JPH11257019A - ガスタービン - Google Patents
ガスタービンInfo
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- JPH11257019A JPH11257019A JP6163898A JP6163898A JPH11257019A JP H11257019 A JPH11257019 A JP H11257019A JP 6163898 A JP6163898 A JP 6163898A JP 6163898 A JP6163898 A JP 6163898A JP H11257019 A JPH11257019 A JP H11257019A
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- Japan
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- cooling medium
- gas turbine
- blade
- hole
- gas
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- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】構造簡易にして冷却媒体の確実なシール性を図
ったガスタービンを提供する。 【解決手段】本発明に係るガスタービンは、タービン動
翼26a,26bの動翼底部面35a,35bとディス
ク25a,25bの植込み溝底部面36a,36bとの
間に装着する冷却媒体通路ブロック40a,40bと、
冷却媒体通路ブロック40a,40bに押圧力を与える
可撓部品46a,46bとを備えたものである。
ったガスタービンを提供する。 【解決手段】本発明に係るガスタービンは、タービン動
翼26a,26bの動翼底部面35a,35bとディス
ク25a,25bの植込み溝底部面36a,36bとの
間に装着する冷却媒体通路ブロック40a,40bと、
冷却媒体通路ブロック40a,40bに押圧力を与える
可撓部品46a,46bとを備えたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電用等として利
用されるガスタービンに係り、特にガスタービン構成部
分に供給する冷却媒体の効果的な漏洩防止を図ったガス
タービンに関する。
用されるガスタービンに係り、特にガスタービン構成部
分に供給する冷却媒体の効果的な漏洩防止を図ったガス
タービンに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の発電プラントは、コンベンショナ
ルな蒸気タービンに較べて起動、停止運転時間が短く、
プラント熱効率が高い点が評価され、ガスタービンに蒸
気タービンを組み合せるコンバインドサイクル発電プラ
ントが数多く発電所に設置され、民生部門に電力を供給
している。
ルな蒸気タービンに較べて起動、停止運転時間が短く、
プラント熱効率が高い点が評価され、ガスタービンに蒸
気タービンを組み合せるコンバインドサイクル発電プラ
ントが数多く発電所に設置され、民生部門に電力を供給
している。
【0003】このコンバインドサイクル発電プラント
は、図20に示すように、ガスタービンプラント1を主
体にして構成し、ガスタービンプラント1に蒸気タービ
ンプラント2および発電機3を列車状に軸直結する、い
わゆるパワートレインとして軸配置になっている。一軸
配置のコンバインドサイクル発電プラントは、蒸気発生
源としての排熱回収ボイラ4を別置きにして備えてい
る。
は、図20に示すように、ガスタービンプラント1を主
体にして構成し、ガスタービンプラント1に蒸気タービ
ンプラント2および発電機3を列車状に軸直結する、い
わゆるパワートレインとして軸配置になっている。一軸
配置のコンバインドサイクル発電プラントは、蒸気発生
源としての排熱回収ボイラ4を別置きにして備えてい
る。
【0004】ガスタービンプラント1は、空気圧縮機
5、ガスタービン燃焼器6、ガスタービン7を備え、空
気圧縮機5で吸い込んだ大気ARを高圧化し、その高圧
空気に燃料Fを加えてガスタービン燃焼器6で燃焼ガス
を発生させ、その燃焼ガスをガスタービン7に供給し、
ガスタービン7を回転駆動するようになっている。
5、ガスタービン燃焼器6、ガスタービン7を備え、空
気圧縮機5で吸い込んだ大気ARを高圧化し、その高圧
空気に燃料Fを加えてガスタービン燃焼器6で燃焼ガス
を発生させ、その燃焼ガスをガスタービン7に供給し、
ガスタービン7を回転駆動するようになっている。
【0005】また、蒸気タービンプラント2は、高圧蒸
気タービン8、低圧蒸気タービン9、復水器10、ポン
プ11を備え、高圧蒸気タービン8で排熱回収ボイラ4
から供給される蒸気に膨張仕事をさせ、そのタービン排
気を排熱回収ボイラ4に戻し、再び再熱器12で加熱さ
せ、その再熱蒸気を低圧蒸気タービン9に供給して膨張
仕事をさせ、膨張仕事を行っているときに得る回転トル
クで発電機3を回転駆動するようになっている。
気タービン8、低圧蒸気タービン9、復水器10、ポン
プ11を備え、高圧蒸気タービン8で排熱回収ボイラ4
から供給される蒸気に膨張仕事をさせ、そのタービン排
気を排熱回収ボイラ4に戻し、再び再熱器12で加熱さ
せ、その再熱蒸気を低圧蒸気タービン9に供給して膨張
仕事をさせ、膨張仕事を行っているときに得る回転トル
クで発電機3を回転駆動するようになっている。
【0006】一方、排熱回収ボイラ4は、ガスタービン
7から供給された排熱(排ガス)を加熱源とし、低圧蒸
気タービン9のタービンのタービン排気を復水器10で
凝縮して復水にし、その復水をポンプ11で昇圧して給
水にし、その給水を上述の排熱で熱交換して蒸気を発生
させ、その蒸気を高圧蒸気タービン8に供給するように
なっている。なお、排熱回収ボイラ4は、上述給水に熱
交換させた排熱を煙突13を介して大気に放出させてい
る。
7から供給された排熱(排ガス)を加熱源とし、低圧蒸
気タービン9のタービンのタービン排気を復水器10で
凝縮して復水にし、その復水をポンプ11で昇圧して給
水にし、その給水を上述の排熱で熱交換して蒸気を発生
させ、その蒸気を高圧蒸気タービン8に供給するように
なっている。なお、排熱回収ボイラ4は、上述給水に熱
交換させた排熱を煙突13を介して大気に放出させてい
る。
【0007】このように、コンバインドサイクル発電プ
ラントは、ガスタービン7から出る排熱の有効活用を図
っているので、従来のコンベンショナルな蒸気タービン
プラントに較べてプラント熱効率が高くなっている。
ラントは、ガスタービン7から出る排熱の有効活用を図
っているので、従来のコンベンショナルな蒸気タービン
プラントに較べてプラント熱効率が高くなっている。
【0008】ところで、最近のコンバインドサイクル発
電プラントでは、今以上のプラント熱効率の向上を図る
ため、ガスタービン燃焼器6からガスタービン7に供給
される燃焼ガスの高温化の設計計画が進められている。
燃焼ガスの高温化に伴ってガスタービン7は、その構成
部品、例えばガスタービン静翼、ガスタービン動翼など
の冷却化が必要になっている。ガスタービン7の構成部
品の冷却化にあたり、冷却媒体は、空気に較べて比熱の
高い蒸気が選定されている。冷却媒体としての蒸気は、
約4MPa、温度300℃、定格運転に必要な全流量の
約60%が必要とされており、子細に検討の結果、高圧
蒸気タービン8のタービン排気が適正と判断された。こ
のため、高圧蒸気タービン8は、その出口からガスター
ビン7の構成部品に冷却用の蒸気を供給する冷却蒸気供
給系14と、冷却蒸気回収系15とを設け、ガスタービ
ン7の構成部品を冷却した蒸気を低圧蒸気タービン9の
入口側に回収させるようになっている。
電プラントでは、今以上のプラント熱効率の向上を図る
ため、ガスタービン燃焼器6からガスタービン7に供給
される燃焼ガスの高温化の設計計画が進められている。
燃焼ガスの高温化に伴ってガスタービン7は、その構成
部品、例えばガスタービン静翼、ガスタービン動翼など
の冷却化が必要になっている。ガスタービン7の構成部
品の冷却化にあたり、冷却媒体は、空気に較べて比熱の
高い蒸気が選定されている。冷却媒体としての蒸気は、
約4MPa、温度300℃、定格運転に必要な全流量の
約60%が必要とされており、子細に検討の結果、高圧
蒸気タービン8のタービン排気が適正と判断された。こ
のため、高圧蒸気タービン8は、その出口からガスター
ビン7の構成部品に冷却用の蒸気を供給する冷却蒸気供
給系14と、冷却蒸気回収系15とを設け、ガスタービ
ン7の構成部品を冷却した蒸気を低圧蒸気タービン9の
入口側に回収させるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ガスタービンの構成部
品を蒸気等で回収冷却する技術として、例えば特開平6
−25740号公報や特開平9−13902号公報、特
開平8−277725号公報等が既に開示されている。
品を蒸気等で回収冷却する技術として、例えば特開平6
−25740号公報や特開平9−13902号公報、特
開平8−277725号公報等が既に開示されている。
【0010】図21に示す従来の第1例は、タービンホ
イール(ディスク)からタービン動翼17に冷却用の蒸
気を供給し、またタービン動翼冷却後の蒸気を回収する
際のシール構造に関する発明であるが、この発明によれ
ば、タービン動翼17の蒸気給排口17a,17bのそ
れぞれにばね機能を持たせたスリーブ18a,18bで
蒸気給排流路を形成している。
イール(ディスク)からタービン動翼17に冷却用の蒸
気を供給し、またタービン動翼冷却後の蒸気を回収する
際のシール構造に関する発明であるが、この発明によれ
ば、タービン動翼17の蒸気給排口17a,17bのそ
れぞれにばね機能を持たせたスリーブ18a,18bで
蒸気給排流路を形成している。
【0011】しかし、この発明では、タービン動翼17
