JPH11255016A - エンジンを利用した吸引圧送車 - Google Patents

エンジンを利用した吸引圧送車

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JPH11255016A
JPH11255016A JP8270998A JP8270998A JPH11255016A JP H11255016 A JPH11255016 A JP H11255016A JP 8270998 A JP8270998 A JP 8270998A JP 8270998 A JP8270998 A JP 8270998A JP H11255016 A JPH11255016 A JP H11255016A
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JP
Japan
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suction
passage
vehicle
storage tank
engine
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Pending
Application number
JP8270998A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Oguro
哲也 大黒
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Kanematsu Engineering Co Ltd
Original Assignee
Kanematsu Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両上の吸引・圧送に係る搭載装置を軽量化
・小型化でき、貯蔵タンク容量を増やすことが可能で一
度に大量の回収・運搬処理を行うことができる吸引圧送
車を提供すること。 【解決手段】 車両本体に載置された回収物の貯蔵タン
クと、車両用エンジンの一部シリンダーに対する燃料供
給を停止する燃料停止手段と、該燃料停止手段によって
燃料供給が停止される一部シリンダーの排気通路から分
岐して前記貯蔵タンクに接続された空気通路とを備えて
なる吸引圧送車であって、前記空気通路は中途部にエジ
ェクターが配設されてエジェクターの出口に接続された
圧送通路と吸引口に接続された吸引通路とに分岐され、
該圧送通路と吸引通路にはそれぞれ遮断弁が設けられて
なることを特徴とするエンジンを利用した吸引圧送車。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンを利用した
吸引圧送車に係り、その目的はエンジンの一部を吸引・
圧送ポンプとして使用することにより、車両上の吸引・
圧送に係る搭載装置を軽量化・小型化でき、貯蔵タンク
容量を増やすことが可能で一度に大量の回収・運搬処理
を行うことができる吸引圧送車を提供することにある。
【0002】
【従来の技術】一般的に粉体ダストや汚泥、産業廃棄物
等の回収・運搬には、被回収物を吸引することにより貯
蔵タンク内に回収し、所定場所に運搬した後、タンク内
の回収物を圧縮空気により圧送排出する吸引圧送車が広
く使用されており、かかる吸引圧送車としては、車両上
に吸引・圧送用のポンプとポンプ駆動用の各種機器を架
装し、車両のエンジン出力の一部で吸引・圧送用のポン
プを駆動するものが存在している。ところが、このよう
な従来の吸引圧送車では、車両上に搭載する吸引・圧送
装置の重量が大きく、しかも広い設置スペースを必要と
するため、容量の大きな貯蔵タンクを搭載することがで
きず、一度に大量の回収・運搬処理を行うことができな
かった。
【0003】このような実情に鑑みて創出された技術と
しては、例えば特公昭61−45569号「粉粒体運搬
車」、特開昭58−3775号「粉粒体輸送タンク
車」、特開昭55−98024号「粉流体吸引運搬車」
等が挙げられる。これらの既開示技術は、複数のシリン
ダーを備えた車両搭載エンジンに、一部シリンダーに対
する燃料供給を停止可能な燃料停止手段が設けられてな
るものであり、特公昭61−45569号「粉粒体運搬
車」及び特開昭58−3775号「粉粒体輸送タンク
車」は、この燃料停止手段により燃料供給が停止される
一部シリンダーをコンプレッサーとして使用することで
圧送ポンプを不要とすることを可能にした技術であり、
特開昭55−98024号「粉流体吸引運搬車」は、前
記燃料停止手段により燃料供給が停止される一部シリン
ダーのポンピング作用を利用することで吸引ポンプを不
要とすることを可能にした技術である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記既開示技術は、従
来、車両上に設置されていた圧送ポンプ又は吸引ポンプ
を不要とすることができて車両の軽量化と貯蔵タンクの
大容量化を図ることができる点で優れた技術であった
が、以下に述べる課題が存在していた。すなわち、エン
ジンの一部シリンダーをコンプレッサーとして使用する
特公昭61−45569号及び特開昭58−3775号
の技術は、貯蔵タンク内の回収物を排出する際にはエン
ジンの一部シリンダーから排出される圧縮空気を使用す
ればよいが、貯蔵タンク内に被回収物を回収する際には
被回収物を吸引するための吸引ポンプを別途設置する必
要があり、車両の軽量化や貯蔵タンクの大容量化を充分
に達成することができなかった。一方、エンジンの一部
シリンダーのポンピング作用を利用する特開昭55−9
8024号の技術は、貯蔵タンク内に被回収物を回収す
る際にはエンジンの一部シリンダーのポンピング作用を
利用して吸引することができるが、貯蔵タンク内の回収
物を排出する際には圧縮空気供給のための圧送ポンプを
別途設置する必要があり、結局はこの開示技術でも車両
の軽量化や貯蔵タンクの大容量化を充分に達成すること
ができなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術の
もつ課題に鑑みてなされたものであって、請求項1に係
る発明は、車両本体に載置された回収物の貯蔵タンク
と、車両用エンジンの一部シリンダーに対する燃料供給
を停止する燃料停止手段と、該燃料停止手段によって燃
料供給が停止される一部シリンダーの排気通路から分岐
して前記貯蔵タンクに接続された空気通路とを備えてな
る吸引圧送車であって、前記空気通路は中途部にエジェ
クターが配設されてエジェクターの出口に接続された圧
送通路と吸引口に接続された吸引通路とに分岐されてな
り、該圧送通路と吸引通路にはそれぞれ遮断弁が設けら
れてなることを特徴とするエンジンを利用した吸引圧送
車であり、請求項2に係る発明は、前記吸引通路に直列
又は並列に吸引用ブロワーが接続されてなることを特徴
とする請求項1記載のエンジンを利用した吸引圧送車で
ある。これらの発明により、上記課題を悉く解決するこ
とに成功した。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る吸引圧送車の
好適な実施形態について図面に基づき説明する。図1は
本発明に係る吸引圧送車のシステム構成図である。図示
例において、(1)は吸引圧送車に搭載されたV型のデ
ィーゼルエンジンであり、複数のシリンダー(図示例で
は#1,2,3,4)から構成される左バンク(2)
と、同じく複数のシリンダー(図示例では#5,6,
7,8)から構成される右バンク(3)とから構成さ
れ、両バンク(2)、(3)に接続された排気通路
(4)、(5)はマフラー(6)の部分で合流してい
る。また、排気通路(4)、(5)の中途部には、それ
ぞれ排気ブレーキ弁(6)、(7)が開閉自在に配設さ
れている。尚、図示例では8気筒エンジンを示したが、
本発明において車両に搭載されるエンジン(1)は多気
筒エンジンであれば4気筒エンジン、6気筒エンジンな
どであってもよく限定されない。
【0007】エンジン(1)の左右バンクのうち、一方
のバンク(図示例では右バンク)のシリンダー(#5,
6,7,8)は常に普通のエンジンとしての機能を発揮
するように構成され、他方のバンク(図示例では左バン
ク)のシリンダー(#1,2,3,4)は燃料供給停止
機構(図示せず)が備えられてシリンダーへの燃料供給
を停止することが可能なように構成されている。従っ
て、左バンクのシリンダー(#1,2,3,4)への燃
料供給が停止されたときには、左バンクのシリンダーは
右バンクのシリンダー(#5,6,7,8)を駆動源と
して駆動され、吸気通路(図示せず)から吸い込んだ空
気を排気通路(4)へと圧送するコンプレッサーとして
作用する。
【0008】排気通路(4)は中途部において、マフラ
ー(6)へと通じる第1通路(41)と、フィルター
(10)へと通じる第2通路(42)とに分岐されてお
り、第1通路(41)及び第2通路(42)には、それ
ぞれ第1遮断弁(8)及び第2遮断弁(9)が設けられ
ている。
【0009】第2通路(42)はフィルター(10)を
介してエジェクター(11)の入口に接続されており、
エジェクター(11)の出口には圧送通路(12)が、
吸引口には吸引通路(13)がそれぞれ接続されてい
る。そして、圧送通路(12)及び吸引通路(13)の
中途部にはそれぞれ遮断弁(14)、(16)が介装さ
れており、両通路(12)、(13)は合流されて貯蔵
タンク(15)と接続されている。尚、圧送通路(1
2)は吸引通路(13)と合流する前に分岐されてお
り、吸引通路(13)と合流していない方の通路は遮断
弁(17)を介してサイレンサー(図示せず)と連通さ
れた後、大気中に開放されている。尚、図中(18)は
ブレーカーである。
【0010】以下、上記構成を有するシステムの作用を
説明する。先ず、車両走行時においては、エンジン
(1)の全てのシリンダー(#1〜#8)に対して燃料
が供給され、通常の高出力のエンジン駆動がなされる。
この状態においては、遮断弁(9)は閉じて遮断弁
(8)は開いており、左バンク(2)に接続された排気
通路(4)に排出される排気ガスは全てマフラー(6)
へと供給される。
【0011】次に、停車して粉体ダストや汚泥、産業廃
棄物等の回収処理を行う場合には、先ずエンジン(1)
の片側のシリンダー(#1〜#4)に対する燃料供給を
停止し、もう片側のシリンダー(#5〜#8)の出力回
転によって燃料供給が停止されたシリンダー(#1〜#
4)を駆動する。すると、燃料供給が停止されたシリン
ダー(#1〜#4)は、吸気弁を介してシリンダー内に
吸い込んだ空気をそのまま排気工程で排気弁を経て排気
通路(4)へと押し出すこととなり、コンプレッサーと
同様の作用をする。
【0012】このとき、第1遮断弁(8)を閉状態と
し、第2遮断弁(9)を開状態とすると、排気通路
(4)へと押し出された圧縮空気は全てフィルター(1
0)の方へと流れる。また同時に、吸引通路(13)の
遮断弁(16)を開状態とし、圧送通路(12)の遮断
弁(14)を閉状態、遮断弁(17)を開状態としてお
くことにより、フィルター(10)を通過した圧縮空気
は圧送通路(12)を通過してサイレンサーへと流れ、
この空気の流れに伴ってベンチュリー効果によりエジェ
クター(11)の吸引口と接続された吸引通路(13)
に吸引作用が生じて、貯蔵タンク(15)内が負圧状態
となり、ホース(19)から粉体ダストや汚泥、産業廃
棄物等を吸引して貯蔵タンク(15)内に回収すること
が可能となる。
【0013】最後に、貯蔵タンク(15)内の回収物を
排出するときの作用について説明する。貯蔵タンク(1
5)内の回収物を排出するときは、停車状態にて、エン
ジン(1)の片側のシリンダー(#1〜#4)に対する
燃料供給を停止し、もう片側のシリンダー(#5〜#
8)の出力回転によって燃料供給が停止されたシリンダ
ー(#1〜#4)を駆動する。すると、燃料供給が停止
されたシリンダー(#1〜#4)は、吸気弁を介してシ
リンダー内に吸い込んだ空気をそのまま排気工程で排気
弁を経て排気通路(4)へと押し出すこととなり、コン
プレッサーと同様の作用をする。
【0014】このとき、第1遮断弁(8)を閉状態と
し、第2遮断弁(9)を開状態とすると、排気通路
(4)へと押し出された圧縮空気は全てフィルター(1
0)の方へと流れる。そして同時に、吸引通路(13)
の遮断弁(16)を閉状態とし、圧送通路(12)の遮
断弁(14)を開状態、遮断弁(17)を閉状態とする
ことにより、フィルター(10)を通過した圧縮空気は
圧送通路(12)を通って直接貯蔵タンク(15)へと
送られ、貯蔵タンク(15)内の回収物をホース(1
9)から外部へと排出することが可能となる。
【0015】上記した如く本発明によれば、車両搭載エ
ンジンの一部シリンダーが吸引ポンプと圧送ポンプの両
方の作用を果たすことができるため、吸引・圧送用のポ
ンプを全く設けずとも被回収物の回収及び排出を行うこ
とができる。
【0016】尚、上記構成において吸引力が不足する場
合には、吸引通路(13)に吸引用ブロワーを接続する
構成としてもよい。図2は吸引通路(13)に対して並
列に吸引用ブロワー(20)を接続した例であり、図3
は吸引通路(13)に対して直列に吸引用ブロワー(2
0)を接続した例である。このように、吸引通路(1
3)に対して直列又は並列に吸引用ブロワー(20)を
接続する構成とし、上記したエンジンの吸引力を吸引用
ブロワー(20)の補助として使用するようにすると、
小さな吸引用ブロワー(20)しか搭載せずとも強い吸
引力を持つ吸引圧送車を得ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明は、車両本体に載置された回収物の貯蔵タンクと、車
両用エンジンの一部シリンダーに対する燃料供給を停止
する燃料停止手段と、該燃料停止手段によって燃料供給
が停止される一部シリンダーの排気通路から分岐して前
記貯蔵タンクに接続された空気通路とを備えてなる吸引
圧送車であって、前記空気通路は中途部にエジェクター
が配設されてエジェクターの出口に接続された圧送通路
と吸引口に接続された吸引通路とに分岐されてなり、該
圧送通路と吸引通路にはそれぞれ遮断弁が設けられてな
ることを特徴とするエンジンを利用した吸引圧送車であ
るから、以下に述べる効果を奏する。すなわち、エンジ
ンの一部を吸引・圧送ポンプとして使用することが可能
であるため、車両上の吸引・圧送に係る搭載装置を軽量
化・小型化することができ、従って貯蔵タンク容量を増
やすことが可能で一度に大量の回収・運搬処理を行うこ
とができる吸引圧送車を得ることができる。
【0018】請求項2に係る発明は、前記吸引通路に直
列又は並列に吸引用ブロワーが接続されてなることを特
徴とする請求項1記載のエンジンを利用した吸引圧送車
であるから、エンジンの吸引力を吸引用ブロワーの補助
として使用することにより、小さな吸引用ブロワーの搭
載で強い吸引力を持つ吸引圧送車を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吸引圧送車のシステム構成図であ
る。
【図2】本発明に係る吸引圧送車のシステム構成図の変
更例である。
【図3】本発明に係る吸引圧送車のシステム構成図の変
更例である。
【符号の説明】
1 エンジン 4 排気通路 11 エジェクター 12 圧送通路 13 吸引通路 14 遮断弁(圧送通路) 15 貯蔵タンク 16 遮断弁(吸引通路) 20 吸引用ブロワー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両本体に載置された回収物の貯蔵タン
    クと、車両用エンジンの一部シリンダーに対する燃料供
    給を停止する燃料停止手段と、該燃料停止手段によって
    燃料供給が停止される一部シリンダーの排気通路から分
    岐して前記貯蔵タンクに接続された空気通路とを備えて
    なる吸引圧送車であって、前記空気通路は中途部にエジ
    ェクターが配設されてエジェクターの出口に接続された
    圧送通路と吸引口に接続された吸引通路とに分岐されて
    なり、該圧送通路と吸引通路にはそれぞれ遮断弁が設け
    られてなることを特徴とするエンジンを利用した吸引圧
    送車。
  2. 【請求項2】 前記吸引通路に直列又は並列に吸引用ブ
    ロワーが接続されてなることを特徴とする請求項1記載
    のエンジンを利用した吸引圧送車。
JP8270998A 1998-03-13 1998-03-13 エンジンを利用した吸引圧送車 Pending JPH11255016A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100481634B1 (ko) * 2000-10-30 2005-04-08 가네마쓰 엔지니어링 가부시키가이샤 수저의 오니 회수방법 및 수저의 오니 회수장치

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