JPH11258872A - 電子写真装置 - Google Patents
電子写真装置Info
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- JPH11258872A JPH11258872A JP10060026A JP6002698A JPH11258872A JP H11258872 A JPH11258872 A JP H11258872A JP 10060026 A JP10060026 A JP 10060026A JP 6002698 A JP6002698 A JP 6002698A JP H11258872 A JPH11258872 A JP H11258872A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 レーザー光などを利用して感光体に静電潜像
を形成し、この静電潜像を現像、転写、定着処理する工
程を経て、用紙に記録画像を得る電子写真装置におい
て、濃度と線幅を精度良く読み取ることが可能で、かつ
安価な電子写真装置を提供する。 【解決手段】 トナー像の濃度の補正は、100%の濃
度で一面に隙間なく形成した濃度検知用画像に対して、
濃度センサー14によって濃度を測定し、帯電装置5の
帯電電圧を補正することによって行われ、トナー像の線
幅の補正は、複数の1ドット分の線を、各線同士の間に
1〜6ドット分の間隔をおいて縞状に形成した線幅検知
用ハーフトーン画像に対して、濃度センサー14によっ
て濃度を測定し、露光手段6のレーザーパワーを補正す
ることによって行う。
を形成し、この静電潜像を現像、転写、定着処理する工
程を経て、用紙に記録画像を得る電子写真装置におい
て、濃度と線幅を精度良く読み取ることが可能で、かつ
安価な電子写真装置を提供する。 【解決手段】 トナー像の濃度の補正は、100%の濃
度で一面に隙間なく形成した濃度検知用画像に対して、
濃度センサー14によって濃度を測定し、帯電装置5の
帯電電圧を補正することによって行われ、トナー像の線
幅の補正は、複数の1ドット分の線を、各線同士の間に
1〜6ドット分の間隔をおいて縞状に形成した線幅検知
用ハーフトーン画像に対して、濃度センサー14によっ
て濃度を測定し、露光手段6のレーザーパワーを補正す
ることによって行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機やレ
ーザープリンタなどにおいて、画像を形成する手段とし
て用いられる電子写真装置に関するものである。
ーザープリンタなどにおいて、画像を形成する手段とし
て用いられる電子写真装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像を形成する手段として、レー
ザー光などを利用して感光体に静電潜像を形成し、この
静電潜像を現像、転写、定着処理する工程を経て、用紙
に記録画像を得る電子写真装置が広く用いられている。
ザー光などを利用して感光体に静電潜像を形成し、この
静電潜像を現像、転写、定着処理する工程を経て、用紙
に記録画像を得る電子写真装置が広く用いられている。
【0003】図18は、カラー画像の形成を行う従来の
電子写真装置の概略構成を示す模式図である。該電子写
真装置は、感光体を帯電させ、潜像を形成し、トナー像
を形成する現像部31Y・31C・31M・31Bと、
各現像部31Y・31C・31M・31Bで形成された
トナー像を転写材に転写する転写部32と、トナー像が
転写された転写材に対して、そのトナー像を定着させる
定着手段33とを備えている。なお、上記の現像部31
Y・31C・31M・31Bは、イエロー、シアン、マ
ゼンタ、ブラックの各色に対応したトナー像を形成して
いる。
電子写真装置の概略構成を示す模式図である。該電子写
真装置は、感光体を帯電させ、潜像を形成し、トナー像
を形成する現像部31Y・31C・31M・31Bと、
各現像部31Y・31C・31M・31Bで形成された
トナー像を転写材に転写する転写部32と、トナー像が
転写された転写材に対して、そのトナー像を定着させる
定着手段33とを備えている。なお、上記の現像部31
Y・31C・31M・31Bは、イエロー、シアン、マ
ゼンタ、ブラックの各色に対応したトナー像を形成して
いる。
【0004】上記現像部31Yは、回転自在に支持され
た感光体ドラム34を備え、該感光体ドラム34は、図
示しない駆動装置によって、図18中の矢印の方向に回
転駆動される。また、感光体ドラム34の周囲には、感
光体ドラム34の表面を一様に帯電させる帯電装置35
と、帯電装置35によって帯電した感光体ドラム34の
表面に光を照射することによって露光させ、潜像を形成
する露光手段36と、露光手段36によって形成された
潜像にトナーを付着させることによってトナー像を形成
する現像装置37と、転写後に感光体ドラム34の表面
に残ったトナーを除去するトナー除去手段38とが配置
されている。
た感光体ドラム34を備え、該感光体ドラム34は、図
示しない駆動装置によって、図18中の矢印の方向に回
転駆動される。また、感光体ドラム34の周囲には、感
光体ドラム34の表面を一様に帯電させる帯電装置35
と、帯電装置35によって帯電した感光体ドラム34の
表面に光を照射することによって露光させ、潜像を形成
する露光手段36と、露光手段36によって形成された
潜像にトナーを付着させることによってトナー像を形成
する現像装置37と、転写後に感光体ドラム34の表面
に残ったトナーを除去するトナー除去手段38とが配置
されている。
【0005】また、現像部31C・31M・31Bにつ
いても、上記の現像部31Yの構成と同様の構成となっ
ている。
いても、上記の現像部31Yの構成と同様の構成となっ
ている。
【0006】上記転写部32は、回転自在に支持された
2つの転写ドラム39・39を備え、該転写ドラム39
・39は、図示しない駆動装置によって、図18中の矢
印の方向に回転駆動される。また、上記の2つの転写ド
ラム39・39の円周面に沿って架け渡されるように、
転写ベルト40が配置されており、該転写ベルト40
は、転写ドラム39・39の回転に伴って回動する。そ
して、転写材は、静電的に転写ベルト40に保持され、
転写ベルト40の回動に伴って、転写材が搬送される。
2つの転写ドラム39・39を備え、該転写ドラム39
・39は、図示しない駆動装置によって、図18中の矢
印の方向に回転駆動される。また、上記の2つの転写ド
ラム39・39の円周面に沿って架け渡されるように、
転写ベルト40が配置されており、該転写ベルト40
は、転写ドラム39・39の回転に伴って回動する。そ
して、転写材は、静電的に転写ベルト40に保持され、
転写ベルト40の回動に伴って、転写材が搬送される。
【0007】なお、上記現像部31Y・31C・31M
・31Bは、図18において、上側の転写ベルト40の
外周面に並んで配置されており、該現像部31Y・31
C・31M・31Bの各感光体ドラム34…は、該転写
ベルト40に近接して配置されている。
・31Bは、図18において、上側の転写ベルト40の
外周面に並んで配置されており、該現像部31Y・31
C・31M・31Bの各感光体ドラム34…は、該転写
ベルト40に近接して配置されている。
【0008】また、上側の転写ベルト40の内周面にお
ける、各感光体ドラム34…に対向する位置には、転写
帯電器41…が配置されている。すなわち、各感光体ド
ラム34…で形成されたトナー像は、転写帯電器41…
によって、転写ベルト40によって搬送された転写材に
転写される。そして、各色のトナー像が転写された転写
材は、定着手段33に搬送され、トナー像が定着され
る。
ける、各感光体ドラム34…に対向する位置には、転写
帯電器41…が配置されている。すなわち、各感光体ド
ラム34…で形成されたトナー像は、転写帯電器41…
によって、転写ベルト40によって搬送された転写材に
転写される。そして、各色のトナー像が転写された転写
材は、定着手段33に搬送され、トナー像が定着され
る。
【0009】さらに、図18において、下側の転写ベル
ト40の外周面に、転写ベルト40の汚れを除去するク
リーニング部材42と、転写ベルト40に蓄積された電
荷を除去する除電部材43と、濃度センサー44とが配
置されている。
ト40の外周面に、転写ベルト40の汚れを除去するク
リーニング部材42と、転写ベルト40に蓄積された電
荷を除去する除電部材43と、濃度センサー44とが配
置されている。
【0010】上記の濃度センサー44は、図示しない発
光素子および受光素子を備えている。該濃度センサー4
4は、発光素子から照射され、被測定物表面にて反射さ
れた光を受光素子が受光し、その受光光量に応じた信号
を出力することによって濃度を測定する。
光素子および受光素子を備えている。該濃度センサー4
4は、発光素子から照射され、被測定物表面にて反射さ
れた光を受光素子が受光し、その受光光量に応じた信号
を出力することによって濃度を測定する。
【0011】濃度検知時には、転写ベルト40の表面
に、一面に隙間なくトナーを付着させた、モニターパタ
ーンとしてのトナー像が形成され、濃度センサー44に
よって、そのモニターパターンの濃度が測定される。
に、一面に隙間なくトナーを付着させた、モニターパタ
ーンとしてのトナー像が形成され、濃度センサー44に
よって、そのモニターパターンの濃度が測定される。
【0012】線幅検知時には、転写ベルト40の表面に
形成された、横線からなるモニターパターンの通過時間
を濃度センサー44からの出力を基に検出し、モニター
パターンの線幅lを算出する。
形成された、横線からなるモニターパターンの通過時間
を濃度センサー44からの出力を基に検出し、モニター
パターンの線幅lを算出する。
【0013】通常は、濃度センサー44からのセンサー
値を時間で微分し、急激にセンサー値が変化した時から
次にセンサー値が変化した時までの時間tを測定し、下
記の式により、モニターパターンの線幅lを算出する。 l=t×(転写ベルトの周速) 図19に、センサー値を時間微分したグラフを示す。
値を時間で微分し、急激にセンサー値が変化した時から
次にセンサー値が変化した時までの時間tを測定し、下
記の式により、モニターパターンの線幅lを算出する。 l=t×(転写ベルトの周速) 図19に、センサー値を時間微分したグラフを示す。
【0014】また、線幅の検知の他の方法として、ハー
フトーン濃度を線幅に変換して線幅を読み取る方法もあ
る。これは、複数の横線を所定の間隔で形成したモニタ
ーパターンを転写ベルト40上に形成し、このモニター
パターン全体としてのハーフトーン濃度を濃度センサー
44によって測定する方法である。すなわち、線幅が変
化するとハーフトーン濃度も変化することを利用したも
のである。そして、線幅の調整として、上記ハーフトー
ン濃度を一定にするように、露光手段36のレーザーの
ビーム径などの補正を行う。
フトーン濃度を線幅に変換して線幅を読み取る方法もあ
る。これは、複数の横線を所定の間隔で形成したモニタ
ーパターンを転写ベルト40上に形成し、このモニター
パターン全体としてのハーフトーン濃度を濃度センサー
44によって測定する方法である。すなわち、線幅が変
化するとハーフトーン濃度も変化することを利用したも
のである。そして、線幅の調整として、上記ハーフトー
ン濃度を一定にするように、露光手段36のレーザーの
ビーム径などの補正を行う。
【0015】以上のように、モニターパターンの濃度お
よび線幅の検知を行い、これらの結果に基づいて、最適
な画像形成が行えるように、帯電、露光、現像条件を変
化させることによって補正を行っていた。
よび線幅の検知を行い、これらの結果に基づいて、最適
な画像形成が行えるように、帯電、露光、現像条件を変
化させることによって補正を行っていた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来の、横線からなる
モニターパターンの通過時間を検出して線幅を算出する
方法では、線のエッジを検出できる程度に、濃度センサ
ー44の発光素子から照射される光のビーム径を絞る必
要がある。つまり、この発光素子のビーム径が大きい
と、線のエッジ部分の検出を精度良く行うことができな
くなる。線のエッジ部分の検出を精度良く行うために
は、通常、所望とする読み取り精度の2倍程度になるよ
うに発光素子のビーム径を絞っている。
モニターパターンの通過時間を検出して線幅を算出する
方法では、線のエッジを検出できる程度に、濃度センサ
ー44の発光素子から照射される光のビーム径を絞る必
要がある。つまり、この発光素子のビーム径が大きい
と、線のエッジ部分の検出を精度良く行うことができな
くなる。線のエッジ部分の検出を精度良く行うために
は、通常、所望とする読み取り精度の2倍程度になるよ
うに発光素子のビーム径を絞っている。
【0017】しかしながら、長期間使用した転写ベルト
40には、その表面に傷などの損傷が生じてくる。この
ような場合、発光素子のビーム径を小さく絞って濃度を
測定すると、傷によって発光素子からの光が散乱され、
濃度センサー44からの出力にノイズが多く含まれるよ
うになる。
40には、その表面に傷などの損傷が生じてくる。この
ような場合、発光素子のビーム径を小さく絞って濃度を
測定すると、傷によって発光素子からの光が散乱され、
濃度センサー44からの出力にノイズが多く含まれるよ
うになる。
【0018】転写ベルト40に傷が発生している場合
に、横線を形成したモニターパターンを濃度センサー4
4によって検出したときの波形を図20に示す。なお、
発光素子のビーム径を10μmとし、線幅を100μm
とした条件のもとで測定を行っている。
に、横線を形成したモニターパターンを濃度センサー4
4によって検出したときの波形を図20に示す。なお、
発光素子のビーム径を10μmとし、線幅を100μm
とした条件のもとで測定を行っている。
【0019】図20に示すように、長期間使用した転写
ベルト40を使用した場合、濃度センサー44のセンサ
ー値に、傷によるノイズが多く含まれるため、横線部分
の検出を精度良く行うことができない。また、濃度の検
出も正確に行うことができなくなる。
ベルト40を使用した場合、濃度センサー44のセンサ
ー値に、傷によるノイズが多く含まれるため、横線部分
の検出を精度良く行うことができない。また、濃度の検