をタービンホイール16に植設する際にスリーブ18
a,18bを外部から観察することができず、シール面
の形成状態に普遍性がないため、スリーブ18a,18
bとタービン動翼17およびタービンホイール16とが
接触不良となる可能性がある。また、運転中にはスリー
ブ18a,18b自体に回転による遠心力が作用し、ば
ね機能が過剰に収縮してタービンホイール16から離脱
するおそれもある。
をタービンホイール16に植設する際にスリーブ18
a,18bを外部から観察することができず、シール面
の形成状態に普遍性がないため、スリーブ18a,18
bとタービン動翼17およびタービンホイール16とが
接触不良となる可能性がある。また、運転中にはスリー
ブ18a,18b自体に回転による遠心力が作用し、ば
ね機能が過剰に収縮してタービンホイール16から離脱
するおそれもある。
【0012】また、図22に示す従来の第2例はタービ
ンホイール16と、スペーサホイール19間に配置され
るスペーサ板20a,20bの双方に設けた窪み部に、
図23に示すようにブッシング21a,21bを締まり
ばめにて設置し、シール部品であるスプーリ22(流路
を形成するスリーブ)を上記ブッシング21a,21b
との間隙なく挿入する構造となっている。
ンホイール16と、スペーサホイール19間に配置され
るスペーサ板20a,20bの双方に設けた窪み部に、
図23に示すようにブッシング21a,21bを締まり
ばめにて設置し、シール部品であるスプーリ22(流路
を形成するスリーブ)を上記ブッシング21a,21b
との間隙なく挿入する構造となっている。
【0013】しかし、この発明では、運転中の遠心力場
および熱応力場において締まりばめが緩む可能性があ
る。また、ブッシング21a,21bとスプーリ22の
集成体に可撓性をもたせる必要があるため薄肉構造とな
り、高圧冷却媒体が極く少量漏洩した場合でも、回転に
よる遠心力や高圧冷却媒体に基づく流体力により嵌込み
の不安定が増長されるおそれがある。
および熱応力場において締まりばめが緩む可能性があ
る。また、ブッシング21a,21bとスプーリ22の
集成体に可撓性をもたせる必要があるため薄肉構造とな
り、高圧冷却媒体が極く少量漏洩した場合でも、回転に
よる遠心力や高圧冷却媒体に基づく流体力により嵌込み
の不安定が増長されるおそれがある。
【0014】さらに、図示しないが、従来の第3例は、
ガスタービン動翼に冷却用の蒸気を給排させる冷却蒸気
給排系に関する発明であるが、この発明によれば、ガス
タービンロータに穿設する冷却蒸気流路を利用してガス
タービン動翼に蒸気を供給している。
ガスタービン動翼に冷却用の蒸気を給排させる冷却蒸気
給排系に関する発明であるが、この発明によれば、ガス
タービンロータに穿設する冷却蒸気流路を利用してガス
タービン動翼に蒸気を供給している。
【0015】しかし、この発明では、冷却蒸気にガスタ
ービン動翼への供給・回収にとどまり、シール構造につ
いて何ら言及していない。特に、ガスタービン動翼とガ
スタービンロータとの嵌合部は、蒸気漏洩が多い部分で
あり、この部分から蒸気が漏洩すると、単に蒸気エネル
ギの損失にとどまらず、ガスタービンを損傷させ、事故
を誘発させる原因になる。
ービン動翼への供給・回収にとどまり、シール構造につ
いて何ら言及していない。特に、ガスタービン動翼とガ
スタービンロータとの嵌合部は、蒸気漏洩が多い部分で
あり、この部分から蒸気が漏洩すると、単に蒸気エネル
ギの損失にとどまらず、ガスタービンを損傷させ、事故
を誘発させる原因になる。
【0016】本発明は、従来技術の持つ不具合・不都合
な点を改善するためになされたもので、構造簡易にして
冷却媒体の確実なシール性を図ったガスタービンを提供
することを目的とする。
な点を改善するためになされたもので、構造簡易にして
冷却媒体の確実なシール性を図ったガスタービンを提供
することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係るガスタービ
ンは、上記の目的を達成するため、請求項1に記載した
ように、ディスクに植設したタービン動翼を備えたガス
タービンにおいて、上記タービン動翼の動翼底部面に形
成した動翼冷却媒体流入孔および動翼冷却媒体流出孔
と、上記ディスクの植込み溝底部面に形成した冷却媒体
供給孔および冷却媒体排出孔と、上記冷却媒体供給孔に
連通し、キャビティ、半径方向供給通路を介して接続す
る軸方向供給通路と、上記冷却媒体排出孔に連通し、キ
ャビティ、半径方向回収通路を介して接続する軸方向回
収通路と、上記動翼底部面と上記植込み溝底部面との間
に装着され、上記動翼冷却媒体流入孔と上記冷却媒体供
給孔とを互いに連通させるとともに、上記動翼冷却媒体
流出孔と上記冷却媒体排出孔とを互いに連通させる冷却
媒体通路ブロックと、上記動翼底部面と上記植込み溝底
部面との端部を塞ぐシール部材と、このシール部材と上
記冷却媒体通路ブロックとの間に介装する可撓部品とを
備えたものである。
ンは、上記の目的を達成するため、請求項1に記載した
ように、ディスクに植設したタービン動翼を備えたガス
タービンにおいて、上記タービン動翼の動翼底部面に形
成した動翼冷却媒体流入孔および動翼冷却媒体流出孔
と、上記ディスクの植込み溝底部面に形成した冷却媒体
供給孔および冷却媒体排出孔と、上記冷却媒体供給孔に
連通し、キャビティ、半径方向供給通路を介して接続す
る軸方向供給通路と、上記冷却媒体排出孔に連通し、キ
ャビティ、半径方向回収通路を介して接続する軸方向回
収通路と、上記動翼底部面と上記植込み溝底部面との間
に装着され、上記動翼冷却媒体流入孔と上記冷却媒体供
給孔とを互いに連通させるとともに、上記動翼冷却媒体
流出孔と上記冷却媒体排出孔とを互いに連通させる冷却
媒体通路ブロックと、上記動翼底部面と上記植込み溝底
部面との端部を塞ぐシール部材と、このシール部材と上
記冷却媒体通路ブロックとの間に介装する可撓部品とを
備えたものである。
【0018】また、本発明に係るガスタービンは、上述
の目的を達成するために、請求項2に記載したように、
動翼底部面および植込み溝底部面の少なくとも一方を、
ガスタービン駆動ガスの後流側から上流側に向って傾斜
状に形成したものである。
の目的を達成するために、請求項2に記載したように、
動翼底部面および植込み溝底部面の少なくとも一方を、
ガスタービン駆動ガスの後流側から上流側に向って傾斜
状に形成したものである。
【0019】また、本発明に係るガスタービンは、上述
の目的を達成するために、請求項3に記載したように、
冷却媒体通路ブロックを、中空部に形成するとともに、
中空部を仕切により区画してボックス状に形成したもの
である。
の目的を達成するために、請求項3に記載したように、
冷却媒体通路ブロックを、中空部に形成するとともに、
中空部を仕切により区画してボックス状に形成したもの
である。
【0020】また、本発明に係るガスタービンは、上述
の目的を達成するために、請求項4に記載したように、
可撓部品を、ばねで構成したものである。
の目的を達成するために、請求項4に記載したように、
可撓部品を、ばねで構成したものである。
【0021】また、本発明に係るガスタービンは、上述
の目的を達成するために、請求項5に記載したように、
ガスタービン駆動ガスの上流側のディスクに形成した半
径方向回収通路と、隣接するガスタービン駆動ガスの後
流側のディスクに形成した半径方向供給通路とを、互い
に一つ置きに互い違いに配置したものである。
の目的を達成するために、請求項5に記載したように、
ガスタービン駆動ガスの上流側のディスクに形成した半
径方向回収通路と、隣接するガスタービン駆動ガスの後
流側のディスクに形成した半径方向供給通路とを、互い
に一つ置きに互い違いに配置したものである。
【0022】また、本発明に係るガスタービンは、上述
の目的を達成するために、請求項6に記載したように、
半径方向回収通路を、円形状に形成したものである。
の目的を達成するために、請求項6に記載したように、
半径方向回収通路を、円形状に形成したものである。
【0023】また、本発明に係るガスタービンは、上述
の目的を達成するために、請求項7に記載したように、
半径方向回収通路を、長円形状に形成したものである。
の目的を達成するために、請求項7に記載したように、
半径方向回収通路を、長円形状に形成したものである。
【0024】また、本発明に係るガスタービンは、上述
の目的を達成するために、請求項8に記載したように、
前部タービンロータと後部タービンロータとの間に、デ
ィスクに植設されたタービン動翼を複数段にして配置し
たガスタービンにおいて、上記前部タービンロータとガ
スタービン駆動ガスの上流側のディスクとの合せ面、ガ
スタービン駆動ガスの上流側のディスクとガスタービン
駆動ガスの後流側のディスクとの合せ面、およびガスタ
ービン駆動ガスの下流側のディスクと上記後部タービン
ロータとの合せ面の少なくとも一つ以上に、一方に形成
した環状突起部に係合させる環状溝を他方の相手側に形
成したものである。
の目的を達成するために、請求項8に記載したように、
前部タービンロータと後部タービンロータとの間に、デ
ィスクに植設されたタービン動翼を複数段にして配置し
たガスタービンにおいて、上記前部タービンロータとガ
スタービン駆動ガスの上流側のディスクとの合せ面、ガ
スタービン駆動ガスの上流側のディスクとガスタービン
駆動ガスの後流側のディスクとの合せ面、およびガスタ
ービン駆動ガスの下流側のディスクと上記後部タービン
ロータとの合せ面の少なくとも一つ以上に、一方に形成
した環状突起部に係合させる環状溝を他方の相手側に形
成したものである。
【0025】また、本発明に係るガスタービンは、上述
の目的を達成するために、請求項9に記載したように、
環状突起部を係合させる環状溝に、薄帯部材を備えたも
のである。
の目的を達成するために、請求項9に記載したように、
環状突起部を係合させる環状溝に、薄帯部材を備えたも
のである。
【0026】また、本発明に係るガスタービンは、上述
