JPH11256706A - 防水シート、表面仕上げ材、その取付方法及び建築パネル - Google Patents

防水シート、表面仕上げ材、その取付方法及び建築パネル

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JPH11256706A
JPH11256706A JP10056297A JP5629798A JPH11256706A JP H11256706 A JPH11256706 A JP H11256706A JP 10056297 A JP10056297 A JP 10056297A JP 5629798 A JP5629798 A JP 5629798A JP H11256706 A JPH11256706 A JP H11256706A
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JP
Japan
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waterproof
waterproof sheet
surface finishing
sheet
adjacent
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JP10056297A
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Takeshi Ishiwatari
武 石渡
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接する防水シート同士を防水ファスナーに
より簡単に接合することができて、防水性が良好な防水
シートを提供する。 【解決手段】 建物躯体(20)への水の浸入を防止するた
めに建物躯体(20)表面を覆う防水シート(10)であって、
その周縁には、隣接する他の防水シート(10)の周縁と接
合する防水ファスナー(30)を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴室や洗面等に
おいて、建物躯体への水の浸入を防止するために建物躯
体の室内側の表面を覆う防水シートや、その防水シート
を使用した表面仕上げ材や、その表面仕上げ材の取付方
法や、それらを使用した建築パネルに関するものであ
る。
【0002】
【先行技術】従来の浴室や洗面所等の防水処理が必要な
室内壁面には、建物躯体への水の浸入を防止するために
建物躯体の室内側の表面を覆う防水シートが形成されて
いた。この防水シートは、具体的には、アスファルトフ
ェルトや、ビニール樹脂等の防水性を備えたシート状の
ものから形成されていた。そして、この防水シートは、
その建物躯体側の表面に接着材を塗布して、建物躯体や
防水シート同士の接着を行っていた。
【0003】また、従来の浴室の壁面は、木質からなる
四角枠状の枠材及び面材からなる壁パネルと、その壁パ
ネルの浴室側の石膏ボード等の耐火材と、その耐火材の
浴室側の表面に接着剤等により貼付される前記防水シー
トと、この防水シートの浴室側に固定される下地材と、
この下地材の浴室側を化粧するタイル等からなる化粧材
とを備えていた。そして、現場施工において、この浴室
壁面が形成される位置に、壁パネル、耐火材、防水シー
ト、下地材及び化粧材の各部材を、順に浴室側に積層し
て形成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の防水シートは、僅かな隙間や未接着の部分が発生しな
いように隣接する防水シート同士を隙間なく接着材等を
使用して接着しなければならなかった。その作業は容易
ではなく、熟練した作業者による高度な作業を必要とす
る上に、適当な養生時間が必要となって現場施工におい
て手間がかかるという第一の問題点があった。
【0005】さらに、浴室等の壁面を組み立てる場合に
は、防水シートや化粧材等の壁面を構成する多数の構成
部材をそれぞれ積層しなければならず、部品点数や工程
数が多く、現場施工において、大変、手間がかかるとい
う第二の問題点があった。そこで、請求項1記載の発明
は、上記した従来の技術の有する第一の問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、隣接す
る防水シート同士を防水ファスナーを用いて簡単な作業
により接合することができて、現場施工を容易にし、防
水性が良好な防水シートを提供しようとするものであ
る。
【0006】これに加え、請求項2記載の発明は、現場
施工において、接着材を塗布することなく、建物躯体に
接着することができて、取付作業を容易にすることがで
きる防水シートを提供しようとするものである。これに
加え、請求項3記載の発明は、隣接する防水ファスナー
同士が、完全に接合しているか否かを容易に確認するこ
とができて、防水性を担保することができる防水シート
を提供しようとするものである。
【0007】請求項4記載の発明は、上記した従来の技
