JPH11259618A - カード型情報処理媒体 - Google Patents

カード型情報処理媒体

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JPH11259618A
JPH11259618A JP10062445A JP6244598A JPH11259618A JP H11259618 A JPH11259618 A JP H11259618A JP 10062445 A JP10062445 A JP 10062445A JP 6244598 A JP6244598 A JP 6244598A JP H11259618 A JPH11259618 A JP H11259618A
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card
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information processing
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JP10062445A
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Inventor
Atsushi Fujimori
敦 藤森
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、不要となった場合の適切な廃棄処
分を極めて簡略に実行できるカード型情報処理媒体を提
供する。 【解決手段】 カード形の基材2と、この基材2の内部
に組み込んだ外部の電子機器との間で情報の送受信を非
接触で行う送受信用アンテナ3、この送受信用アンテナ
3にて送受信する情報の読み出し及び記憶を行う制御モ
ジュール6及びこの制御モジュール6に導体9にて接続
したバックアップ電池8と、前記基材2の表面における
前記送受信用アンテナ3の少なくとも一部に対応する位
置及び前記制御モジュール6とバックアップ電池8とを
接続する導体9に対応する位置に各々付した廃棄処分用
のマーキング21、22とを有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード型情報処理
媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、JIS B 9560及び956
1に定められているクレジットカード等のように、塩化
ビニール等で作られた基材上に磁気ストライプを備え
た、いわゆる磁気カードが一般的に使用されている。
【0003】この磁気カードの磁気ストライプ部分に、
磁気ヘッドを接触させて磁束密度の大小を検出すること
により、磁気カードの磁気ストライプに記録されている
磁気情報を読み取ることができる。
【0004】このような磁気カードは非常に広く利用さ
れており、磁気カードの情報を読み取る磁気カードリー
ダも大変普及している。
【0005】しかし、磁気カードは磁気ストライプに書
き込まれた情報を比較的容易に読み取ることができるた
め、セキュリティ性の点で万全ではない。
【0006】一方、近年無線技術と高密度実装技術を用
いて、上述したクレジットカード等と同一の基材内に、
ICチップとアンテナを埋め込み、無線により外部機器
(カードリーダ)からICチップ内の記録内容を読み書
き可能とした非接触式ICカードが実用化されている。
【0007】この非接触式ICカードは、磁気カードに
比べてセキュリティ性が飛躍的に向上しており、今後、
従来磁気カードを使用していた分野での活用が期待され
ている。
【0008】上述したような磁気カードによる情報処理
システムを既に運用している分野、ユーザでは、従来の
アプリケーションはそのまま磁気カードを用いて、ま
た、新しいアプリケーションは非接触式ICカードを用
いる情報処理システムでというように両者を併存させて
いる。
【0009】あるいは、従来磁気カードで行っていたア
プリケーションを、非接触式ICカードを用いたアプリ
ケーションに段階的に切り替えていく場合もある。
【0010】例えば、カードを用いた入退室管理システ
ムで、既に磁気カードを用いて運用を行っているとす
る。ここで、あるゲートだけはセキュリティ性を重要視
するために、非接触式ICカードのカードリーダを導入
し、更に他の部分(磁気カードリーダ)も段階的に非接
触式カードリーダに切り替えていくことが考えられる。
【0011】このとき、同時に磁気カードと非接触式I
Cカードの両方を所持することが余儀なくされる訳であ
るが、非接触式ICカードは磁気カードと同じ形状・材
質を持っているために、非接触式ICカードの表面に磁
気ストライプを取り付けることにより、「磁気カード併
