JPH1125367A - 車両用電装品制御装置 - Google Patents

車両用電装品制御装置

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JPH1125367A
JPH1125367A JP17803397A JP17803397A JPH1125367A JP H1125367 A JPH1125367 A JP H1125367A JP 17803397 A JP17803397 A JP 17803397A JP 17803397 A JP17803397 A JP 17803397A JP H1125367 A JPH1125367 A JP H1125367A
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JP
Japan
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key code
communication
key
data
control
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Application number
JP17803397A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Koni
満 紺井
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Hitachi Ltd
Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
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Publication date
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】車両に搭載される電装品(アクチュエータ)を
外部から電源を供給したり、多重通信線にデータを流し
込んだりして、不正なドアや窓の開閉を防止する。 【解決手段】複数の制御装置を有し複数の制御装置間は
多重データ通信で結ばれており、前記多重データ通信の
通信データの一部には、任意設定できるキーコードデー
タ領域があり、前記複数の制御装置はキーコードを変更
するための検出手段と、キーコード変更条件が成立した
と判断された場合、自局を含めた全ての他局にキーコー
ドデータ変更の指示を発する手段と、キーコードを変更
する指示を受信した場合、送信相手に対し、その旨を知
らしめる手段と、キーコード変更指示を発した場合、相
手局がそのキーコードを受信したことを確認する手段
と、キーコードが一致しない場合、制御を中止する手段
と、キーコードが一致した場合、制御を実行する手段に
より構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は制御装置に係り、特
に、車両用電装品制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多重通信を利用した車両電装品の
制御は、電装品のON/OFFデータや値を、そのまま
伝送路に流していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、多重通信線
に外部からデータを注入されてドアロックを解除する等
の行為により、車両内の鞄や設置されている電子機器等
を盗難から防止することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、制御装置内で、不揮発性メモリ内に確保された設定
自由なキーコードを、通信データの一部として制御装置
間の通信に使用、もしくは、通信データを制御装置内で
暗号化して通信することにある。
【0005】車両の通信データにあるキーコードが一致
しないデータが通信線に流れ込んだら不正行為が実施さ
れていると判断し制御を中止するか、通信データを暗号
化することにより、第3者の介入を防止できるので、盗
難を防止できる。また、この様な行為が行われたと判断
された場合には、警報を発する等、外部に知らせる機能
を持たせることにより、いち早く異常を知らせることが
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
用いて説明する。図1は、システム全体を示すシステム
構成図である。このシステムは、図4に示すトレーラー
の電装品を制御するためのもので、電装品を制御する2
つのECU(エレクトリック・コントロール・ユニッ
ト)が設置されている。
【0007】バッテリ1は、システム全体に供給する電
源であり、ここから電源線2によりECU−1,ECU
−2に電源を供給している。ECU−1は、車両の運転
席側に設置されるもので、本実施例では、ドアのロック
・アンロックを制御するドアロックモータ6と、イグニ
ッションスイッチがONされているか否かを検出するI
GNスイッチ7,ドアをロックするスイッチ8,ドアを
アンロックするスイッチ9,トレーラ側のリアゲートを
ロックするスイッチ10、同じくアンロックするスイッ
チ11から構成されている。
