JPH11261304A - 同軸切替器及び切替方法 - Google Patents

同軸切替器及び切替方法

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JPH11261304A
JPH11261304A JP8043998A JP8043998A JPH11261304A JP H11261304 A JPH11261304 A JP H11261304A JP 8043998 A JP8043998 A JP 8043998A JP 8043998 A JP8043998 A JP 8043998A JP H11261304 A JPH11261304 A JP H11261304A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動部の構造を単純化して耐久性及び信頼性
を更に向上させることができる同軸切替器及びその切替
方法を提供する。 【解決手段】 外導体101内に、複数の同軸端子P1
〜P4にそれぞれ対応する半同軸共振器R1〜R4を設
け、同軸端子とそれに対応する半同軸共振器とからなる
各組を隣接する組から電磁的に遮蔽する遮蔽板103〜
106により内部空間を等分割する。遮蔽板に形成され
た窓107を選択的に開閉する回転遮蔽板108を設
け、閉じられた状態で各組を隣接する組から電磁的に遮
蔽する。遮蔽板に窓を設けて、それを開閉するという簡
単な構造で高周波信号の経路切替を行うために、優れた
耐久性及び信頼性を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高周波信号の伝送経
路を切り替える切替器に係り、特に複数の同軸端子間の
接続を変更することができる同軸切替器及びその切替方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロ波送信機の送信段において、送
信マイクロ波の伝送経路の切替が必要となる場合があ
る。テレビ放送機システムを例にとれば、2台の送信機
を現用及び予備用として使用し、それらとアンテナとの
間に同軸切替器が設けられている。現用送信機の検査調
整を行う場合には、同軸切替器によって現用送信機を疑
似アンテナに接続し、予備用送信機を放送用アンテナへ
接続することで放送を中断することなく調整を行うこと
ができる。
【0003】このような同軸切替器において、機械的な
接触をなくして耐久性及び信頼性の向上を図ったものが
種々提案されている。例えば、特公平3−14361号
公報には、複数の選択伝達ヘッドをロータの周りに配置
したマイクロ波スイッチが開示されている。ロータを回
転させて所望のヘッドと平行に重ねることで、それらを
容量結合させ送信波をロータから選択されたヘッドへ伝
送することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術のマイクロ波スイッチでは、送信波を取り込む主
伝達ラインがロータに接続されているために、ロータの
構造が複雑になる。更に、ロータと選択伝達ヘッドとの
間の結合容量を一定にすることが容易ではなく、この一
定結合容量を保つために更に構造が複雑になっていた。
【0005】本発明の目的は、可動部の構造を単純化し
て耐久性及び信頼性を更に向上させることができる同軸
切替器及びその切替方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による複数の同軸
端子を有する同軸切替器の切替方法は、複数の同軸端子
にそれぞれ対応し電磁的に結合する電磁的結合素子を設
け、同軸端子とそれに対応する電磁的結合素子とからな
る各組とそれに隣接する組とを選択的に電磁的に遮蔽及
び結合させる、ことを特徴とする。
【0007】また、本発明による同軸切替器は、外導体
と、複数の同軸端子にそれぞれ対応して設けられ、対応
する同軸端子と電磁的に結合する帯域通過フィルタと、
同軸端子とそれに対応する帯域通過フィルタとからなる
各組を隣接する組から電磁的に遮蔽する第1導体と、第
1導体に形成された窓と、窓を選択的に開閉し、閉じら
れた状態で各組を隣接する組から電磁的に遮蔽する第2
導体と、からなることを特徴とする。
【0008】隣接する電磁的結合素子を遮蔽板により選
択的に遮蔽することで隣接する電磁的結合素子間を電磁
的に結合あるいは遮蔽することができる。遮蔽板に窓を
設けて、それを開閉するという簡単な構造で高周波信号
