JPH11260454A - 電気コネクタの自己整列コネクタ装置 - Google Patents

電気コネクタの自己整列コネクタ装置

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JPH11260454A
JPH11260454A JP10289942A JP28994298A JPH11260454A JP H11260454 A JPH11260454 A JP H11260454A JP 10289942 A JP10289942 A JP 10289942A JP 28994298 A JP28994298 A JP 28994298A JP H11260454 A JPH11260454 A JP H11260454A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気コネクタ装置を取付孔56を有する適当
な支持構造42に実装する自己整列取付装置を提供す
る。 【解決手段】 装置は、取付孔56内に挿入される前端
と、後端と、端部間で延びる側壁100を有するハウジ
ング44で構成されている。少なくとも一本の偏向可能
な整列ビーム98は、取付孔56の端縁に係合し、ハウ
ジングを取付孔に整列させる支持構造42に力を作用さ
せるために、ハウジングの少なくとも一つの側壁100
から片持ち支持されている。突起構造106は、ハウジ
ングの側壁100の外向きに離間する不動作状態でビー
ムを保持し、ビーム98を偏向可能な状態に解放して、
ハウジング44を取付孔56内で容易に自己整列させる
ために、ハウジング44と整列ビーム98との間で動作
可能に連関されている。また、ハウジング44と偏向可
能な整列ビーム98との間に、ビームをその不動作状態
で保持する壊れやすい剥離手段108を設ける構成とす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気コネクタの技術
に関するもので、特に、電気コネクタ装置の相補型の相
手方コネクタへの接合を容易にする自己整列コネクタ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来電気コネクタは、複数の導
電性端子を搭載するハウジングを有している。通例、ハ
ウジングは、非導電性材料で形成され、一部分または全
体をプラスチックで成型する構成とすることができる。
ハウジングは、第二の電気コネクタとの接合および接合
解除が可能な構造を有する接合端を有している。第二の
電気コネクタは、ワイヤ、ケーブル、回路基板、または
他の電気リード手段に取り付けられる構成とすることが
できる。
【0003】しばしば、電気コネクタは、パネルまたは
他の適当な支持構造に実装され、パネルは、支持構造の
孔内に取り付け可能である構成とすることができる。こ
の一般的なタイプの多くの先行技術のコネクタは、コネ
クタを支持構造に確実に実装する別体の手段を有してい
る。例えば、ボルト、クリップ等の別体の保持手段によ
り、コネクタハウジングは支持構造に確実に実装されて
いる。また、一体のラッチも、別体の保持手段を必要と
しないために使用されている。従来、ラッチは、コスト
の削減と、容易な組立と、在庫管理問題の回避のため
に、コネクタハウジングと一体に成形されている。
【0004】一方、多くの電気コネクタは、接合時のコ
ネクタの正確な整列を常に確実に行うことができないブ
ラインド接合環境において使用されている。例えば、パ
ネルまたは他の適当な支持構造に実装される電気コネク
タは、自動車または他の車両の相対的にアクセスできな
い位置に配置される可能性がある。コネクタの位置が、
実際にはアクセスできる場合でさえ、しばしば、第二の
電気コネクタとの接合時に、電気コネクタとその支持構
造との間で、ある程度の相対的移動が行われることは望
ましいことである。このような移動が行われない場合に
は、不適当に整列されたコネクタに接合させようとする
ことにより、一方または両方のコネクタ、および/また
はコネクタに搭載された壊れやすい導電性端子に実質的
