JPH11260289A - カラー受像管装置 - Google Patents
カラー受像管装置Info
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- JPH11260289A JPH11260289A JP5352698A JP5352698A JPH11260289A JP H11260289 A JPH11260289 A JP H11260289A JP 5352698 A JP5352698 A JP 5352698A JP 5352698 A JP5352698 A JP 5352698A JP H11260289 A JPH11260289 A JP H11260289A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シャドウマスクのドーミングを抑制するた
め、有効面の曲率を大きくしても、良好なランディング
が得られ、かつ画面周辺部の解像度の劣化を軽減できる
カラー受像管装置を得ることを目的とする。 【解決手段】 一列配置の3電子ビーム10B,10G,10R を
放出するカラー受像管装置において、偏向装置13の後部
側に3電子ビームの配列方向に偏向される一対のサイド
ビーム10B,10R の間隔を減少させる4重極磁界を発生す
る磁界補正装置26を配置し、この磁界補正装置の発生す
る4重極磁界に関連してシャドウマスク20の有効面21の
曲率を設定した。
め、有効面の曲率を大きくしても、良好なランディング
が得られ、かつ画面周辺部の解像度の劣化を軽減できる
カラー受像管装置を得ることを目的とする。 【解決手段】 一列配置の3電子ビーム10B,10G,10R を
放出するカラー受像管装置において、偏向装置13の後部
側に3電子ビームの配列方向に偏向される一対のサイド
ビーム10B,10R の間隔を減少させる4重極磁界を発生す
る磁界補正装置26を配置し、この磁界補正装置の発生す
る4重極磁界に関連してシャドウマスク20の有効面21の
曲率を設定した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、同一平面上を通
る一列配置の3電子ビームを放出するカラー受像管装置
に係り、特にシャドウマスクのドーミングによるビーム
ランディングのずれを抑制したカラー受像管装置に関す
る。
る一列配置の3電子ビームを放出するカラー受像管装置
に係り、特にシャドウマスクのドーミングによるビーム
ランディングのずれを抑制したカラー受像管装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にカラー受像管装置は、図5に示す
ように、有効部1が曲面からなるほぼ矩形状のパネル2
と漏斗状のファンネル3とからなる外囲器を有し、その
パネル2の有効部1の内面に、青、緑、赤に発光する3
色蛍光体層からなる蛍光体スクリーン4が設けられてい
る。またこの蛍光体スクリーン4に近接して、その内側
に蛍光体スクリーン4と対向する曲面からなる有効面5
に多数の電子ビーム通過孔が所定の配列で形成されたマ
スク本体6と、このマスク本体6の周辺部に取付けられ
たマスクフレーム7とからなるほぼ矩形状のシャドウマ
スク8が配置されている。一方、ファンネル3のネック
9内に3電子ビーム10B ,10G ,10R を放出する
電子銃11が配設されている。さらにファンネル3の外
側に、上記電子銃11から放出される3電子ビーム10
B ,10G ,10R を水平方向に偏向する磁界を発生す
る水平偏向コイル12H および垂直方向に偏向する磁界
を発生する垂直偏向コイル12V を有する偏向装置13
が装着されている。
ように、有効部1が曲面からなるほぼ矩形状のパネル2
と漏斗状のファンネル3とからなる外囲器を有し、その
パネル2の有効部1の内面に、青、緑、赤に発光する3
色蛍光体層からなる蛍光体スクリーン4が設けられてい
る。またこの蛍光体スクリーン4に近接して、その内側
に蛍光体スクリーン4と対向する曲面からなる有効面5
に多数の電子ビーム通過孔が所定の配列で形成されたマ
スク本体6と、このマスク本体6の周辺部に取付けられ
たマスクフレーム7とからなるほぼ矩形状のシャドウマ
スク8が配置されている。一方、ファンネル3のネック
9内に3電子ビーム10B ,10G ,10R を放出する