出も正確に行うことができなくなる。
【0020】以上のように、発光素子のビーム径を大き
くすると、線のエッジの検出を精度良く行うことができ
なくなり、該ビーム径を小さくすると、転写ベルト40
上の傷によるノイズの影響が大きくなってしまう。
くすると、線のエッジの検出を精度良く行うことができ
なくなり、該ビーム径を小さくすると、転写ベルト40
上の傷によるノイズの影響が大きくなってしまう。
【0021】また、発光素子のビーム径を小さく絞った
構成とする場合、濃度センサー44が高価なものとなっ
てしまう。また、濃度センサー44の転写ベルト40と
の距離の変化によってビーム径が大きく変化するので、
濃度センサー44の位置の精度を高くする必要が生じ
る。よって、工作精度や濃度センサー44の保持部材の
位置精度を高くしなければならなくなるので、電子写真
装置自体が高価なものとなる。
構成とする場合、濃度センサー44が高価なものとなっ
てしまう。また、濃度センサー44の転写ベルト40と
の距離の変化によってビーム径が大きく変化するので、
濃度センサー44の位置の精度を高くする必要が生じ
る。よって、工作精度や濃度センサー44の保持部材の
位置精度を高くしなければならなくなるので、電子写真
装置自体が高価なものとなる。
【0022】また、濃度と線幅とを別々の濃度センサー
によって行う構成とした場合には、必然的に、さらなる
装置の高価格化を招くことになる。
によって行う構成とした場合には、必然的に、さらなる
装置の高価格化を招くことになる。
【0023】一方、従来の、ハーフトーン濃度から線幅
を算出する方法においては、モニターパターンにおける
横線の配置についての関係が考慮されていなかったの
で、線幅の読み取りが精度良く行われていなかった。
を算出する方法においては、モニターパターンにおける
横線の配置についての関係が考慮されていなかったの
で、線幅の読み取りが精度良く行われていなかった。
【0024】詳しく説明すると、デジタルの電子写真に
おいては、一面に隙間なく着色する場合に白抜けが生じ
ないように、近接するラインは重なるように着色され
る。よって、例えば、近接するラインを含んだモニター
パターンを用いた場合、モニターパターンの全体の面積
に対しての線幅の変化量が減少するので、ハーフトーン
濃度は、線幅の変化による影響よりも、各ライン自体の
濃度の影響をより大きく受けることになる。
おいては、一面に隙間なく着色する場合に白抜けが生じ
ないように、近接するラインは重なるように着色され
る。よって、例えば、近接するラインを含んだモニター
パターンを用いた場合、モニターパターンの全体の面積
に対しての線幅の変化量が減少するので、ハーフトーン
濃度は、線幅の変化による影響よりも、各ライン自体の
濃度の影響をより大きく受けることになる。
【0025】また、ライン同士の間隔が比較的広くなっ
ているモニターパターンを用いた場合、ハーフトーン濃
度に対して、線幅の変化の影響が僅かなものとなってし
まい、ハーフトーン濃度からの線幅の算出を精度良く行
うことができない。
ているモニターパターンを用いた場合、ハーフトーン濃
度に対して、線幅の変化の影響が僅かなものとなってし
まい、ハーフトーン濃度からの線幅の算出を精度良く行
うことができない。
【0026】本発明の目的は、濃度と線幅を精度良く読
み取ることが可能で、かつ安価な電子写真装置を提供す
ることにある。
み取ることが可能で、かつ安価な電子写真装置を提供す
ることにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の電子写真装置は、感光体の帯電を
行う帯電手段と、感光体をレーザーによって露光し、潜
像を形成する露光手段と、上記潜像に対してトナーを付
着させることにより形成されたトナー像を担持する像担
持手段と、上記トナー像の濃度を検知する濃度検知手段
とを備え、トナー像の濃度の補正は、100%の濃度で
一面に隙間なく形成した濃度検知用画像に対して、上記
濃度検知手段によって濃度を測定し、上記帯電手段の帯
電電圧を補正することによって行われ、トナー像の線幅
の補正は、複数の1ドット分の線を、各線同士の間に1
〜6ドット分の間隔をおいて縞状に形成した線幅検知用
ハーフトーン画像に対して、上記濃度検知手段によって
濃度を測定し、上記露光手段のレーザーパワーを補正す
ることによって行われることを特徴としている。
めに、請求項1記載の電子写真装置は、感光体の帯電を
行う帯電手段と、感光体をレーザーによって露光し、潜
像を形成する露光手段と、上記潜像に対してトナーを付
着させることにより形成されたトナー像を担持する像担
持手段と、上記トナー像の濃度を検知する濃度検知手段
とを備え、トナー像の濃度の補正は、100%の濃度で
一面に隙間なく形成した濃度検知用画像に対して、上記
濃度検知手段によって濃度を測定し、上記帯電手段の帯
電電圧を補正することによって行われ、トナー像の線幅
の補正は、複数の1ドット分の線を、各線同士の間に1
〜6ドット分の間隔をおいて縞状に形成した線幅検知用
ハーフトーン画像に対して、上記濃度検知手段によって
濃度を測定し、上記露光手段のレーザーパワーを補正す
ることによって行われることを特徴としている。
【0028】上記の構成によれば、トナー像の線幅の補
正において、上記の線幅検知用ハーフトーン画像に対し
て、上記濃度検知手段によって濃度を測定しているの
で、従来のように、濃度検知手段のビーム径を絞る必要
がなくなる。よって、高価な濃度検知手段を必要とした
り、濃度検知手段の位置の精度を高くするために、工作
精度や濃度検知手段の保持部材の位置精度を高くする必
要が生じるなどの問題を解消することができる。
正において、上記の線幅検知用ハーフトーン画像に対し
て、上記濃度検知手段によって濃度を測定しているの
で、従来のように、濃度検知手段のビーム径を絞る必要
がなくなる。よって、高価な濃度検知手段を必要とした
り、濃度検知手段の位置の精度を高くするために、工作
精度や濃度検知手段の保持部材の位置精度を高くする必
要が生じるなどの問題を解消することができる。
【0029】また、濃度検知手段のビーム径を絞る必要
がなく、比較的広い範囲で濃度検知を行うので、濃度検
知用画像の下地に傷などが生じていても、その傷による
影響を少なくすることができる。よって、より精度良く
画像の濃度を検知することができる。
がなく、比較的広い範囲で濃度検知を行うので、濃度検
知用画像の下地に傷などが生じていても、その傷による
影響を少なくすることができる。よって、より精度良く
画像の濃度を検知することができる。
【0030】また、線幅検知用ハーフトーン画像は、複
数の1ドット分の線を、各線同士の間に1〜6ドット分
の間隔をおいて縞状に形成したものであるので、例え
ば、2ドット分の線を用いる場合に比べて、ハーフトー
ン画像の全体の面積に対しての線幅の変化量が大きくな
り、より精度良く線幅を検知することができる。
数の1ドット分の線を、各線同士の間に1〜6ドット分
の間隔をおいて縞状に形成したものであるので、例え
ば、2ドット分の線を用いる場合に比べて、ハーフトー
ン画像の全体の面積に対しての線幅の変化量が大きくな
り、より精度良く線幅を検知することができる。
【0031】また、上記の複数の1ドット分の線同士の
間隔を1〜6ドット分に設定しているので、線の密度を
比較的高くすることができる。言い換えれば、上記の間
隔によれば、線幅の変化によって、ハーフトーン画像の
濃度を十分に変化させることができる。すなわち、ハー
フトーン画像の濃度の検出によって、より精度良く線幅
を検知することができる。
間隔を1〜6ドット分に設定しているので、線の密度を
比較的高くすることができる。言い換えれば、上記の間
隔によれば、線幅の変化によって、ハーフトーン画像の
濃度を十分に変化させることができる。すなわち、ハー
フトーン画像の濃度の検出によって、より精度良く線幅
を検知することができる。
【0032】請求項2記載の電子写真装置は、請求項1
記載の構成において、上記露光手段が上記線幅検知用ハ
ーフトーン画像の潜像を上記感光体上に形成する際に、
上記複数の1ドット分の線を感光体上の同じ位置に形成
することを特徴としている。
記載の構成において、上記露光手段が上記線幅検知用ハ
ーフトーン画像の潜像を上記感光体上に形成する際に、
上記複数の1ドット分の線を感光体上の同じ位置に形成
することを特徴としている。
【0033】上記の構成によれば、例えば、感光体が回
転体の外周面に形成されている場合に、回転体の偏心に
よって感光体上の露光位置が変動しても、上記複数の1
ドット分の線が感光体上の同じ位置に形成されるので、
ハーフトーン画像を形成するタイミングによって濃度の
変化が生じるという問題を解消することができる。
転体の外周面に形成されている場合に、回転体の偏心に
よって感光体上の露光位置が変動しても、上記複数の1
ドット分の線が感光体上の同じ位置に形成されるので、
ハーフトーン画像を形成するタイミングによって濃度の
変化が生じるという問題を解消することができる。
【0034】請求項3記載の電子写真装置は、請求項1
記載の構成において、上記のトナー像の線幅の補正は、
上記のトナー像の濃度の補正が行われた後に行われるこ
とを特徴としている。
記載の構成において、上記のトナー像の線幅の補正は、
上記のトナー像の濃度の補正が行われた後に行われるこ
とを特徴としている。
【0035】上記の構成によれば、上記のトナー像の線
幅の補正は、上記のトナー像の濃度の補正が行われた後
に行われるので、ハーフトーン画像の濃度は、それぞれ
の線の濃度の影響を受けずに、線幅のみの影響によって
変化することになる。したがって、常に安定に線幅の検
知が可能となり、線幅の補正を正確に行うことができ
る。
幅の補正は、上記のトナー像の濃度の補正が行われた後
に行われるので、ハーフトーン画像の濃度は、それぞれ
の線の濃度の影響を受けずに、線幅のみの影響によって
変化することになる。したがって、常に安定に線幅の検
知が可能となり、線幅の補正を正確に行うことができ
る。
【0036】請求項4記載の電子写真装置は、請求項1
記載の構成において、上記濃度検知手段は、発光部と乱
反射受光部と正反射受光部とを備え、黒色以外の色のト
ナー像を検知する際には、乱反射受光部からの出力によ
って濃度を検知し、黒色のトナー像を検知する際には、
正反射受光部からの出力によって濃度を検知することを
特徴としている。
記載の構成において、上記濃度検知手段は、発光部と乱
反射受光部と正反射受光部とを備え、黒色以外の色のト
ナー像を検知する際には、乱反射受光部からの出力によ
って濃度を検知し、黒色のトナー像を検知する際には、
正反射受光部からの出力によって濃度を検知することを
特徴としている。
【0037】上記の構成によれば、黒色以外の色のトナ
ー像を検知する際には、乱反射受光部からの出力によっ
て濃度を検知し、黒色のトナー像を検知する際には、正
反射受光部からの出力によって濃度を検知するので、同
じ像担持手段の表面上において、黒色以外の色および黒
色の両方のトナー像の濃度検知が可能となる。よって、
黒色以外の色と、黒色とで下地の色を変化させるなどの
構成を不要とすることができる。
ー像を検知する際には、乱反射受光部からの出力によっ
て濃度を検知し、黒色のトナー像を検知する際には、正
反射受光部からの出力によって濃度を検知するので、同
じ像担持手段の表面上において、黒色以外の色および黒
色の両方のトナー像の濃度検知が可能となる。よって、
黒色以外の色と、黒色とで下地の色を変化させるなどの
構成を不要とすることができる。
【0038】請求項5記載の電子写真装置は、請求項4
記載の構成において、上記像担持手段における、上記濃
度検知用画像および線幅検知用ハーフトーン画像が形成
される表面の正反射率は10%以上であることを特徴と
している。
記載の構成において、上記像担持手段における、上記濃
度検知用画像および線幅検知用ハーフトーン画像が形成
される表面の正反射率は10%以上であることを特徴と
している。
【0039】上記の構成によれば、上記像担持手段にお
ける、上記濃度検知用画像および線幅検知用ハーフトー
ン画像が形成される表面の正反射率が10%以上である
ので、黒色画像の正反射率を測定する際のSN比が2を
超え、精度良く黒色画像の正反射率を測定することがで
きる。
ける、上記濃度検知用画像および線幅検知用ハーフトー
ン画像が形成される表面の正反射率が10%以上である
ので、黒色画像の正反射率を測定する際のSN比が2を
超え、精度良く黒色画像の正反射率を測定することがで
きる。
【0040】請求項6記載の電子写真装置は、請求項4
記載の構成において、上記濃度検知手段と上記像担持手
段との間の領域に出没可能なキャリブレーション板を備
え、黒色以外の色に対する濃度検出手段の光量キャリブ
レーションは、上記キャリブレーション板の表面におい
て行われ、黒色に対する濃度検出手段の光量キャリブレ
ーションは、上記像担持手段の表面において行われるこ
とを特徴としている。
記載の構成において、上記濃度検知手段と上記像担持手
段との間の領域に出没可能なキャリブレーション板を備
え、黒色以外の色に対する濃度検出手段の光量キャリブ
レーションは、上記キャリブレーション板の表面におい
て行われ、黒色に対する濃度検出手段の光量キャリブレ
ーションは、上記像担持手段の表面において行われるこ
とを特徴としている。
【0041】上記の構成によれば、黒色以外の色に対す
る濃度検出手段の光量キャリブレーションは、上記濃度
検知手段と上記像担持手段との間の領域に出没可能なキ
ャリブレーション板の表面において行われるので、長期
間の使用に対しても、安定した光量キャリブレーション
を行うことが可能となり、濃度および線幅を常に安定さ
せることができる。
る濃度検出手段の光量キャリブレーションは、上記濃度
検知手段と上記像担持手段との間の領域に出没可能なキ
ャリブレーション板の表面において行われるので、長期
間の使用に対しても、安定した光量キャリブレーション
を行うことが可能となり、濃度および線幅を常に安定さ
せることができる。
【0042】請求項7記載の電子写真装置は、請求項4
記載の構成において、正反射光の光量キャリブレーショ
ンは、像担持手段上にほとんど傷の生じていない初期期
間では、上記正反射受光部の出力に基づいて行われ、初
