JPH11252186A - Dcオフセット除去装置およびdcオフセット除去装置を適用した受信機 - Google Patents

Dcオフセット除去装置およびdcオフセット除去装置を適用した受信機

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JPH11252186A
JPH11252186A JP10052505A JP5250598A JPH11252186A JP H11252186 A JPH11252186 A JP H11252186A JP 10052505 A JP10052505 A JP 10052505A JP 5250598 A JP5250598 A JP 5250598A JP H11252186 A JPH11252186 A JP H11252186A
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signal
offset
cutoff frequency
switching
holding
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JP10052505A
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English (en)
Inventor
Ryoji Hayashi
亮司 林
Takao Nakajima
隆雄 中島
Makoto Miyake
真 三宅
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • Y02B60/50

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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 TDMA方式のデジタル無線通信システムに
おいて、受信ベースバンド信号からDCオフセットを除
去する高域通過フィルタの挿入による復調ビット誤り率
の劣化を防止して信号の受信を確実にした上で、かつ、
高速なDCオフセットの除去を可能にして、DCオフセ
ット除去のために受信スロット以外のスロットで受信機
の電源を入れる必要をなくすことで受信機の消費電力を
減らせるようにすることを課題とする。 【解決手段】 サンプルホールド回路35では、最初の
サンプルホールド制御信号SHCに応じて高周波受信回
路2から送られてくるベースバンド信号が保持され、そ
の間に、スイッチ34に対してスイッチ制御信号SWC
が入力されると、スイッチ34はオンからオフに切り替
わり、遮断周波数が切り替えられる。サンプルホールド
回路35では、さらに信号出力の保持が続き、位相遅延
の変化量に相当する一定時間の経過後に再度サンプルホ
ールド制御信号SHCが供給されると、信号出力の保持
が解除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TDMA(時分割
多元接続)方式を用いたデジタル無線通信システムでダ
イレクトコンバージョン受信方式を用いて無線通信を行
うときに発生するDCオフセットを除去するDCオフセ
ット除去装置およびDCオフセット除去装置を適用した
受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は従来例による受信機の構成を示
すブロック図である。図14には、例えば、文献“倍周
波デジタル移相復調方式のダイレクトコンバージョン受
信機”、三村 政博、大庭 基、長谷川 誠、牧本 三
夫、横崎 克司、1991年電子情報通信学会秋季大会
B−211に示された受信機と同様の構成が示されてい
る。
【0003】図14に示された受信機は、主な構成とし
て、信号を入力する入力端子201、受信信号と局部発
振信号とを混合する第1ミクサ202,第2ミクサ20
3、局部発振信号を発振する局部発振器204、位相を
90°遅らせる90°移相器205、ベースバンド信号
から希望信号を取り出す第1低域通過フィルタ206,
第2低域通過フィルタ207、希望信号を増幅する第1
ベースバンド増幅器208,第2ベースバンド増幅器2
09、増幅された希望信号からDCオフセットを除去す
る第1DCオフセット除去回路210,第2DCオフセ
ット除去回路211、DCオフセット除去後の信号を復
調して復調データを得る復調回路212、および、復調
データを出力する出力端子213を備えている。
【0004】つぎに、動作について説明する。図14に
示した受信機では、入力端子201から入力される受信
信号は、2チャネルに分配されて、それぞれ第1,第2
ミクサ202,203に入力される。一方、局部発振器
204が出力する信号であって、希望信号にほぼ等しい
周波数の局部発振信号は、第1ミクサ202に入力され
るとともに、90°移相器205を経て第2ミクサ20
3に入力される。
【0005】第1,第2ミクサ202,203では、そ
れぞれ受信信号と局部発振信号とが混合され、ベースバ
ンド信号に変換された後、第1,第2低域通過フィルタ
206,207によって希望信号だけが選択される。濾
波されたベースバンド信号の希望信号は、第1,第2ベ
ースバンド増幅器208,209でそれぞれ復調に必要
なレベルまで増幅された後、復調回路212で復調さ
れ、復調データが出力端子213より出力される。
【0006】ところが、ベースバンド信号(希望信号)
が第1および第2ベースバンド増幅器208,209で
直流増幅されると、その増幅された信号に大きなDCオ
フセットが生じる。これは、第1および第2低域通過フ
ィルタ206,207やその前段で生じるDCオフセッ
ト、あるいは、第1および第2ベースバンド増幅器20
8,209のもつ入力DCオフセットが増幅されるため
である。
【0007】このDCオフセットが大きいと、後段の復
調回路212において信号を正しく復調できなくなる。
そこで、上述したベースバンド信号のDCオフセットを
除去する目的で、図14に示したように、第1,第2ベ
ースバンド増幅器208,209の出力には、それぞれ
第1,第2DCオフセット除去回路210,211が接
続される。
【0008】つぎに、DCオフセット除去回路について
一例を挙げて説明する。図15はDCオフセット除去回
路の一構成例を示す回路図であり、同図には、代表例と
して第1DCオフセット除去回路210が示されてい
る。第1DCオフセット除去回路210には、図15に
示したように、コンデンサ210aおよび抵抗210b
で構成される高域通過フィルタが適用される。
【0009】希望信号が、例えば、4相位相変調(QP
SK)のようなディジタル変調信号の場合、ベースバン
ドの希望信号のスペクトルには、直流の近傍にも信号電
力が分布する。このため、上記高域通過フィルタでDC
オフセットが除去されると、その除去と同時にDC近傍
の信号スペクトルが損なわれるため、復調時のビット誤
り率特性が劣化する。
【0010】そこで、この高域通過フィルタの遮断周波
数は、ビット誤り率特性の劣化が問題にならない程度に
小さくする必要がある。QPSK信号を遅延検波する場
合には、上記遮断周波数は、伝送シンボル周波数の数百
分の1以下にする必要がある。
【0011】つぎに、上述した図14の受信機を例えば
TDMAシステムに適用した場合について説明する。図
16はTDMAシステムにおける基地局からの下り信号
の構成と受信機の電源制御タイミングとの関係を説明す
る図である。同図(a)には、TDMAシステムにおけ
る基地局からの下り信号の信号構成が示され、同図
(b)には、下り信号に対する受信機の電源状態の一例
が示されている。
【0012】通常、下り信号は、スロットと呼ばれる通
例数百シンボルからなる単位に区分けされており、各ス
ロットは、先頭にある同期引き込みのためのプリアンブ
ル信号とデータ部分からなる。この下り信号を受信する
移動局では、図16(b)に示したように、自局に関す
る情報を含むスロットの間だけ受信機の電源が入るよう
にしたので、その間に受信が行われ、それ以外のスロッ
トでは受信機の電源が切られる。このため、自局に必要
な情報を取り込むときにだけ電源が入るので、消費電力
を少なくすることができる。
【0013】以上の構成では、例えば、前記高域通過フ
ィルタの遮断周波数を伝送シンボル周波数の数百分の1
にした場合、このDCオフセットを復調時のビット誤り
率特性に影響を与えない程度に十分除去するためには、
数百シンボル程度の時間が必要である。したがって、プ
リアンブル信号の間だけではDCオフセットを除去しき
れないため、受信機の電源を、図16(c)に示すよう
に、受信スロットの前から立ち上げる必要がある。
【0014】したがって、DCオフセット除去装置を図
15に示したように高域通過フィルタのように構成した
場合には、その遮断周波数を小さくするとDCオフセッ
トの除去に時間がかかるため、受信スロットの十分前か
ら受信機の電源を入れる必要があり、受信機の消費電力
が増えるという問題があった。そこで、DCオフセット
を高速に除去することが考えられるが、そのために遮断
周波数を大きくすると、復調時のビット誤り率特性が劣
化する問題があり、この場合には適当な遮断周波数を選
ぶことができないという問題があった。
【0015】そこで、以上の問題を解消するDCオフセ
ット除去回路として、例えば、文献“ダイレクトコンバ
ージョン受信機のDCオフセット除去方法”、吉田
弘、鶴見 博史、前田 忠彦、鈴木 康夫、1996年
電子情報通信学会通信ソサイエティ大会B−450のD
Cオフセット除去回路がある。図17には、このDCオ
フセット除去回路を図14の受信機に組み込んだときの
構成が示されている。
【0016】図17に示したDCオフセット除去回路
は、A/D変換器301、平均回路302、ホールド回
路303、および、減算器304より構成される。この
DCオフセット除去回路は、前述した図14の受信機の
