JPH11258536A - 光偏向装置 - Google Patents
光偏向装置Info
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- JPH11258536A JPH11258536A JP8016998A JP8016998A JPH11258536A JP H11258536 A JPH11258536 A JP H11258536A JP 8016998 A JP8016998 A JP 8016998A JP 8016998 A JP8016998 A JP 8016998A JP H11258536 A JPH11258536 A JP H11258536A
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- sleeve
- adhesive
- polygon mirror
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転多面鏡を回転支持するころがり軸受の外
輪をスリーブに固定するための接着剤によるトラブルを
回避する。 【解決手段】 回転多面鏡1を回転支持するころがり軸
受2は、外輪22と内輪24の間に保持されたボール2
3aを有する。外輪22をスリーブ21に固定する接着
剤26は、スリーブ21の横穴21bから、スリーブ2
1の内面に設けられた周方向の凹所21aに充填され
る。凹所21a以外の部位においてはスリーブ21と外
輪22が面接触しているため、接着剤26の厚みムラや
熱変形による外輪22の偏心や変形等を回避できる。
輪をスリーブに固定するための接着剤によるトラブルを
回避する。 【解決手段】 回転多面鏡1を回転支持するころがり軸
受2は、外輪22と内輪24の間に保持されたボール2
3aを有する。外輪22をスリーブ21に固定する接着
剤26は、スリーブ21の横穴21bから、スリーブ2
1の内面に設けられた周方向の凹所21aに充填され
る。凹所21a以外の部位においてはスリーブ21と外
輪22が面接触しているため、接着剤26の厚みムラや
熱変形による外輪22の偏心や変形等を回避できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームプリ
ンタやレーザファクシミリ等の画像形成装置に用いられ
る光偏向装置に関するものである。
ンタやレーザファクシミリ等の画像形成装置に用いられ
る光偏向装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザビームプリンタやレーザファクシ
ミリ等の画像形成装置に用いられる光偏向装置は、高速
回転する回転多面鏡によってレーザビーム等の光ビーム
を偏向走査し、得られた走査光を回転ドラム上の感光体
に結像させて静電潜像を形成する。次いで、感光体の静
電潜像を現像装置によってトナー像に顕像化し、これを
記録紙等の記録媒体に転写して定着装置へ送り、記録媒
体上のトナーを加熱定着させることで印刷(プリント)
が行なわれる。
ミリ等の画像形成装置に用いられる光偏向装置は、高速
回転する回転多面鏡によってレーザビーム等の光ビーム
を偏向走査し、得られた走査光を回転ドラム上の感光体
に結像させて静電潜像を形成する。次いで、感光体の静
電潜像を現像装置によってトナー像に顕像化し、これを
記録紙等の記録媒体に転写して定着装置へ送り、記録媒
体上のトナーを加熱定着させることで印刷(プリント)
が行なわれる。
【0003】近年では光偏向装置の高速化が進み、回転
多面鏡の回転速度が10,000rpmを越えるものも
開発されている。
多面鏡の回転速度が10,000rpmを越えるものも
開発されている。
【0004】図6は一従来例による光偏向装置の主要部
を示すもので、これは、光学箱110に軸受102を介
して支承された回転軸103と、該回転軸103に結合
されたロータマグネット104と、軸受102のハウジ
ング120と一体であるモータ基板105に固定された
ステータコイル106を有し、ロータマグネット104
はステータコイル106に対向して配設されており、両
者は回転多面鏡101を回転駆動するモータを構成す