【0008】ECU−2は、トレーラ側の車体に設置さ
れているもので、リアゲートのロック,アンロックを制
御するゲートロックモータ12と、リアゲートのドアが
開いているか否かを検出するスイッチ13,リアゲート
のロック状態を検出するゲートロック検出スイッチ1
4,トレーラ内部を照明するルームランプ15から構成
されている。
【0009】これらECU−1とECU−2は、通信線
5により接続されており、互いの情報を多重通信により
交換している。例えば、ECU−1のゲートロックスイ
ッチ10がONになれば、この情報が、通信線5を介し
てECU−2に伝わり、ECU−2がゲートロックモータ
12をロックする方向へ動かすという具合である。
【0010】図2は、ECU−1の内部構成を示すブロ
ック図である。ECU−1は、電源線2から電源供給を
受け、内部電源電圧を生成する電源回路20,通信線5
を介して他のECUとデータ通信を行う通信IC21,
ECU全体の制御を司るマイコン22,キーコードデー
タを格納する不揮発性メモリであるEEPROM23,車両に
取り付けられている電気負荷装置(アクチュエータ)を
駆動する出力回路24,各種スイッチの状態を取り込む
入力回路25から構成されている。
【0011】なお、ドアロックモータ6は、正転,逆転
が可能であるため、信号線6Aをハイとし信号線6Bを
ロウとした時に正転(ロック方向)し、信号線6Aをロ
ウ,信号線6Bをハイとしたときに逆転(アンロック方
向)する。
【0012】図3は、ECU−2の内部構成を示すブロ
ック図であるが、基本的に図2のECU−1と同一構成
であるので、説明を省略する。なお、ECU−1,EC
U−2は、それぞれ固有の通信アドレスを持っており、
どこからのECUのデータか通信アドレスを参照するこ
とにより、容易に判断できる様になっている。したがっ
て、ECUの数が増加しても、混乱することなく制御で
きる。
【0013】図4は、本実施例の車両での設置場所と、
電源線2と通信線5の接続箇所を示す図である。車両は
トレーラーを想定し、運転席のあるキャビン側と、荷物
室であるトレーラー側に分離できる構造になっている。
トレーラーの場合、特に接続部であるコネクタが車室外
にむき出しとなるため、通信線からデータを流し込み易
い構造であると言える。
【0014】図5は、本実施例で使用する通信データの
データフォーマットである。送信順に「コマンドデー
タ」,「相手局アドレス」,「自局アドレス」,「通信
データ」または「キーコード」,「CRCデータ」とな
っている。
【0015】「コマンドデータ」は、2ビット構成であ
り、「00」は通常通信時のコマンド、「01」は、
「キーデータ」を変更したい時のデータ変更要求コマン
ド、「10」は、変更した「キーコード」を相手局に知
らせるためのコマンドであり、「11」は、相手局が変
更した「キーコード」を受け取り認証したことを示す確
認コマンドである。
【0016】「相手局アドレス」,「自局アドレス」
は、それぞれ8ビット構成でECUの固有アドレスを示
している。「キーコード」は、EEPROM23,33にも書
き込まれるデータで、通信相手が正規なものであるかど
うかの確認に用いられるデータである。「CRCデー
タ」は、「コマンド」から「通信データ」もしくは「キ
ーコード」までのデータがきちんと受信されたかどうか
判断するためのデータである。
【0017】以後、フローチャートを用いて実際の通信
方法について説明する。
【0018】図6は、各ECUが入力回路から取り込
む、各種スイッチの信号取込処理のフローチャートであ
る。この処理は、一定時間毎たとえば、10ms毎に実
行される定時間割込処理の中で実行される処理である。
このフローチャートは、ECU−1の内部処理を示して
いるが、ECU−2の場合も基本的に実施している処理
方法は同一であるため、説明を省略する。
【0019】まず、ステップ101で、イグニッション
キースイッチがONになっているかどうか判断し、ON
であるならば、ステップ102でONになっているとい
うフラグがセットされる。続いてステップ103で、通
信中断処理の解除を行う。通信中断処理とは、後述する
通信のデータ受信割込処理の中で判断される処理で、通
信データの中の「キーコード」が相違した場合、データ
の受信処理を中断する処理のことである。ステップ10
1で、イグニッションキースイッチがOFFである場
合、ステップ104でONであるというフラグがクリア
される。
【0020】ステップ105では、ドアロックスイッチ
の状態を確認している。ドアロックスイッチは、ECU
−1が駆動するドアロックモータ6をロック方向へ作動
させてドアの施錠をするスイッチである。この処理もド
アロックスイッチがONであるならば、ステップ106
でフラグをセットし、OFFであれば、ステップ107で
フラグをクリアする処理を実施する。以下同様に、取り
込んでいるスイッチの状態を確認し、対応するフラグの
セット・クリアを順次実行して行く。ここで、セット・
クリアされたフラグは、直接出力処理に使用されたり、
通信データとして送信され、間接的に出力処理に使用さ
れる。
【0021】図7は、ECU−2の出力処理ルーチンを
示すフローチャートである。ECU−1の場合も基本的
