JPH11249414A - 現像剤担持体、現像装置、装置ユニット及び画像形成方法 - Google Patents
現像剤担持体、現像装置、装置ユニット及び画像形成方法Info
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- JPH11249414A JPH11249414A JP36339798A JP36339798A JPH11249414A JP H11249414 A JPH11249414 A JP H11249414A JP 36339798 A JP36339798 A JP 36339798A JP 36339798 A JP36339798 A JP 36339798A JP H11249414 A JPH11249414 A JP H11249414A
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Abstract
し、且つトナーの帯電量を高めに保持し、更に現像剤担
持体上へのトナーの融着の発生を抑制でき、画像濃度の
低下、白筋及びブロッチ等の画像欠陥の発生を有効に防
止し得る耐磨耗性に優れた現像剤担持体、現像装置、装
置ユニット、及び画像形成方法の提供。 【解決手段】 現像剤容器に収容されている正帯電性現
像剤を担持して現像領域に搬送する現像剤担持体、及び
現像剤担持体上の正帯電性現像剤層の層厚を規制する現
像剤層厚規制部材を有する現像装置に用いる現像剤担持
体であって、該現像剤担持体が、少なくとも基体及び該
基体表面に樹脂組成物によって形成された樹脂被覆層を
有し、樹脂組成物が、ウレタン樹脂、導電性物質及び鉄
粉に対して正帯電性の第4級アンモニウム塩化合物を少
なくとも有する現像剤担持体等。
Description
或いは静電記録誘導体の如き像担持体上に形成された潜
像を現像剤担持体上に担持、搬送される現像剤により現
像して顕像化するための、現像剤担持体、該現像剤担持
体を使用した現像装置、装置ユニット及び画像形成方法
に関する。
ドラム表面に形成した静電潜像を、一成分系現像剤であ
るトナーによって現像化する現像装置としては、トナー
粒子相互の摩擦、現像剤担持体としての現像スリーブと
トナー粒子との摩擦、及び、現像スリーブ上のトナー塗
布量を規制するための部材(現像剤層厚規制部材)とト
ナー粒子との摩擦等により、トナー粒子に正或いは負の
電荷を与え、この帯電されたトナーを現像スリーブ上に
極めて薄く塗布して現像剤層を形成し、該現像スリーブ
の回動等に伴って感光ドラムと現像スリーブとが対向し
ている現像領域に搬送して、該現像領域においてトナー
を感光ドラム表面の静電潜像に飛翔及び付着させて静電
潜像を現像して顕像化する方式のものがある。
る現像剤担持体は、例えば、金属、合金又は金属化合物
を円筒状に成型し、その表面を電解、ブラスト又はヤス
リで所定の表面粗度になるように処理したものが用いら
れてる。しかしながら、このような現像剤担持体を使用
した場合には、現像剤層厚規制部材によって現像剤担持
体表面に形成される現像剤層において、現像剤担持体の
表面近傍に存在する現像剤層中の現像剤が非常に高い電
荷を有することになり、現像剤担持体表面に鏡映力によ
り強烈に引きつけられてしまい、トナー粒子と担持体と
の摩擦機会が持てなくなってトナーが好適な電荷を持て
なくなることが生じる。このため、このような状況下で
画像を形成すると、充分な現像及び転写が行われず、画
像濃度ムラや文字飛び散りの多い画像となってしまう。
剤の低温定着化や高精細画像形成を実現するため、トナ
ーの低温定着性の向上やトナーの小粒径化が望まれてい
る。しかし、このようなトナーを用いる機種において上
記したような従来の現像剤担持体を使用した場合には、
下記に述べるように、充分に現像剤の低温定着化及び高
精細画像の形成を実現させることが困難であった。例え
ば、現像剤の低温定着化のためには、現像剤を構成して
いるトナーの樹脂成分のガラス転移温度Tgをより低目
に設定したり、トナー粒子中にワックスの如き低融点物
質を多目に添加したりする傾向があるが、これらのトナ
ーが含有されている現像剤は、電子写真装置の如き装置
本体の昇温に影響されて現像剤担持体上に融着を生じ易
かった。このような融着が発生すると、得られる画像に
おいて、画像濃度の低下、白筋及びブロッチ(現像剤担
持体上のトナーコート層のコートむら)が生じる場合が
ある。
2−284158号公報には、高画質化、高精細化のた
めに、粒径の小さいトナーを用いることが提案されてい
るが、このような粒径の小さいトナーに対して従来の現
像剤担持体を使用した場合には、粒径の小さなトナー
は、単位重量当りの表面積が大きくなるために表面電荷
が大きくなり易いので、所謂チャージアップ現象を生じ
てトナーが現像剤担持体に固着することが生じる。この
ため、新たに現像剤担持体上に供給されてくる現像剤が
帯電されにくくなって、現像剤の帯電量が不均一となり
易い。この結果、画像上にスリーブゴーストが発生し易
くなり、ベタ黒画像におけるスジ状画像や、ハーフトー
ン画像におけるモヤ状画像の原因となって、得られる画
像が不均一な画像となり易くなる。
生や、現像剤の現像剤担持体への強固な付着を防止する
ため、樹脂中に、カーボン、グラファイトの如き導電性
物質や固体潤滑剤が分散された構成の被覆層を現像剤担
持体の表面上に形成することが、特開平1−27725
6号公報及び特開平3−36570号公報に提案されて
いる。しかし、上記被覆層の形成に使用されている樹脂
に関して、トナー、とりわけ正帯電性現像剤に対して、
好適に正の摩擦電荷を付与できる特性のある樹脂は少な
く、この結果、被覆層中に導電性物質や固体潤滑剤が分
散されている構成の現像剤担持体を使用したとしても、
トナーの過剰帯電防止に対しては効果がみられるもの
の、トナーの帯電量を高めに保持させることは困難であ
った。
着樹脂中に、トナーと反対極性に帯電する粒子が添加さ
れた被覆層を現像剤担持体上に形成する方法が、特開平
8−179617号公報で提案されている。しかし、こ
の方法では、上記カーボン、グラファイトが含有されて
いる被覆層中に更に粒子を添加しているため、被覆層の
強度が低下する傾向がある。このように現像剤担持体上
の被膜が劣化すると、良質な画像を長期に亘って提供す
ることが困難になる。
トナーに対する帯電性を制御するために、表層に、少な
くとも樹脂、グラファイト及びカーボンブラックが含有
された樹脂被覆層を有し、且つ、この樹脂被覆層の表層
及びその近傍に帯電制御剤が存在するように形成された
現像剤担持体を有する現像装置に関しての記載があり、
更に、前記帯電制御剤として、四級アンモニウム塩を含
む各種帯電制御剤が例示されており、現像剤担持体上に
形成する被覆層に用いる樹脂として、フェノール樹脂、
ポリアミド樹脂及びポリウレタン樹脂を含む各種樹脂が
例示されている。しかし、この先行技術においては、具
体的には、実施例において、樹脂としてフェノール樹脂
を用い、帯電制御剤としてニグロシンを用いた樹脂被覆
層を有する現像剤担持体に対して、負帯電トナーを用い
ての現像を行っており、正帯電性トナーを用いた場合に
ついての記載はなく、この場合に、いかなる樹脂と帯電
制御剤との組み合わせとすれば、好適に正の摩擦電荷を
トナーに付与できるのかについては、記載も示唆もなさ
れていない。
報に、トナーに高い正電荷を付与する目的で、特定の構
造の四級アンモニウム塩化合物を少なくとも表面の一部
に有する静電荷像現像用電荷付与部材に関しての記載が
ある。そして、特定の構造の四級アンモニウム塩化合物
を、必要に応じて、バインダー樹脂或いは成形樹脂成分
と共に用いて被覆層を形成することが記載されており、
使用するバインダー樹脂或いは、成形樹脂成分として、
スチレン系樹脂、スチレン−アクリル系共重合体樹脂、
ポリスチレン系樹脂、エポキシ系樹脂、及びこれらの混
合樹脂、又、これらのアルキル側鎖にアミノ基を有する
ものが例示されており、実施例においては、スチレン−
アクリル系共重合体樹脂が用いられている。しかしなが
ら、本発明者らの検討によれば、四級アンモニウム塩と
スチレン−アクリル系共重合体樹脂とを組み合わせた被
覆層を形成した現像剤担持体においては、スチレン−ア
クリル系共重合体樹脂中に四級アンモニウム塩が単分散
した状態で存在しているだけであり、後述する本発明の
実施例に対する比較例として示した通り、形成された被
覆層の帯電特性は正帯電性であることから、正帯電性ト
ナーに対して、正の摩擦電荷を付与する能力は未だ充分
ではない。
は、静電潜像をトナーによって現像する現像過程中に生
じるトナーの過剰帯電を防止し、且つトナーの帯電量を
高めに保持することを可能とし、又、現像剤担持体上へ
のトナーの融着の発生を抑制し、これらの融着やトナー
帯電の過不足によって引き起こされる、画像濃度の低
下、白筋及びブロッチ等の画像欠陥の発生を有効に防止
し得る現像剤担持体、該現像剤担持体を使用した現像装
置、装置ユニット及び画像形成方法を提供することにあ
る。本発明の目的は、耐磨耗性に優れた現像剤担持体を
提供することによって、あらゆる環境下における長期耐
久においても、安定な画像が得られる現像装置、装置ユ
ニット及び画像形成方法を提供することである。本発明
の目的は、スリーブゴーストの発生をなくすことが可能
な現像装置、該現像装置似用いられる現像剤担持体、装
置ユニット及び画像形成方法を提供することである。
明によって達成される。即ち、本発明は、現像剤を収容
するための現像剤容器;該現像剤容器に収容されている
正帯電性現像剤を担持し、且つ現像領域に搬送するため
の現像剤担持体;及び該現像剤担持体上に形成される正
帯電性現像剤層の層厚を規制するための現像剤層厚規制
部材;を有する現像装置に用いるための現像剤担持体で
あって、該現像剤担持体が、少なくとも基体及び該基体
表面に樹脂組成物によって形成された樹脂被覆層を有
し、且つ、上記樹脂組成物が、ウレタン樹脂、導電
性物質及び鉄粉に対して正帯電性の第4級アンモニウ
ム塩化合物を少なくとも含有していることを特徴とする
現像剤担持体、現像剤を収容するための現像剤容器;該
現像剤容器に収容されている正帯電性現像剤を担持し、
且つ現像領域に搬送するための現像剤担持体;及び該現
像剤担持体上に形成される正帯電性現像剤層の層厚を規
制するための現像剤層厚規制部材;を有する現像装置に
おいて、上記現像剤担持体が、少なくとも基体及び該基
体表面に樹脂組成物によって形成された樹脂被覆層を有
し、且つ、上記樹脂組成物が、ウレタン樹脂、導電
性物質、及び鉄粉に対して正帯電性の第4級アンモニ
ウム塩化合物を少なくとも含有してして構成されている
ことを特徴とする現像装置、画像形成装置本体に離脱可
能に装着される装置ユニットにおいて、該装置ユニット
が、現像剤を収容するための現像剤容器;該現像剤容器
に収容されている正帯電性現像剤を担持し、且つ現像領
域に搬送するための現像剤担持体;及び該現像剤担持体
上に形成される正帯電性現像剤層の層厚を規制するため
の現像剤層厚規制部材;を有して構成され、上記現像剤
担持体が、少なくとも基体及び該基体表面に樹脂組成物
によって形成された樹脂被覆層を有し、且つ、上記樹脂
組成物が、ウレタン樹脂、導電性物質、及び鉄粉
に対して正帯電性の第4級アンモニウム塩化合物を少な
くとも含有して構成されていることを特徴とする装置ユ
ニット、及び潜像担持体上に静電潜像を形成する潜像形
成工程、及び該静電潜像を現像装置の正帯電性現像剤に
より現像する現像工程を有する画像形成方法において、
上記現像工程で、正帯電性現像剤を収容するための現像
剤容器;該現像剤容器に収容されている正帯電性現像剤
を担持し、且つ現像領域に搬送するための現像剤担持
体;及び該現像剤担持体上に形成される正帯電性現像剤
層の層厚を規制するための現像剤層厚規制部材;を有す
る現像装置を用い、正帯電性現像剤を現像剤担持体表面
と摩擦帯電させて正帯電性現像剤に正の摩擦電荷を付与
し、この正の摩擦電荷が付与された正帯電性現像剤によ
り上記静電潜像を現像するように構成され、且つ、上記
現像剤担持体が、少なくとも基体及び該基体表面に樹脂
組成物によって形成された樹脂被覆層を有し、且つ、上
記樹脂組成物が、ウレタン樹脂、導電性物質、及び
鉄粉に対して正帯電性の第4級アンモニウム塩化合物
を少なくとも含有して構成されていることを特徴とする
画像形成方法である。
態を挙げて、本発明をより詳細に説明する。先ず、本発
明の各発明を特徴づける現像剤担持体について説明す
る。本発明の現像剤担持体は、少なくともその表面が、
ウレタン樹脂と、鉄粉に対して自身が正帯電性である第
4級アンモニウム塩化合物と、導電性物質とを少なくと