な損傷を与えることとなり、不良な電気接続となるか、
または全く電気接続が行われないこととなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、電気コネク
タとその取付装置に種々の特徴を与えるものであり、電
気コネクタの相補型の相手方装置への接合を容易にする
ために、コネクタがその取付支持構造に対してある程度
移動可能とすることが望ましい環境における、電気コネ
クタの製造性と、組立および/または、使用を改善させ
るものである。
【0006】従って、本発明の目的は、電気コネクタ装
置の相補型の相手方コネクタへの接合を容易にする、新
規であり改良された自己整列コネクタ装置を提供するこ
とにある。電気コネクタ装置は、適当な支持構造の取付
孔内に取り付け可能となっている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の実施例におい
て、装置は、取付孔内に挿入される前端と、後端と、端
部間で延びる側壁を有するハウジングで構成されてい
る。少なくとも一本の偏向可能な整列ビームは、取付孔
の端縁に係合し、ハウジングを取付孔に整列させる支持
構造に力を作用させるために、ハウジングの少なくとも
一つの側壁から片持ち支持されている、突起手段は、ハ
ウジングの側壁から離間する不動作状態でビームを保持
し、相補型のコネクタへの接合時には、ビームを偏向可
能な状態に解放させてコネクタの整列を容易にするた
め、ハウジングと整列ビームとの間で動作可能に連関さ
れている。整列ビームは、電気コネクタ装置の相補型の
コネクタへの接合時には、偏向可能な状態となる。ま
た、ビームが、コネクタに接合する前に不注意に偏向可
能な状態となった場合には、突起手段により、ビームを
その不動作状態に手動で後ろに戻すことができる。
【0008】上述したように、偏向可能な整列ビーム
は、固定された前端と、解除可能に保持される後側端を
有している。突起手段は、アームの後側端に配置されて
いる。突起手段は、偏向可能な整列ビームをその不動作
状態で解除可能に保持するスナップラッチ手段として開
示されている。好適実施例において、ハウジングは、複
数の略直線状の側壁で成る矩形である。少なくとも一本
の偏向可能な整列ビームが各側壁に設けられている。
【0009】本発明のもう一つの特徴は、ハウジングと
偏向可能な整列ビームと間に、ビームをその不動作状態
で保持する壊れやすい剥離手段が設けられていることで
ある。偏向可能な整列ビームを有するハウジングは、誘
電性プラスチック材料で成形され、壊れやすい剥離手段
は、一体に成形されたウェブで構成されている。剥離手
段は、偏向可能な整列ビームをその不動作状態で保持す
る重複した手段(すなわち、突起手段に加えて)を形成
することができる。しかしながら、剥離手段は、ビーム
をその不動作状態で保持する別体の装置を形成できるも
のである。
【0010】本発明の他の目的、特徴、利点は、添付の
図面を参照して説明する以下の詳細な説明より明白とな
るであろう。
【0011】
【発明の実施形態】図面について詳細に説明すれば、本
発明による電気コネクタ整列装置および他の特徴は、特
に、まず図1において参照符号22で示される自動車等
の自動車の用途における使用に適用可能である。自動車
は、自動車の組立ラインにおいて参照されるとおりの種
々の軸と関連して示されている。双頭矢印24は、自動
車の前後方向に水平に延びるX軸を示している。双頭矢
印26は、自動車の横断方向に延びる水平軸Yを示して
いる。双頭矢印28は、Zまたは垂直軸を示している。
無論、本発明による取付装置および他の特徴は、自動車
または他の車両にのみに使用する以外に種々の用途に同
様に適応可能であることは、理解されるべきである。
【0012】図2において、自動車22の組立において
使用される可能性がある電気コネクタ装置の取付装置全
体の分解斜視図が示されている。特に、参照符号30で
示される、U字状の主ブラケット形状の支持構造は、自
動車のダッシュボードの後ろ側でパネル32に取り付け
られる。主支持ブラケットは、パネル32から離間する
