JPH11249683A - 音声入力装置 - Google Patents

音声入力装置

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JPH11249683A
JPH11249683A JP10055486A JP5548698A JPH11249683A JP H11249683 A JPH11249683 A JP H11249683A JP 10055486 A JP10055486 A JP 10055486A JP 5548698 A JP5548698 A JP 5548698A JP H11249683 A JPH11249683 A JP H11249683A
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voice
specific word
input device
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JP10055486A
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Inventor
Manabu Toda
学 戸田
Yasushi Watanabe
靖 渡辺
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他人に聞かれうる状況下でパスワードを音声
入力しても、その他人にパスワードを特定されることな
く、また、パスワードを入力していることさえ気づかれ
ない入力が実現できる音声入力装置を提供する。 【解決手段】 音声入力装置は、パスワード入力のため
入力された一連の入力音声を認識し、音声データに変換
して出力する音声認識入力手段1と、パスワードとなる
一又は二以上の特定語を予め記憶する特定語記憶手段2
1と、音声認識入力手段1から出力された音声データの
なかに、特定語記憶手段21に記憶されている特定語が
含まれているか否かを検出し、これにより、一連の入力
音声のなかにパスワードが含まれているか否かを識別す
るパスワード識別手段2とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声入力装置に関
し、特に、音声入力によりパスワード入力が行われる音
声入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパスワード入力は、例えば、特開
平9−213061号公報や特開昭63−223794
号公報に開示されるように、テンキーやキーボードを使
用して暗証番号を入力する方式や、特開平7−3201
24号公報に開示されるように表示されたものからパス
ワードの要素を選択入力する方式等があった。
【0003】また、特開平8−84190号公報や特開
平8−223281号公報等に開示されるように、入力
した音声を分析し、声紋の一致を判定し、個人を特定す
ることで機器の使用許可等を与えるものがあり、声紋デ
ータの一致を検出しやすくするために特定の単語をユー
ザーに強制的に発声させるものもあった。
【0004】また、従来の音声認識技術を実用化したも
のとして、例えば、日本アイ・ビー・エム株式会社のVo
ice Type(商品名)がある。これは、音声テキスト変換
システムであって、パスワード機能は盛り込まれていな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】例えば、超小型の携帯
電話機の入力手段を考えた場合、人間の指で情報入力を
することが困難となってくる。そこで、音声入力装置を
使用して音声にて電話機へ情報入力(ダイヤル番号入力
等を含む)を行うことが必要となり、また、音声入力以
外の手段がない場合もあり得る。一方、携帯電話機は、
その性格上紛失する可能性があり、パスワード入力等で
その使用を制限することが、盗用に対する有効な対策と
なる。
【0006】キーボード等を用いた操作の煩わしさを解
消する意味で、音声入力による使用者の認識技術が考え
られる。前述の特開平8−84190号公報、特開平8
−223281号公報の例はこの例であるが、この例で
は声紋分析により、使用者個人を特定しており、使用者
のその時の体調や気分などにより、常に同じ声質で発声
させることが困難であることや、声質の似た人あるいは
「声まね」によって正規の使用者以外の人物が使用する
可能性を排除できないなどの問題が有る。
【0007】そこで、特定語をキーワードとして使用者
に記憶してもらい、使用者にキーワードそのものを発声
させて音声認識技術により認識を行う方法を考えた。
【0008】しかし、入力方法がキーパッド等を用いず
に音声を使用してパスワードを入力する場合、周囲にい
る他人にもパスワード入力音声が聞こえてしまい、パス
ワード自体の秘密保持の観点から問題が残る。
【0009】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、他人に聞かれうる状況下でパ
スワードを音声入力しても、その他人にパスワードを特
定されることなく、また、パスワードを入力しているこ
とさえ気づかれない入力が実現できる音声入力装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る音
声入力装置は、上記の課題を解決するために、パスワー
ド入力のため入力された一連の入力音声を認識し、音声
データに変換して出力する音声認識入力手段と、パスワ
ードとなる一又は二以上の特定語を予め記憶する特定語
記憶手段と、前記音声認識入力手段から出力された音声
データのなかに、前記特定語記憶手段に記憶されている
特定語が含まれているか否かを検出し、これにより、一
連の入力音声のなかにパスワードが含まれているか否か
を識別するパスワード識別手段とを備えることを特徴と
している。
【0011】上記の構成によれば、他人に聞かれうる状
況下でパスワードを音声入力しても、その他人にパスワ
ードを特定されることなく、また、パスワードを入力し
ていることさえ気づかれない入力が実現できる。
【0012】即ち、一連の入力音声の中に特定語が含ま
れていることを検出すると、パスワード入力が完了した
とするパスワード入力方式を採用しているので、傍聴者
は、どの言葉がパスワードであったかが特定できない
し、パスワードを入力していることさえ気づかない。
【0013】請求項2の発明に係る音声入力装置は、上
記の課題を解決するために、請求項1の構成において、
前記パスワード識別手段の動作を起動および/または終
了させるパスワード識別起動/終了手段を備えることを
特徴としている。
【0014】上記の構成によれば、傍聴者に対して、何
がパスワードであるかの判断を益々困難なものとするこ
とができる。パスワード入力に際して、パスワード識別
起動/終了手段により、これからパスワードを入力する
ことを知らしめるパスワード予告方式をとれば、一連の
入力音声のうち、機械にはパスワードの入力範囲が知ら
されるが、傍聴者はどの時点の言葉がパスワードであっ
たかはわからない。
【0015】請求項3の発明に係る音声入力装置は、上
記の課題を解決するために、請求項1または2の構成に
おいて、一連の入力音声または音声データを記録すると
共に、当該音声または音声データを再生する記録再生手
段を備え、前記パスワード識別手段は、再生した前記音
声または音声データにより、パスワード識別を行うこと
を特徴としている。
【0016】上記の構成によれば、パスワード入力時と
パスワード識別時をずらすことができるので、何がパス
ワードであるかの判断を益々困難なものとすることがで
きる。
【0017】請求項4の発明に係る音声入力装置は、上
記の課題を解決するために、請求項3の構成において、
再生中に、前記パスワード識別起動/終了手段により、
前記パスワード識別手段を起動および/または終了する
