JPH1125578A - 互換再生可能なピックアップ調整用光記録媒体およびその調整方法 - Google Patents

互換再生可能なピックアップ調整用光記録媒体およびその調整方法

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JPH1125578A
JPH1125578A JP9179831A JP17983197A JPH1125578A JP H1125578 A JPH1125578 A JP H1125578A JP 9179831 A JP9179831 A JP 9179831A JP 17983197 A JP17983197 A JP 17983197A JP H1125578 A JPH1125578 A JP H1125578A
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JP
Japan
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format
signal recording
density
optical
signal
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JP9179831A
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English (en)
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Hitoshi Terasaki
均 寺崎
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録密度の異なる光ディスクの互換再生を可
能にする光ピックアップの特性をチェックできる光ディ
スクを提供する。 【解決手段】 信号の読取面側の基板表面から同じ位置
に、第1のフォーマットで記録された第1信号記録面5
1と、第2のフォーマットで記録された第2信号記録面
52と、第3のフォーマットで記録された第3信号記録
面53と、第4のフォーマットで記録された第4信号記
録面54を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なるフォーマッ
トで記録された複数の光記録媒体、特に、記録密度の異
なる複数の光記録媒体を互換再生可能な光ピックアップ
を調整するための光記録媒体と、その調整方法に関す
る。。
【0002】
【従来の技術】CD−ROMのように半導体レーザを用
いて情報を読み出す約1.2mmの厚さの光ディスクが
提供されている。この種の光ディスクではピックアップ
用対物レンズにフォーカスサーボ及びトラッキングサー
ボを行うことにより、信号記録面のピット列にレーザビ
ームを照射させ、信号を再生している。また、最近では
CDの2倍密度を持った光ディスクの開発も進んでい
る。
【0003】この2倍密度の光ディスクは、CDのピッ
ト長を短くすることにより、又はトラックピッチを狭く
することにより作製され、DVD程、ピット長が短くな
く、トラックピッチも狭くないため、作製が容易であ
る。そこで、CD−ROMと同じ直径12cmの光ディ
スクに、記録密度がCDの2倍の信号を記録した2倍密
度のCDが注目され、フォーマットされようとしてい
る。
【0004】更に、CDの3倍、4倍の記録密度を持っ
た光ディスクが出現することも予想される。今度、これ
ら4種類の光ディスクの併存が考えられ、4種類の光デ
ィスクを互換再生できる光ピックアップも提案されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】記録密度が異なる複数
の光ディスクが併存する状況下において最も重要なこと
は、光ディスクの再生に用いる光ピックアップがCD、
2倍密度のCD、3倍密度のCD、および4倍密度のC
Dを互換再生できることである。従って、これらの光デ
ィスクを互換再生可能な再生装置の開発、使用に当たっ
ては、その再生装置がCD、2倍密度のCD、3倍密度
のCD、および4倍密度のCDの相互間で互換再生でき
るかを調整する必要がある。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みなされたもので
ある、再生装置、即ち、光ピックアップがCD、2倍密
度のCD、3倍密度のCD、および4倍密度のCDの相
互間で再生できるかをチェックするための光ディスクを
提供するを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の光記録
媒体は、異なるフォーマットで記録された複数の信号記
録面を含む。請求項2に記載の光記録媒体は、請求項1
の構成に加え、複数の信号記録面が同一の方向から再生
可能である。
【0008】請求項3に記載の光記録媒体は、請求項1
の構成に加え、複数の信号記録面が信号の読取面側の基
板表面から実質的に同じ位置に存在する。請求項4に記
載の光記録媒体は、請求項1の構成に加え、複数の信号
