JPH11257926A - ビデオ式非接触伸び計 - Google Patents
ビデオ式非接触伸び計Info
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- JPH11257926A JPH11257926A JP6536898A JP6536898A JPH11257926A JP H11257926 A JPH11257926 A JP H11257926A JP 6536898 A JP6536898 A JP 6536898A JP 6536898 A JP6536898 A JP 6536898A JP H11257926 A JPH11257926 A JP H11257926A
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Abstract
計測する場合であっても、カメラの分解能を犠牲にする
ことなく、広範囲にわたって伸びを計測することがで
き、しかも計測が正常に行われているか否かをチェック
することが可能なビデオ式非接触伸び計を提供する。 【解決手段】 視野範囲が互いに異なる複数のカメラ
1,2の各々で同じ複数のマークを撮影し、試験開始当
初は視野の狭い高分解能のカメラ2で撮影した画像から
伸びを計測し、次いで視野の広いカメラ1で撮像した画
像から伸びを計測することで、プラスチック等の伸びの
大きな試験片であっても、破断に到るまでの広範囲にわ
たって伸びを計測できるようにするとともに、それらカ
メラ1,2で撮影された複数の画像を表示装置4の同一
の画面上に表示することで、画像のピント・コントラス
ト及びマークM1,M2 をチェックできるようにする。
Description
れた複数のマークをビデオカメラで撮影した映像信号を
用いて、そのマーク間における試験片の伸びを計測する
ビデオ式非接触伸び計に関する。
接触で計測する伸び計として、ビデオカメラを用いた、
いわゆるビデオ式非接触伸び計が知られている。
験の開始に先立って試験片表面に2つの標点に相当する
2つのマークを付しておき、これらのマークを試験中に
おいて1台のビデオカメラで撮影して得られる映像信号
から各マークを認識して、各マークの刻々の移動量を計
測し、その各移動量の差からマーク間の試験片の伸びを
刻々と算出する。
デオ式非接触伸び計においては、1台のビデオカメラを
用いているため、例えばプラスチックの伸びを高精度に
計測するような用途には実質的に適用できないという問
題がある。
おいては、例えば新JIS規格によると、弾性率を精度
よく求めるとともに(一般には分解能1μm程度の精度
が要求される)、破断伸びを計測する必要がある。プラ
スチックは、破断までに300%以上も伸びるものもあ
って、標点マークの間隔を当初に50mmに設定したと
き、ビデオカメラによる視野は最低でも200mm必要
となる。ここで、ビデオカメラの映像信号を用いた位置
の分解能は視野の大きさに反比例し、従って高精度の測
定と広範囲の測定とを両立することはできないことか
ら、大きな破断伸びの計測を行い、しかも上記のように
弾性率の高精度の計測を実現することは極めて困難であ
る。
レンズを交換すればよいが、レンズを交換した場合には
ピント調整や校正の手続きが必要であることから、伸び
の計測中にレンズの交換によって視野を変更すること
で、上記の問題に対処しようとしても、計測を中断する
ことになって、通常は容認されるものではない。
を用いる従来のビデオ式非接触伸び計においては、ワイ
ヤをはじめとする各種線材や糸のように長い形状の試験
片に関しても、高精度の計測が困難であるという問題も
ある。
の伸びの計測に際しては、2箇所のマークの当初の間隔
も100mm以上と大きく設定する必要のある場合が多
く、このため当然ながらビデオカメラの視野を大きく設
定する必要があり、分解能を犠牲にせざるを得なくな
る。
も、高分解能のカメラを用いることによってある程度対
処できるものの自ずと限界があり、また、相当のコスト
アップにも繋がる。
もので、さほどコストアップをすることなく、高精度と
広範囲の測定を両立させてプラスチック等の伸びの大き
な試験片でも、正確な弾性率を得るための高精度の伸び
の測定から、破断に到るまでの伸びの測定まで、一貫し
た測定が可能なビデオ式非接触伸び計の提供を目的とし
ている。
線材などの長い試験片の伸びの高精度計測にも適用する
ことのできるビデオ式非接触伸び計を提供することにあ
る。
ビデオ式非接触伸び計は、試験片表面に位置を認識でき
る複数のマークを付け、その画像を複数のカメラによっ
て撮影し、そのマークの画像から各マークの刻々の移動
量を求めて、試験片の伸びを計測するビデオ式非接触伸