フェースプレート34を有している。フェースプレート
は、上側の一対の略円形の取付孔36と、下側の一対の
略円形の取付孔38を有している。後述する目的のため
に、取付孔38は、取付孔36よりも広く離間してい
る。
【0013】さらに、図2について説明すると、参照符
号40で示される収容保持装置は、支持構造30に取り
付けられる。収容保持装置は、参照符号42で示される
外側ブラケットまたは外側フレーム構造と、参照符号4
4で示される内側ブラケットまたは内側ハウジングで構
成されている。後述により理解されるように、収容保持
装置40の全体には、支持構造30に対してX軸(図
1)に自己整列性能が設けられており、内側ブラケット
または内側ハウジング44には、外側ブラケットまたは
外側フレーム構造42に対してYおよびZ軸に自己整列
が設けられている。
【0014】最後に、図2において参照符号46で示さ
れる、相補型の第二の相手方コネクタは、収容保持装置
40、特に内側ブラケットまたは内側ハウジング44と
接続可能である。相手方コネクタ46は、車両のダッシ
ュボードの後ろ側に取り付けられて、装置全体が、コネ
クタ46を収容保持装置40に係合させるパネル32の
方に移動される構成とすることができる。相手方コネク
タ46は、複数の電気端子をそれぞれ搭載する三つのコ
ネクタアセンブリ48を収容している。収容保持装置4
0の内側ハウジング44は、(図示しない)三つのモジ
ュラコネクタを収容する三つのレセプタクル50を有し
ている。三つのモジュラコネクタはそれぞれ、コネクタ
48の端子と相互接続する複数の電気端子を搭載してい
る。
【0015】図3ないし図8において、収容保持装置4
0(図1)の組立が、非常に詳細に図示されている。特
に、上述したように、収容保持装置40は、外側ブラケ
ットまたは外側フレーム構造42と、三つのレセプタク
ル50を有する内側ブラケットまたは内側ハウジング4
4で構成されている。外側フレーム構造42は、参照符
号52および54で示される、それぞれが主ブラケット
または支持構造30(図2)の二対の取付孔36および
38内に挿入される二対の取付ポストを有していると、
ここで述べておけば十分である。外側フレーム構造42
は、内側ハウジング44が取り付けられる、図4および
図5に最も良く示す取付孔56を規定している。図7お
よび図8に最も良く示すように、内側ハウジング44
は、外側フレーム構造42のガイドトラック60内に摺
動する外周の横フランジ58を有している。
【0016】図9ないし図15において、収容保持装置
40の外側ブラケットまたは外側フレーム構造42の独
特な構造が、非常に詳細に図示されている。特に、外側
フレーム構造42は、参照符号62で示される略U字状
の第一のフレーム片と、参照符号64で示される細長い
第二のフレーム片で構成される二分割構造となってい
る。フレーム片は、図9において分解されて示されてい
る。フレーム片が、組み立てられると、内側ブラケット
または内側ハウジング44(図2)が取り付けられる閉
鎖された取付孔56が規定される。
【0017】外側フレーム構造42のU字状の第一のフ
レーム片62は、U字形状の湾曲部を規定するクロスア
ーム68により接合された、一対の略平行なアーム66
を有している。パラレルアーム66は、組立において第
二のフレーム片64により閉鎖される、第一のフレーム
片の開放側部70を規定している。図9において最も良
く示すように、第一のフレーム片62は、アーム66の
先端66aの外側から片持ち支持された一対の可撓性ラ
ッチアーム72を有している。図10および図12にお
いて最も良く示すように、アームは、ラッチショルダ7
2aを規定するために開口部を有している。組立におい
て、ラッチアーム72は、第二のフレーム片64の両端
の一対のブリッジ74を貫通して、矢印A(図9)の方
向に挿入される。完全に組み込まれると、片持ち支持さ
れた可撓性ラッチアームのラッチショルダ72aは、第
二のフレーム片のブリッジ74の内側に配置されるラッ
チボス76(図13)の後ろ側にスナップ係合する。組