電子銃11が配設されている。さらにファンネル3の外
側に、上記電子銃11から放出される3電子ビーム10
B ,10G ,10R を水平方向に偏向する磁界を発生す
る水平偏向コイル12H および垂直方向に偏向する磁界
を発生する垂直偏向コイル12V を有する偏向装置13
が装着されている。
【0003】このようなカラー受像管装置のうち、特に
現在は、インライン型といわれるカラー受像管装置が広
く実用化されている。このインライン型カラー受像管装
置では、蛍光体スクリーン4の3色蛍光体層は、垂直方
向に細長いストライプ状に形成されている。またシャド
ウマスク8は、垂直方向に複数個の電子ビーム通過孔が
ブリッジを介して直線状に配置され、この垂直方向の電
子ビーム通過孔列が水平方向に複数列配列された構成と
なっている。また電子銃11は、同一水平面上を通るセ
ンタービーム10G および一対のサイドビーム10B ,
10R からなる一列配置の3電子ビーム10B ,10G
,10R を放出するものとなっている。
現在は、インライン型といわれるカラー受像管装置が広
く実用化されている。このインライン型カラー受像管装
置では、蛍光体スクリーン4の3色蛍光体層は、垂直方
向に細長いストライプ状に形成されている。またシャド
ウマスク8は、垂直方向に複数個の電子ビーム通過孔が
ブリッジを介して直線状に配置され、この垂直方向の電
子ビーム通過孔列が水平方向に複数列配列された構成と
なっている。また電子銃11は、同一水平面上を通るセ
ンタービーム10G および一対のサイドビーム10B ,
10R からなる一列配置の3電子ビーム10B ,10G
,10R を放出するものとなっている。
【0004】ところで、本来上記シャドウマスク7は、
色選別電極として、各電子ビーム通過孔を異なる角度で
通過する3電子ビーム10B ,10G ,10R がそれぞ
れ対応する蛍光体層に正しくランディングするように選
別するものであり、蛍光体スクリーン4上に色純度の良
好な画像を表示するためには、パネル2の有効部1の内
面とマスク本体6の有効面5との間隔(q値)を所定の
範囲に保って、シャドウマスク7の電子ビーム通過孔と
3色蛍光体層とを所定の整合関係にする必要があり、か
つカラー受像管装置の動作中、その整合関係を保持する
ようにしなければならない。
色選別電極として、各電子ビーム通過孔を異なる角度で
通過する3電子ビーム10B ,10G ,10R がそれぞ
れ対応する蛍光体層に正しくランディングするように選
別するものであり、蛍光体スクリーン4上に色純度の良
好な画像を表示するためには、パネル2の有効部1の内
面とマスク本体6の有効面5との間隔(q値)を所定の
範囲に保って、シャドウマスク7の電子ビーム通過孔と
3色蛍光体層とを所定の整合関係にする必要があり、か
つカラー受像管装置の動作中、その整合関係を保持する
ようにしなければならない。
【0005】しかしシャドウマスク型カラー受像管装置
は、動作原理上、電子銃11から放出される電子ビーム
10B ,10G ,10R のうち、シャドウマスク8の電
子ビーム通過孔を通って蛍光体スクリーン4に達する電
子ビーム10B ,10G ,10R は、全体の1/3以下
であり、他の電子ビーム10B ,10G ,10R は、シ
ャドウマスク8に衝突して加熱する。この加熱によりシ
ャドウマスク8は、熱膨張する。
は、動作原理上、電子銃11から放出される電子ビーム
10B ,10G ,10R のうち、シャドウマスク8の電
子ビーム通過孔を通って蛍光体スクリーン4に達する電
子ビーム10B ,10G ,10R は、全体の1/3以下
であり、他の電子ビーム10B ,10G ,10R は、シ
ャドウマスク8に衝突して加熱する。この加熱によりシ
ャドウマスク8は、熱膨張する。
【0006】この場合、マスク本体6の周辺部は、黒化
処理の施された熱容量の大きいマスクフレーム7が取付
けられているため、このマスク本体6の周辺部の熱は、
輻射や伝導によりマスクフレーム7に移動し、マスク本
体6の周辺部は、中央部よりも温度が低くなり、マスク
本体6の中央部のみが加熱されたような状態になる。そ
の結果、図6に一点鎖線で示すように、たとえば熱膨張
率の大きい低炭素鋼板からなるマスク本体6は、中央部
が蛍光体スクリーン4方向に膨出するドーミングをおこ
し、蛍光体スクリーン4とシャドウマスク8との間隔を
