしておく。これにより、
外部から到来する信号光の角度がずれた場合でも、光導
波路層102の入射端面上にビームスポット106を形
成することができる。
【0058】なお、本実施形態では、集光レンズ104
側を可動として位置合わせを行っているが、Si基板1
01側を可動にして位置合わせを行うことも可能であ
る。
【0059】(位置合わせ方法及び位置合わせ装置の実
施形態2)図6〜図9は本発明レンズと光導波路との位
置合わせ方法及びその実施に使用する位置合わせ装置の
実施形態2を示す。まず、図6に基づき本実施形態2の
システム構成について説明する。なお、実施形態1と対
応する部分には同一の符号を付してある。
【0060】本実施形態2の受信器は、光導波路200
と受光部(受光素子)201とを一体形成したものであ
る。まず、光導波路200及び受光部201の作製方法
について説明する。n型GaAs基板101’上に、通
常の有機金属気相成長(MOCVD)法により、Al
0.25Ga0.75As下クラッド層112、Al0.2Ga0.8
As光導波層102及びAl0.25Ga0.75As上クラッ
ド層113を順次積層する。これらの層は光吸収が生じ
ないようにノンドープで積層する。
【0061】次に、その一部をイオンビームエッチング
にてn型GaAs基板101’の途中までエッチング
し、再度MOCVD法により、n型Al0.75Ga0.25
s層114、ノンドープGaAs光吸収層115及びp
型Al0.75Ga0.25As層116を積層する。
【0062】次に、3次元の光導波路200を形成する
ために、前述のイオンビームエッチングにより光導波路
200の側面を下クラッド層112の途中までエッチン
グする。続いて、エッチングされた部分にMOCVD法
によりAl0.25Ga0.75As側部クラッド119を積層
する。ここでは、光導波路200と側部クラッド119
との高さがほぼ一致するように、選択性のあるMOCV
D法を用いた。これは積層される半導体層のAlの混晶
比0.3までで良好に行えた。これにより高さがほぼ一
致した光導波路200を形成できた。
【0063】次に、光導波路200と受光部201の接
続部をイオンビームエッチング法によりエッチングし
た。この時もエッチング深さはGaAs基板101’に
達する程度に行う。最後に、GaAs基板101’の下
面と、受光部201の上面に電極117,118を蒸着
する。この時、光導波路200と受光部201の高さが
ほぼ一致するように設計されているが、実用上、10数
μm程度の高さずれがあっても問題とはならない。
【0064】上記構成に加えて、本実施形態2のシステ
ムでは、A/D変換器110と、CPU121、記憶装
置122及び信号発生装置123等を備えてなるマイイ
クロコンピュータ120とが設けられており、CCD1
03の撮像画像に基づきマイイクロコンピュータ12
0、より具体的には、CPU121が集光レンズ104
と光導波路層102との位置合わせを自動的に行うよう
になっている。なお、本実施形態2においては、集光レ
ンズ104はCPU121からの制御指令によりXYZ
3軸方向に移動可能になったアクチュエータ105’上
に載置されている。
【0065】次に、上記システムの動作について説明す
る。信号光111はアクチュエータ105’に取り付け
られたと集光レンズ104を経て光導波路層102の入
射端面に集光される。受光部の終端面には、この終端面
での光をCCD103へ結像させるレンズ103’が挿
入されている。
【0066】CCD103で撮像された波高値(画像パ
ターン)はA/D変換器110を経てマイクロコンピュ
ータ120のCPU121に取り込まれる。CPU12
1はROMからなる記憶装置108に予め記録されてい
る参照用の画像パターンと、取り込んだ画像パターンと
の比較演算を行い、演算結果を信号発生装置123に与
える。信号発生装置123は演算結果に対応した制御信
号をアクチュエータ105’に与える。この制御信号に
よりアクチュエータ105’が制御され、Y軸方向の位
置合わせが行える。
【0067】本実施形態2において、X軸方向の位置合
わせは、受光部に生じる受光電流が最大になるように行
われる。また、Z軸方向の制御は上述の実施形態1と同
様に行われる。即ち、Y軸方向を概ね位置合わせした
後、Y軸方向を設定値だけ位置ずれさせ、受光部に生じ
る光電流が最小になるようにZ軸の位置合わせを行い、
最後にY軸の位置を設定値だけ戻す。
【0068】次に、図7及び図8に基づき各軸方向の位
置合わせにおけるCPU121の制御手順を説明する。
【0069】記憶装置122に記憶されている位置合わ
せ処理のためのプログラムがスタートすると、CPU1
21はステップS1でCCD103が撮像した画像パタ
ーン、より詳しくは、CCD103の各画素での波高値
を読み込み記憶装置122に一旦格納する。この格納は
画素毎に配列した状態で行われる。
【0070】次に、CPU121はステップS2〜ステ
