JPH1125458A - 光情報記録方法及び光情報記録装置 - Google Patents
光情報記録方法及び光情報記録装置Info
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- JPH1125458A JPH1125458A JP9174253A JP17425397A JPH1125458A JP H1125458 A JPH1125458 A JP H1125458A JP 9174253 A JP9174253 A JP 9174253A JP 17425397 A JP17425397 A JP 17425397A JP H1125458 A JPH1125458 A JP H1125458A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ジッターが少なく、高転送レートにおいても安
定に信号を復号することが可能な光情報記録装置及び光
情報記録方法を提案することを目的とする。 【解決手段】この光情報記録装置は、ディスク原盤2
に、記録信号を基本周期Tの整数倍になるように変調し
た変調信号を作製し、変調信号に基づいてレーザービー
ムをオンまたはオフさせることによりディスク原盤2に
ピットを形成する光情報記録装置において、変調信号は
最短判定間隔が所定の基本周期Tの3倍以上となるよう
に設定されていて、変調信号のパターンを判定する変調
回路12と、変調回路12の出力に従ってエッジの位置
を調整するタインミング補正回路13と、パルス幅を所
定の時間短くするパルス幅補正回路14を備えた。
定に信号を復号することが可能な光情報記録装置及び光
情報記録方法を提案することを目的とする。 【解決手段】この光情報記録装置は、ディスク原盤2
に、記録信号を基本周期Tの整数倍になるように変調し
た変調信号を作製し、変調信号に基づいてレーザービー
ムをオンまたはオフさせることによりディスク原盤2に
ピットを形成する光情報記録装置において、変調信号は
最短判定間隔が所定の基本周期Tの3倍以上となるよう
に設定されていて、変調信号のパターンを判定する変調
回路12と、変調回路12の出力に従ってエッジの位置
を調整するタインミング補正回路13と、パルス幅を所
定の時間短くするパルス幅補正回路14を備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光情報記録装置及
び光情報記録方法に関し、例えばコンパクトディスク
(CD)の記録装置に適用することができる。本発明
は、レーザービーム照射のタイミングを制御することに
より、従来よりも高いレーザパワーを使用してピットを
記録することにより、従来よりも高品質なディスクを作
成するものである。
び光情報記録方法に関し、例えばコンパクトディスク
(CD)の記録装置に適用することができる。本発明
は、レーザービーム照射のタイミングを制御することに
より、従来よりも高いレーザパワーを使用してピットを
記録することにより、従来よりも高品質なディスクを作
成するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばこの種の光情報記録媒体で
なるコンパクトディスクの記録装置においては、記録に
供するデータをデータ処理した後、EFM(Eight-to-F
ourteen Modulation)変調することにより、所定の基本
周期Tに対して、周期3T〜11Tのピット列が形成さ
れ、これによりオーディオデータ等が記録されるように
なされている。
なるコンパクトディスクの記録装置においては、記録に
供するデータをデータ処理した後、EFM(Eight-to-F
ourteen Modulation)変調することにより、所定の基本
周期Tに対して、周期3T〜11Tのピット列が形成さ
れ、これによりオーディオデータ等が記録されるように
なされている。
【0003】これに対応してコンパクトディスクプレイ
ヤーは、コンパクトディスクにレーザービームを照射し
て戻り光を受光することにより、この戻り光の光量に応
じて信号レベルが変化する再生信号を得、この再生信号
を所定のスライスレベルにより2値化して2値化信号を
生成する。さらにこの2値化信号よりPLL回路を駆動
して再生クロックを生成すると共に、この再生クロック
により2値化信号を順次ラッチし、これによりコンパク
トディスクに形成されたピット列に対応する周期3T〜
11Tの再生データを生成する。
ヤーは、コンパクトディスクにレーザービームを照射し
て戻り光を受光することにより、この戻り光の光量に応
じて信号レベルが変化する再生信号を得、この再生信号
を所定のスライスレベルにより2値化して2値化信号を
生成する。さらにこの2値化信号よりPLL回路を駆動
して再生クロックを生成すると共に、この再生クロック
により2値化信号を順次ラッチし、これによりコンパク
トディスクに形成されたピット列に対応する周期3T〜
11Tの再生データを生成する。
【0004】コンパクトディスクプレイヤーは、このよ
うにして生成した再生データを記録時のデータ処理に対
応するデータ処理により復号し、コンパクトディスクに
記録されたオーディオデータ等を再生するようになされ
ている。
うにして生成した再生データを記録時のデータ処理に対
応するデータ処理により復号し、コンパクトディスクに
記録されたオーディオデータ等を再生するようになされ
ている。
【0005】このような従来のコンパクトディスクの記
録再生に関して、特開昭58−212628号公報に
は、レーザービームの出力パワーを変化させると共に、
パルス信号のパルス幅を縮小させることにより、記録信
号とずれが生じない再生信号が得られるようなピットを
ディスクに形成するようにしたディスク記録装置が開示
されている。また、特開平3−83230号公報には、
光記録媒体の熱時定数に起因するピットの伸長分に相当
するパルス幅だけ短いパルス幅の書き込みパルスをベー
スバンド信号から形成し、この書き込みパルスでパルス
幅光変調した記録光を光記録媒体に照射することによ
り、ベースバンド信号に対応して正規の長さのピットを
熱時定数の大きな光記録媒体に形成する光記録装置が開
示されている。また、特開昭62−54830号公報に
は、レーザービームのパルス幅を順次変化させながら記
録を行い、再生信号のパルス幅が所定の長さになるとき
のレーザービームのパルス幅を選択するようにして、デ
ィスク毎に記録感度が異なったりレーザービームの強度
が温度により変動しても、使用するディスクおよび環境
条件のもとで最適な記録条件の設定が可能になり、再生
信号の信頼性を向上させることができるとともに、情報
記録の高密度化が実現できる光ディスク記録再生装置が
開示されている。
録再生に関して、特開昭58−212628号公報に
は、レーザービームの出力パワーを変化させると共に、
パルス信号のパルス幅を縮小させることにより、記録信
号とずれが生じない再生信号が得られるようなピットを
ディスクに形成するようにしたディスク記録装置が開示
されている。また、特開平3−83230号公報には、
光記録媒体の熱時定数に起因するピットの伸長分に相当
するパルス幅だけ短いパルス幅の書き込みパルスをベー
スバンド信号から形成し、この書き込みパルスでパルス
幅光変調した記録光を光記録媒体に照射することによ
り、ベースバンド信号に対応して正規の長さのピットを
熱時定数の大きな光記録媒体に形成する光記録装置が開
示されている。また、特開昭62−54830号公報に
は、レーザービームのパルス幅を順次変化させながら記
録を行い、再生信号のパルス幅が所定の長さになるとき
のレーザービームのパルス幅を選択するようにして、デ
ィスク毎に記録感度が異なったりレーザービームの強度
が温度により変動しても、使用するディスクおよび環境
条件のもとで最適な記録条件の設定が可能になり、再生
信号の信頼性を向上させることができるとともに、情報
記録の高密度化が実現できる光ディスク記録再生装置が
開示されている。
【0006】ところで近年、このようなコンパクトディ
スクを高転送レートで再生することが一般的になってい
る。高転送レートの再生装置においては、例えばコンパ
クトディスクを所定の回転数の8倍以上で回転させるこ
とにより高速でデータを再生するものである。このよう
な高転送レートの再生装置では、同じ量のデータを通常
よりも遥かに短時間で得ることができる。
スクを高転送レートで再生することが一般的になってい
る。高転送レートの再生装置においては、例えばコンパ
クトディスクを所定の回転数の8倍以上で回転させるこ
とにより高速でデータを再生するものである。このよう
な高転送レートの再生装置では、同じ量のデータを通常
よりも遥かに短時間で得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで高転送レート
で再生するためには、ディスクの回転数を上げることと
共に、広帯域の電子回路が必要となる。広帯域の電子回
路は一般にノイズレベルが高いので、高いノイズレベル
の中でも安定な信号を再生するためには、ディスクのジ
ッターを低下させることが必要となる。
で再生するためには、ディスクの回転数を上げることと
共に、広帯域の電子回路が必要となる。広帯域の電子回
路は一般にノイズレベルが高いので、高いノイズレベル
の中でも安定な信号を再生するためには、ディスクのジ