変化させ、電子ビーム通過孔を通過した電子ビーム10
B ,10G ,10R (10G のみ図示)が3色蛍光体層
15B ,15G ,15R (15G のみ図示)に正しくラ
ンディングしなくなり、色純度の劣化をまねく。
処理の施された熱容量の大きいマスクフレーム7が取付
けられているため、このマスク本体6の周辺部の熱は、
輻射や伝導によりマスクフレーム7に移動し、マスク本
体6の周辺部は、中央部よりも温度が低くなり、マスク
本体6の中央部のみが加熱されたような状態になる。そ
の結果、図6に一点鎖線で示すように、たとえば熱膨張
率の大きい低炭素鋼板からなるマスク本体6は、中央部
が蛍光体スクリーン4方向に膨出するドーミングをおこ
し、蛍光体スクリーン4とシャドウマスク8との間隔を
変化させ、電子ビーム通過孔を通過した電子ビーム10
B ,10G ,10R (10G のみ図示)が3色蛍光体層
15B ,15G ,15R (15G のみ図示)に正しくラ
ンディングしなくなり、色純度の劣化をまねく。
【0007】従来、上記色純度の劣化を防止する手段と
して、パネルの有効部内面と対向するマスク本体の有効
面の曲率を大きくして、曲面保持強度を高めることによ
りドーミングを抑制する方法が知られている。
して、パネルの有効部内面と対向するマスク本体の有効
面の曲率を大きくして、曲面保持強度を高めることによ
りドーミングを抑制する方法が知られている。
【0008】しかし一般にマスク本体の有効面の曲面形
状は、パネルの有効部内面とマスク本体の有効面との間
隔を適性にする必要上、パネルの有効部内面形状と偏向
装置の偏向特性とにより決定される。そのため、図7に
示すように、パネル2の有効部1の内面形状を変更する
ことなく保ったまま、マスク本体6の有効面5の曲率を
破線で示したように大きくすると、適正なq値が得られ
なくなる。
状は、パネルの有効部内面とマスク本体の有効面との間
隔を適性にする必要上、パネルの有効部内面形状と偏向
装置の偏向特性とにより決定される。そのため、図7に
示すように、パネル2の有効部1の内面形状を変更する
ことなく保ったまま、マスク本体6の有効面5の曲率を
破線で示したように大きくすると、適正なq値が得られ
なくなる。
【0009】しかしこの場合生ずるq値のエラーは、マ
スク本体6の電子ビーム通過孔列の配列間隔を適正化す
ることにより、補正可能である。その一例として、マス
ク本体の有効面の曲率を大きくし、この曲率に対応し
て、電子ビーム通過孔列の配列間隔をシャドウマスクの
中心から水平方向周辺部に向かうにしたがって大きくし
たものがある。なお、図7において、16は偏向中心で
ある。
スク本体6の電子ビーム通過孔列の配列間隔を適正化す
ることにより、補正可能である。その一例として、マス
ク本体の有効面の曲率を大きくし、この曲率に対応し
て、電子ビーム通過孔列の配列間隔をシャドウマスクの
中心から水平方向周辺部に向かうにしたがって大きくし
たものがある。なお、図7において、16は偏向中心で
ある。
【0010】しかし上記のように電子ビーム通過孔列の
配列間隔をシャドウマスクの中心から水平方向周辺部に
向かうにしたがって大きくすると、これに対応して、ス
トライプ状の蛍光体層の間隔も、蛍光体スクリーンの中
心から水平方向周辺部に向かうにしたがって大きくする
必要があり、結果として、画面周辺部の解像度が劣化す
る。
配列間隔をシャドウマスクの中心から水平方向周辺部に
向かうにしたがって大きくすると、これに対応して、ス
トライプ状の蛍光体層の間隔も、蛍光体スクリーンの中
心から水平方向周辺部に向かうにしたがって大きくする
必要があり、結果として、画面周辺部の解像度が劣化す
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、カラー
受像管装置については、動作時、電子ビームの衝突によ
りシャドウマスクが加熱膨張し、マスク本体の中央部が
蛍光体スクリーン方向に膨出するドーミングをおこし、
パネルの有効部内面とマスク本体の有効面との間隔を変
化させ、マスク本体の電子ビーム通過孔を通過した電子
ビームが3色蛍光体層に正しくランディングしなくな
り、色純度の劣化をまねくという問題がある。
受像管装置については、動作時、電子ビームの衝突によ
りシャドウマスクが加熱膨張し、マスク本体の中央部が
蛍光体スクリーン方向に膨出するドーミングをおこし、