ップS6に示すルーチンで、予め設定された全ての参照
用の画像パターンと読み込んだ画像パターンとを順次比
較して行く。具体的には、CCD103に生じる波高値
を読み取り、参照用の画像パターンの波高値との各画素
での積の和を計算する。この時、参照用の画像パターン
と取り込まれた画像パターンが近いと、光の強度の強い
部分が一致し、その積の和も大きくなる。このようにし
て、図7のステップS3に示す式Sで表される量が最大
になる参照用の画像パターンを検索し、Sが最大になる
参照用の画像パターンが図4に示されるパターンになる
までY軸方向の制御を行う(ステップS7)。
【0071】この時、上述のように、ビームスポット1
06の中心はほぼ光導波路200上面にある。この上面
から光導波路層102の中心までの距離は、本実施形態
2においても既知であるから、ビームスポット106の
中心が光導波路層102の高さ中心にくるようにY軸方
向の制御を行う(ステップS8)。
【0072】その後は、図8に示すように、X軸方向の
位置合わせを導波光パワーが最大になるように行う。よ
り具体的には、CPU121は受光部に流れる電流値か
ら導波光パワーを決定し、+X軸方向に集光レンズ10
4を移動させる(ステップS9)。次に、再度導波光パ
ワーを決定し、最初に決定した導波光パワーと比較する
(ステップS10)。
【0073】続いて、ステップS11において、移動前
後での導波光パワーの差dPと予め定めた許容値EPS
との比較を行い、|dP|≧EPSであると判定した場
合は、ステップS12に進み、ここで、dP<0か否か
を判定する。dP<0でなければ、集光レンズ104の
移動方向(+X軸方向)に変更がなく、且つ|dP|≧
EPSであるので、ステップS10以降の処理、即ち、
X軸方向の制御を再行する。
【0074】そして、ステップS11において、|dP
|<EPSとなったことを確認すると、X軸方向の位置
合わせが完了したと判定してステップS14に進み、こ
こで、集光レンズ104をY軸方向に一定値(A)、即
ち、光導波路200上面と光導波路層102の中心との
距離分だけ戻す。
【0075】ステップS14の処理を完了すると、ステ
ップS15に進み、Z軸方向の位置合わせ処理を実行す
る。このZ軸方向の位置合わせは、上述のX軸方向の位
置合わせとほぼ同様であり、ステップS15〜ステップ
S19の処理を経て行われる。但し、X軸方向の位置合
わせとは異なり、ここでは、導波光パワーが最小になる
ように位置合わせを行う。そして、ステップS17にお
いて、|dP|<EPSとなったことを確認すると、Z
軸方向の位置合わせが完了したと判定してステップS2
0に進み、ここで、集光レンズ104をY軸方向に一定
値(−A)だけ戻す。以上のステップを経て最適な位置
合わせが行える。
【0076】なお、本実施形態2において、記憶装置1
22には上記の制御手順に対応するプログラムが格納さ
れており、このような記録媒体も本発明の対象とすると
ころである。但し、具体的な制御手順は、図7及び図8
に示すフローチャートのものに限定されるものではな
い。
【0077】また、本実施形態2では、3軸方向の位置
合わせを行っているが、2次元のスラブ型導波路に適用
することももちろん可能であり、本発明の導波路を2次
元スラブ導波路で置き換えたものも本発明に含まれる。
【0078】また、予め用意する参照用の画像パターン
の枚数は多ければ多いほど滑らかで高速な位置調整が可
能となるが、例えば、図4に示されるような画像パター
ンを1つだけ用意して用いてもよい。この場合には、参
照用の画像パターンに撮像された画像パターンがほぼ一
致するように高さ方向の位置調整を行う。
【0079】なお、信号光111の送信角度がずれる速
さはCCD103で充分追随できる速さであるが、用途
によってはCCD103の代わりに高速の受光素子アレ
イを用いても良い。本実施形態2では、高速のデータ伝
送に用いるように高速の受光素子201を光導波路20
0に一体形成したものである。
【0080】(位置合わせ方法の実施形態3)図9は本
発明レンズと光導波路との位置合わせ方法の実施形態3
で使用する光導波路構造を示し、同図(a)はリッジ型
光導波路層102を示し、同図(b)はハイメサ型光導
波路層を示す。本実施形態3は、光導波路の形状が変化
した時の位置合わせ方法に関する。
【0081】リッジ型光導波路層102とハイメサ型光
導波路層102の光導波路構造はどのような材料系で構
成してもよいが、例えば、GaAs系半導体で作製する
場合には、MOCVD法で半導体層を積層した後、通常
のウエットエッチング又はイオンビームエッチングにて
作製することができる。いずれの作製方法においても、
突起部102a以外の部分はほぼ鏡面に形成される。
【0082】これにより上述の実施形態1、実施形態2
で説明した方法によりレンズとの位置合わせが可能とな
る。即ち、突起部102aから離れた部分で図4の干渉