ッターを低下させることが必要となる。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、ディスクから発生するジッターが少なく、高転送レ
ートにおいても安定に信号を復号することが可能な光情
報記録装置及び光情報記録方法を提案しようとするもの
である。
で、ディスクから発生するジッターが少なく、高転送レ
ートにおいても安定に信号を復号することが可能な光情
報記録装置及び光情報記録方法を提案しようとするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、データに基づいて、所定の基本周
期の整数倍の周期により信号レベルが切り換わる変調信
号を生成し、この変調信号により光記録媒体にピットを
形成し、このとき3Tピットを記録する変調信号のパル
ス幅が3Tのパルス幅に対して85%以下になるように
パルス幅を短くして記録を行う。
め本発明においては、データに基づいて、所定の基本周
期の整数倍の周期により信号レベルが切り換わる変調信
号を生成し、この変調信号により光記録媒体にピットを
形成し、このとき3Tピットを記録する変調信号のパル
ス幅が3Tのパルス幅に対して85%以下になるように
パルス幅を短くして記録を行う。
【0010】このため光情報記録装置においては、3T
ピットのパルス幅を短くした分だけ記録レーザの出力を
上げることが可能となる。この結果ディスク上には良好
なピットが形成され、ディスクから再生される雑音のレ
ベルを低くすることができる。従ってディスクから発生
する雑音に起因するジッターを低下させることが可能と
なる。さらに記録パターンに従って記録パルスのエッジ
位置を微調整することにより、ディスク上に記録された
信号間の符号間干渉によるジッターの値を低下させるこ
とができる。これらの結果総合ジッターが低下し、高転
送レートにおいて多少ノイズレベルが上昇しても、安定
な再生を可能とするものである。
ピットのパルス幅を短くした分だけ記録レーザの出力を
上げることが可能となる。この結果ディスク上には良好
なピットが形成され、ディスクから再生される雑音のレ
ベルを低くすることができる。従ってディスクから発生
する雑音に起因するジッターを低下させることが可能と
なる。さらに記録パターンに従って記録パルスのエッジ
位置を微調整することにより、ディスク上に記録された
信号間の符号間干渉によるジッターの値を低下させるこ
とができる。これらの結果総合ジッターが低下し、高転
送レートにおいて多少ノイズレベルが上昇しても、安定
な再生を可能とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
発明の実施の形態を詳述する。
【0012】図1は、本発明の実施の形態に係る光ディ
スク装置を示すブロック図である。この光ディスク装置
1は、ディスク原盤2を露光してディジタルオーディオ
テープレコーダ3より出力されるオーディオデータSA
を記録する。光ディスクの製造工程では、このディスク
原盤2を現像した後、電鋳処理することにより、マザー
ディスクを作成し、このマザーディスクよりスタンパー
を作成する。さらに光ディスクの製造工程では、このよ
うにして作成したスタンパーよりディスク状基板を作成
し、このディスク状基板に反射膜、保護膜を形成してコ
ンパクトディスクを作成する。
スク装置を示すブロック図である。この光ディスク装置
1は、ディスク原盤2を露光してディジタルオーディオ
テープレコーダ3より出力されるオーディオデータSA
を記録する。光ディスクの製造工程では、このディスク
原盤2を現像した後、電鋳処理することにより、マザー
ディスクを作成し、このマザーディスクよりスタンパー
を作成する。さらに光ディスクの製造工程では、このよ
うにして作成したスタンパーよりディスク状基板を作成
し、このディスク状基板に反射膜、保護膜を形成してコ
ンパクトディスクを作成する。
【0013】すなわちこの光ディスク装置1において、
スピンドルモータ4は、ディスク原盤2を回転駆動し、
底部に保持したFG信号発生回路より、所定の回転角毎
に信号レベルが立ち上がるFG信号を出力する。スピン
ドルサーボ回路5は、ディスク原盤2の露光位置に応じ
て、このFG信号の周波数が所定周波数になるようにス
ピンドルモータ4を駆動し、これによりディスク原盤2
を線速度一定の条件により回転駆動する。
スピンドルモータ4は、ディスク原盤2を回転駆動し、
底部に保持したFG信号発生回路より、所定の回転角毎
に信号レベルが立ち上がるFG信号を出力する。スピン
ドルサーボ回路5は、ディスク原盤2の露光位置に応じ
て、このFG信号の周波数が所定周波数になるようにス
ピンドルモータ4を駆動し、これによりディスク原盤2
を線速度一定の条件により回転駆動する。
【0014】記録用レーザー7は、ガスレーザー等によ
り構成され、ディスク原盤露光用のレーザービームLを
射出する。光変調器8は、電気音響光学素子で構成さ
れ、変調信号SDに応じてレーザービームLをオンオフ
制御して出力する。ミラー10は、このレーザービーム
Lの光路を折り曲げてディスク原盤2に向けて射出し、
対物レンズ11は、このミラー10の反射光をディスク
原盤2に集光する。これらミラー10及び対物レンズ1
1は、図示しないスレッド機構により、ディスク原盤2
の回転に同期してディスク原盤2の外周方向に順次移動
し、これによりレーザービームLによる露光位置を順次
ディスク原盤2の外周方向に変位させる。
り構成され、ディスク原盤露光用のレーザービームLを
射出する。光変調器8は、電気音響光学素子で構成さ
れ、変調信号SDに応じてレーザービームLをオンオフ
制御して出力する。ミラー10は、このレーザービーム
Lの光路を折り曲げてディスク原盤2に向けて射出し、
対物レンズ11は、このミラー10の反射光をディスク
原盤2に集光する。これらミラー10及び対物レンズ1
1は、図示しないスレッド機構により、ディスク原盤2
の回転に同期してディスク原盤2の外周方向に順次移動
し、これによりレーザービームLによる露光位置を順次
ディスク原盤2の外周方向に変位させる。
【0015】これによりこの光ディスク装置1では、デ
ィスク原盤2を回転駆動した状態で、ミラー10及び対
物レンズ11の移動によりらせん状にトラックを形成
し、このトラックに変調信号SDに対応して順次ピット
を形成する。
ィスク原盤2を回転駆動した状態で、ミラー10及び対
物レンズ11の移動によりらせん状にトラックを形成
し、このトラックに変調信号SDに対応して順次ピット
を形成する。
【0016】変調回路12は、ディジタルオーディオテ
ープレコーダ3より出力されるオーディオデータSAを
受け、対応するサブコードデータをこのオーディオデー
タSAに付加する。さらに変調回路12は、このオーデ
ィオデータSA及びサブコードデータをコンパクトディ
スクのフォーマットに従ってデータ処理し、変調信号S
Bを生成する。すなわち変調回路12は、オーディオデ
ータSA及びサブコードデータに誤り訂正符号を付加し
た後、インターリーブ処理、EFM変調処理する。これ
により変調回路12は、ピット形成の基本周期Tに対し
て、この基本周期Tの整数倍の周期(周期3T〜11
T)で信号レベルが変化するEFM変調信号SBを出力
する。
ープレコーダ3より出力されるオーディオデータSAを
受け、対応するサブコードデータをこのオーディオデー
タSAに付加する。さらに変調回路12は、このオーデ
ィオデータSA及びサブコードデータをコンパクトディ
スクのフォーマットに従ってデータ処理し、変調信号S
Bを生成する。すなわち変調回路12は、オーディオデ
ータSA及びサブコードデータに誤り訂正符号を付加し
た後、インターリーブ処理、EFM変調処理する。これ
により変調回路12は、ピット形成の基本周期Tに対し
て、この基本周期Tの整数倍の周期(周期3T〜11
T)で信号レベルが変化するEFM変調信号SBを出力
する。
【0017】従来用いられていた光ディスク記録装置で
は、このようにして作製されたEFM変調信号SBがそ
のまま光変調器8に送り込まれ、レーザ7から得られる
光線をオン/オフして光ディスク原盤2の上に露光が行
われていた。
は、このようにして作製されたEFM変調信号SBがそ
のまま光変調器8に送り込まれ、レーザ7から得られる
光線をオン/オフして光ディスク原盤2の上に露光が行
われていた。
【0018】このような従来法において作製されたディ
スクにおいては、再生信号のスライスレベルとレーザ7
の出力パワーが一対一の関係で対応していた。つまり、
レーザ7の出力を増加させた状態でディスクを作製する
と、出来上がったディスクのスライスレベルは上昇し、
またレーザ7の出力を減少させた状態でディスクを作製
すると、出来上がったディスクのスライスレベルは下降
することが知られていた。ところで、全てのプレイヤー
で安定した再生を実現するためには、再生信号のスライ
スレベルが再生信号振幅の中心部にあることが望まし
い。
スクにおいては、再生信号のスライスレベルとレーザ7
の出力パワーが一対一の関係で対応していた。つまり、
レーザ7の出力を増加させた状態でディスクを作製する
と、出来上がったディスクのスライスレベルは上昇し、
またレーザ7の出力を減少させた状態でディスクを作製
すると、出来上がったディスクのスライスレベルは下降
することが知られていた。ところで、全てのプレイヤー
で安定した再生を実現するためには、再生信号のスライ
スレベルが再生信号振幅の中心部にあることが望まし
い。
【0019】例えばCD等のディスクの規格では、スラ