び計において、視野範囲が互いに異なる複数のカメラ
を、ともに同じ複数のマークを撮影するように配置する
とともに、それらカメラで撮影された複数の画像を同一
の画面上に表示する表示手段を備えていることによって
特徴づけられる。
囲が互いに異なる複数のカメラの各々で同じ複数のマー
クを撮影するので、試験開始当初の伸びが10%以下の
領域においては、視野範囲の狭いカメラで撮影した画像
から高い分解能の伸びの計測が可能となり、試験の進行
に伴って試験片Wの伸びが大きくなったときには、分解
能は低いが広い視野範囲のカメラで撮影した画像から、
広範囲にわたる伸びの計測が可能になる。従って、プラ
スチック等の引張試験等において、高精度の弾性率の計
測と、大きな破断伸びの計測の双方を、試験の中断等を
伴うことなく実現することができる。
は、従来の伝統的な接触式の伸び計では存在しない固有
の課題がある。すなわち、ビデオ式非接触伸び計では、
試験片のマークをカメラで撮影し、その撮影画像から伸
びを計測するので、画像データを処理する上で、撮影画
像のピント、コントラスト、マークの位置が重要なファ
クタとなり、試験開始当初から試験終了までの間に、ピ
ント、コントラストが悪化してないか、あるいは試験開
始当初から試験終了までマークがカメラ視野内に入って
いるかどうかをチェックする必要がある。
したように複数のカメラで撮影された複数の画像を同一
の画面上に表示して、撮影画像のピント、コントラスト
及びマークの位置を容易にチェックできるようにしてい
る。しかも、視野の大きなカメラで撮影した試験片の全
体画像と、視野の小さなカメラで撮影したマーク位置の
クローズアップ画像を同一の画面上に表示して、計測中
における試験片の全体の伸びに対するマークの移動の関
係を把握しやすいようにしている。
び計は、試験片表面に位置を認識できる複数のマークを
付け、その画像を複数のカメラによって撮影し、そのマ
ークの画像から各マークの刻々の移動量を求めて、試験
片の伸びを計測するビデオ式非接触伸び計において、視
野範囲が同じ複数のカメラを、それぞれが異なるマーク
を個別に撮影するように配置するとともに、それらカメ
ラで撮影された複数の画像を同一の画面上に表示する表
示手段を備えていることによって特徴づけられる。
メラにより、複数のマークをそれぞれ個別に撮影するよ
うに構成しているので、各カメラで撮影された画像から
複数のマークをそれぞれ個別に認識して、その各移動量
を求めて複数のマーク間の伸びを算出することができ
る。従って、計測開始当初のマーク間距離(GL )に関
係なく各カメラの視野を設定することができ、これによ
り各カメラの視野を狭くすることが可能となって、分解
能の高い映像信号を得ることができる。
なく各カメラの視野を設定することができることから、
マーク間距離が長くても、それに合わせて各カメラを設
置することによって、各カメラの視野を広くすることな
く、線材等の長い試験片の伸びを計測することが可能と
なる。
も、前記したように複数のカメラで撮影された複数の画
像を同一の画面上に表示するように構成しているので、
試験開始当初から試験終了までの間にピント、コントラ
ストが悪化してないか、あるいは試験開始当初から試験
終了までマークがカメラ視野内に入っているかどうかを
表示画面上から簡単にチェックすることができる。
試験機が用いられ、上下の掴み具に試験片の両端を把持
した状態で、各掴み具の間隔を拡げることによって試験
片に引張負荷を加える。このような試験においては、通
常、試験片の掴み部を高精度に加工したり、試験片の中
心を各掴み具の中心を通る軸線上に正確に位置させた状
態で把持するといったことは特に考慮が払われないの
で、試験片の中心が試験機の中心と必ずしも一致してい
るとは限られず、一致していない状態(試験片が傾いた
状態)で引張試験を行うと、試験片が引張軸方向以外の
方向に移動することがある。
統的に用いられている接触式の伸び計を用いる場合に
は、伸びの計測結果には全く影響が及ばないが、ビデオ
式非接触伸び計を用いる場合には、試験片の引張軸方向
以外の方向への移動、特にカメラに対して前後方向の移
動は無視することができない。すなわち、試験片表面
(マークを付した面)の位置が前後方向に移動すると、
その試験片表面とカメラとの間の距離が変化して映像信
号に誤差成分が含まれることになり、その誤差が、高精
度の伸びの計測(分解能1μm)が要求される領域つま
り試験開始当初の伸びが10%以下の領域においては無
視できないものとなる。
計では解決することは難しいが、前記した請求項2に記
載の発明の構成つまり複数のカメラにより複数のマーク
をそれぞれ個別に撮影するという構成を採用すれば容易
に解決することができる。
