JPH11262060A - 簡易型携帯電話機 - Google Patents

簡易型携帯電話機

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Publication number
JPH11262060A
JPH11262060A JP10054942A JP5494298A JPH11262060A JP H11262060 A JPH11262060 A JP H11262060A JP 10054942 A JP10054942 A JP 10054942A JP 5494298 A JP5494298 A JP 5494298A JP H11262060 A JPH11262060 A JP H11262060A
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JP
Japan
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mode
radio signal
communication
communication modes
base station
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Application number
JP10054942A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Takeuchi
均 竹内
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信モードとして例えば公衆モード、事業所
モードならびに家庭モードの複数の通信モードが設定可
能な簡易型携帯電話機において、使い勝手の向上を図
る。 【解決手段】 使用者が通信モード自動設定のキー操作
を行うと、制御回路は、最初に、事業所モード用の無線
基地局から出力された電波信号に基づいて事業所モード
による通話(通信)が可能となるか否かを判断する(ス
テップS1〜S3)。次いで、制御回路は、家庭モード
用の無線基地局から出力された電波信号に基づいて家庭
モードによる通話(通信)が可能となるか否かを判断し
(ステップS5〜S7)、さらに、公衆モード用の無線
基地局から出力された電波信号に基づいて公衆モードに
よる通話(通信)が可能となるか否かを判断する(ステ
ップS8〜S10)。このように制御回路は、3つの通
信モードのうちから最大で2つの通信モードを自動的に
有効状態に設定し、しかして、使用者は、同時に最大で
2つの電話番号に対して発信・着信待機することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信モードとして
例えば公衆モード、事業所モードならびに家庭モードの
複数の通信モードが設定可能に構成された制御手段を備
えた簡易型携帯電話機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、電気通信技術の
進歩に伴って、簡易型携帯電話機(PHS:Personal H
andyphone System) が広く普及しており、その一つに、
通信モードとして例えば公衆モード、事業所モードなら
びに家庭モードの3つの通信モードが設定できるものが
供されている。
【0003】このものは、通信モードとして公衆モード
が設定されているときには、例えば050−AB−CD
EFGの10桁の数字からなる公衆モード用の電話番号
に対して発信・着信待機可能な状態となり、事業所モー
ドが設定されているときには、例えばHIJKの4桁の
数字からなる事業所モード用の電話番号に対して発信・
着信待機可能な状態となり、さらには、家庭モードが設
定されているときには、例えばLの1桁の数字からなる
家庭モード用の電話番号に対して発信・着信待機可能な
状態となるようになっている。尚、上記A〜Lは、それ
ぞれ所定の条件を満たす0〜9の任意の整数である。
【0004】ところで、この種の簡易型携帯電話機に
は、数多くの機能が備えらており、その一つとして、デ
ュアルモードを備えた簡易型携帯電話機が供されてい
る。このデュアルモードを備えた簡易型携帯電話機は、
上述した公衆モード、事業所モードならびに家庭モード
の3つの通信モードのうちから同時に2つの通信モード
が設定可能であり、すなわち、通信モードとして例えば
公衆モードと事業所モードとが設定されているときに
は、公衆モード用の電話番号と事業所モード用の電話番
号との2つの電話番号に対して同時に発信・着信待機可
能な状態となるようになっている。
【0005】これにより、使用者は、通信モードとして
例えば公衆モードと事業所モードとを設定することによ
って、公衆モード用の電話番号と事業所モード用の電話