も含有する導電性樹脂組成物を有する被覆層で構成され
ていることを特徴とする。これらの表面は、樹脂被覆層
として基体上に塗布されて形成されたもの、或いはシー
ト状に形成されたもの、更にはこれに限らず、形成体と
して作成されたものの表面等、様々な形態のものが含ま
れる。一般的には、基体上に導電性の樹脂被覆層として
形成することが好ましく、この際に使用する基体として
は、一般的には、金属製等の円筒状基体が好ましく用い
られる。
の模式的な拡大断面図を参照しながら、本発明の現像剤
担持体表面の作用について例示する。図1に示したよう
に、金属製等の円筒状基体5上等に形成される樹脂被覆
層1は、結着樹脂3としてのウレタン樹脂を含有する樹
脂組成物によって円筒状基体5の外周に形成されるが、
樹脂被覆層1中には導電性物質2が分散されている。
又、場合によっては、図1に例示したもののように、導
電性物質2と共に固体潤滑剤4が含有されていてもよ
い。
するこの被覆層1の構成について鋭意検討を重ねた結
果、被膜形成材料である結着樹脂として、それ自身が鉄
粉に対して正帯電性である第4級アンモニウム塩化合物
を含有するウレタン樹脂を使用すれば、結着樹脂自身の
正の摩擦帯電付与性を向上させることができるので、正
帯電性トナーを有する正極性現像剤(以下、ポジトナー
ともいう)の帯電量を高めに保持でき、且つ導電性物
質、場合によっては、更にこれと共に固体潤滑剤を用い
ることで、過剰な電荷を有する現像剤の発生や、現像剤
担持体への現像剤の強固な付着を有効に防止することが
できることがわかった。上記に記載した構成の現像剤担
持体は、被覆層自体の機械的強度や耐磨耗性を向上させ
ることができるので、帯電性を向上させるために現像剤
に対して帯電付与性のある粒子を添加した場合等と比べ
て、長期耐久に耐え、長期間安定して良好な画像を提供
することも可能となる。
持体表面の導電性樹脂(被覆)層を形成する際に用いる
(結着)樹脂として、それ自身が鉄粉に対して自身が正
帯電性である第4級アンモニウム塩化合物を含有するウ
レタン樹脂を使用することによって、形成された樹脂被
覆層が、ポジトナーに対して良好な帯電付与物質となる
ことについての明確な理由は定かではないが、以下のよ
うに考えている。即ち、本発明で用いる、それ自身が鉄
粉に対し正帯電性を有する第4級アンモニウム塩化合物
は、例えば、樹脂被覆層として用いられる場合、先ず、
ウレタン樹脂中に添加されると樹脂中に均一に分散さ
れ、更に、加熱及び硬化して被覆層が形成される際にウ
レタン樹脂の構造中に容易に取り込まれる。その際、正
極性を有する第4級アンモニウム塩の元の構造が失わ
れ、第4級アンモニウム塩が取り込まれたウレタン樹脂
の帯電性が均一且つ充分な負帯電性を有すようになり、
上記の化合物を有するウレタン樹脂自身が正帯電性現像
剤に対して逆極性に帯電され易くなる結果、このような
材料を用いて形成された被覆層を有する現像剤担持体を
用いると、正帯電性現像剤を好適に帯電させることが可
能になるものと考えている。
た機能を有する第4級アンモニウム塩化合物としては、
鉄粉に対して自身が正帯電性であるものであればいずれ
のものでもよいが、例えば、下記一般式(A)で表わさ
れる化合物が挙げられる。
有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよ
いアリール基、置換基を有していてもよいアルアルキル
基のいずれかを表わし、R1〜R4は、夫々同一であって
も或いは異なっていてもよく、X−は、陰イオンを表わ
す。) 上記一般式(A)において、X-の陰イオンの具体例と
しては、有機硫酸イオン、有機スルホン酸イオン、有機
リン酸イオン、モリブデン酸イオン、タングステン酸イ
オン、モリブデン原子或いはタングステン原子を含むヘ
テロポリ酸等が好ましく用いられる。
式(10)で表わされるような、それ自身が鉄粉に対し
負帯電性を有する含フッ素4級アンモニウム塩化合物に
ついての検討も行ったが、該化合物の添加によっては本
発明の所期の目的を達成できないことを確認した。即
ち、下記式で表わされる化合物は、電子吸引性の強いフ
ッ素原子が構造中にあるので、それ自身が鉄粉に対して
負帯電性を有するが、本発明の場合と同様に、該化合物
をウレタン樹脂中に分散させた樹脂組成物を用い、これ
を加熱及び硬化して現像剤担持体上に樹脂被覆層を形成
したとしても、本発明で使用する鉄粉に対して自身が正
帯電性である第4級アンモニウム塩を含有させたウレタ
ン樹脂を樹脂組成物に用い、現像剤担持体上の樹脂被覆
層を形成する本発明の場合ほどには、正帯電性の現像剤
に対する正の摩擦電荷の付与性が得られなかった。
脂の正帯電性現像剤に対する高い正の摩擦電荷の付与性
を向上させる添加剤としては、下記に挙げるような、本
発明で使用するそれ自身が鉄粉に対して正帯電性を有す
る第4級アンモニウム塩化合物以外のものもあるが、い
ずれも本発明の場合のような顕著な効果は得られなかっ
た。例えば、ネガ性シリカ或いはネガ性テフロンの如き
ネガ性の粒子が考えられるが、この場合には、所望の正
の摩擦電荷の付与性を得るにはこれらを大量に添加する
必要があるため、得られる被覆層の強度低下を招き易
い。又、負帯電制御剤として使用されている、例えば、
クロルフェノールを含むアゾナフトールのクロム錯体、
クロルフェノールとアニリドを含むアゾナフトールの鉄
錯体、ジターシャリ−ブチルサルチル酸クロム錯体等を
添加した場合についても検討を行なった。しかし、これ
らの添加によって、ウレタン樹脂を有する被覆層の正の
摩擦電荷の付与性を多少は向上させることができるが、
本発明で用いる自身が鉄粉に対して正帯電性の第4級ア
ンモニウム塩化合物を使用した場合ほどの顕著な効果は
なかった。更に、上記に挙げたような負帯電制御剤は、
材料によってはウレタン樹脂中に分散されにくく、その
結果、樹脂被覆層の強度低下を招くものもある。
いるそれ自身が鉄粉に対して正帯電性を有する第4級ア
ンモニウム塩化合物を添加した樹脂組成物を使用して被
覆層を形成した場合には、先に述べたように、ウレタン
樹脂を加熱及び硬化して被覆層を形成すると、上記の第
4級アンモニウム塩化合物がウレタン樹脂の構造中に取
り込まれるため、前記したネガ性シリカ粒子或いはネガ
性テフロン粒子等の粒子を添加した粒子添加系の場合と
異なり、部分的に向上するのではなく、被覆層全体にわ
たって正帯電性現像剤に対する正摩擦帯電付与性を向上
させることができる。更に、先に述べた単なる粒子添加
系の被膜の場合と異なり、加工性が損なわれたり、被覆
層の強度低下を生じることもない。
された樹脂被覆層が表面設けられている本発明の現像剤
担持体を有する現像装置、或いは現像方法を用いること
によって、常温常湿下においては勿論のこと、高温高湿
下、或いは低湿下においても良好な画像の提供が可能と
なる。更に、長期耐久においても安定した画像の提供が
できる。
粉に対して自身が正帯電性である第4級アンモニウム塩
化合物としては、具体的には、以下のようなものが挙げ
られる。勿論、本発明は、これらに限定されるものでは
ない。
ンモニウム塩化合物の添加量は、ウレタン樹脂100重
量部に対して1〜100重量部とすることが好ましい。
即ち、1重量部未満では添加による帯電付与性の向上が
乏しく、100重量部を超えると、結着樹脂中への分散
不良を生じて被膜強度の低下を招き易い。
ては、ウレタン結合を含んだ樹脂であれば、いずれも好
適に用いることができる。ウレタン結合はポリイソシア
ネートとポリオールとの重付加反応によって得られる。
ポリウレタン樹脂の主原料であるポリイソシアネートと
しては、TDI(トリレンジイソシアネート)、ピュア
MDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)、ポリメ
リックMDI(ポリメチレンポリフェニルポリイソシア
ネート)、TODI(トリジンジイソシアネート)、N
DI(ナフタリンジイソシアネート)、等の芳香族系ポ
リイソシアネート;HMDI(ヘキサメチレンジイソシ
アネート)、IPDI(イソホロンジイソシアネー
ト)、XDI(キシリレンジイソシアネート)、水添X
DI(水添キシリレンジイソシアネート)、水添MDI
(ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート)、等の脂
肪族系ポリイソシアネート等が挙げられる。
ポリオールとしては、PPG(ポリオキシプロピレング
リコール)、ポリマーポリオール、ポリテトラメチレン
グリコール(PTMG)、等のポリエーテル系ポリオー
ル;アジペート、ポリカプロラクトン、ポリカーボネー
トポリオール等のポリエステル系ポリオール;PHDポ
リオール、ポリエーテルエステルポリオール、等のポリ
エーテル系の変性ポリオール;その他、エポキシ変性ポ
リオール;エチレン−酢酸ビニル共重合物の部分ケン化
ポリオール(ケン化EVA);難燃ポリオール等が挙げ
られる。
上記した形成材料によって形成される樹脂被覆層が、チ
ャージアップによる現像剤の現像剤担持体上への固着
や、現像剤のチャージアップに伴って生じる現像剤担持
体の表面から現像剤への帯電付与不良を防ぐために導電
性であることが好ましい。このため、本発明においては
樹脂被覆層中に導電性物質を含有させる。特に、現像剤
担持体表面に形成されている樹脂被覆層の体積抵抗値が
10-2〜105Ω・cmとなるように構成することが好
ましく、更に好ましくは10-2〜103Ω・cm、より
好ましくは10-2〜102Ω・cmとなるようにすると
よい。即ち、現像剤担持体上の樹脂被覆層の体積抵抗値
が105Ω・cmを超えると、現像剤への帯電付与不良
が発生し易く、その結果としてブロッチが発生し易く、
一方、10-2Ω・cm未満であると現像剤への帯電付与
が小さ過ぎ、トリボ不足となって画像濃度低下の原因と
なってしまう。
た範囲内に調整するためには、下記に挙げる導電性物質
を被覆層中に含有させることが好ましい。この際に使用
する導電性物質としては、例えば、アルミニウム、銅、
ニッケル、銀等の金属粉体、酸化アンチモン、酸化イン
ジウム、酸化スズ等の金属酸化物、カーボンファイバ
ー、カーボンブラック、グラファイト等の炭素物等が挙
げられる。本発明においては、これらのうち、カーボン
ブラック、とりわけ導電性のアモルファスカーボンが、
特に電気伝導性に優れ、高分子材料に充填して導電性を
付与したり、その添加量をコントロールするだけである
程度任意の導電度を得ることができるため好適である。
又、これらの導電性物質の添加量は、結着樹脂100重
量部に対して1〜100重量部の範囲とすることが好ま
しい。
像剤担持体表面への現像剤の付着をより減少させるため
に、樹脂被膜層中に、更に固体潤滑剤を混合させること
もできる。この際に使用し得る固体潤滑剤としては、例
えば、二硫化モリブデン、窒化硼素、グラファイト、フ
ッ化グラファイト、銀−セレンニオブ、塩化カルシウム
−グラファイト、滑石等が挙げられる。又、これら固体
潤滑剤の添加量は、結着樹脂100重量部に対して1〜
100重量部の範囲とすることが好ましい。即ち、固体
潤滑剤の添加量が1重量部未満の場合には、固体潤滑剤
添加の目的が充分に達成されず、現像剤が現像剤担持体
表面に付着し、画像劣化を生じるおそれがある。一方、
100重量部を超える場合には、現像剤担持体表面への
被覆層の強度低下が生じ、被覆が剥れ易くなる。
上記のようにして形成される樹脂被膜層の表面粗さが、
JIS中心線平均粗さ(Ra)で表した場合に、好まし
くは、0.1〜3.5μm、より好ましくは、0.2〜
2.0μmの範囲にあるように構成する。即ち、Raが
0.1μm未満の場合には、現像剤担持体上におけるト
ナーの帯電量が高くなり過ぎて現像性が不充分となり易
く、又、現像領域への現像剤の搬送性に劣り、充分な画
像濃度が得られにくくなる。一方、Raが3.5μmを
超えると、現像剤担持体上に形成される現像剤薄層にム
ラが生じ易く、画像上の濃度ムラの原因となり易い。
得る本発明の現像剤担持体が組み込まれて構成される本
発明の現像装置の一例を、図を参照しながら説明する。
図2は、本発明の現像装置の一例を示す概略構成図であ
る。図2において、7は、公知のプロセスにより形成さ
れた静電潜像を担持している潜像担持体、例えば、電子
写真感光ドラムであり、図中の矢印B方向に回転する。
現像剤担持体としての現像スリーブ14は、現像剤容器
であるホッパー9によって供給される一成分磁性現像剤
である磁性トナー10を担持して矢印A方向に回転する
ことによって、現像スリーブ14と感光ドラム7とが対
向している現像部D(現像領域)へと磁性トナー10を
搬送する。この現像スリーブ14内には、磁性トナー1
0を現像スリーブ14上に磁気的に吸引・保持するため