る。回転多面鏡101は、押えバネ107によってロー
タマグネット104と一体である座金104aに押圧さ
れ、これと一体的に結合されている。
を示すもので、これは、光学箱110に軸受102を介
して支承された回転軸103と、該回転軸103に結合
されたロータマグネット104と、軸受102のハウジ
ング120と一体であるモータ基板105に固定された
ステータコイル106を有し、ロータマグネット104
はステータコイル106に対向して配設されており、両
者は回転多面鏡101を回転駆動するモータを構成す
る。回転多面鏡101は、押えバネ107によってロー
タマグネット104と一体である座金104aに押圧さ
れ、これと一体的に結合されている。
【0005】モータ基板105上の駆動回路105aか
ら供給された駆動電流によってステータコイル106が
励磁されると、ロータマグネット104が回転多面鏡1
01とともに高速度で回転し、前述のように、回転多面
鏡101に照射された光ビームを偏向走査する。
ら供給された駆動電流によってステータコイル106が
励磁されると、ロータマグネット104が回転多面鏡1
01とともに高速度で回転し、前述のように、回転多面
鏡101に照射された光ビームを偏向走査する。
【0006】光学箱110の上部開口は、光学箱110
内に回転多面鏡101等の光学部品を組み込んだうえ
で、ふた部材111によって閉塞される。
内に回転多面鏡101等の光学部品を組み込んだうえ
で、ふた部材111によって閉塞される。
【0007】軸受102は、ハウジング120の内側に
保持されたスリーブ121と、さらにその内側にそれぞ
れ外輪122を介して保持された上下一対のボール列1
23を有するころがり軸受であって、スリーブ121と
外輪122、およびスリーブ121とハウジング120
はそれぞれ接着等の方法で固着されている。
保持されたスリーブ121と、さらにその内側にそれぞ
れ外輪122を介して保持された上下一対のボール列1
23を有するころがり軸受であって、スリーブ121と
外輪122、およびスリーブ121とハウジング120
はそれぞれ接着等の方法で固着されている。
【0008】各ボール列123は、回転軸103と一体
である内輪124と外輪122の間に配設され、各ボー
ル列123の複数のボール123aは、図7に示すリテ
ーナ125によって周方向に等間隔で保持されている。
前述のモータが駆動されて回転軸103が回転すると、
外輪122と内輪124の間で各ボール123aが自転
しながら回転軸103のまわりを公転し、回転軸103
を回転支持する。
である内輪124と外輪122の間に配設され、各ボー
ル列123の複数のボール123aは、図7に示すリテ
ーナ125によって周方向に等間隔で保持されている。
前述のモータが駆動されて回転軸103が回転すると、
外輪122と内輪124の間で各ボール123aが自転
しながら回転軸103のまわりを公転し、回転軸103
を回転支持する。
【0009】ボール列123の各ボール123aと外輪
122および内輪124の嵌合は高精度であり、また、
各ボール123aには外輪122および内輪124から
矢印で示す方向の力いわゆる予圧を受けている(図6の
(b)参照)。このように予圧をかける理由は、各ボー
ル123aと外輪122および内輪124との間の遊び
を除去し、回転軸103の支持力を強化するためであ
る。従って、このとき、各ボール123aに対する外輪
122および内輪124の当接部は、弾性変形の範囲内
で変形した状態にある。
122および内輪124の嵌合は高精度であり、また、
各ボール123aには外輪122および内輪124から
矢印で示す方向の力いわゆる予圧を受けている(図6の
(b)参照)。このように予圧をかける理由は、各ボー
ル123aと外輪122および内輪124との間の遊び
を除去し、回転軸103の支持力を強化するためであ
る。従って、このとき、各ボール123aに対する外輪
122および内輪124の当接部は、弾性変形の範囲内
で変形した状態にある。
【0010】外輪122は接着剤126によってスリー
ブ121に固定され、また、内輪124は、圧入等の公
知の方法によって回転軸103と一体化されている。接
着剤126は、図7に示すように、厚さ約15μmの接
着層として外輪122とスリーブ121の間に介在す
る。
ブ121に固定され、また、内輪124は、圧入等の公
知の方法によって回転軸103と一体化されている。接
着剤126は、図7に示すように、厚さ約15μmの接
着層として外輪122とスリーブ121の間に介在す
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、回転多面鏡と一体である回転軸を支持
するころがり軸受が、厚さ約15μmの接着層を介在さ
せることによって外輪をスリーブに固着する構成である
ため、樹脂である接着剤を硬化させる工程で接着層の厚
さ等が変わったり、温度状況の変化に伴なって接着剤の
熱変形が起きると、外輪が変形して真円度が低下し、偏
心等のトラブルを生じる。
の技術によれば、回転多面鏡と一体である回転軸を支持
するころがり軸受が、厚さ約15μmの接着層を介在さ
せることによって外輪をスリーブに固着する構成である
ため、樹脂である接着剤を硬化させる工程で接着層の厚
さ等が変わったり、温度状況の変化に伴なって接着剤の
熱変形が起きると、外輪が変形して真円度が低下し、偏
心等のトラブルを生じる。
【0012】加えて、接着層の厚さを均一にすることが
難しく、厚みムラによって外輪がスリーブに対して傾く
こともある。このような外輪の変形、偏心、傾き等は、
軸受のボールにかかる予圧を変化させ、その結果、ボー
ルがスリップや自励振動を起こして、回転多面鏡や光学
箱等の振動を誘発し、回転多面鏡の回転ムラ(ジッタ)
等のために画質が劣化したり、運転中に著しい騒音を発
生する。
難しく、厚みムラによって外輪がスリーブに対して傾く
こともある。このような外輪の変形、偏心、傾き等は、
軸受のボールにかかる予圧を変化させ、その結果、ボー
ルがスリップや自励振動を起こして、回転多面鏡や光学
箱等の振動を誘発し、回転多面鏡の回転ムラ(ジッタ)
等のために画質が劣化したり、運転中に著しい騒音を発
生する。
【0013】スリーブと外輪の間の隙間を小さくして接
着層の厚さを縮小すれば、接着層に起因する上記のトラ
ブルを低減できるが、外輪の上端または下端から接着剤
を均一に充填するのが困難になって、接着不良という新
たな問題を生じるため、好ましくない。
着層の厚さを縮小すれば、接着層に起因する上記のトラ
ブルを低減できるが、外輪の上端または下端から接着剤
を均一に充填するのが困難になって、接着不良という新
たな問題を生じるため、好ましくない。
【0014】本発明は上記従来の技術の有する未解決の
課題に鑑みてなされたものであり、ころがり軸受の外輪
をスリーブに固定する接着層の厚みムラや熱変形等に起
因するトラブルを極めて効果的に回避できる光偏向装置
を提供することを目的とするものである。
課題に鑑みてなされたものであり、ころがり軸受の外輪
をスリーブに固定する接着層の厚みムラや熱変形等に起
因するトラブルを極めて効果的に回避できる光偏向装置
を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の光偏向装置は、光ビームを偏向走査する回
転多面鏡と、これを回転支持するころがり軸受と、前記
回転多面鏡を回転駆動するモータを有し、前記ころがり
軸受が、接着剤によってスリーブに固定された外輪と、
該外輪と内輪または回転軸の間に転動自在に保持された
複数のボールを備えており、前記スリーブまたは前記外
輪の嵌合面に配設された凹所に前記接着剤が充填されて
いることを特徴とする。
め、本発明の光偏向装置は、光ビームを偏向走査する回
転多面鏡と、これを回転支持するころがり軸受と、前記
回転多面鏡を回転駆動するモータを有し、前記ころがり
軸受が、接着剤によってスリーブに固定された外輪と、
該外輪と内輪または回転軸の間に転動自在に保持された
複数のボールを備えており、前記スリーブまたは前記外
輪の嵌合面に配設された凹所に前記接着剤が充填されて
いることを特徴とする。
【0016】スリーブが、嵌合面の凹所に連通する横穴
を備えているとよい。
を備えているとよい。
【0017】嵌合面の凹所が、外輪とボールが接触する
接触部から離れた部位に配設されているとよい。
接触部から離れた部位に配設されているとよい。
【0018】
【作用】ころがり軸受の外輪またはスリーブの嵌合面に
凹所を設けて、ここに接着剤を充填する。外輪とスリー
ブの嵌合面の前記凹所を除く残りの部分は、隙間を0〜
5μm程度まで縮小できる。このように、実質的に外輪
とスリーブが互に接触した状態で両者を嵌合させること
で、接着剤の厚みムラや熱変形等によって外輪が変形し
たり、傾き、偏心等を生じるのを防ぐことができる。
凹所を設けて、ここに接着剤を充填する。外輪とスリー
ブの嵌合面の前記凹所を除く残りの部分は、隙間を0〜
5μm程度まで縮小できる。このように、実質的に外輪
とスリーブが互に接触した状態で両者を嵌合させること
で、接着剤の厚みムラや熱変形等によって外輪が変形し
たり、傾き、偏心等を生じるのを防ぐことができる。
【0019】このようにして、軸受部の接着剤の厚みム
ラ等に伴なうトラブルを極めて効果的に回避すること
で、回転性能が安定し、高画質であって、しかも運転音
の小さい光偏向装置を実現できる。
ラ等に伴なうトラブルを極めて効果的に回避すること
で、回転性能が安定し、高画質であって、しかも運転音
の小さい光偏向装置を実現できる。
【0020】スリーブが、嵌合面の凹所に連通する横穴
を備えていれば、スリーブの横穴から接着剤を注入する
ことで、嵌合面の凹所に接着剤を均一に充填し、スリー
ブと外輪を堅固に固定できる。
を備えていれば、スリーブの横穴から接着剤を注入する
ことで、嵌合面の凹所に接着剤を均一に充填し、スリー
ブと外輪を堅固に固定できる。
【0021】また、嵌合面の凹所が、外輪とボールが接
触する接触部から軸方向に離れた部位に配設されていれ
ば、接着剤の厚みムラや変形等が生じた場合でも、外輪
がボールに接触する部位はほとんど影響を受けることが
ない。
触する接触部から軸方向に離れた部位に配設されていれ
ば、接着剤の厚みムラや変形等が生じた場合でも、外輪
がボールに接触する部位はほとんど影響を受けることが
ない。
【0022】さらに、外輪とスリーブの嵌合面全体を接
着剤によって固定する場合に比べて、接着層の厚さの分
だけ外輪を厚肉にすることができるため、軸受剛性を大
幅に向上させることができるという利点もある。
着剤によって固定する場合に比べて、接着層の厚さの分
だけ外輪を厚肉にすることができるため、軸受剛性を大
幅に向上させることができるという利点もある。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0024】図1は一実施の形態による光偏向装置を示
すもので、これは、光学箱10にころがり軸受2を介し
て支承された回転軸3と、該回転軸3に結合されたロー
タマグネット4と、ころがり軸受2のハウジング20と
一体であるモータ基板5に固定されたステータコイル6
を有し、ロータマグネット4はステータコイル6に対向
して配設されており、両者は回転多面鏡1を回転駆動す
るモータを構成する。回転多面鏡1は、押えバネ7によ
ってロータマグネット4と一体である座金4aに押圧さ
れ、これと一体的に結合されている。
すもので、これは、光学箱10にころがり軸受2を介し
て支承された回転軸3と、該回転軸3に結合されたロー
タマグネット4と、ころがり軸受2のハウジング20と
一体であるモータ基板5に固定されたステータコイル6
を有し、ロータマグネット4はステータコイル6に対向
して配設されており、両者は回転多面鏡1を回転駆動す
るモータを構成する。回転多面鏡1は、押えバネ7によ
ってロータマグネット4と一体である座金4aに押圧さ
れ、これと一体的に結合されている。
【0025】モータ基板5上の駆動回路5aから供給さ
れた駆動電流によってステータコイル6が励磁される
と、ロータマグネット4が回転多面鏡1とともに高速度
で回転し、前述のように、回転多面鏡1に照射された光
ビームを偏向走査する。
れた駆動電流によってステータコイル6が励磁される
と、ロータマグネット4が回転多面鏡1とともに高速度
で回転し、前述のように、回転多面鏡1に照射された光
ビームを偏向走査する。
【0026】光学箱10の上部開口は、光学箱10内に
回転多面鏡1等の光学部品を組み込んだうえで、ふた部
材11によって閉塞される。
回転多面鏡1等の光学部品を組み込んだうえで、ふた部
材11によって閉塞される。
【0027】ころがり軸受2は、ハウジング20の内側
に保持されたスリーブ21と、さらにその内側にそれぞ
れ外輪22を介して保持された上下一対のボール列23
を有し、スリーブ21と外輪22は後述するように接着
されている。
に保持されたスリーブ21と、さらにその内側にそれぞ
れ外輪22を介して保持された上下一対のボール列23
を有し、スリーブ21と外輪22は後述するように接着
されている。
【0028】各ボール列23は、回転軸3と一体である
内輪24と外輪22の間に配設され、各ボール列23の
複数のボール23aは、図2に示すリテーナ25によっ
て周方向に等間隔で保持されている。前述のようにモー
タが駆動されて回転軸3が回転すると、外輪22と内輪
24の間で各ボール23aが自転しながら回転軸3のま
わりを公転し、回転軸3を回転支持する。なお、内輪2
4を回転軸3に固着する替わりに、回転軸3の表面に形
成された環状溝を用いる場合もある。
内輪24と外輪22の間に配設され、各ボール列23の
複数のボール23aは、図2に示すリテーナ25によっ
て周方向に等間隔で保持されている。前述のようにモー
タが駆動されて回転軸3が回転すると、外輪22と内輪
24の間で各ボール23aが自転しながら回転軸3のま
わりを公転し、回転軸3を回転支持する。なお、内輪2
4を回転軸3に固着する替わりに、回転軸3の表面に形
成された環状溝を用いる場合もある。
【0029】外輪22は接着剤26によってスリーブ2
1に固定され、また、内輪24は、圧入等の公知の方法
によって回転軸3と一体化されている。スリーブ21の
内面(嵌合面)には、接着剤26を充填するための深さ
15μmの周方向の凹所21aが設けられており、該凹
所21aに向かってスリーブ21の外表面から複数の横
穴21bが貫通している。
1に固定され、また、内輪24は、圧入等の公知の方法
によって回転軸3と一体化されている。スリーブ21の
内面(嵌合面)には、接着剤26を充填するための深さ
15μmの周方向の凹所21aが設けられており、該凹
所21aに向かってスリーブ21の外表面から複数の横
穴21bが貫通している。
【0030】すなわち、接着剤26は、スリーブ21内
に外輪22を嵌合させたうえで、スリーブ21の横穴2
1bから凹所21aに充填されたもので、厚さ約15μ
mの接着層となっている。凹所21aを除く残り部位に
おけるスリーブ21と外輪22の嵌合面は接着されてお
らず、両者の隙間は5μm以下であって、実質的に接触
した状態で嵌合している。
に外輪22を嵌合させたうえで、スリーブ21の横穴2
1bから凹所21aに充填されたもので、厚さ約15μ
mの接着層となっている。凹所21aを除く残り部位に
おけるスリーブ21と外輪22の嵌合面は接着されてお
らず、両者の隙間は5μm以下であって、実質的に接触
した状態で嵌合している。
【0031】このように外輪とスリーブが接着剤によっ
て局部的に接着され、接着層を除く残りの部位において
は外輪とスリーブの間の隙間は従来例よりはるかに小さ
く、嵌合ガタの少ないいわゆる面接触の嵌合状態となっ
ているため、接着層に厚さムラ等があってもこれによっ
て外輪が傾いたりするおそれはない。また、接着剤の硬
化時や、温度状況の変化に伴なう接着層の熱変形等が生
じたときの外輪の変形や偏心等も大幅に抑制される。
て局部的に接着され、接着層を除く残りの部位において
は外輪とスリーブの間の隙間は従来例よりはるかに小さ
く、嵌合ガタの少ないいわゆる面接触の嵌合状態となっ
ているため、接着層に厚さムラ等があってもこれによっ
て外輪が傾いたりするおそれはない。また、接着剤の硬
化時や、温度状況の変化に伴なう接着層の熱変形等が生
じたときの外輪の変形や偏心等も大幅に抑制される。
【0032】加えて、接着剤によって形成される接着層
は、スリーブと外輪を局部的に接着するものであるが、
スリーブを貫通する横穴からスリーブの凹所に注入され
るため、極めて均一に充填される。従って接着強度は充
分である。
は、スリーブと外輪を局部的に接着するものであるが、
スリーブを貫通する横穴からスリーブの凹所に注入され
るため、極めて均一に充填される。従って接着強度は充
分である。