ことを特徴としている。
【0018】上記の構成によれば、傍聴者にとってパス
ワードの解読が益々困難なものとなる。特定語を含む音
声等の再生中に、ユーザーがパスワード入力状況を機械
に知らせ起動することにより、機械にはその語を入力さ
れたパスワードと認識できるが、傍聴者は再生音声を聞
くことができないので、ユーザーのパスワード入力状況
を機械に知らせる動作を観察しても、どの音声がパスワ
ードかは特定できない。
【0019】請求項5の発明に係る音声入力装置は、上
記の課題を解決するために、請求項3または4の構成に
おいて、入力し記録した音声または音声データにつき、
記録時から再生開始までの時間が予め固定され、または
任意に設定可能とされていることを特徴としている。
【0020】上記の構成によれば、時間が予め固定され
ていれば操作が簡便となる。また、入力し記録した音声
を再生開始するまでの時間を変更することで、傍聴者が
たとえパスワード入力音声を録音し、入力終了からの時
間的タイミングを計測してその録音と比較してもパスワ
ードの特定はできない。
【0021】請求項6の発明に係る音声入力装置は、上
記の課題を解決するために、請求項1ないし5のいずれ
かの構成において、前記特定語記憶手段に複数の特定語
が記憶され、前記パスワード識別手段は、前記音声認識
入力手段から出力された音声データのなかに、当該複数
の特定語の一部または全部が含まれていると検出するこ
とで、正しくパスワードが入力されたと識別することを
特徴としている。
【0022】上記の構成によれば、複数のパスワード対
象語をもち、その一部または全部に一致することでパス
ワードの入力がなされるようにすることで、何回傍聴さ
れても特定語の特定を困難にすることができる。
【0023】請求項7の発明に係る音声入力装置は、上
記の課題を解決するために、請求項6の構成において、
前記パスワード識別手段によって検出された、音声デー
タに含まれている特定語の種類に応じて、パスワード入
力後にアクセス可能な内容が異なることを特徴としてい
る。
【0024】上記の構成によれば、いずれの特定語を用
いるかによって、以後の動作を変えることができる。
【0025】請求項8の発明に係る音声入力装置は、上
記の課題を解決するために、請求項6の構成において、
複数のパスワードの入力順序を指定する特定語判別ルー
ル記憶手段を備え、前記パスワード識別手段は、入力さ
れる音声データに前記指定した順序関係がある場合にの
み、正しくパスワードが入力されたと識別することを特
徴としている。
【0026】上記の構成によれば、複数のパスワードの
入力順序に指定した関係がある場合にのみパスワード入
力完了とすることで、傍聴者はさらにパスワードの特定
が困難となる。
【0027】請求項9の発明に係る音声入力装置は、上
記の課題を解決するために、請求項2の構成において、
前記パスワード識別起動/終了手段を、音声入力にした
がって、起動および/または終了させるための起動/終
了特定語記憶手段を備えることを特徴としている。
【0028】上記の構成によれば、パスワード識別手段
も音声入力により起動される入力方式をとると、起動前
にパスワードを発声しても受けつけず、傍聴者を惑わせ
ることができる。
【0029】請求項10の発明に係る音声入力装置は、
上記の課題を解決するために、請求項2の構成におい
て、前記パスワード識別起動/終了手段により前記パス
ワード識別手段が起動した後、計時を行い、所定時間経
過後にパスワードの識別動作を終了させるための計時手
段を備えることを特徴としている。
【0030】上記の構成によれば、パスワード入力に許
容時間をもつパスワード入力方式をとることができ、傍
聴者が何度もパスワード入力を繰り返すことを防ぐこと
ができる。
【0031】請求項11の発明に係る音声入力装置は、
上記の課題を解決するために、請求項2の構成におい
て、前記パスワード識別起動/終了手段により前記パス
ワード識別手段が起動した後、入力単語数の計数を行
い、所定単語数が入力されるとパスワードの識別動作を
終了させるための計数手段を備えることを特徴としてい
る。
【0032】上記の構成によれば、パスワード入力に許
容単語数をもつパスワード入力方式をとることができ、
傍聴者が何度もパスワード入力を繰り返すことを防ぐこ
とができる。
【0033】請求項12の発明に係る音声入力装置は、
上記の課題を解決するために、請求項1ないし11のい
ずれかの構成において、入力または再生した音声データ
によって、前記特定語記憶手段および/または起動/終
了特定語記憶手段の内容を変更する特定語更新手段を備
えることを特徴としている。
【0034】上記の構成によれば、記憶される特定語を
変更できるので、パスワードの特定を益々困難なものに
することができる。
【0035】請求項13の発明に係る音声入力装置は、
上記の課題を解決するために、請求項1ないし11のい
ずれかの構成において、パスワード入力の際に、パスワ
ードとなる特定語の直後または数語後に入力した言葉に
よって、前記特定語記憶手段の内容を変更する特定語更
新手段を備えることを特徴としている。
【0036】上記の構成によれば、パスワードを入力時
にパスワードの後で発音した言葉が次回のパスワードと
なり、毎回パスワードが変更されるので、傍聴者にはパ
スワードの特定が益々困難なものになる。
【0037】請求項14の発明に係る音声入力装置は、
上記の課題を解決するために、請求項1ないし13のい
ずれかの構成において、パスワード入力の成否につい
て、一連の音声入力が終了した後に表示するパスワード
入力成否表示手段を備えることを特徴としている。
【0038】上記の構成によれば、表示により、操作者
はパスワード入力の成否を知ることができる。
【0039】請求項15の発明に係る音声入力装置は、
上記の課題を解決するために、請求項1ないし14のい
ずれかの構成において、前記特定語記憶手段および/ま
たは起動/終了特定語記憶手段の内容が、初期設定され
ていることを特徴としている。
【0040】上記の構成によれば、ユーザーは、初期設
定されている特定語を音声入力することによって入手時
点から装置を使用することができるので、ユーザーの利
便性を向上できる。
【0041】請求項16の発明に係る音声入力装置は、
上記の課題を解決するために、パスワード入力のため入
力された一連の入力音声を認識し、音声データに変換し
て出力する音声認識入力手段と、パスワードとなる一又
は二以上の特定語を予め記憶する特定語記憶手段と、前
記音声認識入力手段から出力された音声データのなか
に、前記特定語記憶手段に記憶されている特定語が含ま
れているか否かを検出すると共に、当該特定語の前だけ
に、もしくは後ろだけに、または前および後に音声入力
があるか否かを検出し、これにより、パスワード入力の
成否を判定するパスワード識別手段とを備えることを特
徴としている。
【0042】上記の構成によれば、他人に聞かれうる状
況下でパスワードを音声入力しても、その他人にパスワ
ードを特定されることなく、また、パスワードを入力し
ていることさえ気づかれない入力が実現できる。
【0043】即ち、一連の入力音声の中に特定語が含ま
れているか否かを検出すると共に、当該特定語の前後に
音声入力があるか否かを検出し、これにより、パスワー
ド入力の成否を判定しているので、傍聴者は、どの言葉
がパスワードであったかが特定できないし、パスワード
を入力していることさえ気づかない。
【0044】請求項17の発明に係る音声入力装置は、
上記の課題を解決するために、請求項16の構成におい
て、特定語と該特定語の前におよび/または後に入力さ
れた単語との入力時の時間間隔を計測する音声入力時間
計測手段を備え、前記パスワード識別手段は、前記時間
間隔を判定要素に含んで判定を行うことを特徴としてい
る。
【0045】上記の構成によれば、時間間隔を判定要素
に含んで判定を行うので、傍聴者にはパスワードの特定
が益々困難なものになる。
【0046】請求項18の発明に係る音声入力装置は、
上記の課題を解決するために、請求項16の構成におい
て、特定語と該特定語の前におよび/または後に入力さ
れた音声との入力時の総時間を計測する音声入力時間計
測手段を備え、前記パスワード識別手段は、前記入力時
の総時間を判定要素に含んで判定を行うことを特徴とし
ている。
【0047】上記の構成によれば、入力時の総時間を判
定要素に含んで判定を行うので、傍聴者にはパスワード
の特定が益々困難なものになる。
【0048】請求項19の発明に係る音声入力装置は、
上記の課題を解決するために、パスワード入力のため入
力された一連の入力音声を認識し、音声データに変換し
て出力する音声認識入力手段と、複数の特定語を予め記
憶する特定語記憶手段と、前記音声認識入力手段から出
力された音声データのなかに、前記特定語記憶手段に記
憶されている前記複数の特定語の一部または全部が含ま
れているか否かを検出するパスワード識別手段と、音声
データのなかに含まれている複数の特定語の入力時間間
隔を計測する音声入力時間計測手段とを備える音声入力
装置であって、前記パスワード識別手段は、前記検出結
果と共に、前記入力時間間隔を判定要素に含んで、パス
ワード入力の成否を判定することを特徴としている。
【0049】上記の構成によれば、他人に聞かれうる状
況下でパスワードを音声入力しても、その他人にパスワ
ードを特定されることなく、また、パスワードを入力し
ていることさえ気づかれない入力が実現できる。
【0050】即ち、一連の入力音声の中に特定語が含ま
れているか否かを検出すると共に、入力時間間隔を判定
要素に含んで、パスワード入力の成否を判定しているの
で、傍聴者は、どの言葉がパスワードであったかが特定
できないし、パスワードを入力していることさえ気づか
ない。
【0051】請求項20の発明に係る音声入力装置は、
上記の課題を解決するために、パスワード入力のため入
力された音声の音声入力時間を計測する音声入力時間計
測手段と、前記音声入力時間を判定要素に含んで、パス
ワード入力の成否を判定するパスワード識別手段とを備
えることを特徴としている。
【0052】上記の構成によれば、他人に聞かれうる状
況下でパスワードを音声入力しても、その他人にパスワ
ードを特定されることなく、また、パスワードを入力し
ていることさえ気づかれない入力が実現できる。
【0053】即ち、入力された音声の音声入力時間を計
測し、該音声入力時間を判定要素に含んで、パスワード
入力の成否を判定しているので、傍聴者は、どの言葉が
パスワードであったかが特定できないし、パスワードを
入力していることさえ気づかない。
【0054】請求項21の発明に係る音声入力装置は、
上記の課題を解決するために、請求項1ないし20のい
ずれかの構成において、複数のパスワード識別方法のう
ちいずれかの方法を使用してパスワードの識別を行い、
該パスワード識別方法は選択的に変更できることを特徴
としている。
【0055】上記の構成によれば、各種の判定法を切り
替えて使用することができるので、さらにパスワード入
力方法を他人が盗用しづらいものとすることができる。
【0056】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1〜図16に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0057】図1は、本実施形態に係る音声入力装置の
概略的構成を示すブロック図である。本音声入力装置
は、例えば、音声パスワードを有する専公接続可能な構
内電話機端末に適用することができる。専公接続は、企
業内専用線を使用して長距離でも通話コストが抑えられ
るので、各地に事業所をもつ企業で導入されているが、
その使用にあたっては、例えば、ロビーの構内専用電話
機からなら部外者でも電話操作することが可能である。
これを防止するために、本音声入力装置のパスワード入
力方式を適用できる。
【0058】本音声入力装置は、マイク11、音声認識
入力手段1、特定語記憶手段21、およびパスワード識
別手段2を備えている。
【0059】音声認識入力手段1は、音声認識し、文書
変換するソフトウエアとコンピュータとからなり、マイ
ク11より入力された一連の入力音声から単語を切り出
し、単語毎に音声データとして、シリアル出力ポートを
用いて、パスワード識別手段2へ出力する。このソフト
ウェアには、上記従来例のソフトウェアを使用すること
もできる。
【0060】特定語記憶手段21は、パスワードとなる
一又は二以上の特定語を予め記憶する。パスワード識別
手段2は、特定語記憶手段21の内容と音声認識入力手
段1から入力された音声データとを比較し、該音声デー
タのなかにパスワードとなる特定語が含まれるか否かを
比較検出する。
【0061】音声データのなかの単語と特定語とが一致
すれば、パスワードを検出したことを示すパスワード判
定信号を出力する一方、一致しなければパスワードが検
出されていないことを示すパスワード判定信号を出力す
る。このパスワード判定信号は、例えば、図示しない電
話装置に接続され、該電話装置はパスワード入力を受
け、ダイヤル受付可能な状態となり、正規パスワードを
入力したユーザーは使用可能となる。これに対して、パ
スワードを知らない部外者は、正しくパスワードを入力
できないので、電話を使用できない。
【0062】また、本音声入力装置に、一連の音声入力
が終了した後にパスワード入力の成否について表示する
パスワード入力成否表示手段50を設ける構成としても
よい。パスワード入力成否表示手段50は、図2(a)
に示すように、パスワード入力が正常に完了した場合
に、パスワード入力が成功した旨を表示する。この表示
は、同図に示すように明示的に表示するもの以外に、図
2の(b)(c)に示すように、現在の表示が次の表示
に変わるものであってもよい。図2(b)では、パスワ
ード入力前の現在の表示が示され、図2(c)では、パ
スワード入力後の次の表示として電話番号入力等のため
の表示が示される。
【0063】次に、パスワード入力の具体例について説
明する。例として、「電話」という単語が特定語記憶手
段21に登録されているとする。そこで、「あっそう
だ、電話かけなくっちゃいけない」と言う語を発声し、
入力した場合、「電話」という単語が一致するのでパス
ワード入力が正常に完了し、パスワード入力成否表示手
段50にパスワード入力が完了したことを表示する。こ
の表示は、上述のように、図2(a)に示すような表示
であってもよいし、図2(b)に示す表示から図2
(c)に示す表示に変わるものであってもよい。
【0064】このとき、周囲の人は、単にユーザーが電
話をかける用事を思い出したと思うだけで、パスワード
を入力しているとは思わない。また、次にパスワード入
力が必要となった場合には、別の文章、例えば、「どこ
かに公衆電話がないかしら」、もしくは「携帯電話を忘
れた」等の文章によって音声入力すればよい。
【0065】また、本音声入力装置に、パスワード識別
手段2の動作を起動および/または終了させるパスワー
ド識別起動/終了手段3を設ける構成としてもよい。
【0066】パスワード識別起動/終了手段3は、例え
ば、スイッチ32を設けて、次のように動作制御するこ
とができる。即ち、スイッチ32をONにすると、パス
ワード識別起動/終了手段3は起動信号を発生し、これ
により、パスワード識別手段2は動作状態におかれる。
スイッチ32をOFFにすると、パスワード識別起動/
終了手段3は終了信号を発生し、これにより、パスワー
ド識別手段2は非動作状態におかれる。
【0067】上記の構成によれば、何がパスワードであ
るかの判断を益々困難なものとすることができる。例え
ば、スイッチ32をOFFにして「あっそうだ、電話か
