JPH11249655A - 電子楽器の効果付与機能制御用の操作機構 - Google Patents
電子楽器の効果付与機能制御用の操作機構Info
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- JPH11249655A JPH11249655A JP10055227A JP5522798A JPH11249655A JP H11249655 A JPH11249655 A JP H11249655A JP 10055227 A JP10055227 A JP 10055227A JP 5522798 A JP5522798 A JP 5522798A JP H11249655 A JPH11249655 A JP H11249655A
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- musical instrument
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- effect imparting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベンダー操作等の第1の操作とモジュレーシ
ョン操作等の第2の操作を、1本の指だけでも同時に行
うことができる電子楽器の効果付与機能制御用の操作機
構を提供すること。 【解決手段】 多機能操作ホイール14は、回動式の可
変抵抗器20と、可変抵抗器20の回動軸20aに固定
されるホイール本体22と、ホイール本体22の外周面
に固着された面状感圧抵抗体24とによって構成され、
面状感圧抵抗体24の外周面側には、ゴム製のパッド2
6が貼り付けられている。演奏者によって回動操作され
た際には、回動操作量に応じて、可変抵抗器20の電気
抵抗値が変化する。演奏者によって押圧操作された際に
は、押圧力が大きくなるほど、面状感圧抵抗体24の電
気抵抗値が低下する。これら2つの電気抵抗値をパラメ
ータとして、電子楽器の第1,第2の効果付与機能を制
御することができる。
ョン操作等の第2の操作を、1本の指だけでも同時に行
うことができる電子楽器の効果付与機能制御用の操作機
構を提供すること。 【解決手段】 多機能操作ホイール14は、回動式の可
変抵抗器20と、可変抵抗器20の回動軸20aに固定
されるホイール本体22と、ホイール本体22の外周面
に固着された面状感圧抵抗体24とによって構成され、
面状感圧抵抗体24の外周面側には、ゴム製のパッド2
6が貼り付けられている。演奏者によって回動操作され
た際には、回動操作量に応じて、可変抵抗器20の電気
抵抗値が変化する。演奏者によって押圧操作された際に
は、押圧力が大きくなるほど、面状感圧抵抗体24の電
気抵抗値が低下する。これら2つの電気抵抗値をパラメ
ータとして、電子楽器の第1,第2の効果付与機能を制
御することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、演奏者が片手で操
作可能で、電子楽器の演奏音に効果を付与する際に操作
される電子楽器の効果付与機能制御用の操作機構に関す
る。
作可能で、電子楽器の演奏音に効果を付与する際に操作
される電子楽器の効果付与機能制御用の操作機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子鍵盤楽器の中には、図4
に示すような、ベンダーホイール90やモジュレーショ
ンホイール92を備えたものがある。ベンダーホイール
90は、楽音の高さを変更する効果を楽音に付与する機
能を手動制御するためのものであり、操作量に応じて1
音程度の範囲内で無段階に楽音の高さを変更できるた
め、楽音を意図的に上下に揺らすように変化させる効果
を付与することができる。また、モジュレーションホイ
ール92は、ビブラートなどの効果を楽音に対して付与
する機能を手動制御するものであり、操作量に応じて効
果付与レベルを変更することができる。
に示すような、ベンダーホイール90やモジュレーショ
ンホイール92を備えたものがある。ベンダーホイール
90は、楽音の高さを変更する効果を楽音に付与する機
能を手動制御するためのものであり、操作量に応じて1
音程度の範囲内で無段階に楽音の高さを変更できるた
め、楽音を意図的に上下に揺らすように変化させる効果
を付与することができる。また、モジュレーションホイ
ール92は、ビブラートなどの効果を楽音に対して付与
する機能を手動制御するものであり、操作量に応じて効
果付与レベルを変更することができる。
【0003】また、これらベンダーホイール90および
モジュレーションホイール92は、より複雑に変化する
効果を楽音に対して付与する際に、同時に操作される場
