JPH11257295A - 動翼可変軸流ファンの運転制御装置 - Google Patents
動翼可変軸流ファンの運転制御装置Info
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- JPH11257295A JPH11257295A JP5309098A JP5309098A JPH11257295A JP H11257295 A JPH11257295 A JP H11257295A JP 5309098 A JP5309098 A JP 5309098A JP 5309098 A JP5309098 A JP 5309098A JP H11257295 A JPH11257295 A JP H11257295A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来技術の運転制御装置と運転方法では、実際
のサージラインよりも大流量側にサージ警報ラインを設
定しているため、圧力上昇が最大となる作動点まで運転
が出来ず、軸流ファンの段数低減と小形化が困難であっ
た。 【解決手段】騒音の測定器9a,9b,騒音の流量変化
率の演算装置10、および騒音スペクトルの演算装置1
1を設置し、流量に対する騒音の変化率と騒音スペクト
ルを演算し、その結果を基に流量に対する騒音の変化率
が負とならないように、かつ騒音スペクトルの動翼通過
周波数以下の範囲にピークが現れないように動翼2の取
り付け角度とダンパー6等を制御する。
のサージラインよりも大流量側にサージ警報ラインを設
定しているため、圧力上昇が最大となる作動点まで運転
が出来ず、軸流ファンの段数低減と小形化が困難であっ
た。 【解決手段】騒音の測定器9a,9b,騒音の流量変化
率の演算装置10、および騒音スペクトルの演算装置1
1を設置し、流量に対する騒音の変化率と騒音スペクト
ルを演算し、その結果を基に流量に対する騒音の変化率
が負とならないように、かつ騒音スペクトルの動翼通過
周波数以下の範囲にピークが現れないように動翼2の取
り付け角度とダンパー6等を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動翼可変軸流ファ
ンの運転制御装置と制御方法に関するものである。
ンの運転制御装置と制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】軸流ファンでは低流量側での運転時に、
旋回失速やサージングの不安定現象が発生する。これら
の不安定現象は大きな圧力変動と流速変動を伴うため、
軸流ファンの破損に至る場合もある。このため、不安定
領域での軸流ファンの運転が生じないように、運転状態
を制御する必要がある。従来技術としては特開昭63−28
9290号公報に示されているように、予め運転限界ライン
を工場試験等で設定し、記憶装置内に設定した運転限界
ラインと実際の運転状態を比較しながら軸流ファンの運
転状態を制御する方法が取られている。
旋回失速やサージングの不安定現象が発生する。これら
の不安定現象は大きな圧力変動と流速変動を伴うため、
軸流ファンの破損に至る場合もある。このため、不安定
領域での軸流ファンの運転が生じないように、運転状態
を制御する必要がある。従来技術としては特開昭63−28
9290号公報に示されているように、予め運転限界ライン
を工場試験等で設定し、記憶装置内に設定した運転限界
ラインと実際の運転状態を比較しながら軸流ファンの運
転状態を制御する方法が取られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の運転制
御装置での第1の課題として、実際のサージラインより
も大流量側にサージ警報ラインを設定しているため、圧
力上昇が最大となる作動点まで運転が出来ず、軸流ファ
ンの段数低減と小形化を困難なものとしている問題があ
った。
御装置での第1の課題として、実際のサージラインより
も大流量側にサージ警報ラインを設定しているため、圧
力上昇が最大となる作動点まで運転が出来ず、軸流ファ
ンの段数低減と小形化を困難なものとしている問題があ
った。
【0004】また、設定したサージ警報ラインが不変で
あるため、軸流ファンへの流入条件がサージ警報ライン
設定時と著しく変化する場合や経年変化による性能低下
が生じている場合には、運転限界ラインの判定が困難と
なる問題があった。
あるため、軸流ファンへの流入条件がサージ警報ライン
設定時と著しく変化する場合や経年変化による性能低下
が生じている場合には、運転限界ラインの判定が困難と
なる問題があった。
【0005】上記従来技術の第2の課題としては、経年
変化による性能低下の予測が困難であったため、運転の
信頼性が低下する問題があった。また、メンテナンス時
期の予測が困難であった。
変化による性能低下の予測が困難であったため、運転の
信頼性が低下する問題があった。また、メンテナンス時
期の予測が困難であった。
【0006】本発明の目的は、このような従来の軸流フ
ァンの運転制御方法のもつ課題を解決するためになされ
たもので、小形,高性能、かつ高効率を達成できる動翼
可変軸流ファンの運転制御装置を提供することにある。
ァンの運転制御方法のもつ課題を解決するためになされ
たもので、小形,高性能、かつ高効率を達成できる動翼
可変軸流ファンの運転制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題を解決す
るために、ケーシング内側に配置された静翼と、モータ
等の駆動源により回転し、流量に応じて取り付け角度を
変更できる動翼、及び流量測定器とダンパー等の流量制
御装置を備えた動翼可変軸流ファンのシステムにおい
て、騒音の測定装置と、測定した騒音と流量から流量に
対する騒音の変化率を計算する演算装置と騒音のスペク
トルを計算する演算装置とを備える。
るために、ケーシング内側に配置された静翼と、モータ
等の駆動源により回転し、流量に応じて取り付け角度を
変更できる動翼、及び流量測定器とダンパー等の流量制
御装置を備えた動翼可変軸流ファンのシステムにおい
て、騒音の測定装置と、測定した騒音と流量から流量に
