JPH11255963A5 - 防振ゴム組成物および防振ゴム - Google Patents
防振ゴム組成物および防振ゴムInfo
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- JPH11255963A5 JPH11255963A5 JP1998076481A JP7648198A JPH11255963A5 JP H11255963 A5 JPH11255963 A5 JP H11255963A5 JP 1998076481 A JP1998076481 A JP 1998076481A JP 7648198 A JP7648198 A JP 7648198A JP H11255963 A5 JPH11255963 A5 JP H11255963A5
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Description
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、(A)共役ジエン系化合物を希土類元素系触媒を用いて重合して得られる、(1)シス1,4−結合含量が90%以上、(2)1,2−結合と3,4−結合含量の合計が8%以下、(3)重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が3.5以下の共役ジエン系重合体5〜100重量部と、
(B)天然ゴム、上記(A)成分以外のジエン系ゴムおよびオレフィン系ゴムの群から選ばれた少なくとも1種のゴム95〜0重量部〔ただし、(A)+(B)=100重量部〕
とを含むことを特徴とする防振ゴム組成物を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
本発明は、(A)共役ジエン系化合物を希土類元素系触媒を用いて重合して得られる、(1)シス1,4−結合含量が90%以上、(2)1,2−結合と3,4−結合含量の合計が8%以下、(3)重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が3.5以下の共役ジエン系重合体5〜100重量部と、
(B)天然ゴム、上記(A)成分以外のジエン系ゴムおよびオレフィン系ゴムの群から選ばれた少なくとも1種のゴム95〜0重量部〔ただし、(A)+(B)=100重量部〕
とを含むことを特徴とする防振ゴム組成物を提供するものである。
なかでも、ランタン系列希土類元素化合物として、ネオジム化合物を用いたネオジム系触媒の使用は、シス1,4−結合が高含量、1,2−結合が低含量の共役ジエン系重合体を優れた重合活性で得られるので好ましい。この希土類元素系触媒の好ましい組み合わせとしては、特願平9−203932号明細書(特開平11−35633号公報)の請求項1に記載された下記(a)〜(d)成分の組み合わせが挙げられる。
(a)成分;周期律表の原子番号57〜71にあたる希土類元素含有化合物、またはこれらの化合物とルイス塩基との反応から得られる化合物(b)成分;アルモキサン(c)成分;AlR1 R2 R3 (式中、R1 〜R3 は上記に同じ)に対応する有機アルミニウム化合物(d)成分;ハロゲン化ケイ素化合物および/またはハロゲン化有機ケイ素化合物
(a)成分;周期律表の原子番号57〜71にあたる希土類元素含有化合物、またはこれらの化合物とルイス塩基との反応から得られる化合物(b)成分;アルモキサン(c)成分;AlR1 R2 R3 (式中、R1 〜R3 は上記に同じ)に対応する有機アルミニウム化合物(d)成分;ハロゲン化ケイ素化合物および/またはハロゲン化有機ケイ素化合物
これらの希土類元素系触媒の具体例は、特願平9−203932号明細書(特開平11−35633号公報)の段落番号「0014」〜「0034」、特願平9−65607号明細書の段落番号「0016」〜「0036」(当該特願平9−65607号を国内優先権主張して特許出願された特願平10−306113号明細書に対応する特開平10−306113号公報の段落「0016」〜「0035」)に記載されており、これらの触媒を用いることができる。
また、ランタン系列希土類元素化合物(La化合物)を用いた希土類元素系触媒の存在下で、共役ジエン系化合物を重合させる場合、シス1,4−結合含量などのミクロ構造およびMw/Mnを上記範囲とするために、共役ジエン系化合物/La化合物は、通常、モル比で1,000〜200万、特に5,000〜100万とすることが好ましく、また、AlR1 R2 R3 /La化合物は、モル比で、1〜500、特に3〜100とすることが好ましい。さらに、アルモキサン/La化合物は、モル比で、1〜1,000、特に3〜200とすることが好ましい。さらに、ハロゲン含有化合物/La化合物は、モル比で、0.1〜30、特に0.2〜15が好ましい。さらに、ルイス塩基/La化合物は、モル比で、0〜30、特に1〜10が好ましい。重合にあたっては、溶媒を使用しても、溶媒を使用せずにバルク重合あるいは気相重合してもよい。重合温度は、通常、−30℃〜+150℃、好ましくは+10℃〜+100℃である。
本発明によれば、希土類元素系触媒を用いているため、シス1,4−結合含量が高く、1,2−結合と3,4−結合含量が低く、かつ分子量分布がシャープな(A)共役ジエン系重合体が得られる。すなわち、上記希土類元素系触媒を用いて得られる(A)共役ジエン系重合体は、(1)シス1,4−結合含量が90%以上、好ましくは92〜99%、(2)1,2−結合と3,4−結合含量の合計が8%以下、好ましくは1〜6%、(3)重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が3.5以下、好ましくは2.0〜3.0である。
(A)共役ジエン系重合体のシス1,4−結合含量が90%未満では、耐摩耗性、耐屈曲性、伸張疲労性が劣る。シス1,4−結合含量の調整は、触媒成分、触媒組成比、重合温度をコントロールすることによって容易に行うことができる。また、1,2−結合と3,4−結合含量の合計が8%を超えると、耐屈曲性、伸張疲労性が劣る。この結合含量は、触媒成分、重合温度により調整することができる。さらに、(A)共役ジエン系重合体のMw/Mnが3.5を超えると、耐摩耗性が劣る。このMw/Mnの調整は、上記希土類元素系触媒の各成分のモル比をコントロールすることによって容易に行うことができる。特に、(A)成分が、ポリブタジエンゴムの場合、1,2−結合含量が1.5%以下、ポリイソプレンゴムの場合、3,4−結合含量が5%以下、ブタジエン−イソプレン共重合体の場合、1,2−結合と3,4−結合含量との合計が8%以下であることが、耐屈曲性、伸張疲労性、耐摩耗性の点から好ましい。
(A)共役ジエン系重合体のシス1,4−結合含量が90%未満では、耐摩耗性、耐屈曲性、伸張疲労性が劣る。シス1,4−結合含量の調整は、触媒成分、触媒組成比、重合温度をコントロールすることによって容易に行うことができる。また、1,2−結合と3,4−結合含量の合計が8%を超えると、耐屈曲性、伸張疲労性が劣る。この結合含量は、触媒成分、重合温度により調整することができる。さらに、(A)共役ジエン系重合体のMw/Mnが3.5を超えると、耐摩耗性が劣る。このMw/Mnの調整は、上記希土類元素系触媒の各成分のモル比をコントロールすることによって容易に行うことができる。特に、(A)成分が、ポリブタジエンゴムの場合、1,2−結合含量が1.5%以下、ポリイソプレンゴムの場合、3,4−結合含量が5%以下、ブタジエン−イソプレン共重合体の場合、1,2−結合と3,4−結合含量との合計が8%以下であることが、耐屈曲性、伸張疲労性、耐摩耗性の点から好ましい。
なお、上記(A)共役ジエン系重合体のムーニー粘度(ML 1+4 ,100℃)は、10〜100の範囲であることが好ましい。10未満では、加硫後の耐摩耗性、強力が劣り、一方、100を超えると、混練り時の加工性が劣る。また、上記(A)共役ジエン系重合体の分子量は、広い範囲にわたって変化させることができるが、そのポリスチレン換算の重量平均分子量は、通常、5万〜150万、好ましくは10万〜100万であり、5万未満では液状のポリマーとなり、加硫物性が悪化し、一方、150万を超えると、加工性が劣り、ロールやバンバリーでの混練り時にトルクが過大にかかったり、配合ゴムが高温になり劣化が起こり、またカーボンブラックの分散が不良となり、加硫ゴムの性能が劣るなどの問題が生起し好ましくない。
変性または未変性ポリブタジエンゴムの合成
合成例1{変性ポリブタジエンゴム(A)〔PPB(A)の合成〕}
窒素置換した内容積5リットルのオートクレーブに、チッ素雰囲気下でシクロヘキサン2,500g、1,3−ブタジエン300gを仕込んだ。これらに、あらかじめオクタン酸ネオジム(0.18mmol)およびアセチルアセトン(0.37mmol)を含んだシクロヘキサン溶液、メチルアルモキサン(18.5mmol)のトルエン溶液、水素化ジイソブチルアルミニウム(3.9mmol)のシクロヘキサン溶液および塩化ジエチルアルミニウム(0.370mmol)のシクロヘキサン溶液を混合し、ネオジムの5倍量の1,3−ブタジエンと25℃で30分間反応熟成させた触媒を仕込み、50℃で30分間重合を行った。1,3−ブタジエンの重合転化率は、ほぼ100%であった。次いで、重合溶液の温度を50℃に保ち、ジオクチルスズビスオクチルマレート(5.40mmol)を添加した。その後、30分間放置し、2,4−ジ−t−ブチル−p−クレゾール1.5gを含むメタノール溶液を添加し、重合停止後、スチームストリッピングにより脱溶媒し、110℃のロールで乾燥し、重合体を得た。この重合体のムーニー粘度(ML 1+4 ,100℃)は45、シス1,4−結合含量は97.8%、1,2−結合含量は1.0%、Mw/Mnは2.1であった。
合成例1{変性ポリブタジエンゴム(A)〔PPB(A)の合成〕}
窒素置換した内容積5リットルのオートクレーブに、チッ素雰囲気下でシクロヘキサン2,500g、1,3−ブタジエン300gを仕込んだ。これらに、あらかじめオクタン酸ネオジム(0.18mmol)およびアセチルアセトン(0.37mmol)を含んだシクロヘキサン溶液、メチルアルモキサン(18.5mmol)のトルエン溶液、水素化ジイソブチルアルミニウム(3.9mmol)のシクロヘキサン溶液および塩化ジエチルアルミニウム(0.370mmol)のシクロヘキサン溶液を混合し、ネオジムの5倍量の1,3−ブタジエンと25℃で30分間反応熟成させた触媒を仕込み、50℃で30分間重合を行った。1,3−ブタジエンの重合転化率は、ほぼ100%であった。次いで、重合溶液の温度を50℃に保ち、ジオクチルスズビスオクチルマレート(5.40mmol)を添加した。その後、30分間放置し、2,4−ジ−t−ブチル−p−クレゾール1.5gを含むメタノール溶液を添加し、重合停止後、スチームストリッピングにより脱溶媒し、110℃のロールで乾燥し、重合体を得た。この重合体のムーニー粘度(ML 1+4 ,100℃)は45、シス1,4−結合含量は97.8%、1,2−結合含量は1.0%、Mw/Mnは2.1であった。
上記合成例1とほぼ同様の方法で、変性ポリブタジエンゴム(B)〔PPB(B)〕、変性ポリブタジエンゴム(C)〔PPB(C)〕、および変性ポリブタジエンゴム(E)〔PPB(E)〕を合成した。使用した末端変性剤を、表1に示す。また、合成例1において、末端変性剤を使用しない以外は、ほぼ同様の方法で未変性ポリブタジエンゴム(D)〔PPB(D)〕を合成した。なお、上記PPB(E)は、Mw/Mnが5.1と大きく、比較の変性ポリブタジエンゴムである。これらの変性、未変性ポリブタジエンゴムの物性を、表1に示す。
Claims (6)
- (A)共役ジエン系化合物を希土類元素系触媒を用いて重合して得られる、(1)シス1,4−結合含量が90%以上、(2)1,2−結合と3,4−結合含量の合計が8%以下、(3)重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)が3.5以下の共役ジエン系重合体5〜100重量部と、
(B)天然ゴム、上記(A)成分以外のジエン系ゴムおよびオレフィン系ゴムの群から選ばれた少なくとも1種のゴム95〜0重量部〔ただし、(A)+(B)=100重量部〕
とを含むことを特徴とする防振ゴム組成物。 - (A)成分が10〜95重量部、(B)成分が90〜5重量部[ただし、(A)+(B)=100重量部]である請求項1記載の防振ゴム組成物。
- (A)成分が、ポリブタジエンゴムの場合1,2−結合含量が1.5%以下、ポリイソプレンゴムの場合3,4−結合含量が5%以下、ブタジエン−イソプレン共重合体の場合1,2−結合と3,4−結合含量との合計が8%以下である請求項1〜2いずれかに記載の防振ゴム組成物。
- (A)成分が、希土類元素系触媒を用いて重合反応後、引き続き、末端変性剤を反応させて得られる共役ジエン系重合体である請求項1〜3いずれかに記載の防振ゴム組成物。
- 希土類元素系触媒がネオジウム系触媒である請求項1〜4いずれかに記載の防振ゴム組成物。
- 請求項1〜5いずれかに記載の防振ゴム組成物を加硫して得られる防振ゴム。
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| JP07648198A JP4013002B2 (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 防振ゴム組成物および防振ゴム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (3)
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1998
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