JPH11258183A - シール部検査装置 - Google Patents

シール部検査装置

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Publication number
JPH11258183A
JPH11258183A JP5635198A JP5635198A JPH11258183A JP H11258183 A JPH11258183 A JP H11258183A JP 5635198 A JP5635198 A JP 5635198A JP 5635198 A JP5635198 A JP 5635198A JP H11258183 A JPH11258183 A JP H11258183A
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JP
Japan
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seal portion
suction panel
packaging bag
seal
pressing
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Pending
Application number
JP5635198A
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English (en)
Inventor
Masaru Akamatsu
勝 赤松
Yasushi Yoneda
康司 米田
Shizuo Maeda
志寿夫 前田
Takumi Mizokawa
巧 溝河
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レトルトパック1のシール部1aを安定して
高精度に検査する。 【解決手段】 内容物を密封状態に収容するようにシー
ルされたレトルトパック1のシール部1aを検査するも
のである。レトルトパック1のシール部1aの下面を吸
着し、シール部1aを平坦状に矯正する吸着パネル9
と、レトルトパック1のシール部1aを上面から押圧し
て吸着パネル9に当接させた後に退避する第1押圧部材
12と、吸着パネル9に吸着されたシール部1aの上面
を撮影するカメラ19と、第1押圧部材12が退避した
後に撮影された撮影画像を基にしてシール部1aの欠陥
の有無を判定する制御装置20とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レトルトパック等
の包装袋のシール部を検査するシール部検査装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】レトルトパック等の包装袋は、食品や医
薬品等の内容物を収納口から充填した後、収納口をヒー
トシールして内容物を密封することにより製造される。
この際、収納口をヒートシールしたシール部への内容物
の噛み込みやシール部の皺のようにシール部に欠陥が生
じていると、パックの気密性が保たれなかったり見栄え
が悪いため、商品価値が著しく低下する。
【0003】そのため、包装袋のシール部を照明しなが
らカメラで撮影し、カメラに得られるシール部の明暗像
からなる二次元画像を画像処理することによって、シー
ル部の欠陥の有無を簡易に検査するシール部検査装置の
開発が行われている。例えば特開平7−229856号
公報には、パックの表面側および裏面側にカメラと光源
とをそれぞれ配置し、光源からパックのシール部の裏面
に光を照射して透過させることによりシール部に明暗像
を出現させ、このシール部の明暗像をカメラで撮影する
ことによりシール部の欠陥を検査する方法が開示されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のようにシール部に光を透過させて明暗像を出現させ
る方法では、シール部が光を透過する透明や半透明の材
質で形成される必要があるため、検査対象の大半を占め
る不透明なレトルトパックには適用することができない
という問題がある。
【0005】そこで、シール部の表面に光を照射して反
射光により明暗像を出現させることによって、シール部
の欠陥を検査する方法が考えられる。ところが、この場
合には、包装袋が2枚のフィルムを接合しただけの形状
を変化させ易いものであるため、包装袋を撮影(検査)
するごとにシール部に対する光の照射角度が変化し、明
暗像を出現させる条件がばらついて安定した検査が困難