対する騒音の変化率を計算する演算装置と騒音のスペク
トルを計算する演算装置とを備える。
【0008】また、流量に対する騒音の変化率が負、か
つ騒音スペクトル内の翼通過周波数以下の周波数範囲に
ピークが現れないように、ダンパー等の流量制御装置を
制御した後に、動翼取り付け角度を目標角度まで変更
し、さらに目標流量となるようにダンパー等の流量制御
装置を制御する。
つ騒音スペクトル内の翼通過周波数以下の周波数範囲に
ピークが現れないように、ダンパー等の流量制御装置を
制御した後に、動翼取り付け角度を目標角度まで変更
し、さらに目標流量となるようにダンパー等の流量制御
装置を制御する。
【0009】上記第1の課題を解決するために、ケーシ
ング内側に配置された静翼と、モータ等の駆動源により
回転し、流量に応じて取り付け角度を変更できる動翼、
及び流量測定器とダンパー等の流量制御装置を備えた動
翼可変軸流ファンのシステムにおいて、ケーシング内面
に複数の圧力変動の測定器と、測定した圧力変動と流量
から流量に対する圧力変動の変化率を計算する演算装置
と、圧力変動の位相差を計算する演算装置とを備え、か
つ該圧力変動の測定位置を動翼取り付け軸上とする。
ング内側に配置された静翼と、モータ等の駆動源により
回転し、流量に応じて取り付け角度を変更できる動翼、
及び流量測定器とダンパー等の流量制御装置を備えた動
翼可変軸流ファンのシステムにおいて、ケーシング内面
に複数の圧力変動の測定器と、測定した圧力変動と流量
から流量に対する圧力変動の変化率を計算する演算装置
と、圧力変動の位相差を計算する演算装置とを備え、か
つ該圧力変動の測定位置を動翼取り付け軸上とする。
【0010】また、流量に対する圧力変動の変化率が負
とならないように、かつ圧力変動の位相差変化が規則性
を持たないように、ダンパー等の流量制御装置を制御し
た後に、動翼取り付け角度を目標角度まで変更し、さら
に目標流量となるようにダンパー等の流量制御装置を制
御する。
とならないように、かつ圧力変動の位相差変化が規則性
を持たないように、ダンパー等の流量制御装置を制御し
た後に、動翼取り付け角度を目標角度まで変更し、さら
に目標流量となるようにダンパー等の流量制御装置を制
御する。
【0011】上記第1と第2の課題を解決するために、
ケーシング内側に配置された静翼と、モータ等の駆動源
により回転し、流量に応じて取り付け角度を変更できる
動翼、及び流量測定器とダンパー等の流量制御装置を備
えた動翼可変軸流ファンシステムにおいて、流量に対す
る騒音の変化率が0となり、かつ騒音スペクトル内の翼
通過周波数以下の周波数範囲にピークが現れなくなる動
翼取付け角度と流量、または流量に対する圧力変動の変
化率が0となり、かつ圧力変動の位相差変化が規則性を
持たなくなる動翼取付角度と流量の記憶装置を備える。
ケーシング内側に配置された静翼と、モータ等の駆動源
により回転し、流量に応じて取り付け角度を変更できる
動翼、及び流量測定器とダンパー等の流量制御装置を備
えた動翼可変軸流ファンシステムにおいて、流量に対す
る騒音の変化率が0となり、かつ騒音スペクトル内の翼
通過周波数以下の周波数範囲にピークが現れなくなる動
翼取付け角度と流量、または流量に対する圧力変動の変
化率が0となり、かつ圧力変動の位相差変化が規則性を
持たなくなる動翼取付角度と流量の記憶装置を備える。
【0012】また、上記騒音の流量変化率とスペクト
ル、または圧力変動の流量変化率と位相差の変化が現れ
た動翼取付角度と流量が、記憶装置に記憶されている動
翼取り付け角度と発生流量と異なった場合には、記憶装
置に前記流量を追加する。
ル、または圧力変動の流量変化率と位相差の変化が現れ
た動翼取付角度と流量が、記憶装置に記憶されている動
翼取り付け角度と発生流量と異なった場合には、記憶装
置に前記流量を追加する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の係る動翼可変軸流
ファンシステムを示したもので、1はケーシング、2は
動翼、3は静翼、4はモータ等の駆動源、5は動翼角度
制御装置、6はダンパー等の流量調節器、7a,7bは
動翼可変軸流ファンの吸込み流量の測定器、8はダンパ
ー6等の流量調節器の制御装置である。
ファンシステムを示したもので、1はケーシング、2は
動翼、3は静翼、4はモータ等の駆動源、5は動翼角度
制御装置、6はダンパー等の流量調節器、7a,7bは
動翼可変軸流ファンの吸込み流量の測定器、8はダンパ
ー6等の流量調節器の制御装置である。
【0014】第1の実施例では、上記動翼可変軸流ファ
ンシステムにおいて、9a,9bの騒音の測定器、10
の測定した流量と騒音から流量に対する騒音の変化率を
計算する演算装置、11の騒音スペクトルの演算装置、
12の流量制御の指令装置を備える。
ンシステムにおいて、9a,9bの騒音の測定器、10
の測定した流量と騒音から流量に対する騒音の変化率を
計算する演算装置、11の騒音スペクトルの演算装置、
12の流量制御の指令装置を備える。
【0015】図2は実験より得られた第1の実施例の係
る動翼可変軸流ファンの圧力上昇と、騒音の検出器9
a,9bで検出された騒音の流量変化の実験結果を示し
たものである。動翼可変軸流ファンでは、作動点の流量
に応じて動翼2の取り付け角度を図1に示した動翼角度
制御装置5を用いて変化させ、広い作動範囲を確保す
る。
る動翼可変軸流ファンの圧力上昇と、騒音の検出器9
a,9bで検出された騒音の流量変化の実験結果を示し
たものである。動翼可変軸流ファンでは、作動点の流量
に応じて動翼2の取り付け角度を図1に示した動翼角度
制御装置5を用いて変化させ、広い作動範囲を確保す
る。
【0016】騒音の測定器9a,9bで検出された騒音
は図2に示したように、流量の変化に対応する動翼角度
(α)の変化によりLa(α1),La(α2)のよう
に変化する。しかし、動翼角度に係わらず作動限界(サ
ージライン)よりも大流量側で最小となる傾向を示す。
また、最小騒音値の発生流量は、従来設定していたサー
ジ警報点流量よりも低流量側にある。図2に示した騒音
が最小となる作動点(a1)からサージング発生の作動