ぞれ個別のカメラで撮影するという構成を採れば、複数
のマークを1台のカメラで撮影する場合と比較して、カ
メラ視野(立体角)を大幅に狭くすることができ、試験
片の前後移動による影響を無視できる程度にまで軽減す
ることが可能となる。
て、複数のカメラで撮影された画像を、それぞれ試験片
の引張方向と同じ方向で表示するように構成すれば、画
像が見やすくなり、実際の試験片と画面上での試験片と
の位置関係も把握しやすくなる。
て、複数のカメラで撮影された各画像上に、複数のマー
クの各位置を認識するためのデータ領域カーソルを重ね
て表示し、それに対応する領域内のマークの1次元プロ
ファイルを各マークと関連づけて表示するという構成を
採ってもよく、このような構成を採用すると、マーク部
分のプロファイルのみを抽出・拡大して表示することが
可能となり、試験片表面のほぼ全体のプロファイルを表
示する場合に比べて、マーク部分のプロファイル表示が
大きくなって非常に見やすくなる。
面に基づいて説明する。
態の全体構成を示すブロック図である。
が付されている。この試験片Wは両端が材料試験機等の
掴み具G1,G2 に把持された状態で、図中上下方向への
引張負荷が与えられる。なお、各マークM1,M2 は、例
えば白地にマークとしての黒の横線が付されたラベル等
を試験片Wの表面に貼着する等によって形成される。
の間隔が50mmに設定され、その各マークM1,M2
は2台のビデオカメラ、つまり大変位計測用カメラ1と
小変位計測用カメラ2の双方によって撮影される。大変
位計測用カメラ1及び小変位計測用カメラ2は、レンズ
を除くカメラ本体部分は互いに等しいものが用いられて
おり、また、試験片Wからの距離は互いに等しい位置に
配置されている。
mmのレンズが装着され、小変位計測用カメラ2には焦
点距離が50mmのレンズが装着されており、これによ
り、小変位計測用カメラ2の視野を60mmに設定した
とき、大変位計測用カメラ1の視野は300mmとな
る。
方向へ画素数を600個とすると、大変位計測用カメラ
1の撮影面上での1画素は物体上の0.5mm(視野3
00mm/600画素)に相当し、補完計算で分解能を
仮に1/100にまで向上させることができるとする
と、大変位計測用カメラ1の分解能は5μmとなる。同
様に小変位計測用カメラ2の分解能は1μmとなる。各
カメラのこのような分解能によると、小変位計測用カメ
ラ2の分解能は試験片Wの比例限内の伸びの計測結果に
基づく弾性率を正確に求めるのに十分である。一方、大
変位計測用カメラ1の分解能は5μmであるが、その視
野範囲は300mmであるため、引張試験の進行に伴っ
て試験片Wが大きく伸びても、各マークM1,M2はそ
の視野範囲内に収まり、例えば試験片Wがプラスチック
等の伸びの大きな材料で、破断伸びが200%にも及ぶ
ものであっても、試験片Wが破断するまで伸びの計測を
続けることができる。
変位計測用カメラ2からの映像信号は、それぞれA−D
変換器1a,2aによってデジタル化された後、演算処
理装置3に刻々と取り込まれる。
とその周辺機器を主体として構成され、インストールさ
れたプログラムに基づいて動作するが、図1では、その
プログラムに基づく機能ごとのブロック図によって示し
ている。すなわち演算処理装置3は、演算部31及び表
示制御部32を主体として構成されているとともに、こ
の演算処理装置3には、試験片Wの伸びの計測結果及び
カメラ1,2からの画像などを表示する表示装置4が接
続されている。
デジタル化された大変位計測用カメラ1と小変位計測用
カメラ2からの画像データは、それぞれ演算処理装置3
の演算部31及び表示制御部32に刻々と供給される。
いて、試験片Wに付された2つのマークM1,M2 の位置
を認識し、その刻々の位置データから試験片Wのマーク
間の刻々の伸びを算出する。
変位計測用カメラ2からの画像データを用いて伸びを算
出し、この小変位計測用カメラ2からの画像データを用
いた伸びが、あらかじめ設定された値に到着した時点、
例えば(伸び量/初期GL )×100の値が10%に到
達した時点、あるいは小変位計測用カメラ2の視野から
2つのマークM1,M2 のいずれかが外れた時点で、伸び
算出に用いるデータを大変位計測用カメラ1からの画像
データに切り換え、以後、この大変位計測用カメラ1か
らの画像データを用いて伸びを算出するという処理を行
う。
タから2つのマークM1,M2 の各位置を認識するための
処理として、後述するデータ領域カーソルC1,C2 (図
2参照)で指定される領域内の画像データを、試験片W
の伸び方向に直交する方向に積分して、試験片Wの伸び
方向への1次元プロファイルを作成するという機能も備
えている。このプロファイル作成処理は、大変位計測用
