JPH11259879A - 光学式ピックアップ - Google Patents
光学式ピックアップInfo
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- JPH11259879A JPH11259879A JP10061336A JP6133698A JPH11259879A JP H11259879 A JPH11259879 A JP H11259879A JP 10061336 A JP10061336 A JP 10061336A JP 6133698 A JP6133698 A JP 6133698A JP H11259879 A JPH11259879 A JP H11259879A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヨーイングやピッチングなどの不要振動を低
減することができると共に、加工コストの低減化が図れ
る光学式ピックアップを提供すること。 【解決手段】 固定部材である保持体2の背面中央に突
部2aを形成し、この突部2aの左右両側に凹部2bを
確保する。金属線材からなるワイヤ3をL字状にフォー
ミングし、直線状に延びる直線部3bと、直線部3bか
ら折り曲げ部3aを介して略直角方向に延びる可撓部3
cとを形成する。このワイヤ3を可動部材であるレンズ
ホルダ1と保持体2との間に配置し、直線部3bの先端
をレンズホルダ1に接着固定すると共に、可撓部3cの
後端を保持体2の突部2a上に接着剤7で固定し、さら
に凹部2bにダンパ剤8を充填する。これにより、レン
ズホルダ1がフォーカス方向またはトラッキング方向へ
駆動された際、ワイヤ3の可撓部3cがタンジェンタル
方向へ変形可能となり、ヨーイングやピッチングなどの
不要振動が低減されると共に、ダンパ剤8によって共振
周波数における共振やその他の寄生振動が減衰される。
減することができると共に、加工コストの低減化が図れ
る光学式ピックアップを提供すること。 【解決手段】 固定部材である保持体2の背面中央に突
部2aを形成し、この突部2aの左右両側に凹部2bを
確保する。金属線材からなるワイヤ3をL字状にフォー
ミングし、直線状に延びる直線部3bと、直線部3bか
ら折り曲げ部3aを介して略直角方向に延びる可撓部3
cとを形成する。このワイヤ3を可動部材であるレンズ
ホルダ1と保持体2との間に配置し、直線部3bの先端
をレンズホルダ1に接着固定すると共に、可撓部3cの
後端を保持体2の突部2a上に接着剤7で固定し、さら
に凹部2bにダンパ剤8を充填する。これにより、レン
ズホルダ1がフォーカス方向またはトラッキング方向へ
駆動された際、ワイヤ3の可撓部3cがタンジェンタル
方向へ変形可能となり、ヨーイングやピッチングなどの
不要振動が低減されると共に、ダンパ剤8によって共振
周波数における共振やその他の寄生振動が減衰される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトディス
クやミニディスク等の媒体に対して情報を記録または再
生する光学式ピックアップに係り、特に、対物レンズな
どを含む可動部材がワイヤを介して固定部材に弾性的に
支持されている光学式ピックアップに関する。
クやミニディスク等の媒体に対して情報を記録または再
生する光学式ピックアップに係り、特に、対物レンズな
どを含む可動部材がワイヤを介して固定部材に弾性的に
支持されている光学式ピックアップに関する。
【0002】
【従来の技術】光学式ピックアップは、対物レンズを保
持するレンズホルダと、このレンズホルダを複数本のワ
イヤを介して弾性的に支持する固定部材と、レンズホル
ダをフォーカス方向またはトラッキング方向へ駆動する
電磁駆動機構などを備えており、レンズホルダ側に取り
付けられたフォーカスコイルおよびトラッキングコイル
と固定部材側に取り付けられた磁気回路とによって電磁
駆動機構が構成されるムービングコイル(MC)方式と
よばれるタイプと、レンズホルダ側に取り付けられた磁
気回路と固定部材側に取り付けられたフォーカスコイル
およびトラッキングコイルとによって電磁駆動機構が構
成されるムービングマグネット(MM)方式とよばれる
タイプに大別される。
持するレンズホルダと、このレンズホルダを複数本のワ
イヤを介して弾性的に支持する固定部材と、レンズホル
ダをフォーカス方向またはトラッキング方向へ駆動する
電磁駆動機構などを備えており、レンズホルダ側に取り
付けられたフォーカスコイルおよびトラッキングコイル
と固定部材側に取り付けられた磁気回路とによって電磁
駆動機構が構成されるムービングコイル(MC)方式と
よばれるタイプと、レンズホルダ側に取り付けられた磁