パネルの有効部内面とマスク本体の有効面との間隔を変
化させ、マスク本体の電子ビーム通過孔を通過した電子
ビームが3色蛍光体層に正しくランディングしなくな
り、色純度の劣化をまねくという問題がある。
【0012】このような問題を解決する手段として、マ
スク本体の有効面の曲率を大きくして曲面保持強度を高
めることによりドーミングを抑制し、その曲率に対応し
て、電子ビーム通過孔列の配列間隔をシャドウマスクの
中心から水平方向周辺部に向かうにしたがって大きくし
たものがある。しかしこのように電子ビーム通過孔列の
配列間隔をシャドウマスクの中心から水平方向周辺部に
向かうにしたがって大きくすると、これに対応して、ス
トライプ状の蛍光体層の間隔も、蛍光体スクリーンの中
心から水平方向周辺部に向かうにしたがって大きく必要
があり、結果として、画面周辺部の解像度が劣化すると
いう問題が生ずる。
スク本体の有効面の曲率を大きくして曲面保持強度を高
めることによりドーミングを抑制し、その曲率に対応し
て、電子ビーム通過孔列の配列間隔をシャドウマスクの
中心から水平方向周辺部に向かうにしたがって大きくし
たものがある。しかしこのように電子ビーム通過孔列の
配列間隔をシャドウマスクの中心から水平方向周辺部に
向かうにしたがって大きくすると、これに対応して、ス
トライプ状の蛍光体層の間隔も、蛍光体スクリーンの中
心から水平方向周辺部に向かうにしたがって大きく必要
があり、結果として、画面周辺部の解像度が劣化すると
いう問題が生ずる。
【0013】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、シャドウマスクの加熱膨張によるドーミン
グを抑制するため、マスク本体の有効面の曲率を大きく
しても、3色蛍光体層に対して良好なランディングが得
られ、かつ画面周辺部の解像度の劣化を軽減できるカラ
ー受像管装置を得ることを目的とする。
ものであり、シャドウマスクの加熱膨張によるドーミン
グを抑制するため、マスク本体の有効面の曲率を大きく
しても、3色蛍光体層に対して良好なランディングが得
られ、かつ画面周辺部の解像度の劣化を軽減できるカラ
ー受像管装置を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】パネルおよびファンネル
からなる外囲器と、パネルの内面に設けられた3色蛍光
体層からなる蛍光体スクリーンと、この蛍光体スクリー
ンに対向する有効面に多数の電子ビーム通過孔の形成さ
れたシャドウマスクと、ファンネルのネック内に配設さ
れた同一平面上を通るセンタービームおよび一対のサイ
ドビームからなる一列配置の3電子ビームを放出する電
子銃と、ファンネルの外側に装着され3電子ビームをこ
れら電子ビームの配列方向に偏向する磁界を発生する第
1偏向コイルと3電子ビームの配列方向と直交する方向
に偏向する磁界を発生する第2偏向コイルとを有する偏
向装置とを備えるカラー受像管装置において、偏向装置
の後部側に偏向装置により3電子ビームの配列方向に偏
向される一対のサイドビームの間隔を減少させる4重極
磁界を発生する磁界補正装置を配置し、この磁界補正装
置の発生する4重極磁界に関連してシャドウマスクの有
効面の曲率を設定した。
からなる外囲器と、パネルの内面に設けられた3色蛍光
体層からなる蛍光体スクリーンと、この蛍光体スクリー
ンに対向する有効面に多数の電子ビーム通過孔の形成さ
れたシャドウマスクと、ファンネルのネック内に配設さ
れた同一平面上を通るセンタービームおよび一対のサイ
ドビームからなる一列配置の3電子ビームを放出する電
子銃と、ファンネルの外側に装着され3電子ビームをこ
れら電子ビームの配列方向に偏向する磁界を発生する第
1偏向コイルと3電子ビームの配列方向と直交する方向
に偏向する磁界を発生する第2偏向コイルとを有する偏
向装置とを備えるカラー受像管装置において、偏向装置
の後部側に偏向装置により3電子ビームの配列方向に偏
向される一対のサイドビームの間隔を減少させる4重極
磁界を発生する磁界補正装置を配置し、この磁界補正装
置の発生する4重極磁界に関連してシャドウマスクの有
効面の曲率を設定した。
【0015】また、その磁界補正装置を第1偏向コイル
に流れる偏向電流に同期した補正電流の供給により第1
偏向コイルの発生する偏向磁界に同期して変化する4重
極磁界を発生するものとした。