けなくっちゃいけない」と言い、これがパスワードとし
て受けつけられないことを傍聴者に示しておく。次に、
スイッチ32をONにして「先月の電話代は3万円もか
かった」と言う語を発声し、パスワード入力に成功する
ことで、前回の「あっそうだ、電話かけなくっちゃいけ
ない」は、パスワードではなかったような印象を傍聴者
に与えると共に、「電話」がパスワードであるというこ
とを否定する材料を与えることができる。
【0068】また、本音声入力装置に、一連の入力音声
を記録すると共に、当該音声を再生する記録再生手段4
0を設け、パスワード識別手段2は、再生音声により、
パスワード識別を行う構成としてもよい。
【0069】上記の構成によれば、パスワード入力の
際、マイク11から入力された音声が記録再生手段40
によって一旦録音される。録音された音声は、所定の時
間後に、またはユーザーの再生開始指示に従って再生さ
れ、音声認識入力手段1へ入力される。これによって、
パスワード入力時とパスワード識別時をずらすことがで
きるので、何がパスワードであるかの判断を益々困難な
ものとすることができる。
【0070】さらに、上記の構成によれば、録音再生処
理の中で自動利得調節を入力音声全体にわたって行うこ
とができるので、音声認識入力手段1は安定した音量で
の入力を受けることができ、その結果、判定が行いやす
くなるという効果を奏することになる。尚、上記の記録
再生手段40は、録音/再生IC素子等によって構成す
ることができる。
【0071】また、再生音声を聞くためのイヤホン42
を設けると共に、かかる構成をスイッチ32を備えた構
成と組み合わせて用いることもできる。この場合、イヤ
ホン42に聞こえる再生音に従って、前記スイッチ32
を操作することで、傍聴者にパスワードを聞かれること
なく、パスワード識別手段2を起動できる。従って、パ
スワードの解読が益々困難なものとなる。
【0072】上記の構成では、記録再生手段40は、入
力音声を記録・再生する構成であったが、記録再生手段
40は、図1において破線で示すように、音声認識入力
手段1の認識結果である音声データを記録・再生する構
成であってもよい。かかる構成によっても、上記と同様
の効果が得られる。また、この場合、ユーザーには、図
示しない音声合成手段による合成音声をイヤホン42か
ら出力することもできる。
【0073】さらに、上記では、パスワード識別起動/
終了手段3がスイッチ32により動作制御される構成に
ついて説明したが、このほかの構成として、パスワード
識別起動/終了手段3を動作制御するため、起動/終了
特定語記憶手段31を設ける構成とすることができる。
【0074】起動/終了特定語記憶手段31は、パスワ
ードとなる一又は二以上の起動/終了特定語を記憶す
る。そして、音声認識入力手段1からの音声データと起
動/終了特定語とを比較して、両者が一致した場合にパ
スワード識別起動/終了手段3を起動または終了するこ
ともできる。
【0075】例えば、先の「あっそうだ、電話かけなく
っちゃいけない」のうち「あっ」が起動のための特定語
で、「いけない」が終了のための特定語とした場合、こ
の入力によりパスワード入力が完了、即ち成功するが、
「そうだ、電話かけなくっちゃ」の入力ではパスワード
入力完了とはならない。これにより、傍聴者を惑わすこ
とができる。
【0076】また、上記の特定語記憶手段21および/
または起動/終了特定語記憶手段31の内容が初期設定
されていることは、好ましい。
【0077】初期設定され、はじめから記憶手段21・
31に何らかの特定語が記憶されている場合、ユーザー
はその特定語を音声入力することによって入手時点から
装置を使用することができる。一方、特定語が初期設定
されていない場合は、ユーザーが装置を使用するために
は、何らかのパスワード入力手段を別途設け、ユーザー
はこれを用いてパスワードを設定・登録する必要があ
る。このため、ユーザーの利便性を考慮すると、記憶手
段21・31の特定語が初期設定されていることが望ま
しい。
【0078】また、タイマー(計時手段)33またはカ
ウンター(計数手段)34を設ける構成として、パスワ
ード識別起動/終了手段3の動作を終了させるものとし
てもよい。タイマー33は、パスワード識別起動/終了
手段3によりパスワード識別手段2が起動した後、計時
を行い、予め所望の値に設定された所定時間経過後にパ
スワードの識別動作を終了させる。カウンター34は、
パスワード識別起動/終了手段3によりパスワード識別
手段2が起動した後、入力単語数の計数を行い、予め所
望の値に設定された所定単語数が入力されるとパスワー
ドの識別動作を終了させる。
【0079】上記の構成によれば、パスワード入力に制
限を設けることができるので、傍聴者による不正なパス
ワード入力の試みに対し、たまたま起動のための特定語
にヒットした場合でも、有効なパスワードの入力以前に
パスワード識別手段2を終了させることが可能となる。
【0080】さて、上記の例では、必ず「電話」という
単語が使われるので、傍聴者はパスワードの特定をしや
すい。そこで、図3の記憶内容Aに示すように、複数の
特定語を特定語記憶手段21および/または起動/終了
特定語記憶手段31に記憶する構成とする。これによ
り、パスワード識別手段2またはパスワード識別起動/
終了手段3が、音声認識入力手段1からの音声データの
一つに対して、複数の特定語と比較して判定を行うこと
ができる。例えば、特定語記憶手段21に記憶内容Aが
記憶されているとすると、「あっそうだ、電話かけなく
っちゃいけない」や、「あっ、時計が壊れちゃった」等
の入力音声のなかには特定語が含まれるので、パスワー
ド入力が完了することとなる。
【0081】また、複数のパスワードの入力順序を指定
する特定語判別ルール記憶手段22を設け、パスワード
識別手段2は、入力される音声データに前記指定した順
序関係がある場合にのみ、正しくパスワードが入力され
たと識別する構成とすることで、パスワードの特定をさ
らに困難なものとすることができる。
【0082】例えば、特定語判別ルール記憶手段22
に、図3に示す記憶内容Bが記憶されているとする。記
憶内容Bは、「電話」または「時計」の語の入力後に
「ちゃ」の語を入力すべき旨の入力順序を指定するもの
であり、パスワード識別手段2は、この順序(ルール)
に従ってパスワードが入力されたときに限り、正しくパ
スワードが入力されたと識別する。
【0083】従って、「電話」に引き続き「ちゃ」があ
る入力「あっそうだ、電話かけなくっちゃいけない」
や、「時計」に引き続き「ちゃ」がある入力「あっ、時
計が壊れちゃった」は、特定語が指定された順番に含ま
れるので、記憶内容Bのルールに当てはまることにな
る。かかる入力があったときは、パスワード入力が完了
する。
【0084】上記の構成を、起動/終了特定語記憶手段
31を備えた構成と組み合わせて用いても勿論よい。例
えば、起動/終了特定語のうち「あっ」が起動のための
特定語であれば、上記「あっそうだ、電話かけなくっち
ゃいけない」等の入力によってパスワード入力が完了す
ることとなる。
【0085】また、上記のような複数のパスワードの入
力順序に関するルールを、起動/終了特定語に対しても
適用することができる。
【0086】さらに、上記のように複数の特定語をパス
ワードに用いた場合、そのいずれを用いるかによって、
以後の動作を変えることもできる。即ち、「電話」とい
う特定語を認識した場合は電話の表示へ移行し、電話の
使用が可能となる一方、「時計」という特定語を認識し
た場合は時計の表示を行うこともできる。換言すれば、
パスワードを次の操作コマンドと兼用することができ
る。但しこの場合、一般常識で以後の動作内容を意味す
る単語をパスワードに用いると、パスワードの意味がな
くなる可能性があることに留意する必要がある。
【0087】図6は、上記の特定語判別ルール記憶手段
22を設けた構成におけるパスワード識別手段2の識別