気回路と固定部材側に取り付けられたフォーカスコイル
およびトラッキングコイルとによって電磁駆動機構が構
成されるムービングマグネット(MM)方式とよばれる
タイプに大別される。
【0003】このようにレンズホルダ側の可動部材をワ
イヤを介して固定部材に弾性的に支持する光学式ピック
アップでは、MC方式やMM方式に拘らず、可動部材の
質量とワイヤのもつスティフネスとで決定される共振周
波数がある。この共振周波数における共振やその他の寄
生振動を制動するために、通常は、ワイヤの端部をダン
パ剤で囲繞するという方法が採用されているが、ダンパ
剤の減衰作用ではヨーイング(フォーカス軸まわりの回
転共振)とピッチング(トラッキング軸まわりの回転共
振)を十分に抑えることができず、フォーカスサーボや
トラッキングサーボが不安定になるおそれがある。
イヤを介して固定部材に弾性的に支持する光学式ピック
アップでは、MC方式やMM方式に拘らず、可動部材の
質量とワイヤのもつスティフネスとで決定される共振周
波数がある。この共振周波数における共振やその他の寄
生振動を制動するために、通常は、ワイヤの端部をダン
パ剤で囲繞するという方法が採用されているが、ダンパ
剤の減衰作用ではヨーイング(フォーカス軸まわりの回
転共振)とピッチング(トラッキング軸まわりの回転共
振)を十分に抑えることができず、フォーカスサーボや
トラッキングサーボが不安定になるおそれがある。
【0004】これに対し、特開平9−16996号公報
に記載された光学式ピックアップでは、ワイヤの代わり
に弾性金属板を用い、この弾性金属板にクランク状に打
ち抜かれた伸縮部を形成することにより、弾性金属板に
トラッキング軸と直交するタンジェンタル方向へのばね
性を持たせている。このように、タンジェンタル方向へ
ばね性を持つ弾性金属板の両端をレンズホルダと固定部
材に固定すると、ヨーイング周波数とピッチング周波数
が電磁駆動機構において問題とならない低域側にシフト
されるため、ヨーイングやピッチングなどの不要振動を
低減することができる。また、伸縮部にはダンパ剤が塗
布されており、共振周波数における共振やその他の寄生
振動を減衰することができる。
に記載された光学式ピックアップでは、ワイヤの代わり
に弾性金属板を用い、この弾性金属板にクランク状に打
ち抜かれた伸縮部を形成することにより、弾性金属板に
トラッキング軸と直交するタンジェンタル方向へのばね
性を持たせている。このように、タンジェンタル方向へ
ばね性を持つ弾性金属板の両端をレンズホルダと固定部
材に固定すると、ヨーイング周波数とピッチング周波数
が電磁駆動機構において問題とならない低域側にシフト
されるため、ヨーイングやピッチングなどの不要振動を
低減することができる。また、伸縮部にはダンパ剤が塗
布されており、共振周波数における共振やその他の寄生
振動を減衰することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、上記
公報に開示された従来の光学式ピックアップによれば、
ヨーイングやピッチングなどの不要振動を低減すること
ができ、フォーカスサーボやトラッキングサーボが安定
するという利点を有する。しかしながら、複雑な形状の
伸縮部によって弾性金属板のタンジェンタル方向へのば
ね特性が決定され、かかる伸縮部を微細な弾性金属板に
加工することは非常に困難であり、しかも、伸縮部は複
数本の弾性金属板のそれぞれに形成されており、各弾性
金属板のタンジェンタル方向へのばね特性を均一にする
必要があるため、伸縮部を含む弾性金属板の加工に極め
て高い加工精度が要求され、コストアップを招来する大
きな要因となっていた。
公報に開示された従来の光学式ピックアップによれば、
ヨーイングやピッチングなどの不要振動を低減すること
ができ、フォーカスサーボやトラッキングサーボが安定
するという利点を有する。しかしながら、複雑な形状の
伸縮部によって弾性金属板のタンジェンタル方向へのば
ね特性が決定され、かかる伸縮部を微細な弾性金属板に
加工することは非常に困難であり、しかも、伸縮部は複
数本の弾性金属板のそれぞれに形成されており、各弾性
金属板のタンジェンタル方向へのばね特性を均一にする
必要があるため、伸縮部を含む弾性金属板の加工に極め
て高い加工精度が要求され、コストアップを招来する大
きな要因となっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ワイヤに可撓
部を折り曲げ形成し、この可撓部が固定される部材の固
定端近傍に可撓部の変形を許容する間隙を設けることと
する。このように構成すると、ヨーイングやピッチング
などの不要振動を低減することができ、しかも、線材で
あるワイヤに単純な曲げ加工を施すだけで、該ワイヤに