み込まれると、ブリッジ74は、過大応力防止手段とな
り、片持ち支持されたラッチアーム72が装置から外向
きに引っ張られてラッチアームが崩壊するか、または過
大応力の可能性を防止する。
【0018】図9ないし図12に最も良く示すように、
第一のフレーム片62の横側アーム66は、アームの先
端66aから軸線方向に延びる下向きに拡開したフラン
ジ66bを有している。これにより、内側ハウジング4
4のフランジ58(図7および図8)が、第一のフレー
ム片62のアーム内側のガイドトラック60内へ容易に
案内される。
【0019】一般に、第一および第二のフレーム片62
および64はそれぞれ、アーム66間に所定の間隙を維
持するために、第二のフレーム片64の両端とU字状の
第一のフレーム片62のアーム66の自由端または先端
66aとの間に、相補型の相互係合スペーシング手段を
有している。特に、図9において最も良く図示するよう
に、第二のフレーム片64は、内向きカム面78aを規
定する一対の外側タブ78と、外向きカム面80aを規
定する一対の内側タブ80を有している。第一のフレー
ム片62のアーム66の先端66aは、内向きカム面8
2aを有する外向きタブ82を有しており、下向きに拡
開したフランジ66bは、外向きカム面84を規定して
いる。タブ78および80の先端は、テーパが付されて
いるか又は面取りされており、二つのフレーム片の種々
のカム面の係合が容易となっていることが分かる。
【0020】タブ78と、80と、82と、フランジ6
6bにより、それぞれのカム面に沿って形成される相補
型の相互係合スペーシング手段は、U字状の第一のフレ
ーム片62の横側アーム66間で正確な間隙を維持する
手段を設けている。U字状部材の成形過程時における、
硬化処理時に、横側脚66は、好ましい所定の間隙では
ない可能性がある。従って、第二のフレーム片64のU
字状のフレーム片への組み込みにより、正確な間隙を形
成するものである。換言すれば、アーム66が、あまり
に広く離間しすぎている場合には、外側タブ78のカム
面78aは、下向きに拡開したフランジ66bのカム面
84に係合して、アーム66を正確な間隙の方へ内向き
に引き付ける。この係合は、図5において明らかとなっ
ている。アームが、互いに対してあまりに近づきすぎて
いる場合には、タブ80のカム面80aは、タブ82の
カム面82aに係合して、アームを正確な間隙の方へ外
向きに移動させる。この係合は、図4において明らかと
なっている。
【0021】図2ないし図4と、図9と、図10と、図
15には、外側ブラケットまたはフレーム構造42の取
付ポスト52および54の独特な形状が図示されてい
る。実際には、取付ポストは、外側ブラケットまたはフ
レーム構造のU字状の第一のフレーム片62から突出し
ている。図3と、図4と、図9において最も良く示すよ
うに、対の取付ポスト52は、対の取付ポスト54より
も共に近接して離間している。従って、取付ポスト52
は、主支持ブラケット30の円形の孔36(図2)内に
挿入可能であり、取付孔54は、主支持ブラケットの孔
38内に挿入可能となっている。各対の取付ポストのこ
の間隔の違いの理由については、後述する。その他の点
では、各取付ポストは、同一の構造形状を有している。
【0022】さらに、図15A−図15Cに最も良く示
すように、各取付ポスト52,54は、略円形のエンベ
ロープを有している。略円形のエンベロープは、ポスト
の長手方向に延び、ポストの主側面88に対して円周方
向に互いに離間する三本の剛性のクラッシュリブ86に
より規定されている。少なくとも一対のクラッシュリブ
が、ポストの両側に正反対に配置されていることが好ま
しい。上述したように、三本のクラッシュリブは、図1
5Bにおいて最も良く示すように、ポストに対して三つ
の方向に互いに対して同等に離間している。可撓性アー
ム90は、主側面88に対して反対側のポストの側面
に、すなわちポストの第四の方向に、各ポストの長手方
向に延びており、図15Bに最も良く示すように、可撓
性アームは、正反対に配置された二本のクラッシュリブ
から等距離で配置されている。図15Aおよび図15C