【0033】さらに、従来例に比べて外輪とスリーブの
隙間を例えば15μmから5μm以下に縮小すること
で、外輪の肉厚を図2に示す厚みの差Aの分だけ増大さ
せて、その剛性を強化することができる。これによって
外輪の変形等をさらに低減し、ボールのスリップや自励
振動を極めて効果的に回避できる。
隙間を例えば15μmから5μm以下に縮小すること
で、外輪の肉厚を図2に示す厚みの差Aの分だけ増大さ
せて、その剛性を強化することができる。これによって
外輪の変形等をさらに低減し、ボールのスリップや自励
振動を極めて効果的に回避できる。
【0034】このようにして回転多面鏡の軸受部から発
生する振動を低減し、回転多面鏡の回転ムラ等に伴なう
画質劣化や、運転中の騒音等のトラブルのない高性能な
光偏向装置を実現できる。
生する振動を低減し、回転多面鏡の回転ムラ等に伴なう
画質劣化や、運転中の騒音等のトラブルのない高性能な
光偏向装置を実現できる。
【0035】図3は第1の変形例を示す。これは、外輪
32の外面(嵌合面)に接着剤36を充填する凹所32
aを設けて、スリーブ31を貫通する横穴31bから外
輪32の凹所32aへ接着剤36を注入するように構成
したものである。
32の外面(嵌合面)に接着剤36を充填する凹所32
aを設けて、スリーブ31を貫通する横穴31bから外
輪32の凹所32aへ接着剤36を注入するように構成
したものである。
【0036】このように、接着剤を充填するための凹所
は外輪の外面、スリーブの内面のいずれに設けてもよ
い。
は外輪の外面、スリーブの内面のいずれに設けてもよ
い。
【0037】図4は第2の変形例を示す。これは、接着
剤46を充填するスリーブ41の凹所41aを外輪42
の一端部に近接して設けて、ボール23aに対する外輪
42の接触部から軸方向に離れた部位をスリーブ41に
接着したものである。ボール23aに当接される部位に
おいては、外輪42がスリーブ41の内面に面接触に近
い状態で嵌合しているため、接着層が変形したときの影
響を極めて小さくすることができる。
剤46を充填するスリーブ41の凹所41aを外輪42
の一端部に近接して設けて、ボール23aに対する外輪
42の接触部から軸方向に離れた部位をスリーブ41に
接着したものである。ボール23aに当接される部位に
おいては、外輪42がスリーブ41の内面に面接触に近
い状態で嵌合しているため、接着層が変形したときの影
響を極めて小さくすることができる。
【0038】図5は光偏向装置全体を示すもので、これ
は、レーザ光等の光ビーム(光束)を発生する光源51
と、前記レーザ光を回転多面鏡1の反射面1aに線状に
集光させるシリンドリカルレンズ51aとを有し、前記
光ビームを回転多面鏡1の回転によって偏向走査し、結
像レンズ系52を経て回転ドラム上の感光体53に結像
させる。結像レンズ系52は球面レンズ52a、トーリ
ックレンズ52b等を有し、感光体53に結像する点像
の走査速度等を補正するいわゆるfθ機能を有する。
は、レーザ光等の光ビーム(光束)を発生する光源51
と、前記レーザ光を回転多面鏡1の反射面1aに線状に
集光させるシリンドリカルレンズ51aとを有し、前記
光ビームを回転多面鏡1の回転によって偏向走査し、結
像レンズ系52を経て回転ドラム上の感光体53に結像
させる。結像レンズ系52は球面レンズ52a、トーリ
ックレンズ52b等を有し、感光体53に結像する点像
の走査速度等を補正するいわゆるfθ機能を有する。
【0039】前記モータによって回転多面鏡1が回転す
ると、その反射面1aは、回転多面鏡1の軸線まわりに
等速で回転する。前述のように光源51から発生され、
シリンドリカルレンズ51aによって集光される光ビー
ムの光路と回転多面鏡1の反射面1aの法線とがなす
角、すなわち該反射面1aに対する光ビームの入射角
は、回転多面鏡1の回転とともに経時的に変化し、同様
に反射角も変化するため、感光体53上で光ビームが集
光されてできる点像は回転ドラムの軸方向(主走査方
向)に移動(走査)する。
ると、その反射面1aは、回転多面鏡1の軸線まわりに
等速で回転する。前述のように光源51から発生され、
シリンドリカルレンズ51aによって集光される光ビー