合がある。そのため、多くの場合、ベンダーホイール9
0およびモジュレーションホイール92は、電子鍵盤楽
器の左端付近の上面側に並べて配置され、演奏者が右手
で鍵盤94を操作している最中でも、ベンダーホイール
90およびモジュレーションホイール92の双方を、左
手で同時に操作できるようになっている。
モジュレーションホイール92は、より複雑に変化する
効果を楽音に対して付与する際に、同時に操作される場
合がある。そのため、多くの場合、ベンダーホイール9
0およびモジュレーションホイール92は、電子鍵盤楽
器の左端付近の上面側に並べて配置され、演奏者が右手
で鍵盤94を操作している最中でも、ベンダーホイール
90およびモジュレーションホイール92の双方を、左
手で同時に操作できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ベンダ
ーホイール90およびモジュレーションホイール92
は、双方を同時に操作する場合に、2本の指を使って操
作する必要があるため、多くの演奏者は、中指を使って
ベンダーホイール90を操作するとともに、人さし指を
使ってモジュレーションホイール92を操作している。
ーホイール90およびモジュレーションホイール92
は、双方を同時に操作する場合に、2本の指を使って操
作する必要があるため、多くの演奏者は、中指を使って
ベンダーホイール90を操作するとともに、人さし指を
使ってモジュレーションホイール92を操作している。
【0005】しかし、このように中指と人さし指を使っ
てベンダーホイール90およびモジュレーションホイー
ル92を同時に操作することは、必ずしも容易ではなか
ったため、より簡単に操作できるような操作機構が望ま
れていた。本発明は、上記要望に応えるためになされた
ものであり、その目的は、ベンダー操作等の第1の操作
とモジュレーション操作等の第2の操作を、1本の指だ
けでも同時に行うことができる電子楽器の効果付与機能
制御用の操作機構を提供することにある。
てベンダーホイール90およびモジュレーションホイー
ル92を同時に操作することは、必ずしも容易ではなか
ったため、より簡単に操作できるような操作機構が望ま
れていた。本発明は、上記要望に応えるためになされた
ものであり、その目的は、ベンダー操作等の第1の操作
とモジュレーション操作等の第2の操作を、1本の指だ
けでも同時に行うことができる電子楽器の効果付与機能
制御用の操作機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段、および発明の効果】上述
の目的を達成するために、上記請求項1に記載の電子楽
器の効果付与機能制御用の操作機構は、演奏者によって
操作された際に、その操作量に応じた信号を出力可能
で、当該信号に基づいて電子楽器の効果付与機能が制御
される電子楽器の効果付与機能制御用の操作機構におい
て、回動操作またはスライド操作可能な可動部と、該可
動部の位置に応じた信号を出力可能な第1信号出力部
と、前記可動部に対して加えられた押圧力に応じた信号
を出力する第2信号出力部とを備えたことを特徴とす
る。
の目的を達成するために、上記請求項1に記載の電子楽
器の効果付与機能制御用の操作機構は、演奏者によって
操作された際に、その操作量に応じた信号を出力可能
で、当該信号に基づいて電子楽器の効果付与機能が制御
される電子楽器の効果付与機能制御用の操作機構におい
て、回動操作またはスライド操作可能な可動部と、該可
動部の位置に応じた信号を出力可能な第1信号出力部
と、前記可動部に対して加えられた押圧力に応じた信号
を出力する第2信号出力部とを備えたことを特徴とす
る。
【0007】この操作機構によれば、可動部を回動操作
またはスライド操作すると、可動部の位置に応じた信号
が第1信号出力部から出力されるので、この信号をパラ
メータとして電子楽器が備える第1の効果付与機能を制
御することができる。また、上記可動部を押圧操作する
と、押圧力に応じた信号が第2信号出力部から出力され
るので、この信号をパラメータとして電子楽器が備える
第2の効果付与機能を制御することができる。
またはスライド操作すると、可動部の位置に応じた信号
が第1信号出力部から出力されるので、この信号をパラ
メータとして電子楽器が備える第1の効果付与機能を制
御することができる。また、上記可動部を押圧操作する
と、押圧力に応じた信号が第2信号出力部から出力され
るので、この信号をパラメータとして電子楽器が備える
第2の効果付与機能を制御することができる。
【0008】したがって、この操作機構によれば、電子
楽器の第1,第2の効果付与機能を制御する操作を行う
に当たって、同じ指を使って操作を行うことができるよ
うになり、2本の指を使って2つの操作子を操作してい