動作を示すフローチャートである。まず、ステップS1
では、特定語記憶手段21に記憶される識別対象となる
特定語が予め初期設定されている。この状態で、パスワ
ード入力が行われ、パスワード識別手段2に音声データ
が入力されると(ステップS2)、特定語記憶手段21
の対象特定語が取り出される(ステップS3)。
【0088】そして、音声認識入力手段1から入力され
た音声データを、特定語記憶手段21の対象特定語と比
較し、いずれかの特定語に一致するかが判定される(ス
テップS4)。一致しない場合は、対象特定語を更新し
(ステップS8)、ステップS2前の段階に戻る。
【0089】一方、一致する場合は、特定語判別ルール
記憶手段22の判定ルールが取り出され(ステップS
5)、パスワード入力が当該ルールに従って入力完了し
ているか否かが判定され(ステップS6)、パスワード
入力完了していれば、パスワード判定信号を完了にする
(ステップS7)。完了していなければ、対象特定語を
更新し(ステップS8)、ステップS2前の段階に戻
る。
【0090】例えば、特定語等の記憶内容が図3に示す
ような場合の識別動作について説明すると、まず初期設
定で、「特定語/特定語番号/引き続く特定語番号候
補」として、「電話/1/2」または「時計/3/2」
が対象特定語となる(ステップS1)。そして、「電
話」の入力があると(ステップS2)、「電話」と「時
計」が取り出され(ステップS3)、「電話」が一致す
るので(ステップS4)、ステップS5からステップS
6へ進む。ここで、特定語判別ルールから、まだ完了で
はなく、2が引き続く特定語番号候補と分かり(ステッ
プS6)、対象特定語は、その単語「ちゃ/2/完了」
に更新される(ステップS8)。そして、「ちゃ」の入
力があると(ステップS2)、以下ステップS3からス
テップS7を経て、パスワード判定信号を完了にする。
【0091】ここで、ステップS1の「識別対象特定
語」、ステップS3の「対象特定語」、ステップS8の
「対象特定語」は同じものを意味し、判定がどこまで進
んだかを示すポインタのようなものとなっている。
【0092】特定語判別ルール記憶手段22を設けてい
ない構成におけるパスワード識別手段2の識別動作は、
ステップS5・S6の手順を除くほかは、図6のフロー
チャートに示すものと同様である。
【0093】また、本音声入力装置に、特定語記憶手段
21および/または起動/終了特定語記憶手段31に記
憶されるべき特定語を設定・更新するための特定語更新
手段60を設けることは、好ましい。
【0094】特定語更新手段60による特定語の設定・
更新は、音声認識入力手段1を介して入力された音声デ
ータを特定語記憶手段21に書き込むことで実現でき
る。この設定・更新操作は、例えば、次のように行うこ
とができる。設定・更新用の特定語を記憶する設定・更
新用特定語記憶手段(図示せず)を設け、その設定・更
新用の特定語が「特定語追加」であるとき、設定・更新
の際に「特定語追加」と音声入力し、続いて追加すべき
特定語として「ファクス」の語を音声入力する。これに
より、図4に示すように、特定語記憶手段21に単語
「ファクス」を追加することができる。
【0095】上記設定・更新操作は、他人のいない場所
にて行うことが望ましい。また、設定・更新用の特定語
が「特定語追加」といった語であると、既存のパスワー
ドを特定できなくても、傍聴者が新たにパスワードを追
加することで機器が盗用されるおそれがある点に留意し
なければならない。従って、この設定・更新用の特定語
も変更できることが好ましい。
【0096】個人管理する端末の場合での特定語の変更
には、上記設定・更新操作のほかに、パスワード認識に
成功した特定語を含む入力した音声の一部を規則に従っ
て取り出し、これにより、上記成功した特定語を自動変
更する方式も使用できる。例えば、「ファクス受け取り
ました」と言う入力をした場合、特定語「ファクス」の
検出によりパスワード識別手段2がパスワード判定信号
を出力し、これを受けた特定語更新手段60が直後の
「受け取り」を取り出す。これによって、特定語記憶手
段21の中へ「受け取り」を特定語として上書きし、
「ファクス」は消去される結果、特定語記憶手段21の
記憶内容Aは図4に示すものから図5に示すものに変更
される。
【0097】上記の構成によれば、次回のパスワード入
力時は、例えば「お歳暮受け取りました」と入力すれば
よい。さらにその後で「真下は海です」と入力したと
き、意味を付けて音声データが作られているか否かによ
り判定結果は異なるであろう。意味を付けていない場合
は、同じ「ました」があるのでパスワードとして認識す
るし、意味(漢字変換を含む)を付けている場合は、
「ました」と「真下」とは異なるので、パスワードとし
て認識されないであろう。
【0098】上記のパスワード識別手段2、パスワード
識別起動/終了手段3、および特定語更新手段60は、
例えば図7に示すように、本音声入力装置に組み込まれ
たマイクロプロセッサ4によるソフトウエア処理によっ
て実現できる。ここで、パスワード識別手段2は、図6
のフローチャートに示されるような処理を行い、パスワ
ード識別起動/終了手段3も、起動/終了特定語記憶手
段31等と共に用いられた場合は、図6のフローチャー
トに示される処理に準じた処理を行う。また、特定語更
新手段60は、上述の設定・更新処理を行う。
【0099】上記の特定語記憶手段21、特定語判別ル
ール記憶手段22、および起動/終了特定語記憶手段3
1は、例えば図7に示すように、マイクロプロセッサ4
に接続されたRAM5の特定領域を使用することによっ
て実現できる。また、タイマー33およびカウンター3
4は、それぞれ、装置に内蔵された内蔵時計および内蔵
カウンタによって実現でき、パスワード入力成否表示手
段50は、LCD等の表示装置によって実現できる。
【0100】さて、従来の一単語入力のパスワード入力
では一単語単独で入力を行うが、本発明のように一連の
入力を行うときはその連続入力の性格上、特定語の前後
における任意のまたは特定の単語の存在の有無、あるい
は、各語の入力間隔をユーザーがルールとして指定する
ことで、その要素を傍聴者にはわからないように、パス
ワード入力へ反映できる。
【0101】まず、任意の単語の後に特定語がくること
をルール化した場合の例が図8に示される。この例で
は、特定語判別ルール記憶手段22の中に任意単語の入
力を許す特殊な特定語「?」を設けることで、上記ルー
ルを実現している。
【0102】また、図9には、特定語の後に任意の単語
がくることをルール化した場合の例が示され、図10に
は、任意の単語の前後に特定語がくることをルール化し
た場合の例が示される。これらの例においても、特殊な
特定語「?」を設けることで、任意の単語を用いたパス
ワード入力を実現している。
【0103】また、図11に示すように、無音声期間ま
たは有音声期間を計測する音声入力時間計測手段70を
設けることで、時間間隔あるいは音声入力時間をルール
に組み入れることができる。この音声入力時間計測手段
70は、例えば、装置に内蔵された内蔵時計によって実
現できる。
【0104】上記の構成によれば、音声入力時間計測手
段70の計測結果が、特定語判別ルール記憶手段22の
ルールに従っているか否かによって、パスワード入力の
成否がパスワード識別手段2により判定される。
【0105】例えば、図12には、1秒以上の無音後に
特定語がくることをルール化した場合の例が示される。
このルールでは、「あっそうだ、電話かけなくっちゃい
けない」の中の特定語「電話」の前に1秒の無音声期間
を設け、「あっそうだ、‥‥‥電話かけなくっちゃいけ
ない(“‥‥‥”は、無音声期間を表す)」と発音する
ことで、正常パスワードとして認識される。同様に、特
定語の後に無音声状態がくることをルール化することも
可能であり、特定語の前及び後に無音声状態がくること