において最も良く示すように、可撓性アームは、ポスト
に固定され、ポストから外向きに離間されてアームの後
ろ側に変形空間92を規定する両端90aを有してい
る。従って、可撓性アームは、ポストに対して双頭矢印
B(図15C)の方向に変形することができる。ラッチ
フック90bは、両端90aの中間の可撓性アーム90
の外側に形成されている。最後に、各ポストの先端は、
94でテーパが付されているかまたは尖っており、主支
持ブラケット30の各孔36,38内への挿入が容易と
なっている。
【0023】各取付ポスト52,54のエンベロープ全
体は、クラッシュリブ86および可撓性アーム90によ
り規定されるポストの有効径が、取付孔36および38
の直径よりも大きくなるようになっている。従って、ポ
ストが、各取付孔内に挿入されると、アーム90は変形
し、リブ86は少なくとも部分的に押しつぶされる。し
かしながら、特に図15Aおよび図15Cにおいて分か
るように、ラッチフック90bは、クラッシュリブ86
の外側端86aよりも、取付ポストの先端に近接してい
る。取付ポストのラッチフックと押しつぶされるリブの
端部との間の軸線方向の間隙におけるこの違いは、クラ
ッシュリブ80が変形し始める前に、主支持ブラケット
30上に収容保持装置40(図2)の仮取付位置を設け
るものである。図1および図2に関連して上述した自動
車用途において、第二の相手方コネクタ46(図2)
は、X軸(図1)に沿って収容保持装置40と接合され
る。収容保持装置40が、取付ポスト52,54のラッ
チフック90bにより規定される仮取付位置にある間に
(すなわち、クラッシュリブ86の変形の前に)、接合
時に、相手方コネクタ46のコネクタ48の端子は、内
側ハウジング44のレセプタクル50内のモジュラコネ
クタの端子と相互係合される。しかしながら、X軸に沿
って前向きの接合方向に装置の行き過ぎが生じた場合に
は、クラッシュリブ86は、変形してこの行き過ぎに対
応することができ、更に収容保持装置40を主支持ブラ
ケット30に確実に取り付けることができる。
【0024】クラッシュリブ86を含む本発明の一実施
例により、取付ポスト52,54の取付孔36,38内
への実質的に一定の挿入力を維持するのが容易となって
いる。さらに、図15Aに最も良く示すように、クラッ
シュリブの幅およびクラッシュリブの厚さは、リブの端
部86aから外側ブラケット42のアーム66の方へ徐
々に減少している。クラッシュリブは、断面がリブの先
端86aから離れる方向に徐々に減少しており、取付ポ
ストの取付孔への実質的に一定の挿入力を維持するのが
容易となっている。また、クラッシュリブの断面寸法が
徐々に減少することにより、リブの変形により引き起こ
されるプラスチック破片の形成が減少される。しかしな
がら、クラッシュリブの断面が減少されることは、本発
明にとっては必要なことではない。幾つかの用途におい
て、クラッシュリブの断面は、挿入力および保持力の必
要条件により、一定の寸法または徐々に増大する寸法で
維持される構成とすることができる。
【0025】上述したように、対の取付ポスト52は、
対の取付ポスト54間の間隔よりも互いに対して近接し
て離間している。これは、図4および図9において最も
明らかとなっている。同様に、図2において、(取付ポ
スト52用の)取付孔36は、(取付ポスト54用の)
取付孔38よりも共に近接して離間している。この間隔
の違いの目的は、U字状のフレーム片62(図9)を、
双頭矢印C(図9)により示される成形方向に分離可能
である二つの成形パーツを有する簡単な成形品に容易に
成形するためである。換言すれば、ガイドトラック60
と、ラッチアーム72と、アーム66の先端66aの他
の部材で構成されるフレーム片62の全ての細部を、い
かなるサイドコアリング(side coring )もなく分離可
能な二つ割り型に成形することができる。取付ポスト
は、二本のポストが成形方向に整列しないように成形方
向Cの横断方向に互いに対してオフセットしていること
が、図9より理解される。さらに、全ての取付ポストの