期期間以降の期間では、上記乱反射受光部の出力に基づ
いて行われることを特徴としている。
記載の構成において、正反射光の光量キャリブレーショ
ンは、像担持手段上にほとんど傷の生じていない初期期
間では、上記正反射受光部の出力に基づいて行われ、初
期期間以降の期間では、上記乱反射受光部の出力に基づ
いて行われることを特徴としている。
【0043】上記の構成によれば、正反射光の光量キャ
リブレーションは、上記初期期間では、上記正反射受光
部の出力に基づいて行われ、初期期間以降の期間では、
上記乱反射受光部の出力に基づいて行われるので、初期
期間以降の期間において、像担持手段上に傷が生じ始
め、正反射光量が低下してきても、乱反射光量に基づい
て比例計算によって、正反射光の光量キャリブレーショ
ンを行うことができる。よって、像担持手段上に傷が生
じ始めることによる正反射光量の低下の影響を受けず
に、正確に正反射光の光量キャリブレーションを行うこ
とができる。
リブレーションは、上記初期期間では、上記正反射受光
部の出力に基づいて行われ、初期期間以降の期間では、
上記乱反射受光部の出力に基づいて行われるので、初期
期間以降の期間において、像担持手段上に傷が生じ始
め、正反射光量が低下してきても、乱反射光量に基づい
て比例計算によって、正反射光の光量キャリブレーショ
ンを行うことができる。よって、像担持手段上に傷が生
じ始めることによる正反射光量の低下の影響を受けず
に、正確に正反射光の光量キャリブレーションを行うこ
とができる。
【0044】また、例えば、正反射光の光量キャリブレ
ーションを行うためのキャリブレーション板などの構成
を設ける必要がなくなるので、装置の簡素化、および装
置のコストの低減化を図ることができる。
ーションを行うためのキャリブレーション板などの構成
を設ける必要がなくなるので、装置の簡素化、および装
置のコストの低減化を図ることができる。
【0045】請求項8記載の電子写真装置は、請求項4
記載の構成において、正反射受光部を用いる時の発光部
の発光量を、像担持手段上を検知する時と、濃度検知用
画像あるいは線幅検知用ハーフトーン画像を検知する時
とで切り替えることを特徴としている。
記載の構成において、正反射受光部を用いる時の発光部
の発光量を、像担持手段上を検知する時と、濃度検知用
画像あるいは線幅検知用ハーフトーン画像を検知する時
とで切り替えることを特徴としている。
【0046】上記の構成によれば、正反射受光部を用い
る時の発光部の発光量を、像担持手段上を検知する時
と、濃度検知用画像あるいは線幅検知用ハーフトーン画
像を検知する時とで切り替えているので、それぞれの場
合において、最も精度良く検出することのできる反射光
量となるように、発光部の発光量を調整することができ
る。よって、像担持手段の表面、濃度検知用画像および
線幅検知用ハーフトーン画像のそれぞれの反射光量を精
度良く検出することができる。
る時の発光部の発光量を、像担持手段上を検知する時
と、濃度検知用画像あるいは線幅検知用ハーフトーン画
像を検知する時とで切り替えているので、それぞれの場
合において、最も精度良く検出することのできる反射光
量となるように、発光部の発光量を調整することができ
る。よって、像担持手段の表面、濃度検知用画像および
線幅検知用ハーフトーン画像のそれぞれの反射光量を精
度良く検出することができる。
【0047】請求項9記載の電子写真装置は、請求項4
記載の構成において、正反射受光部を用いる時の発光部
の発光量を、乱反射受光部を用いる時の発光部の発光量
よりも大きくすることを特徴としている。
記載の構成において、正反射受光部を用いる時の発光部
の発光量を、乱反射受光部を用いる時の発光部の発光量
よりも大きくすることを特徴としている。
【0048】上記の構成によれば、正反射受光部を用い
る時の発光部の発光量を、乱反射受光部を用いる時の発
光部の発光量よりも大きくしているので、それぞれの場
合において、最も精度良く検出することのできる反射光
量となるように、発光部の発光量を調整することができ
る。よって、正反射光量および乱反射光量のそれぞれの
反射光量を精度良く検出することができる。
る時の発光部の発光量を、乱反射受光部を用いる時の発
光部の発光量よりも大きくしているので、それぞれの場
合において、最も精度良く検出することのできる反射光
量となるように、発光部の発光量を調整することができ
る。よって、正反射光量および乱反射光量のそれぞれの
反射光量を精度良く検出することができる。
【0049】請求項10記載の電子写真装置は、請求項
4記載の構成において、正反射光の光量キャリブレーシ
ョンを像担持手段の略同一位置において行うことを特徴
としている。
4記載の構成において、正反射光の光量キャリブレーシ
ョンを像担持手段の略同一位置において行うことを特徴
としている。
【0050】上記の構成によれば、正反射光の光量キャ
リブレーションを像担持手段の略同一位置において行う
ので、初期的なベルトの表面のばらつきの影響を受けな
くなり、正反射光の光量キャリブレーションを安定して
行うことが可能となる。よって、精度良く黒色の濃度、
線幅を検知することができる。
リブレーションを像担持手段の略同一位置において行う
ので、初期的なベルトの表面のばらつきの影響を受けな
くなり、正反射光の光量キャリブレーションを安定して
行うことが可能となる。よって、精度良く黒色の濃度、
線幅を検知することができる。
【0051】請求項11記載の電子写真装置は、請求項
10記載の構成において、像担持手段の全域の正反射光
量を測定し、最も正反射光量が大きくなる位置において
正反射光の光量キャリブレーションを行うことを特徴と
している。
10記載の構成において、像担持手段の全域の正反射光
量を測定し、最も正反射光量が大きくなる位置において
正反射光の光量キャリブレーションを行うことを特徴と
している。
【0052】上記の構成によれば、像担持手段の全域の
正反射光量を測定し、最も正反射光量が大きくなる位置
において正反射光の光量キャリブレーションを行うの
で、黒色画像の濃度あるいは線幅検知を行う際に、像担
持手段上の反射率が濃度検知手段の測定可能域を大きく
超えることがなくなり、正反射光による濃度あるいは線
幅検知を安定して行うことができる。
正反射光量を測定し、最も正反射光量が大きくなる位置
において正反射光の光量キャリブレーションを行うの
で、黒色画像の濃度あるいは線幅検知を行う際に、像担
持手段上の反射率が濃度検知手段の測定可能域を大きく
超えることがなくなり、正反射光による濃度あるいは線
幅検知を安定して行うことができる。
【0053】請求項12記載の電子写真装置は、請求項
4記載の構成において、像担持手段の正反射光量と乱反
射光量とを測定し、この測定結果より、像担持手段に生
じた損傷の程度を判断することを特徴としている。
4記載の構成において、像担持手段の正反射光量と乱反
射光量とを測定し、この測定結果より、像担持手段に生
じた損傷の程度を判断することを特徴としている。
【0054】上記の構成によれば、像担持手段の正反射
光量と乱反射光量とを測定し、この測定結果より、像担
持手段に生じた損傷の程度を判断するので、例えば、像
担持段上の一部の領域にある程度の損傷が生じている場
合に、その領域以外の場所で濃度検知用あるいは線幅検
知用画像を形成することが可能になり、これにより、濃
度あるいは線幅の検知をより精度良く行うことができ
る。また、例えば、像担持手段上に、他の部材に影響を
及ぼすような致命的な損傷が発生した場合に、このよう
な損傷を即座に検出することが可能となるので、装置の
寿命を延ばすことができる。
光量と乱反射光量とを測定し、この測定結果より、像担
持手段に生じた損傷の程度を判断するので、例えば、像
担持段上の一部の領域にある程度の損傷が生じている場
合に、その領域以外の場所で濃度検知用あるいは線幅検
知用画像を形成することが可能になり、これにより、濃
度あるいは線幅の検知をより精度良く行うことができ
る。また、例えば、像担持手段上に、他の部材に影響を
及ぼすような致命的な損傷が発生した場合に、このよう
な損傷を即座に検出することが可能となるので、装置の
寿命を延ばすことができる。
【0055】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕本発明の実施の
一形態について図1ないし図17に基づいて説明すれ
ば、以下のとおりである。
一形態について図1ないし図17に基づいて説明すれ
ば、以下のとおりである。
【0056】図1は、カラー画像の形成を行う電子写真
装置の概略構成を示す模式図である。該電子写真装置
は、感光体を帯電させ、潜像を形成し、トナー像を形成
する現像部1Y・1C・1M・1Bと、各現像部1Y・
1C・1M・1Bで形成されたトナー像を転写材に転写
する転写部2と、トナー像が転写された転写材に対し
て、そのトナー像を定着させる定着手段3とを備えてい
る。なお、上記の現像部1Y・1C・1M・1Bは、イ
エロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色に対応した
トナー像を形成している。
装置の概略構成を示す模式図である。該電子写真装置
は、感光体を帯電させ、潜像を形成し、トナー像を形成
する現像部1Y・1C・1M・1Bと、各現像部1Y・
1C・1M・1Bで形成されたトナー像を転写材に転写
する転写部2と、トナー像が転写された転写材に対し
て、そのトナー像を定着させる定着手段3とを備えてい
る。なお、上記の現像部1Y・1C・1M・1Bは、イ
エロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色に対応した
トナー像を形成している。
【0057】上記現像部1Yは、回転自在に支持された
感光体ドラム(感光体)4を備え、該感光体ドラム4
は、図示しない駆動装置によって、図1中の矢印の方向
に回転駆動される。また、感光体ドラム4の周囲には、
感光体ドラム4の表面を一様に帯電させる帯電装置(帯
電手段)5と、帯電装置5によって帯電した感光体ドラ
ム4の表面に光を照射することによって露光させ、潜像
を形成する露光手段6と、露光手段6によって形成され
た潜像にトナーを付着させることによってトナー像を形
成する現像装置7と、転写後に感光体ドラム4の表面に
残ったトナーを除去するトナー除去手段8とが配置され
ている。
感光体ドラム(感光体)4を備え、該感光体ドラム4
は、図示しない駆動装置によって、図1中の矢印の方向
に回転駆動される。また、感光体ドラム4の周囲には、
感光体ドラム4の表面を一様に帯電させる帯電装置(帯
電手段)5と、帯電装置5によって帯電した感光体ドラ
ム4の表面に光を照射することによって露光させ、潜像
を形成する露光手段6と、露光手段6によって形成され
た潜像にトナーを付着させることによってトナー像を形
成する現像装置7と、転写後に感光体ドラム4の表面に
残ったトナーを除去するトナー除去手段8とが配置され
ている。
【0058】また、現像部1C・1M・1Bについて
も、上記の現像部1Yの構成と同様の構成となってい
る。
も、上記の現像部1Yの構成と同様の構成となってい
る。
【0059】上記転写部2は、回転自在に支持された2
つの転写ドラム9・9を備え、該転写ドラム9・9は、
図示しない駆動装置によって、図1中の矢印の方向に回
転駆動される。また、上記の2つの転写ドラム9・9の
円周面に沿って架け渡されるように転写ベルト(像担持
手段)10が配置されており、該転写ベルト10は、転
写ドラム9・9の回転に伴って回動する。
つの転写ドラム9・9を備え、該転写ドラム9・9は、
図示しない駆動装置によって、図1中の矢印の方向に回
転駆動される。また、上記の2つの転写ドラム9・9の
円周面に沿って架け渡されるように転写ベルト(像担持
手段)10が配置されており、該転写ベルト10は、転
写ドラム9・9の回転に伴って回動する。
【0060】この転写ベルト10は、トナーの反射率と
転写ベルト10上での反射率との差を大きくするため
に、変性ポリイミド等(体積抵抗109 〜1013)から
構成されており、また、金型を鏡面にする事により、正
反射率を10%以上にしている。図17は、転写ベルト
10の正反射率と、黒色画像の正反射率を測定する際の
SN比との関係を示すグラフである。図17に示すよう
に、転写ベルト10の正反射率を10%以上にすること
により、黒色画像の正反射率を測定する際のSN比が2
を超えるので、精度良く黒色画像の正反射率を測定する
ことができる。
転写ベルト10上での反射率との差を大きくするため
に、変性ポリイミド等(体積抵抗109 〜1013)から
構成されており、また、金型を鏡面にする事により、正
反射率を10%以上にしている。図17は、転写ベルト
10の正反射率と、黒色画像の正反射率を測定する際の
SN比との関係を示すグラフである。図17に示すよう
に、転写ベルト10の正反射率を10%以上にすること
により、黒色画像の正反射率を測定する際のSN比が2
を超えるので、精度良く黒色画像の正反射率を測定する
ことができる。
【0061】そして、転写材は、静電的に転写ベルト1
0に保持され、転写ベルト10の回動に伴って、転写材
が搬送される。
0に保持され、転写ベルト10の回動に伴って、転写材
が搬送される。
【0062】なお、上記現像部1Y・1C・1M・1B
は、図1において、上側の転写ベルト10の外周面に並
んで配置されており、該現像部1Y・1C・1M・1B
の各感光体ドラム4…は、該転写ベルト10に近接して
配置されている。
は、図1において、上側の転写ベルト10の外周面に並
んで配置されており、該現像部1Y・1C・1M・1B
の各感光体ドラム4…は、該転写ベルト10に近接して
配置されている。
【0063】また、上側の転写ベルト10の内周面にお
ける、各感光体ドラム4…に対向する位置に、転写帯電
器11…が配置されている。すなわち、各感光体ドラム
4…で形成されたトナー像は、転写帯電器11…によっ
て、転写ベルト10によって搬送された転写材に転写さ
れる。そして、各色のトナー像が転写された転写材は、
定着手段3に搬送され、トナー像が定着される。
ける、各感光体ドラム4…に対向する位置に、転写帯電
器11…が配置されている。すなわち、各感光体ドラム
4…で形成されたトナー像は、転写帯電器11…によっ
て、転写ベルト10によって搬送された転写材に転写さ