に同一処理になるので、説明を省略する。
【0022】ステップ201で、ECU−1が取り込ん
だスイッチ情報を基にセット・クリアされたフラグを入
手する。ECU−2の場合、出力する電気負荷は、ゲー
トロックモータ12と、ルームランプ14だけである。
まず、ステップ202で、ゲートロックスイッチとゲー
トアンロックスイッチの状態がチェックされ、どちらの
操作もない状態「SW(GLOCK)=“0”,SW(G
UNLK)=“0”」であれば、ステップ205で、出
力信号線12A,12Bともに“L”としてゲートロッ
クモータ12の出力をOFF(停止)させる。
【0023】ステップ202でどちらかのスイッチがO
Nされていると判断された場合、ステップ203で、ス
イッチがロック側に操作されているかどうか判断する。
ロック側と判断された場合、ステップ206で、ゲート
ロックモータ12の信号線12A=“H”,12B=
“L”としてロック側に回転させるよう電圧を印加す
る。
【0024】一方、ステップ203で、ロック側でもな
ければ、ステップ204で、アンロック側かどうか判断
する。ここで、スイッチが両方ともにONになっている
場合、異常入力であるので、ステップ205に飛ばし、
ゲートロックモータ12を停止される。ステップ204
で、スイッチがアンロック側に操作されていると判断さ
れた場合、ステップ207で、信号線12A=“L”,
12B=“H”として、ゲートロックモータ12をアン
ロック側に回転させる電圧を印加する。
【0025】ステップ208では、リアゲートドアが開
いているかどうかチェックされ、開いていればルームラ
ンプ14を点灯させ、閉じていれば消灯させる処理を実
施する。
【0026】なお、キーコードが相違した場合、外部へ
異常を知らせたい場合は、この出力処理にホーン(警
笛)を鳴らす等の処理を追加することになる。
【0027】図8は、データ送信処理のフローチャート
である。この処理は、一定時間毎に実施される定時間割
込処理において実行される処理である。処理は、大きく
分けてキーコードを変更するための処理(ステップ30
1から308)と、通常の送信処理(ステップ309か
ら317)から成り立っている。
【0028】ステップ301で、まず、キーコードを変
更する条件が成立したかどうかチェックされる。キーコ
ードを変更する条件は、図11に示したので、まず、こ
れを説明する。本実施例では、イグニッションキースイ
ッチがON状態からOFF状態となった場合にキーコー
ドを変更する様にしている。この処理も、一定時間毎に
起動される定時間割込処理のステップ501で、イグニ
ッションキースイッチの状態フラグが“1”から“0”
(ONからOFF)に変化した場合、ステップ502で
キーコード変更条件成立としている。
【0029】ステップ301でキーコード変更条件が成
立していなければ、ステップ302でキーコード変更の
要求があるかどうかチェックされる。ここで、要求がな
ければ、ステップ303で、キーコードの検証OK送信
が必要かどうかチェックされ、必要なければ、ステップ
309以降の通常のデータ送信処理が実行される。
【0030】ステップ309で、前回送信したデータ
と、図6で取り込んだデータを比較する。比較結果、一
致していれば、つまり前回の送信データとスイッチ入力
のデータが同じであれば、再度、同一データを送信する
必要がないため、ステップ310で終了する。相違してい
た場合、ステップ311で取り込んだデータが通信デー
タとしてセットされ、ステップ312で、通信データフ
ォーマットのコマンド部に「00」(通常通信)がセッ
トされる。
【0031】ステップ313では、これから実行する通
信が初回であるか否かがチェックされる。ここで言う通
信初回とは、イグニッションキースイッチがOFFさ
れ、キーコードデータの変更が完了し、運転者が車両を
離れたと判断できる状態(例えば、ドアが開から閉と変
化した場合)になってから実施された通信を言い、ま
た、スリープ状態から動作状態になった時に実施される
通信を言う。
【0032】ステップ313で、通信初回と判断された
場合、ステップ315で、通信データにキーコードをセ
ットし、他のECUへ正常な接続機器であるかどうか判
断させるための処理を行い、通信初回でなければ、通信
データに取り込んだ入力データをセットする。そして、
ステップ316で、送信が開始され、ステップ317
で、送信データを前回送信したデータとして書き換えら
れ、ステップ309に使用されるデータとなる。
【0033】一方、ステップ301で、キーコード変更
条件が成立していた場合、ステップ304で、コマンド
部に「01」(キーコード変更要求)をセットし、ステ
ップ307で、変更したいキーコードをセットし、ステ
ップ308で送信が行われる。
【0034】ステップ302では、コマンド「01」を
受け取った場合に、受け取ったキーコードが正しいかど
うか判断するため、送信相手に同一のキーコードを送り
返す処理を実行する。ステップ305で、コマンド「1
0」(変更キーコード送信)をセットし、以下同様に、
キーコードを送信する。
【0035】ステップ303では、相手側から送られた
コマンド「10」のキーコードが正しければ認証完了の
コマンド「11」(キーコード確認完了)のアクノーリ
