JPH11261535A - 時分割通信方式 - Google Patents
時分割通信方式Info
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- JPH11261535A JPH11261535A JP10061787A JP6178798A JPH11261535A JP H11261535 A JPH11261535 A JP H11261535A JP 10061787 A JP10061787 A JP 10061787A JP 6178798 A JP6178798 A JP 6178798A JP H11261535 A JPH11261535 A JP H11261535A
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- Japan
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- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 60
- 230000005684 electric field Effects 0.000 claims description 17
- 238000005562 fading Methods 0.000 claims description 9
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 1
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- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】マルチパス環境下における複数パケット送信時
の受信確率を向上させる。 【解決手段】1)複数のパケットをそれぞれ複数回繰り
返して送信し、各繰り返し毎の複数パケットの送信間隔
を無線周波数におけるフェージングによる電界強度変動
周期より短くないよう設定する。 2)複数のパケットをそれぞれ複数回繰り返して送信
し、各繰り返し毎の複数パケットの送信間隔が同一でな
い時間間隔とする。
の受信確率を向上させる。 【解決手段】1)複数のパケットをそれぞれ複数回繰り
返して送信し、各繰り返し毎の複数パケットの送信間隔
を無線周波数におけるフェージングによる電界強度変動
周期より短くないよう設定する。 2)複数のパケットをそれぞれ複数回繰り返して送信
し、各繰り返し毎の複数パケットの送信間隔が同一でな
い時間間隔とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばFMサブキャリ
アを用いてページング等のデータ伝送サービスや、道路
交通情報あるいは各種情報サービス等を行う、時分割通
信方式(HSDS:High Speed Data System)等に用いられ、
比較的長いデータを複数のパケットに分割して送受信す
る、複数パケットの通信方式に関するものである。公知
資料:放送技術5月号1994年度 添付。
アを用いてページング等のデータ伝送サービスや、道路
交通情報あるいは各種情報サービス等を行う、時分割通
信方式(HSDS:High Speed Data System)等に用いられ、
比較的長いデータを複数のパケットに分割して送受信す
る、複数パケットの通信方式に関するものである。公知
資料:放送技術5月号1994年度 添付。
【0002】
【従来の技術】図1に従来のHSDS方式の送信フレーム構
成を示す。一つのメインフレームは64のsub-frameから
なり、各サブフレームはその番号の小さいスロット順に
図の左から右に順に送信される。各サブフレームは3つ
のコントロールスロット、C1、C2、C3と、それに続く10
24のスロットからなりそれぞれのスロットに1パケット
分のデータ260ビットが割り当てられている。 HSDS方式
の場合ビットレートは1秒あたり19kビットの伝送レート
である為、一つのスロットに含まれる1パケット分のデ
ータが送信されるには約14m秒、一つのsub-frameが送信
されるには約14秒、また一つのメインフレームは約15分
で送信される。このメインフレームが繰り返し送信され
連続したパケットの送信が行われる。ここで、スロット
(slot)とは受信機が受信すべき時間軸上の各単位時間
を指し、また、パケット(packet)とは各スロットに含
まれる一定のビットからなる単位データ(通常260ビッ
ト)を指す。通常1スロットの時間単位に1パケットのデ
ータが含まれる。
成を示す。一つのメインフレームは64のsub-frameから
なり、各サブフレームはその番号の小さいスロット順に
図の左から右に順に送信される。各サブフレームは3つ
のコントロールスロット、C1、C2、C3と、それに続く10
24のスロットからなりそれぞれのスロットに1パケット
分のデータ260ビットが割り当てられている。 HSDS方式
の場合ビットレートは1秒あたり19kビットの伝送レート
である為、一つのスロットに含まれる1パケット分のデ
ータが送信されるには約14m秒、一つのsub-frameが送信
されるには約14秒、また一つのメインフレームは約15分
