JPH11261888A - テレビジョン画像の合成方式 - Google Patents
テレビジョン画像の合成方式Info
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- JPH11261888A JPH11261888A JP6315798A JP6315798A JPH11261888A JP H11261888 A JPH11261888 A JP H11261888A JP 6315798 A JP6315798 A JP 6315798A JP 6315798 A JP6315798 A JP 6315798A JP H11261888 A JPH11261888 A JP H11261888A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】クロマキー又はバーチャルスタジオ等における
合成画像において、前景である被写体の影は、ブルーバ
ックの背景画像から被写体を分離抽出する通常のクロマ
キーのパラメータ調整には、高度な技術と経験による調
整を必要し、また影の画像信号領域の抽出にも、更に綿
密で微細な調整と背景の照明の調整を必要とした。ま
た、この方式で抽出される影は、被写体背景のスタジオ
の床又は壁に投影された影であり、合成目的のCG等の
背景画像に家具、柱等の物体がある場合には、投影され
るべき影とは一致しないため、上記課題を容易に解決す
る方式を提供する。 【解決手段】被写体の画像領域の画像信号を、座標変換
処理によってその位置、形状等を変えることにより影の
画像信号として生成して合成し、高画質の合成画像を得
ることができ、また影を投影する仮想光源位置を設定す
ることによって、照明やパラメータの徴細な調整による
多大な時間と労力を要する点を解決し、高画質の合成画
像を得ることができる。
合成画像において、前景である被写体の影は、ブルーバ
ックの背景画像から被写体を分離抽出する通常のクロマ
キーのパラメータ調整には、高度な技術と経験による調
整を必要し、また影の画像信号領域の抽出にも、更に綿
密で微細な調整と背景の照明の調整を必要とした。ま
た、この方式で抽出される影は、被写体背景のスタジオ
の床又は壁に投影された影であり、合成目的のCG等の
背景画像に家具、柱等の物体がある場合には、投影され
るべき影とは一致しないため、上記課題を容易に解決す
る方式を提供する。 【解決手段】被写体の画像領域の画像信号を、座標変換
処理によってその位置、形状等を変えることにより影の
画像信号として生成して合成し、高画質の合成画像を得
ることができ、また影を投影する仮想光源位置を設定す
ることによって、照明やパラメータの徴細な調整による
多大な時間と労力を要する点を解決し、高画質の合成画
像を得ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン、映
画等の番組制作、娯楽設備等に利用されるテレビジョン
画像の合成に係り、特に影撮影用光源テレビジョンカメ
ラを用いて、合成画像の前景となる被写体に基づく影を
生成し、合成画面に付加するテレビジョン画像合成方式
に関する。
画等の番組制作、娯楽設備等に利用されるテレビジョン
画像の合成に係り、特に影撮影用光源テレビジョンカメ
ラを用いて、合成画像の前景となる被写体に基づく影を
生成し、合成画面に付加するテレビジョン画像合成方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョンの番組制作などで人物その
他の被写体画像を、その背景画像より切り抜き抽出し、
それとは別に、撮影又はCG(コンピュータグラフィッ
クス)で作成された背景画像にはめ込み合成する技術は
広く使用されている。また、従来より合成方式における
被写体の抽出装置としては、クロマキー装置が多用され
ているが、切り抜き抽出すべき被写体は、キャスター等
の人物であることが多いことから、通常は肌色の補色で
あるブルーバック(クロマキーバック)を背景にして、
その前景として撮影し、画像信号における色の相違によ
るレベル差を利用して被写体の画像領域を示すキー信号
が作られ、それをはめ込んで合成される。
他の被写体画像を、その背景画像より切り抜き抽出し、
それとは別に、撮影又はCG(コンピュータグラフィッ
クス)で作成された背景画像にはめ込み合成する技術は
広く使用されている。また、従来より合成方式における
被写体の抽出装置としては、クロマキー装置が多用され
ているが、切り抜き抽出すべき被写体は、キャスター等
の人物であることが多いことから、通常は肌色の補色で
あるブルーバック(クロマキーバック)を背景にして、
その前景として撮影し、画像信号における色の相違によ
るレベル差を利用して被写体の画像領域を示すキー信号
が作られ、それをはめ込んで合成される。
【0003】上記、従来の画像合成方式構成の一例を図
を参照して説明する。図5は従来の画像合成方式の構成
図、である。図において、1は被写体(人物)、2はブ
ルーバック等の背景(壁、床)、3はスタジオカメラ
(スタジオ用カラーテレビジョンカメラ)、4は抽出装
置(クロマキー装置)、5は被写体画像信号、6は被写
体キー信号、7は入力端子、8は背景画像信号、9は合
成装置、10は出力端子、11は合成画像信号、12は
合成画像、16は画像信号を示す。被写体1はブルーバ
ック等の背景2の前の前景としてスタジオカメラ3によ
り撮影される。そして、その画像信号16は抽出装置4
に入力され、背景2との色の相違により、クロマキー等
の手法によって抽出された被写体1の領域の被写体画像
信号5は、その背景部分は黒信号に置き換えられて出力
され、合成装置9に入力される。また、被写体部分の領
域を示すキー信号6も、抽出装置4により抽出生成され
て合成装置9に入力される。この信号によって、入力端
子7より入力された撮影又はCG等で作成された合成画
像12用の背景画像信号8に、被写体1の画像信号がは
め込まれ、合成装置9により合成処理された後、出力端
子10より合成画像信号11が出力され、合成画像12
を得ることができる。
を参照して説明する。図5は従来の画像合成方式の構成
図、である。図において、1は被写体(人物)、2はブ
ルーバック等の背景(壁、床)、3はスタジオカメラ
(スタジオ用カラーテレビジョンカメラ)、4は抽出装
置(クロマキー装置)、5は被写体画像信号、6は被写
体キー信号、7は入力端子、8は背景画像信号、9は合
成装置、10は出力端子、11は合成画像信号、12は