カメラ1からの画像データと、小変位計測用カメラ2か
らの画像データについてそれぞれ個別に実行される。
示装置4の表示画面40上に撮影データ表示用の2つの
ウインドウ41と42を設定し、その各ウインドウ41
と42に、それぞれ大変位計測用カメラ1による撮影画
像と小変位計測用カメラ2による撮影画像をリアルタイ
ムでかつ試験片Wの引張方向と同じ方向で表示する。さ
らに表示画面40上に伸びの計測値表示用ウインドウ4
3とマークのプロファイル表示用の4つのウインドウ4
4・・47を設定し、その各ウインドウに演算部31での
演算結果つまり伸びの算出値とマークM1,M2 の1次元
プロファイルを表示する。
用の2つのウインドウ41と42の画面上での対応づけ
を行うための枠線A及び矢印Bを表示画面40上に重ね
て表示するとともに、撮影データ表示用のウインドウ4
1と42に、マークM1,M2の位置を認識するためのデ
ータ領域カーソルC1,C2 を重ねて表示する。さらにデ
ータ領域カーソルC1,C2 とプロファイル表示用の各ウ
インドウ44・・47との対応関係を明確にするために、
上のマークM1 に対するデータ領域カーソルC1 とプロ
ファイル表示用ウインドウ44,46を緑色で表示し、
下のマークM2に対するデータ領域カーソルC2 とプロ
ファイル表示用ウインドウ45,47を赤紫で表示す
る。
ーボードやマウス等の入力手段からの入力情報に応じて
表示するようにしてもよいし、演算部31及び表示制御
部32の動作によって自動で表示するようにしてもよ
い。自動で表示する場合、マークM1,M2 の移動に合わ
せてデータ領域カーソルC1,C2 を移動させるようにす
る。
においては、分解能1μm、上下方向への視野60mm
の小変位計測用カメラ2からの画像データを用いて刻々
と伸びが求められ、その伸び値が表示装置4の表示画面
40上に表示される。次に、伸びが進行して、小変位計
測用カメラ2からの画像データを用いた伸びが、あらか
じめ設定された値に到達するか、小変位計測用カメラ2
の視野からマークM1,M2 のいずれかが外れた時点で、
伸び算出に用いる画像データが大変位計測用カメラ1に
よるものに切り換わり、以後、この大変位計測用カメラ
1からの画像データを用いて伸びが求められ、その伸び
値が表示画面40上に表示される。ここで、大変位計測
用カメラ1は、分解能が5μmであるが、その視野は3
00mmであるため、引張試験の進行に伴って試験片W
が大きく伸びても、各マークM1,M2 はその視野内に収
まっており、従って、試験片Wがプラスチック等の伸び
の大きな材料で、破断伸びが200%にも及ぶものであ
っても、試験片Wが破断するまで伸びの計測を続けるこ
とができる。
メラ1及び小変位計測用カメラ2の各画像を同一画面上
にリアルタイムで表示するので、画像データを処理する
上での課題つまり各カメラ1,2による撮影画像のピン
ト、コントラストに異常がないかどうかを試験開始当初
から試験終了までの間において表示画面からチェックす
ることができる。従って、試験途中において何らかの理
由によって、マークを正確に認識できなくなる等の不具
合が発生したときには、それを表示画面から知ることが
できるので、計測を即座に中止することができる。また
大変位計測用カメラ1の視野範囲から2つのマークM1,
M2 のいずれかが外れたときにも、それを表示画面から
知ることができ、それ以後の無駄な計測を止めることが
できる。
計測用カメラ2の各画像を、試験片Wの引張方向と同じ
方向で表示しているので、画像が見やすくなり、実際の
試験片Wと表示画面上での試験片Wとの対応関係もはっ
きりする。また、掴み具G1,G2 の一部を含めた試験片
Wの全体画像と、マーク位置のクローズアップ画像を同
一の画面上に表示するので、計測中における試験片Wの
全体の伸びに対するマークM1,M2 の移動の関係を把握
しやすくなる。さらに、マーク部分のプロファイルのみ
を抽出・拡大して表示するので、試験片W表面のほぼ全
体のプロファイルを表示する場合に比べて、マーク部分
のプロファイルが非常に見やすくなる。
4の画面上に表示する画像は、図2に示すようなものに
限定されることなく様々な形態が考えられる。
置4の表示画面40上に設定された撮影データ表示用の
2つのウインドウ41と42における各マークM1,M2
位置に、それぞれ枠線A11,A12とA21,A22を表示す
るとともに、その2つのウインドウ41と42との間に
おいてマークの対応づけを行うために、枠線A11と枠線
A21とが対応している旨を示す矢印B1 と、枠線A12と
枠線A22とが対応している旨を示す矢印B2 を表示する
といった表示形態が考えられる。
態の全体構成を示すブロック図である。