点(a2)の範囲では、図3に示したように、騒音スペ
クトルに変化が現れ、翼通過周波数(NZで示す)以下
の周波数範囲に、騒音のピークが現れる。このため、騒
音の流量変化率と騒音スペクトルの変化を用いて、軸流
ファンの作動限界を判定すれば、従来よりも広い作動範
囲を確保できるとともに、作動点変更時のサージング発
生を防止することができる。
は図2に示したように、流量の変化に対応する動翼角度
(α)の変化によりLa(α1),La(α2)のよう
に変化する。しかし、動翼角度に係わらず作動限界(サ
ージライン)よりも大流量側で最小となる傾向を示す。
また、最小騒音値の発生流量は、従来設定していたサー
ジ警報点流量よりも低流量側にある。図2に示した騒音
が最小となる作動点(a1)からサージング発生の作動
点(a2)の範囲では、図3に示したように、騒音スペ
クトルに変化が現れ、翼通過周波数(NZで示す)以下
の周波数範囲に、騒音のピークが現れる。このため、騒
音の流量変化率と騒音スペクトルの変化を用いて、軸流
ファンの作動限界を判定すれば、従来よりも広い作動範
囲を確保できるとともに、作動点変更時のサージング発
生を防止することができる。
【0017】図4は火力発電所でのボイラへの通風系の
概略を示したもので、13a,13b,13cは本発明に
係る動翼可変軸流ファン、14はボイラ、15は燃料供
給器である。また、16a,16b,16cは流量調節
器、17は空気予熱器、18は集塵機である。
概略を示したもので、13a,13b,13cは本発明に
係る動翼可変軸流ファン、14はボイラ、15は燃料供
給器である。また、16a,16b,16cは流量調節
器、17は空気予熱器、18は集塵機である。
【0018】以下、図4に示した燃料供給器15に接続
した動翼可変軸流ファン13aに本発明を適用した場合
の運転制御方法を、図5に示した制御フローと図6に示
したファンの圧力上昇と騒音の変化を用いて説明する。
した動翼可変軸流ファン13aに本発明を適用した場合
の運転制御方法を、図5に示した制御フローと図6に示
したファンの圧力上昇と騒音の変化を用いて説明する。
【0019】燃料供給機15aを停止させて(ステップ
1−1)、ボイラ14への燃料供給量を減少させる。燃
料供給量を減少させた場合、ボイラ通風系の抵抗曲線が
図6のAからBに変化し、動翼可変軸流ファン13aの
作動点は図6のa0→a1→a2の経路で移動する。
1−1)、ボイラ14への燃料供給量を減少させる。燃
料供給量を減少させた場合、ボイラ通風系の抵抗曲線が
図6のAからBに変化し、動翼可変軸流ファン13aの
作動点は図6のa0→a1→a2の経路で移動する。
【0020】従来の方法では、動翼取り付け角度のみを
変更して目標作動点まで移動させていたため、図6の作
動曲線ξで示したような作動点a0から目標作動点b2
までの変化が生じ、作動限界ライン付近の運転が生じて
運転の信頼性が低下していた。
変更して目標作動点まで移動させていたため、図6の作
動曲線ξで示したような作動点a0から目標作動点b2
までの変化が生じ、作動限界ライン付近の運転が生じて
運転の信頼性が低下していた。
【0021】本発明の第1の実施例では、作動点がa0
からa2まで移動する間の騒音(La)を図1に示した
騒音の検出器9a,9bにより測定するとともに、流量
検出器7a,7bにより流量(Q)を測定する(ステッ
プ1−2)。騒音と流量を用いて騒音の変化率(dLa
/dQ)を演算器10を用いて計算し(ステップ1−
3)、騒音の変化率(dLa/dQ)が負となるか否か
を判定する(ステップ1−4)。また、騒音スペクトル
の演算装置11で計算したスペクトル内に翼通過周波数
以下のピークが現れているか否かを判定する(ステップ
1−5)。
からa2まで移動する間の騒音(La)を図1に示した
騒音の検出器9a,9bにより測定するとともに、流量
検出器7a,7bにより流量(Q)を測定する(ステッ
プ1−2)。騒音と流量を用いて騒音の変化率(dLa
/dQ)を演算器10を用いて計算し(ステップ1−
3)、騒音の変化率(dLa/dQ)が負となるか否か
を判定する(ステップ1−4)。また、騒音スペクトル
の演算装置11で計算したスペクトル内に翼通過周波数
以下のピークが現れているか否かを判定する(ステップ
1−5)。
【0022】作動点が図6のa1を通過し、騒音の変化
率が負となり、かつ騒音スペクトル内に上記ピークが確
認された場合には、流量制御の指令装置12によりダン
パー6または流量調節器16b,16cを制御装置9に
より制御して(ステップ1−6)、図6に示したdLa
/dQが0となり、かつスペクトル内のピークが現れな
くなる点a1へ作動点を移動させる。dLa/dQが
0、かつ上記ピークの現れない点a1へ作動点が移動し
たか否かを判定し(ステップ1−7)、移動していなけ
れば、ステップ1−6とステップ1−7の制御を繰り返
す。
率が負となり、かつ騒音スペクトル内に上記ピークが確
認された場合には、流量制御の指令装置12によりダン
パー6または流量調節器16b,16cを制御装置9に
より制御して(ステップ1−6)、図6に示したdLa
/dQが0となり、かつスペクトル内のピークが現れな
くなる点a1へ作動点を移動させる。dLa/dQが
0、かつ上記ピークの現れない点a1へ作動点が移動し
たか否かを判定し(ステップ1−7)、移動していなけ
れば、ステップ1−6とステップ1−7の制御を繰り返
す。
【0023】dLa/dQが0かつ上記騒音のピークが
現れない点a1へ作動点が移動した場合、指令装置12
と動翼角度制御装置5により動翼角度を変更して図6の
点b1まで作動点を移動させる(ステップ1−8)。目
標動翼取り付け角度まで変化したか否かを判定し(ステ
ップ1−9)、目標動翼取り付け角度となっていなかっ
た場合には、ステップ1−8とステップ1−9の制御を
繰り返す。
現れない点a1へ作動点が移動した場合、指令装置12
と動翼角度制御装置5により動翼角度を変更して図6の
点b1まで作動点を移動させる(ステップ1−8)。目
標動翼取り付け角度まで変化したか否かを判定し(ステ
ップ1−9)、目標動翼取り付け角度となっていなかっ
た場合には、ステップ1−8とステップ1−9の制御を
繰り返す。
【0024】その後、作動点b1での流量を測定し(ス
テップ1−10)、目標流量であるか否かを判定する
(ステップ1−11)。目標流量と異なっていた場合に
は、ステップ1−10からダンパー6と流量調節器16
b,16cの制御(ステップ1−12)を繰り返し、目
標作動点である点b2まで作動点を移動させる。
テップ1−10)、目標流量であるか否かを判定する
(ステップ1−11)。目標流量と異なっていた場合に
は、ステップ1−10からダンパー6と流量調節器16
b,16cの制御(ステップ1−12)を繰り返し、目
標作動点である点b2まで作動点を移動させる。
【0025】さらに図4に示したボイラへの燃料供給量
が減少し、燃料供給器13bが停止した場合には、上記
第1の実施例と同様の制御を行い、動翼可変軸流ファン
の作動点を図6のb3→c1→c2の経路で移動させ
る。
が減少し、燃料供給器13bが停止した場合には、上記
第1の実施例と同様の制御を行い、動翼可変軸流ファン
の作動点を図6のb3→c1→c2の経路で移動させ
る。
【0026】以上述べた第1の実施例では、流量に対す
る騒音の変化率と騒音スペクトルの変化を用いて、軸流
ファンの運転状態を判定し、作動点とその移動を制御す
るため、従来の方法のように図2に示したサージ警報ラ
インを予め設定しておく必要がなく、作動点移動中、流
入条件の変化や経年変化により性能が低下している場合
でも、軸流ファンの運転状態を判定できる。また本実施
例では従来、作動限界としていたサージ警報ラインより
も低流量側での運転が可能となり、軸流ファンを小形化
できる。
る騒音の変化率と騒音スペクトルの変化を用いて、軸流
ファンの運転状態を判定し、作動点とその移動を制御す
るため、従来の方法のように図2に示したサージ警報ラ
インを予め設定しておく必要がなく、作動点移動中、流
入条件の変化や経年変化により性能が低下している場合
でも、軸流ファンの運転状態を判定できる。また本実施
例では従来、作動限界としていたサージ警報ラインより
も低流量側での運転が可能となり、軸流ファンを小形化
できる。
【0027】本発明の第2の実施例では、上記第1の実
施例の動翼可変軸流ファンシステムにおいて、dLa/
dQが0となり、かつスペクトル内のピークが現れなく
なる流量と動翼角度の記憶装置19を備える。
施例の動翼可変軸流ファンシステムにおいて、dLa/
dQが0となり、かつスペクトル内のピークが現れなく
なる流量と動翼角度の記憶装置19を備える。
【0028】経年変化等の影響により、動翼可変軸流フ
ァンの性能が低下した場合には、図6に示した圧力上昇
(ΔP)が低下し、dLa/dQが0となり、かつスペ
クトル内のピークが現れなくなる作動点がa1からa
1′に変化する場合がある。第2の実施例では、上記a
1′での流量(Q(a1′))と動翼角度(α(a
1′))が、先に記憶装置13に記憶されているa1で
の流量(Q(a1))と動翼角度(α(a1))と異な
るか否かを判定し(ステップ1―13)、異なっていた
場合にはa1′での流量(Q(a1′))と動翼角度
(α(a1′))を記憶装置13に追加する(ステップ
1―14)。また、図1に示した第1の実施例と同様の
制御を行う。これにより、作動限界のパラメータとし
た、dLa/dQが0となり、かつスペクトル内にピー
クが現れなくなる作動点の変化(a1→a1′)が分か
り、経年変化による性能の低下分とメンテナンス時期の
予測が可能となる。
ァンの性能が低下した場合には、図6に示した圧力上昇
(ΔP)が低下し、dLa/dQが0となり、かつスペ
クトル内のピークが現れなくなる作動点がa1からa
1′に変化する場合がある。第2の実施例では、上記a
1′での流量(Q(a1′))と動翼角度(α(a
1′))が、先に記憶装置13に記憶されているa1で
の流量(Q(a1))と動翼角度(α(a1))と異な
るか否かを判定し(ステップ1―13)、異なっていた
場合にはa1′での流量(Q(a1′))と動翼角度
(α(a1′))を記憶装置13に追加する(ステップ
1―14)。また、図1に示した第1の実施例と同様の
制御を行う。これにより、作動限界のパラメータとし
た、dLa/dQが0となり、かつスペクトル内にピー
クが現れなくなる作動点の変化(a1→a1′)が分か
り、経年変化による性能の低下分とメンテナンス時期の
予測が可能となる。
【0029】本発明の第3の実施例では、第1の実施例
で備えた騒音の測定器9a,9b,測定した流量と騒音
から流量に対する騒音の変化率を計算する演算装置1
0,騒音スペクトルの演算装置11の代わりに、動翼取
付軸上で周方向に複数個設置された圧力変動の測定器2
0a,20b,20c,測定した流量と圧力変動から流
量に対する圧力変動の変化率を計算する演算装置21、
および圧力変動の位相差の演算装置22を備える。ま
た、図1に示した圧力変動の検出器20a,20bを動
翼取り付け軸上のケーシング壁面に設置し、動翼取り付
け角度が変化しても動翼の同じ位置で圧力変動が検出で
きるようにする。
で備えた騒音の測定器9a,9b,測定した流量と騒音
から流量に対する騒音の変化率を計算する演算装置1
0,騒音スペクトルの演算装置11の代わりに、動翼取
付軸上で周方向に複数個設置された圧力変動の測定器2
0a,20b,20c,測定した流量と圧力変動から流
量に対する圧力変動の変化率を計算する演算装置21、
および圧力変動の位相差の演算装置22を備える。ま
た、図1に示した圧力変動の検出器20a,20bを動
翼取り付け軸上のケーシング壁面に設置し、動翼取り付
け角度が変化しても動翼の同じ位置で圧力変動が検出で
きるようにする。
【0030】図7は実験より得られた第3の実施例に係
る動翼可変軸流ファンの圧力上昇と、圧力変動の検出器
20a,20b,20cで検出された圧力変動の流量変
化の実験結果を示したものである。圧力変動も図7に示
したように、動翼角度の変化によりP′(α1),P′
(α2),P′(α3)のように変化する。しかし、騒
音の流量変化と同様、動翼角度に係わらず作動限界より
も大流量側で最小となる傾向を示し、最小圧力変動の発
生流量は、従来設定していたサージ警報点流量よりも低
流量側にある。図7に示した圧力変動が最小となる作動
点(a3)からサージング発生の作動点(a2)の範囲
では、図8に示したように、圧力変動の位相差に変化が
現れ、位相差が規則的な変化を示す。
る動翼可変軸流ファンの圧力上昇と、圧力変動の検出器
20a,20b,20cで検出された圧力変動の流量変
化の実験結果を示したものである。圧力変動も図7に示
したように、動翼角度の変化によりP′(α1),P′
(α2),P′(α3)のように変化する。しかし、騒
音の流量変化と同様、動翼角度に係わらず作動限界より
も大流量側で最小となる傾向を示し、最小圧力変動の発
生流量は、従来設定していたサージ警報点流量よりも低
流量側にある。図7に示した圧力変動が最小となる作動
点(a3)からサージング発生の作動点(a2)の範囲
では、図8に示したように、圧力変動の位相差に変化が
現れ、位相差が規則的な変化を示す。
【0031】以下、第3の実施例を図4に示した動翼可
変軸流ファン11aに適用した場合の運転制御方法を、
図9に示した制御フローと図6に示したファンの圧力上
昇と圧力変動の変化を用いて説明する。
変軸流ファン11aに適用した場合の運転制御方法を、
図9に示した制御フローと図6に示したファンの圧力上
昇と圧力変動の変化を用いて説明する。
【0032】燃料供給機13aを停止させて(ステップ
2−1)、ボイラ12への燃料供給量を減少させる。作
動点がa0からa2まで移動する間の圧力変動(P′)
を図1に示した圧力変動検出器20a,20b,20c
により測定するとともに、流量検出器7a,7bにより
流量(Q)を測定する(ステップ2−2)。圧力変動と
流量を用いて圧力変動の変化率(dP′/dQ)を演算
装置21を用いて計算する(ステップ2−3)。圧力変
動の変化率(dP′/dQ)が負となるか否かを判定す
るとともに(ステップ2−4)、位相差の演算装置22
で演算した圧力変動の位相差に規則的変化が現れている
か否かを判定する(ステップ2−5)。
2−1)、ボイラ12への燃料供給量を減少させる。作
動点がa0からa2まで移動する間の圧力変動(P′)
を図1に示した圧力変動検出器20a,20b,20c
により測定するとともに、流量検出器7a,7bにより
流量(Q)を測定する(ステップ2−2)。圧力変動と
流量を用いて圧力変動の変化率(dP′/dQ)を演算
装置21を用いて計算する(ステップ2−3)。圧力変
動の変化率(dP′/dQ)が負となるか否かを判定す
るとともに(ステップ2−4)、位相差の演算装置22
で演算した圧力変動の位相差に規則的変化が現れている
か否かを判定する(ステップ2−5)。
【0033】作動点が図6のa1を通過し、圧力変動の
変化率が負となり、かつ圧力変動の位相差に規則的変化
が現れた場合には、流量制御の指令装置12によりダン
パー6または流量調節器16b,16cを制御装置9に
より制御して(ステップ2−6)、図6に示したdP′
/dQが0となり、圧力変動の位相差に規則的変化が現
れない点a1へ作動点を移動させる。点a1へ作動点が
移動したか否かを判定し(ステップ2−7)、移動して
いなければ、ステップ2−6とステップ2−7の制御を
繰り返す。
変化率が負となり、かつ圧力変動の位相差に規則的変化
が現れた場合には、流量制御の指令装置12によりダン
パー6または流量調節器16b,16cを制御装置9に
より制御して(ステップ2−6)、図6に示したdP′
/dQが0となり、圧力変動の位相差に規則的変化が現
れない点a1へ作動点を移動させる。点a1へ作動点が
移動したか否かを判定し(ステップ2−7)、移動して
いなければ、ステップ2−6とステップ2−7の制御を
繰り返す。
【0034】点a1へ作動点が移動した場合、指令装置
12と動翼角度制御装置5により動翼角度を変更して図
6の点b1まで作動点を移動させる(ステップ2−
8)。目標動翼取り付け角度まで変化したか否かを判定
し(ステップ2−9)、目標動翼取り付け角度となって
いなかった場合には、ステップ2−8とステップ2−9
の制御を繰り返す。
12と動翼角度制御装置5により動翼角度を変更して図
6の点b1まで作動点を移動させる(ステップ2−
8)。目標動翼取り付け角度まで変化したか否かを判定
し(ステップ2−9)、目標動翼取り付け角度となって
いなかった場合には、ステップ2−8とステップ2−9
の制御を繰り返す。
【0035】その後、作動点b1での流量を測定し(ス
テップ2−10)、目標流量であるか否かを判定する
(ステップ2−11)。目標流量と異なっていた場合に
は、ステップ2−10から流量制御(ステップ2−1
2)を繰り返し、目標作動点である点b2まで作動点を
移動させる。
テップ2−10)、目標流量であるか否かを判定する
(ステップ2−11)。目標流量と異なっていた場合に
は、ステップ2−10から流量制御(ステップ2−1
2)を繰り返し、目標作動点である点b2まで作動点を
移動させる。
【0036】以上述べた第3の実施例でも、第1の実施
例と同様、サージ警報ラインを予め設定しておく必要が
なく、作動点移動中、流入条件の変化や経年変化により
性能が低下している場合でも、軸流ファンの運転状態を
判定できる。また本実施例では従来、作動限界としてい
たサージ警報ラインよりも低流量側での運転が可能とな
り、軸流ファンを小形化できる。
例と同様、サージ警報ラインを予め設定しておく必要が
なく、作動点移動中、流入条件の変化や経年変化により
性能が低下している場合でも、軸流ファンの運転状態を
判定できる。また本実施例では従来、作動限界としてい
たサージ警報ラインよりも低流量側での運転が可能とな
り、軸流ファンを小形化できる。
【0037】本発明の第4の実施例では、上記第3の実
施例の動翼可変軸流ファンシステムにおいて、dP′/
dQが0となり、かつ圧力変動の位相差に規則的変化が
現れなくなる流量と動翼角度の記憶装置23を備える。
経年変化等の影響でdP′/dQが0となり、かつ位相
差に規則的変化が現れなくなる作動点がa1からa1′
に変化した場合には、a1′での流量(Q(a1′))
と動翼角度(α(a1′))が、先に記憶装置13に記憶さ
れているa1での流量(Q(a1))と動翼角度(α
(a1))と異なるか否かを判定し(ステップ2―1
3)、異なっていた場合にはa1′での流量(Q(a
1′))と動翼角度(α(a1′))を記憶装置23に
追加する(ステップ2―14)。また、図9に示した第
3の実施例と同様の制御を行うことができる。これによ
り、作動限界のパラメータとした、dP′/dQが0と
なり、かつ位相差に規則的変化が現れなくなる作動点の
変化(a1→a1′)が分かり、経年変化による性能の
低下分とメンテナンス時期の予測が可能となる。
施例の動翼可変軸流ファンシステムにおいて、dP′/
dQが0となり、かつ圧力変動の位相差に規則的変化が
現れなくなる流量と動翼角度の記憶装置23を備える。
経年変化等の影響でdP′/dQが0となり、かつ位相
差に規則的変化が現れなくなる作動点がa1からa1′
に変化した場合には、a1′での流量(Q(a1′))
と動翼角度(α(a1′))が、先に記憶装置13に記憶さ
れているa1での流量(Q(a1))と動翼角度(α
(a1))と異なるか否かを判定し(ステップ2―1
3)、異なっていた場合にはa1′での流量(Q(a
1′))と動翼角度(α(a1′))を記憶装置23に
追加する(ステップ2―14)。また、図9に示した第
3の実施例と同様の制御を行うことができる。これによ
り、作動限界のパラメータとした、dP′/dQが0と
なり、かつ位相差に規則的変化が現れなくなる作動点の
変化(a1→a1′)が分かり、経年変化による性能の
低下分とメンテナンス時期の予測が可能となる。
【0038】図10は本発明の第5の実施例に係る2段
動翼軸流ファンのシステムを示したものである。第5の
実施例では、各段の動翼取り付け軸上のケーシング内面
にそれぞれ、圧力変動の測定器20a−1,20a−
2,20b−1,20b−2を設置する。以下、第3の
実施例と同様、本発明の第5の実施例をボイラ通風系に
適用した場合の2段動翼可変軸流ファンの運転制御方法
を、図11に示した制御フローと、図12に示した圧力
上昇と圧力変動の変化を用いて説明する。
動翼軸流ファンのシステムを示したものである。第5の
実施例では、各段の動翼取り付け軸上のケーシング内面
にそれぞれ、圧力変動の測定器20a−1,20a−
2,20b−1,20b−2を設置する。以下、第3の
実施例と同様、本発明の第5の実施例をボイラ通風系に
適用した場合の2段動翼可変軸流ファンの運転制御方法
を、図11に示した制御フローと、図12に示した圧力
上昇と圧力変動の変化を用いて説明する。
【0039】図4に示した燃料供給器13aを停止させ
て(ステップ3−1)、ボイラ14への燃料供給量を減
少させる。作動点がa0からa2まで移動する間の圧力
変動(P1′,P2′)を図10に示した圧力変動測定
器20a−1,20a−2,20b−1,20b−2に
より計測するとともに、流量検出器7a,7bにより流
量(Q)を測定する(ステップ3−2)。測定した圧力
変動と流量を用いて、各段での圧力変動の変化率(dP
1′/dQ,dP2′/dQ)を演算装置21を用いて
計算し(ステップ3−3)、dP1′/dQとdP2′
/dQのいずれか一方でも負となるか否かを判定する
(ステップ3−4)。また、位相差の演算装置22で、
動翼2a,2b上の圧力変動の位相差を計算し、圧力変
動の検出器20a−1と20b−1、または20a−2
と20b−2間のいずれか一方の位相差に規則的変化が
現れているか否かを判定する(ステップ3−5)。
て(ステップ3−1)、ボイラ14への燃料供給量を減
少させる。作動点がa0からa2まで移動する間の圧力
変動(P1′,P2′)を図10に示した圧力変動測定
器20a−1,20a−2,20b−1,20b−2に
より計測するとともに、流量検出器7a,7bにより流
量(Q)を測定する(ステップ3−2)。測定した圧力
変動と流量を用いて、各段での圧力変動の変化率(dP
1′/dQ,dP2′/dQ)を演算装置21を用いて
計算し(ステップ3−3)、dP1′/dQとdP2′
/dQのいずれか一方でも負となるか否かを判定する
(ステップ3−4)。また、位相差の演算装置22で、
動翼2a,2b上の圧力変動の位相差を計算し、圧力変
動の検出器20a−1と20b−1、または20a−2
と20b−2間のいずれか一方の位相差に規則的変化が
現れているか否かを判定する(ステップ3−5)。
【0040】作動点が図12のa1を通過し第1段の圧
力変動の変化率(dP1′/dQ)が先に負となり、動
翼2a上の圧力変動の検出器20a−1と20b−1で
の圧力の位相差に規則的変動が現れた場合には、流量制
御の指令装置12よりダンパー6または流量調節器16
b,16cを制御装置9により制御して、図12に示し
たdP1′/dQが0となり、かつ検出器20a−1と
20b−1間の圧力変動の位相差に規則的変化が現れな
くなる点a1へ作動点を移動させる。作動点a1へ作動
点が移動したか否かを判定し(ステップ3−7)、移動
していなければ、ステップ3−6とステップ3−7の制
御を繰り返す。
力変動の変化率(dP1′/dQ)が先に負となり、動
翼2a上の圧力変動の検出器20a−1と20b−1で
の圧力の位相差に規則的変動が現れた場合には、流量制
御の指令装置12よりダンパー6または流量調節器16
b,16cを制御装置9により制御して、図12に示し
たdP1′/dQが0となり、かつ検出器20a−1と
20b−1間の圧力変動の位相差に規則的変化が現れな
くなる点a1へ作動点を移動させる。作動点a1へ作動
点が移動したか否かを判定し(ステップ3−7)、移動
していなければ、ステップ3−6とステップ3−7の制
御を繰り返す。
【0041】作動点a1へ作動点が移動した場合、動翼
角度を変更し、図12の点b1まで作動点を移動させる
(ステップ3−8)。目標動翼取り付け角度まで変化し
たか否かを判定し(ステップ3−9)、目標動翼取り付
け角度となっていなかった場合には、ステップ3−8と
ステップ3−9の制御を繰り返す。
角度を変更し、図12の点b1まで作動点を移動させる
(ステップ3−8)。目標動翼取り付け角度まで変化し
たか否かを判定し(ステップ3−9)、目標動翼取り付
け角度となっていなかった場合には、ステップ3−8と
