JPH11255491A - ピッキングフォークリフト - Google Patents

ピッキングフォークリフト

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Publication number
JPH11255491A
JPH11255491A JP5674198A JP5674198A JPH11255491A JP H11255491 A JPH11255491 A JP H11255491A JP 5674198 A JP5674198 A JP 5674198A JP 5674198 A JP5674198 A JP 5674198A JP H11255491 A JPH11255491 A JP H11255491A
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JP
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driver
seat
luggage storage
luggage
storage unit
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Application number
JP5674198A
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English (en)
Inventor
Takafumi Tsunoda
啓文 角田
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機台の後部に設けられた機能部品室の上側に
荷物が載置された状態で運転席が下降されても、前記荷
物が荷物置き部で押し潰されるのを防止する。 【解決手段】 機台2の後部にその上側が物を載置可能
な形状に形成された機能部品室8が設けられている。運
転席7の後部に立設された支持部7aの上端に、荷物置
き部28が回動可能に支持されている。荷物置き部28は支
持部7aに突設された支軸30に回動可能に支持されてい
る。荷物置き部28は支持部7aに突設された規制部31に
下面が当接して下方への回動が規制され、上面がほぼ水
平で機能部品室8と対向する状態に保持されている。荷
物置き部28が機能部品室8の上に載置された荷物と係合
する状態で運転席7が下降されると、荷物置き部28が上
側に回動されて荷物等に過大な力が加わるのが抑制され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はピッキングフォーク
リフトに係り、詳しくはフォーク及び運転席の双方が独
立して昇降可能に構成されるとともに、機台の後部に機
能部品室が設けられたピッキングフォークリフトに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フォークの昇降による荷役作業
と、昇降可能に構成された運転席とともに運転者が昇降
して高い位置にある棚とフォークリフトとの間で荷の移
動を行うピッキング作業とが可能なピッキングフォーク
リフトがある。この種のピッキングフォークリフトとし
て特開平5−229787号公報に開示されたものは、
機台の前部にフォークが設けられ、機台の後部に運転席
が設けられている。そして、フォーク及び運転席はそれ
ぞれ対応するマスト装置によって独立して昇降可能に構
成されている。このピッキングフォークリフトでは運転
席の前側に荷物置き部が設けられている。しかし、運転
席の前側には種々の操作レバーや車両の操舵を行うステ
アリングが設けられているため、広い荷物置き部を確保
するのは難しい。
【0003】そこで、本願出願人は機台に対してフォー
ク及び運転席の双方が独立して昇降可能に構成されると
ともに、前記フォークが機台の前部に設けられ、機台の
後部に機能部品室が設けられたピッキングフォークリフ
トを提案した。このピッキングフォークリフトにおいて
は、運転席の後部に運転席と一体的に昇降する荷物置き
部が設けられている。従って、このピッキングフォーク
リフトでは荷物置き部の幅を車両の幅一杯に設けること
が可能になり、広い荷物置き部を確保することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記機台の後部に機能
部品室が設けられたピッキングフォークリフトは、運転
席が最下降位置に配置された状態では、運転席の後部に
設けられて運転席と一体的に昇降する荷物置き部が、機
能部品室の上側と若干の隙間がある状態となる。しか