メラ2のレンズと同等の焦点距離50mmのレンズをも
つ、2つのカメラ101,102を1つの試験片Wに対
して設け、その一方のカメラ101を、試験片W表面の
上のマークM1 を撮影できる位置に配置し、他方のカメ
ラ102を、下のマークM2 を撮影できる位置に配置し
たところに特徴がある。
映像信号は、それぞれA−D変換器101a,102a
によってデジタル化された後、演算処理装置103に刻
々と取り込まれる。
ータとその周辺機器を主体として構成され、インストー
ルされたプログラムに基づいて動作するが、図4では、
そのプログラムに基づく機能ごとのブロック図によって
示している。すなわち演算処理装置103は、演算部1
31及び表示制御部132を主体として構成されている
とともに、この演算処理装置103には、試験片Wの伸
びの計測結果及びカメラ101,102からの画像など
を表示する表示装置104が接続されている。
によってデジタル化された2つのカメラ101、102
からの画像データは、それぞれ演算処理装置103の演
算部131及び表示制御部132に刻々と供給される。
ータについて、それぞれに含まれるマークM1,M2 の位
置を個々に認識し、その刻々の各位置データから各マー
クM1,M2 の刻々の移動量を求め、その差を試験片Wの
伸びの計測値として表示装置104に刻々と出力する。
なお、このように2つのカメラ101,102によって
個々に撮影された2種の画像データから2つのマークM
1,M2 間の伸びを求める場合、2つのカメラ101,1
02の間隔及び各々の撮影倍率が精度に影響するので、
そのカメラ間隔と各撮影倍率を予め正確に求めておき、
その各値でもって校正作業を行っておく。
表示装置104の表示画面140上に撮影データ表示用
の2つのウインドウ141と142を設定し、その各ウ
インドウ141と142に、それぞれ、上のカメラ10
1(上のマークM1 撮影用)による撮影画像と、下のカ
メラ102(下のマークM2 撮影用)による撮影画像を
リアルタイムでかつ試験片Wの引張方向と同じ方向で表
示する。さらに表示画面140上に、伸びの計測値表示
用ウインドウ143及びマークのプロファイル表示用の
2つのウインドウ144,145を設定し、その各ウイ
ンドウに演算部131での演算結果つまり伸びの算出値
とマークM1,M2 の1次元プロファイルを表示する。
示用の各ウインドウ141,142にそれぞれマークM
1,M2 の位置を認識するためのデータ領域カーソルC1,
C2を重ねて表示する。さらにデータ領域カーソルC1,
C2 とプロファイル表示用のウインドウ144,145
との対応関係を明確にするために、上のカメラ101の
表示用ウインドウ141に重ね表示するデータ領域カー
ソルC1 及びプロファイル表示用のウインドウ144を
緑色で表示し、下のカメラ102の表示用ウインドウ1
42に重ね表示するデータ領域カーソルC2 及びプロフ
ァイル表示用のウインドウ145を赤紫で表示する。
域カーソルC1,C2 は、キーボードやマウス等の入力手
段からの入力情報に応じて表示するように構成されてい
てもよいし、演算部131及び表示制御部132の動作
によって自動で表示されるようになっていてもよい。
付した2つのマークM1,M2 をそれぞれ個別のカメラ1
01,102によって撮影し、その各画像データから個
々のマークM1,M2 の位置を刻々と認識して、これらの
マークM1,M2 間の伸びを算出するので、線材等の長い
試験片のように、2箇所の標点間距離が当初から長く設
定される試験片Wについても、カメラ101,102の
分解能を犠牲にすることなく、高分解能の映像信号を用
いて正確な伸びの計測を行える。
画像を同一画面上にリアルタイムで表示するので、画像
データを処理する上での課題つまり試験開始当初から試
験終了までの間において各カメラ101,102による
撮影画像のピント、コントラストに異常がないかどう
か、あるいは試験開始当初から試験終了までマークがカ
メラ視野内に入っているかどうかを表示画面上から簡単
にチェックすることができる。従って、試験途中におい
て何らかの理由によって、マークを正確に認識できなく
なる等の不具合が発生したときには、それを表示画面か
ら知ることができ、以後の無駄な計測を中止できる。ま
た、大変位計測用カメラ1及び小変位計測用カメラ2の
各画像を、試験片Wの引張方向と同じ方向で表示してい
るので画像が見やすくなる。さらに、マーク部分のプロ
ファイルのみを抽出・拡大して表示するので、試験片W
表面のほぼ全体のプロファイルを表示する場合に比べ
て、マーク部分のプロファイルが非常に見やすくなる。
104の表示画面140に表示する画像は、図5に示す
ようなものに限定されることなく様々な形態が考えられ
る。