をルール化することも可能である。
【0106】また、これとは逆に、図13に示すよう
に、1秒以上の無音状態が続くと初期化することで、1
秒以上の無音後に特定語が発声される入力をパスワード
として拒否することもできる。この例では、「あっそう
だ、電話かけなくっちゃいけない」が連続して発声され
た場合は正しい入力として認識される一方、「あっそう
だ、‥‥‥電話かけなくっちゃいけない」の入力はパス
ワードとして受付拒否される。
【0107】さらに、特定語を指定せず、音声入力時間
がある時間以上または以下となるときに、その音声入力
をパスワードとして認識することもできる。この場合、
パスワード識別手段2は、音声入力時間計測手段70に
よって計測された時間間隔のみを判定要素にして判定を
行う。例えば、図14には、3秒以上の有音期間がある
ときに正しいパスワード入力として認識される例が示さ
れる。
【0108】また、図15に示すように、複数の特定語
を含む音声入力の各特定語間の入力時間間隔を判定要素
として、パスワード入力の成否を判定することもでき
る。
【0109】また、図16に示すように、特定語を含む
音声入力の継続時間(0.5秒以上の無音声期間を区切
りとする)を計時し、その時間がある時間以上または以
下になるときのみ特定語をパスワードとして認識するこ
ともできる。この場合は、音声時間入力計測手段70に
よって音声の継続期間を測定し、それを直接パスワード
識別手段2に引き渡し、特定語判別ルール記憶手段22
に従って判定を行うことになる。
【0110】以上のように、特定語判別ルール記憶手段
22の内容を変えることにより、各種の判定法を切り替
えて使用することができるので、判定ルールを複数用意
し、それを切り替えて使用することで、さらにパスワー
ド入力方法を他人が盗用しづらいものとすることができ
る。
【0111】例えば、図3に示す特定語判別ルール記憶
手段22の内容で、これまでは特定語番号1と3のどち
らも認識の対象としていたが、選択的に番号1からのみ
の入力を有効とすれば、「電話しなくっちゃ」のみが正
しいパスワード入力となり、「時計」は認識しなくな
る。
【0112】逆に、特定語番号3からのみを有効とすれ
ば、「時計」を認識し、「電話しなくっちゃ」は成功パ
スワードとして認識しなくなる。
【0113】尚、本音声入力装置では、音声の入力はマ
イク11によるものであったが、音声を伝達入力できる
ものであれば、電話回線、携帯電話、MCA等の無線伝
送や、CATV回線等何でもよい。
【0114】さらに、本装置を適用することができる機
器は、機器自体を盗用される恐れのある、携帯電話、携
帯情報端末、セキュリティの必要な施錠、商取引装置等
多岐にわたる。
【0115】
【発明の効果】請求項1の発明の音声入力装置は、以上
のように、パスワード入力のため入力された一連の入力
音声を認識し、音声データに変換して出力する音声認識
入力手段と、パスワードとなる一又は二以上の特定語を
予め記憶する特定語記憶手段と、前記音声認識入力手段
から出力された音声データのなかに、前記特定語記憶手
段に記憶されている特定語が含まれているか否かを検出
し、これにより、一連の入力音声のなかにパスワードが
含まれているか否かを識別するパスワード識別手段とを
備えた構成である。
【0116】それゆえ、他人に聞かれうる状況下でパス
ワードを音声入力しても、その他人にパスワードを特定
されることなく、また、パスワードを入力していること
さえ気づかれない入力が実現できるという効果を奏す
る。
【0117】請求項2の発明の音声入力装置は、以上の
ように、請求項1の構成において、前記パスワード識別
手段の動作を起動および/または終了させるパスワード
識別起動/終了手段を備えた構成である。
【0118】それゆえ、傍聴者に対して、何がパスワー
ドであるかの判断を益々困難なものとすることができ
る。
【0119】請求項3の発明の音声入力装置は、以上の
ように、請求項1または2の構成において、一連の入力
音声または音声データを記録すると共に、当該音声また
は音声データを再生する記録再生手段を備え、前記パス
ワード識別手段は、再生した前記音声または音声データ
により、パスワード識別を行う構成である。
【0120】それゆえ、パスワード入力時とパスワード
識別時をずらすことができるので、何がパスワードであ
るかの判断を益々困難なものとすることができる。
【0121】請求項4の発明の音声入力装置は、以上の
ように、請求項3の構成において、再生中に、前記パス
ワード識別起動/終了手段により、前記パスワード識別
手段を起動および/または終了する構成である。
【0122】それゆえ、傍聴者にとってパスワードの解
読を益々困難なものとすることができる。
【0123】請求項5の発明の音声入力装置は、以上の
ように、請求項3または4の構成において、入力し記録
した音声または音声データにつき、記録時から再生開始
までの時間が予め固定され、または任意に設定可能とさ
れている構成である。
【0124】それゆえ、時間が予め固定されていれば操
作を簡便とすることができる。また、時間を変更するこ
とで、傍聴者にとってパスワードの解読を益々困難なも
のとすることができる。
【0125】請求項6の発明の音声入力装置は、以上の
ように、請求項1ないし5のいずれかの構成において、
前記特定語記憶手段に複数の特定語が記憶され、前記パ
スワード識別手段は、前記音声認識入力手段から出力さ
れた音声データのなかに、当該複数の特定語の一部また
は全部が含まれていると検出することで、正しくパスワ
ードが入力されたと識別する構成である。
【0126】それゆえ、複数のパスワード対象語をも
ち、その一部または全部に一致することでパスワードの
入力がなされるようにすることで、何回傍聴されても特
定語の特定を困難にすることができる。
【0127】請求項7の発明の音声入力装置は、以上の
ように、請求項6の構成において、前記パスワード識別
手段によって検出された、音声データに含まれている特
定語の種類に応じて、パスワード入力後にアクセス可能
な内容が異なる構成である。
【0128】それゆえ、いずれの特定語を用いるかによ
って、以後の動作を変えることができる。
【0129】請求項8の発明の音声入力装置は、以上の
ように、請求項6の構成において、複数のパスワードの
入力順序を指定する特定語判別ルール記憶手段を備え、
前記パスワード識別手段は、入力される音声データに前
記指定した順序関係がある場合にのみ、正しくパスワー
ドが入力されたと識別する構成である。
【0130】それゆえ、複数のパスワードの入力順序に
指定した関係がある場合にのみパスワード入力完了とす
ることで、さらにパスワードの特定を困難なものにする
ことができる。
【0131】請求項9の発明の音声入力装置は、以上の
ように、請求項2の構成において、前記パスワード識別
起動/終了手段を、音声入力にしたがって、起動および
/または終了させるための起動/終了特定語記憶手段を
備えた構成である。
【0132】それゆえ、パスワード識別手段も音声入力
により起動される入力方式をとると、起動前にパスワー
ドを発声しても受けつけず、傍聴者を惑わせることがで
きる。
【0133】請求項10の発明の音声入力装置は、以上
のように、請求項2の構成において、前記パスワード識
別起動/終了手段により前記パスワード識別手段が起動
した後、計時を行い、所定時間経過後にパスワードの識
別動作を終了させるための計時手段を備えた構成であ
る。
【0134】それゆえ、パスワード入力に許容時間をも
つパスワード入力方式をとることができ、傍聴者が何度
もパスワード入力を繰り返すことを防ぐことができる。
【0135】請求項11の発明の音声入力装置は、以上
のように、請求項2の構成において、前記パスワード識
別起動/終了手段により前記パスワード識別手段が起動
した後、入力単語数の計数を行い、所定単語数が入力さ
