JPH11250919A - アルカリ金属電気化学電池における非水性電解液のためのホスフェート添加剤 - Google Patents

アルカリ金属電気化学電池における非水性電解液のためのホスフェート添加剤

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JPH11250919A
JPH11250919A JP10328649A JP32864998A JPH11250919A JP H11250919 A JPH11250919 A JP H11250919A JP 10328649 A JP10328649 A JP 10328649A JP 32864998 A JP32864998 A JP 32864998A JP H11250919 A JPH11250919 A JP H11250919A
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pulse
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カン ホン
Esther S Takeuchi
エス、タケウチ エスター
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】減少した電圧遅延または感知できない電圧遅延
を伴う電流パルス放電に好適なアルカリ金属電池。 【解決手段】非水性電解液が、エステル、エーテルおよ
びジアルキルカーボネート並びにアノードおよびカソー
ドを活生化する物質の混合物からなる群から選択される
第1の溶媒、環状カーボネート、環状エステルおよび環
状アミド並びに前記物質の混合物からなる群から選択さ
れる第2の溶媒、ホスフェート添加剤、および、そこに
溶解されたアルカリ金属塩からなり、前記塩のアルカリ
金属は前記アノードを構成する前記アルカリ金属と同一
または類似であり、活性化されたアノードおよびカソー
ドは、直前のプレパルス電流よりも著しく大きな振幅の
短時間の電流パルスバーストのパルスを少なくとも1個
放電でき、前記パルスの1個の末端ポテンシャルから前
記パルスの1個の最小ポテンシャルを引いたものが約
0.2ボルトより小さい電気化学電池。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルカリ金属電気
化学電池に関する。さらに詳しくは、本発明は、減少し
た電圧遅延または感知できない電圧遅延を伴う電流パル
ス放電に好適なアルカリ金属電池に関する。さらに詳細
には、本発明は、電流パルス放電における電圧遅延を減
少および/または削除することを目的として、特定の添
加剤を含む電解液で活性化されたリチウム電気化学電池
に関する。電圧遅延はアルカリ金属/遷移金属酸化物電
池、特にリチウム/酸化バナジウム銀電池において一般
的に生じる現象であり、その容量の40〜70%が損失
して電流パルス放電実施に置かれる。本発明によると、
このような化学構成を活性化する電解液に好適な添加剤
はホスフェート化合物( phosphate compound ((リン
酸エステル化合物))である。
【0002】短時間パルスやパルストレインの実施中に
電圧遅延を起こさない電池の電圧応答には、独特の特徴
がある。まず、電池ポテンシャルはパルスの実施中に終
始減少して、パルスの終期には最小になり、第二に、一
連のパルスにおける第1パルスの最小ポテンシャルは最
後のパルスの最小ポトテンシャルよりも高くなる。図1
は電圧遅延を示さないパルストレインとして一連のパル
スを適用する際の電池の典型的なまたは「理想的な」応
答の例示的な放電曲線10を示すグラフである。
【0003】一方、短時間パルスやパルストレインの実
施中に電圧遅延を起こす電池の電圧応答は、次の二形式
の一方または両方をとる。一方の形式は、第1パルスの
先頭のエッジポテンシャルが第1パルスの最後のエッジ
ポテンシャルよりも低くなる。換言すると、第1パルス
を適用して直ぐの電圧は第1パルス除去直前の電圧より
も低くなる。電圧遅延の第二の形態は、第1パルスの最
小ポテンシャルが一連のパルスが実施されたときの最後
のパルスの最小ポテンシャルよりも低くなることであ
る。図2は電圧遅延の両形態を示す電池の電圧応答の例
示的な放電曲線12を示すグラフである。
【0004】短時間のパルスの実施中における電池ポテ
ンシャルの最初の落ち込みは、電池の抵抗、すなわちカ
ソード‐電解液インターフェースおよびアノード‐電解
液インターフェースに起因する抵抗、並びに減極に起因
する抵抗の影響である。電圧遅延がないと、アノードお
よび/またはカソード上の不動態化されたフィルムに起
因する抵抗は無視できる。しかしながら、アルカリ金
属、特にリチウム金属アノード、およびリチウム・イン
ターカレート・カーボン・アノードにとって、有機電解
液に対する比較的低いポテンシャルおよび比較的高い反
応性のために、表面フィルムの形成は回避できない。す
なわち、理想的なアノード表面フィルムは電気的に絶縁
しており、イオン導電性であるべきである。多くのアル
カリ金属、特にリチウム電気化学系は、第1の要求を満
たすけれども、第2の要求は達成するのが困難である。
電圧遅延の場合、これらのフィルムの抵抗は無視でき
ず、結果として、この表面層の形成に起因して電池内に
インピーダンスが発生して、しばしば放電電圧や電池容
量を減少させることになる。換言すると、電圧遅延を除
いて、パルス放電状態におけるバックグラウンド電圧と
最低電圧との間のポテンシャルの落ち込みは、電池の導
電性、すなわちカソード、アノード、電解液および表面
フィルムの導電性の指標であり、パルストレインの実施
中における電池ポテンシャルの緩やかな減少は、電極お
よび電解液の減極に起因する。
【0005】すなわち電圧遅延の存在は、体内埋め込み
型ペースメーカーや心臓細動除去器などの医療装置のよ
うな装置への影響の点で、電流パルス放電状態に置かれ
たアルカリ金属/混合金属酸化物電池の望ましくない特
徴である。電圧遅延は、電池とこの電池によってパルス
放電状態で電力が供給される装置の両者の実効性および
適切な機能さえも制限するので望ましくない。
【0006】
【従来の技術】上記問題に対する公知の解決方法として
は、電解液を二酸化炭素CO2 で飽和することである。
サイクル効率はリチウムアノードがCO2 で飽和された
電解液で活性化された二次電池系において顕著に改良さ
れた(V.R. Koch and S.B. Brummer, Electrochimica A
cta, 1978, 23, 55-62; Ebner 等の米国特許第4853
304号;D. Aurbach, Y. Gofer, M. Ben-Zion and P.
Aped, J. Electroanal.Chem.1992, 339, 451-471 )。
タケウチ等の米国特許第5569558号は、リチウム
/酸化バナジウム銀電池などの混合遷移金属酸化物カソ
ードを有する一次電池における電圧遅延の存在を軽減す
るためのCO2飽和電解液の使用に関する。同一の効果
はリチウム・インターカレート・カーボン・アノード二
次電池についても知られている(D.Aurbach,Y.Ein-Eli,
O.Chusid,Y.Carmeli,M.BabaiandH.Yamin,J.Electroche
m.Soc.1994,141,603-611)。二酸化硫黄(SO2)も再
充填可能なリチウムイオン電池における充電放電サイク
ルを改良する他の添加剤であることが報告されている
(Y.Ein-Eli,S.R.ThomasandV.R.Koch,J.Electrochem.So
c.1996,143,L195-L197)。
【0007】CO2 およびSO2 は電池の放電特性を改
良できるが、それらの使用は限定される。電解液添加剤
としてのCO2 およびSO2 の両者に関連する問題は、
それらは室温で気体状態であるため、取り扱いにくいと
いうことである。また、CO2の溶解濃度を制御するこ
とは困難である。最良の結果は、50psigまでの圧
力で達成されるが、これはこの添加剤の実用性をさらに
減少させている。
【0008】二酸化炭素および二酸化硫黄の代わりに、
本発明は、アルカリ金属電気化学電池の電解液に有機の
ホスフェート(phosphonate(リン酸エステル))添加剤を
使用するものであり、これによってアノード表面フィル
ムを有利に改良する。このホスフェート添加剤は有機の
モノエステル、ジエステルもしくはトリエステルのホス
フエート化合物またはリン酸(phosphoric acid) として
定義され、これは通常使用される有機非プロトン溶媒(o
rganic aprotic solvent) を含む共同溶媒として用意さ
れる。有機ホスフェート添加剤は濃縮相状態になってい
るため、電解液調製において扱い易くなっている。活性
化電解液における共同溶媒として使用する場合、ホスフ
ェート添加剤はアルカリ金属アノードと相互作用してそ
の上にイオン導電性表面保護層を形成する。導電性表面
層はアルカリ金属電気化学電池の放電特性を改良し、そ
のような電池の高電流パルス放電における電圧遅延を最
小化または削除する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ホス
フェート添加剤類、好ましくはモノエステル、ジエステ
ルもしくはトリエステル化合物またはリン酸のグループ
の少なくとも1種類を、電池の活性化非水性電解液にお
ける共同溶媒として使用することによって、アルカリ金
属電気化学電池、特に一次リチウム電気化学電池のパル
ス放電特性を改良することである。リチウムに対するホ
スフェートグループの高い還元ポテンシャルに起因し
て、ホスフェート添加剤は他の電解液共同溶媒または溶
質と効率的に競合してリチウムアノードと反応する。ホ
スフェート還元生成物であるリチウムホスフェートまた