イスレベルの再生信号振幅中心からのずれを『アシンメ
トリー』という言葉で定義し、市販されているディスク
では、アシンメトリー値が所定の範囲に入っていること
を義務づけているいる。このため、レーザ7の出力パワ
ーは限定された値に制御することが必要となり、レーザ
7の出力パワーを自由に設定することは不可能であっ
た。
イスレベルの再生信号振幅中心からのずれを『アシンメ
トリー』という言葉で定義し、市販されているディスク
では、アシンメトリー値が所定の範囲に入っていること
を義務づけているいる。このため、レーザ7の出力パワ
ーは限定された値に制御することが必要となり、レーザ
7の出力パワーを自由に設定することは不可能であっ
た。
【0020】また従来法においてレーザ7の出力を増加
すると、ピット幅が広くなることが知られていた。この
ため出来上がったディスクの符号間干渉も増加し、これ
がジッターを増加させてしまうためにレーザ7の出力を
一定値以上にあげることは困難であった。
すると、ピット幅が広くなることが知られていた。この
ため出来上がったディスクの符号間干渉も増加し、これ
がジッターを増加させてしまうためにレーザ7の出力を
一定値以上にあげることは困難であった。
【0021】そこで本実施の形態においては、変調回路
12の出力信号SBが、タイミング補正回路13に送り
込まれる。タイミング補正回路13においては、EFM
変調信号SBの変化パターンを検出し、この変化パター
ンに応じて、隣接符号からの符号間干渉を低減するよう
に変調信号SCを出力する。このような変調信号SCを
記録することにより、作製されたディスクの再生信号に
おいてパターン毎に再生信号レベルが異なるという問題
点が除去され、ジッターを低下させることができる。
12の出力信号SBが、タイミング補正回路13に送り
込まれる。タイミング補正回路13においては、EFM
変調信号SBの変化パターンを検出し、この変化パター
ンに応じて、隣接符号からの符号間干渉を低減するよう
に変調信号SCを出力する。このような変調信号SCを
記録することにより、作製されたディスクの再生信号に
おいてパターン毎に再生信号レベルが異なるという問題
点が除去され、ジッターを低下させることができる。
【0022】また本実施の形態においては、タイミング
補正回路13の出力信号SCがパルス幅補正回路14に
送り込まれ、パルス幅が全体に短くされた信号SDとな
って光変調器8に送り込まれる。このようにしてパルス
幅を全体的に短くすることにより、レーザ7の出力を増
加させて記録を行った場合でも、再生信号のアシンメト
リーを所定の値に保つことが可能となる。
補正回路13の出力信号SCがパルス幅補正回路14に
送り込まれ、パルス幅が全体に短くされた信号SDとな
って光変調器8に送り込まれる。このようにしてパルス
幅を全体的に短くすることにより、レーザ7の出力を増
加させて記録を行った場合でも、再生信号のアシンメト
リーを所定の値に保つことが可能となる。
【0023】図2は、タイミング補正回路13を示すブ
ロック図である。タイミング補正回路13において、P
LL回路16はEFM変調信号SBよりチャンネルクロ
ックCKを生成して出力する。かくするにつき、変調信
号SBにおいては、基本周期Tの整数倍の周期で信号レ
ベルが変化することにより、PLL回路16は、この変
調信号SBに同期した基本周期Tにより信号レベルが変
化するチャンネルクロックCK(図5B参照)を生成
し、立ち上がりエッジ補正回路17A及び立ち下がりエ
ッジ補正回路17Bに供給する。
ロック図である。タイミング補正回路13において、P
LL回路16はEFM変調信号SBよりチャンネルクロ
ックCKを生成して出力する。かくするにつき、変調信
号SBにおいては、基本周期Tの整数倍の周期で信号レ
ベルが変化することにより、PLL回路16は、この変
調信号SBに同期した基本周期Tにより信号レベルが変
化するチャンネルクロックCK(図5B参照)を生成
し、立ち上がりエッジ補正回路17A及び立ち下がりエ
ッジ補正回路17Bに供給する。
【0024】立ち上がりエッジ補正回路17Aは、図3
に示すように、クロックCKで動作する13個のラッチ
回路19A〜19Mを直列に接続し、この直列回路にE
FM変調信号SBを入力する。これにより立ち上がりエ
ッジ補正回路17Aは、EFM変調信号SBをチャンネ
ルクロックCKのタイミングによりサンプリングし、連
続する13点のサンプリング結果より、EFM変調信号
SBの変化パターンを検出する。すなわち、例えば「00
01111000001 」のラッチ出力が得られた場合、長さ5T
のスペースに続いて長さ4Tのピットが連続する変化パ
ターンと判断することができる。同様に「001111100000
1 」のラッチ出力が得られた場合、長さ5Tのスペース
に続いて長さ5Tのピットが連続する変化パターンと判
断することができる。
に示すように、クロックCKで動作する13個のラッチ
回路19A〜19Mを直列に接続し、この直列回路にE
FM変調信号SBを入力する。これにより立ち上がりエ
ッジ補正回路17Aは、EFM変調信号SBをチャンネ
ルクロックCKのタイミングによりサンプリングし、連
続する13点のサンプリング結果より、EFM変調信号
SBの変化パターンを検出する。すなわち、例えば「00
01111000001 」のラッチ出力が得られた場合、長さ5T
のスペースに続いて長さ4Tのピットが連続する変化パ
ターンと判断することができる。同様に「001111100000
1 」のラッチ出力が得られた場合、長さ5Tのスペース
に続いて長さ5Tのピットが連続する変化パターンと判
断することができる。
【0025】補正値テーブル20は、複数の補正データ
を格納したリードオンリメモリで形成され、ラッチ回路
19A〜19Mのラッチ出力をアドレスにして、変調信
号SBの変化パターンに対応する補正値データDFを出
力する。モノステーブルマルチバイブレータ(MM)2
1は、直列接続された13個のラッチ回路の内、中央の
ラッチ回路19Gよりラッチ出力を受け、このラッチ出
力の立ち上がりのタイミングを基準にして、所定期間の
間(周期3Tより充分に短い期間)、信号レベルが立ち
上がる立ち上がりパルス信号を出力する。
を格納したリードオンリメモリで形成され、ラッチ回路
19A〜19Mのラッチ出力をアドレスにして、変調信
号SBの変化パターンに対応する補正値データDFを出
力する。モノステーブルマルチバイブレータ(MM)2
1は、直列接続された13個のラッチ回路の内、中央の
ラッチ回路19Gよりラッチ出力を受け、このラッチ出
力の立ち上がりのタイミングを基準にして、所定期間の
間(周期3Tより充分に短い期間)、信号レベルが立ち
上がる立ち上がりパルス信号を出力する。
【0026】遅延回路22は、15段のタップ出力を有
し、各タップ間の遅延時間差がこのエッジ位置補正回路
17Aにおける変調信号のタイミング補正の分解能に設
定される。遅延回路22は、モノステーブルマルチバイ
ブレータ21より出力される立ち上がりパルス信号を順
次遅延して各タップより出力する。セレクタ23は、補
正値データDFに従って遅延回路22のタップ出力を選
択出力し、これにより補正値データDFに応じて遅延時
間の変化してなる立ち上がりパルス信号SSを選択出力
する。
し、各タップ間の遅延時間差がこのエッジ位置補正回路
17Aにおける変調信号のタイミング補正の分解能に設
定される。遅延回路22は、モノステーブルマルチバイ
ブレータ21より出力される立ち上がりパルス信号を順
次遅延して各タップより出力する。セレクタ23は、補
正値データDFに従って遅延回路22のタップ出力を選
択出力し、これにより補正値データDFに応じて遅延時
間の変化してなる立ち上がりパルス信号SSを選択出力
する。
【0027】これにより立ち上がりエッジ補正回路17
Aは、EFM変調信号SBの信号レベルの立ち上がりに
対応して信号レベルが立ち上がり、かつEFM変調信号
SBに対する各立ち上がりエッジの遅延時間Δr(3,
3)、Δr(4,3)、Δr(3,4)、Δr(5,
3)、……が、EFM変調信号SBの変化パターンに応
じて変化する立ち上がりエッジ信号SSを生成する。
(図5D参照)
Aは、EFM変調信号SBの信号レベルの立ち上がりに
対応して信号レベルが立ち上がり、かつEFM変調信号
SBに対する各立ち上がりエッジの遅延時間Δr(3,
3)、Δr(4,3)、Δr(3,4)、Δr(5,
3)、……が、EFM変調信号SBの変化パターンに応
じて変化する立ち上がりエッジ信号SSを生成する。
(図5D参照)
【0028】なおこの図5Aにおいては、EFM変調信
号SBの変化パターンを、図5Bに示すチャンネルクロ
ックCKの1周期を単位としたピット長pと、ピット間
隔bとにより表し、立ち上がりエッジに対する遅延時間
をΔr(p、b)により示す。従ってこの図5Dにおい
て、2番目に記述された遅延時間Δr(4、3)は、長
さ4クロックのピットの前に、3クロックのブランクが
ある場合の遅延時間である。これにより補正値テーブル
20には、これらp及びbの全ての組合せに対応する補
正値データDFが格納されていることになる。
号SBの変化パターンを、図5Bに示すチャンネルクロ
ックCKの1周期を単位としたピット長pと、ピット間
隔bとにより表し、立ち上がりエッジに対する遅延時間
をΔr(p、b)により示す。従ってこの図5Dにおい
て、2番目に記述された遅延時間Δr(4、3)は、長
さ4クロックのピットの前に、3クロックのブランクが