タンジェンタル方向へのばね性が付与されるため、ワイ
ヤの加工が容易になってコストダウンを図ることができ
る。
部を折り曲げ形成し、この可撓部が固定される部材の固
定端近傍に可撓部の変形を許容する間隙を設けることと
する。このように構成すると、ヨーイングやピッチング
などの不要振動を低減することができ、しかも、線材で
あるワイヤに単純な曲げ加工を施すだけで、該ワイヤに
タンジェンタル方向へのばね性が付与されるため、ワイ
ヤの加工が容易になってコストダウンを図ることができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の光学式ピックアップで
は、対物レンズを含む可動部材と、この可動部材を複数
本のワイヤを介して弾性的に支持する固定部材と、前記
可動部材をフォーカス方向とトラッキング方向の少なく
とも一方向へ駆動する電磁駆動機構とを備えた光学式ピ
ックアップにおいて、前記ワイヤに、前記可動部材と前
記固定部材間を橋絡する方向に延びる直線部と、この直
線部から折り曲げ部を介して略直角方向に延びる可撓部
とを形成し、この可撓部の前記折り曲げ部から離れた位
置を前記可動部材と前記固定部材の少なくとも一方に固
定すると共に、当該部材に前記可撓部が前記直線部の軸
線方向へ変形するのを許容する間隙を設けた。
は、対物レンズを含む可動部材と、この可動部材を複数
本のワイヤを介して弾性的に支持する固定部材と、前記
可動部材をフォーカス方向とトラッキング方向の少なく
とも一方向へ駆動する電磁駆動機構とを備えた光学式ピ
ックアップにおいて、前記ワイヤに、前記可動部材と前
記固定部材間を橋絡する方向に延びる直線部と、この直
線部から折り曲げ部を介して略直角方向に延びる可撓部
とを形成し、この可撓部の前記折り曲げ部から離れた位
置を前記可動部材と前記固定部材の少なくとも一方に固
定すると共に、当該部材に前記可撓部が前記直線部の軸
線方向へ変形するのを許容する間隙を設けた。
【0008】このように構成すると、ワイヤに単純な曲
げ加工を施すだけで該ワイヤにタンジェンタル方向への
ばね性が付与されるため、ヨーイングやピッチングなど
の不要振動を低減することができ、加工コストの低減化
を図ることができる。
げ加工を施すだけで該ワイヤにタンジェンタル方向への
ばね性が付与されるため、ヨーイングやピッチングなど
の不要振動を低減することができ、加工コストの低減化
を図ることができる。
【0009】上記構成はMC方式とMM方式のいずれの
光学式ピックアップに適用可能であるが、ワイヤに通電
の機能を兼用させる必要がないMM方式の光学式ピック
アップの場合、前記ワイヤをコ字状に折り曲げ、その両
端と中央を可動部材および固定部材にそれぞれ固定する
と、1本ワイヤによって可動部材の左右両側が固定部材
に支持されるため、部品点数や組立工数を削減すること
ができる。
光学式ピックアップに適用可能であるが、ワイヤに通電
の機能を兼用させる必要がないMM方式の光学式ピック
アップの場合、前記ワイヤをコ字状に折り曲げ、その両
端と中央を可動部材および固定部材にそれぞれ固定する
と、1本ワイヤによって可動部材の左右両側が固定部材
に支持されるため、部品点数や組立工数を削減すること
ができる。
【0010】また、前記間隙にダンパ剤を充填すると、
共振周波数における共振やその他の寄生振動を減衰する
ことができる。
共振周波数における共振やその他の寄生振動を減衰する
ことができる。
【0011】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は実施例に係る光学式ピックアップの斜視図、図2
は該光学式ピックアップの要部を示す平断面図である。
図1は実施例に係る光学式ピックアップの斜視図、図2
は該光学式ピックアップの要部を示す平断面図である。
【0012】本実施例に係る光学式ピックアップは、可
動部材である合成樹脂製のレンズホルダ1と、固定部材
である合成樹脂製の保持体2と、レンズホルダ1を保持
体2に弾性的に支持する4本のワイヤ3と、レンズホル
ダ1をフォーカス方向およびトラッキング方向へ駆動す
る電磁駆動機構4とを備えている。レンズホルダ1に対
物レンズ5が取り付けられており、レンズホルダ1の両
側面に2個ずつ、計4個の取付部1aが形成されてい
る。保持体2の背面中央に突部2aが形成されており、
突部2aの左右両側は凹部2bとなっている。また、保
持体2の両側面に2個ずつ、計4個の切欠き2cが形成
されており、これら切欠き2cは保持体2の背面で凹部
2bに連続している。
動部材である合成樹脂製のレンズホルダ1と、固定部材
である合成樹脂製の保持体2と、レンズホルダ1を保持
体2に弾性的に支持する4本のワイヤ3と、レンズホル
ダ1をフォーカス方向およびトラッキング方向へ駆動す