はリチウム塩は主反応生成物であると考えられる。この
ようなリチウム塩はアノード表面に析出してその上にイ
オン導電性保護フィルムを形成するものと考えられる。
結果として、アノード表面保護層の化学組成および形態
は変化して、これは電池の放電特性に有利になると考え
られる。
【0010】このようにして作製された電池では、電流
パルス放電使用における電圧遅延は減少したり感知でき
ない。さらに本発明は、少なくとも1種類のホスフェー
ト添加剤をリチウム/酸化バナジウム銀電気化学電池の
電解液にパルス放電使用中の電圧遅延を減少および/ま
たは削除するために導入することを示している。アルカ
リ金属/遷移金属酸化物電気化学系は、比較的低粘度の
溶媒と比較的高誘電率の溶媒とからなる電解液で一般に
活性化される。電解液の溶質は無機アルカリ金属塩であ
る。この塩のアルカリ金属はアノードのアルカリ金属と
同一である。本発明のホスフェート化合物は添加剤とし
て電解液に導入されて、アルカリ金属アノード、特にリ
チウムアノードと相互作用して、イオン導電性保護アノ
ード表面層を形成して電池の放電特性を改良し、電流パ
ルス放電状態における電圧遅延を最小化または削除す
る。それ故、本発明は、細動除去器のバッテリーに組み
込まれる電気化学系と機能的に関連付けられて高電流パ
ルス放電状態での電圧遅延を減少または削除する新規な
電解液を提供する。
【0011】本発明は、次の説明を参照することによっ
て当業者により明らかとなる。
【0012】
【課題を解決するための手段】ここで使用される「パル
ス」という言葉は、パルスの直前のプレパルス電流より
も著しく大きな振幅の短い電流バーストを意味する。パ
ルストレインは少なくとも2個の電流パルスから構成さ
れるものであり、パルス間に開回路休止をもたせて、ま
たは開回路休止をもたせずに比較的短時間で連続的に放
電するものである。
【0013】本発明の電気化学電池は、元素周期律表の
IA、IIAまたはIIIB属から選択されるアノード
を含んでいる。このようなアノードとしては、例えばリ
チウム、ナトリウム、カリウムなど、並びにそれらの合
金および金属間化合物、例えばLi‐Si、Li‐Bお
よびLi‐Si‐Bの合金並びに金属間化合物が挙げら
れる。好ましいアノードはリチウムからなり、さらに好
ましいアノードはリチウム合金、特にリチウム−アルミ
ニウム合金からなる。しかしながら、合金中のアルミニ
ウム重量が多くなればなるほど、電池のエネルギー密度
は低くなる。
【0014】アノードの形態は任意であるが、好ましく
はアノードはアノード金属からなる薄い金属製のシート
または箔からなり、好ましくはニッケルからなる金属製
アノード集電器にプレスまたは圧延されてアノード構成
要素を形成する。本発明の好ましい実施例においては、
このアノード構成要素はアノード集電器と同一の材料、
すなわち好ましくはニッケルからなる延長タブまたはリ
ードを有しており、これはケースが負極の電気的配置の
導電性金属からなる電池ケースに溶接によって接触させ
て、そこに一体形成されている。また、アノードはボビ
ン型、シリンダーまたはペレットなどの他の形状に形成
して、低表面積の電池設計を可能にしてもよい。
【0015】カソードは好ましくは固体材料からなり、
カソードでの電気化学反応はアノードからカソードに移
動したイオンを、原子状態までまたは分子状態に変換す
る反応を含んでいる。固体カソード材料は金属、金属酸
化物、混合金属酸化物、金属硫化物または炭素質化合
物、並びにその組み合わせから構成してもよい。金属酸
化物、混合金属酸化物および金属硫化物は、化学付加反
応、または混合状態での熱処理、ゾルゲル形成、化学蒸
着または水熱合成による種々の金属酸化物、金属硫化物
および/または金属元素の親密接触によって形成され
る。このようにして調製される活物質は、IB、II
B、IIIB、IVB、VB、VIB、VIIBおよび
VIII族の金属、酸化物および硫化物を含んでおり、
貴金属および/または他の酸化物および硫化物が挙げら
れる。
【0016】好ましい混合金属酸化物の一例は一般式S
x2y を有している。ここで、SMは元素周期律
表のIB〜VIIBおよびVIII族から選択される金
属である。ここで、xは約0.30〜2.0であり、y
は約4.5〜6.0である。次のものに限定されるわけ
ではないが、例えば一実施例としてのカソード活物質は
一般式Agx2y を有する酸化バナジウム銀(SV
O)からなる。このSVOは幾つかある相のうちの何れ
であってもよい。このSVOの相としては、例えば、一
般式中において、x=0.35およびy=5.8を有す
るβ相の酸化バナジウム銀、一般式中においてx=0.
74およびy=5.37を有するγ相酸化バナジウム
銀、および一般式中においてx=1.0およびy=5.
5を有するε相酸化バナジウム銀、並びにその相の混合
物であってもよい。そのようなカソード活物質のより詳
細な説明は、Liang 等の米国特許第4310609号を
参照することができる。なお、上記米国特許は本発明の
出願人に譲り受けられており、ここに参照として組み込
まれる。
【0017】他の好適な複合カソード活物質としては、
2Z (z≦5)が挙げられる。このV2Z は銀
(II)、銀(I)または銀(O)の何れかの酸化状態
にある銀を含むAg2 Oと、銅(II)、銅(I)また
は銅(O)のいずれかの酸化状態にある銅を含むCuO
とが結び付けられて、一般式CuX Agy2z (C
SVO)を有する混合金属酸化物を提供する。すなわ
ち、この複合カソード活物質は、金属酸化物‐金属酸化
物‐金属酸化物、金属‐金属酸化物‐金属酸化物または
金属‐金属‐金属酸化物として記載され得るものであ
り、CuX Agy2 z で見出される材料組成の範囲
は、好ましくは約0.01≦x≦1.0、約0.01≦
y≦1.0、および約5.01≦z≦6.5である。C
SVOの一般的な形態は、Cu0.16Ag0.672z
(z=約5.5)およびCu0.5 Ag0.5 2z (z
=約5.75)である。酸素含有量はzで表されるが、
CSVO中の酸素の正確な化学量論比率は、カソード材
料が空気や酸素などの酸化雰囲気中で調製されるのか、
またはアルゴン、窒素およびヘリウムなどの不活性雰囲
気中で調製されるのかに依存して変わり得る。このカソ
ード活物質に関するより詳細な説明は、タケウチ等の米
国特許第5472810号およびタケウチ等の米国特許
第5516340号を参照することができる。なお、上
記米国特許の何れも本発明の出願人に譲り受けられてお
り、ここに参照として組み込まれる。
【0018】他のカソード活物質としては、二酸化マン
ガン、酸化コバルトリチウム、酸化ニッケルリチウム、
酸化バナジウム銅、二硫化チタン、酸化銅、硫化銅、硫
化鉄、二硫化鉄およびフッ化炭素、並びに上記物質の混
合物が挙げられる。好ましくはカソードは約80〜99
重量パーセントのカソード活物質から構成される。
【0019】上記のように調製されるカソード活物質
は、カソード混合物中に約1〜5重量パーセント含まれ
るフッ素ポリマー粉末、特に粉末状ポリテトラフルオロ
エチレンまたは粉末状ポリビニリデンフルオライドなど
のバインダー材料と混合されている。さらに、約10重
量パーセントまでの導電性希釈材がカソード混合物に添
加されて、導電性を改良してもよい。この目的に好適な
材料は、アセチレンブラック、カーボンブラックおよび
/またはグラファイト、または金属粉末、例えば粉末状
のニッケル、アルミニウム、チタンおよびステンレス鋼
などが挙げられる。好ましくはカソード活物質は、約3
重量パーセントの粉末状フッ素ポリマーバインダー、約
3重量パーセントの導電性希釈材および約94重量パー
セントのカソード活物質を含んでいる。カソード活混合
物は1枚以上のプレート状になっていて、アノード材料
からなる少なくとも1枚のプレートと機能的に関連付け
られているか、または長尺状になっていて、アノード材
料からなる対応する長尺状のものと巻回して「ゼリーロ
ール」と同様の構造体に形成されている。
【0020】内部の短絡状態を回避するためにカソード
は好適なセパレーター材料によってIA、IIAまたは
IIIB族のアノード材料から分離されている。セパレ
ーターは電気的絶縁材料からなり、このセパレーター材
料もまた、アノードおよびカソード活物質と化学的に不
活性であり、電解液に不活性で不溶である。さらにこの
セパレーター材料は、電池の電気化学反応の際に、電解
液の流通を可能にするのに十分な多孔度を有している。
例示されるセパレーター材料としては、ポリオレフィン
繊維またはフッ素ポリマー繊維、例えばポリビニリデン
フルオライド、ポリエチレンテトラフルオロエチレンお
よびポリエチレンクロロトリフルオロエチレンの織物お
よび不織布を、ポリオレフィンもしくはフッ素ポリマー
の微孔性フィルムに積層または重ね合わせたものが挙げ
られる。好適な微孔性フィルムとしては、商品名ZIT
EX(ケミプラスト インコーポレイテッド)として市
販されているポリテトラフルオロエチレン膜、商品名C
ELGARD(セラニースプラスチック カンパニー
インコーポレイテッド)として市販されているポリプロ
ピレン膜および商品名DEXIGLAS(C.H. Dexter,
Div., Dexter Corp.)として市販されている膜が挙げ
られる。またセパレーターは、不織ガラス、ガラス繊維
材料およびセラミック材料から構成されていてもよい。
【0021】セパレーターの形態は一般的にシートであ
り、アノード電極とカソード電極との間に、その間の物
理的接触を回避するように配置されている。アノードは
蛇のような構造体に折り畳まれ、多数のカソードプレー
トがアノードの折り畳みの間に配置されて、電池ケース
内に受け入れられるか、または電極コンビネーションを
巻回して円筒形の「ゼリーロール」構造体に形成され
る。
【0022】さらに、本発明の電気化学電池は、アノー
