JPH11256426A - ポリエステル原糸 - Google Patents

ポリエステル原糸

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JPH11256426A
JPH11256426A JP6129298A JP6129298A JPH11256426A JP H11256426 A JPH11256426 A JP H11256426A JP 6129298 A JP6129298 A JP 6129298A JP 6129298 A JP6129298 A JP 6129298A JP H11256426 A JPH11256426 A JP H11256426A
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JP
Japan
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polyester
phenolic antioxidant
polyester fiber
yarn
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP6129298A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Ayabe
俊治 綾部
Tokuharu Fukazawa
徳春 深澤
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】窒素酸化物に対する堅ろう性および耐熱性に優
れたポリエステル原糸を提供する。 【解決手段】ポリエステルがポリオキシアルキレングリ
コールを0.5〜15重量%共重合し、かつ、共重合し
たポリオキシアルキレングリコールとポリエステル原糸
中のフェノール系抗酸化剤残存率との比が下記式を満足
するポリエステル原糸による。 3×10-3≦(I/P)≦5×10-3 ここで、Iは得られたポリエステル原糸中のフェノール
系抗酸化剤の残存率(重量%)を言い、Pは得られたポ
リエステル原糸中のポリオキシアルキレングリコールの
共重合率(重量%)を言う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリエステル原糸に
関する。
【0002】さらに詳しくは、窒素酸化物等に対する堅
ろう性および耐熱性に優れたポリエステル原糸に関す
る。
【0003】
【従来の技術】ポリエステルは、その優れた物理的、化
学的特性が故に繊維、フィルム、中空容器等の成形品と
して広範囲に利用されている。
【0004】かかるポリエステルは比較的優れた耐熱性
を有しているが、制電性や親水性あるいは染色性等を付
与するためポリオキシアルキレングリコールを共重合す
る場合は、ポリエステルの耐熱性が著しく低下するた
め、耐熱性維持のためフェノール系抗酸化剤を添加する
ことが知られている。
【0005】添加されたフェノール系抗酸化剤は、重
合、製糸工程等で熱履歴を受ける過程において徐々に消
費されるが、その消費される量は熱履歴の大小やそのポ
リエステル自体の耐熱性によっても様々に変化する。
【0006】消費されずにポリエステル原糸中に残存し
たフェノール系抗酸化剤は、その残存量によって次の様
な問題を生ずる。
【0007】(1)ポリエステル原糸になるまでの重
合、製糸工程の熱履歴およびそのポリエステルの耐熱性
に対してフェノール系抗酸化剤の添加量が少なすぎる場
合は、添加したフェノール系抗酸化剤が工程の途中で全
て消費されてしまうため、その後の熱履歴で耐熱性が著
しく低下し、ポリエステル原糸の色調悪化や物理的特性
の低下という問題を生ずる。
【0008】(2)ポリエステル原糸になるまでの重
合、製糸工程の熱履歴およびそのポリエステルの耐熱性
に対してフェノール系抗酸化剤の添加量が多い場合は、
添加したフェノール系抗酸化剤は全ては消費されずにポ
リエステル原糸中にいくらかの量が残存するが、 A.フェノール系抗酸化剤の残存量が多すぎる場合は、
