JPH11258652A - 光学装置 - Google Patents

光学装置

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JPH11258652A
JPH11258652A JP8020898A JP8020898A JPH11258652A JP H11258652 A JPH11258652 A JP H11258652A JP 8020898 A JP8020898 A JP 8020898A JP 8020898 A JP8020898 A JP 8020898A JP H11258652 A JPH11258652 A JP H11258652A
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optical
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optical system
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aperture
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学式の振れ補正機能では、画面周辺部で明
るさ変動が大きく、きわめて見苦しい、品位の劣った画
像となる。また電子式の振れ補正機能においても、上記
と同様の現像が生じるという課題があった。 【解決手段】 手振れ補正用の変倍光学系において、光
学系の通過光束量を制御する絞りの開放径を焦点距離に
応じて制限することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被写体と光学装置と
の相対角度の変動によって生じる手振れを補正する機能
を有する光学装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、手振れ、もしくは像振れを補正す
る光学装置が種々提案されている。例えば、図7に示す
ように、いわゆる可変頂角プリズム100をレンズ群1
01〜104と絞り105よりなる光学系の前に配置
し、この光学系に被写体からの光束Pが入射する前に可
変頂角プリズム100で像振れを補正する光学装置が提
案されている。なお、106はレンズ群101〜104
と絞り105を支持する固定鏡筒、107は固定鏡筒1
06の後端のピント面に設けた光学像を電気信号に変換
する撮像素子であるCCDである。
【0003】しかし、上記光学装置では、光学系を通過
する光束Pの一番広いところに可変頂角プリズム100
を配置することになるので、光学装置の小型化には不利
である。
【0004】そこで、光学装置の小型化を狙って、この
可変頂角プリズムを複数のレンズ群から成る光学系の内
部のある2つのレンズ群間に配置した光学装置や、複数
のレンズ群の内のあるレンズ群を光軸と垂直方向に移動
させて振れを補正する。いわゆるレンズシフト方式のよ
うな光学式の像振れ補正機能をする光学装置や、撮像素
子として実際に必要な面積よりも大きなCCDを使用し
て(当然、イメージサークルがCCD全面をカバーする
大きな光学系が必要)、手振れ情報に応じて読み出し位
置を可変にして振れを補正する。いわゆる電子防振と呼
ばれる電子式のぶれ補正機能を有する光学装置が既に提
案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする繰題】従来の像振れ補正機能
を有する光学装置は以上のように構成されているので、
例えば図8に示すの凸凹凸凸のレンズ群111〜114
と絞り115の光学系に示す様に、光学系の中心を通過
する軸上光束aに対して軸外の光束bは、矢印Aまたは
Bで示す様にレンズ111、114の有効径によって上
下の光束が遮られるので、より大きな角度から入射した
光束(画面の周辺に対応する)ほど細くなってしまう。
したがって、結像面116上では周辺に行くにしたがっ
て像が急激に暗くなってしまう。いわゆる口径食による
周辺光量落ちという現象が生じる。
【0006】前述した光学系の内部で光束を偏角させて
像振れを補正する光学式の振れ補正機能では、被写体と
光学装置との相対角度が変化したときに結像面上の被写
体の像が動かないように補正すると、被写体と光学装置
との相対角度が変化しているので、結像面上の被写体像
の各点に対する光束の口径食の程度が変化して、被写体
像の光量分布が変化してしまう。
【0007】図9はその状態を示すもので、横軸は結像
位置、縦軸は明るさを表している。一点鎖線は被写体と
光学装置との相対角度が変化する前の初期状態の光量分