に流れる偏向電流に同期した補正電流の供給により第1
偏向コイルの発生する偏向磁界に同期して変化する4重
極磁界を発生するものとした。
【0016】また、その磁界補正装置を第2偏向コイル
に流れる偏向電流に同期した補正電流の供給により第2
偏向コイルの発生する偏向磁界に同期して変化する4重
極磁界を発生するものとした。
に流れる偏向電流に同期した補正電流の供給により第2
偏向コイルの発生する偏向磁界に同期して変化する4重
極磁界を発生するものとした。
【0017】さらに、その磁界補正装置を第1および第
2偏向コイルに流れる偏向電流に同期した補正電流の供
給により第1および第2偏向コイルの発生する偏向磁界
に同期して変化する4重極磁界を発生するものとした。
2偏向コイルに流れる偏向電流に同期した補正電流の供
給により第1および第2偏向コイルの発生する偏向磁界
に同期して変化する4重極磁界を発生するものとした。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。
実施の形態について説明する。
【0019】図1にその一形態であるカラー受像管装置
を示す。このカラー受像管装置は、有効部1が曲面から
なるほぼ矩形状のパネル2と漏斗状のファンネル3とか
らなる外囲器を有する。そのパネル2の有効部1の内面
には、青、緑、赤に発光する垂直方向に細長いストライ
プ状の3色蛍光体層からなる蛍光体スクリーン4が設け
られている。またこの蛍光体スクリーン4に近接して、
その内側にほぼ矩形状のシャドウマスク20が配置され
ている。このシャドウマスク20は、蛍光体スクリーン
4と対向する有効面21に、垂直方向に複数個の電子ビ
ーム通過孔がブリッジを介して直線状に配置され、この
垂直方向の電子ビーム通過孔列が水平方向に複数列配列
形成されたマスク本体22と、このマスク本体22の周
辺部に取付けられたマスクフレーム23とからなる。
を示す。このカラー受像管装置は、有効部1が曲面から
なるほぼ矩形状のパネル2と漏斗状のファンネル3とか
らなる外囲器を有する。そのパネル2の有効部1の内面
には、青、緑、赤に発光する垂直方向に細長いストライ
プ状の3色蛍光体層からなる蛍光体スクリーン4が設け
られている。またこの蛍光体スクリーン4に近接して、
その内側にほぼ矩形状のシャドウマスク20が配置され
ている。このシャドウマスク20は、蛍光体スクリーン
4と対向する有効面21に、垂直方向に複数個の電子ビ
ーム通過孔がブリッジを介して直線状に配置され、この
垂直方向の電子ビーム通過孔列が水平方向に複数列配列
形成されたマスク本体22と、このマスク本体22の周
辺部に取付けられたマスクフレーム23とからなる。
【0020】一方、ファンネル3のネック9内に、同一
水平面上を通るセンタービーム10G および一対のサイ
ドビーム10B ,10R からなる一列配置の3電子ビー
ム10B ,10G ,10R を放出する電子銃11が配設
されている。またファンネル2の径大部24からネック
9にかけて、その外側に上記電子銃11から放出される
3電子ビーム10B ,10G ,10R を水平方向に偏向
する磁界を発生する水平偏向コイル12H (第1偏向コ
イル)と垂直方向に偏向する磁界を発生する垂直偏向コ
イル12V (第2偏向コイル)とを有する偏向装置13
が装着されている。
水平面上を通るセンタービーム10G および一対のサイ
ドビーム10B ,10R からなる一列配置の3電子ビー
ム10B ,10G ,10R を放出する電子銃11が配設
されている。またファンネル2の径大部24からネック
9にかけて、その外側に上記電子銃11から放出される
3電子ビーム10B ,10G ,10R を水平方向に偏向
する磁界を発生する水平偏向コイル12H (第1偏向コ
イル)と垂直方向に偏向する磁界を発生する垂直偏向コ
イル12V (第2偏向コイル)とを有する偏向装置13
が装着されている。
【0021】さらにこの実施の形態のカラー受像管装置
においては、上記偏向装置13の後部のネック9の外側
に磁界補正装置26が配置されている。
においては、上記偏向装置13の後部のネック9の外側
に磁界補正装置26が配置されている。
【0022】この磁界補正装置26は、図2に示すよう
に、環状磁性体27の内側に4個の突出部28が放射方
向に突出形成され、その各突出部28にコイル29が巻