番号との2つの電話番号に対して同時に発信・着信待機
することができ、また、例えば公衆モードと家庭モード
とを設定することによって、公衆モード用の電話番号と
家庭モード用の電話番号との2つの電話番号に対して同
時に発信・着信待機することができる。
【0006】しかしながら、この場合、使用者は、上記
したデュアルモードを使用するにあたって、3つの通信
モードのうちから2つの通信モードを設定する際には、
その都度、所定のキー操作を行う必要があり、そのキー
操作が煩わしいという問題があった。
【0007】また、通信モードを設定する際には、各通
信モードの電波状況に基づいて、その時点で発信・着信
待機可能な通信モードを判断する必要あり、そのために
は、常に、各通信モードに対応した電波信号の受信状態
をある程度認識しておく必要があった。これは、各通信
モードに対応した電波信号の受信状態をある程度認識し
ておかないと、例えば事業所モードに対応した電波信号
を受信不可能なエリアで、通信モードとして事業所モー
ドを設定するキー操作を行っても、事業所モードに対応
した電波信号を受信不可能であることから、事業所モー
ドを設定することができず、無駄なキー操作を行うこと
になるからである。
【0008】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、通信モードとして例えば公衆
モード、事業所モードならびに家庭モードの複数の通信
モードが設定可能に構成された制御手段を備えたものに
おいて、使い勝手の向上を図ることができる簡易型携帯
電話機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、制御手段は、n個(nは3以上の自然数)以上の通
信モードの個々に対応して無線基地局から出力された電
波信号が受信手段により受信されると、優先順位格納手
段に格納されている優先順位にしたがって、その受信し
た電波信号が所定条件を満たしているか否かを判定手段
により順次判定する。そして、制御手段は、その所定条
件を満たしていると判定された(n−1)個以下の通信
モードを自動的に有効状態に設定し、その有効状態に設
定した通信モードに対応する電話番号に対して発信・着
信待機可能な状態となる。
【0010】すなわち、通信モードとして例えば公衆モ
ード、事業所モードならびに家庭モードが設定可能で
(n=3)、優先順位として例えば事業所モード、家庭
モード、公衆モードの順位が設定されている簡易型携帯
電話機が、例えば事業所モード用の無線基地局から出力
された電波信号ならびに公衆モード用の無線基地局から
出力された電波信号を共に受信可能であって、且つ、家
庭モード用の無線基地局から出力された電波信号を受信
不可能なエリアにあるときには、制御手段は、最初に、
事業所モード用の無線基地局から出力された電波信号が
所定条件を満たしているか否かを判定し、このとき、所
定条件を満たしているので、事業所モードを自動的に有
効状態に設定し、これにより、事業所モード用の電話番
号に対して発信・着信待機可能な状態となる。
【0011】次いで、制御手段は、優先順位が次点の家
庭モード用の無線基地局から出力された電波信号が所定
条件を満たしているか否かを判定し、このとき、所定条
件を満たしていないので、優先順位がさらに次点の公衆
モード用の無線基地局から出力された電波信号が所定条
件を満たしているか否かを判定する。
【0012】そして、制御手段は、このとき、所定条件
を満たしているので、公衆モードを自動的に有効状態に
設定し、前述した処理によって、既に事業所モードを有
効状態に設定しているので、これにより、事業所モード
用の電話番号ならびに公衆モード用の電話番号の2つの
電話番号に対して同時に発信・着信待機可能な状態とな
る。
【0013】この状態から、使用者が簡易型携帯電話機
を携帯し、例えば家庭モード用の無線基地局から出力さ
れた電波信号ならびに公衆モード用の無線基地局から出
力された電波信号を共に受信可能であって、且つ、事業
所モード用の無線基地局から出力された電波信号を受信
不可能なエリアに移動すると、これに伴って、制御手段
は、事業所モード用の無線基地局から出力された電波信
号が所定条件を満たさなくなったと判定し、優先順位が
次点の家庭モード用の無線基地局から出力された電波信
号が所定条件を満たしているか否かを判定する。
【0014】そして、制御手段は、このとき、所定条件
を満たしているので、事業所モードに代わって、家庭モ
ードを自動的に有効状態に設定し、これにより、家庭モ
ード用の電話番号ならびに公衆モード用の電話番号の2
つの電話番号に対して同時に発信・着信待機可能な状態
となる。
【0015】このように、公衆モード、事業所モードな