の目的を達成するために、請求項10に記載したよう
に、ディスクに植設したタービン動翼を備えたガスター
ビンにおいて、上記タービン動翼の動翼底部面に形成し
た動翼冷却媒体流入孔および動翼冷却媒体流出孔と、上
記ディスクの植込み溝底部面に形成した冷却媒体供給孔
および冷却媒体排出孔と、上記冷却媒体供給孔に連通
し、キャビティ、半径方向供給通路を介して接続する軸
方向供給通路と、上記冷却媒体排出孔に連通し、キャビ
ティ、半径方向回収通路を介して接続する軸方向回収通
路と、上記動翼底部面と上記植込み溝底部面との間に装
着され、上記動翼冷却媒体流入孔と上記冷却媒体供給孔
とを互いに連通させるとともに、上記動翼冷却媒体流出
孔と上記冷却媒体排出孔とを互いに連通させる冷却媒体
通路ブロックと、上記動翼底部面と上記植込み溝底部面
との端部を塞ぐシール部材と、このシール部材に螺合さ
せ、上記冷却媒体通路ブロックをガスタービン駆動ガス
の後流側に向って押圧する閉止プラグとを備えたもので
ある。
の目的を達成するために、請求項10に記載したよう
に、ディスクに植設したタービン動翼を備えたガスター
ビンにおいて、上記タービン動翼の動翼底部面に形成し
た動翼冷却媒体流入孔および動翼冷却媒体流出孔と、上
記ディスクの植込み溝底部面に形成した冷却媒体供給孔
および冷却媒体排出孔と、上記冷却媒体供給孔に連通
し、キャビティ、半径方向供給通路を介して接続する軸
方向供給通路と、上記冷却媒体排出孔に連通し、キャビ
ティ、半径方向回収通路を介して接続する軸方向回収通
路と、上記動翼底部面と上記植込み溝底部面との間に装
着され、上記動翼冷却媒体流入孔と上記冷却媒体供給孔
とを互いに連通させるとともに、上記動翼冷却媒体流出
孔と上記冷却媒体排出孔とを互いに連通させる冷却媒体
通路ブロックと、上記動翼底部面と上記植込み溝底部面
との端部を塞ぐシール部材と、このシール部材に螺合さ
せ、上記冷却媒体通路ブロックをガスタービン駆動ガス
の後流側に向って押圧する閉止プラグとを備えたもので
ある。
【0027】また、本発明に係るガスタービンは、上述
の目的を達成するために、請求項11に記載したよう
に、動翼底部面および植込み溝底部面の少なくとも一方
に、ガスタービン駆動ガスの後流側から上流側に向って
拡大させる傾斜を形成するとともに、上記動翼底部面と
上記植込み溝底部面との傾斜角度差を15度以上に設定
したものである。
の目的を達成するために、請求項11に記載したよう
に、動翼底部面および植込み溝底部面の少なくとも一方
に、ガスタービン駆動ガスの後流側から上流側に向って
拡大させる傾斜を形成するとともに、上記動翼底部面と
上記植込み溝底部面との傾斜角度差を15度以上に設定
したものである。
【0028】また、本発明に係るガスタービンは、上述
の目的を達成するために、請求項12に記載したよう
に、動翼底部面の傾斜角度を、5度以上に設定したもの
である。
の目的を達成するために、請求項12に記載したよう
に、動翼底部面の傾斜角度を、5度以上に設定したもの
である。
【0029】また、本発明に係るガスタービンは、上述
の目的を達成するために、請求項13に記載したよう
に、動翼冷却媒体流入孔側および動翼冷却媒体流出孔側
の冷却媒体通路ブロックに比較的大口径の通路を形成す
るとともに、冷却媒体供給孔側および冷却媒体流出孔側
の上記冷却媒体通路に上記通路に較べて相対的に小口径
の連通孔を形成したものである。
の目的を達成するために、請求項13に記載したよう
に、動翼冷却媒体流入孔側および動翼冷却媒体流出孔側
の冷却媒体通路ブロックに比較的大口径の通路を形成す
るとともに、冷却媒体供給孔側および冷却媒体流出孔側
の上記冷却媒体通路に上記通路に較べて相対的に小口径
の連通孔を形成したものである。
【0030】また、本発明に係るガスタービンは、上述
の目的を達成するために、請求項14に記載したよう
に、冷却媒体供給孔と冷却媒体通路ブロックの連通孔と
の間に形成した冷却媒体流入座ぐり溝と、冷却媒体排出
孔と上記冷却媒体通路ブロックの連通孔との間に形成し
た冷却媒体流出座ぐり溝とを、ディスクの植込み溝底部
面に形成し、上記冷却媒体流入座ぐり溝および上記冷却
媒体流出座ぐり溝に収容するシール片を備えたものであ
る。
の目的を達成するために、請求項14に記載したよう
に、冷却媒体供給孔と冷却媒体通路ブロックの連通孔と
の間に形成した冷却媒体流入座ぐり溝と、冷却媒体排出
孔と上記冷却媒体通路ブロックの連通孔との間に形成し
た冷却媒体流出座ぐり溝とを、ディスクの植込み溝底部
面に形成し、上記冷却媒体流入座ぐり溝および上記冷却
媒体流出座ぐり溝に収容するシール片を備えたものであ
る。
【0031】また、本発明に係るガスタービンは、上述
の目的を達成するために、請求項15に記載したよう
に、ディスクに植設したタービン動翼を備えたガスター
ビンにおいて、上記タービン動翼の動翼底部面に形成し
た動翼冷却媒体流入孔および動翼冷却媒体流出孔と、上
記ディスクの植込み溝底部面に形成した冷却媒体供給孔
および冷却媒体排出孔と、上記冷却媒体供給孔に連通
し、キャビティ、半径方向供給通路を介して接続する軸
方向供給通路と、上記冷却媒体排出孔に連通し、キャビ
ティ、半径方向回収通路を介して接続する軸方向回収通
路と、上記動翼底部面と上記植込み溝底部面との間に装
着され、上記動翼冷却媒体流入孔と上記冷却媒体供給孔
とを互いに連通させるとともに、上記動翼冷却媒体流出
孔と上記冷却媒体排出孔とを互いに連通させる冷却媒体
通路ブロックと、この冷却媒体通路ブロックを押圧し、
上記動翼底部面および上記植込み溝底部面の回転接線方
向と反対側に装着した可撓部品とを備えたものである。
の目的を達成するために、請求項15に記載したよう
に、ディスクに植設したタービン動翼を備えたガスター
ビンにおいて、上記タービン動翼の動翼底部面に形成し
た動翼冷却媒体流入孔および動翼冷却媒体流出孔と、上
記ディスクの植込み溝底部面に形成した冷却媒体供給孔
および冷却媒体排出孔と、上記冷却媒体供給孔に連通
し、キャビティ、半径方向供給通路を介して接続する軸
方向供給通路と、上記冷却媒体排出孔に連通し、キャビ
ティ、半径方向回収通路を介して接続する軸方向回収通
路と、上記動翼底部面と上記植込み溝底部面との間に装
着され、上記動翼冷却媒体流入孔と上記冷却媒体供給孔
とを互いに連通させるとともに、上記動翼冷却媒体流出
孔と上記冷却媒体排出孔とを互いに連通させる冷却媒体
通路ブロックと、この冷却媒体通路ブロックを押圧し、
上記動翼底部面および上記植込み溝底部面の回転接線方
向と反対側に装着した可撓部品とを備えたものである。
【0032】また、本発明に係るガスタービンは、上述
の目的を達成するために、請求項16に記載したよう
に、動翼底部面および植込み溝底部面の少なくとも一方
を、回転接線方向の反対側から回転接線方向に向って左
上がりの傾斜に形成したものである。
の目的を達成するために、請求項16に記載したよう
に、動翼底部面および植込み溝底部面の少なくとも一方
を、回転接線方向の反対側から回転接線方向に向って左
上がりの傾斜に形成したものである。
【0033】また、本発明に係るガスタービンは、上述
の目的を達成するために、請求項17に記載したよう
に、可撓部品を、断面V字状の板ばねで構成したもので
ある。
の目的を達成するために、請求項17に記載したよう
に、可撓部品を、断面V字状の板ばねで構成したもので
ある。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るガスタービン
の実施形態について、図1〜図19を参照して説明す
る。
の実施形態について、図1〜図19を参照して説明す
る。
【0035】第1実施形態(図1〜図11) 図1は、例示としてタービン動翼を二段落にし、二段落
のタービン動翼をディスク(タービンホイール)に植設
した本発明に係るガスタービンの実施形態を示す概略縦
断面図であり、図2は、ディスクに植設したタービン動
翼を取り出した部分拡大図である。
のタービン動翼をディスク(タービンホイール)に植設
した本発明に係るガスタービンの実施形態を示す概略縦
断面図であり、図2は、ディスクに植設したタービン動
翼を取り出した部分拡大図である。
【0036】ガスタービン23は、後部タービンロータ
24a、前部タービンロータ24bに連続一体に形成す
るディスク(タービンホイール)25a,25bを軸方
向に沿って備え、各ディスク25a,25bにタービン
動翼26a,26bを植設する構成になっている。さら
に、締結ボルト27が後部および前部タービンロータ2
4a,24bと各ディスク25a,25bを軸方向に隙
間なく締結している。
24a、前部タービンロータ24bに連続一体に形成す
るディスク(タービンホイール)25a,25bを軸方
向に沿って備え、各ディスク25a,25bにタービン
動翼26a,26bを植設する構成になっている。さら
に、締結ボルト27が後部および前部タービンロータ2
4a,24bと各ディスク25a,25bを軸方向に隙
間なく締結している。
【0037】ディスク25a,25bは、後部タービン
ロータ24aの入口端INから供給する冷却媒体CF
を、各タービン動翼26a,26bに案内する軸方向供
給通路28と、各タービン動翼26a,26bの冷却後
の冷却媒体CFを後部タービンロータ24aの出口端E
Xに回収させる軸方向回収通路29とを備えている。
ロータ24aの入口端INから供給する冷却媒体CF
を、各タービン動翼26a,26bに案内する軸方向供
給通路28と、各タービン動翼26a,26bの冷却後
の冷却媒体CFを後部タービンロータ24aの出口端E
Xに回収させる軸方向回収通路29とを備えている。
【0038】また、ディスク25a,25bは、両面外
側の周方向に沿って環状に形成するキャビティ30a,
30b,31a,31bを備えている。これらのうち、
キャビティ30a,31aは、半径方向供給通路32,
33を介して軸方向供給通路28と連通しており、軸方
向供給通路28から案内された冷却媒体CFを一旦集め