ッジ(acknowledge)を送信する。ステップ306でコ
マンド「11」をセットし、以下同様にキーコードをセ
ットし、送信処理が実行される。
【0036】図9は、図8のデータ送信処理と対になる
データ受信処理のフローチャートである。まず、ステッ
プ401で、通信中断中か否かチェックし、通信中断中
であれば、ステップ403でキーコードのチェックが実
施される。同様に、ステップ402で通信初回かどうか
判断され、通信初回であれば、ステップ403でキーコ
ードのチェックが実施される。
【0037】ここでキーコードが一致すれば、そのまま
終了し、次回の通信受信に備えられるが、キーコードが
一致していなければ、ステップ404で、通信中断がセ
ットされ、以後、この通信中断が解除されるまで、すべ
てのデータ受信処理が、ステップ401においてキャン
セルされる。
【0038】したがって、キーコードの不明なECUや
通信データフォーマットが外部から入力されても、その
通信データを受け取ることができなくなるので、ドアロ
ックを解除する信号や、パワーウィンドを下げる信号に
より、第3者が車室内に侵入することを防止できる。な
お、通信中断中において、通信初回に正規のキーコード
が受信された場合、ステップ405で通信中断が解除さ
れる。
【0039】通信中断中ではなく、通信初回でもない場
合、ステップ406で、キーコード変更の確認コマンド
が受信されたかどうか判断され、確認コマンドであれ
ば、正しいキーコードを受信したと判断し、ステップ4
09で、受信したキーコードを不揮発性メモリのEEPROM
へキーコードを書き込む。ステップ406で確認コマン
ドでなければ、続いてステップ407で、送信したキー
コードに対して相手側ECUが受け取ったキーコードを
返してくるので、その確認を行う。コマンドが「10」
である場合、ステップ410で、送信したキーコードと
受信したキーコードの照合判定が実施される。ここで一
致していれば、コマンド「11」を返信する処理に移行
するが、一致していなければ、最初からキーコードの変
更をやり直す。
【0040】ステップ408で、キーコード変更のコマ
ンドを受信した場合、ステップ411で受信したキーコー
ドをメモリに格納し、照合の処理に備える。
【0041】コマンドが「00」の場合、通常通信であ
るので、ステップ412で、通信フォーマットから相手
局のアドレスを読み取り、ステップ413で、通信デー
タを読み取る。続いて、ステップ414で、相手局のア
ドレスから、受信データの格納番地を判断し、ステップ
415で、判断した格納番地に通信データを格納する。
これにより、ECUが複数個あっても、各アドレスによ
り通信データを振り分けることができるので、必要に応
じていつでも通信データを使用することができる。
【0042】ここで、キーコードを変更するまでの手順
を整理すると、図10に示す手順となる。図10は、左
側にECU−1が実施する処理を上から順に時系列的に
並べており、右側は、ECU−2が実施する処理を並べ
てある。今、ECU−1がキーコード変更を発し、EC
U−1,ECU−2がそれぞれ、どのような処理手順を
踏むか説明する。
【0043】まず、ECU−1側において、イグニッシ
ョンキースイッチがONからOFFに変化し、キーコー
ドを変更しなければいけない条件が成立する。そして、
コマンド「01」に変更するキーコードを付加し、EC
U−2に対し、キーコード変更要求を送信する。ここま
では、図11のステップ502により、図8のステップ
301,ステップ304,ステップ307,ステップ3
08が実行された内容である。
【0044】次に、ECU−2側において、受信した通
信フレームのコマンド部が「01」であることから、図
9のステップ401,ステップ402,ステップ40
6,ステップ407,ステップ408,ステップ411
を通過し、キーコードをメモリに格納する。続いて、受
信したキーコードが正しいものかどうか判断するため、
コマンド部に「10」をセットし、ECU−1に送信す
る。図8のステップ301,ステップ302,ステップ30
5,ステップ307,ステップ308の経路がこれにあ
たる。
【0045】続いて、ECU−1では、受信したコマン
ドが「10」であることから、送信したキーコードと、
受信したキーコードが同一のものであるかどうか確認す
る。この処理は、ステップ401,ステップ402,ス
テップ406,ステップ407,ステップ410によるもの
である。ここで、キーコードが一致したと判断された場
合、ECU−2に対し、キーコードが正しい旨を伝える
べく、コマンドに「11」をセットし、ECU−2に送信
する。この処理は、図8のステップ301,ステップ3
02,ステップ303,ステップ306,ステップ30
7,ステップ308による。
【0046】そして、ECU−2は、受信した通信フォ
ーマットのコマンドが「11」であることから、キーコ
ードは正しいと判断し、キーコードをEEPROMへ書き込む
処理を実施し終了する。これは、図9のステップ40
1,ステップ402,ステップ406,ステップ409
による処理である。
【0047】この様に、通信データフォーマットに変更
可能なキーコードデータを設け、イグニッションキース