らびに家庭モードの3つの通信モードのそれぞれに対応
した各電波信号の受信状態に応じて、優先順位にしたが
って、3つの通信モードのうちから最大で2つの通信モ
ードが自動的に有効状態に設定されるので、使用者は、
3つの通信モードのうちから最大で2つの通信モードを
設定するにあたっては、何らキー操作を行う必要がな
く、また、各通信モードに対応した電波信号の受信状態
を認識しておく必要もなく、したがって、使い勝手の向
上を図ることができる。
【0016】請求項2の発明によれば、制御手段は、受
信した電波信号が所定条件を満たしているか否かの判断
基準として、受信した電波信号の受信レベルを測定し、
その測定した受信レベルが所定レベル以上であるとき
に、所定条件を満たしていると判定するように構成した
ので、無線基地局側では、出力する電波信号に何ら特別
な情報を付加する必要がなく、また、これに伴って、簡
易型携帯電話機においては、構成の簡素化を図ることが
できる。
【0017】請求項3の発明によれば、制御手段は、優
先順位格納手段に格納されている優先順位を変更可能に
構成したので、使用者は、使用場所や使用形態に応じ
て、適宜、その優先順位を変更することができ、これに
よって、使い勝手の向上をより図ることができる。
【0018】請求項4の発明によれば、操作手段によ
り、n個以上の通信モードの個々を有効状態あるいは無
効状態に設定可能に構成したので、使用者は、手動操作
により、使用場所や使用形態に応じて、通信モードの個
々を有効状態に設定することができ、これによって、使
い勝手の向上をより図ることができる。
【0019】請求項5の発明によれば、表示手段によ
り、n個以上の通信モードの個々が有効状態に設定され
ているか否かの情報を表示可能に構成したので、使用者
は、有効状態に設定されている通信モード、つまり、発
信・着信待機可能な通信モードを視覚的に認識すること
ができ、これによって、使い勝手の向上をより図ること
ができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。まず、簡易型携帯電話機1の
正面外観を示す図2において、簡易型携帯電話機1の筐
体2には「開始」キー3a、「リダイヤル」キー3b、
「終了」キー3c、「0」〜「9」の数字キー3d(図
2では「3」を代表して符号を付している)、「*」
(アスタリスク)キー3e、「#」(シャープ)キー3
f、「セット」キー3g、「モード」キー3hならびに
「クリア」キー3iなどの各種キーが設けられてなる操
作手段としてのキー操作部3、数字、英字ならびにカナ
文字などの組合わせによりメッセージや電話番号などを
表示する表示手段としてのディスプレイ4、マイク(送
話器)5ならびにスピーカ(受話器)6が設けられてい
る。また、筐体2の上面隅部には、略円柱状をなすアン
テナケース部2aが筐体2に一体に設けられており、そ
のアンテナケース部2aの内部には送受信兼用のホイッ
プアンテナ7(図3参照)が配設されている。
【0021】次に、上記した簡易型携帯電話機1の電気
的な構成について、図3を参照して説明する。制御手
段、優先順位格納手段ならびに判定手段としての制御回
路8は、マイクロコンピュータを主体として構成されて
おり、この制御回路8には、音声処理部9、データ変換
部10、受信手段としての送受信部11ならびに記憶部
12が接続されていると共に、上述したキー操作部3、
ディスプレイ4が接続されている。そして、音声処理部
9は、上述したマイク5ならびにスピーカ6に接続され
ていると共に、データ変換部10に接続されており、デ
ータ変換部10は、送受信部11に接続され、その送受
信部11には、上述したホイップアンテナ7が接続され
ている。
【0022】送受信部11は、無線基地局から出力され
る電波信号をホイップアンテナ7により受信可能に構成
されている。この場合、無線基地局としては、公衆モー
ド用の電波信号を出力する無線基地局、事業所モード用
の電波信号を出力する無線基地局ならびに家庭モード用
の電波信号を出力する無線基地局の3種類の無線基地局
が存在することから、簡易型携帯電話機1は、それら3
種類の各無線基地局からそれぞれ出力される公衆モード
用の電波信号、事業所モード用の電波信号ならびに家庭
モード用の電波信号を上記送受信部11により受信する
ようになっている。
【0023】制御回路8は、通信モードとして公衆モー
ド、事業所モードならびに家庭モードの3つの通信モー
ドをそれぞれ有効状態あるいは無効状態に設定可能であ
って、有効状態に設定されている通信モードに対応した
電話番号に対して発信・着信待機可能となるように構成
されている。
【0024】すなわち、制御回路8は、公衆モードが設
定されているときには、例えば050−AB−CDEF
Gの10桁の数字からなる公衆モード用の電話番号に対