であるという問題がある。尚、明暗像を出現させる条件
が検査ごとにばらつくという問題は、透明や半透明の材
質で形成された包装袋においても形状を変化させ易いた
め、同様に生じるものである。
【0006】従って、本発明は、包装袋のシール部を安
定して高精度に検査することができる検査装置を提供し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、内容物を密封状態に収容するよ
うにシールされた包装袋のシール部を検査するシール部
検査装置において、前記包装袋のシール部の他方面を吸
着し、該シール部を平坦状に矯正する吸着パネル手段
と、前記包装袋のシール部を一方面から押圧して前記吸
着パネル手段に当接させた後に退避する第1押圧手段
と、前記吸着パネル手段に吸着されたシール部の一方面
を撮影する撮影手段と、前記第1押圧手段が退避した後
に撮影された前記撮影手段の撮影画像を基にして前記シ
ール部の欠陥の有無を判定する欠陥判定手段とを有した
ことを特徴としている。
【0008】上記の構成によれば、検査前の包装袋が吸
着パネル手段に搬送装置やオペレータにより搬送されて
セットされたとき、包装袋が柔らかな材質で形成されて
いたり、多量の内容物を収容していると、包装袋の変形
等によりシール部が吸着パネル手段から大きく離隔する
ことによって、吸着パネル手段でシール部の全部または
一部を吸着することができない場合がある。ところが、
この場合でも、第1押圧手段が包装袋のシール部を一方
面から押圧して吸着パネル手段に当接させるため、包装
袋の形態に拘わらず常にシール部の全体を吸着パネル手
段に吸着させることができる。これにより、吸着パネル
手段への搬送時や位置決め時において、振動や衝撃によ
り包装袋が変形したり、多量の内容物を収容していた場
合でも、確実にシール部を吸着パネル手段に吸着させて
平坦状に矯正することができるため、安定した一定の検
査条件の下でシール部を撮影して検査することができ
る。
【0009】また、シール部を押圧する第1押圧手段が
シール部を吸着パネル手段に吸着させた後に退避される
ため、撮影手段は、直接的にシール部を撮影することに
なる。従って、例えば透明な第1押圧手段でシール部を
押し続けながら撮影する構成であると、第1押圧手段に
埃や汚れが付着したときに、撮影画像のノイズとして検
査の精度が低下するという不具合が生じることになる
が、本発明のように直接的に撮影すれば、このような不
具合が生じることはない。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載のシール
部検査装置であって、前記第1押圧手段が退避した後
に、前記包装袋の内容物を加圧するように押圧する第2
押圧手段を有したことを特徴としている。
【0011】上記の構成によれば、第2押圧手段で包装
袋の内容物を加圧すると、シール力が弱かったり、シー
ルされていない重大な浮き上がりがシール部に生じてい
るとき、シール部から内容物を漏れ出させることができ
る。これにより、漏れ出た内容物を撮影することによっ
て、シール部自体に明瞭に表れない欠陥であっても、確
実に検査することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1ないし
図6に基づいて以下に説明する。本実施の形態に係る検
査装置は、図1に示すように、平坦な上面を有したテー
ブル台6と、テーブル台6の上面に沿ってレトルトパッ
ク1を搬送方向(矢符方向)に搬送する搬送装置7とを
有している。搬送装置7は、レトルトパック1を載置し
て搬送する搬送ベルト2と、搬送ベルト2を一時停止可
能に駆動する図2のベルト駆動モータ8とを有してい
る。搬送ベルト2の載置面(表面)には、仕切り部材3
が長手方向に等間隔で設けられており、隣接する仕切り
部材3・3間には、一つのレトルトパック1が載置され
るようになっている。また、搬送ベルト2のベルト幅
は、レトルトパック1のシール部1aが搬送ベルト2の
外部に位置するように、レトルトパック1よりも狭く設
定されている。
【0013】尚、レトルトパック1は、矩形状等の所定
形状に切り出された2枚のフィルムの周囲をヒートシー
ルすることによりフィルム間に調理済み食品等の内容物
を密閉状態で収容したものであり、ヒートシールが施さ
れたシール部1aと、シール部1aで囲まれた収容部1
bとからなっている。
【0014】また、テーブル台6の両端には、搬送ベル
ト2に沿って並設された一対のガイド部材4a・4bが
設けられている。これらのガイド部材4a・4bの間隔