ある場合の遅延時間である。これにより補正値テーブル
20には、これらp及びbの全ての組合せに対応する補
正値データDFが格納されていることになる。
【0029】以上説明したように、立ち上がりエッジ補
正回路17Aは、基本周期Tを単位にした周期12Tの
範囲について、光ディスクに形成されるピットのパター
ンを検出し、このパターンに応じて立ち上がりエッジ信
号SSを生成することになる。
正回路17Aは、基本周期Tを単位にした周期12Tの
範囲について、光ディスクに形成されるピットのパター
ンを検出し、このパターンに応じて立ち上がりエッジ信
号SSを生成することになる。
【0030】立ち下がりエッジ補正回路17Bは、モノ
ステーブルマルチバイブレータ21がラッチ出力の立ち
下がりエッジを基準にして動作することと、補正値テー
ブル20の内容が異なることを除いて、立ち上がりエッ
ジ補正回路17Aと同一に構成される。
ステーブルマルチバイブレータ21がラッチ出力の立ち
下がりエッジを基準にして動作することと、補正値テー
ブル20の内容が異なることを除いて、立ち上がりエッ
ジ補正回路17Aと同一に構成される。
【0031】これにより立ち下がりエッジ補正回路17
Bは、EFM変調信号SBの信号レベルの立ち下がりに
対応して信号レベルが立ち上がり、かつEFM変調信号
SBに対する各立ち上がりエッジの遅延時間Δf(3,
3)、Δf(4,4)、Δf(3,3)、Δf(5,
4)、……がEFM変調信号SBの変化パターンに応じ
て変化する立ち下がりエッジ信号SR(図5C)を生成
する。なおこの図5Cにおいては、立ち上がりエッジに
対する遅延時間と同様に、ピット長pと、ピット間隔b
とにより、立ち下がりエッジに対する遅延時間をΔf
(p、b)で示す。
Bは、EFM変調信号SBの信号レベルの立ち下がりに
対応して信号レベルが立ち上がり、かつEFM変調信号
SBに対する各立ち上がりエッジの遅延時間Δf(3,
3)、Δf(4,4)、Δf(3,3)、Δf(5,
4)、……がEFM変調信号SBの変化パターンに応じ
て変化する立ち下がりエッジ信号SR(図5C)を生成
する。なおこの図5Cにおいては、立ち上がりエッジに
対する遅延時間と同様に、ピット長pと、ピット間隔b
とにより、立ち下がりエッジに対する遅延時間をΔf
(p、b)で示す。
【0032】かくするにつき立ち下がりエッジ補正回路
17Bにおいても、基本周期Tを単位にした周期12T
の範囲について、光ディスクに形成されるピットのパタ
ーンを検出し、このパターンに応じてレーザービームの
照射終了のタイミングでなる変調信号SBの立ち下がり
エッジのタイミングを補正して、立ち下がりエッジ信号
SRを生成するようになされている。
17Bにおいても、基本周期Tを単位にした周期12T
の範囲について、光ディスクに形成されるピットのパタ
ーンを検出し、このパターンに応じてレーザービームの
照射終了のタイミングでなる変調信号SBの立ち下がり
エッジのタイミングを補正して、立ち下がりエッジ信号
SRを生成するようになされている。
【0033】フリップフロップ(F/F)25(図2)
は、立ち上がりエッジ信号SS及び立ち下がりエッジ信
号SRを合成して出力する。すなわちフリップフロップ
25は、立ち上がりエッジ信号SS及び立ち下がりエッ
ジ信号SRをそれぞれセット端子S、リセット端子Rに
入力し、これにより立ち上がりエッジ信号SSの信号レ
ベルの立ち上がりで信号レベルが立ち上がった後、立ち
下がりエッジ信号SRの信号レベルの立ち上がりで信号
レベルが立ち下がる変調信号SCを生成する。(図5D
に示すSS、図5Cに示すSR、図5Eに示すSCの各
タイミングを参照)
は、立ち上がりエッジ信号SS及び立ち下がりエッジ信
号SRを合成して出力する。すなわちフリップフロップ
25は、立ち上がりエッジ信号SS及び立ち下がりエッ
ジ信号SRをそれぞれセット端子S、リセット端子Rに
入力し、これにより立ち上がりエッジ信号SSの信号レ
ベルの立ち上がりで信号レベルが立ち上がった後、立ち
下がりエッジ信号SRの信号レベルの立ち上がりで信号
レベルが立ち下がる変調信号SCを生成する。(図5D
に示すSS、図5Cに示すSR、図5Eに示すSCの各
タイミングを参照)
【0034】これによりEFM変調信号SBにおいて
は、立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジのタイミン
グが前後のピット及びランドの長さに応じて補正された
信号SCとなってパルス幅補正回路14に出力される。
は、立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジのタイミン
グが前後のピット及びランドの長さに応じて補正された
信号SCとなってパルス幅補正回路14に出力される。
【0035】パルス幅補正回路14は、図4に示す構成
で実現される。この図において、タイミング補正回路1
3からの出力信号SCはモノステーブルマルチバイブレ
ータ(MM)30及び31に入力される。モノステーブ
ルマルチバイブレータ30は信号SCの立ち上がりに対
応して一定周期の短いパルスを発生する。同様に、モノ
ステーブルマルチバイブレータ31は、信号SCの立ち
下がりに対応して一定周期の短いパルスを発生するよう
になされている。モノステーブルマルチバイブレータ3
0の出力は、遅延素子32により一定時間Tだけ遅延さ
れた後にフリップフロップ33のセット端子に入力さ
れ、パルス幅補正回路14における出力信号SDの立ち
上がりのタイミングを決定する。一方で、モノステーブ
ルマルチバイブレータ31の出力はフリップフロップ3
3のリセット入力に接続されるので、パルス幅補正回路
14の出力SD信号の立ち下がりタイミングを決定す
る。
で実現される。この図において、タイミング補正回路1
3からの出力信号SCはモノステーブルマルチバイブレ
ータ(MM)30及び31に入力される。モノステーブ
ルマルチバイブレータ30は信号SCの立ち上がりに対
応して一定周期の短いパルスを発生する。同様に、モノ
ステーブルマルチバイブレータ31は、信号SCの立ち
下がりに対応して一定周期の短いパルスを発生するよう
になされている。モノステーブルマルチバイブレータ3
0の出力は、遅延素子32により一定時間Tだけ遅延さ
れた後にフリップフロップ33のセット端子に入力さ
れ、パルス幅補正回路14における出力信号SDの立ち
上がりのタイミングを決定する。一方で、モノステーブ
ルマルチバイブレータ31の出力はフリップフロップ3
3のリセット入力に接続されるので、パルス幅補正回路
14の出力SD信号の立ち下がりタイミングを決定す
る。
【0036】かくしてパルス幅補正回路14の出力信号
SDは、タイミング補正回路13の出力信号SCに対し
て立ち上がりエッジだけが時間Tだけ遅れた信号として
形成される。従ってパルス幅補正回路14の出力信号S
Dは、タイミング補正回路13の出力信号SCに対して
常にTだけパルス幅が狭く形成される。
SDは、タイミング補正回路13の出力信号SCに対し
て立ち上がりエッジだけが時間Tだけ遅れた信号として
形成される。従ってパルス幅補正回路14の出力信号S
Dは、タイミング補正回路13の出力信号SCに対して
常にTだけパルス幅が狭く形成される。
【0037】以上のようにして得られたパルス幅補正回
路14の出力信号SDにより、レーザービームLが光変
調器8によってオン/オフ制御され、ディスク原盤2に
照射されるようになされている。
路14の出力信号SDにより、レーザービームLが光変
調器8によってオン/オフ制御され、ディスク原盤2に
照射されるようになされている。
【0038】これにより光ディスク装置1では、再生
時、符号間干渉により発生するジッタを低減するよう
に、各ピットの前エッジ及び後エッジの位置を微少なス
テップで補正することが可能となる。さらに記録信号の
パルス幅を大幅に短くできるので、これに対応してレー
ザービームLの光量を大幅に増加することが可能とな
る。
時、符号間干渉により発生するジッタを低減するよう
に、各ピットの前エッジ及び後エッジの位置を微少なス
テップで補正することが可能となる。さらに記録信号の
パルス幅を大幅に短くできるので、これに対応してレー
ザービームLの光量を大幅に増加することが可能とな
る。
【0039】図6は、このようにしてエッジのタイミン
グ補正に使用される補正値テーブル20の生成の説明に
供する工程図である。光ディスク装置1では、この補正
値テーブル20を適切に設定することにより、レーザー
ビームLの光量や記録パターンが変化した場合でも、ク
ロックCKに同期した正しいタイミングで所定のスライ
スレベルを再生信号が横切るようにする。
グ補正に使用される補正値テーブル20の生成の説明に
供する工程図である。光ディスク装置1では、この補正
値テーブル20を適切に設定することにより、レーザー
ビームLの光量や記録パターンが変化した場合でも、ク
ロックCKに同期した正しいタイミングで所定のスライ
スレベルを再生信号が横切るようにする。
【0040】なお補正値テーブル20は、立ち上がりエ
ッジ補正回路17A及び立ち下がりエッジ補正回路17
Bの両方に存在するが、生成の条件が異なる以外、何れ
も生成方法は同一であるので、ここでは立ち上がりエッ
ジ補正回路17Aについてのみ説明する。
ッジ補正回路17A及び立ち下がりエッジ補正回路17
Bの両方に存在するが、生成の条件が異なる以外、何れ
も生成方法は同一であるので、ここでは立ち上がりエッ
