JPH11262177A - 異周波数電源救援方法 - Google Patents

異周波数電源救援方法

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JPH11262177A
JPH11262177A JP10059558A JP5955898A JPH11262177A JP H11262177 A JPH11262177 A JP H11262177A JP 10059558 A JP10059558 A JP 10059558A JP 5955898 A JP5955898 A JP 5955898A JP H11262177 A JPH11262177 A JP H11262177A
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JP
Japan
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power supply
frequency
power
emergency
frequency power
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Application number
JP10059558A
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English (en)
Inventor
Shigeo Maezawa
重男 前沢
Masayuki Yamakawa
政幸 山川
Tomoko Ando
智子 安藤
Kazushi Hosaka
一志 保坂
Shinichi Yamamoto
伸一 山本
Tatsumi Uehara
辰已 植原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】常用周波数電源から非常用周波数電源への切換
時に停電が発生することなく、迅速に同期のとれた交流
電力を負荷に供給することにある。 【解決手段】常時は常用周波数電源1と周波数変換装置
5を介して非常用周波数電源2を並列運転しておくこと
により、常用周波数電源1からの電力供給が不可能にな
った場合でも改めて周波数変換装置5を同期制御する必
要がなく、迅速に電源救援を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は周波数の異なる複数
の電源系統より受電する電源設備において、特に非常用
周波数電源側に使用される周波数変換装置の運用により
継続して負荷に電力供給を行う異周波数電源救援方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えばビルや工場等に設置されている配
電盤においては、常用電源と非常用電源として周波数の
異なる2系統の電源系統より受電する受電設備が構成さ
れ、常用周波数電源の事故等により電力の供給が不可能
になると、周波数変換装置を起動して非常用周波数電源
からの交流入力を所定の周波数に変換した後、非常用周
波数電源に切換えて電源の救援を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような異
周波数電源救援方法では、常用周波数電源から非常用周
波数電源に切換える際、電源設備の残留電圧が約50%
程度以下に減衰していると、周波数変換装置の同期制御
を行うことができないため、周波数変換装置を起動でき
ず、非常用周波数電源に切換えることができなかった
り、あるいは常用周波数電源から非常用周波数電源への
切換え途中で数秒間停電し、補機が停止してしまうとい
う問題があった。
【0004】本発明は上記ような事情に鑑みなされたも
ので、常用周波数電源から非常用周波数電源への切換時
に停電が発生することなく、迅速に同期のとれた交流電
力を負荷に供給することができる異周波数電源救援方法
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、次のような異
周波数電源救援方法により上記の目的を達成するもので
ある。請求項1に対応する発明は、周波数の異なる複数
の電源系統より一母線で受電する構成の電源設備におい
て、常時は常用周波数電源を受電すると共に、非常用周
波数電源を周波数変換装置により所定の周波数に変換し
て受電し、常用及び非常用周波数電源を並列運転し、前
記常用周波数電源からの電力供給が断たれると直ちに前
記非常用周波数電源より前記周波数変換装置を介して電
源救援を行うものである。
【0006】上記請求項1に対応する発明の異周波数電