の経路切替を行うために、優れた耐久性及び信頼性を得
ることができる。
【0009】更に、窓を開いた状態では高周波信号が隣
接する2個の帯域通過フィルタを通して出力されるため
に、信号の漏洩防止にも有効である。
【0010】
【実施の形態】図1は、本発明による同軸切替器の第1
実施形態を示す分解斜視図である。本実施形態は箱状の
外導体101と外導体101を覆って内部空間を形成す
る天井板102とからなり、その内部空間を天井板10
2と直交する方向に十字に区切って4分割する遮蔽板1
03〜106が内部に設けられている。
【0011】天井板102には4個の同軸端子P1〜P
4と、それらにそれぞれ対応した帯域通過フィルタとし
ての4個の半同軸共振器R1〜R4とが設けられ、それ
ぞれ対応する同軸端子及び半同軸共振器は電磁的に結合
されている。4組の対応する同軸端子及び半同軸共振器
が遮蔽板103〜106により4分割された内部空間に
それぞれ収容される。
【0012】各遮蔽板の底部には切欠部107が形成さ
れており、回転遮蔽板108が各遮蔽板の交差部を中心
として回動可能な空間を提供している。回転遮蔽板10
8の回転軸は遮蔽板103〜106の交差部と外導体1
01の底面中央に設けられた軸受109とによって支持
され、モータ110によって回転が与えられる。
【0013】図2(A)〜(D)は第1実施形態の動作
説明図であり、(A)は回転遮蔽板108が遮蔽板10
3及び104と同一平面に位置する時の断面平面図、
(B)は(A)のA−A線断面図、(C)は回転遮蔽板
108が遮蔽板105及び106と同一平面に位置する
時の断面平面図、(D)は(C)のB−B線断面図であ
る。
【0014】図2(A)及び(B)に示すように、回転
遮蔽板108が遮蔽板103及び104と同一平面に位
置する場合には、内部空間は遮蔽板103、104及び
回転遮蔽板108により電磁的に2分割され、遮蔽板1
05及び106の切欠部107を通して半同軸共振器R
1及びR2が、そして半同軸共振器R3及びR4がそれ
ぞれ電磁的に結合される。また、図2(C)及び(D)
に示すように、回転遮蔽板108が遮蔽板105及び1
06と同一平面に位置する場合には、内部空間は遮蔽板
105、106及び回転遮蔽板108により電磁的に2
分割され、遮蔽板103及び104の切欠部107を通
して半同軸共振器R1及びR4が、半同軸共振器R2及
びR3が、それぞれ電磁的に結合される。
【0015】図3は、図1に示す同軸切替器を使用した
現用予備切替方式のTV・FM送信機の動作説明図であ
る。ここでは、同軸切替器10によって2台の送信機1
1及び12がそれぞれ現用/予備に切り替えられる。同
軸切替器10の同軸端子P1はアンテナ13に接続さ
れ、同軸端子P2は第1送信機11に、同軸端子P3は
疑似アンテナ14に、そして同軸端子P4は第2送信機
12に、それぞれ接続されている。
【0016】図3(A)に示すように、回転遮蔽板10
8が遮蔽板103及び104と同一平面上に位置する場
合には、上述したように、半同軸共振器R1及びR2と
半同軸共振器R3及びR4とがそれぞれ電磁的に結合さ
れ、半同軸共振器R1及びR4と半同軸共振器R2及び
R3とがそれぞれ電磁的に遮蔽される。従って、第1送
信機11の出力高周波信号は2段の半同軸共振器R2及
びR1を通してアンテナ13へ出力される。他方、第2
送信機12の高周波信号は2段の半同軸共振器R4及び
R3を通して疑似アンテナ14から出力される。
【0017】図3(B)に示すように、回転遮蔽板10
8が遮蔽板105及び106と同一平面上に位置する場
合には、上述したように、半同軸共振器R1及びR4と
半同軸共振器R2及びR3とがそれぞれ電磁的に結合さ
れ、半同軸共振器R1及びR2と半同軸共振器R3及び
R4とがそれぞれ電磁的に遮蔽される。従って、第1送
信機11の出力高周波信号は2段の半同軸共振器R2及
びR3を通して疑似アンテナ14へ出力され、第2送信
機12の高周波信号は2段の半同軸共振器R4及びR1
を通してアンテナ13から出力される。
【0018】例えば、図3(A)に示す状態において、
第1送信機11によってプログラム放送を行いながら、
第2送信機12に対して試験信号により検査調整を行う
ことができる。また、第1送信機11に何らかの障害が
発生した場合には、同軸切替器10を図3(B)に示す
状態に切り替え、第2送信機12により放送を継続する
ことも可能である。
【0019】このような現用予備切替方式のシステムで