で送信される。このメインフレームが繰り返し送信され
連続したパケットの送信が行われる。ここで、スロット
(slot)とは受信機が受信すべき時間軸上の各単位時間
を指し、また、パケット(packet)とは各スロットに含
まれる一定のビットからなる単位データ(通常260ビッ
ト)を指す。通常1スロットの時間単位に1パケットのデ
ータが含まれる。
【0003】従来、1パケット(シングルパケット)を
基本にしたデータ伝送が行われ、16桁の数字表示あるい
は“CALL HOME”“CALL OFFICE”といった定型文の伝送
サービスが腕時計型受信機に対してなされていた。この
場合、受信機側では各8 sub-frame毎に決められた番号
のスロットを受信するようになされ、そのスロット内に
自身のデータであることを示すビットが含まれていれば
このデータを再生してディスプレイ上に表示していた。
また、各データは3回の繰り返し送信がおこなわれ受信
確度の向上を図っている。
基本にしたデータ伝送が行われ、16桁の数字表示あるい
は“CALL HOME”“CALL OFFICE”といった定型文の伝送
サービスが腕時計型受信機に対してなされていた。この
場合、受信機側では各8 sub-frame毎に決められた番号
のスロットを受信するようになされ、そのスロット内に
自身のデータであることを示すビットが含まれていれば
このデータを再生してディスプレイ上に表示していた。
また、各データは3回の繰り返し送信がおこなわれ受信
確度の向上を図っている。
【0004】さて、近年ページング等のデータ伝送にお
いて長文のデータの伝送が行われるようになり、数字の
みでなく文字等の伝送サービスも行われるようになって
いる。
いて長文のデータの伝送が行われるようになり、数字の
みでなく文字等の伝送サービスも行われるようになって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて、HSDS方式のフレ
ーム構成をもちいて、複数のパケットデータ(マルチパ
ケット)を送信する場合、次のような伝送方式が考えら
れる。
ーム構成をもちいて、複数のパケットデータ(マルチパ
ケット)を送信する場合、次のような伝送方式が考えら
れる。
【0006】先ず、送信側ではデータを複数のパケット
データに分割する。データが長い時にはパケット数は増
加し、短い時には少ないパケット数にて伝送される。こ
れらのパケットを送信する場合、通常、従来用いられて
いたように各8 sub-frame毎に送信される決められた番
号のスロットに1パケット分のデータを用意し、このデ
ータ中に受信機自身のデータであることを示すデータ
と、以下につづく前述の複数パケットが含まれる複数の
スロット番号とが含まれるようにする。受信機はこのデ
ータを基に順次指定された複数のスロットを間欠的に受
信し、それらのデータを合成して長文のデータを再生し
ディスプレイ上に表示する。
データに分割する。データが長い時にはパケット数は増
加し、短い時には少ないパケット数にて伝送される。こ
れらのパケットを送信する場合、通常、従来用いられて
いたように各8 sub-frame毎に送信される決められた番
号のスロットに1パケット分のデータを用意し、このデ
ータ中に受信機自身のデータであることを示すデータ
と、以下につづく前述の複数パケットが含まれる複数の
スロット番号とが含まれるようにする。受信機はこのデ
ータを基に順次指定された複数のスロットを間欠的に受
信し、それらのデータを合成して長文のデータを再生し
ディスプレイ上に表示する。
【0007】しかし、マルチパス等によるフェージング
の影響により電界強度の変動のある地域では、長文のデ
ータを伝送する場合、送信期間が長くなる為に、その一
部分のデータの欠落を招きやすいという課題を有してい
る。また、受信率を向上させる為に同一データの送信回
数を増やすと、これらを受信する為には累積受信時間が
長時間必要となり、加入者容量の低下や受信機の電池寿
命の低下を招く、という課題も有している。好ましく
は、データが伝送されるフィールドにおいてマルチパス
の有り無しに関わらず、より短い到達時間でよりエラー
の少ない情報伝送がより効率的に為されることが望まし
い。
の影響により電界強度の変動のある地域では、長文のデ
ータを伝送する場合、送信期間が長くなる為に、その一
部分のデータの欠落を招きやすいという課題を有してい
る。また、受信率を向上させる為に同一データの送信回
数を増やすと、これらを受信する為には累積受信時間が
長時間必要となり、加入者容量の低下や受信機の電池寿
命の低下を招く、という課題も有している。好ましく
は、データが伝送されるフィールドにおいてマルチパス
の有り無しに関わらず、より短い到達時間でよりエラー
の少ない情報伝送がより効率的に為されることが望まし
い。
【0008】本発明はこれら課題を解決するもので、そ
の目的とするところは長文のデータを複数のパケットデ
ータとして伝送する場合にも受信率を低下させない時分
割通信方式を、高効率に提供するところにある。
の目的とするところは長文のデータを複数のパケットデ
ータとして伝送する場合にも受信率を低下させない時分