れる。そして、各色のトナー像が転写された転写材は、
定着手段3に搬送され、トナー像が定着される。
【0064】さらに、図1において、下側の転写ベルト
10の外周面に、転写ベルト10の汚れを除去するクリ
ーニング部材12と、転写ベルト10に蓄積された電荷
を除去する除電部材13と、濃度センサー(濃度検知手
段)14とが配置されている。
10の外周面に、転写ベルト10の汚れを除去するクリ
ーニング部材12と、転写ベルト10に蓄積された電荷
を除去する除電部材13と、濃度センサー(濃度検知手
段)14とが配置されている。
【0065】ここで、濃度センサー14の近傍の概略構
成を、図2(a)および(b)に示す。なお、図2
(a)は側面図、図2(b)は正面図を示している。
成を、図2(a)および(b)に示す。なお、図2
(a)は側面図、図2(b)は正面図を示している。
【0066】図2(a)に示すように、濃度センサー1
4と転写ベルト10との間には、キャリブレーション板
20が配置されている。また、濃度センサー14とキャ
リブレーション板20とは、両者の位置関係を一定の状
態に保つための支持フレーム21によって支持されてい
る。また、濃度センサー14およびキャリブレーション
板20と、転写ベルト10との位置関係を一定の状態に
保つために、支持フレーム21は、上記転写ドラム9の
軸受に固定されている。
4と転写ベルト10との間には、キャリブレーション板
20が配置されている。また、濃度センサー14とキャ
リブレーション板20とは、両者の位置関係を一定の状
態に保つための支持フレーム21によって支持されてい
る。また、濃度センサー14およびキャリブレーション
板20と、転写ベルト10との位置関係を一定の状態に
保つために、支持フレーム21は、上記転写ドラム9の
軸受に固定されている。
【0067】また、上記キャリブレーション板20は、
支点を中心に上下方向に回動可能となっており、図2
(b)の実線で示すような、濃度センサー14と転写ベ
ルト10との間を塞ぐ位置、および、図2(b)の破線
で示すような、濃度センサー14と転写ベルト10との
間の領域よりも上方の位置に移動可能となっている。
支点を中心に上下方向に回動可能となっており、図2
(b)の実線で示すような、濃度センサー14と転写ベ
ルト10との間を塞ぐ位置、および、図2(b)の破線
で示すような、濃度センサー14と転写ベルト10との
間の領域よりも上方の位置に移動可能となっている。
【0068】また、支持フレーム21には、図示しない
ソレノイドが配置されており、ソレノイドのONあるい
はOFFによって、キャリブレーション板20が、上記
の2つの位置のどちらかに配置される。なお、キャリブ
レーション板20が濃度センサー14と転写ベルト10
との間を塞ぐ位置に配置されるのは、通常、光量キャリ
ブレーション(詳細は後述)を行う場合のみである。
ソレノイドが配置されており、ソレノイドのONあるい
はOFFによって、キャリブレーション板20が、上記
の2つの位置のどちらかに配置される。なお、キャリブ
レーション板20が濃度センサー14と転写ベルト10
との間を塞ぐ位置に配置されるのは、通常、光量キャリ
ブレーション(詳細は後述)を行う場合のみである。
【0069】次に、上記の濃度センサー14の構成につ
いて以下に説明する。
いて以下に説明する。
【0070】濃度センサー14は、発光部15と、乱反
射受光部16と、正反射受光部17とを備えている。図
3に示すように、発光部15は、転写ベルト10の面の
法線方向に対して30°傾いた方向から光ビームを照射
する位置に配置されている。乱反射受光部16は、転写
ベルト10における光ビームの照射位置から、転写ベル
ト10の法線方向に対して60°傾いた方向に配置され
ている。正反射受光部17は、発光部15から出射した
光ビームが転写ベルト10の面で正反射する方向に配置
されている。
射受光部16と、正反射受光部17とを備えている。図
3に示すように、発光部15は、転写ベルト10の面の
法線方向に対して30°傾いた方向から光ビームを照射
する位置に配置されている。乱反射受光部16は、転写
ベルト10における光ビームの照射位置から、転写ベル
ト10の法線方向に対して60°傾いた方向に配置され
ている。正反射受光部17は、発光部15から出射した
光ビームが転写ベルト10の面で正反射する方向に配置
されている。
【0071】上記の発光部15および乱反射受光部16
の模式的な回路図を図4に示す。なお、正反射受光部1
7は、乱反射受光部16の構成とほぼ同様となっている
ので説明を省略する。
の模式的な回路図を図4に示す。なお、正反射受光部1
7は、乱反射受光部16の構成とほぼ同様となっている
ので説明を省略する。
【0072】発光部15においては、発光ダイオードの
アノード側には電源が接続され、発光ダイオードのカソ
ード側には電流制限抵抗およびトランジスタを介して電
流制御装置が接続されており、所定の強度および径を有
する光ビームが発光ダイオードから放射される。なお、
本実施形態において、光ビームの転写ベルト10上での
光ビーム径は6mmに設定している。
アノード側には電源が接続され、発光ダイオードのカソ
ード側には電流制限抵抗およびトランジスタを介して電
流制御装置が接続されており、所定の強度および径を有
する光ビームが発光ダイオードから放射される。なお、
本実施形態において、光ビームの転写ベルト10上での
光ビーム径は6mmに設定している。
【0073】乱反射受光部16においては、受光トラン
ジスタのコレクター側に電源が接続され、受光トランジ
スタのエミッター側に抵抗が接続されている。受光トラ
ンジスタの受光量に応じて、エミッターの電流が変化
し、このエミッターの出力はオペアンプによって増幅さ
れ、出力される。
ジスタのコレクター側に電源が接続され、受光トランジ
スタのエミッター側に抵抗が接続されている。受光トラ
ンジスタの受光量に応じて、エミッターの電流が変化
し、このエミッターの出力はオペアンプによって増幅さ
れ、出力される。
【0074】以上のように、濃度センサー14は、発光
部15から照射され、転写ベルト10の表面にて反射さ
れた光を乱反射受光部16あるいは正反射受光部17が
受光し、その受光光量に応じた信号を出力することによ
って濃度を測定している。
部15から照射され、転写ベルト10の表面にて反射さ
れた光を乱反射受光部16あるいは正反射受光部17が
受光し、その受光光量に応じた信号を出力することによ
って濃度を測定している。
【0075】次に、イエロー、マゼンタ、シアンの各色
によるカラーのトナー像の濃度補正に関し、その濃度お
よび線幅の検知および補正について以下に説明する。な
お、カラーのトナー像の濃度および線幅の検知時には、
濃度センサー14の乱反射受光部16からの出力を濃度
のセンサー値として用いる。
によるカラーのトナー像の濃度補正に関し、その濃度お
よび線幅の検知および補正について以下に説明する。な
お、カラーのトナー像の濃度および線幅の検知時には、
濃度センサー14の乱反射受光部16からの出力を濃度
のセンサー値として用いる。
【0076】まず、100%の濃度(本実施形態では、
ID値1.4とする)で一面に隙間なく着色したモニタ
ーパターンを用いて濃度の検知を行う。上記のIDと
は、Image Density の略であり、ID=log10(−
(反射光量/入射光量))で表される。モニターパター
ンは、以下に示すように、上記帯電装置5において現像
バイアス電圧を3種類変化させて形成したトナー像を、
転写ベルト10の面上に転写したものを用いる。 A:低電圧(前回設定の現像バイアス電圧−50V) B:基準電圧(前回設定の現像バイアス電圧) C:高電圧(前回設定の現像バイアス電圧+50V)
ID値1.4とする)で一面に隙間なく着色したモニタ
ーパターンを用いて濃度の検知を行う。上記のIDと
は、Image Density の略であり、ID=log10(−
(反射光量/入射光量))で表される。モニターパター
ンは、以下に示すように、上記帯電装置5において現像
バイアス電圧を3種類変化させて形成したトナー像を、
転写ベルト10の面上に転写したものを用いる。 A:低電圧(前回設定の現像バイアス電圧−50V) B:基準電圧(前回設定の現像バイアス電圧) C:高電圧(前回設定の現像バイアス電圧+50V)
【0077】なお、モニターパターンの大きさは、横幅
11mm、縦幅30mmの長方形に設定されている。こ
の横幅11mmは、転写ベルト10上での光ビーム径の
6mmと、転写ベルト10の蛇行量5mmとを考慮して
設定されている。これにより、転写ベルト10の蛇行に
よる濃度の誤検知を防ぐことができる。
11mm、縦幅30mmの長方形に設定されている。こ
の横幅11mmは、転写ベルト10上での光ビーム径の
6mmと、転写ベルト10の蛇行量5mmとを考慮して
設定されている。これにより、転写ベルト10の蛇行に
よる濃度の誤検知を防ぐことができる。
【0078】次に、上記の3種類のモニターパターンを
濃度センサー14によってセンサー値として測定し、こ
の測定結果を、図5に示すような、横軸に現像バイアス
電圧、縦軸にセンサー値をとったグラフにプロットす
る。そして、グラフ上にプロットした3点を直線で結
び、濃度として最適なセンサー値(本実施形態では、
2.4Vとする)となる現像バイアス電圧を、以降の現
像バイアス電圧値として設定する。これにより、適切な
濃度の画像を提供することができる。
濃度センサー14によってセンサー値として測定し、こ
の測定結果を、図5に示すような、横軸に現像バイアス
電圧、縦軸にセンサー値をとったグラフにプロットす
る。そして、グラフ上にプロットした3点を直線で結
び、濃度として最適なセンサー値(本実施形態では、
2.4Vとする)となる現像バイアス電圧を、以降の現
像バイアス電圧値として設定する。これにより、適切な
濃度の画像を提供することができる。
【0079】次に、一定の間隔でラインを形成したハー
フトーンのモニターパターンを用いて、線幅の検知を行
う。このモニターパターンは、以下に示すように、上記
露光手段6において、露光量、換言すれば、露光手段6
のレーザーパワーを3種類変化させて形成したトナー像
を転写ベルト10の面上に転写したものを用いる。 A:低パワー(前回設定のレーザーパワー−0.07m
W) B:基準パワー(前回設定のレーザーパワー) C:高パワー(前回設定のレーザーパワー+0.07m
W)
フトーンのモニターパターンを用いて、線幅の検知を行
う。このモニターパターンは、以下に示すように、上記
露光手段6において、露光量、換言すれば、露光手段6
のレーザーパワーを3種類変化させて形成したトナー像
を転写ベルト10の面上に転写したものを用いる。 A:低パワー(前回設定のレーザーパワー−0.07m
W) B:基準パワー(前回設定のレーザーパワー) C:高パワー(前回設定のレーザーパワー+0.07m
W)
【0080】なお、現像バイアス電圧は、上記の、一面
に隙間なく着色したモニターパターンを用いて濃度の検
知を行った際に設定した現像バイアス電圧値を用いる。
これにより、モニターパターンのラインの濃度が最適な
濃度になるので、ラインの濃度の影響を受けずに、正確
な線幅の検知を行うことができる。
に隙間なく着色したモニターパターンを用いて濃度の検
知を行った際に設定した現像バイアス電圧値を用いる。
これにより、モニターパターンのラインの濃度が最適な
濃度になるので、ラインの濃度の影響を受けずに、正確
な線幅の検知を行うことができる。
【0081】次に、上記の3種類のモニターパターンを
濃度センサー14によってセンサー値として測定し、こ
の測定結果を、図5と同様に、横軸にレーザーパワー
値、縦軸にセンサー値をとったグラフにプロットする。
そして、グラフ上にプロットした3点を直線で結び、最
適なセンサー値(本実施形態では、1.7Vとする)と
なるレーザーパワー値を、以降のレーザーパワー値とし
て設定する。これにより、適切な線幅の画像を提供する
ことができる。
濃度センサー14によってセンサー値として測定し、こ
の測定結果を、図5と同様に、横軸にレーザーパワー
値、縦軸にセンサー値をとったグラフにプロットする。
そして、グラフ上にプロットした3点を直線で結び、最
適なセンサー値(本実施形態では、1.7Vとする)と
なるレーザーパワー値を、以降のレーザーパワー値とし
て設定する。これにより、適切な線幅の画像を提供する
ことができる。
【0082】ここで、上記のハーフトーンのモニターパ
ターンについて説明する。上記のハーフトーンのモニタ
ーパターンは、1by2と呼ばれるパターン画像からな
っている。この1by2というのは、1ライン分トナー
像を形成し、2ライン分の間隔を空けて、また1ライン
分トナー像を形成することを繰り返して形成したハーフ
トーン画像である。
ターンについて説明する。上記のハーフトーンのモニタ
ーパターンは、1by2と呼ばれるパターン画像からな
っている。この1by2というのは、1ライン分トナー
像を形成し、2ライン分の間隔を空けて、また1ライン
分トナー像を形成することを繰り返して形成したハーフ
トーン画像である。
【0083】次に、感光ドラム4上でのラインの形成に
ついて説明する。図6は、転写ベルト10上に上記の1
by2のハーフトーン画像を形成した際の、感光ドラム
4の1周分の濃度の変化を示している。図6に示すよう
に、感光ドラム4の角度位置によって、濃度がセンサー
値にして0.05V程度変化している。これは、感光ド
ラム4の外周と中心との距離が約100μm程度変動し
ているために、感光ドラム4から転写ベルト10上にト
ナー像を転写する際に、感光ドラム4の外周と、転写ベ
ルト10との間で周速差が発生し、転写されたトナー像
が伸縮することによるものである。
ついて説明する。図6は、転写ベルト10上に上記の1
by2のハーフトーン画像を形成した際の、感光ドラム
4の1周分の濃度の変化を示している。図6に示すよう
に、感光ドラム4の角度位置によって、濃度がセンサー
値にして0.05V程度変化している。これは、感光ド
ラム4の外周と中心との距離が約100μm程度変動し
ているために、感光ドラム4から転写ベルト10上にト
ナー像を転写する際に、感光ドラム4の外周と、転写ベ
ルト10との間で周速差が発生し、転写されたトナー像
が伸縮することによるものである。
【0084】このように、濃度がセンサー値にして0.