用の非接触式ICカード」が実現できる。この「磁気カ
ード併用の非接触式ICカード」により、従来磁気カー
ドを用いたアプリケーションにおいても段階的に非接触
式ICカードの導入に移行することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】とひろで、磁気カード
の使用を強制的に中止し、無効にする場合、磁気ストラ
イプ部分にパンチ(穿孔器)で穴を開けて磁気情報の読
み取りを不可能にする方法が採られている。
【0013】ところがカード基材内に電子部品やアンテ
ナをもつ非接触式ICカードでは、磁気ストライプ部分
に穴を開けたとしても、非接触式ICカードの機能が残
されている場合は、依然として従前と同様に使用するこ
とが可能である。
【0014】従って、不正使用を未然に防ぐために磁気
ストライプ部分にパンチで穴を開けた後廃棄しても、非
接触式ICカードとして不正使用される危険性が残る。
【0015】また、磁気カードは、PVC(ポリ塩化ビ
ニル)製のカード基材で形成されていることから、磁気
カードを携帯する際に、カード基材にパンチ(穿孔器)
で穴を開け、その穴に紐等を通す等した上で、首から吊
り下げたり、衣服に固定する等してこの磁気カードの遺
失を防止することも行われている。
【0016】しかし、カード基材内に電子部品やアンテ
ナを搭載した非接触式ICカードの場合には、吊り下げ
等の便宜のためにこれらの電子部品やアンテナ部分に穴
を開けてしまう事態が生じ、非接触式ICカードとして
の機能が損なわれ、使用不能になってしまうという課題
がある。
【0017】そこで、本発明は、不要となった場合の適
切な廃棄処分を極めて簡略に実行できるカード型情報処
理媒体を提供することを目的とするものである。
【0018】また、本発明は、何等本来の機能を損なう
ことなく吊り下げ等携帯の便宜を図ることができるカー
ド型情報処理媒体を提供することを目的とするものであ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るカード型情報処理媒体は、カード形の基材と、この基
材内部に組み込んだ外部の電子機器との間で情報の送受
信を非接触で行う送受信手段及びこの送受信手段にて送
受信する情報の読み出し及び記憶を行う情報処理手段
と、前記基材の表面又は裏面における前記送受信手段の
少なくとも一部に対応する位置に付した廃棄処分用の穴
明け指標とを有することを特徴とするものである。
【0020】この発明によれば、非接触で外部の電子機
器との間で情報の送受信を行うカード型情報処理媒体に
おいて、前記基材の表面又は裏面における前記送受信手
段の少なくとも一部に対応する位置に廃棄処分用の穴明
け指標を付したものであるから、このカード型情報処理
媒体が不要となった場合において、前記基材の表面又は
裏面における前記送受信手段の少なくとも一部に対応す
る位置に付した廃棄処分用の穴明け指標に対して、例え
ばパンチ等で穴開け処理を行い、前記送受信手段の一部
を切断するという簡略かつ適切な廃棄処分を実行でき
る。
【0021】請求項2記載の発明に係るカード型情報処
理媒体は、カード形の基材と、この基材内部に組み込ん
だ外部の電子機器との間で情報の送受信を非接触で行う
送受信手段、この送受信手段にて送受信する情報の読み
出し及び記憶を行う情報処理手段及びこの情報処理手段
に導体にて接続した情報バックアップ手段と、前記基材
の表面又は裏面における前記情報処理手段と情報バック
アップ手段を接続する導体に対応する位置に付した廃棄
処分用の穴明け指標とを有することを特徴とするもので
ある。
【0022】この発明によれば、非接触で外部の電子機
器との間で情報の送受信を行うカード型情報処理媒体に
おいて、前記情報処理手段と情報バックアップ手段を接
続する導体に対応する位置に廃棄処分用の穴明け指標を
付したものであるから、このカード型情報処理媒体が不
要となった場合において、前記穴明け指標に対してパン
チ等で穴開け処理を行い前記導体を切断することで、前
記情報処理手段、情報バックアップ手段を損なうことな
く簡略かつ適切な廃棄処分を実行できる。
【0023】請求項3記載の発明に係るカード型情報処
理媒体は、カード形の基材と、この基材内部に組み込ん
だ外部の電子機器との間で情報の送受信を非接触で行う
送受信手段、この送受信手段にて送受信する情報の読み
出し及び記憶を行う情報処理手段及びこの情報処理手段
に導体にて接続した情報バックアップ手段と、前記基材
の表面又は裏面における前記送受信手段の少なくとも一
部に対応する位置及び前記情報処理手段と情報バックア
ップ手段を接続する導体に対応する位置に各々付した廃
棄処分用の穴明け指標とを有することを特徴とするもの
である。
【0024】この発明によれば、請求項1及び2記載の
発明の構成を組み合わせたものであるから、前記いずれ
かの穴明け指標に対してパンチ等で穴開け処理を行うこ
とで前記送受信手段の一部の切断又は前記情報処理手
段、情報バックアップ手段を損なうことのない前記導体
を切断のいずれかを行い、このカード型情報処理媒体の
機能を停止させることができ、簡略かつ適切な廃棄処分
を実行できる。
【0025】請求項4記載の発明に係るカード型情報処
理媒体は、カード形の基材と、この基材内部に組み込ん
だ外部の電子機器との間で情報の送受信を非接触で行う
送受信手段、この送受信手段にて送受信する情報の読み
出し及び記憶を行う情報処理手段及びこの情報処理手段
に導体にて接続した情報バックアップ手段と、前記基材
の表面又は裏面における前記送受信手段の少なくとも一
部に対応する位置及び前記情報処理手段と情報バックア
ップ手段を接続する導体に対応する位置に各々付した廃
棄処分用の穴明け指標と、前記基材の表面又は裏面にお
いて、前記送受信手段、情報処理手段、導体及び情報バ
ックアップ手段のいずれもが存在しない位置に対応する
位置に付した吊り下げ用の穴明け指標とを有することを
特徴とするものである。
【0026】この発明によれば、請求項3記載の発明の
構成に加えて、前記基材の表面又は裏面において、前記
送受信手段、情報処理手段、導体及び情報バックアップ
手段のいずれもが存在しない位置に対応する位置に吊り
下げ用の穴明け指標を付したものであるから、請求項3
記載の発明と同様な作用を発揮することに加えて、吊り
下げ用の穴明け指標にパンチ等で穴開け処理を行うこと
で、この穴開け部分に紐等を通して吊り下げ等携帯の便
宜を図れる。
【0027】請求項5記載の発明に係るカード型情報処
理媒体は、カード形の基材と、この基材内部に組み込ん
だ外部の電子機器との間で情報の送受信を非接触で行う
送受信用アンテナ、この送受信用アンテナにて送受信す
る情報の読み出し及び記憶を行う制御モジュール及びこ
の制御モジュールに導体にて接続したバックアップ電池
と、前記基材の表面における前記送受信用アンテナの少
なくとも一部に対応する位置及び前記制御モジュールと
バックアップ電池とを接続する導体に対応する位置に各
々付した廃棄処分用の穴明け指標とを有することを特徴
とするものである。
【0028】この発明によれば、請求項3記載の発明の
場合と同様にして、前記いずれかの穴明け指標に対して
パンチ等で穴開け処理を行うことで、前記送受信用アン
テナの一部の切断又は前記制御モジュール、バックアッ
プ電池を損なうことのない前記導体を切断のいずれかを
行い、このカード型情報処理媒体の機能を停止させるこ
とができ、簡略かつ適切な廃棄処分を実行できる。
【0029】請求項6記載の発明に係るカード型情報処
理媒体は、カード形の基材と、この基材内部に組み込ん
だ外部の電子機器との間で情報の送受信を非接触で行う
送受信用アンテナ、この送受信用アンテナにて送受信す
る情報の読み出し及び記憶を行う制御モジュール及びこ
の制御モジュールに導体にて接続したバックアップ電池
と、前記基材の表面における前記送受信用アンテナの少
なくとも一部に対応する位置及び前記制御モジュールと
バックアップ電池とを接続する導体に対応する位置に各
々付した廃棄処分用の穴明け指標と、前記基材の表面又
は裏面において、前記送受信用アンテナ、制御モジュー
ル、導体及びバックアップ電池のいずれもが存在しない
位置に対応する位置に付した吊り下げ用の穴明け指標と
を有することを特徴とするものである。
【0030】この発明によれば、請求項5記載の発明の
構成に加えて、前記基材の表面又は裏面において、前記
送受信用アンテナ、制御モジュール、導体及びバックア
ップ電池のいずれもが存在しない位置に対応する位置
に、吊り下げ用の穴明け指標を付したものであるから、
請求項5記載の発明と同様な作用を発揮することに加え
て、吊り下げ用の穴明け指標にパンチ等で穴開け処理を
行うことで、この穴開け部分に紐等を通して吊り下げ等
携帯の便宜を図れる。
【0031】請求項7記載の発明に係るカード型情報処
理媒体は、カード形の基材と、この基材内部に組み込ん
だ外部の電子機器との間で情報の送受信を非接触で行う
送受信手段及びこの送受信手段にて送受信する情報の読
み出し及び記憶を行う情報処理手段と、前記基材の表面
又は裏面に帯状に付した接触式で外部の電子機器に伝達
する情報を記録した磁気情報記憶部と、前記基材の表面
又は裏面における前記送受信手段の少なくとも一部に対
応するとともに前記磁気情報記憶部の少なくとも一部に
対応する位置に付した廃棄処分用の穴明け指標とを有す
ることを特徴とするものである。
【0032】この発明によれば、前記基材の表面又は裏
面における前記送受信手段の少なくとも一部に対応する
とともに前記磁気情報記憶部の少なくとも一部に対応す
る位置に廃棄処分用の穴明け指標を付したものであるか
ら、この穴明け指標に対してパンチ等で穴開け処理を行
うことで、このカード型情報処理媒体における情報の送
受信を非接触で行う機能の停止と、前記磁気情報記憶部
に切断による接触式での情報伝達機能の停止とを一挙に
行うことができる。
【0033】請求項8記載の発明に係るカード型情報処
理媒体は、カード形の基材と、この基材内部に組み込ん
だ外部の電子機器との間で情報の送受信を非接触で行う
送受信手段、この送受信手段にて送受信する情報の読み
出し及び記憶を行う情報処理手段及びこの情報処理手段
に導体にて接続した情報バックアップ手段と、前記基材
の表面又は裏面に帯状に付した接触式で外部の電子機器
に伝達する情報を記録した磁気情報記憶部と、前記基材
の表面又は裏面における前記送受信手段の少なくとも一
部に対応するとともに前記磁気情報記憶部の少なくとも
一部に対応する位置と、前記情報処理手段と情報バック
アップ手段を接続する導体に対応する位置とに各々付し
た廃棄処分用の穴明け指標と、前記基材の表面又は裏面
において前記磁気情報記憶部、送受信手段、情報処理手
段、導体及び情報バックアップ手段のいずれもが存在し
ない位置に対応する位置に付した吊り下げ用の穴明け指
標とを有することを特徴とするものである。
【0034】この発明によれば、請求項7記載の発明に
係るカード型情報処理媒体の作用に加えて、前記吊り下
げ用の穴明け指標に対してパンチ等で穴開け処理を行う
ことで、この穴開け部分に紐等を通して吊り下げ等携帯
の便宜を図ることもできる。
【0035】請求項9記載の発明に係るカード型情報処
理媒体は、請求項1乃至8に記載のカード型情報処理媒
体において、前記廃棄処分用の穴明け指標、吊り下げ用
の穴明け指標は、各々前記基材に対する印刷処理、ミシ
ン目打ち処理又は前記基材面に対する凹部形成処理にて
付されることを特徴とするものである。
【0036】即ち、前記廃棄処分用の穴明け指標、吊り
下げ用の穴明け指標は、基材に対する印刷処理、ミシン
目打ち処理又は前記基材面に対する凹部形成処理等種々
の態様で形成できる。
【0037】請求項10記載の発明に係るカード型情報
処理媒体は、請求項7又は8に記載のカード型情報処理
媒体において、前記磁気情報記憶部の少なくとも一部に
対応する位置に付される廃棄処分用の穴明け指標は、前
記磁気情報記憶部の上面に印刷され、又は前記基材にお
ける磁気情報記憶部に対応する反対面に付されることを
特徴とするものである。
【0038】この発明によれば、前記磁気情報記憶部の
少なくとも一部に対応する位置に付される廃棄処分用の
穴明け指標を、前記磁気情報記憶部の上面に対する印刷
処理で付し、又は、磁気情報記憶部に対応する反対面に
付すものであるから、このカード型情報処理媒体におけ
る情報の送受信を非接触で行う機能の停止と、前記磁気
情報記憶部に切断による接触式での情報伝達機能の停止
とを一挙に行うために用いる廃棄処分用の穴明け指標の
形成を簡略に実現できる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図1
乃至図4を参照して説明する。
【0040】(実施の形態1)図1は本実施の形態1の
カード型情報処理媒体である非接触式ICカード1の平
面図、図2は本実施の形態1の非接触式ICカード1の
内部を透視的に示す平面図及び側面図からなる説明図、
図3は本実施の形態1の非接触式ICカード1の全体構
成及びメモリマップからなる説明図、図4は本実施の形
態1の非接触式ICカード1の使用状態を示す概略図で
ある。
【0041】本実施の形態1の非接触式ICカード1
は、図1乃至図3に示すように、JISに定められてい
るクレジットカードと同一の寸法、つまり短辺54m
m、長辺86mm、厚さ0.76mmからなるPVC製
でカード形の基材2の中に、図4に示す通り、送受信で
ある送受信用アンテナ3、送受信用アナログ回路4及び
メモリ7を含む制御用デジタル回路5からなる情報処理
手段である制御モジュール6、情報バックアップ手段で
あるバックアップ電池8を組み込んだ構造となってる。
【0042】前記非接触式ICカード1には、図1、図
2に示すように、任意の色(例えば黒色、緑色等)で例
えば円形の廃棄処分を行うための穴開け指標であるマー
キング21(ボイド穴位置A)が、前記基材2における
送受信用アンテナ3の導体部分に対応する位置に印刷等
で設けてあり、この部分に穴を開けることにより、内部
の送受信用アンテナ3が切断され、再度非接触式ICカ
ード1として使用することが不能になるように構成して
いる。マーキング21の近傍には、使用中止時の処理方
法を示す案内文が印刷されている。
【0043】また、任意の色で例えば円形の廃棄処分を
行うための穴開け指標であるマーキング22(ボイド穴
位置B)が、前記基材2における制御モジュール6とバ
ックアップ電池8とを電気的に接続する導体部分9に対
応する位置に印刷等で設けてあり、この部分に穴を開け
ることにより、バックアップ電池8からのバックアップ
電力が前記メモリ7に供給されなくなり、このメモリ7
に記憶している後述するようなデータが失われ、これに
より、再度非接触式ICカード1として使用することが
不能になるように構成している。マーキング22の近傍
には、使用中止時の処理方法を示す案内文が印刷されて
いる。
【0044】さらに、この非接触式ICカード1には、
図1、図2に示すように、非ボイド穴位置Cを示す例え
ば任意の色で円形の携帯の便宜を図る紐等を通すための
穴開け指標であるマーキング23(非ボイド穴位置C)
が、基材2における前記各回路要素が存在しない位置に
印刷等で設けてあり、このマーキング23の部分に穴を
開け、紐等を通す等して携帯の便宜を図るようにしてい
る。マーキング23の近傍には、この非接触式ICカー
ド1を携帯する場合の処理方法を示す案内文が印刷され
ている。
【0045】本実施の形態1の非接触式ICカード1に
おける前記制御用デジタル回路5内のメモリ7には、図
3に示すように、この非接触式ICカード1の運用に必
要な情報(データ)が書き込まれている。
【0046】各データは以下の様な意味を持つ。
【0047】システムコード:異なるシステムで同じカ
ードが共用できないようにするために、システム毎に付
与されたコードである。図3に示すシステムコードは3
桁の「123」であり、「123」に対応したシステム
でしか使用できない。逆にシステムコードが「123」
以外のカードは「123」に対応したシステムでは使用
できない。
【0048】製造年月(カード種類):製造ロットの管
理を行う3桁のコードである。
【0049】3桁のコードのうち、上2桁は西暦の下桁
を示し、下1桁は月を示す。但し、10月、11月、1
2月はそれぞれA,B,Cで示すものとする。従って、
図3に示す場合には製造年月は1995年10月とな
る。若しくは、カードの種類を示すコードとして使用
し、第7桁目以降(シリアルナンバ以降)のデータフォ
ーマットを示すものとする。
【0050】シリアルナンバ:カード1枚毎にユニーク
な5桁の番号で、カード(カード所持者)の特定を行う
ためのキーとなる。
【0051】通行区域コード:そのカード(カード所持
者)が通行可能な場所を示す2桁のコードであり、全て
のゲートに対する通行許可/不許可の情報が応答づけら
れるものである。例えば、図3のコード「99」は全場
所通行許可と定義すれば、このカード(カード所持者)
は、このシステムの中の全てのゲートを有効期限内であ
れば、通行できる。また、このコード「99」を特定の
ゲートのみ通行許可と定義すれば、このカード(カード
所持者)はその特定のゲートが通行できるが、その他の
ゲートは通行できない。
【0052】この通行区域コードを使用することによ
り、管理しようとする区域のセキュリティレベルを階層
的に構成でき、カード所持者の入退目的に応じたきめ細
かい管理可能になる。
【0053】有効期限:通行許可となる期限が必要とな
るとき、その年月日を示す5桁のコードである。5桁コ
ードの内、上3桁は製造年月と同様に西暦の下2桁と月
を示し、下2桁は日を示す。従って、図3に示す例の有
効期限は2001年12月31日となる。
【0054】所属コード:検定(通行可否の判定)の対
象とはならないが、検索・集計を容易にするために、カ
ード所持者の所属する会社や部署等を示す2桁のコード
である。
【0055】個人IDナンバ:検定(通行可否の判定)
の対象とはならないが、検索・集計を容易にするため
に、カード所持者の従業員番号等、個人を特定する10
桁のコードであり、シリアルナンバとは1対1に対応す
る。
【0056】次に、本実施の形態1の非接触式ICカー
ド1の作用を、入退室管理システムで使用する場合を例
にとって説明する。
【0057】この非接触式ICカード1を、例えば図4
に示すような自動開閉錠13付きの自動ドア12の近傍
に取り付けたカードリーダ11に近づけることで、この
カードリーダ11により非接触にて非接触式ICカード
1の内部の情報を読み取ることができる。
【0058】前記カードリーダ11は、非接触式ICカ
ード1から読み取った情報をもとに、この非接触式IC
カード(カード所持者)1がこの自動ドア12の通行を
許されているか否かを判定(検定)し、若し通行を許可
されていれば自動開閉錠13を開け、自動ドア12を通
行可能な状態にする。具体的には、自動開閉錠13が電
気錠ならば解錠する操作を行い、自動ドア12を開け
る。
【0059】ここで使用する非接触式ICカード1に
は、図2に示すように、ボイド穴位置を示すマーキング
21(ボイド穴位置A)があり、この部分に穴を開ける
ことにより、内部の送受信用アンテナ3が切断され、再
度非接触式ICカード1として使用することは不能とな
る。
【0060】また、マーキング22(ボイド穴位置B)
に穴を開けることにより、内部のメモリ7をバックアッ
プしているバックアップ電池が切断され、メモリ7に記
憶したデータを消失させるようにしても、再度非接触式
ICカード1として使用することが不能となる。
【0061】さらに、ここで使用する非接触式ICカー
ド1には、図2に示すように、非ボイド穴位置Cを示す
マーキング23(非ボイド穴位置C)があり、この部分
に穴を開けたとしても、制御モジュール6や送受信用ア
ンテナ3が破壊されることはなく、もちろん非接触式I
Cカード1として使用することができる。また、マーキ
ング23の部分に穴を開け、紐を通す等した上で、カー
ド所持者が首から吊り下げたり、衣服に固定する等して
遺失を防止することができる。
【0062】更に、この非ボイド穴位置Cには非接触式
ICカード1の製造段階で穴を開けておいても良い。
【0063】本実施の形態1の非接触式ICカード1に
よれば、ボイド穴位置A、Bの部分にマーキング21、
22を付けることにより、従来の磁気カードを廃棄処理
するのと同様に、容易に非接触式ICカード1の廃棄処
理ができる上、廃棄後の不正使用を未然に防ぐことがで
きる。
【0064】また、非ボイド穴位置Cを示すマーキング
23を付けることにより、又は、非ボイド穴位置Cに予
め穴を開けておくことにより、従来の磁気カードを携帯
するのと同様に、紐を通す等して携帯することができる
ため、遺失の防止を行うことが可能になり、かつ、この
穴を開けても非接触式ICカード1内の電子部品やアン
テナ3を破壊する危険がないという効果がある。
【0065】図5の上欄は、前記非接触式ICカード1
におけるボイド穴位置A乃至Cを明示するための他の例
を示すものであり、基材2に穴開けの指標として印刷に
よるマーキング21乃至23の代りに凹部24を設けた
ものである。このような凹部24を設けておいても図5
の下欄に示すように凹部24の部分に穴24aを開ける
ことで、上述した場合と同様な作用を発揮させることが
できる。
【0066】図6の上欄は、前記非接触式ICカード1
における前記ボイド穴位置A乃至Cを明示するためのさ
らに他の例を示すものであり、基材2に穴開けの指標と
して印刷によるマーキング21乃至23の代りに円形の
ミシン目25を設ける場合を示すものである。このよう
なミシン目25を設けておいても図6の下欄に示すよう
にミシン目25の部分に穴25aを開けることで、上述
した場合と同様な作用を発揮させることができる。
【0067】(実施の形態2)次に、図7、図8を参照
して、実施の形態2の非接触式ICカード1Aについて
説明する。
【0068】本実施の形態2の非接触式ICカード1A
は、図7、図8に示すように、実施の形態1の非接触式
ICカード1と同様に、基材2の中に送受信用アンテナ
3、送受信用アナログ回路4及びメモリ7を含む制御用
デジタル回路5からなる制御モジュール6、バックアッ
プ電池8を組み込み、さらに、基材2の表面に帯状態の
磁気ストライプMSを付した構造としている。すなわ
ち、本実施の形態2の非接触式ICカード1Aは、磁気
カード併用の非接触式ICカードとして機能するように
なっている。
【0069】この実施の形態2の非接触式ICカード1
Aの場合、前記基材2における送受信用アンテナ3の導
体部分に対応する位置に磁気ストライプMSが存在する
ものであるが、この磁気ストライプMSの上面に印刷等
により円形のマーキング31(ボイド穴位置A)を設け
ている。又は、マーキング31の代りに、基材2の裏面
の前記マーキング31を付す位置と丁度反対側に印刷等
により円形のマーキングを付すようにしてもよい。
【0070】この実施の形態2の非接触式ICカード1
Aによれば、磁気カード併用の非接触式ICカードとし
て機能するとともに、マーキング31の部分にパンチ等
で穴を開けることにより、内部の送受信用アンテナ3が
切断され、再度非接触式ICカード1として使用するこ
とが不能になり、かつ、同時に磁気ストライプMSも部
分的に切断されるので、磁気カードとして使用すること
を不能とすることができなくなる。従って、磁気カード
併用の非接触式ICカードの廃棄処分を一挙に行うこと
ができるという利点がある。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、情報の送受信を非接触
で行う構成で、廃棄処分用の穴明け指標を目印にして送
受信手段の一部を切断したり、又は、情報処理手段と情
報バックアップ手段を接続する導体を切断するという簡
略な処理だけで、不要となった場合の適切な廃棄処分を
容易に実行できるカード型情報処理媒体を提供すること
ができる。
【0072】また、本発明によれば、情報の送受信を非
接触で行う機能と、情報の伝達を接触式で行う機能とを
併用した構成で、両者の機能を一挙に停止させる廃棄処
分を容易に実行できるカード型情報処理媒体を提供する
ことができる。
【0073】さらに、本発明によれば、本来の機能を何
等損なうことなく吊り下げ等携帯の便宜を図ることがで
きるカード型情報処理媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1の非接触式ICカードの平面図
である。
【図2】本実施の形態1の非接触式ICカードの内部を
透視的に示す平面図及び側面図からなる説明図である。
【図3】本実施の形態1の非接触式ICカードの全体構
成及びメモリマップからなる説明図である。
【図4】本実施の形態1の非接触式ICカードの使用状
態を示す概略図である。
【図5】本実施の形態1の非接触式ICカードにおける
基材にマーキングの代りに設けた凹部その穿穴状態を示
す説明図である。
【図6】本実施の形態1の非接触式ICカードにおける
基材にマーキングの代りに設けたミシン目及びその穿穴
状態を示す説明図である。
【図7】本実施の形態2の非接触式ICカードの平面図
である。
【図8】本実施の形態2の非接触式ICカードの内部を
透視的に示す平面図及び側面図からなる説明図である。
【符号の説明】
1 非接触ICカード 1A 非接触ICカード 2 基材 3 アンテナ 3 送受信用アンテナ 4 送受信用アナログ回路 5 制御用デジタル回路 6 制御モジュール 7 メモリ 8 バックアップ電池 9 導体 11 カードリーダ 12 自動ドア 13 自動開閉錠 21 マーキング 22 マーキング 23 マーキング 24 凹部 24a 穴 25 ミシン目 25a 穴 31 マーキング A ボイド穴位置 B ボイド穴位置 C 非ボイド穴位置 MS 磁気ストライプ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード形の基材と、 この基材内部に組み込んだ外部の電子機器との間で情報
    の送受信を非接触で行う送受信手段及びこの送受信手段
    にて送受信する情報の読み出し及び記憶を行う情報処理
    手段と、 前記基材の表面又は裏面における前記送受信手段の少な
    くとも一部に対応する位置に付した廃棄処分用の穴明け
    指標と、 を有することを特徴とするカード型情報処理媒体。
  2. 【請求項2】 カード形の基材と、 この基材内部に組み込んだ外部の電子機器との間で情報
    の送受信を非接触で行う送受信手段、この送受信手段に
    て送受信する情報の読み出し及び記憶を行う情報処理手
    段及びこの情報処理手段に導体にて接続した情報バック
    アップ手段と、 前記基材の表面又は裏面における前記情報処理手段と情
    報バックアップ手段を接続する導体に対応する位置に付
    した廃棄処分用の穴明け指標と、 を有することを特徴とするカード型情報処理媒体。
  3. 【請求項3】 カード形の基材と、 この基材内部に組み込んだ外部の電子機器との間で情報
    の送受信を非接触で行う送受信手段、この送受信手段に
    て送受信する情報の読み出し及び記憶を行う情報処理手
    段及びこの情報処理手段に導体にて接続した情報バック
    アップ手段と、 前記基材の表面又は裏面における前記送受信手段の少な
    くとも一部に対応する位置及び前記情報処理手段と情報
    バックアップ手段を接続する導体に対応する位置に各々
    付した廃棄処分用の穴明け指標と、 を有することを特徴とするカード型情報処理媒体。
  4. 【請求項4】 カード形の基材と、 この基材内部に組み込んだ外部の電子機器との間で情報
    の送受信を非接触で行う送受信手段、この送受信手段に
    て送受信する情報の読み出し及び記憶を行う情報処理手
    段及びこの情報処理手段に導体にて接続した情報バック
    アップ手段と、 前記基材の表面又は裏面における前記送受信手段の少な
    くとも一部に対応する位置及び前記情報処理手段と情報
    バックアップ手段を接続する導体に対応する位置に各々
    付した廃棄処分用の穴明け指標と、 前記基材の表面又は裏面において、前記送受信手段、情
    報処理手段、導体及び情報バックアップ手段のいずれも
    が存在しない位置に対応する位置に付した吊り下げ用の
    穴明け指標と、 を有することを特徴とするカード型情報処理媒体。
  5. 【請求項5】 カード形の基材と、 この基材内部に組み込んだ外部の電子機器との間で情報
    の送受信を非接触で行う送受信用アンテナ、この送受信
    用アンテナにて送受信する情報の読み出し及び記憶を行
    う制御モジュール及びこの制御モジュールに導体にて接
    続したバックアップ電池と、 前記基材の表面における前記送受信用アンテナの少なく
    とも一部に対応する位置及び前記制御モジュールとバッ
    クアップ電池とを接続する導体に対応する位置に各々付
    した廃棄処分用の穴明け指標と、 を有することを特徴とするカード型情報処理媒体。
  6. 【請求項6】 カード形の基材と、 この基材内部に組み込んだ外部の電子機器との間で情報
    の送受信を非接触で行う送受信用アンテナ、この送受信
    用アンテナにて送受信する情報の読み出し及び記憶を行
    う制御モジュール及びこの制御モジュールに導体にて接
    続したバックアップ電池と、 前記基材の表面における前記送受信用アンテナの少なく
    とも一部に対応する位置及び前記制御モジュールとバッ
    クアップ電池とを接続する導体に対応する位置に各々付
    した廃棄処分用の穴明け指標と、 前記基材の表面又は裏面において、前記送受信用アンテ
    ナ、制御モジュール、導体及びバックアップ電池のいず
    れもが存在しない位置に対応する位置に付した吊り下げ
    用の穴明け指標と、 を有することを特徴とするカード型情報処理媒体。
  7. 【請求項7】 カード形の基材と、 この基材内部に組み込んだ外部の電子機器との間で情報
    の送受信を非接触で行う送受信手段及びこの送受信手段
    にて送受信する情報の読み出し及び記憶を行う情報処理
    手段と、 前記基材の表面又は裏面に帯状に付した接触式で外部の
    電子機器に伝達する情報を記録した磁気情報記憶部と、 前記基材の表面又は裏面における前記送受信手段の少な
    くとも一部に対応するとともに前記磁気情報記憶部の少
    なくとも一部に対応する位置に付した廃棄処分用の穴明
    け指標と、 を有することを特徴とするカード型情報処理媒体。
  8. 【請求項8】 カード形の基材と、 この基材内部に組み込んだ外部の電子機器との間で情報
    の送受信を非接触で行う送受信手段、この送受信手段に
    て送受信する情報の読み出し及び記憶を行う情報処理手
    段及びこの情報処理手段に導体にて接続した情報バック
    アップ手段と、 前記基材の表面又は裏面に帯状に付した接触式で外部の
    電子機器に伝達する情報を記録した磁気情報記憶部と、 前記基材の表面又は裏面における前記送受信手段の少な
    くとも一部に対応するとともに前記磁気情報記憶部の少
    なくとも一部に対応する位置と、前記情報処理手段と情
    報バックアップ手段を接続する導体に対応する位置とに
    各々付した廃棄処分用の穴明け指標と、 前記基材の表面又は裏面において、前記磁気情報記憶
    部、送受信手段、情報処理手段、導体及び情報バックア
    ップ手段のいずれもが存在しない位置に対応する位置に
    付した吊り下げ用の穴明け指標と、 を有することを特徴とするカード型情報処理媒体。
  9. 【請求項9】 前記廃棄処分用の穴明け指標、吊り下げ
    用の穴明け指標は、各々前記基材に対する印刷処理、ミ
    シン目打ち処理又は前記基材面に対する凹部形成処理に
    て付されるものである請求項1乃至8のいずれかに記載
    のカード型情報処理媒体。
  10. 【請求項10】 前記磁気情報記憶部の少なくとも一部
    に対応する位置に付される廃棄処分用の穴明け指標は、
    前記磁気情報記憶部の上面に印刷され、又は前記基材に
    おける磁気情報記憶部に対応する反対面に付されること
    を特徴とする請求項7又は8いずれかに記載のカード型
    情報処理媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003519424A (ja) * 1999-12-23 2003-06-17 ナグライーデー エスアー 電子ラベル
JP2006004390A (ja) * 2004-06-16 2006-01-05 Masakazu Ishii 非接触記録媒体
JP2006082328A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Fuji Xerox Co Ltd Icタグ付きシート
JP2006277266A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Seiko Epson Corp 非接触タグ

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