源救援方法にあっては、常時常用周波数電源と周波数変
換装置を介して非常用周波数電源を並列運転しておくこ
とにより、常用周波数電源からの電力供給が不可能にな
った場合でも改めて周波数変換装置を同期制御する必要
がなく、迅速に周波数変換装置の負荷を増加させて電源
救援を行うことができる。
【0007】請求項2に対応する発明は、周波数の異な
る複数の電源系統より受電する電源設備において、常用
周波数電源からの電源供給が断たれると、非常用周波数
電源からの受電に切換える際、この非常用周波数電源の
受電電圧を変圧して受電し、非常用周波数のまま運転を
継続するものである。
【0008】上記請求項2に対応する発明の異周波数電
源救援方法にあっては、常用周波数電源と非常用周波数
電源とを直接組合せ、常用周波数電源からの電力供給が
不可能になった場合に、直ちに非常用周波数電源に切換
えて負荷に電力を供給できるので、非常用周波数電源を
V/F一定の観点から適正な電圧に変圧して電力を供給
することにより、周波数変換装置を介さずに電源救援が
可能である。
【0009】請求項3に対応する発明は、周波数の異な
る複数の電源系統より受電する電源設備において、負荷
を動力変圧器と重要補機に分割構成して、常用周波数電
源よりそれぞれ受電すると共に、この常用周波数電源か
らの受電が断たれると、直ちに前記動力変圧器は非常用
周波数電源を周波数変換せずに直接供給し、重要補機は
前記非常用周波数電源より周波数変換装置を介して電力
供給するものである。
【0010】上記請求項3に対応する発明の異周波数電
源救援方法にあっては、常用周波数電源と周波数変換装
置を介した非常用周波数電源を組合せ、常用周波数電源
からの電力の供給が不可能になった場合に、直ちに非常
用周波数電源から電力の供給ができるので、動力変圧器
群に周波数変換しないで直接非常用周波数電源から電力
の供給ができ、重要補機群には非常用周波数電源の周波
数を常用周波数に変換した電力を供給することにより、
動力変圧器群に対しては迅速な電源切換えが可能であ
る。
【0011】請求項4に対応する発明は、周波数の異な
る複数の電源系統より受電する複数の母線から構成され
る電源設備において、常用周波数電源を受電する母線は
常用周波数用の負荷に電力を供給し、非常用周波数電源
を受電する母線は非常用周波数用のバックアップ負荷を
有し、常時は非常用周波数用のバックアップ設備を停止
させた状態で常用周波数用の電気設備を運転し、前記常
用周波数電源からの電源供給が断たれると直ちに前記非
常用周波数電源から非常用周波数用のバックアップ設備
に電力を供給して運用するものである。
【0012】上記請求項4に対応する発明の異周波数電
源救援方法にあっては、常用周波数電源とこれとは異な
る周波数の非常用周波数電源の両方を有し、常用周波数
電源からの電力供給が不可能になった場合に、直ちに非
常用周波数電源設備のバックアップ用に設備を起動して
救援するようにしているので、非常用周波数電源からの
受電の際にも周波数変換装置を介さずに迅速な切換御制
が可能である。
【0013】請求項5に対応する発明は、周波数の異な
る複数の電源系統より受電する複数の母線から構成され
る電源設備において、常用周波数電源を直接受電する母
線と非常用周波数周波数電源から周波数装置を介して受
電する母線とこれらの母線を連絡する回路とから構成さ
れ、常時は母線連絡回路を切り離し、前記常用周波数電
源と非常用周波数電源をそれぞれの母線にて受電し、前
記常用周波数電源からの電力供給が断たれると前記母線
連絡回路を投入し、直ちに前記非常用周波数電源から電
力を供給するものである。
【0014】上記請求項5に対応する発明の異周波数電
源救援方法にあっては、非常用周波数電源側から周波数
変換装置で常用周波数に変換した別電源を予め所内電源
構成に組込み、常用周波数電源が系統事故等で電力の供
給が不可能になった場合、通常運転時においても非常用
周波数電源から負荷に電力の供給を行っているため、常
用周波数電源系統の故障時においても改めて周波数変換
装置を同期制御する必要がなく、迅速な切換えが可能と
なる。
【0015】請求項6に対応する発明は、周波数の異な
る複数の電源系統より受電する電源設備において、受電
系統が切換えられると周波数変換装置により所定の周波
数に変換して受電し、常時は常用周波数電源から周波数
変換装置を介して受電し、この常用周波数電源装置より
電力供給が断たれると前記受電系統を非常用周波数電源
系統側に切換え、この非常用周波数電源から前記周波数
変換装置を介して受電することにより運転を継続させる
ものである。
【0016】上記請求項6に対応する発明の異周波数電