合成画像、16は画像信号を示す。被写体1はブルーバ
ック等の背景2の前の前景としてスタジオカメラ3によ
り撮影される。そして、その画像信号16は抽出装置4
に入力され、背景2との色の相違により、クロマキー等
の手法によって抽出された被写体1の領域の被写体画像
信号5は、その背景部分は黒信号に置き換えられて出力
され、合成装置9に入力される。また、被写体部分の領
域を示すキー信号6も、抽出装置4により抽出生成され
て合成装置9に入力される。この信号によって、入力端
子7より入力された撮影又はCG等で作成された合成画
像12用の背景画像信号8に、被写体1の画像信号がは
め込まれ、合成装置9により合成処理された後、出力端
子10より合成画像信号11が出力され、合成画像12
を得ることができる。
【0004】また、バーチャルスタジオのように、人物
等の被写体1が動き回る3次元空間を必要とする場合に
は、スタジオの壁及び床をブルーバック等の背景2と
し、かつ均一な照明が望ましい。照明が不均一である
と、ある程度は抽出装置4(クロマキー装置)の抽出操
作のパラメータ設定で対応できるが、抽出した被写体1
の境界部分が乱れて不自然になる等の現象が起き易く、
より高品質の合成画像12を得るには、照明の照度と方
向の調整及び前記抽出装置4のパラメータ調整を繰り返
し行なう必要があり、高度の技術と経験が要求される。
さらに、画像合成の品質に係る重要な要素として、被写
体1の影が違和感無く合成画像12に表現されるかがあ
り、これらが無いと被写体1が接地感に欠けて浮いた感
じとなってしまう。
等の被写体1が動き回る3次元空間を必要とする場合に
は、スタジオの壁及び床をブルーバック等の背景2と
し、かつ均一な照明が望ましい。照明が不均一である
と、ある程度は抽出装置4(クロマキー装置)の抽出操
作のパラメータ設定で対応できるが、抽出した被写体1
の境界部分が乱れて不自然になる等の現象が起き易く、
より高品質の合成画像12を得るには、照明の照度と方
向の調整及び前記抽出装置4のパラメータ調整を繰り返
し行なう必要があり、高度の技術と経験が要求される。
さらに、画像合成の品質に係る重要な要素として、被写
体1の影が違和感無く合成画像12に表現されるかがあ
り、これらが無いと被写体1が接地感に欠けて浮いた感
じとなってしまう。
【0005】次に、合成画面において被写体1の影を表
現するには、 .照明によりスタジオの床(ブルーバック等の背景
2)等にできた被写体1の影の領域を、影のキー信号と
して画像信号16より抽出生成し、前記影の領域の画像
信号は黒画像信号に変換して背景画像と合成する(図示
せず)。この影の表現方式は、前述したように、影をブ
ルーバックの床(ブルーバック等の背景2)より抽出す
る揚合の抽出装置4(クロマキー装置)の調整は通常の
調整より困難を伴い、照明とクロマキーのパラメータ調
整を繰り返し綿密に行なう必要がある。
現するには、 .照明によりスタジオの床(ブルーバック等の背景
2)等にできた被写体1の影の領域を、影のキー信号と
して画像信号16より抽出生成し、前記影の領域の画像
信号は黒画像信号に変換して背景画像と合成する(図示
せず)。この影の表現方式は、前述したように、影をブ
ルーバックの床(ブルーバック等の背景2)より抽出す
る揚合の抽出装置4(クロマキー装置)の調整は通常の
調整より困難を伴い、照明とクロマキーのパラメータ調
整を繰り返し綿密に行なう必要がある。
【0006】.バーチャルスタジオにおいては、合成
画像12の前景となる被写体1と、背景の3次元CG画
像との関係における違和感をなくすために、CGの3次
元空間における仮想カメラの位置及び、ロール(傾
き)、パン、ティルト、ズーム等の撮影条件をスタジオ
カメラに一致、連動させる必要がある。そのため、スタ
ジオカメラ3及び、被写体1の基準位置を決め、3次元
CGの各点の位置情報を決めたうえで、それに対するス
タジオカメラ3の移動、ロール、パン、ティルト、ズー
ム等の情報をセンサ等で検出する。この方式には、 1).被写体撮影用カメラ装置(スタジオカメラ3)の
位置情報及びロール、パン、ティルト、ズーム等の画角
情報を、前記スタジオカメラ3に取り付けたセンサ等に
より測定する方式、あるいは、 2).ブルーバック(ブルーバック等の背景2)の色を
複数色のブルーとして、例えば格子縞等の情報パタンを
描いておき、この画像信号16中のパタン情報を認識す
ることによって、カメラ装置(スタジオカメラ3)の前
記位置、画角情報を得るパタン情報方式、があり、これ
らの情報に基づいてCG装置におけるコンピュータによ
り各画素の移動を計算し仮想カメラの撮影条件をスタジ
オカメラ3と同じにする(図示せず)。上記において、
後者 2).項のパタン情報による方式は、既設のカメ
ラ装置をそのまま使用でき、またハンディカメラも使用
できる特徴ある優れた方式であるが、複数色のブルーの
情報パタンが描かれた背景の映像信号から被写体の抽出
に加えて、その影の領域をクロマキーのパラメータ調整
で抽出することは、きわめて困難である。
画像12の前景となる被写体1と、背景の3次元CG画
像との関係における違和感をなくすために、CGの3次
元空間における仮想カメラの位置及び、ロール(傾
き)、パン、ティルト、ズーム等の撮影条件をスタジオ
カメラに一致、連動させる必要がある。そのため、スタ
ジオカメラ3及び、被写体1の基準位置を決め、3次元
CGの各点の位置情報を決めたうえで、それに対するス
タジオカメラ3の移動、ロール、パン、ティルト、ズー
ム等の情報をセンサ等で検出する。この方式には、 1).被写体撮影用カメラ装置(スタジオカメラ3)の
位置情報及びロール、パン、ティルト、ズーム等の画角
情報を、前記スタジオカメラ3に取り付けたセンサ等に
より測定する方式、あるいは、 2).ブルーバック(ブルーバック等の背景2)の色を
複数色のブルーとして、例えば格子縞等の情報パタンを
描いておき、この画像信号16中のパタン情報を認識す
ることによって、カメラ装置(スタジオカメラ3)の前
記位置、画角情報を得るパタン情報方式、があり、これ
らの情報に基づいてCG装置におけるコンピュータによ
り各画素の移動を計算し仮想カメラの撮影条件をスタジ
オカメラ3と同じにする(図示せず)。上記において、
後者 2).項のパタン情報による方式は、既設のカメ
ラ装置をそのまま使用でき、またハンディカメラも使用
できる特徴ある優れた方式であるが、複数色のブルーの
情報パタンが描かれた背景の映像信号から被写体の抽出
に加えて、その影の領域をクロマキーのパラメータ調整