パターンが観察されるように高さ方向の位置合わせを行
う。一般に、突起部102aの大きさは高さ数μm〜1
0μm、幅1〜3μmであり、この時、突起部102a
にビーム光が重なっていてもほぼ同様の干渉パターンが
観測されることが予想される。
【0083】もし、突起部102aに入射光が集光さ
れ、高さ合わせができない場合には、X軸方向に集光レ
ンズを移動させてやればよい。入射ビームのスポットの
高さを鏡面の高さに一致させると、鏡面部分から光導波
路層102の高さは既知であるから、光ビームが光導波
路層102の高さになるように集光レンズを調整する。
その後、X軸方向について導波光が観察されるように概
ね位置合わせを行った後、Z軸方向の位置調整を行う。
最後にXY面内で微調整を行えば最適位置に調整でき
る。
【0084】本実施形態3によれば、図9(a)、
(b)に示すリッジ型、ハイメサ型のような光導波路上
面が一様に平坦でない光導波路構造であっても、本発明
の手法により光導波路層102と集光レンズとの位置合
わせが行え、空間からの光を最適に光導波路層102へ
導くことができる。
【0085】ここで、光導波路の作製プロセスによれば
光導波路上面はほぼ平坦面となるが、特定のプロセス
(例えば、ウエットエッチング等)では、リッジ形状等
を少し反映した湾曲した鏡面となることもある。何れも
光導波路上面は滑らかな鏡面となり良好な干渉縞が得ら
れる。一方で、基板上面に或る値の表面粗さが残る場合
もある。しかし、面内の粗さが伝送される光の波長以下
であれば良好な干渉縞が得られることが確認されてい
る。よって、上面の表面粗さが伝送される光の波長以下
の光導波路について本発明方法を適用することができ
る。
【0086】(位置合わせ方法の実施形態4)図10は
本発明レンズと光導波路との位置合わせ方法の実施形態
4を示す。本実施形態4の位置合わせ方法で使用される
位置合わせ装置は実施形態2のシステムとほぼ同様であ
るので、以下では図6を用いて説明する。但し、本実施
形態4ではCCD103を用いず、図6の受光部(受光
素子)201で検出される光電流に基づきCPU121
が集光レンズ104の光導波路層102に対する位置合
わせを自動的に行う構成をとる。
【0087】ここで、受光素子201には入射光111
のビームスポット106のY軸方向の位置に応じて図1
0に示す光電流(受光電流)が生じる。図10におい
て、Y≧0の領域で光電流値が振動しているのは、受光
素子201上に生じる干渉縞が原因であり、受光素子2
01内に生じる干渉縞の明暗の縞の個数に応じてこのよ
うな振動が生じる。
【0088】従って、本実施形態4では、CPU121
がアクチュエータ105’を駆動制御して集光レンズ1
04をY軸方向に移動させ、その時の受光電流の変化を
CPU121が監視すれば、Y軸方向の位置合わせを行
える。今少し具体的に説明すると、CPU121は集光
レンズ104をY軸方向に移動させ、その時の受光素子
201の検出電流である光電流値を取り込み、最大の光
電流が得られるようにY軸方向の調整を行うことによ
り、Y軸方向の位置合わせが可能となる。
【0089】このように、本実施形態4では、単一の受
光素子201を用いるものではあるが、光導波路上面の
光の干渉を利用して位置合わせを行う方法であるといえ
る。
【0090】ここで、図10において、ビームスポット
106の位置が負の値であっても光電流が最小値になら
ないのは、ビームスポット106が有限(ほぼ1〜2μ
m)の大きさを持つためである。
【0091】この後、実施形態2と同様の方法でX軸方
向及びZ軸方向の位置合わせが行われる。
【0092】本実施形態4の位置合わせ方法によれば、
比較的高価なCCDを用いることなく簡単に位置合わせ
が可能であり、且つ更に簡便なアルゴリズムで位置合わ
せを行える利点がある。
【0093】本実施形態4の位置合わせ方法は、実施形
態1のように、作業員が手動で位置合わせを行う方法に
も適用することができる。この場合には、Y軸方向にビ
ームスポット106を走査させ、例えば、モニター画面
上に表示される光電流を監視すれば、ビームスポット1
06をほぼ光導波路上面付近にもってくることが可能と
なる。その後、光導波路層102と光導波路上面との距
離は既知であるので、ビームスポット106が光導波路
上面とほぼ一致するようにバネ式可動台を移動させれ
ば、後はバネ式可動台をX軸方向に操作するだけで導波
光による受光電流が受光素子201に生じる。
【0094】従って、作業員はモニター画面を見ながら
この受光電流が最大になるようにX軸方向の調整を行え
ばよい。Z軸方向の調整は実施形態2と同様の方法で行
える。
【0095】(ワイヤレス光通信に本発明位置合わせ装
置を用いた実施形態)図11はワイヤレス光通信に本発
明レンズと光導波路との位置合わせ装置を用いた実施形
態を示す。即ち、図11はコヒーレント光通信受信器の
構成を示し、本発明の位置合わせ装置を用いている。
【0096】光導波路200及び受光部201の作製