源救援方法にあっては、常用周波数電源とこれとは周波
数の異なる非常用周波数電源の2系統を取込んだ電源設
備により、周波数変換装置を介して補機へ電力供給する
ことにより、常用周波数電源が故障した場合、非常用周
波数電源側へ切換え且つ周波数変換装置にて周波数補正
を行うことにより、補機の連続運転が可能である。
【0017】請求項7に対応する発明は、周波数の異な
る複数の電源系統より受電する電源設備において、常用
周波数電源を受電し、非常用周波数電源を周波数変換装
置により前記常用周波数電源と常時同期をとって待機状
態としておき、常用周波数電源からの電力供給が断たれ
ると直ちに前記非常用周波数電源からの受電に切換えて
電源の救援を行うものである。
【0018】上記請求項7に対応する発明の異周波数電
源救援方法にあっては、常時は常用周波数電源より受電
し、非常用周波数電源は受電せずに周波数変換装置によ
り常用周波数電源と同期をとっておくことにより、常用
周波数電源からの電力供給が不可能になった場合、改め
て周波数変換装置を同期制御する必要がなく、迅速に周
波数変換装置の出力により電源の救援を行うことができ
る。
【0019】請求項8に対応する発明は、周波数の異な
る複数の電源系統より受電する受電回路に各電源系統に
対応する順変換器を有し、この順変換器により交流を直
流に変換して出力される直流回路を切換え可能な構成と
した受電設備において、常用周波数電源からの電力供給
が断たれると直ちに非常用周波数電源から受電した直流
回路側に切換えて逆変換器により直流を適正な電圧周波
数の交流に変換して電源の救援を行うものである。
【0020】上記請求項8に対応する発明の異周波数電
源救援方法にあっては、常用周波数電源と非常用周波数
電源の両系統とも順変換器を有し、直流変換後の回路に
て電源系統を切換え、直流を逆変換器にて適正な電圧周
波数に変換することにより、常用周波数電源からの受電
に切換えて電源救援を行うことが可能である。また、本
システムでは直流回路にて常用周波数電源と非常用周波
数電源の切換えを行うので、改めて周波数変換装置を同
期制御する必要がなく、迅速に電源救援を行うことがで
きる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は請求項1に対応する発明の実
施の形態の構成例を示す回路図である。図1において、
1は交流しゃ断器3aを介して配電盤内の母線6に接続
された常用周波数電源、2は非常用周波数電源で、この
非常用周波数電源2は交流しゃ断器3b、変圧器4a、
周波数変換装置5、変圧器4b及び交流しゃ断器3cを
直列に介して母線6に接続されている。
【0022】また、母線6には図示しない負荷に電力を
供給する複数の負荷系統が接続されている。このような
構成の電源設備において、通常運転時は交流しゃ断器3
a,3b,3cの全てが閉路しており、常用周波数電源
1とともに非常用周波数電源2が並列運転されている。
従って、周波数変換装置5は非常用周波数電源2の周波
数を常用周波数電源1と同期した周波数で変換動作して
いる。
【0023】このような状態にあるとき、常用周波数電
源1に事故等が発生し、電力の供給が不可能になると、
交流しゃ断器3aを開路すると共に、周波数変換装置5
の負荷を増加させることにより、配電盤内の母線6に引
続き負荷に見合った電力が供給される。
【0024】従って、常用周波数電源1が母線6から切
離されても、改めて格別周波数変換装置5を同期制御し
なくても、迅速に非常用周波数電源2に切換えて電力の
供給を行うことができる。
【0025】図2は請求項2に対応する発明の実施の形
態の構成例を示す回路図である。図2において、常用周
波数電源1を交流しゃ断器3aを介して配電盤内の母線
6に接続し、また、非常用周波数電源2を交流しゃ断器
3c、変圧器4及び交流しゃ断器3bを直列に介して配
電盤内の母線6に接続する構成とする。また、母線6に
は図示しない負荷に電力を供給する複数の負荷系統が接
続されている。
【0026】ここで、上記変圧器4の変圧は非常用周波
数電源電圧V2が常用周波数電源電圧V1に対する周波
数比F2/F1を乗じた大きさとし、V/F一定の条件
下で電力が負荷に供給できるように選定される。
【0027】このような構成の電源系統において、通常
運転時は交流しゃ断器3aが閉路し、交流しゃ断器3
b,3cは開路している。従って、負荷系統が接続され
た母線6には常用周波数電源1から電力が供給されてい
る。
【0028】このような状態にあるとき、常用周波数電
源1に事故等が発生し、電力の供給が不可能になると、
交流しゃ断器3aを開路すると同時に、交流しゃ断器3