割通信方式を、高効率に提供するところにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為に
本発明は、 1)送信機が定められたビット数のパケットを連続的に
送信し、受信機は送信されたパケットのうち決められた
番号のパケットを周期的に受信するようになされた時分
割通信方式において、複数のパケットをそれぞれ複数回
繰り返して送信し、各繰り返し毎の複数パケットの送信
間隔を無線周波数におけるフェージングによる電界強度
変動周期より短くないよう設定したことを特徴とする。
本発明は、 1)送信機が定められたビット数のパケットを連続的に
送信し、受信機は送信されたパケットのうち決められた
番号のパケットを周期的に受信するようになされた時分
割通信方式において、複数のパケットをそれぞれ複数回
繰り返して送信し、各繰り返し毎の複数パケットの送信
間隔を無線周波数におけるフェージングによる電界強度
変動周期より短くないよう設定したことを特徴とする。
【0010】2)送信機が定められたビット数のパケッ
トを連続的に送信し、受信機は送信されたパケットのう
ち決められた番号のパケットを周期的に受信するように
なされた通信方式において、複数のパケットをそれぞれ
複数回繰り返して送信し、各繰り返し毎の複数パケット
の送信間隔が同一でない時間間隔であることを特徴とす
る。
トを連続的に送信し、受信機は送信されたパケットのう
ち決められた番号のパケットを周期的に受信するように
なされた通信方式において、複数のパケットをそれぞれ
複数回繰り返して送信し、各繰り返し毎の複数パケット
の送信間隔が同一でない時間間隔であることを特徴とす
る。
【0011】3)送信機が定められたビット数のパケッ
トを連続的に送信し、受信機は送信されたパケットのう
ち決められた番号のパケットを周期的に受信するように
なされた通信方式において、複数のパケットをそれぞれ
複数回繰り返して送信し、各繰り返し毎の複数パケット
の送信間隔の同一でない時間間隔のうち、より短い間隔
での送信をはじめに行うことを特徴とする。
トを連続的に送信し、受信機は送信されたパケットのう
ち決められた番号のパケットを周期的に受信するように
なされた通信方式において、複数のパケットをそれぞれ
複数回繰り返して送信し、各繰り返し毎の複数パケット
の送信間隔の同一でない時間間隔のうち、より短い間隔
での送信をはじめに行うことを特徴とする。
【0012】4)送信機が定められたビット数のパケッ
トを連続的に送信し、受信機は送信されたパケットのう
ち決められた番号のパケットを周期的に受信するように
なされた通信方式において、複数のパケットをそれぞれ
複数回繰り返して送信し、各繰り返し毎の複数パケット
の送信間隔の同一でない時間間隔のうち、より短い間隔
での送信から順次送信することを特徴とする。
トを連続的に送信し、受信機は送信されたパケットのう
ち決められた番号のパケットを周期的に受信するように
なされた通信方式において、複数のパケットをそれぞれ
複数回繰り返して送信し、各繰り返し毎の複数パケット
の送信間隔の同一でない時間間隔のうち、より短い間隔
での送信から順次送信することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施例を説明する。
施例を説明する。
【0014】図1は、本発明に用いられるHSDS方式の送
信フレーム構成を示す。一つのメインフレームは64のsu
b-frameからなり、各フレームはその番号の小さい順に
図の左から右に順に送信される。各フレームは3つのコ
ントロールスロット、C1、C2、C3と、それに続く1024の
スロットからなりそれぞれのスロットに1パケット分の
データ260ビットが割り当てられている。 HSDS方式の場
合ビットレートは1秒あたり19kビットの伝送レートであ
る為、一つのスロットに含まれる1パケット分のデータ
が送信されるには約14m秒、一つのsub-frameが送信され
るには約14秒、また一つのメインフレームは約15分で送
信される。このメインフレームが繰り返し送信され連続
したパケットの送信が行われる。
信フレーム構成を示す。一つのメインフレームは64のsu
b-frameからなり、各フレームはその番号の小さい順に
図の左から右に順に送信される。各フレームは3つのコ
ントロールスロット、C1、C2、C3と、それに続く1024の
スロットからなりそれぞれのスロットに1パケット分の
データ260ビットが割り当てられている。 HSDS方式の場
合ビットレートは1秒あたり19kビットの伝送レートであ
る為、一つのスロットに含まれる1パケット分のデータ
が送信されるには約14m秒、一つのsub-frameが送信され
るには約14秒、また一つのメインフレームは約15分で送
信される。このメインフレームが繰り返し送信され連続
したパケットの送信が行われる。
【0015】但し、図1において図面簡略化の為、slot
の幅を中間部分で小さく表している。また、slot, fram
eの数は表記の限界からその一部のみを記した。
の幅を中間部分で小さく表している。また、slot, fram
eの数は表記の限界からその一部のみを記した。
【0016】従来、シングルパケットの受信を行う場
合、各8 sub-frameを受信繰り返し周期とし、約112秒毎