た従来品に比べて、簡単に操作できるようになる。
楽器の第1,第2の効果付与機能を制御する操作を行う
に当たって、同じ指を使って操作を行うことができるよ
うになり、2本の指を使って2つの操作子を操作してい
た従来品に比べて、簡単に操作できるようになる。
【0009】ちなみに、上記請求項1に記載の操作機構
の場合、第1の効果付与機能だけを制御したい場合であ
っても、可動部を回動操作またはスライド操作した際
に、可動部を押圧操作してしまい、第2の効果付与機能
に何らかの影響を与えてしまう可能性がある。
の場合、第1の効果付与機能だけを制御したい場合であ
っても、可動部を回動操作またはスライド操作した際
に、可動部を押圧操作してしまい、第2の効果付与機能
に何らかの影響を与えてしまう可能性がある。
【0010】このような問題を防止するには、第2の効
果付与機能の制御を行うか否かを、別のスイッチ等によ
り選択的に設定できるようにするとよい。こうすれば、
回動操作またはスライド操作時に不要な押圧操作を行っ
たとしても、押圧操作は無視され、第2の効果付与機能
に影響を与えることなく、第1の効果付与機能を制御で
きる。その逆に、回動操作またはスライド操作を無視す
る設定にできれば、第1の効果付与機能の制御を行うこ
となく、第2の効果付与機能だけを制御することもでき
る。
果付与機能の制御を行うか否かを、別のスイッチ等によ
り選択的に設定できるようにするとよい。こうすれば、
回動操作またはスライド操作時に不要な押圧操作を行っ
たとしても、押圧操作は無視され、第2の効果付与機能
に影響を与えることなく、第1の効果付与機能を制御で
きる。その逆に、回動操作またはスライド操作を無視す
る設定にできれば、第1の効果付与機能の制御を行うこ
となく、第2の効果付与機能だけを制御することもでき
る。
【0011】また、ある押圧力をしきい値とし、そのし
きい値以下の押圧力を無視するように構成してもよい。
この場合、可動部に軽く触れて(しきい値以下の押圧力
しか作用しない状態で)可動部を回動操作またはスライ
ド操作すれば、第2の効果付与機能に影響を与えること
なく、第1の効果付与機能を制御できる。また同様に、
回動操作またはスライド操作についても、微少な変位を
無視するように構成してもよい。この場合、押圧操作時
に可動部が多少がたついたとしても、第1の効果付与機
能に影響を与えることなく、第2の効果付与機能を制御
できる。
きい値以下の押圧力を無視するように構成してもよい。
この場合、可動部に軽く触れて(しきい値以下の押圧力
しか作用しない状態で)可動部を回動操作またはスライ
ド操作すれば、第2の効果付与機能に影響を与えること
なく、第1の効果付与機能を制御できる。また同様に、
回動操作またはスライド操作についても、微少な変位を
無視するように構成してもよい。この場合、押圧操作時
に可動部が多少がたついたとしても、第1の効果付与機
能に影響を与えることなく、第2の効果付与機能を制御
できる。
【0012】次に、上記請求項2に記載の電子楽器の効
果付与機能制御用の操作機構は、前記第2信号出力部
が、加えられた押圧力に応じて端子間の電気抵抗が変化
する面状感圧抵抗体によって構成されていることを特徴
とする。
果付与機能制御用の操作機構は、前記第2信号出力部
が、加えられた押圧力に応じて端子間の電気抵抗が変化
する面状感圧抵抗体によって構成されていることを特徴
とする。
【0013】この操作機構において採用した面状感圧抵
抗体は、原理的には、面状体の内部に無数の接点があっ
て面状体に押圧力を加えると、より多くの接点が閉じら
れて電気抵抗が低下するようなものである。より具体的
には、例えば、導電性フィラーをゴム状基材に分散させ
て導電性弾性材料とし、その導電性弾性材料を面状に形
成し、その面状体の表面に正負両極となる端子を形成し
た構造のものなどを考えることができる。この場合、上
記正負両極となる端子は、上記導電性弾性材料を介して
電気的に接続されていて、正負両極となる端子間にはあ
る電気抵抗値が現れるが、面状の導電性弾性材料部分に
押圧力が作用すると、導電性弾性材料中のゴム状基材が
圧縮され、導電性フィラーの接触していなかった部分同
士が接触し、その結果、電流の通過可能経路が増大し
て、端子間の電気抵抗が低下する。すなわち、微視的に
見ると、ゴム状基材中に分散させてある導電性フィラー
が、常時は開いていて押圧されると閉じられる無数の接
点を形成しており、押圧力が増大するにつれて閉じられ
る接点の数が増大し、電気抵抗が低下するのである。
抗体は、原理的には、面状体の内部に無数の接点があっ
て面状体に押圧力を加えると、より多くの接点が閉じら
れて電気抵抗が低下するようなものである。より具体的
には、例えば、導電性フィラーをゴム状基材に分散させ