b,3cを閉路することにより、非常用周波数電源2か
ら変圧器4で変圧され、且つV/F一定の条件下で配電
盤内の母線6を介して所内負荷に見合った電力が引続き
供給される。
【0029】従って、電源切換前後の周波数変化の影響
を補機側が受けるものの、異周波数電源系統からの電源
支援を実施するのに周波数変換装置が不要となるので、
設備の簡略化と設置スペースの縮小化が期待できる。
【0030】図3は請求項3に対応する発明の実施の形
態の構成例を示す回路図である。図3において、常用周
波数電源1は交流しゃ断器3a、2つの二次巻線を有す
る変圧器4c、各巻線に対応する交流しゃ断器3bをそ
れぞれ介して配電盤内に接続負荷の種類に対応させて2
つに分割して配設された母線6a1,6a2に交流しゃ
断器3bをそれぞれ介して接続されている。
【0031】ここで、一方の母線6aには交流しゃ断器
3eを介して変圧器群が負荷として接続され、他方の母
線6aには交流しゃ断器3eを介して電動機等の補機群
が負荷として接続されている。
【0032】一方、非常用周波数電源2は2つの二次巻
線を有する変圧器4d、各巻線に対応する交流しゃ断器
3cを介して上記とは別の配電盤内の2つの母線6b
1,6b2にそれぞれ接続されている。
【0033】そして、常用周波数電源側の配電盤内の母
線6a1と非常用周波数電源側の配電盤内の母線6b1
との間を交流しゃ断器3eを介して接続し、また非常用
周波数電源側の配電盤内の母線6b2に交流しゃ断器3
eを介して変圧器4a、周波数変換装置5、変圧器4b
を直列に接続し、さらに常用周波数電源側の配電盤内の
母線6b2に交流しゃ断器3eを介して連系している。
【0034】このような構成の電源系統において、通常
運転時は交流しゃ断器3eが開路しており、非常用周波
数電源2は配電盤内の母線6b1,6b2に電力を供給
し、周波数変換装置5は母線6b2よりこの電力を受
け、常用周波数に変換して待機している。
【0035】このような状態にある時、常用周波数電源
1に事故等が発生し、電力の供給が不可能になると、交
流しゃ断器3a,3bを開路し、交流しゃ断器3eを閉
路することにより、変圧器群は配電盤内の母線6bより
周波数に影響されない非常用電源2からの電力が供給さ
れる。従って、重要補機群は周波数変換用変圧器4a,
4b及び周波数変換装置5より常用周波数の電力を供給
することができる。
【0036】また、周波数変換装置5は低電圧切換えを
行うことにより、常用周波数電源1の周波数と同期をと
らずに切換えができる。このように本実施の形態によれ
ば、変圧器4a,4bと周波数変換装置5の設備容量の
大幅な低減と設置スペースの縮小化が期待できる。
【0037】図4は請求項4に対応する発明の実施の形
態の構成例を示す回路図である。図4に示すように常用
周波数電源1に交流しゃ断器3aを介して配電盤内の母
線6aが接続され、この母線6aには交流しゃ断器3
c,3dを介して負荷7aがそれぞれ接続されている。
【0038】また、非常用周波数電源2に交流しゃ断器
3bを介して配電盤内の母線6bが接続され、この母線
6bにはしゃ断器3e,3fを介して負荷7bが接続さ
れている。
【0039】このような構成の電源系統においては、非
常用周波数電源電源2の設備側は常用周波数電源1の電
気設備のバックアップ用設備とし、通常運転時は常用周
波数電源1側の負荷を7aを使用し、この常用周波数電
源1側に事故等が発生し、電力供給が不可能になると、
非常用周波数電源2側の非常用周波数電源2側の負荷7
bを起動し、補機等により駆動されるバックアップ用の
重用負荷を継続して運転できる。
【0040】このような実施の形態によれば、周波数変
換装置が不要となり、またバックアップ用の重要負荷を
限定することにより、非常用周波数電源2側の設備の削
減に期待できる。
【0041】図5は請求項5に対応する発明の実施の形
態の構成例を示す回路図である。図5に示すように、常
用周波数電源1に交流しゃ断器3aを介して連絡母線8
を接続し、この連絡母線8に複数の変圧器4cと交流し
ゃ断器3bとを直列にそれぞれ介して配電盤内の母線6
aに接続する。これら各母線6aには負荷7aがそれぞ
れ接続されている。
【0042】また、非常用周波数電源2に配電盤内の母
線6bを変圧器4a,周波数変換装置5、変圧器4b及
び交流しゃ断器3cを直列に介して接続し、この母線6
bには負荷7bが接続されている。
【0043】そして、前述した常用周波数電源1側の連
絡母線8と非常用周波数電源2側の母線6bとの間をそ
れぞれの母線側に交流しゃ断器3d,3eを設けて連系
している。
【0044】このような構成の電源系統において、通常
運転時は交流しゃ断器3dと3eが開路状態にあり、常
用周波数電源1から交流しゃ断器3a及び変圧器4cと
交流しゃ断器6aを介して母線6aから負荷7aに電力
が供給されている。また、非常用周波数電源2から変圧
器4a,4bと周波数変換装置5によって常用周波数電
源1と同じ周波数に変換した後、配電盤内の母線6bか
ら負荷7bのみに電力供給を行っている。
【0045】このような状態にある時、常用周波数電源
1に事故等が発生し、電源供給が不可能になると、交流
しゃ断器3aが開き、交流しゃ断器3d,3eが閉路す
ることによって、非常用周波数電源2から常用周波数電
源1の負荷7aに電力が供給される。
【0046】従って、周波数変換装置5を改めて同期制
御する必要がないので、迅速に所内電源の切換えを行う
ことができる。図6は上記第5の実施の形態の他の例を
示す回路構成図であり、ここでは図5と異なる点につい
てのみ述べる。
【0047】図6においては、常用周波数電源1側の連
絡母線8と重要負荷7cに対応する配電盤内の母線6c
とを変圧器4cと交流しゃ断器3gを直列にして接続す
ると共に、母線6cと交流しゃ断器3fとを結ぶ電路と
非常用周波数電源2側の配電盤内の母線6bとの間をそ
れぞれの側に交流しゃ断器3f,3dを設けて連系した
ものである。この場合、重要負荷7cとしては予め限定
されたバックアップすべき負荷を選定したものである。
【0048】このような構成の電源設備において、常用
周波数電源1側に事故等が発生した場合には、交流しゃ
断器3d,3fを閉路することにより、配電盤内の母線
6cよりバックアップすべき重要負荷に電力供給を行う
ことができる。
【0049】このような構成とすれば、変換装置用の変
圧器4a,4bと周波数変換装置5の設備容量の大幅な
低減と設置スペースの縮小化が期待できる。図7は請求
項6に対応する発明の実施の形態の構成例を示す回路図
である。
【0050】図7に示すように、周波数変換装置5の入
力端を常用周波数電源1に交流しゃ断器3aと変圧器4
aとを直列に介して接続すると共に、非常用周波数電源
2に交流しゃ断器3bと変圧器4bとを直列に接続し、
またこの周波数変換装置5の出力端を変圧器4cを介し
て負荷7が接続される配電盤内の母線6に接続するよう
にしたものである。
【0051】このような構成の電源設備において、常時
は周波数変換装置5に常用周波数電源1から交流しゃ断
器3a、変圧器4aを介して電力が入力されると、この
周波数変換装置5では常用周波数に変換して母線6に供
給し、負荷7に電力供給が行われる。
【0052】このような状態にある時、常用周波数電源
1側に事故等が発生すると、交流しゃ断器3aが開路
し、交流しゃ断器3bが閉路する。すると、周波数変換
装置5は非常用周波数電源2より交流しゃ断器3bと変
圧器4bを介して入力される電力を常用周波数と同じ周
波数となるように設定が変更された後、母線6を介して
重要負荷7に電力供給が行われる。
【0053】従って、常用周波数電源1が故障した場合
には、非常用周波数電源2側へ切換え且つ周波数変換装
置5にて周波数補正を行うことにより、補機の連続運転
が可能である。
【0054】図8は請求項7に対応する発明の実施の形
態の構成例を示す回路図である。図8に示すように、常
用周波数電源1から交流しゃ断器3aを介して配電盤内
の母線6に交流電力を供給し、また非常用周波数電源2
から交流しゃ断器3b、変圧器3b、周波数変換装置
5、変圧器4b及び交流しゃ断器3cを直列に介して交
流電力を供給すると共に、母線6に接続された計器用変
圧器9から取出した検出信号により周波数変換装置5の
出力を常用周波数電源1に同期させるようにしたもので
ある。また、配電盤内の母線6には負荷7が接続されて
いる。
【0055】このような構成の電源設備において、通常
運転時は交流しゃ断器3a,3bが閉路し、交流しゃ断
器3cが開路している。従って配電盤内の母線6は常用
周波数電源1を受電し、費消用周波数電源2は受電せず
に計器用変圧器9の検出信号により周波数変換装置5の
出力を常用周波数電源1に同期させておく。
【0056】このような状態にあるとき、常用周波数電
源1に事故等が発生し、電力供給が不可能になると、交
流しゃ断器3aを開路するすると共に、交流しゃ断器3
cを閉路する。これにより、配電盤内の母線6は非常用
周波数電源2より継続して電力供給を受けることができ
る。
【0057】また、周波数変換装置5を改めて同期制御
する必要がないので、迅速に所内電源の切換えを行うこ
とができる。図9は請求項8に対応する発明の実施の形
態の構成例を示す回路図である。
【0058】図9に示すように、周波数変換装置5内に