は、第1送信機11及び第2送信機12の出力高周波信
号が漏洩することによる放送電波の影響を防止すること
が重要であり、高い漏洩防止特性が要求される。本実施
形態によれば、帯域通過フィルタとして機能する半同軸
共振器が2段接続された構成であるために、十分な漏洩
防止特性を得ることができる。
【0020】図4(A)及び(B)は、本発明による同
軸切替器の第2実施形態の構成及び動作を説明するため
の図である。
【0021】第2実施形態の同軸切替器20は、円筒状
外導体201を有し、3個の同軸端子P1〜P3が外導
体201の側壁に等間隔で配置されている。外導体20
1の内部空間は、3枚の遮蔽板S1〜S3により天井板
(図4では図示せず)と直交する方向に3分割されてい
る。天井板には3個の同軸端子P1〜P3にそれぞれ対
応した3個の半同軸共振器R1〜R3とが設けられ、そ
れぞれ対応する同軸端子及び半同軸共振器は電磁的に結
合されている。3組の対応する同軸端子及び半同軸共振
器が遮蔽板S1〜S3により3分割された内部空間にそ
れぞれ収容される。
【0022】各遮蔽板の接合部の下部には、第1実施形
態と同様に、切欠部が形成され、その切欠部により提供
された空間を各遮蔽板の接合部を中心軸として回動可能
に回転遮蔽板202が設けられている。本実施形態では
各遮蔽板とそれに隣接する遮蔽板とが120°の角度を
成しているから、それに合わせて回転遮蔽板202も1
20°の角度を有するV字形状の断面を有する。
【0023】図4(A)に示すように、回転遮蔽板20
2を遮蔽板S2及びS3に一致させると、内部空間は遮
蔽板S2、S3及び回転遮蔽板202により電磁的に2
分割され、遮蔽板S1の切欠部を通して半同軸共振器R
1及びR2が電磁的に結合される。また、図4(B)に
示すように、回転遮蔽板202が遮蔽板S1及びS2と
一致する位置にある場合には、内部空間は遮蔽板S1、
S2及び回転遮蔽板202により電磁的に2分割され、
遮蔽板S3の切欠部を通して半同軸共振器R1及びR3
が電磁的に結合される。
【0024】図5は、図4に示す同軸切替器を使用した
TV・FM送信機の動作説明図である。ここでは、同軸
切替器20によって1台の送信機11がアンテナ13及
び疑似アンテナ14のいずれかに切り替えられる。同軸
切替器20の同軸端子P1は送信機11に、同軸端子P
2はアンテナ13に、そして同軸端子P3は疑似アンテ
ナ14に、それぞれ接続されている。
【0025】図5(A)に示すように、回転遮蔽板20
2が遮蔽板S2及びS3と一致する位置にある場合に
は、上述したように、半同軸共振器R1及びR2が電磁
的に結合されるから、同軸端子P1とP2とが電磁的に
接続された状態となり、送信機11の出力高周波信号は
2段の半同軸共振器R1及びR2を通してアンテナ13
へ出力される。他方、疑似アンテナ14に接続された同
軸端子P3は、遮蔽板S2、S3及び回転遮蔽板202
により電磁的に孤立している。
【0026】図5(B)に示すように、回転遮蔽板20
2が遮蔽板S1及びS2と一致する位置にある場合に
は、上述したように、内部空間は遮蔽板S1、S2及び
回転遮蔽板202により電磁的に2分割され、遮蔽板S
3の切欠部を通して半同軸共振器R1及びR3が電磁的
に結合される。従って、送信機11の出力高周波信号は
2段の半同軸共振器R1及びR3を通して疑似アンテナ
14へ出力され、検査調整を行うことができる。その
際、アンテナ13に接続された同軸端子P2は、遮蔽板
S1、S2及び回転遮蔽板202により電磁的に孤立し
ている。
【0027】このような送信機システムにおいても、帯
域通過フィルタとして機能する半同軸共振器が2段接続
された構成を通して送信波がアンテナ13あるいは疑似
アンテナ14へ出力されるために、十分な漏洩防止特性
を得ることができる。
【0028】図6は半同軸共振器の一例を示す断面図で
ある。ここでは、外導体301の一方が遮蔽され、他方
が内導体302と短絡している。内導体302は、共振
させる波長のほぼ1/4の長さを有し、その先端は外導
体301の内部で開放されている。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、隣接する電磁的結合素子を遮蔽板により選択的に
遮蔽することで、隣接する電磁的結合素子間を電磁的に
結合あるいは遮蔽することができる。従って、遮蔽板の
窓を開閉するという簡単な構造で高周波信号の経路切替