て導電性弾性材料とし、その導電性弾性材料を面状に形
成し、その面状体の表面に正負両極となる端子を形成し
た構造のものなどを考えることができる。この場合、上
記正負両極となる端子は、上記導電性弾性材料を介して
電気的に接続されていて、正負両極となる端子間にはあ
る電気抵抗値が現れるが、面状の導電性弾性材料部分に
押圧力が作用すると、導電性弾性材料中のゴム状基材が
圧縮され、導電性フィラーの接触していなかった部分同
士が接触し、その結果、電流の通過可能経路が増大し
て、端子間の電気抵抗が低下する。すなわち、微視的に
見ると、ゴム状基材中に分散させてある導電性フィラー
が、常時は開いていて押圧されると閉じられる無数の接
点を形成しており、押圧力が増大するにつれて閉じられ
る接点の数が増大し、電気抵抗が低下するのである。
【0014】このように構成された電子楽器の効果付与
機能制御用の操作機構によれば、第2信号出力部が、上
述のような面状感圧抵抗体によって構成されているの
で、第2信号出力部をきわめて薄く構成することができ
る。したがって、第2信号出力部として大がかりな圧力
検出装置を使わなくてもよいので、操作機構の構造がコ
ンパクトなものになる。
機能制御用の操作機構によれば、第2信号出力部が、上
述のような面状感圧抵抗体によって構成されているの
で、第2信号出力部をきわめて薄く構成することができ
る。したがって、第2信号出力部として大がかりな圧力
検出装置を使わなくてもよいので、操作機構の構造がコ
ンパクトなものになる。
【0015】次に、上記請求項3に記載の電子楽器の効
果付与機能制御用の操作機構は、前記可動部の表面の
内、演奏者によって押圧操作される部分に、前記面状感
圧抵抗体が固着されていることを特徴とする。
果付与機能制御用の操作機構は、前記可動部の表面の
内、演奏者によって押圧操作される部分に、前記面状感
圧抵抗体が固着されていることを特徴とする。
【0016】この操作機構によれば、面状感圧抵抗体
が、演奏者によって押圧操作される部分に固着されてい
るので、演奏者が指に感じる押圧力と面状感圧抵抗体で
検知する押圧力は、可動部の変位によらず常に一致す
る。したがって、この面状感圧抵抗体の抵抗値をパラメ
ータとして電子楽器の効果付与機能を制御すれば、演奏
者が意図した通りの制御がなされるようになる。
が、演奏者によって押圧操作される部分に固着されてい
るので、演奏者が指に感じる押圧力と面状感圧抵抗体で
検知する押圧力は、可動部の変位によらず常に一致す
る。したがって、この面状感圧抵抗体の抵抗値をパラメ
ータとして電子楽器の効果付与機能を制御すれば、演奏
者が意図した通りの制御がなされるようになる。
【0017】ちなみに、上記請求項3に記載のものとは
異なる構造として、演奏者によって押圧操作される部分
以外の部分に、前記面状感圧抵抗体が固着されているも
の、例えば、上記可動部が押圧操作された時に、当該可
動部を介して面状感圧抵抗体に押圧力が伝達されるよう
な構造となっているものを考え得る。
異なる構造として、演奏者によって押圧操作される部分
以外の部分に、前記面状感圧抵抗体が固着されているも
の、例えば、上記可動部が押圧操作された時に、当該可
動部を介して面状感圧抵抗体に押圧力が伝達されるよう
な構造となっているものを考え得る。
【0018】但し、このような構造にすると、可動部が
回動操作ないしスライド操作された際に、押圧操作時の
支点(可動部の支持位置)、力点(演奏者が可動部を押
圧する位置)、作用点(可動部が面状感圧抵抗体を押圧
する位置)の位置関係が変わってしまう可能性があり、
その場合、演奏者が押圧力を変化させずに回動操作ない
しスライド操作だけを行っているにもかかわらず、面状
感圧抵抗体によって押圧力の変化が検出されてしまい、
その結果、第2の効果付与機能に対する予期しない不要
な制御がなされてしまう恐れがある。もちろん、上記3
点の位置関係が変わらないように各部の設計を工夫す
る、あるいは、上記3点の位置関係の変化に応じて押圧
力の検出値を補正する、といった対処も可能ではある
が、上記請求項3に記載の如く構成する方が、より単純
な構成で必要な対処を行うことができる。
回動操作ないしスライド操作された際に、押圧操作時の
支点(可動部の支持位置)、力点(演奏者が可動部を押
圧する位置)、作用点(可動部が面状感圧抵抗体を押圧
する位置)の位置関係が変わってしまう可能性があり、
その場合、演奏者が押圧力を変化させずに回動操作ない
しスライド操作だけを行っているにもかかわらず、面状
感圧抵抗体によって押圧力の変化が検出されてしまい、
その結果、第2の効果付与機能に対する予期しない不要
な制御がなされてしまう恐れがある。もちろん、上記3
点の位置関係が変わらないように各部の設計を工夫す