第1ベースバンド増幅器208の出力にA/D変換器3
01を接続させ、減算器304を復調回路212の入力
に接続させている。なお、このDCオフセット除去回路
と同様の回路が第2ベースバンド増幅器209と復調回
路212との間に接続されるものとする。
【0017】つぎに、動作について説明する。図17に
示したDCオフセット除去回路において、第1ベースバ
ンド増幅器208で増幅されたベースバンド信号は、A
/D変換器301でデジタル化される。平均回路302
では、このA/D変換器301でデジタル化されたベー
スバンド信号の時間平均が求められ、その時間平均をD
Cオフセットとしている。このDCオフセットは平均回
路302の後段のホールド回路303により次の受信ス
ロットまで保持される。
【0018】このホールド回路303で保持されたDC
オフセットは減算器304へ出力される。この減算器3
04では、ホールド回路303から出力された前受信ス
ロットのDCオフセットがA/D変換器301でデジタ
ル化されたベースバンド信号から差し引かれ、復調回路
212へ出力される。このようにして、DCオフセット
除去が行われる。第2ベースバンド増幅器209の出力
経路においても図示せぬが同様のDCオフセット除去が
実施される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来におけるDCオフ
セット除去装置は以上のように構成されているので、D
Cオフセット除去回路を図17に示したように時間平均
をとる構成にした場合には、受信スロットの前から受信
機の電源を入れる必要はないが、最初の受信スロットに
対してDCオフセットを除去することができなくなるた
め、受信ができなくなる虞があった。また、特に、陸上
移動通信で復調回路212の入力レベルを一定にするた
めにベースバンド増幅器208,209の利得を受信信
号レベルに応じて変化させる場合は、受信スロット毎に
受信信号レベルが変動してベースバンド増幅器208,
209の利得が変化し、増幅器が出力するDCオフセッ
トが受信スロット毎に変化することになる。このような
場合、前受信スロットのDCオフセットは、現受信スロ
ットのDCオフセットとは異なるので、前受信スロット
で求めたDCオフセットを現受信スロットの信号から差
し引いても、DCオフセットを除去できないという問題
があった。
【0020】本発明は、上述した従来例による問題を解
消するため、受信機の消費電力が増加しないようにしつ
つ信号を確実に受信し、かつ、信号復調時のビット誤り
率特性の劣化を防止することが可能なDCオフセット除
去装置およびDCオフセット除去装置を適用した受信機
を得ることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、本発明に係るDCオフセット除去
装置は、デジタル無線通信システムの受信機に適用さ
れ、当該受信機で遮断周波数の切り替えに従って、受信
された信号のDCオフセットを除去するDCオフセット
除去装置であって、受信された信号の遮断周波数を切り
替える遮断周波数切り替え手段と、前記遮断周波数切り
替え手段により遮断周波数を切り替える時点を含む一定
時間だけ前記受信された信号を保持する保持手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0022】この発明によれば、遮断周波数を切り替え
る時点を含む一定時間だけ小さくして受信された信号を
保持するようにしたので、遮断周波数の切り替えに伴う
DCオフセットの発生を防いで信号の受信が確実に行わ
れ、その上で、通常は高域通過フィルタの遮断周波数を
小さくすることにより復調ビット誤り率の劣化が防止さ
れ、かつ、受信スロットの先頭においては高域通過フィ
ルタの遮断周波数を大きくすることにより高速なDCオ
フセットの除去を可能にし、DCオフセット除去のため
に受信スロット以外のスロットで受信機の電源を入れる
必要をなくすことで受信機の消費電力を減らすことが可
能である。
【0023】つぎの発明に係るDCオフセット除去装置
は、デジタル無線通信システムの受信機に適用され、当
該受信機で遮断周波数の切り替えに従って、受信された
信号のDCオフセットを除去するDCオフセット除去装
置であって、受信された信号の遮断周波数を切り替える
遮断周波数切り替え手段と、前記遮断周波数切り替え手
段により遮断周波数を切り替える前後の一定時間だけ前
記受信された信号を保持する保持手段と、以前の受信ス
ロットで受信された信号に基づいて前記遮断周波数切り
替え手段の切り替え動作および前記保持手段の保持動作
を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0024】この発明によれば、以前の受信スロットで
受信された信号に基づく制御により、遮断周波数を切り
替える前後の一定時間だけ受信された信号を保持するよ
うにしたので、遮断周波数の切り替えに伴うDCオフセ
ットの発生を防いで信号の受信が確実に行われ、その上
で、通常は高域通過フィルタの遮断周波数を小さくする
ことにより復調ビット誤り率の劣化が防止され、かつ、
受信スロットの先頭のにおいては高域通過フィルタの遮
断周波数を大きくすることにより高速なDCオフセット
の除去を可能にし、DCオフセット除去のために受信ス
ロット以外のスロットで受信機の電源を入れる必要をな
くすことで受信機の消費電力を減らすことが可能であ
る。
【0025】つぎの発明に係るDCオフセット除去装置
は、デジタル無線通信システムの受信機に適用され、当
該受信機で遮断周波数の切り替えに従って、受信された
信号のDCオフセットを除去するDCオフセット除去装
置であって、受信された信号の遮断周波数を切り替える
遮断周波数切り替え手段と、前記遮断周波数切り替え手
段により遮断周波数の切り替え後の一定時間だけ前記受
信された信号を保持する保持手段と、現スロットで受信
された信号に基づいて前記遮断周波数切り替え手段の切
り替え動作および前記保持手段の保持動作を制御する制
御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0026】この発明によれば、現スロットで受信され
た信号に基づく制御により、遮断周波数の切り替え後の
一定時間だけ受信された信号を保持するようにしたの
で、遮断周波数の切り替えに伴うDCオフセットの発生
を防いで信号の受信が確実に行われ、その上で、通常は
高域通過フィルタの遮断周波数を小さくすることにより
復調ビット誤り率の劣化が防止され、かつ、受信スロッ
トの先頭のにおいては高域通過フィルタの遮断周波数を
大きくすることにより高速なDCオフセットの除去を可
能にし、DCオフセット除去のために受信スロット以外
のスロットで受信機の電源を入れる必要をなくすことで
受信機の消費電力を減らすことが可能である。また、最
初の受信スロットの場合や、あるいは、以前の受信スロ
ットが受信できなかった場合でも、DCオフセット除去
のための制御信号を生成することができ、確実にDCオ
フセットを除去して信号を受信することができる。
【0027】つぎの発明に係るDCオフセット除去装置
は、前記一定時間は、前記遮断周波数切り替え手段によ
る位相遅延時間が変化する分だけの時間であることを特
徴とする。
【0028】この発明によれば、一定時間を遮断周波数
切り替えによる位相遅延時間が変化する分だけの時間と
したので、その一定時間によって遮断周波数の切り替え
による位相遅延の変化が補償され、これにより、遮断周
波数の切り替えによる新たなDCオフセットの発生を防
止することが可能である。
【0029】つぎの発明に係るDCオフセット除去装置
は、前記遮断周波数切り替え手段は1次高域通過フィル
タであり、前記1次高域通過フィルタは、コンデンサ
と、前記コンデンサの出力とグランド間に接続された第
1抵抗と、前記コンデンサの出力とグランド間に接続さ
れ、遮断周波数を切り替える際に制御されるスイッチ
と、前記スイッチとグランド間に接続された第2抵抗と
を有したことを特徴とする。
【0030】この発明によれば、遮断周波数を切り替え
る構成を1次高域フィルタとして、その1次高域フィル
タに遮断周波数を切り替える際に制御されるスイッチを
設けたので、簡単な構成で遮断周波数の切り替えを行う
ことが可能である。
【0031】つぎの発明に係るDCオフセット除去装置
は、前記保持手段はサンプルホールド回路であり、前記
サンプルホールド回路は、その入出力端が前記コンデン
サの出力に接続されたことを特徴とする。
【0032】この発明によれば、遮断周波数切り替えに
よる位相遅延時間が変化する分だけの一定時間だけ受信
された信号をサンプルホールド回路で保持するようにし
たので、その一定時間内に遮断周波数が切り替わって位
相遅延が変わっても、その位相遅延の変化量だけ保持さ
れ、これにより、遮断周波数の切り替え前後で出力の位
相が不連続となることから生じる新たなDCオフセット
の発生を簡単な構成により確実に防止することが可能で
ある。
【0033】つぎの発明に係るDCオフセット除去装置
は、前記デジタル無線通信システムはプリアンブル信号
の一部または全部を単一周波数としており、前記制御手
段は、プリアンブル信号の単一周波数部分を用いて前記
切り替え動作および前記保持動作を制御することを特徴
とする。
【0034】この発明によれば、プリアンブル信号内に
設けた単一周波数部分を用いて遮断周波数の切り替え動
作および信号出力の保持動作を制御するようにしたの
で、遮断周波数の切り替えによる位相遅延の変化を完全
に補償でき、新たなDCオフセットの発生を確実に防止
することが可能である。
【0035】つぎの発明に係るDCオフセット除去装置
は、前記制御手段は、受信された信号がユニークワード
信号の場合に、前記切り替え動作、前記保持動作をそれ
ぞれ制御するための制御信号を生成することを特徴とす
る。
【0036】この発明によれば、受信された信号がユニ