布を示し、実線a,bは例えば左右に交互に相対角度変
化が生じた時に振れ補正を行なった場合の光量分布を示
す。このように、実際の連続した手振れを補正すると、
画面上では被写体が補正されて止まっていても、実線
a,bで示す光量分布の差が手振れに同期した画面の明
るさの変動となってしまう。特に画面周辺部では明るさ
変動が大きく、きわめて見苦しい品位の劣った画像とな
ってしまっていた。
【0008】また、電子式の振れ補正機能においても、
図8に示すようにレンズ群111〜114および絞り1
15の光学系と結像面116との関係が不動なので、結
像面116に対する光量分布は変化しないが、被写体と
光学装置との相対角度が変化して被写体像が動いてしま
うと、それを追っかけて切り出し位置を変える(例え
ば、図10において切り出し位置1と切り出し位置2)
ので、光学式の像振れ補正機能と同様の現象が生じると
いう課題があった。
【0009】本発明は、上記のような課題を解消するた
めになされたもので、手振れ補正に同期して起こる画面
周辺での明るさの変動を、特に手振れ補正により、画面
の明るさ変動の目立つ望遠端付近での画面中央と画面周
辺との明るさの差を軽減し、高品位の見やすい画像が得
られる光学装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を有
することを特徴とする光学装置である。 (1)手振れ補正用の変倍光学系の通過光束量を制御す
る絞りの開放径を、焦点距離に応じて制限することを特
徴とする光学装置。 (2)光軸上および光軸外の光束を取り入れる変倍光学
系の望遠端付近で、前記軸上光束を絞りにより制限する
ことを特徴とする請求項1記載の光学装置。 (3)前記軸上の光束制限を、メインの絞りに近接して
設けた副絞りにより行うことを特徴とする請求項1記載
の光学装置。 (4)光軸に対して垂直にシフトさせるレンズ群のシフ
ト量を変倍光学系の位置情報によって補正し、変倍光学
系の傾きによる像の動きをレンズ群のシフトによりキャ
ンセルすることを特徴とする請求項1記載の光学装置。 (5)手振れ補正を行わない時には、絞りによる軸上の
光束制限を中止することを特徴とする請求項1記載の光
学装置。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を添
付図面について説明する。
【0012】実施の形態1.図1および図2は本発明を
適用した凸凹凸凸のレンズ群1〜4の構成の手振れ補正
用の変倍光学系を示すものであり、図1はTe1e端
(望遠端)、図2はWide端(広角端)の状態を表し
ている。レンズ群1は固定レンズ群、レンズ群2は前後
に移動して変倍を行なう変倍用レンズ群。レンズ群3は
光軸と垂直方向に移動(シフト)して光束を偏角させる
手振れ補正用レンズ群、レンズ群4は前後に移動して焦
点調節を行なう合焦用レンズ群、5は光学系の通過光束
量を制限するための絞り、6は被写体の像が結像するピ
ント面である。
【0013】また、a,bはそれぞれ、軸上(画面中央
部)および軸外の最も外側の(画面周辺部)の絞り開放
時の光束を表している。Te1e端の絞り開放状態を表
す図1において、軸上光束aではレンズ群1を通過した
光束は絞り5によってその周辺部の光束を大きく遮られ
ているが、軸外光束bでは絞り5に遮られること無しに
ピント面6に到達している。
【0014】これについて図3で更に説明する。図3で
横軸は結像位置、縦軸は明るさを表している、実線cは
図1のピント面6上の光量分布、2点鎖線dは絞り5
を、軸上光束aを遮らない位置まで開いたときの光量分
布である。また、破線eは図1での絞り5の開放径を通
過する分だけの軸上光束だけを通す大きさにレンズ群1
の直径を小さくした場合の光量分布である。すなわち、
レンズ群1の直径を大きくして、軸上および軸外の光束
をたくさん入れておいて、少なくとも軸上光束を絞り5
によって制限することで、画面中央部と周辺部との明る
さの差が軽減されている。 図4は実際に手振れ補正を
行なったときの光量分布の変動を示しており、c’と
c”およびd’とd”は図3のcおよびdの絞り5の状
態での光量分布変動であり、特に画面周辺での明るさの
変動は、明るさ変動1および明るさ変動2で示すように
絞り5の開放径を制限することにより大きく改善されて
いるのがわかる。
【0015】図5は手振れを補正する機能を有する光学
装置の構成を示す概要図である。図1における、レンズ
群1〜4、絞り5、ピント面6に対して、7はレンズ群
1を支持する固定鏡筒、8はレンズ群2を支持する移動
枠であり、公知のバースリーブ構造で光軸方向に移動可