る、あるいは、上記3点の位置関係の変化に応じて押圧
力の検出値を補正する、といった対処も可能ではある
が、上記請求項3に記載の如く構成する方が、より単純
な構成で必要な対処を行うことができる。
【0019】なお、上記請求項3に記載の操作機構にお
いて、面状感圧抵抗体の表面には、面状感圧抵抗体以外
の部材を備えていてもよい。具体的には、面状感圧抵抗
体の表面を保護するための保護部材など、機能的に必要
な部材を配設することは任意である。また、意匠的な観
点から何らかの部材を付加することも可能である。これ
らの部材は、面状感圧抵抗体に固定されて面状感圧抵抗
体との位置関係は不変となるものなので、こうした部材
を加えることにより、第2の効果付与機能に対する予期
しない不要な制御がなされてしまう恐れはない。
いて、面状感圧抵抗体の表面には、面状感圧抵抗体以外
の部材を備えていてもよい。具体的には、面状感圧抵抗
体の表面を保護するための保護部材など、機能的に必要
な部材を配設することは任意である。また、意匠的な観
点から何らかの部材を付加することも可能である。これ
らの部材は、面状感圧抵抗体に固定されて面状感圧抵抗
体との位置関係は不変となるものなので、こうした部材
を加えることにより、第2の効果付与機能に対する予期
しない不要な制御がなされてしまう恐れはない。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
一例を挙げて説明する。実施形態として説明する電子鍵
盤楽器は、図1に示すように、ケースの上部左端付近に
左腕木部12が形成され、この左腕木部12の上面側に
形成された開口12aから、本発明の操作機構に相当す
る多機能操作ホイール14の一部が突出し、この多機能
操作ホイール14を演奏者が回動操作できるように構成
されている。
一例を挙げて説明する。実施形態として説明する電子鍵
盤楽器は、図1に示すように、ケースの上部左端付近に
左腕木部12が形成され、この左腕木部12の上面側に
形成された開口12aから、本発明の操作機構に相当す
る多機能操作ホイール14の一部が突出し、この多機能
操作ホイール14を演奏者が回動操作できるように構成
されている。
【0021】多機能操作ホイール14は、図2に示すよ
うに、回動式の可変抵抗器20と、可変抵抗器20の回
動軸20aに固定されるホイール本体22と、ホイール
本体22の外周面に固着された面状感圧抵抗体24とに
よって構成されたもので、さらに、面状感圧抵抗体24
の外周面側には、面状感圧抵抗体24の保護、滑り止
め、および感触・意匠の向上のため、ゴム製のパッド2
6が貼り付けられている。
うに、回動式の可変抵抗器20と、可変抵抗器20の回
動軸20aに固定されるホイール本体22と、ホイール
本体22の外周面に固着された面状感圧抵抗体24とに
よって構成されたもので、さらに、面状感圧抵抗体24
の外周面側には、面状感圧抵抗体24の保護、滑り止
め、および感触・意匠の向上のため、ゴム製のパッド2
6が貼り付けられている。
【0022】可変抵抗器20は、本発明の操作機構にお
ける第1信号出力部に相当するもので、外周にねじ溝が
形成された螺合部20bを有し、この螺合部20bの内
側を上記回動軸20aが貫通している。螺合部20b
は、ブラケット30の穴30aに通され、その状態のま
まナット32と螺合し、可変抵抗器20とナット32と
でブラケット30を挟み込むことにより、可変抵抗器2
0がブラケット30に対して固定されている。ブラケッ
ト30は、上述の左腕木部12の内部において左腕木部
12に固定されるため、可変抵抗器20は、ブラケット
30を介して左腕木部12に固定されることになる。
ける第1信号出力部に相当するもので、外周にねじ溝が
形成された螺合部20bを有し、この螺合部20bの内
側を上記回動軸20aが貫通している。螺合部20b
は、ブラケット30の穴30aに通され、その状態のま
まナット32と螺合し、可変抵抗器20とナット32と
でブラケット30を挟み込むことにより、可変抵抗器2
0がブラケット30に対して固定されている。ブラケッ
ト30は、上述の左腕木部12の内部において左腕木部
12に固定されるため、可変抵抗器20は、ブラケット
30を介して左腕木部12に固定されることになる。
【0023】ホイール本体22は、本発明の操作機構に
おける可動部に相当するもので、上記可変抵抗器20の
回動軸20aを穴22aへ嵌め込んで、回動軸20aに
対して固定され、これにより、図3に両端矢印で示した
ような両方向へ回動可能に支持された状態にある。
おける可動部に相当するもので、上記可変抵抗器20の
回動軸20aを穴22aへ嵌め込んで、回動軸20aに
対して固定され、これにより、図3に両端矢印で示した
ような両方向へ回動可能に支持された状態にある。