し、運転席が上昇したときは機能部品室の上方に大きな
空間ができる。そして、機能部品室の上側が平らなた
め、運転者以外の者が誤って機能部品室の上側に荷物を
一時的に載置する虞がある。この状態で運転席が最下降
位置まで降下すると、機能部品室の上側に載置された荷
物が荷物置き部に押し潰されて破損したり、あるいは荷
物置き部が破損する虞がある。
【0005】また、ピッキングフォークリフトは一般に
小型のため、運転席にピッキング用の荷物以外の物を置
くスペースを確保するのが難しく、運転者の作業具や私
物を置くスペースの確保も難しい。しかし、前記機台の
後部に機能部品室が設けられたピッキングフォークリフ
トでは、運転席と一体的に昇降する荷物置き部の下方
と、機能部品室の上方との間に載置部を設けて、運転者
の作業具や私物を置くスペースとしての利用が可能にな
る。この場合、運転者以外の者が運転席の上昇中に載置
部上に大きな荷物を載置する虞が大きくなり、運転席の
下降時にその荷物が荷物置き部に押し潰される虞があ
る。
【0006】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は機台の後部に設けられた機能部
品室の上側に荷物が載置された状態で、運転者が知らず
に運転席の下降を開始しても、機能部品室の上側に載置
された荷物が破損するのを防止することができるピッキ
ングフォークリフトを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、機台に対してフォーク
及び運転席の双方が独立して昇降可能に構成されるとと
もに、前記フォークが機台の前部に設けられ、機台の後
部に上側が物を載置可能な形状に形成された機能部品室
が設けられたピッキングフォークリフトにおいて、前記
運転席の後部に設けられた支持部には運転席と一体的に
昇降する荷物置き部を、前記機能部品室の上部と対向す
るように配設し、かつ荷物置き部の下端に対して上方へ
の力が作用したときに、少なくとも力を受けた荷物置き
部の下端が運転席に対して上側へ相対移動可能に荷物置
き部を構成した。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記荷物置き部は前記運転席の後部
に立設された支持部の上部に、基端側において回動可能
に、かつ荷物置き部の上面がほぼ水平となる位置より下
方への回動が規制された状態に支持されている。
【0009】請求項3に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記荷物置き部は前記支持部の上部
に対して昇降可能に支承され、かつ前記支持部から突設
された吊下部に弾性手段を介して吊下されている。
【0010】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の発明において、前記吊下部は前記支持部の上部と平
行に延びるように設けられた支柱を備え、前記弾性手段
は前記支柱の上部に上端が固定されるとともに下端が荷
物置き部から突設されたブラケットに固定されているば
ねで形成されている。
【0011】請求項5に記載の発明では、請求項1〜請
求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記機能
部品室の上側に載置部を設け、前記荷物置き部を前記運
転席が最下降位置に配置されたときに該荷物置き部の下
端と前記載置部との間に所定の距離を有する状態で配設
し、前記荷物置き部に前記運転席が最下降位置に配置さ
れた状態において前記載置部の上に載置された荷物と係
合して、該荷物のピッキングフォークリフトの後方への
移動を規制する落下防止部材を設けた。
【0012】従って、請求項1に記載の発明では、運転
席が機台に対して昇降されると、運転席の後部に設けら
れた支持部に支持された荷物置き部が運転席とともに昇
降する。荷物置き部の下端に対して上方への力が作用し
たときに、少なくとも力を受けた荷物置き部の下端が運
転席に対して上側へ相対移動する。従って、運転席とと
もに荷物置き部が上昇している間に機能部品室の上に荷
物が載置された状態で、運転席とともに荷物置き部が下
降すると、下降途中において荷物置き部が前記荷物と係
合する。その状態で更に運転席が下降を続けると、荷物
置き部が運転席に対して上側に相対移動して荷物に過大
な力が加わるのが抑制される。
【0013】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記荷物置き部は、運転席の後部に
立設された支持部の上部に、通常はその上面がほぼ水平