た後、冷却媒体供給孔34a,34bを通じて各タービ
ン動翼26a,26bに冷却媒体CFを供給する。
側の周方向に沿って環状に形成するキャビティ30a,
30b,31a,31bを備えている。これらのうち、
キャビティ30a,31aは、半径方向供給通路32,
33を介して軸方向供給通路28と連通しており、軸方
向供給通路28から案内された冷却媒体CFを一旦集め
た後、冷却媒体供給孔34a,34bを通じて各タービ
ン動翼26a,26bに冷却媒体CFを供給する。
【0039】図2は、図1で示した二段落のタービン動
翼のうち、ガスタービン駆動ガス(主流ガス)の上流側
に配置したタービン動翼およびディスクを代表例として
取り出した部分拡大図である。なお、ガスタービン駆動
ガスの下流側に配置したタービン動翼およびディスクも
上流側のものと構成が同一なので、カッコ書きで構成部
品番号を付すにとどめ、説明を省略する。
翼のうち、ガスタービン駆動ガス(主流ガス)の上流側
に配置したタービン動翼およびディスクを代表例として
取り出した部分拡大図である。なお、ガスタービン駆動
ガスの下流側に配置したタービン動翼およびディスクも
上流側のものと構成が同一なので、カッコ書きで構成部
品番号を付すにとどめ、説明を省略する。
【0040】タービン動翼26b(26a)の動翼底部
面35b(35a)とディスク25b(25a)の植込
み溝底部面36b(36a)で形成される隙間37b
(37a)には、冷却媒体供給孔34b(34a)と動
翼冷却媒体流入孔38b(38a)とを連通させる中空
部39b(39a)を持つ冷却媒体通路ブロック40b
(40a)が装着されており、供給された冷却媒体をタ
ービン動翼26b(26a)内部に案内する。
面35b(35a)とディスク25b(25a)の植込
み溝底部面36b(36a)で形成される隙間37b
(37a)には、冷却媒体供給孔34b(34a)と動
翼冷却媒体流入孔38b(38a)とを連通させる中空
部39b(39a)を持つ冷却媒体通路ブロック40b
(40a)が装着されており、供給された冷却媒体をタ
ービン動翼26b(26a)内部に案内する。
【0041】また、冷却媒体通路ブロック40b(40
a)は、冷却媒体排出孔41b(41a)および動翼冷
却媒体流出孔42b(42a)と連通する中空部43b
(43a)を備えており、タービン動翼26b(26
a)から排出された冷却媒体をキャビティ31b(30
b)に送る。そしてタービン動翼26b(26a)から
排出された冷却媒体CFを、図1に示したキャビティ3
1b(30b)に集め、半径方向回収通路44b,44
aを通じて軸方向回収通路29から後部タービンロータ
24aの出口端EXに回収させるようになっている。
a)は、冷却媒体排出孔41b(41a)および動翼冷
却媒体流出孔42b(42a)と連通する中空部43b
(43a)を備えており、タービン動翼26b(26
a)から排出された冷却媒体をキャビティ31b(30
b)に送る。そしてタービン動翼26b(26a)から
排出された冷却媒体CFを、図1に示したキャビティ3
1b(30b)に集め、半径方向回収通路44b,44
aを通じて軸方向回収通路29から後部タービンロータ
24aの出口端EXに回収させるようになっている。
【0042】一方、図2で示した動翼底部面35b(3
5a)は、ガスタービン駆動ガス(主流ガス)の後流側
(冷却媒体通路ブロック挿入口)から上流側に向って、
いわゆる左下りの傾斜面であり、植込み溝底部面36b
(36a)も動翼底部面35b(35a)の傾斜よりも
大きくした、左下りの傾斜面である。動翼底部面35b
(35a)と植込み溝底部面36b(36a)との間に
装着された冷却媒体通路ブロック40b(40a)は、
ボックス状になっており、中空部39b(39a),4
3b(43a)を区画する仕切45b(45a)が設け
られている。また、冷却媒体通路ブロック40b(40
a)の一側(ガスタービン駆動ガスの上流側)には、可
撓部品46b(46a)を介装してシール部材47b
(47a)がディスク25b(25a)の周方向に沿っ
て設けられている。具体的には、図3に示すように、中
空部39b(39a),43b(43a)を仕切45b
(45a)で区画したボックス状の冷却媒体通路ブロッ
ク40b(40a)が冷却媒体供給孔34b(34a)
および冷却媒体排出孔41b(41a)に連通させて植
込み溝底部面36b(36a)に装着され、その一側に
可撓部品46b(46a)、例えば、ばねを介装してシ
ール部材47b(47a)により植込み溝底部面36b
(36a)の端部が塞がれる。
5a)は、ガスタービン駆動ガス(主流ガス)の後流側
(冷却媒体通路ブロック挿入口)から上流側に向って、
いわゆる左下りの傾斜面であり、植込み溝底部面36b
(36a)も動翼底部面35b(35a)の傾斜よりも
大きくした、左下りの傾斜面である。動翼底部面35b
(35a)と植込み溝底部面36b(36a)との間に
装着された冷却媒体通路ブロック40b(40a)は、
ボックス状になっており、中空部39b(39a),4
3b(43a)を区画する仕切45b(45a)が設け
られている。また、冷却媒体通路ブロック40b(40
a)の一側(ガスタービン駆動ガスの上流側)には、可
撓部品46b(46a)を介装してシール部材47b
(47a)がディスク25b(25a)の周方向に沿っ
て設けられている。具体的には、図3に示すように、中
空部39b(39a),43b(43a)を仕切45b
(45a)で区画したボックス状の冷却媒体通路ブロッ
ク40b(40a)が冷却媒体供給孔34b(34a)
および冷却媒体排出孔41b(41a)に連通させて植
込み溝底部面36b(36a)に装着され、その一側に
可撓部品46b(46a)、例えば、ばねを介装してシ
ール部材47b(47a)により植込み溝底部面36b
(36a)の端部が塞がれる。
【0043】図4は、図1のA−A矢視方向に沿う一部
切断断面図である。ガスタービン駆動ガスの後流側のデ
ィスク25aに形成したキャビティ30aは、隣接する
ディスク25bに穿孔した半径方向回収通路44bに至
るまで周方向に沿って延びており、半径方向回収通路4
4bおよびキャビティ31bとから隔離させている。
切断断面図である。ガスタービン駆動ガスの後流側のデ
ィスク25aに形成したキャビティ30aは、隣接する
ディスク25bに穿孔した半径方向回収通路44bに至
るまで周方向に沿って延びており、半径方向回収通路4
4bおよびキャビティ31bとから隔離させている。
【0044】また、図1のB部で示した後部タービンロ
ータ24aとガスタービン駆動ガスの後流側のディスク
25aとの合せ面、ガスタービン駆動ガスの後流側のデ
ィスク25aとガスタービン駆動ガスの上流側のディス
ク25bとの合せ面、およびガスタービン駆動ガスの上
流側のディスク25bと前部タービンロータ24bとの
合せ面には、環状溝48a,48b,48cがガスター
ビン駆動ガスの上流側のディスク25b、ガスタービン
駆動ガスの下流側のディスク25a、および後部タービ
ンロータ24bのそれぞれに形成されている。これら環
状溝48a,48b,48cは、図5に示すように、周
方向に沿って延び、隣接する前部タービンロータ24
b、ガスタービン駆動ガスの上流側のディスク25bお
よびガスタービン駆動ガスの下流側のディスク25aの
それぞれから突き出した環状突起部49a,49b,4
9cに薄帯部材50a,50b,50cを介装して係合
させ、キャビティ31a,31b,30a,30bを流
れる冷却媒体CFのシールを図っている。
ータ24aとガスタービン駆動ガスの後流側のディスク
25aとの合せ面、ガスタービン駆動ガスの後流側のデ
ィスク25aとガスタービン駆動ガスの上流側のディス
ク25bとの合せ面、およびガスタービン駆動ガスの上
流側のディスク25bと前部タービンロータ24bとの
合せ面には、環状溝48a,48b,48cがガスター
ビン駆動ガスの上流側のディスク25b、ガスタービン
駆動ガスの下流側のディスク25a、および後部タービ
ンロータ24bのそれぞれに形成されている。これら環
状溝48a,48b,48cは、図5に示すように、周
方向に沿って延び、隣接する前部タービンロータ24
b、ガスタービン駆動ガスの上流側のディスク25bお
よびガスタービン駆動ガスの下流側のディスク25aの
それぞれから突き出した環状突起部49a,49b,4
9cに薄帯部材50a,50b,50cを介装して係合
させ、キャビティ31a,31b,30a,30bを流
れる冷却媒体CFのシールを図っている。
【0045】次に、起動運転時、定格運転時、停止運転
時の順に、本実施形態に係るガスタービンの作用を説明
する。
時の順に、本実施形態に係るガスタービンの作用を説明
する。
【0046】起動運転時 後部タービンロータ24aの入口端INから供給された
冷却媒体CFは、ディスク25a,25bに穿孔された
軸方向供給通路28、半径方向供給通路32,33、お
よび冷却媒体供給孔34a,34bを通じてディスク2
5a,25bの植込み溝底部面36a,36bに供給さ
れる。この場合、各通路28,32,33,34a,3
4bは、締結ボルト27の締付力により軸方向にシール
されているので、冷却媒体CFの漏洩がない。
冷却媒体CFは、ディスク25a,25bに穿孔された
軸方向供給通路28、半径方向供給通路32,33、お
よび冷却媒体供給孔34a,34bを通じてディスク2
5a,25bの植込み溝底部面36a,36bに供給さ
れる。この場合、各通路28,32,33,34a,3
4bは、締結ボルト27の締付力により軸方向にシール
されているので、冷却媒体CFの漏洩がない。
【0047】次に、冷却媒体CFは、冷却媒体通路ブロ
ック45a,45bの中空部39a,39bを通じて動
翼冷却媒体流入孔38a,38bに供給される。このと
き、冷却媒体通路ブロック40a,40bは、可撓部品
46a,46bにより押圧されており、動翼底部面35
a,35bおよび植込み溝底部面36a,36bに密着
しているため、冷却媒体CFの漏洩は生じない。
ック45a,45bの中空部39a,39bを通じて動
翼冷却媒体流入孔38a,38bに供給される。このと
き、冷却媒体通路ブロック40a,40bは、可撓部品
46a,46bにより押圧されており、動翼底部面35
a,35bおよび植込み溝底部面36a,36bに密着
しているため、冷却媒体CFの漏洩は生じない。
【0048】さらに、冷却媒体CFは、タービン動翼2
6a,26bを冷却後、動翼冷却媒体流出孔42a,4
2b、冷却媒体排出孔41a,41b、キャビティ30
b,31b、半径方向回収通路44a,44bを通じて
軸方向回収通路29に至り、後部タービンロータ24a
の出口端EXから回収される。ここで、キャビティ30
b,31bおよび半径方向回収通路44a,44bは、
互いに隔離されているので冷却媒体CF間の漏洩もな
い。
6a,26bを冷却後、動翼冷却媒体流出孔42a,4
2b、冷却媒体排出孔41a,41b、キャビティ30
b,31b、半径方向回収通路44a,44bを通じて
軸方向回収通路29に至り、後部タービンロータ24a
の出口端EXから回収される。ここで、キャビティ30
b,31bおよび半径方向回収通路44a,44bは、
互いに隔離されているので冷却媒体CF間の漏洩もな
い。
【0049】定格運転時 定格運転中、後部タービンロータ24aとタービン駆動
ガスの後流側のディスク25aとの合せ面、ガスタービ
ン駆動ガスの後流側のディスク25aとガスタービン駆
動ガスの上流側のディスク25bとの合せ面、およびガ
スタービン駆動ガスの上流側のディスク25bと前部タ
ービンロータ24bとの合せ面のそれぞれには、遠心力
が働き、図6に示すように、環状突起部49a,49
b,49cを環状溝48a,48b,48cから半径方
向の外側に向って飛び出ようとするが、薄帯部材50
a,50b,50cの摩擦力により環状突起部49a,
49b,49cの移動を抑制するので、ディスク30
a,30b,31a,31bを流れる冷却媒体CFのシ
ールを保つことができる。
ガスの後流側のディスク25aとの合せ面、ガスタービ
ン駆動ガスの後流側のディスク25aとガスタービン駆
動ガスの上流側のディスク25bとの合せ面、およびガ
スタービン駆動ガスの上流側のディスク25bと前部タ
ービンロータ24bとの合せ面のそれぞれには、遠心力
が働き、図6に示すように、環状突起部49a,49
b,49cを環状溝48a,48b,48cから半径方
向の外側に向って飛び出ようとするが、薄帯部材50
a,50b,50cの摩擦力により環状突起部49a,
49b,49cの移動を抑制するので、ディスク30
a,30b,31a,31bを流れる冷却媒体CFのシ
ールを保つことができる。
【0050】また、定格運転中、タービン動翼26a,
26bに遠心力が働くと、ディスク25a,25bは、
図7に示すように,半径方向に延び、これに伴って冷却
媒体通路ブロック40a,40bが動翼底部面35a,
35bに接し、植込み溝底部面36a,36bから離
れ、隙間CLが生じ、冷却媒体CFのシールを保つこと
ができなくなる。
26bに遠心力が働くと、ディスク25a,25bは、
図7に示すように,半径方向に延び、これに伴って冷却
媒体通路ブロック40a,40bが動翼底部面35a,
35bに接し、植込み溝底部面36a,36bから離
れ、隙間CLが生じ、冷却媒体CFのシールを保つこと
ができなくなる。
【0051】しかし、本実施形態では、シール部材47
a,47bに可撓部品46a,46bを設けており、可
撓部品46a,46bからの冷却媒体通路ブロック40
a,40bに働く押圧力と、冷却媒体通路ブロック40
a,40b自身に働く遠心力の部材移動方向分力との合
力が動翼底部面35a,35bの面摩擦力を上廻って冷
却媒体通路ブロック40a,40bを軸方向に移動させ
るので、図8に示すように、冷却媒体通路ブロック40
a,40bと植込み溝底部面36a,36bとの隙間C
Lをなくすことができ、冷却媒体CFのシールを確実に
維持することができる。なお、動翼底部面35a,35
bは、面摩擦力を、図9に示す図表から0.15に設定
すると、図7に示す動翼底部面35a,35bの傾斜角
度θB が5度以上であれば上述の部材移動方向分力が増
加し、可撓部品46a,46bに要求される押圧力が小
さくなり、可撓部品46a,46bのコストが安くな
る。
a,47bに可撓部品46a,46bを設けており、可
撓部品46a,46bからの冷却媒体通路ブロック40
a,40bに働く押圧力と、冷却媒体通路ブロック40
a,40b自身に働く遠心力の部材移動方向分力との合
力が動翼底部面35a,35bの面摩擦力を上廻って冷
却媒体通路ブロック40a,40bを軸方向に移動させ
るので、図8に示すように、冷却媒体通路ブロック40
a,40bと植込み溝底部面36a,36bとの隙間C
Lをなくすことができ、冷却媒体CFのシールを確実に
維持することができる。なお、動翼底部面35a,35
bは、面摩擦力を、図9に示す図表から0.15に設定
すると、図7に示す動翼底部面35a,35bの傾斜角
度θB が5度以上であれば上述の部材移動方向分力が増
加し、可撓部品46a,46bに要求される押圧力が小
さくなり、可撓部品46a,46bのコストが安くな
る。
【0052】停止運転時 タービン動翼26a,26bの回転が停止されると、今
迄半径方向に延びていたディスク25a,25bは収縮
し、これに伴って冷却媒体通路ブロック40a,40b
が、図10に示すように、半径方向の圧縮力を発生させ
る。この場合、動翼底部面35a,35bと植込み溝底
部面36a,36bとの傾斜角度差、すなわち楔型の開
き角度δを、図11に示す図表からδ≧15°以上に設
定すれば、図10に示す圧縮力の分力が動翼底部面35
a,35bの摩擦力および可撓部品6a,46bの押圧
力の合計を上廻り、植込み溝底部36a,36bに沿っ
て冷却媒体通路ブロック40a,40bがガスタービン
駆動ガスの上流側に向って押し出される。
迄半径方向に延びていたディスク25a,25bは収縮
し、これに伴って冷却媒体通路ブロック40a,40b
が、図10に示すように、半径方向の圧縮力を発生させ
る。この場合、動翼底部面35a,35bと植込み溝底
部面36a,36bとの傾斜角度差、すなわち楔型の開
き角度δを、図11に示す図表からδ≧15°以上に設
定すれば、図10に示す圧縮力の分力が動翼底部面35
a,35bの摩擦力および可撓部品6a,46bの押圧
力の合計を上廻り、植込み溝底部36a,36bに沿っ
て冷却媒体通路ブロック40a,40bがガスタービン
駆動ガスの上流側に向って押し出される。
【0053】したがって、動翼底部面35a,35b、
植込み溝底部面36a,36bおよび冷却媒体通路ブロ
ック40a,40bの変形や疲労破壊を防止でき、ガス
タービン運転の信頼性を向上させることができる。
植込み溝底部面36a,36bおよび冷却媒体通路ブロ
ック40a,40bの変形や疲労破壊を防止でき、ガス
タービン運転の信頼性を向上させることができる。
【0054】このように、本実施形態によれば、起動運
転、定格運転、停止運転に亘ってディスク25a,25
bおよびタービン動翼26a,26bでの冷却媒体CF
の漏洩がないため、ガスタービンに効率の良い運転を行
わせることができる。
転、定格運転、停止運転に亘ってディスク25a,25
bおよびタービン動翼26a,26bでの冷却媒体CF
の漏洩がないため、ガスタービンに効率の良い運転を行
わせることができる。
【0055】また、単純かつ少ない構成部品により冷却
媒体CFの漏洩防止が可能であるため、設計、製造、保
守の面でコストの削減に繋るばかりでなく、構成部品の
破損可能性の少ない、信頼性の高いガスタービンを実現
することができる。
媒体CFの漏洩防止が可能であるため、設計、製造、保
守の面でコストの削減に繋るばかりでなく、構成部品の
破損可能性の少ない、信頼性の高いガスタービンを実現
することができる。
【0056】第2実施形態(図12,図13) 図12〜図13は、本発明に係るガスタービンの第2実
施形態を示す概略縦断面図で、図12は、タービン動翼
およびディスクの一部を示す拡大図であり、図13は、
図12のB−B矢視方向に沿う切断断面図である。な
お、第1実施形態の構成部品と同一または対応する部分
には同一符号を付す。
施形態を示す概略縦断面図で、図12は、タービン動翼
およびディスクの一部を示す拡大図であり、図13は、
図12のB−B矢視方向に沿う切断断面図である。な
お、第1実施形態の構成部品と同一または対応する部分
には同一符号を付す。
【0057】本実施形態に係るガスタービン23は、図
12に示すように、タービン動翼26a,26bを冷却
した後の冷却媒体CFを、冷却媒体排出孔41a,41
b、キャビティ30b,31b、半径方向回収通路44
a,44bを通じて軸方向回収通路29に回収させるよ
うにしている。この場合、ガスタービン駆動ガスの上流
側の半径方向回収通路44bは、図13に示すように、
ガスタービン駆動ガスの後流側のキャビティ30aから
離し、かつ半径方向供給通路32と一つ置きに互い違い
にして円形状の孔に形成される。なお、ガスタービン駆
動ガスの上流側の半径方向回収通路44bは、図14に
示すように、長円形にしてもよい。
12に示すように、タービン動翼26a,26bを冷却
した後の冷却媒体CFを、冷却媒体排出孔41a,41
b、キャビティ30b,31b、半径方向回収通路44
a,44bを通じて軸方向回収通路29に回収させるよ
うにしている。この場合、ガスタービン駆動ガスの上流
側の半径方向回収通路44bは、図13に示すように、
ガスタービン駆動ガスの後流側のキャビティ30aから
離し、かつ半径方向供給通路32と一つ置きに互い違い
にして円形状の孔に形成される。なお、ガスタービン駆
動ガスの上流側の半径方向回収通路44bは、図14に
示すように、長円形にしてもよい。
【0058】本実施形態では、ガスタービン駆動ガスの
上流側の半径方向回収通路44bを円形状の孔にし、か