ポリエステル原糸の耐熱性低下は免れることができるも
のの、ポリエステル原糸の窒素酸化物に対する堅ろう性
が低下し、ポリエステル原糸表面に残存しているフェノ
ール系抗酸化剤が下記反応機構等により窒素酸化物等と
接触、反応して黄変という問題を生ずる。
【0009】
【化1】 B.フェノール系抗酸化剤の残存量が少なすぎる場合
は、ポリエステル原糸の窒素酸化物に対する堅ろう性の
低下による黄変は免れることができるものの、前述
(1)項と同様、ポリエステル原糸の耐熱性低下による
色調悪化や物理的特性の低下は免れることができない。
【0010】(1)、(2)A、(2)Bのいずれにせよ、ポ
リエステル原糸の窒素酸化物に対する堅ろう性の低下に
よる黄変、耐熱性低下による色調悪化、物理的特性の低
下のいずれかの欠点を有し、製品としての価値を著しく
低下させるものである。
【0011】窒素酸化物に対する堅ろう性と耐熱性の優
れたポリエステル原糸を同時に得るためには、ポリエス
テル原糸中に工程の熱履歴およびそのポリエステル自体
の耐熱性を勘案した量のフェノール系抗酸化剤を添加し
なければならない。
【0012】特開昭61−126131号公報では、ポ
リエチレングリコール等を共重合したポリエステルにヒ
ンダードフェノール系抗酸化剤を添加、特開平4−20
2810号公報では、ポリオキシアルキレングリコール
を共重合したポリエステルにフェノール・亜燐酸系もし
くはフェノール・次亜燐酸系の抗酸化剤を添加する方法
が提案されているが、いずれもフェノール系抗酸化剤の
添加率を限定するだけで原糸中のフェノール系抗酸化剤
の残存量については何ら触れられていない。
【0013】上述したとおり、ポリエステル原糸中のフ
ェノール系抗酸化剤の残存量は最終工程までの熱履歴の
大小やそのポリエステル自体の耐熱性等により様々に変
化する。
【0014】それ故、フェノール系抗酸化剤の添加率を
限定するだけでは、ポリエステル原糸の窒素酸化物に対
する堅ろう性と耐熱性を同時に優れたものとするには不
十分であった。
【0015】一方、ポリエステル原糸の窒素酸化物に対
する堅ろう性低下による黄変は、ポリエステル原糸に接
触する包装材料等にフェノール系抗酸化剤が含まれてい
ても発生するため、フェノール系抗酸化剤を含まない包
装材料等を選択したり、または、ポリエステル原糸の窒
素酸化物に対する堅ろう性低下による黄変は、ポリエス
テル原糸表面のpHが酸性サイドでは発生しないことか
ら、予め、ポリエステル原糸表面をクエン酸やリンゴ酸
で処理しておくと回避することが出来る。
【0016】しかし、いずれの方法においても品質低
下、コストアップ、工程が複雑化する等、問題点がある
ため採用しにくい。
【0017】そこで、窒素酸化物に対する堅ろう性が次
工程での上述等の配慮なく優れ、かつ、耐熱性にも優れ
たポリエステル原糸を同時に得んものと鋭意検討した結
果、本発明に到達したのである。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、窒素
酸化物に対する耐堅ろう性および耐熱性に優れたポリエ
ステル原糸を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリエステル
原糸がポリオキシアルキレングリコールを0.5〜15
重量%共重合し、かつ、共重合したポリオキシアルキレ
ングリコールとポリエステル原糸中のフェノール系抗酸
化剤の残存率との比が下記式を満足するポリエステル原
糸を供給することにある。
【0020】3×10-3≦(I/P)≦5×10-3 ここで、Iは得られたポリエステル原糸中のフェノール
系抗酸化剤の残存率(重量%)を言い、Pは得られたポ
リエステル原糸中のポリオキシアルキレングリコールの
共重合率(重量%)を言う。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明者は、上記問題を解決する
ため鋭意検討を重ねた結果、ポリオキシアルキレングリ