ークワード信号の場合に遮断周波数の切り替え動作、信
号出力の保持動作をそれぞれ制御するための制御信号を
生成するようにしたので、次の受信スロットのプリアン
ブル信号内で、確実、かつ、常に一定のタイミングで遮
断周波数を切り替えるための制御信号を得ることが可能
である。
【0037】つぎの発明に係るDCオフセット除去装置
は、前記制御手段は、前記切り替え動作、前記保持動作
をそれぞれ制御するための制御信号を所定のクロック信
号の分周により生成することを特徴とする。
【0038】この発明によれば、切り替え動作、保持動
作をそれぞれ制御するための制御信号を所定のクロック
信号の分周により生成するようにしたので、簡単な構成
により切り替え動作、保持動作をそれぞれ制御すること
が可能である。
【0039】つぎの発明に係るDCオフセット除去装置
は、前記制御手段は、所定のクロック信号を発振する発
振器と、ユニークワード信号を検出する検出回路と、前
記検出回路の検出タイミングに従って前記発振器で発振
した所定のクロック信号を前記切り替え動作を開始する
までに必要な一定時間だけカウントして前記切り替え動
作を制御するための制御信号を生成する第1カウンタ回
路と、前記検出手段の検出タイミングに従って前記発振
器により発生した所定のクロック信号を前記保持動作を
開始するまでに必要な一定時間だけカウントして前記保
持動作を制御するための制御信号を生成する第2カウン
タ回路とを有したことを特徴とする。
【0040】この発明によれば、検出回路によりユニー
クワード信号を検出し、第1カウンタ回路によりその検
出タイミングに従って発振器で発振した所定のクロック
信号を切り替え動作を開始するまでに必要な一定時間だ
けカウントして切り替え動作を制御するための制御信号
を生成し、第2カウンタ回路によりその検出タイミング
に従って発振器により発生した所定のクロック信号を保
持動作を開始するまでに必要な一定時間だけカウントし
て保持動作を制御するための制御信号を生成するように
したので、単一の発振器によるクロック信号の分周によ
り切り替え動作、保持動作をそれぞれ制御することが可
能である。
【0041】つぎの発明に係るDCオフセット除去装置
は、前記制御手段は、受信された信号の強度に応じて前
記切り替え動作および前記保持動作を制御することを特
徴とする。
【0042】この発明によれば、受信された信号の強度
に応じて遮断周波数の切り替え動作および信号出力の保
持動作を制御するようにしたので、前受信スロットの受
信信号レベルが弱く、ユニークワード信号パターンの検
出が困難な場合であっても、簡単、かつ、確実に制御す
ることが可能である。
【0043】つぎの発明に係るDCオフセット除去装置
は、前記制御手段はコンパレータを有し、前記コンパレ
ータは受信された信号の強度と所定の閾値とを比較して
前記受信された信号の強度が前記所定の閾値を超えた場
合に前記切り替え動作および前記保持動作を制御するた
めの基準タイミング信号を発生することを特徴とする。
【0044】この発明によれば、コンパレータの比較に
より、受信された信号の強度が所定の閾値を超えた場合
に切り替え動作および保持動作を制御するための基準タ
イミング信号を発生するようにしたので、受信スロット
が確実にとらえられ、これにより、切り替え動作および
保持動作を正確なタイミングで制御することが可能であ
る。
【0045】つぎの発明に係るDCオフセット除去装置
は、前記制御手段は、前記基準タイミング信号の発生に
従って所定のクロック信号の分周により前記切り替え動
作を制御するための制御信号を生成することを特徴とす
る。
【0046】この発明によれば、基準タイミング信号の
発生に従って所定のクロック信号の分周により切り替え
動作を制御するための制御信号を生成するようにしたの
で、簡単な構成により遮断周波数の切り替え動作を制御
することが可能である。
【0047】つぎの発明に係るDCオフセット除去装置
は、前記制御手段は、前記基準タイミング信号が発生し
た場合、前記所定のクロック信号を前記切り替え動作を
開始するまでに必要な一定時間だけカウントして、前記
切り替え動作を制御するための制御信号を生成するカウ
ンタ回路を有したことを特徴とする。
【0048】この発明によれば、基準タイミング信号が
発生した場合、カウンタ回路を用いて、所定のクロック
信号を切り替え動作を開始するまでに必要な一定時間だ
けカウントして、切り替え動作を制御するための制御信
号を生成するようにしたので、所定のクロック信号の分
周により遮断周波数の切り替え動作を制御することが可
能である。
【0049】つぎの発明に係るDCオフセット除去装置
は、前記制御手段は、前記所定のクロック信号を発振す
る発振器を有したことを特徴とする。
【0050】この発明によれば、発振器により所定のク
ロック信号を発振して、そのクロック信号のカウントに
より切り替え動作を制御するための制御信号を生成する
ようにしたので、単一の発振器によるクロック信号の分
周により切り替え動作を制御することが可能である。
【0051】つぎの発明に係るDCオフセット除去装置
は、前記制御手段は、前記切り替え動作の制御信号に基
づいて前記保持動作を制御するための制御信号を発生さ
せる単安定マルチバイブレータを有したことを特徴とす
る。
【0052】この発明によれば、単安定マルチバイブレ
ータにより切り替え動作の制御信号に基づいて信号出力
の保持動作を制御するための制御信号を発生させるよう
にしたので、クロック信号を使用しなくても簡単な構成
により正確な保持タイミングを得ることが可能である。
【0053】つぎの発明に係るDCオフセット除去装置
を適用した受信機は、デジタル無線通信システムにより
受信された信号を直交復調した後に増幅するアナログ信
号処理手段と、前記アナログ信号処理手段で処理された
アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段
と、前記A/D変換手段から出力されたデジタル信号に
基づいて復調処理を行うデジタル信号処理手段とを備
え、遮断周波数の切り替えに従って、受信された信号の
DCオフセットを除去するDCオフセット除去装置を適
用した受信機であって、前記アナログ信号処理手段で処
理されたアナログ信号の遮断周波数を切り替え、その遮
断周波数を切り替える前後の一定時間だけ前記アナログ
信号を保持するDCオフセット除去手段と、以前の受信
スロットで受信された信号に関して前記デジタル信号処
理手段により復調された信号パターンに応じて前記DC
オフセット除去手段による前記遮断周波数の切り替え動
作および前記アナログ信号の保持動作を制御するDCオ
フセット除去制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0054】この発明によれば、以前の受信スロットで
受信されたアナログ信号から復調した信号パターンに応
じて遮断周波数を切り替える前後の一定時間だけ、受信
されたアナログ信号を保持するようにしたので、遮断周
波数の切り替えに伴うDCオフセットの発生を防いで信
号の受信が確実に行われ、その上で、通常は高域通過フ
ィルタの遮断周波数を小さくすることにより復調ビット
誤り率の劣化が防止され、かつ、受信スロットの先頭に
おいては高域通過フィルタの遮断周波数を大きくするこ
とにより高速なDCオフセットの除去を可能にし、DC
オフセット除去のために受信スロット以外のスロットで
受信機の電源を入れる必要をなくすことで受信機の消費
電力を減らすことが可能である。
【0055】つぎの発明に係るDCオフセット除去装置
を適用した受信機は、デジタル無線通信システムにより
受信された信号を直交復調した後に増幅するアナログ信
号処理手段と、前記アナログ信号処理手段で処理された
アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段
と、前記A/D変換手段から出力されたデジタル信号に
基づいて復調処理を行うデジタル信号処理手段とを備
え、遮断周波数の切り替えに従って、受信された信号の
DCオフセットを除去するDCオフセット除去装置を適
用した受信機であって、前記アナログ信号処理手段で処
理されたアナログ信号の遮断周波数を切り替え、その遮
断周波数の切り替え後の一定時間だけ前記アナログ信号
を保持するDCオフセット除去手段と、現スロットで受
信された信号に関して前記デジタル信号処理手段により
復調された信号の強度に応じて前記DCオフセット除去
手段による前記遮断周波数の切り替え動作および前記ア
ナログ信号の保持動作を制御するDCオフセット除去制
御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0056】この発明によれば、現スロットで受信され
たアナログ信号から復調した信号の強度に応じて遮断周
波数の切り替え後の一定時間だけ、受信されたアナログ
信号を保持するようにしたので、遮断周波数の切り替え
に伴うDCオフセットの発生を防いで信号の受信が確実
に行われ、その上で、通常は高域通過フィルタの遮断周
波数を小さくすることにより復調ビット誤り率の劣化が
防止され、かつ、受信スロットの先頭においては高域通
過フィルタの遮断周波数を大きくすることにより高速な
DCオフセットの除去を可能にし、DCオフセット除去
のために受信スロット以外のスロットで受信機の電源を
入れる必要をなくすことで受信機の消費電力を減らすこ
とが可能である。
【0057】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明に係るDCオフセット除去装置およびDCオフセット
除去装置を適用した受信機の好適な実施の形態を詳細に
説明する。
【0058】実施の形態1.以下に説明する受信機は、
通信方式の一例としてTDMA方式を用いたデジタル無
線通信システムに適用されるとともに、受信方式の一例
としてダイレクトコンバージョン受信方式を採用してい
