JPH1125905A - 冷陰極蛍光ランプ - Google Patents
冷陰極蛍光ランプInfo
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- JPH1125905A JPH1125905A JP17153097A JP17153097A JPH1125905A JP H1125905 A JPH1125905 A JP H1125905A JP 17153097 A JP17153097 A JP 17153097A JP 17153097 A JP17153097 A JP 17153097A JP H1125905 A JPH1125905 A JP H1125905A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バックライトユニットの薄型、軽量化、高輝
度化などが可能で、かつ低電力で、発光効率の高い長寿
命な冷陰極蛍光ランプの提供。 【解決手段】 内壁面に蛍光体層6が設けられ、かつ希
ガスを封有するガラス管5、および前記ガラス管5の両
端部にそれぞれ封装された一対の冷陰極7,7′を具備
して成る冷陰極蛍光ランプであって、前記冷陰極7,
7′は、 W,Moなどの高融点金属製の円柱体7aと、この
円柱体7a表面に形成担持されたBa,Caなどのアルカリ土
類金属もしくは Y,Laなどの希土類金属の化合物から選
ばれた少なくともいずれか1種を主体としたエミッタ
ー、およびNi2 O 2 ,Co3 O 4 などの濃暗色金属酸化物
の混合層7bとを有することを特徴とする冷陰極蛍光ラン
プである。
度化などが可能で、かつ低電力で、発光効率の高い長寿
命な冷陰極蛍光ランプの提供。 【解決手段】 内壁面に蛍光体層6が設けられ、かつ希
ガスを封有するガラス管5、および前記ガラス管5の両
端部にそれぞれ封装された一対の冷陰極7,7′を具備
して成る冷陰極蛍光ランプであって、前記冷陰極7,
7′は、 W,Moなどの高融点金属製の円柱体7aと、この
円柱体7a表面に形成担持されたBa,Caなどのアルカリ土
類金属もしくは Y,Laなどの希土類金属の化合物から選
ばれた少なくともいずれか1種を主体としたエミッタ
ー、およびNi2 O 2 ,Co3 O 4 などの濃暗色金属酸化物
の混合層7bとを有することを特徴とする冷陰極蛍光ラン
プである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は細管型の冷陰極蛍光
ランプに係り、さらに詳しくは長寿命化や軽量、小形化
だけでなく、低電力で、発光効率の向上を図った冷陰極
蛍光ランプに関する。
ランプに係り、さらに詳しくは長寿命化や軽量、小形化
だけでなく、低電力で、発光効率の向上を図った冷陰極
蛍光ランプに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばパソコン、ワードプロセッサ
ー、液晶テレビなどの液晶表示装置においては、液晶バ
ックライト用光源として、一般的に、冷陰極蛍光ランプ
(冷陰極低圧放電灯)が使用されている。すなわち、図
2 (a)に要部構成を断面的に、また、図2 (b)および
(c)に一部を拡大して縦・横断面的にそれぞれ示すよう
な冷陰極蛍光ランプが提供されている。図2 (a)〜 (c)
において、1は内壁面に紫外線による刺激で発光する蛍
光体層2が設けられ、かつ希ガスを封有するガラス管で
ある、また、3,3′は前記ガラス管1の両端部にそれ
ぞれ封装された一対の冷陰極、4,4′は前記冷陰極
3,3′に接続してガラス管1外部から所要の電力を供
給する導入線である。
ー、液晶テレビなどの液晶表示装置においては、液晶バ
ックライト用光源として、一般的に、冷陰極蛍光ランプ
(冷陰極低圧放電灯)が使用されている。すなわち、図