に一つのスロットを受信していた。即ち、1図においてM
番目のsub-frameのスロット番号n(Bのslot)のデータ
を受信するようになされた受信機はシングルパケットを
受信する場合は、次にM+8番目のsub-frameのn番目のス
ロット(Cのslot)を受信する。同様に順次M+16番目のs
ub-frameのn番目(Dのslot)という順である。ここ
で、複数のパケット(マルチパケット)を受信する場合
には、例えば先ずBのスロットを受信し、このデータ中
に受信機自身のデータであることを示すデータと、以下
につづく複数パケットが含まれる複数のスロット番号と
を受信する。受信機はこのデータを基に、図の右方向に
斜線で示した後続の複数のスロットを受信する。つぎ
に、Cのスロットを受信し、その後図の右方向に斜線で
示した後続の複数のスロットを受信する。さらにDのス
ロットを受信し、同様に、斜線で示した後続の複数のス
ロットを受信する。ここでは簡単の為、4つの追加パケ
ットを同一のsub-frame内において受信するものとして
説明する。
合、各8 sub-frameを受信繰り返し周期とし、約112秒毎
に一つのスロットを受信していた。即ち、1図においてM
番目のsub-frameのスロット番号n(Bのslot)のデータ
を受信するようになされた受信機はシングルパケットを
受信する場合は、次にM+8番目のsub-frameのn番目のス
ロット(Cのslot)を受信する。同様に順次M+16番目のs
ub-frameのn番目(Dのslot)という順である。ここ
で、複数のパケット(マルチパケット)を受信する場合
には、例えば先ずBのスロットを受信し、このデータ中
に受信機自身のデータであることを示すデータと、以下
につづく複数パケットが含まれる複数のスロット番号と
を受信する。受信機はこのデータを基に、図の右方向に
斜線で示した後続の複数のスロットを受信する。つぎ
に、Cのスロットを受信し、その後図の右方向に斜線で
示した後続の複数のスロットを受信する。さらにDのス
ロットを受信し、同様に、斜線で示した後続の複数のス
ロットを受信する。ここでは簡単の為、4つの追加パケ
ットを同一のsub-frame内において受信するものとして
説明する。
【0017】これら4つの追加パケットは簡単の為同一
のスロット間隔kで送信されるものとする。即ち1番目の
追加パケットはn+k番目のスロットに含まれており、2
番目はn+2k番目、3番目はn+3k番目、4番目はn+4k
番目である。このkの値は、短い時間にデータを送信し
ようとすれば小さい方が早くデータの送信が出来る。ま
た、大きく設定しても8 sub-frame内にすべての追加パ
ケットが送信されるようにすれば、基本的な受信周期約
112秒内で追加パケットが受信できる。
のスロット間隔kで送信されるものとする。即ち1番目の
追加パケットはn+k番目のスロットに含まれており、2
番目はn+2k番目、3番目はn+3k番目、4番目はn+4k
番目である。このkの値は、短い時間にデータを送信し
ようとすれば小さい方が早くデータの送信が出来る。ま
た、大きく設定しても8 sub-frame内にすべての追加パ
ケットが送信されるようにすれば、基本的な受信周期約
112秒内で追加パケットが受信できる。
【0018】ここで、マルチパスによるフェージングの
影響について考察すると、公知資料“電気通信技術審議
会答申諮問第25号、FM放送電波に重畳できる信号の技術
的条件、のうち移動体による受信を前提としたFM文字多
重放送方式に関する技術的条件”3-5-1項に一般的なマ
ルチパスによるフェージングについて記されているので
引用する。図3―5―1にFM周波数帯におけるフェージン
グのシュミレーション結果が示されている。図3―5―1
上段の電界強度の変動を評価すると、平均的に約1秒間
に3回の電界強度変動(電界強度の瞬時低下)が起こると
考えられる。また電界強度低下期間(バースト長)は図
3―5―2に示されるように、移動体の速度に依存する
が、速度の遅い場合をワーストケースと考えた場合およ
そ1200ビット約75ms程と考えられる。
影響について考察すると、公知資料“電気通信技術審議
会答申諮問第25号、FM放送電波に重畳できる信号の技術
的条件、のうち移動体による受信を前提としたFM文字多
重放送方式に関する技術的条件”3-5-1項に一般的なマ
ルチパスによるフェージングについて記されているので
引用する。図3―5―1にFM周波数帯におけるフェージン
グのシュミレーション結果が示されている。図3―5―1
上段の電界強度の変動を評価すると、平均的に約1秒間
に3回の電界強度変動(電界強度の瞬時低下)が起こると
考えられる。また電界強度低下期間(バースト長)は図
3―5―2に示されるように、移動体の速度に依存する
が、速度の遅い場合をワーストケースと考えた場合およ
そ1200ビット約75ms程と考えられる。
【0019】公知資料“電気通信技術審議会答申諮問第
25号、FM放送電波に重畳できる信号の技術的条件、のう
ち移動体による受信を前提としたFM文字多重放送方式に
関する技術的条件”に記載された条件と本発明のHSDS方
式は16kbpsと19kbpsとのようにビットレートがやや異な
るが、FM帯のマルチパスフェージングの条件はほぼ同一
と考えられる為、図3―5―1、図3―5―2から読み取れる
値を代表値として、HSDS方式におけるマルチパケット受
信とフェージングの関係を図2において説明する。
25号、FM放送電波に重畳できる信号の技術的条件、のう
ち移動体による受信を前提としたFM文字多重放送方式に
関する技術的条件”に記載された条件と本発明のHSDS方
式は16kbpsと19kbpsとのようにビットレートがやや異な
るが、FM帯のマルチパスフェージングの条件はほぼ同一
と考えられる為、図3―5―1、図3―5―2から読み取れる
値を代表値として、HSDS方式におけるマルチパケット受
信とフェージングの関係を図2において説明する。
【0020】図2において横軸は秒単位の時間軸を表し
ている。 MB(multi pass burst)の右側に斜線で表され
た部分はマルチパスによる電界強度の低下期間(バース
ト期間)を表す。この値は先述の代表値として、1秒間
に3回の平均頻度で、一回当たり約75ms相当の長さと
してある。この期間に送信されたパケットは電界強度の
低下の影響でエラーとなり受信機はデータとして再生出
来ない。図中、縦方向にE,F,G,Hの4種類の送信状態と
さらにMBの下に別の送信状態Iを示している。各送信状
態とも一つ目のパケットの時間は一致しているものとす
る。
ている。 MB(multi pass burst)の右側に斜線で表され
た部分はマルチパスによる電界強度の低下期間(バース
ト期間)を表す。この値は先述の代表値として、1秒間
に3回の平均頻度で、一回当たり約75ms相当の長さと
してある。この期間に送信されたパケットは電界強度の
低下の影響でエラーとなり受信機はデータとして再生出
来ない。図中、縦方向にE,F,G,Hの4種類の送信状態と
さらにMBの下に別の送信状態Iを示している。各送信状
態とも一つ目のパケットの時間は一致しているものとす
る。
【0021】Eはシングルパケットの送信状態を示し、
F,G,Hは二つ目以降に送信される各パケットの送信間隔
が、マルチパスによる電界強度の低下期間(バースト期
間)周期よりも短い場合の送信状態を表している。また
Iは送信間隔がマルチパスによる電界強度の低下期間
(バースト期間)周期とほぼ同じ場合の送信状態を表し
ている。
F,G,Hは二つ目以降に送信される各パケットの送信間隔
が、マルチパスによる電界強度の低下期間(バースト期
間)周期よりも短い場合の送信状態を表している。また
Iは送信間隔がマルチパスによる電界強度の低下期間
(バースト期間)周期とほぼ同じ場合の送信状態を表し
ている。
【0022】図2において、E,F,G,H,I各横軸の矩形は
送信される一つのパケットを表しており、斜線はそのパ
ケットがエラーであることを表している。即ち、MBの横
軸に表されている各バースト期間と時間軸上重なるパケ
ットは、電界強度低下の影響を受けそのデータが再生で
きず、エラーとなることを示している。Fにおいては送
信された5パケット中、3パケットがエラーとなってお
り、またGにおいては5パケット中、2パケットがエラ
ーである。同様にHにおいても5パケット中、2パケッ
トがエラーである。マルチパスの影響のあるフィール
ド、例えば都市部等においてはマルチパケットあるいは
ロングメッセージ送信においてエラーが起こり易いこと
が推測される。
送信される一つのパケットを表しており、斜線はそのパ
ケットがエラーであることを表している。即ち、MBの横
軸に表されている各バースト期間と時間軸上重なるパケ
ットは、電界強度低下の影響を受けそのデータが再生で
きず、エラーとなることを示している。Fにおいては送
信された5パケット中、3パケットがエラーとなってお
り、またGにおいては5パケット中、2パケットがエラ
ーである。同様にHにおいても5パケット中、2パケッ
トがエラーである。マルチパスの影響のあるフィール
ド、例えば都市部等においてはマルチパケットあるいは
ロングメッセージ送信においてエラーが起こり易いこと
が推測される。
【0023】一方、Iにおいてはマルチパケットの送信
間隔をMBとほぼ同じとしている。この場合5パケットの
中にエラーとなるパケットはない。この状態は、Iにお
いてパケット送信間隔を2倍にしても変わらない。以上
より、マルチパケットの送信間隔をバースト周期より短
くする場合と短くしない場合とでは、短くしない場合の
方がマルチパケット受信におけるエラーの可能性が低い
と考えられる。実際、図2においてMBで示されたバース
ト期間は約75msであり、その周期は330ms相当であ
る為、Iにおいては約24スロット間隔で送信する事を
示している。この間隔は24スロットの整数倍としても
よい。これを図1 Bに続くマルチパケットで表せば、Bに
続く2つ目のスロットを表すkの値は24あるいはその整数
倍が好ましい。
間隔をMBとほぼ同じとしている。この場合5パケットの
中にエラーとなるパケットはない。この状態は、Iにお
いてパケット送信間隔を2倍にしても変わらない。以上
より、マルチパケットの送信間隔をバースト周期より短
くする場合と短くしない場合とでは、短くしない場合の
方がマルチパケット受信におけるエラーの可能性が低い
と考えられる。実際、図2においてMBで示されたバース
ト期間は約75msであり、その周期は330ms相当であ
る為、Iにおいては約24スロット間隔で送信する事を
示している。この間隔は24スロットの整数倍としても
よい。これを図1 Bに続くマルチパケットで表せば、Bに
続く2つ目のスロットを表すkの値は24あるいはその整数
倍が好ましい。
【0024】本実施例は、FM波(日本では76MHzから90M
Hz、海外では87.4MHzから108MHz)による多重を用いた
場合であるが、他の周波数を用いた場合でもその周波数
におけるマルチパスによる電界強度の低下期間(バース
ト期間)周期に対して同様のことが言える。
Hz、海外では87.4MHzから108MHz)による多重を用いた
場合であるが、他の周波数を用いた場合でもその周波数
におけるマルチパスによる電界強度の低下期間(バース
ト期間)周期に対して同様のことが言える。
【0025】次に本発明の別の実施例について説明す
る。
る。
【0026】図1において同一マルチパケットのデータ
を複数回送信することを考える。1回目にBとそれに続く
4つのパケットの送信を行い、2回目にCとそれに続く斜
線で示されたスロットに同一のパケットデータを送信す
る。さらにDとそれに続く斜線部スロットに同一のパケ
ットデータを送信する。こうすることによって同一のデ
ータを3回送受信することが出来、受信率の向上が図ら
れる。ここで、3回の送信において、その送信周期をB,
C,Dとで異なる周期に設定する。先述の実施例1における
24スロットおきの送信周期は、FM帯におけるマルチパス
による電界強度の低下期間(バースト期間)周期の代表
値において設定されているが、実際この周期は変動を含
む量ある為、一定値に固定せず複数の周期を設定するこ
とが好ましい。即ち、B,C,Dとそれに続く複数のスロッ
トで示すように送信間隔(周期)を同一でないように送信
している。この場合、仮にマルチパスによる電界強度の
低下期間(バースト期間)周期が変動し、24スロット周
期より短く、あるいは長くなった場合における周期に対
応するよう24スロットより短い周期と長い周期を組み合
わせることが好ましい。例えばBにおいて送信周期kを12
スロットとし、Cにおいては24スロットとし、Dにおいて
は32スロットとする。
を複数回送信することを考える。1回目にBとそれに続く
4つのパケットの送信を行い、2回目にCとそれに続く斜
線で示されたスロットに同一のパケットデータを送信す
る。さらにDとそれに続く斜線部スロットに同一のパケ
ットデータを送信する。こうすることによって同一のデ
ータを3回送受信することが出来、受信率の向上が図ら
れる。ここで、3回の送信において、その送信周期をB,
C,Dとで異なる周期に設定する。先述の実施例1における
24スロットおきの送信周期は、FM帯におけるマルチパス
による電界強度の低下期間(バースト期間)周期の代表
値において設定されているが、実際この周期は変動を含
む量ある為、一定値に固定せず複数の周期を設定するこ
とが好ましい。即ち、B,C,Dとそれに続く複数のスロッ
トで示すように送信間隔(周期)を同一でないように送信
している。この場合、仮にマルチパスによる電界強度の
低下期間(バースト期間)周期が変動し、24スロット周
期より短く、あるいは長くなった場合における周期に対
応するよう24スロットより短い周期と長い周期を組み合
わせることが好ましい。例えばBにおいて送信周期kを12
スロットとし、Cにおいては24スロットとし、Dにおいて
は32スロットとする。
【0027】あるいは、B,C,Dにおいてそれぞれ、12ス
ロット間隔、120スロット間隔、240スロット間隔とする
ことも可能である。これらの値は理論値であるよりも実
際のシステムにおいて、実際のサービスエリアのマルチ
パス状況において最適値を設定することが出来る。
ロット間隔、120スロット間隔、240スロット間隔とする
ことも可能である。これらの値は理論値であるよりも実
際のシステムにおいて、実際のサービスエリアのマルチ
パス状況において最適値を設定することが出来る。
【0028】複数の送信周期で複数のパケット送信を行
う場合、パケット送信の周期を長く設定する場合、短い
送信間隔の送信をはじめに行うことが受信遅延時間を短
くする為には好ましい。この場合仮にマルチパスの影響
の無い地域であれば短い周期の送信がエラー無く受信で
きる為効果が大きい。
う場合、パケット送信の周期を長く設定する場合、短い
送信間隔の送信をはじめに行うことが受信遅延時間を短
くする為には好ましい。この場合仮にマルチパスの影響
の無い地域であれば短い周期の送信がエラー無く受信で
きる為効果が大きい。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、マル
チパスによるフェージングの影響により電界強度の低下
が定常的に起こるような地域において、複数のパケット
からなるデータの複数回送信において 1)受信確率の高い通信方式を提供することが出来る。
チパスによるフェージングの影響により電界強度の低下
が定常的に起こるような地域において、複数のパケット
からなるデータの複数回送信において 1)受信確率の高い通信方式を提供することが出来る。
【0030】2)受信遅延時間を相対的に短くすること
が出来る。
が出来る。
【0031】また上記1)、2)が達成されることによ
り 3)繰り返し送受信の回数を少なくすることが出来、こ
の結果受信機の受信に用する電流消費量を少なくするこ
とが出来、電池寿命を長くすることが出来る。
り 3)繰り返し送受信の回数を少なくすることが出来、こ
の結果受信機の受信に用する電流消費量を少なくするこ
とが出来、電池寿命を長くすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるHSDS方式の送信フォー
マット略図である。
マット略図である。
【図2】本発明の実施例における複数パケット送信間隔
とマルチパスによる電界強度の低下期間(バースト期
間)周期との関係を示す複数パケット送信方式略図であ
る。
とマルチパスによる電界強度の低下期間(バースト期
間)周期との関係を示す複数パケット送信方式略図であ
る。
slot C0:コントロールスロットC0 slot C1:コントロールスロットC1 slot C2:コントロールスロットC2 slot 0 〜slot 1023 :一般情報slot sub-frame 0〜sub-frame 63:コントロールスロットC0
〜C2及び一般情報スロットslot 0〜slot 1023からなる
サブフレーム T slot :1slot時間 T sub-frame :1サブフレーム時間 T master-frame :1マスターフレーム時間 A:シングルパケットA B:パケットBとそれに続く複数のパケット C:パケットCとそれに続く複数のパケット D:パケットDとそれに続く複数のパケット E:シングルパケットE F:パケットFとそれに続く複数のパケット G:パケットGとそれに続く複数のパケット H:パケットHとそれに続く複数のパケット I:パケットIとそれに続く複数のパケット MB:マルチパスによる電界強度の低下期間(バースト期
間)
〜C2及び一般情報スロットslot 0〜slot 1023からなる
サブフレーム T slot :1slot時間 T sub-frame :1サブフレーム時間 T master-frame :1マスターフレーム時間 A:シングルパケットA B:パケットBとそれに続く複数のパケット C:パケットCとそれに続く複数のパケット D:パケットDとそれに続く複数のパケット E:シングルパケットE F:パケットFとそれに続く複数のパケット G:パケットGとそれに続く複数のパケット H:パケットHとそれに続く複数のパケット I:パケットIとそれに続く複数のパケット MB:マルチパスによる電界強度の低下期間(バースト期
間)
Claims (4)
- 【請求項1】送信機が定められたビット数のパケットを
連続的に送信し、受信機は送信されたパケットのうち決
められた番号のパケットを周期的に受信するようになさ
れた時分割通信方式において、複数のパケットをそれぞ
れ複数回繰り返して送信し、各繰り返し毎の複数パケッ
トの送信間隔を無線周波数におけるフェージングによる
電界強度変動周期より短くないよう設定したことを特徴
とする通信方式。 - 【請求項2】送信機が定められたビット数のパケットを
連続的に送信し、受信機は送信されたパケットのうち決
められた番号のパケットを周期的に受信するようになさ
れた通信方式において、複数のパケットをそれぞれ複数
回繰り返して送信し、各繰り返し毎の複数パケットの送
信間隔が同一でない時間間隔であることを特徴とする通
信方式。 - 【請求項3】請求項2において、各繰り返し毎の複数パ
ケットの送信間隔の同一でない時間間隔のうち、より短
い間隔での送信をはじめに行うことを特徴とする通信方
式。 - 【請求項4】請求項2において、各繰り返し毎の複数パ
ケットの送信間隔の同一でない時間間隔のうち、より短
い間隔での送信から順次送信することを特徴とする通信
方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10061787A JPH11261535A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 時分割通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10061787A JPH11261535A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 時分割通信方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11261535A true JPH11261535A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13181164