る。
【0059】まず、本発明の実施の形態1による受信機
の構成について説明する。図1は本発明の実施の形態1
による受信機の一構成例を示すブロック図である。この
受信機は、図1に示したように、例えば、アンテナ1、
高周波受信回路2、DCオフセット除去回路3,4、A
/D変換器5,6、および、デジタル信号処理回路7を
備えている。
【0060】アンテナ1は、図示せぬ基地局から電波を
捕捉して搬送波信号を入力する。この搬送波信号は、例
えばPSK変調信号である。高周波受信回路2は、アン
テナ1から出力される搬送波信号を2系統に分岐し、そ
れぞれ前述した従来例と同様のアナログ処理を実行す
る。すなわち、図14に示した回路構成において、入力
端子201からベースバンド増幅器208,209まで
の工程が高周波受信系として本実施の形態1でも採用さ
れる。
【0061】DCオフセット除去回路3,4は、高周波
受信回路2の出力に接続され、2系統の受信・直交復調
結果すなわちベースバンド信号RS,RSからDCオフ
セットを除去する。このDCオフセット除去回路3およ
び4は、DCオフセット除去制御回路9からスイッチ制
御信号SWCおよびサンプルホールド制御信号SHCの
供給を受け、スイッチ制御信号SWCに従ってDCオフ
セット除去回路3および4を構成する高域通過フィルタ
の遮断周波数を切り替えるとともに、サンプルホールド
制御信号SHCに従って遮断周波数の切り替え前後の一
定時間だけベースバンド信号出力を保持する。
【0062】A/D変換器5,6は、それぞれDCオフ
セット除去回路3,4の出力に接続され、入力ベースバ
ンドをアナログ信号からデジタル信号に変換する。デジ
タル信号処理回路7は、A/D変換器5,6の出力およ
びDCオフセット除去回路3,4の入力に接続される。
このデジタル信号処理回路7は、例えば、復調回路8と
DCオフセット除去制御回路9とを備える。
【0063】復調回路8は、A/D変換器5,6でデジ
タル化されたベースバンド信号に基づいて復調処理を行
う。DCオフセット除去制御回路9は、復調回路8の出
力に接続され、復調信号から上記スイッチ制御信号SW
Cおよびサンプルホールド制御信号SHCを生成してD
Cオフセット除去回路3,4に供給する。
【0064】ここで、DCオフセット除去制御回路9の
構成とその役割について詳述する。図2はDCオフセッ
ト除去制御回路9の一構成例を示すブロック図、図3は
DCオフセット除去制御回路9の主要な前段の構成を示
すブロック図、図4は無線通信に使用される信号の一例
を示す図、図5はDCオフセット除去回路3,4を制御
する際の基準タイミングを説明する図、図6はDCオフ
セット除去制御回路9の主要な後段の構成を示すブロッ
ク図、そして、図7はDCオフセット除去制御回路9で
生成される制御信号のタイミングを説明する図である。
【0065】まず、DCオフセット除去制御回路9の詳
細について図2を参照して説明する。DCオフセット除
去制御回路9は、図2に示したように、スロット基準タ
イミング生成回路91、制御信号生成回路92、およ
び、発振器93を備えている。スロット基準タイミング
生成回路91は、復調回路8の出力に接続され、復調回
路8で復調された前フレームの受信スロットの信号パタ
ーンに基づいて次の受信スロットの基準となるタイミン
グ(スロット基準タイミング)STMを生成する。
【0066】制御信号生成回路92は、スロット基準タ
イミング生成回路91の出力に接続され、上記スロット
基準タイミング信号STMに応じてスイッチ制御信号S
WCおよびサンプルホールド制御信号SHCを生成す
る。以上のスロット基準タイミング生成回路91、制御
信号生成回路92は、いずれも発振器93に接続され、
その発振器93から供給される所定のクロック信号に従
って制御信号の発生タイミングを測っている。
【0067】つづいて、スロット基準タイミング生成回
路91の詳細について図3〜図5を参照して説明する。
スロット基準タイミング生成回路91は、図3に示した
ように、ユニークワード(UW)検出回路91aと、ス
ロット基準用カウンタ回路91bとを備えている。UW
検出回路91aは、復調回路8で復調された信号パター
ンからユニークワードUWを検出して後段のスロット基
準用カウンタ回路91bにそのユニークワード検出タイ
ミング信号を出力する。スロットは、図4に示したよう
に、プリアンブルPAと、ユニークワードUWと、デー
タDTとにより構成される。
【0068】このプリアンブル信号の全部または一部に
は、信号スペクトルが単一周波数成分からなるパターン
を採用する。このような単一周波数信号は、例えば、日
本のディジタル自動車電話システム(PDC)やPHS
で採用されているπ/4シフトDQPSK変調信号の場
合、「00」の連続パターンにより生成される。本実施
の形態1では、プリアンブルPA内には、一部もしくは
全部に単一周波数成分からなるパターンが挿入される。
【0069】図4の例では、プリアンブルPAの後半部
分に0(ゼロ)が連続するパターンPTNが挿入されて
いる。このパターンPTNは、π/4シフトDQPSK
変調信号である。そして、このプリアンブルPAに続く
ユニークワードUWが、次の受信スロットの基準タイミ
ングをとるための基点となる。
【0070】下り信号は、図5(a)に示したように、
図示せぬ基地局から時分割に送られてくるデータであ
る。図5(a)の例では、1フレームは3つのスロット
で構成され、各フレームでは、第1スロットが受信スロ
ットとなっている。図5(a)〜(c)の例では、スロ
ット基準タイミング信号STMは、ある受信スロットで
ユニークワードUWが検出され、ユニークワード検出タ
イミング信号が発生してから、一定時間t4の経過後の
受信スロットのスロット基準タイミングを表している。
すなわち、一例として、ユニークワードUWの検出し
て、次のフレームの受信スロットからDCオフセット除
去動作が開始されることになる。
【0071】また、スロット基準用カウンタ回路91b
は、発振器93に接続され、UW検出回路91aから出
力されたユニークワード検出タイミング信号を受け取っ
た時のタイミングで次の受信スロットが開始されるタイ
ミングまで発振器93のクロック信号に従って一定時間
t4分カウントする。このスロット基準用カウンタ回路
91bは、カウント終了のタイミングでスロット基準タ
イミング信号STMを生成して制御信号生成回路92へ
出力する。
【0072】さらに、制御信号生成回路92の詳細につ
いて図6および図7を参照して説明する。制御信号生成
回路92は、図6に示したように、スイッチ制御用カウ
ンタ回路92aとサンプルホールド制御用カウンタ回路
92bとを備え、それぞれのカウンタ回路に発振器93
を接続させている。
【0073】スイッチ制御用カウンタ回路92aは、発
振器93から供給される所定のクロック信号をカウント
して、DCオフセット除去回路3および4において遮断
周波数を切り替えるためのスイッチ制御信号SWCを生
成する。サンプルホールド制御用カウンタ回路92b
は、発振器93から供給される所定のクロック信号をカ
ウントして、DCオフセット除去回路3および4におい
て遮断周波数を切り替える前後の一定時間だけベースバ
ンド信号出力を保持するためのサンプルホールド制御信
号SHCを生成する。
【0074】ここでスイッチ制御信号SWC、サンプル
ホールド制御信号の発生タイミングSHCについて述べ
る。スロットは、図7(a)に示したように、プリアン
ブル、ユニークワー、データの順で受信される。前述し
たように、スロット基準タイミング信号STMによりス
ロット基準タイミングが決まると(図7(d)参照)、
そのスロット基準タイミングで遮断周波数の切り替えタ
イミングが測られる。このタイミングはスロット基準タ
イミングから一定時間t1の経過後に発生するものであ
り、スイッチ制御用カウンタ回路92aが一定時間t1
をカウントすることにより得られる(図7(b)参
照)。
【0075】スイッチ制御用カウンタ回路92aはカウ
ント終了後にスイッチ制御信号SWCを発生する。具体
的には、スイッチ制御信号SWCの発生は遮断周波数を
切り替えるタイミングであるため、このタイミングによ
りDCオフセット除去回路3および4を構成する高域通
過フィルタの遮断周波数は第1遮断周波数から第2遮断
周波数に切り替わる。その意味で、スイッチ制御信号S
WCがオン(ハイ)状態のときには、第1の大きな遮断
周波数となり、スイッチ制御信号SWCがオフ(ロー)
状態ときには、第2の小さな遮断周波数となる。
【0076】また、前述したように、スロット基準タイ
ミング信号STMによりスロット基準タイミングが決ま
ると(図7(d)参照)、そのスロット基準タイミング
でベースバンド信号出力の保持タイミングが測られる。
このタイミングはスロット基準タイミングから一定時間
t2およびt2+t3の経過後に開始と終了との2回発
生するものであり、サンプルホールド制御用カウンタ回
路92bが一定時間t2,t3をそれぞれカウントする
ことにより得られる(図7(c)参照)。
【0077】サンプルホールド制御用カウンタ回路92
bは一定時間t2のカウント終了後にスイッチ制御信号
SWCを発生して保持動作を開始させ、さらに一定時間
t3のカウント終了後にもスイッチ制御信号SWCを発
生して保持動作を終了させる。ここで、一定時間t2
は、後述するが、DCオフセット除去回路3および4の
高域通過フィルタにおける遮断周波数の切り替えで生じ
る位相遅延を補償するための期間として設定される。し
たがって、サンプルホールド制御信号SHCは、スイッ
チ制御信号SWCのオンからオフへの切り替え前後の一
定時間t3だけオン状態となる。
【0078】つづいて、DCオフセット除去回路の構成
について詳述する。図8はDCオフセット除去回路の一
構成例を示すブロック図である。DCオフセット除去回
路3,4は同一の構成を備え、同様の動作を行うことか
ら、以下に、DCオフセット除去回路3を代表例として