変形空間92は、成形方向に開口しており、取付ポスト
をフレーム片62の他の要素とともに、簡単な二つ割型
とともに成形することができることは、図6において明
らかなことである。オフセットした取付ポストは、収容
保持装置40が適当な向きとなるように、主支持ブラケ
ット30に対して収容保持装置40に極性を持たせる付
加的な目的の役に立つ。
【0026】図16ないし図21には、収容保持装置4
0の外側ブラケットまたは外側フレーム構造42の内側
に取り付けられる、内側ブラケットまたは内側ハウジン
グ44の独特の構造が非常に詳細に図示されている。特
に、上述したように、内側ハウジング44は、外側フレ
ーム構造42のU字状のフレーム片のガイドトラック6
0(図7)内に摺動する外周フランジ58を有してい
る。さらに、上述したように、内側ハウジング44は、
相手方コネクタ46の相補型コネクタ48(図2)と接
合するために、(図示しない)適当なモジュラコネクタ
を搭載する三つのレセプタクル50を有している。図2
において最も良く示すように、内側ハウジング44は、
レセプタクルが外側フレーム構造の取付孔56を貫通し
て突出するように、外側フレーム構造42に取り付けら
れる。最後に、内側ハウジング44は、内側ハウジング
全体およびモジュラコネクタを外側フレーム構造42内
に実装するための独特の自己整列取付装置を有してい
る。
【0027】さらに、内側ハウジング44は、レセプタ
クル50を規定する四つの側壁100のそれぞれから片
持ち支持された偏向可能な整列ビーム98を有してい
る。偏向可能なビームは、外側フレーム構造42の取付
孔56の四つの端縁に係合するために配置されている。
各偏向可能な整列ビーム98は、固定された前端98a
と、解除可能に保持された後端または末端98bを有し
ている。固定された端部は、前側と考えられる。なぜな
らば、図2において図示するように、偏向可能な整列ビ
ームは、内側ハウジング44の前側接合端102から後
ろ向きに片持ち支持されているからである。図21にお
いて、前端98aおよび後端98bを有する偏向可能な
整列ビーム98の一本が、最も良く図示されている。
【0028】一般に、突起手段は、ビームをハウジング
の側壁100の外向きに離間する不動作状態で保持する
ために、内側ハウジング44と各偏向可能な整列ビーム
98との間で動作可能に連関されており、これによっ
て、相補型の相手方コネクタ46との接合時に内側ハウ
ジング44の自己整列を容易とするために、ビームを偏
向可能な状態に解放することができる。さらに、図16
と、図20および図21の拡大図において最も良く示す
ように、各偏向可能な整列ビーム98の後端98bは、
内側ハウジング44の外周フランジ58の各開口部10
4内に突出している。一対の突起ボス106は、開口部
内に延びる各偏向可能な整列ビーム98の後端の後ろ側
の各開口部104の両側から、内向きに突出している。
これらの突起ボス106は、偏向可能な整列ビームを不
動作(すなわち、変位しない)状態で保持する。整列ビ
ームは、組立時には不動作状態または仮止め状態で保持
され、内側ハウジング44は外側フレーム構造42の取
付孔56内で中心に維持される。
【0029】また、本発明には、偏向可能な整列ビーム
98を不動作(すなわち、変位しない)状態で保持する
ために、重複した手段が設けられている。特に、図20
および図21に最も良く示すように、壊れやすいまたは
剥離ウェブ108が、各偏向可能な整列ビーム98と内
側ハウジング44との間に一体に成形されている。剥離
ウェブは、整列ビームの後端98bの外側で、開口部1
04の内壁に配置されていることが分かる。偏向可能な
整列ビームをその仮止めまたは不動作位置から移動させ
たい場合には、剥離ウェブを壊してビームの後端をハウ
ジングの取り付けから解除する。組立時に、幾分重いワ
イヤハーネスまたは配線束が、レセプタクル50内のモ
ジュラコネクタに取り付けられ、これらの負荷により内
側ハウジング44を中心位置から移動させる傾向があ
る。ウェブ108は、内側ハウジング44がワイヤハー