付けられたものとなっている。その各コイル29には、
図3(a)示す水平偏向コイルに流れる水平偏向電流3
0に同期して、同(b)示す疑似パラボラ状の磁界補正
電流31が供給され、図2に破線で示したように、4個
の突出部28の先端間に4重極磁界32を発生するもの
となっている。この磁界32の強さは、上記疑似パラボ
ラ状の磁界補正電流31の供給により、3電子ビーム1
0B ,10G ,10R の水平偏向に同期して徐々に強く
なる。
に、環状磁性体27の内側に4個の突出部28が放射方
向に突出形成され、その各突出部28にコイル29が巻
付けられたものとなっている。その各コイル29には、
図3(a)示す水平偏向コイルに流れる水平偏向電流3
0に同期して、同(b)示す疑似パラボラ状の磁界補正
電流31が供給され、図2に破線で示したように、4個
の突出部28の先端間に4重極磁界32を発生するもの
となっている。この磁界32の強さは、上記疑似パラボ
ラ状の磁界補正電流31の供給により、3電子ビーム1
0B ,10G ,10R の水平偏向に同期して徐々に強く
なる。
【0023】なお、上記磁界補正電流31は、水平偏向
電流30を整流回路により整流することにより得られ
る。
電流30を整流回路により整流することにより得られ
る。
【0024】上記のように偏向装置13の後部側に、水
平偏向に同期して変化する4重極磁界32を発生する磁
界補正装置26を配置すると、電子銃11から放出され
る3電子ビーム10B ,10G ,10R のうち、一対の
サイドビーム10B ,10Rは、図2に示したように、
水平偏向コイルの発生する水平偏向に同期して変化する
4重極磁界32により矢印33方向の力を受け、図4に
破線で示すように、互いに接近して間隔が狭くなる。そ
の結果、実線で示した従来のシャドウマスク8の手前で
集中するようになる。
平偏向に同期して変化する4重極磁界32を発生する磁
界補正装置26を配置すると、電子銃11から放出され
る3電子ビーム10B ,10G ,10R のうち、一対の
サイドビーム10B ,10Rは、図2に示したように、
水平偏向コイルの発生する水平偏向に同期して変化する
4重極磁界32により矢印33方向の力を受け、図4に
破線で示すように、互いに接近して間隔が狭くなる。そ
の結果、実線で示した従来のシャドウマスク8の手前で
集中するようになる。
【0025】したがって、上記のように構成された磁界
補正装置26を配置することにより、パネル2の有効部
1の内面とマスク本体22の有効面21との間隔(q
値)をシャドウマスク20の中心から水平方向周辺部に
向かうにしたがって大きくすることができる。したがっ
てそれにより、マスク本体22の有効面21の水平方向
の曲率を大きくでき、結果として、シャドウマスク20
の曲面保持強度を高め、電子ビーム10B ,10G ,1
0R の衝突により加熱膨張するために生ずるドーミング
を抑制できる。
補正装置26を配置することにより、パネル2の有効部
1の内面とマスク本体22の有効面21との間隔(q
値)をシャドウマスク20の中心から水平方向周辺部に
向かうにしたがって大きくすることができる。したがっ
てそれにより、マスク本体22の有効面21の水平方向
の曲率を大きくでき、結果として、シャドウマスク20
の曲面保持強度を高め、電子ビーム10B ,10G ,1
0R の衝突により加熱膨張するために生ずるドーミング
を抑制できる。
【0026】その結果、シャドウマスク20のドーミン
グによる色純度の劣化を防止でき、かつ蛍光体スクリー
ン4のストライプ状蛍光体層の間隔も蛍光体スクリーン
4の中心から水平方向周辺部に向かうにしたがって大き
くする必要がなく、結果として、画面周辺部の解像度の
劣化を防止することができる。
グによる色純度の劣化を防止でき、かつ蛍光体スクリー
ン4のストライプ状蛍光体層の間隔も蛍光体スクリーン
4の中心から水平方向周辺部に向かうにしたがって大き
くする必要がなく、結果として、画面周辺部の解像度の
劣化を防止することができる。
【0027】なお、上記実施の形態では、磁界補正装置
の各コイルに水平偏向コイルに流れる水平偏向電流に同
期した磁界補正電流を供給する場合について説明した
が、環状磁性体に垂直偏向コイルに流れる垂直偏向電流
に同期した磁界補正電流を供給する場合にも適用でき
る。この場合は、マスク本体の有効面の垂直方向の曲率