は、実施形態2とほぼ同様に行われる。i型の半導体層
を堆積し、受光部をエッチングして、受光素子132、
1332を再度作製する。その後、導波路部(光導波路
部)に十字型光導波路のレジストパターン転写し、ウエ
ットエッチングにより十字型リッジ光導波路を作製す
る。最後に、前述のイオンビームエッチングを用いて、
光導波路部と受光部の接合部分及び十字型導波路の交差
部分を概ね垂直にエッチングする。これにより溝131
が形成され、導波路型ビームスプリッタとして機能す
る。
【0097】次に、本システムの動作について説明す
る。本システムでは、導波路の一方の入射端面に半導体
レーザ素子130を配置し、他方の入射端面に集光レン
ズ104及びアクチュエータ105’を配置し、外部よ
り到来する信号光111を光導波路へと導く。この時、
信号光111を効率よく光導波路へと導くため、集光レ
ンズ104と対向する位置にレンズとCCD103を配
置し、CCD103に生じる干渉縞のパターンにより位
置合わせを行う。
【0098】本システムでは、導波路は十宇型であり導
波路上面には段差があるが、段差は10数μm以下であ
り、実用上問題とはならない。
【0099】コヒーレント光通信では、信号光と局部発
振光を光の段階で重ね合わせてヘテロダイン検波を行う
ことにより微弱な信号光で高SN比のデータ伝送が可能
となる。このため、光導波路中での光の重ね合わせが重
要となるが、ワイヤレス光通信の場合、今まで、高効率
で信号光を導波路に導く方法がなかった。また、たとえ
光導波路へ光結合しても送信側と受信側の相対位置が変
わったり、温度変化が生じたりする場合に、通信が途絶
えてしまうという欠点があった。
【0100】しかしながら、本発明の位置合わせ装置を
用いれば、高精度、且つ高速で集光レンズ104と光導
波路との位置合わせを行うことができるので、安定した
光通信が可能となる。
【0101】
【発明の効果】以上の本発明によれば、手動又は自動で
レンズを光導波路に対して高精度で位置合わせでき、自
動で位置合わせを行う場合は、時々刻々入射波の方向が
変化するワイヤレス通信に好適な位置合わせ方法及び位
置合わせ装置を実現できる。
【0102】また、本発明では、X軸方向の位置合わせ
はY軸方向の位置合わせを行った後に行っており、これ
により、光導波路の入射端面でビームスポットをいたず
らに走査させる必要がないので、高速の位置合わせを実
現できる。
【0103】また、Z軸方向の位置合わせを、予めY軸
方向又はX軸方向に位置ずれを発生した状態で行う場合
は、導波光強度のコントラストを大きくできるので、そ
の分、位置合わせを簡単、且つ高精度に行える利点があ
る。
【0104】また、本発明の光導波路を用いれば、光導
波路の上面の表面粗さが伝送される光の波長以下であ
り、良好な干渉縞を得ることができるので、Y軸方向の
位置合わせを高精度に行うことが可能になる。
【0105】また、自動でXYZ3軸方向の位置合わせ
を行う場合において、ROM等の記録媒体にそのような
制御手順に対応するプログラムを格納しておき、これを
CPU等で読み込めば、位置合わせを自動的に行うこと
ができるので、その分、高精度、且つ高精度の位置合わ
せが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明レンズと光導波路との位置合わせ装置の
実施形態1を示すシステム構成図。
【図2】CCDで撮像された画像パターンの一例を示す
図。
【図3】CCDで撮像された画像パターの他の例を示す
図。
【図4】CCDで撮像された画像パターンのまた他の例
を示す図。
【図5】Z軸方向の位置ずれ量と導波光パワーとの関係
を示すグラフ。
【図6】本発明レンズと光導波路との位置合わせ装置の
実施形態2を示すシステム構成図。
【図7】位置合わせ処理におけるCPUの制御手順を途
中迄示すフロチャート。
【図8】図7の続きを示すフロチャート。
【図9】(a)は本発明レンズと光導波路との位置合わ
せ方法の実施形態3で使用されるリッジ型の光導波路構
造を示す斜視図、(b)はハイメサ型の光導波路構造を
示す斜視図。
【図10】受光素子での受光電流を示すグラフ。
【図11】本発明レンズと光導波路との位置合わせ装置
の実施形態5を示すシステム構成図。
【図12】従来の光結合方法に用いられるシステムのシ
ステム構成図。
【符号の説明】
101,101’ 基板 102 光導波路層 103 CCD 104 集光レンズ 105 バネ式可動台 105 ’ アクチュエータ 106 ビームスポット 107 モニター 110 A/D変換器 111 信号光 112 下クラッド層 113 上クラッド層 114 p型AlGaAs層 115 GaAs光吸収層 116 n型AlGaAs層 117,118 電極部 119 側部クラッド層 120 マイクロコンピユータ 121 CPU 122 記憶装置 123 信号発生装置 130 半導体レーザ 131 溝(ビームスプリッタ) 132,133 受光素子 200 光導波路 201 受光素子