れるとパスワードの識別動作を終了させるための計数手
段を備えた構成である。
【0136】それゆえ、パスワード入力に許容単語数を
もつパスワード入力方式をとることができ、傍聴者が何
度もパスワード入力を繰り返すことを防ぐことができ
る。
【0137】請求項12の発明の音声入力装置は、以上
のように、請求項1ないし11のいずれかの構成におい
て、入力または再生した音声データによって、前記特定
語記憶手段および/または起動/終了特定語記憶手段の
内容を変更する特定語更新手段を備えた構成である。
【0138】それゆえ、記憶される特定語を変更できる
ので、パスワードの特定を益々困難なものにすることが
できる。
【0139】請求項13の発明の音声入力装置は、以上
のように、請求項1ないし11のいずれかの構成におい
て、パスワード入力の際に、パスワードとなる特定語の
直後または数語後に入力した言葉によって、前記特定語
記憶手段の内容を変更する特定語更新手段を備えた構成
である。
【0140】それゆえ、パスワードを入力時にパスワー
ドの後で発音した言葉が次回のパスワードとなり、毎回
パスワードが変更されるので、パスワードの特定を益々
困難なものにすることができる。
【0141】請求項14の発明の音声入力装置は、以上
のように、請求項1ないし13のいずれかの構成におい
て、パスワード入力の成否について、一連の音声入力が
終了した後に表示するパスワード入力成否表示手段を備
えた構成である。
【0142】それゆえ、表示により、操作者はパスワー
ド入力の成否を知ることができる。
【0143】請求項15の発明の音声入力装置は、以上
のように、請求項1ないし14のいずれかの構成におい
て、前記特定語記憶手段および/または起動/終了特定
語記憶手段の内容が、初期設定されている構成である。
【0144】それゆえ、ユーザーは、初期設定されてい
る特定語を音声入力することによって入手時点から装置
を使用することができるので、ユーザーの利便性を向上
できる。
【0145】請求項16の発明の音声入力装置は、以上
のように、パスワード入力のため入力された一連の入力
音声を認識し、音声データに変換して出力する音声認識
入力手段と、パスワードとなる一又は二以上の特定語を
予め記憶する特定語記憶手段と、前記音声認識入力手段
から出力された音声データのなかに、前記特定語記憶手
段に記憶されている特定語が含まれているか否かを検出
すると共に、当該特定語の前だけに、もしくは後ろだけ
に、または前および後に音声入力があるか否かを検出
し、これにより、パスワード入力の成否を判定するパス
ワード識別手段とを備えた構成である。
【0146】それゆえ、他人に聞かれうる状況下でパス
ワードを音声入力しても、その他人にパスワードを特定
されることなく、また、パスワードを入力していること
さえ気づかれない入力が実現できるという効果を奏す
る。
【0147】請求項17の発明の音声入力装置は、以上
のように、請求項16の構成において、特定語と該特定
語の前におよび/または後に入力された単語との入力時
の時間間隔を計測する音声入力時間計測手段を備え、前
記パスワード識別手段は、前記時間間隔を判定要素に含
んで判定を行う構成である。
【0148】それゆえ、時間間隔を判定要素に含んで判
定を行うので、傍聴者によるパスワードの特定を益々困
難なものにすることができる。
【0149】請求項18の発明の音声入力装置は、以上
のように、請求項16の構成において、特定語と該特定
語の前におよび/または後に入力された音声との入力時
の総時間を計測する音声入力時間計測手段を備え、前記
パスワード識別手段は、前記入力時の総時間を判定要素
に含んで判定を行う構成である。
【0150】それゆえ、入力時の総時間を判定要素に含
んで判定を行うので、傍聴者によるパスワードの特定を
益々困難なものにすることができる。
【0151】請求項19の発明の音声入力装置は、以上
のように、パスワード入力のため入力された一連の入力
音声を認識し、音声データに変換して出力する音声認識
入力手段と、複数の特定語を予め記憶する特定語記憶手
段と、前記音声認識入力手段から出力された音声データ
のなかに、前記特定語記憶手段に記憶されている前記複
数の特定語の一部または全部が含まれているか否かを検
出するパスワード識別手段と、音声データのなかに含ま
れている複数の特定語の入力時間間隔を計測する音声入
力時間計測手段とを備える音声入力装置であって、前記
パスワード識別手段は、前記検出結果と共に、前記入力
時間間隔を判定要素に含んで、パスワード入力の成否を
判定する構成である。
【0152】それゆえ、他人に聞かれうる状況下でパス
ワードを音声入力しても、その他人にパスワードを特定
されることなく、また、パスワードを入力していること
さえ気づかれない入力が実現できるという効果を奏す
る。
【0153】請求項20の発明の音声入力装置は、以上
のように、パスワード入力のため入力された音声の音声
入力時間を計測する音声入力時間計測手段と、前記音声
入力時間を判定要素に含んで、パスワード入力の成否を
判定するパスワード識別手段とを備えた構成である。
【0154】それゆえ、他人に聞かれうる状況下でパス
ワードを音声入力しても、その他人にパスワードを特定
されることなく、また、パスワードを入力していること
さえ気づかれない入力が実現できるという効果を奏す
る。
【0155】請求項21の発明の音声入力装置は、以上
のように、請求項1ないし20のいずれかの構成におい
て、複数のパスワード識別方法のうちいずれかの方法を
使用してパスワードの識別を行い、該パスワード識別方
法は選択的に変更できる構成である。
【0156】それゆえ、各種の判定法を切り替えて使用
することができるので、さらにパスワード入力方法を他
人が盗用しづらいものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る音声入力装置の概
略的構成を示すブロック図である。
【図2】(a)〜(c)は、上記音声入力装置に設けら
れるパスワード入力成否表示手段の表示例を示す図であ
る。
【図3】上記音声入力装置に設けられる特定語記憶手段
および特定語判別ルール記憶手段の記憶内容を例示する
図である。
【図4】上記特定語記憶手段および特定語判別ルール記
憶手段の記憶内容の更新例を示す図である。
【図5】上記特定語記憶手段および特定語判別ルール記
憶手段の記憶内容の他の更新例を示す図である。
【図6】上記音声入力装置に設けられるパスワード識別
手段の識別動作を示すフローチャートである。
【図7】上記音声入力装置の構成例を示すブロック図で
ある。
【図8】上記特定語判別ルール記憶手段の他の記憶内容
を示す図である。
【図9】上記特定語判別ルール記憶手段のさらに他の記
憶内容を示す図である。
【図10】上記特定語判別ルール記憶手段のさらに他の
記憶内容を示す図である。
【図11】上記音声入力装置に、音声入力時間計測手段
を設けた構成を示すブロック図である。
【図12】上記特定語判別ルール記憶手段のさらに他の
記憶内容を示す図である。
【図13】上記特定語判別ルール記憶手段のさらに他の
記憶内容を示す図である。
【図14】上記特定語判別ルール記憶手段のさらに他の
記憶内容を示す図である。
【図15】上記特定語判別ルール記憶手段のさらに他の
記憶内容を示す図である。
【図16】上記特定語判別ルール記憶手段のさらに他の
記憶内容を示す図である。
【符号の説明】
1 音声認識入力手段 2 パスワード識別手段 3 パスワード識別起動/終了手段 21 特定語記憶手段 22 特定語判別ルール記憶手段 31 起動/終了特定語記憶手段 33 タイマー(計時手段) 34 カウンター(計数手段) 40 記録再生手段 50 パスワード入力成否表示手段 60 特定語更新手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 1/66 H04M 1/66 B // H04L 9/32 H04L 9/00 673D