して発信・着信待機可能な状態となり、事業所モードが
設定されているときには、例えばHIJKの4桁の数字
からなる事業所モード用の電話番号に対して発信・着信
待機可能な状態となり、さらには、家庭モードが設定さ
れているときには、例えばLの1桁の数字からなる家庭
モード用の電話番号に対して発信・着信待機可能な状態
となるようになっている。尚、上記A〜Lは、それぞれ
所定の条件を満たす0〜9の任意の整数である。
【0025】また、この制御回路8には、上記した公衆
モード、事業所モードならびに家庭モードの3つの通信
モードの個々に対する優先順位が格納されており、しか
して、使用者がキー操作部3により所定のキー操作(詳
しくは後述する通信モード自動設定のキー操作)を行う
と、制御回路8は、その優先順位にしたがって、上記し
た各無線基地局から出力された電波信号を送受信部11
により順次受信し、その受信レベルを測定するようにな
っている。
【0026】そして、制御回路8は、その測定した受信
レベルが所定レベル以上であるか否か(所定条件を満た
しているか否か)を判定し、受信レベルが所定レベル以
上であると判定した電波信号に対応する通信モードを同
時に最大2つまで自動的に有効状態に設定するようにな
っている。尚、このとき、制御回路8は、いずれの通信
モードが有効状態に設定されているか否かの情報を上述
したディスプレイ4に表示させるようになっている。
【0027】また、この場合、使用者がキー操作部3に
より所定のキー操作(通信モード手動設定のキー操作)
を行うと、制御回路8は、上述した通信モード自動設定
のキー操作がなされたときの処理とは無関係に、その通
信モード手動設定のキー操作により指定された通信モー
ドを同時に最大2つまで有効状態に設定するようになっ
ている。
【0028】尚、上記構成においては、音声処理部9
は、マイク5から与えられた受話信号を符号化すること
によって音声データを生成し、その音声データをデータ
変換部10に出力するようになっており、データ変換部
10は、音声処理部9から与えられた音声データを通信
データに変換し、その通信データを送受信部11に出力
するようになっている。そして、送受信部11は、搬送
波をデータ変換部10から与えられた通信データで変調
処理することにより、通信データを送信信号としてホイ
ップアンテナ7から上記した各無線基地局に送信するよ
うになっている。これにより、音声データの送信処理が
なされるようになっている。
【0029】また、送受信部11は、上記した各無線基
地局からホイップアンテナ7に受信信号として与えられ
た通信データを復調処理し、その復調処理された通信デ
ータをデータ変換部10に出力するようになっており、
データ変換部10は、送受信部11から与えられた通信
データを音声データに変換し、その音声データを音声処
理部9に出力するようになっている。そして、音声処理
部9は、データ変換部10から与えられた音声データを
復号化することによって送話信号を生成し、その送話信
号をスピーカ6に出力するようになっている。これによ
り、音声データの受信処理がなされるようになってい
る。
【0030】また、記憶部12には、その所定の記憶領
域に、簡易型携帯電話機1を動作させるにあたって必要
な情報が記憶されており、制御回路8は、上記記憶部1
2から必要な情報を、適宜、読出すことによって、前述
した各種の処理を実行するようになっている。
【0031】次に、上記構成の作用について、特には、
電源がオン状態で、使用者が上述した通信モード自動設
定のキー操作を行った場合に、制御回路8が実行する処
理について、図1に示すフローチャートを参照して説明
する。尚、この場合、制御回路8には、優先順位として
例えば事業所モード、家庭モード、公衆モードの順位が
設定されており、また、使用者は、簡易型携帯電話機1
を、事業所モード用の無線基地局から出力された電波信
号ならびに公衆モード用の無線基地局から出力された電
波信号を共に受信可能であって、且つ、家庭モード用の
無線基地局から出力された電波信号を受信不可能なエリ
アに携帯しているものとする。
【0032】まず、制御回路8は、電源がオン状態で、
発信処理や着信処理などを待機しているメインルーチン
(図示せず)を実行中に、キー操作部3により、前述し
た通信モード自動設定のキー操作がなされたことを検出
すると、上記メインルーチンから抜けて、図1に示す通
信モード自動設定処理に移行する。
【0033】さて、通信モード自動設定処理に移行した
制御回路8は、最初に、事業所モード用の電波信号、具
体的には、社団法人電波産業会(ARIB)により事業
所モード用(自営用制御用)の電波信号として規定され
た例えばキャリア番号12(1898.450MHz)
の電波信号を検索する(ステップS1)。