となる状態で保持されている。そして、上昇位置から下
降する際に、荷物置き部が荷物等に係合した状態でさら
に運転席が下降を継続すると、荷物置き部が上側に回動
されて荷物等に過大な力が加わるのが抑制される。
【0014】請求項3に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記荷物置き部は前記支持部の上部
に対して昇降可能に支承されている。そして、上昇位置
から下降する際に、荷物置き部が荷物等に係合した状態
でさらに運転席が下降を継続すると、荷物置き部を吊下
している弾性手段が縮んで荷物置き部は運転席に対して
相対的に上側に移動し、荷物等に過大な力が加わるのが
抑制される。
【0015】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載の発明において、荷物置き部は支持部の上部と平行に
延びるように設けられた支柱に上端が固定されたばねを
介して吊下されている。そして、上昇位置から下降する
際に、荷物置き部が荷物等に係合した状態でさらに運転
席が下降を継続すると、ばねが縮んで荷物置き部は運転
席に対して相対的に上側に移動し、荷物等に過大な力が
加わるのが抑制される。
【0016】請求項5に記載の発明では、請求項1〜請
求項4のいずれか一項に記載の発明において、運転席の
後部に運転席と一体的に設けられた荷物置き部の下端
は、運転席が最下降位置に配置されたときに、載置部と
の間に所定の距離を有する状態に配置される。そして、
前記載置部と荷物置き部との間に荷物(物)を収容する
スペースが設けられる。運転席が最下降位置に配置され
た状態では、落下防止手段が載置部の上に載置された荷
物と係合して、該荷物がピッキングフォークリフトの後
方へ移動するのを規制する。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明を具体化した第1の実施の形態を図1〜図5に従って
説明する。図3及び図4に示すように、ピッキングフォ
ークリフト1の機台2は2個の前輪3と1個の後輪4と
を備えている。機台2の前部に左右一対のマスト5が立
設されており、マスト5にはフォーク6及び運転席7が
それぞれ独立して昇降可能に装備されている。機台2の
後部には機能部品室8が設けられている。機能部品室8
内には後輪4を駆動するためのドライブユニットやバッ
テリ(いずれも図示せず)等が収容されている。
【0018】図5に示すように、左右一対のマスト5に
は、その内側面(対向する面)にそれぞれ内側に向かっ
て開口した溝5aがマスト5の長手方向に沿って形成さ
れ、外側面に凸条5bがマスト5の長手方向に沿って形
成されている。両マスト5は各マスト5の後端面に固着
されたビーム9により相互に連結されている。ビーム9
の前側にはフォーク用リフトシリンダ10が、ビーム9
の後側には運転席用リフトシリンダ11がそれぞれ前後
方向に並んだ状態で配設されている。
【0019】フォーク6が固定されたリフトブラケット
12はその後部に突設された左右一対のアーム13に、
前記溝5a内を転動するベアリング14が装備されてい
る。フォーク用リフトシリンダ10のピストンロッドの
先端にはチェーンプーリ15が取り付けられている。チ
ェーンプーリ15には、第1端部がリフトブラケット1
2に連結され、第2端部がビーム9に連結されたチェー
ン16が巻き掛けられている。そして、フォーク用リフ
トシリンダ10の作動により、リフトブラケット12が
フォーク6とともにマスト5に沿って昇降するようにな
っている。
【0020】運転席7の前部には、両マスト5の外側と
対応する位置にブラケット17がそれぞれ突設され、各
ブラケット17にはマスト5の凸条5bを挟持するそれ
ぞれ上下二組のベアリング18が設けられている。運転
席用リフトシリンダ11のピストンロッドの先端には左
右一対のチェーンプーリ19が支軸19aを介して支持
されている。各チェーンプーリ19には、第1端部が運
転席7の前部に連結され、第2端部がビーム9に連結さ
れたチェーン20が巻き掛けられている。そして、運転
席用リフトシリンダ11の作動により、運転席7がマス
ト5に沿って昇降するようになっている。
【0021】図1及び図5に示すように、運転席7の前
部には、ステアリング21、運転席昇降レバー22、荷
役レバー23及び走行レバー24を備えたインストルメ
ントパネル25が設けられている。各レバー22〜24
はそれぞれ独立して操作可能に構成されている。ステア
リング21は伸縮自在なロッド26(図3及び図4に図
示)を介して機台2に配設された操舵量伝達系統(図示
せず)に接続されている。従って、ロッド26が運転席
7の昇降に伴って伸縮することにより、運転席7の高さ
に拘わらず、ステアリング21の操舵量を機台2の操舵
量伝達系統に伝達するようになっている。なお、運転席
7の左右両側部は、それぞれ運転者が通るのに十分なス
ペースが確保された乗降口27として開放されており、
運転者が左右どちらからでも運転席7に対して乗り降り
できる。
【0022】図1、図3及び図4に示すように、機能部
品室8の上側は物を載置可能な形状に形成されている。
この実施の形態では水平な平面に加工されている。運転
席7の後部には、運転席7と一体的に昇降する荷物置き
部28が設けられている。荷物置き部28は機能部品室
8の上面8aと対向するように形成されている。
【0023】図1、図3及び図4に示すように、荷物置
き部28は運転席7の後部に立設された支持部7aの上
端に、基端側において回動可能に支持されている。荷物
置き部28は水平に配設された天板28aと、天板28
aの両側及び後端に沿って下方に突設されたリブ28b
とを備えている。荷物置き部28の基端には左右両側に
リブ28bを延長して形成された支持片29が突設され
ている。図2に示すように、支持片29には孔29aが
形成されるとともに、その孔29aに軸受メタル(図示
せず)が嵌合されている。そして、荷物置き部28は支
持部7aに突設された支軸30に軸受メタルが嵌合する
ことにより、支持部7aに回動可能に支持されている。
【0024】また、支持部7aには荷物置き部28の上
面がほぼ水平となる状態で荷物置き部28の下端と当接
してその下方への回動を規制する規制部31が突設され
ている。この実施の形態では規制部31は支持部7aに
例えば溶接で固着されたピンで形成されている。即ち、
荷物置き部28は運転席7の後部に立設された支持部7
aの上部に、基端側において回動可能に、かつ荷物置き
部28の上面がほぼ水平となる位置より下方への回動が
規制された状態に支持されている。従って、荷物置き部
28は荷物置き部28の下端に対して上方への力が作用
したときに、荷物置き部28の下端が運転席7に対して
上側へ相対移動可能に構成されている。なお、荷物置き
部28の前側を除いた周縁には、柵32が設けられてい
る。
【0025】次に前記のように構成されたピッキングフ
ォークリフト1の作用を説明する。運転者は運転席7の
左右両側に形成された乗降口27の一方から運転席7に
乗り込み、インストルメントパネル25に装備されたス
テアリング21、運転席昇降レバー22、荷役レバー2
3及び走行レバー24を操作する。走行レバー24の操
作に従ってピッキングフォークリフト1が走行する。運
転席昇降レバー22の操作に従って運転席用リフトシリ
ンダ11が作動され、運転席7が昇降される。荷役レバ
ー23の操作に従ってフォーク用リフトシリンダ10が
作動され、フォーク6が昇降される。
【0026】ピッキング作業を行う場合、フォーク6あ
るいは荷物置き部28にピッキング用の荷物を載せて、
荷物の積み卸し作業を必要とする所定の高さまで運転席
7を昇降させる。そして、所定の位置に運転席7を保持
した状態で、運転者が荷物のピッキング作業を行う。
【0027】運転席7の上昇中に機能部品室8の上面8
aに物(荷物)が載置された状態で、運転席昇降レバー
22が下降操作されると運転席7が下降を開始する。下
降途中で荷物置き部28が機能部品室8の上面8aに載
置された物と係合する。その状態で更に運転席7が下降
を続けると荷物置き部28が支軸30を中心に上側に回
動され、荷物置き部28が運転席7に対して上側に相対
移動される。従って、機能部品室8の上面8aに載置さ
れた物が、荷物置き部28に押し潰されて破損するのが
回避される。
【0028】この実施の形態では以下のような効果を得
ることができる。 (1) 荷物置き部28が下降途中で機能部品室8の上
側(上面8a)に載置された荷物と係合した状態で、運
転席7が下降を継続すると、荷物置き部28が運転席7
に対して上側に相対移動される。従って、機能部品室8
の上側に荷物が載置されているのを知らずに運転者が運
転席7を下降させても、荷物置き部28によって荷物が
押し潰されて破損するのを回避できる。
【0029】(2) 荷物置き部28は支持部7aに突
設された支軸30にその基端側が回動可能に支持され、
かつ荷物置き部28の上面がほぼ水平となる位置より下
方への回動が規制された状態に配設されている。従っ
て、荷物置き部28の下端を運転席7に対して上側へ相
対移動可能にする構成が、荷物置き部28を上側へ平行
移動させる構成に比較して簡単になる。