る電磁駆動機構4とを備えている。レンズホルダ1に対
物レンズ5が取り付けられており、レンズホルダ1の両
側面に2個ずつ、計4個の取付部1aが形成されてい
る。保持体2の背面中央に突部2aが形成されており、
突部2aの左右両側は凹部2bとなっている。また、保
持体2の両側面に2個ずつ、計4個の切欠き2cが形成
されており、これら切欠き2cは保持体2の背面で凹部
2bに連続している。
【0013】ワイヤ3は数10μm程度の極細の金属線
材からなり、折り曲げ部3aを介して互いに略直角方向
に延びる直線部3bと可撓部3cとを有し、全体的にL
字状にフォーミングされている。各ワイヤ3はレンズホ
ルダ1と保持体2との間に配置され、直線部3bの先端
がレンズホルダ1の取付部1aに接着剤6で固定される
と共に、可撓部3cの後端が保持体2の突部2a上に接
着剤7で固定されている。これにより、直線部3bは図
1に示すタンジェンシャル方向に沿って延び、可撓部3
cは折り曲げ部3aで略直角方向に変換されてトラッキ
ング方向へ延びることになる。また、可撓部3cの固定
端が突部2aに接着されているため、この固定端から折
り曲げ部3aに至る部分の可撓部3cと保持体2の背面
との間に凹部2bの深さ寸法に相当する間隙が確保され
ており、この間隙(凹部2b)と切欠き2cに紫外線硬
化型樹脂などからなるダンパ剤8が充填されている。
材からなり、折り曲げ部3aを介して互いに略直角方向
に延びる直線部3bと可撓部3cとを有し、全体的にL
字状にフォーミングされている。各ワイヤ3はレンズホ
ルダ1と保持体2との間に配置され、直線部3bの先端
がレンズホルダ1の取付部1aに接着剤6で固定される
と共に、可撓部3cの後端が保持体2の突部2a上に接
着剤7で固定されている。これにより、直線部3bは図
1に示すタンジェンシャル方向に沿って延び、可撓部3
cは折り曲げ部3aで略直角方向に変換されてトラッキ
ング方向へ延びることになる。また、可撓部3cの固定
端が突部2aに接着されているため、この固定端から折
り曲げ部3aに至る部分の可撓部3cと保持体2の背面
との間に凹部2bの深さ寸法に相当する間隙が確保され
ており、この間隙(凹部2b)と切欠き2cに紫外線硬
化型樹脂などからなるダンパ剤8が充填されている。
【0014】なお、電磁駆動機構4の詳細については図
示省略してあるが、フォーカスコイルおよびトラッキン
グコイルと、これらコイルに流れる電流の方向に対し交
差する方向へ磁束を発生する磁気回路(マグネツトおよ
びヨーク)とで構成されている。本実施例の場合、4本
のワイヤ3が互いに独立しており、各ワイヤ3にフォー
カスコイルとトラッキングコイルに電流を導く作用を兼
用させることができるため、MC方式とMM方式のいず
れの光学式ピックアップにも適用可能である。
示省略してあるが、フォーカスコイルおよびトラッキン
グコイルと、これらコイルに流れる電流の方向に対し交
差する方向へ磁束を発生する磁気回路(マグネツトおよ
びヨーク)とで構成されている。本実施例の場合、4本
のワイヤ3が互いに独立しており、各ワイヤ3にフォー
カスコイルとトラッキングコイルに電流を導く作用を兼
用させることができるため、MC方式とMM方式のいず
れの光学式ピックアップにも適用可能である。
【0015】このように構成された光学式ピックアップ
では、電磁駆動機構4のフォーカスコイルに流れる電流
によってレンズホルダ1側の可動部材が対物レンズ5の
フォーカス方向に駆動され、トラッキングコイルに流れ
る電流によって可動部材が対物レンズ5のトラッキング
方向に駆動される。その際、ワイヤ3の可撓部3cと保
持体2の背面との間に凹部2bによる間隙が確保されて
いるため、可撓部3cの固定端から折り曲げ部3aに至
る部分は直線部3bの軸線方向、すなわち図1に示すタ
ンジェンタル方向へ変形することができる。これによ
り、ヨーイング周波数とピッチング周波数が電磁駆動機
構において問題とならない低域側へシフトされ、ヨーイ
ングやピッチングなどの不要振動が低減される。また、
凹部2bと切欠き2cにダンパ剤8が充填されているた
め、共振周波数における共振やその他の寄生振動が減衰
され、フォーカスサーボやトラッキングサーボを安定化
させることができる。
では、電磁駆動機構4のフォーカスコイルに流れる電流
によってレンズホルダ1側の可動部材が対物レンズ5の
フォーカス方向に駆動され、トラッキングコイルに流れ
る電流によって可動部材が対物レンズ5のトラッキング
方向に駆動される。その際、ワイヤ3の可撓部3cと保
持体2の背面との間に凹部2bによる間隙が確保されて
いるため、可撓部3cの固定端から折り曲げ部3aに至
る部分は直線部3bの軸線方向、すなわち図1に示すタ