術の有する第二の問題点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、壁面を構成する構成部材をそ
れぞれ個別に積層する必要がなく、取付作業の部品点数
を減らすことができて、部品の搬送や管理を容易にし、
作業工程数を減らすことができ、取付作業を容易にする
ことができる表面仕上げ材を提供しようとするものであ
る。
【0008】これに加え、請求項5記載の発明は、簡単
に取り付けることができて、現場施工における取付作業
を容易にすることができる表面仕上げ材を提供しようと
するものである。請求項6記載の発明は、現場施工にお
いて、取付作業を容易にすることができる表面仕上げ材
の取付方法を提供しようとするものである。
【0009】請求項7記載の発明は、簡単に取り付ける
ことができて、現場施工における取付作業を容易にする
ことができる建築パネルを提供しようとするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものである。請求項1記載の発明は、
建物躯体(20)への水の浸入を防止するために建物躯体(2
0)表面を覆う防水シート(10)であって、その周縁には、
隣接する他の防水シート(10)の周縁と接合する防水ファ
スナー(30)を設けたことを特徴とする。
【0011】なお、ここで、「防水ファスナー」とは、
防水性を備えた締め具や、留め具等であれば良いもので
ある。例えば、一般的にチャックやジッパー等といわれ
るスライドファスナーであって、防水機能を備えたもの
等を含むものである。本発明は、防水シート(10)の周縁
に防水ファスナー(30)が形成されているため、防水シー
ト(10)同士を接着材等を使用して接着することなく、防
水シート(10)同士をその防水ファスナー(30)により防水
性を担保するとともに簡単に接合することができる。そ
して、防水シート(10)同士の間の接着に接着材を使用し
ないため、隙間無く接着するための熟練した接着技術を
必要とすることなく、誰でも簡単に防水性に優れた防水
シート(10)を建物躯体(20)の表面に形成することができ
る。これにより、簡単な作業で防水性が優れた室内表面
を形成することができる。
【0012】請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の特徴点に加え、防水シート(10)の建物躯体(20)側
には、周囲部材と粘着可能な粘着部(31)を予め設けたこ
とを特徴とする。なお、ここで、「粘着部(31)」とは、
予め粘着剤が塗布してあり、その「粘着部(31)」と周囲
部材とが粘着可能に形成されているものである。例え
ば、防水シート(10)の建物躯体(20)側に予め粘着剤が塗
布され、その表面に剥離紙が形成され、使用する際に剥
離紙を剥がして、その粘着部(31)と周囲部材とを接着さ
せることができるようなものを含むものである。
【0013】また、ここで、「周囲部材」とは、防水シ
ート(10)の建物躯体(20)側に形成されているものであっ
て、例えば、壁パネル(21)等の建物躯体(20)等を含むも
のである。本発明は、防水シート(10)の建物躯体(20)側
には、予め粘着部(31)が形成されているため、現場施工
において、接着剤等を防水シート(10)の建物躯体(20)側
に塗布する必要がない。これにより、現場施工における
組立作業を容易にすることができる。
【0014】また、その粘着部(31)は、予め工場等によ
り品質の一定したものを形成することができるため、粘
着剤の膜厚等が適正なものを均一に塗布したものを使用
することができる。これにより、現場施工において、各
作業者が接着剤等を塗布するよりも、安定した品質のも
のを得ることができ、建物躯体(20)に防水シート(10)を
確実に固定することができる。
【0015】請求項3記載の発明は、上記した請求項1
または請求項2記載の特徴点に加え、防水シート(10)の
防水ファスナー(30)には、開口する溝状の溝部(32)が形
成され、前記防水シート(10)に隣接する他の防水シート
(10)の防水ファスナー(30)には、前記溝部(32)にはまり
込む突条の突条部(33)が形成され、前記溝部(32)と突条
部(33)とは、有色透明の互いに異なる外観色に形成され
ていることを特徴とする。
【0016】本発明は、溝部(32)と突条部(33)との外観
色が有色透明の互いに異なるものから形成されている。
このため、溝部(32)の内部に突条部(33)が完全にはまり
込むと、それらの裏面側から透かして見た場合に、異な
る外観色の溝部(32)及び突条部(33)とが組合わさった状
態で見える。そして、溝部(32)及び突条部(33)が部分的
にはまり込んでいない部分が形成されると、それらの裏
面側から透かして見た場合に、裏面側に現れる外観色が
不連続に形成され、その部分が完全にはまり込んでいな
いことを簡単に確認することができる。これにより、溝
部(32)及び突条部(33)の接合不良個所を容易に探すこと
ができて、接合不良個所の発生を抑えることができ、防
水性を担保することができる。
【0017】請求項4記載の発明は、室内の壁表面を化
粧するとともに建物躯体(20)への防水性を備えた室内用
の予め一体化された表面仕上げ材(40)であって、室内側
の表面を化粧する化粧材(50)と、この化粧材(50)の裏面
側に位置して建物躯体(20)への水の浸入を防止する防水
シート(10)とを備え、この防水シート(10)の周縁には、
隣接する他の表面仕上げ材(40)の防水シート(10)の周縁
と接合する防水ファスナー(30)を形成したことを特徴と
する。
【0018】なお、ここで、「予め一体化された表面仕
上げ材(40)」とは、現場施工において、建物躯体(20)の
表面に表面仕上げ材(40)を取り付ける際に、一体化され
ていれば良いものである。したがって、工場から出荷段
階において、既に一体化されていても良く、また、工場
出荷段階では、まだ一体化されておれず、各部品に分解
された状態で出荷され、現場に搬送されるが、現場施工
における取付場所付近において、各部材を一体化して、
その後、建物躯体(20)への取付場所に取り付ける際には
一体化されているものも含まれるものである。
【0019】また、ここで、「化粧材(50)」は、浴室(7
2)の壁面表面を化粧することができるものであれば良い
ものであって、その材質は特に限定されるものではな
く、例えば、複数個のタイル等を貼付した状態のもの
や、表面に模様や凹凸を有する樹脂状の平板板からなる
ものや、微粒子の木粉と樹脂とを混合して成形すること
により得られるもの等を含むものである。
【0020】本発明は、化粧材(50)及び防水シート(10)
を備えた表面仕上げ材(40)が予め一体化されている。こ
のため、取付作業の部品点数を減らすことができ、部品
の搬送や管理を容易にすることができる。さらに、現場
での取付作業において、予め一体化された表面仕上げ材
(40)を建物躯体(20)に固定するだけで、化粧材(50)及び
防水シート(10)を、それぞれ積層して取り付けることな
く、室内の壁表面に形成することができる。これによ
り、各構成部材を別個、独立にそれぞれ取り付ける場合
と比較して取付作業における作業工程数を減らすことが
できて、取付作業を容易にすることができる。
【0021】また、本発明に係る表面仕上げ材(40)は、
防水シート(10)を備えているため、表面仕上げ材(40)自
体の防水性を良好に維持することができる。そして、こ
の防水シート(10)の周縁に防水ファスナー(30)が形成さ
れているため、防水シート(10)同士を接着剤等を使用し
て接着することなく、隣接する表面仕上げ材(40)の防水
シート(10)同士を、その防水ファスナー(30)により簡単
に接合することができ、表面仕上げ材(40)同士の間に発
生する隙間から水が建物躯体(20)に向かって浸入するこ
とを抑えることができる。これにより、簡単な作業で防
水性が優れた室内表面を形成することができる。
【0022】請求項5記載の発明は、上記した請求項4
記載の特徴点に加え、表面仕上げ材(40)は、その隣接す
る他の表面仕上げ材(40)の間に位置して隣接する化粧材
(50)同士の間を埋める継ぎ目部材(60)を備え、この継ぎ
目部材(60)は、一方の化粧材(50)の端部が挿入可能な一
方側端部挿入部(61)と、この一方側端部挿入部(61)の反
対の側面側に位置して他方の化粧材(50)の端部が挿入可
能な他方側端部挿入部(62)とを備え、この一方側端部挿
入部(61)及び他方側端部挿入部(62)の周囲は、継ぎ目部
材(60)を隣接する化粧材(50)の間に押し込む際に変形可
能な軟質材から形成されていることを特徴とする。
【0023】なお、ここで、「軟質材」とは、化粧材(5
0)の端部が一方側端部挿入部(61)や他方側端部挿入部(6
2)に挿入できるように変形するものであれば良いもので
あって、特に、その材質は限定されるものではなく、例
えば、軟質樹脂やゴム等を含むものである。本発明にお
いて、一方側端部挿入部(61)及び他方側端部挿入部(62)
の周囲は、継ぎ目部材(60)を隣接する化粧材(50)の間に
押し込む際に変形可能な軟質材から形成されている。こ
のため、隣接する化粧材(50)の間に継ぎ目部材(60)を押
し込むと、化粧材(50)に押されて、一方側端部挿入部(6
1)及び他方側端部挿入部(62)の周囲が弾性変形する。こ
れにより、一方側端部挿入部(61)及び他方側端部挿入部
(62)のそれぞれの内部に各化粧材(50)の端部を挿入する
ことができ、隣接する表面仕上げ材(40)の化粧材(50)同
士の間を継ぎ目部材(60)により埋めることができ、防水
性を担保することができる。すなわち、継ぎ目部材(60)
を押し込むという簡単な作業で化粧材(50)の間を埋める
ことができ、取付作業を容易にすることができる。
【0024】請求項6記載の発明は、室内の壁表面を化
粧するとともに建物躯体(20)への防水性を備えた室内用
の予め一体化された表面仕上げ材(40)の取付方法であっ
て、室内側の表面を化粧する化粧材(50)と、この化粧材
(50)の裏面側に位置して建物躯体(20)への水の浸入を防
止する防水シート(10)とを備え、この防水シート(10)の
周縁には、隣接する他の防水シート(10)の周縁と接合す
る防水ファスナー(30)を形成し、室内周囲の建物躯体(2
0)の表面に沿って複数枚の表面仕上げ材(40)を配置する
工程と、互いに隣接する表面仕上げ材(40)のそれぞれの
防水シート(10)を、隣接する表面仕上げ材(40)の隙間か
ら引っ張り出し、この引っ張り出した防水シート(10)の
周縁の防水ファスナー(30)同士を接合する工程と、その
接合した防水シート(10)を前記隙間から表面仕上げ材(4
0)と建物躯体(20)との間に押し込む工程と、隣接する表
面仕上げ材(40)の化粧材(50)同士の隙間を塞ぐための軟
質材からなる継ぎ目部材(60)をそれらの間にはめ込む工
程とを備えたことを特徴とするなお、ここで、「予め一
体化された表面仕上げ材(40)」とは、請求項4において
説明した内容と同様である。
【0025】本発明に係る表面仕上げ材(40)の取付方法
は、先ず、室内周囲の建物躯体(20)の表面に沿って複数
枚の表面仕上げ材(40)を配置する。この表面仕上げ材(4
0)は、化粧材(50)及び防水シート(10)が予め一体化され
ている。このため、取付作業の部品点数を減らすことが
でき、部品の搬送や管理を容易にすることができ、化粧
材(50)及び防水シート(10)を、それぞれ個別に取り付け
る必要がなく、一度の固定作業で済む。これにより、各
構成部材を別個、独立にそれぞれ取り付ける場合と比較
して取付作業における作業工程数を減らすことができ
て、取付作業を容易にすることができる。
【0026】次に、互いに隣接する表面仕上げ材(40)の
それぞれの防水シート(10)を、隣接する表面仕上げ材(4
0)の隙間からそれぞれ引っ張り出す。そして、この引っ
張り出した防水シート(10)の周縁の防水ファスナー(30)
同士を接合する。このように、防水シート(10)の周縁に
防水ファスナー(30)が形成されているため、防水シート
(10)同士を接着剤等を使用して接着することなく、隣接
する表面仕上げ材(40)の防水シート(10)同士をその防水
ファスナー(30)により簡単に接合することができ、防水
性を担保することができる。これにより、簡単な作業で
防水性が優れた室内表面を形成することができる。
【0027】次に、接合した防水シート(10)を前記隙間
から表面仕上げ材(40)と建物躯体(20)との間に押し込
む。次に、隣接する表面仕上げ材(40)の化粧材(50)同士
の隙間を塞ぐための軟質材からなる継ぎ目部材(60)をそ
れらの間に押し込む。この継ぎ目部材(60)は軟質材から
形成されているため、隣接する表面仕上げ材(40)の間に
継ぎ目部材(60)を押し込むと、化粧材(50)に押されて、
継ぎ目部材(60)が弾性変形する。これにより、化粧材(5
0)の間に継ぎ目部材(60)をはめ込むことができて、化粧
材(50)の間の隙間を埋めることができる。すなわち、室
内側の表面を化粧材(50)及び継ぎ目部材(60)により覆う
ことができ、防水性を担保することができる。上記工程
により、表面仕上げ材(40)の取付が終了する。
【0028】請求項7記載の発明は、室内の壁を構成す
るとともに建物躯体(20)への防水性を備えた予め一体化
された建築パネル(70)であって、室内側の表面を化粧す
る化粧材(50)と、この化粧材(50)の反室内側に位置して
建物躯体(20)への水の浸入を防止する防水シート(10)
と、この防水シート(10)の反室内側に位置する耐火材(7
1)と、この耐火材(71)の反室内側に位置して室内の壁を
構成して建物躯体(20)となる壁パネル(21)とを備え、前
記防水シート(10)の周縁には、隣接する防水シート(10)
の周縁と接合する防水ファスナー(30)を形成したことを
特徴とする。
【0029】なお、ここで、「予め一体化された建築パ
ネル(70)」とは、現場施工において、浴室床面(73)の周
囲に取り付ける際に、一体化されていれば良いものであ
る。したがって、工場から出荷段階において、既に一体
化されていても良く、また、工場出荷段階では、まだ一
体化されてなく、各部品に分解された状態で出荷され、
現場に搬送されるが、現場施工における取付場所と異な
る場所において、各部材を一体化して、その後、取付場
所に取り付ける際には一体化されているものも含まれる
ものである。
【0030】本発明は、化粧材(50)、防水シート(10)、
耐火材(71)及び壁パネル(21)を備えた建築パネル(70)が
予め一体化されている。このため、これら各部品を別個
に取り扱うよりも、取付作業の部品点数を減らすことが
でき、部品の搬送や管理を容易にすることができる。さ
らに、現場での取付作業において、予め一体化された建
築パネル(70)を配置して固定するだけで、化粧材(50)、
防水シート(10)、耐火材(71)及び壁パネル(21)を、それ
ぞれ積層して取り付けることなく形成することができ
る。これにより、各構成部材を別個、独立にそれぞれ取
り付ける場合と比較して取付作業における作業工程数を
減らすことができて、取付作業を容易にすることができ