ドおよびカソード電極と機能的に関連付けられる非水性
イオン導電性電解液を含んでいる。この電解液は電池の
電気化学反応の際に、アノードおよびカソードの間のイ
オン移動のための媒体としての役割を果たす。本発明に
好適な非水性溶媒はイオン伝導に不可欠な物性(低粘
度、低表面張力および湿潤性)を示すように選択され
る。好適な非水性溶媒は、非水性溶媒に溶解された無機
塩から構成され、さらに好ましくは、低粘度溶媒、例え
ば有機のエステル、エーテルおよびジアルキルカーボネ
ートおよびこの混合物、並びに高誘電率溶媒、例えば環
状カーボネート、環状エステル、環状アミドおよびこの
混合物からなる非プロトン有機溶媒(aprotic organic s
olvent) の混合物に溶解されたアルカリ金属塩から構成
される。低粘度溶媒としては、テトラヒドロフラン(T
HF)、メチルアセテート(MA)、ジグリム、トリグ
リム、テトラグリム、1、2‐ジメトキシエタン(DM
E)、1、2‐ジエトキシエタン(DEE)、1‐エト
キシ、2‐メトキシエタン(EME)、ジメチルカーボ
ネート(DMC)、ジエチルカーボネート(DEC)、
ジプロピルカーボネート(DPC)、エチルメチルカー
ボネート(EMC)、メチルプロピルカーボネート(M
PC)およびエチルプロピルカーボネート(EPC)、
並びに上記物質の混合物が挙げられる。高誘電率溶媒と
しては、プロピレンカーボネート(PC)、エチレンカ
ーボネート(EC)、ブチレンカーボネート(BC)、
アセトニトリル、ジメチルスルホキシド、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド、γ‐ブチロラクトン
(GBL)およびN‐メチル‐ピロリジノン(NM
P)、並びに上記物質の混合物が挙げられる。
【0023】好適な電解液は無機のアルカリ金属塩から
なり、アノードがリチウムからなる場合、電解液のアル
カリ金属塩はリチウムを基本とする塩である。アノード
からカソードへのアルカリ金属イオンの輸送のための媒
体として有用な公知のリチウム塩としては、LiPF
6 、LiBF4 、LiAsF6 、LiSbF6 、LiC
lO4 、LiAlCl4 、LiGaCl4 、LiC(S
2 CF33 、LiN(SO2 CF32 、LiSC
N、LiO3 SCF2 CF3 、LiC65 SO3、L
iO2 CF3 、LiSO3 F、LiB(C654
よびLiCF3 SO 3 、並びに上記物質の混合物が挙げ
られる。好適な塩濃度は一般に約0.8〜1.5モルの
範囲であり、リチウム/遷移金属酸化物電気化学電池に
好適な電解液は、PCとDMEの体積比50:50混合
物に溶解したLiAsF6 またはLiPF6 を含んでい
る。
【0024】本発明によると、少なくとも1種類の有機
ホスフェート添加剤が先に記載したアルカリ金属電気化
学電池の電解液の共同溶媒として用意される。このホス
フェート添加剤は、好ましくは一般式(R1 O)P(=
O)(OR2 )(OR3 )を有するアルキルホスフェー
ト化合物(alkyl phosphonate compound)である。ここ
で、R1 、R2 およびR3 は同種または異種であり、そ
れらは水素原子、または1〜13個の炭素原子を含む飽
和または不飽和の有機原子団であってもよい。R1、R2
およびR3 が水素でない場合、それらの少なくとも1
つはCR456である。ここで、少なくともR4
芳香族置換基または不飽和の有機もしくは無機の原子団
である。トリス(トリメチルシリル)ホスフェート、ト
リベンジルホスフェート、ジメチルベンジルホスフェー
ト、ジエチルベンジルホスフェート、ジプロピルベンジ
ルホスフェート、ジブチルベンジルホスフェート、ジエ
チル‐2‐プロペニルホスフェート、ジフェニルメチル
ジエチルホスフェート、ジメチルホスフェート、ジエチ
ルホスフェート、ジプロピルホスフェート、ジブチルホ
スフェート、ジフェニルホスフェート、ジベンジルホス
フェート、ジアリルホスフェート、モノメチルホスフェ
ート、モノエチルホスフェート、モノプロピルホスフェ
ート、モノブチルホスフェート、モノフェニルホスフェ
ート、モノベンジルホスフェートおよびリン酸、並びに
前記物質の混合物が電解液の添加剤として使用される場
合に、最大の効果が見出される。
【0025】上記の化合物は本発明に有用な化合物の例
として示しただけであり、これらに限定されるわけでは
ない。当業者であれば、先に示した一般式の範囲から導
き出されるホスフェート化合物を容易に認識することが
でき、これを本発明の電圧遅延を減少させるための電解
液の添加剤として使用できると考えられる。
【0026】特定の機構に束縛することを意図しない
が、−OP(=O)(R)O−官能基中のP=O結合の
存在に起因してR1 基、R2 基およびR3 基の少なくと
も一方と酸素との間の結合が切断されて、ホスフェート
中間体が他の電解液の溶媒または溶質と効率的に競合し
て、リチウムと反応し、アノードの表面におけるホスフ
ェート還元生成物であるホスフェート塩、すなわちリチ
ウムホスフェートまたはリチウム塩を生成する。生じる
塩は酸化リチウムよりも導電性があり、有機ホスフェー
ト添加剤がないアノード上に形成し得る。結果として、
アノード表面保護層の化学組成および形態は電池の放電
特性にとって有利に変化するものと考えられる。
【0027】本発明において、アノードはリチウム金属
であり、カソードは好ましくは遷移混合金属酸化物のA
gV25.5 (SVO)である。好ましい電解液は少な
くとも1種類の上記低粘度溶媒と少なくとも1種類の上
記高誘電率溶媒とからなる非プロトン性溶媒混合物に溶
解された1.0M〜1.2MのLiAsF6 である。好
適な非プロトン性溶媒混合物は、プロピレンカーボネー
トおよびジメトキシエタンの体積比50対50混合物か
らなる。本発明の上記ホスフェート添加剤の濃度は、好
ましくは約0.001M〜約0.40Mの範囲にある。
パルス放電しているアルカリ金属電池における電圧遅延
を減少することに関する上記添加剤の有利な効果は、室
温並びに約37℃の何れにおいても達成される。このた
め、本発明の新規な電解液は、心臓細動除去器のような
体内埋め込み型医療装置に組み込まれるアルカリ金属/
遷移金属酸化物電池を活性化し、高電流パルス放電状態
での電圧遅延を最小化または削除できる有用な電池を作
る。
【0028】当業者に周知のように、体内埋め込み型心
臓細動除去器は、例えば心臓の感知やペース機能などの
機能を実行する回路によって与えられる一般的に中間比
率での定抵抗負荷構成要素のための電源を必要とする装
置である。時々、この心臓細動除去器は比較的高率のパ
ルス放電負荷構成要素を必要とする。これは、例えば放
置しておくと致命的になり得るような不整頻博、不規則
な心鼓動を治療するために心臓に電気的ショックを与え
る目的で細動除去器の容量充電中に起こる。電流パルス
中の電圧遅延の減少および削除は、適切な装置操作およ
び装置寿命の延長にとって重要である。
【0029】ここに記載される電池のアッセンブリー
は、好ましくは巻回型電池の形態にある。すなわち、作
製されたカソード、アノードおよびセパレーターは、ア
ノードがロールの外側に配置されるように「ゼリーロー
ル」または「巻回型電池スタック」の配置に巻回され
て、ケースが負極の構造となるように電池ケースに電気
的に接触させる。好適な上部および下部の絶縁体を使用
して、この巻回電池スタックは好適な寸法の金属製ケー
スに挿入される。この金属製ケースはステンレス鋼、軟
鋼、ニッケルメッキ軟鋼、チタン、タンタルまたはアル
ミニウムなどの材料から構成される。ただし、この金属
材料は電池の構成要素と化学変化を起こさない限り、こ
れらに限定されるわけではない。
【0030】電池のヘッダーはガラス‐金属シール/端
子ピンフィードスルーを収容するための第1の孔と電解
液を充填するための第2の孔とを備えた金属製のディス
クからなる。使用されるガラスは、例えば50重量%ま
でのシリコンを含む耐腐食性ののものから構成される。
このようなものとしては、例えばCABAL12、TA
23、FUSITE425、またはFUSITE435
などが挙げられる。正極端子のピンフィートスルーは好
ましくはチタンからなるが、モリブデン、アルミニウ
ム、ニッケル合金またはステンレス鋼であってもよい。
電池ヘッダーは電気化学電池の他の構成要素と化学変化
を起こさない元素から構成され、耐腐食性になってい
る。カソードリードはガラス‐金属シールにおいて正極
端子ピンと溶接され、ヘッダーは電極スタックを含むケ
ースに溶接される。電池はその後、上記の少なくとも1
種類のホスフェート添加剤を含む電解液で充填され、充
填孔にステンレス鋼製ボールを精密溶接するなどして密
閉シールされる。
【0031】上記のアッセンブリーは本発明の実施例と
しての電池の好ましい構成であるケースが負極の電池を
記載している。当業者に周知のように、本発明の実施例
としての電気化学系はケースが正極の電池に作製されて
もよい。
【0032】次の実施例は、本発明の電気化学電池の製
法および使用を記載し、本発明を実施するに当たって発
明者が最良実施形態と考えるものを示すが、これに限定
されるわけではない。
【0033】
【発明の実施の形態】実施例I リチウムアノード材料はニッケル集電器スクリーンにプ
レスされて、酸化バナジウム銀カソード材料はチタン集
電器スクリーンにプレスされた。2層の微孔性膜である
プロピレンセパレーターをアノードとカソードとの間に
サンドイッチしたプリズマティック型電池スタックアッ
センブリーの配置で作製した。次にこの電極アッセンブ
リーは、ケースが負極の構造のステンレス鋼製ケースに
密閉シールした。PCとDMEの体積比50対50の混
合物からなり有機ホスフェート添加剤を含まない1.0
MのLiAsF6 の標準型電解液で3つの電池を活性化
