JPH11261573A - マルチメディアデータ入出力インタフェース装置及び同装置に適用される一定レートストリーム出力方法 - Google Patents

マルチメディアデータ入出力インタフェース装置及び同装置に適用される一定レートストリーム出力方法

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JPH11261573A
JPH11261573A JP5956198A JP5956198A JPH11261573A JP H11261573 A JPH11261573 A JP H11261573A JP 5956198 A JP5956198 A JP 5956198A JP 5956198 A JP5956198 A JP 5956198A JP H11261573 A JPH11261573 A JP H11261573A
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】非同期によるストリームを受けて同期系伝送路
に転送するのに、破綻することのない安定したストリー
ムの長時間に亘る供給が図れるようにする。 【解決手段】サーバ計算機から非同期系伝送路を介して
伝送されるストリームの入力レートを同期系伝送路へ送
出するストリームの出力レートより少なくとも当該入力
レートのドリフト分を下回る値に設定した上で、一定の
出力レートとなるように、出力レートと入力レートとの
差分をもとに決定される間隔Tint でNullパケット
を挿入すると共に、PCRパケット中のPCR値を出力
パケット間隔Tout をもとに書き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非同期系伝送路と
同期系伝送路との間のインタフェースをなし、非同期系
伝送路を介して伝送されるマルチメディアデータを安定
した状態で同期系伝送路に送出するのに好適なマルチメ
ディアデータ入出力インタフェース装置及び同装置に適
用される一定レートストリーム出力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、映像や音声等の各種メディアの情
報信号をデジタル化して信号処理し、それを伝送するマ
ルチメディアデータ伝送技術がめざましく進歩してい
る。デジタル映像データ(動画像データ)等のマルチメ
ディアデータは、MPEG(Moving Picture Experts G
roup)と呼ばれる規格の符号化処理技術(データ圧縮処
理技術)を適用して符号化されるのが一般的である。M
PEGシステムの1つにMPEG2システムがある。こ
のMPEG2システムでは、符号化されたマルチメディ
アデータのビットストリーム(ビット列)は、それぞれ
PES(Packetized Elementary Stream)パケットと呼
ばれるパケット単位に区切られたPESとされて時分割
多重されることにより、トランスポートストリーム(Tr
ansport Stream;TS)と呼ばれる多重通信信号とな
る。このトランスポートストリーム(MPEG2TS)
は、PESパケットが幾つかに分解されて188バイト
の固定長のトランスポートパケット(TSパケット)に
乗せられたデータ構造となっている。トランスポートス
トリームでは、STB(Set Top of Box)に代表される
受信装置の復号器(デコーダ)において基準時計の同期
をとるための、PCR(Program Clock Referance 、プ
ログラム時刻基準参照値)と呼ばれる6バイトの時間情
報(一種のタイムスタンプ)が適当な頻度で設定され
る。このPCRの値(PCR値)が設定される特定パケ
ットはPCRパケットと呼ばれ、その値には、該当する
パケットの送出時の時刻が用いられる。
【0003】ケーブルなど放送系のネットワークを介し
て、メディアサーバ(メディアサーバ計算機)から出力
された動画像データなどのマルチメディアデータ、例え
ばΜPEG2TS(形式のマルチメディアデータ)の再
生を行なう場合の問題点として、ΜPEG2TSのタイ
ミングモデルを守らなくてはならないという大前提が崩
れてしまうことが挙げられる。
【0004】この前提とは、マルチメディアデータに対
するデコーダ、エンコーダの前後に、バッファリングを
行なって遅れ時間を許す部分が存在するものの、ストリ
ームに破綻をきたすことなく連続再生を行なうために
は、システム全体としてエンコーダからデコーダまでの
遅れ時間が常に一定値をとらなくてはならないというこ
とである。
【0005】このようなタイミングモデル、つまりメデ
ィアサーバのクロックに従ってデータ発信が行なわれ、
データ下流の機器はそのクロックに従ってデータ転送を
行なうモデルはプッシュモデルと呼ばれ、MPEG2T
Sなどリアルタイムデータ送信を行なう上での基本的な
モデルである。これにより、PCRを付加したエンコー
ダのシステム時間情報を再生しながら、破綻をきたすこ
となくデータの再生を行なうことが可能となる。
【0006】ところが、図10のシステムに示すよう
に、メディアサーバ101からATM(Asyncronous Tr
ansfer Mode 、非同期転送モード)伝送路に代表される
非同期系伝送路102に出力されたデータストリーム
(つまり、コンピュータ系からの非同期によるデータス
トリーム)を、マルチメディアデータ入出力インタフェ
ース装置103で受けて、受信装置(STB)105に
対して放送系のケーブル伝送路、つまり同期系伝送路1
04によるデータ送信(放送系へのデータ送信)を行な
う場合、同期系伝送路104には当該伝送路104の搬
送波の周波数という絶対的なクロックが存在するため、
同期系伝送路104の上流のサーバ101のクロックに
同期をとってデータ転送を行なうことは難しい。
【0007】そのため、非同期系伝送路102(コンピ
ュータ系)と同期系伝送路104(放送系)との接続部