ジ補正回路17Aについてのみ説明する。
【0041】この工程においては、光ディスク装置1に
より評価用のディスク原盤を作成し、このディスク原盤
より作成されるコンパクトディスクの再生結果に基づい
て、補正値テーブルを設定する。
より評価用のディスク原盤を作成し、このディスク原盤
より作成されるコンパクトディスクの再生結果に基づい
て、補正値テーブルを設定する。
【0042】ここでこの評価用のディスク原盤作成時に
おいて、光ディスク装置1には、評価基準用の補正値テ
ーブル20が設定される。この評価基準用の補正値テー
ブル20は、セレクタ23(図3)において、常に遅延
回路22のセンタータップ出力を選択出力するように、
補正値データDFが設定されて形成される。これにより
この工程では、タイミング補正回路13の効果は全く無
い状態に設定される。
おいて、光ディスク装置1には、評価基準用の補正値テ
ーブル20が設定される。この評価基準用の補正値テー
ブル20は、セレクタ23(図3)において、常に遅延
回路22のセンタータップ出力を選択出力するように、
補正値データDFが設定されて形成される。これにより
この工程では、タイミング補正回路13の効果は全く無
い状態に設定される。
【0043】パルス幅補正回路14では、遅延素子32
の遅延時間を例えば200nsecに設定する。このことに
より全ての記録パルスの時間幅は200nsecだけ短く変
更される。従って、最短ピット(3Tと呼ばれる)が本
来約694nsecのパルスで記録されるのに対し、パルス
幅補正回路14の出力では494nsecに短縮される。最
短ピットに関して、このパルス幅変更の効果を比率とし
て求めると、494/694=71%と、約7割のパル
ス幅になっていることが判る。
の遅延時間を例えば200nsecに設定する。このことに
より全ての記録パルスの時間幅は200nsecだけ短く変
更される。従って、最短ピット(3Tと呼ばれる)が本
来約694nsecのパルスで記録されるのに対し、パルス
幅補正回路14の出力では494nsecに短縮される。最
短ピットに関して、このパルス幅変更の効果を比率とし
て求めると、494/694=71%と、約7割のパル
ス幅になっていることが判る。
【0044】このようにして、記録パルスの長さが20
0nsec短くなっている信号SDが光変調器8に送り込ま
れ、通常のコンパクトディスク作成の時に用いられるよ
りも約2倍のパワーを持つレーザ光Lによりディスク原
盤2を露光する。
0nsec短くなっている信号SDが光変調器8に送り込ま
れ、通常のコンパクトディスク作成の時に用いられるよ
りも約2倍のパワーを持つレーザ光Lによりディスク原
盤2を露光する。
【0045】このようにして露光したディスク原盤2を
現像した後、電鋳処理してマザーディスクを作成し、こ
のマザーディスクよりスタンパー40を作成する。さら
にこのスタンパー40より通常のコンパクトディスク作
成工程と同様に、コンパクトディスク41を作成する。
現像した後、電鋳処理してマザーディスクを作成し、こ
のマザーディスクよりスタンパー40を作成する。さら
にこのスタンパー40より通常のコンパクトディスク作
成工程と同様に、コンパクトディスク41を作成する。
【0046】コンパクトディスクプレイヤー(CDプレ
イヤー)42は、このようにして作成した評価用のコン
パクトディスク41を再生する。このときコンパクトデ
ィスクプレイヤー42は、コンピュータ44により制御
されて動作を切り換え、コンパクトディスク41より得
られる戻り光の光量に応じて信号レベルが変化する再生
信号RFを内蔵の信号処理回路よりディジタルオシロス
コープ43に出力する。
イヤー)42は、このようにして作成した評価用のコン
パクトディスク41を再生する。このときコンパクトデ
ィスクプレイヤー42は、コンピュータ44により制御
されて動作を切り換え、コンパクトディスク41より得
られる戻り光の光量に応じて信号レベルが変化する再生
信号RFを内蔵の信号処理回路よりディジタルオシロス
コープ43に出力する。
【0047】この段階では、通常のコンパクトディスク
と同様に符号間干渉によるジッタが観察される。また、
アシンメトリーも若干ずれている可能性がある。
と同様に符号間干渉によるジッタが観察される。また、
アシンメトリーも若干ずれている可能性がある。
【0048】ディジタルオシロスコープ43は、コンピ
ュータ44により制御されて動作を切り換え、チャンネ
ルクロックの20倍のサンプリング周波数でこの再生信
号RFをアナログディジタル変換処理し、その結果得ら
れるディジタル信号をコンピュータ44に出力する。
ュータ44により制御されて動作を切り換え、チャンネ
ルクロックの20倍のサンプリング周波数でこの再生信
号RFをアナログディジタル変換処理し、その結果得ら
れるディジタル信号をコンピュータ44に出力する。
【0049】コンピュータ44は、ディジタルオシロス
コープ43の動作を制御する共に、ディジタルオシロス
コープ43より出力されるディジタル信号を信号処理
し、これにより補正値データDFを順次計算する。さら
にコンピュータ44は、ROMライター45を駆動し
て、計算した補正値データDFを順次リードオンリメモ
リに格納し、これにより補正値テーブル20を形成す
る。このようにして出来上がった補正値テーブル20に
より最終的に光ディスクを製造する。
コープ43の動作を制御する共に、ディジタルオシロス
コープ43より出力されるディジタル信号を信号処理
し、これにより補正値データDFを順次計算する。さら
にコンピュータ44は、ROMライター45を駆動し
て、計算した補正値データDFを順次リードオンリメモ
リに格納し、これにより補正値テーブル20を形成す
る。このようにして出来上がった補正値テーブル20に
より最終的に光ディスクを製造する。
【0050】図7は、このコンピュータ44における処
理手順を示すフローチャートである。この処理手順にお
いて、コンピュータ44は、ステップSP1からステッ
プSP2に移り、ジッタ検出結果Δr(p,b)、ジッ
タ計測回数n(p,b)を値0にセットする。ここでコ
ンピュータ44は、ジッタ検出対象でなるエッジの前後
について、ピット長p、ピット間隔bの組合せ毎に、ジ
ッタ検出結果Δr(p,b)を算出し、またジッタ計測
回数n(p,b)をカウントする。このためコンピュー
タ44は、ステップSP2において、これら全てのジッ
タ検出結果Δr(p,b)、ジッタ計測回数n(p,
b)を初期値にセットする。
理手順を示すフローチャートである。この処理手順にお
いて、コンピュータ44は、ステップSP1からステッ
プSP2に移り、ジッタ検出結果Δr(p,b)、ジッ
タ計測回数n(p,b)を値0にセットする。ここでコ
ンピュータ44は、ジッタ検出対象でなるエッジの前後
について、ピット長p、ピット間隔bの組合せ毎に、ジ
ッタ検出結果Δr(p,b)を算出し、またジッタ計測
回数n(p,b)をカウントする。このためコンピュー
タ44は、ステップSP2において、これら全てのジッ
タ検出結果Δr(p,b)、ジッタ計測回数n(p,
b)を初期値にセットする。
【0051】続いてコンピュータ44は、ステップSP
3に移り、ディジタルオシロスコープ43より出力され
るディジタル信号を所定のスライスレベルと比較するこ
とにより、再生信号RFを2値化してなるディジタル2
値化信号を生成する。なおコンピュータ44は、この処
理において、スライスレベル以上が値1、スライスレベ
ルに満たない部分では値0となるように、ディジタル信
号を2値化する。
3に移り、ディジタルオシロスコープ43より出力され
るディジタル信号を所定のスライスレベルと比較するこ
とにより、再生信号RFを2値化してなるディジタル2
値化信号を生成する。なおコンピュータ44は、この処
理において、スライスレベル以上が値1、スライスレベ
ルに満たない部分では値0となるように、ディジタル信
号を2値化する。
【0052】続いてコンピュータ44は、ステップSP
4に移り、このディジタル信号でなる2値化信号より再
生クロックを生成する。ここでコンピュータ44は、2
値化信号を基準にして演算処理によりPLL回路の動作
をシミュレーションし、これにより再生クロックを生成
する。
4に移り、このディジタル信号でなる2値化信号より再
生クロックを生成する。ここでコンピュータ44は、2
値化信号を基準にして演算処理によりPLL回路の動作
をシミュレーションし、これにより再生クロックを生成
する。
【0053】さらにコンピュータ44は、続くステップ
SP5において、このようにして生成した再生クロック
の各立ち下がりエッジのタイミングで、2値化信号をサ
ンプリングし、これにより変調信号を復号する(以下復
号したこの変調信号を復号信号と呼ぶ)。
SP5において、このようにして生成した再生クロック
の各立ち下がりエッジのタイミングで、2値化信号をサ
ンプリングし、これにより変調信号を復号する(以下復
号したこの変調信号を復号信号と呼ぶ)。
【0054】続いてコンピュータ44は、ステップSP
6に移り、2値化信号の立ち上がりエッジの時点から、
このエッジに最も近接した再生クロックの立ち下がりの
時点までの時間差eを検出し、これによりこのエッジに
おけるジッタを時間計測する。続いてコンピュータ44
は、ステップSP7において、ステップSP6で時間計
測したエッジについて、復号信号より前後のピット長p
及びピット間隔bを検出する。
6に移り、2値化信号の立ち上がりエッジの時点から、
このエッジに最も近接した再生クロックの立ち下がりの
時点までの時間差eを検出し、これによりこのエッジに
おけるジッタを時間計測する。続いてコンピュータ44
は、ステップSP7において、ステップSP6で時間計
測したエッジについて、復号信号より前後のピット長p
及びピット間隔bを検出する。
【0055】コンピュータ44は、続いてステップSP
8において、前後のピット長p及びピット間隔bに対応
するジッタ検出結果Δr(p,b)に対して、ステップ
SP6において検出した時間差eを加算し、また対応す
るジッタ計測回数n(p,b)を値1だけインクリメン
トする。続いてコンピュータ44は、ステップSP9に
移り、全ての立ち上がりエッジについて、時間計測を完
了したか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ス
テップSP5に戻る。
8において、前後のピット長p及びピット間隔bに対応
するジッタ検出結果Δr(p,b)に対して、ステップ
SP6において検出した時間差eを加算し、また対応す
るジッタ計測回数n(p,b)を値1だけインクリメン
トする。続いてコンピュータ44は、ステップSP9に
移り、全ての立ち上がりエッジについて、時間計測を完
了したか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ス
テップSP5に戻る。
【0056】これによりコンピュータ44は、ステップ
SP5−SP6−SP7−SP8−SP9−SP5の処
理手順を繰り返し、再生信号RFに表れる変化パターン
毎に、時間計測したジッタ検出結果を累積加算し、また
加算数をカウントする。なおこの変化パターンは、立ち
上がりエッジ補正回路17Aにおけるラッチ回路19A
〜19Mの段数に対応するように、ジッタ検出対象のエ
ッジより基本周期Tを基準にした前後6サンプルの期間
(全体で周期12Tの期間)により分類される。
SP5−SP6−SP7−SP8−SP9−SP5の処
理手順を繰り返し、再生信号RFに表れる変化パターン
毎に、時間計測したジッタ検出結果を累積加算し、また
加算数をカウントする。なおこの変化パターンは、立ち
上がりエッジ補正回路17Aにおけるラッチ回路19A
〜19Mの段数に対応するように、ジッタ検出対象のエ
ッジより基本周期Tを基準にした前後6サンプルの期間
(全体で周期12Tの期間)により分類される。
【0057】このようにして全てのエッジについて、ジ
ッタの時間計測を完了すると、コンピュータ44は、ス
テップSP9において肯定結果が得られることにより、
ステップSP10に移り、ここで再生信号RFに表れる
変化パターン毎に、時間計測したジッタ検出結果を平均
値化する。すなわちステップSP6において検出される
ジッタにおいては、ノイズの影響を受けていることによ
り、コンピュータ44は、このようにしてジッタ検出結
果を平均値化し、ジッタの測定精度を向上する。
ッタの時間計測を完了すると、コンピュータ44は、ス
テップSP9において肯定結果が得られることにより、
ステップSP10に移り、ここで再生信号RFに表れる
変化パターン毎に、時間計測したジッタ検出結果を平均
値化する。すなわちステップSP6において検出される
ジッタにおいては、ノイズの影響を受けていることによ
り、コンピュータ44は、このようにしてジッタ検出結
果を平均値化し、ジッタの測定精度を向上する。
【0058】コンピュータ44は、このようにしてジッ
タ検出結果を平均値化すると、続いてステップSP11
に移り、この検出結果より、各変化パターン毎にそれぞ
れ補正値データDFを生成し、各補正値データDFをR
OMライター45に出力する。ここでこの補正値データ
DFは、遅延回路22におけるタップ間の遅延時間差を
τとおいて、次式の演算処理を実行して算出される。
タ検出結果を平均値化すると、続いてステップSP11
に移り、この検出結果より、各変化パターン毎にそれぞ
れ補正値データDFを生成し、各補正値データDFをR
OMライター45に出力する。ここでこの補正値データ
DFは、遅延回路22におけるタップ間の遅延時間差を
τとおいて、次式の演算処理を実行して算出される。
【0059】
【数1】Hr1(p,b)=Hr0(p,b)−a/ τ
・Δr(p,b)
・Δr(p,b)
【0060】なおここでHr1(p,b)は、補正値デ
ータDFにより選択される遅延回路22のタップであ
り、値0の場合がセンタータップである。またHr0
(p,b)は、初期値でなる補正値データDFにより選
択される遅延回路のタップであり、この実施の形態にお
いて、Hr0(p,b)は、値0に設定されていること
になる。またaは定数である。ここでこの実施の形態に
おいて、aは1以下の値(例えば0.7など)に設定さ
れ、これによりノイズなどの影響があっても、確実に補
正値データを収束させるようになされている。
ータDFにより選択される遅延回路22のタップであ
り、値0の場合がセンタータップである。またHr0
(p,b)は、初期値でなる補正値データDFにより選
択される遅延回路のタップであり、この実施の形態にお
いて、Hr0(p,b)は、値0に設定されていること
になる。またaは定数である。ここでこの実施の形態に
おいて、aは1以下の値(例えば0.7など)に設定さ
れ、これによりノイズなどの影響があっても、確実に補
正値データを収束させるようになされている。
【0061】コンピュータ44は、このようにして生成
した補正値データDFをROMライター45に格納する
と、ステップSP12に移ってこの処理手順を終了す
る。続いてコンピュータ44は、同様の処理手順をディ
ジタル2値化信号の立ち下がりエッジについて実行し、
これにより補正値テーブル20を完成する。
した補正値データDFをROMライター45に格納する
と、ステップSP12に移ってこの処理手順を終了す
る。続いてコンピュータ44は、同様の処理手順をディ
ジタル2値化信号の立ち下がりエッジについて実行し、
これにより補正値テーブル20を完成する。
【0062】このようにして完成した補正値テーブル2
0を用い、光ディスク装置1において光ディスクの製造
を行う。このようにして完成した光ディスクでは、記録
パワーが約2倍に上昇しているので、ピットのばらつき
が減少し、低ノイズのディスクとなっている。さらに、
記録パルスの幅を短くして記録したので、アシンメトリ
ー条件も規格を満足している。さらに、記録パターンに
応じてレーザービーム照射のタイミングが補正されて、
各ピットの前エッジ及び後エッジのタイミングが補正さ
れてなることにより、極めて小さなジッタにより再生さ
れる。
0を用い、光ディスク装置1において光ディスクの製造
を行う。このようにして完成した光ディスクでは、記録
パワーが約2倍に上昇しているので、ピットのばらつき
が減少し、低ノイズのディスクとなっている。さらに、
記録パルスの幅を短くして記録したので、アシンメトリ
ー条件も規格を満足している。さらに、記録パターンに
応じてレーザービーム照射のタイミングが補正されて、
各ピットの前エッジ及び後エッジのタイミングが補正さ
れてなることにより、極めて小さなジッタにより再生さ
れる。
【0063】上述の実施の形態においては、評価用の光
ディスクより作成した補正値テーブルを直接使用して光
ディスクを作成する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、評価用の光ディスクより作成した補正値テ
ーブルを用いて改めて評価用の光ディスクを作成し、こ
の改めて作成した評価用の光ディスクにより補正値テー
ブルを修正してもよい。このように繰り返し補正値テー
ブルを修正すれば、その分確実にジッタを低減すること
ができる。
ディスクより作成した補正値テーブルを直接使用して光
ディスクを作成する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、評価用の光ディスクより作成した補正値テ
ーブルを用いて改めて評価用の光ディスクを作成し、こ
の改めて作成した評価用の光ディスクにより補正値テー
ブルを修正してもよい。このように繰り返し補正値テー
ブルを修正すれば、その分確実にジッタを低減すること
ができる。
【0064】さらに上述の実施の形態においては、基本
のクロックを基準にした2値化信号の時間計測によりジ
ッタ量を計測し、この計測結果より補正値データを生成
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、実
用上十分な精度を確保できる場合は、この時間計測によ
るジッタ量の計測に代えて、基本のクロックを基準にし
た再生信号の信号レベル検出により補正値データを生成
してもよい。なおこの場合、検出した再生信号の信号レ
ベルよりスライスレベルまでの誤差電圧を計算し、この
誤差電圧と再生信号の過渡応答特性により補正値データ
を算出することになる。
のクロックを基準にした2値化信号の時間計測によりジ
ッタ量を計測し、この計測結果より補正値データを生成
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、実
用上十分な精度を確保できる場合は、この時間計測によ
るジッタ量の計測に代えて、基本のクロックを基準にし
た再生信号の信号レベル検出により補正値データを生成
してもよい。なおこの場合、検出した再生信号の信号レ
ベルよりスライスレベルまでの誤差電圧を計算し、この