る。
【0031】また、本発明に係る建築パネル(70)は、防
水シート(10)を備えているため、建築パネル(70)自体の
防水性を良好に維持することができる。そして、その防
水シート(10)の周縁に防水ファスナー(30)が形成されて
いるため、建築パネル(70)を配置して固定した後に、防
水シート(10)同士を接着剤等を使用して接着する必要が
ない。すなわち、隣接する表面仕上げ材(40)の防水シー
ト(10)同士を、その防水ファスナー(30)により簡単に接
合することができ、建築パネル(70)間に生じる隙間から
水が建物躯体(20)側に浸入することを抑えることがで
き、防水性を担保することができる。これにより、簡単
な作業で防水性が優れた室内壁面を形成することができ
る。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて、更に詳しく説明する。図1乃至図5は、本
発明の第一の実施の形態であって、図1は表面仕上げ材
を用いた浴室壁面の横断面図、図2は表面仕上げ材の取
付途中の状態の横断面図、図3は継ぎ目部材の横断面
図、図4は防水ファスナーの横断面図、図5は表面仕上
げ材の横断面図をそれぞれ示す。
【0033】まず、本実施の形態の構成について説明す
る。本実施の形態に係る表面仕上げ材40は、浴室72内の
壁表面を化粧するとともに建物躯体20への防水性を備え
たものであって、浴室72用に予め一体化されているもの
である。この表面仕上げ材40は、室内側の表面を化粧す
る化粧材50と、この化粧材50の裏面側に位置して化粧材
50を保持する下地材51と、この下地材51の裏面側に位置
して建物躯体20への水の浸入を防止する防水シート10と
を備えている。そして、表面仕上げ材40は、現場施工に
おいて、建物躯体20の表面に表面仕上げ材40を取り付け
る際に、一体化されているものである。すなわち、工場
から出荷段階において、既に一体化されているものであ
る。なお、建物躯体20は、特に図示しないが四角枠状の
枠材及び枠材の間を塞ぐ面材からなる壁パネル21と、こ
の壁パネル21の浴室72側に位置して耐火性に優れた耐火
材71とから形成されている。
【0034】前記防水シート10の周縁には、隣接する他
の表面仕上げ材40の防水シート10の周縁と接合する防水
ファスナー30が形成されている。この防水ファスナー30
には、開口する溝状の溝部32が形成され、前記防水シー
ト10に隣接する他の防水シート10の防水ファスナー30に
は、前記溝部32にはまり込む突条の突条部33が形成され
ている。すなわち、図5に示すように、防水シート10の
一端側の防水ファスナー30には溝部32を形成し、防水フ
ァスナー30の他端側の防水ファスナー30には突条部33を
形成しているものである。そして、防水シート10を複数
枚、配置する際、その防水シート10の継ぎ目となる箇所
には一方の防水シート10の防水ファスナー30の溝部32
と、その防水シート10に隣接する他の防水シート10の防
水ファスナー30の突条部33とが位置するように設定して
いるものである。そして、防水シート10の建物躯体20側
には、周囲部材と粘着可能な粘着部31を予め設けてあ
る。
【0035】前記突条部33は、縦断面形状が略円形状で
あって、基端側の幅が狭くなるような形状に設定されて
いる。そして、溝部32の縦断面形状は、突条部33の縦断
面形状と略整合するように形成されてあり、溝部32の開
口する入口側の幅が奥側よりも狭くなるように設定され
ている。すなわち、溝部32の内部に突条部33を強制的に
押し込んで、溝部32が弾性変形することにより溝部32の
内部に突条部33が一旦入り込んでしまうと、縦断面形状
が略円形状の突条部33の表面を溝部32が包み込んでしま
い、両者を引き離す方向に力が加わっても容易には外れ
ないように形成されているものである。そして、溝部32
と突条部33とは、両者が正常な状態で組合わさっている
か否かを容易に判断することができるように有色透明の
互いに異なる外観色に形成されている。
【0036】前記表面仕上げ材40は、その隣接する他の
表面仕上げ材40の間に位置して隣接する化粧材50同士の
間を埋める長尺状の継ぎ目部材60を備えている。この継
ぎ目部材60は、浴室72の壁面の角部に位置して、横断面
形状が略三角形状に形成されている。そして、継ぎ目部
材60は、一方の化粧材50の端部が挿入可能な一方側端部
挿入部61と、この一方側端部挿入部61の反対の側面側に
位置して他方の化粧材50の端部が挿入可能な他方側端部
挿入部62とを備えている。そして、継ぎ目部材60の一方
側端部挿入部61及び他方側端部挿入部62の周囲は、継ぎ
目部材60を隣接する化粧材50の間に押し込む際に変形可
能な軟質樹脂からなる軟質材から形成されている。そし
て、継ぎ目部材60の浴室72側の表面から継ぎ目部材60の
内部側に向かって開口する横断面形状が略T字状の差し
込み溝64が形成されている。この差し込み溝64の内部に
は、その差し込み溝64の断面形状に略整合する横断面形