分(をなすマルチメディアデータ入出力インタフェース
装置103)にてアンダーフローやオーバーフローが起
こり易くなってしまい、STB105側では安定したス
トリームを得ることはできない。入出力インタフェース
装置103内に単純にバッフアを設けて破綻を防止する
のでは、そのバッファサイズが巨大なものとなりかねな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】メディアサーバ(メデ
ィアサーバ計算機)のクロックにより決められるトラン
スポートストリーム(MPEG2TS)の持つクロック
情報と、機器のクロックの差を吸収する方法の1つとし
て、PLL(位相ロックループ)回路により機器のクロ
ックを修正するという方法が知られている。これは、デ
コーダ等で用いられている手法で、機器のクロックをス
トリームのクロック情報に合わせることで、同期をとる
方法である。
【0009】しかし、図10に示したような同期系(放
送系)に接続を行なうシステムの場合、この方法を用い
ることは難しい。第1の理由は、非同期系(コンピュー
タ系)につながる同期系伝送路(放送系伝走路)自身が
絶対クロックを持つためである。第2の理由は、図11
のシステムに示すように、非同期系伝送路102を介し
てデータを供給するメディアサーバが複数存在し(図で
はサーバ101-1〜101-3の3台)、各サーバでそれ
ぞれクロックが異なるため、つまりデータをエンコード
して送るときのストリーム(図ではA〜C)に付属して
送られる同期信号が異なるためである。
【0010】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、サーバ計算機からの非同期によるマルチ
メディアデータのストリームを受けて同期系伝送路に転
送するのに、破綻することのない安定したストリームの
長時間に亘る供給が図れるマルチメディアデータ入出力
インタフェース装置及び同装置に適用される一定レート
ストリーム出力方法に関する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、非同期系伝送
路と同期系伝送路との間のインタフェースをなし、少な
くとも1つのサーバ計算機から上記非同期系伝送路を介
して伝送される符号化されたマルチメディアデータのス
トリームを入力して、上記同期系伝送路の持つ絶対的な
クロックに同期した出力レートで当該同期系伝送路に送
出するマルチメディアデータ入出力インタフェース装置
において、上記非同期系伝送路からの入力ストリームを
一時保持するためのバッファ記憶手段と、上記非同期系
伝送路から入力するストリームの入力レートが上記同期
系伝送路へ送出するストリームの出力レートより少なく
とも当該入力レートのドリフト分を下回る値に設定され
ていることを前提条件に、上記バッファ記憶手段がアン
ダーフロー状態となっても出力レートが予め定められた
一定レートとなるように、ダミーパケットを挿入するこ
とで出力レートの調整を行なうようにしたことを特徴と
する。ここで、複数のサーバ計算機からそれぞれストリ
ームを受ける入出力インタフェース装置にあっては、そ
れぞれのストリームについてダミーパケットの挿入によ
りレート調整を行って入力ストリームのレートの平準化
を行ない、出力ストリームにおける時分割多重化を行な
うようにするとよい。
【0012】このような構成においては、バッファ記憶
手段がアンダーフロー状態に設定される条件のもとで、
一定の出力レートとなるようにダミーパケット(Nul
lパケット)が挿入(付加)されるため、大容量のバッ
ファ記憶手段を用いることなく、上流のサーバ計算機側
のクロック(非同期系伝送路のクロック)と搬送波とい
う絶対的なクロックが存在する放送系伝送路などの同期
系伝送路のクロックとのずれを吸収し、つまり非同期系
伝送路のクロックに影響されずに、同期系伝送路のクロ
ックに同期した時分割多重化が可能となる。
【0013】ここで、入力ストリームを構成するパケッ
ト列に含まれる、再生時期を表すための時間情報(PC
R値)を持つ特定パケット(PCRパケット)を出力す
る場合、当該パケット中の時間情報(PCR値)をレー
ト調整に応じて書き換えて、ダミーパケット挿入による
当該パケットの(同期系伝送路に接続された)受信装置
(例えばSTB)への到着時間の遅れ分を修正するなら
ば、受信装置側でパケット未到達状態と誤判断されるの
を防止して、当該受信装置側で正しく連続再生すること
が可能となる。
【0014】また、ダミーパケットの挿入位置(挿入タ
イミング)は、出力レートと入力レートとの差分をもと
にダミーパケットの挿入間隔を算出し、その挿入間隔か
ら決定すればよい。
【0015】また、出力レートと入力レートとの差分で
あるレート差分(Δrate)は、バッファ記憶手段に
一定量(x0 )の入力データを蓄えた後、当該バッファ
記憶手段へのデータ入力を続けながら、当該バッファ記
憶手段からの一定レートでのストリームの出力を一定時
間(Δt)行ない、上記一定量(x0 )と一定時間(Δ
t)後にバッファ記憶手段に残っているデータの量(x
1 )との差(x0 −x1 )及び当該時間(Δt)から算
出すればよい。ここで、レート差分Δrateと、(x
0 −x1 )及びΔtとの関係は、Δrate=(x0 −
x1 )/Δtのように表される。
【0016】このように、レート差分(Δrate)を
求めるのに、単純に出力レートと入力レートとを用いる
のではなく、即ち(一定レートとなる出力レートとは異
なって)非同期系伝送路を経ることによるパケット到着
時間の揺らぎ(ドリフト)の影響を受けるために正確に
測定することが困難な入力レートを測定して出力レート
と共に用いるのではなく、当該揺らぎの影響を受けるこ
とのない、バッファ記憶手段の入力バッファ領域の時間
(Δt)当りの増減量(x0 −x1 )を利用することに