で抽出することは、きわめて困難である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、クロ
マキー又はバーチャルスタジオ等における合成画像にお
いて、前景である被写体の影については、表現に違和感
のないことが、画像の品質に係る重要な要素であり、こ
れが満たされていないと、被写体の画像が接地感に欠け
て浮いた感じとなり、不自然な画像になってしまう。ま
た、ブルーバックの背景画像から被写体を分離抽出する
通常のクロマキーのパラメータ調整においては、高度な
技術と経験による調整を要するものであり、これに加え
て、影の画像信号の領域を抽出するためには更に綿密で
微細な調整と背景の照明の調整が必要となる。したがっ
て、影の境界部分は乱れ易く、品質の良い画像信号を得
ることは困難であり、特に前述のような格子縞等の情報
パタンが描かれたブルーバックの背景からの影の抽出は
極めて困難である。さらに、従来、クロマキー又はバー
チャルスタジオの装置は非常に高価であり、単位時間あ
たりの運用経費も高額となるが、前述のように被写体の
影を違和感なく表現しようとすると、さらに多大な時間
と労力を要して番組等の制作コストも高額となってしま
う。また、前述の方式で抽出される影は、あくまでも前
記被写体の背景であるスタジオの床又は壁に投影された
影であって、合成されるべきCG等の背景画像に机等の
家具、柱その他の物体がある場合には、これに投影され
るべき影とは一致しないことになる。したがって、本発
明では、上記の課題を容易に解決する方式を提供する。
マキー又はバーチャルスタジオ等における合成画像にお
いて、前景である被写体の影については、表現に違和感
のないことが、画像の品質に係る重要な要素であり、こ
れが満たされていないと、被写体の画像が接地感に欠け
て浮いた感じとなり、不自然な画像になってしまう。ま
た、ブルーバックの背景画像から被写体を分離抽出する
通常のクロマキーのパラメータ調整においては、高度な
技術と経験による調整を要するものであり、これに加え
て、影の画像信号の領域を抽出するためには更に綿密で
微細な調整と背景の照明の調整が必要となる。したがっ
て、影の境界部分は乱れ易く、品質の良い画像信号を得
ることは困難であり、特に前述のような格子縞等の情報
パタンが描かれたブルーバックの背景からの影の抽出は
極めて困難である。さらに、従来、クロマキー又はバー
チャルスタジオの装置は非常に高価であり、単位時間あ
たりの運用経費も高額となるが、前述のように被写体の
影を違和感なく表現しようとすると、さらに多大な時間
と労力を要して番組等の制作コストも高額となってしま
う。また、前述の方式で抽出される影は、あくまでも前
記被写体の背景であるスタジオの床又は壁に投影された
影であって、合成されるべきCG等の背景画像に机等の
家具、柱その他の物体がある場合には、これに投影され
るべき影とは一致しないことになる。したがって、本発
明では、上記の課題を容易に解決する方式を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記に鑑み
鋭意研究の結果、被写体の画像領域の画像信号を座標変
換処理によってその位置、形状等を変えることにより影
の画像信号として生成して合成し、高画質の合成画像を
得ることができ、また、影を投影する仮想光源位置を設
定することによって、前記照明やパラメータの徴細な調
整による多大な時間と労力を要する欠点を解決して、高
画質の合成画像を得ることができた。以下にその手段を
記述する。 (1)合成画像の前景となる被写体の画像信号と、被写
体の画像領域を示すキー信号とを、被写体の背景画像よ
り分離抽出し、前記被写体の画像及び異なる背景画像と
を合成する手段を備えた画像合成方式において、画像信
号の座標変換手段を備え、影撮影用光源テレビジョンカ
メラの出力画像信号より抽出した、被写体画像領域に基
づくキー信号を、スタジオ用テレビジョンカメラの位
置、方向及び画角に基づく被写体画像に適応したキー信
号として座標変換することにより、被写体の影を生成し
て合成することを特徴とするテレビジョン画像合成方
式。 (2)低域通過フィルタを備え、影を合成するためのキ
ー信号の波形を鈍らせることを特徴とする前記(1)項
に記載のテレビジョン画像合成方式。 (3)キー信号レベルを傾斜的に変化する手段を備え、
影の透過度を接地点を基に傾斜的に変化させることを特
徴とした(1)項又は(2)項に記載のテレビジョン画
像合成方式。
鋭意研究の結果、被写体の画像領域の画像信号を座標変
換処理によってその位置、形状等を変えることにより影
の画像信号として生成して合成し、高画質の合成画像を
得ることができ、また、影を投影する仮想光源位置を設
定することによって、前記照明やパラメータの徴細な調
整による多大な時間と労力を要する欠点を解決して、高
画質の合成画像を得ることができた。以下にその手段を
記述する。 (1)合成画像の前景となる被写体の画像信号と、被写
体の画像領域を示すキー信号とを、被写体の背景画像よ
り分離抽出し、前記被写体の画像及び異なる背景画像と
を合成する手段を備えた画像合成方式において、画像信
号の座標変換手段を備え、影撮影用光源テレビジョンカ
メラの出力画像信号より抽出した、被写体画像領域に基
づくキー信号を、スタジオ用テレビジョンカメラの位
置、方向及び画角に基づく被写体画像に適応したキー信
号として座標変換することにより、被写体の影を生成し
て合成することを特徴とするテレビジョン画像合成方
式。 (2)低域通過フィルタを備え、影を合成するためのキ
ー信号の波形を鈍らせることを特徴とする前記(1)項
に記載のテレビジョン画像合成方式。 (3)キー信号レベルを傾斜的に変化する手段を備え、
影の透過度を接地点を基に傾斜的に変化させることを特
徴とした(1)項又は(2)項に記載のテレビジョン画
像合成方式。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、テレビジョン画像合成
方式において、座標変換処理機能を有する特殊効果装置
と同様な機能である生成装置を備えたことを特徴とし、
ブルーバック等の背景画像から前記抽出装置により抽出
された被写体の領域の画像信号及びキー信号を目的とす
る影の位置、形状となるように、2次元又は3次元の座
標変換処理を行なうことにより、影の画像を生成し、高
品質の合成画像を得るものである。前記特殊効果装置は
一般にテレビジョン方式で使用されており、画像信号を