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/22

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に光導波路層が形成された光導波
    路であって、 平坦な上面を有し、該上面の表面粗さが伝送される光の
    波長以下である光導波路。
  2. 【請求項2】 基板上に光導波路層が形成された光導波
    路であって、 上面に突起部を有し、該突起部を除く上面の表面粗さが
    伝送される光の波長以下である光導波路。
  3. 【請求項3】 前記光導波路の出射端側に受光素子が一
    体化されてなる請求項1又は請求項2記載の光導波路。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    光導波路と、該光導波路の入射端面に外部空間からの入
    射光を集光するレンズと、該光導波路と該レンズとを両
    者の接離方向に相当するZ軸方向、該Z軸方向に直交
    し、該光導波路の横方向に相当するX軸方向及び該Z軸
    方向と該X軸方向に共に直交し、該光導波路の高さ方向
    に相当するY軸方向に相対移動可能になす移動手段とを
    備えた光導波路装置のレンズと光導波路との位置合わせ
    を行う方法であって、 該レンズによって集光され、該光導波路の出射端面側に
    向かうビームスポットを撮像し、該ビームスポットと該
    光導波路の上面との距離に応じて周期が異なる干渉縞が
    観察される画像パターンを得る工程と、 該画像パターンを利用し、該ビームスポットの中心が該
    上面に一致するように該移動手段を駆動して該Y軸方向
    の仮位置合わせを行う工程と、 該移動手段を既知である該上面と光導波路層の中心との
    距離だけ駆動して該Y軸方向の位置合わせを行う工程と
    を包含するレンズと光導波路との位置合わせ方法。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の光導波路と、該光導波路
    の入射端面に外部空間からの入射光を集光するレンズ
    と、該光導波路と該レンズとを両者の接離方向に相当す
    るZ軸方向、該Z軸方向に直交し、該光導波路の横方向
    に相当するX軸方向及び該Z軸方向と該X軸方向に共に
    直交し、該光導波路の高さ方向に相当するY軸方向に相
    対移動可能になす移動手段とを備えた光導波路装置のレ
    ンズと光導波路との位置合わせを行う方法であって、 該レンズによって集光され、該光導波路の出射端面側に
    向かうビームスポットを前記受光素子によって受光し、
    その受光電流が最大になるようにして該Y軸方向の位置
    合わせを行う工程を包含するレンズと光導波路との位置
    合わせ方法。
  6. 【請求項6】 前記Y軸方向の仮位置合わせ工程及び前
    記Y軸方向の位置合わせ工程を自動的に又は手動で行う
    請求項4又は請求項5記載のレンズと光導波路との位置
    合わせ方法。
  7. 【請求項7】 前記Y軸方向の位置合わせが終了した後
    に前記X軸方向の位置合わせを行う工程と、 その後に前記Z軸方向の位置合わせを行う工程とを包含
    する請求項4〜請求項6のいずれかに記載のレンズと光
    導波路との位置合わせ方法。
  8. 【請求項8】 前記X軸方向の位置合わせ工程を前記ビ
    ームスポットの導波光パワーが最大になるように調整す
    ることにより行い、前記Z軸方向の位置合わせ工程を、
    前記Y軸方向又は該X軸方向を所定量だけずらし、この
    状態で前記光導波路を導波する導波光の導波光パワーを
    検出し、この導波光パワーが最小になるように調整する
    ことにより行う請求項7記載のレンズと光導波路との位
    置合わせ方法。
  9. 【請求項9】 前記X軸方向の位置合わせ工程を前記受
    光素子に生じる受光電流が最大になるように調整するこ
    とにより行い、前記Z軸方向の位置合わせ工程を、前記
    Y軸方向又は該X軸方向を所定量だけずらし、この状態
    で該受光素子に生じる受光電流が最小になるように調整
    することにより行う請求項7記載のレンズと光導波路と
    の位置合わせ方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載
    の光導波路と、該光導波路の入射端面に外部空間からの
    入射光を集光するレンズと、該光導波路と該レンズとを
    両者の接離方向に相当するZ軸方向、該Z軸方向に直交
    し、該光導波路の横方向に相当するX軸方向及び該Z軸
    方向と該X軸方向に共に直交し、該光導波路の高さ方向