より、レート差分(Δrate)を正確に求めることが
可能となる。
【0017】また本発明は、上記レート差分を予め定め
られた条件を満足するタイミング毎に算出し、当該レー
ト差分を算出する毎に、最新のダミーパケットの挿入間
隔を算出するようにしたことをも特徴とする。
【0018】このような構成においては、常に最新のス
トリーム入出力状態に対応したレート差分が算出(測
定)されて、その最新のレート差分をもとに最新のスト
リーム入出力状態に対応したダミーパケットの挿入間隔
が決定されることから、破綻することのない安定したス
トリームの長時間に亘る供給が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に
係るマルチメディアデータ入出力インタフェース装置を
備えたデータ伝送システムの全体構成を示すブロック図
である。
【0020】図1のデータ伝送システムは、クロックが
異なる複数のメディアサーバ、例えば3台のメディアサ
ーバ10-1〜10-3(クロックはCLK1〜CLK3)
を備えている。メディアサーバ10-1〜10-3は、当該
サーバ10-1〜10-3から送出されるマルチメディアデ
ータのストリーム(例えばMPEG2TS)の伝送路と
しての非同期系伝送路(コンピュータ系伝送路)11を
介してマルチメディアデータ入出力インタフェース装置
20と接続されている。本実施形態において、非同期系
伝送路11はATM伝送路である。
【0021】マルチメディアデータ入出力インタフェー
ス装置20は、非同期系伝送路11と、放送系伝送路
(ケーブル伝送路)等の同期系伝送路12とのインタフ
ェースをなすもので、非同期系伝送路11を介して転送
されるメディアサーバ10-1〜10-3からの各ストリー
ムを入力(受信)し、同期系伝送路12のクロックとの
同期がとれた出力レートに合わせて当該同期系伝送路1
2に出力(送信)する機能を有する。この入出力インタ
フェース装置20は、非同期系伝送路11とのインタフ
ェースをなすATMインタフェース21、及び同期系伝
送路12とのインタフェースをなし、当該同期系伝送路
12への破綻することのない安定した一定レートでのス
トリームの出力を行なう機能(コンスタントビットレー
トストリームエンジン機能、以下CSE機能と称する)
を有するカード(以下、CSEカードと称する)22を
備えている。
【0022】同期系伝送路12には、当該伝送路12を
介してマルチメディアデータ入出力インタフェース装置
20から転送されるストリームを受信して再生するST
B30が接続されている。STB30には、再生された
データ(動画像データ、音声データ)を表示、音声出力
するためのモニタ31が接続されている。
【0023】図2はマルチメディアデータ入出力インタ
フェース装置20のハードウェア並びにソフトウェア構
成を示す。同図に示すように、マルチメディアデータ入
出力インタフェース装置20は、主として、プログラム
処理が可能な情報処理装置、例えばワークステーション
(以下、WSと称する)23と、当該WS23に実装さ
れたATMインタフェース21及びCSEカード22と
から構成されている。
【0024】WS23には、後述するストリームの多重
化、クロック誤差調整のためのアルゴリズム(具体的に
は、入力レートと出力レートとの差分を検出するための
レート差分検出アルゴリズム、Nullパケットの挿入
とPCRの書き換えのためのアルゴリズム)を提供する
アプリケーションプログラム(以下、上位アプリケーシ
ョンと称する)230、当該上位アプリケーション23
0のもとでATMインタフェース21を制御するための
デバイスドライバ(以下、ATMIFドライバと称す
る)231、及び当該上位アプリケーション230のも
とでCSEカード22を制御するためのデバイスドライ
バ(以下、CSEカードドライバと称する)232等の
ソフトウェアプログラムがロードされている。
【0025】ここで、上位アプリケーション230、A
TMIFドライバ231、及びCSEカードドライバ2
32は、記録媒体、例えばCD−ROM24に記録され
ており、当該CD−ROM24をWS23のCD−RO
Mドライブ(図示せず)に装着して読み込むことにより
WS23内にローディングされる。なお、これらのソフ
トウェアプログラムを記録した記録媒体としては、CD
−ROM24の他に、フロッピーディスク、メモリカー
ド等が利用可能である。また、ATMIFドライバ23
1及びCSEカードドライバ232のうちの少なくとも
ATMIFドライバ231については、CD−ROM2
4とは別のOS(オペレーティングシステム)用CD−
ROM(記録媒体)から提供するようにしてもよい。ま
た、ソフトウェアプログラムを記録した記録媒体の内容
が、通信回線等を介してWS23にダウンロードされる
ものであっても構わない。
【0026】CSEカード22は、カード1枚あたり実
効帯域24M(メガ)bps(ビット/sec)のデー
タ転送が可能であり、その出力に同期系伝送路12を介
して64QΑM(Quadrature Amplitude Modulation )
装置またはSTBを接続することを想定したハードウェ
ア構成となっている。図1のデータ伝送システムでは、
CSEカード22には同期系伝送路12を介して多数の
STB30(図では1つだけ示してある)が接続され
る。CSEカード22はATMインタフェース21と共
にWS23内部の図示せぬI/O接続バス(SBus)
に接続されている。
【0027】CSEカード22は、ストリームデータの
バッファリングのための、例えば1MB(メガバイト)
の書き換え可能なメモリ、例えばSRAM(Static Ran
domAccess Memory )221と、WS23内のI/O接
続バスとSRAM221との間のデータ転送をDMA
(Direct Memory Access)方式で行なうDMAコントロ
ーラ(以下、DMACと称する)222とを備えてい