状が略T字状のアルミ製の長尺材である差し込み具63が
差し込まれている。この差し込み具63は、継ぎ目部材60
を隣接する化粧材50の間に挟み込んだ後に継ぎ目部材60
が容易に変形することを抑えて、継ぎ目部材60の外れ止
めの役割を果たすとともに、浴室72の角部の外観におい
て、意匠上のアクセントとなるものである。
【0037】次に、上記した実施の形態の作用及び効果
について、表面仕上げ材40の取付手順に沿って説明す
る。先ず、最初に、浴室72周囲の建物躯体20の表面に沿
って複数枚の表面仕上げ材40を配置する。この表面仕上
げ材40は、化粧材50、下地材51及び防水シート10が予め
一体化されている。このため、取付作業の部品点数を減
らすことができ、部品の搬送や管理を容易にすることが
でき、化粧材50、下地材51及び防水シート10を、それぞ
れ個別に取り付ける必要がなく、一度の固定作業で済
む。これにより、各構成部材を別個、独立にそれぞれ取
り付ける場合と比較して取付作業における作業工程数を
減らすことができて、取付作業を容易にすることができ
る。その際、防水シート10の建物躯体20側には、粘着部
31が形成されているため、建物躯体20の表面に表面仕上
げ材40を押し付けるだけで仮止めすることができる。す
なわち、現場施工において、接着剤等を防水シート10の
建物躯体20側に塗布する必要がなく、現場施工における
組立作業を容易にすることができる。また、その粘着部
31は、予め工場等により品質の一定したものを形成する
ことができるため、粘着剤の膜厚等が適正なものを均一
に塗布したものを使用することができる。これにより、
現場施工において、各作業者が接着剤等を塗布するより
も、安定した品質のものを得ることができ、建物躯体20
に防水シート10を確実に固定することができる。
【0038】次に、接着剤や釘等の締結部材を介して表
面仕上げ材40を所定の位置に固定する。なお、この釘等
による表面仕上げ材40の固定は、継ぎ目部材60等を固定
した後の最終工程において行っても良いものである。次
に、図2に示すように、互いに隣接する表面仕上げ材40
のそれぞれの防水シート10を、浴室72の角部において隣
接する表面仕上げ材40の隙間からそれぞれ引っ張り出
す。そして、この引っ張り出した二枚の防水シート10の
周縁の防水ファスナー30同士を接合する。具体的には、
一方の防水シート10の防水ファスナー30に形成された突
条部33と、他方の防水シート10の防水ファスナー30に形
成された溝部32とを対面するように合わせた状態で両側
から突条部33及び溝部32の裏面側を指で押すことによ
り、突条部33が溝部32の内部に押し込まれる。このよう
に、防水シート10の周縁に防水ファスナー30が形成され
ているため、防水シート10同士を接着剤等を使用して接
着することなく、隣接する表面仕上げ材40の防水シート
10同士をその防水ファスナー30により簡単に接合するこ
とができ、防水性を担保することができる。これによ
り、簡単な作業で防水性が優れた室内表面を形成するこ
とができる。
【0039】また、溝部32に突条部33をはめ込む際、溝
部32と突条部33との外観色が有色透明の互いに異なるも
のから形成されているため、溝部32の内部に突条部33が
完全にはまり込むと、それらの裏面側から透かして見た
場合に、異なる外観色の溝部32及び突条部33とが平行に
並んで組合わさった状態で見える。そして、溝部32及び
突条部33が部分的にはまり込んでいない部分が形成され
ると、それらの裏面側から透かして見た場合に、裏面側
に現れる外観色が不連続に形成され、その部分が完全に
はまり込んでいないことを簡単に確認することができ
る。これにより、溝部32及び突条部33の接合不良個所を
容易に探すことができて、接合不良個所の発生を抑える
ことができ、防水性を担保することができる。
【0040】次に、接合した防水シート10を前記隙間か
ら表面仕上げ材40と建物躯体20との間に押し込む。次
に、隣接する表面仕上げ材40の化粧材50同士の隙間を塞
ぐための継ぎ目部材60をそれらの間に押し込む。具体的
には、一方側端部挿入部61に一方の化粧材50の端部を押
し込み、他方側端部挿入部62に他方の化粧材50の端部を
押し込む。その際、一方側端部挿入部61及び他方側端部
挿入部62の周囲は、軟質材から形成されているため、隣
接する表面仕上げ材40の間に継ぎ目部材60を押し込む
と、各化粧材50に押されて、一方側端部挿入部61及び他
方側端部挿入部62の周囲が弾性変形する。これにより、
化粧材50の各端部を一方側端部挿入部61及び他方側端部
挿入部62の内部に挿入することができて、化粧材50の間
の隙間を継ぎ目部材60により埋めることができる。すな
わち、室内側の表面を化粧材50及び継ぎ目部材60により
覆うことができ、防水性を担保することができる。もち
ろん、継ぎ目部材60の左右を同時に押し込む必要はな
く、片方ずつ押し込んでも良く、また、ドライバー等の
治具を用いて、強制的に一方側端部挿入部61や他方側端
部挿入部62の開口させて、各化粧材50の端部を挿入して
も良いものである。以上の工程により、表面仕上げ材40
の取り付けが終了する。
【0041】次に、第二の実施の形態について説明す
る。図6及び図7は、本発明の第二の実施の形態であっ
て、図6は建築パネルの横断面図、図7は建築パネルを
用いた浴室の組立分解図を示すものである。なお、この
建築パネル70には、予め窓サッシや出入口サッシ等を組
み込んだ状態で形成されているものである。
【0042】本実施の形態は、浴室72の壁を構成すると
ともに建物躯体20への防水性を備えた予め一体化された
建築パネル70を使用して、かかる建築パネル70を浴室床
面73の周囲に立設している点に特徴を有するものであ
る。この建築パネル70は、浴室72側の表面を化粧する化
粧材50と、この化粧材50の反浴室72側に位置して化粧材
50を保持する下地材51と、この下地材51の反浴室72側に
位置して建物躯体20への水の浸入を防止する防水シート
10と、この防水シート10の反浴室72側に位置する耐火材
71と、この耐火材71の反浴室72側に位置して浴室72の壁
を構成して建物躯体20となる壁パネル21とを備えてい
る。なお、化粧材50や防水シート10等のそれぞれの各部
材は、第一の実施の形態と同様のものを使用しているも
のであって、防水シート10の周縁には、隣接する防水シ
ート10の周縁と接合する防水ファスナー30が同様に形成
されている。すなわち、これら各部材を予め一体化した
建築パネル70として、形成している点が第一の実施の形
態と異なる点である。その他の構成は、第一の実施の形
態と略同様であって、同様の構成には同一の部品番号を
付与して説明を省略する。
【0043】次に、上記した実施の形態の作用及び効果
について説明する。本実施の形態においても、第一の実
施の形態で述べたものと同様の作用及び効果を得ること
ができるが、これに加えて、本実施の形態は、化粧材5
0、下地材51、防水シート10、耐火材71及び壁パネル21
を備えた建築パネル70が予め一体化されている。このた
め、これら各部品を別個に取り扱うよりも、取付作業の
部品点数を減らすことができ、部品の搬送や管理を容易
にすることができる。さらに、現場での取付作業におい
て、予め一体化された建築パネル70を配置して固定する
だけで、化粧材50、下地材51、防水シート10、耐火材71
及び壁パネル21を、それぞれ積層して取り付けることな
く形成することができる。これにより、各構成部材を別
個、独立にそれぞれ取り付ける場合と比較して取付作業
における作業工程数を減らすことができて、取付作業を
容易にすることができる。
【0044】また、本実施の形態に係る建築パネル70
は、防水シート10を備えているため、建築パネル70自体
の防水性を良好に維持することができる。そして、その
防水シート10の周縁に防水ファスナー30が形成されてい
るため、建築パネル70を配置して固定した後に、防水シ
ート10同士を接着剤等を使用して接着する必要がない。
すなわち、隣接する表面仕上げ材40の防水シート10同士
を、その防水ファスナー30により簡単に接合することが
でき、建築パネル70間に生じる隙間から水が建物躯体20
側に浸入することを抑えることができ、防水性を担保す
ることができる。これにより、簡単な作業で防水性が優
れた浴室72の壁面を形成することができる。
【0045】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
記載の発明によれば、隣接する防水シート同士を防水フ
ァスナーにより簡単に接合することができて、防水性が
良好な防水シートを提供することができる。
【0046】請求項2記載の発明によれば、現場施工に
おいて、接着材を塗布することなく、建物躯体に接着す
ることができて、組立作業を容易にすることができる防
水シートを提供することができる。請求項3記載の発明
によれば、隣接する防水ファスナー同士が、完全に接合
しているか否かを容易に確認することができて、防水性
を担保することができる防水シートを提供することがで
きる。
【0047】請求項4記載の発明によれば、壁面を構成
する構成部材をそれぞれ個別に積層する必要がなく、取
付作業の部品点数を減らすことができて、部品の搬送や
管理を容易にし、作業工程数を減らすことができ、取付
作業を容易にすることができる表面仕上げ材を提供する
ことができる。請求項5記載の発明によれば、簡単に取
り付けることができて、現場施工における取付作業を容
易にすることができる表面仕上げ材を提供することがで
きる。
【0048】請求項6記載の発明によれば、現場施工に
おいて、組立作業を容易にすることができる表面仕上げ
材の取付方法を提供することができる。請求項7記載の
発明によれば、簡単に取り付けることができて、現場施
工における取付作業を容易にすることができる建築パネ
ルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態であって、表面仕上
げ材を用いた浴室壁面を示す横断面図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態であって、表面仕上
げ材の取付途中の状態を示す横断面図である。
【図3】本発明の第一の実施の形態であって、継ぎ目部
材を示す横断面図である。
【図4】本発明の第一の実施の形態であって、防水ファ
スナーを示す横断面図である。
【図5】本発明の第一の実施の形態であって、表面仕上
げ材を示す横断面図である。
【図6】本発明の第二の実施の形態であって、建築パネ
ルを示す横断面図である。
【図7】本発明の第二の実施の形態であって、建築パネ
ルを用いた浴室を示す組立分解図である。
【符号の説明】
10 防水シート 20 建物躯体 21 壁パネル 30 防水ファスナ
ー 31 粘着部 32 溝部 33 突条部 40 表面仕上げ材 50 化粧材 51 下地材 60 継ぎ目部材 61 一方側端部挿
入部 62 他方側端部挿入部 63 差し込み具 64 差し込み溝 70 建築パネル 71 耐火材 72 浴室 73 浴室床面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物躯体への水の浸入を防止するために
    建物躯体表面を覆う防水シートであって、 その周縁には、隣接する他の防水シートの周縁と接合す
    る防水ファスナーを設けたことを特徴とする防水シー
    ト。
  2. 【請求項2】 防水シートの建物躯体側には、周囲部材
    と粘着可能な粘着部を予め設けたことを特徴とする請求
    項1記載の防水シート。
  3. 【請求項3】 防水シートの防水ファスナーには、開口
    する溝状の溝部が形成され、 前記防水シートに隣接する他の防水シートの防水ファス
    ナーには、前記溝部にはまり込む突条の突条部が形成さ
    れ、 前記溝部と突条部とは、有色透明の互いに異なる外観色
    に形成されていることを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の防水シート。
  4. 【請求項4】 室内の壁表面を化粧するとともに建物躯
    体への防水性を備えた室内用の予め一体化された表面仕
    上げ材であって、 室内側の表面を化粧する化粧材と、この化粧材の裏面側
    に位置して建物躯体への水の浸入を防止する防水シート
    とを備え、 この防水シートの周縁には、隣接する他の表面仕上げ材
    の防水シートの周縁と接合する防水ファスナーを形成し
    たことを特徴とする表面仕上げ材。
  5. 【請求項5】 表面仕上げ材は、その隣接する他の表面
    仕上げ材の間に位置して隣接する化粧材同士の間を埋め
    る継ぎ目部材を備え、 この継ぎ目部材は、一方の化粧材の端部が挿入可能な一
    方側端部挿入部と、この一方側端部挿入部の反対の側面
    側に位置して他方の化粧材の端部が挿入可能な他方側端
    部挿入部とを備え、 この一方側端部挿入部及び他方側端部挿入部の周囲は、
    継ぎ目部材を隣接する化粧材の間に押し込む際に変形可
    能な軟質材から形成されていることを特徴とする請求項
    4記載の表面仕上げ材。
  6. 【請求項6】 室内の壁表面を化粧するとともに建物躯
    体への防水性を備えた室内用の予め一体化された表面仕
    上げ材の取付方法であって、 室内側の表面を化粧する化粧材と、この化粧材の裏面側
    に位置して建物躯体への水の浸入を防止する防水シート
    とを備え、 この防水シートの周縁には、隣接する他の防水シートの
    周縁と接合する防水ファスナーを形成し、 室内周囲の建物躯体の表面に沿って複数枚の表面仕上げ
    材を配置する工程と、 互いに隣接する表面仕上げ材のそれぞれの防水シート
    を、隣接する表面仕上げ材の隙間から引っ張り出し、こ
    の引っ張り出した防水シートの周縁の防水ファスナー同
    士を接合する工程と、 その接合した防水シートを前記隙間から表面仕上げ材と
    建物躯体との間に押し込む工程と、 隣接する表面仕上げ材の化粧材同士の隙間を塞ぐための
    軟質材からなる継ぎ目部材をそれらの間にはめ込む工程
    とを備えたことを特徴とする表面仕上げ材の取付方法。
  7. 【請求項7】 室内の壁を構成するとともに建物躯体へ
    の防水性を備えた予め一体化された建築パネルであっ
    て、 室内側の表面を化粧する化粧材と、 この化粧材の反室内側に位置して建物躯体への水の浸入
    を防止する防水シートと、 この防水シートの反室内側に位置する耐火材と、 この耐火材の反室内側に位置して室内の壁を構成して建
    物躯体となる壁パネルとを備え、 前記防水シートの周縁には、隣接する防水シートの周縁
    と接合する防水ファスナーを形成したことを特徴とする
    建築パネル。
JP10056297A 1998-03-09 1998-03-09 防水シート、表面仕上げ材、その取付方法及び建築パネル Pending JPH11256706A (ja)

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