    に相当するY軸方向に相対移動可能になす移動手段とを
    備えた光導波路装置のレンズと光導波路との位置合わせ
    装置において、 該レンズによって集光され、該光導波路の出射端面側に
    向かうビームスポットを撮像し、該ビームスポットと該
    光導波路の上面との距離に応じて周期が異なる干渉縞が
    観察される画像パターンを撮像する撮像手段と、 該撮像手段によって撮像された画像パターンに基づき該
    移動手段の該Y軸方向への移動を制御する制御手段とを
    備えたレンズと光導波路との位置合わせ装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、 参照画像パターンを記憶する記憶手段と、 前記撮像手段によって撮像された画像パターンと該参照
    画像パターンとを比較演算し、比較結果を出力する演算
    手段と、 該演算手段の比較出力に応じて前記移動手段を駆動し、
    前記Y軸方向の位置合わせを行う駆動制御手段とを備え
    ている請求項10記載のレンズと光導波路との位置合わ
    せ装置。
  12. 【請求項12】 請求項3記載の光導波路と、該光導波
    路の入射端面に外部空間からの入射光を集光するレンズ
    と、該光導波路と該レンズとを両者の接離方向に相当す
    るZ軸方向、該Z軸方向に直交し、該光導波路の横方向
    に相当するX軸方向及び該Z軸方向と該X軸方向に共に
    直交し、該光導波路の高さ方向に相当するY軸方向に相
    対移動可能になす移動手段とを備えた光導波路装置のレ
    ンズと光導波路との位置合わせ装置において、 該レンズによって集光され、該光導波路の出射端面側に
    向かうビームスポットを受光する前記受光素子と、 該受光素子に生じる受光電流が最大になるように該移動
    手段の該Y軸方向への移動を制御する制御手段とを備え
    たレンズと光導波路との位置合わせ装置。
  13. 【請求項13】 前記受光素子に生じる受光電流が最大
    になるように前記X軸方向の位置合わせを行う手段と、 前記受光素子に生じる受光電流が最小になるように前記
    Z軸方向の位置合わせを行う手段とを更に備えた請求項
    10〜請求項12のいずれかに記載のレンズと光導波路
    との位置合わせ装置。
  14. 【請求項14】 請求項10〜請求項13のいずれかに
    記載のレンズと光導波路との位置合わせ装置を受信器と
    して用いるワイヤレス光通信装置。
  15. 【請求項15】 請求項10〜請求項13のいずれかに
    記載のレンズと光導波路との位置合わせ装置において使
    用される制御手順に相当するプログラムが格納された記
    録媒体。
JP10053955A 1998-03-05 1998-03-05 光導波路、レンズと光導波路との位置合わせ方法、レンズと光導波路との位置合わせ装置、ワイヤレス光通信装置及び記録媒体 Withdrawn JPH11248955A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10053955A JPH11248955A (ja) 1998-03-05 1998-03-05 光導波路、レンズと光導波路との位置合わせ方法、レンズと光導波路との位置合わせ装置、ワイヤレス光通信装置及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10053955A JPH11248955A (ja) 1998-03-05 1998-03-05 光導波路、レンズと光導波路との位置合わせ方法、レンズと光導波路との位置合わせ装置、ワイヤレス光通信装置及び記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11248955A true JPH11248955A (ja) 1999-09-17

Family

ID=12957141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10053955A Withdrawn JPH11248955A (ja) 1998-03-05 1998-03-05 光導波路、レンズと光導波路との位置合わせ方法、レンズと光導波路との位置合わせ装置、ワイヤレス光通信装置及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11248955A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007264441A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Fujitsu Ltd 光結合方法
JP2008233726A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Konica Minolta Opto Inc 光導波路素子ならびに光モジュールおよびその光軸調整方法
