JPH11256345A - めっき装置 - Google Patents

めっき装置

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JPH11256345A
JPH11256345A JP7136898A JP7136898A JPH11256345A JP H11256345 A JPH11256345 A JP H11256345A JP 7136898 A JP7136898 A JP 7136898A JP 7136898 A JP7136898 A JP 7136898A JP H11256345 A JPH11256345 A JP H11256345A
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明久 本郷
Kenichi Suzuki
憲一 鈴木
Masanori Goto
正典 後藤
Akihiro Ka
明洋 賈
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微細な配線用の溝等の微細窪みに銅又は銅合
金等の電気的抵抗の小さい材料を、基板の全面に亘って
均一に充填することができるめっき装置を提供する。 【解決手段】 めっき室12を形成するめっき容器15
と、めっき室の内部で基板Wを保持し、かつその周囲に
基板とほぼ面一のめっき液流通面10bを構成する保持
台10と、めっき室内において基板及びめっき流通面の
上面に沿ってめっき液の平行な均一流れを形成するめっ
き液流れ形成部20a,20bと、めっき液流れ形成部
にめっき液を供給するめっき液供給装置22とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板のめっき装置
に係り、特に半導体基板に形成された配線用溝等に銅
(Cu)等の金属を充填するための充填方法及び装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体基板上に配線回路を形成す
るためには、基板面上にスパッタリング等を用いて成膜
を行った後、さらにレジスト等のパターンマスクを用い
たケミカルドライエッチングにより膜の不要部分を除去
していた。
【0003】配線回路を形成するための材料としては、
アルミニウム(Al)又はアルミニウム合金が用いられ
ているが、集積度が高くなるにつれて配線が細くなり、
電流密度が増加するために熱応力や温度上昇を生じる。
これは、ストレスマイグレーションやエレクトロマイグ
レーションによってAl等が希薄化するに従いさらに顕
著となり、ついには断線のおそれが生じる。
【0004】そこで、通電による過度の発熱を避けるた
め、より導電性の高い材料を配線形成に採用することが
必然的に要求されている。現用材料のうち、Al系より
も電気比抵抗の小さい材料としては、銅(Cu)と銀
(Ag)がある。
【0005】しかしながら、Cu又はその合金はドライ
エッチングが難しく、全面を成膜してからパターン形成
する上記の方法の採用は困難である。そこで、予め所定
パターンの配線用の溝を形成しておき、その中にCu又
はその合金を充填する工程が考えられる。これによれ
ば、膜をエッチングにより除去する工程は不要で、充填
後に表面段差を取り除くための研磨工程を行えばよい。
また、多層回路の上下を連絡するプラグと呼ばれる部分
も同時に形成することができる利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな配線溝あるいはプラグの形状は、配線幅が微細化す
るに伴いかなりの高アスペクト比(深さと直径又は幅の
比)となり、スパッタリング成膜では均一な金属の充填
が困難であった。また、種々の材料の成膜手段として気
相成長(CVD)法が用いられるが、Cu又はその合金
では、適当な気体原料を準備することが困難であり、ま
た、有機原料を採用する場合には、これから堆積膜中へ
炭素(C)が混入してマイグレーション性が上がるとい
う問題点があった。
【0007】さらに、基板をめっき液中に浸漬させて無
電解又は電解めっきを行なう方法も提案されているが、
溝や穴の底部への液の循環やイオンの供給が不充分とな
るので、溝の縁に比べて底部の膜成長が遅く、溝の上部
が詰まって底部に空洞(ボイド)ができてしまうなどし
て、均一な充填が困難であった。このため、基板とめっ
き液とを相対的に回転させたり、基板に向けてめっき液
を噴射させることで、めっき液の基板表面の微細窪み内
への流入、或いはめっきすべき金属イオンの流動を促進