つガスタービン駆動ガスの後流側のキャビティ30aか
ら離すとともに、半径方向供給通路32と一つ置きに互
い違いに配置したので、各通32,44bからの漏洩に
基づく冷却媒体CFの干渉を確実に防止することができ
る。
上流側の半径方向回収通路44bを円形状の孔にし、か
つガスタービン駆動ガスの後流側のキャビティ30aか
ら離すとともに、半径方向供給通路32と一つ置きに互
い違いに配置したので、各通32,44bからの漏洩に
基づく冷却媒体CFの干渉を確実に防止することができ
る。
【0059】第3実施形態(図15,図16) 図15〜図16は、本発明に係るガスタービンの第3実
施形態を示す概略部分断面図で、図15は、ガスタービ
ン起動前の植込み溝底部面を示す拡大図であり、図16
は、ガスタービン定格運転中の植込み溝底部面を示す拡
大図である。なお、第1実施形態の構成部品と同一また
は対応する部分には、同一符号を付す。
施形態を示す概略部分断面図で、図15は、ガスタービ
ン起動前の植込み溝底部面を示す拡大図であり、図16
は、ガスタービン定格運転中の植込み溝底部面を示す拡
大図である。なお、第1実施形態の構成部品と同一また
は対応する部分には、同一符号を付す。
【0060】本実施形態に係るガスタービン23は、図
15に示すように、タービン動翼326a,26bの動
翼底部面35a,35bとディスク25a,25bの植
込み溝底部面36a,36bとの間に設置した冷却媒体
通路ブロック40a,40bに、タービン動翼26a,
26bの動翼冷却媒体流入孔38a,38bおよび動翼
冷却媒体流出孔42a,42bに対応させて通路51
a,51bと、これら通路51a,51bの口径に相対
的に小口径の連通孔52a,52bとを形成する。
15に示すように、タービン動翼326a,26bの動
翼底部面35a,35bとディスク25a,25bの植
込み溝底部面36a,36bとの間に設置した冷却媒体
通路ブロック40a,40bに、タービン動翼26a,
26bの動翼冷却媒体流入孔38a,38bおよび動翼
冷却媒体流出孔42a,42bに対応させて通路51
a,51bと、これら通路51a,51bの口径に相対
的に小口径の連通孔52a,52bとを形成する。
【0061】また、連通孔52a,52bとディスク2
5a,25bに設けた冷却媒体供給孔34a,34bお
よび冷却媒体排出孔41a,41bとの間には、冷却媒
体流入座ぐり溝53a,53bおよび冷却媒体流出座ぐ
り溝54a,54bを形成するとともに、各座ぐり溝5
3a,53b,54a,54bにシール片55a,55
bが装着される。シール片55a,55bは、リング部
と薄肉可撓部とから構成される。
5a,25bに設けた冷却媒体供給孔34a,34bお
よび冷却媒体排出孔41a,41bとの間には、冷却媒
体流入座ぐり溝53a,53bおよび冷却媒体流出座ぐ
り溝54a,54bを形成するとともに、各座ぐり溝5
3a,53b,54a,54bにシール片55a,55
bが装着される。シール片55a,55bは、リング部
と薄肉可撓部とから構成される。
【0062】さらに、タービン動翼26a,26bの動
翼底部面35a,35bとディスク25a,25bの植
込み溝底部面36a,36bとの間を塞ぐシール部材4
7a,47bには、冷却媒体通路ブロック40a,40
bを押圧する閉止プラグ56a,56bが螺着される。
翼底部面35a,35bとディスク25a,25bの植
込み溝底部面36a,36bとの間を塞ぐシール部材4
7a,47bには、冷却媒体通路ブロック40a,40
bを押圧する閉止プラグ56a,56bが螺着される。
【0063】このような構成を備えたガスタービン23
において、定格運転中、タービン動翼26a,26bに
遠心力が働くと、ディスク25a,25bは、図16に
示すように、半径方向に延び、これに伴って冷却媒体通
路ブロック45a,45bが動翼底部面35a,35b
に接し、植込み溝底部面36a,36bから離れ、隙間
CLが生じ、冷却媒体CFのシール性を保つことができ
なくなるしかし、本実施形態では、冷却媒体流入座ぐり
溝53a,53bおよび冷却媒体流出座ぐり溝54a,
54bにシール片55a,55bを装着しているので、
シール片55a,55bが遠心力により移動し、冷却媒
体通路ブロック40a,40bと植込み溝底部面36
a,36bとの間の隙間CLを塞ぎ、冷却媒体CFのシ
ール性を良好に保つことができる。なお、冷却媒体通路
ブロック40a,40bは、シール部材47a,47b
に螺着した閉止プラグ56a,56bにより、常に軸方
向(ガスタービン駆動ガスの後流側)に押圧されている
ので、冷却媒体通路ブロック40a,40bの通路51
a,51bおよび連通孔52a,52bの動翼冷却媒体
流入孔38a,38b、動翼冷却媒体流出孔42a,4
2b、冷却媒体流入座ぐり溝53a,53b、および冷
却媒体流出座ぐり溝54a,54bに対する軸方向の位
置ずれが防止される。
において、定格運転中、タービン動翼26a,26bに
遠心力が働くと、ディスク25a,25bは、図16に
示すように、半径方向に延び、これに伴って冷却媒体通
路ブロック45a,45bが動翼底部面35a,35b
に接し、植込み溝底部面36a,36bから離れ、隙間
CLが生じ、冷却媒体CFのシール性を保つことができ
なくなるしかし、本実施形態では、冷却媒体流入座ぐり
溝53a,53bおよび冷却媒体流出座ぐり溝54a,
54bにシール片55a,55bを装着しているので、
シール片55a,55bが遠心力により移動し、冷却媒
体通路ブロック40a,40bと植込み溝底部面36
a,36bとの間の隙間CLを塞ぎ、冷却媒体CFのシ
ール性を良好に保つことができる。なお、冷却媒体通路
ブロック40a,40bは、シール部材47a,47b
に螺着した閉止プラグ56a,56bにより、常に軸方
向(ガスタービン駆動ガスの後流側)に押圧されている
ので、冷却媒体通路ブロック40a,40bの通路51
a,51bおよび連通孔52a,52bの動翼冷却媒体
流入孔38a,38b、動翼冷却媒体流出孔42a,4
2b、冷却媒体流入座ぐり溝53a,53b、および冷
却媒体流出座ぐり溝54a,54bに対する軸方向の位
置ずれが防止される。
【0064】このように、本実施形態では、ディスク2
5a,25bに形成する冷却媒体供給孔34a,34b
および冷却媒体排出孔41a,41bのそれぞれと互い
に連通させる冷却媒体流入座ぐり溝53a,53bおよ
び冷却媒体流出座ぐり溝54a,54bとを設け、各座
ぐり溝53a,53b,54a,54bにシール片55
a,55bを装着し、シール片55a,55bにより冷
却媒体通路ブロック40a,40bと植込み溝底部面3
6a,36bとの間に生じた隙間CLを塞ぐので、冷却
媒体CFのシール性を確実に維持することができる。
5a,25bに形成する冷却媒体供給孔34a,34b
および冷却媒体排出孔41a,41bのそれぞれと互い
に連通させる冷却媒体流入座ぐり溝53a,53bおよ
び冷却媒体流出座ぐり溝54a,54bとを設け、各座
ぐり溝53a,53b,54a,54bにシール片55
a,55bを装着し、シール片55a,55bにより冷
却媒体通路ブロック40a,40bと植込み溝底部面3
6a,36bとの間に生じた隙間CLを塞ぐので、冷却
媒体CFのシール性を確実に維持することができる。
【0065】第4実施形態(図17,図18,図19) 図17〜図19は、本発明に係るガスタービンの第4実
施形態を示す概略縦断面図で、図17は、ガスタービン
駆動ガスの上流側に配置しタービン動翼およびディスク
の一部を示す拡大図であり、図18は、図17のC−C
矢視方向に沿う切断断面図であり、図19は、図18の
斜視図をそれぞれ示している。なお、ガスタービン駆動
ガスの下流側に配置したタービン動翼およびディスクも
上流側のものと構成が同じなので、ここでは説明を省略
する。また、第1実施形態の構成部品と同一または対応
する部分には同一符号を付す。
施形態を示す概略縦断面図で、図17は、ガスタービン
駆動ガスの上流側に配置しタービン動翼およびディスク
の一部を示す拡大図であり、図18は、図17のC−C
矢視方向に沿う切断断面図であり、図19は、図18の
斜視図をそれぞれ示している。なお、ガスタービン駆動
ガスの下流側に配置したタービン動翼およびディスクも
上流側のものと構成が同じなので、ここでは説明を省略
する。また、第1実施形態の構成部品と同一または対応
する部分には同一符号を付す。
【0066】本実施形態に係るガスタービン23は、図
17に示すように、植込み溝底部面36bに破線Eで示
す傾斜をディスク25bの周方向に沿って形成したもの
である。この植込み溝底部面36bの傾斜は、図18に
示すように、タービン動翼26bおよびディスク25b
の回転接線方向の反対側から回転接線方向に向って、い
わゆる左上りの傾斜になっている。また、動翼底部面3
5bも上述と同様に、回転接線方向の反対側から回転接
線方向に向って、左上りの傾斜になっている。この場
合、植込み部底部面36bの傾斜角度の方が動翼底部面
35bの傾斜角度に較べて大きく設定される。
17に示すように、植込み溝底部面36bに破線Eで示
す傾斜をディスク25bの周方向に沿って形成したもの
である。この植込み溝底部面36bの傾斜は、図18に
示すように、タービン動翼26bおよびディスク25b
の回転接線方向の反対側から回転接線方向に向って、い
わゆる左上りの傾斜になっている。また、動翼底部面3
5bも上述と同様に、回転接線方向の反対側から回転接
線方向に向って、左上りの傾斜になっている。この場
合、植込み部底部面36bの傾斜角度の方が動翼底部面
35bの傾斜角度に較べて大きく設定される。
【0067】また、傾斜角度の異なった動翼底部面35
bと植込み底溝底部面36bとの間には、図19に示す
ように、中空部39b,43bを仕切45bで区画した
ボックス状の冷却媒体通路ブロック40bが装着される
とともに、冷却媒体通路ブロック40bを回転接線方向
の反対側から押圧する可撓部品57が装着される。この
可撓部品57は、例えば、断面V字状の板ばねにより構