【0030】(3) 荷物置き部28の上面がほぼ水平
となる位置より下方への回動を規制する規制部31とし
て、支持部7aに突設されたピンが使用されているた
め、規制部の構造が簡単になる。
【0031】(4) 荷物置き部28が軸受メタルを介
して支軸30に支持されているため、簡単な構造で回動
抵抗が小さくなる。 (第2の実施の形態)次に第2の実施の形態を図6及び
図7に従って説明する。この実施の形態では荷物置き部
28の下端に対して上方への力が作用したときに、荷物
置き部28の下端を運転席7に対して上側へ相対移動可
能にする構成と、機能部品室8の上側を積極的に荷物の
載置部とした点とが前記実施の形態と異なっている。前
記実施の形態と同一部分は同一符号を付して詳しい説明
を省略する。
【0032】荷物置き部28は支持部7aの上部に対し
て昇降可能に支承され、かつ支持部7aから突設された
吊下部33に弾性手段34を介して吊下されている。荷
物置き部28は、支持部7aの上部に上下方向に摺動可
能に嵌合される嵌合部28cが、天板28a及びリブ2
8bに対して直交する状態で下方に垂直に延びるように
溶接により固着されている。吊下部33は支持部7aの
上部と平行に延びるように支持部7aの後側の上部左右
両側に設けられた支柱35を備え、支柱35は支持部7
aに突設された突部7bに下端が固着されている。嵌合
部28cの下部左右両側には一対のブラケット36が突
設され、ブラケット36には支柱35が貫通する孔が形
成されている。支柱35は前記孔を貫通する状態で配設
され、その上端にフランジ35aが形成されている。弾
性手段34にはコイルばねが使用され、コイルばねは支
柱35に挿通された状態で配置され、その上端が支柱3
5の上部(この実施の形態ではフランジ35a)に固定
され、下端がブラケット36に固定されている。即ち、
荷物置き部28は支柱35に弾性手段34を介して吊下
されている。
【0033】この実施の形態では機能部品室8の上面8
aが載置部37を構成する。機能部品室8の上方を荷
物、特に運転者の作業具や私物を載置する載置部として
利用するため、運転席7が最下降位置に配置されたとき
に、荷物置き部28の下端と、機能部品室8の上面8a
との間に所定の距離を有するように、支柱35の長さ及
び弾性手段34のばね定数が設定されている。
【0034】この実施の形態では運転席7の上昇中に、
載置部37上に前記所定の距離より高い荷物が他の作業
者によって載置された状態で、運転席7が下降される
と、下降途中で荷物置き部28の下端が荷物と係合す
る。その状態で更に運転席7が下降を続けると、荷物置
き部28が支持部7aに沿って上昇され、荷物置き部2
8が運転席7に対して上側に相対移動される。荷物置き
部28は上側に平行移動される。従って、機能部品室8
の上面8a(載置部37)に載置された物が、荷物置き
部28に押し潰されて破損するのが回避される。
【0035】従って、この実施の形態では前記実施の形
態の(1)の効果の他に次の効果が得られる。 (5) 荷物置き部28が上方に平行移動されるため、
荷物置き部28が運転席7に対して相対移動するときに
も荷物置き部28の上面が水平に保持され、荷物置き部
28上に載置されている荷物の安定性が向上する。
【0036】(6) 荷物置き部28が弾性手段34を
介して吊下されているため、ピッキングフォークリフト
1の走行中の振動が弾性手段34により緩和され、荷物
置き部28上に載置された荷物の安定性が向上する。
【0037】(7) 荷物置き部28が弾性手段34を
介して吊下されているため、荷物置き部28が単に支持
部7aに摺動可能に支承された構成に比較して、荷物置
き部28を運転席7に対して上側に相対移動させるのに
必要な力が小さくなる。従って、荷物置き部28が載置
部37上の荷物と係合した状態で運転席7が下降すると
きに、荷物に加わる力が小さくなり、荷物がより損傷し
難くなる。
【0038】(8) 機能部品室8の上側を載置部に利
用できるため、運転席7のスペースを狭くせずに、かつ
ピッキングフォークリフト1を大型化せずに運転者の作
業具や私物を載置する場所を確保できる。
【0039】なお、実施の形態は前記に限定されるもの
ではなく、例えば、次のように具体化してもよい。 ○ 第2の実施の形態のように機能部品室8の上側を荷
物の載置部37として利用する構成のピッキングフォー
クリフト1で、運転席7が最下降位置に配置された状態
において、載置部37の上に載置された荷物と係合し
て、該荷物のピッキングフォークリフト1の後方への移
動を規制する落下防止部材を荷物置き部28に設ける。