メラ101からの画像の表示用ウインドウ141と、下
のカメラ102からの画像の表示用ウインドウ142を
表示画面140の上下方向(試験機の引張方向)に並べ
て表示するというような表示形態も考えられる。この場
合、別々のカメラ101,102で撮影した上下2つの
マークM1,M2 の画像が、実際のものと同じ配置になる
ので、各マークM1,M2 の移動を感覚的にとらえやすく
なる。
いては、カメラの数を2台とした例を示したが、本発明
においてはカメラの台数は2以上であれば、特に限定さ
れない。例えば3台のカメラを用いる場合、その1台を
大変位計測用カメラとして2つのマークの双方を撮影
し、他の2台のカメラの視野を狭くして、この2台のカ
メラで2つのマークをそれぞれ個別に撮影するという構
成が考えらえ、このような構成を採用すると、1台の装
置で上記した2つの実施の形態の機能をもつ伸び計を構
築することができる。
よれば、試験片表面に付した複数のマークを、視野範囲
が互いに異なる複数のカメラによって撮影し、弾性率を
算出する等の目的によって高精度の伸びの計測が必要
な、伸びの少ない領域においては視野の狭い高分解能の
カメラで撮影した画像から伸びを計測し、かつ特に高精
度の伸びの計測は要求されないが、広い範囲での伸びの
計測が要求されるそれ以降の領域においては、視野の広
いカメラで撮影した画像から伸びを計測するので、例え
ばプラスチックのように、伸びの大きな試験片について
も、特に分解能の高い高価なビデオカメラを用いること
なく、高精度の伸びの計測による正確な弾性率の計測
と、試験片の破断に到るまでの広範囲にわたる連続した
伸びの計測の双方を実現することができる。
画像を同一の画面上に表示するように構成しているの
で、試験開始当初から試験終了までの間においてピン
ト、コントラストが良好であるかどうか、あるいは試験
開始当初から試験終了までマークがカメラ視野内に入っ
ているかどうかを表示画面上から簡単にチェックするこ
とができる。これにより、例えば試験片に付したマーク
がカメラ視野から外れているのにも関わらず伸び試験を
続けるというような無駄な計測を防止することができ
る。また、視野の大きなカメラで撮影した試験片の全体
画像と、視野の小さなカメラで撮影したマーク位置のク
ローズアップ画像を同一の画面上に表示しているので、
計測中における試験片Wの全体の伸びに対するマークの
移動の関係が把握しやすくなるという利点もある。
面に付した複数のマークをそれぞれ個別のカメラによっ
て撮影し、その各映像信号から個々のマーク位置を刻々
と認識してこれらのマーク間の伸びを算出するから、線
材等の長い試験片のように、2箇所の標点間距離が当初
から長く設定される試験片についても、カメラの分解能
を犠牲にすることなく、高分解能の映像信号を用いて正
確な伸びの計測が可能となる。
片の掴み部の精度、あるいは試験機の掴み具への試験片
の取付状態の悪さ等により、試験片の中心が試験機の中
心に一致していない時に試験を行っても、その影響を受
けない正確な伸びの計測が可能である。
複数のカメラで撮影された複数の画像を同一の画面上に
表示するように構成しているので、試験開始当初から試
験終了までの間においてピント、コントラストが良好で
あるかどうか、あるいは試験開始当初から試験終了まで
マークがカメラ視野内に入っているかどうかを表示画面
上から簡単にチェックすることができる。これにより、
例えば試験片に付したマークがカメラ視野から外れてい
るのにも関わらず伸び試験を続けるというような無駄な
計測を防止することができる。
を示すブロック図
を示すブロック図
Claims (4)
- 【請求項1】 試験片表面に位置を認識できる複数のマ
ークを付け、その画像を複数のカメラによって撮影し、
そのマークの画像から各マークの刻々の移動量を求め
て、試験片の伸びを計測するビデオ式非接触伸び計にお
いて、 視野範囲が互いに異なる複数のカメラを、ともに同じ複
数のマークを撮影するように配置するとともに、それら
カメラで撮影された複数の画像を同一の画面上に表示す
る表示手段を備えていることを特徴とするビデオ式非接
触伸び計。 - 【請求項2】 試験片表面に位置を認識できる複数のマ
ークを付け、その画像を複数のカメラによって撮影し、
そのマークの画像から各マークの刻々の移動量を求め
て、試験片の伸びを計測するビデオ式非接触伸び計にお
いて、 視野範囲が同じ複数のカメラを、それぞれが異なるマー
クを個別に撮影するように配置するとともに、それらカ
メラで撮影された複数の画像を同一の画面上に表示する
表示手段を備えていることを特徴とするビデオ式非接触
伸び計。 - 【請求項3】 上記表示手段は、複数のカメラで撮影さ
