JPH11259206A - 赤外線検出式入力装置 - Google Patents

赤外線検出式入力装置

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JPH11259206A
JPH11259206A JP5679398A JP5679398A JPH11259206A JP H11259206 A JPH11259206 A JP H11259206A JP 5679398 A JP5679398 A JP 5679398A JP 5679398 A JP5679398 A JP 5679398A JP H11259206 A JPH11259206 A JP H11259206A
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JP
Japan
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infrared
infrared detection
human body
input device
signal
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Withdrawn
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JP5679398A
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English (en)
Inventor
Yasuhide Iwamoto
康秀 岩本
Atsuo Iida
安津夫 飯田
Nobuyasu Yamaguchi
伸康 山口
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 赤外線検出式入力装置に関し、人のジェスチ
ャーにより電子機器へ所望の指令を入力することを課題
とする。 【解決手段】 人体から放射される赤外線を検出可能な
少なくとも1つの赤外線検出素子と、人体から放射され
る赤外線を赤外線検出素子に集光する集光器と、赤外線
検出素子から出力される信号に対して所定周波数以上の
信号のみを通過させるフィルター部と、フィルター部か
らの信号に基づいて人体の動きの方向を判断する判断部
とを備え、赤外線検出素子から所定距離だけ離れた位置
に矩形又はその変形形状の赤外線検出領域を形成し、フ
ィルター部は人体が前記検出領域をその短辺方向に所定
速度以上の速度で横切ったときに赤外線検出素子の出力
信号を判断部へ通過させる周波数特性を備えたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人体から放射さ
れる赤外線を利用して、人体の通常の動作よりも早い特
定の動きを検出することにより、電子機器へ所望の指令
を入力する赤外線検出式入力装置に関し、例えば電子機
器の表示部によるプレゼンテーション時のスライドのペ
ージ送りやページ戻しの指令を、手の上げ下げ動作等で
行うための入力インタフェースとして利用される。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置としては、人体から
放射される赤外線を複数の赤外線検出素子で検出し、人
体の通過の有無を検知するものが知られている(例え
ば、特開昭52−155100号公報参照)。また、人
体の動きを視野制限体を設けた複数のセンサで検知し、
それらの出力信号の時間的ずれによってテレビを制御す
るようにしたリモコン装置が知られている(例えば、特
開平7−38971号公報参照)。さらに、アレイ状に
配列した赤外線検出素子群を光学系と共に回転機構によ
って回転させ、2次元熱画像を検出するようにしたもの
も知られている(例えば、特開平8−6204号参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来の装置は、人体の特定の部位の特定方向の早い動
きと人体の通常のゆっくりした動きと区別して検出する
機能を有していない。この発明はこのような事情を考慮
してなされたもので、人体のゆっくりした動きは検出せ
ず、特定部位の特定方向の早い動きのみを認識すること
が可能な赤外線検出式入力装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、人体から放
射される赤外線を検出可能な少なくとも1つの赤外線検
出素子と、人体から放射される赤外線を赤外線検出素子
に集光する集光器と、赤外線検出素子から出力される信
号に対して所定周波数以上の信号のみを通過させるフィ
ルター部と、フィルター部からの信号に基づいて人体の
動きの方向を判断する判断部とを備え、赤外線検出素子
から所定距離だけ離れた位置に矩形又はその変形形状の
赤外線検出領域を形成し、フィルター部は人体が前記検
出領域をその短辺方向に所定速度以上の速度で横切った
ときに赤外線検出素子の出力信号を判断部へ通過させる
周波数特性を備えたことを特徴とする赤外線検出式入力
装置を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明における赤外線検出素子
は、人体(又はその一部)が赤外線検出領域を横切ると
き、人体が赤外線検出領域へ入るときと出るときの赤外
線の時間的強度変化を検出し、それに対応する交流信
号、つまり赤外線検出領域に入るときに半サイクル,出
るときにその逆極性の半サイクルの信号を出力する。従
って、赤外線検出素子の出力信号の周波数は、人体(又
はその一部)が赤外線検出領域を横切る時間に対応す
る。なお、赤外線検出素子の出力が赤外線の時間的強度
変化を示さない場合には、赤外線素子の後段に例えば微
分回路を挿入することが好ましい。
【0006】これに対して、フィルター部は赤外線検出
素子から出力される信号に対して所定周波数以上の信号
のみを通過させる。そこで、その所定周波数を手が赤外
線検出領域を短辺方向に横切る時間に対応して設定する
ことにより、フィルター部は、そのような周波数の高い
検出信号のみを通過させ、それより周波数の低い動作、
つまり手の長辺方向への移動動作や人体全体のゆっくり
した移動動作についての検出信号をカットする。
【0007】判断部は、フィルター部の出力信号に基づ
いて、人体(又はその一部)の通常の動作よりも速く、
かつ特定方向(赤外線検出領域の短辺方向)を有する動
作のみを認識し、それに対応する指令信号を例えば電子
機器に入力する。
【0008】なお、上記フィルター部には公知の有限イ
ンパルス応答(FIR)システム又は無限インパルス応
答(IIR)システムのディジタルフィルターを用いる
ことが可能で、これは判断部と共にマイクロコンピュー
タで構成することができる。
【0009】この発明における赤外線検出素子には、熱
型又は量子型の赤外線検出素子を用いることができる。
とくに、熱型赤外線検出素子の一種である焦電センサ
は、常温で作動し感度の波長依存性が無い点で好まし
い。
【0010】焦光器にはレンズや反射鏡を用いることが
できるが、赤外線の吸収損失が少ない点から反射鏡を用
いることが好ましい。反射鏡には球面鏡,放射面鏡,だ
円面鏡又は双曲面鏡などのいずれを用いてもよい。製作
が容易で安価な点では、球面鏡を用いることが好まし
い。
【0011】この発明の赤外線検出領域の形状とサイズ
は、赤外線検出素子の受光面の形状寸法と、焦光器の焦
点距離と、赤外線検出素子から検出領域までの距離など
によって決定される。なお、矩形又はその変形形状と
は、長方形やだ円形のように縦横の長さが異なる形状を
意味する。
【0012】赤外線検出素子が2つの赤外線検出素子か
らなり、2つの矩形又はその変形形状の赤外線検出領域
が形成されるとき、その2つの赤外線検出領域が互いに
平行であってもよい。これによって、人体(又はその一
部)の特定方向の往復動作が往と復に分けて識別され
る。
【0013】また、赤外線検出素子が2つの赤外線検出
素子からなり、2つの矩形又はその変形形状の赤外線検
出領域が形成されるとき、その2つの赤外線検出領域が
互いに直交してもよい。これによって人体の動作につい
て2種類の動作が識別される。例えば、手を上下に振っ
た場合と左右に振った場合がそれぞれ識別される。
【0014】さらに、赤外線検出素子が4つの赤外線検
出素子からなり、4つの矩形又はその変形形状の赤外線
検出領域が形成され、その内の2つの赤外線検出領域は
互いに平行であり、他の2つの赤外線検出領域は互いに
平行で前記2つの赤外線領域に直交してもよい。これに
より、例えば上下左右方向の4種類の動作が識別でき
る。
【0015】人が手を振る動作を検出する場合、その振
り幅が通常300mm程度であるので、赤外線検出領域
のサイズは、赤外線検出素子から所定距離だけ離れた位
置で長さが400mm以上、幅が100mm以下である
ことが好ましい。測距センサをさらに備え、判断部は測
距センサからの信号とフィルター部からの信号とに基づ
いて人体の動きを判断してもよい。
【0016】以上の構成によると、人体から放射される
赤外線を用いて、特定の部位の特定方向の早い動きのみ
を検出することができ、電子機器の位置に対して人体が
拘束されない状態でジェスチャー入力が可能となる。
【0017】
【実施例】以下図面に示す実施例に基づいてこの発明を
さらに詳述する。なお、各図面において同じ構成要素に
は同じ参照符号を付している。まず、この発明の第1実
施例について説明する。図1は第1実施例の赤外線検出
式入力装置を示すブロック図である。人体1から放射さ
れる赤外線2を反射ミラー3で集光し、赤外線検出素子
4で検出する。赤外線検出素子4にはタンタル酸リチウ
ムの単結晶からなる焦電センサを用いている。
【0018】赤外線検出素子4の出力信号をアンプ5で
増幅した後、フィルター部6および判断部7で順に信号
処理を行い、判断部7はその判断結果に基づいて表示部
9に所定の指令信号を入力する。フィルター部6にはI
IRシステムによるディジタルフィルターを使用し、1
0Hz以上の信号を通過させるようにしている。
【0019】そして、図2に示す様な長辺長さがaで、
短辺の長さがb(a>b)の長方形状の赤外線検出領域
8を形成するために、図3に示すように赤外線検出素子
4を反射ミラー3の焦点又はその近傍に配置する。
【0020】この例では、反射ミラー3に焦点距離が1
0cmの球面ミラーを使用し、赤外線検出素子4には4
mm×1mmの長方形の受光面を有するものを使用す
る。これによって、反射ミラー3の前方で赤外線検出素
子4から10mの位置に図2に示すようなa=400m
m,b=100mmの赤外線検出領域8が形成される。
また、ミラー3の代わりにレンズを用いて同等の赤外線
検出領域を形成してもよい。
【0021】図4に示すように人体1に対して赤外線検
出領域8が設定されるとき、赤外線検出領域8に対して
手を垂直つまり短辺方向に下げた場合のアンプ5とフィ
ルター部6の出力V1,S1の波形をそれぞれ図5に示
す。
【0022】手が赤外線検出領域8を短辺方向に通過す
ると信号V1が出力され、その波長Wは赤外線検出領域
8の短辺の長さbに比例し手の速度に反比例する。例え
ば、手の速度が2m/secの時にはW=0.1sec
(10Hz)となる。一方、この手が長辺方向の通過し
た場合にはW=0.4sec(2.5Hz)となる。
【0023】従って、手が短辺方向に通過したときに
は、信号V1はフィルター部6を通過し、信号S1とし
て判断部7に入力される。判断部7は信号S1の振幅と
周期から手の動きが垂直であると判断し、表示部9に指
令信号を入力する。
【0024】図6に手を斜めに動かした場合の出力V
1,S1の波形を示す。赤外線検出領域8に対して斜め
に手を動かすため、通過にさらに時間を要し、出力V1
の波長W1がWよりも長くなると共に振幅A1がAより
も小さくなる。出力V1は周波数が10Hzよりも小さ
くなり、フィルター部6を通過できない。従って、判断
部7は信号S1の波長と振幅から手の動きが垂直方向で
ないと判断し、表示部9に指令信号を入力しない。
【0025】図7に手を横に動かした場合の出力V1,
S1の波形の例を示す。赤外線検出領域8の長辺方向に
対して平行に手を動かすため、手が赤外線検出領域8を
完全に通過することができない。従って、振幅A2が小
さく波長W2が長くなりその周波数が10Hzより十分
に小さくなるためフィルター部6で除去され、判断部7
は手の動きを検出することができない。また、手が長辺
方向に通過できたとしても、出力V1は前述のように周
波数が2.5Hz程度になりフィルター部6を通過でき
ない。
【0026】人体1がゆっくり動いた場合の出力波形も
図7と同様の波形となる。従って、フィルター部6で除
去されるため判断部7によって検出されない。このよう
にして、手の垂直方向の2m/sec以上の動きのみが
検出される。
【0027】この手の上げ下げを判断部7で判別し、表
示部9でプレゼンテーションソフトと連動せることによ
り、例えばプレゼンテーション時に、手を上又は下に動
かした時にスライドのページ送りを行うように構成する
ことができる。
【0028】次に、この発明の第2実施例について説明
する。図8は第2実施例の赤外線検出式入力装置を示す
ブロック図である。人体1から放射される赤外線2を反
射ミラー3で集光し、平行に配列した赤外線検出素子
4,4aで検出する。
【0029】赤外線検出素子4,4aの出力信号をアン
プ5,5aでそれぞれ増幅した後、フィルター部6,6
aおよび判断部7で順に信号処理を行い、判断部7はそ
の判断結果を表示部9に入力する。なお、赤外線検出素
子4a,アンプ5a,フィルター6aは、それぞれ赤外
線検出素子6,アンプ5,フィルタ6と同等のものを用
いている。
【0030】図9に示す様な互いに平行な2つの長方形
赤外線検出領域8,8aを間隔cだけ離して形成するた
めに、図10に示すように赤外線検出素子4,4aを反
射ミラー3の焦点又はその近傍に検出面が互いに平行に
なるように配置する。ここでは、a=400mm,b=
100mm,c=100mmとしている。
【0031】そして、図11に示すように人体1に対し
て赤外線検出領域8,8aが設定されるとき、赤外線検
出領域8,8aに対して手を垂直に下げた場合のフィル
ター部6,6aの出力S1,S2の波形を図12に示
す。
【0032】手が赤外線検出領域8,8aを順番に通過
するので、出力信号S1,S2もその順番で出力され
る。手を上げた場合には順番が逆になる。従って、判断
部7はS1,S2信号の出力の順番によって、手が上へ
動いたか、下へ動いたかを判別できる。
【0033】また、手が斜めに動いた場合や人体1がゆ
っくり動いた場合に赤外線検出4,4aから出力される
信号は、第1実施例と同様にフィルター部6,6aや判
断部7により除去又は無視される。
【0034】このようにして、手の特定方向すなわち、
上と下方向の動きそれぞれを区別して検出することがで
きる。この手の上げ動作と下げ動作とを判断部7で判別
し、表示部9でプレゼンテーションソフトと連動せるこ
とにより、例えばプレゼンテーション時に、手を上げた
時にスライドのページ送りを行い、手を上げた時にスラ
イドのページ戻しを行うように構成することができる。
【0035】なお、第1および第2実施例における赤外
線検出領域のサイズを決定するために、人間が意識して
手を上下に動かす動作を分析した結果、以下の結果が得
られた。先ず、水平方向に手を動かす範囲は400mm
程度であることが分かった。このため、赤外線検出領域
8,8aの長さa(図2,図9)を400mm以上とす
ることにより、手は赤外線検出領域8,8aに対して長
手方向に横切ることができない。
【0036】また、人間が意識して手を上下に動かす場
合、上下方向の手の振り幅は300mm程度である。こ
のため、赤外線検出領域の幅bを100mm以下、赤外
線検出領域の間隔cを200mm以下と設定することに
より、手は上又は下方向の一回の動作で2つの赤外線検
出領域8,8aを連続的に通過することができ、手の動
きの方向判別が確実に行える。
【0037】次に、この発明の第3実施例について説明
する。この実施例は第2実施例の変形であり、赤外線検
出素子4,4aとミラー3とによって形成される赤外線
検出領域8,8aが図13に示すように互いに直交する
点以外は第2実施例と同等である。
【0038】図13に示すような互いに直交する2つの
長方形の赤外線検出領域8,8aを形成するために、図
14に示すように赤外線検出素子4,4aを反射ミラー
3の焦点またはその近傍に検出面が互いに直交するよう
に配置する。
【0039】そして、図15に示すように人体1に対し
て赤外線検出領域8,8aが設定されるとき、手を垂直
方向に移動させると手は赤外線検出領域8を横切るので
第1実施例と同様にフィルター部6は図5に示す波形の
信号S1を出力する。また、このとき手を水平方向に移
動させると手は赤外線検出領域8aを横切るのでフィル
ター部6aの出力信号S2も図5に示す信号S1と同等
の波形が得られる。
【0040】従って、判断部7は信号S1,S2によっ
て手が垂直方向に動いたか、水平方向に動いたかの両方
を判別できる。なお、手がそれ以外の方向に動いた場合
又は人体1が動いた場合には、信号1、2は第1および
第2実施例と同様に判断部7に無視される。
【0041】次に、この発明の第4実施例について説明
する。図16は第1実施例の赤外線検出式入力装置を示
すブロック図である。人体から放射される赤外線2を反
射ミラー3で集光し赤外線検出素子4,4aで検出す
る。同時に赤外線2を反射ミラー3aで集光し赤外線検
出素子4b,4cで検出する。赤外線検出素子4,4
a,4b,4cの出力信号をそれぞれアンプ5,5a,
5b,4cで増幅した後、フィルター部6,6a,6
b,6cで処理し、さらに判断部7で処理し、判断部7
の判断結果を表示部9に入力する。
【0042】なお、反射ミラー3,3aは互いに同等の
ものであり、アンプ5,5a,5b,5cも互いに同等
のものであり、フィルター部6,6a,6b,6cも互
いに同等のものである。
【0043】そして、図17に示すような2つの平行な
水平方向の赤外線検出領域8,8aと2つの平行な垂直
方向の赤外線検出領域8b,8cを形成する。なお、赤
外線検出領域のサイズおよび間隔は第2実施例と同等で
ある。
【0044】このために図18に示すように、赤外線検
出素子4,4aを反射ミラー3の焦点又はその近傍に検
出面が平行で水平になるように設置し、赤外線検出素子
4b,4cを反射ミラー3aの焦点又はその近傍に検出
面が平行で垂直になるように設置する。
【0045】そして、図19に示すように人体1に対し
て赤外線検出領域8,8a,8b,8cが設定されると
き、手を垂直に動かした場合、手が赤外線検出領域8,
8aを横切るので、その横切る順序により第2実施例と
同様にして手が上へ動いたか、下へ動いたかを判別でき
る。また、手を水平に動かした場合、手が赤外線検出領
域8b,8cを横切るので、その横切る順序により、同
様にして手が右へ動いたか左へ動いたかを判別できる。
【0046】次に、この発明の第5実施例について説明
する。この実施例は第2実施例の変形であり、図8の判
断部7を判断部7aと置換したものであり、その他の構
成は第2実施例と同等である。ここで、判断部7aは、
人体1の位置を認識するための測距センサ(例えば超音
波を利用したもの)10と表示灯11を備える。
【0047】図21に示すように赤外線検出領域8,8
aと測距センサ10の赤外線検出領域12が設定され
る。人体1が赤外線検出領域12に存在するとき、判断
部7aはそれを測距センサ10によって認識して表示灯
11を点灯させ、その旨を人体1に報知する。
【0048】人体1はその報知を目視で確認したのち第
2実施例と同様に手を動かすことにより、その動きがさ
らに精度よく赤外線検出素子4,4aによって検出され
る。なお、図21のように人体1を赤外線検出領域8,
8aから外すことにより手と背景温度の差が大きくな
り、赤外線検出素子4,4aのS/N比も向上する。ま
た、この判断部7aは、第1,第3および第4実施例の
判断部7と置換して用いることもできる。
【0049】
【発明の効果】この発明によれば、人体の特定の部位の
特定方向の動きを人体そのものの動きから区別して検出
することができるため、人体を拘束することなく手の振
りで入力可能な入力装置が実現でき、マンマシンインタ
フェースの向上に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】第1実施例の赤外線検出領域を示す説明図であ
る。
【図3】第1実施例の反射ミラーの正面図である。
【図4】第1実施例の人体と赤外線検出領域の配置説明
図である。
【図5】第1実施例の要部の波形図である。
【図6】第1実施例の要部の波形図である。
【図7】第1実施例の要部の波形図である。
【図8】第2実施例を示すブロック図である。
【図9】第2実施例の赤外線検出領域を示す説明図であ
る。
【図10】第2実施例の反射ミラーを示す正面図であ
る。
【図11】第2実施例の人体と赤外線検出領域の配置説
明図である。
【図12】第2実施例の要部の波形図である。
【図13】第3実施例の赤外線検出領域を示す説明図で
ある。
【図14】第3実施例の反射ミラーを示す正面図であ
る。
【図15】第3実施例の人体と赤外線検出領域の配置説
明図である。
【図16】第4実施例を示すブロック図である。
【図17】第4実施例の赤外線検出領域を示す説明図で
ある。
【図18】第4実施例の反射ミラーを示す正面図であ
る。
【図19】第4実施例の人体と赤外線検出領域の配置説
明図である。
【図20】第5実施例を示すブロック図である。
【図21】第5実施例の人体と赤外線検出領域の配置説
明図である。
【符号の説明】
1 人体 2 赤外線 3 反射ミラー 4 赤外線検出素子 5 アンプ 6 フィルター部 7 判断部 9 表示部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体から放射される赤外線を検出可能な
    少なくとも1つの赤外線検出素子と、人体から放射され
    る赤外線を赤外線検出素子に集光する集光器と、赤外線
    検出素子から出力される信号に対して所定周波数以上の
    信号のみを通過させるフィルター部と、フィルター部か
    らの信号に基づいて人体の動きの方向を判断する判断部
    とを備え、赤外線検出素子から所定距離だけ離れた位置
    に矩形又はその変形形状の赤外線検出領域を形成し、フ
    ィルター部は人体が前記検出領域をその短辺方向に所定
    速度以上の速度で横切ったときに赤外線検出素子の出力
    信号を判断部へ通過させる周波数特性を備えたことを特
    徴とする赤外線検出式入力装置。
  2. 【請求項2】 赤外線検出素子は、受光面が矩形又はそ
    の変形形状の焦電センサからなる請求項1記載の赤外線
    検出式入力装置。
  3. 【請求項3】 集光器が凹面鏡からなり赤外線検出素子
    が凹面鏡の焦点又はその近傍に設けられてなる請求項1
    記載の赤外線検出式入力装置。
  4. 【請求項4】 赤外線検出素子が2つの赤外線検出素子
    からなり、それら2つの赤外線検出領域が互いに平行又
    は直交する請求項1記載の赤外線検出式入力装置。
  5. 【請求項5】 赤外線検出素子が4つの赤外線検出素子
    からなり、その内の2つの赤外線検出素子に対する赤外
    線検出領域は互いに平行であり、他の2つの赤外線検出
    素子に対する赤外線検出領域は互いに平行で前記2つの
    赤外線検出領域に直交する請求項1記載の赤外線検出式
    入力装置。
  6. 【請求項6】 赤外線検出領域が矩形状であり、その長
    辺が400mm以上、その短辺が100mm以下である
    請求項1、4、又は5のいずれかに記載の赤外線検出式
    入力装置。
  7. 【請求項7】 測距センサをさらに備え、判断部は測距
    センサからの信号とフィルター部からの信号とに基づい
    て人体の動きを判断する請求項1記載の赤外線検出式入
    力装置。
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Cited By (11)

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