ンジェンタル方向へ変形することができる。これによ
り、ヨーイング周波数とピッチング周波数が電磁駆動機
構において問題とならない低域側へシフトされ、ヨーイ
ングやピッチングなどの不要振動が低減される。また、
凹部2bと切欠き2cにダンパ剤8が充填されているた
め、共振周波数における共振やその他の寄生振動が減衰
され、フォーカスサーボやトラッキングサーボを安定化
させることができる。
【0016】図3は他の実施例に係る光学式ピックアッ
プの平面図であり、図1と図2に対応する部分には同一
符号が付してある。
プの平面図であり、図1と図2に対応する部分には同一
符号が付してある。
【0017】本実施例に係る光学式ピックアップの場
合、ワイヤ9がコ字状にフォーミングされており、この
ワイヤ9を2本用いてレンズホルダ1を保持体2に弾性
的に支持させている。これらワイヤ9は2つの直線部9
bと1つの可撓部9cを有し、両直線部9bと可撓部9
c間はそれぞれ折り曲げ部9aを介して略直交してい
る。すなわち、本実施例における1本のワイヤ9は、前
述した実施例における2本のワイヤ3の各可撓部3c同
士を繋げたものと等価であり、可撓部9cの中央が保持
体2の突部2a上に接着剤7で固定されている。したが
って、ワイヤ9の本数が半分の2本で済み、部品点数を
削減できると共に、ワイヤ9の接着工程を含む組立作業
を簡略化することができる。
合、ワイヤ9がコ字状にフォーミングされており、この
ワイヤ9を2本用いてレンズホルダ1を保持体2に弾性
的に支持させている。これらワイヤ9は2つの直線部9
bと1つの可撓部9cを有し、両直線部9bと可撓部9
c間はそれぞれ折り曲げ部9aを介して略直交してい
る。すなわち、本実施例における1本のワイヤ9は、前
述した実施例における2本のワイヤ3の各可撓部3c同
士を繋げたものと等価であり、可撓部9cの中央が保持
体2の突部2a上に接着剤7で固定されている。したが
って、ワイヤ9の本数が半分の2本で済み、部品点数を
削減できると共に、ワイヤ9の接着工程を含む組立作業
を簡略化することができる。
【0018】なお、上記実施例では、本発明を固定部材
(保持体2)とワイヤの固定部分に適用した場合につい
て説明したが、可動部材(レンズホルダ1)とワイヤの
固定部分に適用することも可能であり、あるいは固定部
材と可動部材の両方の固定部分に適用しても良い。
(保持体2)とワイヤの固定部分に適用した場合につい
て説明したが、可動部材(レンズホルダ1)とワイヤの
固定部分に適用することも可能であり、あるいは固定部
材と可動部材の両方の固定部分に適用しても良い。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0020】可動部材を固定部材に支持するワイヤに、
可動部材と固定部材間を橋絡する方向に延びる直線部
と、この直線部から折り曲げ部を介して略直角方向に延
びる可撓部とを形成し、この可撓部の折り曲げ部から離
れた位置を可動部材と固定部材の少なくとも一方に固定
すると共に、当該部材に可撓部が直線部の軸線方向へ変
形するのを許容する間隙を設けると、ワイヤに単純な曲
げ加工を施すだけで該ワイヤにタンジェンタル方向への
ばね性が付与されるため、ヨーイングやピッチングなど
の不要振動を低減することができ、加工コストの低減化
を図ることができる。
可動部材と固定部材間を橋絡する方向に延びる直線部
と、この直線部から折り曲げ部を介して略直角方向に延
びる可撓部とを形成し、この可撓部の折り曲げ部から離
れた位置を可動部材と固定部材の少なくとも一方に固定
すると共に、当該部材に可撓部が直線部の軸線方向へ変
形するのを許容する間隙を設けると、ワイヤに単純な曲
げ加工を施すだけで該ワイヤにタンジェンタル方向への
ばね性が付与されるため、ヨーイングやピッチングなど
の不要振動を低減することができ、加工コストの低減化
を図ることができる。
【0021】また、前記ワイヤをコ字状に折り曲げ、そ
の両端と中央を可動部材および固定部材にそれぞれ固定
すると、1本ワイヤによって可動部材の左右両側が固定
部材に支持されるため、部品点数や組立工数を削減する
ことができる。
の両端と中央を可動部材および固定部材にそれぞれ固定
すると、1本ワイヤによって可動部材の左右両側が固定
部材に支持されるため、部品点数や組立工数を削減する
ことができる。
【0022】また、前記間隙にダンパ剤を充填すると、
共振周波数における共振やその他の寄生振動を減衰する
ことができる。
共振周波数における共振やその他の寄生振動を減衰する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る光学式ピックアップの斜
視図である。
視図である。