させて、めっきの均一性を図ることが考えられる。
【0008】しかしながら、基板とめっき液とを相対的
に回転させると、基板の中央部と外周部でのめっき液の
流速が異なり、このため、境界層の厚さに差が生じて、
めっき厚さや組成の面内均一性が低下してしまう。
【0009】本発明は、上記の事情に鑑み、微細な配線
用の溝等の微細窪みに銅又は銅合金等の電気的抵抗の小
さい材料を、基板の全面に亘って均一に充填することが
できるめっき装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、めっき室を形成するめっき容器と、該めっき室の内
部で基板を保持し、かつその周囲に基板とほぼ面一のめ
っき液流通面を構成する保持台と、前記めっき室内にお
いて前記基板及びめっき流通面の上面に沿ってめっき液
の平行な均一流れを形成するめっき液流れ形成部と、前
記めっき液流れ形成部にめっき液を供給するめっき液供
給装置とを有することを特徴とするめっき装置である。
【0011】これにより、基板の上面をめっき液が該基
板の全面に亘って均一な速度で流れるようにして、めっ
き液の微細窪みへの流入を促進しつつめっき厚さや組成
の面内均一性を向上させることができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、前記めっき液流
れ形成部は、前記めっき室を挟んだ両側に所定のピッチ
で対向して設けられた2つのめっき液流通孔列を有する
ことを特徴とする請求項1に記載のめっき装置である。
これにより、簡単な構成でめっき液の平行な均一流れを
安定に形成することができる。
【0013】請求項3に記載の発明は、前記めっき液供
給装置には、前記めっき液流れ形成部へのめっき液の供
給を切り替えてめっき室でのめっき液流れ方向を切り替
える切り替え手段が設けられていることを特徴とする請
求項1に記載のめっき装置である。これにより、めっき
液を交互に流すことで、上流下流の差を相殺してめっき
の全面に亘る均一性を確保することができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、前記めっき室の
内部には、前記めっき液流れの方向に交差する方向に揺
動する整流板が設けられていることを特徴とする請求項
1に記載のめっき装置である。整流板の揺動によりめっ
き液の流れに交差する方向での回転流が交互に生じ、め
っき液の基板表面の微細窪み内への流入、或いはめっき
すべき金属イオンの流動をより促進させることができ
る。整流板には、液の流れ方向に延びる仕切板を設ける
とその作用がより顕著になる。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
4のいずれかに記載のめっき装置を用いてめっきを行っ
た後、基板に付着した金属の不要部分を化学的・機械的
研磨装置により研磨して除去することを特徴とする基板
の加工方法である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。このめっき装置は、基板W
を載置保持する円形の基板保持面10aとその周囲のめ
っき液流通面10bとを有する基台10と、この基台1
0の上面を水密的に覆い、該基台10との間で水平方向
に拡がるほぼ矩形のめっき室12を形成する天板(キャ
ップ)14とから構成されるめっき容器15を備えてい
る。この天板14は、基台10に対して例えば、蝶番等
によってめっき室12を開閉可能なように設けられ、基
板Wの出し入れやメンテナンスの便宜を図っている。
【0017】キャップ14には、中央下面に矩形の凹部
14aが設けられ、この凹部14aと基板保持面10a
の間にめっき室12が形成される。キャップ14には、
めっき容器15の長手方向(図1又は2において左右方
向)の両端部にめっき液貯液部16a,16bが設けら
れ、めっき液貯液部16a,16bはめっき室12と隔
壁18a,18bによって区画されている。そして、こ
れら隔壁18a,18bには、めっき液貯液部16a,
16bとめっき室12とを連通する多数の流通孔20
a,20bが所定のピッチp1で設けられている。
【0018】めっき容器15の外部には、めっき室12
にめっき液を供給するめっき液供給手段22が備えられ
ている。このめっき液供給手段22は、第1のめっき液
循環ライン24aと第2のめっき液循環ライン24bと
を有し、これらの両ライン24a,24bは、互いに合
流して循環ポンプ26の吸込側と吐出側、及び各めっき