例えば、図8に示すように、落下防止部材として板材を
ほぼU字状に屈曲形成したバー38を荷物置き部28に
回動可能、かつバー38の基端が荷物置き部28(天板
28a)の下面と係合して斜め下方に向かって所定の角
度で延びるように装備する。この場合、運転席7が最下
降位置に配置された状態では、バー38の先端側の係止
部38aが載置部37の後部上面と当接した状態に配置
される。従って、載置部37上に載置された荷物がピッ
キングフォークリフト1の後方へ移動すると、係止部3
8aと係合してその移動が規制され、荷物が載置部37
から落下するのが防止される。
【0040】○ 第2の実施の形態において、弾性手段
34を構成するばねとして、コイルばねに代えて、板バ
ネを使用してもよい。板ばねを使用するときは、板ばね
を湾曲させるとともに、第1端部をフランジ35aに固
着し、第2端部をブラケット36又は嵌合部28cの下
部に固着する。
【0041】○ 第2の実施の形態のように支持部7a
に突設した支柱35と、嵌合部28cに突設されたブラ
ケット36との間に配置されるばねを介して荷物置き部
28を吊下する構成において、ブラケット36より上側
に突出する支柱35の長さを調整可能に構成する。例え
ば、支柱35の下端に雄ねじ部を形成し、支持部7aに
突設された突部7bに形成された雌ねじ部に雄ねじ部を
螺合する構成とする。即ち、支持部7aに突設されたナ
ット部に支柱35の下部が螺合された構成とする。この
場合、支柱35のブラケット36より上側に突出する長
さを調整することにより、運転席7が最下降位置に配置
された状態における荷物置き部28の下端と、機能部品
室8の上面8aとの距離を調整できる。また、運転席の
下降途中において、荷物置き部28が機能部品室8の上
面8aに載置された荷物と係合した後、荷物置き部28
が運転席の下降に伴って上側に相対移動するときに、荷
物に加わる力を調整できる。
【0042】○ 第2の実施の形態のように荷物置き部
28が支持部7aに嵌合部28cを介して上下方向に摺
動可能に支承された構成において、機能部品室8の上側
を荷物の載置部37として利用しない構成としてもよ
い。即ち、運転席7が最下降位置に配置された状態にお
いて、荷物置き部28の下端と機能部品室8の上面8a
との距離を小さく、例えば数cm程度にする。
【0043】○ 第1の実施の形態で荷物置き部28を
水平状態と、それより上側へ回動可能に支持する構成と
して、支持片29の孔29aの外側にほぼ90°の中心
角を有する円弧状の長孔を形成し、それに係合するピン
を支持部7aから突設してもよい。
【0044】○ 荷物置き部28の本体(例えば、天板
28a)を支持部7aに対して移動不能に形成し、荷物
置き部28の本体の下面にスポンジ又は発泡樹脂(以
下、スポンジ等)を厚く貼付する。スポンジ等の厚さ
は、第2の実施の形態において荷物置き部28が運転席
7に対して相対移動可能な最大距離と同等な縮み量を確
保できる厚さが好ましい。この場合、スポンジ等を含め
た全体を荷物置き部28とみなす。即ち、荷物置き部2
8の下端はスポンジ等で形成されている。従って、運転
席7の下降途中でスポンジ等が機能部品室8の上面8a
に載置された荷物と係合した後、さらに運転席7が下降
を継続すると、スポンジ等が縮み、荷物と係合した部分
の荷物置き部28の下端が運転席7に対して上側に相対
移動する。そして、荷物の破損が回避される。荷物置き
部28の下端を運転席7に対して上側へ相対移動可能に
する構成が、荷物置き部28を上側へ平行移動させる構
成に比較して簡単になる。
【0045】○ 荷物置き部28を支持部7aに対して
摺動可能に支承する構成において、支持部を吊下部33
及び弾性手段を介して吊下する構成に代えて、単に嵌合
部28cにおいて支持部7aに摺動可能に支持されると
ともに、所定位置で下降が規制された構成としてもよ
い。また、支持部7aと嵌合部28cとの間に、嵌合部
28cを上側に付勢する付勢手段を設けてもよい。
【0046】○ 荷物置き部28の運転席7に対する上
側への相対移動を検知する検知手段を設け、該検知手段
の検知信号に基づいて報知手段を作動させる構成として
もよい。報知手段としては警報ブザー、警報ランプ等が
ある。報知手段の作動は間欠的、即ち警報ブザーが断続
的に鳴ったり、警報ランプが点滅する構成であってもよ
い。この場合、運転者の注意を喚起するのに役立つ。そ
して、運転者は報知手段が作動したときは、運転席昇降
レバー22を操作して運転席7の下降を一時停止させ、
状況を確認してから適切な処置をとることができる。
【0047】○ 荷物置き部28の運転席7に対する上
