JPH11250986A - 部品実装基板のコネクタ離脱用具及びコネクタ離脱方法 - Google Patents

部品実装基板のコネクタ離脱用具及びコネクタ離脱方法

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JPH11250986A
JPH11250986A JP10046672A JP4667298A JPH11250986A JP H11250986 A JPH11250986 A JP H11250986A JP 10046672 A JP10046672 A JP 10046672A JP 4667298 A JP4667298 A JP 4667298A JP H11250986 A JPH11250986 A JP H11250986A
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connector
locking
substrate
fulcrum
tool
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Application number
JP10046672A
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English (en)
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Masahiro Saito
正浩 斎藤
Morimasa Sato
守正 佐藤
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Original Assignee
Sharp Corp
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板にたわみや損傷を与えることなく、かつ
簡単に離脱できる部品実装基板のコネクタ離脱用具及び
コネクタ離脱方法を提供する。 【解決手段】 プリント配線基板10に半田接続により
取り付けられたプラグ12とプリント配線基板11に半
田接続により取り付けられたレセプタクル13とを嵌合
してこれら2つのプリント配線基板10,11に実装さ
れた回路部品を電気的に接続する構造のコネクタを離脱
させるコネクタ離脱用具Aであって、プリント配線基板
10上に載置または載置固定される支点部材1と、この
支点部材1に回動可能に取り付けられたアーム部材2
と、このアーム部材2の先端に設けられ、レセプタクル
13の外側面13aに形成された係止用穴部14に挿入
係止される係止部材3とで構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線基板
等、絶縁配線板の高密度実装技術に係り、1つのプリン
ト配線基板と他のプリント配線基板又はフレキシブルプ
リント配線基板とのそれぞれに半田接続されたboard t
o bardコネクタの離脱用具及び離脱方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の分野において、高密度
化は急速に進み、より信頼性の高い実装技術が求められ
ている。特に、小型機器、薄型機器の製造においては、
その構成部材であるプリント配線基板の小型化、薄型化
及び多機能化が重要課題となっている。また、これに伴
い、プリント配線基板に実装される各種回路部品の内部
配線接続を小スペースで効率よく行うことが要求され、
そのための一手段として、小型、薄型のコネクタを用い
てプリント配線基板同士の接続を行う方法が一般に採用
されている。
【0003】このような小型、薄型のコネクタの一般的
な接続構造を図10及び図11に示す。
【0004】このコネクタ接続には、通常、プリント配
線基板同士の接続を容易にするため、board to board
コネクタ(以下、BtoBコネクタと略記する)が実装
される。すなわち、小型、薄型でかつ多数のピン接触子
(以下、コンタクトピンという)82・・・,92・・
・を有するプラグ81及びレセプタクル91からなる一
対のコネクタが、各プリント配線基板89,99のそれ
ぞれに半田接続によって実装されている。
【0005】プラグ81側のコンタクトピン82,82
・・・は、直方体形状に形成されたプラグ本体83の長
手方向に沿う両外側面に添設するように設けられてお
り、レセプタクル91側のコンタクトピン92,92・
・・は、図では下面にプラグ本体83を挿入可能な開口
部93aが形成されたレセプタクル本体93の内部空間
に設けられている。このコンタクトピン92,92・・