能な構造となっており、公知のラックと送りネジ機構に
よりステッピングモータで駆動される。
【0016】9はレンズ群3を支持するシフト枠であ
り、保持枠10との間で構成されている図示しない案内
機構により光軸0に対して垂直方向にレンズ群3を移動
可能としている。このシフト枠9は図示しない駆動手段
と位置検出手段によりピッチ方向とヨー方向に位置決め
制御される。
【0017】11はレンズ群4を支持する移動枠であ
り、公知のバースリーブ構造で光軸方向に移動可能な構
造となっており、公知のラックと送りネジ機構によりス
テッピングモータで駆動される。12は絞り5を支持し
て駆動する公知の絞り装置であり、複数枚の鎌状の絞り
羽根を円周方向に配設し、各絞り羽根を同時に回動動作
させて円形に近い絞り開口形状を形成する、いわゆる虹
彩絞りが好適である。
【0018】13はピント面6に配置された光学像を電
気信号に変換するための撮像素子であるCCD、14は
CCD13やその他の移動機構を保持する固定枠であ
る。CCD13から読み出された電気信号aはカメラ信
号処理回路15により映像信号となる。
【0019】16はレンズ駆動を制御するマイコンであ
る。電源投入時、マイコン16はフォーカスリセット回
路17およびズームリセツト回路18の出力を監視しな
がら、フォーカスモータ駆動回路19およびズームモー
タ駆動回路20によりそれぞれのステツピングモータを
回転させて、移動枠11および移動枠8を光軸方向に移
動させる。フォーカスリセツト回路17およびズームリ
セット回路18の出力はそれぞれの移動枠が予め設定さ
れた位置まで来る(移動枠に設けられた遮光部材が固定
部に設けられたフォトインタラプタの発光部を遮光す
る、もしくは透過する境界部に来たとき)と反転し、そ
の位置を基準として以後のステッピングモータの駆動ス
テッブ数をマイコン内で計数することにより、マイコン
は各レンズ群の絶対位置を知ることができる。これによ
り正確な焦点距離情報が得られる。21は絞り5を開閉
する為の絞り駆動回路であり、マイコン16に取り込ま
れた映像信号の明るさ情報bに基づいて絞りの開口径が
制御される。また、そのときの絞り開口径は絞り値検出
回路22により検出されマイコン16に取り込まれる。
【0020】この絞り制御において、横軸は焦点距離、
縦軸は絞り開口径とした図6に示すように、焦点距離に
応じて絞りの開放径が制限され(斜線で示された領域は
絞りの開かない部分)、画面中央部と画面周辺部との明
るさの差が小さく保たれる。光学系の構成上、Wide
端よりTe1e端の方が画面中央と画面周辺との明るさ
の差は小さいが、同一手振れ量に対する撮像面上での像
の動き量は焦点距離に比例してTe1e端の方が大きい
ため、実際の手振れに対する画面上での明るさ変動量は
Te1e端の方がより問題となり、Te1e端近傍で光
量分布の改善がより必要となる。
【0021】23および24は光学装置のピッチ(縦方
向の傾き角)およびヨー(横方向の傾き角)角度検出回
路であり、角度の検出は例えば光学装置に固定された振
動ジャイロ等の角速度センサの出力を積分して行われ
る。両角度検出回路23,24の出力、すなわち、光学
装置の傾き角度の情報はマイコン16に取り込まれる。
【0022】25および26は手振れ補正を行なうため
にレンズ群3を光軸に対して垂直に移動させる為の、ピ
ッチ(縦方向)およびヨー(横方向)コイル駆動回路で
あり、マグネツトを含む磁気回路のギャップにコイルを
配置し、いわゆるムービングコイルの構成によりレンズ
群3をシフトさせる駆動力を発生させる。
【0023】27および28はレンズ群3の光軸に対す
るシフト量を検出するためのピッチ(縦方向)およびヨ
ー(横方向)位置検出回路であり、例えば発光素子と受
光素子を対面させて固定し、その間にシフト枠9に一体
に設けられたスリットを配置してレンズ群3のシフト量
を電気信号として得る。このシフト量の情報もマイコン
16に取り込まれる。
【0024】次に動作について説明する。
【0025】レンズ群3が光軸に対して垂直に移動する
と、通過光束が曲げられて、CCD13上に結像してい
る被写体の像の位置が移動する。このときの像の移動量
を実際に光学装置が傾いたことによって像が移動する方
向と逆に同じ大きさだけ移動するようにマイコン16で
制御することによって、光学装置が傾いても(手振れし
ても)結像している像が動かない、いわゆる手振れ補正
を実現できる。
【0026】マイコン16内では、ピツチ角度検出回路
23およびヨー角度検出回路24により得られた光学装
置の傾き信号とピツチ位置検出回路27およびヨー位置
検出回路28から得られたレンズ群3のシフト量信号を
