JPH11250728A - 昇降装置のロック機構 - Google Patents
昇降装置のロック機構Info
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- JPH11250728A JPH11250728A JP4828698A JP4828698A JPH11250728A JP H11250728 A JPH11250728 A JP H11250728A JP 4828698 A JP4828698 A JP 4828698A JP 4828698 A JP4828698 A JP 4828698A JP H11250728 A JPH11250728 A JP H11250728A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、駆動部の負荷を軽減する昇降装置の
ロック機構を提供する。 【解決手段】前記昇降部10aを前記ロック部材21の
係止凸部24から解除する際は、前記昇降部を上昇させ
前記ロック爪25を前記ロック部材の係止凸部から解除
するとともに前記ロック部材より剥離し前記ロック爪を
略水平状態にした昇降装置のロック機構において、前記
爪ばねの係止部32は、前記昇降部に設けた前記ロック
爪の軸心に対して円弧状に形成された案内溝19に係合
するものである。
ロック機構を提供する。 【解決手段】前記昇降部10aを前記ロック部材21の
係止凸部24から解除する際は、前記昇降部を上昇させ
前記ロック爪25を前記ロック部材の係止凸部から解除
するとともに前記ロック部材より剥離し前記ロック爪を
略水平状態にした昇降装置のロック機構において、前記
爪ばねの係止部32は、前記昇降部に設けた前記ロック
爪の軸心に対して円弧状に形成された案内溝19に係合
するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高天井に設置され
る、例えば、照明器具の昇降に使用される昇降装置のう
ち、照明器具を保持する昇降装置のロック機構に関す
る。
る、例えば、照明器具の昇降に使用される昇降装置のう
ち、照明器具を保持する昇降装置のロック機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、体育館のような高天井に設置
される照明器具は、当該照明器具を上昇させたり、下降
させたりする昇降装置と組み合わされて普及している。
される照明器具は、当該照明器具を上昇させたり、下降
させたりする昇降装置と組み合わされて普及している。
【0003】さらに、被取付面である高天井に設置され
る昇降装置には、照明器具(図示せず)を上昇させ、当
該昇降装置内に収納されたとき、当該照明器具を停止状
態にするロック機構が備えられている。
る昇降装置には、照明器具(図示せず)を上昇させ、当
該昇降装置内に収納されたとき、当該照明器具を停止状
態にするロック機構が備えられている。
【0004】前記昇降装置は、高天井に設置される昇降
装置本体(図示せず)と、この昇降装置本体の下面から
下方に垂下する一対のワイヤロープ9,9に吊下げられ
被吊下げ部材である照明器具(図示せず)が取付けられ
る昇降部10とを備え、当該昇降部10が昇降装置本体
内に収納されたとき、当該昇降部10を昇降装置本体内
にロックするロック機構を有している。
装置本体(図示せず)と、この昇降装置本体の下面から
下方に垂下する一対のワイヤロープ9,9に吊下げられ
被吊下げ部材である照明器具(図示せず)が取付けられ
る昇降部10とを備え、当該昇降部10が昇降装置本体
内に収納されたとき、当該昇降部10を昇降装置本体内
にロックするロック機構を有している。
【0005】従来技術に係るロック機構について、図7
〜図10を参照して説明する。
〜図10を参照して説明する。
【0006】図7はロック機構に関連する構成部品を示
す斜視図で、ロック機構20は、昇降装置本体内に垂直
に取付けられるロック部材としてのロック棒21と、昇
降部10の中心上部に形成された矩形状溝部11内にの
両側に軸支して取付けられる一対のロック爪25,25
と、このロック爪の軸部を中心として円弧方向に付勢す
る例えばコイル状の爪ばね30とを備えている。
す斜視図で、ロック機構20は、昇降装置本体内に垂直
に取付けられるロック部材としてのロック棒21と、昇
降部10の中心上部に形成された矩形状溝部11内にの
両側に軸支して取付けられる一対のロック爪25,25
と、このロック爪の軸部を中心として円弧方向に付勢す
る例えばコイル状の爪ばね30とを備えている。
【0007】ロック棒21は、図7(A)に示すよう
に、昇降装置本体(図示せず)に取付けられる円柱状の
連結軸22と、この連結軸の下方に連続して当該連結軸
より径が大きい円柱状のロック爪スライド軸23と、こ
のロック爪スライド軸の下方に連続して当該ロック爪ス
ライド軸より径が大きい係止凸部としての円柱状のスト
ッパ部24とから構成している。なお、連結軸22とロ
ック爪スライド軸23とストッパ部24とは同軸上に形
成している。
に、昇降装置本体(図示せず)に取付けられる円柱状の
連結軸22と、この連結軸の下方に連続して当該連結軸
より径が大きい円柱状のロック爪スライド軸23と、こ
のロック爪スライド軸の下方に連続して当該ロック爪ス
ライド軸より径が大きい係止凸部としての円柱状のスト
ッパ部24とから構成している。なお、連結軸22とロ
ック爪スライド軸23とストッパ部24とは同軸上に形
成している。
【0008】ロック爪25は、図7(C)に示すよう
に、断面形状が先端に向けて三角形状に突出する扇形を
なすロック爪主部26と、このロック爪主部の根元部に
形成した丸孔状の支持孔27と、先端一側面に穿設され
前記爪ばねの係止軸32が挿入・係合される丸穴状の係
止穴としての係止軸挿入穴28とを備えている。
に、断面形状が先端に向けて三角形状に突出する扇形を
なすロック爪主部26と、このロック爪主部の根元部に
形成した丸孔状の支持孔27と、先端一側面に穿設され
前記爪ばねの係止軸32が挿入・係合される丸穴状の係
止穴としての係止軸挿入穴28とを備えている。
【0009】爪ばね30は、図7(C)に示すように、
例えば、コイル状に巻回されたコイル巻回部31と、こ
のコイル巻回部31の両側から長手方向に延出する係止
軸32,32とを備えている。
例えば、コイル状に巻回されたコイル巻回部31と、こ
のコイル巻回部31の両側から長手方向に延出する係止
軸32,32とを備えている。
【0010】さらに、昇降部上部に形成された溝部11
の両端に対向して形成された溝部隔壁12,12の手前
側と奥側には、図8に示すように、円柱状の支持軸34
