JPH11249327A - 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた装置ユニット及び電子写真装置 - Google Patents
電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた装置ユニット及び電子写真装置Info
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- JPH11249327A JPH11249327A JP6768998A JP6768998A JPH11249327A JP H11249327 A JPH11249327 A JP H11249327A JP 6768998 A JP6768998 A JP 6768998A JP 6768998 A JP6768998 A JP 6768998A JP H11249327 A JPH11249327 A JP H11249327A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】長波長に対して極めて高い感度特性を有する電
子写真感光体を提供することである。 【解決手段】導電性支持体上に感光層を有する電子写真
感光体において、該感光層がクロロアルミニウムフタロ
シアニンを有機溶剤とバインダ−樹脂と共に分散処理す
ることによって得られる、CuKαのX線回折における
ブラッグ角(2θ±0.2°)で、7.0°に最も強い
回折ピ−クを示す結晶形のクロロアルミニウムフタロシ
アニンを含有することを特徴とする電子写真感光体。
子写真感光体を提供することである。 【解決手段】導電性支持体上に感光層を有する電子写真
感光体において、該感光層がクロロアルミニウムフタロ
シアニンを有機溶剤とバインダ−樹脂と共に分散処理す
ることによって得られる、CuKαのX線回折における
ブラッグ角(2θ±0.2°)で、7.0°に最も強い
回折ピ−クを示す結晶形のクロロアルミニウムフタロシ
アニンを含有することを特徴とする電子写真感光体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真感光体並び
に該電子写真感光体を備えた装置ユニット及び電子写真
装置に関する。
に該電子写真感光体を備えた装置ユニット及び電子写真
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フタロシアニン系顔料は、着色用
途の他、電子写真感光体、太陽電池、センサ−等に用い
られる電子材料として注目され、検討されている。
途の他、電子写真感光体、太陽電池、センサ−等に用い
られる電子材料として注目され、検討されている。
【0003】また、近年、端末用プリンタ−として従来
のインパクト型のプリンタ−に代わり、電子写真技術を
応用したノンインパクト型のプリンタ−が広く普及して
きている。これらは主としてレ−ザ−光を光源とするレ
−ザ−ビ−ムプリンタ−であり、その光源としては、コ
スト、装置の大きさ等の点から半導体レ−ザ−が用いら
れている。
のインパクト型のプリンタ−に代わり、電子写真技術を
応用したノンインパクト型のプリンタ−が広く普及して
きている。これらは主としてレ−ザ−光を光源とするレ
−ザ−ビ−ムプリンタ−であり、その光源としては、コ
スト、装置の大きさ等の点から半導体レ−ザ−が用いら
れている。
【0004】現在、主として用いられている半導体レ−
ザ−は、その発振波長が790±20nmと長波長のた
め、これらの長波長の光に十分な感度を有する電子写真
感光体の開発が進められてきた。
ザ−は、その発振波長が790±20nmと長波長のた
め、これらの長波長の光に十分な感度を有する電子写真
感光体の開発が進められてきた。
【0005】電子写真感光体での感度は、電荷発生材料
の種類によって変わるものであり、長波長光に対して感
度を有する電荷発生材料として、近年、クロロアルミニ
ウムフタロシアニン、クロロインジウムフタロシアニ
ン、オキシバナジウムフタロシアニン、クロロガリウム
フタロシアニン、マグネシウムフタロシアニン、オキシ
チタニウムフタロシアニン等の金属フタロシアニンある
いは無金属フタロシアニン等の金属フタロシアニンある
いは無金属フタロシアニン等についての研究が多くされ
ている。
の種類によって変わるものであり、長波長光に対して感
度を有する電荷発生材料として、近年、クロロアルミニ
ウムフタロシアニン、クロロインジウムフタロシアニ
ン、オキシバナジウムフタロシアニン、クロロガリウム
フタロシアニン、マグネシウムフタロシアニン、オキシ
チタニウムフタロシアニン等の金属フタロシアニンある
いは無金属フタロシアニン等の金属フタロシアニンある
いは無金属フタロシアニン等についての研究が多くされ
ている。
【0006】クロロアルミニウムフタロシアニンを用い
た電子写真感光体に関しては、特開昭58−15864
9号公報に、クロロアルミニウムフタロシアニンを蒸着
した後溶剤処理し、CuKαのX線回折におけるブラッ
グ角(2θ)で、7.0°に強い回折ピ−クを示す結晶
状態に転位させることで長波長域の感度を向上させた感
光体が提案されている。
た電子写真感光体に関しては、特開昭58−15864
9号公報に、クロロアルミニウムフタロシアニンを蒸着
した後溶剤処理し、CuKαのX線回折におけるブラッ
グ角(2θ)で、7.0°に強い回折ピ−クを示す結晶
状態に転位させることで長波長域の感度を向上させた感
光体が提案されている。
【0007】また、特開昭58−209745号公報、
特開昭62−133462号公報及び特開昭63−43
155号公報にはブラッグ角(2θ±0.2°)で6.
7°、11.2°、16.7°、25.6°に強い回折
ピ−クを示す結晶形を用いた長波長感度に優れた感光体
が提案されている。
特開昭62−133462号公報及び特開昭63−43
155号公報にはブラッグ角(2θ±0.2°)で6.
7°、11.2°、16.7°、25.6°に強い回折
ピ−クを示す結晶形を用いた長波長感度に優れた感光体
が提案されている。
【0008】しかしながら、従来のクロロアルミニウム
フタロシアニンを用いた上記感光体は、半導体レ−ザ−
の発振波長である800nm付近の光に対する半減露光
量感度E1/2 で0.5(μJ/cm2 )程度のものであ
り、近年のレ−ザ−ビ−ムプリンタ−や電子写真複写機
の高速化に対応するには不十分なものであった。
フタロシアニンを用いた上記感光体は、半導体レ−ザ−
の発振波長である800nm付近の光に対する半減露光
量感度E1/2 で0.5(μJ/cm2 )程度のものであ
り、近年のレ−ザ−ビ−ムプリンタ−や電子写真複写機
の高速化に対応するには不十分なものであった。
【0009】また、近年、オキシチタニウムフタロシア
ニンの特定の結晶形を用いた電子写真感光体で極めて高
い感度を有するものが提案されている。例えば、特開昭
64−17066号公報や特開平3−128973号公
報。しかしながら、これらの高感度な結晶形は合成上り
の顔料をアシッドペ−スト法等で一旦非結晶質にした
後、特定の溶剤で処理して所定の結晶形に変換するとい
った工程が必要であり、生産性が悪いといった問題もあ
る。
ニンの特定の結晶形を用いた電子写真感光体で極めて高
い感度を有するものが提案されている。例えば、特開昭
64−17066号公報や特開平3−128973号公
報。しかしながら、これらの高感度な結晶形は合成上り
の顔料をアシッドペ−スト法等で一旦非結晶質にした
後、特定の溶剤で処理して所定の結晶形に変換するとい
った工程が必要であり、生産性が悪いといった問題もあ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、長波
長に対して極めて高い感度特性を有する電子写真感光体
を提供すること、また該電子写真感光体を有する装置ユ
ニット及び電子写真装置を提供することである。
長に対して極めて高い感度特性を有する電子写真感光体
を提供すること、また該電子写真感光体を有する装置ユ
ニット及び電子写真装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は導電性支持体上
に感光層を有する電子写真感光体において、該感光層が
クロロアルミニウムフタロシアニンを有機溶剤とバイン
ダ−樹脂と共に分散処理することによって得られる、C
uKαのX線回折におけるブラッグ角(2θ±0.2
°)で、7.0°に最も強い回折ピ−クを示す結晶形の
クロロアルミニウムフタロシアニンを含有することを特
徴とする電子写真感光体から構成される。
に感光層を有する電子写真感光体において、該感光層が
クロロアルミニウムフタロシアニンを有機溶剤とバイン
ダ−樹脂と共に分散処理することによって得られる、C
uKαのX線回折におけるブラッグ角(2θ±0.2
°)で、7.0°に最も強い回折ピ−クを示す結晶形の
クロロアルミニウムフタロシアニンを含有することを特
徴とする電子写真感光体から構成される。
【0012】また、本発明は導電性支持体上に電荷発生
層と電荷輸送層の少なくとも2層からなる感光層を有す
る電子写真感光体において、該電荷発生層がクロロアル
ミニウムフタロシアニンを有機溶剤とバインダ−樹脂と
共に分散処理することによって得られる、CuKαのX
線回折におけるブラッグ角(2θ±0.2°)で、7.
0°に最も強い回折ピ−クを示す結晶形のクロロアルミ
ニウムフタロシアニンを含有することを特徴とする電子
写真感光体から構成される。
層と電荷輸送層の少なくとも2層からなる感光層を有す
る電子写真感光体において、該電荷発生層がクロロアル
ミニウムフタロシアニンを有機溶剤とバインダ−樹脂と
共に分散処理することによって得られる、CuKαのX
線回折におけるブラッグ角(2θ±0.2°)で、7.
0°に最も強い回折ピ−クを示す結晶形のクロロアルミ
ニウムフタロシアニンを含有することを特徴とする電子
写真感光体から構成される。
【0013】また、本発明は前記本発明の電子写真感光
体、及び帯電手段、現像手段及びクリ−ニング手段から
なる群より選ばれる少なくとも一つの手段を一体に支持
し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴とす
る装置ユニットから構成される。
体、及び帯電手段、現像手段及びクリ−ニング手段から
なる群より選ばれる少なくとも一つの手段を一体に支持
し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴とす
る装置ユニットから構成される。
【0014】また、本発明は前記本発明の電子写真感光
体、帯電手段、像露光手段、現像手段及び転写手段を有
することを特徴とする電子写真装置から構成される。
体、帯電手段、像露光手段、現像手段及び転写手段を有
することを特徴とする電子写真装置から構成される。
【0015】
【発明の実施の態様】本発明の電子写真感光体は、感光
層にクロロアルミニウムフタロシアニンを有機溶剤とバ
インダ−樹脂と共に分散処理することによって得られ
る、CuKαのX線回折におけるブラッグ角(2θ±
0.2°)で、7.0°に最も強い回折ピ−クを示す結
晶形のクロロアルミニウムフタロシアニンを含有するこ
とにより、従来のクロロアルミニウムフタロシアニンを
用いた電子写真感光体に比べて、約2倍の極めて高い感
度特性を発現する。
層にクロロアルミニウムフタロシアニンを有機溶剤とバ
インダ−樹脂と共に分散処理することによって得られ
る、CuKαのX線回折におけるブラッグ角(2θ±
0.2°)で、7.0°に最も強い回折ピ−クを示す結
晶形のクロロアルミニウムフタロシアニンを含有するこ
とにより、従来のクロロアルミニウムフタロシアニンを
用いた電子写真感光体に比べて、約2倍の極めて高い感
度特性を発現する。
【0016】本発明の電子写真感光体は、公知のいかな
る層構成をも採用できるが、上記本発明の特定のクロロ
アルミニウムフタロシアニンを含有する電荷発生層と電
荷輸送物質を含有する電荷輸送層を積層した機能分離型
感光体が特に好ましい。
る層構成をも採用できるが、上記本発明の特定のクロロ
アルミニウムフタロシアニンを含有する電荷発生層と電
荷輸送物質を含有する電荷輸送層を積層した機能分離型
感光体が特に好ましい。
【0017】本発明の電子写真感光体について、機能分
離型感光体を例として詳しく説明する。
離型感光体を例として詳しく説明する。
【0018】電荷発生物質として用いるクロロアルミニ
ウムフタロシアニンの構造は、下記構造式で表わされ
る。
ウムフタロシアニンの構造は、下記構造式で表わされ
る。
【化1】 式中、k、m、n、pはそれぞれ独立して0〜4の整数
である。
である。
【0019】クロロアルミニウムフタロシアニンの合成
は、オルトフタロジニトリルと塩化アルミニウムをα−
クロロナフタリンやキノリン等の溶媒中で反応させるこ
とによって容易に得られる、反応粗製物は必要に応じて
DMF等の溶剤によって分散洗浄した後、乾燥する。
は、オルトフタロジニトリルと塩化アルミニウムをα−
クロロナフタリンやキノリン等の溶媒中で反応させるこ
とによって容易に得られる、反応粗製物は必要に応じて
DMF等の溶剤によって分散洗浄した後、乾燥する。
【0020】この段階での結晶形は、反応条件や精製条
件によって異なるが、通常、CuKαのX線回折におけ
るブラッグ角(2θ±0.2°)で、26.9°に強い
ピ−クを有する結晶形、あるいは6.7°、11.2
°、16.7°、25.6°(メインピ−ク)にピ−ク
を有する公知の結晶形となっている。本発明において
は、この段階ではいかなる結晶形であっても構わない。
件によって異なるが、通常、CuKαのX線回折におけ
るブラッグ角(2θ±0.2°)で、26.9°に強い
ピ−クを有する結晶形、あるいは6.7°、11.2
°、16.7°、25.6°(メインピ−ク)にピ−ク
を有する公知の結晶形となっている。本発明において
は、この段階ではいかなる結晶形であっても構わない。
【0021】本発明においては、こうして得られたクロ
ロアルミニウムフタロシアニンを蒸着したり、特別な結
晶変換のための前処理をすることなく、そのまま、電荷
発生層用の塗布液調製のための分散工程に供することが
できる。分散は、前記顔料を有機溶剤とバインダ−樹脂
と共に行なうが、有機溶剤としては、結晶形を本工程で
ブラッグ角(2θ±0.2°)で、7.0°に最も強い
ピ−クを有する結晶形に転位させる溶剤であればいかな
る溶剤でもよいが、脂環式ケトン系溶剤が好ましく、シ
クロヘキサンを用いた場合に最も良い感度が得られる。
ロアルミニウムフタロシアニンを蒸着したり、特別な結
晶変換のための前処理をすることなく、そのまま、電荷
発生層用の塗布液調製のための分散工程に供することが
できる。分散は、前記顔料を有機溶剤とバインダ−樹脂
と共に行なうが、有機溶剤としては、結晶形を本工程で
ブラッグ角(2θ±0.2°)で、7.0°に最も強い
ピ−クを有する結晶形に転位させる溶剤であればいかな
る溶剤でもよいが、脂環式ケトン系溶剤が好ましく、シ
クロヘキサンを用いた場合に最も良い感度が得られる。
【0022】上記バインダ−樹脂としては、広範な絶縁
性樹脂あるいは有機導電性ポリマ−から選択されるが、
ポリビニルブチラ−ル、ポリビニルベンザ−ル、ポリア
リレ−ト、ポリカ−ボネ−ト、ポリエステル、フェノキ
シ樹脂、セルロ−ス樹脂、アクリル樹脂及びポリウレタ
ン等が好ましい。これらの樹脂は置換基を有してもよ
く、置換基としてはハロゲン原子、アルキル基、アルコ
キシ基、ニトロ基、トリフルオロメチル基及びシアノ基
等が好ましい。
性樹脂あるいは有機導電性ポリマ−から選択されるが、
ポリビニルブチラ−ル、ポリビニルベンザ−ル、ポリア
リレ−ト、ポリカ−ボネ−ト、ポリエステル、フェノキ
シ樹脂、セルロ−ス樹脂、アクリル樹脂及びポリウレタ
ン等が好ましい。これらの樹脂は置換基を有してもよ
く、置換基としてはハロゲン原子、アルキル基、アルコ
キシ基、ニトロ基、トリフルオロメチル基及びシアノ基
等が好ましい。
【0023】分散方法はボ−ルミル、サンドミル、ペイ
ントシェ−カ−等公知のいかなる分散方法を用いてもよ
いが、分散条件は、分散前の結晶形が7.0°に最も強
いピ−クを有する結晶形に十分転位するように、その都
度吟味する必要がある。
ントシェ−カ−等公知のいかなる分散方法を用いてもよ
いが、分散条件は、分散前の結晶形が7.0°に最も強
いピ−クを有する結晶形に十分転位するように、その都
度吟味する必要がある。
【0024】電荷発生層は、前述の電荷発生層用塗布液
を導電性支持体上に塗布乾燥することによって形成され
る。電荷発生層中でのクロロアルミニウムフタロシアニ
ンの結晶形は図5に示すように、ブラッグ角(2θ±
0.2°)で、7.0°に非常に強いピ−クを有する結
晶形となっており、これは分散過程で結晶形が転位した
ことによる。
を導電性支持体上に塗布乾燥することによって形成され
る。電荷発生層中でのクロロアルミニウムフタロシアニ
ンの結晶形は図5に示すように、ブラッグ角(2θ±
0.2°)で、7.0°に非常に強いピ−クを有する結
晶形となっており、これは分散過程で結晶形が転位した
ことによる。
【0025】この結晶形は、前述の特開昭58−158
649号公報に記載されるクロロアルミニウムフタロシ
アニンを蒸着した後THF等で溶剤処理して得られる結
晶と類似なものと思われるが、本発明における電荷発生
層の形成による感光体は、はるかに高感度な特性が得ら
れ、しかも蒸着及びその後の溶剤処理のような複雑な工
程が不要のため、極めて簡便に感光体を作成できる。
649号公報に記載されるクロロアルミニウムフタロシ
アニンを蒸着した後THF等で溶剤処理して得られる結
晶と類似なものと思われるが、本発明における電荷発生
層の形成による感光体は、はるかに高感度な特性が得ら
れ、しかも蒸着及びその後の溶剤処理のような複雑な工
程が不要のため、極めて簡便に感光体を作成できる。
【0026】電荷発生層中のクロロアルミニウムフタロ
シアニンとバインダ−樹脂との比率は4/1〜1/4、
好ましくは2/1〜1/2である。膜厚は0.05〜5
μm、好ましくは0.1〜1.0μmである。
シアニンとバインダ−樹脂との比率は4/1〜1/4、
好ましくは2/1〜1/2である。膜厚は0.05〜5
μm、好ましくは0.1〜1.0μmである。
【0027】導電性支持体としては導電性を有するもの
であればよく、アルミニウム、ステンレス等の金属、あ
るいは導電層を設けた金属、プラスチック、紙等が挙げ
られ、形状としては円筒状またはフィルム状等が挙げら
れる。
であればよく、アルミニウム、ステンレス等の金属、あ
るいは導電層を設けた金属、プラスチック、紙等が挙げ
られ、形状としては円筒状またはフィルム状等が挙げら
れる。
【0028】また、導電性支持体と電荷発生層の間に
は、バリヤ−機能とせっちゃう機能を有する下引き層を
設けることができる。下引き層の材料としてはポリビニ
ルアルコ−ル、ポリエチレンオキシド、エチルセルロ−
ス、メチルセルロ−ス、カゼイン、ポリアミド、ゼラチ
ン、にかわ等が挙げられる。これらの材料を適当な溶剤
に溶解して導電性支持体上に塗布して形成される。膜厚
は0.2〜3.0μmである。
は、バリヤ−機能とせっちゃう機能を有する下引き層を
設けることができる。下引き層の材料としてはポリビニ
ルアルコ−ル、ポリエチレンオキシド、エチルセルロ−
ス、メチルセルロ−ス、カゼイン、ポリアミド、ゼラチ
ン、にかわ等が挙げられる。これらの材料を適当な溶剤
に溶解して導電性支持体上に塗布して形成される。膜厚
は0.2〜3.0μmである。
【0029】電荷輸送層は主として電荷輸送物質とバイ
ンダ−樹脂とを溶剤中に溶解させた塗布液を電荷発生層
の上に塗布乾燥して形成される。膜厚は5〜40μm、
好ましくは10〜30μmである。
ンダ−樹脂とを溶剤中に溶解させた塗布液を電荷発生層
の上に塗布乾燥して形成される。膜厚は5〜40μm、
好ましくは10〜30μmである。
【0030】電荷輸送物質としては各種のトリアリ−ル
アミン系化合物、ヒドラゾン系化合物、スチルベン系化
合物、ピラゾリン系化合物、オキサゾ−ル系化合物、チ
アゾ−ル系化合物、トリアリ−ルメタン系化合物等が挙
げられる。
アミン系化合物、ヒドラゾン系化合物、スチルベン系化
合物、ピラゾリン系化合物、オキサゾ−ル系化合物、チ
アゾ−ル系化合物、トリアリ−ルメタン系化合物等が挙
げられる。
【0031】また、バインダ−樹脂としては、電荷発生
層で用いられる前述のバインダ−樹脂を挙げることがで
きる。
層で用いられる前述のバインダ−樹脂を挙げることがで
きる。
【0032】また、必要に応じて各種の酸化防止剤や紫
外線吸収剤等の添加剤を添加してもよい。
外線吸収剤等の添加剤を添加してもよい。
【0033】前述の各層の塗布方法としては、デイツピ
ング法、スプレ−コ−テイング法、スピンナ−コ−テイ
ング法、ビ−ドコ−テイング法、ブレ−ドコ−テイング
法、ビ−ムコ−テイング法等を用いることができる。
ング法、スプレ−コ−テイング法、スピンナ−コ−テイ
ング法、ビ−ドコ−テイング法、ブレ−ドコ−テイング
法、ビ−ムコ−テイング法等を用いることができる。
【0034】また、電荷発生層と電荷輸送層を前述した
順序とは逆に電荷輸送層を表面層側に設ければ、正帯電
用の感光体として用いることもできる。
順序とは逆に電荷輸送層を表面層側に設ければ、正帯電
用の感光体として用いることもできる。
【0035】更に、これらの感光層を外部の衝撃から保
護するために感光層の表面に薄い保護層を設けてもよ
い。
護するために感光層の表面に薄い保護層を設けてもよ
い。
【0036】なお、電荷発生層には、必要に応じて他の
電荷発生物質を混合して用いることも可能である。
電荷発生物質を混合して用いることも可能である。
【0037】電荷発生物質と電荷輸送物質を同一層内に
含有する単層型感光体は、前述の電荷発生層用塗布液と
電荷輸送層用塗布液を混合した液を導電性支持体上に塗
布乾燥して作成することができる。感光層の膜厚は5〜
40μm、好ましくは10〜30μmである。
含有する単層型感光体は、前述の電荷発生層用塗布液と
電荷輸送層用塗布液を混合した液を導電性支持体上に塗
布乾燥して作成することができる。感光層の膜厚は5〜
40μm、好ましくは10〜30μmである。
【0038】本発明の電子写真感光体はレ−ザ−ビ−ム
プリンタ−、CRTプリンタ−、LEDプリンタ−等の
プリンタ−のみならず、通常の電子写真複写機やその他
の電子写真応用分野に広く用いることができる。
プリンタ−、CRTプリンタ−、LEDプリンタ−等の
プリンタ−のみならず、通常の電子写真複写機やその他
の電子写真応用分野に広く用いることができる。
【0039】図9に本発明の電子写真感光体を用いた一
般的な転写式電子写真装置の概略図において、1はドラ
ム状の本発明の電子写真感光体であり、軸2を中心に矢
印方向に所定の周速度で回転駆動される。感光体1は回
転過程において、一次帯電手段3によりその周面に正ま
たは負の所定電位の均一帯電を受け、次いで、スリット
露光やレ−ザ−ビ−ム走査露光等の像露光手段(不図
示)からの画像露光光4を受ける。こうして感光体1の
周面に静電潜像が順次形成されていく。
般的な転写式電子写真装置の概略図において、1はドラ
ム状の本発明の電子写真感光体であり、軸2を中心に矢
印方向に所定の周速度で回転駆動される。感光体1は回
転過程において、一次帯電手段3によりその周面に正ま
たは負の所定電位の均一帯電を受け、次いで、スリット
露光やレ−ザ−ビ−ム走査露光等の像露光手段(不図
示)からの画像露光光4を受ける。こうして感光体1の
周面に静電潜像が順次形成されていく。
【0040】形成された静電潜像は、次いで現像手段5
によりトナ−現像され、現像されたトナ−現像像は、不
図示の給紙部から感光体1と転写手段6との間に感光体
1の回転と同期取りされて給送された転写材7に、転写
手段6により順次転写されていく。像転写を受けた転写
材7は感光体面から分離されて像定着手段8へ導入され
て像定着を受けることにより複写物(コピ−)として装
置外へプリントアウトされる。像転写後の感光体1の表
面は、クリ−ニング手段9によって転写残りトナ−の除
去を受けて清浄面化され、更に前露光手段(不図示)か
らの前露光光10により除電処理がされた後、繰り返し
画像形成に使用される。なお、一次帯電手段3が帯電ロ
−ラ−等を用いた接触帯電手段である場合は、前露光は
必ずしも必要ではない。
によりトナ−現像され、現像されたトナ−現像像は、不
図示の給紙部から感光体1と転写手段6との間に感光体
1の回転と同期取りされて給送された転写材7に、転写
手段6により順次転写されていく。像転写を受けた転写
材7は感光体面から分離されて像定着手段8へ導入され
て像定着を受けることにより複写物(コピ−)として装
置外へプリントアウトされる。像転写後の感光体1の表
面は、クリ−ニング手段9によって転写残りトナ−の除
去を受けて清浄面化され、更に前露光手段(不図示)か
らの前露光光10により除電処理がされた後、繰り返し
画像形成に使用される。なお、一次帯電手段3が帯電ロ
−ラ−等を用いた接触帯電手段である場合は、前露光は
必ずしも必要ではない。
【0041】本発明においては、上述の感光体1、一次
帯電手段3、現像手段5及びクリ−ニング手段9等の構
成要素のうち、複数のものを装置ユニットとして一体に
結合して構成し、この装置ユニットを複写機やレ−ザ−
ビ−ムプリンタ−等の電子写真装置本体に対して着脱可
能に構成してもよい。例えば一次帯電手段3、現像手段
5及びクリ−ニング手段9の少なくとも1つを感光体1
と共に一体に支持してカ−トリッジ化し、装置本体のレ
−ル12等の案内手段を用いて装置本体に着脱可能なプ
ロセスカ−トリッジ11とすることができる。また、画
像露光光4は、電子写真装置が複写機やプリンタ−であ
る場合には、原稿からの反射光や透過光を用いる、ある
いは、センサ−で原稿を読み取り、信号化し、この信号
に従って行われるレ−ザ−ビ−ムの走査、LEDアレイ
の駆動及び液晶シャッタ−アレイの駆動等により照射さ
れる光である。
帯電手段3、現像手段5及びクリ−ニング手段9等の構
成要素のうち、複数のものを装置ユニットとして一体に
結合して構成し、この装置ユニットを複写機やレ−ザ−
ビ−ムプリンタ−等の電子写真装置本体に対して着脱可
能に構成してもよい。例えば一次帯電手段3、現像手段
5及びクリ−ニング手段9の少なくとも1つを感光体1
と共に一体に支持してカ−トリッジ化し、装置本体のレ
−ル12等の案内手段を用いて装置本体に着脱可能なプ
ロセスカ−トリッジ11とすることができる。また、画
像露光光4は、電子写真装置が複写機やプリンタ−であ
る場合には、原稿からの反射光や透過光を用いる、ある
いは、センサ−で原稿を読み取り、信号化し、この信号
に従って行われるレ−ザ−ビ−ムの走査、LEDアレイ
の駆動及び液晶シャッタ−アレイの駆動等により照射さ
れる光である。
【0042】本発明において用いるクロロアルミニウム
フタロシアニンの合成例を示す。 合成例1 フタロニトリル51部、塩化アルミニウム20部、α−
クロロナフタレン200部を窒素雰囲気下、200℃で
6時間加熱撹拌した後、130℃まで冷却し、濾別し
た。固形分を50℃のN,N−ジメチルホルムアミド2
00部を用いて1時間撹拌下洗浄後、濾別し、濾過器上
でメタノ−ルで洗浄し、乾燥し、25部を得た。得られ
た結晶はCuKα特性X線回折図において、ブラッグ角
2θが26.9°に強いピ−クを有するクロロアルミニ
ウムフタロシャニン結晶であった。このクロロアルミニ
ウムフタロシアニン結晶のX線回折図を図1に、赤外吸
収スペクトルを図2に示す。
フタロシアニンの合成例を示す。 合成例1 フタロニトリル51部、塩化アルミニウム20部、α−
クロロナフタレン200部を窒素雰囲気下、200℃で
6時間加熱撹拌した後、130℃まで冷却し、濾別し
た。固形分を50℃のN,N−ジメチルホルムアミド2
00部を用いて1時間撹拌下洗浄後、濾別し、濾過器上
でメタノ−ルで洗浄し、乾燥し、25部を得た。得られ
た結晶はCuKα特性X線回折図において、ブラッグ角
2θが26.9°に強いピ−クを有するクロロアルミニ
ウムフタロシャニン結晶であった。このクロロアルミニ
ウムフタロシアニン結晶のX線回折図を図1に、赤外吸
収スペクトルを図2に示す。
【0043】 この化合物の元素分析値(C32H16N8 AlCl) C H N Cl 計算値(%) 66.85 2.80 19.49 6.17 実測値(%) 65.74 2.77 20.32 6.76
【0044】合成例2フタロニトリル51部、塩化アル
ミニウム20部、α−クロロナフタレン200部を窒素
雰囲気下、200℃で6時間加熱撹拌した後、130℃
まで冷却し、濾別した。固形分をトルエン200部を用
いて1時間撹拌下煮沸洗浄後、濾別し、濾過器上でメタ
ノ−ルで洗浄し、乾燥し、20部を得た。得られた結晶
はCuKα特性X線回折図において、ブラッグ角2θが
26.9°に強いピ−クを有するクロロアルミニウムフ
タロシャニン結晶であった。このクロロアルミニウムフ
タロシアニン結晶のX線回折図を図3に、赤外吸収スペ
クトルを図4に示す。
ミニウム20部、α−クロロナフタレン200部を窒素
雰囲気下、200℃で6時間加熱撹拌した後、130℃
まで冷却し、濾別した。固形分をトルエン200部を用
いて1時間撹拌下煮沸洗浄後、濾別し、濾過器上でメタ
ノ−ルで洗浄し、乾燥し、20部を得た。得られた結晶
はCuKα特性X線回折図において、ブラッグ角2θが
26.9°に強いピ−クを有するクロロアルミニウムフ
タロシャニン結晶であった。このクロロアルミニウムフ
タロシアニン結晶のX線回折図を図3に、赤外吸収スペ
クトルを図4に示す。
【0045】 この化合物の元素分析値(C32H16N8 AlCl) C H N Cl 計算値(%) 66.85 2.80 19.49 6.17 実測値(%) 64.23 3.02 18.72 6.45
【0046】X線回折測定は下記条件により行った。 使用測定器:マックサイエンス社製 X線回折装置 M
XP18 X線管球:Cu、管電圧:50.0kV、管電流:30
0.0mA、 スキャン方法:2θ/θスキャン、スキャン速度:4.
0deg./min、 サンプリング幅:0.02deg、スタ−ト速度:3.
0deg、 ストップ角度:40.0deg、発散スリット:0.5
0deg、 散乱スリット:0.50deg、受光スリット:0.3
0mm 湾曲モノクロメ−タ−使用
XP18 X線管球:Cu、管電圧:50.0kV、管電流:30
0.0mA、 スキャン方法:2θ/θスキャン、スキャン速度:4.
0deg./min、 サンプリング幅:0.02deg、スタ−ト速度:3.
0deg、 ストップ角度:40.0deg、発散スリット:0.5
0deg、 散乱スリット:0.50deg、受光スリット:0.3
0mm 湾曲モノクロメ−タ−使用
【0047】電荷発生層及び電荷輸送層積層後のX線回
折測定は電荷発生層塗布後及び電荷輸送層塗布後の感光
体を一部切り取って粉末サンプル用セルに貼って測定し
た。従って図5−1〜図7〜2のX線回折図には電荷発
生層中でのクロロアルミニウムフタロシアニンの回折ピ
−クと共に導電性支持体に用いているアルミニウムの回
折ピ−クを含んでいる。図中、22.4°、24.2°
及び38.5°のピ−クはこのアルミニウム支持体のピ
−クである。
折測定は電荷発生層塗布後及び電荷輸送層塗布後の感光
体を一部切り取って粉末サンプル用セルに貼って測定し
た。従って図5−1〜図7〜2のX線回折図には電荷発
生層中でのクロロアルミニウムフタロシアニンの回折ピ
−クと共に導電性支持体に用いているアルミニウムの回
折ピ−クを含んでいる。図中、22.4°、24.2°
及び38.5°のピ−クはこのアルミニウム支持体のピ
−クである。
【0048】
【実施例】実施例1 アルミニウム支持体上にメトキシメチル化ナイロン(重
量平均分子量32,000)5gとアルコ−ル可溶性共
重合ナイロン(重量平均分子量29,000)10gを
メタノ−ル95gに溶解した液をマイヤ−バ−で塗布
し、乾燥後の膜厚が1μmの下引き層を形成した。
量平均分子量32,000)5gとアルコ−ル可溶性共
重合ナイロン(重量平均分子量29,000)10gを
メタノ−ル95gに溶解した液をマイヤ−バ−で塗布
し、乾燥後の膜厚が1μmの下引き層を形成した。
【0049】次に、合成例1で得た結晶形のクロロアル
ミニウムフタロシアニン3部をシクロヘキサノン60部
にポリビニルブチラ−ル(ブチラ−ル化度63モル%)
2部を溶かした液に加え、1mmφのガラスビ−ズ10
0部と共にサンドミルで3時間分散し、これに酢酸エチ
ル100部を加えて希釈した。この分散液を下引き層の
上に乾燥後の膜厚が0.2μmとなるようにマイヤ−バ
−で塗布して電荷発生層を形成した。
ミニウムフタロシアニン3部をシクロヘキサノン60部
にポリビニルブチラ−ル(ブチラ−ル化度63モル%)
2部を溶かした液に加え、1mmφのガラスビ−ズ10
0部と共にサンドミルで3時間分散し、これに酢酸エチ
ル100部を加えて希釈した。この分散液を下引き層の
上に乾燥後の膜厚が0.2μmとなるようにマイヤ−バ
−で塗布して電荷発生層を形成した。
【0050】次いで、下記構造式を有する電荷輸送物質
【化2】 5部とポリカ−ボネ−ト(重量平均分子量20,00
0)5部をモノクロルベンゼン35部に溶解し、この液
を電荷発生層の上に乾燥後の膜厚が20μmとなるよう
にマイヤ−バ−で塗布して電荷輸送層を形成し、実施例
1の電子写真感光体を作成した。
0)5部をモノクロルベンゼン35部に溶解し、この液
を電荷発生層の上に乾燥後の膜厚が20μmとなるよう
にマイヤ−バ−で塗布して電荷輸送層を形成し、実施例
1の電子写真感光体を作成した。
【0051】この感光体の電荷発生層のX線回折図を図
5−1に示す。また、電荷輸送層積層後のX線回折図を
図5−2に示す。
5−1に示す。また、電荷輸送層積層後のX線回折図を
図5−2に示す。
【0052】図5−1に示すように、クロロアルミニウ
ムフタロシアニンの結晶は電荷発生層において7.1°
に強いピ−クを有する結晶形となっており、分散前の2
6.9°に強いピ−クを有する結晶形が分散工程で上記
結晶形に転位したことが分かる。
ムフタロシアニンの結晶は電荷発生層において7.1°
に強いピ−クを有する結晶形となっており、分散前の2
6.9°に強いピ−クを有する結晶形が分散工程で上記
結晶形に転位したことが分かる。
【0053】また、図5−2に示すように、電荷輸送層
を形成した後も同じ結晶形を保持していることが分か
る。
を形成した後も同じ結晶形を保持していることが分か
る。
【0054】図5−1においては、7.1°のピ−クの
他に、11.4°、14.1°に極めて弱いピ−クが存
在しているが、それ以外にピ−クは存在していない。2
2.4°、24.2°、38.5°は前述のとおりアル
ミニウム支持体のピ−クである。
他に、11.4°、14.1°に極めて弱いピ−クが存
在しているが、それ以外にピ−クは存在していない。2
2.4°、24.2°、38.5°は前述のとおりアル
ミニウム支持体のピ−クである。
【0055】実施例2 合成例2で得たクロロアルミニウムフタロシアニンを用
いた他は、実施例1と全く同様にして実施例2の電子写
真感光体を作成した。この感光体の電荷発生層のX線回
折図を図6−1に示す。また、電荷輸送層積層後のX線
回折図を図6−2に示す。
いた他は、実施例1と全く同様にして実施例2の電子写
真感光体を作成した。この感光体の電荷発生層のX線回
折図を図6−1に示す。また、電荷輸送層積層後のX線
回折図を図6−2に示す。
【0056】実施例3 実施例1において用いた分散溶剤をシクロペンタノンに
代えた他は、実施例1と全く同様にして実施例3の電子
写真感光体を作成した。ただし、分散時間を6時間とし
た。この感光体の電荷発生層及び電荷輸送層積層後の結
晶形は図5−1、図5−2、図6−1、図6−2と同様
なX線回折図において7.0°に強いピ−クを有する結
晶形であった。
代えた他は、実施例1と全く同様にして実施例3の電子
写真感光体を作成した。ただし、分散時間を6時間とし
た。この感光体の電荷発生層及び電荷輸送層積層後の結
晶形は図5−1、図5−2、図6−1、図6−2と同様
なX線回折図において7.0°に強いピ−クを有する結
晶形であった。
【0057】実施例4 実施例1において用いたバインダ−樹脂を下記構造式の
単位で示されるベンザ−ル樹脂(ベンザ−ル化度80モ
ル%)
単位で示されるベンザ−ル樹脂(ベンザ−ル化度80モ
ル%)
【化3】 に代えた他は、実施例1と全く同様にして実施例4の電
子写真感光体を作成した。この感光体の電荷発生層及び
電荷輸送層積層後の結晶形は図5−1、図5−2、図6
−1、図6−2と同様なX線回折図において7.0°に
強いピ−クを有する結晶形であった。
子写真感光体を作成した。この感光体の電荷発生層及び
電荷輸送層積層後の結晶形は図5−1、図5−2、図6
−1、図6−2と同様なX線回折図において7.0°に
強いピ−クを有する結晶形であった。
【0058】実施例5〜7 実施例1において用いた電荷輸送物質をそれぞれ下記構
造式の化合物に代えた他は、実施例1と全く同様にして
実施例5、6及び7の電子写真感光体を作成した。
造式の化合物に代えた他は、実施例1と全く同様にして
実施例5、6及び7の電子写真感光体を作成した。
【0059】実施例5で用いた化合物
【化4】 実施例6で用いた化合物
【化5】 実施例7で用いた化合物
【化6】
【0060】比較例1 実施例1において、クロロアルミニウムフタロシアニン
のサンドミル分散の分散時間を3時間から3分間に代え
た他は、実施例1と全く同様にして比較例1の電子写真
感光体を作成した。この感光体の電荷発生層のX線回折
図を図7−1に示す。また、電荷輸送層積層後のX線回
折図を図7−2に示す。
のサンドミル分散の分散時間を3時間から3分間に代え
た他は、実施例1と全く同様にして比較例1の電子写真
感光体を作成した。この感光体の電荷発生層のX線回折
図を図7−1に示す。また、電荷輸送層積層後のX線回
折図を図7−2に示す。
【0061】図7−1及び図7−2に示すように、本感
光体では、クロロアルミニウムフタロシアニンの結晶形
は分散前の結晶形の主ピ−クである26.9°のピ−ク
が主ピ−クとなっており、ほとんど結晶転位していない
ことが分かる。
光体では、クロロアルミニウムフタロシアニンの結晶形
は分散前の結晶形の主ピ−クである26.9°のピ−ク
が主ピ−クとなっており、ほとんど結晶転位していない
ことが分かる。
【0062】比較例2 合成例1で得たクロロアルミニウムフフタロシアニンを
アルミニウム支持体上に2000オングストロ−ムの厚
みで真空蒸着し、次いでTHF飽和蒸気中に約6時間放
置し、7.0°に強いピ−クを有する結晶形の電荷発生
層を形成した。この上に実施例1と同様の電荷輸送層を
形成し、比較例2の電子写真感光体を作成した。
アルミニウム支持体上に2000オングストロ−ムの厚
みで真空蒸着し、次いでTHF飽和蒸気中に約6時間放
置し、7.0°に強いピ−クを有する結晶形の電荷発生
層を形成した。この上に実施例1と同様の電荷輸送層を
形成し、比較例2の電子写真感光体を作成した。
【0063】上記実施例及び比較例で作成した各電子写
真感光体をアルミニウムシリンダ−に貼り付けてレ−ザ
−ビ−ムプリンタ−(商品名LBP−SX、キヤノン
(株)製)に設置して、暗部電位が−700Vになるよ
うに帯電設定し、これに波長802nmのレ−ザ−光を
照射して−700Vの電位を−200Vまで下げるのに
必要な光量を測定し、感度を測定した。結果を表1に示
す。
真感光体をアルミニウムシリンダ−に貼り付けてレ−ザ
−ビ−ムプリンタ−(商品名LBP−SX、キヤノン
(株)製)に設置して、暗部電位が−700Vになるよ
うに帯電設定し、これに波長802nmのレ−ザ−光を
照射して−700Vの電位を−200Vまで下げるのに
必要な光量を測定し、感度を測定した。結果を表1に示
す。
【0064】
【表1】 表1より本発明の電子写真感光体は極めて高い感度特性
を有していることが知られる。
を有していることが知られる。
【0065】次に、前記各感光体の繰り返し特性を調べ
るために、初期の暗部電位Vdと明部電位Vlをそれぞ
れ−700V、−200V付近に設定し、4000回繰
り返し使用した際の暗部電位の変動量ΔVdと明部電位
の変動量ΔVlを測定した。結果を表2に示す。なお、
電位の変動量における負記号は電位の絶対値の低下を表
わし、正記号は電位の絶対値の増加を表わす。
るために、初期の暗部電位Vdと明部電位Vlをそれぞ
れ−700V、−200V付近に設定し、4000回繰
り返し使用した際の暗部電位の変動量ΔVdと明部電位
の変動量ΔVlを測定した。結果を表2に示す。なお、
電位の変動量における負記号は電位の絶対値の低下を表
わし、正記号は電位の絶対値の増加を表わす。
【0066】
【表2】 表2より本発明の電子写真感光体は繰り返し使用時の電
位安定性の良好であることが知られる。
位安定性の良好であることが知られる。
【0067】実施例2の感光体の分光感度を図8に示し
た。これにより本発明の電子写真感光体は、半導体レ−
ザ−の発振波長域790±20nm付近で極めて高い感
度を有していることが分かる。
た。これにより本発明の電子写真感光体は、半導体レ−
ザ−の発振波長域790±20nm付近で極めて高い感
度を有していることが分かる。
【0068】
【発明の効果】本発明の電子写真感光体は、長波長光に
対して極めて高い感度特性を有し、しかも繰り返し使用
時の電位安定性も良好であるという顕著な効果を奏す
る。また、装置ユニット及び電子写真装置に装着して同
様に優れた効果を奏する。
対して極めて高い感度特性を有し、しかも繰り返し使用
時の電位安定性も良好であるという顕著な効果を奏す
る。また、装置ユニット及び電子写真装置に装着して同
様に優れた効果を奏する。
【図1】合成例1で得たクロロアルミニウムフタロシア
ニンのX線回折図
ニンのX線回折図
【図2】合成例1で得たクロロアルミニウムフタロシア
ニンの赤外吸収スペクトル
ニンの赤外吸収スペクトル
【図3】合成例2で得たクロロアルミニウムフタロシア
ニンのX線回折図
ニンのX線回折図
【図4】合成例2で得たクロロアルミニウムフタロシア
ニンの赤外吸収スペクトル
ニンの赤外吸収スペクトル
【図5−1】実施例1の電荷発生層のX線回折図
【図5−2】実施例1の電荷輸送層積層後のX線回折図
【図6−1】実施例2の電荷発生層のX線回折図
【図6−2】実施例2の電荷輸送層積層後のX線回折図
【図7−1】比較例1の電荷発生層のX線回折図
【図7−2】比較例1の電荷輸送層積層後のX線回折図
【図8】実施例2の電子写真感光体の分光感度
【図9】本発明の電子写真感光体を備えた装置ユニット
を有する電子写真装置の概略構成を示す図。
を有する電子写真装置の概略構成を示す図。
1 本発明の電子写真感光体 2 軸 3 一次帯電手段 4 画像露光光 5 現像手段 6 転写手段 7 転写材 8 像定着手段 9 クリ−ニング手段 10 前露光光 11 プロセスカ−トリッジ 12 レ−ル
Claims (7)
- 【請求項1】 導電性支持体上に感光層を有する電子写
真感光体において、該感光層がクロロアルミニウムフタ
ロシアニンを有機溶剤とバインダ−樹脂と共に分散処理
することによって得られる、CuKαのX線回折におけ
るブラッグ角(2θ±0.2°)で、7.0°に最も強
い回折ピ−クを示す結晶形のクロロアルミニウムフタロ
シアニンを含有することを特徴とする電子写真感光体。 - 【請求項2】 導電性支持体上に電荷発生層と電荷輸送
層の少なくとも2層からなる感光層を有する電子写真感
光体において、該電荷発生層がクロロアルミニウムフタ
ロシアニンを有機溶剤とバインダ−樹脂と共に分散処理
することによって得られる、CuKαのX線回折におけ
るブラッグ角(2θ±0.2°)で、7.0°に最も強
い回折ピ−クを示す結晶形のクロロアルミニウムフタロ
シアニンを含有することを特徴とする電子写真感光体。 - 【請求項3】 前記有機溶剤が脂環式ケトン系溶剤であ
る請求項1または2記載の電子写真感光体。 - 【請求項4】 請求項1記載の電子写真感光体、及び帯
電手段、現像手段及びクリ−ニング手段からなる群より
選ばれる少なくとも一つの手段を一体に支持し、電子写
真装置本体に着脱自在であることを特徴とする装置ユニ
ット。 - 【請求項5】 請求項2記載の電子写真感光体、及び帯
電手段、現像手段及びクリ−ニング手段からなる群より
選ばれる少なくとも一つの手段を一体に支持し、電子写
真装置本体に着脱自在であることを特徴とする装置ユニ
ット。 - 【請求項6】 請求項1記載の電子写真感光体、帯電手
段、像露光手段、現像手段及び転写手段を有することを
特徴とする電子写真装置。 - 【請求項7】 請求項2記載の電子写真感光体、帯電手
段、像露光手段、現像手段及び転写手段を有することを
特徴とする電子写真装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6768998A JPH11249327A (ja) | 1998-03-04 | 1998-03-04 | 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた装置ユニット及び電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6768998A JPH11249327A (ja) | 1998-03-04 | 1998-03-04 | 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた装置ユニット及び電子写真装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11249327A true JPH11249327A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=13352214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6768998A Pending JPH11249327A (ja) | 1998-03-04 | 1998-03-04 | 電子写真感光体、該電子写真感光体を備えた装置ユニット及び電子写真装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11249327A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003316044A (ja) * | 2002-04-26 | 2003-11-06 | Canon Inc | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
| JP2004246300A (ja) * | 2003-02-17 | 2004-09-02 | Ricoh Co Ltd | 分散液の作製方法、電子写真感光体、画像形成装置および画像形成装置用プロセスカートリッジ |
-
1998
- 1998-03-04 JP JP6768998A patent/JPH11249327A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003316044A (ja) * | 2002-04-26 | 2003-11-06 | Canon Inc | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
| JP2004246300A (ja) * | 2003-02-17 | 2004-09-02 | Ricoh Co Ltd | 分散液の作製方法、電子写真感光体、画像形成装置および画像形成装置用プロセスカートリッジ |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050809 |