それぞれ差し引いて、それぞれの差信号でピッチコイル
駆動回路25およびヨーコイル駆動回路26によりシフ
ト枠9を駆動する。この制御により上記の差信号がより
小さくなるようにレンズ群3が駆動され、目標位置に保
たれる。
【0027】実施の形態1では光軸に対して垂直にシフ
トさせるレンズ群3は変倍用レンズ群2より撮像面側に
あるので、レンズ群3のシフト量に対する像の移動量が
変倍用レンズ群2の位置、すなわち焦点距離によって変
化してしまう。そこで、ピッチ角度検出回路23および
ヨー角度検出回路24によって得られる光学装置の傾き
信号で、そのままレンズ群3のシフト量を決定せず、変
倍レンズ群2の位置情報により補正を行なって光学装置
の傾きによる像の動きをレンズ群3のシフトによりキャ
ンセルする構成となっている本実施の形態では、光学系
を通過する光束量を可変する絞りを電気的に制限して絞
り開放径の制限を行なっているので、手振れ補正を行な
わないときには、絞り開放径の制限を中止すればTel
e端の開放状態でより明るい光学系として使用が可能で
ある。また、絞り開放径の制限をメインの絞りに近接し
て設けた副絞りを変倍レンズ群の移動に連動して機械的
に行なうこともできる。
【0028】尚、本実施の形態では、凸凹凸凸のレンズ
群による4群構成の変倍光学系の第3群のレンズ群を、
光軸に対してシフトさせて手振れ補正を行なう光学装置
について説明しているが、光学タイプおよびシフトさせ
るレンズ群の位置を限定するものではない。また、可変
頂角プリズムを変倍光学系の内部に配置した光学式の振
れ補正機能やいわゆる電子防振と呼ばれる電子式の振れ
補正機能においても本発明の適用が有効であり、請求項
で示された機能が達成できる構成であれば、どのような
ものであっても良いことは言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
手振れ補正用の変倍光学系において、光学系の通過光束
量を制御する絞りの開放径を焦点距離に応じて制限する
ように構成したので、特に手振れ補正に同期して生じる
画面の明るさ変動の目立つ望遠端付近での画面中央と画
面周辺との明るさの差を軽減し、高品位の見やすい画像
が得られる光学装置を達成することができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による光学装置の変倍
光学系のTe1e端の状態を表す図である。
【図2】 本発明の実施の形態1による光学装置の変倍
光学系のWide端の状態を表す図である。
【図3】 本発明の実施の形態1による光学装置の光量
分布を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態1による光学装置の光量
分布の変動を示す図である。
【図5】 手振れ補正する機能を有する本発明の光学装
置の構成を示す概要図である。
【図6】 図5の光学装置の焦点距離による絞り開放径
の制限を示す図である。
【図7】 従来の手振れ補正機能を有する光学装置の縦
断面図である。
【図8】 口径食による周辺光量落ちを説明する図であ
る。
【図9】 光量分布の変動を示す図である。
【図10】 電子防振における画面の明るさ変動を示す
図である。
【符号の説明】
1〜4 レンズ群 5 絞り 6 ピント面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手振れ補正用の変倍光学系において、光
    学系の通過光束量を制御する絞りの開放径を焦点距離に
    応じて制限することを特徴とする光学装置。
  2. 【請求項2】 光軸上および光軸外の光束を取り入れる
    変倍光学系の望遠端付近で、前記軸上光束を絞りにより
    制限することを特徴とする請求項1記載の光学装置。
  3. 【請求項3】 前記軸上の光束制限を、メインの絞りに
    近接して設けた副絞りにより行うことを特徴とする請求
    項1記載の光学装置。
  4. 【請求項4】 光軸に対して垂直にシフトさせるレンズ
    群のシフト量を変倍光学系の位置情報によって補正し、
    変倍光学系の傾きによる像の動きをレンズ群のシフトに
    よりキャンセルすることを特徴とする請求項1記載の光
    学装置。
  5. 【請求項5】 手振れ補正を行わない時には、絞りによ
    る軸上の光束制限を中止することを特徴とする請求項1
    記載の光学装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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