ステップ3−9の制御を繰り返す。
【0042】その後、作動点b1での流量を測定し(ス
テップ3−10)、目標流量であるか否かを判定する
(ステップ3−11)。目標流量と異なっていた場合に
は、ステップ3−10から流量の制御(ステップ3−1
2)を繰り返し、目標作動点である点b2まで作動点を
移動させる。
テップ3−10)、目標流量であるか否かを判定する
(ステップ3−11)。目標流量と異なっていた場合に
は、ステップ3−10から流量の制御(ステップ3−1
2)を繰り返し、目標作動点である点b2まで作動点を
移動させる。
【0043】以上、第1段の圧力変動の変化率が第2段
の圧力変動よりも先に負となり、圧力変動の位相差に規
則的変化が現れる場合を例にとって説明したが、第5の
実施例での制御方法は第2段の圧力変動が先に負とな
り、第2段の圧力変動の位相差に規則的変化が現れた場
合でも適用できる。
の圧力変動よりも先に負となり、圧力変動の位相差に規
則的変化が現れる場合を例にとって説明したが、第5の
実施例での制御方法は第2段の圧力変動が先に負とな
り、第2段の圧力変動の位相差に規則的変化が現れた場
合でも適用できる。
【0044】また、第5の実施例では2段機を対象とし
たが、段数がn段の場合には、n段分の圧力変動の変化
率(dP′n/dQ)とn段分の圧力変動の位相差を算
出し、n段の内のいずれか1段の圧力変動の変化率が負
となり、圧力変動の位相差に規則的変化が現れた場合に
ステップ3−6からステップ3−12の制御を行うよう
にすれば、多段機への対応が可能となる。
たが、段数がn段の場合には、n段分の圧力変動の変化
率(dP′n/dQ)とn段分の圧力変動の位相差を算
出し、n段の内のいずれか1段の圧力変動の変化率が負
となり、圧力変動の位相差に規則的変化が現れた場合に
ステップ3−6からステップ3−12の制御を行うよう
にすれば、多段機への対応が可能となる。
【0045】以上述べた第5の実施例により、第3の実
施例と同様、従来の方法のように図3に示したサージ警
報ラインを予め設定しておく必要がなく、作動点移動
中、流入条件の変化や経年変化により性能が低下してい
る場合でも、動翼可変軸流ファンの運転状態を判定でき
る。また本実施例では従来よりも低流量側での運転が多
段機でも可能となり、段数を低減できる。
施例と同様、従来の方法のように図3に示したサージ警
報ラインを予め設定しておく必要がなく、作動点移動
中、流入条件の変化や経年変化により性能が低下してい
る場合でも、動翼可変軸流ファンの運転状態を判定でき
る。また本実施例では従来よりも低流量側での運転が多
段機でも可能となり、段数を低減できる。
【0046】また、第5の実施例にdP1′/dQが0
となり、かつ圧力変動の検出器20a−1と20b−1間
の圧力変動の位相差に規則的変化が現れなくなる流量と
動翼角度の記憶装置23を備えることにより、第4の実
施例と同等の効果を得ることができ、多段機の場合にも
経年変化による性能の低下分とメンテナンス時期の予測
が可能となる。
となり、かつ圧力変動の検出器20a−1と20b−1間
の圧力変動の位相差に規則的変化が現れなくなる流量と
動翼角度の記憶装置23を備えることにより、第4の実
施例と同等の効果を得ることができ、多段機の場合にも
経年変化による性能の低下分とメンテナンス時期の予測
が可能となる。
【0047】さらに、第5の実施例と第1又は第2の実
施例を組み合わせて実施することにより、圧力変動と騒
音の両者を用いた運転制御が可能となり、作動限界の判
定精度を向上させることができる。
施例を組み合わせて実施することにより、圧力変動と騒
音の両者を用いた運転制御が可能となり、作動限界の判
定精度を向上させることができる。
【0048】
【発明の効果】本発明の動翼可変軸流ファンの運転制御
装置と制御方法では、騒音の測定器により測定した流量
に対する騒音の変化率と騒音スペクトルの変化、または
圧力変動の測定器により測定した圧力変動の変化率と圧
力変動の位相差の変化を用いて、動翼可変軸流ファンの
運転状態を判定し、作動点とその移動を制御するため、
従来の方法のように図2に示したサージ警報ラインを予
め設定しておく必要がなく、作動点移動中、流入条件の
変化や経年変化により性能が低下している場合でも、軸
流ファンの運転状態を判定できる。また本発明の動翼可
変軸流ファンの運転制御装置と制御方法では従来、作動
限界としていたサージ警報ラインよりも低流量側での運
転が可能となり、動翼可変軸流ファンを小形化できる。
さらに、経年変化による性能低下とメンテナンス時期の
予測が可能となる。
装置と制御方法では、騒音の測定器により測定した流量
に対する騒音の変化率と騒音スペクトルの変化、または
圧力変動の測定器により測定した圧力変動の変化率と圧
力変動の位相差の変化を用いて、動翼可変軸流ファンの
運転状態を判定し、作動点とその移動を制御するため、
従来の方法のように図2に示したサージ警報ラインを予
め設定しておく必要がなく、作動点移動中、流入条件の
変化や経年変化により性能が低下している場合でも、軸
流ファンの運転状態を判定できる。また本発明の動翼可
変軸流ファンの運転制御装置と制御方法では従来、作動
限界としていたサージ警報ラインよりも低流量側での運
転が可能となり、動翼可変軸流ファンを小形化できる。
さらに、経年変化による性能低下とメンテナンス時期の
予測が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る動翼可変軸流ファンシス
テムの構成図。
テムの構成図。
【図2】図1により得られた動翼可変軸流ファンの圧力
上昇と騒音の検出器9a,9bで測定された騒音の流量
変化を示す特性図。
上昇と騒音の検出器9a,9bで測定された騒音の流量
変化を示す特性図。
【図3】図1の実験より得られた動翼可変軸流ファンで
の騒音スペクトルの変化を示す特性図。
の騒音スペクトルの変化を示す特性図。
【図4】本発明が適用される火力発電所のボイラ通風系
の概略図。
の概略図。
【図5】本発明の第1の実施例に係る動翼可変軸流ファ
ンの運転制御フロー図。
ンの運転制御フロー図。
【図6】本発明の第1の実施例に係る動翼可変軸流ファ