成されている。
bと植込み底溝底部面36bとの間には、図19に示す
ように、中空部39b,43bを仕切45bで区画した
ボックス状の冷却媒体通路ブロック40bが装着される
とともに、冷却媒体通路ブロック40bを回転接線方向
の反対側から押圧する可撓部品57が装着される。この
可撓部品57は、例えば、断面V字状の板ばねにより構
成されている。
【0068】このような構成を備えたガスタービン23
において、定格運転時、タービン動翼26bおよびディ
スク25bには遠心力が働くため、動翼底部面35bと
植込み溝底部面36bとの面間距離が拡大し、冷却媒体
通路ブロック40bは、植込み溝底部面36bとの間に
隙間を形成しようとするが、可撓部品57で押圧してい
るので、冷却媒体CFのシール性を確実に維持すること
ができる。なお、第1実施形態と同様に、動翼底部面3
5bの傾斜角度を5度異常に設定しておけば、可撓部品
57のばね定数を実用範囲内に設定できるので、コスト
上有利になる。
において、定格運転時、タービン動翼26bおよびディ
スク25bには遠心力が働くため、動翼底部面35bと
植込み溝底部面36bとの面間距離が拡大し、冷却媒体
通路ブロック40bは、植込み溝底部面36bとの間に
隙間を形成しようとするが、可撓部品57で押圧してい
るので、冷却媒体CFのシール性を確実に維持すること
ができる。なお、第1実施形態と同様に、動翼底部面3
5bの傾斜角度を5度異常に設定しておけば、可撓部品
57のばね定数を実用範囲内に設定できるので、コスト
上有利になる。
【0069】また、動翼底部面35bと植込み溝底部面
36bとの、いわゆる楔型の開き角度を15度以上に設
定していれば、第1実施形態と同様に、停止運転時、冷
却媒体通路ブロック40bは、重力により可撓部品57
の弾性力に孔して押し戻されるので、動翼底部面35
b、植込み溝底部面36b、冷却媒体通路ブロック40
bを破損させることがない。さらに、点検時、ディスク
25bにタービン動翼26bを植設したままディスク2
5bの両側面から冷却媒体通路ブロック40b、可撓部
品57の健全性の有無が目視確認できる。
36bとの、いわゆる楔型の開き角度を15度以上に設
定していれば、第1実施形態と同様に、停止運転時、冷
却媒体通路ブロック40bは、重力により可撓部品57
の弾性力に孔して押し戻されるので、動翼底部面35
b、植込み溝底部面36b、冷却媒体通路ブロック40
bを破損させることがない。さらに、点検時、ディスク
25bにタービン動翼26bを植設したままディスク2
5bの両側面から冷却媒体通路ブロック40b、可撓部
品57の健全性の有無が目視確認できる。
【0070】このように本実施形態では、植込み溝底部
面36bに回転接線方向に向って傾斜を形成し、その傾
斜角度を動翼底部面36bの傾斜角度よりも大きく設定
するとともに、植込み溝底部面36bと動翼底部面35
bとの間に装着した冷却媒体通路ブロック40bを押圧
する可撓部品57を設けたので、起動運転から定格運
転、停止運転に亘って冷却媒体CFの漏洩がなく、各構
成部品の破損可能正が少なく、各構成部品の目視点検が
可能な、信頼性の高いガスタービンを実現することがで
きる。
面36bに回転接線方向に向って傾斜を形成し、その傾
斜角度を動翼底部面36bの傾斜角度よりも大きく設定
するとともに、植込み溝底部面36bと動翼底部面35
bとの間に装着した冷却媒体通路ブロック40bを押圧
する可撓部品57を設けたので、起動運転から定格運
転、停止運転に亘って冷却媒体CFの漏洩がなく、各構
成部品の破損可能正が少なく、各構成部品の目視点検が
可能な、信頼性の高いガスタービンを実現することがで
きる。
【0071】
【発明の効果】以上の説明の通り、本発明に係るガスタ
ービンは、タービン動翼の動翼底部面とディスクの植込
み溝底部面とのそれぞれにガスタービン駆動ガスの後流
側に向って傾斜を形成するとともに、タービン動翼の動
翼底部面とディスクの植込み溝底部面との間に、上述の
各傾斜に沿って冷却媒体通路ブロックを装着する一方、
冷却媒体通路ブロックを上述のガスタービン駆動ガスの
後流側に向って押圧する可撓部品を設け、冷却媒体をタ
ービン動翼に供給する冷却媒体供給孔と動翼冷却媒体流
入孔との軸方向ずれ、および冷却媒体をタービン動翼か
ら回収させる動翼冷却媒体流出孔と冷却媒体排出孔との
軸方向ずれを防止したので、冷却媒体の漏洩防止を確実
に維持することができ、冷却媒体の冷却能力を充分に発
揮させて効率の良い運転を行うことができる。
ービンは、タービン動翼の動翼底部面とディスクの植込
み溝底部面とのそれぞれにガスタービン駆動ガスの後流
側に向って傾斜を形成するとともに、タービン動翼の動
翼底部面とディスクの植込み溝底部面との間に、上述の
各傾斜に沿って冷却媒体通路ブロックを装着する一方、
冷却媒体通路ブロックを上述のガスタービン駆動ガスの
後流側に向って押圧する可撓部品を設け、冷却媒体をタ
ービン動翼に供給する冷却媒体供給孔と動翼冷却媒体流
入孔との軸方向ずれ、および冷却媒体をタービン動翼か
ら回収させる動翼冷却媒体流出孔と冷却媒体排出孔との
軸方向ずれを防止したので、冷却媒体の漏洩防止を確実
に維持することができ、冷却媒体の冷却能力を充分に発
揮させて効率の良い運転を行うことができる。
【0072】また、本発明に係るガスタービンは、前部
タービンロータとガスタービン駆動ガスの上流側のディ
スクとの合せ面、ガスタービン駆動ガスの上流側のディ
スクとガスタービン駆動ガスの後流側のディスクとの合
せ面、およびガスタービン駆動ガスの下流側のディスク
と後部タービンロータとの合せ面の少なくとも一つ以上
に、薄帯部材を介装させて環状突起部で相手側の環状溝
に係合させ、ガスタービン運転時、遠心力により各合せ
面が半径方向に向って離れようとしても上述の薄帯部材
の摩擦力を利用して抑制したので、冷却媒体のキャビテ
ィからの蒸気の漏洩を確実に防止することができ、安定
した冷却運転を行うことができる。
タービンロータとガスタービン駆動ガスの上流側のディ
スクとの合せ面、ガスタービン駆動ガスの上流側のディ
スクとガスタービン駆動ガスの後流側のディスクとの合
せ面、およびガスタービン駆動ガスの下流側のディスク
と後部タービンロータとの合せ面の少なくとも一つ以上
に、薄帯部材を介装させて環状突起部で相手側の環状溝
に係合させ、ガスタービン運転時、遠心力により各合せ
面が半径方向に向って離れようとしても上述の薄帯部材
の摩擦力を利用して抑制したので、冷却媒体のキャビテ
ィからの蒸気の漏洩を確実に防止することができ、安定
した冷却運転を行うことができる。
【図1】本発明に係るガスタービンの第1実施形態を示
す概略縦断面図。
す概略縦断面図。
【図2】図1に示したディスクに植設したタービン動翼
を取り出した部分拡大図。
を取り出した部分拡大図。
【図3】図2で示した冷却媒体通路ブロック、可撓部
品、シール部材を植込み溝底部面に装着する際の分解斜
視図。
品、シール部材を植込み溝底部面に装着する際の分解斜
視図。
【図4】図1のA−A矢視方向に沿う一部切切断断面
図。
図。
【図5】図1に示したB部の拡大図。
【図6】図1のB部で示した合せ面の挙動を説明する
図。
図。
【図7】定格運転時、動翼底部面と植込み溝底部面との
間に装着した冷却媒体通路ブロックに作用する力を説明
する図。
間に装着した冷却媒体通路ブロックに作用する力を説明
する図。
【図8】定格運転時、動翼底部面と植込み溝底部面との
間に装着した冷却媒体通路ブロックの挙動を説明する
図。
間に装着した冷却媒体通路ブロックの挙動を説明する
図。
【図9】動翼底部面の傾斜角度と必要なばね力との関係
を示す線図。
を示す線図。
【図10】停止運転時、動翼底部面と植込み溝底部面と
の間に装着した冷却媒体通路ブロックに作用する力を説
明する図。
の間に装着した冷却媒体通路ブロックに作用する力を説
明する図。
【図11】動翼底部面および植込み溝底部面の角度差と
表面摩擦係数との関係を示す線図。
表面摩擦係数との関係を示す線図。
【図12】本発明に係るガスタービンの第2実施形態を
示す概略縦断面図。
示す概略縦断面図。
【図13】図12のB−B矢視方向に沿う一部切切断断
面図。
面図。
【図14】図13で示した半径方向回収通路の他の実施
例を示す図。
例を示す図。
【図15】本発明に係るガスタービンの第3実施形態を
示す概略部分断面図。
示す概略部分断面図。
【図16】定格運転時、植込み溝底部面の状態を示す拡
大図。
大図。
【図17】本発明に係るガスタービンの第4実施形態を
示す概略縦断面図。
示す概略縦断面図。
【図18】図17のC−C矢視方向に沿う切断断面図。
【図19】図18で示した冷却媒体通路ブロックおよび
植込み溝底部面の斜視図。
植込み溝底部面の斜視図。
【図20】従来のガスタービンプラントの概略系統図。
【図21】既に公表されているガスタービン動翼に冷却
媒体を給排させるガスタービン構成部品を示す一部切概
略断面図。
媒体を給排させるガスタービン構成部品を示す一部切概
略断面図。
【図22】既に公表されているガスタービン動翼に冷却
媒体を給排させる際、タービンホイールに設けた冷却媒
体供給通路および冷却媒体回収通路を示す部分拡大図。
媒体を給排させる際、タービンホイールに設けた冷却媒
体供給通路および冷却媒体回収通路を示す部分拡大図。
【図23】図22で示したA部の拡大図。
1 ガスタービンプラント 2 蒸気タービンプラント 3 発電機 4 排熱回収ホボイラ 5 空気圧縮機 6 ガスタービン燃焼器 7 ガスタービン 8 高圧蒸気タービン 9 低圧蒸気タービン 10 復水器 11 ポンプ 12 再熱器 13 煙突 14 冷却蒸気供給系 15 冷却蒸気回収系 16 タービンホイール 17a,17b 蒸気給排口 18a,18b スリーブ 19 スペーサホイール 20a,20b スペーサ板 21a,21b ブッシング 22 スプーリ 23 ガスタービン 24a 後部タービンロータ 24b 前部タービンロータ 25a,25b ディスク 26a,26b タービン動翼 27 締結ボルト 28 軸方向供給通路 29 軸方向回収通路 30a,30b,31a,31b キャビティ 32,33 半径方向供給通路 34a,34b 冷却媒体供給孔 35a,35b 動翼底部面 36a,36b 植込み溝底部面 37a,37b 隙間 38a,38b 動翼冷却媒体流入孔 39a,39b 中空部 40a,40b 冷却媒体通路ブロック 41a,41b 冷却媒体排出孔 42a,42b 動翼冷却媒体流出孔 43a,43b 中空部 44a,44b 半径方向回収通路 45a,45b 仕切 46a,46b 可撓部品 47a,47b シール部材 48a,48b 環状溝 49a,49b,49c 環状突起部 50a,50b,50c 薄帯部材 51a,51b 通路 52a,52b 連通孔 53a,53b 冷却媒体流入座ぐり溝 54a,54b 冷却媒体流出座ぐり溝 55a,55b シール片 56a,56b 閉止プラグ 57 可撓部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02C 7/28 F02C 7/28 Z
Claims (17)
- 【請求項1】 ディスクに植設したタービン動翼を備え
たガスタービンにおいて、上記タービン動翼の動翼底部
面に形成した動翼冷却媒体流入孔および動翼冷却媒体流
出孔と、上記ディスクの植込み溝底部面に形成した冷却
媒体供給孔および冷却媒体排出孔と、上記冷却媒体供給
孔に連通し、キャビティ、半径方向供給通路を介して接
続する軸方向供給通路と、上記冷却媒体排出孔に連通
し、キャビティ、半径方向回収通路を介して接続する軸
方向回収通路と、上記動翼底部面と上記植込み溝底部面
との間に装着され、上記動翼冷却媒体流入孔と上記冷却
媒体供給孔とを互いに連通させるとともに、上記動翼冷
却媒体流出孔と上記冷却媒体排出孔とを互いに連通させ
る冷却媒体通路ブロックと、上記動翼底部面と上記植込
み溝底部面との端部を塞ぐシール部材と、このシール部
材と上記冷却媒体通路ブロックとの間に介装する可撓部
品とを備えたことを特徴とするガスタービン。 - 【請求項2】 動翼底部面および植込み溝底部面の少な
くとも一方を、ガスタービン駆動ガスの後流側から上流
側に向って傾斜状に形成したことを特徴とする請求項1
記載のガスタービン。 - 【請求項3】 冷却媒体通路ブロックを、中空部に形成
するとともに、中空部を仕切により区画してボックス状
に形成したことを特徴とする請求項1記載のガスタービ
ン。 - 【請求項4】 可撓部品を、ばねで構成したことを特徴
とする請求項1記載のガスタービン。 - 【請求項5】 ガスタービン駆動ガスの上流側のディス
クに形成した半径方向回収通路と、隣接するガスタービ
ン駆動ガスの後流側のディスクに形成した半径方向供給
通路とを、互いに一つ置きに互い違いに配置したことを
特徴とする請求項1記載のガスタービン。 - 【請求項6】 半径方向回収通路を、円形状に形成した
ことを特徴とする請求項1または5記載のガスタービ
ン。 - 【請求項7】 半径方向回収通路を、長円形状に形成し
たことを特徴とする請求項1または5記載のガスタービ
ン。 - 【請求項8】 前部タービンロータと後部タービンロー
タとの間に、ディスクに植設されたタービン動翼を複数
段にして配置したガスタービンにおいて、上記前部ター
ビンロータとガスタービン駆動ガスの上流側のディスク
との合せ面、ガスタービン駆動ガスの上流側のディスク
とガスタービン駆動ガスの後流側のディスクとの合せ
面、およびガスタービン駆動ガスの下流側のディスクと
上記後部タービンロータとの合せ面の少なくとも一つ以
上に、一方に形成した環状突起部に係合させる環状溝を
他方の相手側に形成したことを特徴とするガスタービ
ン。 - 【請求項9】 環状突起部を係合させる環状溝に、薄帯
部材を備えたことを特徴とする請求項8記載のガスター
ビン。 - 【請求項10】 ディスクに植設したタービン動翼を備
えたガスタービンにおいて、上記タービン動翼の動翼底
部面に形成した動翼冷却媒体流入孔および動翼冷却媒体
流出孔と、上記ディスクの植込み溝底部面に形成した冷
却媒体供給孔および冷却媒体排出孔と、上記冷却媒体供
給孔に連通し、キャビティ、半径方向供給通路を介して
接続する軸方向供給通路と、上記冷却媒体排出孔に連通
し、キャビティ、半径方向回収通路を介して接続する軸
方向回収通路と、上記動翼底部面と上記植込み溝底部面
との間に装着され、上記動翼冷却媒体流入孔と上記冷却
媒体供給孔とを互いに連通させるとともに、上記動翼冷
却媒体流出孔と上記冷却媒体排出孔とを互いに連通させ
る冷却媒体通路ブロックと、上記動翼底部面と上記植込
み溝底部面との端部を塞ぐシール部材と、このシール部
材に螺着させ、上記冷却媒体通路ブロックをガスタービ
ン駆動ガスの後流側に向って押圧する閉止プラグとを備
えたことを特徴とするガスタービン。 - 【請求項11】 動翼底部面および植込み溝底部面の少
なくとも一方に、ガスタービン駆動ガスの後流側から上
流側に向って拡大させる傾斜を形成するとともに、上記
動翼底部面と上記植込み溝底部面との傾斜角度差を15
度以上に設定したことを特徴とする請求項1または10
記載のガスタービン。 - 【請求項12】 動翼底部面の傾斜角度を、5度以上に
設定したことを特徴とする請求項1または10記載のガ
スタービン。 - 【請求項13】 動翼冷却媒体流入孔側および動翼冷却
媒体流出孔側の冷却媒体通路ブロックに比較的大口径の
通路を形成するとともに、冷却媒体供給孔側および冷却
媒体流出孔側の上記冷却媒体通路に上記通路に較べて相
対的に小口径の連通孔を形成したことを特徴とする請求
項10記載のガスタービン。 - 【請求項14】 冷却媒体供給孔と冷却媒体通路ブロッ
クの連通孔との間に形成した冷却媒体流入座ぐり溝と、
冷却媒体排出孔と上記冷却媒体通路ブロックの連通孔と
の間に形成した冷却媒体流出座ぐり溝とを、ディスクの
植込み溝底部面に形成し、上記冷却媒体流入座ぐり溝お
よび上記冷却媒体流出座ぐり溝に収容するシール片を備
えたことを特徴とする請求項10記載のガスタービン。 - 【請求項15】 ディスクに植設したタービン動翼を備
えたガスタービンにおいて、上記タービン動翼の動翼底
部面に形成した動翼冷却媒体流入孔および動翼冷却媒体
流出孔と、上記ディスクの植込み溝底部面に形成した冷
却媒体供給孔および冷却媒体排出孔と、上記冷却媒体供
給孔に連通し、キャビティ、半径方向供給通路を介して
接続する軸方向供給通路と、上記冷却媒体排出孔に連通
し、キャビティ、半径方向回収通路を介して接続する軸
方向回収通路と、上記動翼底部面と上記植込み溝底部面
との間に装着され、上記動翼冷却媒体流入孔と上記冷却
媒体供給孔とを互いに連通させるとともに、上記動翼冷
却媒体流出孔と上記冷却媒体排出孔とを互いに連通させ
る冷却媒体通路ブロックと、この冷却媒体通路ブロック
を押圧し、上記動翼底部面および上記植込み溝底部面の
回転接線方向と反対側に装着した可撓部品とを備えたこ
とを特徴とするガスタービン。 - 【請求項16】 動翼底部面および植込み溝底部面の少
なくとも一方を、回転接線方向の反対側から回転接線方
向に向って左上がりの傾斜に形成したことを特徴とする
請求項15記載のガスタービン。 - 【請求項17】 可撓部品を、断面V字状の板ばねで構
成したことを特徴とする請求項15記載のガスタービ
ン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6163898A JPH11257019A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | ガスタービン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6163898A JPH11257019A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | ガスタービン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11257019A true JPH11257019A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=13176962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6163898A Pending JPH11257019A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | ガスタービン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11257019A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| EP1098067A3 (en) * | 1999-11-05 | 2004-01-14 | Hitachi, Ltd. | Cooling structure for gas turbine rotor blades |
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| JP2011085036A (ja) * | 2009-10-14 | 2011-04-28 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | タービンのシール構造 |
| WO2019102556A1 (ja) * | 2017-11-22 | 2019-05-31 | 東芝エネルギーシステムズ株式会社 | タービン翼およびタービン |
-
1998
- 1998-03-12 JP JP6163898A patent/JPH11257019A/ja active Pending
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