【0024】面状感圧抵抗体24は、本発明の操作機構
における第2信号出力部に相当するもので、ホイール本
体22に対して両面テープを使って固着されている。こ
の面状感圧抵抗体24は、図3に示すように、第1の絶
縁性フィルム40の表面に、一対の櫛歯状導電体41,
42を形成する一方、第2の絶縁性フィルム44の表面
に、感圧導電性ポリマー層46を形成し、櫛歯状導電体
41,42と感圧導電性ポリマー層46とが接触するよ
うに重ねた構造のものである。
における第2信号出力部に相当するもので、ホイール本
体22に対して両面テープを使って固着されている。こ
の面状感圧抵抗体24は、図3に示すように、第1の絶
縁性フィルム40の表面に、一対の櫛歯状導電体41,
42を形成する一方、第2の絶縁性フィルム44の表面
に、感圧導電性ポリマー層46を形成し、櫛歯状導電体
41,42と感圧導電性ポリマー層46とが接触するよ
うに重ねた構造のものである。
【0025】感圧導電性ポリマー層46は、ゴム状の絶
縁性ポリマーを基材として導電性フィラーを添加した複
合材料で、圧力が加わっていない状態においては、きわ
めて高い電気抵抗値を示す一方、圧力が加わると感圧導
電性ポリマー層46内の導電性フィラーの接触点が多く
なって電気抵抗値が低下する。このような感圧導電性ポ
リマー層46を介して、櫛歯状導電体41,42は電気
的に接続されている。
縁性ポリマーを基材として導電性フィラーを添加した複
合材料で、圧力が加わっていない状態においては、きわ
めて高い電気抵抗値を示す一方、圧力が加わると感圧導
電性ポリマー層46内の導電性フィラーの接触点が多く
なって電気抵抗値が低下する。このような感圧導電性ポ
リマー層46を介して、櫛歯状導電体41,42は電気
的に接続されている。
【0026】以上のように構成された多機能操作ホイー
ル14は、演奏者によって回動操作された際に、可変抵
抗器20の回動軸20aが回動し、可変抵抗器20の電
気抵抗値が変化する。そのため、この抵抗値の変化に基
づいて多機能操作ホイール14が受けた回動操作量を検
出することができ、この回動操作量に応じた楽音制御を
実現することができる。具体的には、電子鍵盤楽器に内
蔵された制御部は、上記抵抗値の変化から、多機能操作
ホイール14が回動操作されたことを検出し、例えば、
その操作量に応じて楽音の高さを変更する制御(すなわ
ち、従来の電子楽器におけるベンダーホイールを操作し
た場合と同様の制御)を行う。
ル14は、演奏者によって回動操作された際に、可変抵
抗器20の回動軸20aが回動し、可変抵抗器20の電
気抵抗値が変化する。そのため、この抵抗値の変化に基
づいて多機能操作ホイール14が受けた回動操作量を検
出することができ、この回動操作量に応じた楽音制御を
実現することができる。具体的には、電子鍵盤楽器に内
蔵された制御部は、上記抵抗値の変化から、多機能操作
ホイール14が回動操作されたことを検出し、例えば、
その操作量に応じて楽音の高さを変更する制御(すなわ
ち、従来の電子楽器におけるベンダーホイールを操作し
た場合と同様の制御)を行う。
【0027】一方、上記多機能操作ホイール14は、演
奏者によって押圧操作された際に、押圧力が大きくなる
ほど、面状感圧抵抗体24の感圧導電性ポリマー層46
の電気抵抗値が低下し、その結果、面状感圧抵抗体24
の櫛歯状導電体41,42間に現れる電気抵抗値が小さ
くなる。そのため、この抵抗値の変化に基づいて多機能
操作ホイール14が受けた押圧力を検出することがで
き、この押圧力に応じた楽音制御を実現することができ
る。具体的には、電子鍵盤楽器に内蔵された制御部は、
上記抵抗値の変化から、多機能操作ホイール14が押圧
操作されたことを検出し、例えば、その押圧力に応じて
楽音に付与されるモジュレーションの程度を変更する制
御を行う。
奏者によって押圧操作された際に、押圧力が大きくなる
ほど、面状感圧抵抗体24の感圧導電性ポリマー層46
の電気抵抗値が低下し、その結果、面状感圧抵抗体24
の櫛歯状導電体41,42間に現れる電気抵抗値が小さ
くなる。そのため、この抵抗値の変化に基づいて多機能
操作ホイール14が受けた押圧力を検出することがで
き、この押圧力に応じた楽音制御を実現することができ
る。具体的には、電子鍵盤楽器に内蔵された制御部は、
上記抵抗値の変化から、多機能操作ホイール14が押圧
操作されたことを検出し、例えば、その押圧力に応じて
楽音に付与されるモジュレーションの程度を変更する制
御を行う。
【0028】したがって、この多機能操作ホイール14
によれば、ベンダー操作等の第1の操作とモジュレーシ
ョン操作等の第2の操作を、1本の指だけでも同時に行
うことができる。なお、このように構成された電子鍵盤
楽器において、多機能操作ホイール14で検出される押