コールの共重合率とポリエステル原糸中のフェノール系
抗酸化剤の残存率との比を限定することにより、窒素酸
化物に対する堅ろう性および耐熱性に優れたポリエステ
ル原糸が得られることを見出し、本発明に到達した。
【0022】即ち、本発明は、ポリエステル原糸がポリ
オキシアルキレングリコールを0.5〜15重量%共重
合し、かつ、共重合したポリオキシアルキレングリコー
ルとポリエステル原糸中のフェノール系抗酸化剤の残存
率との比が下記式を満足するポリエステル原糸を提供す
るものである。
【0023】3×10-3≦(I/P)≦5×10-3 ここで、Iは得られたポリエステル原糸中のフェノール
系抗酸化剤の残存率(重量%)を言い、Pは得られたポ
リエステル原糸中のポリオキシアルキレングリコールの
共重合率(重量%)を言う。
【0024】以下、上記要旨をもってなる本発明につい
てさらに詳細に説明する。本発明のポリエステルは、テ
レフタル酸を主たる酸成分とし、炭素数2〜6のアルキ
レングリコール、即ちエチレングリコール、トリメチレ
ングリコール、テトラメチレングリコール、ペンタメチ
レングリコール及びヘキサメチレングリコールから選ば
れた少なくとも一種のグリコールを主たるグリコール成
分とするポリエステルを対象とする。
【0025】かかるポリエステルは、その酸成分である
テレフタル酸の一部を他の二官能性カルボン酸で置き換
えてもよい。このような他のカルボン酸としては、例え
ばイソフタル酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、
ナフタリンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジ
フエノキシエタンジカルボン酸、β−オキシエトキシ安
息香酸、p−オキシ安息香酸の如き二官能性芳香族カル
ボン酸、セバシン酸、アジピン酸、蓚酸の如き二官能性
脂肪族カルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン
酸の如き二官能性脂環族カルボン酸等をあげることがで
きる。
【0026】また、ポリエステルのグリコール成分の一
部を他のグリコール成分で置き換えてもよく、かかるグ
リコールとしては、主成分以外の上記グリコール及び他
のジオール化合物、例えばシクロヘキサン−1,4−ジ
メタノール、ネオペンチルグリコール、ビスフェノール
A、ビスフェノールSの如き脂肪族、脂環族、芳香族の
ジオール化合物等があげられる。
【0027】かかるポリエステルは任意の方法で合成さ
れたものが使用される。例えばポリエチレンテレフタレ
ートについて説明すれば、通常、テレフタル酸とエチレ
ングリコールとを直接エステル化反応させるか、テレフ
タル酸ジメチルの如きテレフタル酸の低級アルキルエス
テルとエチレングリコールとをエステル交換反応させる
か、又はテレフタル酸とエチレンオキサイドとを反応さ
せる方法によってテレフタル酸のグリコールエステルお
よび/またはその低重合体を生成させる第1段階の反応
と、ついで第1段階の反応生成物を重合触媒存在下に減
圧加熱して所望の重合度になるまで重縮合させる第2段
階の反応によって製造され、その後、合成物をチップ状
あるいはそのままの状態で、任意の方法により繊維状に
成形される。
【0028】本発明において、用いられるポリオキシア
ルキレングリコールとは、具体的にはポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレ
ングリコール等であり、好ましくはポリエチレングリコ
ールである。
【0029】本発明において、用いられるポリオキシア
ルキレングリコールの共重合率は、得られるポリエステ
ルに対して0.5〜15重量%の範囲とする必要があ
り、0.8〜10重量%が好ましい。共重合率が0.5
重量%未満の場合には、染色性向上効果が小さく、15
重量%を越えると色調、物理的特性等の低下を生じ好ま
しくない。
【0030】本発明において、用いられるフェノール系
抗酸化剤は各種ヒンダードフェノール系抗酸化剤化合物