は、レトルトパック1の長さに略等しい距離に設定され
ており、レトルトパック1の上端および下端に当接する
ことによって、レトルトパック1をベルト幅方向に位置
決めするようになっている。
【0015】また、テーブル台6の検査位置Aには、吸
着装置5が設けられている。吸着装置5は、レトルトパ
ック1のシール部1aに対応した位置に配置され、テー
ブル台6の上面に対して面一に設定された吸着パネル9
を有している。吸着パネル9には、多数の吸引穴9aが
形成されており、吸引穴9aは、図示しない真空配管を
介して図2の真空ポンプ10に連通されている。そし
て、吸着装置5は、真空ポンプ10による吸引穴9aか
らエアを吸引することによって、レトルトパック1のシ
ール部1aの下面を吸着パネル9に密着させてシール部
1aを平坦にするようになっている。
【0016】上記の吸着パネル9の上方には、シール部
1aを吸着パネル9に強制的に当接させるシール部吸着
補助装置11が設けられている。シール部吸着補助装置
11は、吸着パネル9に対向配置された第1押圧部材1
2と、第1押圧部材12を吸着パネル9方向に昇降可能
なエアシリンダ等の第1昇降機構13とを有している。
さらに、シール部吸着補助装置11の側方には、レトル
トパック1に収容された内容物を加圧する収容部押圧装
置14が設けられている。収容部押圧装置14は、レト
ルトパック1の収容部1bを押圧するように搬送ベルト
2に対向配置された第2押圧部材15と、第2押圧部材
15を吸着パネル9方向に昇降可能なエアシリンダ等の
第2昇降機構16とを有している。
【0017】また、吸着パネル9のベルト幅方向の斜め
上方には、線状光源17が設けられている。線状光源1
7は、光を線状に出射する出射面17aを有しており、
出射面17aは、吸着パネル9に対して平行に配置され
ている。これにより、線状光源17は、吸着パネル9に
吸着されたレトルトパック1のシール部1aの上面全体
を均一に照明することによって、シール部1aに明暗像
を出現させるようになっている。一方、吸着パネル9の
搬送方向の斜め上方には、光を点状に出射する点状光源
18が設けられており、点状光源18は、線状光源17
による光の照射方向に対して直交する光をシール部1a
に照射することによって、シール部1aに明暗像を出現
させるようになっている。
【0018】さらに、吸着パネル9の上方には、レトル
トパック1のシール部1aを撮影するカメラ19が設け
られている。カメラ19は、シール部1aの全体を視野
に納めるように、退避された第1押圧部材12が撮影の
障害とならない位置に設けられている。そして、このカ
メラ3は、シール部1aの明暗像を受光素子アレイによ
り受光して二次元の撮影画像を得た後、撮影画像をデジ
タル化してバッファメモリに次の更新周期まで格納して
おき、図2の制御装置20からの指令を受けたときに撮
影画像データとして出力するようになっている。尚、撮
影画像のデジタル化は、制御装置20において行われて
も良い。
【0019】上記の制御装置20は、図2に示すよう
に、検査装置を構成するカメラ19等の各機器に接続さ
れたI/O部21と、各種のデータやプログラムを格納
したメモリ部22と、メモリ部22に格納されたプログ
ラムを実行するCPU部23と、各部21〜22を相互
に接続するデータバス24とを有している。メモリ部2
2は、RAMおよびROMからなっており、RAMに
は、撮影画像データ領域22aや微分データ領域22
b、2値化データ領域22c等の各種のデータ領域が形
成されている。一方、ROMには、図4の検査制御ルー
チンや図5の欠陥判定処理ルーチン等のプログラムが格
納されており、検査制御ルーチンおよび欠陥判定処理ル
ーチンは、検査装置の各機器を制御すると共に、カメラ
19からの撮影画像データをデータ処理することによっ
て、図3に示すように、レトルトパック1のシール部1
aの欠陥を検査するようになっている。
【0020】上記の構成において、検査装置の動作を図
4および図5のフローチャートおよび図6のタイミング
チャートに基づいて説明する。図2に示すように、CP
U部23が検査制御ルーチンを実行すると、ベルト駆動
モータ8を作動させることによって、図1に示すよう
に、搬送ベルト2を搬送方向に移動させる。これによ
り、搬送方向の上流側の載置位置Bにおいて、検査前の
レトルトパック1が搬送ベルト2に載置されると、レト
ルトパック1が搬送ベルト2と共に搬送方向に移動する
ことになる(S1)。
【0021】次に、検査位置Aに設けられた図示しない