・は、幅方向に対向するコンタクトピン92,92の間
隔W2が、プラグ本体83の両外側面に設けられたコン
タクトピン82,82の幅方向の間隔W3より狭くなる
ように設けられており、かつコンタクトピン92はそれ
自体バネ性を有する材料によって形成されている。
【0006】つまり、プラグ本体83をレセプタクル本
体93内に挿入し、プラグ本体83の両外側面に設けら
れたコンタクトピン82,82を、レセプタクル本体9
3内に設けられた左右両側(長手方向に沿う左右両側)
のコンタクトピン92,92間に嵌合して接続すると、
プラグ本体83によって、レセプタクル本体93内の左
右両側のコンタクトピン92,92が外方向に押し広げ
られる。その結果、押し広げられた左右両側のコンタク
トピン92,92の弾性復元力によって、プラグ本体8
3のコンタクトピン82,82が挟持されることにな
る。つまり、コンタクトピン92の弾性復元力によっ
て、両コンタクトピン82,92の接触が保持されるこ
とになる。
【0007】このような多極タイプのBtoBコネクタ
は、小型化、薄型化にすればする程、両コンタクトピン
82,92の接触対向部分が短くなり、嵌合時にピン接
触を保持することが難しくなる。
【0008】そのため、従来はコンタクトピン92の弾
性力をより強くしたり、プラグ本体83やレセプタクル
本体93にロック機構や離脱機構を設ける等の対策が講
じられていた(例えば、特開平6−119951号公
報、実開平5−17763号公報等参照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
BtoBコネクタは、一旦嵌合接続した後は着脱の機会
が少ないため、離脱機構は特に設けられていない。
【0010】しかしながら、このようなBtoBコネク
タを搭載した基板の組み立て後の検査工程では、コネク
タの各リード端子に信号が伝達されているかどうかの確
認を行うために、少なくとも1回(通常は数回)、コネ
クタの着脱を行う必要がある。この場合、コネクタの実
装状態やコネクタ自体の薄型化といったことを考える
と、プラグ本体83やレセプタクル本体93を直接手で
つかんで離脱することは困難な状況にある。
【0011】そのため、このような多極タイプのBto
Bコネクタの嵌合を解く場合、従来は図10に示すよう
に、どちらか一方のプリント配線基板89を手などで抑
え、他方のプリント配線基板99を押し上げる(又は、
引き上げる)ようにして、コネクタ(プラグ81とレセ
プタクル91)の嵌合を解く必要がある。この場合、両
コンタクトピン82,92の接触力を得るために、コン
タクトピン92の弾性力をより強くした場合には、プラ
グ81とレセプタクル91との離脱に余分な力を要し、
プリント配線基板99がたわんだり、基板パターンが剥
離したり、レセプタクル91とプリント配線基板99と
の半田接合部95が損傷して電気回路の接続不良が発生
したりするといった問題があった。その結果、製品の不
良率が高くなるとともに、不良品の手直しが必要となっ
て余分な作業が増えることから、量産効率が低下すると
いった問題があった。
【0012】また、ロック機構や離脱機構を設けるもの
(特開平6−119951号公報、実開平5−1776
3号公報等)では、コネクタ形状が機構的に複雑になる
ため、小型化、薄型化の障害になるとともに、コスト的
にも高くなるといった問題があった。また、組み立て後
の検査工程において、このようなロック機構や離脱機構
をその都度解除し、嵌合するのに手間がかかるといった
問題もあった。
【0013】本発明は係る問題点を解決すべく創案され
たもので、その目的は、基板にたわみや損傷を与えるこ
となく、かつ簡単に離脱できる部品実装基板のコネクタ
離脱用具及びコネクタ離脱方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1に記載の部品実装基板のコネクタ
離脱用具は、一方の基板に取り付けられた一方のコネク
タと他方の基板に取り付けられた他方のコネクタとを嵌
合してこれら2つの基板に実装された回路部品を電気的
に接続する構造の部品実装基板におけるコネクタの離脱
用具であって、前記他方の基板上に載置または載置固定
される支点部材と、この支点部材に回動可能に取り付け
られたアーム部材と、このアーム部材の先端部に設けら
れ、前記一方のコネクタの外側面に当接する係止部材と
からなるものである。
【0015】また、本発明の請求項2に記載の部品実装
基板のコネクタ離脱用具は、一方の基板に取り付けられ
た一方のコネクタと他方の基板に取り付けられた他方の
コネクタとを嵌合してこれら2つの基板に実装された回
路部品を電気的に接続する構造の部品実装基板における