ムの光路と回転多面鏡1の反射面1aの法線とがなす
角、すなわち該反射面1aに対する光ビームの入射角
は、回転多面鏡1の回転とともに経時的に変化し、同様
に反射角も変化するため、感光体53上で光ビームが集
光されてできる点像は回転ドラムの軸方向(主走査方
向)に移動(走査)する。
【0040】結像レンズ系52は、回転多面鏡1におい
て反射された光ビームを感光体53上で所定のスポット
形状の点像に集光するとともに、該点像の主走査方向へ
の走査速度を等速に保つように設計されたものである。
て反射された光ビームを感光体53上で所定のスポット
形状の点像に集光するとともに、該点像の主走査方向へ
の走査速度を等速に保つように設計されたものである。
【0041】感光体53に結像する点像は、回転多面鏡
1の回転による主走査と、感光体53を有する回転ドラ
ムがその軸まわりに回転することによる副走査に伴なっ
て、静電潜像を形成する。
1の回転による主走査と、感光体53を有する回転ドラ
ムがその軸まわりに回転することによる副走査に伴なっ
て、静電潜像を形成する。
【0042】感光体53の周辺には、感光体53の表面
を一様に帯電するためのコロナ放電器、感光体53の表
面に形成される静電潜像をトナー像に顕像化するための
現像装置、前記トナー像を記録紙に転写する転写用コロ
ナ放電器(いずれも不図示)等が配置されており、光源
51から発生する光ビームによる記録情報が記録紙等に
プリントされる。
を一様に帯電するためのコロナ放電器、感光体53の表
面に形成される静電潜像をトナー像に顕像化するための
現像装置、前記トナー像を記録紙に転写する転写用コロ
ナ放電器(いずれも不図示)等が配置されており、光源
51から発生する光ビームによる記録情報が記録紙等に
プリントされる。
【0043】検出ミラー54は、感光体53の表面にお
ける記録情報の書き込み開始位置に入射する光ビームの
光路よりも主走査方向上流側において光ビームを反射し
て、フォトダイオード等を有する受光素子55の受光面
に導入する。受光素子55はその受光面が前記光ビーム
によって照射されたときに、走査開始位置(書き出し位
置)を検出するための走査開始信号を出力する。
ける記録情報の書き込み開始位置に入射する光ビームの
光路よりも主走査方向上流側において光ビームを反射し
て、フォトダイオード等を有する受光素子55の受光面
に導入する。受光素子55はその受光面が前記光ビーム
によって照射されたときに、走査開始位置(書き出し位
置)を検出するための走査開始信号を出力する。
【0044】光源51は、ホストコンピュータからの情
報を処理する処理回路から与えられる信号に対応した光
ビームを発生する。光源51に与えられる信号は、感光
体53に書き込むべき情報に対応しており、処理回路
は、感光体53の表面において結像する点像が作る軌跡
である一走査線に対応する情報を表す信号を一単位とし
て光源51に与える。この情報信号は、受光素子55か
ら与えられる走査開始信号に同期して送信される。
報を処理する処理回路から与えられる信号に対応した光
ビームを発生する。光源51に与えられる信号は、感光
体53に書き込むべき情報に対応しており、処理回路
は、感光体53の表面において結像する点像が作る軌跡
である一走査線に対応する情報を表す信号を一単位とし
て光源51に与える。この情報信号は、受光素子55か
ら与えられる走査開始信号に同期して送信される。
【0045】なお、回転多面鏡1、結像レンズ系52等
は光学箱10に収容され、光源51等は光学箱10の側
壁に取り付けられる。光学箱10に回転多面鏡1、結像
レンズ系52等を組み付けたうえで、光学箱10の上部
開口にふた部材11を装着する。
は光学箱10に収容され、光源51等は光学箱10の側
壁に取り付けられる。光学箱10に回転多面鏡1、結像
レンズ系52等を組み付けたうえで、光学箱10の上部
開口にふた部材11を装着する。
【0046】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載するような効果を奏する。
で、次に記載するような効果を奏する。
【0047】回転多面鏡を回転支持するころがり軸受の
外輪とスリーブを接着する接着層の厚みムラや熱変形等