検出センサーによりレトルトパック1が検査位置Aに到
達したか否かを判定する(S2)。検査位置Aに到達し
ていないと判定した場合には(S2,NO)、到達の有
無を判定しながら搬送ベルト2によるレトルトパック1
の搬送を継続する。一方、検査位置Aに到達したと判定
した場合には(S2,YES)、搬送ベルト2によるレ
トルトパック1の搬送を停止することによって、レトル
トパック1のシール部1aを吸着パネル9の上方に位置
決めする(S3)。
【0022】次に、図2の真空ポンプ10を作動させ、
吸着パネル9の吸引穴9aを介してエアを吸引する。こ
の際、レトルトパック1のシール部1aが吸着パネル9
に十分に接近していれば、吸引穴9aの周辺がエアの吸
引により負圧になるため、シール部1aが吸引穴9aに
引き寄せられて吸着パネル9に密着する。一方、レトル
トパック1の収容部1bが大きな厚みを有していたり、
レトルトパック1が変形した状態で載置されることによ
って、レトルトパック1のシール部1aが吸着パネル9
から大きく離隔している場合には、シール部1aを引き
寄せる力が不十分であるため、シール部1aの全部また
は一部が吸着パネル9から離隔した状態を維持する(S
4)。
【0023】次に、シール部吸着補助装置11の第1昇
降機構13を作動させることにより第1押圧部材12を
下降させる。第1押圧部材12は、下降することにより
シール部1aの上面に当接し、シール部1aを下方(吸
着パネル9方向)に付勢する。これにより、シール部1
aが吸着パネル9から離隔していた場合には、シール部
1aが下方の吸着パネル9方向に移動し、シール部1a
の下面が吸着パネル9に押し付けられて密着することに
なる。また、レトルトパック1の変形によりシール部1
aの一部が吸着パネル9から離隔している場合でも、離
隔した部分が第1押圧部材12により吸着パネル9に押
し付けられることによって、図3に示すように、シール
部1aの下面全体が吸着パネル9に密着することになる
(S5)。
【0024】この後、図1に示すように、第1押圧部材
12を上昇させることによって、シール部1aの押圧を
解除すると共に、第1押圧部材12をカメラ19の撮影
に支障のない位置に退避させる(S6)。続いて、収容
部押圧装置14の第2昇降機構16を作動させることに
より第2押圧部材15を下降させることによって、第2
押圧部材15によりレトルトパック1の収容部1bを押
圧し、収容部1bの内容物を加圧する。これにより、シ
ールが不十分であったり、シールされていない重大な浮
き上がりの欠陥がシール部1aに生じている場合には、
第1押圧部材12によるシール部1aの押圧が解除され
ているため、内容物がシール部1aから漏れ出すことに
なる(S7)。
【0025】上記のようにして検出の準備が完了する
と、次に、シール部1aに欠陥が生じているか否かを判
定する欠陥判定処理を行う(S8)。即ち、図5の欠陥
判定処理ルーチンを実行することによって、線状光源1
7および点状光源18を点灯させ、レトルトパック1の
シール部1aの上面に対して斜め上方のそれぞれの方向
から光を照射する。この際、シール部1aが吸着パネル
9に吸着されて平坦にされているため、光が一定の照射
角度でシール部1aに照射されることになる。従って、
シール部1aには、常に一定の検査条件で照明された明
暗像が出現することになる。尚、線状光源17および点
状光源18は、レトルトパック1の種類に応じていずれ
か一方を点灯するようになっていても良い(S11)。
【0026】そして、上記のようにしてシール部1aを
中心とした照明領域に明暗像が出現すると、シール部1
a周辺の明暗像を二次元画像として撮影していたカメラ
19から撮影画像データを取り込み、メモリ部22の撮
影画像データ領域22aに格納する。この際、第1押圧
部材12がカメラ19の撮影にとって支障のない位置に
退避されているため、カメラ19は、シール部1a周辺
を直接的に撮影している。これにより、例えばガラス等
の透明部材でシール部1aを押さえ付けながら撮影した
場合よりも、鮮明な明暗像が撮影されるため、取り込ま
れた撮影画像データに含まれるノイズは少ないものにな
っている(S12)。
【0027】この後、線状光源17および点状光源18
を消灯した後(S13)、撮影画像データ領域22aに
格納された撮影画像データを微分処理することによっ
て、撮影画像データ中の明暗の変化量に応じた微分デー
タを求め、明暗が大きく変化する部分を際立たせる。即
ち、例えばシール部1aに皺の欠陥が生じていたとすれ
ば、皺の部分が相対的に明るく、正常部分が相対的に暗