2 (a)に要部構成を断面的に、また、図2 (b)および
(c)に一部を拡大して縦・横断面的にそれぞれ示すよう
な冷陰極蛍光ランプが提供されている。図2 (a)〜 (c)
において、1は内壁面に紫外線による刺激で発光する蛍
光体層2が設けられ、かつ希ガスを封有するガラス管で
ある、また、3,3′は前記ガラス管1の両端部にそれ
ぞれ封装された一対の冷陰極、4,4′は前記冷陰極
3,3′に接続してガラス管1外部から所要の電力を供
給する導入線である。
【0003】ここで、冷陰極3,3′は、水銀合金およ
びゲッターなど3aを充填し、かつ外周面に電子放射性物
質(エミッター)を塗布・担持させて成るNi製の有底筒
体3bであり、前記ガラス管1の端部に封止・導入した導
入線4,4′の先端を、前記Ni製有底筒体3bに溶接し、
電気的および機械的に接続・保持して放電電極として機
能させる構成を採っている。
びゲッターなど3aを充填し、かつ外周面に電子放射性物
質(エミッター)を塗布・担持させて成るNi製の有底筒
体3bであり、前記ガラス管1の端部に封止・導入した導
入線4,4′の先端を、前記Ni製有底筒体3bに溶接し、
電気的および機械的に接続・保持して放電電極として機
能させる構成を採っている。
【0004】この種の冷陰極蛍光ランプは、導入線4,
4′を介して冷陰極3,3′に通電すると、放電が開始
され紫外線を放射し、この紫外線を蛍光体層2で可視光
線に変換して光源として機能する。
4′を介して冷陰極3,3′に通電すると、放電が開始
され紫外線を放射し、この紫外線を蛍光体層2で可視光
線に変換して光源として機能する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記冷
陰極3,3′の構成では、Ni製の有底筒体3b外周面に、
エミッター(電子放射性物質)を塗布し、これを焼成さ
せる際、焼成温度を高く設定できないので、エミッター
物質中の酸化物や不純物の焼成・焼結が不十分となり易
い。したがって、この種の冷陰極蛍光ランプを点灯した
場合、冷陰極3,3′に塗布・担持されたエミッターの
スパッタリング多くなる傾向、および始動電圧も高くな
る傾向がが認められる。特に、ガラス細管化、このガラ
ス細管化に伴う冷陰極3,3′の微小化に伴って、高い
焼成温度の設定困難さが倍加する。ところで、前記液晶
バックライト用光源としての冷陰極蛍光ランプに関して
は、市場の動向として、バックライトユニットの薄型、
軽量、高輝度、長寿命化が重要視され、このような動向
に伴い、組み込む光源(冷陰極蛍光ランプ)について
も、より一層の軽量化、細管化、長寿命化、高発光効率
化が望まれる。
陰極3,3′の構成では、Ni製の有底筒体3b外周面に、
エミッター(電子放射性物質)を塗布し、これを焼成さ
せる際、焼成温度を高く設定できないので、エミッター
物質中の酸化物や不純物の焼成・焼結が不十分となり易
い。したがって、この種の冷陰極蛍光ランプを点灯した
場合、冷陰極3,3′に塗布・担持されたエミッターの
スパッタリング多くなる傾向、および始動電圧も高くな
る傾向がが認められる。特に、ガラス細管化、このガラ
ス細管化に伴う冷陰極3,3′の微小化に伴って、高い
焼成温度の設定困難さが倍加する。ところで、前記液晶
バックライト用光源としての冷陰極蛍光ランプに関して
は、市場の動向として、バックライトユニットの薄型、
軽量、高輝度、長寿命化が重要視され、このような動向
に伴い、組み込む光源(冷陰極蛍光ランプ)について
も、より一層の軽量化、細管化、長寿命化、高発光効率
化が望まれる。
【0006】このような要望に対して、たとえば蛍光体
の改善、封入ガスの検討、冷陰極の構造改善などが試み
られている。これら改善策のなかでも、冷陰極の構造
は、電力量や寿命などに対する影響が大きいので、いろ
いろの改善策が提案されている(特開平 4-58449号公
報,特開平6-1302号公報,特開平8-102285号公報)。し
かし、実用上十分に満足できるような、軽量、小形、長
寿命、低電力で高い発光効率を備えた冷陰極蛍光ランプ
を提供するまでに至っていない。
の改善、封入ガスの検討、冷陰極の構造改善などが試み
られている。これら改善策のなかでも、冷陰極の構造
は、電力量や寿命などに対する影響が大きいので、いろ
いろの改善策が提案されている(特開平 4-58449号公
報,特開平6-1302号公報,特開平8-102285号公報)。し
かし、実用上十分に満足できるような、軽量、小形、長
寿命、低電力で高い発光効率を備えた冷陰極蛍光ランプ
を提供するまでに至っていない。
【0007】本発明は上記事情に対処してなされたもの
で、バックライトユニットの薄型、軽量化、高輝度化な
どが可能で、かつ低電力で、発光効率の高い長寿命な冷
陰極蛍光ランプの提供を目的とする。
で、バックライトユニットの薄型、軽量化、高輝度化な
どが可能で、かつ低電力で、発光効率の高い長寿命な冷
陰極蛍光ランプの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、内壁
面に蛍光体層が設けられ、かつ希ガスを封有するガラス
管、および前記ガラス管の両端部にそれぞれ封装された
一対の冷陰極を具備して成る冷陰極蛍光ランプであっ
て、前記冷陰極は高融点金属製の円柱体と、この円柱体
表面に形成担持されたアルカリ土類金属もしくは希土類
金属の化合物から選ばれた少なくともいずれか1種を主
体としたエミッターおよび濃暗色金属酸化物の混合層と
を有することを特徴とする冷陰極蛍光ランプである。
面に蛍光体層が設けられ、かつ希ガスを封有するガラス
管、および前記ガラス管の両端部にそれぞれ封装された
一対の冷陰極を具備して成る冷陰極蛍光ランプであっ
て、前記冷陰極は高融点金属製の円柱体と、この円柱体
表面に形成担持されたアルカリ土類金属もしくは希土類
金属の化合物から選ばれた少なくともいずれか1種を主
体としたエミッターおよび濃暗色金属酸化物の混合層と
を有することを特徴とする冷陰極蛍光ランプである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の冷陰極
蛍光ランプにおいて、冷陰極の円柱体が W,Mo,Taおよ
びReから選ばれた少なくともいずれか1種の高融点金属
で形成されていることを特徴とする。
蛍光ランプにおいて、冷陰極の円柱体が W,Mo,Taおよ
びReから選ばれた少なくともいずれか1種の高融点金属
で形成されていることを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、請求項1もしくは請求
項2記載の冷陰極蛍光ランプにおいて、エミッターの主
体がBa,Ca,Sr, YおよびLaの各化合物から選ばれた少
なくとも1種であることを特徴とする。
項2記載の冷陰極蛍光ランプにおいて、エミッターの主
体がBa,Ca,Sr, YおよびLaの各化合物から選ばれた少
なくとも1種であることを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3いずれか一記載の冷陰極蛍光ランプにおいて、濃暗色
金属酸化物がNi2 O 2 ,Co3 o 4 , TiO,Fe3 O 4 ,Mn
2 O3 および MoO2 から選ばれた少なくとも1種である
ことを特徴とする。
3いずれか一記載の冷陰極蛍光ランプにおいて、濃暗色
金属酸化物がNi2 O 2 ,Co3 o 4 , TiO,Fe3 O 4 ,Mn
2 O3 および MoO2 から選ばれた少なくとも1種である
ことを特徴とする。
【0012】すなわち、本発明に係る冷陰極蛍光ランプ
は、両端部に封入された一対の冷陰極基体を円柱体と
し、この円柱体の外周面に、電子放射性物質(エミッタ
ー)を濃暗色金属酸化物との混合系で担持させた構成を
採った点で特徴付けられる。
は、両端部に封入された一対の冷陰極基体を円柱体と
し、この円柱体の外周面に、電子放射性物質(エミッタ
ー)を濃暗色金属酸化物との混合系で担持させた構成を
採った点で特徴付けられる。
【0013】ここで、電子放射性物質としては、たとえ
ばBa,Ca,Srなとのアルカリ土類金属の酸化物および
Y,Laなどの希土類金属の酸化物から選ばれた少なくと
も1種でる。なお、前記電子放射性物質を主体として、
たとえばAl,Zr,Nb,Ti,Ta,Wなどの酸化物を併用し
たものも使用できる。
ばBa,Ca,Srなとのアルカリ土類金属の酸化物および
Y,Laなどの希土類金属の酸化物から選ばれた少なくと
も1種でる。なお、前記電子放射性物質を主体として、
たとえばAl,Zr,Nb,Ti,Ta,Wなどの酸化物を併用し
たものも使用できる。
【0014】さらに、前記電子放射性物質と混合される
濃暗色金属酸化物としては、たとえばNi2 O 2 ,Co3 O
4 , TiO,Fe3 O 4 ,Mn2 O 3 , MoO2 などの酸化物が
挙げられる。そして、この濃暗色金属酸化物は、1種も
しくは2種以上を混合して使用でき、また、前記電子放
射性物質との混合比は、一般的に、電子放射性物質50〜
80重量%(より好ましくは60〜70重量%)、濃暗色金属
酸化物50〜20重量%(より好ましくは40〜30重量%)程
度である。
濃暗色金属酸化物としては、たとえばNi2 O 2 ,Co3 O
4 , TiO,Fe3 O 4 ,Mn2 O 3 , MoO2 などの酸化物が
挙げられる。そして、この濃暗色金属酸化物は、1種も
しくは2種以上を混合して使用でき、また、前記電子放
射性物質との混合比は、一般的に、電子放射性物質50〜
80重量%(より好ましくは60〜70重量%)、濃暗色金属
酸化物50〜20重量%(より好ましくは40〜30重量%)程
度である。
【0015】本発明において、発光管を成すガラス管
は、一般的に、外径 2〜 4mm程度、肉厚 0.2〜 0.6mm程
度、長さ50〜 500mm程度であり、その内壁面の蛍光体層
は、通常、この種の蛍光ランプで使用されている蛍光体
で形成されている。また、冷陰極を成す高融点金属製の
円柱体は、一般的に、直径 0.4〜 1mm程度,長さ 2〜 4
mm程度で、ガラス管に対して同心円的に装着・配置され
る。ここで、高融点金属は、たとえば W,Mo,Ta,Reな
どが挙げられる。
は、一般的に、外径 2〜 4mm程度、肉厚 0.2〜 0.6mm程
度、長さ50〜 500mm程度であり、その内壁面の蛍光体層
は、通常、この種の蛍光ランプで使用されている蛍光体
で形成されている。また、冷陰極を成す高融点金属製の
円柱体は、一般的に、直径 0.4〜 1mm程度,長さ 2〜 4
mm程度で、ガラス管に対して同心円的に装着・配置され
る。ここで、高融点金属は、たとえば W,Mo,Ta,Reな
どが挙げられる。
【0016】請求項1ないし4の発明では、冷陰極の基
材を溶融変形など起こし難い高融点金属で構成する一
方、電極基材の外周面に電子放射性物質(エミッター)
および濃暗色金属酸化物の混合体層を焼成・担持させた
ことにより、点灯時におけるエミッターのスパッターリ
ングが抑制ないし回避される。すなわち、電極基材の溶
融・変形など損傷性が低減されるだけでなく、濃暗色金
属酸化物の混合・併用によって、焼成時の熱が吸収され
易くなるので、高温で、かつ短時間にエミッターを十分
焼成できるため、他の構成部材に悪影響を及ぼさずに、
エミッターの耐スパッタリング性が向上し、長寿命化な
どが達成される。
材を溶融変形など起こし難い高融点金属で構成する一
方、電極基材の外周面に電子放射性物質(エミッター)
および濃暗色金属酸化物の混合体層を焼成・担持させた
ことにより、点灯時におけるエミッターのスパッターリ
ングが抑制ないし回避される。すなわち、電極基材の溶
融・変形など損傷性が低減されるだけでなく、濃暗色金
属酸化物の混合・併用によって、焼成時の熱が吸収され
易くなるので、高温で、かつ短時間にエミッターを十分
焼成できるため、他の構成部材に悪影響を及ぼさずに、
エミッターの耐スパッタリング性が向上し、長寿命化な
どが達成される。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、図1 (a), (b)を参照して
本発明の実施形態例を説明する。
本発明の実施形態例を説明する。
【0018】図1 (a)は冷陰極蛍光ランプの要部構成例
を縦断面的に、また、図1 (b)は冷陰極蛍光ランプの要
部構成例を横断面的にそれぞれ示したものである。
を縦断面的に、また、図1 (b)は冷陰極蛍光ランプの要
部構成例を横断面的にそれぞれ示したものである。
【0019】図1 (a), (b)において、5は内壁面に紫
外線による刺激で発光する蛍光体層6が設けられ、かつ
希ガスを封有する外径 3.0mm,内径 2.0mm,長さ 220mm
のガラス管、7,7′は前記ガラス管5の両端部にそれ
ぞれ封入された一対の冷陰極、8,8′は、前記冷陰極
7,7′に一端が電気的に接続し、かつガラス管5の両
端部に封止された導入線である。ここで、前記冷陰極
7,7′は、たとえば径0.7mm,長さ 3mmの W製の円柱
体7aと、前記円柱体7aの外周面に被着形成された電子放
射性物質(エミッター)および濃暗色金属酸化物の厚さ
4〜10μm 程度の混合系層7bとで構成されている。
外線による刺激で発光する蛍光体層6が設けられ、かつ
希ガスを封有する外径 3.0mm,内径 2.0mm,長さ 220mm
のガラス管、7,7′は前記ガラス管5の両端部にそれ
ぞれ封入された一対の冷陰極、8,8′は、前記冷陰極
7,7′に一端が電気的に接続し、かつガラス管5の両
端部に封止された導入線である。ここで、前記冷陰極
7,7′は、たとえば径0.7mm,長さ 3mmの W製の円柱
体7aと、前記円柱体7aの外周面に被着形成された電子放
射性物質(エミッター)および濃暗色金属酸化物の厚さ
4〜10μm 程度の混合系層7bとで構成されている。
【0020】すなわち、冷陰極7,7′は、 W,Mo,Ta
およびReから選ばれた少なくともいずれか1種の高融点
金属製の、径 0.4〜 1mm,長さ 2〜 4mmの円柱体を基体
とし、この円柱体基体の外周面に、たとえばBa,Ca,S
r, Y,Laの各化合物から選ばれた少なくとも1種を主
体とする電子放射性物質と、Ni2 O 2 ,Co3 O 4 , Ti
O,Fe3 O 4 ,Mn2 O 3 , MoO2 から選ばれた少なくと
も1種を主体とする濃暗色金属酸化物との混合焼成層を
設けたものである。ここで、電子放射性物質および濃暗
色金属酸化物の混合焼成層は、予め、微粉末スラリー状
に調製した混合物を前記円柱体基体の外周面に塗着形成
し、この塗着層に赤外線レーザーを照射して焼成するこ
とにより容易に形成できる。
およびReから選ばれた少なくともいずれか1種の高融点
金属製の、径 0.4〜 1mm,長さ 2〜 4mmの円柱体を基体
とし、この円柱体基体の外周面に、たとえばBa,Ca,S
r, Y,Laの各化合物から選ばれた少なくとも1種を主
体とする電子放射性物質と、Ni2 O 2 ,Co3 O 4 , Ti
O,Fe3 O 4 ,Mn2 O 3 , MoO2 から選ばれた少なくと
も1種を主体とする濃暗色金属酸化物との混合焼成層を
設けたものである。ここで、電子放射性物質および濃暗
色金属酸化物の混合焼成層は、予め、微粉末スラリー状
に調製した混合物を前記円柱体基体の外周面に塗着形成
し、この塗着層に赤外線レーザーを照射して焼成するこ
とにより容易に形成できる。
【0021】上記冷陰極蛍光ランプについて、常温状態
下、ランプ電流 4mAで点灯試験を行ったところ、陰極降
下電圧は 100 V r・ m・ s程度であり、発光効率も従来
の同等規格の冷陰極蛍光ランプに比べて約 5%程度向上
していた。一方、点灯中における冷陰極7,7′のスパ
ッタリングによる消耗も少ないので、従来の同等規格の
冷陰極蛍光ランプに比べて 1.5倍程度長寿命化してい
た。
下、ランプ電流 4mAで点灯試験を行ったところ、陰極降
下電圧は 100 V r・ m・ s程度であり、発光効率も従来
の同等規格の冷陰極蛍光ランプに比べて約 5%程度向上
していた。一方、点灯中における冷陰極7,7′のスパ
ッタリングによる消耗も少ないので、従来の同等規格の
冷陰極蛍光ランプに比べて 1.5倍程度長寿命化してい
た。
【0022】すなわち、この発明に係る冷陰極蛍光ラン
プは、電極基体が高融点金属製であるとともに、発光に
寄与する電子放射性物質(エミッター)が、レーザ光な
どの熱を吸収し易い濃暗色金属酸化物と併用(混合)さ
れているため、焼成温度を高く設定することが可能とな
る。換言すると、従来の電子放射性物質の焼成温度に比
べて、本発明に係る混合系の場合は、高い温度で焼成で
きるので、焼成不十分などの問題も解消され、点灯後ス
パッタリングが起こることも全面的に回避され、長寿命
化が図られるとが確認された。
プは、電極基体が高融点金属製であるとともに、発光に
寄与する電子放射性物質(エミッター)が、レーザ光な
どの熱を吸収し易い濃暗色金属酸化物と併用(混合)さ
れているため、焼成温度を高く設定することが可能とな
る。換言すると、従来の電子放射性物質の焼成温度に比
べて、本発明に係る混合系の場合は、高い温度で焼成で
きるので、焼成不十分などの問題も解消され、点灯後ス
パッタリングが起こることも全面的に回避され、長寿命
化が図られるとが確認された。
【0023】特に、上記例示のごとく、ガラス管径の細
い冷陰極蛍光ランプにおいて、上記長寿命化の向上・改
善は著しく、発光効率の向上などと相俟って、液晶表示
装置のバックライトなどに好適するものであった。
い冷陰極蛍光ランプにおいて、上記長寿命化の向上・改
善は著しく、発光効率の向上などと相俟って、液晶表示
装置のバックライトなどに好適するものであった。
【0024】本発明は上記実施例に限定されるものでな
く、発明の趣旨を逸脱しない範囲でいろいろの変形を採
ることができる。たとえば、ガラス管の外径、肉厚、長
さ、あるいは円柱体の外径、長さ、エミッターを含む混
合層の厚さや形成方法なども適宜選択できる。
く、発明の趣旨を逸脱しない範囲でいろいろの変形を採
ることができる。たとえば、ガラス管の外径、肉厚、長
さ、あるいは円柱体の外径、長さ、エミッターを含む混
合層の厚さや形成方法なども適宜選択できる。
【0025】
【発明の効果】上記したごとく、本発明に係る冷陰極蛍
光ランプは、冷陰極の基材を溶融変形など起こし難い高
融点金属で構成する一方、電極基材の外周面に電子放射
性物質が熱を吸収し易い濃暗色金属酸化物と混合系を成
して焼成・担持された構成を採っている。
光ランプは、冷陰極の基材を溶融変形など起こし難い高
融点金属で構成する一方、電極基材の外周面に電子放射
性物質が熱を吸収し易い濃暗色金属酸化物と混合系を成
して焼成・担持された構成を採っている。
【0026】すなわち、電子放射性物質は、点灯時にス
パッターリングを起こさない程度に、かつ電極基材の溶
融・変形などを回避しながら十分焼成されている。した
がって、点灯後における電子放射性物質のスパッタリン
グに対し、すぐれた耐久性を呈するため、長寿命の冷陰
極蛍光ランプが提供されることになる。そして、この冷
陰極蛍光ランプの提供は、液晶表示機器類の小形化や長
寿命化などに大きく寄与する。
パッターリングを起こさない程度に、かつ電極基材の溶
融・変形などを回避しながら十分焼成されている。した
がって、点灯後における電子放射性物質のスパッタリン
グに対し、すぐれた耐久性を呈するため、長寿命の冷陰
極蛍光ランプが提供されることになる。そして、この冷
陰極蛍光ランプの提供は、液晶表示機器類の小形化や長
寿命化などに大きく寄与する。
【図1】本発明に係る冷陰極蛍光ランプの要部構成例を
示すもので、 (a)は縦断面図、(b)は横断面図。
示すもので、 (a)は縦断面図、(b)は横断面図。
【図2】従来の冷陰極蛍光ランプの要部構成を示すもの
で、 (a)は縦断面図、 (b)は一部を拡大して示す縦断面
図、 (c)は拡大横断面図。
で、 (a)は縦断面図、 (b)は一部を拡大して示す縦断面
図、 (c)は拡大横断面図。
1,5……ガラス管 2,6……蛍光体層 3,3′,7,7′……冷陰極 4,4′,8,8′……導入線 7a……高融点金属性の円筒体(電極基体) 7b……電子放射性物質−濃暗色金属酸化物系の混合焼成
層
層
Claims (4)
- 【請求項1】 内壁面に蛍光体層が設けられ、かつ希ガ
スを封有するガラス管、および前記ガラス管の両端部に
それぞれ封装された一対の冷陰極を具備して成る冷陰極
蛍光ランプであって、 前記冷陰極は高融点金属製の円柱体と、この円柱体表面
に形成担持されたアルカリ土類金属もしくは希土類金属
の化合物から選ばれた少なくともいずれか1種を主体と
したエミッターおよび濃暗色金属酸化物の混合層とを有
することを特徴とする冷陰極蛍光ランプ。 - 【請求項2】 冷陰極の円柱体が、 W,Mo,TaおよびRe
から選ばれた少なくともいずれか1種の高融点金属で形
成されていることを特徴とする請求項1記載の冷陰極蛍
光ランプ。 - 【請求項3】 エミッターの主体が、Ba,Ca,Sr, Yお
よびLaの各化合物から選ばれた少なくとも1種であるこ
とを特徴とする請求項1もしくは請求項2記載の冷陰極
蛍光ランプ。 - 【請求項4】 濃暗色金属酸化物が、Ni2 O 2 ,Co3 O
4 , TiO,Fe3 O 4,Mn2 O 3 および MoO2 から選ばれ
た少なくとも1種であることを特徴とする請求項1ない
し請求項3いずれか一記載の冷陰極蛍光ランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17153097A JPH1125905A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 冷陰極蛍光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17153097A JPH1125905A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 冷陰極蛍光ランプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1125905A true JPH1125905A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=15924841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17153097A Withdrawn JPH1125905A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 冷陰極蛍光ランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1125905A (ja) |
-
1997
- 1997-06-27 JP JP17153097A patent/JPH1125905A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |