JPH11259625A - 人数検出装置及びエレベーターの利用客数検出装置 - Google Patents
人数検出装置及びエレベーターの利用客数検出装置Info
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- JPH11259625A JPH11259625A JP5670798A JP5670798A JPH11259625A JP H11259625 A JPH11259625 A JP H11259625A JP 5670798 A JP5670798 A JP 5670798A JP 5670798 A JP5670798 A JP 5670798A JP H11259625 A JPH11259625 A JP H11259625A
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Abstract
(57)【要約】
【レンズ題】 監視領域の状況が変化しても、正しい人
数が検出できる人数検出装置を構成する。 【解決手段】 画像入力装置1からの入力画像を現画像
メモリ2に記憶する。また、人が存在しない状態の入力
画像を背景画像メモリ6に記憶する。人部抽出手段7は
現画像と背景画像を比較し、その差分から人部を検出
し、人部面積抽出手段8で人部面積を、人部塊数抽出手
段9で人部塊数を求める。人数計数手段10で人部面積
から求めた人数と、人部塊数から求めた人数との平均化
の重みを決定し、人数11を計算して出力する。
数が検出できる人数検出装置を構成する。 【解決手段】 画像入力装置1からの入力画像を現画像
メモリ2に記憶する。また、人が存在しない状態の入力
画像を背景画像メモリ6に記憶する。人部抽出手段7は
現画像と背景画像を比較し、その差分から人部を検出
し、人部面積抽出手段8で人部面積を、人部塊数抽出手
段9で人部塊数を求める。人数計数手段10で人部面積
から求めた人数と、人部塊数から求めた人数との平均化
の重みを決定し、人数11を計算して出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CCDカメラ等
の画像入力装置を用いて取得した入力画像データから監
視領域内の人数を検出する装置及びエレベーターの利用
客数を検出する装置に関するものである。
の画像入力装置を用いて取得した入力画像データから監
視領域内の人数を検出する装置及びエレベーターの利用
客数を検出する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は例えば特願平9−123983
号に示された従来の人数検出装置を示す全体構成図であ
る。図において、1はCCDカメラ、人工網膜チップ、
赤外線カメラ等の画像入力装置で、エレベーターホール
等の監視領域を撮像し、入力された画像を現画像として
現画像メモリ2に記憶する。また、入力画像は、元背景
画像更新手段3を介して元背景画像として元背景画像メ
モリ4に記憶される。また、入力画像は、背景画像更新
手段5を介して背景画像として背景画像メモリ6に記憶
され、現画像及び元背景画像により更新される。
号に示された従来の人数検出装置を示す全体構成図であ
る。図において、1はCCDカメラ、人工網膜チップ、
赤外線カメラ等の画像入力装置で、エレベーターホール
等の監視領域を撮像し、入力された画像を現画像として
現画像メモリ2に記憶する。また、入力画像は、元背景
画像更新手段3を介して元背景画像として元背景画像メ
モリ4に記憶される。また、入力画像は、背景画像更新
手段5を介して背景画像として背景画像メモリ6に記憶
され、現画像及び元背景画像により更新される。
【0003】現画像と背景画像は人部抽出手段7で比較
され、人数計数手段10で人数11が計数されて出力さ
れる。そして、人部抽出手段7で2値化されるとき、し
きい値調整手段12によってしきい値が調整され、背景
は自動的に更新しながら、現画像と背景画像との差分を
取り出して2値化し、差分2値化画像の面積の大きさ、
又は塊数から、又は両者の平均とから人数11を検出す
る。
され、人数計数手段10で人数11が計数されて出力さ
れる。そして、人部抽出手段7で2値化されるとき、し
きい値調整手段12によってしきい値が調整され、背景
は自動的に更新しながら、現画像と背景画像との差分を
取り出して2値化し、差分2値化画像の面積の大きさ、
又は塊数から、又は両者の平均とから人数11を検出す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の人
数検出装置では、現在画像と背景画像の差分2値化画像
の面積の大きさから人数11を検出するようにしている
ため、例えば、エレベーターホールのような室内照明が
中心の室内環境においては、現画像から背景画像を減算
する際、人部以外に人の影も検出してしまう場合があ
る。通常は室内環境においては、人のコントラストに比
し、影のコントラストは薄いため、2値化のしきい値を
高めに設定しておくことで分離できる。
数検出装置では、現在画像と背景画像の差分2値化画像
の面積の大きさから人数11を検出するようにしている
ため、例えば、エレベーターホールのような室内照明が
中心の室内環境においては、現画像から背景画像を減算
する際、人部以外に人の影も検出してしまう場合があ
る。通常は室内環境においては、人のコントラストに比
し、影のコントラストは薄いため、2値化のしきい値を
高めに設定しておくことで分離できる。
【0005】しかし、照明灯が多数設置され、そのため
影が多方向に生じるような環境では、人数が多くなり他
人の影が重なってくる状態になると、その部分の影が濃
くなり、人部として誤検出される。そのため、人数が増
えると、影の重なりにより差分面積が増加してしまい、
人数検出の精度が低下する。また、人数が増えると、人
と人が影によって接続されて、差分画像の塊数が少なく
なる。また、両者から平均を取り場合も、それぞれの不
確定要素が増えるため、信頼性が劣る。などの問題点が
ある。
影が多方向に生じるような環境では、人数が多くなり他
人の影が重なってくる状態になると、その部分の影が濃
くなり、人部として誤検出される。そのため、人数が増
えると、影の重なりにより差分面積が増加してしまい、
人数検出の精度が低下する。また、人数が増えると、人
と人が影によって接続されて、差分画像の塊数が少なく
なる。また、両者から平均を取り場合も、それぞれの不
確定要素が増えるため、信頼性が劣る。などの問題点が
ある。
【0006】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、人数が増えて影が重なることにより、差
分面積や塊数に影響が生じても、正しい人数を検出でき
るようにした人数検出装置及びエレベーターの利用客数
検出装置を提供することを目的とする。
されたもので、人数が増えて影が重なることにより、差
分面積や塊数に影響が生じても、正しい人数を検出でき
るようにした人数検出装置及びエレベーターの利用客数
検出装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の第1発明に係
る人数検出装置は、現画像と背景画像の差分から抽出さ
れた人部画像の面積及び塊数から求められたそれぞれの
人数により、これらの人数の平均の際の重みを変更して
人数を出力するようにしたものである。
る人数検出装置は、現画像と背景画像の差分から抽出さ
れた人部画像の面積及び塊数から求められたそれぞれの
人数により、これらの人数の平均の際の重みを変更して
人数を出力するようにしたものである。
【0008】また、第2発明に係る人数検出装置は、第
1発明のものにおいて、抽出された面積及び塊数に対応
して、平均の際の重みを設定し、かつこれを変更して人
数を出力するようにしたものである。
1発明のものにおいて、抽出された面積及び塊数に対応
して、平均の際の重みを設定し、かつこれを変更して人
数を出力するようにしたものである。
【0009】また、第3発明に係る人数検出装置は、第
1発明のものにおいて、抽出された面積及び塊数に対応
する人数を示すテーブルから人数を抽出して出力するよ
うにしたものである。
1発明のものにおいて、抽出された面積及び塊数に対応
する人数を示すテーブルから人数を抽出して出力するよ
うにしたものである。
【0010】また、第4発明に係る人数検出装置は、第
1発明のものにおいて、それぞれの人数により出力され
る人数の出方から求めたルール及びメンバーシップ関数
を用いてファジー推論により人数を求めるようにしたも
のである。
1発明のものにおいて、それぞれの人数により出力され
る人数の出方から求めたルール及びメンバーシップ関数
を用いてファジー推論により人数を求めるようにしたも
のである。
【0011】また、第5発明に係る人数検出装置は、第
1発明のものにおいて、それぞれの人数により出力され
る人数の出方から学習により求めたニューラルネットワ
ークを用いて人数を求めるようにしたものである。
1発明のものにおいて、それぞれの人数により出力され
る人数の出方から学習により求めたニューラルネットワ
ークを用いて人数を求めるようにしたものである。
【0012】また、第6発明に係る人数検出装置は、画
像面内での人と人との影の重なりから生じる人部以外の
差分検出面積量を推定し、影の部分を補正して人数を求
めるようにしたものである。
像面内での人と人との影の重なりから生じる人部以外の
差分検出面積量を推定し、影の部分を補正して人数を求
めるようにしたものである。
【0013】また、第7発明に係る人数検出装置は、第
6発明のものにおいて、次の補正式を用いて補正するよ
うにしたものである。 X/a=(A/a+k・B)/(1+k) ここに、A:背景画像との差分面積 a:1人当たりの単位面積 L:リンク数 k:1リンク当たりのaに対する面積増加率 X:真の面積
6発明のものにおいて、次の補正式を用いて補正するよ
うにしたものである。 X/a=(A/a+k・B)/(1+k) ここに、A:背景画像との差分面積 a:1人当たりの単位面積 L:リンク数 k:1リンク当たりのaに対する面積増加率 X:真の面積
【0014】また、第8発明に係るエレベーターの利用
客数検出装置は、請求項1〜請求項7の人数検出装置
を、エレベーターホール又はかご内を監視領域として利
用客数を検出する装置に適用したものである。
客数検出装置は、請求項1〜請求項7の人数検出装置
を、エレベーターホール又はかご内を監視領域として利
用客数を検出する装置に適用したものである。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図5はこの
発明の第1及び第2発明の一実施の形態を示す図で、図
1は全体構成図、図2は照明の影響説明図、図3は差分
画像説明図で、(A)は実測差分画像、(B)は本来の
差分画像、図4は人数検出動作フローチャート、図5は
人数平均時の重み設定図である。
発明の第1及び第2発明の一実施の形態を示す図で、図
1は全体構成図、図2は照明の影響説明図、図3は差分
画像説明図で、(A)は実測差分画像、(B)は本来の
差分画像、図4は人数検出動作フローチャート、図5は
人数平均時の重み設定図である。
【0016】図1において、1はCCDカメラ、人工網
膜チップ、赤外線カメラ等の画像入力装置、2は画像入
力装置1からの信号を現画像として記憶する現画像メモ
リ、3は現画像を用いて元背景画像を更新する元背景画
像更新手段、4は背景画像の更新時に利用される元背景
を記憶する元背景画像メモリ、5は背景画像を更新する
背景画像更新手段、6は背景画像を記憶する背景画像メ
モリである。
膜チップ、赤外線カメラ等の画像入力装置、2は画像入
力装置1からの信号を現画像として記憶する現画像メモ
リ、3は現画像を用いて元背景画像を更新する元背景画
像更新手段、4は背景画像の更新時に利用される元背景
を記憶する元背景画像メモリ、5は背景画像を更新する
背景画像更新手段、6は背景画像を記憶する背景画像メ
モリである。
【0017】7は現画像と背景画像を用いて人部を抽出
する人部抽出手段、8は人部抽出手段7によって抽出さ
れた人部画像の面積を求める人部面積抽出手段、9は人
部抽出手段7によって抽出された人部画像の塊数を求め
る人部塊数抽出手段、10は人部面積抽出手段8によっ
て抽出された面積と人部塊数抽出手段9によって抽出さ
れた塊数とから人数を計数する人数計数手段、11は検
出された人数である。
する人部抽出手段、8は人部抽出手段7によって抽出さ
れた人部画像の面積を求める人部面積抽出手段、9は人
部抽出手段7によって抽出された人部画像の塊数を求め
る人部塊数抽出手段、10は人部面積抽出手段8によっ
て抽出された面積と人部塊数抽出手段9によって抽出さ
れた塊数とから人数を計数する人数計数手段、11は検
出された人数である。
【0018】図2において、21は照明灯、22は人、
23は人22の影、24は影23の重なり部分で、濃影
となっている。図3において、31は人部の影23の2
値化時面積、32は影23の重なりにより2値化時に吸
い上げられた接続部の面積であり、図3(A)の実測差
分は図3(B)の本来の差分に比べ、影23の重なりに
より面積が増加している。
23は人22の影、24は影23の重なり部分で、濃影
となっている。図3において、31は人部の影23の2
値化時面積、32は影23の重なりにより2値化時に吸
い上げられた接続部の面積であり、図3(A)の実測差
分は図3(B)の本来の差分に比べ、影23の重なりに
より面積が増加している。
【0019】次に、この実施の形態の動作を図4及び図
5を参照して説明する。まず、スイッチ(図示しない)
を投入して、図1の装置を起動させる(図4の「STA
RT」に相当)。ステップS1で画像入力装置1は監視
領域内の画像を取り込む。取り込まれた画像は、現画像
メモリ2に記憶される。ステップS2で元背景画像更新
手段3は、装置の起動直後の信号取込み時は何もせず、
そのまま現画像メモリ2の画像を元背景画像メモリ4に
渡す。それ以降は元背景画像メモリ4の画像データを、
現画像メモリ2の画像データを用いて、所定の時間遅れ
によって現画像に近づくように更新する。
5を参照して説明する。まず、スイッチ(図示しない)
を投入して、図1の装置を起動させる(図4の「STA
RT」に相当)。ステップS1で画像入力装置1は監視
領域内の画像を取り込む。取り込まれた画像は、現画像
メモリ2に記憶される。ステップS2で元背景画像更新
手段3は、装置の起動直後の信号取込み時は何もせず、
そのまま現画像メモリ2の画像を元背景画像メモリ4に
渡す。それ以降は元背景画像メモリ4の画像データを、
現画像メモリ2の画像データを用いて、所定の時間遅れ
によって現画像に近づくように更新する。
【0020】ステップS3で背景画像更新手段5は、装
置の起動直後の信号取込み時は何もせず、そのまま現画
像メモリ2の画像を背景画像メモリ6に渡す。それ以降
は背景画像メモリ6の画像データを、現画像メモリ2及
び元背景画像メモリ4の画像データを用いて更新する。
通常背景画像メモリ6は、所定の時間遅れによって現画
像に近づくように更新される。
置の起動直後の信号取込み時は何もせず、そのまま現画
像メモリ2の画像を背景画像メモリ6に渡す。それ以降
は背景画像メモリ6の画像データを、現画像メモリ2及
び元背景画像メモリ4の画像データを用いて更新する。
通常背景画像メモリ6は、所定の時間遅れによって現画
像に近づくように更新される。
【0021】次に、ステップS4で人部抽出手段7は、
現画像メモリ2の画像データから背景画像メモリ6の画
像データを減算し、人部と背景を分離し、人部だけを抽
出する。その後、所定のしきい値により2値化する。な
お、2値化では、人部全体を抽出するための絶対値での
2値化と、人の頭部を抽出するための黒の2値化の一方
又は両方を実行する。
現画像メモリ2の画像データから背景画像メモリ6の画
像データを減算し、人部と背景を分離し、人部だけを抽
出する。その後、所定のしきい値により2値化する。な
お、2値化では、人部全体を抽出するための絶対値での
2値化と、人の頭部を抽出するための黒の2値化の一方
又は両方を実行する。
【0022】ステップS5で人部面積抽出手段8は、人
部抽出手段7で抽出された絶対値の2値化の面積の値を
求める。これは、2値化により黒になった画素数を数え
ることで実現できる。なお、黒の2値化の面積を求めて
もよい。また、ステップS6で人部塊数抽出手段9は、
人部抽出手段7で抽出された黒の2値化の塊数を求め
る。これは塊を周りから順番に絞り込んで行って1点化
し、その数を数えることで実現できる。なお、絶対値の
2値化の塊数を求めてもよい。
部抽出手段7で抽出された絶対値の2値化の面積の値を
求める。これは、2値化により黒になった画素数を数え
ることで実現できる。なお、黒の2値化の面積を求めて
もよい。また、ステップS6で人部塊数抽出手段9は、
人部抽出手段7で抽出された黒の2値化の塊数を求め
る。これは塊を周りから順番に絞り込んで行って1点化
し、その数を数えることで実現できる。なお、絶対値の
2値化の塊数を求めてもよい。
【0023】ステップS7で人数計数手段10は、上記
二つの手法のどちらかの人数をステップS8でそのまま
検出された人数11とすることも考えられるが、通常は
測定精度を上げる目的で、両者の平均を求めている。し
かし、人数が少ない場合はこれでもよいが、人数が多く
なった場合、次のような不具合が生じる。
二つの手法のどちらかの人数をステップS8でそのまま
検出された人数11とすることも考えられるが、通常は
測定精度を上げる目的で、両者の平均を求めている。し
かし、人数が少ない場合はこれでもよいが、人数が多く
なった場合、次のような不具合が生じる。
【0024】すなわち、通常エレベーターホールのよう
な室内環境においては、天井に照明灯21が多数設置さ
れており、エレベーターの待客もこれに照らされて、影
23が多方向に生じている。ただし、その影23は極め
て薄いもので、人部抽出手段7で2値化する際には、人
部のコントラストに対し十分小さいため、通常は2値化
で除外されて、人部の面積及び塊数には影響を及ぼさな
い。ところが、人数が増えてくると、個々の多方向の影
23同士が互いに重なり合い、濃さが増し、2値化の
際、人部として吸い上げられてしまい、精度の低下を引
き起こす場合がある。
な室内環境においては、天井に照明灯21が多数設置さ
れており、エレベーターの待客もこれに照らされて、影
23が多方向に生じている。ただし、その影23は極め
て薄いもので、人部抽出手段7で2値化する際には、人
部のコントラストに対し十分小さいため、通常は2値化
で除外されて、人部の面積及び塊数には影響を及ぼさな
い。ところが、人数が増えてくると、個々の多方向の影
23同士が互いに重なり合い、濃さが増し、2値化の
際、人部として吸い上げられてしまい、精度の低下を引
き起こす場合がある。
【0025】影23を生じさせる照明灯21は、明るさ
も影響するが、通常天井の照明灯21は同一種類のもの
が多数設置されている場合がほとんどであり、同じ明る
さであれば、人22に近いほどその影響は大きく、遠い
ほど小さい。すなわち、光の特性から距離の2重に反比
例する。そのため、頭上にある照明灯21の影響を最も
受け、それによる影23の大きさは、上方から照らされ
るため小さい。また、斜めからの光で生じる影23は薄
い。
も影響するが、通常天井の照明灯21は同一種類のもの
が多数設置されている場合がほとんどであり、同じ明る
さであれば、人22に近いほどその影響は大きく、遠い
ほど小さい。すなわち、光の特性から距離の2重に反比
例する。そのため、頭上にある照明灯21の影響を最も
受け、それによる影23の大きさは、上方から照らされ
るため小さい。また、斜めからの光で生じる影23は薄
い。
【0026】これにより、上方から照らされて生じる影
23の影響が大きいことが分かる。つまり、人22が隣
接して立ち、上方から照らされる影23が重なる場合に
影23が濃くなり、2値化の際人部として吸い上げられ
ることになる。また、人数が多いときは、いくつもの影
23が重なって、一つ一つの影23は薄くても、合計と
して濃くなってしまい、2値化の際人部として吸い上げ
られてしまう場合もある。
23の影響が大きいことが分かる。つまり、人22が隣
接して立ち、上方から照らされる影23が重なる場合に
影23が濃くなり、2値化の際人部として吸い上げられ
ることになる。また、人数が多いときは、いくつもの影
23が重なって、一つ一つの影23は薄くても、合計と
して濃くなってしまい、2値化の際人部として吸い上げ
られてしまう場合もある。
【0027】こうして抽出される影23は、人22の足
部に接しているため、影23の部分も2値化で抽出さ
れ、図3に示すように、隣接する人22同士を接続して