れた各画像を、それぞれ試験片の引張方向と同じ方向で
表示するように構成されていることを特徴とする、請求
項1または2に記載のビデオ式非接触伸び計。 - 【請求項4】 上記表示手段は、複数のカメラで撮影さ
れた各画像上に、複数のマークの各位置を認識するため
のデータ領域カーソルを重ねて表示し、それに対応する
領域内のマークの1次元プロファイルを各マークと関連
づけて表示するように構成されていることを特徴とす
る、請求項1、2または3に記載のビデオ式非接触伸び
計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06536898A JP3651239B2 (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | ビデオ式非接触伸び計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06536898A JP3651239B2 (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | ビデオ式非接触伸び計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11257926A true JPH11257926A (ja) | 1999-09-24 |
| JP3651239B2 JP3651239B2 (ja) | 2005-05-25 |
Family
ID=13284962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06536898A Expired - Lifetime JP3651239B2 (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | ビデオ式非接触伸び計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3651239B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008070267A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Canon Inc | 位置姿勢計測方法及び装置 |
| JP2008309680A (ja) * | 2007-06-15 | 2008-12-25 | Cosmo Planning:Kk | 軌道変位測定システム |
| JP2010539481A (ja) * | 2007-09-17 | 2010-12-16 | クオリティー ヴィジョン インターナショナル インコーポレイテッド | 二分解能,二距離センサのシステムおよび方法 |
| KR101236845B1 (ko) | 2010-12-24 | 2013-02-25 | 삼성중공업 주식회사 | 계측 시스템 및 이를 이용한 계측방법 |
| KR20210057546A (ko) * | 2019-11-12 | 2021-05-21 | 주식회사 두원테크 | 거리별 각도별 측정이 가능한 계측장치 |
| US20210404929A1 (en) * | 2020-06-29 | 2021-12-30 | Illinois Tool Works Inc. | Thickness correction for video extensometer systems and methods |
-
1998
- 1998-03-16 JP JP06536898A patent/JP3651239B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US11867668B2 (en) * | 2020-06-29 | 2024-01-09 | Illinois Tool Works Inc. | Thickness correction for video extensometer systems and methods |
| US20240142355A1 (en) * | 2020-06-29 | 2024-05-02 | Illinois Tool Works Inc. | Thickness correction for video extensometer systems and methods |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3651239B2 (ja) | 2005-05-25 |
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