JPH11253274A - 椅子への衣類用ハンガーの取付け構造 - Google Patents

椅子への衣類用ハンガーの取付け構造

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JPH11253274A
JPH11253274A JP5671498A JP5671498A JPH11253274A JP H11253274 A JPH11253274 A JP H11253274A JP 5671498 A JP5671498 A JP 5671498A JP 5671498 A JP5671498 A JP 5671498A JP H11253274 A JPH11253274 A JP H11253274A
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JP
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hanger
cushion
chair
wire
back plate
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JP5671498A
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Hiroyuki Ito
博之 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特段の加工を施すことなく、背もたれにハンガ
ーを取付けできるようにする。 【手段】線材製のハンガー8に、背もたれ板6とクッシ
ョン7との間に挟まれる足部8aを形成する。背もたれ板
6の前面に、クッション7に埋設したワイヤー10を挟持
するための受け部13を形成し、この受け部13に、ハンガ
ー8の足部8aの下端を差し込み係合する。ハンガー8の
足部8aがクッション7の弾性によって背もたれ板6に押
え固定されるため、ハンガー8は安定した状態に取付け
られる。背もたれ板6に特段の加工を施す必要がないた
め、コストアップの問題はなく、また、既存の椅子にも
適用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、椅子の背もたれに
衣類用ハンガーを取付ける構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】椅子の背もたれに背広等の上着を掛ける
ことが多いが、上着を背もたれに直接に被せると、上着
の前身頃が人の身体で潰されて型崩れしたり、或いは、
袖や裾が床面に接触したりキャスターに絡まったりする
という問題がある。そこで、例えば実開平 6-15553号公
報や実開平 7-11960号公報、実用新案登録第 3004242号
公報、或いは特開平8-243005号公報等において、椅子の
背もたれにハンガーを取付けることが提案されている。
そして、これら従来のものは、いずれも、背もたれの背
面個所にハンガーを取付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のように
背もたれの背面にハンガーを取付ける構造では、何らか
の部材を背もたれに取付けなければならないため、それ
だけ構造が複雑化して製造コストが嵩むばかりか、外観
も良くないとう問題があった。本発明は、この問題を解
消することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、椅子の背もたれを、背もたれ板と、この背も
たれ板の前面に装着したクッションとを備えた構造とし
て、背もたれ板の前面に、衣類用ハンガーに設けた足部
の先端が落下不能に係合する受け部を設け、ハンガーの
足部をクッションによって背もたれ板に押え固定する構
造にした。
【0005】
【発明の作用・効果】本発明では、背もたれ板の前面に
受け部を設けるだけで良いから、従来に比べてハンガー
の支持構造が著しく簡単になる。特に、請求項2のよう
にクッションを取付けるために背もたれ板に形成した受
け部をハンガーの支持に兼用すると、従来の椅子に何ら
の改造を加えることなくそのまま使用可能となるため、
製造コストが嵩むこともない。
【0006】他方、ハンガーの足部はクッションの弾性
によって背もたれ板に強く押されているため、ハンガー
はガタ付いたり倒れたりすることなく安定した状態にし
っかりと取付けられる。従って本発明によると、製造コ
ストのアップを招来することなく、背もたれにハンガー
を取付けることができるのであり、また、請求項2のよ
うに構成すると既存の椅子にもハンガーを取付けること
ができる。更に、ハンガーの支持部は外部から見えず、
また、ハンガーの足部はクッションで包み込まれてい
て、背もたれ板の周縁とクッションとの間に隙間が空く
ことはないため、外観が悪化することもない。
【0007】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。図1は椅子1から上着(背広)Wを離
した状態の斜視図、図2は上着Wを掛けた状態の正面
図、図3は上着Wを一点鎖線で示した一部破断正面図で
ある。これらの図に示すように、椅子1は、座受け部材
2を介して脚3で支持された座4と、座受け部材2に後
傾動自在に取付けられた背もたれ5とを備えている。
【0008】背もたれ5は、合成樹脂製の背もたれ板
(アウターシェル)6と、その前面に取付けられたクッ
ション7とを備えており、背もたれ5の上部には、線材
製のハンガー8を取付けている。背もたれ5は、本願出
願人が実用新案登録第 2534726号で開示したものと同じ
で、背もたれ板6は前向きに開口した浅いシェル状に形
成されており、また、図3に示すように、背もたれ板6
の前面に多数の補強リブ9を突設している。
【0009】図4(A)はクッション7の裏面図、同図 (B)
は (A)の B-B視断面図であり、この図4及び図3に示す