コネクタの離脱用具であって、1対のアーム杆が二股状
に交差して配置されるとともに、その交差部分が回動可
能に軸支され、これらアーム杆の一方の側が取っ手部と
され、他方の側の各先端部には、1対の係止杆の各基端
部がそれぞれ回動可能に軸支され、これら係止杆は、そ
の先端部が前記一方のコネクタの両外側面にそれぞれ当
接する係止爪に形成されるとともに、中央部が前記他方
の基板上に載置されて回動の支点となる支点部に形成さ
れてなるものである。
【0016】また、本発明の請求項3記載の部品実装基
板のコネクタ離脱用具は、請求項1又は2のいずれかに
記載のものにおいて、前記一方のコネクタの両外側面の
それぞれに係止用穴部が形成されるとともに、前記係止
部材又は前記係止杆が前記係止用穴部に挿入係止される
ものである。
【0017】また、本発明の請求項4記載の部品実装基
板のコネクタ離脱用具は、請求項1又は2のいずれかに
記載のものにおいて、前記一方のコネクタの両外側面の
それぞれに係止用突起部が形成されるとともに、前記係
止部材又は前記係止杆が前記係止用突起部に係止された
ものである。
【0018】また、本発明の請求項5記載の部品実装基
板のコネクタ離脱用具は、請求項2又は3のいずれかに
記載のものにおいて、前記一方のコネクタの両外側面の
それぞれに、前記コネクタ離脱用具の係止部材又は係止
杆を前記係止用穴部又は前記係止用突起部に案内する案
内溝が形成されたものである。
【0019】また、本発明の請求項6記載の部品実装基
板のコネクタ離脱方法は、一方の基板に取り付けられた
一方のコネクタと他方の基板に取り付けられた他方のコ
ネクタとを嵌合してこれら2つの基板に実装された回路
部品を電気的に接続する構造の部品実装基板におけるコ
ネクタを離脱する方法であって、前記一方のコネクタの
両外側面のそれぞれに係止用穴部又は係止用突起部が形
成されるとともに、前記他方の基板上に載置又は載置固
定される支点部材と、この支点部材に回動可能に取り付
けられたアーム部材と、このアーム部材の先端部に設け
られた係止部材とからなるコネクタ離脱用具を用い、1
つのコネクタ離脱用具を他方の基板上に載置又は載置固
定するとともに係止部材を前記コネクタの一方の係止用
穴部又は係止用突起部に係止し、他の1つのコネクタ離
脱用具を同じく他方の基板上に載置又は載置固定すると
ともに係止部材を前記コネクタの他方の係止用穴部又は
係止用突起部に係止して、これらコネクタ離脱用具の両
アーム部材を前記各支点部材を支点として他方の基板側
に押し下げることにより、前記両係止部材が前記一方の
コネクタの両係止用穴部又は両係止用突起部を押し上げ
るものである。
【0020】また、本発明の請求項7記載の部品実装基
板のコネクタ離脱方法は、一方の基板に取り付けられた
一方のコネクタと他方の基板に取り付けられた他方のコ
ネクタとを嵌合してこれら2つの基板に実装された回路
部品を電気的に接続する構造の部品実装基板におけるコ
ネクタを離脱する方法であって、前記一方のコネクタの
両外側面のそれぞれに係止用穴部又は係止用突起部が形
成される一方、1対のアーム杆が二股状に交差して配置
されるとともに、その交差部分が回動可能に軸支され、
これらアーム杆の一方の側が取っ手部とされ、他方の側
の各先端部には、1対の係止杆の各基端部がそれぞれ回
動可能に軸支され、これら係止杆は、その先端部が前記
一方のコネクタの両外側面にそれぞれ当接する係止爪に
形成されるとともに、中央部が前記他方の基板上に載置
されて回動の支点となる支点部に形成されたコネクタ離
脱用具を用い、1つのコネタク離脱用具の支点部を他方
の基板上に載置するとともに係止爪を前記コネクタの一
方の係止用穴部又は係止用突起部に係止し、他の1つの
コネクタ離脱用具の支点部を同じく他方の基板上に載置
するとともに係止爪を前記コネクタの他方の係止用穴部
又は係止用突起部に係止して、これらコネクタ離脱用具
を他方の基板側に押し下げることにより、前記各支点部
を支点として両係止爪が前記一方のコネクタの両係止用
穴部又は両係止用突起部を他方の基板に対して離れる方
向に押し上げるものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0022】図1及び図2は、本発明のコネクタ離脱用
具の一例を示す側面図及び斜視図である。
【0023】このコネクタ離脱用具Aは、後述する部品
実装基板上に載置または載置固定される支点部材1と、
この支点部材1に回動可能に取り付けられたアーム部材
2と、このアーム部材2の先端部に取り付けられた係止
部材3とで構成されている。
【0024】支点部材1は、本実施形態では直方体形状