を用いることができるが、特に下記式(I)〜(III )
で表されるものが好ましい。
【化2】
【化3】
【化4】 ポリオキシアルキレングリコールの平均分子量は、30
0〜4,000が好ましく、さらに好ましくは600〜
2,000である。平均分子量が300未満の場合に
は、共重合時にポリオキシアルキレングリコールの一部
が飛散し、共重合量が一定化せず、得られた原糸の強伸
度、収縮率、染色性にムラが生じ、一方、平均分子量が
4,000を越える場合には、共重合される高分子量が
増大するため、染色性の低下、耐光堅ろう性が低下し好
ましくない。
【0031】また、ポリオキシアルキレングリコールは
溶解後、凝固点+15℃以内の温度、かつ、窒素雰囲気
下で貯蔵していたものを使用するのが好ましい。
【0032】凝固点+15℃を越え、かつ/または、空
気雰囲気下での貯蔵は、ポリオキシアルキレングリコー
ルの熱、酸化劣化により、得られた原糸の色調悪化や物
理的特性の低下が生じ好ましくない。
【0033】共重合したポリオキシアルキレングリコー
ルとポリエステル原糸中のフェノール系抗酸化剤の残存
率との比は下記式の範囲とする必要がある。 3×10-3≦(I/P)≦5×10-3 ここで、Iは得られたポリエステル原糸中のフェノール
系抗酸化剤の残存率(重量%)を言い、Pは得られたポ
リエステル原糸中のポリオキシアルキレングリコールの
共重合率(重量%)を言う。
【0034】好ましくは、3.5×10-3≦(I/P)
≦4.5×10-3の範囲である。
【0035】共重合したポリオキシアルキレングリコー
ルとポリエステル原糸中のフェノール系抗酸化剤の残存
率との比が、3×10-3未満であると得られたポリエス
テル原糸の耐熱性が低下し、色調悪化や物理的特性の低
下が生じ好ましくない。
【0036】また、5×10-3を越えるとそのポリエス
テル原糸の窒素酸化物に対する堅ろう性低下により黄変
が生じ好ましくない。得られるポリエステルの触媒組
成、その他共重合物の種類や共重合率、成形までの過程
の熱履歴の大小等によってフェノール系抗酸化剤の消費
量および残存量は変化するので、フェノール系抗酸化剤
の添加率は特に限定しない。
【0037】ポリオキシアルキレングリコールおよびフ
ェノール系抗酸化剤の添加時期はポリエステルの合成が
完了する前の任意の段階でよいが、第2段階で配合する
のが好ましい。
【0038】本発明のポリエステル原糸には、必要に応
じて種々の添加剤、例えば、艶消し剤、着色剤、無機微
粒子等を含むことができる。
【0039】
【実施例】以下に実施例を挙げてさらに詳細に説明す
る。
【0040】しかしながら、本発明は以下の実施例によ
って制限を受けるものではない。
【0041】各物性の測定、評価方法は下記に従った。 (1)フェノール系抗酸化剤の残存率(重量%)=I ポリエステル原糸をエステル交換してガスクロマトグラ
フィーで測定した。
【0042】(2)ポリオキシアルキレングリコールの
共重合率(重量%)=P ポリエステル原糸をアミノ分解して沈殿滴定法により測
定した。
【0043】(3)色調 ポリエステル原糸を筒編状にして分散染料で染色し、染
色物の色調をスガ試験機(株)製カラーコンピューター
で測定し、b値で示した。
【0044】b値は+側になるほど黄味の強いことを示
す。
【0045】(4)強力保持率(%) 得られたポリエステル原糸を熱風乾燥機中で180℃×
60分熱処理し、熱処理前後の原糸強度比を耐熱性の指
標として下式により強力保持率で示した。強力保持率が
大きいほどポリエステル原糸の耐熱性が良いことを示
す。この強力保持率が60%以上であれば、実用上何ら
支障はないものである。 (K1/K2)×100(%) ここで、K1は熱処理後の原糸強度(g/d)、K2は熱処
理前の原糸強度(g/d)を言う。
【0046】(5)タフネス保持率(%) 得られたポリエステル原糸を熱風乾燥機中で180℃×
60分熱処理し、熱処理前後の原糸強度および伸度比を
耐熱性の指標として下式によりタフネス保持率で示し