【0034】このとき、簡易型携帯電話機1は、上述し
たように、事業所モード用の電波信号を受信可能なエリ
アに存在しているので、制御回路8は、事業所モード用
の電波信号を受信することができ、それに応じて、検索
が成功したと判断し(ステップS2において「YES」
と判断)、その受信した電波信号の受信レベルが所定レ
ベル以上であると判定する(ステップS3において「Y
ES」と判断)。そして、制御回路8は、通信モードと
して事業所モードを有効状態に設定する(ステップS
4)。
【0035】次いで、制御回路8は、優先順位が次点に
設定されている家庭モード用の電波信号、具体的には、
前述した社団法人電波産業会(ARIB)により家庭モ
ード用(自営用制御用)の電波信号として規定された例
えばキャリア番号18(1900.250MHz)の電
波信号を検索する(ステップS5)。
【0036】このとき、簡易型携帯電話機1は、上述し
たように、家庭モード用の電波信号を受信不可能なエリ
アに存在しているので、制御回路8は、家庭モード用の
電波信号を受信することができず(ステップS6におい
て「NO」と判断)、また、仮に、受信したとしても、
その受信レベルは極めて微弱なものであるので、受信レ
ベルが所定レベル以上でないと判定する(ステップS7
において「NO」と判断)。
【0037】次いで、制御回路8は、優先順位がさらに
次点に設定されている公衆モード用の電波信号、具体的
には、前述した社団法人電波産業会(ARIB)により
公衆モード用(屋外公衆用制御用)の電波信号として規
定された例えばキャリア番号75(1917.350M
Hz)の電波信号を検索する(ステップS8)。
【0038】このとき、簡易型携帯電話機1は、上述し
たように、公衆モード用の電波信号を受信可能なエリア
に存在しているので、制御回路8は、公衆モード用の電
波信号を受信することができ、それに応じて、検索が成
功したと判断し(ステップS9において「YES」と判
断)、その受信した電波信号の受信レベルが所定レベル
以上であると判定する(ステップS10において「YE
S」と判断)。
【0039】そして、制御回路8は、このとき、前述し
たステップS4において通信モードとして既に事業所モ
ードを有効状態に設定しているので、通信モードとして
事業所モードならびに公衆モードを有効状態に設定する
(ステップS11)。次いで、制御回路8は、この通信
モード自動設定処理から抜けて上述したメインルーチン
に復帰(リターン)し、これにより、使用者は、事業所
モード用の電話番号ならびに公衆モード用の電話番号の
2つの電話番号に対して同時に発信・着信待機すること
ができるようになる。
【0040】ここで、メインルーチンに復帰した制御回
路8は、この後、キー操作部3により、通信モード自動
設定解除のキー操作がなされたことを検出するまで、上
述した通信モード自動設定処理を、使用者が発信操作な
らびに受信操作などの各種操作を行うにあたって何ら支
障を与えない範囲において、所定時間間隔で定期的に実
行するようになっている。
【0041】また、制御回路8は、このような発信・着
信待機している状態では、有効状態となっている複数の
通信モードに対応した無線基地局から出力された各電波
信号を受信しており、そのうちの少なくとも一つの通信
モードの電波信号の受信レベルが所定レベル未満となっ
た場合には、その通信モードの電波信号を受信可能なエ
リアから外れたと判断し、そのときは、上述した通信モ
ード自動設定処理を速やかに実行するようになってい
る。
【0042】さて、この状態から、使用者が、簡易型携
帯電話機1を携帯し、前述した事業所モード用の無線基
地局から出力された電波信号ならびに公衆モード用の無
線基地局から出力された電波信号を共に受信可能であっ
て、且つ、家庭モード用の無線基地局から出力された電
波信号を受信不可能なエリアから、家庭モード用の無線
基地局から出力された電波信号ならびに公衆モード用の
無線基地局から出力された電波信号を共に受信可能であ
って、且つ、事業所モード用の無線基地局から出力され
た電波信号を受信不可能なエリアに移動した場合を考え
る。
【0043】この場合、通信モード自動設定処理に移行
した制御回路8は、このとき、簡易型携帯電話機1が、
前述した移動によって、事業所モード用の電波信号を受
信不可能なエリアに存在しているので、事業所モード用
の電波信号を受信することができず(ステップS2にお
いて「NO」と判断)、また、仮に、受信したとして
も、その受信レベルは極めて微弱なものであるので、受
信レベルが所定レベル以上でないと判定する(ステップ
S3において「NO」と判断)。
【0044】次いで、制御回路8は、優先順位が次点に
設定されている家庭モード用の電波信号を検索する(ス
テップS12)。