ネスによって位置からはずれて移動するのを防止する。
相補型の相手方コネクタ46の係合前にウェブが壊れた
場合には、突起ボス106が、偏向可能な整列ビームを
その不動作状態で維持する。さらに、整列ビームが、接
合前に位置からはずれて不注意に移動された場合には、
突起ボス106により整列ビームを適所、すなわちその
不動作位置内に手動で弾性復帰させることができる。
【0030】内側ハウジング44を相手方コネクタ46
に接合させる時に、ハウジングおよびコネクタがずれて
いる場合には、ウェブ108は、接合時に接合力により
壊され、偏向可能な整列ビーム98は、突起ボス106
の後ろ側の突起または保持位置から移動されて、整列ビ
ームは、自由に変位可能となり、内側ハウジング44
は、外側フレーム構造42の取付孔56内で自己整列可
能となり、相手方コネクタ46(図2)との完全な接合
が可能となる。ハウジングおよびコネクタが、接合前に
完全に整列されている場合には、接合時に壊れやすいウ
ェブは壊されず、整列ビームはその不動作位置にとどま
っている。しかしながら、ビームの変位および内側ハウ
ジングの自己整列は、この状態においては必要ではな
い。
【0031】最後に、図18において最も良く示すよう
に、内側ハウジング44には、相補型の第二の相手方コ
ネクタ46とラッチ係合するために、ハウジングの両端
の側壁100から外向きに突出するラッチ110が設け
られている。図2において、第二の相手方コネクタ上の
相補型ラッチ112とラッチ係合するラッチ110の一
つが図示されている。
【0032】
【発明の効果】本発明は、本発明の精神又は主な特徴か
ら逸脱することなく、他の特有の形状で実施する構成と
することができることは理解されるであろう。従って、
本発明の例および実施例は、全ての点で、実例となるも
のであり、限定的なものではないと考えられるべきであ
り、本発明は、詳細に後述されるものに限定されるもの
ではない。新規であると考えられる本発明の特徴は、添
付された請求項に特に関連して述べられている。本発明
の目的および利点とともに本発明は、同じ参照符号が図
面における同じ要素と同一のものである、添付図面に関
連した以下の説明を参照することにより最も良く理解で
きるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】組立ラインに対して移動する自動車の幾分概略
的であり、種々の組立軸を示す斜視図である。
【図2】本発明による電気装置と、取付装置の分解斜視
図である。
【図3】収容保持装置の後ろ側の斜視図である。
【図4】収容保持装置の背面図である。
【図5】収容保持装置の正面図である。
【図6】収容保持装置の底面図である。
【図7】図5の7−7線水平断面図である。
【図8】図5の8−8線垂直断面図である。
【図9】分解された状態の収容保持装置の外側ブラケッ
トまたはフレーム構造の背面図である。
【図10】図9の10−10線垂直断面図である。
【図11】外側ブラケットのU字状部の側面図である。
【図12】図11の12−12線垂直断面図である。
【図13】外側ブラケットの第二の部分の底面図であ
る。
【図14】図13の14−14線分解断面図である。
【図15A】外側ブラケットの一本の取付ポストの側面
図である。
【図15B】一本の取付ポストの端面図である。
【図15C】図15Bの15C−15C線断面図であ
る。
【図16】収容保持装置の内側ブラケットまたは内側ハ
ウジングの背面図である。
【図17】図16の右手側の方を見た、内側ブラケット
の側面図である。
【図18】内側ブラケットの底面図である。
【図19】図16の19−19線水平断面図である。
【図20】内側ブラケットの一本の整列ビーム用の突出
部分の拡大図である。
【図21】図20の21−21線拡大断面図である。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付孔56内に挿入される前端と、後端
    と、端部間で延びる側壁100を有するハウジング44
    と、取付孔の端縁に係合し、ハウジングを取付孔に整列