い明暗像になっているため、皺の発生領域の輪郭部分が
大きな数値の微分データとなる。そして、このような微
分データを微分データ領域22bに格納した後(S1
4)、この微分データを所定の閾値で2値化処理するこ
とによって、シール部1aや欠陥領域の輪郭部分を他の
部分とは異なったデータ内容の2値化データとして2値
化データ領域22cに格納する(S15)。
【0028】次に、2値化データを基にしてシール部1
aの輪郭を求めることによって、シール部1aの位置を
特定した後、このシール部1aの内側に存在する輪郭を
基にして欠陥領域を抽出する。そして、欠陥領域の総面
積を求め、総面積が判定値を越えていれば、シール部1
aに不良品になる程度の欠陥が発生していると判定す
る。さらに、シール部1aの外側に内容物の輪郭が存在
するか否かを調査し、内容物の輪郭が存在していれば、
シール部1aから内容物が漏れ出る浮き上がりの欠陥が
生じていると判定する(S16)。この後、判定結果を
図示しない表示装置に表示してオペレータに報知すると
共に、メモリ部22に格納し、後工程でレトルトパック
1を排除するか否かを指示するデータとする(S1
7)。
【0029】以上のようにして欠陥判定処理を完了する
と、図4の検査制御ルーチンにリターンし、第2押圧部
材15を上昇させて内容物の加圧を解除する(S9)。
そして、図2の真空ポンプ10を停止させると共に、吸
着パネル9の吸引穴9aにエアを吹き込んで大気圧以上
にすることによって、吸着パネル9によるシール部1a
の吸着を解除する(S10)。この後、上述のS1を実
行することによって、搬送ベルト2を搬送方向に移動さ
せ、検査済みのレトルトパック1を搬出位置Cに移動さ
せると共に、検査前のレトルトパック1を検査位置Aに
移動させる。
【0030】以上、本発明を好適な実施の形態に基づい
て説明したが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲にお
いて変更が可能である。例えば本実施形態においては、
調理済み食品を密封状態に収容したレトルトパック1を
検査する場合について説明しているが、これに限定され
ることはなく、食品以外の液体や粉体、固体等を密閉状
態にシールして収容する包装袋の検査に適用することが
できる。また、本実施形態においては、シール部1aの
下面を吸着して上面を撮影するようになっているが、シ
ール部1aの上面を吸着して下面を撮影するようになっ
ていても良い。
【0031】即ち、本実施形態のシール部検査装置は、
内容物を密封状態に収容するようにシールされた包装袋
(レトルトパック1)のシール部を検査するものであ
り、包装袋のシール部の他方面(下面)を吸着し、シー
ル部を平坦状に矯正する吸着パネル手段(吸着パネル
9)と、包装袋のシール部を一方面(上面)から押圧し
て吸着パネル手段に当接させた後に退避する第1押圧手
段(第1押圧部材12)と、吸着パネル手段に吸着され
たシール部の一方面を撮影する撮影手段(カメラ19)
と、第1押圧手段が退避した後に撮影された撮影手段の
撮影画像を基にしてシール部の欠陥の有無を判定する欠
陥判定手段(制御装置20)とを有した構成を備えてい
れば良い。そして、この構成を備えていれば、確実にシ
ール部を吸着パネル手段に吸着させて平坦状に矯正し、
安定した検査条件の下でシール部を撮影して検査するこ
とができると共に、第1押圧手段に埃や汚れが付着して
も撮影画像のノイズとならないため、常に高精度に検査
を行うことができる。
【0032】また、シール部検査装置は、第1押圧手段
(第1押圧部材12)が退避した後に、包装袋の内容物
を加圧するように押圧する第2押圧手段(第2押圧部材
15)を有した構成であることが望ましい。そして、こ
の構成によれば、シール部自体に明瞭に表れない浮き上
がりの欠陥が生じていても、漏れ出た内容物を基にして
確実に検査することができる。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明は、内容物を密封状態に
収容するようにシールされた包装袋のシール部を検査す
るシール部検査装置において、前記包装袋のシール部の
他方面を吸着し、該シール部を平坦状に矯正する吸着パ
ネル手段と、前記包装袋のシール部を一方面から押圧し
て前記吸着パネル手段に当接させた後に退避する第1押
圧手段と、前記吸着パネル手段に吸着されたシール部の
一方面を撮影する撮影手段と、前記第1押圧手段が退避
した後に撮影された前記撮影手段の撮影画像を基にして