座標変換することにより画像の回転、反転、移動、縮
小、拡大、スキュー、パースペクテブ、その他デフォー
カス効果等の処理を行なう機能を有する。
方式において、座標変換処理機能を有する特殊効果装置
と同様な機能である生成装置を備えたことを特徴とし、
ブルーバック等の背景画像から前記抽出装置により抽出
された被写体の領域の画像信号及びキー信号を目的とす
る影の位置、形状となるように、2次元又は3次元の座
標変換処理を行なうことにより、影の画像を生成し、高
品質の合成画像を得るものである。前記特殊効果装置は
一般にテレビジョン方式で使用されており、画像信号を
座標変換することにより画像の回転、反転、移動、縮
小、拡大、スキュー、パースペクテブ、その他デフォー
カス効果等の処理を行なう機能を有する。
【0010】まず、本発明装置の生成装置8において行
なう座標変換手段について説明する。画像内の任意のピ
クセル位置は(X,Y)の2次元で表現され入力、出力
ともに2次元画像の場合に入力画像の任意のピクセル
(x,y)が出力画像のピクセル(x’, y’)に写像
されるとすると、次のようになる。 上式において、fは任意のピクセル(x,y)の写像位
置で、出力画像のピクセルx軸の位置を示し、gは任意
のピクセル(x,y)の写像位置で、出力画像のピクセ
ルy軸の位置を示す。また、3次元回転、移動、縮小
(拡大)、スキュー等の座標変換は、入力画像の任意の
ピクセル(x,y)が出力画像(x’,y’)に写像さ
れると、3×3射影変換行列で下記のように表わされ
る。数1は2次元画像入力を座標変換し3次元出力画像
に写像した数式を示す。
なう座標変換手段について説明する。画像内の任意のピ
クセル位置は(X,Y)の2次元で表現され入力、出力
ともに2次元画像の場合に入力画像の任意のピクセル
(x,y)が出力画像のピクセル(x’, y’)に写像
されるとすると、次のようになる。 上式において、fは任意のピクセル(x,y)の写像位
置で、出力画像のピクセルx軸の位置を示し、gは任意
のピクセル(x,y)の写像位置で、出力画像のピクセ
ルy軸の位置を示す。また、3次元回転、移動、縮小
(拡大)、スキュー等の座標変換は、入力画像の任意の
ピクセル(x,y)が出力画像(x’,y’)に写像さ
れると、3×3射影変換行列で下記のように表わされ
る。数1は2次元画像入力を座標変換し3次元出力画像
に写像した数式を示す。
【0011】
【数1】
【0012】上記を模式図にて以下に示す。図1は本発
明に係る入力画像を3次元の出力画像で表した模式図で
あり、(イ)図は入力画像、(ロ)図は変換後の出力画
像を示す。図において、17は入力画像、20は出力画
像、23は画像記号、25は出力画像枠を示す。図示し
たように、入力画像(イ)図における入力画像の任意の
ピクセル(x,y)点及び記号Aは、変換されて、出力
画像(ロ)図における出力画像のピクセル(x’,
y’)及び記号Aの位置に写像される。したがって、1
枚の画像を細かく分割し、その1枚1枚に上記式を適用
すれば、入力画像を球や立方体等の3次元形状をもつ物
体にマッピングすることも可能であり、前述の影が背景
画像内の机、家具、柱等の物体に投影されているかのよ
うに生成することが可能である。
明に係る入力画像を3次元の出力画像で表した模式図で
あり、(イ)図は入力画像、(ロ)図は変換後の出力画
像を示す。図において、17は入力画像、20は出力画
像、23は画像記号、25は出力画像枠を示す。図示し
たように、入力画像(イ)図における入力画像の任意の
ピクセル(x,y)点及び記号Aは、変換されて、出力
画像(ロ)図における出力画像のピクセル(x’,
y’)及び記号Aの位置に写像される。したがって、1
枚の画像を細かく分割し、その1枚1枚に上記式を適用
すれば、入力画像を球や立方体等の3次元形状をもつ物
体にマッピングすることも可能であり、前述の影が背景
画像内の机、家具、柱等の物体に投影されているかのよ
うに生成することが可能である。
【0013】次に、本発明に係る合成画面について説明
する。図2は本発明に係る合成画面説明図、であり、
(イ)図は座標変換パラメータを人物の足元を中心に合
わせて設定した状態図。(ロ)図は人物が画面の下方に
移動した場合、座標変換の中心が人物の足元より外れた
図、である。図において、18は人物、19は足元(接
地点)、21は人物の影、22は人物の移動方向を示
す。影21を生成する座標変換は、画像全体に対し行わ
れるので、そのパラメータが固定値だと被写体、例えば
人物18の移動に対して追従できない。合成画面(イ)
図では座標変換パラメータを前記人物18の接地点1
9、すなわち足元を中心に合わせて設定した状態であっ
て、人物18の足元19(接地点)より影21が発生し
ているが、前記パラメータが固定であると、人物18が
画面の下方向22に移動した場合は、座標変換の中心足
元19は、合成画面(ロ)図のように人物18の足元1
9より外れてしまう。
する。図2は本発明に係る合成画面説明図、であり、
(イ)図は座標変換パラメータを人物の足元を中心に合
わせて設定した状態図。(ロ)図は人物が画面の下方に
移動した場合、座標変換の中心が人物の足元より外れた
図、である。図において、18は人物、19は足元(接
地点)、21は人物の影、22は人物の移動方向を示
す。影21を生成する座標変換は、画像全体に対し行わ
れるので、そのパラメータが固定値だと被写体、例えば
人物18の移動に対して追従できない。合成画面(イ)
図では座標変換パラメータを前記人物18の接地点1
9、すなわち足元を中心に合わせて設定した状態であっ
て、人物18の足元19(接地点)より影21が発生し
ているが、前記パラメータが固定であると、人物18が
画面の下方向22に移動した場合は、座標変換の中心足
元19は、合成画面(ロ)図のように人物18の足元1
9より外れてしまう。
【0014】上記の課題に対する第1の方式。人物18
の移動に影21を追従させるための第1の方式は、被写
体の足元19(接地点)、すなわち被写体が人物18の
場合は、足元19についての画像内での2次元座標を、
キー信号における足元19に該当する位置から検出し、
その座標を変換の中心とする方式である。この場合は2
次元での計算となるので、3次元的に矛盾の無い影を生
成することはできないが、見た目で自然な感じになるよ
うに簡単に設定することができる。図2の(ハ)図及び
(ニ)図によって上記説明の事例を示す(ハ)図は、座
標変換パラメータを、人物の足元を中心に合わせて設定