液貯液部16a,16bにそれぞれ接続されている。そ
して、第1のめっき液循環ライン24aには、ポンプ2
6を挟んで開閉弁28a,28bが、第2のめっき液循
環ライン24bにも、ポンプ26を挟んで開閉弁28
c,28dがそれぞれ設置されている。
【0019】これにより、第1のめっき液循環ライン2
4aの各開閉弁28a,28bを開き、第2のめっき液
循環ライン24bの各開閉弁28c,28dを閉じるこ
とで、めっき液が第1のめっき液循環ライン24a内を
実線の矢印に沿って流れ、めっき室12を図1又は図2
において左から右に流れる。逆に、第1のめっき液循環
ライン24aの各開閉弁28a,28bを閉じ、第2の
めっき液循環ライン24bの各開閉弁28c,28dを
開くと、めっき液が第2のめっき液循環ライン24b内
を流れ、めっき室12を図1又は図2において右から左
に流れる。
【0020】めっき室12内には、1辺の長さaが基板
保持面10aに保持される基板Wの直径dより僅かに長
い正方形状の整流板30が配置されている。この整流板
30の下面には、めっき容器15の長手方向に直線状に
延びる複数の仕切壁32が所定のピッチp2で平行に垂
設されている。一方、整流板30の上面中央には、上方
に突出する軸体34が設けられている。この軸体34
は、キャップ14の中央に長手方向に直交する方向にピ
ッチp2より長く延びて設けられた長穴36に挿入さ
れ、軸体34と長穴36の間はベローズ38のような柔
軟性部材で覆われている。
【0021】軸体34は、長穴36よりキャップ14の
上面に突出し、これには、軸体34を長穴36に沿って
往復動させる駆動手段が連結されている。従って、整流
板30は軸体34を介して仕切壁32と直交する方向、
すなわち、隔壁18a,18bと平行な方向に、仕切壁
32のピッチp2よりも大きな振幅で揺動するようにな
っている。
【0022】このように構成されためっき装置の作用
を、半導体基板の配線回路形成のためのCu又はその合
金のめっきを行なう場合について説明する。被処理対象
の基板Wには、図6(a)に示すように、半導体回路素
子が形成された半導体基材50の上に導電層52及びS
iO2からなる絶縁層54を堆積させた後、リソグラフ
ィ・エッチング技術によりコンタクトホール56と配線
用の溝58が形成され、その上にTiN等からなるバリ
ア層60が形成されている。
【0023】このような基板Wを基台10の基板保持面
10a上に載置し、キャップ14を閉じた後、例えば第
1のめっき液循環ライン24aを開き、第2のめっき液
循環ライン24bを閉じた状態で、ポンプ26を作動さ
せる。すると、めっき液は、一方のめっき液貯液部16
aから隔壁18aの流通孔20aよりめっき室12内に
流入し、基板Wの上面に全面に亘る均一な平行流を形成
して基板Wのめっきを行った後、他方の隔壁18bの流
通孔20bからめっき液貯液部16bに排出される。
【0024】このように、めっき液を基板Wの上面に沿
って流すことで、基板Wのコンタクトホール56および
溝58内へのめっき液の流入、或いはめっきすべき金属
イオンの流動が促進される。しかも、基板Wの全面をめ
っき液が均一な速度で一方向に流れるので、定常的な流
れが形成されて境界層の厚さも均一となり、めっき厚さ
や組成の面内均一性が確保される。
【0025】上記の工程において、適宜に、整流板30
を仕切壁32と直交する方向に適当な振幅で揺動させ
る。この振幅は、仕切板32のピッチp2程度の適宜な
値に設定される。すると、めっき液は仕切壁32により
押され、図5に示すように、例えば整流板30を左方向
(同図(a))に移動する時には、めっき液に左回りの
上下方向の回転流が生じ、右方向(同図(b))に移動
する時には、めっき液に右回りの上下方向の回転流が生
じる。これにより、基板Wのコンタクトホール56およ
び溝58内へのめっき液の流入、或いはめっきすべき金
属イオンの流動をさらに促進させることができる。
【0026】次に、一定のタイミングで開閉弁28a〜
28dを操作して、第1のめっき液循環ライン24aを
閉じ、第2のめっき液循環ライン24bを開き、めっき
液の流れを逆転させる。すなわち、めっき液をめっき液
貯液部16bの流通孔20bからめっき室12内に導入
し、めっき液貯液部16a側の隔壁18aの流通孔20
aから排出する。これを交互に行なうことにより、めっ
き液の上流、下流に起因するめっきの不均一を相殺し
て、めっき厚さや組成の基板全面における面内均一性を
更に向上させることができる。
【0027】以上の液相めっき工程により、図6(b)