に起因するトラブルを極めて効果的に回避できる。これ
によって、回転多面鏡の回転性能が安定し、高画質であ
って、しかも運転音の小さい光偏向装置を実現できる。
このような光偏向装置を搭載することで、画像形成装置
の高性能化を大きく促進できる。
外輪とスリーブを接着する接着層の厚みムラや熱変形等
に起因するトラブルを極めて効果的に回避できる。これ
によって、回転多面鏡の回転性能が安定し、高画質であ
って、しかも運転音の小さい光偏向装置を実現できる。
このような光偏向装置を搭載することで、画像形成装置
の高性能化を大きく促進できる。
【図1】一実施の形態による光偏向装置の主要部を示す
もので、(a)はその模式断面図、(b)は(a)のこ
ろがり軸受の一部分を拡大して示す拡大部分断面図であ
る。
もので、(a)はその模式断面図、(b)は(a)のこ
ろがり軸受の一部分を拡大して示す拡大部分断面図であ
る。
【図2】図1のころがり軸受の一部分を示す部分斜視図
である。
である。
【図3】第1の変形例を示す部分斜視図である。
【図4】第2の変形例を示す部分斜視図である。
【図5】光偏向装置全体を説明する図である。
【図6】一従来例を示すもので、(a)はその模式断面
図、(b)は(a)のころがり軸受の一部分を拡大して
示す拡大部分断面図である。
図、(b)は(a)のころがり軸受の一部分を拡大して
示す拡大部分断面図である。
【図7】図6のころがり軸受の一部分を示す部分斜視図
である。
である。
1 回転多面鏡 2 ころがり軸受 3 回転軸 4 ロータマグネット 6 ステータコイル 21,31,41 スリーブ 21a,32a,41a 凹所 21b,36b 横穴 22,32,42 外輪 23 ボール列 23a ボール 25 リテーナ 26,36,46 接着剤
Claims (3)
- 【請求項1】 光ビームを偏向走査する回転多面鏡と、
これを回転支持するころがり軸受と、前記回転多面鏡を
回転駆動するモータを有し、前記ころがり軸受が、接着
剤によってスリーブに固定された外輪と、該外輪と内輪
または回転軸の間に転動自在に保持された複数のボール
を備えており、前記スリーブまたは前記外輪の嵌合面に
配設された凹所に前記接着剤が充填されていることを特
徴とする光偏向装置。 - 【請求項2】 スリーブが、嵌合面の凹所に連通する横
穴を備えていることを特徴とする請求項1記載の光偏向
装置。 - 【請求項3】 嵌合面の凹所が、外輪とボールが接触す
る接触部から離れた部位に配設されていることを特徴と
する請求項1または2記載の光偏向装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8016998A JPH11258536A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 光偏向装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8016998A JPH11258536A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 光偏向装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11258536A true JPH11258536A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13710834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8016998A Pending JPH11258536A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 光偏向装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11258536A (ja) |
-
1998
- 1998-03-12 JP JP8016998A patent/JPH11258536A/ja active Pending
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