側への相対移動を検知する検知手段を設け、該検知手段
の検知信号に基づいて運転席用リフトシリンダ11の下
降作動を停止させる停止手段を設けてもよい。検知手段
としてはリミットスイッチ、光スイッチ、近接スイッチ
等が使用される。停止手段は、例えば、運転席用リフト
シリンダ11のボトム室を油圧タンクと連通させる戻り
管路の途中に設けられたノーマルオープンタイプの電磁
弁と、電磁弁の励消磁を制御する駆動回路を備えてい
る。電磁弁は常には開状態に保持され、前記検知手段の
検知信号に基づいて閉状態に切り替えられる。従って、
運転席7の下降中に荷物置き部28が運転席7に対して
上側に相対移動されると、運転席の下降が停止される。
この場合、載置部37上に載置された荷物の高さが、荷
物置き部28が運転席7に対して相対移動可能な距離よ
り大きな場合に、特に有効となる。
【0048】○ バー38の少なくとも先端側(係止部
38a側)に、ネットを設けてもよい。ネットは載置部
37上に載置された荷物と係合したときにその形状に沿
って変形可能に取り付けられている。ネットは伸縮性を
有する材料で形成されたものが好ましい。この場合、運
転席7が最下降位置に配置されたときに、ネットが載置
部37上の荷物と係合する状態となる。従って、載置部
37上に高さの異なる複数の荷物を載置したり、荷物を
重ねた状態で載置したときにも、ピッキングフォークリ
フト1の前進移動時に荷物が載置部37上から落下する
のを防止できる。
【0049】前記各実施の形態から把握できる請求項記
載以外の技術的思想(発明)について、以下にその効果
とともに記載する。 (1) 請求項1に記載の発明において、荷物置き部の
本体を支持部に対して移動不能に形成し、荷物置き部の
本体の下面にスポンジ等を厚く貼付する。この場合、運
転席の下降途中でスポンジ等が機能部品室の上面に載置
された荷物と係合した後、さらに運転席が下降を継続し
ても、荷物と係合した部分の荷物置き部の下端が運転席
に対して上側に相対移動して、荷物の破損が回避され
る。また、荷物置き部の下端を運転席に対して上側へ相
対移動可能にする構成が、荷物置き部を上側へ平行移動
させる構成に比較して簡単になる。
【0050】(2) 請求項1〜請求項5のいずれか一
項に記載の発明において、前記荷物置き部の運転席に対
する上側への相対移動を検知する検知手段と、報知手段
とを設け、前記検知手段の検知信号に基づいて前記報知
手段を作動させるようにした。この場合、運転者の注意
を喚起するのに役立つ。そして、運転者は報知手段が作
動したときは、運転席の下降を一時停止させ、状況を確
認してから適切な処置をとることができる。
【0051】(3) 請求項4に記載の発明において、
前記支柱は前記ブラケットを貫通して上側に延びるよう
に配設されるとともにその下部に雄ねじ部が形成され、
前記ブラケットより下方において前記支持部に突設され
たナット部に前記雄ねじ部が螺合されている。この場
合、ブラケットより上側に突出する支柱の長さを調整す
ることにより、運転席が最下降位置に配置された状態に
おける荷物置き部の下端と、機能部品室の上面との距離
を調整できる。また、運転席の下降途中において、荷物
置き部が機能部品室の上面に載置された荷物と係合した
後、荷物置き部が運転席の下降に伴って上側に相対移動
するときに、荷物に加わる力を調整できる。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜請求項5
に記載の発明によれば、機台の後部に設けられた機能部
品室の上側に荷物が載置された状態で、運転者が知らず
に運転席の下降を開始しても、機能部品室の上側に載置
された荷物が破損するのを防止することができる。
【0053】請求項2に記載の発明によれば、荷物置き
部の下端を運転席に対して上側へ相対移動可能にする構
成が、荷物置き部を上側へ平行移動させる構成に比較し
て簡単になる。
【0054】請求項3及び請求項4に記載の発明によれ
ば、荷物置き部が運転席に対して相対移動するときにも
荷物置き部の上面が水平に保持され、荷物置き部上に載
置されている荷物の安定性が向上する。また、荷物置き
部が弾性手段を介して吊下されているため、荷物置き部
が単に支持部に摺動可能に支承された構成に比較して、
荷物置き部を運転席に対して上側に相対移動させるのに
必要な力が小さくなり、荷物がより損傷し難くなる。
【0055】請求項5に記載の発明によれば、機能部品
室の上側を載置部に利用できるため、運転席のスペース
を狭くせずに、かつピッキングフォークリフトを大型化
せずに運転者の作業具や私物を載置する場所を確保でき