説明する。図8には、DCオフセット除去回路3の構成
が示されている。DCオフセット除去回路3は、1次高
域通過フィルタとサンプルホールド回路35とにより構
成される。
【0079】1次高域通過フィルタは、図8に示したよ
うに、例えば、コンデンサ31(静電容量C)と、この
コンデンサ31の出力とグランド間に接続された第1抵
抗32(抵抗値r)と、コンデンサ31の出力とグラン
ド間に接続され、スイッチ制御信号SWCにより切り替
え動作するスイッチ34と、このスイッチ34とグラン
ド間に接続された第2抵抗33(抵抗値R)とにより構
成される。また、サンプルホールド回路35は、入出力
両端ともコンデンサ31の出力に接続される。
【0080】上記1次高域通過フィルタは、高周波受信
回路2の出力に接続され、ベースバンド信号RSからD
Cオフセットを除去し、その除去後の信号を後段のA/
D変換器5へ出力する。この1次高域通過フィルタは、
スイッチ34および第2抵抗33を除いて従来のDCオ
フセット除去回路と同様の構成となる。
【0081】スロットの先頭部分では、スイッチ34が
オン状態であり、コンデンサ31,第1抵抗32(抵抗
値r)および第2抵抗33(抵抗値R)により通常は遮
断周波数を大きくとることができる。ところが、スイッ
チ制御信号SWCによる遮断周波数の切り替え時にスイ
ッチ34がオフされると、第2抵抗33が切り離され、
遮断周波数は通常の遮断周波数よりも小さくなる。
【0082】このように、スロットの先頭のプリアンブ
ル信号受信時では、スイッチ34はオンとなり、1次高
域通過フィルタの遮断周波数が大きな(r+R)/(2
π・r・R・C)になっており、高速にDCオフセット
が除去される。プリアンブル信号の途中でDCオフセッ
トが十分に除去されると、スイッチ34がオフになり、
1次高域通過フィルタの遮断周波数が小さな1/(2π
・R・C)に切り替わり、これにより、ユニークワード
およびデータ受信時には復調ビット誤り率特性への影響
は少なくなる。
【0083】上記サンプルホールド回路35は、DCオ
フセット除去制御回路9に接続され、2回のサンプルホ
ールド制御信号SHCの入力により一定時間t3だけ保
持動作する。このサンプルホールド回路35の保持動作
により、1次高域通過フィルタを経由するベースバンド
信号は、位相遅延の変化量に相当する一定時間t3の間
保持されるため、遮断周波数の切り替えの際に発生する
大きい遮断周波数における位相遅延時間と小さい遮断周
波数における位相遅延時間が時間差の補償を実現する。
【0084】つぎに、上述した受信機におけるDCオフ
セット除去結果について説明する。図9はDCオフセッ
ト除去回路の入出力信号の波形(正弦波)を説明する図
であり、同図において、IWは入力信号(入力ベースバ
ンド信号)の入力波形、OW1は第1遮断周波数の高域
通過フィルタの出力波形、OW2は第2遮断周波数の高
域通過フィルタの出力波形、OWAは従来における出力
信号(出力ベースバンド信号)の出力波形、OWBは本
発明の出力信号(出力ベースバンド信号)の出力波形を
それぞれ示している。
【0085】図8に示したDCオフセット除去回路3に
おいて、スイッチ34により1次高域通過フィルタの遮
断周波数の切り替えだけを行い、サンプルホールド回路
35を使用しない場合を考えると、次のような問題が生
じる。すなわち、遮断周波数の大きな高域通過フィルタ
と、遮断周波数の小さな高域通過フィルタでは、同じ周
波数の信号に対する位相遅延が異なる。そのため、遮断
周波数を切り替えると、高域通過フィルタの出力信号の
位相が不連続に切り替わる。
【0086】例えば、図9(a)に示した入力波形IW
があったとき、遮断周波数の切り替えを行わない場合に
は、遮断周波数の大きな高域通過フィルタの出力信号は
出力波形OW1のようになり(同図(b))。遮断周波
数の小さな高域通過フィルタの出力信号は出力波形OW
2のようになる。
【0087】一方、スイッチ34により遮断周波数の切
り替えを行う場合には、その切り替え時点(遮断周波数
切り替えタイミング)で出力信号の位相が出力波形OW
1から出力波形OW2へと不連続に変化する。実際に
は、出力信号は不連続にはならず、図9(c)に示した
出力波形OWAのように、位相の不連続を補償するよう
にDCオフセットが発生する。
【0088】そこで、図8に示した構成を用いること
で、1次高域通過フィルタの遮断周波数を切り替えたと
きに変化する位相遅延を補償してDCオフセットが発生
しないように、サンプルホールド回路35で信号の遅延
の変化量に相当する時間だけ信号出力を保持する。最初
にサンプルホールド回路35へサンプルホールド制御信
号SHCが入力されると、そのサンプルホールド制御信
号SHCにより信号出力の保持が開始される。
【0089】その間に、スイッチ34に対してスイッチ
制御信号SWCが入力されると、スイッチ34はオンか
らオフに切り替わる。サンプルホールド回路35では、
さらに信号出力の保持が続き、位相遅延の変化量に相当
する一定時間t3の経過後に再度サンプルホールド制御
信号SHCが供給され、信号出力の保持が解除される
(図9(d))。このようにして、位相遅延の変化によ
るDCオフセットの発生を抑えることができる。
【0090】ここで、高域通過フィルタの遮断周波数の
切り替えで生じる位相遅延の変化について説明する。高
域通過フィルタの入出力間の信号位相の変化は、高域通
過フィルタに入力される信号の周波数によって異なる。
すなわち、図9(a)の入力信号IWの周波数が変わる
と、遮断周波数の異なる高域通過フィルタからの出力信
号OW1やOW2の信号位相も変わり、出力信号OW1
とOW2の位相遅延の時間差t3も変化する。ここで、
例えば、入力信号IWが2つの周波数成分を含む合成信
号である場合、そのそれぞれの周波数成分に対して、遮
断周波数の異なる高域通過フィルタからの出力信号の位
相遅延の時間差は異なった値をとる。そのため、ある周
波数成分に対する位相遅延の時間差に相当する時間だけ
高域通過フィルタの出力信号を保持して、位相遅延の変
化を補償したとしても、もう一つの周波数成分に対して
は位相遅延の時間差が異なるため、補償が完全には行え
ない。このことにより、DCオフセットの発生を完全に
抑えることができない問題がある。
【0091】そこで、プリアンブル信号の一部または全
部に単一周波数信号からなる部分を設け、この部分で高
域通過フィルタの遮断周波数を切り替えるようにする。
この単一周波数はあらかじめ決まっているので、遮断周
波数の異なる高域通過フィルタからの出力信号の位相遅
延の時間差t3は一定の値となる。このとき、高域通過
フィルタの出力信号をt3時間だけ保持すれば、位相遅
延の変化を完全に補償でき、新たなDCオフセットの発
生を完全に抑えることができる。
【0092】以上説明したように、本実施の形態1によ
れば、スロットの先頭部分(プリアンブル信号)では、
遮断周波数を大きくとる高域通過フィルタによりDCオ
フセットが高速に除去される。一方、プリアンブル信号
に続くユニークワードおよび希望信号のデータ部分で
は、高域通過フィルタの遮断周波数が切り替わり、高域
通過フィルタの遮断周波数が小さくなるため、DC近傍
の信号スペクトルが損なわれる程度が小さく、復調時の
ビット誤り率の劣化を防ぐことができる。
【0093】このため、信号の受信が確実に行われるこ
とになり、かつ、受信スロットの先頭においては高域通
過フィルタの遮断周波数を大きくすることにより高速な
DCオフセットの除去を可能にし、DCオフセット除去
のために受信スロット以外のスロットで受信機の電源を
入れる必要をなくすことで受信機の消費電力を減らすこ
とが可能である。
【0094】また、一定時間を遮断周波数切り替えによ
る位相遅延時間が変化する分だけの時間としたので、そ
の一定時間内で位相遅延が補償され、これにより、遮断
周波数の切り替えによる新たなDCオフセットの発生を
防止することが可能である。
【0095】また、遮断周波数を切り替える構成を1次
高域フィルタとして、その1次高域フィルタに遮断周波
数を切り替える際に制御されるスイッチを設けたので、
簡単な構成で遮断周波数の切り替えを行うことが可能で
ある。
【0096】また、遮断周波数切り替えによる位相遅延
時間が変化する分だけの一定時間だけ受信された信号を
サンプルホールド回路35で保持するようにしたので、
その一定時間内に遮断周波数が切り替わって位相遅延が
変わっても、その位相遅延の変化量だけ受信信号が保持
される。これにより、遮断周波数の切り替え前後で出力
の位相が不連続となることから生じる新たなDCオフセ
ットの発生を確実に防止することが可能である。
【0097】また、プリアンブル信号の単一周波数部分
を用いて遮断周波数の切り替え動作およびベースバンド
信号出力の保持動作を制御するようにしたので、遮断周
波数の切り替えによる位相遅延の変化を完全に補償で
き、新たなDCオフセットの発生を確実に防止すること
が可能である。
【0098】また、入力信号がユニークワード信号の場
合に遮断周波数の切り替え動作、ベースバンド信号出力
の保持動作をそれぞれ制御するための制御信号を生成す
るようにしたので、次の受信スロットのプリアンブル信
号内で、確実、かつ、常に一定のタイミングで遮断周波
数を切り替えるための制御信号を得ることが可能であ
る。
【0099】また、スイッチ制御信号SWC,サンプル
ホールド制御信号SHCを単一の発振器93によるクロ
ック信号の分周により生成するようにしたので、簡単な
構成により切り替え動作、保持動作をそれぞれ制御する
ことが可能である。
【0100】実施の形態2.さて、前述した実施の形態
1では、前の受信スロットのユニークワードUWを検出
したときの信号を遅らせてスロット基準タイミング信号
STMを生成していたが、本発明は、これに限定され
ず、以下に説明する実施の形態2のように、受信信号レ
ベルの変動により前の受信スロットのユニークワードU