記録面が光記録媒体の径方向に分割して形成されてい
る。請求項5に記載の光記録媒体は、請求項2、もしく
は請求項3、もしくは請求項4の構成に加え、複数の信
号記録面が第1のフォーマットで記録された第1信号記
録面と、第2のフォーマットで記録された第2信号記録
面から成る。
【0009】請求項6に記載の光記録媒体は、請求項
2、もしくは請求項3、もしくは請求項4の構成に加
え、複数の信号記録面が第1のフォーマットで記録され
た第1信号記録面と、第2のフォーマットで記録された
第2信号記録面と、第3のフォーマットで記録された第
3信号記録面から成る。請求項7に記載の光記録媒体
は、請求項2、もしくは請求項3、もしくは請求項4の
構成に加え、複数の信号記録面が第1のフォーマットで
記録された第1信号記録面と、第2のフォーマットで記
録された第2信号記録面と第3のフォーマットで記録さ
れた第3信号記録面と、第4のフォーマットで記録され
た第4信号記録面から成る。
【0010】請求項8に記載の光記録媒体は、請求項5
の構成に加え、更に、第1のフォーマットが標準密度フ
ォーマットであり、第2のフォーマットが実質的に2倍
密度のフォーマットである。請求項9に記載の光記録媒
体は、請求項6の構成に加え、更に、第1のフォーマッ
トが標準密度フォーマットであり、第2のフォーマット
が実質的に2倍密度のフォーマットであり、第3のフォ
ーマットが実質的に3倍密度のフォーマットである。
【0011】請求項10に記載の光記録媒体は、請求項
7の構成に加え、更に、第1のフォーマットが標準密度
フォーマットであり、第2のフォーマットが実質的に2
倍密度のフォーマットであり、第3のフォーマットが実
質的に3倍密度のフォーマットであり、第4のフォーマ
ットが実質的に4倍密度のフォーマットである。
【0012】請求項11に記載の光記録媒体は、請求項
8、もしくは請求項9、もしくは請求項10の構成に加
え、更に、標準密度フォーマットがCDフォーマットで
ある。請求項12に記載の光記録媒体は、請求項11の
構成に加え、また更に、光記憶媒体の基板がガラスであ
る。
【0013】請求項13に記載の調整方法は、異なるフ
ォーマットで記録された複数の光記録媒体を互換再生可
能な光ピックアップを調整する方法であって、異なった
フォーマットで信号が記録された複数の信号記録面を有
する光記録媒体のいずれか1つの信号記録面にレーザビ
ームを照射して信号を再生し、再生信号により再生可能
か否かを判別第1のステップと、第1のステップの終了
後、光記録媒体のもう1つの信号記録面が形成されてい
る領域に前記光ピックアップを移動させる第2のステッ
プと、第2のステップの終了後、もう1つの信号記録面
にレーザビームを照射して信号を再生し、再生信号によ
り再生可能か否かを判別する第3のステップとを含み、
第1、第2、および第3のステップを繰り返すことによ
り互換再生可能な光ピックアップを調整する。
【0014】
【発明の実施の形態】図を参照しつつ、本発明の実施の
形態を説明する。本発明は、相互に記録密度が異なるC
D、2倍密度のCD、3倍密度のCD、および4倍密度
のCDを互換再生できる再生装置の光ピックアックの調
整用に用いる光ディスクを対象としている。図1に互換
再生の対象とするCD、2倍密度のCD、3倍密度のC
D、および4倍密度のCDの規格値と再生条件とを示
す。ここで、2倍密度のCD、3倍密度のCD、および
4倍密度のCDとは、それぞれ、記録密度がCDの2
倍、3倍、4倍である光ディスクを言う。CDの基板厚
は1.2(許容範囲:1.1〜1.3)mm、最短ピッ
ト長が0.90(許容範囲:0.80〜1.0)μm、
トラックピッチが1.6(許容範囲:1.5〜1.7)
μm、波長780nmのレーザビームに対する反射率が
60〜70%以上であり、再生時のレーザビームのスポ
ット径が1.5(許容範囲:1.4〜1.6)μm、対
物レンズの開口数が0.45(許容範囲:0.40〜
0.50)、再生レーザビーム波長が780(許容範
囲:765〜795)nmである。また、2倍密度のC
Dの基板厚は1.2(許容範囲:1.1〜1.3)m
m、最短ピット長が0.64(許容範囲:0.58〜
0.69)μm、トラックピッチが1.14(許容範
囲:1.05〜1.23)μm、波長780nmのレー
ザビームに対する反射率が60〜70%以上であり、再
生時のレーザビームのスポット径が1.3(許容範囲:
1.2〜1.3)μm、対物レンズの開口数が0.50
(許容範囲:0.45〜0.55)、再生レーザビーム
波長が780(許容範囲:765〜795)nmであ
る。更に、3倍密度のCDの基板厚は1.2(許容範
囲:1.1〜1.3)mm、最短ピット長が0.53
(許容範囲:0.48〜0.57)μm、トラックピッ
チが0.93(許容範囲:0.85〜1.01)μm、
波長635nmのレーザビームに対する反射率が60〜
70%以上であり、再生時のレーザビームのスポット径
が0.9(許容範囲:0.85〜0.95)μm、対物
レンズの開口数が0.60(許容範囲:0.55〜0.