を大きくすることができる。
の各コイルに水平偏向コイルに流れる水平偏向電流に同
期した磁界補正電流を供給する場合について説明した
が、環状磁性体に垂直偏向コイルに流れる垂直偏向電流
に同期した磁界補正電流を供給する場合にも適用でき
る。この場合は、マスク本体の有効面の垂直方向の曲率
を大きくすることができる。
【0028】また、環状磁性体の各突出部に水平偏向電
流に同期した磁界補正電流を供給するコイルと、垂直偏
向電流に同期した磁界補正電流を供給するコイルとを設
け、水平および垂直偏向コイルの発生する水平および垂
直偏向磁界に同期して変化する4重極磁界を発生する構
成とすると、マスク本体の有効面の水平および垂直方向
の曲率を大きくすることができる。このようなシャドウ
マスクは,上記水平または垂直方向の曲率を大きくした
シャドウマスクよりも、さらに曲面保持強度を高めるこ
とができ、ドーミングをおこしにくいカラー受像管装置
を構成することができる。
流に同期した磁界補正電流を供給するコイルと、垂直偏
向電流に同期した磁界補正電流を供給するコイルとを設
け、水平および垂直偏向コイルの発生する水平および垂
直偏向磁界に同期して変化する4重極磁界を発生する構
成とすると、マスク本体の有効面の水平および垂直方向
の曲率を大きくすることができる。このようなシャドウ
マスクは,上記水平または垂直方向の曲率を大きくした
シャドウマスクよりも、さらに曲面保持強度を高めるこ
とができ、ドーミングをおこしにくいカラー受像管装置
を構成することができる。
【0029】さらに、磁界補正装置の各コイルに供給さ
れる磁界補正電流を適正化することにより、マスク本体
の有効面の曲率を局部的に変更することができ、シャド
ウマスクの局部的なドーミングを抑制することも可能で
ある。
れる磁界補正電流を適正化することにより、マスク本体
の有効面の曲率を局部的に変更することができ、シャド
ウマスクの局部的なドーミングを抑制することも可能で
ある。
【0030】なおまた、上記実施の形態では、磁界補正
装置を偏向装置の後部のネックの外側に配置したが、こ
の磁界補正装置は、偏向装置の後部に直接取付けてもよ
い。
装置を偏向装置の後部のネックの外側に配置したが、こ
の磁界補正装置は、偏向装置の後部に直接取付けてもよ
い。
【0031】
【発明の効果】上述のように、偏向装置の後部側に、偏
向装置の第1および第2偏向コイルのうち、少なくとも
いずれか一方のコイルに流れる偏向電流に同期した磁界
補正電流の供給により、上記少なくともいずれか一方の
コイルの発生する磁界に同期して変化する4重極磁界を
発生する磁界補正装置を配置すると、マスク本体の有効
面の曲率を大きくして曲面保持強度を高めることがで
き、電子ビームの衝突によりシャドウマスクが加熱膨張
するために生ずるドーミングを抑制でき、色純度の劣化
を防止することができる。しかも画面周辺部でのストラ
イプ状蛍光体層の間隔を大きくする必要がなく、解像度
の劣化を防止することができる。
向装置の第1および第2偏向コイルのうち、少なくとも
いずれか一方のコイルに流れる偏向電流に同期した磁界
補正電流の供給により、上記少なくともいずれか一方の
コイルの発生する磁界に同期して変化する4重極磁界を
発生する磁界補正装置を配置すると、マスク本体の有効
面の曲率を大きくして曲面保持強度を高めることがで
き、電子ビームの衝突によりシャドウマスクが加熱膨張
するために生ずるドーミングを抑制でき、色純度の劣化
を防止することができる。しかも画面周辺部でのストラ
イプ状蛍光体層の間隔を大きくする必要がなく、解像度
の劣化を防止することができる。
【図1】この発明の実施の一形態であるカラー受像管装
置の構成を示す図である。
置の構成を示す図である。
【図2】上記カラー受像管装置に取付けられる磁界補正
装置の構成を示す図である。
装置の構成を示す図である。
【図3】図3(a)は上記カラー受像管装置の偏向装置
の水平偏向コイルに流れる水平偏向電流の変化を示す
図、図3(b)は上記磁界補正装置に供給される磁界補
正電流の変化を示す図である。
の水平偏向コイルに流れる水平偏向電流の変化を示す
図、図3(b)は上記磁界補正装置に供給される磁界補
正電流の変化を示す図である。
【図4】上記磁界補正装置とシャドウマスクの有効面の
曲率との関係を説明するための図である。
曲率との関係を説明するための図である。