前記シール部の欠陥の有無を判定する欠陥判定手段とを
有した構成である。
【0034】上記の構成によれば、検査前の包装袋が吸
着パネル手段に搬送装置やオペレータにより搬送されて
セットされたとき、包装袋が柔らかな材質で形成されて
いたり、多量の内容物を収容していると、包装袋の変形
等によりシール部が吸着パネル手段から大きく離隔する
ことによって、吸着パネル手段でシール部の全部または
一部を吸着することができない場合がある。ところが、
この場合でも、第1押圧手段が包装袋のシール部を一方
面から押圧して吸着パネル手段に当接させるため、包装
袋の形態に拘わらず常にシール部の全体を吸着パネル手
段に吸着させることができる。これにより、吸着パネル
手段への搬送時や位置決め時において、振動や衝撃によ
り包装袋が変形したり、多量の内容物を収容していた場
合でも、確実にシール部を吸着パネル手段に吸着させて
平坦状に矯正することができるため、安定した検査条件
の下でシール部を撮影して検査することができる。
【0035】また、シール部を押圧する第1押圧手段が
シール部を吸着パネル手段に吸着させた後に退避される
ため、撮影手段は、直接的にシール部を撮影することに
なる。従って、例えば透明な第1押圧手段でシール部を
押し続けながら撮影する場合には、第1押圧手段に埃や
汚れが付着すると、撮影画像のノイズとして検査の精度
を低下させるという不具合が生じることになるが、本発
明のように直接的に撮影すれば、このような不具合が生
じることはないという効果を奏する。
【0036】請求項2の発明は、請求項1記載のシール
部検査装置であって、前記第1押圧手段が退避した後
に、前記包装袋の内容物を加圧するように押圧する第2
押圧手段を有した構成である。
【0037】上記の構成によれば、第2押圧手段で包装
袋の内容物を加圧すると、シール力が弱かったり、シー
ルされていない重大な浮き上がりがシール部に生じてい
るとき、シール部から内容物を漏れ出させることができ
る。これにより、漏れ出た内容物を撮影することによっ
て、シール部自体に明瞭に表れない欠陥であっても、確
実に検査することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】シール部検査装置の要部を示す斜視図である。
【図2】シール部検査装置のブロック図である。
【図3】レトルトパックのシール部が吸着パネルに吸着
された状態を示す説明図である。
【図4】検査制御ルーチンのフローチャートである。
【図5】欠陥判定処理ルーチンのフローチャートであ
る。
【図6】シール部検査装置の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
1 レトルトパック 1a シール部 1b 収容部 2 搬送ベルト 3 仕切り部材 5 吸着装置 6 テーブル台 7 搬送装置 8 ベルト駆動モータ 9 吸着パネル 9a 吸引穴 10 真空ポンプ 11 シール部吸着補助装置 12 第1押圧部材 13 第1昇降機構 14 収容部押圧装置 15 第2押圧部材 16 第2昇降機構 17 線状光源 18 点状光源 19 カメラ 20 制御装置
フロントページの続き (72)発明者 前田 志寿夫 愛知県豊橋市三弥町字中原1番地2 株式 会社神戸製鋼所豊橋FA・ロボットセンタ ー内 (72)発明者 溝河 巧 愛知県豊橋市三弥町字中原1番地2 株式 会社神戸製鋼所豊橋FA・ロボットセンタ ー内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容物を密封状態に収容するようにシー
    ルされた包装袋のシール部を検査するシール部検査装置
    において、 前記包装袋のシール部の他方面を吸着し、該シール部を
    平坦状に矯正する吸着パネル手段と、 前記包装袋のシール部を一方面から押圧して前記吸着パ
    ネル手段に当接させた後に退避する第1押圧手段と、 前記吸着パネル手段に吸着されたシール部の一方面を撮
    影する撮影手段と、 前記第1押圧手段が退避した後に撮影された前記撮影手
    段の撮影画像を基にして前記シール部の欠陥の有無を判
    定する欠陥判定手段とを有したことを特徴とするシール
    部検査装置。
  2. 【請求項2】 前記第1押圧手段が退避した後に、前記
    包装袋の内容物を加圧するように押圧する第2押圧手段
    を有したことを特徴とする請求項1記載のシール部検査
    装置。
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