を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による同軸切替器の第1実施形態を示す
分解斜視図である。
【図2】第1実施形態の動作説明図であり、(A)は回
転遮蔽板108が遮蔽板103及び104と同一平面に
位置する時の断面平面図、(B)は(A)のA−A線断
面図、(C)は回転遮蔽板108が遮蔽板105及び1
06と同一平面に位置する時の断面平面図、(D)は
(C)のB−B線断面図である。
【図3】図1に示す同軸切替器を使用した現用予備切替
方式のTV・FM送信機の動作説明図である。
【図4】(A)及び(B)は、本発明による同軸切替器
の第2実施形態の構成を示すと共に、その動作を説明す
るための図である。
【図5】図4に示す同軸切替器を使用したTV・FM送
信機の動作説明図である。
【図6】第1及び第2実施形態において使用される半同
軸共振器の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 同軸切替器(第1実施形態) 11、12 送信機 13 アンテナ 14 疑似アンテナ 101 外導体 102 天井板 103〜106 遮蔽板 107 切欠部 108 回転遮蔽板 109 軸受 110 モータ 20 同軸切替器(第2実施形態) 201 外導体 202 回転遮蔽板 P1〜P4 同軸端子 R1〜R4 半同軸共振器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の同軸端子を有する同軸切替器にお
    いて、 外導体と、 前記複数の同軸端子にそれぞれ対応して設けられ、対応
    する同軸端子と電磁的に結合する帯域通過フィルタと、 前記同軸端子とそれに対応する帯域通過フィルタとから
    なる各組を隣接する組から電磁的に遮蔽する第1導体
    と、 前記第1導体に形成された窓と、 前記窓を選択的に開閉し、閉じられた状態で前記各組を
    隣接する組から電磁的に遮蔽する第2導体と、 からなることを特徴とする同軸切替器。
  2. 【請求項2】 前記第1導体は前記外導体の中心軸から
    放射状に伸びた遮蔽板からなり、前記第2導体は前記中
    心軸を回転軸として回転可能に設けられていることを特
    徴とする請求項1記載の同軸切替器。
  3. 【請求項3】 前記第1導体は4枚の遮蔽板からなり前
    記遮蔽板によって前記外導体の内部空間が4分割され、
    前記第2導体は同一平面上の2枚の遮蔽板からなり前記
    窓によって形成される前記中心軸の周りの空間を回転可
    能に設けられていることを特徴とする請求項2記載の同
    軸切替器。
  4. 【請求項4】 前記第1導体は一定の角度で配置された
    3枚の遮蔽板からなり前記遮蔽板によって前記外導体の
    内部空間が3分割され、前記第2導体は前記角度を有す
    る2枚の遮蔽板からなり、前記窓によって形成される前
    記中心軸の周りの空間を回転可能に設けられていること
    を特徴とする請求項2記載の同軸切替器。
  5. 【請求項5】 前記第2導体により前記窓が開放される
    と、前記窓を通して隣接する前記帯域通過フィルタ同士
    が電磁的に結合され、対応する同軸端子同士が前記隣接
    する2つの帯域通過フィルタを通して電磁的に結合され
    る、ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記
    載の同軸切替器。
  6. 【請求項6】 複数の同軸端子の接続関係を切り替える
    方法において、 前記複数の同軸端子にそれぞれ対応し電磁的に結合する
    電磁的結合素子を設け、 前記同軸端子とそれに対応する電磁的結合素子とからな
    る各組とそれに隣接する組とを選択的に電磁的に遮蔽及
    び結合させる、 ことを特徴とする同軸切替器の切替方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101226425B1 (ko) * 2011-05-25 2013-01-24 박타흥 전자기 펄스 차폐용 무선주파수 선택 장치
JP2013511202A (ja) * 2009-12-02 2013-03-28 ケーエムダブリュ・インコーポレーテッド デバイス選択構造

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