【図5】従来のカラー受像管装置の構成を示す図であ
る。
る。
【図6】従来のカラー受像管装置のシャドウマスクのド
ーミングを説明するための図である。
ーミングを説明するための図である。
【図7】従来のシャドウマスクの有効面の曲率を大きく
したカラー受像管装置の問題点を説明するための図であ
る。
したカラー受像管装置の問題点を説明するための図であ
る。
2…パネル 3…ファンネル 4…蛍光体スクリーン 10B ,10R …一対のサイドビーム 10G …センタービーム 11…電子銃 12H …水平偏向コイル 12V …垂直偏向コイル 13…偏向装置 20…シャドウマスク 21…有効面 26…磁界補正装置 31…補正電流 32…4重極磁界
Claims (4)
- 【請求項1】 パネルおよびファンネルからなる外囲器
と、上記パネルの内面に設けられた3色蛍光体層からな
る蛍光体スクリーンと、この蛍光体スクリーンに対向す
る有効面に多数の電子ビーム通過孔の形成されたシャド
ウマスクと、上記ファンネルのネック内に配設された同
一平面上を通るセンタービームおよび一対のサイドビー
ムからなる一列配置の3電子ビームを放出する電子銃
と、上記ファンネルの外側に装着され上記3電子ビーム
をこれら電子ビームの配列方向に偏向する磁界を発生す
る第1偏向コイルおよび上記3電子ビームの配列方向と
直交する方向に偏向する磁界を発生する第2偏向コイル
を有する偏向装置とを備えるカラー受像管装置におい
て、 上記偏向装置の後部側に上記第1偏向コイルの発生する
磁界により上記3電子ビームの配列方向に偏向される一
対のサイドビームの間隔を減少させる4重極磁界を発生
する磁界補正装置が配置され、この磁界補正装置の発生
する4重極磁界に関連して上記シャドウマスクの有効面
の曲率が設定されていることを特徴とするカラー受像管
装置。 - 【請求項2】 磁界補正装置が第1偏向コイルに流れる
偏向電流に同期した補正電流の供給により上記第1偏向
コイルの発生する偏向磁界に同期して変化する4重極磁
界を発生するものであることを特徴とする請求項1記載
のカラー受像管装置。 - 【請求項3】 磁界補正装置が第2偏向コイルに流れる
偏向電流に同期した補正電流の供給により上記第2偏向
コイルの発生する偏向磁界に同期して変化する4重極磁
界を発生するものであることを特徴とする請求項1記載
のカラー受像管装置。 - 【請求項4】 磁界補正装置が第1および第2偏向コイ
ルに流れる偏向電流に同期した補正電流の供給により上
記第1および第2偏向コイルの発生する偏向磁界に同期
して変化する4重極磁界を発生するものであることを特
徴とする請求項1記載のカラー受像管装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5352698A JPH11260289A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | カラー受像管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5352698A JPH11260289A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | カラー受像管装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11260289A true JPH11260289A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=12945267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5352698A Pending JPH11260289A (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | カラー受像管装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11260289A (ja) |
-
1998
- 1998-03-05 JP JP5352698A patent/JPH11260289A/ja active Pending
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