イッチの状態変化や、マイコンがスリープ状態に入る前
にキーコードを変更すれば、次に車両を使用する前に、
たとえ通信データが判っている第3者が通信線にデータ
を流し込んでも、キーコードが不明のため、正常な通信
を行うことができないので、車両のドアや窓を開けるこ
とが不可能になる。
【0048】以上、トレーラーの場合について説明した
が、これは、通常の車両においても同様のことが言え
る。車両のワイヤーハーネスのどこに通信線が通ってい
るか既知であれば、エンジンルーム等から容易に探り当
てることが可能であるため、ここから通信データを流し
込まれた場合、車両に、はっきりと判断できる外傷(窓
を割られる,ドアをこじ開けるといったもの)がないた
め、車両内部に置いておいた製品や鞄等が盗難にあっ
て、被害にあったと気が付くのが遅れたり、被害を証明
するのに手間取ったりすることがあっても、本発明によ
り、これを回避できるという効果がある。
【0049】一方、一般にトレーラーの場合、牽引する
方と牽引される方が、常に同じ車両であるということが
ない場合もあるので、その場合の対処方法について説明
する。
【0050】キャビン側とトレーラー側いずれかが変更
されることがあり、第3者によって通信データを流し込
まれてもドアの開錠等を困難にする場合、通信データ自
体を暗号化すればよい。暗号化については、公開鍵方
式,共通鍵方式等あるが、本実施例では、共通鍵方式で
あるISO9798−2 の3WAY相互認証の例を用いて説明
する。
【0051】なお、運輸会社においては、使用するトレ
ーラーが系列会社内でクローズされる場合、共通鍵方式
の方が、公開鍵方式よりもシステム規模が小さくて済む
ので、コスト的に有利となる。
【0052】図12は、通信フォーマットに共通鍵方式
の暗号を採用した場合のシステムブロック図である。本
実施例では、2つのECUにそれぞれ異なる乱数発生器
を用い、乱数(1)と乱数(2)を使用して認証を取る
様にしている。以後、図13を用い、お互いが認証を取
り合う手順を説明する。
【0053】図13は、ECU−1とECU−2が互い
に認証を取るまでのやりとりを表した処理フローであ
る。中央から左側がECU−1内部で実施される処理
で、右側はECU−2の内部で実施される処理である。
まず、処理600により、「乱数(1)」が発生され、
「通信フォーマット(通信フレーム)」に付加される。
続いて、処理601により共通鍵方式の暗号化による送
信が行われる。ECU−2では、処理602において、
共通鍵を使用して暗号の解読が行われ、処理603の様
に「乱数(1)」と「通信フレーム」に分解される。
【0054】今度は、処理604により、「乱数(1)」
と「通信フレーム」に新しく「乱数(2)」が追加され、
同じく処理605で共通鍵方式の暗号化によりECU−
1へデータが送信される。
【0055】通信データを受信したECU−1は、処理
606で、共通鍵を使用して暗号の解読をし、処理60
7で、「乱数(1)」,「乱数(2)」,「通信フレーム」
の3つに分解される。続いて、処理608で、「乱数
(1)」が先ほど処理600で送ったものと同一のものか
どうか判断し、同一のものであれば、処理609におい
て、ECU−1から見てECU−2は正常な通信相手で
あると認証される。
【0056】さらに、処理610で、先ほどの「乱数
(1)」,「乱数(2)」,「通信フレーム」を再度、処理
611の共通鍵方式の暗号化処理により、ECU−2へ
送信する。受け取ったECU−2は、処理612で、共
通鍵を使用して復号し、処理613に見られる「乱数
(1)」,「乱数(2)」,「通信フレーム」を入手する。
そして、処理614で、「乱数(2)」が処理604で付
加したものと同一のものであるかどうか判断され、同一
であれば、処理615でECU−2から見てECU−1
が正規通信相手として認証される。
【0057】基本的に、暗号処理をした場合、お互いの
認証が完了しなければ何が通信されているか不明である
ため、認証されないデータで制御が実行されることはな
い。この様に、運輸会社の様に同胞の会社内でクローズ
する場合、共通鍵方式の暗号化を行えば、トラックのキ
ャビン側とトレーラー側の車両が変わっても、お互い制
御できなくなることもなく多重通信による電装品の制御
が可能となる。なお、当然、公開鍵方式の暗号化や、公
開鍵方式と共通鍵方式の組み合わせによる暗号化の手法
を用いても良い。
【0058】
【発明の効果】本発明は、主に多重通信を用いた車両の
電装品負荷を駆動するもので、第3者の通信線への介入
による勝手な電装品の作動を防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すシステム構成図であ
る。
【図2】本発明の一実施例に使用されるECUの内部ブ
ロック構成図である。
【図3】本発明の一実施例に使用されるECUの内部ブ
ロック構成図である。
【図4】本発明の一実施例に使用されるシステム全体図
の説明図である。
【図5】本発明の一実施例に使用される通信フォーマッ
トの説明図である。
【図6】本発明の動作原理を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明の動作原理を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明の動作原理を示すフローチャートであ
る。
【図9】本発明の動作原理を示すフローチャートであ
る。
【図10】本発明の動作原理を示すフローチャートであ
る。
【図11】本発明の動作原理を示すフローチャートであ
る。
【図12】本発明の動作原理を示すフローチャートであ
る。
【図13】本発明の動作原理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…バッテリ、2…電源線、3…ECU−1、4…EC
U−2、5…通信線、6…ドアロックモータ(電装品負
荷)、7…イグニッションスイッチ、8…ドアロックス
イッチ、9…ドアアンロックスイッチ、10…リアゲー
トロックスイッチ、11…リアゲートアンロックスイッ
チ、12…リアゲートロックモータ、13…リアゲート
ドアスイッチ、14…リアゲートロック検出スイッチ、
15…ルームランプ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 9/00 673C

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の制御装置を有し、該制御装置間は多
    重データ通信で結ばれており、前記多重データ通信の通
    信データの一部には、任意設定できるキーコードデータ
    領域があり、前記複数の制御装置は、キーコードを変更
    するための検出手段と、キーコード変更条件が成立した
    と判断された場合、自局を含めた全ての他局にキーコー
    ドデータ変更の指示を発する手段と、キーコードを変更
    する指示を受信した場合、送信相手に対し、その旨を知
    らしめる手段と、キーコード変更指示を発した場合、相
    手局がそのキーコードを受信したことを確認する手段
    と、キーコードが一致しない場合、制御を中止する手段
    と、キーコードが一致した場合、制御を実行する手段を
    備えていることを特徴とする車両用電装品制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1の車両用電装品制御装置におい
    て、制御中止状態をキャンセルする手段を付加し、キー
    コードが一致しない場合、以後、前記キャンセル手段に
    よるキャンセルが実施されるまで、制御中止状態を継続
    する手段を備えたことを特徴とする車両用電装品制御装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2の車両用電装品制
    御装置において、記憶されたキーコードと相違するコー
    ドがあった場合、異常発生を外部に知らせる機能を備え
    ていることを特徴とする車両用電装品制御装置。
  4. 【請求項4】複数の制御装置を有し、該制御装置間は多
    重データ通信で結ばれており、少なくとも1つの制御装
    置には発振を停止させたスリープ状態と動作状態を切り
    換える機能を持つマイクロコンピュータを有し、その制
    御装置の外部からの1つ以上の入力信号によりスリープ
    状態から動作状態に移行すると他の制御装置に対して多
    重データ通信によってスリープ状態から動作状態へ移行
    するよう指令を出す電子制御装置において、スリープ状
    態に移行する前に、多重データ通信により接続されるす
    べての制御装置に、任意設定できるキーコードを多重デ
    ータ通信により各制御装置の不揮発性メモリに書き込
    み、動作状態に移行した時に、各制御装置の不揮発性メ
    モリの書き込みデータを照合し、一致しない場合、制御
    を中断する機能を備えていることを特徴とする車両用電
    装品制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の車両用電
    装品制御装置において、通信データの送受信に暗号化処
    理を実施する機能を備えていることを特徴とする車両用
    電装品制御装置。
  6. 【請求項6】請求項5の暗号化処理において、公開鍵方
    式または共通鍵方式の暗号化処理を実施することを特徴
    とする車両用電装品制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008084120A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Fujitsu Ten Ltd 電子制御装置
JP2021535036A (ja) * 2018-08-31 2021-12-16 クノル−ブレムゼ ジステーメ フューア ヌッツファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングKnorr−Bremse Systeme fuer Nutzfahrzeuge GmbH 少なくとも第1の商用車両および第2の商用車両のための車車間通信を確立するためのシステムおよび方法

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