圧力と、モジュレーションの程度との関係は、いくつか
のパターンを可変設定できると望ましい。
によれば、ベンダー操作等の第1の操作とモジュレーシ
ョン操作等の第2の操作を、1本の指だけでも同時に行
うことができる。なお、このように構成された電子鍵盤
楽器において、多機能操作ホイール14で検出される押
圧力と、モジュレーションの程度との関係は、いくつか
のパターンを可変設定できると望ましい。
【0029】例えば、押圧力が弱い範囲ほど押圧力が増
加した時のモジュレーションの程度の増加率が大きい第
1のパターン、押圧力の大小によらず押圧力が増加した
時のモジュレーションの程度の増加率が一定となる第2
のパターン、押圧力が強い範囲ほど押圧力が増加した時
のモジュレーションの程度の増加率が大きい第3のパタ
ーンなどを選択的に設定できるようにする。こうすれ
ば、標準状態である第2のパターンの他に、指先の力が
弱い演奏者は、第1のパターンを選ぶことができ、これ
により、軽い力で触れても所期の効果を得ることができ
るようになる。一方、指先の力が強い演奏者は、第3の
パターンを選ぶことができ、これにより、軽く触れたつ
もりなのに予期しない大きな変化が起きることを防止で
きる。
加した時のモジュレーションの程度の増加率が大きい第
1のパターン、押圧力の大小によらず押圧力が増加した
時のモジュレーションの程度の増加率が一定となる第2
のパターン、押圧力が強い範囲ほど押圧力が増加した時
のモジュレーションの程度の増加率が大きい第3のパタ
ーンなどを選択的に設定できるようにする。こうすれ
ば、標準状態である第2のパターンの他に、指先の力が
弱い演奏者は、第1のパターンを選ぶことができ、これ
により、軽い力で触れても所期の効果を得ることができ
るようになる。一方、指先の力が強い演奏者は、第3の
パターンを選ぶことができ、これにより、軽く触れたつ
もりなのに予期しない大きな変化が起きることを防止で
きる。
【0030】また、僅かな押圧力でもモジュレーション
操作と認識されると、ベンダー操作だけを行い、モジュ
レーション操作が不要な場合にも、モジュレーション操
作が行われたと判断されてしまう可能性もあるので、例
えば、ある程度の弱い押圧力をしきい値とし、そのしき
い値以上の押圧力をモジュレーション操作と認識するよ
うなパターンを設定すれば、多機能操作ホイール14に
僅かな押圧力が加わる程度では、モジュレーション操作
と認識されないようになる。
操作と認識されると、ベンダー操作だけを行い、モジュ
レーション操作が不要な場合にも、モジュレーション操
作が行われたと判断されてしまう可能性もあるので、例
えば、ある程度の弱い押圧力をしきい値とし、そのしき
い値以上の押圧力をモジュレーション操作と認識するよ
うなパターンを設定すれば、多機能操作ホイール14に
僅かな押圧力が加わる程度では、モジュレーション操作
と認識されないようになる。
【0031】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明の実施形態については上記のもの以外にも種
々の具体的形態が考えられる。例えば、上記説明では、
多機能操作ホイール14の操作が、ベンダー操作、およ
びモジュレーション操作として認識される場合の例を示
したが、パンポット操作、フィルター変化など、さらに
他の効果を制御するための操作機構としてもよく、効果
付与機能の種類をどのように割り当てるか、あるいはど
のように組み合わせるかについては、特に限定されな
い。どのような効果付与機能が制御されるかを、スイッ
チ等で選択的に設定できるようにしておいてもよい。
が、本発明の実施形態については上記のもの以外にも種
々の具体的形態が考えられる。例えば、上記説明では、
多機能操作ホイール14の操作が、ベンダー操作、およ
びモジュレーション操作として認識される場合の例を示
したが、パンポット操作、フィルター変化など、さらに
他の効果を制御するための操作機構としてもよく、効果
付与機能の種類をどのように割り当てるか、あるいはど
のように組み合わせるかについては、特に限定されな
い。どのような効果付与機能が制御されるかを、スイッ
チ等で選択的に設定できるようにしておいてもよい。
【図1】 実施形態として示した操作機構を採用した電
子鍵盤楽器の部分斜視図である。
子鍵盤楽器の部分斜視図である。
【図2】 多機能操作ホイールの分解斜視図である。
【図3】 面状感圧抵抗体を部分的に分解して示す斜視
図である。
図である。
【図4】 従来の操作機構を採用した電子鍵盤楽器の部
分斜視図である。
分斜視図である。
12・・・左腕木部、12a・・・開口、14・・・多
機能操作ホイール、20・・・可変抵抗器、20a・・
・回動軸、20b・・・螺合部、22・・・ホイール本