が嵌込まれる嵌込孔13と、この嵌込孔13に対向して
支持軸34を軸支する貫通孔14とがそれぞれ設けられ
ている。また、嵌込孔13の近傍には、爪ばねの係止軸
32が挿入・係合される係止穴としての係止軸挿入穴1
5が形成している。
の両端に対向して形成された溝部隔壁12,12の手前
側と奥側には、図8に示すように、円柱状の支持軸34
が嵌込まれる嵌込孔13と、この嵌込孔13に対向して
支持軸34を軸支する貫通孔14とがそれぞれ設けられ
ている。また、嵌込孔13の近傍には、爪ばねの係止軸
32が挿入・係合される係止穴としての係止軸挿入穴1
5が形成している。
【0011】つぎに、ロック爪25と爪ばね30とを昇
降部の溝部11内に取付ける方法を説明する。
降部の溝部11内に取付ける方法を説明する。
【0012】最初に、爪ばね30の一方側の係止軸32
をロック爪の側面に形成した係止軸挿入穴28に挿入・
係合したのち、爪ばねの他方側の係止軸32を溝部隔壁
12に形成した係止軸挿入穴15に挿入・係合する。
をロック爪の側面に形成した係止軸挿入穴28に挿入・
係合したのち、爪ばねの他方側の係止軸32を溝部隔壁
12に形成した係止軸挿入穴15に挿入・係合する。
【0013】それから、支持軸34を昇降部内部から昇
降部の溝部隔壁に穿設した貫通孔14に挿入するととも
に、ロック爪の支持孔27と爪ばね30のコイル巻回部
31内を通し、最後に、支持軸34を嵌込孔13に圧入
し、当該支持軸34を溝部隔壁12,12間に固定す
る。
降部の溝部隔壁に穿設した貫通孔14に挿入するととも
に、ロック爪の支持孔27と爪ばね30のコイル巻回部
31内を通し、最後に、支持軸34を嵌込孔13に圧入
し、当該支持軸34を溝部隔壁12,12間に固定す
る。
【0014】図9は、昇降装置本体(図示せず)内に取
付けられるロック棒21と、昇降装置本体から吊り下げ
られた一対のワイヤロープ9,9に吊下げられた昇降部
10とを示すもので、このワイヤロープ9は、図7
(B)に示すように、昇降部の上面壁16の一方側に穿
設された貫通孔17から当該昇降部内に通され、さら
に、図9に示すように、当該ワイヤロープを案内する当
該昇降部内に回転自在に軸支されたプーリー35のV字
溝36に引っ掛けられ、それから、昇降部の上面壁16
の他方側に穿設された貫通孔17から当該昇降部外に引
き出され、この引き出されたワイヤロープの端部は昇降
装置本体(図示せず)に固定される。
付けられるロック棒21と、昇降装置本体から吊り下げ
られた一対のワイヤロープ9,9に吊下げられた昇降部
10とを示すもので、このワイヤロープ9は、図7
(B)に示すように、昇降部の上面壁16の一方側に穿
設された貫通孔17から当該昇降部内に通され、さら
に、図9に示すように、当該ワイヤロープを案内する当
該昇降部内に回転自在に軸支されたプーリー35のV字
溝36に引っ掛けられ、それから、昇降部の上面壁16
の他方側に穿設された貫通孔17から当該昇降部外に引
き出され、この引き出されたワイヤロープの端部は昇降
装置本体(図示せず)に固定される。
【0015】昇降部の溝部11内に支持軸34により軸
支され、爪ばね30により円弧方向に付勢されている一
対のロック爪25,25は、図9に示すように、ロック
棒21から剥離している状態では、常に、爪ばね30の
付勢力が作用しない状態(この状態を「平衡状態」とい
う)にあり、爪ばね30が平衡状態にある場合には、ロ
ック爪の先端は、下方に向けて傾いているとともに、ロ
ック爪の先端同士は、相向かい合う状態になっている。
支され、爪ばね30により円弧方向に付勢されている一
対のロック爪25,25は、図9に示すように、ロック
棒21から剥離している状態では、常に、爪ばね30の
付勢力が作用しない状態(この状態を「平衡状態」とい
う)にあり、爪ばね30が平衡状態にある場合には、ロ
ック爪の先端は、下方に向けて傾いているとともに、ロ
ック爪の先端同士は、相向かい合う状態になっている。
【0016】つぎに、昇降部が昇降装置本体にロック機
構によりロックされているロック状態を解除する方法、
及び、ロック状態を解除された昇降部が下降する状態を
図6および図10を参照して説明する。
構によりロックされているロック状態を解除する方法、
及び、ロック状態を解除された昇降部が下降する状態を
図6および図10を参照して説明する。
【0017】図10aは、昇降部10が、当該昇降部に
軸支されている一対のロック爪25,25によりロック
棒21にロックされている状態を示す。
軸支されている一対のロック爪25,25によりロック
棒21にロックされている状態を示す。
【0018】図10bは、昇降部がロック状態を解除す
るために、昇降部が一旦上昇し、ロック機構から解除さ
れ、昇降部に軸支されている一対のロック爪が平衡状態
にある状態ある状態、即ち、当該ロック爪に爪ばねの付
勢力が作用せず、ロック爪の先端が下方に向けて傾いて
いる状態を示す。
るために、昇降部が一旦上昇し、ロック機構から解除さ
れ、昇降部に軸支されている一対のロック爪が平衡状態
にある状態ある状態、即ち、当該ロック爪に爪ばねの付
勢力が作用せず、ロック爪の先端が下方に向けて傾いて
いる状態を示す。
【0019】図10cは、昇降装置本体に取付けられて
いるロック棒に、昇降部に軸支されている一対のロック
爪が、爪ばねの下方に向かう付勢力を受けながらロック
棒に圧接しながら、昇降部が下降している状態を示す。
いるロック棒に、昇降部に軸支されている一対のロック
爪が、爪ばねの下方に向かう付勢力を受けながらロック
棒に圧接しながら、昇降部が下降している状態を示す。
【0020】図10dは、昇降部に軸支されている一対
のロック爪がロック棒から剥離し、一対のロック爪が平
衡状態にある状態を示す。
のロック爪がロック棒から剥離し、一対のロック爪が平
衡状態にある状態を示す。
【0021】最初に、昇降部が昇降装置本体にロック機
構によりロックされているロック状態を図10aおよび
図6を参照して説明する。
構によりロックされているロック状態を図10aおよび
図6を参照して説明する。
【0022】昇降部に軸支されている一対のロック爪2
5,25は、図10bに示す平衡状態から爪ばね30
が、図6に示すように、A角度だけ回転し、当該A角度
だけ回転した時に生ずる付勢力を一対のロック爪25,
25が受け、ロック棒のロック爪スライド軸23に圧接
している状態を示すものである。
5,25は、図10bに示す平衡状態から爪ばね30
が、図6に示すように、A角度だけ回転し、当該A角度
だけ回転した時に生ずる付勢力を一対のロック爪25,
25が受け、ロック棒のロック爪スライド軸23に圧接
している状態を示すものである。
【0023】昇降部が昇降装置本体からロック状態を解
除する場合には、下降釦(図示せず)をONすると、昇
降部はロック状態を解除するため、昇降装置本体に内蔵
されている駆動モータ(図示せず)が、ワイヤロープ9
を引き上げられる方向に回転し、昇降部を一旦上昇させ
る。昇降部が上昇する際は、当該昇降部に軸支されてい
る一対のロック爪25,25が、爪ばねがA角度だけ回
転した時に生ずる付勢力で、ロック棒のロック爪スライ
ド軸を押圧しつつ昇降部は上昇する。このため、駆動モ
ータ(図示せず)は、昇降部などを引き上げる以外の負
荷が作用する。
除する場合には、下降釦(図示せず)をONすると、昇
降部はロック状態を解除するため、昇降装置本体に内蔵
されている駆動モータ(図示せず)が、ワイヤロープ9
を引き上げられる方向に回転し、昇降部を一旦上昇させ
る。昇降部が上昇する際は、当該昇降部に軸支されてい
る一対のロック爪25,25が、爪ばねがA角度だけ回
転した時に生ずる付勢力で、ロック棒のロック爪スライ
ド軸を押圧しつつ昇降部は上昇する。このため、駆動モ
ータ(図示せず)は、昇降部などを引き上げる以外の負
荷が作用する。
【0024】さらに、昇降部が上昇すると、当該昇降部
の軸支されている一対のロック爪が、ロック棒のロック
爪スライド軸から離れ、一対のロック爪は、支持軸を支
点として爪ばねにより付勢されている方向、即ち、上方
に向けて円弧状に回転し、図10bに示す平衡状態の位
置に停止する。
の軸支されている一対のロック爪が、ロック棒のロック
爪スライド軸から離れ、一対のロック爪は、支持軸を支
点として爪ばねにより付勢されている方向、即ち、上方
に向けて円弧状に回転し、図10bに示す平衡状態の位
置に停止する。
【0025】昇降部は、上昇し続け、やがて、上死点に
到達すると、駆動モータが逆回転するように電源が切り
替わり、昇降部は下降する。
到達すると、駆動モータが逆回転するように電源が切り
替わり、昇降部は下降する。
【0026】昇降部が下降すると、昇降部に軸支されて
いる一対のロック爪は、爪ばねに抗して上方に円弧状に
図6に示すD角度だけ回動し、D角度だけ回転した時に
生ずる付勢力をロック棒のロック爪スライド軸に圧接さ
せながら、昇降部は下降し、さらに、一対のロック爪が
ロック棒のストッパ部24に接すると、図6に示す、D
角度より大きいC角度回動し、C角度だけ回転した時に
生ずる付勢力をロック棒のストッパ部24に圧接させな
から、図10cに示すように、昇降部は下降する。
いる一対のロック爪は、爪ばねに抗して上方に円弧状に
図6に示すD角度だけ回動し、D角度だけ回転した時に
生ずる付勢力をロック棒のロック爪スライド軸に圧接さ
せながら、昇降部は下降し、さらに、一対のロック爪が
ロック棒のストッパ部24に接すると、図6に示す、D
角度より大きいC角度回動し、C角度だけ回転した時に
生ずる付勢力をロック棒のストッパ部24に圧接させな
から、図10cに示すように、昇降部は下降する。
【0027】このように、昇降部は、巻取りドラムから
繰り出されたワイヤロープの下降に合わせて下降する
が、昇降部は、昇降部に軸支されているロック爪が爪ば
ねにより生ずる付勢力を抵抗として受けながら下降する
ので、スムーズに昇降部が下降しないことがある。
繰り出されたワイヤロープの下降に合わせて下降する
が、昇降部は、昇降部に軸支されているロック爪が爪ば
ねにより生ずる付勢力を抵抗として受けながら下降する
ので、スムーズに昇降部が下降しないことがある。
【0028】昇降部が、更に、下降し、図10dに示す
ように、昇降部に軸支されているロック爪がロック棒か
ら離れると、爪ばねは平衡状態になり一対のロック爪
は、図10dに示す位置に回転し平衡状態を保つ。
ように、昇降部に軸支されているロック爪がロック棒か
ら離れると、爪ばねは平衡状態になり一対のロック爪
は、図10dに示す位置に回転し平衡状態を保つ。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の高
天井に設置される昇降装置のロック機構は、昇降部をロ
ック機構から解除するために、当該昇降部を一旦上昇さ
せる。
天井に設置される昇降装置のロック機構は、昇降部をロ
ック機構から解除するために、当該昇降部を一旦上昇さ
せる。
【0030】しかしながら、従来の昇降装置のロック機
構は、昇降部を昇降装置本体に取付けられているロック
棒にロックされるロック爪が、支持軸を支点として円弧
状に回動する際、爪ばねにより付勢力を受ける構造にな
っている。
構は、昇降部を昇降装置本体に取付けられているロック
棒にロックされるロック爪が、支持軸を支点として円弧
状に回動する際、爪ばねにより付勢力を受ける構造にな
っている。
【0031】このため、第1の問題として、ロック爪を
ロック棒から解除するため、一旦、昇降部を上昇させる
際、昇降部は、当該昇降部に軸支されているロック爪
が、爪ばねによりロック棒のロック爪スライド軸に押圧
する付勢力が作用する。
ロック棒から解除するため、一旦、昇降部を上昇させる
際、昇降部は、当該昇降部に軸支されているロック爪
が、爪ばねによりロック棒のロック爪スライド軸に押圧
する付勢力が作用する。
【0032】このため、昇降部を上昇させるため、ワイ
ヤロープを巻取る駆動モータに余分な回転力(トルク)
を必要とすることから、駆動モータに余分な負担を掛け
ていた。
ヤロープを巻取る駆動モータに余分な回転力(トルク)
を必要とすることから、駆動モータに余分な負担を掛け
ていた。
【0033】また、第2の問題として、昇降部をロック
機構から解除したのち、昇降部を下降させる際、当該昇
降部に軸支されているロック爪は、爪ばねにより、当該
ロック爪を軸支する支持軸を支点として、当該ロック爪
がロック棒のロック爪スライド軸およびストッパ部を押
圧する方向に付勢力を受けながら、昇降部が下降するた
め、ロック爪のロック棒のロック爪スライド軸およびス
トッパ部への押圧が抵抗となり、スムーズに昇降部が下
降しない可能性がある。
機構から解除したのち、昇降部を下降させる際、当該昇
降部に軸支されているロック爪は、爪ばねにより、当該
ロック爪を軸支する支持軸を支点として、当該ロック爪
がロック棒のロック爪スライド軸およびストッパ部を押
圧する方向に付勢力を受けながら、昇降部が下降するた
め、ロック爪のロック棒のロック爪スライド軸およびス
トッパ部への押圧が抵抗となり、スムーズに昇降部が下
降しない可能性がある。
【0034】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、駆動モータの負荷を軽減する昇降装置のロック機構
を提供することを課題とする。
で、駆動モータの負荷を軽減する昇降装置のロック機構
を提供することを課題とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、本発明の昇降装置のロック機構は、被取付面に取付
けられワイヤロープが巻き取り巻き戻される巻取ドラム
を連結した駆動部を有する昇降装置本体と、前記ワイヤ
ロープに吊り下げられ被吊下げ部材が取付けられる昇降
部とからなり、この昇降部が前記昇降装置本体にロック
されるロック機構を備えた昇降装置において、前記ロッ
ク機構は、前記昇降装置本体に取付けられ下方に係止凸
部を有するロック部材と、前記昇降部に軸支され円弧状
に回動するロック爪と、このロック爪を回動方向に付勢
する爪ばねとを備え、前記昇降装置本体に取付けられた
前記ロック部材の係止凸部に前記昇降部に軸支され爪ば
ねにより付勢されるロック爪を係止して前記昇降部を前
記昇降装置本体にロックし、前記昇降部を前記昇降装置
本体からロック状態を解除する際は、前記昇降部を一旦
上昇させ前記ロック爪を前記ロック部材の係止凸部から
解除するものであって、前記爪ばねの一方側の係止部を
前記昇降部に軸支されたロック爪の係止穴に挿入すると
ともに、当該爪ばねの他方側の係止部を当該昇降部に円
弧状に形成した案内溝に移動可能に係合したことを特徴
とするものである。
に、本発明の昇降装置のロック機構は、被取付面に取付
けられワイヤロープが巻き取り巻き戻される巻取ドラム
を連結した駆動部を有する昇降装置本体と、前記ワイヤ
ロープに吊り下げられ被吊下げ部材が取付けられる昇降
部とからなり、この昇降部が前記昇降装置本体にロック
されるロック機構を備えた昇降装置において、前記ロッ
ク機構は、前記昇降装置本体に取付けられ下方に係止凸
部を有するロック部材と、前記昇降部に軸支され円弧状
に回動するロック爪と、このロック爪を回動方向に付勢
する爪ばねとを備え、前記昇降装置本体に取付けられた
前記ロック部材の係止凸部に前記昇降部に軸支され爪ば
ねにより付勢されるロック爪を係止して前記昇降部を前
記昇降装置本体にロックし、前記昇降部を前記昇降装置
本体からロック状態を解除する際は、前記昇降部を一旦
上昇させ前記ロック爪を前記ロック部材の係止凸部から
解除するものであって、前記爪ばねの一方側の係止部を
前記昇降部に軸支されたロック爪の係止穴に挿入すると
ともに、当該爪ばねの他方側の係止部を当該昇降部に円
弧状に形成した案内溝に移動可能に係合したことを特徴
とするものである。
【0036】上記の構成において、本発明の昇降装置の
ロック機構は、天井面に設置される昇降装置本体内に駆
動モータを備え、当該駆動モータには、ワイヤロープを
巻き取り巻き戻しする巻取ドラムが連結されていて、当
該巻取用ドラムから繰り出されたワイヤロープは昇降部
を吊り下げ、当該昇降部に取付けられる照明器具(図示
せず)を昇降させる構造になっている。
ロック機構は、天井面に設置される昇降装置本体内に駆
動モータを備え、当該駆動モータには、ワイヤロープを
巻き取り巻き戻しする巻取ドラムが連結されていて、当
該巻取用ドラムから繰り出されたワイヤロープは昇降部
を吊り下げ、当該昇降部に取付けられる照明器具(図示
せず)を昇降させる構造になっている。
【0037】昇降部が、天井面に設置されている昇降装
置本体内に収納されている時、当該昇降部は、当該昇降
部に支持軸により軸支されているロック爪が、昇降装置
本体に取付けられているロック棒にロックされている。
置本体内に収納されている時、当該昇降部は、当該昇降
部に支持軸により軸支されているロック爪が、昇降装置
本体に取付けられているロック棒にロックされている。
【0038】従って、ワイヤロープに負荷をかけずに、
昇降部に取付けされている照明器具を保持する構造にな
っている。
昇降部に取付けされている照明器具を保持する構造にな
っている。
【0039】そこで、照明器具を下降させるため、下降
釦をONさせると、昇降装置本体内に内蔵されている駆
動モータに電源が投入され、昇降部のロックを解除する
ため一旦昇降部を上昇させるために、駆動モータは、ワ
イヤロープを巻き戻す方向に回転し、当該駆動モータに
連結された巻取ドラムにワイヤロープは巻き取られ、ワ
イヤロープに吊り下げられた昇降部は、上昇し始める。
釦をONさせると、昇降装置本体内に内蔵されている駆
動モータに電源が投入され、昇降部のロックを解除する
ため一旦昇降部を上昇させるために、駆動モータは、ワ
イヤロープを巻き戻す方向に回転し、当該駆動モータに
連結された巻取ドラムにワイヤロープは巻き取られ、ワ
イヤロープに吊り下げられた昇降部は、上昇し始める。
【0040】昇降部に軸支されているロック爪を付勢す
る爪ばねの一方側の係止軸は、ロック爪に形成された係
止穴に挿入されて係合され、爪ばねの他方側の係止軸
は、昇降部に設けられた円弧状の案内溝に回動自在に係
合されている。
る爪ばねの一方側の係止軸は、ロック爪に形成された係
止穴に挿入されて係合され、爪ばねの他方側の係止軸
は、昇降部に設けられた円弧状の案内溝に回動自在に係
合されている。
【0041】昇降部をロック解除するため、当該昇降部
を上昇させると、昇降部に軸支されているロック爪は、
爪ばねによりロック棒のロック爪スライド軸を押圧しつ
つ、当該ロック爪は、ロック爪スライド軸に接しながら
上方に移動している。
を上昇させると、昇降部に軸支されているロック爪は、
爪ばねによりロック棒のロック爪スライド軸を押圧しつ
つ、当該ロック爪は、ロック爪スライド軸に接しながら
上方に移動している。
【0042】さらに、昇降部が上昇すると、昇降部のロ
ック爪はロック棒から剥離し、昇降部は、ロック状態が
解除される。
ック爪はロック棒から剥離し、昇降部は、ロック状態が
解除される。
【0043】昇降部がロック状態から解除されると、ロ
ック爪を付勢した爪ばねの他方側の係止軸は、支持軸を
支点として円弧状の案内溝に沿って上方に移動する。
ック爪を付勢した爪ばねの他方側の係止軸は、支持軸を
支点として円弧状の案内溝に沿って上方に移動する。
【0044】ロック爪を付勢する爪ばねの他方側の係止
軸が、円弧状の案内溝に沿って移動可能に挿入・係合さ
れていることから、昇降部がロック状態を解除するため
に、昇降部が上昇する際、爪ばねによりロック爪がロッ
ク棒のロック爪スライド軸を押圧する押圧力を軽減する
ことができるので、昇降モータにかかる負荷を軽減する
ことができる。
軸が、円弧状の案内溝に沿って移動可能に挿入・係合さ
れていることから、昇降部がロック状態を解除するため
に、昇降部が上昇する際、爪ばねによりロック爪がロッ
ク棒のロック爪スライド軸を押圧する押圧力を軽減する
ことができるので、昇降モータにかかる負荷を軽減する
ことができる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を参照して本発
明の第1の実施の形態に係る昇降装置を説明する。な
お、従来技術と同一構成部品は同一番号を付して説明す
る。
明の第1の実施の形態に係る昇降装置を説明する。な
お、従来技術と同一構成部品は同一番号を付して説明す
る。
【0046】図1は本発明に係る第1の実施の形態に係
るロック爪が取付けられた昇降部を示す斜視図で、ロッ
ク機構は、図2に示すように、昇降装置本体1内に垂直
に取付けられたロック棒21と、図1に示すように、昇
降部10a中心上部に形成した矩形状溝部11内の手前
側と奥側に軸支して取付けられる一対のロック爪25,
25と、これらロック爪25の軸部を中心として円弧方
向に当該ロック爪を付勢する爪ばね30とを備えてい
る。
るロック爪が取付けられた昇降部を示す斜視図で、ロッ
ク機構は、図2に示すように、昇降装置本体1内に垂直
に取付けられたロック棒21と、図1に示すように、昇
降部10a中心上部に形成した矩形状溝部11内の手前
側と奥側に軸支して取付けられる一対のロック爪25,
25と、これらロック爪25の軸部を中心として円弧方
向に当該ロック爪を付勢する爪ばね30とを備えてい
る。
【0047】前記昇降装置本体1は、図2に示すよう
に、直方体状をなし、下面2から下方に円筒状体3が突
出するとともに、この円筒状体の天面3aには、昇降部
10aが収納される収納凹部4が形成され、この収納凹
部4の中心には、ロック棒21が垂直に取付けられてい
る。
に、直方体状をなし、下面2から下方に円筒状体3が突
出するとともに、この円筒状体の天面3aには、昇降部
10aが収納される収納凹部4が形成され、この収納凹
部4の中心には、ロック棒21が垂直に取付けられてい
る。
【0048】さらに、昇降装置本体1内には、図3に示
すように、駆動部としての駆動モータ40と、この駆動
モータの駆動軸(図示せず)に嵌合してねじ42で当該
駆動軸に固定される周面にV字状溝44を有する巻取ド
ラム43と、この巻取ドラムのV字状溝に巻付けられワ
イヤロープ9の方向を変える滑車45とが内蔵され、前
記収納凹部4の一方側からワイヤロープ9が垂下して延
出しているとともに、このワイヤロープ9は、昇降部の
上面壁16の一方側に穿設された貫通孔17から当該昇
降部内に挿入され、当該昇降部内に内蔵されているプー
リー35のV字状溝36に引っ掛けられ、昇降部の上面
壁の他方側に穿設された貫通孔17から外部に引き出さ
れ、引き出されたワイヤロープの端部は、昇降装置本体
内に引っ掛け固定されている。
すように、駆動部としての駆動モータ40と、この駆動
モータの駆動軸(図示せず)に嵌合してねじ42で当該
駆動軸に固定される周面にV字状溝44を有する巻取ド
ラム43と、この巻取ドラムのV字状溝に巻付けられワ
イヤロープ9の方向を変える滑車45とが内蔵され、前
記収納凹部4の一方側からワイヤロープ9が垂下して延
出しているとともに、このワイヤロープ9は、昇降部の
上面壁16の一方側に穿設された貫通孔17から当該昇
降部内に挿入され、当該昇降部内に内蔵されているプー
リー35のV字状溝36に引っ掛けられ、昇降部の上面
壁の他方側に穿設された貫通孔17から外部に引き出さ
れ、引き出されたワイヤロープの端部は、昇降装置本体
内に引っ掛け固定されている。
【0049】前記巻取ドラムのV字状溝44に巻付けら
れているワイヤロープ9は、駆動部としての駆動モータ
40の回転により、ワイヤロープ9が前記巻取ドラム4
3に巻取られ、当該駆動モータを反転することにより、
ワイヤロープが巻取ドラムから繰り出され、ワイヤロー
プに吊下げられている昇降部は下降する。
れているワイヤロープ9は、駆動部としての駆動モータ
40の回転により、ワイヤロープ9が前記巻取ドラム4
3に巻取られ、当該駆動モータを反転することにより、
ワイヤロープが巻取ドラムから繰り出され、ワイヤロー
プに吊下げられている昇降部は下降する。
【0050】昇降部中心上部に形成した矩形状溝部11
に対向して形成している溝部隔壁12,12の手前側と
奥側には、一方に円柱状の支持軸34が挿入される丸孔
状の貫通孔14と、他方に支持軸34が嵌込まれる嵌込
孔13が対向して形成するとともに、当該嵌込孔13の
近傍には、爪ばねの一方側の係止軸32が回転可能に挿
入され前記支持軸34を支点として円弧状の案内溝19
が形成されている。
に対向して形成している溝部隔壁12,12の手前側と
奥側には、一方に円柱状の支持軸34が挿入される丸孔
状の貫通孔14と、他方に支持軸34が嵌込まれる嵌込
孔13が対向して形成するとともに、当該嵌込孔13の
近傍には、爪ばねの一方側の係止軸32が回転可能に挿
入され前記支持軸34を支点として円弧状の案内溝19
が形成されている。
【0051】ロック棒21は、図4に示すように、従来
技術と同様に、昇降装置本体1に取付けられる円柱状の
連結軸22と、この連結軸の下方に連続して当該連結軸
より径が大きい円柱状のロック爪スライド軸23と、こ
のロック爪スライド軸の下方に連続して当該ロック爪ス
ライド軸より径が大きい係止凸部としての円柱状のスト
ッパ部24とから構成している。なお、連結軸とロック
爪スライド軸とストッパー部とは同軸上に形成してい
る。
技術と同様に、昇降装置本体1に取付けられる円柱状の
連結軸22と、この連結軸の下方に連続して当該連結軸
より径が大きい円柱状のロック爪スライド軸23と、こ
のロック爪スライド軸の下方に連続して当該ロック爪ス
ライド軸より径が大きい係止凸部としての円柱状のスト
ッパ部24とから構成している。なお、連結軸とロック
爪スライド軸とストッパー部とは同軸上に形成してい
る。
【0052】ロック爪25は、図1(B)に示すよう
に、従来技術と同様に、断面形状が先端に向けて三角形
状に突出し扇形をなすロック爪主部26と、このロック
爪主部の根元部に貫通形成した丸孔状の支持孔27と、
先端一方側面に穿設された爪ばねの係止軸32が挿入さ
れる一対の丸孔状の係止軸挿入穴28とを備えている。
に、従来技術と同様に、断面形状が先端に向けて三角形
状に突出し扇形をなすロック爪主部26と、このロック
爪主部の根元部に貫通形成した丸孔状の支持孔27と、
先端一方側面に穿設された爪ばねの係止軸32が挿入さ
れる一対の丸孔状の係止軸挿入穴28とを備えている。
【0053】爪ばね30は、図1(B)に示すように、
従来技術と同様に、例えば、コイル状に巻回されたコイ
ル巻回部31と、このコイル巻回部の両端から長手方向
に延出する係止軸32,32とを備えている。
従来技術と同様に、例えば、コイル状に巻回されたコイ
ル巻回部31と、このコイル巻回部の両端から長手方向
に延出する係止軸32,32とを備えている。
【0054】ロック爪と爪ばねを昇降部に形成された溝
部内に取付ける方法を説明する。最初に、爪ばねの係止
軸32をロック爪の側面に形成した係止軸挿入穴28に
挿入・係合したのち、爪ばねの他方の係止軸32を溝部
隔壁12に形成した円弧状の案内溝19に回動自在に挿
入・係合される。
部内に取付ける方法を説明する。最初に、爪ばねの係止
軸32をロック爪の側面に形成した係止軸挿入穴28に
挿入・係合したのち、爪ばねの他方の係止軸32を溝部
隔壁12に形成した円弧状の案内溝19に回動自在に挿
入・係合される。
【0055】それから、支持軸34を昇降部内部から昇
降部の溝部隔壁に穿設した貫通孔14に挿入するととも
に、ロック爪の支持孔27と爪ばねのコイル巻回部31
内に挿入し、最後に、当該支持軸34を嵌込孔13に圧
入し溝部隔壁12,12に固定する。
降部の溝部隔壁に穿設した貫通孔14に挿入するととも
に、ロック爪の支持孔27と爪ばねのコイル巻回部31
内に挿入し、最後に、当該支持軸34を嵌込孔13に圧
入し溝部隔壁12,12に固定する。
【0056】前記爪ばねの一方側の係止軸32は、ロッ
ク爪の係止軸挿入穴28に挿入され、爪ばねの他方側の
係止軸32は、昇降部に形成した円弧状の案内溝19に
挿入した構造であることから、ロック爪25は、支持軸
34を支点として円弧状に回動するとともに、爪ばねの
他方の係止軸25は、円弧状の案内溝19に沿って移動
できる。
ク爪の係止軸挿入穴28に挿入され、爪ばねの他方側の
係止軸32は、昇降部に形成した円弧状の案内溝19に
挿入した構造であることから、ロック爪25は、支持軸
34を支点として円弧状に回動するとともに、爪ばねの
他方の係止軸25は、円弧状の案内溝19に沿って移動
できる。
【0057】本発明に係る一実施の形態に係る昇降部が
昇降装置本体にロック機構によりロックされているロッ
ク状態を解除する方法、及び、ロック状態を解除された
昇降部を下降する状態での作用を図5および図6を参照
して説明する。
昇降装置本体にロック機構によりロックされているロッ
ク状態を解除する方法、及び、ロック状態を解除された
昇降部を下降する状態での作用を図5および図6を参照
して説明する。
【0058】図5aは、昇降部10が、当該昇降部に軸
支されている一対のロック爪25,25によりロック棒
21にロックされている状態を示す。
支されている一対のロック爪25,25によりロック棒
21にロックされている状態を示す。
【0059】図5bは、昇降部がロック状態を解除する
ために、昇降部が一旦上昇し、ロック機構から解除さ
れ、昇降部に軸支されている一対のロック爪が平衡状態
にある状態ある状態、即ち、当該ロック爪に爪ばねの付
勢力が作用せず、ロック爪の先端が下方に向けて傾いて
いる状態を示す。
ために、昇降部が一旦上昇し、ロック機構から解除さ
れ、昇降部に軸支されている一対のロック爪が平衡状態
にある状態ある状態、即ち、当該ロック爪に爪ばねの付
勢力が作用せず、ロック爪の先端が下方に向けて傾いて
いる状態を示す。
【0060】図5cは、昇降装置本体に取付けられてい
るロック棒に、昇降部に軸支されている一対のロック爪
が、爪ばねの下方に向かう付勢力を受けながらロック棒
に圧接しながら、昇降部が下降している状態を示す。
るロック棒に、昇降部に軸支されている一対のロック爪
が、爪ばねの下方に向かう付勢力を受けながらロック棒
に圧接しながら、昇降部が下降している状態を示す。
【0061】図5dは、昇降部に軸支されている一対の
ロック爪がロック棒から剥離し、一対のロック爪が平衡
状態にある状態を示す。
ロック爪がロック棒から剥離し、一対のロック爪が平衡
状態にある状態を示す。
【0062】図5aは、昇降部が当該昇降部に軸支され
ているロック爪によりロック棒にロックされている状態
を示すもので、当該昇降部に軸支されているロック爪2
5は、図5bに示す爪ばね30が平衡状態にある状態か
ら下方に向けてA角度だけ斜めに傾斜しているが、当該
爪ばね30の他方側の係止軸は円弧状の案内溝に挿入さ
れてることから、当該爪ばね30がロック爪に付勢する
付勢力は、図6に示すように、角度Aより小さいE角度
だけ回転した時に生ずる付勢力が回転方向に働き、ロッ
ク棒のロック爪スライド軸23に作用している。このた
め、従来技術より小さい付勢力がロック爪に付勢される
ことになる。
ているロック爪によりロック棒にロックされている状態
を示すもので、当該昇降部に軸支されているロック爪2
5は、図5bに示す爪ばね30が平衡状態にある状態か
ら下方に向けてA角度だけ斜めに傾斜しているが、当該
爪ばね30の他方側の係止軸は円弧状の案内溝に挿入さ
れてることから、当該爪ばね30がロック爪に付勢する
付勢力は、図6に示すように、角度Aより小さいE角度
だけ回転した時に生ずる付勢力が回転方向に働き、ロッ
ク棒のロック爪スライド軸23に作用している。このた
め、従来技術より小さい付勢力がロック爪に付勢される
ことになる。
【0063】つぎに、ロック状態を解除する場合につい
て説明する。
て説明する。
【0064】下降釦(図示せず)をONすると、昇降部
10aは、ロック状態を解除するため、昇降装置本体1
に内蔵されている駆動モータ40をワイヤロープ9が引
き上げられる方向に回転し、昇降部を一旦上昇させる。
10aは、ロック状態を解除するため、昇降装置本体1
に内蔵されている駆動モータ40をワイヤロープ9が引
き上げられる方向に回転し、昇降部を一旦上昇させる。
【0065】昇降部10aが上昇する際は、当該昇降部
に軸支されているロック爪25は、ロック棒のロック爪
スライド軸23を押圧しつつ昇降部は上昇する。このた
め、駆動モータ40は、昇降部などを引き上げる以外の
負荷が作用する。
に軸支されているロック爪25は、ロック棒のロック爪
スライド軸23を押圧しつつ昇降部は上昇する。このた
め、駆動モータ40は、昇降部などを引き上げる以外の
負荷が作用する。
【0066】しかし、ロック爪25を付勢する爪ばねの
他方側の係止軸32は案内溝19に挿入されていること
から、従来技術に比較して、爪ばねが付勢する角度は、
(AーE)だけ減少するので、駆動モータ40負荷は従
来技術より減少する。
他方側の係止軸32は案内溝19に挿入されていること
から、従来技術に比較して、爪ばねが付勢する角度は、
(AーE)だけ減少するので、駆動モータ40負荷は従
来技術より減少する。
【0067】さらに、昇降部が上昇すると、当該昇降部
の軸支されているロック爪が、ロック棒のロック爪スラ
イド軸23から離れと、ロック爪は支持軸を支点として
爪ばねにより付勢されている方向、即ち、上方に向けて
円弧状に回転するとともに、爪ばねの他方側の係止軸3
2は、円弧状の案内溝19に挿入されていることから、
当該爪ばねの他方側の係止軸32は案内溝19に沿って
上方に移動するため、ロック爪は、図5bに示す、平衡
状態の位置の近傍まで移動し停止する。
の軸支されているロック爪が、ロック棒のロック爪スラ
イド軸23から離れと、ロック爪は支持軸を支点として
爪ばねにより付勢されている方向、即ち、上方に向けて
円弧状に回転するとともに、爪ばねの他方側の係止軸3
2は、円弧状の案内溝19に挿入されていることから、
当該爪ばねの他方側の係止軸32は案内溝19に沿って
上方に移動するため、ロック爪は、図5bに示す、平衡
状態の位置の近傍まで移動し停止する。
【0068】昇降部は、上昇し続け、やがて、上死点に
到達すると、駆動モータが逆回転するように電源が切り
替わり、昇降部は下降する。
到達すると、駆動モータが逆回転するように電源が切り
替わり、昇降部は下降する。
【0069】昇降部が下降すると、昇降部に軸支されて
いるロック爪を付勢する爪ばねの他方側の係止軸は、円
弧状の案内溝に沿って当該案内溝の上端に突当たるまで
移動したのち、当該爪ばねは、更に、上方に向けた円弧
状に図6に示すG角度だけ回動し、G角度だけ回転した
時に生ずる付勢力を下方に受け、ロック棒のロック爪ス
ライド軸23に接しながら、昇降部は下降する。
いるロック爪を付勢する爪ばねの他方側の係止軸は、円
弧状の案内溝に沿って当該案内溝の上端に突当たるまで
移動したのち、当該爪ばねは、更に、上方に向けた円弧
状に図6に示すG角度だけ回動し、G角度だけ回転した
時に生ずる付勢力を下方に受け、ロック棒のロック爪ス
ライド軸23に接しながら、昇降部は下降する。
【0070】さらに、昇降部が下降すると、図6に示す
G角度より大きいH角度まで回動し、H角度だけ回転し
た時に生ずる付勢力を下方に受け、ロック棒のストッパ
部24に接しながら、図5cに示すように、昇降部は下
降する。
G角度より大きいH角度まで回動し、H角度だけ回転し
た時に生ずる付勢力を下方に受け、ロック棒のストッパ
部24に接しながら、図5cに示すように、昇降部は下
降する。
【0071】この際、爪ばねにより、ロック棒のストッ
パ部に押圧する力は、H角度だけ回転した時に生ずる付
勢力だけであり、殆ど、ロック棒のストッパ部に押圧す
る力は小さい。即ち、昇降部は下降するとき、ロック爪
を付勢する爪ばねの他方側の係止軸は、円弧状の案内溝
内を移動するだけで、爪ばねに抗して発生する付勢力は
発生しない。
パ部に押圧する力は、H角度だけ回転した時に生ずる付
勢力だけであり、殆ど、ロック棒のストッパ部に押圧す
る力は小さい。即ち、昇降部は下降するとき、ロック爪
を付勢する爪ばねの他方側の係止軸は、円弧状の案内溝
内を移動するだけで、爪ばねに抗して発生する付勢力は
発生しない。
【0072】そこで、従来技術のように、昇降部が下降
する際は、昇降部に軸支されているロック爪とロック棒
のロック爪スライド軸23およびストッパ部24との間
に生ずる抵抗により、スムーズに昇降部は下降する。
する際は、昇降部に軸支されているロック爪とロック棒
のロック爪スライド軸23およびストッパ部24との間
に生ずる抵抗により、スムーズに昇降部は下降する。
【0073】昇降部が、更に、下降し、図5dに示すよ
うに、昇降部に軸支されているロック爪が、ロック棒か
ら離れると、当該ロック爪は、爪ばねが平衡状態になる
ように、図5bに示す位置の近傍まで回転し平衡状態を
保つ。
うに、昇降部に軸支されているロック爪が、ロック棒か
ら離れると、当該ロック爪は、爪ばねが平衡状態になる
ように、図5bに示す位置の近傍まで回転し平衡状態を
保つ。
【0074】このように、本発明に係る昇降装置のロッ
ク機構は、従来のロック機構が持つロック及びロック解
除時における負荷を改善するもので、従来の形態に係る
昇降装置のロック機構が、昇降部を係止するロック爪
が、当該ロック爪を軸支する支持軸と爪ばねとにより支
持されていて、ロック爪が、支持軸を支点に円弧状に回
動する。更に、爪ばねの係止軸の一方が、ロック爪の係
止軸挿入穴に、爪ばねの係止軸の他方が、昇降部に形成
された係止軸挿入穴に取付けられた構造のため、ロック
解除時に、一旦上昇した昇降部が、ロック爪を円弧状に
回動し係止状態から解除する際に、当該ロック爪が、円
弧状に回動するロック爪の爪ばねの一方の係止軸が、昇
降部の係止軸挿入穴に固定されているため、ロック解除
したロック爪が、さらに、上昇し続ける昇降部を押さえ
る方向に働くため負荷となる。このため、昇降部を上昇
させる駆動モータに負荷がかかる。
ク機構は、従来のロック機構が持つロック及びロック解
除時における負荷を改善するもので、従来の形態に係る
昇降装置のロック機構が、昇降部を係止するロック爪
が、当該ロック爪を軸支する支持軸と爪ばねとにより支
持されていて、ロック爪が、支持軸を支点に円弧状に回
動する。更に、爪ばねの係止軸の一方が、ロック爪の係
止軸挿入穴に、爪ばねの係止軸の他方が、昇降部に形成
された係止軸挿入穴に取付けられた構造のため、ロック
解除時に、一旦上昇した昇降部が、ロック爪を円弧状に
回動し係止状態から解除する際に、当該ロック爪が、円
弧状に回動するロック爪の爪ばねの一方の係止軸が、昇
降部の係止軸挿入穴に固定されているため、ロック解除
したロック爪が、さらに、上昇し続ける昇降部を押さえ
る方向に働くため負荷となる。このため、昇降部を上昇
させる駆動モータに負荷がかかる。
【0075】次に上記実施の形態に係る昇降装置のロッ
ク機構の動作を説明する。
ク機構の動作を説明する。
【0076】昇降部のロック状態を解除のため、一旦昇
降部を上昇し、ロック爪を円弧状に移動し係止状態から
解除する際に、ロック機構の爪ばねの係止軸が円弧状の
案内溝に沿って移動するため、ロック爪が上昇する昇降
部に及ぼす負荷を軽減し、昇降部を上昇させる駆動モー
タの負荷を軽減する。
降部を上昇し、ロック爪を円弧状に移動し係止状態から
解除する際に、ロック機構の爪ばねの係止軸が円弧状の
案内溝に沿って移動するため、ロック爪が上昇する昇降
部に及ぼす負荷を軽減し、昇降部を上昇させる駆動モー
タの負荷を軽減する。
【0077】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、昇
降装置のロック機構は、昇降装置本体に取付けられたロ
ック部材としてのロック棒と、昇降部に軸支して取付け
られたロック爪と、一方が昇降部をロックするロック爪
に係合し他方を円弧状の案内溝に取付けた爪ばねとから
なる構成にしたことが特徴で、このため、本発明に係る
昇降装置のロック機構が、ロック及びロック解除する時
に、昇降部が上昇するときにロック爪が円弧状に回動
し、さらに、爪ばねの他方の係止軸が、昇降部に設けた
円弧状の案内溝に沿って移動するために、これにより、
従来のように円弧状に回動するロック爪により上昇する
昇降部を押さえるような負荷が軽減でき、さらに、昇降
部を上昇させる駆動部の負荷も軽減できる。
降装置のロック機構は、昇降装置本体に取付けられたロ
ック部材としてのロック棒と、昇降部に軸支して取付け
られたロック爪と、一方が昇降部をロックするロック爪
に係合し他方を円弧状の案内溝に取付けた爪ばねとから
なる構成にしたことが特徴で、このため、本発明に係る
昇降装置のロック機構が、ロック及びロック解除する時
に、昇降部が上昇するときにロック爪が円弧状に回動
し、さらに、爪ばねの他方の係止軸が、昇降部に設けた
円弧状の案内溝に沿って移動するために、これにより、
従来のように円弧状に回動するロック爪により上昇する
昇降部を押さえるような負荷が軽減でき、さらに、昇降
部を上昇させる駆動部の負荷も軽減できる。
【図1】本発明の第1実施の形態に係るロック機構を搭
載した昇降部を示すもので、(A)は昇降部を示す斜視
図。(B)はロック機構の一構成部品であるロック爪と
爪ばねとを示す斜視図。
載した昇降部を示すもので、(A)は昇降部を示す斜視
図。(B)はロック機構の一構成部品であるロック爪と
爪ばねとを示す斜視図。
【図2】同第1の実施の形態における昇降装置本体とこ
の昇降装置本体から繰り出されたワイヤロープに吊下げ
られた昇降部とを示す斜視図。
の昇降装置本体から繰り出されたワイヤロープに吊下げ
られた昇降部とを示す斜視図。
【図3】同第1の実施の形態における昇降装置本体内に
内蔵された駆動モータなどを示す斜視図。
内蔵された駆動モータなどを示す斜視図。
【図4】同第1の実施の形態における昇降部と昇降装置
本体内に取付けられるロック棒とを示す正面図。
本体内に取付けられるロック棒とを示す正面図。
【図5】同第1の実施の形態における昇降部のロック状
態を示す正面図。
態を示す正面図。
【図6】従来と本発明に係るロック爪に付勢する爪ばね
の付勢角度を示す平面図。
の付勢角度を示す平面図。
【図7】従来技術におけるロック機構を搭載した昇降部
を示すもので、(A)は昇降装置本体内に取付けられる
ロック棒を示す斜視図。(B)はワイヤロープに吊下げ
られたロック機構を搭載した昇降部を示す斜視図。
(C)はロック爪と爪ばねとを示す斜視図。
を示すもので、(A)は昇降装置本体内に取付けられる
ロック棒を示す斜視図。(B)はワイヤロープに吊下げ
られたロック機構を搭載した昇降部を示す斜視図。
(C)はロック爪と爪ばねとを示す斜視図。
【図8】従来技術におけるロック機構を搭載した昇降部
を示すもので、(A)は上面図。 (B)は正面図。
を示すもので、(A)は上面図。 (B)は正面図。
【図9】従来技術におけるロック棒とワイヤロープに吊
下げられたロック機構を搭載した昇降部とを示す正面
図。
下げられたロック機構を搭載した昇降部とを示す正面
図。
【図10】従来技術における昇降部のロック状態を示す
正面図。
正面図。
1…昇降装置本体, 9…ワイヤロープ, 10a…昇降部, 19…案内溝, 21…ロック棒(ロック部材), 24…ストッパ部(係止凸部), 25…ロック爪, 28…係止軸挿入穴(係止穴), 30…爪ばね, 32…爪ばねの係止軸(爪ばねの係止部), 40…駆動モータ(駆動部), 43…巻取ドラム。
Claims (1)
- 【請求項1】被取付面に取付けられワイヤロープが巻き
取り巻き戻される巻取ドラムを連結した駆動部を有する
昇降装置本体と、 前記ワイヤロープに吊り下げられ被吊下げ部材が取付け
られる昇降部とからなり、 この昇降部が前記昇降装置本体にロックされるロック機
構を備えた昇降装置において、 前記ロック機構は、 前記昇降装置本体に取付けられ下方に係止凸部を有する
ロック部材と、 前記昇降部に軸支され円弧状に回動するロック爪と、 このロック爪を回動方向に付勢する爪ばねとを備え、 前記昇降装置本体に取付けられた前記ロック部材の係止
凸部に前記昇降部に軸支され爪ばねにより付勢されるロ
ック爪を係止して前記昇降部を前記昇降装置本体にロッ
クし、 前記昇降部を前記昇降装置本体からロック状態を解除す
る際は、 前記昇降部を一旦上昇させ前記ロック爪を前記ロック部
材の係止凸部から解除するものであって、 前記爪ばねの一方側の係止部を前記昇降部に軸支された
ロック爪の係止穴に挿入するとともに、当該爪ばねの他
方側の係止部を当該昇降部に円弧状に形成した案内溝に
移動可能に係合したことを特徴とする昇降装置のロック
機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4828698A JPH11250728A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 昇降装置のロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4828698A JPH11250728A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 昇降装置のロック機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11250728A true JPH11250728A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=12799203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4828698A Pending JPH11250728A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 昇降装置のロック機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11250728A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2020188835A1 (ja) * | 2019-03-20 | 2021-10-14 | 三菱電機株式会社 | 天井扇風機 |
-
1998
- 1998-02-27 JP JP4828698A patent/JPH11250728A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2020188835A1 (ja) * | 2019-03-20 | 2021-10-14 | 三菱電機株式会社 | 天井扇風機 |
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