05V程度変化した場合、線幅に変換すると、10μm
程度変化することになり、この値は、画像の変化が顕著
に現れる値である。よって、精度良く線幅を検知するた
めに、感光ドラム4の同じ角度位置にラインが形成され
るように制御する必要がある。
05V程度変化した場合、線幅に変換すると、10μm
程度変化することになり、この値は、画像の変化が顕著
に現れる値である。よって、精度良く線幅を検知するた
めに、感光ドラム4の同じ角度位置にラインが形成され
るように制御する必要がある。
【0085】よって、感光ドラム4の同じ角度位置にラ
インを形成するために、図7に示すように、感光体ドラ
ム4の画像が形成されない位置に、感光ドラム4の表面
とは異なる反射率を有するパッチ18を設け、このパッ
チ18が通過する位置に、感光ドラム4に対向するよう
に光学センサー19を設けている。そして、光学センサ
ー19が反射率の違いを読み取ることにより、感光ドラ
ム4の角度位置を認識し、同じ角度位置となるようにラ
インを形成する。
インを形成するために、図7に示すように、感光体ドラ
ム4の画像が形成されない位置に、感光ドラム4の表面
とは異なる反射率を有するパッチ18を設け、このパッ
チ18が通過する位置に、感光ドラム4に対向するよう
に光学センサー19を設けている。そして、光学センサ
ー19が反射率の違いを読み取ることにより、感光ドラ
ム4の角度位置を認識し、同じ角度位置となるようにラ
インを形成する。
【0086】次に、ハーフトーン画像の種類による濃度
および線幅の変化について以下に説明する。図8は、線
幅を一定(本実施形態では、100μm)とし、線の濃
度(ID値)を変化させたときの、各種ハーフトーン画
像のハーフトーン濃度(HT読値)を測定した結果を示
している。なお、ハーフトーン画像の種類として、2b
y1、1by1、1by2、1by6を用いた。
および線幅の変化について以下に説明する。図8は、線
幅を一定(本実施形態では、100μm)とし、線の濃
度(ID値)を変化させたときの、各種ハーフトーン画
像のハーフトーン濃度(HT読値)を測定した結果を示
している。なお、ハーフトーン画像の種類として、2b
y1、1by1、1by2、1by6を用いた。
【0087】また、図9は、図8に示したような測定よ
り得られたハーフトーン濃度に基づいて、相当する線幅
に変換した結果を示している。図9に示すように、ハー
フトーン画像として1by1から1by6を用いた場合
には、線のID値の変化を0.05以下にすれば、線幅
の誤差は3μm程度となり、精度良く線幅を測定するこ
とができることがわかる。
り得られたハーフトーン濃度に基づいて、相当する線幅
に変換した結果を示している。図9に示すように、ハー
フトーン画像として1by1から1by6を用いた場合
には、線のID値の変化を0.05以下にすれば、線幅
の誤差は3μm程度となり、精度良く線幅を測定するこ
とができることがわかる。
【0088】また、図10は、各種ハーフトーン画像に
おいて、線幅を変化させたときの、ハーフトーン濃度の
変化を示している。なお、ハーフトーン画像の種類とし
て、1by1、1by2、1by6、1by7を用い
た。図10に示すように、ハーフトーン画像として1b
y1から1by6を用いた場合には、線幅の変化に対し
て、十分にハーフトーン濃度が変化していることがわか
る。すなわち、ハーフトーン画像として1by1から1
by6を用いれば、ハーフトーン濃度を検出することに
よって、線幅を精度良く検知することができる。
おいて、線幅を変化させたときの、ハーフトーン濃度の
変化を示している。なお、ハーフトーン画像の種類とし
て、1by1、1by2、1by6、1by7を用い
た。図10に示すように、ハーフトーン画像として1b
y1から1by6を用いた場合には、線幅の変化に対し
て、十分にハーフトーン濃度が変化していることがわか
る。すなわち、ハーフトーン画像として1by1から1
by6を用いれば、ハーフトーン濃度を検出することに
よって、線幅を精度良く検知することができる。
【0089】なお、図11は、ハーフトーン画像として
1by2の画像を用いた場合の、印刷ページ数と線幅と
の変化を示したグラフであるが、線幅の変化は5μm以
下に抑えられており、ページ数を重ねても線幅が安定し
ていることがわかる。
1by2の画像を用いた場合の、印刷ページ数と線幅と
の変化を示したグラフであるが、線幅の変化は5μm以
下に抑えられており、ページ数を重ねても線幅が安定し
ていることがわかる。
【0090】次に、黒色によるトナー像の濃度補正に関
し、その濃度および線幅の検知および補正について以下
に説明する。なお、黒色のトナー像の濃度および線幅の
検知時には、濃度センサー14の正反射受光部17から
の出力を濃度のセンサー値として用いる。
し、その濃度および線幅の検知および補正について以下
に説明する。なお、黒色のトナー像の濃度および線幅の
検知時には、濃度センサー14の正反射受光部17から
の出力を濃度のセンサー値として用いる。
【0091】まず、80%の濃度(本実施形態では、I
D値1.1とする)で一面に隙間なく着色したモニター
パターンを用いて濃度の検知を行う。濃度を80%とし
たのは、濃度を100%とすると、反射光が弱くなりす
ぎて濃度センサー14が検知できなくなるからである。
D値1.1とする)で一面に隙間なく着色したモニター
パターンを用いて濃度の検知を行う。濃度を80%とし
たのは、濃度を100%とすると、反射光が弱くなりす
ぎて濃度センサー14が検知できなくなるからである。
【0092】モニターパターンは、以下に示すように、
上記帯電装置5において現像バイアス電圧を3種類変化
させて形成したトナー像を、転写ベルト10の面上に転
写したものを用いる。 A:低電圧(前回設定の現像バイアス電圧−50V) B:基準電圧(前回設定の現像バイアス電圧) C:高電圧(前回設定の現像バイアス電圧+50V) なお、モニターパターンの大きさは、カラーの濃度検知
時と同様に、横幅11mm、縦幅30mmの長方形に設
定されている。
上記帯電装置5において現像バイアス電圧を3種類変化
させて形成したトナー像を、転写ベルト10の面上に転
写したものを用いる。 A:低電圧(前回設定の現像バイアス電圧−50V) B:基準電圧(前回設定の現像バイアス電圧) C:高電圧(前回設定の現像バイアス電圧+50V) なお、モニターパターンの大きさは、カラーの濃度検知
時と同様に、横幅11mm、縦幅30mmの長方形に設
定されている。
【0093】次に、上記の3種類のモニターパターンを
濃度センサー14によってセンサー値として測定し、こ
の測定結果から次の式によって光学濃度を算出する。光
学濃度=モニターパターンの反射率/転写ベルト10の
反射率
濃度センサー14によってセンサー値として測定し、こ
の測定結果から次の式によって光学濃度を算出する。光
学濃度=モニターパターンの反射率/転写ベルト10の
反射率
【0094】上式によって求められた光学濃度を、図5
と同様に、横軸に現像バイアス電圧、縦軸に光学濃度値
をとったグラフにプロットする。そして、グラフ上にプ
ロットした3点を直線で結び、濃度として最適な光学濃
度値(本実施形態では、0.3とする)となる現像バイ
アス電圧を求める。そして、この現像バイアス電圧値を
0.8で割った値を、以降の現像バイアス電圧値として
設定する。これにより、転写ベルト10の反射率が規格
化されるので、安定して濃度を読み取ることができる。
と同様に、横軸に現像バイアス電圧、縦軸に光学濃度値
をとったグラフにプロットする。そして、グラフ上にプ
ロットした3点を直線で結び、濃度として最適な光学濃
度値(本実施形態では、0.3とする)となる現像バイ
アス電圧を求める。そして、この現像バイアス電圧値を
0.8で割った値を、以降の現像バイアス電圧値として
設定する。これにより、転写ベルト10の反射率が規格
化されるので、安定して濃度を読み取ることができる。
【0095】次に、一定の間隔でラインを形成したハー
フトーンのモニターパターンを用いて、線幅の検知を行
う。この線幅の検知は、上記した、カラーのトナー像の
線幅の検知と同様に、露光手段6のレーザーパワーを3
種類変化させて形成したトナー像を転写ベルト10の面
上に転写したモニターパターンを用いる。
フトーンのモニターパターンを用いて、線幅の検知を行
う。この線幅の検知は、上記した、カラーのトナー像の
線幅の検知と同様に、露光手段6のレーザーパワーを3
種類変化させて形成したトナー像を転写ベルト10の面
上に転写したモニターパターンを用いる。
【0096】そして、やはり上記と同様に、3種類のモ
ニターパターンを濃度センサー14によってセンサー値
として測定し、横軸にレーザーパワー値、縦軸にセンサ
ー値をとったグラフにプロットする。そして、グラフ上
にプロットした3点を直線で結び、最適なセンサー値
(本実施形態では、1.7Vとする)となるレーザーパ
ワー値を、以降のレーザーパワー値として設定する。こ
れにより、適切な線幅の画像を提供することができる。
ニターパターンを濃度センサー14によってセンサー値
として測定し、横軸にレーザーパワー値、縦軸にセンサ
ー値をとったグラフにプロットする。そして、グラフ上
にプロットした3点を直線で結び、最適なセンサー値
(本実施形態では、1.7Vとする)となるレーザーパ
ワー値を、以降のレーザーパワー値として設定する。こ
れにより、適切な線幅の画像を提供することができる。
【0097】ここで、転写ベルト10上における傷など
の損傷の検出について以下に説明する。
の損傷の検出について以下に説明する。
【0098】ジャムが発生して、転写ベルト10を抜き
差しした場合や、長年の使用などにより、転写ベルト1
0上に傷などの損傷が生じることがある。例えば、傷が
生じている部分において転写ベルト10の反射率を検知
し、傷が生じていない部分においてモニターパターンの
反射率を検知した場合には、上記の光学濃度の算出の式
によって得られる光学濃度の値は、正確なものではなく
なる。
差しした場合や、長年の使用などにより、転写ベルト1
0上に傷などの損傷が生じることがある。例えば、傷が
生じている部分において転写ベルト10の反射率を検知
し、傷が生じていない部分においてモニターパターンの
反射率を検知した場合には、上記の光学濃度の算出の式
によって得られる光学濃度の値は、正確なものではなく
なる。
【0099】そこで、正反射キャリブレーション(詳細
は後述)によって補正された光量で、転写ベルト10の
一周分の乱反射光量および正反射光量を検出し、以下に
示す式を満たすような転写ベルト10上の領域におい
て、モニターパターンおよび転写ベルト10の反射率を
読み取る。 乱反射光量/正反射光量≦1/20
は後述)によって補正された光量で、転写ベルト10の
一周分の乱反射光量および正反射光量を検出し、以下に
示す式を満たすような転写ベルト10上の領域におい
て、モニターパターンおよび転写ベルト10の反射率を
読み取る。 乱反射光量/正反射光量≦1/20
【0100】傷の生じていない転写ベルト10上の領域
では、上式の関係を満たし、傷が生じている転写ベルト
10上の領域では、正反射光量が下がって乱反射光量が
大きくなるため、上式の関係を満たさなくなる。すなわ
ち、上式を満たすような転写ベルト10上の領域におい
てモニターパターンおよび転写ベルト10の反射率を測
定すれば、精度良くモニターパターンの光学濃度を検出
することが可能となる。
では、上式の関係を満たし、傷が生じている転写ベルト
10上の領域では、正反射光量が下がって乱反射光量が
大きくなるため、上式の関係を満たさなくなる。すなわ
ち、上式を満たすような転写ベルト10上の領域におい
てモニターパターンおよび転写ベルト10の反射率を測
定すれば、精度良くモニターパターンの光学濃度を検出
することが可能となる。
【0101】また、以下に示す式を満たすような転写ベ
ルト10上の領域が存在した場合、傷の程度がひどく、
転写材と転写ベルト10との間に空隙が発生し、転写が
不安定になる。この場合には、転写ベルト10を交換す
る必要があり、オペレーションパネルなどにベルト交換
が必要である旨の表示を行う。 乱反射光量/正反射光量≧3/20
ルト10上の領域が存在した場合、傷の程度がひどく、
転写材と転写ベルト10との間に空隙が発生し、転写が
不安定になる。この場合には、転写ベルト10を交換す
る必要があり、オペレーションパネルなどにベルト交換
が必要である旨の表示を行う。 乱反射光量/正反射光量≧3/20
【0102】次に、濃度センサー14における発光部1
5から出射される光ビームの光量の調整について以下に
説明する。
5から出射される光ビームの光量の調整について以下に
説明する。
【0103】モニターパターンにおける正反射光の検出
は、図12に示すように、トナーが付着していない部分
における、転写ベルト10の表面で反射した光を検出し
ていることになる。すなわち、付着したトナーの密度が
大きい程、モニターパターンの正反射光量が著しく小さ
くなる。
は、図12に示すように、トナーが付着していない部分
における、転写ベルト10の表面で反射した光を検出し
ていることになる。すなわち、付着したトナーの密度が
大きい程、モニターパターンの正反射光量が著しく小さ
くなる。
【0104】よって、上述したように、80%の濃度と
したモニターパターン、すなわち、転写ベルト10の表
面においてトナーが占める面積が80%となるモニター
パターンの反射率は、転写ベルト10のみの時の反射率
の1/5となる。そこで、転写ベルト10の正反射光量
を検出する時の光ビームの光量を、モニターパターンの
正反射光量を検出する時の光ビームの光量の1/5とす
る。
したモニターパターン、すなわち、転写ベルト10の表
面においてトナーが占める面積が80%となるモニター
パターンの反射率は、転写ベルト10のみの時の反射率
の1/5となる。そこで、転写ベルト10の正反射光量
を検出する時の光ビームの光量を、モニターパターンの
正反射光量を検出する時の光ビームの光量の1/5とす
る。
【0105】また、モニターパターンの正反射光量を検
出する場合、すなわち、黒色のモニターパターンの濃度
を検出する際には、モニターパターンの乱反射光量を検
出する場合、すなわち、カラーのモニターパターンの濃
度を検出する場合の光ビームの光量の5倍の光量となる
ように設定する。これにより、黒色のモニターパターン
の正反射光量が十分に大きくなるので、正反射光量の測
定を精度良く行うことができる。
出する場合、すなわち、黒色のモニターパターンの濃度
を検出する際には、モニターパターンの乱反射光量を検
出する場合、すなわち、カラーのモニターパターンの濃
度を検出する場合の光ビームの光量の5倍の光量となる
ように設定する。これにより、黒色のモニターパターン
の正反射光量が十分に大きくなるので、正反射光量の測
定を精度良く行うことができる。
【0106】以上のように、黒色のモニターパターンの
正反射光量を検出する場合と、カラーのモニターパター
ンの乱反射光量を検出する場合と、転写ベルト10の反
射光量を検出する場合とで、濃度センサー14における
発光部15から出射される光ビームの光量を、それぞれ
の場合に最適な光量としているので、それぞれの場合の
反射光量の測定を精度良く行うことができる。
正反射光量を検出する場合と、カラーのモニターパター
ンの乱反射光量を検出する場合と、転写ベルト10の反
射光量を検出する場合とで、濃度センサー14における
発光部15から出射される光ビームの光量を、それぞれ
の場合に最適な光量としているので、それぞれの場合の
反射光量の測定を精度良く行うことができる。
【0107】次に、濃度センサー14における光量のキ
ャリブレーションについて、以下に説明する。なお、以
下に示すような光量のキャリブレーションは、電子写真
装置の所定の動作が行われる毎に行われ、その後に、上
述した、モニターパターンの濃度および線幅の検知が行
われる。
ャリブレーションについて、以下に説明する。なお、以
下に示すような光量のキャリブレーションは、電子写真
装置の所定の動作が行われる毎に行われ、その後に、上
述した、モニターパターンの濃度および線幅の検知が行
われる。
【0108】まず、カラーのトナー像の濃度を検出する
際に用いられる乱反射光量のキャリブレーションについ
て説明する。
際に用いられる乱反射光量のキャリブレーションについ
て説明する。
【0109】乱反射光量のキャリブレーション時には、
ID値が0.42のキャリブレーション板20が転写ベ
ルト10と濃度センサー14との間に挿入される。そし
て、発光部15から光ビームを照射し、キャリブレーシ
ョン板20に反射させ、乱反射受光部16で光ビームの
乱反射光を測定する。この際に、濃度センサー14の出
力が、所定のセンサー値(本実施形態では2.9V)と
なるように、発光部15から出射される光ビームの光量
を設定する。
ID値が0.42のキャリブレーション板20が転写ベ
ルト10と濃度センサー14との間に挿入される。そし
て、発光部15から光ビームを照射し、キャリブレーシ
ョン板20に反射させ、乱反射受光部16で光ビームの
乱反射光を測定する。この際に、濃度センサー14の出
力が、所定のセンサー値(本実施形態では2.9V)と
なるように、発光部15から出射される光ビームの光量
を設定する。
【0110】次に、黒色のトナー像の濃度を検出する際
に用いられる正反射光量のキャリブレーションについて
説明する。
に用いられる正反射光量のキャリブレーションについて
説明する。
【0111】正反射光量のキャリブレーションは、転写
ベルト10上にほとんど傷の生じていない初期期間(本
実施形態では、約10000ページの印刷を行うまでの
期間)と、それ以降の期間とで、異なるキャリブレーシ
ョンを行っている。
ベルト10上にほとんど傷の生じていない初期期間(本
実施形態では、約10000ページの印刷を行うまでの
期間)と、それ以降の期間とで、異なるキャリブレーシ
ョンを行っている。
【0112】初期期間では、濃度センサー14の発光部
15から転写ベルト10上に光ビームを照射し、転写ベ
ルト10からの反射光を正反射受光部17によって受光
し、その正反射光量としてのセンサー値が所定の値(本
実施形態では、2.9V)になるように、発光部15か
ら出射される光ビームの光量を設定する。この際に、乱
反射受光部16から出力される乱反射光量としてのセン
サー値も、同時に記憶しておく。
15から転写ベルト10上に光ビームを照射し、転写ベ
ルト10からの反射光を正反射受光部17によって受光
し、その正反射光量としてのセンサー値が所定の値(本
実施形態では、2.9V)になるように、発光部15か
ら出射される光ビームの光量を設定する。この際に、乱
反射受光部16から出力される乱反射光量としてのセン
サー値も、同時に記憶しておく。
【0113】そして、初期期間以降は、正反射受光部1
7からの出力を用いずに、以下に示す式によって、乱反
射受光部16による乱反射光量に基づいて正反射光量を
決定する。 正反射光量=初期の正反射光量×乱反射光量/初期の乱
反射光量
7からの出力を用いずに、以下に示す式によって、乱反
射受光部16による乱反射光量に基づいて正反射光量を
決定する。 正反射光量=初期の正反射光量×乱反射光量/初期の乱
反射光量
【0114】図13は、初期期間と初期期間以降の期間
とで、正反射光量のキャリブレーションを切り替えた場
合と、初期期間のキャリブレーションを初期期間以降に
おいても続けた場合との濃度の推移を示したグラフであ
る。初期期間のキャリブレーションを初期期間以降にお
いても続けた場合には、およそ10000ページの印刷
を行った後から、濃度の上昇が生じている。これは、転
写ベルト10上に傷などの損傷が生じ始め、これにより
正反射光量が減少し、正反射光量を一定値に保持するた
めに、光ビームの光量が上がるためである。
とで、正反射光量のキャリブレーションを切り替えた場
合と、初期期間のキャリブレーションを初期期間以降に
おいても続けた場合との濃度の推移を示したグラフであ
る。初期期間のキャリブレーションを初期期間以降にお
いても続けた場合には、およそ10000ページの印刷
を行った後から、濃度の上昇が生じている。これは、転
写ベルト10上に傷などの損傷が生じ始め、これにより
正反射光量が減少し、正反射光量を一定値に保持するた
めに、光ビームの光量が上がるためである。
【0115】以上のように、初期期間と初期期間以降の
期間とで、正反射光量のキャリブレーションを切り替え
ることにより、光ビームの光量を的確に制御することが
可能となり、濃度および線幅の検知を精度良く行うこと
ができる。
期間とで、正反射光量のキャリブレーションを切り替え
ることにより、光ビームの光量を的確に制御することが
可能となり、濃度および線幅の検知を精度良く行うこと
ができる。
【0116】ここで、光量キャリブレーションを行う転
写ベルト10上での位置の同定について以下に説明す
る。
写ベルト10上での位置の同定について以下に説明す
る。
【0117】まず、転写ベルト10上での位置の検出に
ついて説明する。転写ベルト10上での位置の検出は、
転写ベルト10の非画像領域に穴を形成し、光センサー
によって穴の位置を検出することによって行う。これ
は、転写ベルト10上ならば反射光が返ってくるが、穴
が形成されている所では反射光が返ってこないことを利
用している。
ついて説明する。転写ベルト10上での位置の検出は、
転写ベルト10の非画像領域に穴を形成し、光センサー
によって穴の位置を検出することによって行う。これ
は、転写ベルト10上ならば反射光が返ってくるが、穴
が形成されている所では反射光が返ってこないことを利
用している。
【0118】また、上記の穴は、転写ベルト10が蛇行
しても光センサーが正確に穴を検知できるように、穴の
横方向の幅を、転写ベルト10の蛇行幅+光センサーか
らの光ビーム径としている。
しても光センサーが正確に穴を検知できるように、穴の
横方向の幅を、転写ベルト10の蛇行幅+光センサーか
らの光ビーム径としている。
【0119】なお、上記では、転写ベルト10の非画像
領域に穴を形成していたが、転写ベルト10の非画像領
域に白色などのパッチを形成し、パッチ部分と転写ベル
ト10との反射率の違いによって、転写ベルト10上で
の位置の検出を行ってもよい。この場合にも、このパッ
チ部分の横方向の幅は、穴の横方向の幅と同様に、転写
ベルト10の蛇行幅+光センサーからの光ビーム径とす
る。
領域に穴を形成していたが、転写ベルト10の非画像領
域に白色などのパッチを形成し、パッチ部分と転写ベル
ト10との反射率の違いによって、転写ベルト10上で
の位置の検出を行ってもよい。この場合にも、このパッ
チ部分の横方向の幅は、穴の横方向の幅と同様に、転写
ベルト10の蛇行幅+光センサーからの光ビーム径とす
る。
【0120】以上のような構成により、転写ベルト10
上の位置を特定することが可能となる。
上の位置を特定することが可能となる。
【0121】次に、光量キャリブレーションを行う転写
ベルト10上での位置の設定について説明する。これ
は、転写ベルト10上の反射率は、その位置によって差
が生じているため、光量キャリブレーションを行うのに
最適な転写ベルト10上の位置を決定するために行う。
ベルト10上での位置の設定について説明する。これ
は、転写ベルト10上の反射率は、その位置によって差
が生じているため、光量キャリブレーションを行うのに
最適な転写ベルト10上の位置を決定するために行う。
【0122】まず、転写ベルト上の任意の1点におい
て、濃度センサー14のセンサー値が通常よりも低い値
(本実施形態では、通常の約50%の値)となるよう
に、発光部15からの光ビームの光量を設定する。そし
て、この低い光ビームの光量によって転写ベルト10の
一周分のセンサー値を測定し、最もセンサー値が高くな
る転写ベルト10上での位置を特定する。そして、この
最もセンサー値が高くなる転写ベルト10上での位置に
おいて、通常の光量キャリブレーションを行う。このよ
うな位置において通常の光量キャリブレーションを行う
理由は、光量が強い方が、モニターパターンの濃度を測
定するときに高い値が得られ、これによりSN比を大き
くすることができるからである。
て、濃度センサー14のセンサー値が通常よりも低い値
(本実施形態では、通常の約50%の値)となるよう
に、発光部15からの光ビームの光量を設定する。そし
て、この低い光ビームの光量によって転写ベルト10の
一周分のセンサー値を測定し、最もセンサー値が高くな
る転写ベルト10上での位置を特定する。そして、この
最もセンサー値が高くなる転写ベルト10上での位置に
おいて、通常の光量キャリブレーションを行う。このよ
うな位置において通常の光量キャリブレーションを行う
理由は、光量が強い方が、モニターパターンの濃度を測
定するときに高い値が得られ、これによりSN比を大き
くすることができるからである。
【0123】また、上記のように光量キャリブレーショ
ンを行う転写ベルト10上での位置の設定を行う理由と
して、以下に示すようなことが挙げられる。
ンを行う転写ベルト10上での位置の設定を行う理由と
して、以下に示すようなことが挙げられる。
【0124】正反射での光学濃度は、上述したように、
モニターパターンの反射率を転写ベルト上の反射率で割
った値として定義しているので、転写ベルト10上の反
射率は、モニターパターンが形成された位置の近傍で測
定することになる。この際に、モニターパターンは転写
ベルト10上の任意の位置に形成されるので、転写ベル
ト10上の反射率を測定する位置も任意の位置となる。
モニターパターンの反射率を転写ベルト上の反射率で割
った値として定義しているので、転写ベルト10上の反
射率は、モニターパターンが形成された位置の近傍で測
定することになる。この際に、モニターパターンは転写
ベルト10上の任意の位置に形成されるので、転写ベル
ト10上の反射率を測定する位置も任意の位置となる。
【0125】よって、転写ベルト10上の反射率の測定
を、反射率が高い転写ベルト10上の位置で行い、光量
キャリブレーションを、反射率が低い転写ベルト10上
の位置で行った場合には、濃度センサー14の測定可能
域の上限を超えてしまうことになる。例えば、本実施形
態で用いる濃度センサー14は、受光センサーの電圧上
限が3Vであり、それ以上の光量の光を受光してもセン
サー値は変化しない。
を、反射率が高い転写ベルト10上の位置で行い、光量
キャリブレーションを、反射率が低い転写ベルト10上
の位置で行った場合には、濃度センサー14の測定可能
域の上限を超えてしまうことになる。例えば、本実施形
態で用いる濃度センサー14は、受光センサーの電圧上
限が3Vであり、それ以上の光量の光を受光してもセン
サー値は変化しない。
【0126】しかしながら、上記のような光量キャリブ
レーションを行う転写ベルト10上での位置の設定を行
えば、このような問題は生じないことになる。
レーションを行う転写ベルト10上での位置の設定を行
えば、このような問題は生じないことになる。
【0127】次に、濃度センサー14の取付け位置につ
いて以下に説明する。
いて以下に説明する。
【0128】濃度センサー14は、転写ベルト10まで
の距離と角度を精度良く合わせる必要がある。図14
(a)および(b)は、濃度センサー14と転写ベルト
10との距離Lおよび角度αを説明する模式図であり、
同図(a)は距離Lを、同図(b)は角度αを示してい
る。なお、距離Lは、発光部15における、光を出射す
るレンズの中心から、転写ベルト10上に垂線を下ろし
たときの距離を示しており、角度αは、発光部15にお
ける、光を出射するレンズの中心と、転写ベルト10上
における光の到達点とを結ぶ直線と、転写ベルト10上
における光の到達点における、転写ベルト10の面に対
する垂線とのなす角を示している。
の距離と角度を精度良く合わせる必要がある。図14
(a)および(b)は、濃度センサー14と転写ベルト
10との距離Lおよび角度αを説明する模式図であり、
同図(a)は距離Lを、同図(b)は角度αを示してい
る。なお、距離Lは、発光部15における、光を出射す
るレンズの中心から、転写ベルト10上に垂線を下ろし
たときの距離を示しており、角度αは、発光部15にお
ける、光を出射するレンズの中心と、転写ベルト10上
における光の到達点とを結ぶ直線と、転写ベルト10上
における光の到達点における、転写ベルト10の面に対
する垂線とのなす角を示している。
【0129】また、図15は、光ビームの光量を一定に
した時の、距離Lの変化とセンサー値の変化とを示した
グラフである。また、図16は、光ビームの光量を一定
にした時の、角度αの変化とセンサー値の変化とを示し
たグラフである。
した時の、距離Lの変化とセンサー値の変化とを示した
グラフである。また、図16は、光ビームの光量を一定
にした時の、角度αの変化とセンサー値の変化とを示し
たグラフである。
【0130】センサー値が0.2V変化すると、濃度の
ID値は約0.04程度変化し、線幅は約3μm程度変
化する。カラー画像において、人間が区別できる濃度の
ID値は0.05程度、線幅は5μm程度であるので、
センサー値の誤差は0.2V以下にする必要がある。
ID値は約0.04程度変化し、線幅は約3μm程度変
化する。カラー画像において、人間が区別できる濃度の
ID値は0.05程度、線幅は5μm程度であるので、
センサー値の誤差は0.2V以下にする必要がある。
【0131】このように、センサー値の誤差を0.2V
以下にするためには、図15および図16より、距離の
誤差を±0.2mm以下、角度の誤差を±2°以下にす
る必要がある。
以下にするためには、図15および図16より、距離の
誤差を±0.2mm以下、角度の誤差を±2°以下にす
る必要がある。
【0132】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明に係る電
子写真装置は、感光体の帯電を行う帯電手段と、感光体
をレーザーによって露光し、潜像を形成する露光手段
と、上記潜像に対してトナーを付着させることにより形
成されたトナー像を担持する像担持手段と、上記トナー
像の濃度を検知する濃度検知手段とを備え、トナー像の
濃度の補正は、100%の濃度で一面に隙間なく形成し
た濃度検知用画像に対して、上記濃度検知手段によって
濃度を測定し、上記帯電手段の帯電電圧を補正すること
によって行われ、トナー像の線幅の補正は、複数の1ド
ット分の線を、各線同士の間に1〜6ドット分の間隔を
おいて縞状に形成した線幅検知用ハーフトーン画像に対
して、上記濃度検知手段によって濃度を測定し、上記露
光手段のレーザーパワーを補正することによって行われ
る構成である。
子写真装置は、感光体の帯電を行う帯電手段と、感光体
をレーザーによって露光し、潜像を形成する露光手段
と、上記潜像に対してトナーを付着させることにより形
成されたトナー像を担持する像担持手段と、上記トナー
像の濃度を検知する濃度検知手段とを備え、トナー像の
濃度の補正は、100%の濃度で一面に隙間なく形成し
た濃度検知用画像に対して、上記濃度検知手段によって
濃度を測定し、上記帯電手段の帯電電圧を補正すること
によって行われ、トナー像の線幅の補正は、複数の1ド
ット分の線を、各線同士の間に1〜6ドット分の間隔を
おいて縞状に形成した線幅検知用ハーフトーン画像に対
して、上記濃度検知手段によって濃度を測定し、上記露
光手段のレーザーパワーを補正することによって行われ
る構成である。
【0133】これにより、従来のように、濃度検知手段
のビーム径を絞る必要がなくなるので、高価な濃度検知
手段を必要としたり、濃度検知手段の位置の精度を高く
するために、工作精度や濃度検知手段の保持部材の位置
精度を高くする必要が生じるなどの問題を解消すること
ができるという効果を奏する。
のビーム径を絞る必要がなくなるので、高価な濃度検知
手段を必要としたり、濃度検知手段の位置の精度を高く
するために、工作精度や濃度検知手段の保持部材の位置
精度を高くする必要が生じるなどの問題を解消すること
ができるという効果を奏する。
【0134】また、濃度検知用画像の下地に傷などが生
じていても、その傷による影響を少なくすることができ
るので、より精度良く画像の濃度を検知することができ
るという効果を奏する。
じていても、その傷による影響を少なくすることができ
るので、より精度良く画像の濃度を検知することができ
るという効果を奏する。
【0135】また、ハーフトーン画像の全体の面積に対
しての線幅の変化量が大きくなり、より精度良く線幅を
検知することができるという効果を奏する。
しての線幅の変化量が大きくなり、より精度良く線幅を
検知することができるという効果を奏する。
【0136】また、上記の間隔によれば、線幅の変化に
よって、ハーフトーン画像の濃度を十分に変化させるこ
とができるので、ハーフトーン画像の濃度の検出によっ
て、より精度良く線幅を検知することができるという効
果を奏する。
よって、ハーフトーン画像の濃度を十分に変化させるこ
とができるので、ハーフトーン画像の濃度の検出によっ
て、より精度良く線幅を検知することができるという効
果を奏する。
【0137】請求項2の発明に係る電子写真装置は、上
記露光手段が上記線幅検知用ハーフトーン画像の潜像を
上記感光体上に形成する際に、上記複数の1ドット分の
線を感光体上の同じ位置に形成する構成である。
記露光手段が上記線幅検知用ハーフトーン画像の潜像を
上記感光体上に形成する際に、上記複数の1ドット分の
線を感光体上の同じ位置に形成する構成である。
【0138】これにより、請求項1の構成による効果に
加えて、上記複数の1ドット分の線が感光体上の同じ位
置に形成されるので、ハーフトーン画像を形成するタイ
ミングによって濃度の変化が生じるという問題を解消す
ることができるという効果を奏する。
加えて、上記複数の1ドット分の線が感光体上の同じ位
置に形成されるので、ハーフトーン画像を形成するタイ
ミングによって濃度の変化が生じるという問題を解消す
ることができるという効果を奏する。
【0139】請求項3の発明に係る電子写真装置は、上
記のトナー像の線幅の補正は、上記のトナー像の濃度の
補正が行われた後に行われる構成である。
記のトナー像の線幅の補正は、上記のトナー像の濃度の
補正が行われた後に行われる構成である。
【0140】これにより、請求項1の構成による効果に
加えて、ハーフトーン画像の濃度は、それぞれの線の濃
度の影響を受けずに、線幅のみの影響によって変化する
ことになるので、常に安定に線幅の検知が可能となり、
線幅の補正を正確に行うことができるという効果を奏す
る。
加えて、ハーフトーン画像の濃度は、それぞれの線の濃
度の影響を受けずに、線幅のみの影響によって変化する
ことになるので、常に安定に線幅の検知が可能となり、
線幅の補正を正確に行うことができるという効果を奏す
る。
【0141】請求項4の発明に係る電子写真装置は、上
記濃度検知手段は、発光部と乱反射受光部と正反射受光
部とを備え、黒色以外の色のトナー像を検知する際に
は、乱反射受光部からの出力によって濃度を検知し、黒
色のトナー像を検知する際には、正反射受光部からの出
力によって濃度を検知する構成である。
記濃度検知手段は、発光部と乱反射受光部と正反射受光
部とを備え、黒色以外の色のトナー像を検知する際に
は、乱反射受光部からの出力によって濃度を検知し、黒
色のトナー像を検知する際には、正反射受光部からの出
力によって濃度を検知する構成である。
【0142】これにより、請求項1の構成による効果に
加えて、同じ像担持手段の表面上において、黒色以外の
色および黒色の両方のトナー像の濃度検知が可能とな
る。よって、黒色以外の色と、黒色とで下地の色を変化
させるなどの構成を不要とすることができるという効果
を奏する。
加えて、同じ像担持手段の表面上において、黒色以外の
色および黒色の両方のトナー像の濃度検知が可能とな
る。よって、黒色以外の色と、黒色とで下地の色を変化
させるなどの構成を不要とすることができるという効果
を奏する。
【0143】請求項5の発明に係る電子写真装置は、上
記像担持手段における、上記濃度検知用画像および線幅
検知用ハーフトーン画像が形成される表面の正反射率は
10%以上である構成である。
記像担持手段における、上記濃度検知用画像および線幅
検知用ハーフトーン画像が形成される表面の正反射率は
10%以上である構成である。
【0144】これにより、請求項4の構成による効果に
加えて、黒色画像の正反射率を測定する際のSN比が2
を超え、精度良く黒色画像の正反射率を測定することが
できるという効果を奏する。
加えて、黒色画像の正反射率を測定する際のSN比が2
を超え、精度良く黒色画像の正反射率を測定することが
できるという効果を奏する。
【0145】請求項6の発明に係る電子写真装置は、上
記濃度検知手段と上記像担持手段との間の領域に出没可
能なキャリブレーション板を備え、黒色以外の色に対す
る濃度検出手段の光量キャリブレーションは、上記キャ
リブレーション板の表面において行われ、黒色に対する
濃度検出手段の光量キャリブレーションは、上記像担持
手段の表面において行われる構成である。
記濃度検知手段と上記像担持手段との間の領域に出没可
能なキャリブレーション板を備え、黒色以外の色に対す
る濃度検出手段の光量キャリブレーションは、上記キャ
リブレーション板の表面において行われ、黒色に対する
濃度検出手段の光量キャリブレーションは、上記像担持
手段の表面において行われる構成である。
【0146】これにより、請求項4の構成による効果に
加えて、長期間の使用に対しても、安定した光量キャリ
ブレーションを行うことが可能となり、濃度および線幅
を常に安定させることができるという効果を奏する。
加えて、長期間の使用に対しても、安定した光量キャリ
ブレーションを行うことが可能となり、濃度および線幅
を常に安定させることができるという効果を奏する。
【0147】請求項7の発明に係る電子写真装置は、正
反射光の光量キャリブレーションは、像担持手段上にほ
とんど傷の生じていない初期期間では、上記正反射受光
部の出力に基づいて行われ、初期期間以降の期間では、
上記乱反射受光部の出力に基づいて行われる構成であ
る。
反射光の光量キャリブレーションは、像担持手段上にほ
とんど傷の生じていない初期期間では、上記正反射受光
部の出力に基づいて行われ、初期期間以降の期間では、
上記乱反射受光部の出力に基づいて行われる構成であ
る。
【0148】これにより、請求項4の構成による効果に
加えて、初期期間以降の期間において、像担持手段上に
傷が生じ始め、正反射光量が低下してきても、乱反射光
量に基づいて比例計算によって、正反射光の光量キャリ
ブレーションを行うことができる。よって、像担持手段
上に傷が生じ始めることによる正反射光量の低下の影響
を受けずに、正確に正反射光の光量キャリブレーション
を行うことができるという効果を奏する。
加えて、初期期間以降の期間において、像担持手段上に
傷が生じ始め、正反射光量が低下してきても、乱反射光
量に基づいて比例計算によって、正反射光の光量キャリ
ブレーションを行うことができる。よって、像担持手段
上に傷が生じ始めることによる正反射光量の低下の影響
を受けずに、正確に正反射光の光量キャリブレーション
を行うことができるという効果を奏する。
【0149】また、例えば、正反射光の光量キャリブレ
ーションを行うためのキャリブレーション板などの構成
を設ける必要がなくなるので、装置の簡素化、および装
置のコストの低減化を図ることができるという効果を奏
する。
ーションを行うためのキャリブレーション板などの構成
を設ける必要がなくなるので、装置の簡素化、および装
置のコストの低減化を図ることができるという効果を奏
する。
【0150】請求項8の発明に係る電子写真装置は、正
反射受光部を用いる時の発光部の発光量を、像担持手段
上を検知する時と、濃度検知用画像あるいは線幅検知用
ハーフトーン画像を検知する時とで切り替える構成であ
る。
反射受光部を用いる時の発光部の発光量を、像担持手段
上を検知する時と、濃度検知用画像あるいは線幅検知用
ハーフトーン画像を検知する時とで切り替える構成であ
る。
【0151】これにより、請求項4の構成による効果に
加えて、それぞれの場合において、最も精度良く検出す
ることのできる反射光量となるように、発光部の発光量
を調整することができるので、像担持手段の表面、濃度
検知用画像および線幅検知用ハーフトーン画像のそれぞ
れの反射光量を精度良く検出することができるという効
果を奏する。
加えて、それぞれの場合において、最も精度良く検出す
ることのできる反射光量となるように、発光部の発光量
を調整することができるので、像担持手段の表面、濃度
検知用画像および線幅検知用ハーフトーン画像のそれぞ
れの反射光量を精度良く検出することができるという効
果を奏する。
【0152】請求項9の発明に係る電子写真装置は、正
反射受光部を用いる時の発光部の発光量を、乱反射受光
部を用いる時の発光部の発光量よりも大きくする構成で
ある。
反射受光部を用いる時の発光部の発光量を、乱反射受光
部を用いる時の発光部の発光量よりも大きくする構成で
ある。
【0153】これにより、請求項4の構成による効果に
加えて、それぞれの場合において、最も精度良く検出す
ることのできる反射光量となるように、発光部の発光量
を調整することができるので、正反射光量および乱反射
光量のそれぞれの反射光量を精度良く検出することがで
きるという効果を奏する。
加えて、それぞれの場合において、最も精度良く検出す
ることのできる反射光量となるように、発光部の発光量
を調整することができるので、正反射光量および乱反射
光量のそれぞれの反射光量を精度良く検出することがで
きるという効果を奏する。
【0154】請求項10の発明に係る電子写真装置は、
正反射光の光量キャリブレーションを像担持手段の略同
一位置において行う構成である。
正反射光の光量キャリブレーションを像担持手段の略同
一位置において行う構成である。
【0155】これにより、請求項4の構成による効果に
加えて、正反射光の光量キャリブレーションを安定して
行うことが可能となり、精度良く黒色の濃度、線幅を検
知することができるという効果を奏する。
加えて、正反射光の光量キャリブレーションを安定して
行うことが可能となり、精度良く黒色の濃度、線幅を検
知することができるという効果を奏する。
【0156】請求項11の発明に係る電子写真装置は、
像担持手段の全域の正反射光量を測定し、最も正反射光
量が大きくなる位置において正反射光の光量キャリブレ
ーションを行う構成である。
像担持手段の全域の正反射光量を測定し、最も正反射光
量が大きくなる位置において正反射光の光量キャリブレ
ーションを行う構成である。
【0157】これにより、請求項10の構成による効果
に加えて、黒色画像の濃度あるいは線幅検知を行う際
に、像担持手段上の反射率が濃度検知手段の測定可能域
を大きく超えることがなくなり、正反射光による濃度あ
るいは線幅検知を安定して行うことができるという効果
を奏する。
に加えて、黒色画像の濃度あるいは線幅検知を行う際
に、像担持手段上の反射率が濃度検知手段の測定可能域
を大きく超えることがなくなり、正反射光による濃度あ
るいは線幅検知を安定して行うことができるという効果
を奏する。
【0158】請求項12の発明に係る電子写真装置は、
像担持手段の正反射光量と乱反射光量とを測定し、この
測定結果より、像担持手段に生じた損傷の程度を判断す
る構成である。
像担持手段の正反射光量と乱反射光量とを測定し、この
測定結果より、像担持手段に生じた損傷の程度を判断す
る構成である。
【0159】これにより、請求項4の構成による効果に
加えて、例えば、像担持段上の一部の領域にある程度の
損傷が生じている場合に、その領域以外の場所で濃度検
知用あるいは線幅検知用画像を形成することが可能にな
り、これにより、濃度あるいは線幅の検知をより精度良
く行うことができるという効果を奏する。また、例え
ば、像担持手段上に、他の部材に影響を及ぼすような致
命的な損傷が発生した場合に、このような損傷を即座に
検出することが可能となるので、装置の寿命を延ばすこ
とができるという効果を奏する。
加えて、例えば、像担持段上の一部の領域にある程度の
損傷が生じている場合に、その領域以外の場所で濃度検
知用あるいは線幅検知用画像を形成することが可能にな
り、これにより、濃度あるいは線幅の検知をより精度良
く行うことができるという効果を奏する。また、例え
ば、像担持手段上に、他の部材に影響を及ぼすような致
命的な損傷が発生した場合に、このような損傷を即座に
検出することが可能となるので、装置の寿命を延ばすこ
とができるという効果を奏する。
【図1】本発明の実施の一形態に係る電子写真装置の概
略構成を示す模式図である。
略構成を示す模式図である。
【図2】濃度センサーの近傍の概略構成を示しており、
同図(a)は側面図、同図(b)は正面図を示してい
る。
同図(a)は側面図、同図(b)は正面図を示してい
る。
【図3】濃度センサーの概略構成を示す模式図である。
【図4】濃度センサーの回路の概略を示す回路図であ
る。
る。
【図5】3種類のモニターパターンを濃度センサーによ
ってセンサー値として測定した結果をプロットした、横
軸に現像バイアス電圧、縦軸にセンサー値をとったグラ
フである。
ってセンサー値として測定した結果をプロットした、横
軸に現像バイアス電圧、縦軸にセンサー値をとったグラ
フである。
【図6】転写ベルト上に上記の1by2のハーフトーン
画像を形成した際の、感光ドラムの1周分の濃度の変化
を示すグラフである。
画像を形成した際の、感光ドラムの1周分の濃度の変化
を示すグラフである。
【図7】パッチを設けた感光ドラムの概略構成を示す模
式図である。
式図である。
【図8】線幅を一定とし、線の濃度を変化させたとき
の、各種ハーフトーン画像のハーフトーン濃度を測定し
た結果を示すグラフである。
の、各種ハーフトーン画像のハーフトーン濃度を測定し
た結果を示すグラフである。
【図9】図7に示したような測定より得られたハーフト
ーン濃度に基づいて、相当する線幅に変換した結果を示
すグラフである。
ーン濃度に基づいて、相当する線幅に変換した結果を示
すグラフである。
【図10】各種ハーフトーン画像において、線幅を変化
させたときの、ハーフトーン濃度の変化を示すグラフで
ある。
させたときの、ハーフトーン濃度の変化を示すグラフで
ある。
【図11】ハーフトーン画像として1by2の画像を用
いた場合の、印刷ページ数と線幅との変化を示したグラ
フである。
いた場合の、印刷ページ数と線幅との変化を示したグラ
フである。
【図12】トナーが付着した転写ベルト上での光の反射
の様子を示す模式図である。
の様子を示す模式図である。
【図13】初期期間と初期期間以降の期間とで、正反射
光量のキャリブレーションを切り替えた場合と、初期期
間のキャリブレーションを初期期間以降においても続け
た場合との濃度の推移を示したグラフである。
光量のキャリブレーションを切り替えた場合と、初期期
間のキャリブレーションを初期期間以降においても続け
た場合との濃度の推移を示したグラフである。
【図14】同図(a)および(b)は、濃度センサーと
転写ベルトとの距離および角度を説明する模式図であ
り、同図(a)は距離を、同図(b)は角度を説明して
いる。
転写ベルトとの距離および角度を説明する模式図であ
り、同図(a)は距離を、同図(b)は角度を説明して
いる。
【図15】光ビームの光量を一定にした時の、距離の変
化とセンサー値の変化とを示したグラフである。
化とセンサー値の変化とを示したグラフである。
【図16】光ビームの光量を一定にした時の、角度の変
化とセンサー値の変化とを示したグラフである。
化とセンサー値の変化とを示したグラフである。
【図17】転写ベルトの正反射率と、黒色画像の正反射
率を測定する際のSN比との関係を示すグラフである。
率を測定する際のSN比との関係を示すグラフである。
【図18】従来の電子写真装置の概略構成を示す模式図
である。
である。
【図19】濃度センサーのセンサー値を時間微分した結
果を示すグラフである。
果を示すグラフである。
【図20】長期間使用した転写ベルトを使用した場合
の、濃度センサーのセンサー値の変動を示すグラフであ
る。
の、濃度センサーのセンサー値の変動を示すグラフであ
る。
4 感光ドラム(感光体) 5 帯電装置(帯電手段) 6 露光手段 9 転写ドラム 10 転写ベルト(像担持手段) 14 濃度センサー(濃度検知手段) 15 発光部 16 乱反射受光部 17 正反射受光部 20 キャリブレーション板
フロントページの続き (72)発明者 北川 高志 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 松岡 朋枝 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内
Claims (12)
- 【請求項1】感光体の帯電を行う帯電手段と、 感光体をレーザーによって露光し、潜像を形成する露光
手段と、 上記潜像に対してトナーを付着させることにより形成さ
れたトナー像を担持する像担持手段と、 上記トナー像の濃度を検知する濃度検知手段とを備え、 トナー像の濃度の補正は、100%の濃度で一面に隙間
なく形成した濃度検知用画像に対して、上記濃度検知手
段によって濃度を測定し、上記帯電手段の帯電電圧を補
正することによって行われ、 トナー像の線幅の補正は、複数の1ドット分の線を、各
線同士の間に1〜6ドット分の間隔をおいて縞状に形成
した線幅検知用ハーフトーン画像に対して、上記濃度検
知手段によって濃度を測定し、上記露光手段のレーザー
パワーを補正することによって行われることを特徴とす
る電子写真装置。 - 【請求項2】上記露光手段が上記線幅検知用ハーフトー
ン画像の潜像を上記感光体上に形成する際に、上記複数
の1ドット分の線を感光体上の同じ位置に形成すること
を特徴とする請求項1記載の電子写真装置。 - 【請求項3】上記のトナー像の線幅の補正は、上記のト
ナー像の濃度の補正が行われた後に行われることを特徴
とする請求項1記載の電子写真装置。 - 【請求項4】上記濃度検知手段は、発光部と乱反射受光
部と正反射受光部とを備え、黒色以外の色のトナー像を
検知する際には、乱反射受光部からの出力によって濃度
を検知し、黒色のトナー像を検知する際には、正反射受
光部からの出力によって濃度を検知することを特徴とす
る請求項1記載の電子写真装置。 - 【請求項5】上記像担持手段における、上記濃度検知用
画像および線幅検知用ハーフトーン画像が形成される表
面の正反射率は10%以上であることを特徴とする請求
項4記載の電子写真装置。 - 【請求項6】上記濃度検知手段と上記像担持手段との間
の領域に出没可能なキャリブレーション板を備え、黒色
以外の色に対する濃度検出手段の光量キャリブレーショ
ンは、上記キャリブレーション板の表面において行わ
れ、黒色に対する濃度検出手段の光量キャリブレーショ
ンは、上記像担持手段の表面において行われることを特
徴とする請求項4記載の電子写真装置。 - 【請求項7】正反射光の光量キャリブレーションは、像
担持手段上にほとんど傷の生じていない初期期間では、
上記正反射受光部の出力に基づいて行われ、初期期間以
降の期間では、上記乱反射受光部の出力に基づいて行わ
れることを特徴とする請求項4記載の電子写真装置。 - 【請求項8】正反射受光部を用いる時の発光部の発光量
を、像担持手段上を検知する時と、濃度検知用画像ある
いは線幅検知用ハーフトーン画像を検知する時とで切り
替えることを特徴とする請求項4記載の電子写真装置。 - 【請求項9】正反射受光部を用いる時の発光部の発光量
を、乱反射受光部を用いる時の発光部の発光量よりも大
きくすることを特徴とする請求項4記載の電子写真装
置。 - 【請求項10】正反射光の光量キャリブレーションを像
担持手段の略同一位置において行うことを特徴とする請
求項4記載の電子写真装置。 - 【請求項11】像担持手段の全域の正反射光量を測定
し、最も正反射光量が大きくなる位置において正反射光
の光量キャリブレーションを行うことを特徴とする請求
項10記載の電子写真装置。 - 【請求項12】像担持手段の正反射光量と乱反射光量と
を測定し、この測定結果より、像担持手段に生じた損傷
の程度を判断することを特徴とする請求項4記載の電子
写真装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10060026A JPH11258872A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10060026A JPH11258872A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 電子写真装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11258872A true JPH11258872A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13130157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10060026A Pending JPH11258872A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 電子写真装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11258872A (ja) |
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