しまう。つまり、人22が隣接すると、人部として吸い
上げられるため、2値化の際に人部面積31が大きくな
る場合が多い。また、そのとき隣接する人22が接続さ
れる場合が多くなるため、塊数は少なくなる。
部に接しているため、影23の部分も2値化で抽出さ
れ、図3に示すように、隣接する人22同士を接続して
しまう。つまり、人22が隣接すると、人部として吸い
上げられるため、2値化の際に人部面積31が大きくな
る場合が多い。また、そのとき隣接する人22が接続さ
れる場合が多くなるため、塊数は少なくなる。
【0028】なお、塊数については、人22の服の色に
より、一人が分断される場合がある。床面と同色の服を
切た人の場合には、背景画像との差分により、頭部と足
部が分断されて観測され、小さい塊は数えないというノ
イズ処理を施しても、その分断のなされ方によっては、
一人でも塊数は2となる場合がある。
より、一人が分断される場合がある。床面と同色の服を
切た人の場合には、背景画像との差分により、頭部と足
部が分断されて観測され、小さい塊は数えないというノ
イズ処理を施しても、その分断のなされ方によっては、
一人でも塊数は2となる場合がある。
【0029】以上の傾向から次のことが分かる。 人数が増えた場合、又は人22が隣接した立った場
合、影23の重なり部分24が生じ、面積は大きめに表
示される。 人数が増えた場合、又は人22が隣接した立った場
合、影23の重なり部分24が生じ、塊数は少なく表示
される。 塊数は、服色によっては分断されて増加している場
合がある。 服色によって人部が分断されている場合、2値化の
際に出るべき服部が出ていないため、面積は小さめに表
示される。
合、影23の重なり部分24が生じ、面積は大きめに表
示される。 人数が増えた場合、又は人22が隣接した立った場
合、影23の重なり部分24が生じ、塊数は少なく表示
される。 塊数は、服色によっては分断されて増加している場
合がある。 服色によって人部が分断されている場合、2値化の
際に出るべき服部が出ていないため、面積は小さめに表
示される。
【0030】以上の傾向から、面積からの人数と塊数か
らの人数を単に平均しただけでは、特に人数が多くなり
影23の重なり部分24が生じるような場合において、
精度の高い人数検出が望みにくいことが分かる。そこ
で、これらの特徴を加味し、面積の大きさと塊数の大き
さの状態に応じ両者の平均の重みを変更し、人数検出精
度を上げるようにしている。面積の大きさと、塊数の大
きさと、そのときの平均の重み付けの設定を図5に示
す。
らの人数を単に平均しただけでは、特に人数が多くなり
影23の重なり部分24が生じるような場合において、
精度の高い人数検出が望みにくいことが分かる。そこ
で、これらの特徴を加味し、面積の大きさと塊数の大き
さの状態に応じ両者の平均の重みを変更し、人数検出精
度を上げるようにしている。面積の大きさと、塊数の大
きさと、そのときの平均の重み付けの設定を図5に示
す。
【0031】ここで、面積及び塊数は、視野角45度程
度のカメラを、高さ5mの天井に設置して測定した場合
において、1〜3人を小、4〜6人を中、7人以上を大
としている。この人数は、カメラレンズの画角と設置高
さに応じて適切に変更する。 (1) 面積が小で塊数も小の場合は、両者の数が近いた
め、両者正常にカウントされている。よって、重みは均
等として平均する。 (2) 面積が小で塊数が中の場合は、人22がやや分離し
ている状態であり、実際よりも塊数が多めに出ている。
よって、面積側にやや重みを置いて平均する。 (3) 面積が小で塊数が大の場合は、人22が分離してい
る状態であり、実際よりも塊数が多く出てしかも不正確
である。よって、面積側に重みを置いて平均する。 (4) 面積が中で塊数が小の場合は、人22が密集してい
る状態であり、実際よりも塊数が少ない。また、影23
の影響で実際の人部の面積よりも面積はやや大きくな
る。よって、面積側にやや重みを置いて平均する。 (5) 面積が中で塊数が中の場合は、若干面積が多めでは
あるが、両者の数が近いため、重みは均等として平均す
る。 (6) 面積が中で塊数が大の場合は、人22がやや分離し
ている状態であり、実際よりも塊数が多めに出る。よっ
て、面積側にやや重みを置いて平均する。 (7) 面積が大で塊数が小の場合は、人22が密集してい
る状態であり、実際よりも塊数がかなり少ない。また、
影23の影響で面積は実際の面積よりも面積はやや大き
くなる。よって、面積側に重みを置いて平均する。
度のカメラを、高さ5mの天井に設置して測定した場合
において、1〜3人を小、4〜6人を中、7人以上を大
としている。この人数は、カメラレンズの画角と設置高
さに応じて適切に変更する。 (1) 面積が小で塊数も小の場合は、両者の数が近いた
め、両者正常にカウントされている。よって、重みは均
等として平均する。 (2) 面積が小で塊数が中の場合は、人22がやや分離し
ている状態であり、実際よりも塊数が多めに出ている。
よって、面積側にやや重みを置いて平均する。 (3) 面積が小で塊数が大の場合は、人22が分離してい
る状態であり、実際よりも塊数が多く出てしかも不正確
である。よって、面積側に重みを置いて平均する。 (4) 面積が中で塊数が小の場合は、人22が密集してい
る状態であり、実際よりも塊数が少ない。また、影23
の影響で実際の人部の面積よりも面積はやや大きくな
る。よって、面積側にやや重みを置いて平均する。 (5) 面積が中で塊数が中の場合は、若干面積が多めでは
あるが、両者の数が近いため、重みは均等として平均す
る。 (6) 面積が中で塊数が大の場合は、人22がやや分離し
ている状態であり、実際よりも塊数が多めに出る。よっ
て、面積側にやや重みを置いて平均する。 (7) 面積が大で塊数が小の場合は、人22が密集してい
る状態であり、実際よりも塊数がかなり少ない。また、
影23の影響で面積は実際の面積よりも面積はやや大き
くなる。よって、面積側に重みを置いて平均する。
【0034】(8) 面積が大で塊数が中の場合は、人22
がやや密集しているため塊数がやや少ない。また、影2
3の影響で面積が実際の人部の面積よりもやや大きく出
る。よって、重みは均等として平均する。 (9) 面積が大で塊数が大の場合は、影23の影響で塊数
はやや少なめに、面積はやや多めに出るが、ほぼ正常に
検出されていると考える。よって、重みは均等として平
均する。
がやや密集しているため塊数がやや少ない。また、影2
3の影響で面積が実際の人部の面積よりもやや大きく出
る。よって、重みは均等として平均する。 (9) 面積が大で塊数が大の場合は、影23の影響で塊数
はやや少なめに、面積はやや多めに出るが、ほぼ正常に
検出されていると考える。よって、重みは均等として平
均する。
【0035】ここで、重みのかけ方は、例えば「均等」
と表現されているものは、5:5、「やや重みを置く」
と表現されているものは6:4、「重みを置く」と表現
されているものは8:2とすればよい。このようにし