る。SRAM221は、Α,B2面のバッファに分割し
て管理され、定常状態では一方の面(バッファ)では
(入力バッファとして)入力を受けながら、他方の面
(バッファ)は(出力バッファとして)コンスタントビ
ットレート出力を行なうように制御される。入力バッフ
ァとして用いられた面は、次には出力バッファに切り換
えられ、出力バッファとして用いられた面は、次には入
力バッファに切り換えられる。
【0028】SRAM221からの出力レート、即ち
(マルチメディアデータ入出力インタフェース装置20
内の)CSEカード22から同期系伝送路12への出力
レートは水晶発信器の周波数によって、上記したカード
1枚あたりの実行帯域24Mbpsより大きい例えば2
7Mbpsに定められている。SRAM221との間の
DMA転送時において、当該SRAM221(内の入力
バッファ)が完全充填(FULL)時と、SRAM22
1(内の出力バッファ)からの出力完了(EMPTY)
時には、CSEカード22から割り込み信号が出され
る。SRAMへのストリームの充填が間に合わない場合
は、上位アプリケーション230の制御のもとでNul
lパケットの挿入が行なわれる。 (A)動作の概要 次に、本実施形態の動作について、マルチメディアデー
タ入出力インタフェース装置20の動作を中心に説明す
る。
【0029】(A1)アンダーフロー施策 マルチメディアデータ入出力インタフェース装置20
は、メディアサーバ10-i(i=1〜3)から非同期系
伝送路11を介して送出されるデータストリーム(ΜP
EG2TS)、即ちコンピユータ系からの非同期による
データストリームをATMインタフェース21にて受信
(入力)し、CSEカード22により同期系伝送路12
(ケーブル系)の同期信号に同期してデータを送出(出
力)する。この際、送信レート(出力レート)と比較し
て受信レート(入力レート)が早い場合は入出力インタ
フェース装置20内にてオーバーフローを起こし、逆の
場合はアンダーフローが起こる。
【0030】オーバーフローが起こる場合はバッフアに
より吸収するしかないが、ΜPEG2TSのようなリア
ルタイム系で且つサイズの大きなデータを長時間に渡っ
て流す場合たちまち破綻を生じる。
【0031】例えば、4Mbpsのストリームにおい
て、100ppmのドリフトが存在する場合、1日を通
じて破綻することなくストリームを流し続けるならば、
次式 (4×106 [bit/sec])×(100×10-6)×(2
4×3600[sec] )=3.456×107 Mb(メガ
ビット)=4.32MB(メガバイト) から明らかなように、4Mbpsのストリーム1本あた
り4.32MB程度のバッファ領域が必要となる。この
バッファ量は、一度バッファリングされたデータが再生
されるまでに約17秒間かかることを意味する。このよ
うな巨大なバッファを持つことはコストの面からも応答
性の面からも好ましいことではない。
【0032】そこで、本実施形態におけるマルチメディ
アデータ入出力インタフェース装置20が適用されるデ
ータ伝送システムでは、送信側の実効レートを、受信側
の合計レートの24Mbpsより数100ppm(ドリ
フトを上回る値α)早めたレートとし、意図的にアンダ
ーフロー状態を作り出すようにしている。24Mbps
は、例えば4MbpsのMPEG2コンテンツ6本分、
あるいは6Mbpsのコンテンツ4本分に相当する。
【0033】また、マルチメディアデータ入出力インタ
フェース装置20では、送信側の実効レートを数100
ppm(α)早めた分の帯域を用い、上位アプリケーシ
ョン230の提供するアルゴリズムによって、通常のパ
ケットとは別の特別のパケットとしてのNullパケッ
トの付加を行ない調整を行う。このNullパケットは
MPEG2TSの同期バイト、Nullパケット用に決
められた値のPID(パケット識別子)データのみを持
ち、プログラムの再生には関与しないダミーパケットで
ある。
【0034】この意図的に作り出したアンダーフロー状
態でのNullパケット付加(挿入)によるレート調整
により、各ストリームのレートを同期系伝送路12(放
送系伝走路)のクロックと同期がとれたレートに合わせ
ることが可能となると同時に時分割多重化を行うことが
できる。この様子を図3に示す。ここでは、受信側の合
計レートの24Mbpsより数100ppm早められた
出力帯域(24Mbps+α)において、多重化された
ストリーム全体で見た場合のNullパケットの比率が
模式的に示されている(斜線部)。図3は模式図である
ことから、Nullパケットが1箇所に集中して付加さ
れているように示されているが、実際には次に述べるよ
うに所定のルールに従って分散して付加(挿入)され
る。
【0035】(A2)レート差分検出 Nullパケットを挿入する際には、全体のレートの調
整のみでなく、その位置について考慮する必要がある。
【0036】例えば、レート調整のために大量のNul
lパケットが1箇所に入ったとするなら、STB30側
では再生するパケットが、破綻しないための条件を満た
す時間内に届かずアンダーフローを起こす。このような
STB30側でのアンダーフローを防ぐための処理を施
すには、入力レートの正確な値を知ることが必要であ
る。
【0037】しかし、通常の方法では困難である。なぜ
なら、パケット間の到着時間間隔からレートを計算しよ
うとしても、ネットワーク(非同期系伝送路11)を経
由したことによるジッタ(ドリフト)の影響により、正
確な値を得ることができないからである。その値を計算
しようとするなら、繰り返しサンプルをとる必要があ
る。また従来のような、巨大バッファを用いて入力パケ
ットを溜めて単位時間当たりの入力を算出する方法で
は、ジッタの影響を取り除けるだけの容量のバッファを
確保しなければならず効率が悪く、またバッファの大き
さがディレイの原因となり、操作性が著しく落ちること
などの問題点がある。
【0038】そこで、本実施形態におけるマルチメディ
アデータ入出力インタフェース装置20では、入力スト
リームと出力ストリームのレート誤差が大きくても10
0ppm程度であることを利用して、最初に一定量のデ
ータをバッファに蓄えておいた状態で、予めシングルス
トリーム1本分の出力帯域を、最大予想入力帯域を超え
るレートに設定しておき、しばらくの間入出力を行なっ
たときのバッファ残量と入出力を行なった時間から両者
のレートの差、つまり出力レートと入力レートとの差
(レート差分)を検出するようにしている。また、この
レート差分を用いてNullパケットを付加(挿入)す
る位置を、次のように決定する。
【0039】(A3)Nullパケットの付加とPCR
の置き換え 検出したレート差分をもとにNullパケットの付加を
行なった場合、パケットの到着時間とメディアサーバ1
0-iから送出される時間情報との間にずれを生じること
となる。ΜPEG2TSを用いたシステムでは、エンコ
ーダ側のシステム時間を、プログラム時刻基準参照値
(PCR)という時間情報の値を用いて取得する。PC
Rは全てパケットに付加されているわけではなく、PC
Rパケットと呼ばれる特定パケットにのみその情報が付
加されている。
【0040】上記のずれを修正するのに、出力側に基準
となるクロックを設けハードウェア(HW)によりPC
Rを書き換える手法が考えられる。しかし、この手法は
ハードウェアのロジックの増大などの不都合が生じるた
め適当ではない。
【0041】そこで、本実施形態におけるマルチメディ
アデータ入出力インタフェース装置20では、先の手法
で検出したレートの差分データを用いて、Nullパケ
ット挿入間隔の計算を行ない、Nullパケット1つ分
のずれが生じたらNullパケットの挿入を行なう手法
を適用する。同時に、修正するシステム時間の計算を行
ない、PCRパケットを確認したら、そのPCRフィー
ルドの書き換えを行なう。このPCRの置き換えを行な
う理由を、図4を参照して説明する。
【0042】Nullパケットを付加した場合、そのN
ullパケット付加直後のパケットは内部のPCRに持
つ時刻よりも遅れて到着することとなる。つまり、図4
中の時刻t0 で到着していなければならないものが、N
ullパケット付加により時刻t1 にならないと到着し
ない。この時刻t1 での到着を正しいものとするため
に、PCRの置き換えを行なう。
【0043】以上の(A1)〜(A3)により、MPE
G2TSのタイミングモデルが回復し、STB30側で
ロックが外れることなく連続的に再生することが可能と
なる。(B)動作の詳細 次に、マルチメディアデータ入出力インタフェース装置
20で適用された、Nullパケット挿入による、同期
系伝送路12(放送系伝送路)に同期されて、且つコン
テンツへの影響を最小限とするストリームの再構築方法
のアルゴリズムについて詳細に説明する。
【0044】(B1)レート差分測定手順 初めに、同期系伝送路12のクロックとメディアサーバ
10-iのクロックとの差分に起因するレート差分(出力
レートと入力レートとの差分)を上位アプリケーション
230に従って測定する手順について、図5のフローチ
ャートを参照して説明する。なお、同期系伝送路12に
おける1ストリーム分の伝送帯域はメディアサーバ10
-iから受信するデータ通信帯域より100ppm程度の
オーダで高いものとする。
【0045】まず、マルチメディアデータ入出力インタ
フェース装置20のCSEカード22に設けられたSR
AM221のバッファ領域(入力バッフア)に一定量
(x0バイト)のデータを溜める(ステップS1)。
【0046】次に、コンスタントストリームの出力を開
始する(ステップS2)。同時に、時間Δt(sec)
をカウントするタイマを起動(セット)する(ステップ
S3)。
【0047】そして、タイマが時間Δtをカウントし終
えるまでの時間Δtの期間、SRAM221のバッファ
領域にデータを入力しながら、当該バッファ領域からの
コンスタントストリームの出力を行なう(ステップS
4)。
【0048】やがてタイマが時間Δtをカウントし終え
ると、バッファ領域の残量(x1 バイト)を測定する
(ステップS5)。もし入力レートと出力レートとの差
がないならば、x1 =x0 バイトとなるはずであるが、
本実施形態のように出力レート>入力レートとなるよう
に設定されている場合には、x1 <x0 となる。
【0049】次に出力レートと入力レートとの差分(誤
差)Δrate(バイト/sec)を、次式 Δrate=(x0 −x1 )/Δt により算出する(ステップS6)。
【0050】(B2)Nullパケット挿入間隔等の決
定手順 次に、測定したレート差分Δrateをもとに、上位ア
プリケーション230に従ってNullパケット挿入間
隔等を決定する手順について、図6のフローチャートを
参照して説明する。
【0051】まず、1秒間当たりに付加するパケットの
数Padd ( 個/sec)を、次式 Padd =188/Δrate により算出する(ステップS11)。ここで分子の「1
88(バイト)」は、パケット(トランスポートパケッ
ト)のサイズを示す。
【0052】このPadd の値から、図7に示すNull
パケット挿入間隔Tint (sec)を、次式 Tint =1/Padd により算出する。この間隔Tint でNullパケットを
挿入すると、入力側(受信側)のレートと出力側(送信
側)のレートの差(Δrate)を吸収することができ
る。
【0053】次に、入力レートRin(バイト/sec)
を求める。この入力レートRinは、出力レートRout
(バイト/sec)がコンスタントであることから、次
式 Rin=Rout −Δrate により求められる。
【0054】このRinの値から、図7に示す入力ストリ
ームのパケット間隔、つまりNullパケット挿入前ス
トリームのパケット到着間隔Tin(sec)を、次式 Tin=188/Rin により算出する。
【0055】同様にして、図7に示す出力ストリームの
パケット間隔、つまりNullパケット挿入後のストリ
ームのパケット間隔Tout (sec)を、Rout の値か
ら、次式 Tout =188/Rout により算出する。
【0056】(B3)Nullパケット挿入、PCRの
書き換え 次に、上記(B2)で算出したNullパケット挿入間
隔Tint 、Nullパケット挿入前ストリームのパケッ
ト到着間隔Tin、Nullパケット挿入後のストリーム
のパケット間隔Tout 等をもとに、上位アプリケーショ
ン230に従ってNullパケット挿入、PCRの書き
換えを行なう手順について、図8及び図9のフローチャ
ートを参照して説明する。
【0057】まず、参照するパケット(カレントパケッ
ト)を指すポインタPの値を、ストリームの先頭パケッ
トを指すように初期設定する(ステップS21)。次に
ポインタPの指すカレントパケットがPCRパケットで
あるか否かを調べる(ステップS22)。もし、カレン
トパケットがPCRパケットでなければ、ポインタPを
1つ進めて(ステップS23)、次のパケットを調べる
(ステップS22)。
【0058】このようにして、PCRパケットが見付け
られたなら、Nullパケットを挿入してからカレント
パケットまでの時間間隔(経過時間)Tを初期値0に設
定する(ステップS24)。また、見付けたPCRパケ
ット(つまりポインタPの指すパケット)の持つPCR
の値(PCRフィールドの値)を、基準時間として書き
込む値(基準時間設定値)TPCR に設定する(ステップ
S25)。
【0059】次にポインタPを1つ進め(ステップS2
6)、次のパケットがあるならば(ステップS27)、
Nullパケットを挿入してからの経過時間Tの値を、
Nullパケット挿入前ストリームのパケット到着間隔
(入力ストリームのパケット間隔)Tinの分だけ加えた
値に更新する(ステップS28)。また、基準時間設定
値TPCR を、Nullパケット挿入後のストリームのパ
ケット間隔(出力ストリームのパケット間隔)Tout の
分だけ加えた値に更新する(ステップS29)。
【0060】次に、(最後にNullパケットを挿入し
てからの)経過時間TとNullパケット挿入間隔Tin
t とを比較する(ステップS30)。もし、(先のステ
ップS28で経過時間TをTinの分だけ更新した結果)
T>Tint となっているならば、Nullパケットを挿
入し(ステップS31)、経過時間TをTint だけ減ら
した値に更新する(ステップS32)。続いて、(先の
ステップS26で1つ進められた)ポインタPの指すカ
レントパケットがPCRパケットであるか否かを調べる
(ステップS33)。これに対し、上記ステップS30
でT>Tint となっていないことが判定された場合に
は、そのままステップS33に進み、ポインタPの指す
カレントパケットがPCRパケットであるか否かを調べ
る。
【0061】もし、カレントパケットがPCRパケット
であるならば、当該PCRパケットの持つPCR値を現
在の基準時間設定値TPCR に書き換え(ステップS3
4)、しかる後にステップS26に戻る。これに対し、
カレントパケットがPCRパケットでないならば、その
ままステップS26に戻る。
【0062】ところで、上記(B1)のレート差分測定
手順で測定(算出)されたレート差分Δrateをもと
に、上記(B2)のNullパケット挿入間隔等の決定
手順でNullパケット挿入間隔Tint を決定し、その
決定した間隔Tint でNullパケットの挿入操作を行
なう場合に、一度決定したNullパケット挿入間隔T
int を固定的に使用するものとすると、その間隔Tint
が長期に亘り最も適切な間隔であるとは限らないという
問題が考えられる。それは、間隔Tint (レート差分Δ
rate)の測定を行なった時間帯のサンプリング状態
などの影響で、本来の間隔(レート差分)より僅かにず
れていることがあり得るからである。
【0063】つまり、一度だけレート差分Δrateの
測定を行なってNullパケット挿入間隔Tint を固定
してしまうと、微妙なずれの影響が徐々に蓄積し、非常
に長時間に亘ってストリームを流した場合、SRAM2
21内のバッファ領域においてストリームの破綻が起こ
る虞があるということである。
【0064】そこで本実施形態では、このような不具合
を防止するために、システムの状態(バッファ領域の使
用状況)を監視しながら動的にレート差分Δrateを
測定してシステム状態に合致したNullパケット挿入
間隔Tint を決定するようにしている。ここでは、レー
ト差分Δrateを動的に測定するのに、その測定タイ
ミングを決定するための条件を設定し、その条件を満足
するタイミング毎にレート差分Δrateを測定する。
この条件には、例えばインターバルタイマによる一定時
間計測等を利用すればよい。
【0065】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、サ
ーバ計算機からの非同期によるマルチメディアデータの
入力ストリームを一時保持して(搬送波という絶対的な
クロックが存在する放送系伝送路などの)同期系伝送路
に送出するのに用いられるバッファ記憶手段をアンダー
フロー状態に設定する一方、一定の出力レートとなるよ
うにダミーパケットを挿入する構成としたことにより、
サーバ計算機からの非同期によるマルチメディアデータ
のストリームを受けて同期系伝送路に転送するのに、大
容量のバッファ記憶手段を用いることなく、サーバ計算
機側のクロック(非同期系伝送路のクロック)と同期系
伝送路のクロックとのずれを吸収でき、且つ破綻するこ
とのない安定したストリームの長時間に亘る供給を実現
できる。
【0066】また、本発明によれば、PCRパケット中
のPCR値をダミーパケット挿入によるレート調整に応
じて書き換えて、ダミーパケット挿入に伴う当該パケッ
トの受信装置への到着時間の遅れ分を修正することによ
り、受信装置側でパケット未到達状態と誤判断されるの
を防止して、当該受信装置側で正しく連続再生すること
ができる。
【0067】また、本発明によれば、ダミーパケットの
挿入間隔を決定するのに必要な出力レートと入力レート
との差分(レート差分)を求めるのに、単純に出力レー
トと、ドリフトの影響を受けて正確に測定することが困
難な入力レートとを用いるのではなく、ドリフトの影響
を受けることのない、バッファ記憶手段の入力バッファ
領域の時間当りの増減量を利用するようにしたので、レ
ート差分を正確に求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るマルチメディアデー
タ入出力インタフェース装置を備えたデータ伝送システ
ムの全体構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態におけるマルチメディアデータ入出
力インタフェース装置のハードウェア並びにソフトウェ
ア構成を示す図。
【図3】同実施形態において、送信側の実効レートを、
受信側の合計レートより数100ppm(α)早めたレ
ートとして、意図的にアンダーフロー状態を作り出すよ
うにした様子を示す図。
【図4】同実施形態におけるNullパケット挿入に伴
うPCR書き換えを説明するための図。
【図5】同実施形態におけるレート差分測定処理を説明
するためのフローチャート。
【図6】同実施形態におけるNullパケット挿入間隔
等の決定処理を説明するためのフローチャート。
【図7】図6のフローチャートに従う処理で決定される
Nullパケット挿入間隔、入力ストリームのパケット
間隔、及び出力ストリームのパケット間隔の関係を示す
図。
【図8】同実施形態におけるNullパケット挿入及び
PCR書き換え処理を説明するためのフローチャートの
一部を示す図。
【図9】同実施形態におけるNullパケット挿入及び
PCR書き換え処理を説明するためのフローチャートの
残りを示す図。
【図10】コンピュータ系(非同期系)から放送系(同
期系)へのデータ送信が行なわれるシステムを示す図。
【図11】クロックの異なる複数のコンピュータ系(非
同期系)から放送系(同期系)へのデータ送信が行なわ
れるシステムを示す図。
【符号の説明】
10-1〜10-3…メディアサーバ 11…非同期系伝送路 12…同期系伝送路 20…マルチメディアデータ入出力インタフェース装置 21…ATMインタフェース 22…CSEカード 23…WS 24…CD−ROM(記録媒体) 30…STB 221…SRAM(バッファ記憶手段) 230…上位アプリケーション(レート調整手段、時間
情報書き換え手段、ダミーパケット挿入間隔算出手段、
レート差分算出手段)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非同期系伝送路と同期系伝送路との間の
    インタフェースをなし、少なくとも1つのサーバ計算機
    から前記非同期系伝送路を介して伝送される符号化され
    たマルチメディアデータのストリームを入力して、前記
    同期系伝送路の持つ絶対的なクロックに同期した出力レ
    ートで当該同期系伝送路へのストリーム出力を行なうマ
    ルチメディアデータ入出力インタフェース装置におい
    て、 前記非同期系伝送路からの入力ストリームを一時保持す
    るためのバッファ記憶手段と、 前記非同期系伝送路から入力するストリームの入力レー
    トが前記同期系伝送路へ送出するストリームの出力レー
    トより少なくとも当該入力レートのドリフト分を下回る
    値に設定されていることを前提条件に、前記バッファ記
    憶手段がアンダーフロー状態となっても前記出力レート
    が予め定められた一定レートとなるように、ダミーパケ
    ットを挿入することで出力レートの調整を行なうレート
    調整手段とを具備することを特徴とするマルチメディア
    データ入出力インタフェース装置。
  2. 【請求項2】 前記レート調整手段は、複数のサーバ計
    算機からストリームを受けた場合に、それぞれのストリ
    ームについて前記ダミーパケットの挿入によりレート調
    整を行って入力ストリームのレートの平準化を行ない、
    出力ストリームにおける時分割多重化を行なうことを特
    徴とする請求項1記載のマルチメディアデータ入出力イ
    ンタフェース装置。
  3. 【請求項3】 前記入力ストリームを構成するパケット
    列には、再生時期を表すための時間情報を持つ特定パケ
    ットが含まれており、 前記レート調整手段によるレート調整に応じて、前記特
    定パケットの持つ時間情報を書き換える時間情報書き換
    え手段を更に具備することを特徴とする請求項1記載の
    マルチメディアデータ入出力インタフェース装置。
  4. 【請求項4】 前記レート調整手段は、出力レートと入
    力レートとの差分をもとに前記ダミーパケットの挿入間
    隔を算出するダミーパケット挿入間隔算出手段を有し、
    当該ダミーパケット挿入間隔算出手段の算出結果をもと
    に前記ダミーパケットを挿入する位置を決定することを
    特徴とする請求項1記載のマルチメディアデータ入出力
    インタフェース装置。
  5. 【請求項5】 前記レート調整手段は、前記バッファ記
    憶手段に一定量の入力データを蓄えた後、前記バッファ
    記憶手段へのデータ入力を続けながら、前記バッファ記
    憶手段からの一定レートでのストリームの出力を一定時
    間行ない、前記一定量と前記一定時間後に前記バッファ
    記憶手段に残っているデータの量との差及び当該時間か
    ら、前記出力レートと入力レートとの差分を算出するレ
    ート差分算出手段を有することを特徴とする請求項4記
    載のマルチメディアデータ入出力インタフェース装置。
  6. 【請求項6】 前記レート差分算出手段は、前記出力レ
    ートと入力レートとの差分を予め定められた条件を満足
    するタイミング毎に算出し、前記ダミーパケット挿入間
    隔算出手段は、前記出力レートと入力レートとの差分が
    算出される毎に、最新の前記ダミーパケットの挿入間隔
    を算出することを特徴とする請求項5記載のマルチメデ
    ィアデータ入出力インタフェース装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも1つのサーバ計算機と、非同
    期系伝送路と同期系伝送路との間のインタフェースをな
    し、前記サーバ計算機から前記非同期系伝送路を介して
    伝送される符号化されたマルチメディアデータのストリ
    ームを入力してバッファ記憶手段に一時記憶しながら、
    当該バッファ記憶手段から前記同期系伝送路へのストリ
    ーム出力を当該同期系伝送路の持つ絶対的なクロックに
    同期した出力レートで行なうマルチメディアデータ入出
    力インタフェース装置とを具備し、前記非同期系伝送路
    から入力するストリームの入力レートを前記同期系伝送
    路へ送出するストリームの出力レートより少なくとも当
    該入力レートのドリフト分を下回る値に設定すること
    で、前記マルチメディアデータ入出力インタフェース装
    置内のバッファ記憶手段がアンダーフロー状態となるよ
    うに設定されたデータ伝送システムであって、 前記マルチメディアデータ入出力インタフェース装置
    に、 前記バッファ記憶手段がアンダーフロー状態となっても
    前記出力レートが予め定められた一定レートとなるよう
    に、ダミーパケットを挿入することで出力レートの調整
    を行なうレート調整手段を備えたことを特徴とするデー
    タ伝送システム。
  8. 【請求項8】 非同期系伝送路と同期系伝送路との間の
    インタフェースをなし、少なくとも1つのサーバ計算機
    から前記非同期系伝送路を介して伝送される符号化され
    たマルチメディアデータのストリームを入力してバッフ
    ァ記憶手段に一時記憶しながら、当該バッファ記憶手段
    から前記同期系伝送路へのストリーム出力を当該同期系
    伝送路の持つ絶対的なクロックに同期した出力レートで
    行なうマルチメディアデータ入出力インタフェース装置
    に適用される一定レートストリーム出力方法であって、 前記非同期系伝送路から入力するストリームの入力レー
    トを前記同期系伝送路へ送出するストリームの出力レー
    トより少なくとも当該入力レートのドリフト分を下回る
    値に設定することで、前記バッファ記憶手段がアンダー
    フロー状態となるように設定し、 前記バッファ記憶手段がアンダーフロー状態となっても
    前記出力レートが予め定められた一定レートとなるよう
    に、ダミーパケットを挿入することで出力レートの調整
    を行なうようにしたことを特徴とする一定レートストリ
    ーム出力方法。
  9. 【請求項9】 前記同期系伝送路への出力対象パケット
    の中から再生時期を表すための時間情報を持つ特定パケ
    ットを検出し、当該特定パケット中の時間情報を前記ダ
    ミーパケットの挿入に伴うパケット到着の遅れ時間分だ
    け修正することを特徴とする請求項8記載の一定レート
    ストリーム出力方法。
  10. 【請求項10】 出力レートと入力レートとの差分をも
    とに前記ダミーパケットの挿入間隔を算出し、算出した
    ダミーパケット挿入間隔をもとに前記ダミーパケットを
    挿入する位置を決定することを特徴とする請求項8記載
    の一定レートストリーム出力方法。
  11. 【請求項11】 非同期系伝送路と同期系伝送路との間
    のインタフェースをなし、少なくとも1つのサーバ計算
    機から前記非同期系伝送路を介して伝送される符号化さ
    れたマルチメディアデータのストリームを入力してバッ
    ファ記憶手段に一時記憶しながら、当該バッファ記憶手
    段から前記同期系伝送路へのストリーム出力を当該同期
    系伝送路の持つ絶対的なクロックに同期した出力レート
    で行なうマルチメディアデータ入出力インタフェース装
    置に適用される一定レートストリーム出力用のプログラ
    ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
    って、 前記非同期系伝送路から入力するストリームの入力レー
    トが前記同期系伝送路へ送出するストリームの出力レー
    トより少なくとも当該入力レートのドリフト分を下回る
    値に設定されていることを前提条件に、前記バッファ記
    憶手段がアンダーフロー状態となっても前記出力レート
    が予め定められた一定レートとなるように、ダミーパケ
    ットを挿入することで出力レートの調整を行なう機能
    と、 前記ダミーパケットの挿入間隔を出力レートと入力レー
    トとの差分をもとに算出する機能と、 前記同期系伝送路への出力対象パケットの中から再生時
    期を表すための時間情報を持つ特定パケットを検出し、
    当該特定パケット中の時間情報を前記ダミーパケットの
    挿入に伴うパケット到着の遅れ時間分だけ修正する機能
    とをコンピュータに実現させるための一定レートストリ
    ーム出力用のプログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
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