常用周波数電源1から変圧器4aを介して電力を受けて
直流に変換する順変換器10aと直流開閉器11aを直
列にして設けると共に、非常用周波数電源2から変圧器
4bを介して電力を受けて直流に変換する順変換器10
bと直流開閉器11bを直列にして設け、さらにこれら
直流開閉器11a,11bより入力される直流を交流に
変換する逆変換器12を設ける構成とし、この逆変換器
12より出力される交流電力を変圧器4c及び交流しゃ
断器3を直列に介して配電盤内の母線6に供給し、これ
を負荷7に与えるようにしたものである。
【0059】このような構成の電源設備において、常用
周波数電源1から変圧器4aを介して順変換器10aに
交流電力が入力されると、この順変換器10aでは交流
電力を直流に変換している。一方、非常用周波数電源2
から変圧器4bを介して順変換器10bに交流電力が入
力されると、この順変換器10bでは交流電力を直流に
変換している。
【0060】これら順変換器10a,10bより出力さ
れる直流は直流開閉器11a又は11bを通して逆変換
器12に入力されると、この逆変換器12は直流を適正
な周波数の交流電力に変換して出力する。
【0061】通常運転時は、直流開閉器11aが閉じ、
直流開閉器11bが開いているものとすれば、配電盤内
の母線6は常用周波数電源1を受電している。このよう
な状態にある時、常用周波数電源1側が事故等により電
力供給が不可能になった場合、直流開閉器11aを開く
と共に、直流開閉器11bを閉じると、非常用周波数電
源側の順変換器10aより出力されている直流が逆変換
器12により交流に変換され、変圧器4c及び交流しゃ
断器3を介して母線6に供給される。
【0062】従って、このような構成によれば、直流回
路により常用周波数電源1と非常用周波数電源2の切換
えを行うので、周波数変換装置5を両電源間で同期をと
る必要がなく、迅速に電源の切換えを行うことができ
る。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、常用
周波数電源から非常用周波数電源への切換時に停電が発
生することなく、迅速に同期のとれた交流電力を負荷に
供給することができる異周波数電源救援方法を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による異周波数電源救援方法を説明する
ための第1の実施の形態を示す電源設備の回路構成図。
【図2】本発明による異周波数電源救援方法を説明する
ための第2の実施の形態を示す電源設備の回路構成図。
【図3】本発明による異周波数電源救援方法を説明する
ための第3の実施の形態を示す電源設備の回路構成図。
【図4】本発明による異周波数電源救援方法を説明する
ための第4の実施の形態を示す電源設備の回路構成図。
【図5】本発明による異周波数電源救援方法を説明する
ための第5の実施の形態を示す電源設備の回路構成図。
【図6】本発明の第5の実施の形態の他の例を示す回路
構成図。
【図7】本発明による異周波数電源救援方法を説明する
ための第6の実施の形態を示す電源設備の回路構成図。
【図8】本発明による異周波数電源救援方法を説明する
ための第7の実施の形態を示す電源設備の回路構成図。
【図9】本発明による異周波数電源救援方法を説明する
ための第8の実施の形態を示す電源設備の回路構成図。
【符号の説明】
1……常用周波数電源 2……非常用周波数電源 3,3a〜3f……交流しゃ断器 4,4a〜4d……変圧器 5……周波数変換装置 6,6a〜6c,6a1,6a2,6b1,6b2……
母線 7,7a〜7c……負荷 8……連絡母線 9……計器用変圧器 10a,10b……順変換器 11a,11b……直流開閉器 12……逆変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 保坂 一志 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 山本 伸一 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 植原 辰已 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数の異なる複数の電源系統より一母
    線で受電する構成の電源設備において、常時は常用周波
    数電源を受電すると共に、非常用周波数電源を周波数変
    換装置により所定の周波数に変換して受電し、常用及び
    非常用周波数電源を並列運転し、前記常用周波数電源か
    らの電力供給が断たれると直ちに前記非常用周波数電源