て、面積及び塊数の適正な平均の重み付けをすることが
でき、それぞれの状態に応じた人数検出が可能になる。
これは、マイクロコンピュータ「以下マイコンという」
による簡単なプログラム処理により実行できる。なお、
上記重みの割合は一例に過ぎす、その使用環境や使用条
件に適したものに変更してもよい。また、現地測定等で
重みの割合を確認し、いっそう適切な重みの割合に変更
すれば、より精度の高い測定ができるので、より望まし
い。
と表現されているものは、5:5、「やや重みを置く」
と表現されているものは6:4、「重みを置く」と表現
されているものは8:2とすればよい。このようにし
て、面積及び塊数の適正な平均の重み付けをすることが
でき、それぞれの状態に応じた人数検出が可能になる。
これは、マイクロコンピュータ「以下マイコンという」
による簡単なプログラム処理により実行できる。なお、
上記重みの割合は一例に過ぎす、その使用環境や使用条
件に適したものに変更してもよい。また、現地測定等で
重みの割合を確認し、いっそう適切な重みの割合に変更
すれば、より精度の高い測定ができるので、より望まし
い。
【0036】実施の形態2.図6はこの発明の第1及び
第3発明の一実施の形態を示す図で、面積と塊数の関係
に対する出力人数を示す図である。なお、図1〜図4は
実施の形態2にも共用する。実施の形態1では、面積と
塊数の関係から適切な平均の重み付けを行うようにした
が、実施の形態2では、出力人数を、面積からの人数と
塊数からの人数の1対1に対応したテーブルを用意し、
テーブルルックアップ方式で人数を求めるようにしたも
のである。
第3発明の一実施の形態を示す図で、面積と塊数の関係
に対する出力人数を示す図である。なお、図1〜図4は
実施の形態2にも共用する。実施の形態1では、面積と
塊数の関係から適切な平均の重み付けを行うようにした
が、実施の形態2では、出力人数を、面積からの人数と
塊数からの人数の1対1に対応したテーブルを用意し、
テーブルルックアップ方式で人数を求めるようにしたも
のである。
【0037】例えば、カメラの設置場所や環境により、
多少重み付けの割合を変えたいときや、現場で実測実験
を行い、そこで得られた値で人数を検出したい場合は、
テーブルルックアップ方式も便利である。それは、その
値を直接対応するテーブルの欄に書き換えればよいから
である。テーブルの変更は、例えばEPROMマイコン
を用いることで、簡単に実施できる。図6の行方向は面
積からの人数を、列方向は塊数からの人数を示し、それ
ぞれ該当する人数のクロスしたところが求める人数であ
る。
多少重み付けの割合を変えたいときや、現場で実測実験
を行い、そこで得られた値で人数を検出したい場合は、
テーブルルックアップ方式も便利である。それは、その
値を直接対応するテーブルの欄に書き換えればよいから
である。テーブルの変更は、例えばEPROMマイコン
を用いることで、簡単に実施できる。図6の行方向は面
積からの人数を、列方向は塊数からの人数を示し、それ
ぞれ該当する人数のクロスしたところが求める人数であ
る。
【0038】実施の形態3.図7はこの発明の第1及び
第4発明の一実施の形態を示す図で、(A)はファジー
推論のルールを示す図、(B)〜(D)はメンバーシッ
プ関数図で、(B)は面積のメンバーシップ関数、
(C)は塊数のメンバーシップ関数、(D)は重みのメ
ンバーシップ関数である。なお、図1〜図4は実施の形
態2にも共用する。
第4発明の一実施の形態を示す図で、(A)はファジー
推論のルールを示す図、(B)〜(D)はメンバーシッ
プ関数図で、(B)は面積のメンバーシップ関数、
(C)は塊数のメンバーシップ関数、(D)は重みのメ
ンバーシップ関数である。なお、図1〜図4は実施の形
態2にも共用する。
【0039】実施の形態1では、面積と塊数の関係から
平均の重みを求めた。このように、入力と出力の傾向が
うまく得られる事象には、ルールとメンバーシップ関数
を求めてファジー推論を用いることができ、いっそう精
密な値を得ることができる。図7を用いて、2入力1出
力のファジー推論を行い、面積と塊数に対応した重みを
求める。もちろん、出力を人数としてもよい。
平均の重みを求めた。このように、入力と出力の傾向が
うまく得られる事象には、ルールとメンバーシップ関数
を求めてファジー推論を用いることができ、いっそう精
密な値を得ることができる。図7を用いて、2入力1出
力のファジー推論を行い、面積と塊数に対応した重みを
求める。もちろん、出力を人数としてもよい。
【0040】なお、このファジー推論は、マイコン上に
プログラムを組んで実行することができる。また、ファ
ジー推論の結果をあらかじめ図6に示すテーブルに記入
して、テーブルルックアップ方式で抽出するようにして
もよい。
プログラムを組んで実行することができる。また、ファ
ジー推論の結果をあらかじめ図6に示すテーブルに記入
して、テーブルルックアップ方式で抽出するようにして
もよい。
【0041】実施の形態4.図8はこの発明の第1及び
第5発明の一実施の形態を示すニューラルネットワーク
説明図である。なお、図1〜図4は実施の形態2にも共
用する。実施の形態1では、面積と塊数の関係から平均
の際の重みを求めた。このように、入力値と出力値が求
められるような関係では、ニューラルネットワークを用
いて、出力値を教師信号として学習させ、ニューラルネ
ットワークのシナプス結合係数を求め、ニューラルネッ
トワークを形成し、以降このニューラルネットワークを
用いて人数を出力させる手法も有効である。もちろん、
出力を人数でなく重みとしてもよい。
第5発明の一実施の形態を示すニューラルネットワーク
説明図である。なお、図1〜図4は実施の形態2にも共
用する。実施の形態1では、面積と塊数の関係から平均
の際の重みを求めた。このように、入力値と出力値が求
められるような関係では、ニューラルネットワークを用
いて、出力値を教師信号として学習させ、ニューラルネ
ットワークのシナプス結合係数を求め、ニューラルネッ
トワークを形成し、以降このニューラルネットワークを
用いて人数を出力させる手法も有効である。もちろん、
出力を人数でなく重みとしてもよい。
【0042】図8にニューラルネットワークの一例を示
す。この例では、入力層を面積からの人数と塊数からの
人数の2個、中間層は5個、出力層は人数の1個のニュ
ーロンから構成され、それぞれの層のニューロンの結合
を、学習により求めたシナプス結合係数で結合してい
る。このニューロンの構成を、マイコン上に記憶させ、
面積からの人数と塊数からの人数を入力して、出力とし
て人数を求めればよい。
す。この例では、入力層を面積からの人数と塊数からの
人数の2個、中間層は5個、出力層は人数の1個のニュ
ーロンから構成され、それぞれの層のニューロンの結合
を、学習により求めたシナプス結合係数で結合してい
る。このニューロンの構成を、マイコン上に記憶させ、
面積からの人数と塊数からの人数を入力して、出力とし