に形成されており、その上部には、アーム部材2を挟む
ような形で支持するための凹溝部1aが形成されてい
る。なお、図示は省略しているが、支点部材1の底部
に、この支点部材1を部品実装基板上に載置したときに
仮固定するための固定部材(例えば吸着盤等)を設けて
もよい。
【0025】アーム部材2は、例えば円筒形状に形成さ
れており、支点部材1の凹溝部1a内に挟み込まれる形
で支持されている。すなわち、凹溝部1a内を横切るよ
うに貫挿された支持ピン1bによって、凹溝部1a内に
回動可能に支持されている。
【0026】係止部材3は棒状であって、その基端部3
a側は、アーム部材2の先端部2aからアーム部材2の
内部に摺動可能に挿入されている。また、アーム部材2
の内部には、弾性部材(例えばコイルスプリング等)4
が設けられている。係止部材3の基端部3aは、この弾
性部材4の弾性力によって、アーム部材2の先端部2a
側に常に付勢されている。ただし、係止部材3の基端部
3aには、アーム部材2の先端部2aから抜け出さない
ように抜け止め(例えば突起等)が設けられている。
【0027】すなわち、コネクタ離脱用具Aは、アーム
部材2が、支持部材1の支持ピン1b位置を支点として
図中の符号x(x1,x2)方向に回動可能に設けられ
ており、係止部材3が、図中の符号y(y1,y2)方
向に往復移動可能に設けられるとともに、符号y1方向
に常時付勢された構成となっている。
【0028】次に、上記構成のコネクタ離脱用具Aを用
いて、部品実装基板のコネクタの嵌合状態を解く場合に
ついて、図3を参照して説明する。
【0029】図3に示す部品実装基板は、一方のプリン
ト配線基板(部品実装基板)10に半田接続によって実
装されたプラグ12と、他方のプリント配線基板(部品
実装基板)11に半田接続によって実装されたレセプタ
クル13とを嵌合することによって、両プリント配線基
板10,11を電気的に接続した構造となっている。ま
た、本実施形態では、レセプタクル13の長手方向の両
外側面(短側面側)13a,13aのそれぞれに係止用
穴部14,14が形成されている。なお、プラグ12及
びレセプタクル13の形状は、図10及び図11に示し
たプラグ81及びレセプタクル91の構造と同様である
ので、ここでは詳細な説明を省略する。
【0030】このような部品実装基板の検査工程では、
プラグ12及びレセプタクル13の各リード端子に信号
が伝達されているかどうかの確認を行うため、プラグ1
2とレセプタクル13との嵌合を解く必要がある。
【0031】そこで、プラグ12とレセプタクル13と
の嵌合を解くために、まずプラグ12が実装されている
プリント配線基板10を図示しない載置台上に載置し、
プラグ12の両外側面12a,12aの近傍位置のプリ
ント配線基板10上に、それぞれコネクタ離脱用具A,
Aの支点部材1,1を載置する。
【0032】このとき、各係止部材3,3の先端部3
a,3aを、レセプタクル13の両外側面13a,13
aに形成された係止用穴部14,14にそれぞれ挿入係
止し、かつ各係止部材3,3がレセプタクル13の両係
止用穴部14,14に圧接されてアーム部材2の内部に
若干押し込まれた状態で載置する。これにより、アーム
部材2内の弾性部材4の付勢力によって、係止部材3の
先端部3aが係止用穴部14に圧接される。
【0033】なお、支点部材1の底面に固定部材として
例えば吸着盤が設けられている場合には、この吸着盤に
よって支点部材1がプリント配線基板10上に仮固定さ
れるので、係止部材3と係止用穴部14との係止状態
(圧接状態)が安定的に保持されることになる。
【0034】この後、両アーム部材2,2を図中矢符x
1方向に押し下げると、両係止部材3,3が図中矢符x
2方向に移動してレセプタクル13全体を押し上げるた
め、プラグ12とレセプタクル13との嵌合が解かれる
ことになる。
【0035】つまり、本実施形態のコネクタ離脱用具A
は、レセプタクル13の係止用穴部14に直接力を加え
ることによって嵌合を解く構造としているので、プリン
ト配線基板11,12がたわんだり、基板パターンが剥
離したり、半田接合部が損傷するといった心配がない。
【0036】図4は、レセプタクル13の他の実施形態
を示している。すなわち、係止用穴部14の上下両側又
は一方側に案内溝15を形成したものである。ただし、
本実施形態では、図中上方側のみに案内溝15を形成し
ている。これにより、係止部材3の先端部3aをレセプ
タクル13の外側面13aに形成された係止用穴部14
に正確に位置合わせしなくても、案内溝15内に圧接さ
せておけば、後はアーム部材2を上下方向に回動させる
だけで、係止部材3の先端部3aが案内溝15内を摺動
して係止用穴部14に挿入係止されるものである。
【0037】また、図5は、このような係止用穴部14
や案内溝15をプラグ12の長手方向の両外側面(短側
面側)12a,12aのそれぞれに設けた例を示してい
る。プラグ12はレセプタクル13内に嵌合されること
から、その大部分はレセプタクル13内に隠れることに
なるが、係止用穴部14や案内溝15を設けた部分は、
レセプタクル13を嵌合したとき、レセプタクル13の
外側面13に形成された切欠部13b(図4参照)に位
置するので、プラグ12に係止用穴部14や案内溝15
を設けても、コネクタ離脱用具Aを用いてプラグ12と
レセプタクル13との嵌合を解くことが可能である。
【0038】また、図6は、レセプタクル13のさらに
他の実施形態を示している。すなわち、レセプタクル1
3の長手方向の両外側面(短側面側)13a,13aの
それぞれに係止用突起部16,16を形成したものであ
る。また、この係止用突起部16の上下両側又は一方側
に案内溝17を形成したものである。ただし、本実施形
態では、図中上方側のみに案内溝17を形成している。
【0039】次に、このような構造のレセプタクル13
とプラグ12との嵌合を、コネクタ離脱用具Aを用いて
解く場合について、図7を参照して説明する。
【0040】すなわち、プラグ12とレセプタクル13
との嵌合を解くために、まずプラグ12が実装されてい
るプリント配線基板10を図示しない載置台上に載置
し、プラグ12の両外側面12a,12aの近傍位置の
プリント配線基板10上に、それぞれコネクタ離脱用具
A,Aの支点部材1,1を載置する。
【0041】このとき、各係止部材3,3の先端部3
a,3aを、レセプタクル13の両外側面13a,13
aに形成された係止用突起部16,16にそれぞれ下方
から係止し、かつ各係止部材3,3がレセプタクル13
の両係止用突起部16,16に圧接されてアーム部材2
の内部に若干押し込まれた状態で載置する。これによ
り、アーム部材2内の弾性部材4の付勢力によって、係
止部材3の先端部3aが係止用突起部16の下部に圧接
される。
【0042】なお、支点部材1の底面に固定部材として
例えば吸着盤が設けられている場合には、この吸着盤に
よって支点部材1がプリント配線基板10上に仮固定さ
れるので、係止部材3と係止用突起部16との係止状態
(圧接状態)が安定的に保持されることになる。
【0043】この後、両アーム部材2,2を図中矢符x
1方向に押し下げると、両係止部材3,3が図中矢符x
2方向に移動してレセプタクル13全体を押し上げるた
め、プラグ12とレセプタクル13との嵌合が解かれる
ことになる。
【0044】つまり、本実施形態のコネクタ離脱用具A
は、レセプタクル13の係止用突起部16に直接力を加
えることによって嵌合を解く構造としているので、プリ
ント配線基板11,12がたわんだり、基板パターンが
剥離したり、半田接合部が損傷するといった心配がな
い。
【0045】図8は、本発明のコネクタ離脱用具の他の
実施形態を示している。このコネクタ離脱用具Bは、1
対のアーム杆22,23が二股状に交差して配置される
とともに、その交差部分が第1の支持ピン21によって
回動可能に軸支されている。そして、これらアーム杆2
2,23の一方の側が取っ手部22a,23aとされ、
他方の側の各先端部22b,23bには、1対の係止杆
24,25の各基端部24a,25aがそれぞれ第2の
支持ピン26,26によって回動可能に軸支されてい
る。ただし、係止杆24,25の回動角度は、各アーム
杆22,23の中心線L1,L2に対して一定の角度θ
1に制限されている。つまり、各アーム杆22,23に
対して角度θ1だけ開いた状態で止まるようになってい
る。
【0046】これら係止杆24,25は、その先端部が
レセプタクル13の両外側面13a,13aに形成され
た係止用穴部14,14又は係止用突起部16,16に
それぞれ係止される係止爪24b,25bに形成される
とともに、中央部がプリント配線基板10上に載置され
て回動の支点となる支点部24c,25cに形成されて
いる。すなわち、係止杆24,25は、支点部24c,
25c部分で若干屈曲したくの字状に形成されている。
【0047】また、アーム杆22,23間には、スプリ
ングコイル27が介挿されており、両アーム杆22,2
3は、このスプリングコイル27によって引き寄せられ
るように(すなわち、対向する係止爪24b,25bの
間隔W3が狭まる方向に付勢されている。
【0048】このコネクタ離脱用具Bは、プリント配線
基板10,11の面積が小さいために、コネクタ離脱用
具Aでは支点部材1を載置するスペースが無い場合に有
効な用具である。