体、24・・・面状感圧抵抗体、26・・・パッド、3
0・・・ブラケット、32・・・ナット、40,44・
・・絶縁性フィルム、41,42・・・櫛歯状導電体、
46・・・感圧導電性ポリマー層。
機能操作ホイール、20・・・可変抵抗器、20a・・
・回動軸、20b・・・螺合部、22・・・ホイール本
体、24・・・面状感圧抵抗体、26・・・パッド、3
0・・・ブラケット、32・・・ナット、40,44・
・・絶縁性フィルム、41,42・・・櫛歯状導電体、
46・・・感圧導電性ポリマー層。
Claims (3)
- 【請求項1】 演奏者によって操作された際に、その操
作量に応じた信号を出力可能で、当該信号に基づいて電
子楽器の効果付与機能が制御される電子楽器の効果付与
機能制御用の操作機構において、 回動操作またはスライド操作可能な可動部と、 該可動部の位置に応じた信号を出力可能な第1信号出力
部と、 前記可動部に対して加えられた押圧力に応じた信号を出
力する第2信号出力部とを備えたことを特徴とする電子
楽器の効果付与機能制御用の操作機構。 - 【請求項2】 請求項1に記載の電子楽器の効果付与機
能制御用の操作機構において、前記第2信号出力部が、
加えられた押圧力に応じて端子間の電気抵抗が変化する
面状感圧抵抗体によって構成されていることを特徴とす
る電子楽器の効果付与機能制御用の操作機構。 - 【請求項3】 請求項2に記載の電子楽器の効果付与機
能制御用の操作機構において、 前記可動部の表面の内、演奏者によって押圧操作される
部分に、前記面状感圧抵抗体が固着されていることを特
徴とする電子楽器の効果付与機能制御用の操作機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10055227A JPH11249655A (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | 電子楽器の効果付与機能制御用の操作機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10055227A JPH11249655A (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | 電子楽器の効果付与機能制御用の操作機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11249655A true JPH11249655A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=12992731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10055227A Pending JPH11249655A (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | 電子楽器の効果付与機能制御用の操作機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11249655A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103050313A (zh) * | 2011-10-13 | 2013-04-17 | 卡西欧计算机株式会社 | 开关装置及电子乐器 |
| JP2018040986A (ja) * | 2016-09-08 | 2018-03-15 | ヤマハ株式会社 | 電子音響装置およびその動作方法 |
-
1998
- 1998-03-06 JP JP10055227A patent/JPH11249655A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103050313A (zh) * | 2011-10-13 | 2013-04-17 | 卡西欧计算机株式会社 | 开关装置及电子乐器 |
| JP2018040986A (ja) * | 2016-09-08 | 2018-03-15 | ヤマハ株式会社 | 電子音響装置およびその動作方法 |
| WO2018047526A1 (ja) * | 2016-09-08 | 2018-03-15 | ヤマハ株式会社 | 電子音響装置およびその動作方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040402 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040420 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040824 |