て人数を求めればよい。
【0043】なお、マイコン上に記憶させた場合は、面
積の設置環境に応じた面積からの人数と塊数からの人数
が求まる人数の関係をオンライン学習させ、マイコン上
のRAMに記憶させてあるシナプス結合係数を変更し、
いっそう精度の高い測定ができるようにすることも可能
である。また、マイコンのRAM容量が少ないような場
合には、あらかじめオフラインで学習したシナプス結合
係数をROMに記憶させたり、実施の形態2に示したよ
うなテーブルルックアップ方式にしたりすることも可能
である。
積の設置環境に応じた面積からの人数と塊数からの人数
が求まる人数の関係をオンライン学習させ、マイコン上
のRAMに記憶させてあるシナプス結合係数を変更し、
いっそう精度の高い測定ができるようにすることも可能
である。また、マイコンのRAM容量が少ないような場
合には、あらかじめオフラインで学習したシナプス結合
係数をROMに記憶させたり、実施の形態2に示したよ
うなテーブルルックアップ方式にしたりすることも可能
である。
【0044】実施の形態5.この発明の第6及び第7発
明の一実施の形態であり、図1〜図4を共用する。画像
入力装置1から入力された現在画像と、自動更新される
背景画像の差分から人数を求める人数検出装置の場合、
検出する人数が多くなった場合、実施の形態1で説明し
たような不具合が生じる場合がある。
明の一実施の形態であり、図1〜図4を共用する。画像
入力装置1から入力された現在画像と、自動更新される
背景画像の差分から人数を求める人数検出装置の場合、
検出する人数が多くなった場合、実施の形態1で説明し
たような不具合が生じる場合がある。
【0045】すなわち、人22が隣接すると影23部が
重なり、人部として吸い上げられるため、2値化の際に
人部面積が大きくなる。また、隣接する人22同士が接
続されるため、塊数は少なくなる。そのため、人数に対
し、塊数が小さい場合は、実際の面積よりも大きな値が
求まっていることになる。実施の形態5は、上記の増加
分を推論し、面積補正手段によって面積を補正して人数
検出の精度を上げるようにしたものである。
重なり、人部として吸い上げられるため、2値化の際に
人部面積が大きくなる。また、隣接する人22同士が接
続されるため、塊数は少なくなる。そのため、人数に対
し、塊数が小さい場合は、実際の面積よりも大きな値が
求まっていることになる。実施の形態5は、上記の増加
分を推論し、面積補正手段によって面積を補正して人数
検出の精度を上げるようにしたものである。
【0046】図3(A)は3人の人22が一体化してい
る状態を示している。影23の重なりにより増加した面
積32を除去する推論補正式を求め、増加分の影響を除
外する。今、背景画像との差分面積をA、1人当たりの
単位面積をa、リンク数(面積32の数)をL、1リン
ク当たりの単位面積aに対する面積増加率をkとする
と、真の面積Xは、 X=A−k・a・L ・・・(1) となる。
る状態を示している。影23の重なりにより増加した面
積32を除去する推論補正式を求め、増加分の影響を除
外する。今、背景画像との差分面積をA、1人当たりの
単位面積をa、リンク数(面積32の数)をL、1リン
ク当たりの単位面積aに対する面積増加率をkとする
と、真の面積Xは、 X=A−k・a・L ・・・(1) となる。
【0047】(1)式の両辺をaで除すると、 X/a=A/a−k・L ・・・(2) となる。ここで、 X/a:真の(面積からの)人数 A/a:補正前の面積からの人数 であるから、 [真の人数]=[補正前の面積からの人数]−[リンク当たり増加率]・ [リンク数] ・・・(3) となる。
【0048】2人が隣接して1体化すると、その接続部
の数、すなわちリンク数Lは1である。3人が隣接して
1体化すると、リンク数Lは2になる。ただし、団子状
にかたまった場合は、リンク数Lは3になる。ここでは
簡単にモデル化するため、団子状にかたまった場合は考
えないことにする。実際、エレベーターホールのような
場所では、人22は無意識に他人との距離を取るため、
人22が団子状にかたまることはまれであり、あまり考
慮しなくてもよい。
の数、すなわちリンク数Lは1である。3人が隣接して
1体化すると、リンク数Lは2になる。ただし、団子状
にかたまった場合は、リンク数Lは3になる。ここでは
簡単にモデル化するため、団子状にかたまった場合は考
えないことにする。実際、エレベーターホールのような
場所では、人22は無意識に他人との距離を取るため、
人22が団子状にかたまることはまれであり、あまり考
慮しなくてもよい。
【0049】4人が隣接して1体化すると、リンク数L
は3になる。このように考えると、n人が隣接した場合
のリンク数はn−1とすることができる。4人が2人+
2人で2塊となった場合のリンク数Lは2、5人が2人
+3人として2塊となった場合のリンク数Lは3とな
る。このように考えていくと、リンク数Lは人数と塊数
の差であることが分かる。人数はX/aであり、塊数を
Bとすると、リンク数Lは、 L=X/a−B ・・・(4)
は3になる。このように考えると、n人が隣接した場合
のリンク数はn−1とすることができる。4人が2人+
2人で2塊となった場合のリンク数Lは2、5人が2人
+3人として2塊となった場合のリンク数Lは3とな
る。このように考えていくと、リンク数Lは人数と塊数
の差であることが分かる。人数はX/aであり、塊数を
Bとすると、リンク数Lは、 L=X/a−B ・・・(4)
【0050】(2)式及び(4)式から、 X/a=A/a−k・(X/a−B) ・・・(5) 両辺を整理すると、 X/a=(A/a+k・B)/(1+k) ・・・(6) となり、面積増加率kが分かれば、真の人数(X/a)
が求まる。
が求まる。
【0051】次に、リンク当たりの画素数増加率kがど
の程度の値になるか、実験で確認した。身長170c
m、中肉中制の大人複数人を、何回も5m上方から画角
45度レンズを有する人工網膜チップカメラで、撮影
し、画素数増加率kの値を求めた。その結果からk=
0.7を得た。この値はカメラの画角、設置高さ、画素
数によって異なる場合もあるが、実験や計算で求めれば
よい。マイコンのプログラム上では、係数を書き換える
だけであり、簡単に実現できる。
の程度の値になるか、実験で確認した。身長170c
m、中肉中制の大人複数人を、何回も5m上方から画角
45度レンズを有する人工網膜チップカメラで、撮影
し、画素数増加率kの値を求めた。その結果からk=
0.7を得た。この値はカメラの画角、設置高さ、画素
数によって異なる場合もあるが、実験や計算で求めれば
よい。マイコンのプログラム上では、係数を書き換える
だけであり、簡単に実現できる。
【0052】なお、リンクについては、人22が団子状
になる場合はまれであるとして考えてきたが、更に精度
を上げるため、塊の形状から団子状か否かを推論し、団
子状の場合は、リンク数Lをその分加算するようにして
も有効である。
になる場合はまれであるとして考えてきたが、更に精度
を上げるため、塊の形状から団子状か否かを推論し、団
子状の場合は、リンク数Lをその分加算するようにして
も有効である。
【0053】実施の形態6.図9及び図10はこの発明
の第8発明の一実施の形態を示す図で、図9はエレベー
ターホールの待客数検出説明図、図10はエレベーター
のかご内の乗客数検出説明図である。なお、図1〜図4
は実施の形態6にも共用する。
の第8発明の一実施の形態を示す図で、図9はエレベー
ターホールの待客数検出説明図、図10はエレベーター
のかご内の乗客数検出説明図である。なお、図1〜図4
は実施の形態6にも共用する。
【0054】図9において、41はエレベーターホール
の天井に設置された人数検出装置で、実施の形態1〜実
施の形態5で説明したものである。42は待客、43は
各階の複数の人数検出装置41からの信号を取りまとめ
る各階統合部、44は全階の信号を取りまとめる全階統
合部、45はエレベーターの群管理装置である。
の天井に設置された人数検出装置で、実施の形態1〜実
施の形態5で説明したものである。42は待客、43は
各階の複数の人数検出装置41からの信号を取りまとめ
る各階統合部、44は全階の信号を取りまとめる全階統
合部、45はエレベーターの群管理装置である。
【0055】図10において、51はエレベーターのか
ご52内の天井に設置された人数検出装置で、実施の形
態1〜実施の形態5で説明したものである。53はかご
52内の乗客、54は全かご52からの信号を取りまと
める全かご統合部、55はエレベーターの群管理装置で
ある。
ご52内の天井に設置された人数検出装置で、実施の形
態1〜実施の形態5で説明したものである。53はかご
52内の乗客、54は全かご52からの信号を取りまと
める全かご統合部、55はエレベーターの群管理装置で
ある。
【0056】エレベーターホールの待客42やかご52
内の乗客53の人数、又はその両方の人数を、既述の手
法のいずれかで測定し、エレベーターの群管理を実施す
る。例えば、ある階の待客42が多い場合には、そこに
かご52を2台配車するとか、かご52内が満員の場合
は、別のかごを配車するなどの制御を行い、エレベータ
ー利用者の待時間を短縮し、また、積み残されることに
よる不快感を軽減する。
内の乗客53の人数、又はその両方の人数を、既述の手
法のいずれかで測定し、エレベーターの群管理を実施す
る。例えば、ある階の待客42が多い場合には、そこに
かご52を2台配車するとか、かご52内が満員の場合
は、別のかごを配車するなどの制御を行い、エレベータ
ー利用者の待時間を短縮し、また、積み残されることに
よる不快感を軽減する。
【0057】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の第1発
明では、現画像と背景画像の差分から抽出された人部画
像面積及び塊数から求められたそれぞれの人数により、
これらの人数の平均の際の重みを変更し、第2発明で
は、抽出された面積及び塊数に対応して、平均の際の重
みを設定し、かつこれを変更して人数を出力するように
したので、状況に応じた平均の重み付けができ、状況に
応じた精度の高い測定結果を得ることができる。
明では、現画像と背景画像の差分から抽出された人部画
像面積及び塊数から求められたそれぞれの人数により、
これらの人数の平均の際の重みを変更し、第2発明で
は、抽出された面積及び塊数に対応して、平均の際の重
みを設定し、かつこれを変更して人数を出力するように
したので、状況に応じた平均の重み付けができ、状況に
応じた精度の高い測定結果を得ることができる。
【0058】また、第3発明では、抽出された面積及び
塊数に対応する人数を示すテーブルから人数を抽出して
出力するようにしたので、状況に応じた精度の高い測定
結果を得ることができ、またテーブルを書き換えること
で、設置環境に適した測定をすることができる。
塊数に対応する人数を示すテーブルから人数を抽出して
出力するようにしたので、状況に応じた精度の高い測定
結果を得ることができ、またテーブルを書き換えること
で、設置環境に適した測定をすることができる。
【0059】また、第4発明では、抽出からの人数と塊
数からの人数から、ルール及びメンバーシップ関数を作
成してファジー推論を行い、第5発明では、ニューラル
ネットワークを学習させて形成して人数を求めるように
したので、精密な重み付けを行うことができ、精度の高
い測定をすることができる。
数からの人数から、ルール及びメンバーシップ関数を作
成してファジー推論を行い、第5発明では、ニューラル
ネットワークを学習させて形成して人数を求めるように
したので、精密な重み付けを行うことができ、精度の高
い測定をすることができる。
【0060】また、第6発明では、画像面内での人と人
との影の重なりから生じる人部以外の差分検出面積量を
推定し、影の部分を補正し、第7発明では、影の部分を
補正する補正式を用いるようにしたので、更に正確な人
数検出を実行することができる。
との影の重なりから生じる人部以外の差分検出面積量を
推定し、影の部分を補正し、第7発明では、影の部分を
補正する補正式を用いるようにしたので、更に正確な人
数検出を実行することができる。
【0061】また、第8発明では、人数検出装置を、エ
レベーターホール又はかご内を監視領域として利用客数
を検出する装置に適用したので、エレベーターの制御に
必要な高精度の利用客数情報を出力する検出装置を構成
することができる。
レベーターホール又はかご内を監視領域として利用客数
を検出する装置に適用したので、エレベーターの制御に
必要な高精度の利用客数情報を出力する検出装置を構成
することができる。
【図1】 この発明の実施の形態1を示す全体構成図。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す照明の影響説
明図。
明図。
【図3】 この発明の実施の形態1を示す差分画像説明
図で、(A)は実測差分画像、(B)は本来の差分画
像。
図で、(A)は実測差分画像、(B)は本来の差分画
像。
【図4】 この発明の実施の形態1を示す人数検出動作
フローチャート。
フローチャート。
【図5】 この発明の実施の形態1を示す人数平均時の
重み設定図。
重み設定図。
【図6】 この発明の実施の形態2を示す面積と塊数の
関係に対する出力人数を示す図。
関係に対する出力人数を示す図。
【図7】 この発明の実施の形態3を示す図で、(A)
はファジー推論のルールを示す図、(B)〜(D)はフ
ァジー推論のメンバーシップ関数図で、(B)は面積の
メンバーシップ関数、(C)は塊数のメンバーシップ関
数、(D)は重みのメンバーシップ関数。
はファジー推論のルールを示す図、(B)〜(D)はフ
ァジー推論のメンバーシップ関数図で、(B)は面積の
メンバーシップ関数、(C)は塊数のメンバーシップ関
数、(D)は重みのメンバーシップ関数。
【図8】 この発明の実施の形態4を示すニューラルネ
ットワーク説明図。
ットワーク説明図。
【図9】 この発明の実施の形態6を示すエレベーター
ホールの待客数検出説明図。
ホールの待客数検出説明図。
【図10】 この発明の実施の形態6を示すエレベータ
ーのかご内の乗客数検出説明図。
ーのかご内の乗客数検出説明図。
【図11】 従来の人数検出装置を示す全体構成図。
1 画像入力装置、2 現画像メモリ、3 背景画像メ
モリ、7 人部抽出手段、8 人部面積抽出手段、9
人部塊数抽出手段、10 人数計数手段、11人数、2
1 照明灯、22 人、23 影、24 影の重なり部
分、31 影の面積、32 影の接続部面積、41 人
数検出装置、42 待客、51 人数検出装置、52
かご、53 乗客
モリ、7 人部抽出手段、8 人部面積抽出手段、9
人部塊数抽出手段、10 人数計数手段、11人数、2
1 照明灯、22 人、23 影、24 影の重なり部
分、31 影の面積、32 影の接続部面積、41 人
数検出装置、42 待客、51 人数検出装置、52
かご、53 乗客
Claims (8)
- 【請求項1】 画像入力装置から入力された監視領域の
現画像と、あらかじめ作成された上記監視領域の背景画
像を比較し、その差分から人部画像の面積及びこの人部
画像の塊数を抽出し、これらの抽出された面積及び塊数
からそれぞれ人数を求めて、それを平均して人数を出力
する装置において、上記平均の際の重みを設定し、かつ
上記それぞれの人数により上記重みを変更して上記人数
を出力する人数計数手段を備えたことを特徴とする人数
検出装置。 - 【請求項2】 人数計数手段を、抽出された面積及び塊
数に対応して、平均の際の重みを設定し、かつこれを変
更して人数を出力するように構成したことを特徴とする
請求項1記載の人数検出装置。 - 【請求項3】 人数計数手段を、抽出された面積及び塊
数に対応する人数を示すテーブルから人数を抽出して出
力するように構成したことを特徴とする請求項1記載の
人数検出装置。 - 【請求項4】 人数計数手段を、それぞれの人数により
出力される人数の出方から求めたルール及びメンバーシ
ップ関数を用いたファジー推論により人数を求めるよう
に構成したことを特徴とする請求項1記載の人数検出装
置。 - 【請求項5】 人数計数手段を、それぞれの人数により
出力される人数の出方から求めたニューラルネットワー
クを用いて人数を求めるように構成したことを特徴とす
る請求項1記載の人数検出装置。 - 【請求項6】 画像入力装置から入力された監視領域の
現画像と、あらかじめ作成された上記監視領域の背景画
像を比較し、その差分から人部画像の面積及びこの人部
画像の塊数を抽出し、これらの抽出された面積及び塊数
からそれぞれ人数を求めて、それを平均して人数を出力
する装置において、上記画像面内での人と人との影の重
なりから生じる人部以外の差分検出面積量を推定し、上
記影の部分を補正して人数を求める面積補正手段を備え
たことを特徴とする人数計数手段。 - 【請求項7】 面積補正手段を、X/a=(A/a+k
・B)/(1+k)で示された補正式を用いて補正する
ように構成し、上記補正式中、Aは背景画像との差分面
積、aは1人当たりの単位面積、Lはリンク数、kは1
リンク当たりのaに対する面積増加率、Xは真の面積と
したことを特徴とする請求項6記載の人数検出装置。 - 【請求項8】 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の
人数検出装置を、エレベーターホールまたはかご内を監
視領域として利用客数を検出する装置に適用したことを
特徴とするエレベーターの利用客数検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5670798A JPH11259625A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 人数検出装置及びエレベーターの利用客数検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5670798A JPH11259625A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 人数検出装置及びエレベーターの利用客数検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11259625A true JPH11259625A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13034961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5670798A Pending JPH11259625A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 人数検出装置及びエレベーターの利用客数検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11259625A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003346123A (ja) * | 2002-05-23 | 2003-12-05 | Av Planning Center:Kk | 物体計数方法及び物体計数装置 |
| JP2005292066A (ja) * | 2004-04-05 | 2005-10-20 | Daikin Ind Ltd | 状態診断装置、状態診断プログラムおよび状態診断システム。 |
| JP2008299503A (ja) * | 2007-05-30 | 2008-12-11 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | リースエレベータビジネス方法を実施するコンピュータシステム |
| CN103440738A (zh) * | 2013-08-16 | 2013-12-11 | 吉林大学 | 一种风景区内游客步行桥超员预警方法 |
| JPWO2014156733A1 (ja) * | 2013-03-26 | 2017-02-16 | 株式会社日立国際電気 | 人数計数装置および人数計数方法 |
| JP2020086753A (ja) * | 2018-11-21 | 2020-06-04 | マイクロコントロールシステムズ株式会社 | 対象物計数プログラム、装置及び方法、並びに対象物管理プログラム |
-
1998
- 1998-03-09 JP JP5670798A patent/JPH11259625A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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