65)、再生レーザビーム波長が635(許容範囲:6
20〜650)nmである。また、更に、4倍密度のC
Dの基板厚は1.2(許容範囲:1.1〜1.3)m
m、最短ピット長が0.45(許容範囲:0.41〜
0.49)μm、トラックピッチが0.81(許容範
囲:0.74〜0.87)μm、波長635nmのレー
ザビームに対する反射率が60〜70%以上であり、再
生時のレーザビームのスポット径が0.9(許容範囲
0.85〜0.95)μm、対物レンズの開口数が0.
60(許容範囲:0.55〜0.65)、再生レーザビ
ーム波長が635(許容範囲:620〜650)nmで
ある。
【0015】従って、本発明は、かかる4種類の異なる
フォーマット、特に、異なる記録密を有する光ディスク
を互換再生できる光ピックアップの調整を可能にする光
ディスクを対象としている。まず、上記4種類の光ディ
スクを互換再生できる光ピックアップの例について説明
する。図2にCD、2倍密度のCD、3倍密度のCD、
および4倍密度のCDの互換再生を行う光ピックアップ
20の構成を示す。レーザビーム生成手段1から発せら
れたレーザビームは回折格子2を介してコリメータレン
ズ3に入射し、該コリメータレンズ3で平行光にされ、
偏光面回転手段4により選択的に偏光面を回転させられ
て透過し、ハーフミラー5を介して、偏光選択手段6に
入射する。偏光選択手段6に入射したレーザビームは、
偏光選択手段6により選択的にレーザビームの外周部を
遮光されて対物レンズ7に入射する。その後、レーザビ
ームは、対物レンズ7で集光され、透光性の基板8を通
って光ディスクの信号記録面8aに照射される。該信号
記録面8aで反射されたレーザビームは前記基板8、前
記対物レンズ7、前記偏光選択手段6を介して前記ハー
フミラー5まで戻り、ハーフミラー5で半分がレーザビ
ームの入射方向と90度を成す方向へ反射され、集光レ
ンズ9を介して光検出器10で検知される。前記対物レ
ンズ7の開口数は0.6(許容範囲:0.55〜0.6
5)である。
【0016】前記偏光面回転手段4はツイステッドネマ
チック型(TN型)液晶を2枚の透明電極付きガラス板
で挟み込んだ構成からなっている。図3を参照して、偏
光面回転手段4の詳細な構造について説明する。偏光面
回転手段4は、TN型液晶42を透明電極41a、41
b、および41cが形成されたガラス板43、43で挟
み込んだ構造である。透明電極41a、41b、41c
を相互に分離したのは、独立に電圧を印加することにと
りレーザビームの外周部の偏光面を選択的に回転できる
ようにするためである。この場合、透明電極41aと透
明電極41bとの間隔、および透明電極41bと透明電
極41cの距離は1μm程度であり、レーザビームの有
効光束4mmに比べれば非常に小さい値であるため、レ
ーザビームの偏光特性に悪影響を及ぼすことはない。ま
た、透明電極41a、41b、および41cは、その表
面を一定方向にラビングされた後、2枚のガラス板4
3、43間で直角を成すようにTN型液晶42を挟み込
むので、一方のガラス43の透明電極41a、41b、
41cから他方のガラス板43の透明電極41a、41
b、41cに向かってTN型液晶42が90度ねじれた
状態になっている。従って、2枚のガラス43、43の
透明電極41a、41b、41cに電圧を印加しない状
態でレーザビームがTN型液晶42に入射すると、その
偏光面が90度回転させられて透過し、電圧を印加した
状態でレーザビームが入射すると、偏光面が回転せずに
透過する。更に、透明電極41aと透明電極41bとの
間隔、および透明電極41bと透明電極41cとの間隔
を1μm程度にすることはレーザパターニング技術を用
いれば容易である。また、更に、2枚のガラス板43、
43に形成された透明電極41a、41b、41cは、
相互に同じ位置になるようにパターニングされている。
これは、TN型液晶42に電圧を印加する場合、TN型
液晶42の両側で透明電極41a、41b、41cが形
成される位置が異なれば、その異なった領域ではTN型
液晶に所望の電圧が印加されず、その結果、レーザビー
ムの偏光面が、本来、回転されないものが、中途半端に
回転させられることになり、所望の偏光面を持つレーザ
ビームを得ることができないからである。特に、レーザ
ビームにより光ディスクを再生する光ピックアップにお
いては、上記のように透明電極41a、41b、41c
を形成することは重要である。かかる理由からも2枚の
ガラス板43、43は平行に設置される必要があるが、
レーザビームの光路外に2枚のガラス板43、43の間
隔に相当する直径のビーズ玉をTN型液晶42に入れた
状態でTN型液晶42を挟み込めば、2枚のガラス43
は平行に保持されるとともにビーム玉がレーザビームに
悪影響を与えることもない。
【0017】また、レーザビーム生成手段1は波長78
0nmのレーザビームを発する半導体レーザ1aと波長
635nmのレーザビームを発する半導体レーザ1bと
から構成されており、CD、2倍密度のCDが再生され
る場合には前記半導体レーザ1aを用い、3倍密度のC
D、4倍密度のCDが再生される場合には前記半導体レ
ーザ1bが用いられる。
【0018】図4を参照して、前記偏光選択手段6の特
性について説明する。偏光選択手段6は、特定方向に偏
光するレーザビームのみを透過する偏光フィルムを配し
て成っている。本実施の形態においては、紙面に垂直な
方向に偏光するレーザビームのみを透過するものとす
る。特定方向に偏光するレーザビームのみを透過する偏
光選択手段6としては、偏光フィルムに限らず、偏光ガ
ラスであってもよい。
【0019】3倍密度のCD、4倍密度のCDの再生動
作について説明する。これらの光ディスクが再生される
場合には、液晶駆動回路21により偏光面回転手段4中
の前記透明電極41a、41b、41cに電圧が印加さ
れ、半導体レーザ駆動回路19により前記半導体レーザ
1bが選択駆動される。その結果、前記半導体レーザ1
bから発せられた紙面に垂直な方向に偏光する波長63
5nmのレーザビームは前記回折格子2を介して前記コ
リメータレンズ3で平行光にされ、偏光面回転手段4に
より全面的に偏光面を回転させられずに透過し、前記ハ
ーフミラー5、前記偏光選択手段6を通過し、前記対物
レンズ7で集光され、基板8を通って信号記録面8aに
照射される。その後の動作は図2の説明と同じであるの
で省略する。前記信号記録面8aに照射されるレーザビ
ームのスポット径は0.9(許容範囲:0.85〜0.9
5)μmである。
【0020】次に、2倍密度のCDの再生動作について
説明する。これらの光ディスクが再生される場合には、
液晶駆動回路21により偏光面回転手段4中の透明電極
41cにのみ電圧が印加され、半導体レーザ駆動回路1
9により前記半導体レーザ1aが選択駆動される。その
結果、前記半導体レーザ1aから発せられた紙面に平行
な方向に偏光する波長780nmのレーザビームは回折
格子2を介してコリメータレンズ3で平行光にされ、偏
光面回転手段4により透明電極41a、41bが形成さ
れた領域に入射したレーザビームの偏光面は90度回転
され、紙面に垂直な方向に偏光して透過し、透明電極4
1cが形成されている領域に入射したレーザビームは、
その偏光面を回転させられずに透過する。偏光面回転手
段4を透過したレーザビームは、ハーフミラー5を通過
し、偏光選択手段6に入射する。紙面に平行な方向に偏
光するレーザビームの外周部は該偏光選択手段6で遮光
され、紙面に垂直な方向に偏光するレーザビームの内周
部は該偏光選択手段を透過する。その結果、レーザビー
ムは外周部のみが偏光選択手段6により遮光される。外
周部を遮光されたレーザビームは対物レンズ7に入射
し、対物レンズ7で集光され基板8を通って信号記録面
8aに照射される。その後の動作については図2の説明
と同じであるので省略する。信号記録面8aに照射され
るレーザビームのスポット径は1.3(許容範囲:1.2
〜1.4)μmである。また、レーザビームは、前記透
明電極41cに入射した外周部を遮光されているため、
対物レンズ7の実効開口数は0.50(許容範囲:0.
45〜0.55)である。
【0021】更に、CDの再生動作について説明する。
これらの光ディスクが再生される場合には、液晶駆動回
路21により偏光面回転手段4中の透明電極41b、お
よび41cに電圧が印加され、半導体レーザ駆動回路1
9により半導体レーザ1aが選択駆動される。その結
果、半導体レーザ1aから発せられた紙面に平行な方向
に偏光する波長780nmのレーザビームは回折格子2
を介してコリメータレンズ3で平行光にされ、偏光面回
転手段4により透明電極41aが形成された領域に入射
したレーザビームの偏光面は90度回転され、紙面に垂
直な方向に偏光して透過し、透明電極41b、41cが
形成されている領域に入射したレーザビームは、その偏
光面を回転させられずに透過する。偏光面回転手段4を
透過したレーザビームは、ハーフミラー5を通過し、偏
光選択手段6に入射する。紙面に平行な方向に偏光する
レーザビームの外周部は該偏光選択手段6で遮光され、
紙面に垂直な方向に偏光するレーザビームの内周部は該
偏光選択手段を透過する。その結果、レーザビームは外
周部のみが偏光選択手段6により遮光される。外周部を
遮光されたレーザビームは対物レンズ7に入射し、対物
レンズ7で集光され基板8を通って信号記録面8aに照
射される。その後の動作については図2の説明と同じで
あるので省略する。信号記録面8aに照射されるレーザ
ビームのスポット径は1.5(許容範囲:1.4〜1.
6)μmである。また、レーザビームは、前記透明電極
41b、41cに入射した外周部を遮光されているた
め、対物レンズ7の実効開口数は0.45(許容範囲:
0.40〜0.50)である。
【0022】上記説明した光ピックアップ20は、C
D、2倍密度のCD、3倍密度のCD、および4倍密度
のCDの互換再生が可能な光ピックアップの一例であ
り、これに限らず、これらの光ディスクを互換再生でき
る光ピックアップであれば、本発明が対象とする光ディ
スクを用いて、その互換再生が可能か否かを調整でき
る。図5と図6を参照して、CD、2倍密度のCD、3
倍密度のCD、および4倍密度のCDの互換再生可能性
をチェックできる光ディスクについて説明する。光ディ
スク50は、同心円状に4つの領域に分割されており、
CDフォーマットで記録された第1の信号記録面を有す
る領域51、CDの2倍密度のフォーマットで記録され
た第2の信号記録面を有する領域52、CDの3倍密度
のフォーマットで記録された第3の信号記録面を有する
領域53、およびCDの4倍密度のフォーマットで記録
された第4の信号記録面を有する領域54から成る。ま
た、光ディスク50は、図6の断面構造に示すように、
信号の読取面側の基板表面から1.2(許容誤差:±
0.1)mmの位置に第1の信号記録面61、第2の信
号記録面62、第3の信号記録面63、および第4の信
号記録面64が形成されている。
【0023】該光ディスク50を再生装置に装着し、信
号記録面61が形成された領域を前記光ピックアップ2
0により再生し、良好な再生信号が得られるかどうかで
作製された光ピックアップがCDを再生可能か否かをチ
ェックし、次に、信号記録面62が形成された領域に前
記光ピックアップ20を移動させ、該領域を再生し、良
好な再生信号が得られるかどうかで作製された光ピック
アップがCDの2倍密度の光ディスクを再生できるか否
かをチェックする。また、信号記録面63が形成された
領域に前記光ピックアップ20を移動させ、該領域を再
生し、良好な再生信号が得られるかどうかで作製された
光ピックアップがCDの3倍密度の光ディスクを再生で
きるか否かをチェックし、更に、信号記録面64が形成
された領域に前記光ピックアップ20を移動させ、該領
域を再生し、良好な再生信号が得られるかどうかで作製
された光ピックアップがCDの4倍密度の光ディスクを
再生できるか否かをチェックする。良好な再生信号が得
られるかどうかは、例えば、アイパターン、ジッタ等を
検出して判断する。従って、前記光ディスク50を使用
することにより、1つの光ディスクでCD、2倍密度の
CD、3倍密度のCD、および4倍密度のCDの互換再
生が可能かどうかをチェックできる。
【0024】また、光ディスク50においては、外周か
ら内周に向けて記録密度が順次高くなるように信号記録
面が形成されているが、これに限らず、その形成は自由
である。即ち、信号の読取面側の基板表面から1.2m
mの位置に前記第1の信号記録面61、第2の信号記録
面62、第3の信号記録面63、および第4の信号記録
面64が形成されている光ディスクであればよい。
【0025】図7、8を参照して、本発明にかかる光デ
ィスクの他の例について説明する。図7に示す光ディス
ク70は、CD、2倍密度のCD、3倍密度のCD、お
よび4倍密度のCDのうちから任意の3つの記録密度を
選択し、その選択した3つの記録密度を、それぞれ有す
る光ディスクを互換再生できる光ピックアップの調整用
ディスクである。ここでは、CD、2倍密度のCD、3
倍密度のCDを例にして説明する。光ディスク70は、
同心円状に3つの領域に分割されており、CDフォーマ
ットで記録された第1の信号記録面を有する領域71、
CDの2倍密度のフォーマットで記録された第2の信号
記録面を有する領域72、CDの3倍密度のフォーマッ
トで記録された第3の信号記録面を有する領域73から
成る。また、光ディスク70は、図8の断面構造に示す
ように、信号の読取面側の基板表面から1.2(許容誤
差:±0.1)mmの位置に第1の信号記録面81、第
2の信号記録面82、および第3の信号記録面83が形
成されている。
【0026】該光ディスク70を再生装置に装着し、信
号記録面81が形成された領域を前記光ピックアップ2
0により再生し、良好な再生信号が得られるかどうかで
作製された光ピックアップがCDを再生可能か否かをチ
ェックし、次に、信号記録面82が形成された領域に前
記光ピックアップ20を移動させ、該領域を再生し、良
好な再生信号が得られるかどうかで作製された光ピック
アップがCDの2倍密度の光ディスクを再生できるか否
かをチェックする。更に、信号記録面83が形成された
領域に前記光ピックアップ20を移動させ、該領域を再
生し、良好な再生信号が得られるかどうかで作製された
光ピックアップがCDの3倍密度の光ディスクを再生で
きるか否かをチェックする。良好な再生信号が得られる
かどうかは、光ディスク50の説明と同様に、例えば、
アイパターン、ジッタ等を検出して判断する。従って、
前記光ディスク70を使用することにより、1つの光デ
ィスクでCD、2倍密度のCD、および3倍密度のCD
の互換再生が可能かどうかをチェックできる。また、C
D、2倍密度のCD、3倍密度のCD、および4倍密度
のCDのうちから任意の3つの記録密度を選択して作製
した光ディスクについても、同様に、互換再生可能か否
かをチェックできる。
【0027】図9、10を参照して、本発明にかかる光
ディスクの、また他の例について説明する。図9に示す
光ディスク70は、CD、2倍密度のCD、3倍密度の
CD、および4倍密度のCDのうちから任意の2つの記
録密度を選択し、その選択した2つの記録密度を、それ
ぞれ有する光ディスクを互換再生できる光ピックアップ
の調整用ディスクである。ここでは、CD、2倍密度の
CDを例にして説明する。光ディスク90は、同心円状
に2つの領域に分割されており、CDフォーマットで記
録された第1の信号記録面を有する領域91、CDの2
倍密度のフォーマットで記録された第2の信号記録面を
有する領域92から成る。また、光ディスク90は、図
10の断面構造に示すように、信号の読取面側の基板表
面から1.2(許容誤差:±0.1)mmの位置に第1
の信号記録面101、および第2の信号記録面102が
形成されている。
【0028】該光ディスク90を再生装置に装着し、信
号記録面101が形成された領域を前記光ピックアップ
20により再生し、良好な再生信号が得られるかどうか
で作製された光ピックアップがCDを再生可能か否かを
チェックし、次に、信号記録面102が形成された領域
に前記光ピックアップ20を移動させ、該領域を再生
し、良好な再生信号が得られるかどうかで作製された光
ピックアップがCDの2倍密度の光ディスクを再生でき
るか否かをチェックする。良好な再生信号が得られるか
どうかは、光ディスク50、70の説明と同様に、例え
ば、アイパターン、ジッタ等を検出して判断する。従っ
て、前記光ディスク90を使用することにより、1つの
光ディスクでCD、2倍密度のCDの互換再生が可能か
どうかをチェックできる。また、CD、2倍密度のC
D、3倍密度のCD、および4倍密度のCDのうちから
任意の2つの記録密度を選択して作製した光ディスクに
ついても、同様に、互換再生可能か否かをチェックでき
る。
【0029】また、上記説明した光ディスク50、7
0、90の基板は、透光性の基板なら何でもよいが、好
ましくは、ガラス板がよい。これは、互換再生可能か否
かをチェックするためには、基板の反りに起因してチル
トを防止する必要があり、そのためには、基板強度が大
きいガラスを選択する必要があるからである。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、異なる記録密度を有す
る光ディスクの互換再生が可能かどうかを容易にチェッ
クできるので、互換再生用光ピックアップの特性を迅速
にチェックできる。また、本発明によれば、CD、2倍
密度のCD、3倍密度のCD、および4倍密度のCDの
互換再生が可能な光ピックアップの特性を迅速にチェッ
クできる。
【0031】また、本発明によれば、CD、2倍密度の
CD、3倍密度のCD、および4倍密度のCDのうちか
ら任意に選択した3つの記録密度を、それぞれ有する光
ディスクの互換再生が可能な光ピックアップの特性を迅
速にチェックできる。また、本発明によれば、CD、2
倍密度のCD、3倍密度のCD、および4倍密度のCD
のうちから任意に選択した2つの記録密度を、それぞれ
有する光ディスクの互換再生が可能な光ピックアップの
特性を迅速にチェックできる。
【0032】また、本発明によれば、互換可能な光ピッ
クアップ調整用光ディスクの基板は、ガラスから成るの
で、反り等の影響がなく、確実に互換可能性をチェック
でき、その信頼性は高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】CD、2倍密度のCD、3倍密度のCD、およ
び4倍密度のCDの定格値と再生条件を示す図表であ
る。
【図2】CD、2倍密度のCD、3倍密度のCD、およ
び4倍密度のCDの互換再生可能な光ピックアップの構
成を示す図である。
【図3】偏光面回転手段の断面構造を示す図である。
【図4】偏光選択手段の偏光特性を示す図である。
【図5】CD、2倍密度のCD、3倍密度のCD、およ
び4倍密度のCDの互換再生可能な光ピックアップ調整
用光ディスクの平面図である。
【図6】CD、2倍密度のCD、3倍密度のCD、およ
び4倍密度のCDの互換再生可能な光ピックアップ調整
用光ディスクの断面図と、光ピックアップの調整方法を
説明する図である。
【図7】CD、2倍密度のCD、3倍密度のCD、およ
び4倍密度のCDのうちから任意に選択した3つの記録
密度を、それぞれ有する光ディスクの互換再生が可能な
光ピックアップ調整用光ディスクの平面図である。
【図8】CD、2倍密度のCD、3倍密度のCD、およ
び4倍密度のCDのうちから任意に選択した3つの記録
密度を、それぞれ有する光ディスクの互換再生が可能な
光ピックアップ調整用光ディスクの断面図と、光ピック
アップの調整方法を説明する図である。
【図9】CD、2倍密度のCD、3倍密度のCD、およ
び4倍密度のCDのうちから任意に選択した2つの記録
密度を、それぞれ有する光ディスクの互換再生が可能な
光ピックアップ調整用光ディスクの平面図である。
【図10】CD、2倍密度のCD、3倍密度のCD、お
よび4倍密度のCDのうちから任意に選択した2つの記
録密度を、それぞれ有する光ディスクの互換再生が可能
な光ピックアップ調整用光ディスクの断面図と、光ピッ
クアップの調整方法を説明する図である。
【符号の説明】
1・・・レーザビーム生成手段 1a、1b・・・半導体レーザ 2・・・回折格子 3・・・コリメータレンズ 4・・・偏光面回転手段 5・・・ハーフミラー 6・・・偏光選択手段 7・・・対物レンズ 8・・・基板 8a・・・信号記録面 9・・・集光レンズ 10・・・光検出器 20・・・光ピックアップ 41・・・ガラス板 41a、41、41c・・・透明電極 42・・・液晶
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 7/24 571 G11B 7/24 571X

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なるフォーマットで記録された複数の
    信号記録面を含む、光記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記複数の信号記録面は、同一の方向か
    ら再生できる、請求項1記載の光記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記複数の信号記録面は、信号の読取面
    側の基板表面から実質的に同じ位置に存在する、請求項
    1記載の光記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記複数の信号記録面は、光記録媒体の
    径方向に分割して形成されている、請求項1記載の光記
    録媒体。
  5. 【請求項5】 前記複数の信号記録面は、第1のフォー
    マットで記録された第1信号記録面と、第2のフォーマ
    ットで記録された第2信号記録面である、請求項2から
    4のいずれか1項に記載の光記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記複数の信号記録面は、第1のフォー
    マットで記録された第1信号記録面と、第2のフォーマ
    ットで記録された第2信号記録面と、第3のフォーマッ
    トで記録された第3信号記録面である、請求項2から4
    のいずれか1項に記載の光記録媒体。
  7. 【請求項7】 前記複数の信号記録面は、第1のフォー
    マットで記録された第1信号記録面と、第2のフォーマ
    ットで記録された第2信号記録面と第3のフォーマット
    で記録された第3信号記録面と、第4のフォーマットで
    記録された第4信号記録面である、請求項2から4のい
    ずれか1項に記載の光記録媒体。
  8. 【請求項8】 前記第1のフォーマットは、標準密度フ
    ォーマットであり、 前記第2のフォーマットは、実質的に2倍密度のフォー
    マットである、請求項5記載の光記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記1のフォーマットは、標準密度フォ
    ーマットであり、 前記第2のフォーマットは、実質的に2倍密度のフォー
    マットであり、 前記第3のフォーマットは、実質的に3倍密度のフォー
    マットである、請求項6記載の光記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記1のフォーマットは、標準密度フ
    ォーマットであり、 前記第2のフォーマットは、実質的に2倍密度のフォー
    マットであり、 前記第3のフォーマットは、実質的に3倍密度のフォー
    マットであり、 前記第4のフォーマットは、実質的に4倍密度のフォー
    マットである、請求項7記載の光記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記標準密度フォーマットは、CDフ
    ォーマットである、請求項8から10のいずれか1項に
    記載の光記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記光記憶媒体の基板は、ガラスであ
    る、請求項11記載の光記録媒体。
  13. 【請求項13】 異なるフォーマットで記録された複数
    の光記録媒体を互換再生可能な光ピックアップを調整す
    る方法であって、 異なったフォーマットで信号が記録された複数の信号記
    録面を有する光記録媒体のいずれか1つの信号記録面に
    レーザビームを照射して信号を再生し、再生信号により
    再生可能か否かを判別第1のステップと、 前記第1のステップの終了後、前記光記録媒体のもう1
    つの信号記録面が形成されている領域に前記光ピックア
    ップを移動させる第2のステップと、 前記第2のステップの終了後、前記もう1つの信号記録
    面にレーザビームを照射して信号を再生し、再生信号に
    より再生可能か否かを判別する第3のステップとを含
    み、 前記第1、第2、および第3のステップを繰り返すこと
    により互換再生可能な光ピックアップを調整する調整方
    法。
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