の磁石11が配置されている。このような現像スリーブ
14上に担持された磁性トナー10は、現像スリーブ1
4との摩擦によって、感光ドラム7上の静電潜像を現像
可能にする摩擦帯電電荷を得る。ホッパー9内への磁性
トナー10は、撹拌器16によって攪拌される。
ブ14によって担持されて現像部Dへと搬送されていく
磁性トナー10の層厚を規制するために、強磁性金属等
からなる現像剤層厚規制部材である規制ブレード8が設
けられている。該規制ブレード8は、図2に示されてい
るように、現像剤容器であるホッパー9から、現像スリ
ーブ14の表面に対して約200〜300μmのギャッ
プ幅をもって現像スリーブ14に臨むように垂下されて
いる。この結果、現像スリーブ14内の磁石11の磁極
N1からの磁力線がブレード8に集中することによっ
て、現像スリーブ14上に磁性トナー10の薄層が形成
される。尚、ブレード8としては、非磁性ブレードを使
用することもできる。
スリーブ14上に形成される磁性トナー10の薄層の厚
みは、現像部Dにおける現像スリーブ14と感光ドラム
7との間の最小間隙よりも更に薄いものであることが好
ましい。このようなトナー薄層により静電潜像を現像す
る方式の現像装置、即ち、非接触型の現像装置に、本発
明は特に有効である。しかし、勿論、現像部において、
トナー層の厚みが現像スリーブ14と感光ドラム7との
間の最小間隙以上の厚みである現像装置、即ち、接触型
の現像装置に対しても本発明は適用することができる。
以下、説明の煩雑さを避けるため、非接触型の現像装置
を例にとって、更に説明する。
その表面に担持された磁性トナー10を飛翔させるため
に、電源15により現像バイアス電圧が印加される。本
発明の現像装置において、この現像バイアス電圧として
直流電圧を使用するときは、静電潜像の画像部(磁性ト
ナー10が付着して可視化される領域)の電位と背景部
の電位との間の値の電圧が、現像スリーブ14に印加さ
れるようにすることが好ましい。一方、現像画像の濃度
を高め、或いは階調性を向上させるために、現像スリー
ブ14に交番バイアス電圧を印加し、現像部Dに向きが
交互に反転する振動電界を形成してもよい。この場合に
は、上記画像部の電位と背景部の電位の中間の値を有す
る直流電圧成分が重畳された交番バイアス電圧を現像ス
リーブ14に印加することが好ましい。交番バイアス電
圧に代えてパルスバイアス電圧を印加することもでき
る。
像の高電位部にトナーを付着させて可視化する、所謂正
規現像では、静電潜像の極性と逆極性に帯電するトナー
を使用し、一方、静電潜像の低電位部にトナーを付着さ
せて可視化する、所謂反転現像では、トナーは静電潜像
の極性と同極性に帯電するトナーを使用する。尚、高電
位、低電位というのは、絶対値による表現である。いず
れにしても、磁性トナー10は、現像スリーブ14との
摩擦により静電潜像を現像するための極性に帯電する。
磁性トナー10に外添したシリカも現像スリーブ14と
の摩擦により帯電する。
明の現像装置を使用した画像形成装置の一例について説
明する。図中の7は、潜像担持体としての回転ドラム型
の感光体であり、該感光体7はアルミニウムの如き導電
性基層7bと、その外面に形成した光導電層7aとを基
本構成層とするものであり、該光導電層7aの表層部
は、電荷輸送物質とフッ素系樹脂微粉末を8重量%含有
するポリカーボネート樹脂で構成されている。図3に例
示した装置では、感光体7は、図面上の時計方向に周速
度200mm/sで回転駆動する。
材である帯電ローラーであり、中心の芯金24bと、そ
の外周のカーボンブラックを含むエピクロルヒドリンゴ
ムで形成された導電性弾性層24aとを基本構成として
いる。帯電ローラー24は、上記感光体7面に、線圧4
0g/cmの押圧力をもって圧接されており、感光体7
の回転に伴って従動回転する。更に、帯電ローラー24
には、クリーニング部材26としてフエルトパットが当
接されている。25は、上記帯電ローラー24に電圧を
印加するための帯電バイアス電源であり、この帯電ロー
ラー24に、直流−1.4kVのバイアスが印加される
ことで感光体7の表面が、約−700Vの極性・電位に
帯電されている。
0によって、感光体7上に静電潜像が形成され、該静電
潜像が、現像装置のホッパー9に保持されている一成分
系現像剤10によって現像されて、トナー画像として順
次可視化される。17は、接触転写部材としての転写ロ
ーラーであり、中心の芯金17bと、その外周にカーボ
ンブラックを含むエチレン−プロピレン−ブタジエン共
重合体で形成された導電性弾性層17aとを基本構成と
する。
圧20g/cmの押圧力をもって圧接し、感光体7の周
速度と等速度で回転するように構成されている。更に、
転写ローラー17にはクリーニング部材19として、フ
エルトパットが当接されている。記録材Pとしては、例
えば、A4サイズの紙を用いる。該記録材Pを、感光体
7と転写ローラー17との間に搬送すると同時に、上記
転写ローラー17に、トナーと逆極性の直流−5kVの
バイアスを転写バイアス電源18から印加することによ
って、感光体7上に形成されているトナー画像を記録材
Pの表面側に転写させる。従って、転写ローラー17
は、転写時には記録材Pを介して感光体7に圧接される
ことになる。
記録材Pは、次いで、ハロゲンヒータが内蔵されている
定着ローラー22aと、これに押圧力を持って圧接され
た弾性体の加圧ローラー22bとを基本構成とする定着
手段としての定着器22へと搬送されて、上記定着ロー
ラー22aと加圧ローラー22bとの間を通過し、これ
によってトナー画像が記録材P上に定着されて、その
後、画像形成物として排出される。
われた後の感光体7の表面では、転写残りトナー等の付
着汚染物質を、感光体7にカウンター方向に線圧25g
/cmで圧接したポリウレタンゴムを基本材料とする弾
性クリーニングブレード23aを具備したクリーニング
装置23によって清浄面化することが行なわれ、更に、
除電露光装置21によって除電された後、上記過程によ
って作像が繰り返される。
担持体Dを有することを特徴とする図2に示したような
構成の現像装置を、画像形成装置本体(例えば、複写
機、レーザービームプリンター、ファクシミリ装置)に
対して着脱可能に装着したものである。装置ユニットの
形態としては、図2に示す現像装置に加えて、ドラム状
の潜像担持体(感光ドラム)7、クリーニングブレード
23aを有するクリーニング手段23、及び一次帯電手
段としての接触(ローラー)帯電手段24からなるグル
ープから選択される一種以上の構成部材を一体に有して
構成させることも可能である。このときに、上記装置本
体の方に、上記に挙げた構成部材の中で装置ユニットに
選択しなかった構成部材、例えば、帯電手段及び/又は
クリーニング手段を伴って構成してもよい。
プロセスカートリッジの一具体例を示す。以下のプロセ
スカートリッジの説明において、図3を用いて説明した
画像形成装置の構成部材と同様の機能を有するものにつ
いては、図3と同じ符号を用いて説明する。図4に示し
たように、プロセスカートリッジでは、少なくとも現像
手段と静電潜像保持体とが一体的に組み合わされてカー
トリッジ化されており、更に、画像形成装置本体(例え
ば、複写機、レーザービームプリンター、ファクシミリ
装置等)に着脱可能に構成されている。
形態では、現像装置、ドラム状の潜像担持体(感光ドラ
ム)7、クリーニングブレード23aを有するクリーニ
ング手段23、一次帯電手段としての接触(ローラー)
帯電手段24を一体とした装置ユニットとしてのプロセ
スカートリッジ27が例示されている。この実施形態で
は、現像装置は、弾性ブレード8と現像剤容器としての
ホッパー9内に磁性トナーを有する一成分系現像剤10
を有して構成されており、該現像剤10を用いて、現像
時に、バイアス印加手段からの現像バイアス電圧により
感光ドラム7と現像スリーブ14との間に所定の電界が
形成されて、現像工程が実施される。尚、この現像工程
を好適に実施するためには、感光ドラム7と現像スリー
ブ14との間の距離が非常に大切な要素となる。
クリーニング手段23及び一次帯電手段24の4つの構
成部材を一体的にカートリッジ化した実施形態について
説明したが、プロセスカートリッジとしては、先に述べ
たように、現像装置と静電潜像保持体との少なくとも2
つの構成部材が一体的にカートリッジ化されたものであ
ればよく、例えば、現像装置、潜像担持体及びクリーニ
ング手段の3つの構成部材、現像装置、潜像担持体及び
一次帯電手段の3つの構成部材、或いは、これらに、そ
の他の構成部材を加えて一体的にカートリッジ化するこ
とも可能である。
担持体を用いることを特徴とする本発明の画像形成方法
を、ファクシミリのプリンターに適用する場合について
説明する。この場合には、図3に示した画像露光20
は、受信データをプリントするための露光になる。図5
は、この場合における画像形成のプロセスの一例をブロ
ック図で示したものである。コントローラ31は、画像
読取部40とプリンター39とを制御する。コントロー
ラ31の全体は、CPU37により制御されている。画
像読取部40からの読取データは、送信回路33を通し
て相手局に送信される。相手局から受けたデータは受信
回路32を通してプリンター39に送られる。画像メモ
リ36には所定の画像データが記憶される。プリンタコ
ントローラー38は、プリンター39を制御している。
34は電話である。
介して接続されたリモート端末からの画像情報)は、受
信回路32で復調された後、CPU37によって画像情
報の複合処理が行われ、順次画像メモリ36に格納され
る。そして、少なくとも1ページの画像がメモリ36に
格納されると、そのページの画像記録を行う。CPU3
7は、メモリ36より1ページ分の画像情報を読み出
し、プリンターコントローラ38に複合化された1ペー
ジ分の画像情報を送出する。プリンタコントローラ38
は、CPU37からの1ページ分の画像情報を受け取る
と、そのページの画像情報記録を行うべくプリンタ39
を制御する。尚、CPU37は、プリンタ39による記
録中に、次のページの受信を行っている。ファクシミリ
のプリンターにおいては、以上のようにして画像の受信
と記録が行われる。
画像を得るために用いられる正帯電性現像剤(正帯電性
トナー)について説明する。正帯電性現像剤に含まれる
正帯電性トナーは、大別して乾式トナーと湿式トナーと
に分かれるが、湿式トナーは溶剤揮発の問題が大きいた
め、現在では乾式トナーが主流となっている。正帯電性
トナーは、主として、結着樹脂、離型剤、荷電制御剤及
び着色剤の如き材料を溶融混練し、溶融物を冷却固化し
た後、粉砕し、然る後に分級をして粒度分布を揃える製
造方法によって得られる着色樹脂微粉体である。
ては、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、p−ク
ロルスチレンの如きスチレン及びその置換体の単重合
体;スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ビニル
トルエン共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合
体、スチレン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−
アクリル酸オクチル共重合体、スチレン−ジメチルアミ
ノエチル共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル共重
合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、スチレ
ン−メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン−メタクリ
ル酸ジメチルアミノエチル共重合体、スチレン−ビニル
メチルエーテル共重合体、スチレン−ビニルメチルケト
ン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン
−イソプレン共重合体、スチレン−マレイン酸共重合
体、スチレン−マレイン酸エステル共重合体の如きスチ
レン系共重合体;ポリメチルメタクリレート;ポリブチ
ルメタクリレート;ポリ酢酸ビニル;ポリエチレン;ポ
リプロピレン;ポリビニルブチラール;ポリアクリル酸
樹脂;ロジン;変性ロジン;テルペン樹脂;フェノール
樹脂;脂肪族又は脂環族炭化水素樹脂;芳香族系石油樹
脂;パラフィンワックス;カルナバワックスを単独或い
は混合して使用することができる。
ナー)として用いる場合には、トナー中には、着色剤と
して顔料を含有させることができる。本発明に用いるこ