Wが検出できなくても受信信号レベルからスロット基準
タイミング信号STMを生成するようにしてもよい。
【0101】なお、以下に説明する実施の形態2は、受
信機の全体構成を前述した実施の形態1と同様にしてい
るため、同様の構成には同様の番号を付し、その説明を
省略する。
【0102】まず、本発明の実施の形態2による受信機
について説明する。図10は本発明の実施の形態2によ
る受信機の一構成例を示すブロック図である。本実施の
形態2の受信機は、前述した実施の形態1の受信機(図
1参照)とは、DCオフセット除去制御回路の構成が相
違する。したがって、図10に示した受信機には、デジ
タル信号処理回路7(図1参照)に替わってデジタル信
号処理回路10が設けられる。
【0103】このデジタル信号処理回路10は、前述し
た復調回路8と同様の復調回路11と、前述したDCオ
フセット除去制御とは異なる制御を行うDCオフセット
除去制御回路12とにより構成される。なお、DCオフ
セット除去制御回路12でも、前述したDCオフセット
除去制御回路9と同様に、スイッチ制御信号SWCとサ
ンプルホールド制御信号SHCとが生成され、DCオフ
セット除去回路3および4へ供給される。
【0104】つぎに、DCオフセット除去制御回路12
について詳述する。図11はDCオフセット除去制御回
路12の一構成例を示すブロック図である。このDCオ
フセット除去制御回路12は、図11に示したように、
前述のスロット基準タイミング信号STMを生成するコ
ンパレータ121と、スロット基準タイミング信号ST
Mに基づいて前述のスイッチ制御信号SWCおよびサン
プルホールド制御信号SHCを生成する制御信号生成回
路122とを備えている。
【0105】コンパレータ121は、復調回路11の出
力に接続され、その復調回路11の復調信号の強度とあ
らかじめ用意された閾値(信号の強度を表す例えば電
圧)とを比較して、復調信号の強度が閾値を超えた場合
にスロット基準タイミング信号STMを発生させる。
【0106】制御信号生成回路122は、図11に示し
たように、スイッチ制御用カウンタ回路122a、発振
器122b、および、単安定マルチバイブレータ122
cを備えている。このスイッチ制御用カウンタ回路12
2aは、発振器122bに接続され、前述したスイッチ
制御用カウンタ回路92aと同様に、その発振器122
bから供給される所定のクロック信号に従って一定時間
をカウントして、そのカウント終了後に、スイッチ制御
信号SWCをオンからオフに切り替える。発振器122
bは、スイッチ制御用カウンタ回路122aに所定のク
ロック信号を供給する。
【0107】単安定マルチバイブレータ122cは、ス
イッチ制御用カウンタ回路122aの出力に接続され、
そこから発生するスイッチ制御信号SWCのオンからオ
フへの切り替わりに応じてサンプルホールド制御信号S
HCを前述の実施の形態1と同様に一定時間t3だけオ
ンする。
【0108】つぎに、動作について説明する。図12は
DCオフセット除去回路3および4を制御する際の基準
タイミングを説明する図であり、図13はDCオフセッ
ト除去制御回路12で生成される制御信号のタイミング
を説明する図である。図12(a)には、図示せぬ基地
局からの下り信号が示されており、前述した実施の形態
1と同様に、3つのスロットで1つのフレームを構成し
た例が示されている。各フレームでは、第1スロットが
受信スロットとなっている。
【0109】各フレームにおいては、図12(b)に示
したように、受信スロットの位置で受信信号強度が高く
なる。本実施の形態2では、受信信号強度が一定以上の
強度になった時、すなわち、あらかじめ決められた閾値
よりも大きくなった時にDCオフセット除去の制御が実
施される。そこで、受信信号強度が閾値を超えた場合に
は、図12(c)に示したように、その超えたタイミン
グでコンパレータ121からスロット基準タイミング信
号STMが発生する。
【0110】そして、制御信号生成回路122では、ま
ずスイッチ制御用カウンタ回路122aにより前述した
実施の形態1と同様にスイッチ制御信号SWCが生成さ
れる(図7)。すなわち、スイッチ制御信号SWCはオ
ンからオフに切り替えられる(図13(a))。そし
て、その後段の単安定マルチバイブレータ122cで
は、サンプルホールド回路35の保持動作を開始するた
め、スイッチ制御信号SWCのオンからオフへの切り替
わりに従ってサンプルホールド制御信号SHCがオンに
切り替えられる。
【0111】さらに詳述すれば、単安定マルチバイブレ
ータ122cでは、遮断周波数を切り替えるスイッチ3
4のスイッチ制御信号SWCをトリガとして、アナログ
素子により設定される一定時間t3の間だけ出力が反転
する。この単安定マルチバイブレータ122cの出力が
サンプルホールド回路35の保持動作を制御する。した
がって、本実施の形態2では、図13(b)に示したよ
うに、スイッチ34がオンからオフになり、遮断周波数
が切り替わると同時にサンプルホールド回路35により
信号出力が保持される。
【0112】以上説明したように、本実施の形態2によ
れば、現受信スロットで受信された信号の強度に応じて
遮断周波数の切り替え動作およびベースバンド信号出力
の保持動作を制御するようにしたので、前受信スロット
の受信信号レベルが弱くユニークワード信号パターンの
検出が困難な場合であっても、簡単、かつ、確実に制御
することが可能である。なお、本実施の形態2でも、同
一構成部分からは、前述した実施の形態1と同様の効果
が得られる。
【0113】また、コンパレータ121の比較により、
ベースバンド信号の強度が所定の閾値を超えた場合にス
ロット基準タイミング信号STMを発生するようにした
ので、受信スロットが確実にとらえられ、これにより、
切り替え動作および保持動作を正確なタイミングで制御
することが可能である。
【0114】また、スロット基準タイミング信号STM
に従って所定のクロック信号の分周によりスイッチ制御
信号SWCを生成するようにしたので、簡単な構成によ
り遮断周波数の切り替え動作を制御することが可能であ
る。
【0115】また、スイッチ制御用カウンタ回路122
aでは、スロット基準タイミング信号STMで発振器1
22bのクロック信号を一定時間だけカウントして、ス
イッチ制御信号SWCを生成するようにしたので、所定
のクロック信号の分周により遮断周波数の切り替え動作
を制御することが可能である。
【0116】また、単安定マルチバイブレータ122c
ではスイッチ制御信号SWCに基づいてサンプルホール
ド制御信号SHCを発生するようにしたので、前述した
実施の形態1のようにクロック信号を使用しなくても簡
単な構成により正確な保持タイミングを得ることが可能
である。
【0117】さて、前述した実施の形態1および2で
は、デジタル無線通信システムの通信方式としてTDM
A方式を挙げていたが、本発明は、これに限定されず、
FDMA(周波数分割多元接続)方式などの他の多元接
続方式にも適用可能である。また、本発明は、変調方式
について、PSK(QPSK)に限らず、FSKを用い
た変調方式にも適用可能である。
【0118】以上、本発明を実施の形態1および2によ
り説明したが、この発明の主旨の範囲内で種々の変形が
可能であり、これらをこの発明の範囲から排除するもの
ではない。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
遮断周波数を切り替える時点を含む一定時間だけ受信さ
れた信号を保持するようにしたので、遮断周波数の切り
替えに伴うDCオフセットの発生を防いで信号の受信が
確実に行われ、その上で、通常は高域通過フィルタの遮
断周波数を小さくすることにより復調ビット誤り率の劣
化が防止され、かつ、受信スロットの先頭においては高
域通過フィルタの遮断周波数を大きくすることにより高
速なDCオフセットの除去を可能にし、DCオフセット
除去のために受信スロット以外のスロットで受信機の電
源を入れる必要をなくすことで受信機の消費電力を減ら
すことが可能なDCオフセット除去装置が得られるとい
う効果を奏する。
【0120】つぎの発明によれば、以前の受信スロット
で受信された信号に基づく制御により、遮断周波数を切
り替える前後の一定時間だけ受信された信号を保持する
ようにしたので、遮断周波数の切り替えに伴うDCオフ
セットの発生を防いで信号の受信が確実に行われ、その
上で、通常は高域通過フィルタの遮断周波数を小さくす
ることにより復調ビット誤り率の劣化が防止され、か
つ、受信スロットの先頭においては高域通過フィルタの
遮断周波数を大きくすることにより高速なDCオフセッ
トの除去を可能にし、DCオフセット除去のために受信
スロット以外のスロットで受信機の電源を入れる必要を
なくすことで受信機の消費電力を減らすことが可能なD
Cオフセット除去装置が得られるという効果を奏する。
【0121】つぎの発明によれば、現スロットで受信さ
れた信号に基づく制御により、遮断周波数の切り替え後
の一定時間だけ受信された信号を保持するようにしたの
で、遮断周波数の切り替えに伴うDCオフセットの発生
を防いで信号の受信が確実に行われ、その上で、通常は
高域通過フィルタの遮断周波数を小さくすることにより
復調ビット誤り率の劣化が防止され、かつ、受信スロッ
トの先頭においては高域通過フィルタの遮断周波数を大
きくすることにより高速なDCオフセットの除去を可能
にし、DCオフセット除去のために受信スロット以外の
スロットで受信機の電源を入れる必要をなくすことで受
信機の消費電力を減らすことが可能なDCオフセット除
去装置が得られるという効果を奏する。
【0122】つぎの発明によれば、一定時間を遮断周波
数切り替えによる位相遅延時間が変化する分だけの時間
としたので、その一定時間によって遮断周波数の切り替
えによる位相遅延の変化が補償され、これにより、遮断
周波数の切り替えによるDCオフセットの発生を防止す
ることが可能なDCオフセット除去装置が得られるとい
う効果を奏する。
【0123】つぎの発明によれば、遮断周波数を切り替
える構成を1次高域フィルタとして、その1次高域フィ
ルタに遮断周波数を切り替える際に制御されるスイッチ
を設けたので、簡単な構成で遮断周波数の切り替えを行
うことが可能なDCオフセット除去装置が得られるとい
う効果を奏する。
【0124】つぎの発明によれば、遮断周波数切り替え
による位相遅延時間が変化する分だけの一定時間だけ受
信された信号をサンプルホールド回路で保持するように
したので、その一定時間内に遮断周波数が切り替わって
位相遅延が変わっても、その位相遅延の変化量だけ保持
され、これにより、遮断周波数の切り替え前後で出力の
位相が不連続となることから生じる新たなDCオフセッ
トの発生を簡単な構成により確実に防止することが可能
なDCオフセット除去装置が得られるという効果を奏す
る。
【0125】つぎの発明によれば、プリアンブル信号内
に設けた単一周波数部分を用いて遮断周波数の切り替え
動作および信号出力の保持動作を制御するようにしたの
で、遮断周波数の切り替えによる位相遅延の変化を完全
に補償でき、新たなDCオフセットの発生を確実に防止
することが可能なDCオフセット除去装置が得られると
いう効果を奏する。
【0126】つぎの発明によれば、受信された信号がユ
ニークワード信号の場合に遮断周波数の切り替え動作、
信号出力の保持動作をそれぞれ制御するための制御信号
を生成するようにしたので、次の受信スロットのプリア
ンブル信号内で、確実、かつ、常に一定のタイミングで
遮断周波数を切り替えるための制御信号を得ることが可
能なDCオフセット除去装置が得られるという効果を奏
する。
【0127】つぎの発明によれば、切り替え動作、保持
動作をそれぞれ制御するための制御信号を所定のクロッ
ク信号の分周により生成するようにしたので、簡単な構
成により切り替え動作、保持動作をそれぞれ制御するこ
とが可能なDCオフセット除去装置が得られるという効
果を奏する。
【0128】つぎの発明によれば、検出回路によりユニ
ークワード信号を検出し、第1カウンタ回路によりその
検出タイミングに従って発振器で発振した所定のクロッ
ク信号を切り替え動作を開始するまでに必要な一定時間
だけカウントして切り替え動作を制御するための制御信
号を生成し、第2カウンタ回路によりその検出タイミン
グに従って発振器により発生した所定のクロック信号を
保持動作を開始するまでに必要な一定時間だけカウント
して保持動作を制御するための制御信号を生成するよう
にしたので、単一の発振器によるクロック信号の分周に
より切り替え動作、保持動作をそれぞれ制御することが
可能なDCオフセット除去装置が得られるという効果を
奏する。
【0129】つぎの発明によれば、受信された信号の強
度に応じて遮断周波数の切り替え動作および信号出力の
保持動作を制御するようにしたので、前受信スロットの
受信信号レベルが弱く、ユニークワード信号パターンの
検出が困難な場合であっても、簡単、かつ、確実に制御
することが可能なDCオフセット除去装置が得られると
いう効果を奏する。
【0130】つぎの発明によれば、コンパレータの比較
により、受信された信号の強度が所定の閾値を超えた場
合に切り替え動作および保持動作を制御するための基準
タイミング信号を発生するようにしたので、受信スロッ
トが確実にとらえられ、これにより、切り替え動作およ
び保持動作を正確なタイミングで制御することが可能な
DCオフセット除去装置が得られるという効果を奏す
る。
【0131】つぎの発明によれば、基準タイミング信号
の発生に従って所定のクロック信号の分周により切り替
え動作を制御するための制御信号を生成するようにした
ので、簡単な構成により遮断周波数の切り替え動作を制
御することが可能なDCオフセット除去装置が得られる
という効果を奏する。
【0132】つぎの発明によれば、カウンタ回路を用い
て、基準タイミング信号が発生した場合、所定のクロッ
ク信号を切り替え動作を開始するまでに必要な一定時間
だけカウントして、切り替え動作を制御するための制御
信号を生成するようにしたので、所定のクロック信号の
分周により遮断周波数の切り替え動作を制御することが
可能なDCオフセット除去装置が得られるという効果を
奏する。
【0133】つぎの発明によれば、発振器により所定の
クロック信号を発振して、そのクロック信号のカウント
により切り替え動作を制御するための制御信号を生成す
るようにしたので、単一の発振器によるクロック信号の
分周により切り替え動作を制御することが可能なDCオ
フセット除去装置が得られるという効果を奏する。
【0134】つぎの発明によれば、単安定マルチバイブ
レータにより切り替え動作の制御信号に基づいて信号出
力の保持動作を制御するための制御信号を発生させるよ
うにしたので、クロック信号を使用しなくても簡単な構
成により正確な保持タイミングを得ることが可能なDC
オフセット除去装置が得られるという効果を奏する。
【0135】つぎの発明によれば、以前の受信スロット
で受信されたアナログ信号から復調した信号パターンに
応じて遮断周波数を切り替える前後の一定時間だけ、受
信されたアナログ信号を保持するようにしたので、遮断
周波数の切り替えに伴うDCオフセットの発生を防いで
信号の受信が確実に行われ、その上で、通常は高域通過
フィルタの遮断周波数を小さくすることにより復調ビッ
ト誤り率の劣化が防止され、かつ、受信スロットの先頭
においては高域通過フィルタの遮断周波数を大きくする
ことにより高速なDCオフセットの除去を可能にし、D
Cオフセット除去のために受信スロット以外のスロット
で受信機の電源を入れる必要をなくすことで受信機の消
費電力を減らすことが可能なDCオフセット除去装置が
得られるという効果を奏する。
【0136】つぎの発明によれば、現スロットで受信さ
れたアナログ信号から復調した信号の強度に応じて遮断
周波数の切り替え後の一定時間だけ、受信されたアナロ
グ信号を保持するようにしたので、遮断周波数の切り替
えに伴うDCオフセットの発生を防いで信号の受信が確
実に行われ、その上で、通常は高域通過フィルタの遮断
周波数を小さくすることにより復調ビット誤り率の劣化
が防止され、かつ、受信スロットの先頭においては高域
通過フィルタの遮断周波数を大きくすることにより高速
なDCオフセットの除去を可能にし、DCオフセット除
去のために受信スロット以外のスロットで受信機の電源
を入れる必要をなくすことで受信機の消費電力を減らす
ことが可能なDCオフセット除去装置が得られるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による受信機の一構成
例を示すブロック図である。
【図2】 図1に示した受信機のDCオフセット除去制
御回路の一構成例を示すブロック図である。
【図3】 実施の形態1によるDCオフセット除去制御
回路の主要な前段の構成を示すブロック図である。
【図4】 実施の形態1において無線通信に使用される
信号の一例を示す図である。
【図5】 実施の形態1によるDCオフセット除去回路
を制御する際の基準タイミングを説明する図である。
【図6】 実施の形態1によるDCオフセット除去制御
回路の主要な後段の構成を示すブロック図である。
【図7】 実施の形態1によるDCオフセット除去制御
回路で生成される制御信号のタイミングを説明する図で
ある。
【図8】 実施の形態1によるDCオフセット除去回路
の一構成例を示すブロック図である。
【図9】 実施の形態1によるDCオフセット除去回路
の入出力信号の波形を説明する図である。
【図10】 本発明の実施の形態2による受信機の一構
成例を示すブロック図である。
【図11】 図10に示した受信機のDCオフセット除
去制御回路の一構成例を示すブロック図である。
【図12】 実施の形態2によるDCオフセット除去回
路を制御する際の基準タイミングを説明する図である。
【図13】 実施の形態2によるDCオフセット除去制
御回路で生成される制御信号のタイミングを説明する図
である。
【図14】 従来のDCオフセット除去回路を適用した
無線通信装置を示すブロック図である。
【図15】 従来のDCオフセット除去回路の一構成例
を示すブロック図である。
【図16】 TDMAシステムにおける基地局からの下
り信号の構成と受信機の電源制御タイミングとの関係を
説明する図である。
【図17】 従来のDCオフセット除去回路の他の構成
例を示すブロック図である。
【符号の説明】
3,4 DCオフセット除去回路、5,6 A/D変換
器、9,12 DCオフセット除去制御回路、31 コ
ンデンサ、32,33 抵抗、34 スイッチ、35
サンプルホールド回路、91 スロット基準タイミング
生成回路、91a UW検出回路、91b スロット基
準用カウンタ回路、92,122 制御信号生成回路、
92a,122a スイッチ制御用カウンタ回路、92
b サンプルホールド制御用カウンタ回路、93,12
2b 発振器、121 コンパレータ、122c 単安
定マルチバイブレータ。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル無線通信システムの受信機に適
    用され、当該受信機で遮断周波数の切り替えに従って、
    受信された信号のDCオフセットを除去するDCオフセ
    ット除去装置であって、 受信された信号の遮断周波数を切り替える遮断周波数切
    り替え手段と、 前記遮断周波数切り替え手段により遮断周波数を切り替
    える時点を含む一定時間だけ前記受信された信号を保持
    する保持手段と、 を備えたことを特徴とするDCオフセット除去装置。
  2. 【請求項2】 デジタル無線通信システムの受信機に適
    用され、当該受信機で遮断周波数の切り替えに従って、
    受信された信号のDCオフセットを除去するDCオフセ
    ット除去装置であって、 受信された信号の遮断周波数を切り替える遮断周波数切
    り替え手段と、 前記遮断周波数切り替え手段により遮断周波数を切り替
    える前後の一定時間だけ前記受信された信号を保持する
    保持手段と、 以前の受信スロットで受信された信号に基づいて前記遮
    断周波数切り替え手段の切り替え動作および前記保持手
    段の保持動作を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とするDCオフセット除去装置。
  3. 【請求項3】 デジタル無線通信システムの受信機に適
    用され、当該受信機で遮断周波数の切り替えに従って、
    受信された信号のDCオフセットを除去するDCオフセ
    ット除去装置であって、 受信された信号の遮断周波数を切り替える遮断周波数切
    り替え手段と、 前記遮断周波数切り替え手段により遮断周波数の切り替
    え後の一定時間だけ前記受信された信号を保持する保持
    手段と、 現スロットで受信された信号に基づいて前記遮断周波数
    切り替え手段の切り替え動作および前記保持手段の保持
    動作を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とするDCオフセット除去装置。
  4. 【請求項4】 前記一定時間は、前記遮断周波数切り替
    え手段による位相遅延時間が変化する分だけの時間であ
    ることを特徴とする請求項1,2または3に記載のDC
    オフセット除去装置。
  5. 【請求項5】 前記遮断周波数切り替え手段は1次高域
    通過フィルタであり、前記1次高域通過フィルタは、コ
    ンデンサと、前記コンデンサの出力とグランド間に接続
    された第1抵抗と、前記コンデンサの出力とグランド間
    に接続され、遮断周波数を切り替える際に制御されるス
    イッチと、前記スイッチとグランド間に接続された第2
    抵抗とを有したことを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    か一つに記載のDCオフセット除去装置。
  6. 【請求項6】 前記保持手段はサンプルホールド回路で
    あり、前記サンプルホールド回路は、その入出力端が前
    記コンデンサの出力に接続されたことを特徴とする請求
    項1〜5のいずれか一つに記載のDCオフセット除去装
    置。
  7. 【請求項7】 前記デジタル無線通信システムはプリア
    ンブル信号の一部または全部を単一周波数としており、
    前記制御手段は、プリアンブル信号の単一周波数部分を
    用いて前記切り替え動作および前記保持動作を制御する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のDCオフセ
    ット除去装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、以前の受信スロットで
    ユニークワード信号を受信した場合に、前記切り替え動
    作、前記保持動作をそれぞれ制御するための制御信号を
    生成することを特徴とする請求項6に記載のDCオフセ
    ット除去回路。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記切り替え動作、前
    記保持動作をそれぞれ制御するための制御信号を所定の
    クロック信号の分周により生成することを特徴とする請
    求項8に記載のDCオフセット除去装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、所定のクロック信号
    を発振する発振器と、ユニークワードを検出する検出回
    路と、前記検出回路の検出タイミングに従って前記発振
    器で発振した所定のクロック信号を前記切り替え動作を
    開始するまでに必要な一定時間だけカウントして前記切
    り替え動作を制御するための制御信号を生成する第1カ
    ウンタ回路と、前記検出手段の検出タイミングに従って
    前記発振器により発生した所定のクロック信号を前記保
    持動作を開始するまでに必要な一定時間だけカウントし
    て前記保持動作を制御するための制御信号を生成する第
    2カウンタ回路とを有したことを特徴とする請求項7に
    記載のDCオフセット除去装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、受信された信号の強
    度に応じて前記切り替え動作および前記保持動作を制御
    することを特徴とする請求項2または3に記載のDCオ
    フセット除去装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段はコンパレータを有し、
    前記コンパレータは受信された信号の強度と所定の閾値
    とを比較して前記受信された信号の強度が前記所定の閾
    値を超えた場合に前記切り替え動作および前記保持動作
    を制御するための基準タイミング信号を発生することを
    特徴とする請求項11に記載のDCオフセット除去装
    置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、前記基準タイミング
    信号の発生に従って所定のクロック信号の分周により前
    記切り替え動作を制御するための制御信号を生成するこ
    とを特徴とする請求項12に記載のDCオフセット除去
    装置。
  14. 【請求項14】 前記制御手段は、前記基準タイミング
    信号が発生した場合、前記所定のクロック信号を前記切
    り替え動作を開始するまでに必要な一定時間だけカウン
    トして、前記切り替え動作を制御するための制御信号を
    生成するカウンタ回路を有したことを特徴とする請求項
    13に記載のDCオフセット除去装置。
  15. 【請求項15】 前記制御手段は、前記所定のクロック
    信号を発振する発振器を有したことを特徴とする請求項
    13または14に記載のDCオフセット除去装置。
  16. 【請求項16】 前記制御手段は、前記切り替え動作の
    制御信号に基づいて前記保持動作を制御するための制御
    信号を発生させる単安定マルチバイブレータを有したこ
    とを特徴とする請求項11〜15のいずれか一つに記載
    のDCオフセット除去装置。
  17. 【請求項17】 デジタル無線通信システムにより受信
    された信号を直交復調した後に増幅するアナログ信号処
    理手段と、前記アナログ信号処理手段で処理されたアナ
    ログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段と、
    前記A/D変換手段から出力されたデジタル信号に基づ
    いて復調処理を行うデジタル信号処理手段とを備え、遮
    断周波数の切り替えに従って、受信された信号のDCオ
    フセットを除去するDCオフセット除去装置を適用した
    受信機であって、 前記アナログ信号処理手段で処理されたアナログ信号の
    遮断周波数を切り替え、その遮断周波数を切り替える前
    後の一定時間だけ前記アナログ信号を保持するDCオフ
    セット除去手段と、 以前の受信スロットで受信された信号に関して前記デジ
    タル信号処理手段により復調された信号パターンに応じ
    て前記DCオフセット除去手段による前記遮断周波数の
    切り替え動作および前記アナログ信号の保持動作を制御
    するDCオフセット除去制御手段と、 を備えたことを特徴とするDCオフセット除去装置を適
    用した受信機。
  18. 【請求項18】 デジタル無線通信システムにより受信
    された信号を直交復調した後に増幅するアナログ信号処
    理手段と、前記アナログ信号処理手段で処理されたアナ
    ログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段と、
    前記A/D変換手段から出力されたデジタル信号に基づ
    いて復調処理を行うデジタル信号処理手段とを備え、遮
    断周波数の切り替えに従って、受信された信号のDCオ
    フセットを除去するDCオフセット除去装置を適用した
    受信機であって、 前記アナログ信号処理手段で処理されたアナログ信号の
    遮断周波数を切り替え、その遮断周波数の切り替え後の
    一定時間だけ前記アナログ信号を保持するDCオフセッ
    ト除去手段と、 現スロットで受信された信号に関して前記デジタル信号
    処理手段により復調された信号の強度に応じて前記DC
    オフセット除去手段による前記遮断周波数の切り替え動
    作および前記アナログ信号の保持動作を制御するDCオ
    フセット除去制御手段と、 を備えたことを特徴とするDCオフセット除去装置を適
    用した受信機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004051877A1 (ja) * 2002-12-04 2004-06-17 Renesas Technology Corp. ディジタル放送受信装置
JP2007088983A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Sharp Corp Ofdm方式の受信回路および通信機器、放送受信機
JP2010114508A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Goyo Electronics Co Ltd 直交復調器

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