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パスワード入力のため入力された一連の入
    力音声を認識し、音声データに変換して出力する音声認
    識入力手段と、 パスワードとなる一又は二以上の特定語を予め記憶する
    特定語記憶手段と、 前記音声認識入力手段から出力された音声データのなか
    に、前記特定語記憶手段に記憶されている特定語が含ま
    れているか否かを検出し、これにより、一連の入力音声
    のなかにパスワードが含まれているか否かを識別するパ
    スワード識別手段とを備えることを特徴とする音声入力
    装置。
  2. 【請求項2】前記パスワード識別手段の動作を起動およ
    び/または終了させるパスワード識別起動/終了手段を
    備えることを特徴とする請求項1記載の音声入力装置。
  3. 【請求項3】一連の入力音声または音声データを記録す
    ると共に、当該音声または音声データを再生する記録再
    生手段を備え、 前記パスワード識別手段は、再生した前記音声または音
    声データにより、パスワード識別を行うことを特徴とす
    る請求項1または2記載の音声入力装置。
  4. 【請求項4】再生中に、前記パスワード識別起動/終了
    手段により、前記パスワード識別手段を起動および/ま
    たは終了することを特徴とする請求項3記載の音声入力
    装置。
  5. 【請求項5】入力し記録した音声または音声データにつ
    き、記録時から再生開始までの時間が予め固定され、ま
    たは任意に設定可能とされていることを特徴とする請求
    項3または4記載の音声入力装置。
  6. 【請求項6】前記特定語記憶手段に複数の特定語が記憶
    され、前記パスワード識別手段は、前記音声認識入力手
    段から出力された音声データのなかに、当該複数の特定
    語の一部または全部が含まれていると検出することで、
    正しくパスワードが入力されたと識別することを特徴と
    する請求項1ないし5のいずれか1項に記載の音声入力
    装置。
  7. 【請求項7】前記パスワード識別手段によって検出され
    た、音声データに含まれている特定語の種類に応じて、
    パスワード入力後にアクセス可能な内容が異なることを
    特徴とする請求項6記載の音声入力装置。
  8. 【請求項8】複数のパスワードの入力順序を指定する特
    定語判別ルール記憶手段を備え、 前記パスワード識別手段は、入力される音声データに前
    記指定した順序関係がある場合にのみ、正しくパスワー
    ドが入力されたと識別することを特徴とする請求項6記
    載の音声入力装置。
  9. 【請求項9】前記パスワード識別起動/終了手段を、音
    声入力にしたがって、起動および/または終了させるた
    めの起動/終了特定語記憶手段を備えることを特徴とす
    る請求項2記載の音声入力装置。
  10. 【請求項10】前記パスワード識別起動/終了手段によ
    り前記パスワード識別手段が起動した後、計時を行い、
    所定時間経過後にパスワードの識別動作を終了させるた
    めの計時手段を備えることを特徴とする請求項2記載の
    音声入力装置。
  11. 【請求項11】前記パスワード識別起動/終了手段によ
    り前記パスワード識別手段が起動した後、入力単語数の
    計数を行い、所定単語数が入力されるとパスワードの識
    別動作を終了させるための計数手段を備えることを特徴
    とする請求項2記載の音声入力装置。
  12. 【請求項12】入力または再生した音声データによっ
    て、前記特定語記憶手段および/または起動/終了特定
    語記憶手段の内容を変更する特定語更新手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記
    載の音声入力装置。
  13. 【請求項13】パスワード入力の際に、パスワードとな
    る特定語の直後または数語後に入力した言葉によって、
    前記特定語記憶手段の内容を変更する特定語更新手段を
    備えることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか
    1項に記載の音声入力装置。
  14. 【請求項14】パスワード入力の成否について、一連の
    音声入力が終了した後に表示するパスワード入力成否表
    示手段を備えることを特徴とする請求項1ないし13の
    いずれか1項に記載の音声入力装置。
  15. 【請求項15】前記特定語記憶手段および/または起動
    /終了特定語記憶手段の内容が、初期設定されているこ
    とを特徴とする請求項1ないし14のいずれか1項に記
    載の音声入力装置。
  16. 【請求項16】パスワード入力のため入力された一連の
    入力音声を認識し、音声データに変換して出力する音声
    認識入力手段と、 パスワードとなる一又は二以上の特定語を予め記憶する
    特定語記憶手段と、 前記音声認識入力手段から出力された音声データのなか
    に、前記特定語記憶手段に記憶されている特定語が含ま
    れているか否かを検出すると共に、当該特定語の前だけ
    に、もしくは後ろだけに、または前および後に音声入力
    があるか否かを検出し、これにより、パスワード入力の
    成否を判定するパスワード識別手段とを備えることを特
    徴とする音声入力装置。
  17. 【請求項17】特定語と該特定語の前におよび/または
    後に入力された単語との入力時の時間間隔を計測する音
    声入力時間計測手段を備え、 前記パスワード識別手段は、前記時間間隔を判定要素に
    含んで判定を行うことを特徴とする請求項16記載の音
    声入力装置。
  18. 【請求項18】特定語と該特定語の前におよび/または
    後に入力された音声との入力時の総時間を計測する音声
    入力時間計測手段を備え、 前記パスワード識別手段は、前記入力時の総時間を判定
    要素に含んで判定を行うことを特徴とする請求項16記
    載の音声入力装置。
  19. 【請求項19】パスワード入力のため入力された一連の
    入力音声を認識し、音声データに変換して出力する音声
    認識入力手段と、 複数の特定語を予め記憶する特定語記憶手段と、 前記音声認識入力手段から出力された音声データのなか
    に、前記特定語記憶手段に記憶されている前記複数の特
    定語の一部または全部が含まれているか否かを検出する
    パスワード識別手段と、 音声データのなかに含まれている複数の特定語の入力時
    間間隔を計測する音声入力時間計測手段とを備える音声
    入力装置であって、 前記パスワード識別手段は、前記検出結果と共に、前記
    入力時間間隔を判定要素に含んで、パスワード入力の成
    否を判定することを特徴とする音声入力装置。
  20. 【請求項20】パスワード入力のため入力された音声の
    音声入力時間を計測する音声入力時間計測手段と、 前記音声入力時間を判定要素に含んで、パスワード入力
    の成否を判定するパスワード識別手段とを備えることを
    特徴とする音声入力装置。
  21. 【請求項21】複数のパスワード識別方法のうちいずれ
    かの方法を使用してパスワードの識別を行い、該パスワ
    ード識別方法は選択的に変更できることを特徴とする請
    求項1ないし20のいずれか1項に記載の音声入力装
    置。
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