した(グループ1)。グループ1の電池を活性化するの
に使用した同一の電解液に、さらにジベンジルホスフェ
ート(DBP)を0.005M、0.01M、0.05
M、0.10M、または0.20M含む電解液でさらに
15個の電池(グループ毎に3つの電池)を活性化し
た。表1に示す。
【0034】 表1 電池構成 ・ グループ 〔LiAsF6 〕 PC:DME 〔DBP〕 ・ 1 1.0M 50:50 0.00M ・ 2 1.0M 50:50 0.005M ・ 3 1.0M 50:50 0.01M ・ 4 1.0M 50:50 0.05M ・ 5 1.0M 50:50 0.10M ・ 6 1.0M 50:50 0.20M
【0035】3.57kΩの定抵抗負荷を最初のプレ放
電バーニング期間中にすべての電池に対して21時間適
用した。このプレ放電期間はバーンインと呼ばれるもの
であり、電池の理論容量の約1%を失う。バーンインに
引き続いて、電池に対して各パルス間に15秒の休止を
もたせた4個の10秒パルス(23.2mA/cm2
からなるアクセプタンスパルステストを実施した。これ
らのパルストレインのためのアクセプタンスパルステス
ト中のプレパルスポテンシャル、電圧遅延およびパルス
最小ポテンシャルの平均放電指数を表2にまとめる。
【0036】 表2 アクセプタンスパルストレイン電圧(平均) ・グループ 〔DBP〕 Pprel V‐Delay P1min P4min ・ 1 0.00M 3.263 0.272 2.284 2.503 ・ 2 0.005M 3.267 0.242 2.329 2.517 ・ 3 0.01M 3.266 0.275 2.297 2.520 ・ 4 0.05M 3.265 0.388 2.135 2.479 ・ 5 0.10M 3.273 0.481 1.981 2.427 ・ 6 0.20M 3.282 0.438 1.965 2.383
【0037】アクセプタンスパルステストに引き続き、
すべての電池は9.53kΩの負荷で39日毎に繰り返
してパルストレインで放電させた。パルストレインは各
パルス間に15秒の休止をもたせた4個の23.2mA
/cm2 の10秒パルスである。パルストレイン1〜6
に対するプレパルスポテンシャル、電圧遅延およびパル
ス最小ポテンシャルの平均放電指数をそれぞれ表3〜8
にまとめる。
【0038】 表3 パルストレイン1電圧(平均) ・グループ 〔DBP〕 Pprel V‐Delay P1min P4min ・ 1 0.00M 3.224 0.000 2.629 2.507 ・ 2 0.005M 3.224 0.000 2.625 2.516 ・ 3 0.01M 3.224 0.000 2.624 2.513 ・ 4 0.05M 3.222 0.000 2.593 2.470 ・ 5 0.10M 3.221 0.000 2.577 2.442 ・ 6 0.20M 3.223 0.001 2.554 2.404
【0039】 表4 パルストレイン2電圧(平均) ・グループ〔DBP〕 Pprel V‐Delay P1min P4min ・ 1 0.00M 3.166 0.001 2.558 2.416 ・ 2 0.005M 3.164 0.000 2.538 2.407 ・ 3 0.01M 3.164 0.001 2.524 2.392 ・ 4 0.05M 3.165 0.001 2.503 2.368 ・ 5 0.10M 3.162 0.001 2.490 2.350 ・ 6 0.20M 3.162 0.000 2.490 2.332
【0040】 表5 パルストレイン3電圧(平均) ・グループ〔DBP〕 Pprel V‐Delay P1min P4min ・ 1 0.00M 2.895 0.000 2.374 2.269 ・ 2 0.005M 2.882 0.000 2.357 2.259 ・ 3 0.01M 2.882 0.000 2.343 2.249 ・ 4 0.05M 2.891 0.000 2.327 2.224 ・ 5 0.10M 2.882 0.000 2.305 2.202 ・ 6 0.20M 2.889 0.000 2.305 2.189
【0041】 表6 パルストレイン4電圧(平均) ・グループ〔DBP〕 Pprel V‐Delay P1min P4min ・ 1 0.00M 2.620 0.053 2.116 2.139 ・ 2 0.005M 2.601 0.000 2.174 2.134 ・ 3 0.01M 2.600 0.000 2.174 2.127 ・ 4 0.05M 2.612 0.000 2.157 2.095 ・ 5 0.10M 2.603 0.001 2.133 2.069 ・ 6 0.20M 2.614 0.002 2.129 2.044
【0042】 表7 パルストレイン5電圧(平均) ・グループ〔DBP〕 Pprel V‐Delay P1min P4min ・ 1 0.00M 2.532 0.167 1.680 1.858 ・ 2 0.005M 2.528 0.150 1.766 1.901 ・ 3 0.01M 2.527 0.103 1.840 1.914 ・ 4 0.05M 2.530 0.000 2.038 1.970 ・ 5 0.10M 2.529 0.000 2.020 1.936 ・ 6 0.20M 2.532 0.000 2.025 1.938
【0043】 表8 パルストレイン6電圧(平均) ・グループ〔DBP〕 Pprel V‐Delay P1min P4min ・ 1 0.00M 2.484 0.000 1.767 1.657 ・ 2 0.005M 2.470 0.005 1.750 1.687 ・ 3 0.01M 2.468 0.100 1.633 1.683 ・ 4 0.05M 2.481 0.000 2.903 1.770 ・ 5 0.10M 2.474 0.000 2.867 1.700 ・ 6 0.20M 2.483 0.000 2.887 1.712
【0044】表3〜8のデータは、DBPがパルス放電
する電気化学電池の電圧遅延に関して有する有利な効果
を示している。すべてのグループの電池は、同様のプレ
パルスポテンシャルを有していた。パルストレイン1〜
3では、如何なる電池にも電圧遅延はなかった。パルス
トレイン1〜3では、DBP添加剤を含まないグループ
1の電池は、グループ2〜6の電池よりも高いパルス最
小ポテンシャルを示した。パルストレイン1〜3では、
DBP濃度が高くなればなるほど、パルス最小ポテンシ
ャルが低くなる傾向を示している。
【0045】パルストレイン4では、グループ1の電池
のみが電圧遅延を示したが、DBP添加剤を含む他の電
池は電圧遅延を示さなかった。パルストレイン4では、
DBP添加剤を含むすべての電池はDBP添加剤を含ま
ない電池よりも大きなパルス1最小ポテンシャルを示し
た。しかしながら、DBP添加剤を含まないグループ1
の電池は、依然として最も大きなパルス4最小ポテンシ
ャルを示していた。
【0046】パルストレイン5では、DBP添加剤を含
まないグループ1の電池と比較的低濃度のDBPを含む
グループ2およびグループ3の電池とが電圧遅延を示し
た。これは図3〜5に示されている。図3の曲線20
は、DBP添加剤を含まないグループ1のパルストレイ
ン5の波形から作成された。図4の曲線22は、DBP
添加剤を0.005Mの濃度で含む電解液によって活性
化されたグループ2の電池のパルストレイン5の波形か
ら作成された。図5の曲線24は、DBP添加剤を0.
001Mの濃度で含む電解液によって活性化されたグル
ープ3の電池のパルストレイン5の波形から作成され
た。
【0047】しかしながら、比較的高いDBP濃度を有
するグループ4〜6の電池は、電圧遅延を示さなかっ
た。これは図6〜8に示されている。曲線30は、DB
P添加剤を0.05Mの濃度で含む電解液によって活性
化されたグループ4の電池のパルストレイン5の波形か
ら作成された。図7の曲線32は、DBP添加剤を0.
10Mの濃度で含む電解液によって活性化されたグルー
プ5の電池のパルストレイン5の波形から作成された。
図8の曲線34は、DBP添加剤を0.20Mの濃度で
含む電解液によって活性化されたグループ6の電池のパ
ルストレイン5の波形から作成された。さらに、グルー
プ1〜3の電池の中で、DBP濃度が高くなればなるほ
ど、電圧遅延は低くなっている。パルストレイン5で
は、DBP添加剤を含むすべての電池は、グループ1の
電池よりも高いパルス1最小ポテンシャルおよびパルス
4最小ポテンシャルを示した。最良の特性は、0.05
MのDBPを含むグループ4の電池で観測された。
【0048】パルストレイン6では、グループ3の電池
のみが若干の電圧遅延を示したが、他のグループの電池
は電圧遅延を示さなかった。また、パルストレイン6で
は、比較的低濃度のDBPを有するグループ2およびグ
ループ3の電池を除いて、比較的高濃度のDBPを有す
るその他の電池はグループ1のコントロール電池よりも
大きなパルス1最小ポテンシャルを示した。さらに、パ
ルストレイン6では、DBP添加剤を含むすべての電池
は、グループ1のコントロール電池よりも大きなパルス
4最小ポテンシャルを示した。グループ4の電池は、全
般的に最良の特性を示した。
【0049】比較例I ホスフェート添加剤を除いて、実施例1の記載と同様の
方法で18個の電池を作製した。特にPCとDMEの体
積比50対50混合物から成る有機ホスフェート添加剤
を含まない1.0MのLiAsF6 から成る標準型電解
液で3個の電池を活性化した(グループ1)。グループ
1の電池を活性化するのに使用したのと同一の電解液
に、さらにトリメチルホスフェート(TMP)を0.0
05M、0.01M、0.05M、0.10M、または
0.20M含む電解液で15個の電池を活性化した(各
グループ3個)。
【0050】実施例Iで放電させた電池と同様に、3.
57kΩの定抵抗負荷を最初のプレ放電バーンイン期間
中に21時間にわたってすべての電池に対して実施し
た。バーンインに引き続いて、電池に対して、各パルス
間に15秒の休止をもたせた4個の10秒パルス(2
3.2mA/CM2 )からなるアクセプタンスパルステ
ストを実施した。これらのパルストレインに対するアク
セプタンスパルステスト中のプレパルスポテンシャル、
電圧遅延およびパルス最小ポテンシャルの平均放電指数
を表9にまとめる。
【0051】 表9 アクセプタンスパルストレイン電圧(平均) ・グループ Pprel V‐Delay P1min P4min ・ 1 3.266 0.383 2.162 2.508 ・ 2 3.263 0.327 2.241 2.531 ・ 3 3.263 0.261 2.335 2.549 ・ 4 3.262 0.187 2.423 2.555 ・ 5 3.266 0.165 2.456 2.560 ・ 6 3.266 0.119 2.503 2.553
【0052】アクセプタンスパルステストにおいてすべ
てのグループの電池は、同様のプレパルスポテンシャル
を有しており、すべての電池は、少なくとも若干の電圧
遅延を示した。しかしながら、TMP添加剤を含む電解
液によって活性化された電池は、TMP添加剤を含まな
い電池よりも小さな電圧遅延であった。電圧遅延はパル
ス1末端ポテンシャルからパルス1最小ポテンシャルを
引くことによって計算される。TMP濃度が高くなれば
なるほど、電圧遅延は小さくなるとともに、パルス1最
小ポテンシャルは高くなる傾向がある。さらに、それぞ
れのパルストレインでは、パルス1最小ポテンシャルお
よびパルス4最小ポテンシャルは、それぞれ0.20M
および0.10MのTMP濃度で最大の平均電圧を示し
た。約0.20Mより大きなTMP濃度ではパルス最小
ポテンシャルは、アクセプタンスパルステストにおける
TMP濃度の増加によって減少する。
【0053】アクセプタンスパルステストに引き続い
て、すべての電池を39日毎にパルストレインを繰り返
して9.53kΩの負荷で放電させた。このパルストレ
インは各パルス間に15秒の休止をもたせた4個の2
3.2mA/cm2 の10秒パルスから構成される。パ
ルストレイン1〜7のプレパルスポテンシャル、電圧遅
延およびパルス最小ポテンシャルの平均放電指数をそれ
ぞれ表10〜16にまとめる。
【0054】 表10 パルストレイン1電圧(平均) グループ TMP〕 Pprel V‐Delay P1min P4min ・1 0.00M 3.222 0.000 2.630 2.526 ・2 0.005M 3.219 0.000 2.632 2.527 ・3 0.01M 3.217 0.000 2.633 2.528 ・4 0.05M 3.218 0.002 2.638 2.528 ・5 0.10M 3.219 0.000 2.644 2.539 ・6 0.20M 3.217 0.001 2.621 2.515
【0055】 表11 パルストレイン2電圧(平均) グループ 〔TMP〕 Pprel V‐Delay P1min P4min ・1 0.00M 3.186 0.000 2.560 2.441 ・2 0.005M 3.165 0.000 2.572 2.454 ・3 0.01M 3.164 0.000 2.569 2.445 ・4 0.05M 3.164 0.000 2.560 2.438 ・5 0.10M 3.164 0.000 2.563 2.441 ・6 0.20M 3.163 0.000 2.543 2.419
【0056】 表12 パルストレイン3電圧(平均) グループ 〔TMP〕 Pprel V‐Delay P1min P4min ・1 0.00M 2.898 0.000 2.361 2.273 ・2 0.005M 2.896 0.001 2.365 2.282 ・3 0.01M 2.886 0.000 2.366 2.282 ・4 0.05M 2.892 0.001 2.372 2.287 ・5 0.10M 2.890 0.000 2.381 2.295 ・6 0.20M 2.882 0.001 2.359 2.277
【0057】 表13 パルストレイン4電圧(平均) グループ 〔TMP〕 Pprel V‐Delay P1min P4min ・1 0.00M 2.623 0.105 2.117 2.195 ・2 0.005M 2.622 0.096 2.123 2.198 ・3 0.01M 2.611 0.108 2.106 2.191 ・4 0.05M 2.616 0.100 2.111 2.186 ・5 0.10M 2.614 0.107 2.105 2.191 ・6 0.20M 2.605 0.125 2.068 2.172
【0058】 表14 パルストレイン5電圧(平均) グループ 〔TMP〕 Pprel V‐Delay P1min P4min ・1 0.00M 2.542 0.130 1.785 1.935 ・2 0.005M 2.540 0.154 1.739 1.924 ・3 0.01M 2.539 0.162 1.742 1.936 ・4 0.05M 2.538 0.221 1.687 1.942 ・5 0.10M 2.538 0.246 1.680 1.961 ・6 0.20M 2.538 0.271 1.632 1.927
【0059】 表15 パルストレイン6電圧(平均) グループ 〔TMP〕 Pprel V‐Delay P1min P4min ・1 0.00M 2.514 0.100 1.720 1.819 ・2 0.005M 2.512 0.090 1.731 1.807 ・3 0.01M 2.510 0.118 1.709 1.823 ・4 0.05M 2.511 0.113 1.698 1.792 ・5 0.10M 2.509 0.106 1.687 1.776 ・6 0.20M 2.506 0.263 1.454 1.732
【0060】 表16 パルストレイン7電圧(平均) グループ 〔TMP〕 Pprel V‐Delay P1min P4min ・1 0.00M 2.382 0.000 1.561 1.415 ・2 0.005M 2.379 0.000 1.547 1.395 ・3 0.01M 2.358 0.000 1.589 1.444 ・4 0.05M 2.362 0.000 1.489 1.291 ・5 0.10M 2.352 0.000 1.454 1.256 ・6 0.20M 2.343 0.000 1.444 1.265
【0061】表10〜16に示すデータから電解液中に
おけるTMP添加剤の存在は、Li/SVO電池のパル
ス放電特性に関して顕著な効果を示さないことが明らか
である。TMP濃度が大きい方の電池(0.10Mおよ
び0.20M)は、パルストレイン6および7のパルス
最小ポテンシャルが低くなっていた。
【0062】比較例II ホスフェート添加剤を除いて、実施例1の記載と同様の
方法で18個の電池を作製した。特にPCとDMEの体
積比50対50混合物から成る有機ホスフェート添加剤
を含まない1.0MのLiAsF6 の標準型電解液で3
個の電池を活性化した(グループ1)。グループ1の電
池を活性化するのに使用したのと同一の電解液に、さら
にトリフェニルホスフェート(TPP)を0.005
M、0.01M、0.05M、0.10M、または0.
20M含む電解液で15個の電池を活性化した(各グル
ープ3個)。
【0063】実施例Iで放電させた電池と同様に、3.
57kΩの定抵抗負荷を最初のプレ放電バーンイン期間
中に21時間にわたってすべての電池に対して実施し
た。バーンインに引き続いて、電池に対して、各パルス
間に15秒の休止をもたせた4個の10秒パルス(2
3.2mA/CM2 )からなるアクセプタンスパルステ
ストを実施した。これらのパルストレインに対するアク
セプタンスパルステスト中のプレパルスポテンシャル、
電圧遅延およびパルス最小ポテンシャルの平均放電指数
を表17にまとめる。
【0064】 表17 アクセプタンスパルストレイン電圧(平均) グループ 〔TTP〕 Pprel V‐Delay P1min P4min ・1 0.00M 3.265 0.322 2.245 2.529 ・2 0.005M 3.269 0.203 2.361 2.524 ・3 0.01M 3.268 0.217 2.367 2.545 ・4 0.05M 3.265 0.099 2.472 2.529 ・5 0.10M 3.262 0.107 2.429 2.487 ・6 0.20M 3.261 0.008 2.385 2.357
【0065】アクセプタンスパルステストにおいてすべ
てのグループの電池は、同様のプレパルスポテンシャル
を有しており、すべての電池は、少なくとも若干の電圧
遅延を示した。しかしながら、TTP添加剤を含む電解
液によって活性化された電池は、TTP添加剤を含まな
い電池よりも電圧遅延が小さかった。TTP濃度が大き
くなればなるほど、電圧遅延が小さくなる傾向がある。
それぞれのパルストレインにとってパルス1最小ポテン
シャルおよびパルス4最小ポテンシャルは、それぞれ
0.05Mおよび0.01MのTTP濃度において最大
の平均電圧を示した。TTP濃度が約0.05Mより大
きい場合には、パルス最小ポテンシャルはアクセプタン
スパルステストにおけるTTP濃度の増加の結果、減少
する。
【0066】アクセプタンスパルステストに引き続い
て、すべての電池を39日毎にパルストレインを繰り返
して9.53kΩの負荷で放電された。このパルストレ
インは各パルス間に15秒の休止をもたせた4個の2
3.2mA/cm2 の10秒パルスから構成される。パ
ルストレイン1〜7のプレパルスポテンシャル、電圧遅
延およびパルス最小ポテンシャルの平均放電指数をそれ
ぞれ表18〜24にまとめる。
【0067】 表18 パルストレイン1電圧(平均) グループ 〔TTP〕 Pprel V‐Delay P1min P4min ・1 0.00M 3.219 0.001 2.636 2.515 ・2 0.005M 3.221 0.000 2.627 2.514 ・3 0.01M 3.221 0.000 2.638 2.532 ・4 0.05M 3.220 0.000 2.599 2.496 ・5 0.10M 3.219 0.001 2.570 2.450 ・6 0.20M 3.219 0.000 2.457 2.365
【0068】 表19 パルストレイン2電圧(平均) グループ 〔TTP〕 Pprel V‐Delay P1min P4min ・1 0.00M 3.154 0.000 2.563 2.428 ・2 0.005M 3.158 0.000 2.546 2.422 ・3 0.01M 3.158 0.000 2.567 2.445 ・4 0.05M 3.157 0.000 2.550 2.436 ・5 0.10M 3.156 0.089 2.415 2.384 ・6 0.20M 3.153 0.122 2.294 2.293
【0069】 表20 パルストレイン3電圧(平均) グループ 〔TTP〕 Pprel V‐Delay P1min P4min ・1 0.00M 2.869 0.001 2.395 2.296 ・2 0.005M 2.873 0.000 2.365 2.277 ・3 0.01M 2.837 0.000 2.359 2.274 ・4 0.05M 2.869 0.016 2.348 2.291 ・5 0.10M 2.865 0.338 1.934 2.219 ・6 0.20M 2.850 0.522 1.524 2.002
【0070】 表21 パルストレイン4電圧(平均) グループ 〔TTP〕 Pprel V‐Delay P1min P4min ・1 0.00M 2.600 0.098 2.095 2.171 ・2 0.005M 2.603 0.131 2.035 2.149 ・3 0.01M 2.576 0.175 1.898 2.066 ・4 0.05M 2.595 0.464 1.408 1.941 ・5 0.10M 2.585 1.171 0.587 1.877 ・6 0.20M 2.571 0.093 0.583 1.634
【0071】 表22 パルストレイン5電圧(平均) グループ 〔TTP〕 Pprel V‐Delay P1min P4min ・1 0.00M 2.538 0.157 1.720 1.902 ・2 0.005M 2.539 0.165 1.624 1.848 ・3 0.01M 2.538 0.173 1.579 1.832 ・4 0.05M 2.535 0.067 1.786 1.830 ・5 0.10M 2.528 0.111 1.650 1.739 ・6 0.20M ‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐
【0072】 表23 パルストレイン6電圧(平均) グループ 〔TTP〕 Pprel V‐Delay P1min P4min ・1 0.00M 2.505 0.042 1.744 1.733 ・2 0.005M 2.502 0.000 1.797 1.699 ・3 0.01M 2.499 0.000 1.765 1.657 ・4 0.05M 2.411 0.000 1.435 0.990 ・5 0.10M 2.339 0.000 1.254 0.489 ・6 0.20M ‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐
【0073】 表24 パルストレイン7電圧(平均) グループ 〔TTP〕 Pprel V‐Delay P1min P4min ・1 0.00M 2.325 0.001 1.480 1.182 ・2 0.005M 2.295 0.000 1.347 0.793 ・3 0.01M 2.263 0.000 1.121 0.687 ・4 0.05M 2.178 0.000 0.461 0.239 ・5 0.10M ‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐ ・6 0.20M ‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐
【0074】表18〜24のデータから比較的高いTT
P濃度(0.10Mおよび0.20M)を有するグルー
プ5およびグループ6の電池は、このテストにおいて余
り良い特性を示さないことは明らかである。すべてのパ
ルストレインにおいて、他のグループの電池よりパルス
最小ポテンシャルは低くなっている。TTP濃度が低い
グループ2〜4の電池では、TTP添加剤の存在は、S
VO電池のパルス特性を改良していない。わずかに低い
パルス最小ポテンシャルがコントロール電池(グループ
1)のそれに匹敵する電池で観測された。
【0075】比較例IおよびIIより、一般式(R1
O)P(=O)(OR2 )(OR3 )を有するホスホネ
ート添加剤の場合、すべての3つのR基が芳香族基(例
えば、フェニル基)または飽和アルキル基(例えば、メ
チル基)のいずれかである場合、このような添加剤の存
在は、電圧遅延を最小化して高いパルス最小ポテンシャ
ルを維持することに関しては、SVO電池のパルス特性
を改良する助けとはならないことが結論付けられる。R
基がホスフェート化合物の酸素原子に直接結合したsp
2 混成炭素原子を有する芳香族基の場合、またはR基が
飽和有機アルキル基の場合、O‐R結合は強すぎて還元
条件で壊すことができない。好適なアノード表面フィル
ムは、この種類のホスホネート添加剤の存在下では、容
易に生じない。それ故、この種類のホスホネート添加剤
を含むSVO電池は、この添加剤を含まないSVO電池
を越える改良された長期間のパルス特性を示さない。同
様の結論は、先に記載した酸化バナジウム銀銅(CSV
O)などの他の混合金属酸化物でも導き出せる。
【0076】一方、水素(酸性プロトン)であるRまた
はベンジルもしくはアリルタイプの有機原子団であるR
のいずれかによって活性化される場合、電気的に絶縁で
イオン導電性のアノードフィルムが得られることを実施
例IはO‐R結合は示している。すなわち、SVO電池
の改良されたパルス特性は、SVO電池の電解液添加剤
としてこの種類のホスフェート添加剤を使用することに
よって達成される。それ故、SVO電池では、一般式
(R1 O)P(=O)(OR2 )(OR3 )を有するホ
スフェート添加剤中のR基の少なくとも1つは、水素
(酸性プロトン)またはCR456 基(ここで、少
なくともR4 は芳香族置換基または不飽和の有機もしく
は無機の原子団)のいずれかである。
【0077】特定の理論に拘束されるわけではないが、
アノード表面上に析出するO=P‐(O‐Li)n (O
R)m (n=1〜3;m=0〜2)の形成は、アルカリ
金属/遷移金属酸化物の電池、特にLi/SVO電池の
特性を改良するものと考えられる。強いO‐R結合(R
=メチル基またはフェニル基)の場合、リチウムアノー
ドによるホスフェート添加剤の還元によってO‐R結合
が開裂することなくO‐Li塩の生成物を生成する。一
方、ホスフェート添加剤のR基が水素(酸性プロトン)
の場合、それはリチウム金属と反応してO‐Li結合を
直接的に形成する。さらに、R基が活性である場合(例
えば、ベンジル基)、O‐R結合は比較的弱い。還元中
にO‐R結合は壊れてP‐O‐Li塩グループを含む生
成物を形成する。これは実施例IのDBP添加剤を有す
る電池で示されるように、Li/SVO電池のパルス放
電特性の観測される改良点の理由であると考えられる。
従来技術で記載したように、電圧遅延はLi/SVO電
池で一般的に観測される現象であり、これによってその
容量の40〜70%を失う。しかしながら、実施例Iで
放電させた電池は、その有効な寿命中には電圧遅延を示
さなかった(パルストレイン4〜8)。
【0078】ホスホネート添加剤の濃度の限界は、好ま
しくは約0.001M〜約0.40Mである。ホスフェ
ート添加剤の有利な効果は、添加剤濃度が約0.001
Mより低い場合には、明らかではない。一方、添加剤濃
度が0.40Mより大きい場合には、添加剤の有利な効
果はアノード表面に形成されたフィルムが厚くなりすぎ
るとともに電解液の導電性が低くなることに起因して、
内部電池抵抗が高くなるという不利益な効果によって打
ち消される。
【0079】すなわち、電圧遅延の存在は、アノード表
面の不導態層の形成に起因する。この不導態層はアノー
ド材料や電解液よりもイオン導電性が低い。本発明のア
ルキルホスフェート添加剤またはリン酸の存在によっ
て、化学的に改良されてアノードの不導態層は添加剤な
しに形成された不導態層よりイオン導電性が増加する。
‐OP(=O)O2 ‐官能基の存在に起因して、本発明
のホスフェート添加剤のOR1 、OR2 およびOR3
少なくとも1つの還元開裂が、アノード表面上にリチウ
ムホスフェートまたはホスフェート還元生成物のリチウ
ム塩を生成する。この表面フィルムは、添加剤が存在し
ないところで形成されたフィルムよりイオン導電性が高
く、電池特性、特にパルス放電中の電池特性を向上す
る。結果として、本発明のホスフェート添加剤が溶解し
た非水性有機溶媒で活性化されたアルカリ金属/遷移金
属酸化物がパルス放電適用で実施された場合、電圧遅延
が減少する。これは、本発明の電池によって体内埋め込
み型医療装置に電力が供給される場合に、特に重要とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は電圧遅延を示さない電気化学電池の一例
のパルス放電曲線を示すグラフである。
【図2】図2は電圧遅延を示す電気化学電池の一例のパ
ルス放電曲線を示すグラフである。
【図3】図3は0.00Mのジベンジルホスフェート濃
度を有する非水性電解液によって活性化されたLi/S
VO電池のパルストレイン波形から作成されたグラフで
ある。
【図4】図4は0.005Mのジベンジルホスフェート
濃度を有する非水性電解液によって活性化されたLi/
SVO電池のパルストレイン波形から作成されたグラフ
である。
【図5】図5は0.01Mのジベンジルホスフェート濃
度を有する非水性電解液によって活性化されたLi/S
VO電池のパルストレイン波形から作成されたグラフで
ある。
【図6】図6は0.05Mのジベンジルホスフェート濃
度を有する非水性電解液によって活性化されたLi/S
VO電池のパルストレイン波形から作成されたグラフで
ある。
【図7】図7は0.10Mのジベンジルホスフェート濃
度を有する非水性電解液によって活性化されたLi/S
VO電池のパルストレイン波形から作成されたグラフで
ある。
【図8】図8は0.20Mのジベンジルホスフェート濃
度を有する非水性電解液によって活性化されたLi/S
VO電池のパルストレイン波形から作成されたグラフで
ある。

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)アルカリ金属からなるアノード、 b)導電性材料からなる固体カソード、 c)前記アノードおよび前記カソードを活性化する非水
    性電解液からなる電圧遅延の減少を示しつつ電流パルス
    を放電できる電気化学電池であって、前記非水性電解液
    は、 i)エステル、エーテルおよびジアルキルカーボネート
    並びに前記物質の混合物からなる群から選択される第1
    の溶媒、 ii)環状カーボネート、環状エステルおよび環状アミド
    並びに前記物質の混合物からなる群から選択される第2
    の溶媒、 iii)ホスフェート添加剤、および iv)そこに溶解されたアルカリ金属塩から成り、前記塩
    の前記アルカリ金属は前記アノードを構成する前記アル
    カリ金属と同一または類似であり、活性化された前記ア
    ノードおよび前記カソードは、直前のプレパルス電流よ
    りも著しく大きな振幅の短時間の電流パルスバーストの
    パルスを少なくとも1個放電でき、前記パルスの1個の
    末端ポテンシャルから前記パルスの1個の最小ポテンシ
    ャルを引いたものが約0.2ボルトより小さくなってい
    る電気化学電池を提供することを特徴とする電気化学電
    池。
  2. 【請求項2】 前記ホスフェート添加剤は、一般式(R
    1 O)P(=O)(OR 2 )(OR3 )(ここで、R
    1 、R2 およびR3 は同種または異種であり、水素原
    子、または1〜13個の炭素原子を含む飽和または不飽
    和の有機原子団であり、それらはR1 、R2 およびR3
    が水素でない場合には、それらの少なくとも1つは芳香
    族置換基または不飽和の有機もしくは無機の原子団であ
    るR4 を少なくとも有するCR456 である)を有
    することを特徴とする請求項1に記載の電気化学電池。
  3. 【請求項3】 前記ホスフェート添加剤は、トリス(ト
    リメチルシリル)ホスフェート、トリベンジルホスフェ
    ート、ジメチルベンジルホスフェート、ジエチルベンジ
    ルホスフェート、ジプロピルベンジルホスフェート、ジ
    ブチルベンジルホスフェート、ジエチル‐2‐プロペニ
    ルホスフェート、ジフェニルメチルジエチルホスフェー
    ト、ジメチルホスフェート、ジエチルホスフェート、ジ
    プロピルホスフェート、ジブチルホスフェート、ジフェ
    ニルホスフェート、ジベンジルホスフェート、ジアリル
    ホスフェート、モノメチルホスフェート、モノエチルホ
    スフェート、モノプロピルホスフェート、モノブチルホ
    スフェート、モノフェニルホスフェート、モノベンジル
    ホスフェートおよびリン酸、並びに前記物質の混合物か
    らなる群から選択されることを特徴とする請求項1に記
    載の電気化学電池。
  4. 【請求項4】 前記ホスフェート添加剤は、約0.00
    1M〜約0.40Mの範囲で前記電解液中に存在するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電気化学電池。
  5. 【請求項5】 前記ホスフェート添加剤はジベンジルホ
    スフェートであり、約0.20Mまでの濃度で前記電解
    液中に存在することを特徴とする請求項1に記載の電気
    化学電池。
  6. 【請求項6】 少なくとも2個のパルスが、前記パルス
    間に開回路期間を設けて、または開回路期間を設けない
    で連続して放電されることを特徴とする請求項1に記載
    の電気化学電池。
  7. 【請求項7】 前記電流パルスは約23.2mA/cm
    2 であることを特徴とする請求項6に記載の電気化学電
    池。
  8. 【請求項8】 前記第1の溶媒は、テトラヒドロフラ
    ン、メチルアセテート、ジグリム、トリグリム、テトラ
    グリム、1,2‐ジメトキシエタン、1,2‐ジエトキ
    シエタン、1‐エトキシ、2‐メトキシエタン、ジメチ
    ルカーボネート、ジエチルカーボネート、ジプロピルカ
    ーボネート、エチルメチルカーボネート、メチルプロピ
    ルカーボネートおよびエチルプロピルカーボネート、並
    びに上記物質の混合物からなる群から選択されることを
    特徴とする請求項1に記載の電気化学電池。
  9. 【請求項9】 前記第2の溶媒は、プロピレンカーボネ
    ート、エチレンカーボネート、ブチレンカーボネート、
    アセトニトリル、ジメチルスルホキシド、ジメチルホル
    ムアミド、ジメチルアセトアミド、γ‐ブチロラクトン
    およびN‐メチル‐ピロリジノン、並びに上記物質の混
    合物からなる群から選択されることを特徴とする請求項
    1に記載の電気化学電池。
  10. 【請求項10】 前記アルカリ金属塩は、LiPF6
    LiBF4 、LiAsF 6 、LiSbF6 、LiClO
    4 、LiAlCl4 、LiGaCl4 、LiC(SO2
    CF33 、LiN(SO2 CF32 、LiSCN、
    LiO3 SCF2CF3 、LiC65 SO3 、LiO2
    CF3 、LiSO3 F、LiB(C6 54 および
    LiCF3 SO3 、並びに上記物質の混合物からなる群
    から選択されることを特徴とする請求項1記載の電気化
    学電池。
  11. 【請求項11】 前記固体カソードは、酸化バナジウム
    銀、酸化バナジウム銀銅、二酸化マンガン、酸化コバル
    ト、酸化ニッケル、フッ化炭素、酸化銅、硫化銅、硫化
    鉄、二硫化鉄、二硫化チタンおよび酸化バナジウム銅、
    並びに上記物質の混合物からなる群から選択されること
    を特徴とする請求項1に記載の電気化学電池。
  12. 【請求項12】 前記アノードはリチウムまたはリチウ
    ム‐アルミニウム合金から構成されることを特徴とする
    請求項1に記載の電気化学電池。
  13. 【請求項13】 前記カソードはカソード活物質を約8
    0〜99重量パーセント含むことを特徴とする請求項1
    に記載の電気化学電池。
  14. 【請求項14】 前記カソードはさらにバインダー材料
    および導電性添加剤を含むことを特徴とする請求項1に
    記載の電気化学電池。
  15. 【請求項15】 前記バインダー材料はフッ素樹脂粉末
    であることを特徴とする請求項14に記載の電気化学電
    池。
  16. 【請求項16】 前記導電性添加剤はチタン、アルミニ
    ウム、ニッケルおよびステンレス鋼からなる群から選択
    される金属粉末、炭素、グラファイト粉末、およびアセ
    チレンブラック、並びに前記物質の混合物からなる群か
    ら選択されることを特徴とする請求項14に記載の電気
    化学電池。
  17. 【請求項17】 前記カソードは約0〜3重量パーセン
    トの炭素、約1〜5重量パーセントのフッ素樹脂粉末、
    および約94重量パーセントのカソード活物質から構成
    されことを特徴とする請求項1に記載の電気化学電池。
  18. 【請求項18】 前記電池によって電力が与えられる体
    内埋め込み型医療装置と関連付けられることを特徴とす
    る請求項1に記載の電気化学電池。
  19. 【請求項19】 電圧遅延を減少させながら電流パルス
    を放電でき、医療装置作動機能のための電流パルスを少
    なくとも1個必要とする体内埋め込み型医療用装置と組
    み合わせられる電気化学電池であって、前記電池は、 a)アルカリ金属からなるアノード、 b)導電性材料からなる固体カソード、および c)前記アノードと前記カソードとを活性化する非水性
    電解液とからなり、前記非水性電解液は、 i)エステル、エーテルおよびジアルキルカーボネート
    並びに前記物質の混合物からなる群から選択される第1
    の溶媒、 ii)環状カーボネート、環状エステルおよび環状アミド
    並びに前記物質の混合物からなる群から選択される第2
    の溶媒、 iii)ホスフェート添加剤、および iv)そこに溶解されるアルカリ金属塩から成り、前記塩
    の前記アルカリ金属は前記アノードを構成する前記アル
    カリ金属と同一または類似であり、活性化された前記ア
    ノードおよび前記カソードは前記医療装置作動機能のた
    めの放電パルスを少なくとも1個放電できる電気化学電
    池を提供し、前記放電パルスは直前のプレパルス電流よ
    りも著しく大きな振幅の短時間の電流バーストであり、
    前記パルスの1つの末端ポテンシャルから前記パルスの
    1つの最小ポテンシャルを引いたものは約0.2ボルト
    よりも小さいことを特徴とする電池。
  20. 【請求項20】 前記ホスフェート添加剤は、一般式
    (R1 O)P(=O)(OR2 )(OR3 )(ここで、
    1 、R2 およびR3 は同種または異種であり、それら
    は、水素原子、または1〜13個の炭素原子を含む飽和
    または不飽和の有機原子団であり、R1 、R2 およびR
    3 が水素でない場合には、それらの少なくとも1つは芳
    香族置換基または不飽和の有機もしくは無機の原子団で
    あるR4 を少なくとも有するCR456 である)を
    有することを特徴とする請求項19に記載の電気化学電
    池。
  21. 【請求項21】 前記ホスフェート添加剤は、トリス
    (トリメチルシリル)ホスフェート、トリベンジルホス
    フェート、ジメチルベンジルホスフェート、ジエチルベ
    ンジルホスフェート、ジプロピルベンジルホスフェー
    ト、ジブチルベンジルホスフェート、ジエチル‐2‐プ
    ロペニルホスフェート、ジフェニルメチルジエチルホス
    フェート、ジメチルホスフェート、ジエチルホスフェー
    ト、ジプロピルホスフェート、ジブチルホスフェート、
    ジフェニルホスフェート、ジベンジルホスフェート、ジ
    アリルホスフェート、モノメチルホスフェート、モノエ
    チルホスフェート、モノプロピルホスフェート、モノブ
    チルホスフェート、モノフェニルホスフェート、モノベ
    ンジルホスフェートおよびリン酸、並びに前記物質の混
    合物からなる群から選択されることを特徴とする請求項
    19に記載の電気化学電池。
  22. 【請求項22】 前記ホスフェート添加剤は約0.00
    1M〜約0.40Mの範囲で前記電解液中に存在するこ
    とを特徴とする請求項19に記載の電気化学電池。
  23. 【請求項23】 少なくとも2個のパルスが、前記パル
    ス間に開回路期間を設けて、または開回路期間を設けな
    いで連続して放電されることを特徴とする請求項19に
    記載の電気化学電池。
  24. 【請求項24】 非水性電解液で活性化されるパルス放
    電している電気化学電池における電圧遅延を減少するた
    めの方法であって、 a)アルカリ金属からなるアノードを用意する工程、 b)導電性材料からなる固体カソードを用意する工程、 c)前記アノードおよび前記カソードと機能的に関連付
    けられる前記非水性電解液で前記電気化学電池を活性化
    する工程、および d)直前のプレパルスよりも著しく大きな振幅の短時間
    の電流バーストの電流パルスを少なくとも1個放電でき
    る電池を、前記パルスの1つの末端ポテンシャルから前