ンの圧力上昇と騒音および圧力変動の流量変化を示す特
性図。
ンの圧力上昇と騒音および圧力変動の流量変化を示す特
性図。
【図7】実験より得られた動翼可変軸流ファンでの圧力
変動の流量変化を示す特性図。
変動の流量変化を示す特性図。
【図8】実験よりえられた動翼可変軸流ファンでの圧力
変動の位相差の変化を示す特性図。
変動の位相差の変化を示す特性図。
【図9】本発明の第3の実施例に係る動翼可変軸流ファ
ンの運転制御を示すフロー図。
ンの運転制御を示すフロー図。
【図10】本発明の第5の実施例に係る2段動翼可変軸
流ファンのシステムを示す図。
流ファンのシステムを示す図。
【図11】本発明の第5の実施例に係る動翼可変軸流フ
ァンの運転制御を示すフロー図。
ァンの運転制御を示すフロー図。
【図12】本発明の第5の実施例に係る動翼可変軸流フ
ァンの圧力上昇と圧力変動の流量変化を示す特性図。
ァンの圧力上昇と圧力変動の流量変化を示す特性図。
1…ケーシング、2…動翼、3…静翼、4…モータ(駆
動源)、5…動翼角度制御装置、6…ダンパー(流量調
節器)、7a,7b…流量測定器、8…ダンパー制御装
置、9a,9b…騒音測定装置、10,21,22…演
算装置、11…騒音スペクトルの演算装置、12…流量
制御の指令装置、13a,13b,13c…動翼可変軸流
ファン、14…ボイラ、15a,15b,15c…燃料
供給器、16a,16b,165c…流量調節器、17
…空気予熱器、18…集塵機、19…記憶装置、20
a,20b,20c…圧力変動の測定装置、23…圧力
変動の変化に対する流量と動翼角度の記憶装置。
動源)、5…動翼角度制御装置、6…ダンパー(流量調
節器)、7a,7b…流量測定器、8…ダンパー制御装
置、9a,9b…騒音測定装置、10,21,22…演
算装置、11…騒音スペクトルの演算装置、12…流量
制御の指令装置、13a,13b,13c…動翼可変軸流
ファン、14…ボイラ、15a,15b,15c…燃料
供給器、16a,16b,165c…流量調節器、17
…空気予熱器、18…集塵機、19…記憶装置、20
a,20b,20c…圧力変動の測定装置、23…圧力
変動の変化に対する流量と動翼角度の記憶装置。
Claims (1)
- 【請求項1】ケーシング内側に配置された静翼と、モー
タ等の駆動源により回転し、流量に応じて取り付け角度
を変更できる動翼、及び流量測定器とダンパー等の流量
制御装置を備えた動翼可変軸流ファンのシステムにおい
て、騒音の測定装置と、測定した騒音と流量から流量に
対する騒音の変化率を計算する演算装置と騒音のスペク
トルを計算する演算装置とを備えたことを特徴とする動
翼可変軸流ファンの運転制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5309098A JPH11257295A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 動翼可変軸流ファンの運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5309098A JPH11257295A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 動翼可変軸流ファンの運転制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11257295A true JPH11257295A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=12933095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5309098A Pending JPH11257295A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 動翼可変軸流ファンの運転制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11257295A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005344695A (ja) * | 2004-06-07 | 2005-12-15 | Takuma Co Ltd | 高速送風機を搭載した小型ボイラ |
| US20110305565A1 (en) * | 2007-04-17 | 2011-12-15 | Sony Corporation | Axial fan apparatus, housing, and electronic apparatus |
| CN114754020A (zh) * | 2022-04-18 | 2022-07-15 | 合肥通用机械研究院有限公司 | 基于进气噪声特性的压缩机喘振监控系统和监控方法 |
-
1998
- 1998-03-05 JP JP5309098A patent/JPH11257295A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005344695A (ja) * | 2004-06-07 | 2005-12-15 | Takuma Co Ltd | 高速送風機を搭載した小型ボイラ |
| US20110305565A1 (en) * | 2007-04-17 | 2011-12-15 | Sony Corporation | Axial fan apparatus, housing, and electronic apparatus |
| CN114754020A (zh) * | 2022-04-18 | 2022-07-15 | 合肥通用机械研究院有限公司 | 基于进气噪声特性的压缩机喘振监控系统和监控方法 |
| CN114754020B (zh) * | 2022-04-18 | 2024-02-02 | 合肥通用机械研究院有限公司 | 基于进气噪声特性的压缩机喘振监控系统和监控方法 |
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