る。また、運転席が最下降位置に配置された状態では、
落下防止手段が載置部の上に載置された荷物と係合し
て、該荷物がピッキングフォークリフト1の前進走行時
に載置部から落下するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態のピッキングフォークリフ
トの概略斜視図。
【図2】 荷物置き部の支持状態を示す概略断面図。
【図3】 ピッキングフォークリフトの概略側面図。
【図4】 同じく運転席が最下降位置に配置された状態
の概略側面図。
【図5】 ピッキングフォークリフトの概略部分平面
図。
【図6】 第2の実施の形態の荷物置き部の概略側面
図。
【図7】 同じく部分概略斜視図。
【図8】 別の実施の形態の部分概略斜視図。
【符号の説明】
1…ピッキングフォークリフト、2…機台、6…フォー
ク、7…運転席、7a…支持部、8…機能部品室、8a
…上面、28…荷物置き部、33…吊下部、34…弾性
手段、35…支柱、36…ブラケット、37…載置部、
38…落下防止手段としてのバー。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機台に対してフォーク及び運転席の双方
    が独立して昇降可能に構成されるとともに、前記フォー
    クが機台の前部に設けられ、機台の後部に上側が物を載
    置可能な形状に形成された機能部品室が設けられたピッ
    キングフォークリフトにおいて、 前記運転席の後部に設けられた支持部に運転席と一体的
    に昇降する荷物置き部を、前記機能部品室の上部と対向
    するように配設し、かつ荷物置き部の下端に対して上方
    への力が作用したときに、少なくとも力を受けた荷物置
    き部の下端が運転席に対して上側へ相対移動可能に荷物
    置き部を構成したピッキングフォークリフト。
  2. 【請求項2】 前記荷物置き部は前記運転席の後部に立
    設された支持部の上部に、基端側において回動可能に、
    かつ荷物置き部の上面がほぼ水平となる位置より下方へ
    の回動が規制された状態に支持されている請求項1に記
    載のピッキングフォークリフト。
  3. 【請求項3】 前記荷物置き部は前記支持部の上部に対
    して昇降可能に支承され、かつ前記支持部から突設され
    た吊下部に弾性手段を介して吊下されている請求項1に
    記載のピッキングフォークリフト。
  4. 【請求項4】 前記吊下部は前記支持部の上部と平行に
    延びるように設けられた支柱を備え、前記弾性手段は前
    記支柱の上部に上端が固定されるとともに下端が荷物置
    き部から突設されたブラケットに固定されているばねで
    形成されている請求項3に記載のピッキングフォークリ
    フト。
  5. 【請求項5】 前記機能部品室の上側に載置部を設け、
    前記荷物置き部を前記運転席が最下降位置に配置された
    ときに該荷物置き部の下端と前記載置部との間に所定の
    距離を有する状態で配設し、前記荷物置き部に前記運転
    席が最下降位置に配置された状態において前記載置部の
    上に載置された荷物と係合して、該荷物のピッキングフ
    ォークリフトの後方への移動を規制する落下防止部材を
    設けた請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のピッ
    キングフォークリフト。
JP5674198A 1998-03-09 1998-03-09 ピッキングフォークリフト Pending JPH11255491A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2813546A1 (fr) * 2000-09-07 2002-03-08 Pinguely Haulotte Caisse a outils mobile et adaptee a un travail en hauteur
US8528699B2 (en) * 2007-05-29 2013-09-10 Linde Material Handling Gmbh Fork-lift truck
EP3553019A1 (de) * 2018-04-10 2019-10-16 STILL S.p.A. Flurförderzeug mit einem eine fahrerstandplattform umfassenden fahrerarbeitsplatz

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