ように、クッション7には、当該クッション7の外周に
沿って延びるワイヤー(線状体)10が埋設されており、
更に、クッション7のうち上下2か所ずつと左右の1か
所ずつとに、ワイヤー10を裏側に露出させる穴11が形成
されている。クッション7には表面布12を張っている。
【0010】他方、背もたれ板6の前面のうち前記クッ
ション7の穴11に対応した各部位に、ワイヤー10を挟持
する受け部13を一体に形成している。図5に明示するよ
うに、受け部13には、その先端から背もたれ板6に向か
って順に、ワイヤー10が嵌まる第1溝14と、これに連通
した第2溝15と、第2溝16と仕切られた状態の第3溝16
とが、ワイヤー10の長手方向に開口した状態で形成され
ている。
【0011】第1溝14の開口縁はワイヤー10の直径より
もやや小さい溝巾に設定されており、このため、受け部
13の弾性に抗してワイヤー10を第1溝14に嵌脱させるこ
とができる。第2溝15を形成しているのは、受け部13の
弾性変形を容易ならしめるためであり、第3溝16を形成
しているのは、材料の節約や成形後のひけ防止等のため
である。ワイヤー10の上部は水平状に延びているため、
背もたれ板6の上部に位置した2個の受け部13の各溝1
4,15,16が水平方向に開口している。
【0012】他方、ハンガー8は、背もたれ板6とクッ
ション7との間に挟まれる左右2本の足部8aを備えてお
り、両足部8aの下端に、受け部13の第3溝16に外側から
入り込む鉤部8bを折り曲げ形成している。足部8aは背も
たれ板6の内面に沿うように曲げられている。図5及び
図6に示すように、クッション7を取り外した状態で、
左右足部8aの鉤部8bを受け部13の第3溝16に嵌め込み係
合し、次いでクッション7を背もたれ板6に取付ける
と、図7に示すように、足部8aがクッション7の弾性力
によって背もたれ板6に向けて押し付けられる。これに
より、ハンガー8はガタ付いたり倒れたりしない安定し
た状態で背もたれ5に取付けられる。なお、足部8bは外
向きに折り曲げても良い。
【0013】このように、クッション7を取付けるため
の受け部13を利用してハンガー8を取付けるものである
から、背もたれ板6に新たな加工を施す必要はなく、従
って、椅子のコストアップは全くないし、既存の椅子に
も適用できる。クッション7でハンガー8の足部8aが包
み込まれた状態になり、クッション7と背もたれ板6と
の合わせ面に隙間が空くことはなく、また、受け部13が
外部に露出することはないため、外観が悪化することも
ない。また、ハンガー8が不要の場合には、クッション
7を取り外してからハンガー8を抜き取れば良いため、
ハンガー8の脱着も簡単である。
【0014】なお、ハンガー8の高さ(換言すると足部
8aの長さ)は必要に応じて適当な長さに設定したら良
い。本実施形態では、ハンガー8の中央部に、上着の襟
に合わせた突部8cを形成しているが、図3に一点鎖線で
示すように、ハンガー8の中央部に、ネクタイNを掛け
る下向き凹部8bを形成しても良い。上記の実施形態はハ
ンガー8の足部8aに鉤部8bを形成したが、図8に変形例
として示すように、受け部17に上向き開口の穴18を形成
して、これに、足部8aの下端を嵌め込んでも良い。この
場合、受け部13は前記実施形態と同様にクッション7の
取付けに兼用しても良いし、また、ハンガー8を支持す
るためだけに設けても良い。
【0015】クッションの取付け手段は実施形態のよう
なワイヤーを使用することには限らず、面ファスナーを
使用した取付けなど、他の手段でも良い。なお、クッシ
ョンは背もたれ板に着脱自在とするのが好適である。ま
た、ハンガーは加工の容易性からは線材性が好適である
が、板材製や合成樹脂製などでも良い。受け部の形態は
ハンガーの足部の形態に合わせて設計変更すれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る椅子の斜視図である。
【図2】ハンガーを使用している状態での椅子の正面図
である。
【図3】一部破断正面図である。
【図4】クッションの部分裏面図である。
【図5】受け部の斜視図である。
【図6】ハンガーの着脱状態を示す正面図である。
【図7】ハンガーの取付け状態を示す断面図である。
【図8】変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
5 背もたれ 6 背もたれ板(アウターシェル) 7 クッション 8 ハンガー 8a 足部 8b 鉤部 13 受け部 16 受け部に形成された第3溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】椅子の背もたれを、背もたれ板と、この背
    もたれ板の前面に装着したクッションとを備えた構造と
    して、背もたれ板の前面に、衣類用ハンガーに設けた足
    部の先端が落下不能に係合する受け部を設け、ハンガー
    の足部をクッションによって背もたれ板に押え固定する
    ことを特徴とする椅子への衣類用ハンガーの取付け構
    造。
  2. 【請求項2】「請求項1」において、 前記クッションに、当該クッションを背もたれ板に取付
    けるためのワイヤーを、クッションの外周に沿って延び
    るような状態で一体に設け、ハンガーを線材製として2
    本の足部を形成する一方、 合成樹脂製背もたれ板の前面のうち上部の少なくとも2
    か所と他の複数の部位とに、前記ワイヤーを弾性に抗し
    て前方から嵌脱自在させ得る受け部を一体に設け、背も
    たれ板の上部に位置した2個の受け部に、前記ハンガー
    における足部の先端が抜き差し自在に嵌まる穴を形成し
    ていることを特徴とする椅子への衣類用ハンガーの取付
    け構造。
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