    より前記周波数変換装置を介して電源救援を行うことを
    特徴とする異周波数電源救援方法。
  2. 【請求項2】 周波数の異なる複数の電源系統より受電
    する電源設備において、常用周波数電源からの電源供給
    が断たれると、非常用周波数電源からの受電に切換える
    際、この非常用周波数電源の受電電圧を変圧して受電
    し、非常用周波数のまま運転を継続することを特徴とす
    る異周波数電源救援方法。
  3. 【請求項3】 周波数の異なる複数の電源系統より受電
    する電源設備において、負荷を動力変圧器と重要補機に
    分割構成して、常用周波数電源よりそれぞれ受電すると
    共に、この常用周波数電源からの受電が断たれると、直
    ちに前記動力変圧器は非常用周波数電源を周波数変換せ
    ずに直接供給し、重要補機は前記非常用周波数電源より
    周波数変換装置を介して電力供給することを特徴とする
    異周波数電源救援方法。
  4. 【請求項4】 周波数の異なる複数の電源系統より受電
    する複数の母線から構成される電源設備において、常用
    周波数電源を受電する母線は常用周波数用の負荷に電力
    を供給し、非常用周波数電源を受電する母線は非常用周
    波数用のバックアップ負荷を有し、常時は非常用周波数
    用のバックアップ設備を停止させた状態で常用周波数用
    の電気設備を運転し、前記常用周波数電源からの電源供
    給が断たれると直ちに前記非常用周波数電源から非常用
    周波数用のバックアップ設備に電力を供給することを特
    徴とする異周波数電源救援方法。
  5. 【請求項5】 周波数の異なる複数の電源系統より受電
    する複数の母線から構成される電源設備において、常用
    周波数電源を直接受電する母線と非常用周波数周波数電
    源から周波数装置を介して受電する母線とこれらの母線
    を連絡する回路とから構成され、常時は母線連絡回路を
    切り離し、前記常用周波数電源と非常用周波数電源をそ
    れぞれの母線にて受電し、前記常用周波数電源からの電
    力供給が断たれると前記母線連絡回路を投入し、直ちに
    前記非常用周波数電源から電力を供給することを特徴と
    する異周波数電源救援方法。
  6. 【請求項6】 周波数の異なる複数の電源系統より受電
    する電源設備において、受電系統が切換えられると周波
    数変換装置により所定の周波数に変換して受電し、常時
    は常用周波数電源から周波数変換装置を介して受電し、
    この常用周波数電源装置より電力供給が断たれると前記
    受電系統を非常用周波数電源系統側に切換え、この非常
    用周波数電源から前記周波数変換装置を介して受電する
    ことにより運転を継続させることを特徴とする異周波数
    電源救援方法。
  7. 【請求項7】 周波数の異なる複数の電源系統より受電
    する電源設備において、常用周波数電源を受電し、非常
    用周波数電源を周波数変換装置により前記常用周波数電
    源と常時同期をとって待機状態としておき、常用周波数
    電源からの電力供給が断たれると直ちに前記非常用周波
    数電源からの受電に切換えて電源の救援を行うことを特
    徴とする異周波数電源救援方法。
  8. 【請求項8】 周波数の異なる複数の電源系統より受電
    する受電回路に各電源系統に対応する順変換器を有し、
    この順変換器により交流を直流に変換して出力される直
    流回路を切換え可能な構成とした受電設備において、常
    用周波数電源からの電力供給が断たれると直ちに非常用
    周波数電源から受電した直流回路側に切換えて逆変換器
    により直流を適正な電圧周波数の交流に変換して電源の
    救援を行うことを特徴とする異周波電源救援方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012500608A (ja) * 2008-08-15 2012-01-05 アルストム テクノロジー リミテッド 異なる回路網周波数を有する電力回路網において選択的に運転するための発電所設備
CN106887992A (zh) * 2017-03-24 2017-06-23 上海申能电力科技有限公司 一种多母线的电能转换与切换系统
CN116111881A (zh) * 2023-03-17 2023-05-12 山东核电有限公司 一种变频器冗余控制系统

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