誤差電圧と再生信号の過渡応答特性により補正値データ
を算出することになる。
【0065】また上述の実施の形態においては、テーブ
ル化した補正値データに従って変調信号のタイミングを
補正する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、実用上十分な精度を確保できる場合は、予め検出し
た補正値データに代えて、演算処理により補正値データ
を算出し、これにより変調信号のタイミングを補正して
もよい。
ル化した補正値データに従って変調信号のタイミングを
補正する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、実用上十分な精度を確保できる場合は、予め検出し
た補正値データに代えて、演算処理により補正値データ
を算出し、これにより変調信号のタイミングを補正して
もよい。
【0066】
【発明の効果】この発明の光情報記録装置は、光記録媒
体に、記録信号を所定の基本周期の整数倍になるように
変調した変調信号を作製し、上記変調信号に基づいてレ
ーザービームをオンまたはオフさせることにより上記光
記録媒体にピットを形成する光情報記録装置において、
上記変調信号は最短判定間隔が上記所定の基本周期の3
倍以上となるように設定されていて、上記変調信号のパ
ターンを判定するパターン検出手段と、上記パターン検
出手段の出力に従ってエッジの位置を調整するタインミ
ング補正手段と、パルス幅を所定の時間短くするパルス
幅変化手段を備えたので、パルス幅を短くした分だけ記
録レーザの出力を上げることが可能となり、この結果光
記録媒体上には良好なピットが形成され、光記録媒体か
ら再生される雑音のレベルを低くすることができ、従っ
て光記録媒体から発生する雑音に起因するジッターを低
下させることが可能となるという効果を奏する。さらに
記録パターンに従って記録パルスのエッジ位置を微調整
することにより、光記録媒体上に記録された信号間の符
号間干渉によるジッターの値を低下させることができる
という効果を奏する。これらの結果総合ジッターが低下
し、高転送レートにおいて多少ノイズレベルが上昇して
も、安定な再生を可能とするという効果を奏する。従っ
て、レーザービームの光量を増大させた上でレーザービ
ーム照射のタイミングを制御して記録することにより、
これまで考えられないくらいの良好な特性の光記録媒体
を作製することが可能となるという効果を奏する。
体に、記録信号を所定の基本周期の整数倍になるように
変調した変調信号を作製し、上記変調信号に基づいてレ
ーザービームをオンまたはオフさせることにより上記光
記録媒体にピットを形成する光情報記録装置において、
上記変調信号は最短判定間隔が上記所定の基本周期の3
倍以上となるように設定されていて、上記変調信号のパ
ターンを判定するパターン検出手段と、上記パターン検
出手段の出力に従ってエッジの位置を調整するタインミ
ング補正手段と、パルス幅を所定の時間短くするパルス
幅変化手段を備えたので、パルス幅を短くした分だけ記
録レーザの出力を上げることが可能となり、この結果光
記録媒体上には良好なピットが形成され、光記録媒体か
ら再生される雑音のレベルを低くすることができ、従っ
て光記録媒体から発生する雑音に起因するジッターを低
下させることが可能となるという効果を奏する。さらに
記録パターンに従って記録パルスのエッジ位置を微調整
することにより、光記録媒体上に記録された信号間の符
号間干渉によるジッターの値を低下させることができる
という効果を奏する。これらの結果総合ジッターが低下
し、高転送レートにおいて多少ノイズレベルが上昇して
も、安定な再生を可能とするという効果を奏する。従っ
て、レーザービームの光量を増大させた上でレーザービ
ーム照射のタイミングを制御して記録することにより、
これまで考えられないくらいの良好な特性の光記録媒体
を作製することが可能となるという効果を奏する。
【0067】また、この発明の光情報記録装置は、上述
において、上記パルス幅変化手段は、上記変調信号のパ
ルス幅が上記基本周期の3倍に相当していたときに、そ
の出力パルス幅を上記基本周期の3倍に対して約85%
以下となるように調整するので、記録パルスの長さが短
くなっている信号が光変調され、通常の光情報記録時に
用いられるよりも約2倍のパワーを持つレーザビームを
光記録媒体上に照射することができ、これにより、パル
ス幅を全体的に短くすることことができ、再生信号のア
シンメトリーを所定の値に保つことが可能となるという
効果を奏する。
において、上記パルス幅変化手段は、上記変調信号のパ
ルス幅が上記基本周期の3倍に相当していたときに、そ
の出力パルス幅を上記基本周期の3倍に対して約85%
以下となるように調整するので、記録パルスの長さが短
くなっている信号が光変調され、通常の光情報記録時に
用いられるよりも約2倍のパワーを持つレーザビームを
光記録媒体上に照射することができ、これにより、パル
ス幅を全体的に短くすることことができ、再生信号のア
シンメトリーを所定の値に保つことが可能となるという
効果を奏する。
【0068】また、この発明の光情報記録装置は、上述
において、上記タイミング補正手段は、上記光記録媒体
より得られる再生信号を所定のスライスレベルで2値化
して2値化信号を生成した際に、上記基本周期を基準に
して上記2値化信号が変化するように、上記変調信号の
タイミングを補正するようになされているので、再生信
号に表れる変化パターン毎に、時間計測したジッタ検出
結果を求めて、ジッタの測定精度を向上することができ
るという効果を奏する。
において、上記タイミング補正手段は、上記光記録媒体
より得られる再生信号を所定のスライスレベルで2値化
して2値化信号を生成した際に、上記基本周期を基準に
して上記2値化信号が変化するように、上記変調信号の
タイミングを補正するようになされているので、再生信
号に表れる変化パターン毎に、時間計測したジッタ検出
結果を求めて、ジッタの測定精度を向上することができ
るという効果を奏する。
【0069】また、この発明の光情報記録装置は、上述
において、上記タイミング補正手段は、補正データ格納
手段を有し、上記補正データ格納手段に格納した補正デ
ータに従って、上記変調信号のタイミングを補正し、上
記補正データは、評価用の光記録媒体の再生結果に基づ
いて設定されるので、補正データ格納手段を用いて光記
録媒体の製造を行うことができ、記録パワーを上昇させ
ているので、ピットのばらつきが減少し、低ノイズの光
記録媒体を得ることができ、さらに、記録パルスの幅を
短くして記録したので、アシンメトリー条件も規格を満
足することができる。さらに、記録パターンに応じてレ
ーザービーム照射のタイミングが補正されて、各ピット
の前エッジ及び後エッジのタイミングが補正されてなる
ことにより、極めて小さなジッタにより再生信号を得る
ことができるという効果を奏する。
において、上記タイミング補正手段は、補正データ格納
手段を有し、上記補正データ格納手段に格納した補正デ
ータに従って、上記変調信号のタイミングを補正し、上
記補正データは、評価用の光記録媒体の再生結果に基づ
いて設定されるので、補正データ格納手段を用いて光記
録媒体の製造を行うことができ、記録パワーを上昇させ
ているので、ピットのばらつきが減少し、低ノイズの光
記録媒体を得ることができ、さらに、記録パルスの幅を
短くして記録したので、アシンメトリー条件も規格を満
足することができる。さらに、記録パターンに応じてレ
ーザービーム照射のタイミングが補正されて、各ピット
の前エッジ及び後エッジのタイミングが補正されてなる
ことにより、極めて小さなジッタにより再生信号を得る
ことができるという効果を奏する。
【0070】また、この発明の光情報記録方法は、所定
の基本周期の整数倍の周期により変調信号の信号レベル
を切り替え、上記変調信号に従ってレーザ光線を変調し
て順次ピットを形成し、上記ピットにより所望のデータ
を記録する光情報記録方法において、上記ピットから得
られる再生信号が少なくとも上記基本周期の3倍の長さ
となるように記録が行われ、上記再生信号の長さが上記
基本周期の3倍の長さであるピットを記録するときに、
上記再生信号に対応する記録信号のパルス時間幅が、上
記基本周期の3倍の長さのピットに対して約85%以下
の長さであるので、記録パルスの長さが短くなっている
信号が光変調され、通常の光情報記録時に用いられるよ
りも約2倍のパワーを持つレーザビームを光記録媒体上
に照射することができ、これにより、パルス幅を全体的
に短くすることことができ、再生信号のアシンメトリー
を所定の値に保つことが可能となる。また、記録パワー
を上昇させているので、ピットのばらつきが減少し、低
ノイズの光記録媒体を得ることができ、さらに、記録パ
ターンに応じてレーザービーム照射のタイミングが補正
されて、各ピットの前エッジ及び後エッジのタイミング
が補正されてなることにより、極めて小さなジッタによ
り再生信号を得ることができるという効果を奏する。
の基本周期の整数倍の周期により変調信号の信号レベル
を切り替え、上記変調信号に従ってレーザ光線を変調し
て順次ピットを形成し、上記ピットにより所望のデータ
を記録する光情報記録方法において、上記ピットから得
られる再生信号が少なくとも上記基本周期の3倍の長さ
となるように記録が行われ、上記再生信号の長さが上記
基本周期の3倍の長さであるピットを記録するときに、
上記再生信号に対応する記録信号のパルス時間幅が、上
記基本周期の3倍の長さのピットに対して約85%以下
の長さであるので、記録パルスの長さが短くなっている
信号が光変調され、通常の光情報記録時に用いられるよ
りも約2倍のパワーを持つレーザビームを光記録媒体上
に照射することができ、これにより、パルス幅を全体的
に短くすることことができ、再生信号のアシンメトリー
を所定の値に保つことが可能となる。また、記録パワー
を上昇させているので、ピットのばらつきが減少し、低
ノイズの光記録媒体を得ることができ、さらに、記録パ
ターンに応じてレーザービーム照射のタイミングが補正
されて、各ピットの前エッジ及び後エッジのタイミング
が補正されてなることにより、極めて小さなジッタによ
り再生信号を得ることができるという効果を奏する。
【図1】本発明の実施の形態に係る光ディスク装置を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】図1の光ディスク装置のタイミング補正回路を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】図2のタイミング補正回路における立ち上がり
エッジ補正回路を示すブロック図である。
エッジ補正回路を示すブロック図である。
【図4】図1の光ディスク装置のパルス幅補正回路を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図5】図2のタイミング補正回路のタイミングを説明
するタイミング図であり、図5AはEFM変調信号S
B、図5BはチャンネルクロックCK、図5Cは立ち下
がりエッジ信号SR、図5Dは立ち上がりエッジ信号S
S、図5Eは変調信号SCである。
するタイミング図であり、図5AはEFM変調信号S
B、図5BはチャンネルクロックCK、図5Cは立ち下
がりエッジ信号SR、図5Dは立ち上がりエッジ信号S
S、図5Eは変調信号SCである。
【図6】図1の光ディスク装置における補正値テーブル
の作成工程を示す工程図である。
の作成工程を示す工程図である。
【図7】図10の工程におけるコンピュータの処理手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
1……光ディスク装置、2……ディスク原盤、8……光
変調器、12……変調回路、13……タイミング補正回
路、14……パルス幅補正回路、17A、17B……エ
ッジ位置補正回路、20……補正値テーブル、41……
コンパクトディスク、42……コンパクトディスクプレ
イヤー、44……コンピュータ
変調器、12……変調回路、13……タイミング補正回
路、14……パルス幅補正回路、17A、17B……エ
ッジ位置補正回路、20……補正値テーブル、41……
コンパクトディスク、42……コンパクトディスクプレ
イヤー、44……コンピュータ
Claims (9)
- 【請求項1】 光記録媒体に、記録信号を所定の基本周
期の整数倍になるように変調した変調信号を作製し、上
記変調信号に基づいてレーザービームをオンまたはオフ
させることにより上記光記録媒体にピットを形成する光
情報記録装置において、 上記変調信号は最短判定間隔が上記所定の基本周期の3
倍以上となるように設定されていて、 上記変調信号のパターンを判定するパターン検出手段
と、 上記パターン検出手段の出力に従ってエッジの位置を調
整するタインミング補正手段と、 パルス幅を所定の時間短くするパルス幅変化手段を備え
た、 ことを特徴とする光情報記録装置。 - 【請求項2】 上記パルス幅変化手段は、上記変調信号
のパルス幅が上記基本周期の3倍に相当していたとき
に、その出力パルス幅を上記基本周期の3倍に対して約
85%以下となるように調整することを特徴とする請求
項1に記載の光情報記録装置。 - 【請求項3】 上記タイミング補正手段は、上記光記録
媒体より得られる再生信号を所定のスライスレベルで2
値化して2値化信号を生成した際に、上記基本周期を基
準にして上記2値化信号が変化するように、上記変調信
号のタイミングを補正するようになされていることを特
徴とする請求項1に記載の光情報記録装置。 - 【請求項4】 上記タイミング補正手段は、上記光記録
媒体より得られる再生信号を所定のスライスレベルで2
値化して2値化信号を生成した際に、上記基本周期を基
準にして上記2値化信号が変化するように、上記変調信
号のタイミングを補正するようになされていることを特
徴とする請求項2に記載の光情報記録装置。 - 【請求項5】 上記タイミング補正手段は、補正データ
格納手段を有し、上記補正データ格納手段に格納した補
正データに従って、上記変調信号のタイミングを補正
し、 上記補正データは、評価用の光記録媒体の再生結果に基
づいて設定されることを特徴とする請求項1に記載の光
情報記録装置。 - 【請求項6】 上記タイミング補正手段は、補正データ
格納手段を有し、上記補正データ格納手段に格納した補
正データに従って、上記変調信号のタイミングを補正
し、 上記補正データは、評価用の光記録媒体の再生結果に基
づいて設定されることを特徴とする請求項2に記載の光
情報記録装置。 - 【請求項7】 上記タイミング補正手段は、補正データ
格納手段を有し、上記補正データ格納手段に格納した補
正データに従って、上記変調信号のタイミングを補正
し、 上記補正データは、評価用の光記録媒体の再生結果に基
づいて設定されることを特徴とする請求項3に記載の光
情報記録装置。 - 【請求項8】 上記タイミング補正手段は、補正データ
格納手段を有し、上記補正データ格納手段に格納した補
正データに従って、上記変調信号のタイミングを補正
し、 上記補正データは、評価用の光記録媒体の再生結果に基
づいて設定されることを特徴とする請求項4に記載の光
情報記録装置。 - 【請求項9】 所定の基本周期の整数倍の周期により変
調信号の信号レベルを切り替え、上記変調信号に従って
レーザ光線を変調して順次ピットを形成し、上記ピット
により所望のデータを記録する光情報記録方法におい
て、 上記ピットから得られる再生信号が少なくとも上記基本
周期の3倍の長さとなるように記録が行われ、 上記再生信号の長さが上記基本周期の3倍の長さである
ピットを記録するときに、 上記再生信号に対応する記録信号のパルス時間幅が、上
記基本周期の3倍の長さのピットに対して約85%以下
の長さであることを特徴とする光情報記録方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9174253A JPH1125458A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 光情報記録方法及び光情報記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9174253A JPH1125458A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 光情報記録方法及び光情報記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1125458A true JPH1125458A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=15975403
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9174253A Pending JPH1125458A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 光情報記録方法及び光情報記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1125458A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7532824B2 (en) | 2004-03-19 | 2009-05-12 | Fujitsu Limited | Driving method of optical modulator, and optical transmitter and optical transmission system using same |
| JP2009238293A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Nec Corp | 光学情報記録媒体 |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP9174253A patent/JPH1125458A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7532824B2 (en) | 2004-03-19 | 2009-05-12 | Fujitsu Limited | Driving method of optical modulator, and optical transmitter and optical transmission system using same |
| JP2009238293A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Nec Corp | 光学情報記録媒体 |
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