【図2】該光学式ピックアップの要部を示す平断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の他の実施例に係る光学式ピックアップ
の平面図である。
の平面図である。
1 レンズホルダ(可動部材) 1a 取付部 2 保持体(固定部材) 3,9 ワイヤ 3a,9a 折り曲げ部 3b,9b 直線部 3c,9c 可撓部 2a 突部 2b 凹部(間隙) 4 電磁駆動機構 5 対物レンズ 6 接着剤 7 接着剤 8 ダンパ剤
Claims (3)
- 【請求項1】 対物レンズを含む可動部材と、この可動
部材を複数本のワイヤを介して弾性的に支持する固定部
材と、前記可動部材をフォーカス方向とトラッキング方
向の少なくとも一方向へ駆動する電磁駆動機構とを備え
た光学式ピックアップにおいて、 前記ワイヤに、前記可動部材と前記固定部材間を橋絡す
る方向に延びる直線部と、この直線部から折り曲げ部を
介して略直角方向に延びる可撓部とを形成し、この可撓
部の前記折り曲げ部から離れた位置を前記可動部材と前
記固定部材の少なくとも一方に固定すると共に、当該部
材に前記可撓部が前記直線部の軸線方向へ変形するのを
許容する間隙を設けたことを特徴とする光学式ピックア
ップ。 - 【請求項2】 請求項1の記載において、前記ワイヤが
前記直線部を2つ有するコ字状に形成されていることを
特徴とする光学式ピックアップ。 - 【請求項3】 請求項1または2の記載において、前記
間隙にダンパ剤を充填したことを特徴とする光学式ピッ
クアップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10061336A JPH11259879A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 光学式ピックアップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10061336A JPH11259879A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 光学式ピックアップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11259879A true JPH11259879A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13168202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10061336A Withdrawn JPH11259879A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 光学式ピックアップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11259879A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61174023U (ja) * | 1985-04-16 | 1986-10-29 | ||
| JPH04319537A (ja) * | 1991-04-19 | 1992-11-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 対物レンズ駆動装置 |
| JPH07235070A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-09-05 | Sony Corp | 対物レンズ駆動装置、及びこの対物レンズ駆動装置に備えられる弾性支持部材の製造方法 |
-
1998
- 1998-03-12 JP JP10061336A patent/JPH11259879A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61174023U (ja) * | 1985-04-16 | 1986-10-29 | ||
| JPH04319537A (ja) * | 1991-04-19 | 1992-11-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 対物レンズ駆動装置 |
| JPH07235070A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-09-05 | Sony Corp | 対物レンズ駆動装置、及びこの対物レンズ駆動装置に備えられる弾性支持部材の製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040106 |