JPH11249112A - 電気光学材料およびその作製方法 - Google Patents

電気光学材料およびその作製方法

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JPH11249112A
JPH11249112A JP10053052A JP5305298A JPH11249112A JP H11249112 A JPH11249112 A JP H11249112A JP 10053052 A JP10053052 A JP 10053052A JP 5305298 A JP5305298 A JP 5305298A JP H11249112 A JPH11249112 A JP H11249112A
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JP
Japan
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liquid crystal
polyimide
liquid crystals
electro
dispersed
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JP10053052A
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English (en)
Inventor
Shiro Matsumoto
史朗 松元
Yasuyuki Sugiyama
泰之 杉山
Seizo Sakata
晴三 阪田
Takayoshi Hayashi
孝好 林
Shigekuni Sasaki
重邦 佐々木
Noriyoshi Yamada
典義 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Inc
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリイミドをマトリクスとする微液晶分散体
からなる電気光学材料およびその作製方法を提供するこ
と。 【解決手段】 100nmより小さな粒子径を有する液
晶ドロップレット2をポリイミド1中に分散させて電気
光学材料とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信システム、
光情報処理の分野で用いられる光素子用の材料である電
気光学材料およびその作製方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光制御の方法としては、機械的な方法と
電圧、電流、熱等によって屈折率が変化する現象を用い
る方法などがあるが、現在、主に実用に供せられている
のは、前者である。後者としては、リチウムナイオベー
ト(LiNbO3 )の電気光学効果を用いた方法が実用
に最も近い。また、最近ではリチウムナイオベートより
もはるかに成形加工性に優れ、安価である色素結合型の
ポリマーの電気光学効果を用いた素子も開発されつつあ
る。いずれにしても、少ない電圧で大きな屈折率の変化
を生じる材料を用いることが、低電圧駆動および素子の
小型化、高密度化に有利である。
【0003】電圧印加による屈折率の変化を利用した光
制御については、液晶の屈折率異方性を用いる方法も知
られている。液晶は一般に応答速度は遅いが、電圧印加
による屈折率の変化が大きいという利点がある。一方で
は、液晶は流動性があり、成形加工性が劣るという欠点
があるが、液晶をサイズがきわめて小さな微液晶とし、
これを光透過性のよいポリマーに分散させることによ
り、それらの欠点を克服し、散乱が少なく電気光学効果
の大きい材料を作製することが検討されている。この微
液晶のサイズは、光通信に用いられる波長の光の散乱が
十分に抑えられる大きさ、すなわち100nm以下であ
る必要がある。この材料は、熱硬化性あるいは光硬化性
のプレポリマーと液晶を相溶させ、これを熱あるいは光
で重合させ、微液晶を相分離させることによって作製さ
れる。あるいは、ポリマーと液晶を揮発性溶媒に溶解さ
せ、溶媒を急速に揮発させることによって、微液晶を相
分離させて作製される。いずれにしても、急速な重合あ
るいは急速な溶媒の蒸発が、極めて小さな微液晶の作製
には重要である(例えば、特願平8−229520
号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような作製方法
では、100nm以下の微液晶が分散されるマトリクス
ポリマーとしては、急速な光あるいは熱重合が可能なポ
リマーや、低沸点溶媒に溶解可能なポリマーに限られ
る。したがって、熱的に安定で光学材料としても実用的
なポリイミドをマトリクスとする微液晶分散体は作製で
きていなかった。本発明は電圧印加によって屈折率が変
化する電気光学材料を100nm以下の微液晶が分散し
たポリイミドで実現しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、種々検討した結果、予め作製された100nmより
小さなサイズの孔が分散されたポリイミドフィルムを液
晶に浸漬し、液晶を孔に充填させることによって、微液
晶分散ポリイミドを作製することができることを見出
し、本発明を完成した。
【0006】すなわち、請求項1記載の発明に係る電気
光学材料は、100nmより小さな粒子径を有する液晶
ドロップレットがポリイミド中に分散してなることを特
徴とする。
【0007】請求項2記載の発明に係る電気光学材料の
作製方法は、100nmより小さな径の孔が分散したポ
リイミドフィルムを液晶に浸漬する行程を備えたことを
特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明に係る電気光学材料の
作製方法は、請求項2記載の電気光学材料の作製方法に
おいて、ポリイミドの前駆体であるポリアミック酸に1
00nm以下の粒径を有する金属微粒子またはSiO2
微粒子を分散させる工程と、前記前駆体をフィルム化す
る工程と、前記前駆体のフィルムを加熱によりイミド化
する工程と、強酸により前記金属微粒子または前記Si
2 微粒子を溶解させる工程とから作製される、100
nm以下の小さな孔が分散したポリイミドフィルムを用
いることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の電気光学材料は、図1に
模式的に示すように、ポリイミド1中に100nmより
小さな粒子径を有する液晶ドロップレット(微液晶)2
が分散してなる微液晶分散体であり、典型的にはフィル
ム形状で用いられる。本発明の電気光学材料に用いるポ
リイミドは、光通信で用いられる、0.8μm帯、1.
3μm帯、1.5μm帯で吸収が無く透明であればよ
く、その化学構造は問わない。また、本発明の液晶の種
類は、ネマチック液晶、コレステリック液晶、強誘電性
液晶など電圧印加により配向が変化するものであればど
の液晶でも構わないが、配向の変化により大きな屈折率
異方性を示すネマチック液晶が特に望ましい。また、液
晶ドロップレットのサイズは、光情報処理、光通信の分
野で用いられる波長である1μm前後よりもかなり小さ
く、100nm以下である必要があり、50nm以下で
あることが望ましい。これは、100nmより大きい場
合には液晶粒と媒体との屈折率差による散乱が大きく、
光透過率が十分でないからである。また、50nm以下
ならば散乱ロスがきわめて小さくなるからである。
【0010】本発明で用いる100nmより小さな径の
孔が分散したポリイミドフィルムは、ポリイミドの前駆
体であるポリアミック酸に、大きさが比較的均一な金属
微粒子あるいはSiO2 微粒子を分散させておき、スピ
ンコート等でのフィルム化、加熱によるイミド化の後、
強酸により金属微粒子あるいはSiO2 微粒子を溶解さ
せることにより得られる多孔質体である。液晶中での浸
漬の際、これを減圧下あるいは加熱下で行ってもよい。
また、この方法によって得られる液晶ドロップレットの
サイズは金属微粒子、SiO2 微粒子の大きさによって
決まるため、液晶ドロップレットのサイズをコントロー
ルしやすく、かつその大きさのばらつきが小さくなると
いう利点もある。また、液晶ドロップレットの密度を大
きくし、電気光学効果を大きくすることもできる。
【0011】
【実施例】以下実施例を述べるが、本願発明はこれら実
施例に限定されるものではない。
【0012】約20nmの孔が分散した厚さ約40μm
のポリイミドフィルムを作製した。ポリイミドの化学構
造は、
【0013】
【化1】
【0014】このフィルムは、上記ポリイミドに対応す
るポリアミック酸に、大きさが約20nmのSiO2
粒子を分散させておき、スピンコートでフィルム化し、
加熱によりイミド化した後、フッ酸によりSiO2 微粒
子を溶解させることにより得たものである。
【0015】このポリイミドフィルムから2つのサンプ
ル作製し、これらを液晶(ネマチック液晶、メルク社
製、BL24)中に浸漬し、それらの重量変化を図2に
示す。実線および点線で示す2つのサンプルはいずれも
数時間で飽和し、そのときの重量変化は約15%であっ
た。液晶中に浸漬前後の透過率変化を図3に示す。液晶
中への浸漬により透過率が増加することがわかる。これ
は、ポリイミドと液晶ドロップレットの屈折率差が、ポ
リイミドと空気の屈折率差よりも小さく、散乱が小さく
なったためである。以上の結果から、ポリイミドフィル
ム中の微細な孔に液晶が充填されたことがわかる。
【0016】液晶が充填されたポリイミドフィルムの両
面に図4に示すように、金(電極)を0.1μm厚に蒸
着し、1mm×10mmの寸法にカッティングしたサン
プルに、端面から直線偏光を入射し、2枚の金電極間に
電圧を印加したときの出力光の変化を測定した。出力光
の変化から、生じる複屈折の変化Δnを計算できる。屈
折率の変化の電場依存性を図5に示した。屈折率の変化
は電場の2乗に比例しており、約10V/μmの電場で
0.0001の屈折変化を示した。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、熱的に安定で光学材
料としても実用的なポリイミドをマトリクスとする微液
晶分散体からなる電気光学材料はこれまでなかったが、
予め作製された100nmより小さなサイズの孔が分散
されたポリイミドフィルムを液晶に浸漬し、液晶を孔に
充填させることによって、微液晶分散ポリイミドを作製
し、それが電気光学材料として機能することを示した。
本材料は、ポリイミドのもつ熱安定性を生かして、光ス
イッチや変調器等に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気光学材料からなるフィルムの模式
的斜視図である。
【図2】ポリイミドフィルムを液晶に浸漬したときの重
量変化を示す図である。
【図3】ポリイミドフィルムを液晶に浸漬した前後の透
過率の変化を示す図である。
【図4】液晶ドロップレットが分散したポリイミドへの
光の入射状態を示す模式的斜視図である。
【図5】液晶ドロップレットが分散したポリイミドの、
屈折率の電場依存性を示す図である。
【符号の説明】
1 ポリイミド 2 液晶ドロップレット(微液晶)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 孝好 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 佐々木 重邦 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 山田 典義 東京都武蔵野市御殿山一丁目1番3号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 100nmより小さな粒子径を有する液
    晶ドロップレットがポリイミド中に分散してなることを
    特徴とする電気光学材料。
  2. 【請求項2】 100nmより小さな径の孔が分散した
    ポリイミドフィルムを液晶に浸漬する行程を備えたこと
    を特徴とする電気光学材料の作製方法。
  3. 【請求項3】 ポリイミドの前駆体であるポリアミック
    酸に100nm以下の粒径を有する金属微粒子またはS
    iO2 微粒子を分散させる工程と、前記前駆体をフィル
    ム化する工程と、前記前駆体のフィルムを加熱によりイ
    ミド化する工程と、強酸により前記金属微粒子または前
    記SiO2 微粒子を溶解させる工程とから作製される、
    100nm以下の小さな孔が分散したポリイミドフィル
    ムを用いることを特徴とする請求項2記載の電気光学材
    料の作製方法。
JP10053052A 1998-03-05 1998-03-05 電気光学材料およびその作製方法 Pending JPH11249112A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7463328B2 (en) 2003-09-24 2008-12-09 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device with fine particles in liquid crystal layer
JP2010102170A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Hitachi Cable Ltd 光変調器
US7719656B2 (en) 2003-09-24 2010-05-18 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device
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CN102402035A (zh) * 2010-09-14 2012-04-04 三星移动显示器株式会社 液晶显示器及制造液晶显示器的方法

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