した状態図、(ニ)図は、人物が下方に移動しても影は
被写体の人物に追従する状態図、をそれぞれ示す。図に
示したように、合成画面(ハ)図における被写体の人物
が移動しても、合成画面(ニ)図のように影は被写体の
人物に追従する。
の移動に影21を追従させるための第1の方式は、被写
体の足元19(接地点)、すなわち被写体が人物18の
場合は、足元19についての画像内での2次元座標を、
キー信号における足元19に該当する位置から検出し、
その座標を変換の中心とする方式である。この場合は2
次元での計算となるので、3次元的に矛盾の無い影を生
成することはできないが、見た目で自然な感じになるよ
うに簡単に設定することができる。図2の(ハ)図及び
(ニ)図によって上記説明の事例を示す(ハ)図は、座
標変換パラメータを、人物の足元を中心に合わせて設定
した状態図、(ニ)図は、人物が下方に移動しても影は
被写体の人物に追従する状態図、をそれぞれ示す。図に
示したように、合成画面(ハ)図における被写体の人物
が移動しても、合成画面(ニ)図のように影は被写体の
人物に追従する。
【0015】次に本発明に係る画像信号の各種の処理手
段について説明する。 、低域通過フィルタについて、 画像信号は低域通過フィルタを通過させることにより、
レンズの焦点をずらしたようなデフォーカス効果を行う
ことができ、キー信号についてこれを行えばキー信号の
波形が鈍り、輪郭がソフトで自然な影を生成することが
できる。 、キー信号レベルの透過度の調整について、 キー信号は0%から100%のレベル値を示し、前記合
成装置において例えば0%では背景画像のみが、100
%では影の画像のみがキー信号の領域において出力さ
れ、0%から100%までの間ではそのレベル値に比例
した率により背景画像と影の画像とが混合され両者の間
の透過度となって出力される。前述したように、生成さ
れる影の領域の映像信号は通常は黒信号に変換し、被写
体の映像信号をそのまま使用して、合成装置により背景
画像、影の画像、被写体画像の順番で合成し、前記キー
信号レベルの適度な透過度調整によって影を付加するこ
とにより、自然で高品質の合成画像を得ることができ
る。 、キー信号レベルの傾斜的な変化手段について、 上記の場合、影の画像領域をすべて均一な透過度とせ
ず、例えば人影の場合、足元の影又は反射は濃くし、足
元から離れるほど薄くなるようにキー信号のレベルを傾
斜的に変化させることにより、更に自然な影又は反射を
得ることができる。
段について説明する。 、低域通過フィルタについて、 画像信号は低域通過フィルタを通過させることにより、
レンズの焦点をずらしたようなデフォーカス効果を行う
ことができ、キー信号についてこれを行えばキー信号の
波形が鈍り、輪郭がソフトで自然な影を生成することが
できる。 、キー信号レベルの透過度の調整について、 キー信号は0%から100%のレベル値を示し、前記合
成装置において例えば0%では背景画像のみが、100
%では影の画像のみがキー信号の領域において出力さ
れ、0%から100%までの間ではそのレベル値に比例
した率により背景画像と影の画像とが混合され両者の間
の透過度となって出力される。前述したように、生成さ
れる影の領域の映像信号は通常は黒信号に変換し、被写
体の映像信号をそのまま使用して、合成装置により背景
画像、影の画像、被写体画像の順番で合成し、前記キー
信号レベルの適度な透過度調整によって影を付加するこ
とにより、自然で高品質の合成画像を得ることができ
る。 、キー信号レベルの傾斜的な変化手段について、 上記の場合、影の画像領域をすべて均一な透過度とせ
ず、例えば人影の場合、足元の影又は反射は濃くし、足
元から離れるほど薄くなるようにキー信号のレベルを傾
斜的に変化させることにより、更に自然な影又は反射を
得ることができる。
【0016】前記課題に対する第2の方式。 第2の方式は、影に関し、スタジオ内で3次元座標を設
定し、被写体の影を発生させるべき光源の仮想的位置
に、影を生成するために、影撮影用テレビジョンカメラ
(光源カメラ)を設置し、影用の抽出装置により、影用
被写体画像信号及び影用キー信号を抽出して生成装置に
入力する。以下その作用を、図3に基づいて説明する。
定し、被写体の影を発生させるべき光源の仮想的位置
に、影を生成するために、影撮影用テレビジョンカメラ
(光源カメラ)を設置し、影用の抽出装置により、影用
被写体画像信号及び影用キー信号を抽出して生成装置に
入力する。以下その作用を、図3に基づいて説明する。
【0017】図3は本発明に係る光源カメラによる影の
生成説明図、である。図3の(イ)図は、スタジオにお
ける光源カメラ及びスタジオカメラによる撮影と、人物
と影とを生成した合成画像図である。(ロ)図は、光源
カメラの撮影画像図。(ハ)図は、座標変換された影の
画像図。(ニ)図は、人物と影の合成画像図。(ホ)図
は、スタジオカメラの撮影画像図、をそれぞれ示す。上
記(イ〜ホ)図において、24は光源カメラ、26は光
源カメラによる影の撮影画像、27は座標変換された影
の画像、28は人物と影の合成画像、29はスタジオカ
メラの撮影画像、Aは被写体表面上の点、Bは床面の
点、Cは光源カメラの被写体画像上の点を示す。(イ)
図において、被写体の人物18の影21は、光源から照
射された光が人物18に遮られることにより発生するも
のであるから、その光源の位置に光源カメラ24を設置
して人物18を撮影すれば、その画像における被写体像
は、床面に投影された前記人物18の影21の画像領域
と同一である。光源は点光源と仮定し、例えば光源から
照射され被写体表面上の点Aを通過した光線は、床面の
B点に照射し、光源カメラの撮影画像において、前記点
Aと同部分である光源カメラの被写体画像上の点をCと
すると、A,B,C点は一直線上にあり被写体表面の他
の部分に関しても同様である。(ロ)図に、光源カメラ
による影の撮影画像26を示した。図は人物18の側面
からの撮影による影の立像である。
生成説明図、である。図3の(イ)図は、スタジオにお
ける光源カメラ及びスタジオカメラによる撮影と、人物
と影とを生成した合成画像図である。(ロ)図は、光源
カメラの撮影画像図。(ハ)図は、座標変換された影の
画像図。(ニ)図は、人物と影の合成画像図。(ホ)図
は、スタジオカメラの撮影画像図、をそれぞれ示す。上
記(イ〜ホ)図において、24は光源カメラ、26は光
源カメラによる影の撮影画像、27は座標変換された影
の画像、28は人物と影の合成画像、29はスタジオカ
メラの撮影画像、Aは被写体表面上の点、Bは床面の
点、Cは光源カメラの被写体画像上の点を示す。(イ)
図において、被写体の人物18の影21は、光源から照
射された光が人物18に遮られることにより発生するも
のであるから、その光源の位置に光源カメラ24を設置
して人物18を撮影すれば、その画像における被写体像
は、床面に投影された前記人物18の影21の画像領域
と同一である。光源は点光源と仮定し、例えば光源から
照射され被写体表面上の点Aを通過した光線は、床面の
B点に照射し、光源カメラの撮影画像において、前記点
Aと同部分である光源カメラの被写体画像上の点をCと
すると、A,B,C点は一直線上にあり被写体表面の他
の部分に関しても同様である。(ロ)図に、光源カメラ
による影の撮影画像26を示した。図は人物18の側面
からの撮影による影の立像である。
【0018】次に、光源カメラ24及びスタジオカメラ
3についての位置、画角情報を前記生成装置に入力し、
光源カメラ24の画像に基づいて抽出生成された前記被
写体18の画像領域について、前記生成装置で座標変換
処理することにより、スタジオカメラ3で撮影された画
像に適応した影21として変換することができる。
(ハ)図に、座標変換された影の画像27を示し、
(ホ)図に、スタジオカメラの撮影画像図29を示し、
そして、(ニ)図に人物と影の合成画像を28を示し
た。この方式では、影21を発生させる光源に基づいた
完全な3次元モデルで計算することができるため、3次
元的に完全な影を生成することができ、背景画像内に存
在する机等の家具、柱等の物体(図示せず)の配置のデ
ータを生成装置に入力して、コンピュータ処理を行なう
ことにより、それらの物体に前景である被写体の影が投
影されているかのように合成処理を行なうことができ
る。
3についての位置、画角情報を前記生成装置に入力し、
光源カメラ24の画像に基づいて抽出生成された前記被
写体18の画像領域について、前記生成装置で座標変換
処理することにより、スタジオカメラ3で撮影された画
像に適応した影21として変換することができる。
(ハ)図に、座標変換された影の画像27を示し、
(ホ)図に、スタジオカメラの撮影画像図29を示し、
そして、(ニ)図に人物と影の合成画像を28を示し
た。この方式では、影21を発生させる光源に基づいた
完全な3次元モデルで計算することができるため、3次
元的に完全な影を生成することができ、背景画像内に存
在する机等の家具、柱等の物体(図示せず)の配置のデ
ータを生成装置に入力して、コンピュータ処理を行なう
ことにより、それらの物体に前景である被写体の影が投
影されているかのように合成処理を行なうことができ
る。
【0019】次に、本発明の実施例を、構成図に基づい
て説明する。図4は、本発明に係る人物と影の画像合成
方式の構成図、の事例である。図において、13はカメ
ラデータ検出装置、14は影抽出装置、15は影用被写
体キー信号、30は生成装置を示す。本実施例は、影に
関するものであり、被写体1はブルーバツク等のスタジ
オの背景2の前でタジオカメラ3により撮影され、その
画像信号は、抽出装置4で背景部分は黒信号等に変えら
れた被写体1の画像信号5と、被写体1用キー信号6と
がクロマキーの手法により抽出され合成装置9に入力さ
れる。また、影を発生させる仮想的な光源の位置に設置
した前述の光源カメラ(影撮影用テレビジョンカメラ)
24の画像信号は、影抽出装置14により、被写体1の
画像領域を示す影用被写体キー信号15が抽出されて、
生成装置30に入力される。
て説明する。図4は、本発明に係る人物と影の画像合成
方式の構成図、の事例である。図において、13はカメ
ラデータ検出装置、14は影抽出装置、15は影用被写
体キー信号、30は生成装置を示す。本実施例は、影に
関するものであり、被写体1はブルーバツク等のスタジ
オの背景2の前でタジオカメラ3により撮影され、その
画像信号は、抽出装置4で背景部分は黒信号等に変えら
れた被写体1の画像信号5と、被写体1用キー信号6と
がクロマキーの手法により抽出され合成装置9に入力さ
れる。また、影を発生させる仮想的な光源の位置に設置
した前述の光源カメラ(影撮影用テレビジョンカメラ)
24の画像信号は、影抽出装置14により、被写体1の
画像領域を示す影用被写体キー信号15が抽出されて、
生成装置30に入力される。
【0020】一方、スタジオカメラ3及び光源カメラ2
4の、スタジオ内の3次元座標における位置及び方向、
画角情報のカメラデータは、前記カメラ装置に装備した
機械的センサにより、又は画像信号中のブルーバックの
背景2に描いたパタン情報を認識して計算する手段によ
って、カメラデータ検出情報13により検出され、生成
装置30に入力される。この場合、光源カメラ24の位
置、画角は固定であるとすれば、この光源カメラ24に
関するカメラデータは不要であって、前記位置、画角情
報のデータを生成装置30に入力すればよく、また最終
的に合成される背景画像に存在する机等の家具、柱等の
物体の3次元形状、配置のデータをあらかじめ生成装置
30に入力しておいて、コンピュータによる計算処理を
行うことにより、あたかもその物体に影が落ちているよ
うな効果とすることができる。生成装置30では、スタ
ジオカメラ3の位置、画角情報と、入力されている前記
3次元形状、配置データより、スタジオカメラ3の画像
内の任意のピクセルに3次元モデル内のどの座標が映り
込んでいるかを計算し、そして次に3次元モデル内の座
標が光源カメラ24のどのピクセルに映り込んでいるか
を計算する。このような座標変換処理を行なうことによ
り、完全に被写体に追従し、しかも、3次元的に矛盾の
無い影のキー信号を生成することが可能となり、座標変
換機能によって付加すべき影の位置、形状となるように
変換処理が行われ、影用のキー信号として生成され合成
装置9に入力される。
4の、スタジオ内の3次元座標における位置及び方向、
画角情報のカメラデータは、前記カメラ装置に装備した
機械的センサにより、又は画像信号中のブルーバックの
背景2に描いたパタン情報を認識して計算する手段によ
って、カメラデータ検出情報13により検出され、生成
装置30に入力される。この場合、光源カメラ24の位
置、画角は固定であるとすれば、この光源カメラ24に
関するカメラデータは不要であって、前記位置、画角情
報のデータを生成装置30に入力すればよく、また最終
的に合成される背景画像に存在する机等の家具、柱等の
物体の3次元形状、配置のデータをあらかじめ生成装置
30に入力しておいて、コンピュータによる計算処理を
行うことにより、あたかもその物体に影が落ちているよ
うな効果とすることができる。生成装置30では、スタ
ジオカメラ3の位置、画角情報と、入力されている前記
3次元形状、配置データより、スタジオカメラ3の画像
内の任意のピクセルに3次元モデル内のどの座標が映り
込んでいるかを計算し、そして次に3次元モデル内の座
標が光源カメラ24のどのピクセルに映り込んでいるか
を計算する。このような座標変換処理を行なうことによ
り、完全に被写体に追従し、しかも、3次元的に矛盾の
無い影のキー信号を生成することが可能となり、座標変
換機能によって付加すべき影の位置、形状となるように
変換処理が行われ、影用のキー信号として生成され合成
装置9に入力される。
【0021】
【発明の効果】本願発明によれば、次のような優れた効
果が発揮される。 1.本発明の請求項1の発明によれば、 画像信号の座標変換手段を備え、影撮影用光源テレビジ
ョンカメラの出力画像信号より抽出した被写体画像領域
に基づくキー信号を、スタジオ用テレビジョンカメラの
位置、方向及び画角に基づく被写体画像に適応したキー
信号として座標変換することにより、被写体の影を生成
して画像を合成する画像方式としたため、被写体の移動
に追従した被写体の影を生成して合成をすることができ
る。このため、従来の影を実際の画像信号から抽出する
方法は、その境界部分が乱れて不自然になりやすくか
つ、照明やパラメータの微細な調整により、多大な時間
と労力を要していたが、本発明によれば高画質な合成画
像を、容易に得ることができる。 2.請求項2の発明によれば、 低域通過フィルタを備え、影を合成するためのキー信号
の波形を鈍らせることによって、レンズの焦点をずらし
たようなデフォーカス効果を行うことができ、輪郭がソ
フトで自然な影を生成することができる。 3.請求項3の発明によれば、 キー信号レベルを傾斜的に変化する手段を備え、影の透
過度を接地点を基に傾斜的に変化させる調整により、よ
り自然で高品質の合成画像を得ることができる。
果が発揮される。 1.本発明の請求項1の発明によれば、 画像信号の座標変換手段を備え、影撮影用光源テレビジ
ョンカメラの出力画像信号より抽出した被写体画像領域
に基づくキー信号を、スタジオ用テレビジョンカメラの
位置、方向及び画角に基づく被写体画像に適応したキー
信号として座標変換することにより、被写体の影を生成
して画像を合成する画像方式としたため、被写体の移動
に追従した被写体の影を生成して合成をすることができ
る。このため、従来の影を実際の画像信号から抽出する
方法は、その境界部分が乱れて不自然になりやすくか
つ、照明やパラメータの微細な調整により、多大な時間
と労力を要していたが、本発明によれば高画質な合成画
像を、容易に得ることができる。 2.請求項2の発明によれば、 低域通過フィルタを備え、影を合成するためのキー信号
の波形を鈍らせることによって、レンズの焦点をずらし
たようなデフォーカス効果を行うことができ、輪郭がソ
フトで自然な影を生成することができる。 3.請求項3の発明によれば、 キー信号レベルを傾斜的に変化する手段を備え、影の透
過度を接地点を基に傾斜的に変化させる調整により、よ
り自然で高品質の合成画像を得ることができる。
【図1】本発明に係る入力画像を3次元の出力画像で表
した模式図。
した模式図。
【図2】本発明に係る合成画面説明図。
【図3】本発明に係る光源カメラによる影の生成説明
図。
図。
【図4】本発明に係る人物と影の画面合成方式の構成
図。
図。
【図5】従来の画像合成方式の構成図。
1:被写体 2:背景 3:スタジオカメラ 4:抽出装置 5:被写体画像信号 6:被写体キ
ー信号 7:入力端子 8:背景画像
信号 9:合成装置 10:出力端
子 11:合成画像信号 12:合成画
像 13:カメラデータ検出装置 14:影抽出
装置 15:キー信号 16:画像信
号 17:入力画像 18:人物 19:足元 20:出力画
像 21:人物の影 22:人物の
移動方向 23:画像記号 24:光源カ
メラ 25:出力画像枠 26:光源カ
メラによる影の撮影画像 27:座標変換された影の画像 28:人物と
影の合成画像 29:スタジオカメラの撮影画像 30:生成装
置 A:被写体表面上の点 B:床面の点 C:光源カメラの被写体画像上の点
ー信号 7:入力端子 8:背景画像
信号 9:合成装置 10:出力端
子 11:合成画像信号 12:合成画
像 13:カメラデータ検出装置 14:影抽出
装置 15:キー信号 16:画像信
号 17:入力画像 18:人物 19:足元 20:出力画
像 21:人物の影 22:人物の
移動方向 23:画像記号 24:光源カ
メラ 25:出力画像枠 26:光源カ
メラによる影の撮影画像 27:座標変換された影の画像 28:人物と
影の合成画像 29:スタジオカメラの撮影画像 30:生成装
置 A:被写体表面上の点 B:床面の点 C:光源カメラの被写体画像上の点
Claims (3)
- 【請求項1】合成画像の前景となる被写体の画像信号
と、被写体の画像領域を示すキー信号とを、被写体の背
景画像より分離抽出し、前記被写体の画像及び異なる背
景画像とを合成する手段を備えた画像合成方式におい
て、画像信号の座標変換手段を備え、影撮影用光源テレ
ビジョンカメラの出力画像信号より抽出した被写体画像
領域に基づくキー信号を、スタジオ用テレビジョンカメ
ラの位置、方向及び画角に基づく被写体画像に適応した
キー信号として座標変換することにより、被写体の影を
生成して合成することを特徴とするテレビジョン画像合
成方式。 - 【請求項2】低域通過フィルタを備え、影を合成するた
めのキー信号の波形を鈍らせることを特徴とする請求項
1に記載のテレビジョン画像合成方式。 - 【請求項3】キー信号レベルを傾斜的に変化する手段を
備え、影の透過度を接地点を基に傾斜的に変化させるこ
とを特徴とした請求項1又は2に記載のテレビジョン画
像合成方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6315798A JP3230481B2 (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | テレビジョン画像の合成方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6315798A JP3230481B2 (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | テレビジョン画像の合成方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11261888A true JPH11261888A (ja) | 1999-09-24 |
| JP3230481B2 JP3230481B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=13221130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6315798A Expired - Fee Related JP3230481B2 (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | テレビジョン画像の合成方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3230481B2 (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002077586A (ja) * | 2000-09-01 | 2002-03-15 | Omron Corp | 画像印刷装置 |
| JP2007267268A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Furyu Kk | 写真シール作成装置および方法、並びにプログラム |
| JP2011259515A (ja) * | 2011-10-05 | 2011-12-22 | Furyu Kk | 写真シール作成装置および方法、並びにプログラム |
| WO2012063911A1 (ja) * | 2010-11-12 | 2012-05-18 | シャープ株式会社 | 3dコンテンツ表示装置、および3dコンテンツ表示方法 |
| WO2014204062A1 (ko) * | 2013-06-21 | 2014-12-24 | 재단법인 실감교류인체감응솔루션연구단 | 3d 가상 객체의 그림자를 표시하기 위한 방법, 시스템 및 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체 |
| WO2018118813A1 (en) * | 2016-12-20 | 2018-06-28 | Amazon Technologies, Inc. | Intelligent auto-cropping of images |
| JP2018201089A (ja) * | 2017-05-26 | 2018-12-20 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置および画像処理方法 |
| WO2024171776A1 (ja) * | 2023-02-15 | 2024-08-22 | ソニーグループ株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム |
| EP4360305A4 (en) * | 2021-06-23 | 2025-03-05 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | LIGHT COMPENSATIONS FOR VIRTUAL BACKGROUNDS |
-
1998
- 1998-03-13 JP JP6315798A patent/JP3230481B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
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| WO2012063911A1 (ja) * | 2010-11-12 | 2012-05-18 | シャープ株式会社 | 3dコンテンツ表示装置、および3dコンテンツ表示方法 |
| JP2012105200A (ja) * | 2010-11-12 | 2012-05-31 | Sharp Corp | 3dコンテンツ表示装置、および3dコンテンツ表示方法 |
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| WO2014204062A1 (ko) * | 2013-06-21 | 2014-12-24 | 재단법인 실감교류인체감응솔루션연구단 | 3d 가상 객체의 그림자를 표시하기 위한 방법, 시스템 및 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체 |
| WO2018118813A1 (en) * | 2016-12-20 | 2018-06-28 | Amazon Technologies, Inc. | Intelligent auto-cropping of images |
| US10325372B2 (en) | 2016-12-20 | 2019-06-18 | Amazon Technologies, Inc. | Intelligent auto-cropping of images |
| JP2020502662A (ja) * | 2016-12-20 | 2020-01-23 | アマゾン テクノロジーズ インコーポレイテッド | 画像のインテリジェント自動クロッピング |
| JP2018201089A (ja) * | 2017-05-26 | 2018-12-20 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置および画像処理方法 |
| EP4360305A4 (en) * | 2021-06-23 | 2025-03-05 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | LIGHT COMPENSATIONS FOR VIRTUAL BACKGROUNDS |
| WO2024171776A1 (ja) * | 2023-02-15 | 2024-08-22 | ソニーグループ株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3230481B2 (ja) | 2001-11-19 |
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