た。タフネス保持率が大きいほどポリエステル原糸の耐
熱性が良いことを示す。このタフネス保持率が60%以
上であれば、実用上何ら支障はないものである。
(((K1×(1+S1/100))/(K2×(1+S2/1
00)))×100 ここで、S1は熱処理後の原糸伸度(%)、S2は熱処理
前の原糸伸度(%)を言う。
【0047】(6)窒素酸化物に対する堅ろう性(変退
色判定) JIS L 0855「窒素酸化物に対する染色堅ろう度
試験方法」で示される「強試験」を4回繰り返し実施
し、JIS L 0801の10に基づき判定した。
【0048】変退色の判定において3〜5級であれば、
窒素酸化物に対する堅ろう性(黄変)は実用上何ら支障
はないものである。
【0049】実施例1〜7、比較例1〜8 予めエステル化反応容器に2,000kgのエステル化
反応物を存在させておき、そこにテレフタル酸1,35
0kg、エチレングリコール600kgのスラリー状混
合物を3時間かけて仕込んだ。この間、エステル化容器
内に1×105Paの圧力を加え、温度250℃を保
ち、生成した水は系外へ抜き出した。
【0050】スラリー状混合物の仕込み終了後1時間こ
の状態を維持した後、仕込んだ分のエステル化反応物を
重縮合反応容器に移した。
【0051】次いで、リン酸0.3kgを、5分後に三
酸化アンチモン0.75kg、酢酸コバルト0.4k
g、二酸化チタン3.5kg、シリコーン化合物ポリメ
チルフェニルシロキサンTSF−433(東芝シリコー
ン(株)製)0.2kg、および、フェノール系抗酸化
剤イルガノックス1010(ムサシノガイギー(株)
製)、平均分子量1,000のポリエチレングリコール
を添加した。
【0052】その後、280℃、20Pa以下の減圧下
で3時間重縮合反応し、反応生成物をストランド状に押
し出しカッティング、ポリエステルチップを得た。
【0053】得られたポリエステルチップを乾燥機内の
雰囲気温度150℃で20Pa以下の減圧を維持して5
時間乾燥した。
【0054】該乾燥チップを孔数36個の口金を用い、
紡糸温度290℃、紡糸速度1300m/分で紡糸し
た。
【0055】引き続き、加熱ローラー温度80℃、熱板
温度170℃で3倍に延伸し、75d、36フィラメン
トの延伸糸を得た。
【0056】こうして得られたポリエステル原糸の品質
評価結果は、表1に示すとおりであった。
【0057】これらの結果から明らかなように、本発明
のポリエステル原糸(実施例1〜7)は窒素酸化物に対
する堅ろう性が優れ、また、ポリエステル原糸のb値、
強力保持率、タフネス保持率いずれも優れていることが
判る。
【0058】一方、請求範囲外で実施した比較例1〜8
は、窒素酸化物に対する堅ろう性が低いか、ポリエステ
ル原糸の耐熱性が悪く、b値が高いか、あるいは、強力
保持率、タフネス保持率が低いか、いずれかの欠点を有
していた。
【表1】
【0059】
【発明の効果】本発明のポリエステル原糸は、窒素酸化
物に対する堅ろう性および耐熱性いずれにも優れるとい
う特徴を持つ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリエステル原糸であって、ポリオキシア
    ルキレングリコールを0.5〜15重量%共重合し、か
    つ、共重合したポリオキシアルキレングリコールとポリ
    エステル原糸中のフェノール系抗酸化剤の残存率との比
    が下記式を満足することを特徴とするポリエステル原
    糸。 3×10-3≦(I/P)≦5×10-3 ここで、Iは得られたポリエステル原糸中のフェノール
    系抗酸化剤の残存率(重量%)を言い、Pは得られたポ
    リエステル原糸中のポリオキシアルキレングリコールの
    共重合率(重量%)を言う。
JP6129298A 1998-03-12 1998-03-12 ポリエステル原糸 Pending JPH11256426A (ja)

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