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10061787A Withdrawn JPH11261535A (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 時分割通信方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11261535A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003045025A1 (en) * | 2001-11-21 | 2003-05-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Transmission apparatus, reception apparatus, transmission method, and reception method |
| JP2016058909A (ja) * | 2014-09-10 | 2016-04-21 | 沖電気工業株式会社 | 通信システム、通信装置、通信方法及び通信プログラム |
| WO2018151121A1 (ja) * | 2017-02-17 | 2018-08-23 | 日本電気株式会社 | 通信装置および通信方法 |
-
1998
- 1998-03-12 JP JP10061787A patent/JPH11261535A/ja not_active Withdrawn
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003045025A1 (en) * | 2001-11-21 | 2003-05-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Transmission apparatus, reception apparatus, transmission method, and reception method |
| US7069489B2 (en) | 2001-11-21 | 2006-06-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Transmission apparatus, reception apparatus, transmission method, and reception method |
| US7328389B2 (en) | 2001-11-21 | 2008-02-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Transmitting apparatus, receiving apparatus, transmission method, and reception method |
| US8095833B2 (en) | 2001-11-21 | 2012-01-10 | Panasonic Corporation | Transmitting apparatus, receiving apparatus, transmission method, and reception method |
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| US9026877B2 (en) | 2001-11-21 | 2015-05-05 | Panasonic Intellectual Property Corporation Of America | Transmitting apparatus, receiving apparatus, transmission method, and reception method |
| US9473268B2 (en) | 2001-11-21 | 2016-10-18 | Panasonic Intellectual Property Corporation Of America | Transmitting apparatus, receiving apparatus, transmission method, and reception method |
| US10305628B2 (en) | 2001-11-21 | 2019-05-28 | Panasonic Intellectual Property Corporation Of America | Transmitting apparatus, receiving apparatus, transmission method, and reception method |
| JP2016058909A (ja) * | 2014-09-10 | 2016-04-21 | 沖電気工業株式会社 | 通信システム、通信装置、通信方法及び通信プログラム |
| WO2018151121A1 (ja) * | 2017-02-17 | 2018-08-23 | 日本電気株式会社 | 通信装置および通信方法 |
| JPWO2018151121A1 (ja) * | 2017-02-17 | 2019-12-19 | 日本電気株式会社 | 通信装置および通信方法 |
| US11277758B2 (en) | 2017-02-17 | 2022-03-15 | Nec Corporation | Communication apparatus and communication method |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |