JPH11261650A - 音声・データ統合通信装置 - Google Patents

音声・データ統合通信装置

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JPH11261650A
JPH11261650A JP6254198A JP6254198A JPH11261650A JP H11261650 A JPH11261650 A JP H11261650A JP 6254198 A JP6254198 A JP 6254198A JP 6254198 A JP6254198 A JP 6254198A JP H11261650 A JPH11261650 A JP H11261650A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来から用いられている通信システムを利用し
てイーサネットLANと外部通信網とを接続する音声・
データ統合通信装置を実現する。 【解決手段】イーサネットLANに接続され、音声信号
をプロセッサを介さずにデータリンクレベルで送受信す
るインタフェースをパーソナルコンピュータに内蔵する
とともにこれに対応して該パーソナルコンピュータを外
部通信網と音声通話接続させるためのISDN音声イン
タフェースをLANに接続する。このISDN音声イン
タフェース及び該LAN上のデータ通信を行う各種のル
ータの入出力データを複数チャネルで多重・分離するA
DSL多重化装置を設ける。この多重化装置の入出力デ
ータを、ユーザインタフェースを有するアクセスネット
ワークを介して該外部通信網に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は音声・データ統合通
信装置に関し、特にイーサネットLANと外部の通信網
とを接続する音声・データ統合通信装置に関するもので
ある。
【0001】本来アナログ信号である音声信号とディジ
タル信号であるデータの通信技術はそれぞれ別個に発達
して来た経緯があるが、音声信号がアナログ信号からデ
ィジタル信号に変換されることにより音声データとして
処理することが可能になったことに伴い、その利便性を
考慮して両者が一つの装置に統合して処理できる通信装
置が必要になっている。
【0002】
【従来の技術】従来の事業所等においては、図22に示
すように、事業所内における音声通信は電話機端末TE
とPBX(構内交換機)によって実現している。また事
業所内のメール等のデータ通信は、パーソナルコンピュ
ータ(以下、パソコン(PC))とサーバ5及びルータ
6がイーサネットLAN (Local Area Network) 1を経
由して接続されたクライアント−サーバ型のLANシス
テムによって実現している。
【0003】さらに、事業所外に関しては、音声信号は
PBXから1対の電話局線9を狭帯域交換通信網10へ
引っ張る。また事業所外へのデータ通信は、サーバ5又
はルータ6から専用線網やフレームリレー(FR)通信
網12(事業所外のデータ通信量が非常に少ない場合は
狭帯域交換通信網)を事業所内に引込んで、他事業所や
インターネット通信網14等に接続する構成になってい
る。
【0004】このため、事業所の机上には、LANに接
続されるパソコンと音声連絡用の電話機が必要になり、
机上の有効スペースを小さくしている。さらに、多数の
線がフロア上を走る結果となる。またPBXは小さくな
ったとは言え、数十人、数百人を収容するものでは、依
然としてサイズも大きくPBX用の事務所フロアスペー
スも広くなければならない。
【0005】さらに外部から引込む線も音声用のペア線
と別にデータ通信用に数本のペア線や同軸線を必要とす
る。また最近はパソコンからインターネットのWWW等
で大量のデータ取込みを行うケースが増えて来ている。
このため従来からのデータ通信用に使用してきた通信回
線の帯域を圧迫し、データ通信時間が長くなる傾向があ
る。
【0006】このため従来の線路とその周辺システムを
廃棄したうえ、新たに高速専用線を引く必要があり、そ
のための線路引込みコストが上昇し結果的には最終利用
ユーザの費用負担増に繋がってしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これらの問題点を解決
する手段として、図23に示すように、事業所内を含め
て総てを広帯域化してしまう方法が考えられる。例えば
事業所内には、LECS(LAN Emulation Configulation
Server)51,LES (LAN Emulation Server)5
2,BUS (Broadcast & Unknown Server) 53等のL
ANE (LAN Emulation)機能とMPOA(Multi-Protoc
ol Over ATM)サーバ54等のMPOA機能を持つATM
交換機(ATM−SW)50を設置し、インタフェース
としてDS1又はATM−25を利用したパソコン端末
PCをこの交換機50に引込む。
【0008】そして、事業所外への回線については、S
TS−1、DS3、又はDS1等のATMインタフェー
スによる光リンクで広帯域公衆網55に引込むという、
広帯域ISDN化の考え方がある。
【0009】また、図24に示す如く、高速LAN60
を利用して事業所内のデータ通信を行うとともに、事業
所外に対しては高速ルータ61を介して図23と同様に
光リンクで広帯域公衆網55に引込むという考え方もあ
る。
【0010】これらの広帯域化システムにおいて、音声
に関しては、VTOA (Voice Telephony Over ATM) 等
によって実現する考え方がある。
【0011】しかしながら、このシステムを稼動させる
には、多くの費用がかかる上、技術的にも未解決な問題
もある。
【0012】さらには、公衆網も、これに対応するシス
テムを持つ事は、技術的、コスト的にかなりの困難があ
り、実現にはさらに長期に渡る時間が必要となる。さら
には、このシステム変更では、既存のシステム(例えば
LANシステムやPBX、引込み回線さらには公衆網側
の音声交換機とその通信網)を廃棄するか、或いは利用
を無効にしなければならない。従って現時点において
は、巨大資本を持つ大企業を除く、多くの事業所におい
ては、非現実的なシステムである。
【0013】一方、最近では、パソコンの中に電話を組
込み、既存のデータ通信システムを利用して音声を送る
技術として、インターネット電話が注目されている。こ
れは図25に示すように、インターネットのTCP/I
P(実際には、コネクションレスのUPDを使用)のプ
ロトコルを使用して音声データを送る技術であり既存シ
ステムへの悪影響は少ない。
【0014】しかしながら、この場合もプロトコルTC
P/IPをサポートするためにIPルータ62等により
インターネット通信網14に接続するLANシステムで
ある事が必要となる。さらに音声コーデック(CODE
C)の中継/DSP変換処理をプロセッサ(μP)で行
うものが多く、このためパソコンのプロセッサの高速性
が要求される。
【0015】さらには、通話品質がインタネット網のデ
ータトラヒックの状況によって左右されてしまい、評価
もマチマチで必ずしも良好品質であるとは言えず、また
輻輳状態のため通話が困難な状態に陥ることがある。
【0016】いずれにしてもインターネット電話は従来
の一般電話公衆網に比べトラヒック管理に関して貧弱で
あり簡易的な音声通信システムとしては有効であるが、
これを改善するには、根本的な問題もあり長期の時間を
要すると予想される。
【0017】したがって本発明は、従来から用いられて
いる通信システムを利用してイーサネットLANと外部
通信網とを接続する音声・データ統合通信装置を実現す
ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る音声・データ統合通信装置は、イーサ
ネットLANに接続され、音声信号をプロセッサを介さ
ずにデータリンクレベルで送受信するインタフェースを
内蔵したパーソナルコンピュータと、該LANに接続さ
れ、該パーソナルコンピュータを該外部通信網と音声通
話接続させるためのISDN音声インタフェースと、該
LAN上のデータ通信を行うとともに該外部通信網との
インタフェースを有する各種のルータと、該ISDN音
声インタフェース及び該ルータの入出力データを複数チ
ャネルで多重・分離する多重化装置と、該多重化装置の
入出力データを該外部通信網に接続するためのユーザイ
ンタフェースを有するアクセスネットワークと、を備え
たことを特徴としている。
【0019】このような音声・データ統合通信装置を図
1に示した原理図を参照して以下に説明する。まずユー
ザ側のシステムとしては、既存の事業所内LAN1と既
存の事業所外通信網(ネットワーク)である狭帯域交換
通信網10、フレームリレー通信網12、及びインター
ネット通信網14との間にアクセスネットワーク8を設
置する。
【0020】LAN1については、従来のイーサネット
LANや各種ルータ、パソコン端末(PC)2をそのま
ま利用する。ただし音声については、パソコン2内に通
話回路(インタフェース)を設置し、パソコン2から発
着信を可能にする。このパソコン2側の音声通話回路に
ついては、インターネット電話とは異なり音声をパソコ
ン2内のプロセッサを介さずにデータリンクレベル(M
ACレイヤ)で直接他のパソコンやLAN1に接続され
たISDNラインへアクセスできるようにする。
【0021】この音声通話回路をパソコン2中に搭載す
る。さらにLAN1上では、この音声インタフェースに
対応して、さらにISDNの外線通信網への接続を行う
ISDN音声インタフェース3を設ける。
【0022】またLAN1上のデータ通信については、
従来からのルータ4〜6によって外線接続を行う。従来
ルータとしては、公衆網ISDN回線への呼接続を通信
要求が発生した時点で行うISDNルータ4と、他のル
ータと固定的に接続を行うフレームリレーインタフェー
スを持つルータ5と、さらに高速のデータ通信用として
セルリレー(ATM)インタフェースを持ったルータ6
が含まれる。なお、これらのルータはサーバを用いても
よい。
【0023】これらのデータ(ISDNデータ、フレー
ムリレーデータ、セルリレーデータ)は従来からの2ワ
イヤの線路を利用した例えばADSL (Asymmetric Dig
italSubscriber Line) 技術を使用するADSL多重化
装置などの多重化装置7で多重化され、アクセスネット
ワーク8へ伝送される。
【0024】このアクセスネットワーク8は上述したユ
ーザインタフェース(ISDN音声インタフェース3、
ルータ4〜6)を、フレームリレーやセルリレーのPV
C (Permanent Virtual Circuit)機能やTDM専用線1
1,13を利用して既存の通信網10,12,14に接
続する。
【0025】このアクセスネットワーク8は、ADSL
等の手段でユーザと接続されたアクセスユニットと、該
アクセスユニットを引込んでリング上に高速光回線を接
続して高速専用線網を構築している中継ノード群とで構
成することができる。
【0026】なお、上記のパーソナルコンピュータ、該
ISDN音声インタフェース及び該ルータは、相手先ア
ドレスをIPアドレスによって指定することができる。
【0027】また、該パーソナルコンピュータ及び該I
SDN音声インタフェースが、無音状態におけるデータ
の同期及び廃棄フレームを制御する手段を有することが
できる。
【0028】また、該アクセスユニットが、該高速専用
線網を介して該外部通信網としてのISDN通信網、フ
レームリレー通信網、又はセルリレー通信網へ接続する
ためのインタフェースを含むことができる。
【0029】さらに、該フレームリレーのPVCパス、
該セルリレーのPVCパス、並びに該フレームリレー及
びセルリレーにおける各種パラメータを該高速専用線網
を介して設定するネットワークマネージメントシステム
を設けることが好ましい。
【0030】また、上記のように外部通信網と接続され
ることは意図せずに、イーサネットLANに接続され、
音声信号をプロセッサを介さずにデータリンクレベルで
送受信するインタフェースを内蔵した音声・データ統合
通信装置としても実現できる。
【0031】
【発明の実施の形態】図2は、図1に原理的に示した本
発明に係る音声・データ統合通信装置の一実施例を示し
たものである。この実施例においては、パソコン2はL
ANインタフェースプリント板(イーサネット)として
LANインタフェース(IF)2aと音声IF2bとヘ
ッドセット2cとを有している。
【0032】また、ISDN音声インタフェース3及び
ルータ4〜6にはイーサネットLAN1との接続のた
め、それぞれLANインタフェース3a〜6aが設けら
れている。これらの内、ISDN音声インタフェース3
及びルータ4は多重化装置7を構成するCNU(Copper
ed Network Unit)7aに設けたネットワークターミナル
NTに一点対多点(Point to Multi-point) 方式で接続
されている。
【0033】これらのインタフェース3及びルータ4で
は、パソコン2との発着信通知はTCP/IPのような
通常のデータ通信用のプロトコルで通信を行う。外線側
に対してはISDNの端末としてD−chで発着信処理
(Q.931)を行う。
【0034】また、その他にも各種のサーバ15をLA
N1に接続し、このサーバ15に対してもCNU7bが
設けられている。これらのCNU7a,7bはそれぞれ
ADSLインタフェース(ADSL−IF)に接続され
たADSLワイヤ回線7c,7dを介してアクセスネッ
トワーク8を構成するアクセスユニット20におけるユ
ーザインタフェース21,22に接続されている。
【0035】アクセスユニット20において、ユーザイ
ンタフェース21,22は共に多重化装置7の側にAD
SLインタフェースを有し、ネットワーク側にISDN
音声インタフェースV5−IF、フレームリレーインタ
フェースFR−IF、及びセルリレーインタフェースC
R−IFを有している。また、電話機(POTS/IS
DN)のための音声インタフェース(V5−IF)23
も設けられている。
【0036】アクセスユニット20において、同種類の
インタフェースは、同種類の交換機(SW)へ接続され
る。すなわち、音声インタフェースV5−IFはISD
N交換機(V5−SW)24に接続され、フレームリレ
ーインタフェースFR−IFはフレームリレー交換機
(FR−SW)25に、そしてセルリレーインタフェー
スCR−IFはセルリレー交換機(CR−SW)26に
それぞれ接続される。
【0037】さらにアクセスユニット20において、各
交換機24〜26の入出力信号を既存のSDHリングネ
ットワーク30を構成する中継ノード31にアド (Add)
/ドロップ (Drop) するためのインタフェース27〜2
9が設けられている。
【0038】リングネットワーク30にはその他、ノー
ド32〜36が含まれている。ノード32には狭帯域交
換機10aとインタフェースV5−IFを有する狭帯域
通信網10が接続されている。ノード33にはフレーム
リレー通信網12が接続されている。ノード34にはア
クセスユニット40を介してインターネット通信網14
が接続されている。
【0039】このリングネットワーク30は、高速の光
回線と、この光回線をE1チャネル(2M),STM−
1レベルでクロスコネクトを行ったり、アクセスユニッ
ト20,40へE1チャネル(2M)、STM−1レベ
ルでアド/ドロップを行う中継ノードで構成される既存
システムの高速専用線網である。
【0040】アクセスユニット40は、アクセスユニッ
ト20に対応して交換機(FR−SW)41,(CR−
SW)42とインタフェース(FR−IF)43,(C
R−IF)44とで構成されている。インターネット通
信網14は、ルータ14a,14bを介して各種サーバ
ユニット14cに接続されている。各種サーバユニット
14cはサーバ制御器14dとデータベースサーバ14
eとを含んでいる。
【0041】また、ノード36にはリングネットワーク
30全体の運用管理を司るネットワークマネージメント
システム(NMS)37が接続されている。
【0042】このような構成を有する実施例の動作にお
いて、LAN1を経由してパソコン2から送出された音
声信号に関しては、ISDN音声インタフェース3及び
CNU7aを介してアクセスユニット20に引込む。ア
クセスユニット20では、インタフェース(V5−I
F)と交換機(V5−SW)24とインタフェース(E
1−IF)27で構成されるV5システム(交換機から
の制御によるリモート集線装置)と高速専用線網とを介
して既存の狭帯域通信網10におけるISDN交換機へ
接続する。
【0043】また、データ通信におけるフレームリレー
インタフェースに関しては、ルータ5よりCNU7aを
介してアクセスユニット20内に設置されるフレームリ
レー交換機25と高速専用線網30によって他のフレー
ムリレールータ14aに接続する。なお、他の既存フレ
ームリレー通信網120との接続も可能である。
【0044】データ通信におけるセルリレー(ATM)
インタフェースに関しても、サーバ6よりCNU7aを
介してアクセスユニット20内に設置されるセルリレー
交換機(PVCのみ)26と高速専用線網30によって
他のセルリレールータ14bに接続する。なお、セルリ
レーのインタフェースを持つインターネットサービスプ
ロバイダーとの接続も可能である。
【0045】上述したようにLANユーザとアクセスユ
ニット20間のインタフェースでは、音声用ISDN回
線や既存のルータインタフェースであるISDNやフレ
ームリレーそして新たな高速ルータインタフェースであ
るセルリレー(ATM)を混在して送信が可能なように
しているため、ANSIで既に仕様化されているADS
L技術を利用する。
【0046】このADSL技術は既存の電話用の1対の
ワイヤ線に、これらの信号を載せて高速で通信し多重化
する技術である。このADSL通信を実現するためにネ
ットワーク側のアクセスユニット20、及びユーザ側の
多重化装置7にADSLインタフェースADSL−IF
を設置している。
【0047】このADSL技術では、アップロードは最
大600K、ダウンロードは6Mの非対称の最大伝送ス
ピードで規定されている。またADSL複数チャネルの
多重化の機能も規定されている。本実施例では図3に示
すように、ISDN用に上り/下りが160K、フレー
ムリレー用に上り/下り384K、そしてセルリレー用
に上り64K、下り6.144Mを帯域として割振る。
【0048】以上のようなシステム構成によって、ユー
ザ側内の通常業務における音声通信を既存LAN1を利
用して通信を行い、構内PBXを非常用等の最少必要回
線に抑えることができ、結果的に非常に小規模化を図る
ことが可能となる。またパソコン2内に電話回路を内臓
する事で机上の電話を無くすこともできる。
【0049】さらには、音声についての外線への接続の
ため、音声用ISDNインタフェース3をLAN1に接
続し、LAN1上の音声通信を公衆通信網10へ引き出
すことができる。またADSL多重化装置7でのマルチ
チャネル通信により従来の回線を有効に利用できる。さ
らにアクセスユニット20と高速専用線網30を利用し
てユーザから従来通信網に接続を行うことで従来ネット
ワークシステムに対して大きな変更をする必要がなく有
効利用が可能となる。
【0050】また、この様なシステム構成を取ることで
ユーザ側が通信の高速化を行う場合にドラステックなシ
ステム変更の必要がなくなり、投資リスクを軽減でき
る。
【0051】図4は、パソコン2に音声インタフェース
を内臓させたハードウェア構成例を示している。この構
成例では、LANインタフェースボード200に音声イ
ンタフェースを内臓させている。
【0052】このLANインタフェースボード200に
おいては、LAN1にイーサネットインタフェース20
1を介してMACレイヤ制御部202が接続されてい
る。MACレイヤ制御部202は音声データか通常のデ
ータかをその「タイプ」によって判別し、前者の場合に
は音声データ送受信バッファ203が接続され、このバ
ッファ203の音声データと無音データエンジン204
からの無音データとがセレクタ205に与えられる。
【0053】セレクタ205はバッファ203のデータ
を監視する制御部206によって切替制御され、その出
力データをデータ分割部207を介してCODEC20
8に送る。CODEC208の出力データはセレクタ2
09及びD/A変換器210を介してヘッドセット2c
の受話器に与えられる。ヘッドセット2cの送話器の出
力信号はA/D変換器211及びセレクタ212を介し
てCODEC208に送られ、さらにデータパッキング
・無音データ廃棄部213からバッファ203に送られ
るようになっている。
【0054】また、このLANインタフェースボード2
00では最近から普及し始めたインターネット電話のイ
ンタフェースも配慮している。インターネット電話用C
ODEC214がセレクタ209及び212の他端に接
続されており、その入出力データが音声データ制御部2
15によって監視され、セレクタ209,212を切替
制御するように接続されている。
【0055】MACレイヤ制御部202は通常のデータ
の場合、IP/ARP(Address Resolution Protocol)
プロトコルインタフェース216及び割込バスIBを介
してマイクロプロセッサMPUに接続されるとともにP
C内部データバスIF217及びデータバスDBを介し
てマイクロプロセッサMPUと接続されている。さら
に、マイクロプロセッサMPUはアドレスバスAB及び
アドレスデコーダ218を介してMACレイヤ制御部2
02、音声データバッファ制御部215及びIP/AR
Pプロトコルインタフェース216にアドレスを与える
ように接続されている。
【0056】動作において、イーサネットインタフェー
ス201及びMACレイヤ制御部202を経由してLA
N1から入力された音声データはISDN公衆回線への
接続も配慮して64K CODEC(μrow,Arow)208
を使用している。さらに音声データは62バイトにまと
めてLAN1上に流す。
【0057】また62バイトのデータ内容が無音パター
ンの場合は、無音データ廃棄部213で廃棄して送信し
ない。受信時には、規定時間内に音声データが受信しな
い場合に無音パターンを無音データエンジン204で自
ら発生させる。このようにする事でLAN1上に流れる
音声データを少くし、LANバスの負荷を減少させる。
【0058】通知相手先指定方法は事業所内については
相手先IPアドレスで指定する。ただし、通常LANサ
ービスと同じくDNSがある場合はDNSサーバを介在
してIPアドレスを認識する。さらに送信相手先のMA
CアドレスについてはマイクロプロセッサMPUが通信
先IPアドレスからTCP/IPのARP機能によって
認識し、MACアドレスを書込む。
【0059】一方、事業所外へ出る場合の通知相手先の
指定は相手先電話番号を指定することで認識される。こ
の場合はISDN音声インタフェースのMACアドレス
をマイクロプロセッサMPUより指定する。なお、この
場合のISDNシグナリングは利用者パソコンとISD
N音声インタフェース間でTCP/IPプロトコルを介
して必要情報を通知後、ISDN音声インタフェースか
らQ.931プロトコルによって公衆通信網に通知され
る。
【0060】次に図1及び図2に示したISDN音声イ
ンタフェース3についての具体的な構成例を図5に示
す。このインタフェース3もLAN1側のインタフェー
スや音声についての無音データ処理については図4に示
したLANインタフェースボード200と類似している
が、公衆通信網のISDNインタフェースが追加されて
いる点が異なっている。
【0061】すなわち、着信時には、パソコン2の側か
ら送られてくる音声データに無音状態が生じている場合
にはその処理を行って転送する必要があり、また発信時
にはISDN特有のシグナリング処理を行う必要がある
ためである。
【0062】具体的には、図4のCODEC208及び
セレクタ209,212並びに変換器210,211の
代わりにISDNインタフェースデータ編集部308及
びISDN物理レイヤIF309が設けられて多重化装
置7(図1及び図2参照)に接続され、インターネット
電話用CODEC214及び音声データバッファ制御部
215の代わりにISDNシグナリング制御回路314
が設けられている。
【0063】発信については、マイクロプロセッサMP
U側から指定された相手先電話番号等の必要情報をTC
P/IPを介して指定し、ISDNシグナリング制御回
路314によりこのサーバのQ.931のISDNシグ
ナリングによって相手先と接続した後、音声データをM
ACレイヤ制御部302(LAN側)とISDN−Bc
h編集部308(公衆網側)を介して中継する。
【0064】着信については、そのサーバの配下のパソ
コン毎にISDN電話番号のサブアドレスを持たせる。
サーバは、そのサブアドレスとIPアドレスとの対応表
をマイクロプロセッサMPU側に予め登録しておく。こ
のサブアドレスからIPアドレスを認識しさらにIP/
ARPプロトコルIF316によってMACアドレスを
認識して着信パソコンを指定し、パソコン側に着信の有
る事を通知し該パソコン応答後に音声データ通信を行
う。
【0065】着信応答が一定時間内になかった場合や通
信不可能な場合には、そのパソコンへの呼出を取り止
め、他のサブアドレスのパソコンへ着信シフトさせる。
またサブアドレス無しの着信については、予め登録して
いるパソコンへ着信を行う。
【0066】図6に、IP/ARPプロトコルインタフ
ェース216,316により、パソコン2同士間やパソ
コン2とISDN音声インタフェース3間においてIP
アドレスからMACアドレスを導き出すARP処理のプ
ロトコル手順を示す。ARP機能はMACアドレスの問
合わせパケットをLAN1上の総てのユーザパソコンP
C#1〜#nにマルチキャスト通知し、対応するIPア
ドレスを持つユーザパソコンがMACアドレスを添えて
問合わせ元ユーザパソコンに応答するプロトコルであ
り、TCP/IPのLANには標準的に装備されたもの
である。
【0067】図7には上記のパソコン2からISDN公
衆通信網10への発着信プロトコル例をシーケンスで示
す。パソコン2とISDN音声インタフェース3間はT
CP/IPのプロトコルを使用して「発呼要求」、「確
認」、「呼出中」、「応答」、「切断要求」、「着呼要
求」等のデータ通信を行う。
【0068】ISDN音声インタフェース3は公衆通信
網側に対しては、ISDNのターミナルアダプタとして
機能し、他のISDNルータ4が存在すれば、それとの
間でマルチポートリンクを形成する。そしてISDN−
Dchを介してQ.931による「setup」、「call pr
oc」、「alert」、「conn」、「disc」、「rel」、「re
l comp」、「conn ack」等のシグナリング通信を行い、
相手端末と接続後、B−ch音声データ通信を行う。途
中のアクセスユニット20とエンド交換機10a間はV
5プロトコルでカプセリング(網掛部分)を行う。
【0069】次に音声データのLAN1上でのフォーマ
ットについて図8により説明する。LAN1は多くのL
ANメーカで採用しているDIXタイプのイーサネット
LANを前提としている。イーサネットデータのヘッダ
ー部はプリアンブル、同期部、及びMACアドレスの他
に上述した「タイプ」データとして2バイトが準備され
ている。
【0070】この「タイプ」によって上位のプロトコル
を指定している(例えばIPやARP等)。この「タイ
プ」で一般的に知られているコード(IP=0800,
ARP=0806,SNA=80D5他)以外の空コー
ドの一つを音声データ通信用として割当てる。そして音
声データについては、このコードを添付してイーサネッ
トLAN上で送受信する。
【0071】各ユーザのLANインタフェースボード2
00のMACレイヤ制御部202は、LAN1からデー
タを受信した場合に、このタイプコードをハードウェア
的に読み取り、音声データのタイプの場合に音声処理ポ
ートからバッファ203にデータを転送する。逆に音声
処理ポートからのデータ転送要求に対しては、自/相手
先MACアドレスの他に音声データ用のタイプコードを
設定して送信する。
【0072】音声データ内容は2バイトの廃棄フレーム
数と62バイトの音声データで構成する。なお、音声デ
ータバイト量は、データ送信衝突時の平均フレーム待合
わせ時間と音声遅延時間との関係で値は前後する。廃棄
フレーム数は、現在送っている音声データフレームの直
前に幾つの音声データフレームを廃棄したかを示す数値
である。廃棄フレームが発生する原因としては、上述し
た無音データがある。このフレーム廃棄数の最大値を超
える無音状態が発生しそうな場合は、その事象発生の前
に62バイトの無音データを送信する。
【0073】この廃棄フレームについては音声データ送
受信バッファ203,303を監視している制御部20
6,306で制御を行っている。
【0074】この廃棄フレーム数の処理方法を図9〜図
12により説明する。通常の会話中で音声が流れている
間は、図9に示すように送受信側ともに同期崩れがほと
んど発生せずに通信が可能である。しかしながら、途中
で無音状態が発生した場合は、そのデータは送信しな
い。受信側では音声データを受信しないため同期がズレ
る。この場合は受信側の同期に合わせて無音データエン
ジン204,304で無音データを発生させる(図10
参照)。
【0075】そして送信側が再度、音声データを送信す
る場合にその直前の廃棄データフレーム数を設定して送
る。受信側は自身が発生させた無音データフレーム数と
この廃棄データフレーム数を比較して、「受信側で発生
した無音データフレーム数≦廃棄データフレーム数」の
場合は、そのまま次の受信データフレームを音声データ
フレームとして処理を行う(図11参照)。
【0076】しかしながら、「受信側で発生した無音デ
ータフレーム数>廃棄データフレーム数」の場合は、受
信側で発生した無音データフレーム数と廃棄データフレ
ーム数との差分だけ受信データフレームを廃棄した後の
受信データフレームを音声として処理する(図12参
照)。
【0077】これは無音データの発生とイーサネットL
AN上のトラヒック輻輳が同時に発生する等の理由で送
信音声データフレームが長時間において待たされたため
に送受信同期が外れるケースである。この場合は受信側
で同期外れのために発生させた無音データフレーム分に
対し送信側で認識した無音データ量を除いた受信データ
を排除する必要があるためである。
【0078】上記の処理を実現するための音声データ受
信時の手順を図13に示す。この処理は制御部206,
306と無音データエンジン204,304とセレクタ
205,305と無音データ廃棄部213,313とで
実現する。
【0079】次に、ユーザ側に設置される多重化装置と
してのCNU7a,7b(図2参照)の実施例について
図14を参照して説明する。CNU7a,7bは、IS
DN音声インタフェース3や各種のルータ4〜6と接続
され、これら複数チャネルを一つの回線にまとめて送る
ためにADSL多重化技術を使用する。ADSLは通常
のPOTSラインをそのまま使用してアップロード側6
00K、ダウンロード側6Mの最大帯域を伝送できる。
【0080】具体的な例としては、図3に既に示したと
おり、ISDN用に上り/下りに160K、上り/下り
のフレームリレー用に384K、そしてセルリレーとし
て上りに64K、下りに6.144Mを帯域として割振
る。ただし、この帯域割当はシステム要求に応じて変化
するものである。
【0081】ISDN回線のユーザ側はISDN−NT
のインタフェース71を搭載する。この場合、複数の端
末TEとしてISDN音声インタフェース3やISDN
ルータ4が接続される事を配慮する。インタフェース7
1は同期用送受信データバッファ72を介して送受信部
(ATU−R:ADSL Transceiver Unit)77に接続され
ている。同様に、フレームリレールータ5に接続される
FRデータ通信インタフェース73とデータバッファ7
4が送受信部77に接続されている。
【0082】また、セルリレールータ6に接続されるC
Rデータ通信インタフェース75とデータバッファ76
が送受信部77に接続されている。送受信部77はドラ
イバ/レシーバ78を経由してアクセスユニット20に
接続されている。
【0083】図15は、ANSIで規格化されているユ
ーザマルチチャネル化についてのダウンロード側ADS
L仕様を示している。このスーパーフレームは69個の
サブフレームで構成されており、各サブフレームには、
データを遅延の少ない速データバッファと、バーストノ
イズに対するデータ保証を強化したインタリーブデータ
バッファの2種類が含まれている。
【0084】本発明では、特にどちらを指定してもよい
が、この例では、アップロード側はダウンロードデータ
構成のバイトAS0〜AS3の内、バイトAS1〜AS
3が空き状態であるので、これらを全てバイトAS0と
して用いてデータの速度を上げている。
【0085】このようなADSL技術以外にもユーザ
(インタフェース3及びルータ4〜6)−アクセスユニ
ット20間に光リンクが敷設されれば、ユーザ側及びア
クセスユニット側の両方に多重化部と電気/光変換部並
びに分離部と光/電気変換部を内臓させれば、同様の機
能として、CNUに代わるONU (Optical Network Un
it) が実現できる。
【0086】図16は、V5(音声)システムにおける
接続経路例を示したものである。アクセスユニット20
においては、ユーザ毎のインタフェース23と交換機
(V5−SW)24と高速専用線網30に対するE1イ
ンタフェース27とで構成される。そして、これらの回
路群は、それぞれコントロール部を持ち、制御バスによ
り結合される。この制御バスを介して各コントロール部
間で情報の授受が行われる。
【0087】ISDNインタフェースとしては、ユーザ
インタフェース23から入力される。加入者ラインの集
線用交換機24のパス設定はV5リンクを終端するエン
ド交換機10によって指示される。高速専用線網インタ
フェースとしては、2MのE1チャネルインタフェース
27によって中継ノード31〜32を経由してエンド交
換機10に接続される。ネットワークターミナルNTか
らのD−ch情報やレイヤ1立上げ情報はV5チャネル
を使用してエンド交換機10に通知される。V5チャネ
ルはE1インタフェース27の特定タイムスロットに割
振られる。
【0088】またフレームリレー端末との通信が図17
に示されており、ユーザインタフェース21によってト
ラヒックポリシングを行った後、フレームリレーの経路
設定(PVC)のために交換機(FR−SW)25が置
かれている。この交換機25における経路としては、図
示のようにユーザ端末−高速専用線網間、高速専用線網
−高速専用線網間、ユーザ端末−ユーザ端末間の中継を
行えるようにする。
【0089】高速専用線網30とのインタフェースは2
Mクリアチャネルインタフェース28によって統計多重
されたフレームリレーデータを、そのまま2Mラインに
載せる。さらに、交換機25についてのパス設定やDL
CI (Data Link ConnectionIdentifier)設定は、アク
セスネットワーク全体を管理するネットワークマネージ
メントシステム(NMS)37から高速専用線網30の
保守用のデータ通信チャネル(DCC)を介して制御さ
れる。
【0090】またフレームリレーのユーザ側に対するト
ラヒックパラメータ(CIR,Bc,Be,FECN,
BECN,フレーム廃棄情報他)の設定もネットワーク
マネージメントシステム37より設定される。さらにフ
レームリレーのトラヒック状態(通過フレーム流量、C
IR超過フレーム流量、廃棄フレーム数、コネクション
状況、残存バッファ状況他)については、アクセスユニ
ット20から必要に応じてネットワークマネージメント
システム37に通知される
【0091】したがって、図示のように接続経路が設定
された場合でも、高速専用線網30のトラヒック状況に
よっては、アクセスユニット20aからのフレームリレ
ーデータはアクセスユニット20bで一旦待機させられ
て該トラヒック量を適性なものとした後、アクセスユニ
ット20cに転送されることとなる。
【0092】セルリレー端末(ATM)との通信につい
ては、図18に示すように、ユーザインタフェースによ
ってトラヒックポリシングを行った後、セルリレーの経
路設定(PVC)が交換機(CR−SW)26によって
行われる。この交換機26における経路としては、図1
7のフレームリレーと同じようにユーザ端末−高速専用
線網間、高速専用線網−高速専用線網間、ユーザ端末−
ユーザ端末間の中継を行えるようにする。
【0093】高速専用線網30とのインタフェースは1
50MのSTM−1インタフェース(ペイロードはAT
M)29によって行われ、ここで統計多重されたATM
セルリレーデータをペイロードに載せる。さらに、この
交換機29についてのパス設定やVPI/VCI設定
は、フレームリレーと同様にネットワークマネージメン
トシステム37から高速専用線網30の保守用のデータ
通信チャネル(DCC)を介して設定される。
【0094】またセルリレーのユーザ側に対するトラヒ
ックパラメータ(UPC(Usage Parameter Control)パ
ラメータ、EFCI、セル/パケット廃棄情報、ABR
関係情報他)の設定もネットワークマネージメントシス
テム37から設定される。さらにセルリレーのトラヒッ
ク状態(通過セル数(CLP=0, CLPO+1)、廃
棄セル数、異常セル受信数、各レイヤのコネクション状
況他)については、アクセスユニット20から必要に応
じてネットワークマネージメントシステム37に通知さ
れる。さらには、OAM関係制御に関してもネットワー
クマネージメントシステム37との制御/結果情報を送
受信することで実現する。途中中継の必要性は図18の
場合と同様である。
【0095】図19には、アクセスユニット20全体の
構成例が示されており、特にインタフェース27〜29
の具体的な構成例が示されている。また、ネットワーク
マネージメントシステム37とのインタフェースとして
高速専用線網30を介してアクセスユニット20に引込
まれ、DCCインタフェース500によって制御バスC
Bへ繋がれる。
【0096】この制御バスCBから各インタフェースボ
ードやSW制御ボード(コントローラ24a〜26a)
と接続される。ネットワークマネージメントシステム3
7からのアクセスユニット20や制御ボードは、既存の
ネットワークマネージメントシステム37でも使用され
ているTIDで指定される。
【0097】また、E1インタフェース27において
は、交換機24に接続されたPCMリンクインタフェー
ス27aと制御バスCBに接続されたV5コントローラ
27bとが設けられており、ネットワークマネージメン
トシステム37の制御下にあるV5コントローラ27b
によって交換機24から高速専用線網30へのISDN
音声データをトロップ/インサートすることにより制御
している。
【0098】また、2Mのフレームリレーインタフェー
ス28においては、送受信に関し、高速専用線網30に
接続された物理レイヤ同期部28aで物理レイヤの同期
が取られ、LMI(Local Management Interface) 制御
部28bで保守用の制御が行われる。また、高速専用線
網30への送信に関しては、DLCI設定部28fがユ
ーザとのインタフェース中のコネクションの識別のため
の方路を決定し、その場合にフレームが輻輳状態にある
ときには輻輳通知制御部28dがFECN/BECN等
の通知を行う。
【0099】高速専用線網30からの受信に関しては、
規定以上のフレーム数の場合にはフレーム廃棄制御部2
8eで適宜廃棄し、タグ設定部28fでスイッチングを
容易にするためのタグを付けて交換機(FR−SW)2
5に送出する。これらインタフェース28の各部は制御
バスCBに接続されたコントローラ28gによって制御
される。
【0100】また、STM−1インタフェース29にお
いては、インタフェース28におけるLMI制御部28
bの代わりにOAM (Operation And Maintenance)/R
M (Resource Management)制御部29bが用いられ、D
LCI設定部28cの代わりにVPI/VCI設定部2
9cが用いられ、フレーム廃棄制御部28eの代わりに
セル廃棄制御部29gが用いられる。
【0101】なお、シェーピング部29eはセルの均一
化を行い、NPC (Network Parameter Control)部29
fはセルの入力制限を行い、PPD (Partial Packet D
iscard)/EPD (Early Packet Discard) 制御部29
hはATMセルが1個脱落したか或いはしそうな場合、
後続のパケット化されたデータをパケット単位で廃棄す
るためのものである。これらインタフェース29の各部
も制御バスCBに接続されたコントローラ29jによっ
て制御される。
【0102】図20には、アクセスユニット20のユー
ザインタフェース21〜23(図2参照)の内、一例と
して操作インタフェース部21の具体的な構成例が示さ
れている。このユーザインタフェース21は、ADSL
からの情報をドライバ/レシーバ21aを介して送受信
部(ATU−C)21dでチャネル分離し、以下の必要
なインタフェース部21c〜21eに引込まれる。
【0103】ISDNインタフェース21cにおいて
は、チャネル結合/分離回路によってB−chとD−c
hに分離し、B−chはアクセスユニット20内の交換
機24へ接続される。またユーザからのD−ch情報に
ついてはユーザインタフェース21内のコントローラ2
1fで読み込まれる。さらに制御バスCBを介してV5
コントローラ27bに通知される。
【0104】ユーザへのD−ch情報も、この逆経路に
よって通知される。レイヤ1立上げやループ指定等保守
運用についてはユニット内のコントローラ21fからの
制御によって駆動される。
【0105】フレームリレーインタフェース21dにお
いては、まず図19について述べたようにユーザインタ
フェース21との保守運用のためのLMI制御部を入力
段に置く。フレームリレーの受信側に対してはポリシン
グ回路としてのCIRチェック回路、フレーム廃棄制御
部、そしてFR−SWでのタグの設定機能等がある。
【0106】また送信側については輻輳通知機能やDL
CIの設定機能が組込まれる。タグ情報、DLCI情
報、輻輳通知情報、ポリシング用パラメータ等はコント
ローラ21fから指定される。逆に各種の状態情報や監
視情報はコントローラ21fへ通知される。
【0107】セルリレーインタフェース21eについて
は、ユーザインタフェース側にOAM制御回路を置く
(ABRサポートの場合、RM制御回路も必要とな
る)。セルリレーの受信側に対してはポリシング回路と
してのUPC回路、セル/パケット廃棄制御回路、そし
てCR−SWでのスイッチングを容易にするタグの設定
機能等がある。
【0108】送信側については輻輳通知(EFCI)機
能やユーザとのインタフェース中のコネクションの識別
のためのVPI/VCIの設定機能が組込まれる。タグ
情報、VPI/VCI情報、輻輳通知情報、ポリシング
用パラメータ等はコントローラ21fから指定される。
逆に各種の状態情報や監視情報はコントローラ21fへ
通知される。
【0109】なお、上記の各インタフェースには、これ
らの回路を総て実装する必要はなく、ユーザ要求に応じ
て実装すればよい。
【0110】次に高速専用線網30の中継ノード31
は、図21に示すように既存システム(FLX等)を、
そのまま使用する。中継ノード間は150M、600
M、2.4G等の光リンクを必要に応じて引く。引き方
はリング状に引き、リンク障害時のプロテクション機能
が有効に働く状態にする。
【0111】また中継ノード31はアクセスユニット2
0に引き出す部分(アド/ドロップ部)は2M×n本と
150M×1本等という組合わせで引き出す事が可能に
なっている。この専用線網の内部パスの設定は上記のネ
ットワークマネージメントシステム37からの制御によ
って設定される。
【0112】またネットワークマネージメントシステム
37とアクセスユニット20間の通信のためのDCC
(Digital Communication Channel)はSDHのオーバヘ
ッド部に予め割当てられている(ITU−T規定)。そ
して中継ノード30でこのチャネルを引出しアクセスユ
ニット20へ接続する。また、この高速専用線網30
は、そのままユーザインタフェース21〜23に接続す
れば、そのままユーザ引込みの高速専用線網として動作
可能である。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る音声
・データ統合通信装置によれば、下記の効果が得られ
る。 (1)パソコンのLANインタフェースボードの変更に
よって、イーサネット上のLANを利用してデータリン
クレベル(MACレイヤ)での良質な音声通信が可能に
なる。この結果、大きなPBXシステムを不要にすると
ともに、机上の電話機や旧来の音声用の線路を不要にす
る。また事業所内での電話連絡に電話番号を不要にする
事で電話番号管理が必要なくなり、DNS/IPアドレ
スだけで済むこととなる。
【0114】(2)LAN上にISDNインタフェース
サーバを設置しISDN回線へ接続する事で、パソコン
端末からLANを介して直接公衆ISDNラインへの接
続が可能になる。
【0115】(3)ユーザ側にADSL多重化装置を置
き、アクセスユニット側にインタフェースを置く事で既
存の音声用のペアワイヤ線をそのまま利用してユーザ側
からの新たなデータ通信要求に対応できる。具体的な例
として、既存インタフェース(ISDNインタフェー
ス)と新規インタフェース(フレームリレーインタフェ
ース、セルリレーインタフェース)をチャネル多重化で
きることとなる。
【0116】(4)ユーザからのISDN回線をADS
Lライン、アクセスネットワーク内の音声処理システム
を利用して既存のエンド交換機に接続する事で、既存の
音声通信システムへの大きな変更なしで従来からの音声
通信サービスをそのまま利用できる。
【0117】(5)ユーザからのフレームリレーをAD
SLラインとアクセスネットワーク内のフレームリレー
スイッチングシステム(PVC)を利用する事でユーザ
端末間におけるフレームリレーデータ通信が可能にな
る。またユーザが既存のフレームリレー通信網の足回り
として専用線を介して接続されている場合、この専用線
の変わりにアクセスネットワーク内フレームリレーシス
テムを利用して既存フレームリレーと接続することが可
能となる。
【0118】(6)ユーザからのセルリレー(ATM)
をADSLラインとアクセスネットワーク内のセルリレ
ースイッチングシステム(PVC)を利用する事でユー
ザ端末間におけるセルリレーデータ通信が可能になる。
例えば、セルリレーインタフェースをサポートしている
ISPと接続する事で高速でのインターネット通信を可
能にでき、ユーザ端末へのMPEGデータ送信や大量の
データベースの高速ダウンロードが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る音声・データ統合通信装置の原理
構成ブロック図である。
【図2】本発明に係る音声・データ統合通信装置の一実
施例を示したブロック図である。
【図3】本発明に係る音声・データ統合通信装置に用い
られるADSL多重化装置における帯域割当例を示した
図である。
【図4】本発明に係る音声・データ統合通信装置に用い
られるパーソナルコンピュータのハードウェア構成例を
示したブロック図である。
【図5】本発明に係る音声・データ統合通信装置に用い
られるISDN音声インタフェースのハードウェア構成
例を示したブロック図である。
【図6】本発明に係る音声・データ統合通信装置に用い
られるパーソナルコンピュータ間の通話処理プロトコル
例を示したシーケンス図である。
【図7】本発明に係る音声・データ統合通信装置におけ
る外線通話処理プロトコル例を示したシーケンス図であ
る。
【図8】本発明に係る音声・データ統合通信装置におけ
る音声データのイーサネットLAN上でのデータ構成例
を示したフォーマット図である。
【図9】本発明に係る音声・データ統合通信装置におけ
る音声データのイーサネットLAN上での正常なデータ
通信例を示したタイムチャート図である。
【図10】本発明に係る音声・データ統合通信装置にお
ける音声データのイーサネットLAN上での無音状態発
生時のデータ通信例を示したタイムチャート図である。
【図11】本発明に係る音声・データ統合通信装置にお
ける音声データのイーサネットLAN上での遅延発生時
のデータ通信例を示したタイムチャート図である。
【図12】本発明に係る音声・データ統合通信装置にお
ける音声データのイーサネットLAN上での無音状態及
び輻輳状態が同時発生した時のデータ通信例を示したタ
イムチャート図である。
【図13】本発明に係る音声・データ統合通信装置にお
ける音声データのフレーム受信処理例を示したフローチ
ャート図である。
【図14】本発明に係る音声・データ統合通信装置に用
いられるADSL多重化装置の構成例を示したブロック
図である。
【図15】本発明に係る音声・データ統合通信装置に用
いられるADSLデータの構成例を示したフォーマット
図である。
【図16】本発明に係る音声・データ統合通信装置に用
いられるV5音声システムにおける接続経路例を示した
ブロック図である。
【図17】本発明に係る音声・データ統合通信装置に用
いられるフレームリレー交換機(FR−SW)における
接続経路例を示したブロック図である。
【図18】本発明に係る音声・データ統合通信装置に用
いられるセルリレー交換機(CR−SW)における接続
経路例を示したブロック図である。
【図19】本発明に係る音声・データ統合通信装置に用
いられるアクセスユニットの構成例を示したブロック図
である。
【図20】本発明に係る音声・データ統合通信装置に用
いられるアクセスユニット中のユーザインタフェースの
構成例を示したブロック図である。
【図21】本発明に係る音声・データ統合通信装置に用
いられるアクセスユニットと高速専用線網中の中継ノー
ドとの関係を示したブロック図である。
【図22】従来の音声・データ通信装置の構成例を示し
たブロック図である。
【図23】従来の音声・データ通信装置を事業所内を含
めて広帯域化した場合の構成例を示したブロック図であ
る。
【図24】従来の音声・データ通信装置を事業所内を含
めて広帯域化した場合の別の構成例を示したブロック図
である。
【図25】従来の音声・データ通信装置におけるインタ
ーネット電話の構成例を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 イーサネットLAN 2 パーソナルコンピュータ 3 ISDN音声インタフェース 4 ISDNルータ 5 フレームリレー(FR)ルータ 6 セルリレー(CR)ルータ 7 ADSL多重化装置 7a,7b CNU 8 アクセスネットワーク 10 狭帯域通信網 12 フレームリレー通信網 14 セルリレー通信網 20,20a〜20c アクセスユニット 21〜23,21c〜21e ユーザインタフェース 24 V5交換機 25 フレームリレー交換機 26 セルリレー交換機 27〜29,27a〜29a アド/ドロップインタフ
ェース 30 高速専用線網(SDHリングネットワーク) 31〜36 中継ノード 37 ネットワークマネージメントシステム(NMS) 40 アクセスユニット 201,301 イーサネットインタフェース 202,302 MACレイヤ制御部 203,303 音声データ送受信バッファ 204,304 無音データエンジン 205,305 セレクタ 206,306 制御部 207,307 データ分割部 208 CODEC 209,212 セレクタ 210 D/A変換器 211 A/D変換器 213,313 データパッキング・無音データ廃棄部 214 インターネット電話用CODEC 215 音声データバッファ制御部 216,316 IP/ARPプロトコルインタフェー
ス 217,317 PC内部データバスインタフェース 218,318 アドレスデコーダ MPU マイクロプロセッサ AB アドレスバス DB データバス IB 割込バス 308 ISDNインタフェースデータ編集部 309 ISDN物理レイヤインタフェース 314 ISDNシグナリング制御回路 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 11/06 H04Q 3/58 101 H04N 7/173 H04L 11/00 310Z H04Q 3/58 101 11/20 102A

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イーサネットLANと外部通信網とを接続
    する音声・データ統合通信装置であって、 該LANに接続され、音声信号をプロセッサを介さずに
    データリンクレベルで送受信するインタフェースを内蔵
    したパーソナルコンピュータと、 該LANに接続され、該パーソナルコンピュータを該外
    部通信網と音声通話接続させるためのISDN音声イン
    タフェースと、 該LAN上のデータ通信を行うとともに該外部通信網と
    のインタフェースを有する各種のルータと、 該ISDN音声インタフェース及び該ルータの入出力デ
    ータを複数チャネルで多重・分離する多重化装置と、 該多重化装置の入出力データを該外部通信網に接続する
    ためのユーザインタフェースを有するアクセスネットワ
    ークと、 を備えたことを特徴とする音声・データ統合通信装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 該アクセスネットワークが、該多重化装置にワイヤ接続
    されたアクセスユニット、及び該アクセスユニットを引
    き込んでリング上に高速光回線を該外部通信網に接続し
    た高速専用線網を構築している中継ノード群と、を含ん
    でいることを特徴とした音声・データ統合通信装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 該パーソナルコンピュータ、該ISDN音声インタフェ
    ース及び該ルータが、相手先アドレスをIPアドレスに
    よって指定することを特徴とした音声・データ統合通信
    装置。
  4. 【請求項4】請求項1又は3において、 該ルータが、公衆網ISDN回線への発着信接続を行う
    ISDNインタフェースを含むことを特徴とした音声・
    データ統合通信装置。
  5. 【請求項5】請求項1又は3において、 該ルータが、フレームリレー回線に接続されるルータを
    含むことを特徴とした音声・データ統合通信装置。
  6. 【請求項6】請求項1又は3において、 該ルータが、セルリレー回線に接続されるルータを含む
    ことを特徴とした音声・データ統合通信装置。
  7. 【請求項7】請求項1又は2において、 該パーソナルコンピュータ及び該ISDN音声インタフ
    ェースが、無音状態におけるデータの同期及び廃棄フレ
    ームを制御する手段を有することを特徴とした音声・デ
    ータ統合通信装置。
  8. 【請求項8】請求項2において、 該アクセスユニットが、該高速専用線網を介して該外部
    通信網としてのISDN通信網へ接続するためのインタ
    フェースを含むことを特徴とした音声・データ統合通信
    装置。
  9. 【請求項9】請求項2において、 該アクセスユニットが、該高速専用線網を介して該外部
    通信網としてのフレームリレー通信網へ接続するための
    インタフェースを含むことを特徴とした音声・データ統
    合通信装置。
  10. 【請求項10】請求項2において、 該アクセスユニットが、該高速専用線網を介して該外部
    通信網としてのセルリレー通信網へ接続するためのイン
    タフェースを含むことを特徴とした音声・データ統合通
    信装置。
  11. 【請求項11】請求項2において、 該フレームリレーのPVCパス、該セルリレーのPVC
    パス、並びに該フレームリレー及びセルリレーにおける
    各種パラメータを該高速専用線網を介して設定するネッ
    トワークマネージメントシステムを有することを特徴と
    した音声・データ統合通信装置。
  12. 【請求項12】イーサネットLANに接続され、音声信
    号をプロセッサを介さずにデータリンクレベルで送受信
    するインタフェースを内蔵した音声・データ統合通信装
    置。
  13. 【請求項13】請求項1乃至12のいずれかにおいて、
    該多重化装置がADSL多重化装置であることを特徴と
    した音声・データ統合通信装置。
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