とのできる顔料としては、例えば、カーボンブラック、
ニグロシン染料、ランプ黒、スーダンブラックSM、フ
ァースト・イエローG、ベンジジン・イエロー、ピグメ
ント・イエロー、インドファースト・オレンジ、イルガ
ジン・レッド、パラニトロアニリン・レッド、トルイジ
ン・レッド、カーミンFB、パーマネント・ボルドーF
RR、ピグメント・オレンジR、リソール・レッド2
G、レーキ・レッドC、ローダミンFB、ローダミンB
レーキ、メチル・バイオレットBレーキ、フタロシアニ
ン・ブルー、ピグメント・ブルー、ブリリアント・グリ
ーンB、フタロシアニン・グリーン、オイルイエローG
G、ザボン・ファーストイエローCGG、カヤセットY
963、カヤセットYG、ザボン・ファーストオレンジ
RR、オイル・スカーレット、オラゾール・ブラウン
B、ザボン・ファーストスカーレットCG、オイルピン
クOP等が挙げられ、これらの中から適宜に選択して使
用することができる。
場合には、トナーの中に磁性粉を含有させるが、磁性粉
としては、磁場の中に置かれて磁化される各種の物質を
用いることができる。磁性粉としては、例えば、鉄、コ
バルト、ニッケルの如き強磁性金属の粉末;マグネタイ
ト、ヘマタイト、フェライトの如き合金や化合物が挙げ
られる。これらの磁性粉の含有量は、トナー重量に対し
て15〜70重量%程度とするのが好ましい。
る場合もあるが、そのような離型剤としては、例えば、
ポリフッ化エチレン、フッ素樹脂、フッ炭素油、シリコ
ーンオイル、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロ
ピレン及び各種ワックス類が挙げられる。定着時の離型
性向上、定着性向上の目的で、ワックス類を含有させる
ことが好ましいが、その際に用いることのできるワック
ス類としては、例えば、パラフィンワックス及びその誘
導体、マイクロクリスタリンワックス及びその誘導体、
フィッシャートロプッシュワックス及びその誘導体、ポ
リオレフィンワックス及びその誘導体、カルナバワック
ス及びその誘導体が挙げられる。上記誘導体には、酸化
物や、ビニル系モノマーとのブロック共重合物、グラフ
ト変性物を含む。その他、アルコール、脂肪酸、酸アミ
ド、エステル、ケトン、硬化ヒマシ油及びその誘導体、
植物系ワックス、動物系ワックス、鉱物系ワックス又は
ペトロラクタム等を利用することもできる。
必要に応じて、トナーを正極性に帯電させ易くさせるた
めに、各種の荷電制御剤を添加することが好ましい。ト
ナーを正極性に帯電させ易くするための荷電抑制剤とし
ては、例えば、ニグロシン及び脂肪酸金属塩等による変
性物;トリブチルベンジルアンモニウム−1−ヒドロキ
シ−4−ナフトスルフォン酸塩、テトラブチルアンモニ
ウムテトラフルオロボレートの如き第四級アンモニウム
塩、及びこれらの類似体であるホスホニウム塩の如きオ
ニウム塩及びこれらのレーキ顔料;トリフェニルメタン
染料及びこれらのレーキ顔料(レーキ化剤としては、燐
タングステン酸、燐モリブデン酸、燐タングステンモリ
ブデン酸、タンニン酸、ラウリン酸、没食子酸、フェリ
シアン化物、フェロシアン化物等;高級脂肪酸の金属
塩;ジブチルスズオキサイド、ジオクチルスズオキサイ
ド、ジシクロヘキシルスズオキサイドの如きジオルガノ
スズオキサイド;ジブチルスズボレート、ジオクチルス
ズボレート、ジシクロヘキシルスズボレートの如きジオ
ルガノスズボレート類;含窒素複素環化合物;等が挙げ
られ、これらを、単独或いは2種類以上組み合わせて用
いることができる。
必要に応じて、流動性改善の目的で無機微粉末の如き粉
末を外添してもよい。このような微粉末としては、無機
微粉体が好ましく用いられる。無機微粉体としては、例
えば、シリカ微粉末、アルミナ、チタニア、酸化ゲルマ
ニウム、酸化ジルコニウムの如き金属酸化物;炭化ケイ
素、炭化チタンの如き炭化物;及び窒化ケイ素、窒化ゲ
ルマニウムの如き窒化物が挙げられる。
物、チタンカップリング剤の如き有機処理剤によって有
機処理して疎水化して用いることが可能である。この際
に用いる有機ケイ素化合物としては、例えば、ヘキサメ
チルジシラザン、トリメチルシラン、トリメチルクロル
シラン、トリメチルエトキシシラン、ジメチルジクロル
シラン、メチルトリクロルシラン、アリルジメチルクロ
ルシラン、アリルフェニルジクロルシラン、ベンジルジ
メチルクロルシラン、ブロムメチルジメチルクロルシラ
ン、α−クロルエチルトリクロルシラン、β−クロルエ
チルトリクロルシラン、クロルメチルジメチルクロルシ
ラン、トリオルガノシリルメルカプタン、トリメチルシ
リルメルカプタン、トリオルガノシリルアクリレート、
ビニルジメチルアセトキシシラン、ジメチルエトキシシ
ラン、ジメチルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキ
シシラン、ヘキサメチルジシロキサン、1,3−ジビニ
ルテトラメチルジシロキサン、1,3−ジフェニルテト
ラメチルジシロキサン、及び1分子当り2〜12個のシ
ロキサン単位を有し、末端に位置する単位に夫々1個宛
のSiに結合した水酸基を有するジメチルポリシロキサ
ンが挙げられる。
体を処理する方法としては、例えば、スプレー法、有機
溶媒法及び水溶液法等がある。一般に、スプレー法によ
る処理とは、無機微粉体を撹拌し、ここにカップリング
剤の水溶液或いは溶媒液をスプレーし、この後、水或い
は溶剤を120〜130℃程度で除去乾燥する方法であ
る。又、有機溶媒法による処理とは、少量の水とともに
加水分解用触媒を含む有機溶媒(アルコール、ベンゼ
ン、ハロゲン化炭化水素等)にカップリング剤を溶解
し、これに無機微粉体を浸漬した後、濾過或いは圧搾に
より固液分離を行い、120〜130℃程度で乾燥させ
るものである。又、水溶液法とは、0.5%程度のカッ
プリング剤を、一定pHの水、或いは水−有機溶媒の混
合溶媒中で加水分解させ、ここに無機微粉体を浸漬した
後、同様に固液分離を行い、乾燥させるものである。
処理された無機微粉体を用いることも可能である。シリ
コーンオイルとしては、一般に次式により示されるもの
である。
℃における粘度がおよそ0.5〜10,000mm2/
s、好ましくは1〜1,000mm2/sのものが用い
られる。このようなものとしては、例えば、メチルハイ
ドロジェンシリコーンオイル、ジメチルシリコーンオイ
ル、フェニルメチルシリコーンオイル、クロルフェニル
メチルシリコーンオイル、アルキル変性シリコーンオイ
ル、脂肪酸変性シリコーンオイル、ポリオキシアルキレ
ン変性シリコーンオイル、フッ素変性シリコーンオイル
等が挙げられる。
ば、次のようにして行い得る。必要に応じて加熱しなが
ら顔料を激しく攪乱させておき、これに、上記シリコー
ンオイル或いはその溶液をスプレー若しくは気化して吹
き付けるか、又は、顔料をスラリー状にしておき、これ
を撹拌しつつシリコーンオイル或いはその溶液を滴下す
ることによって容易に処理できる。これらのシリコーン
オイルは1種或いは2種以上の混合物或いは併用や多重
処理して用いられる。又、シランカップリング剤による
処理と併用しても構わない。
静電潜像に対して忠実に現像することができ、且つ、細
線再現性及びハーフトーン階調性に優れた現像性が得ら
れる点で、下記のような粒径及び粒度分布を有するトナ
ーが含有されたものを用いることが好ましい。即ち、ト
ナーの粒度分布において、重量平均粒径が、3〜12μ
m、より好ましくは5〜10μmであり、4.0μm以
下の粒径を有するトナー粒子が、好ましくは30個数%
以下、より好ましくは5〜20個数%、12.7μm以
上の粒径を有するトナー粒子が、好ましくは12.0体
積%、より好ましくは10.0体積%以下に制御されて
いるものを用いるとよい。
トナー飛散、カブリの如き欠陥を生じ、グラフィック画
像等の画像面積比率の高い用途では、転写紙上のトナー
の載り量が少なく、画像濃度が低下するという問題が生
じ易い。一方、重量平均粒径12μmを超える場合に
は、微小ドットの再現性低下によって充分な解像度が得
られず、又、転写時の飛び散りを生じ、更には、複写の
初めはよくとも、使用を続けていると画質低下を生じ易
い。
30個数%を超えると、カブリの発生が生じ易く、又、
磁性トナー粒子相互の凝集状態が生じ易く、本来の粒径
以上のトナー塊となるため、荒れた画質となり、解像性
を低下させ、又は、潜像のエッジ部と内部との濃度差が
大きくなり、中抜け気味の画像になり易い。一方、1
2.7μm以上の粒径の磁性トナー粒子が12.0体積
%より多いと、飛び散りが生じ易く、細線再現における
妨げになるばかりでなく、転写において、感光体上に現
像されたトナー粒子の薄層面に12.7μm以上の粗め
のトナー粒子が突出して存在することで、トナー層を介
した感光体と転写紙間の微妙な密着状態を不規則なもの
として、転写条件の変動を引き起こし易く、ひいては転
写不良画像を発生する要因となる。
有するトナーが含有されている正帯電性現像剤を用いて
画像形成を行った場合には、前述の如く、通常の場合に
は、トナーの単位重量当りの表面積が大きくなり、単位
重量当りの電荷量(mC/kg)が大きくなることか
ら、特に低温低湿下において、チャージアップ現象によ
ってスリーブゴーストが発生し易い傾向があった。
いられる現像剤担持体として、先に説明した特定の樹脂
組成物によって形成された樹脂被覆層を有する現像剤担
持体を用いることによって、小さい粒径の特定の粒度分
布を有するトナーが含有されている正帯電性現像剤を用
いて画像形成を行った場合においても、良好な画像形成
を実現する。即ち、このような現像剤を用いた場合に低
温低湿下で生じていたチャージアップ現象は、現像剤担
持体表面に形成されている導電性物質を含有する樹脂被
覆層がトナーのチャージを適度にリークすることで抑制
できる。又、上記の現像剤を用いた場合には、高温高湿
下で、トナーのチャージの立ち上がりに問題を生じる傾
向があったが、トナーのチャージの立ち上がりを、充分
に負帯電性を有する本発明の現像剤担持体を構成する樹
脂被覆層によって高めることができる。従って、上述の
如き小さい粒径の特定の粒度分布を有するトナーを有す
る正帯電性現像剤を用いた場合においても、常温常湿下
は勿論のこと、低温低湿下及び高温高湿下の各環境下で
も良好に使いこなすことが可能になる。
な構成の磁性トナーを一成分系現像剤として用いること
が可能である。又、非磁性トナーを、キャリアと混合し
て二成分系現像剤として用いることも、或いは、キャリ
アと混合せずに非磁性一成分系現像剤として用いること
も可能である。
定方法について説明する。 (1)中心線平均粗さ(Ra)の測定 JIS B06061の表面粗さに基づき、小坂研究所
製サーフコーダーSE−3300にて、軸方向3点×周
方向2点=6点について夫々測定し、その平均値をとっ
た。
さの導電性被覆層を形成し、ASTM規格(D−991
−82)及び日本ゴム協会標準規格SRIS(2301
−1969)に準拠した、導電性ゴム及びプラスチック
の体積抵抗測定用の4端子構造の電極を設けた電圧降下
式デジタルオーム計(川口電機製作所)を使用して測定
した。尚、測定環境は、20〜25℃、50〜60%R
Hとする。
化合物の帯電極性の測定 図6に示すような市販の摩擦帯電量測定器(東芝ケミカ
ル製TB−200型)を用いてブローオフ法により鉄粉
との摩擦帯電極性を求めた。先ず、23℃、相対湿度6
0%環境下、キャリアとしてEFV200/300(パ
ウダーテック社製)を用い、キャリア9.5gに第4級
アンモニウム塩化合物0.5gを加えた混合物を、50
〜100ml容量のポリエチレン製の瓶に入れて50回
手で振動する。次いで、500メッシュのスクリーン4
1のある金属製の測定容器42に前記混合物1.0〜
1.2gを入れ、金属製のフタ43をする。次に、吸引
機44(測定容器42と接する部分は少なくとも絶縁
体)において、吸引口45から吸引し風量調節弁46を
調節して、真空径7の圧力を250mmAqとする。こ
の状態で1分間吸引を行って第4級アンモニウム塩化合
物を吸引除去する。この時の電位計48の電位の極性を
読み取って、鉄粉に対する第4級アンモニウム塩化合物
の帯電極性とする。尚、49は、コンデンサーである。
み)の帯電極性の測定 <サンプル板の作製方法>:帯電極性を測定したい樹脂
被覆層(カーボン及びグラファイト等の導電性物質を除
いたもの)の形成用の樹脂溶液を、SUS板上にバーコ
ーター(#60)にて塗布し、これを乾燥・加熱等によ
って成膜させ(乾燥・加熱温度及び時間は、熱可塑性樹
脂の場合は溶液が完全に蒸発するまで、熱硬化性樹脂の
場合は樹脂の架橋が完全に行われるまで)、サンプル板
を作製する。このサンプル板を接地した状態で、23
℃、相対湿度60%環境下にて一晩放置する。
チレン/2エチルへキシルアクリレート/ジビニルベン
ゼン共重合体(共重合量比80/17.5/2.5;重
量平均分子量(MW)32万)100重量部に、コピー
ブルーPR(Clariant GmbH社製)2重量
部を分散させたトルエン溶液(固形分濃度10重量%)
10重量部と、球状フェライト粒子(粒径約90μm)
100重量部を、ナウターミキサーにて80℃で4時間
攪拌する。これを140℃で1時間かけて溶剤を完全に
揮発させ、フェライト粒子表面に樹脂層を形成する。こ
れを温室まで冷却しながら粒子をほぐし、83メッシュ
の篩でふるってブロッキング粒子を取り除く。この粒子
を接地した状態で、23℃、相対湿度60%環境下にて
一晩以上放置し、これをポジトナーモデル粒子1とす
る。
0%環境下で行う。先ず、上記で作製したサンプル板を
図7に示す表面帯電量測定装置TS−100AS(東芝
ケミカル(株)製)にセットし、電位計55を接地して
値を0にする。上記で作製したポジトナーモデル粒子5
1を滴下器52に入れ、STARTスイッチを押して2
0秒間ポジトナーモデル粒子51をサンプル板53上に
滴下し、予め接地を施した受容器54で受ける。この時
の電位計55の示す極性を読み取って、鉄粉に対する樹
脂被覆層(樹脂分のみ)の帯電極性とする。尚、56は
コンデンサーである。
タTA−II(コールター社製)を用いて測定可能である
が、本発明においてはコールターマルチサイザーII(コ
ールター社製)を用い、個数分布、体積分布を出力する
インターフェース(日科機製)及びPC9801パーソ
ナルコンピューター(NEC社製)を接続し、電解液は
1級塩化ナトリウムを用いて1%NaC1水溶液を調製
する。例えば、ISOTON R−II(コールターサイ
エンティフィックジャパン社製)が使用できる。測定法
としては、前記電解水溶液100〜150ml中に分散
剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスル
フォン酸塩を0.1〜5ml加え、更にこれに測定試料
を2〜20mg加える。このようにして試料を懸濁させ
た電解液は、超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行
った後、前記コールターマルチサイザーによりアパーチ
ャーとして100μmアパーチャーを用い、2μm以上
のトナーの体積、個数を測定して体積分布と個数分布を
算出した。そして、体積分布から重量基準(各チャンネ
ルの代表値をチャンネル毎の代表値とする)の重量平均
粒径(D4)を求め、個数分布から4.0μm以下のト
ナー粒子の個数%を求め、更に、体積分布から12.7
μm以上のトナー粒子の体積%を夫々求めた。
像剤担持体の外周に設ける樹脂被覆層の形成材料とし
て、導電性物質と、ウレタン樹脂と、鉄粉に対して自身
が正帯電性である第4級アンモニウム塩化合物とを少な
くとも含有する樹脂組成物を用いることによって、上記
樹脂組成物を加熱硬化してウレタン樹脂被覆層を形成し
た場合に、従来行われている帯電付与粒子を添加した場
合と異なり、第4級アンモニウム塩化合物がウレタン樹
脂中に分散するのではなくその構造中に取り込まれるた
め、被覆層の耐磨耗性が格段に向上し、長期耐久に耐え
得るのもとなる。
周に設けられている被覆層が、第4級アンモニウム塩化
合物がウレタン樹脂の構造中に取り込まれて形成される
ため、ウレタン樹脂自身の、正電帯電性トナーを有する
現像剤に対する正摩擦帯電の付与性が向上する。従っ
て、上記構成の樹脂組成物を、正帯電性トナーを有する
正帯電性現像剤を用いる現像剤担持体表面に形成する導
電性被覆層の材料として用いることで、上記現像剤への
帯電付与性が安定となり、且つ、樹脂被覆層の耐摩耗性
を向上させることができる。この結果、常温常湿下にお
いては勿論のこと、高温高湿や低温低湿下においても、
画像濃度の低下、ゴースト、ブロッチ、及びベタカブリ
といった画像不良の発生のない高品位画像を長期にわた
って安定して得ることが可能となる。更に本発明におい
ては、現像剤担持体の外周に設ける樹脂被覆層を形成す
る樹脂にウレタン樹脂を用いているので、正帯電性現像
剤に対して正摩擦帯電付与性のあるテフロン等のような
各種溶媒に溶け難い樹脂を用いた場合に比べ、現像剤担
持体への塗工が容易であるという効果もある。
より具体的に説明する。表1に、実施例及び比較例で得
られた現像剤担持体(現像スリーブ)の構成をまとめて
示した。 (実施例1)下記の材料を混合し、直径2mmのジルコ
ニア粒子を充填材として、サンドミルにて3時間の分散
を行った後、ジルコニア粒子を篩で分離し、DMFで固
形分を30%に調整して、ポリアミド樹脂中に、鉄粉に
対して自身が正帯電性である第4級アンモニウム塩化合
物が添加された樹脂組成物を得た。 ・カーボン 20重量部 ・グラファイト 80重量部 ・ウレタン樹脂(固形分40%) 625重量部 ・下記式(1)の第4級アンモニウム塩化合物 50重量部 ・DMF 225重量部
について、鉄粉との摩擦帯電量を市販の摩擦帯電量測定
器(東芝ケミカル製TB−200型)を用いてブローオ
フ法により測定したところ、正極性であった。
ており、その組成は、C(カーボン)/GF(グラファ
イト)/B(ウレタン樹脂)/P(第4級アンモニウム
塩化合物)=0.2/0.8/2.5/0.5であっ
た。得られた樹脂組成物を絶縁シート上にバーコーター
にて塗布し、加熱及び硬化させ、これを定形にカット
し、塗膜の体積抵抗率を低抵抗率計ロレスター(三菱油
化社製)にて測定したところ、体積抵抗率は1.9×1
01Ω・cmであった。次に、この樹脂組成物をスプレ
ー法にて直径20mmのアルミニウム製の円筒体上に塗
布して10μmの被膜を形成させ、その後、熱風乾燥機
により150℃で30分間加熱・硬化させて、表面に導
電性の樹脂被覆層を有する現像スリーブ1を作製した。
この現像スリーブ1の組成においてカーボン及びグラフ
ァイトを除いた樹脂被覆層について、ポジトナーモデル
粒子との摩擦帯電極性を調べたところ、負極性であっ
た。
ン製の複写機NP6035(商品名)に組み込み、24
℃、65%RHの常温常湿(N/N)、24℃、10%
RHの常温低湿(N/L)、及び30℃、80%RHの
高温高湿(H/H)の3環境にて画出しを行った。その
際、画出しに用いた現像剤としては、下記の処方で常法
に従って、重量平均粒径8.5μm、4.0μm以下の
粒子の含有量が10個数%、12.7μm以上の粒子の
含有量が5.0体積%の正帯電トナーを得た後、更に正
帯電性外添剤として、トリメトキシシリル−γ−プロピ
ルベンジルアミンでカップリング処理したコロイダルシ
リカを0.9重量%外添したものを用いた。 ・スチレン−アクリル系樹脂(Tg56℃) 100重量部 ・マグネタイト 80重量部 ・正電荷制御剤(コピーブルーPR) 2重量部 ・低分子量ポリプロピレン 4重量部
ーコート層のコートむら)の発生、ゴーストの発生及び
φ5画像濃度の変化については、上記した常温常湿(N
/N)、常温低湿(N/L)及び高温高湿(H/H)の
3環境下で、以下の方法及び基準にて評価を行った。
又、反転カブリについては、常温低湿(N/L)環境
で、以下の方法及び基準にて評価した。
像を目視にて観察し、1枚後、1000枚後及び10万
枚後の画像についてブロッチの発生を以下の基準で評価
した。その結果、表2に示したように、良好な結果が得
られた。
トーン画像を目視にて観察し、1枚後、1000枚後及
び10万枚後の画像についてゴーストの発生を以下の基
準で評価した。その結果、表3に示したように、良好な
結果が得られた。
後、25万枚後及び30万枚後に画出した画像につい
て、画像比率5.5%のテストチャート上のφ5黒丸の
画像濃度を、反射濃度RD918(マクベス社製)で測
定して、画像濃度の耐久について調べた。その結果、図
8(1)に示したように、長期耐久についても、安定し
た画像濃度が得られた。
しした画像について、下記の方法で反転カブリを調べ
た。先ず、複写機本体の濃度補正キーを最も濃度薄にな
るように設定して、128g/m2の厚紙に画像を形成
した場合のベタ白部の反射率(D1)を測定し、更に、
画像形成に用いた厚紙と同一カットの未使用の厚紙の反
射率(D2)を測定し、これらの反射率の差(D2−D
1)の値を5点求め、その平均値をカブリ濃度とした。
この際、反射率はTC−6DS(東京電色製)で測定し
た。この結果、図8(2)に示したように、良好な結果
が得られた。
記のようにして測定した。先ず、円筒濾紙を有する測定
容器を用い、現像剤担持体表面の形状に沿った金属製の
吸引口を取付け、画像形成直後(5分以内が好ましい)
の現像剤担持体表面上の現像剤層を過不足なく一様に吸
引出来るように吸引圧を調整し、現像剤を吸引する。次
に、この時吸引された現像剤の電荷Qを、616ディジ
タルエレクトロメーター(KEITHLEY製)で測定
し、質量をMとして、Q/M(mC/kg)により計算
した。測定は1,000枚後に画出しした画像について
行った。その結果、表1に示したように、良好な結果が
得られた。
像を目視にて観察し、1枚後、1,000枚後及び10
万枚後の画像について白スジを以下の基準で評価した。
その結果、表4に示したように、良好な結果が得られ
た。
表わされる第4級アンモニウム塩化合物の代わりに、下
記式(2)で表わされる第4級アンモニウム塩化合物を
用いた以外は、実施例1と同様の処方及び操作で、塗料
状の樹脂組成物を得た。尚、下記式(2)で表わされる
第4級アンモニウム塩化合物についても、鉄粉との摩擦
帯電量をブローオフ法により測定したところ、実施例1
と同様に正極性であった。
2/0.8/2.5/0.5であった。この塗料状の樹
脂組成物により形成した塗膜について実施例1と同様の
操作で体積抵抗率を測定したところ、2.2×101Ω
・cmであった。更にこの樹脂組成物を、実施例1と同
様のアルミニウム基体上に塗布し、加熱及び硬化させ
て、表面に導電性の樹脂被覆層を有する現像スリーブ2
を作製した。更に、上記で得られた現像スリーブ2を用
いて実施例1と同様にして、画出し評価を行った。その
結果、表1〜表4及び図9に示した通り良好な結果が得
られた。
表わされる第4級アンモニウム塩化合物の代わりに、下
記式(3)で表わされる第4級アンモニウム塩化合物を
用いた以外は、実施例1と同様の処方及び操作で、塗料
状の樹脂組成物を得た。尚、下記式(3)で表わされる
第4級アンモニウム塩化合物についても、鉄粉との摩擦
帯電量をブローオフ法により測定したところ、実施例1
と同様に正極性であった。
2/0.8/2.5/0.5であった。この塗料状の樹
脂組成物により形成した塗膜について実施例1と同様の
操作で体積抵抗率を測定したところ、2.5×101Ω
・cmであった。更にこの樹脂組成物を、実施例1と同
様のアルミニウム基体上に塗布し、加熱及び硬化させ
て、表面に導電性の樹脂被覆層を有する現像スリーブ3
を作製した。更に、上記で得られた現像スリーブ3を用
いて実施例1と同様にして、画出し評価を行った。その
結果、表1〜表4及び図10に示した通り良好な結果が
得られた。
表わされる第4級アンモニウム塩化合物の代わりに、下
記式(4)で表わされる第4級アンモニウム塩化合物を
用いた以外は、実施例1と同様の処方及び操作で、塗料
状の樹脂組成物を得た。尚、下記式(4)で表わされる
第4級アンモニウム塩化合物についても、鉄粉との摩擦
帯電量をブローオフ法により測定したところ、実施例1
と同様に正極性であった。
2/0.8/2.5/0.5であった。この塗料状の樹
脂組成物により形成した塗膜について実施例1と同様の
操作で体積抵抗率を測定したところ、3.1×101Ω
・cmであった。更にこの樹脂組成物を、実施例1と同
様のアルミニウム基体上に塗布し、加熱及び硬化させ
て、表面に導電性の樹脂被覆層を有する現像スリーブ4
を作製した。更に、上記で得られた現像スリーブ4を用
いて実施例1と同様にして、画出し評価を行った。その
結果、表1〜表4及び図11に示した通り良好な結果が
得られた。
mmのジルコニア粒子を充填材として、サンドミルにて
3時間の分散処理を行った後、ジルコニア粒子を篩いで
分離し、DMFで固形分を30%に調整して、ポリアミ
ド樹脂中に、鉄粉に対して自身が正帯電性である第4級
アンモニウム塩化合物を添加した樹脂組成物を得た。 ・カーボン 40重量部 ・窒化ホウ素 160重量部 ・ウレタン樹脂(固形分40%) 625重量部 ・下記式(1)の第4級アンモニウム塩化合物 50重量部 ・DMF 250重量部
組成は、C(カーボン)/BN(窒化硼素)/B(ウレ
タン樹脂)/P(第4級アンモニウム塩化合物)=0.
4/1.6/2.5/0.5であった。塗料を絶縁シー
ト上にバーコーターにて塗布し、加熱及び硬化させ、こ
れを定形にカットし、塗膜の体積抵抗率を低抵抗率計ロ
レスター(三菱油化社製)にて測定したところ、体積抵
抗率は6.0×102Ω・cmであった。次に、この樹
脂組成物をスプレー法にて直径20mmのアルミニウム
製の円筒体上に塗布して10μmの被膜を形成させ、そ
の後、熱風乾燥機により150℃で30分間加熱・硬化
させて、表面に導電性の樹脂被覆層を有する現像スリー
ブ5を作製した。更に、得られた現像スリーブ5を用い
て実施例1と同様にして、画出し評価を行った。その結
果、表1〜表4及び図12に示した通り良好な結果が得
られた。
第4級アンモニウム塩化合物の代わりに、実施例2で用
いた式(2)で表わされる鉄粉との摩擦帯電極性が正極
性である第4級アンモニウム塩化合物を用いた以外は、
実施例5と同様の処方及び操作で、塗料状の樹脂組成物
を得た。得られた樹脂組成物の組成は、C/BN/B/
P=0.4/1.6/2.5/0.5であった。この塗
料状の樹脂組成物により形成した塗膜について実施例1
と同様の操作で体積抵抗率を測定したところ、7.1×
102Ω・cmであった。更にこの樹脂組成物を、実施
例5と同様のアルミニウム基体上に塗布し、加熱及び硬
化させて、表面に導電性の樹脂被覆層を有する現像スリ
ーブ6を作製した。更に、上記で得られた現像スリーブ
6を用いて実施例1と同様にして、画出し評価を行っ
た。その結果、表1〜表4及び図13に示した通り良好
な結果が得られた。
第4級アンモニウム塩化合物の代わりに、実施例3で用
いた式(3)で表わされる鉄粉との摩擦帯電極性が正極
性である第4級アンモニウム塩化合物を用いた以外は、
実施例5と同様の処方及び操作で、塗料状の樹脂組成物
を得た。得られた樹脂組成物の組成は、C/BN/B/
P=0.4/1.6/2.5/0.5であった。この塗
料状の樹脂組成物により形成した塗膜について実施例1
と同様の操作で体積抵抗率を測定したところ、5.9×
102Ω・cmであった。更にこの樹脂組成物を、実施
例5と同様のアルミニウム基体上に塗布し、加熱及び硬
化させて、表面に導電性の樹脂被覆層を有する現像スリ
ーブ7を作製した。更に、上記で得られた現像スリーブ
7を用いて実施例1と同様にして、画出し評価を行っ
た。その結果、表1〜表4及び図14に示した通り良好
な結果が得られた。
第4級アンモニウム塩化合物の代わりに、実施例4で用
いた式(4)で表わされる鉄粉との摩擦帯電極性が正極
性である第4級アンモニウム塩化合物を用いた以外は、
実施例5と同様の処方及び操作で、塗料状の樹脂組成物
を得た。得られた樹脂組成物の組成は、C/BN/B/
P=0.4/1.6/2.5/0.5であった。この塗
料状の樹脂組成物により形成した塗膜について実施例1
と同様の操作で体積抵抗率を測定したところ、9.7×
102Ω・cmであった。更にこの樹脂組成物を、実施
例5と同様のアルミニウム基体上に塗布し、加熱及び硬
化させて、表面に導電性の樹脂被覆層を有する現像スリ
ーブ8を作製した。更に、上記で得られた現像スリーブ
8を用いて実施例1と同様にして、画出し評価を行っ
た。その結果、表1〜表4及び図15に示した通り良好
な結果が得られた。
0mmのジルコニア粒子を充填材として、サンドミルに
て3時間の分散処理を行った後、ジルコニア粒子を篩い
で分離し、DMFで固形分を30%に調整して、ポリア
ミド樹脂中に、鉄粉に対して自身が正帯電性である第4
級アンモニウム塩化合物を添加した樹脂組成物を得た。 ・カーボン 20重量部 ・二硫化モリブデン 160重量部 ・ウレタン(固形分40%) 625重量部 ・下記式(1)の第4級アンモニウム塩化合物 50重量部 ・DMF 220重量部
組成は、C(カーボン)/MoS2(二硫化モリブデ
ン)/B(ウレタン樹脂)/P(第4級アンモニウム塩
化合物)=0.2/1.6/2.5/0.5であった。
塗料を絶縁シート上にバーコーターにて塗布し、加熱及
び硬化させ、これを定形にカットし、塗膜の体積抵抗率
を低抵抗率計ロレスター(三菱油化社製)にて測定した
ところ、体積抵抗率は9.2×10Ω・cmであった。
次に、この樹脂組成物をスプレー法にて直径20mmの
アルミニウム製の円筒体上に塗布して10μmの被膜を
形成させ、その後、熱風乾燥機により150℃で30分
間加熱・硬化させて、表面に導電性の樹脂被覆層を有す
る現像スリーブ9を作製した。更に、上記で得られた現
像スリーブ9を用いて実施例1と同様にして、画出し評
価を行った。その結果、表1〜表4及び図16に示した
通り良好な結果が得られた。
の第4級アンモニウム塩化合物の代わりに、実施例2で
用いた式(2)で表わされる、鉄粉との摩擦帯電極性が
正極性である第4級アンモニウム塩化合物を用いた以外
は、実施例9と同様の処方及び操作で、塗料状の樹脂組
成物を得た。得られた樹脂組成物の組成は、C/MoS
2/B/P=0.2/1.6/2.5/0.5であっ
た。この塗料状の樹脂組成物により形成した塗膜につい
て実施例1と同様の操作で体積抵抗率を測定したとこ
ろ、9.9×10Ω・cmであった。更にこの樹脂組成
物を用いて、実施例9と同様のアルミニウム基体上に塗
布し、加熱及び硬化させて、表面に導電性の樹脂被覆層
を有する現像スリーブ10を作製した。更に、上記で得
られた現像スリーブ10を用いて実施例1と同様にし
て、画出し評価を行った。その結果、表1〜表4及び図
17に示した通り良好な結果が得られた。
の第4級アンモニウム塩化合物の代わりに、実施例3で
用いた式(3)で表わされる、鉄粉との帯電極性が正極
性である第4級アンモニウム塩化合物を用いた以外は、
実施例9と同様の処方及び操作で、塗料状の樹脂組成物
を得た。得られた樹脂組成物の組成は、C/MoS2/
B/P=0.2/1.6/2.5/0.5であった。こ
の塗料状の樹脂組成物により形成した塗膜について実施
例1と同様の操作で体積抵抗率を測定したところ、8.
9×10Ω・cmであった。更にこの樹脂組成物を用い
て、実施例9と同様のアルミニウム基体上に塗布し、加
熱及び硬化させて、表面に導電性の樹脂被覆層を有する
現像スリーブ11を作製した。更に、上記で得られた現
像スリーブ11を用いて実施例1と同様にして、画出し
評価を行った。その結果、表1〜表4及び図18に示し
た通り良好な結果が得られた。
の第4級アンモニウム塩化合物の代わりに、実施例4で
用いた式(4)で表わされる、鉄粉との摩擦帯電極性が
正極性である第4級アンモニウム塩化合物を用いた以外
は、実施例9と同様の処方及び操作で、塗料状の樹脂組
成物を得た。得られた樹脂組成物の組成は、C/MoS
2/B/P=0.2/1.6/2.5/0.5であっ
た。この塗料状の樹脂組成物により形成した塗膜につい
て実施例1と同様の操作で体積抵抗率を測定したとこ
ろ、8.8×10Ω・cmであった。更にこの樹脂組成
物を用いて、実施例9と同様のアルミニウム基体上に塗
布し、加熱及び硬化させて、表面に導電性の樹脂被覆層
を有する現像スリーブ12を作製した。更に、上記で得
られた現像スリーブ12を用いて実施例1と同様にし
て、画出し評価を行った。その結果、表1〜表4及び図
19に示した通り良好な結果が得られた。
様の直径20mmのアルミニウム製円筒体の表面に、F
GB#300でサンドブラストしただけのものを現像ス
リーブ13とした。これを用いて、実施例1と同様の方
法で画出し評価を行った。その結果、表2及び表3に示
したように、ブロッチが発生し、これ以外の画像評価を
することは不可能であった。
例1と同様にして塗料状の樹脂を得た。得られた樹脂組
成物は、塗料状をしており、その組成は、C/GF/B
/P=0.2/0.8/2.5/0であった。 ・カーボン 20重量部 ・グラファイト 80重量部 ・ウレタン(固形分40%) 625重量部 ・DMF 150重量部
膜について実施例1と同様の操作で体積抵抗率を測定し
たところ、7.2Ω・cmであった。更にこの樹脂組成
物を用いて、実施例1と同様のアルミニウム基体上に、
該樹脂組成物を塗布し、加熱及び硬化させて、表面に導
電性の樹脂被覆層を有する現像スリーブ14を作製し
た。次に、上記で得られた現像スリーブ14を用いて実
施例1と同様にして、画出し評価を行った。その結果、
表1〜表4及び図20に示したように、カブリについて
は1000枚後でも悪く、耐久での画像濃度低下がみら
れた。
第4級アンモニウム塩化合物の代わりに、クロルフェノ
ールを含むアゾナフトールのクロム錯体(S)を用いた
以外は実施例1と同様の処方及び操作で樹脂組成物を作
製した。得られた樹脂組成物の組成は、C/GF/B/
S=0.2/0.8/2.5/0.5であった。ここ
で、クロルフェノールを含むアゾナフトールのクロム錯
体(S)の、鉄粉との摩擦帯電量を、実施例1と同様に
ブローオフ法により測定したところ、負極性であった。
この塗料状の樹脂組成物により形成した塗膜について実
施例1と同様の操作で体積抵抗率を測定したところ、
4.2×10Ω・cmであった。更にこの樹脂組成物を
用いて、実施例1と同様のアルミニウム基体上に塗布
し、加熱及び硬化させて、表面に導電性の樹脂被覆層を
有する現像スリーブ15を作製した。次に、得られた現
像スリーブ15を用いて実施例1と同様にして、画出し
評価を行った。その結果、表1〜表4及び図21に示し
た通り、カブリについては1000枚目付近の画出しで
も悪く、又、耐久で画像濃度の低下がみられた。
第4級アンモニウム塩化合物の代わりに、ニグロシン
(N)を用いた以外は実施例1と同様の処方及び操作で
樹脂組成物を作製した。得られた樹脂組成物の組成は、
C/GF/B/N=0.2/0.8/2.5/0.5で
あった。ここで、ニグロシン(N)の、鉄粉との摩擦帯
電量を、実施例1と同様にブローオフ法により測定した
ところ、正極性であった。この塗料状の樹脂組成物によ
り形成した塗膜について実施例1と同様の操作で体積抵
抗率を測定したところ、4.5×10Ω・cmであっ
た。更にこの樹脂組成物を用いて、実施例1と同様のア
ルミニウム基体上に、該樹脂組成物を塗布し、加熱及び
硬化させて、表面に導電性の樹脂被覆層を有する現像ス
リーブ16を作製した。この現像スリーブ16を用いて
実施例1と同様にして、画出し評価を行った。その結
果、表1〜表4及び図22に示した通り、カブリについ
ては1000枚位までのカブリが悪く、又、耐久の早い
段階で画像濃度の低下がみられた。
第4級アンモニウム塩化合物の代わりに、下記式の第4
級アンモニウム塩化合物を用いた以外は実施例1と同様
の処方及び操作で樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成
物の組成は、C/GF/B/P=0.2/0.8/2.
5/0.5であった。下記式(10)の第4級アンモニ
ウム塩化合物についても、鉄粉との摩擦帯電量を実施例
1と同様にブローオフ法により測定したが、実施例1と
は異なり負極性であった。
て実施例1と同様の操作で体積抵抗率を測定したとこ
ろ、2.6×10Ω・cmであった。更にこの樹脂組成
物を用いて、実施例1と同様のアルミニウム基体上に塗
布し、加熱及び硬化させて、表面に導電性の樹脂被覆層
を有する現像スリーブ17を作製した。次に、上記で得
られた現像スリーブ17を用いて実施例1と同様にし
て、画出し評価を行った。その結果、表1〜表4及び図
23に示した通り、カブリについては1000枚目は良
好であったが、画像濃度の低下がみられた。
樹脂の代わりに、PMMA樹脂を用いた以外は実施例1
と同様の処方及び操作で樹脂組成物を得た。この塗料状
の樹脂組成物により形成した塗膜について実施例1と同
様の操作で体積抵抗率を測定したところ、3.1×10
Ω・cmであった。更にこの樹脂組成物を用いて、実施
例1と同様のアルミニウム基体上に塗布し、加熱、乾燥
させて、表面に導電性の樹脂被覆層を有する現像スリー
ブ18を作製した。次に、上記で得られた現像スリーブ
18を用いて実施例1と同様にして、画出し評価を行っ
た。その結果、表1〜表4及び図24に示した通り、カ
ブリについては1000枚まで悪く、画像濃度は初期か
ら悪かった。
樹脂の代わりに、スチレン−アクリル共重合体樹脂を用
いた以外は実施例1と同様の処方及び操作で樹脂組成物
を得た。この塗料状の樹脂組成物により形成した塗膜に
ついて実施例1と同様の操作で体積抵抗率を測定したと
ころ、3.5×10Ω・cmであった。更にこの樹脂組
成物を用いて、実施例1と同様のアルミニウム基体上に
塗布し、加熱、乾燥させて、表面に導電性の樹脂被覆層
を有する現像スリーブ19を作製した。次に、上記で得
られた現像スリーブ19を用いて実施例1と同様にし
て、画出し評価を行った。その結果、表1〜表4及び図
25に示した通り、カブリについては1000枚まで悪
く、画像濃度は初期から悪かった。
現像剤担持体の表面に設ける被覆層の形成材料として、
ウレタン樹脂中に鉄粉に対して自身が正帯電性である第
4級アンモニウム塩化合物を添加した樹脂樹脂組成物を
用いることによって、上記樹脂組成物を加熱硬化してウ
レタン樹脂被膜を形成した場合に、従来の粒子系の添加
剤を添加した場合と異なり、第4級アンモニウム塩化合
物がウレタン樹脂中に分散するのではなく、その構造中
に取り込まれるため、被覆層の耐磨耗性が格段に向上
し、長期耐久に耐え得るものとなる。更に、本発明によ
れば、現像剤担持体の外周に設けられる被覆層が、第4
級アンモニウム塩化合物がウレタン樹脂の構造中に取り
込まれて形成されるため、ウレタン樹脂自身の、正帯電
性現像剤に対する正の摩擦電荷の付与性が向上する。こ
のため、上記の樹脂組成物を、正帯電性現像剤を用いる
現像剤担持体の表面に形成する導電性物質を含有する樹
脂被覆層の形成材料に用いることで、正帯電性現像剤へ
の正の摩擦電荷の付与性が安定となり、且つ該被覆層の
耐磨耗性が向上する。この結果、常温常湿下においては
勿論のこと、高温高湿や常温低湿下のあらゆる環境下に
おいても、画像濃度低下、ゴースト、ブロッチ及び反転
カブリといった画質不良の発生しない高品位の画像を、
長期に亘って得ることができ、安定した高品位の画像の
提供が可能となる。更に、本発明においては、現像剤担
持体の外周に設ける被覆層を形成する結着樹脂にウレタ
ン樹脂を用いているので、例えば、正極性現像剤に対す
る正摩擦帯電付与性を有するテフロン等の各種溶媒に溶
け難い樹脂を使用する場合に比べて現像剤担持体への塗
工が容易であり、現像剤担持体を製造する上でのメリッ
トもある。
示す。
の一例の概略図を示す。
す。
リンターに適用した場合のブロック図を示す。
極性の測定に用いる摩擦帯電量測定器の説明図を示す。
電量測定装置の説明図を示す。
(2)は実施例1の耐久かぶり推移を示す。
(2)は実施例2の耐久かぶり推移を示す。
し、(2)は実施例3の耐久かぶり推移を示す。
し、(2)は実施例4の耐久かぶり推移を示す。
し、(2)は実施例5の耐久かぶり推移を示す。
し、(2)は実施例6の耐久かぶり推移を示す。
し、(2)は実施例7の耐久かぶり推移を示す。
し、(2)は実施例8の耐久かぶり推移を示す。
し、(2)は実施例9の耐久かぶり推移を示す。
し、(2)は実施例10の耐久かぶり推移を示す。
し、(2)は実施例11の耐久かぶり推移を示す。
し、(2)は実施例12の耐久かぶり推移を示す。
し、(2)は比較例2の耐久かぶり推移を示す。
し、(2)は比較例3の耐久かぶり推移を示す。
し、(2)は比較例4の耐久かぶり推移を示す。
し、(2)は比較例5の耐久かぶり推移を示す。
し、(2)は比較例6の耐久かぶり推移を示す。
し、(2)は比較例6の耐久かぶり推移を示す。
脂) 4:固体潤滑剤 5:円筒状基体 7:感光ドラム 8:規制ブレード 9:ホッパー 10:トナー 11:磁石 12:円筒状基体 13:被膜層 14:現像スリーブ 15:電源 16:攪拌器 17:弾性板 A:現像スリーブの回転方向 B:感光ドラムの回転方向 D:現像部
Claims (82)
- 【請求項1】 現像剤を収容するための現像剤容器;該
現像剤容器に収容されている正帯電性現像剤を担持し、
且つ現像領域に搬送するための現像剤担持体;及び該現
像剤担持体上に形成される正帯電性現像剤層の層厚を規
制するための現像剤層厚規制部材;を有する現像装置に
用いるための現像剤担持体であって、 該現像剤担持体が、少なくとも基体及び該基体表面に樹
脂組成物によって形成された樹脂被覆層を有し、且つ、
上記樹脂組成物が、ウレタン樹脂、導電性物質及び
鉄粉に対して正帯電性の第4級アンモニウム塩化合物
を少なくとも含有していることを特徴とする現像剤担持
体。 - 【請求項2】 第4級アンモニウム塩化合物が、下記一
般式(A)で示される化合物を有する請求項1に記載の
現像剤担持体。 【化1】 (上記式中のR1、R2、R3及びR4は、夫々、置換基を
有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよ
いアリール基、置換基を有していてもよいアルアルキル
基のいずれかを表わし、R1〜R4は、夫々同一であって
も或いは異なっていてもよく、X−は、陰イオンを表わ
す。) - 【請求項3】 一般式(A)中の陰イオンが、有機硫酸
イオン、有機スルホン酸イオン、有機リン酸イオン、モ
リブデン酸イオン、タングステン酸イオン、モリブデン
原子を含むヘテロポリ酸イオン及びタングステン原子を
含むヘテロポリ酸イオンからなる群から選択されるいず
れかである請求項2に記載の現像剤担持体。 - 【請求項4】 樹脂被覆層が、第4級アンモニウム塩化
合物をウレタン樹脂100重量部に対して1乃至100
重量部含有している請求項1乃至3のいずれか1項に記
載の現像剤担持体。 - 【請求項5】 ウレタン樹脂が、ウレタン結合を含む樹
脂である請求項1乃至4のいずれか1項に記載の現像剤
担持体。 - 【請求項6】 ウレタン結合が、ポリイソシアネートと
ポリオールとの重付加反応によって得られる請求項5に
記載の現像剤担持体。 - 【請求項7】 樹脂被覆層が、0.1〜3.5の中心線
表面粗さRaを有している請求項1乃至請求項6のいず
れか1項に記載の現像剤担持体。 - 【請求項8】 正帯電性現像剤が、正帯電性トナーを有
している請求項1乃至7のいずれか1項に記載の現像剤
担持体。 - 【請求項9】 正帯電性トナーが、磁性体をトナー重量
に対して15〜70重量%含有している請求項8に記載
の現像剤担持体。 - 【請求項10】 正帯電性トナーが、離型剤を含有して
いる請求項8に記載の現像剤担持体。 - 【請求項11】 正帯電性トナーが、正荷電制御剤を含
有している請求項8に記載の現像剤担持体。 - 【請求項12】 正帯電性現像剤が、正帯電性トナー及
び該正帯電性トナーに外添されている無機微粉末を有し
ている請求項8に記載の現像剤担持体。 - 【請求項13】 正帯電性トナーが、重量平均粒径が3
〜12μm、4.0μm以下の粒子の含有量が30個数
%以下、12.7μm以上の粒子の含有量が12.0体
積%以下の粒度分布を有している請求項8乃至12のい
ずれか1項に記載の現像剤担持体。 - 【請求項14】 正帯電性トナーが、重量平均粒径が5
〜10μm、4.0μm以下の粒子の含有量が5〜20
個数%、12.7μm以上の粒子の含有量が10.0体
積%以下の粒度分布を有している請求項8乃至12のい
ずれか1項に記載の現像剤担持体。 - 【請求項15】 正帯電性現像剤が、正帯電性磁性トナ
ーを有する磁性一成分系現像剤である請求項1に記載の
現像剤担持体。 - 【請求項16】 正帯電性現像剤が、正帯電性非磁性ト
ナーを有する非磁性一成分系現像剤である請求項1に記
載の現像剤担持体。 - 【請求項17】 正帯電性現像剤が、正帯電性非磁性ト
ナー及びキャリアを有する二成分系現像剤である請求項
1に記載の現像剤担持体。 - 【請求項18】 現像剤担持体上に形成される正帯電性
現像剤の層厚は、現像領域における該現像剤担持体の表
面と潜像担持体の表面との最小間隙よりも薄い請求項1
乃至17のいずれか1項に記載の現像剤担持体。 - 【請求項19】 現像装置が、現像剤担持体にバイアス
電圧を印加するための電源を有している請求項1乃至1
8のいずれか1項に記載の現像剤担持体。 - 【請求項20】 バイアス電圧が、直流電圧成分が重畳
された交番バイアス電圧を有する請求項19に記載の現
像剤担持体。 - 【請求項21】 現像剤を収容するための現像剤容器;
該現像剤容器に収容されている正帯電性現像剤を担持
し、且つ現像領域に搬送するための現像剤担持体;及び
該現像剤担持体上に形成される正帯電性現像剤層の層厚
を規制するための現像剤層厚規制部材;を有する現像装
置において、 上記現像剤担持体が、少なくとも基体及び該基体表面に
樹脂組成物によって形成された樹脂被覆層を有し、且
つ、上記樹脂組成物が、ウレタン樹脂、導電性物
質、及び鉄粉に対して正帯電性の第4級アンモニウム
塩化合物を少なくとも含有してして構成されていること
を特徴とする現像装置。 - 【請求項22】 第4級アンモニウム塩化合物が、下記
一般式(A)で示される化合物を有する請求項21に記
載の現像装置。 【化2】 (上記式中のR1、R2、R3及びR4は、夫々、置換基を
有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよ
いアリール基、置換基を有していてもよいアルアルキル
基のいずれかを表わし、R1〜R4は、夫々同一であって
も或いは異なっていてもよく、X−は、陰イオンを表わ
す。) - 【請求項23】 一般式(A)中の陰イオンが、有機硫
酸イオン、有機スルホン酸イオン、有機リン酸イオン、
モリブデン酸イオン、タングステン酸イオン、モリブデ
ン原子を含むヘテロポリ酸イオン及びタングステン原子
を含むヘテロポリ酸イオンからなる群から選択されるい
ずれかである請求項22に記載の現像装置。 - 【請求項24】 樹脂被覆層が、第4級アンモニウム塩
化合物をウレタン樹脂100重量部に対して1乃至10
0重量部含有している請求項21乃至23のいずれか1
項に記載の現像装置。 - 【請求項25】 ウレタン樹脂が、ウレタン結合を含む
樹脂である請求項21乃至24のいずれか1項に記載の
現像装置。 - 【請求項26】 ウレタン結合が、ポリイソシアネート
とポリオールとの重付加反応によって得られる請求項2
5に記載の現像装置。 - 【請求項27】 樹脂被覆層が、0.1〜3.5の中心
線表面粗さRaを有している請求項21乃至26のいず
れか1項に記載の現像装置。 - 【請求項28】 正帯電性現像剤が、正帯電性トナーを
有している請求項21乃至27のいずれか1項に記載の
現像装置。 - 【請求項29】 正帯電性トナーが、磁性体をトナー重
量に対して15〜70重量%含有している請求項28に
記載の現像装置。 - 【請求項30】 正帯電性トナーが、離型剤を含有して
いる請求項28に記載の現像装置。 - 【請求項31】 正帯電性トナーが、正荷電制御剤を含
有している請求項28に記載の現像装置。 - 【請求項32】 正帯電性現像剤が、正帯電性トナー及
び該正帯電性トナーに外添されている無機微粉末を有し
ている請求項28に記載の現像装置。 - 【請求項33】 正帯電性トナーが、重量平均粒径が3
〜12μm、4.0μm以下の粒子の含有量が30個数
%以下、12.7μm以上の粒子の含有量が12.0体
積%以下の粒度分布を有している請求項28乃至32の
いずれか1項に記載の現像装置。 - 【請求項34】 正帯電性トナーが、重量平均粒径が5
〜10μm、4.0μm以下の粒子の含有量が5〜20
個数%、12.7μm以上の粒子の含有量が10.0体
積%以下の粒度分布を有している請求項28乃至32の
いずれか1項に記載の現像装置。 - 【請求項35】 正帯電性現像剤が、正帯電性磁性トナ
ーを有する磁性一成分系現像剤である請求項21に記載
の現像装置。 - 【請求項36】 正帯電性現像剤が、正帯電性非磁性ト
ナーを有する非磁性一成分系現像剤である請求項21に
記載の現像装置。 - 【請求項37】 正帯電性現像剤が、正帯電性非磁性ト
ナー及びキャリアを有する二成分系現像剤である請求項
21に記載の現像装置。 - 【請求項38】 現像剤担持体上に形成される該正帯電
性現像剤の層厚は、現像領域における該現像剤担持体の
表面と潜像担持体の表面との最小間隙よりも薄い請求項
21乃至37のいずれか1項に記載の現像装置。 - 【請求項39】 現像装置が、現像剤担持体にバイアス
電圧を印加するための電源を有している請求項21乃至
38のいずれか1項に記載の現像装置。 - 【請求項40】 バイアス電圧が、直流電圧成分が重畳
された交番バイアス電圧を有する請求項39に記載の現
像装置。 - 【請求項41】 画像形成装置本体に離脱可能に装着さ
れる装置ユニットにおいて、該装置ユニットが、現像剤
を収容するための現像剤容器;該現像剤容器に収容され
ている正帯電性現像剤を担持し、且つ現像領域に搬送す
るための現像剤担持体;及び該現像剤担持体上に形成さ
れる正帯電性現像剤層の層厚を規制するための現像剤層
厚規制部材;を有して構成され、 上記現像剤担持体が、少なくとも基体及び該基体表面に
樹脂組成物によって形成された樹脂被覆層を有し、且
つ、上記樹脂組成物が、ウレタン樹脂、導電性物
質、及び鉄粉に対して正帯電性の第4級アンモニウム
塩化合物を少なくとも含有して構成されていることを特
徴とする装置ユニット。 - 【請求項42】 第4級アンモニウム塩化合物が、下記
一般式(A)で示される化合物を有する請求項41に記
載の装置ユニット。 【化3】 (式中のR1、R2、R3及びR4は、夫々、置換基を有し
ていてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいア
リール基、置換基を有していてもよいアルアルキル基を
表わし、R1〜R4は夫々同一でも或いは、異なっていて
もよく、X-は陰イオンを表わす。) - 【請求項43】 一般式(A)中の陰イオンが、有機硫
酸イオン、有機スルホン酸イオン、有機リン酸イオン、
モリブデン酸イオン、タングステン酸イオン、モリブデ
ン原子を含むヘテロポリ酸イオン及びタングステン原子
を含むヘテロポリ酸イオンからなる群から選択されるい
ずれかである請求項42に記載の装置ユニット。 - 【請求項44】 樹脂被覆層が、第4級アンモニウム塩
化合物をウレタン樹脂100重量部に対して1乃至10
0重量部含有している請求項41乃至43のいずれか1
項に記載の装置ユニット。 - 【請求項45】 ウレタン樹脂が、ウレタン結合を含む
樹脂である請求項41乃至44のいずれか1項に記載の
装置ユニット。 - 【請求項46】 ウレタン結合が、ポリイソシアネート
とポリオールとの重付加反応によって得られる請求項4
5に記載の装置ユニット。 - 【請求項47】 樹脂被覆層が、0.1〜3.5の中心
線表面粗さRaを有している請求項41乃至46のいず
れか1項に記載の装置ユニット。 - 【請求項48】 正帯電性現像剤が、正帯電性トナーを
有している請求項41乃至47のいずれか1項に記載の
装置ユニット。 - 【請求項49】 正帯電性トナーが、磁性体をトナー重
量に対して15〜70重量%含有している請求項48に
記載の装置ユニット。 - 【請求項50】 正帯電性トナーが、離型剤を含有して
いる請求項48に記載の装置ユニット。 - 【請求項51】 正帯電性トナーが、正荷電制御剤を含
有している請求項48に記載の装置ユニット。 - 【請求項52】 正帯電性現像剤が、正帯電性トナー及
び該正帯電性トナーに外添されている無機微粉末を有し
ている請求項48に記載の装置ユニット。 - 【請求項53】 正帯電性トナーが、重量平均粒径が3
〜12μm、4.0μm以下の粒子の含有量が30個数
%以下、12.7μm以上の粒子の含有量が12.0体
積%以下の粒度分布を有している請求項48乃至52の
いずれか1項に記載の装置ユニット。 - 【請求項54】 正帯電性トナーが、重量平均粒径が5
〜10μm、4.0μm以下の粒子の含有量が5〜20
個数%、12.7μm以上の粒子の含有量が10.0体
積%以下の粒度分布を有している請求項48乃至52の
いずれか1項に記載の装置ユニット。 - 【請求項55】 正帯電性現像剤が、正帯電性磁性トナ
ーを有する磁性一成分系現像剤である請求項41に記載
の装置ユニット。 - 【請求項56】 正帯電性現像剤が、正帯電性非磁性ト
ナーを有する非磁性一成分系現像剤である請求項41に
記載の装置ユニット。 - 【請求項57】 正帯電性現像剤が、正帯電性非磁性ト
ナー及びキャリアを有する二成分系現像剤である請求項
41に記載の装置ユニット。 - 【請求項58】 現像剤担持体上に形成される該正帯電
性現像剤の層厚は、現像領域における該現像剤担持体の
表面と潜像担持体の表面との最小間隙よりも薄い請求項
41乃至57のいずれか1項に記載の装置ユニット。 - 【請求項59】 現像装置が、該現像剤担持体にバイア
ス電圧を印加するための電源を有している請求項41乃
至58のいずれか1項に記載の装置ユニット。 - 【請求項60】 バイアス電圧が、直流電圧成分が重畳
された交番バイアス電圧を有する請求項59に記載の装
置ユニット。 - 【請求項61】 装置ユニットは、少なくとも潜像担持
体をさらに一体に有している請求項41乃至60のいず
れか1項に記載の装置ユニット。 - 【請求項62】 潜像担持体上に静電潜像を形成する潜
像形成工程、及び該静電潜像を現像装置の正帯電性現像
剤により現像する現像工程を有する画像形成方法におい
て、 上記現像工程で、正帯電性現像剤を収容するための現像
剤容器;該現像剤容器に収容されている正帯電性現像剤
を担持し、且つ現像領域に搬送するための現像剤担持
体;及び該現像剤担持体上に形成される正帯電性現像剤
層の層厚を規制するための現像剤層厚規制部材;を有す
る現像装置を用い、正帯電性現像剤を現像剤担持体表面
と摩擦帯電させて正帯電性現像剤に正の摩擦電荷を付与
し、この正の摩擦電荷が付与された正帯電性現像剤によ
り上記静電潜像を現像するように構成され、 且つ、上記現像剤担持体が、少なくとも基体及び該基体
表面に樹脂組成物によって形成された樹脂被覆層を有
し、且つ、上記樹脂組成物が、ウレタン樹脂、導電
性物質、及び鉄粉に対して正帯電性の第4級アンモニ
ウム塩化合物を少なくとも含有して構成されていること
を特徴とする画像形成方法。 - 【請求項63】 第4級アンモニウム塩化合物が、下記
一般式(A)で示される化合物を有する請求項62に記
載の画像形成方法。 【化4】 (上記式中のR1、R2、R3及びR4は、夫々、置換基を
有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよ
いアリール基、置換基を有していてもよいアルアルキル
基のいずれかを表わし、R1〜R4は、夫々同一であって
も或いは異なっていてもよく、X−は、陰イオンを表わ
す。) - 【請求項64】 一般式(A)中の陰イオンが、有機硫
酸イオン、有機スルホン酸イオン、有機リン酸イオン、
モリブデン酸イオン、タングステン酸イオン、モリブデ
ン原子を含むヘテロポリ酸イオン及びタングステン原子
を含むヘテロポリ酸イオンからなる群から選択されるい
ずれかである請求項63に記載の画像形成方法。 - 【請求項65】 樹脂被覆層が、第4級アンモニウム塩
化合物をウレタン樹脂100重量部に対して1乃至10
0重量部含有している請求項62乃至64のいずれか1
項に記載の画像形成方法。 - 【請求項66】 ウレタン樹脂が、ウレタン結合を含む
樹脂である請求項62乃至65のいずれか1項に記載の
画像形成方法。 - 【請求項67】 ウレタン結合が、ポリイソシアネート
とポリオールとの重付加反応によって得られる請求項6
6に記載の画像形成方法。 - 【請求項68】 樹脂被覆層が、0.1〜3.5の中心
線表面粗さRaを有している請求項62乃至67のいず
れか1項に記載の画像形成方法。 - 【請求項69】 正帯電性現像剤が、正帯電性トナーを
有している請求項62乃至68のいずれか1項に記載の
画像形成方法。 - 【請求項70】 正帯電性トナーが、磁性体をトナー重
量に対して15〜70重量%含有している請求項69に
記載の画像形成方法。 - 【請求項71】 正帯電性トナーが、離型剤を含有して
いる請求項69に記載の画像形成方法。 - 【請求項72】 正帯電性トナーが、正荷電制御剤を含
有している請求項69に記載の画像形成方法。 - 【請求項73】 正帯電性現像剤が、正帯電性トナー及
び該正帯電性トナーに外添されている無機微粉末を有し
ている請求項69に記載の画像形成方法。 - 【請求項74】 正帯電性トナーが、重量平均粒径が3
〜12μm、4.0μm以下の粒子の含有量が30個数
%以下、12.7μm以上の粒子の含有量が12.0体
積%以下の粒度分布を有している請求項69乃至73の
いずれか1項に記載の画像形成方法。 - 【請求項75】 正帯電性トナーが、重量平均粒径が5
〜10μm、4.0μm以下の粒子の含有量が5〜20
個数%、12.7μm以上の粒子の含有量が10.0体
積%以下の粒度分布を有している請求項69乃至73の
いずれか1項に記載の画像形成方法。 - 【請求項76】 正帯電性現像剤が、正帯電性磁性トナ
ーを有する磁性一成分系現像剤である請求項62に記載
の画像形成方法。 - 【請求項77】 正帯電性現像剤が、正帯電性非磁性ト
ナーを有する非磁性一成分系現像剤である請求項62に
記載の画像形成方法。 - 【請求項78】 正帯電性現像剤が、正帯電性非磁性ト
ナー及びキャリアを有する二成分系現像剤である請求項
62に記載の画像形成方法。 - 【請求項79】 現像剤担持体上に形成される正帯電性
現像剤の層厚は、現像領域における現像剤担持体の表面
と潜像担持体の表面との最小間隙よりも薄い請求項62
乃至78のいずれか1項に記載の画像形成方法。 - 【請求項80】 現像装置が、該現像剤担持体にバイア
ス電圧を印加するための電源を有している請求項62乃
至79のいずれか1項に記載の画像形成方法。 - 【請求項81】 バイアス電圧が、直流電圧成分が重畳
された交番バイアス電圧を有する請求項80に記載の画
像形成方法。 - 【請求項82】 潜像担持体が、電子写真用感光体を有
している請求項62乃至81のいずれか1項に記載の画
像形成方法。
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| JP35035297 | 1997-12-19 | ||
| JP36339798A JP3997016B2 (ja) | 1997-12-19 | 1998-12-21 | 現像剤担持体、現像装置、装置ユニット及び画像形成方法 |
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| US7727619B2 (en) | 2003-10-31 | 2010-06-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Developer carrying member and developing apparatus |
| WO2020184312A1 (ja) * | 2019-03-08 | 2020-09-17 | キヤノン株式会社 | 現像剤担持体、プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置 |
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