【0045】このとき、簡易型携帯電話機1は、上述し
たように、家庭モード用の電波信号を受信可能なエリア
に移動しているので、制御回路8は、家庭モード用の電
波信号を受信することができ、それに応じて、検索が成
功したと判断し(ステップS13において「YES」と
判断)、その受信した電波信号の受信レベルが所定レベ
ル以上であると判定する(ステップS14において「Y
ES」と判断)。
【0046】そして、制御回路8は、通信モードとして
家庭モードを有効状態に設定し(ステップS15)、こ
のとき、前回の処理によって有効状態に設定されていた
事業所モードを無効状態に設定する。次いで、制御回路
8は、優先順位がさらに次点に設定されている公衆モー
ド用の電波信号を検索する(ステップS16)。
【0047】このとき、簡易型携帯電話機1は、上述し
たように、公衆モード用の電波信号を受信可能なエリア
に存在しているので、制御回路8は、公衆モード用の電
波信号を受信することができ、それに応じて、検索が成
功したと判断し(ステップS17において「YES」と
判断)、その受信した電波信号の受信レベルが所定レベ
ル以上であると判定する(ステップS18において「Y
ES」と判断)。
【0048】そして、制御回路8は、このとき、前述し
たステップS15において通信モードとして既に家庭モ
ードを設定しているので、通信モードとして家庭モード
ならびに公衆モードを有効状態に設定する(ステップS
19)。次いで、制御回路8は、この通信モード自動設
定処理から抜けて上述したメインルーチンに復帰(リタ
ーン)し、これにより、使用者は、家庭モード用の電話
番号ならびに公衆モード用の電話番号の2つの電話番号
に対して同時に発信・着信待機することができるように
なる。
【0049】尚、これと同様にして、使用者が、簡易型
携帯電話機1を携帯し、事業所モード用の無線基地局か
ら出力された電波信号ならびに家庭モード用の無線基地
局から出力された電波信号を共に受信可能であって、且
つ、公衆モード用の無線基地局から出力された電波信号
を受信不可能なエリアに移動した場合には、通信モード
自動設定処理に移行した制御回路8は、通信モードとし
て事業所モードならびに公衆モードを有効状態に設定し
(ステップS20)、これにより、使用者は、事業所モ
ード用の電話番号ならびに家庭モード用の電話番号の2
つの電話番号に対して同時に発信・着信待機することが
できるようになる。
【0050】また、使用者が、簡易型携帯電話機1を携
帯し、公衆モード用の無線基地局から出力された電波信
号のみを受信可能なエリアに移動した場合には、通信モ
ード自動設定処理に移行した制御回路8は、通信モード
として公衆モードのみを有効状態に設定し(ステップS
24)、これにより、使用者は、公衆モード用の電話番
号のみに対して発信・着信待機することができるように
なる。
【0051】これと同様にして、使用者が、簡易型携帯
電話機1を携帯し、事業所モード用の無線基地局から出
力された電波信号のみを受信可能なエリアに移動した場
合には、使用者は、事業所モード用の電話番号のみに対
して発信・着信待機することができるようになり、ま
た、家庭モード用の無線基地局から出力された電波信号
のみを受信可能なエリアに移動した場合には、使用者
は、家庭モード用の電話番号のみに対して発信・着信待
機することができるようになる。
【0052】このように本実施例によれば、使用者が簡
易型携帯電話機1を使用するにあたって、通信モード自
動設定のキー操作を行うと、制御回路8は、公衆モー
ド、事業所モードならびに家庭モードの3つの通信モー
ドに対応した各電波信号の受信状態に応じて、優先順位
にしたがって、3つの通信モードのうちから最大で2つ
の通信モードを自動的に有効状態に設定するので、使用
者は、最大で2つの通信モードに対応した電話番号に対
して発信・着信待機することができるようになり、この
とき、従来とは異なって、通信モードを設定するにあた
って、何らキー操作を行う必要がなく、また、各通信モ
ードの電波信号の受信状態を認識しておく必要もなく、
したがって、使い勝手の向上を図ることができる。
【0053】特に、本実施例では、各通信モードを有効
状態もしくは無効状態に設定する判断基準として、各通
信モードに対応して各無線基地局から出力された電波信
号の受信レベルが所定レベル以上であるか否かを判定
し、受信レベルが所定レベル以上であるときに、有効状
態に設定するようにしたので、無線基地局側では、出力
する電波信号に何ら特別な情報を付加する必要がなく、
また、これに伴って、簡易型携帯電話機においては、構
成の簡素化を図ることができる。
【0054】また、制御回路8においては、各通信モー
ドの個々に対する優先順位を変更可能であるので、使用
場所や使用形態に応じて、適宜、その優先順位を変更す
ることができ、これによって、使い勝手の向上をより図
ることができる。
【0055】また、使用者が簡易型携帯電話機1を使用
するにあたって、上記したキー操作部3により通信モー
ド手動設定のキー操作を行うと、制御回路8は、上述し
た通信モード自動設定のキー操作がなされたときの処理
とは無関係に、そのキー操作にしたがって各通信モード
の個々を有効状態あるいは無効状態に設定するので、使
用者は、手動操作により、使用場所や使用形態に応じ
て、通信モードの個々を有効状態に設定することがで
き、これによって、使い勝手の向上をより図ることがで
きる。
【0056】さらに、各通信モードの個々に対応して有
効状態に設定されているか否かの情報が上記したディス
プレイ4に表示されるように構成したので、使用者は、
有効状態に設定されている通信モード、つまり、発信・
着信待機可能な通信モードを視覚的に認識することがで
き、これによって、使い勝手の向上をより図ることがで
きる。
【0057】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のでなく、次のように変形または拡張することができ
る。通信モードとしては、公衆モード、事業所モードな
らびに家庭モードの3つに限らず、それ以上であっても
良い。制御回路にあっては、タイマを設け、タイムアウ
トになった時点で通信モード自動設定処理を終了するよ
うにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の制御内容を示すフローチャ
ート
【図2】正面図
【図3】ブロック構成図
【符号の説明】
図面中、1は簡易型携帯電話機、3はキー操作部(操作
手段)、4はディスプレイ(表示手段)、8は制御回路
(制御手段、優先順位格納手段、判定手段)、11は送
受信部(受信手段)である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n個(nは3以上の自然数)以上の通信
    モードのうちの(n−1)個以下の通信モードが有効状
    態となるように前記n個以上の通信モードを個々に有効
    状態あるいは無効状態に設定可能であって該有効状態に
    設定されている通信モードに対応する電話番号に対して
    発信・着信待機可能に構成された制御手段を備えた簡易
    型携帯電話機において、 前記n個以上の通信モードの個々に対する優先順位が格
    納されている優先順位格納手段と、 前記n個以上の通信モードの個々に対応して無線基地局
    から出力された電波信号を受信可能な受信手段と、 この受信手段が電波信号を受信したことに伴って、その
    受信した電波信号が所定条件を満たしているか否かを判
    定する判定手段とを備え、 前記制御手段は、前記優先順位格納手段に格納されてい
    る優先順位にしたがって前記判定手段により前記n個以
    上の通信モードの個々に対応した電波信号がそれぞれ所
    定条件を満たしているか否かを順次判定させ、該優先順
    位にしたがって所定条件を満たしていると判定された
    (n−1)個以下の通信モードを自動的に有効状態に設
    定するように構成されていることを特徴とする簡易型携
    帯電話機。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、前記受信手段が電波信
    号を受信したことに伴って、その受信した電波信号の受
    信レベルを測定し、その測定した受信レベルが所定レベ
    ル以上であることを前記所定条件とするように構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の簡易型携帯電話
    機。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記優先順位格納手段
    に格納されている優先順位を変更可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の簡易型携帯電
    話機。
  4. 【請求項4】 前記n個以上の通信モードの個々を有効
    状態あるいは無効状態に設定可能な操作手段を備えてい
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載
    の簡易型携帯電話機。
  5. 【請求項5】 前記n個以上の通信モードの個々が有効
    状態に設定されているか否かの情報を表示可能な表示手
    段を備えていることを特徴とする請求項1ないし4のい
    ずれかに記載の簡易型携帯電話機。
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