    記パルスの1つの最小ポテンシャルを引いたものが約
    0.2ボルトよりも小さくなるように、放電させる工程
    からなり、前記非水性電解液は、 i)エステル、エーテルおよびジアルキルカーボネー
    ト、並びに前記物質の混合物からなる群から選択される
    第1の溶媒、 ii)環状カーボネート、環状エステルおよび環状アミ
    ド、並びに前記物質の混合物からなる群から選択される
    第2の溶媒、 iii)ホスフェート添加剤、および iv)そこに溶解されるアルカリ金属塩から成り、前記塩
    の前記アルカリ金属は前記アノードを構成する前記アル
    カリ金属と同一または類似であることを特徴とする方
    法。
  25. 【請求項25】 一般式(R1 O)P(=O)(OR
    2 )(OR3 )(ここで、R1 、R2 およびR3 は同種
    または異種であり、それらは水素原子、または1〜13
    個の炭素原子を含む飽和または不飽和の有機原子団であ
    り、R1 、R2 およびR3 が水素でない場合には、それ
    らの少なくとも1つは芳香族置換基または不飽和の有機
    もしくは無機の原子団であるR4 を少なくとも有するC
    456である)を有するホスフェート添加剤を用
    意する工程を含むことを特徴とする請求項24に記載の
    方法。
  26. 【請求項26】 前記ホスフェート添加剤は、トリス
    (トリメチルシリル)ホスフェート、トリベンジルホス
    フェート、ジメチルベンジルホスフェート、ジエチルベ
    ンジルホスフェート、ジプロピルベンジルホスフェー
    ト、ジブチルベンジルホスフェート、ジエチル‐2‐プ
    ロペニルホスフェート、ジフェニルメチルジエチルホス
    フェート、ジメチルホスフェート、ジエチルホスフェー
    ト、ジプロピルホスフェート、ジブチルホスフェート、
    ジフェニルホスフェート、ジベンジルホスフェート、ジ
    アリルホスフェート、モノメチルホスフェート、モノエ
    チルホスフェート、モノプロピルホスフェート、モノブ
    チルホスフェート、モノフェニルホスフェート、モノベ
    ンジルホスフェートおよびリン酸、並びに前記物質の混
    合物からなる群から選択されることを特徴とする請求項
    24に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記ホスフェート添加剤は約0.00
    1M〜約0.40Mの範囲で前記電解液中に存在するこ
    とを特徴とする請求項24に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記ホスフェート添加剤はジベンジル
    ホスフェートであり、約0.20Mまでの濃度で前記電
    解液中に存在することを特徴とする請求項24に記載の
    方法。
  29. 【請求項29】 少なくとも2個のパルスが、前記パル
    ス間に開回路期間を設けて、または開回路期間を設けな
    いで連続して放電されることを特徴とする請求項24に
    記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記電流パルスは約23.2mA/c
    2 であることを特徴とする請求項29に記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記第1の溶媒は、テトラヒドロフラ
    ン、メチルアセテート、ジグリム、トリグリム、テトラ
    グリム、1,2‐ジメトキシエタン、1,2‐ジエトキ
    シエタン、1‐エトキシ、2‐メトキシエタン、ジメチ
    ルカーボネート、ジエチルカーボネート、ジプロピルカ
    ーボネート、エチルメチルカーボネート、メチルプロピ
    ルカーボネートおよびエチルプロピルカーボネート、並
    びに上記物質の混合物からなる群から選択されることを
    特徴とする請求項24に記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記第2の溶媒は、プロピレンカーボ
    ネート、エチレンカーボネート、ブチレンカーボネー
    ト、アセトニトリル、ジメチルスルホキシド、ジメチル
    ホルムアミド、ジメチルアセトアミド、γ‐ブチロラク
    トンおよびN‐メチル‐ピロリジノン、並びに上記物質
    の混合物からなる群から選択されることを特徴とする請
    求項24に記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記アルカリ金属塩は、LiPF6
    LiBF4 、LiAsF 6 、LiSbF6 、LiClO
    4 、LiAlCl4 、LiGaCl4 、LiC(SO2
    CF33 、LiN(SO2 CF32 、LiSCN、
    LiO3 SCF2CF3 、LiC65 SO3 、LiO2
    CF3 、LiSO3 F、LiB(C6 54 および
    LiCF3 SO3 、並びに上記物質の混合物からなる群
    から選択されることを特徴とする請求項24に記載の方
    法。
  34. 【請求項34】 前記固体カソードは酸化バナジウム
    銀、酸化バナジウム銀銅、二酸化マンガン、酸化コバル
    ト、酸化ニッケル、フッ化炭素、酸化銅、硫化銅、硫化
    鉄、二硫化鉄、二硫化チタンおよび酸化バナジウム銅、
    並びに上記物質の混合物からなる群から選択されること
    を特徴とする請求項24に記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記アノードはリチウムまたはリチウ
    ム‐アルミニウム合金から構成されることを特徴とする
    請求項24に記載の方法。
  36. 【請求項36】 前記カソードはカソード活物質を約8
    0〜99重量パーセント含むことを特徴とする請求項2
    4に記載の方法。
  37. 【請求項37】 前記カソードはさらにバインダー材料
    および導電性添加剤を含むことを特徴とする請求項24
    に記載の方法。
  38. 【請求項38】 前記バインダー材料はフッ素樹脂粉末
    であることを特徴とする請求項37に記載の方法。
  39. 【請求項39】 前記導電性添加剤はチタン、アルミニ
    ウム、ニッケルおよびステンレス鋼からなる群から選択
    される金属粉末、炭素、グラファイト粉末、およびアセ
    チレンブラック、並びに前記物質の混合物からなる群か
    ら選択されることを特徴とする請求項37に記載の方
    法。
  40. 【請求項40】 前記カソードは約0〜3重量パーセン
    トの炭素、約1〜5重量パーセントのフッ素樹脂粉末、
    および約94重量パーセントのカソード活物質から構成
    されことを特徴とする請求項24に記載の方法。
  41. 【請求項41】 体内埋め込み型医療装置に前記電池化
    学電池から電力を供給する工程を含むことを特徴とする
    請求項24に記載の方法。
  42. 【請求項42】 非水性電解液で活性化されたパルス放
    電している電気化学電池における電圧遅延を減少するた
    めの方法であって、 a)アルカリ金属からなるアノードを用意する工程、 b)酸化バナジウム、並びに元素周期律表のIB、II
    B、IIIB、IVB、VIB、VIIBおよびVII
    Iからなる群から選択される第2の金属「SM」から構
    成される混合金属酸化物から成り、前記混合金属酸化物
    は一般式SMx 2y (0.30≦x≦2.0および
    4.5≦y≦6.0)を有するカソードを用意する工
    程、 c)前記アノードおよび前記カソードと機能的に関連付
    けられる前記非水性電解液で前記電気化学電池を活性化
    する工程、および d)直前のプレパルス電流よりも著しく大きな振幅の短
    時間の電流バーストの電流パルスを少なくとも1個放電
    できる電池を、前記パルスの1つの末端ポテンシャルか
    ら前記パルスの1つの最小ポテンシャルを引いたものが
    約0.2ボルトよりも小さくなるように、放電させる工
    程からなり、前記非水性電解液は、 i)エステル、エーテルおよびジアルキルカーボネー
    ト、並びに前記物質の混合物からなる群から選択される
    第1の溶媒、 ii)環状カーボネート、環状エステルおよび環状アミ
    ド、並びに前記物質の混合物からなる群から選択される
    第2の溶媒、 iii)ホスフェート添加剤、および iv)そこに溶解されるアルカリ金属塩から成り、前記塩
    の前記アルカリ金属は前記アノードを構成する前記アル
    カリ金属と同一または類似であることを特徴とする方
    法。
  43. 【請求項43】 一般式(R1 O)P(=O)(OR
    2 )(OR3 )(ここで、R1 、R2 およびR3 は同種
    または異種であり、それらは水素原子、または1〜13
    個の炭素原子を含む飽和または不飽和の有機原子団であ
    り、R1 、R2 およびR3 が水素でない場合には、それ
    らの少なくとも1つは芳香族置換基または不飽和の有機
    もしくは無機の原子団であるR4 を少なくとも有するC
    456である)を有するホスフェート添加剤を用
    意する工程を含むことを特徴とする請求項42に記載の
    方法。
  44. 【請求項44】 前記ホスフェート添加剤は、トリス
    (トリメチルシリル)ホスフェート、トリベンジルホス
    フェート、ジメチルベンジルホスフェート、ジエチルベ
    ンジルホスフェート、ジプロピルベンジルホスフェー
    ト、ジブチルベンジルホスフェート、ジエチル‐2‐プ
    ロペニルホスフェート、ジフェニルメチルジエチルホス
    フェート、ジメチルホスフェート、ジエチルホスフェー
    ト、ジプロピルホスフェート、ジブチルホスフェート、
    ジフェニルホスフェート、ジベンジルホスフェート、ジ
    アリルホスフェート、モノメチルホスフェート、モノエ
    チルホスフェート、モノプロピルホスフェート、モノブ
    チルホスフェート、モノフェニルホスフェート、モノベ
    ンジルホスフェートおよびリン酸、並びに前記物質の混
    合物からなる群から選択されることを特徴とする請求項
    42に記載の方法。
  45. 【請求項45】 前記ホスフェート添加剤は約0.00
    1M〜約0.40Mの範囲で前記電解液中に存在するこ
    とを特徴とする請求項42に記載の方法。
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