に示すように半導体基板Wのコンタクトホール56およ
び溝58にCuが充填される。その後、化学的機械的研
磨(CMP)により、絶縁膜54上に堆積したCu層を
除去し、コンタクトホール56および配線用の溝58に
充填されたCu層62の表面と絶縁膜54の表面とを同
一平面にする。これにより、図6(c)に示すようにC
u層62からなる配線が形成される。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基板の上面をめっき液が該基板の全面に亘って均一な速
度で流れるようにして、めっき液の微細窪みへの流入あ
るいはめっきすべき金属イオンの流動を促進しつつめっ
き厚さや組成の面内均一性を向上させることができるの
で、微細な配線用の溝等の微細窪みに銅又は銅合金等の
電気的抵抗の小さい材料を、基板の全面に亘って均一に
しかも空洞(ボイド)を形成することなく充填すること
ができる。従って、高密度化する半導体集積回路の実用
化を促進する有用な技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のめっき装置の全体の概要
を示す断面図(図2のA−A線断面図)である。
【図2】同じく、平面図である。
【図3】図2のB−B線断面図である。
【図4】整流板を示す斜視図である。
【図5】整流板の揺動に伴う作用を説明する部分拡大断
面図である。
【図6】本発明のめっき装置によってめっきを行なう工
程の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 基台 10a 基板保持面 10b めっき液流通面 12 めっき室 14 キャップ 15 容器 16a,16b めっき液貯液部 18a,18b 隔壁部 20a,20b 流通孔 22 めっき液供給手段 24a,24b めっき液循環ライン 30 整流板 32 仕切壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 賈 明洋 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 めっき室を形成するめっき容器と、 該めっき室の内部で基板を保持し、かつその周囲に基板
    とほぼ面一のめっき液流通面を構成する保持台と、 前記めっき室内において前記基板及びめっき流通面の上
    面に沿ってめっき液の平行な均一流れを形成するめっき
    液流れ形成部と、 前記めっき液流れ形成部にめっき液を供給するめっき液
    供給装置とを有することを特徴とするめっき装置。
  2. 【請求項2】 前記めっき液流れ形成部は、前記めっき
    室を挟んだ両側に所定のピッチで対向して設けられた2
    つのめっき液流通孔列を有することを特徴とする請求項
    1に記載のめっき装置。
  3. 【請求項3】 前記めっき液供給装置には、前記めっき
    液流れ形成部へのめっき液の供給を切り替えてめっき室
    でのめっき液流れ方向を切り替える切り替え手段が設け
    られていることを特徴とする請求項1に記載のめっき装
    置。
  4. 【請求項4】 前記めっき室の内部には、前記めっき液
    流れの方向に交差する方向に揺動する整流板が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載のめっき装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のめ
    っき装置を用いてめっきを行った後、基板に付着した金
    属の不要部分を化学的・機械的研磨装置により研磨して
    除去することを特徴とする基板の加工方法。
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JP2008190013A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Casio Comput Co Ltd めっき装置およびめっき方法
JP2009517543A (ja) * 2005-11-23 2009-04-30 セミトゥール・インコーポレイテッド 微細構造ワークピースの湿式化学処理中に液体を振動させるための装置及び方法
JP2013040395A (ja) * 2011-08-19 2013-02-28 Ebara Corp 基板処理装置及び基板処理方法

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