CN112665618A (zh) * 2020-12-17 2021-04-16 安徽中元新材料技术有限公司 一种基于形态学的波长敏感模式提取装置及方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007264441A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Fujitsu Ltd 光結合方法
JP2008233726A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Konica Minolta Opto Inc 光導波路素子ならびに光モジュールおよびその光軸調整方法
CN112665618A (zh) * 2020-12-17 2021-04-16 安徽中元新材料技术有限公司 一种基于形态学的波长敏感模式提取装置及方法
CN112665618B (zh) * 2020-12-17 2022-05-17 安徽中元新材料技术有限公司 一种基于形态学的波长敏感模式提取装置及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0762092B1 (en) Optical source position adjustment device
US20200241220A1 (en) Optical assemblies, interconnection substrates and methods for forming optical links in interconnection substrates
EP0701156B1 (en) Optical assembly and method for fabricating the same
US20190154931A1 (en) Optical assemblies, interconnection substrates and methods for forming optical links in interconnection substrates
CN115663593B (zh) 外腔式半导体激光器的光路耦合对准方法
JP4897526B2 (ja) レーザモジュールの光軸調整方法
US7209235B2 (en) Accurate positioning of components of a optical assembly
US5324954A (en) Systems for adjusting and evaluating positional relationship between light-receiving element and optical fiber
JPH11248955A (ja) 光導波路、レンズと光導波路との位置合わせ方法、レンズと光導波路との位置合わせ装置、ワイヤレス光通信装置及び記録媒体
TW202526402A (zh) 光學探針及相關方法
US6721058B2 (en) Apparatus for and method of measuring thickness of materials using the focal length of a lensed fiber
JP2852190B2 (ja) 微小位置測定装置
US7394840B2 (en) Virtual optical axis determination using machine vision for passive optical alignment
JP3691361B2 (ja) 光素子モジュールの組み立て装置及び光軸調整方法
JP2000147311A (ja) 光導波路結合装置における位置合わせ方法及びそれを用いて実現される光導波路結合装置
JP2002258118A (ja) 光半導体モジュールの製造方法および製造装置
JP2001274499A (ja) 半導体レーザ装置及び半導体レーザチップのマウント方法
JP4001796B2 (ja) 光学素子調整方法およびその装置、並びにその方法が用いられた光学素子製造方法
KR102236590B1 (ko) 고속 원자힘 현미경
CN119589112B (en) Laser bonding-off equipment and method
JP2005148466A (ja) 光ファイバのアライメント装置及びアライメント方法
KR100334764B1 (ko) 광섬유의 굴절률 프로파일 측정 장치
JP3257489B2 (ja) レーザ加工装置
KR20040009924A (ko) 영상 장치를 구비한 광축 정렬 장치
CN119589112A (zh) 一种激光解键合设备和方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050510