    させる支持構造42に力を作用させるために、ハウジン
    グの少なくとも一つの側壁100から片持ち支持され
    る、少なくとも一本の偏向可能な整列ビーム98と、ハ
    ウジングの側壁100の外向きに離間する不動作状態で
    ビームを保持し、ビームを偏向可能な状態に解放して、
    ハウジング44を取付孔56内で容易に自己整列させる
    ために、ハウジング44と整列ビーム98との間で動作
    可能に連関された突起手段106で構成される、電気コ
    ネクタ装置を取付孔56を有する適当な支持構造42に
    実装するための自己整列取付装置。
  2. 【請求項2】 前記偏向可能な整列ビーム98は、固定
    された前端98aと、後ろ側の自由端98bを有してお
    り、前記突起手段106は、ビームの後ろ側の自由端に
    配置されることを特徴とする請求項1に記載の自己整列
    取付装置。
  3. 【請求項3】 前記突起手段は、偏向可能な整列ビーム
    98をその不動作状態で係合解除可能に保持するスナッ
    プラッチ手段106を有していることを特徴とする請求
    項1に記載の自己整列取付装置。
  4. 【請求項4】 ハウジング44と偏向可能な整列ビーム
    98との間に、ビームをその不動作状態で保持する壊れ
    やすい剥離手段108を有していることを特徴とする請
    求項1に記載の自己整列取付装置。
  5. 【請求項5】 前記偏向可能な整列ビーム98を有する
    前記ハウジング44は、誘電性プラスチック材料で成形
    され、前記壊れやすい剥離手段は、一体に成型されるウ
    ェブ108で構成されることを特徴とする請求項4に記
    載の自己整列取付装置。
  6. 【請求項6】 前記ハウジング44は、複数の略直線状
    の側壁100で成る多角形であり、各側壁に一本の前記
    偏向可能な整列ビーム98を有することを特徴とする請
    求項1に記載の自己整列取付装置。
  7. 【請求項7】 前記ハウジング44は、四つの側壁10
    0で成る矩形であり、各側壁に複数の前記偏向可能な整
    列ビーム98を有することを特徴とする請求項6に記載
    の自己整列取付装置。
  8. 【請求項8】 取付孔56内に挿入される前端と、後端
    と、端部間で延びる側壁100を有するハウジング44
    と、取付孔56の端縁に係合し、ハウジングを取付孔に
    整列させる支持構造42に力を作用させるために、ハウ
    ジングの少なくとも一つの側壁100から片持ち支持さ
    れる、少なくとも一本の偏向可能な整列ビーム98と、
    ハウジングの側壁100の外向きに離間する不動作状態
    でビームを保持し、剥離手段108が壊された時には、
    ビームを偏向可能な状態に解放してハウジング44を取
    付孔56内で容易に自己整列させるための、ハウジング
    44と偏向可能な整列ビーム98との間の壊れやすい剥
    離手段108で構成される、電気コネクタ装置を取付孔
    56を有する適当な支持構造42に実装するための自己
    整列取付装置。
  9. 【請求項9】 前記偏向可能な整列ビーム98を有する
    前記ハウジング44は、誘電性プラスチック材料で成形
    され、前記壊れやすい剥離手段は、一体に成型されるウ
    ェブ108で構成されることを特徴とする請求項8に記
    載の自己整列取付装置。
  10. 【請求項10】 前記ハウジング44は、複数の略直線
    状の側壁100で成る多角形であり、各側壁に一本の前
    記偏向可能な整列ビーム98を有することを特徴とする
    請求項8に記載の自己整列取付装置。
  11. 【請求項11】 前記ハウジング44は、四つの側壁1
    00で成る矩形であり、各側壁に複数の前記偏向可能な
    整列ビーム98を有することを特徴とする請求項10に
    記載の自己整列取付装置。
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