【0049】次に、上記構成のコネクタ離脱用具Bを用
いて、レセプタクル13とプラグ12との嵌合を解く場
合について、図9を参照して説明する。
【0050】すなわち、プラグ12とレセプタクル13
との嵌合を解くために、まずプラグ12が実装されてい
るプリント配線基板10を図示しない載置台上に載置
し、コネクタ離脱用具Bの取っ手部22a,23aを開
いてアーム杆22,23を開き、各係止爪24b,25
bを、レセプタクル13の両外側面13a,13aに形
成された係止用穴部14,14にそれぞれ挿入する。こ
れにより、スプリングコイル27の付勢力(収縮力)に
よって各係止爪24b,25bが各係止用穴部14,1
4に係止される〔図9(a)参照)〕。
【0051】この後、両取っ手部22a,23aを握っ
てアーム杆22,23を下方(矢符x1方向)に押し下
げると、まず係止杆24,25の支点部24c,25c
がプリント配線基板10上に当接し〔図9(b)参
照)〕、この状態でアーム杆22,23をさらに下方
(矢符x1方向)に押し下げると、係止杆24,25は
この支点部24c,25cを支点として各基端部24
a,25a側が下方(矢符x11,x11方向)に押し
下げられる結果、先端側の各係止爪24b,25bが上
方(矢符x12,x12方向)に移動してレセプタクル
13全体を押し上げ〔図9(c)参照)〕、プラグ12
とレセプタクル13との嵌合が解かれることになる。
【0052】つまり、本実施形態のコネクタ離脱用具B
は、レセプタクル13の係止用穴部14に直接力を加え
ることによって嵌合を解く構造としているので、プリン
ト配線基板11,12がたわんだり、基板パターンが剥
離したり、半田接合部が損傷するといった心配がない。
【0053】なお、上記実施形態では、レセプタクル1
3の両外側面13a,13aに形成された係止用穴部1
4,14に各係止爪24b,25bを挿入係止する場合
について説明しているが、レセプタクル13の両外側面
13a,13aに形成された係止用突起部16,16
(図6参照)に各係止爪24b,25bを係止する場合
についても、各係止爪24b,25bを各係止用突起部
16,16の下方から係止する他は、図9を参照して説
明した解除の場合と全く同様である。
【0054】
【発明の効果】本発明の部品実装基板のコネクタ離脱用
具は、他方の基板上に載置または載置固定される支点部
材と、この支点部材に回動可能に取り付けられたアーム
部材と、このアーム部材の先端部に設けられ、他方の基
板に取り付けられたコネクタの外側面に当接する係止部
材とで構成している。また、本発明の部品実装基板のコ
ネクタ離脱用具は、1対のアーム杆を二股状に交差して
配置するとともに、その交差部分を回動可能に軸支し、
これらアーム杆の一方の側を取っ手部とし、他方の側の
各先端部に、1対の係止杆の各基端部をそれぞれ回動可
能に軸支し、これら係止杆は、その先端部を一方のコネ
クタの両外側面にそれぞれ当接する係止爪に形成すると
ともに、中央部を他方の基板上に載置されて回動の支点
となる支点部に形成した構成としている。すなわち、本
発明のコネクタ離脱用具によれば、コネクタに直接力を
加えて嵌合を解く構造としているので、基板に不要な負
荷をかけることなく、容易に離脱できるものである。ま
た、嵌合を解くときに、基板がたわんだり、基板パター
ンが剥離したり、半田接合部が損傷したりするといった
ことがない。
【0055】また、本発明の部品実装基板のコネクタ離
脱用具は、一方のコネクタの両外側面のそれぞれに対向
させて係止用突起部を形成するとともに、係止部材又は
係止杆を係止用突起部又は係止用突起部に係止するよう
に構成している。また、本発明の部品実装基板のコネク
タ離脱用具は、一方のコネクタの両外側面のそれぞれに
対向させて係止用穴部を形成するとともに、係止部材又
は係止杆を係止用穴部に挿入係止するように構成してい
る。これにより、係止部材又は係止杆が係止用突起部又
は係止用穴部に確実に係止されるので、コネクタの離脱
を容易かつ確実に行えるものである。
【0056】また、本発明の部品実装基板のコネクタ離
脱用具は、一方のコネクタの両外側面のそれぞれに、コ
ネクタ離脱用具の係止部材又は係止杆を係止用穴部に案
内する案内溝を形成している。これにより、コネクタの
外側面に当接させた係止部材又は係止杆を確実に係止用
穴部又は係止用突起部に係止させることができる。
【0057】また、本発明の部品実装基板のコネクタ離
脱方法は、1つのコネクタ離脱用具を他方の基板上に載
置又は載置固定するとともに係止部材をコネクタの一方
の係止用穴部又は係止用突起部に係止し、他の1つのコ
ネクタ離脱用具を同じく他方の基板上に載置又は載置固
定するとともに係止部材をコネクタの他方の係止用穴部
又は係止用突起部に係止して、これらコネクタ離脱用具
の両アーム部材を各支点部材を支点として他方の基板側
に押し下げることにより、両係止部材が一方のコネクタ
の両係止用穴部又は両係止用突起部を押し上げるように
している。また、本発明の部品実装基板のコネクタ離脱
方法は、1つのコネタク離脱用具の支点部を他方の基板
上に載置するとともに係止爪をコネクタの一方の係止用
穴部又は係止用突起部に係止し、他の1つのコネクタ離
脱用具の支点部を同じく他方の基板上に載置するととも
に係止爪をコネクタの他方の係止用穴部又は係止用突起
部に係止して、これらコネクタ離脱用具の両取っ手部を
把持することにより、各支点部を支点として両係止爪が
一方のコネクタの両係止用穴部又は両係止用突起部を他
方の基板に対して離れる方向に押し上げることによって
両コネクタを離脱するようにしている。すなわち、タネ
クタ離脱用具を用いることにより、コネクタに直接力を
加えて嵌合を解くようにしているので、基板に不要な負
荷をかけることなく、容易かつ迅速にコネクタの嵌合を
解くことができる。また、嵌合を解くときに、基板がた
わんだり、基板パターンが剥離したり、半田接合部が損
傷したりするといったことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタ離脱用具の一例を示す正面図
である。
【図2】本発明のコネクタ離脱用具の一例を示す斜視図
である。
【図3】コネクタ離脱用具を用いてコネクタの嵌合を解
く様子を示す正面図である。
【図4】レセプタクルに係止用穴部を設けた状態を示す
側面図である。
【図5】プラグに係止用穴と案内溝とを設けた状態を示
す側面図である。
【図6】(a)はレセプタクルに係止用突起を設けた状
態を示す正面図、(b)は同側面図である。
【図7】コネクタ離脱用具を用いてコネクタの嵌合を解
く様子を示す正面図である。
【図8】コネクタ離脱用具の他の実施形態を示す正面図
である。
【図9】(a)〜(c)はコネクタ離脱用具を用いてコ
ネクタの嵌合を解く様子を示す正面図である。
【図10】プラグ及びレセプタクルの構造を示す側面よ
り見た断面図である。
【図11】プラグ及びレセプタクルの嵌合を解く場合の
従来の方法を説明するための図である。
【符号の説明】
A,B コネクタ離脱用具 1 支点部材 2 アーム部材 3 係止部材 10,11 プリント配線基板 12 プラグ 13 レセプタクル 14 係止用穴部 15,17 案内溝 16 係止用突起部 22,23 アーム部 22a,23a 取って部 24,25 係止杆 24b,25b 係止爪 24c,25c 支点部 27 コイルスプリング

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の基板に取り付けられた一方のコネ
    クタと他方の基板に取り付けられた他方のコネクタとを
    嵌合してこれら2つの基板に実装された回路部品を電気
    的に接続する構造の部品実装基板におけるコネクタの離
    脱用具であって、 前記他方の基板上に載置または載置固定される支点部材
    と、この支点部材に回動可能に取り付けられたアーム部
    材と、このアーム部材の先端部に設けられ、前記一方の
    コネクタの外側面に当接する係止部材とからなることを
    特徴とする部品実装基板のコネクタ離脱用具。
  2. 【請求項2】 一方の基板に取り付けられた一方のコネ
    クタと他方の基板に取り付けられた他方のコネクタとを
    嵌合してこれら2つの基板に実装された回路部品を電気
    的に接続する構造の部品実装基板におけるコネクタの離
    脱用具であって、 1対のアーム杆が二股状に交差して配置されるととも
    に、その交差部分が回動可能に軸支され、これらアーム
    杆の一方の側が取っ手部とされ、他方の側の各先端部
    に、1対の係止杆の各基端部がそれぞれ回動可能に軸支
    され、これら係止杆は、その先端部が前記一方のコネク
    タの両外側面にそれぞれ当接する係止爪に形成されると
    ともに、中央部が前記他方の基板上に載置されて回動の
    支点となる支点部に形成されていることを特徴とする部
    品実装基板のコネクタ離脱用具。
  3. 【請求項3】 前記一方のコネクタの両外側面のそれぞ
    れに係止用穴部が形成されるとともに、前記係止部材又
    は前記係止杆が前記係止用穴部に挿入係止されることを
    特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の部品実装
    基板のコネクタ離脱用具。
  4. 【請求項4】 前記一方のコネクタの両外側面のそれぞ
    れに係止用突起部が形成されるとともに、前記係止部材
    又は前記係止杆が前記係止用突起部に係止されることを
    特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の部品実装
    基板のコネクタ離脱用具。
  5. 【請求項5】 前記一方のコネクタの両外側面のそれぞ
    れに、前記コネクタ離脱用具の係止部材又は係止杆を前
    記係止用穴部又は前記係止用突起部に案内する案内溝が
    形成されたことを特徴とする請求項3又は4のいずれか
    に記載の部品実装基板のコネクタ離脱用具。
  6. 【請求項6】 一方の基板に取り付けられた一方のコネ
    クタと他方の基板に取り付けられた他方のコネクタとを
    嵌合してこれら2つの基板に実装された回路部品を電気
    的に接続する構造の部品実装基板におけるコネクタを離
    脱する方法であって、 前記一方のコネクタの両外側面のそれぞれに係止用穴部
    又は係止用突起部が形成されるとともに、前記他方の基
    板上に載置又は載置固定される支点部材と、この支点部
    材に回動可能に取り付けられたアーム部材と、このアー
    ム部材の先端に設けられた係止部材とからなるコネクタ
    離脱用具を用い、 1つのコネクタ離脱用具を他方の基板上に載置又は載置
    固定するとともに係止部材を前記コネクタの一方の係止
    用穴部又は係止用突起部に係止し、他の1つのコネクタ
    離脱用具を同じく他方の基板上に載置又は載置固定する
    とともに係止部材を前記コネクタの他方の係止用穴部又
    は係止用突起部に係止して、これらコネクタ離脱用具の
    両アーム部材を前記各支点部材を支点として他方の基板
    側に押し下げることにより、前記両係止部材が前記一方
    のコネクタの両係止用穴部又は両係止用突起部を押し上
    げることを特徴とする部品実装基板のコネクタ離脱方
    法。
  7. 【請求項7】 一方の基板に取り付けられた一方のコネ
    クタと他方の基板に取り付けられた他方のコネクタとを
    嵌合してこれら2つの基板に実装された回路部品を電気
    的に接続する構造の部品実装基板におけるコネクタを離
    脱する方法であって、 前記一方のコネクタの両外側面のそれぞれに係止用穴部
    又は係止用突起部が形成される一方、1対のアーム杆が
    二股状に交差して配置されるとともに、その交差部分が
    回動可能に軸支され、これらアーム杆の一方の側が取っ
    手部とされ、他方の側の各先端部には、1対の係止杆の
    各基端部がそれぞれ回動可能に軸支され、これら係止杆
    は、その先端部が前記一方のコネクタの両外側面にそれ
    ぞれ当接する係止爪に形成されるとともに、中央部が前
    記他方の基板上に載置されて回動の支点となる支点部に
    形成されたコネクタ離脱用具を用い、 1つのコネタク離脱用具の支点部を他方の基板上に載置
    するとともに係止爪を前記コネクタの一方の係止用穴部
    又は係止用突起部に係止し、他の1つのコネクタ離脱用
    具の支点部を同じく他方の基板上に載置するとともに係
    止爪を前記コネクタの他方の係止用穴部又は係止用突起
    部に係止して、これらコネクタ離脱用具を他方の基板側
    に押し下げることにより、前記各支点部を支点として両
    係止爪が前記一方のコネクタの両係止用穴部又は両係止
    用突起部を他方の基板に対して離れる方向に押し上げる
    ことを特徴とする部品実装基板のコネクタ離脱方法。
JP10046672A 1998-02-27 1998-02-27 部品実装基板のコネクタ離脱用具及びコネクタ離脱方法 Pending JPH11250986A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111038747A (zh) * 2019-12-10 2020-04-21 蓝箭航天空间科技股份有限公司 一种用于装拆火箭气液连接器的工装结构

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CN111038747A (zh) * 2019-12-10 2020-04-21 蓝箭航天空间科技股份有限公司 一种用于装拆火箭气液连接器的工装结构

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